約 135,456 件
https://w.atwiki.jp/yamatoschooldays/pages/14.html
藤嵜 李(ふじさき すもも) 通称 李・すぅ・もも。 撫子女子中学校2年生。 7月7日生まれ、O型。 身長156cm。一人称『私』。 容と双子の姉(二卵性双生児)。 弟とは違い、明るく楽天的で人懐っこい。 持ち前の人懐っこさで智波ともすぐ友達になった模様。容と同じくアホ毛が立っていて耳の後ろで2つ括り。 両親が転勤でオーストラリアに住んでいる為、容と2人暮らししている。 容の弁当を作るのは李の役目(自分の弁当も)。 成績は中の中で平均的。 家族構成:容(弟)と2人暮らし 逢瀬 永実(おうせ えいみ) 通称 永実・えーちゃん・エイミー。 撫子女子中学校1年生。 7月14日生まれ、B型。 身長152cm。一人称『あたし』。 護の妹。年子。 兄の護を『お兄ちゃん』などと呼ばず呼び捨てにする。 護に対する生意気な性格で兄と反発し合い、兄妹仲はかなり悪い。 兄のような勇敢な心は持っていないが正義感が強く、モメ事を治めるしっかり者な面もあるようだ。 有菜とは小学生の頃からの仲で彼女がイジメられていたのを止めたのも永実である。 ダークブラウンの髪に水色の蝶々のヘクリップをつけている。昼休みは携帯電話を片手に他校の友達と喋っている事が多い。 ワニやトカゲやヘビと言った爬虫類が大好きで部屋に爬虫類のぬいぐるみが大量に飾られているが、悪趣味だと引かれる事を恐れて秘密にしている。 古山田 有菜(こやまだ ありな) 通称 有菜っち。 撫子女子中学校1年生。 10月23日生まれ、A型。 身長152cm。一人称『私』。 永実のクラスメートであり親友。 小学3年生の頃に男子に罵られたり服を脱がされるなどと男子にイジメられていた事から根っから男子を嫌うようになった少女。 有菜をイジメていた男子を懲らしめた永実に同性でありながら恋している模様。 本人は『恋愛に性別は関係無いよ』と言って永実にメロメロ状態である。
https://w.atwiki.jp/genz/pages/108.html
奇眼藩国:アイスクリーム屋 ぐるぐるさんのぐるぐるアイス~奇眼藩国民、内緒でこっそり~ 「ふっふっふぅ…このカッコなら誰にもばれますまい…」 ぎらり、と男の目が ―もとい、その目を覆うビン底ぐるぐるメガネ― が、光を放った。 ってか、本当にぐるぐる模様が描いてある悪趣味ぶりである。 一応、帝國の人間である事を隠す為の変装のつもりらしい。 まぁ、あまり意味の無い事ではあったが。 「おじちゃん、あいすちょうだい!」 ネコ耳をぴん、と立てた男の子が硬貨を差し出している。 男はもふふ、と珍妙な笑い声を立てた。 「お兄ちゃんを呼ぶときは!」 ひゅばっ、と風を切り夜空に輝く星を指差す! 「ぐるぐるさんと呼びたまへっ!」 「うん、あいすちょうだい」 「…お兄ちゃんでも良いよ?」 男はその細長い身体をちょっと小さくして、100にゃんにゃんを 受け取った。 「よぉし、ちょっと待ってるんだよ」 男は、台の上に置かれた大きいタルの様な入れ物に突っ込まれた オールのような棒をガコガコとかき回し始めた。 撹拌して空気をたっぷりと含ませたアイスはふんわりと、 滑らかな口当たりになるのだ。 ぐるぐるアイス、とはこの様から適当にもじってつけた名前である。 材料は、 濃くてまろやかな牛乳、新鮮な卵。 素朴な甘さは高級小麦「流星」から作った麦芽糖。 どれも奇眼藩国自慢の食材ばかり。 おいしい物をみんなに食べて欲しい、そんな気持ちが一杯詰まった 最高の逸品だ。 「入れ物はコーン?カップ?」 「コーン!」 「はいはいっ!」 白く、新雪のようにキメの細かい滑らかなアイスがコーンの上に ゆっくりと山を作った。 「さぁ。出来たよ!」 「わぁ、ありがとー」 男の子はアイスを手に、祭の喧騒に消えていった。 男はその姿を、にっこりと笑いながら見送った。 「さぁさ、ぐるぐるさんのぐるぐるアイス!健康志向の貴女にも、 ちょいと食通の貴方にも、祭の思い出アイスクリーム! 坊ちゃん嬢ちゃんよっといで!祭りの夜はまだ長い!」
https://w.atwiki.jp/tmnanoha/pages/38.html
「弁償の方はいいですからさっさと出て行ってください。うちの兄が変態なせいで与えた苦痛はこれで…」 秋葉がテーブルの上に置いた小切手をずずいと勧める。が目の前の女性は毅然とした表情を崩さない。 「私はお金で解決したいんじゃないの。本人から謝って欲しいだけ」 その言葉に秋葉は苦虫を噛み潰したしたような表情をした。彼女は兄の性格をよく知っていた。 「何故俺が謝らなくちゃいけないのかわからないな」 秋葉の横に立ち眼鏡に手を当てて志貴は淀み無く答えた。 「ヴィヴィオみたいな小さな子に…これは犯罪だから」 なのははキッと志貴を睨む。 「高町さんだっけ?あの子の母親っていうならあんただって相当若い時期にやらないかをや…ちっ」 志貴は何かを悔しがるか残念がるように再び眼鏡に手を当てた。 「あーもう兄さんは黙っててください!この人はこんな性格ですから 高町さんの話はきっと聞きません。私から謝りまらせてもらいます」 秋葉は良家の娘らしく佇まいを正し謝罪をした。 「…わかりました…志貴君だったかな?もうヴィヴィオには近づかないでね」 「本人が嫌がるなら近づかないさ」 相変わらずな志貴に見切りをつけてなのは椅子から立ち上がり 琥珀に相手をしてもらってるヴィヴィオに笑顔で声をかけた。 「いこうか、ヴィヴィオ」 なのはの声を聞くとヴィヴィオは弾けるように駆け寄った。 「じゃあね~お兄ちゃん!」 そして志貴に手を振った。志貴も笑顔で返す。それを複雑な表情で秋葉となのはは見つめた。 「あらあら高町さん帰られちゃうんですか私はてっきり志貴さん争奪戦の一角を成して 秋葉様や翡翠ちゃんを悩ませてくれると思ったんですけどねぇ」 「ふぇ、え!?」 「琥珀ッ!」 「姉さん…悪趣味です」 コロコロと笑う割烹着に三人とも何言ってやがるという顔を向けた。 「ふぅー琥珀さん、俺はロリコンだよ」 志貴もまた迷惑そうに答えた。 前 目次 次
https://w.atwiki.jp/jisakurowa2nd/pages/48.html
【名前】桐原千里(きりはら‐せんり) 【性別】女 【年齢】18 【職業】桐原重工社長兼女子高生 【身体的特徴】ポニーテール、貧乳、低身長、ツリ眼 【性格】素直クール 【趣味】ペットの猫と遊ぶ 【特技】ビジネスマネージメント 【経歴】父親の急死で先日いきなり桐原重工の社長にさせられた普通の女の子。 最初は慌てていたがせっかくなので会社の裏事業を解体してクリーンな経営を 目指すことになった。レプリカントはあんまり好きじゃない。 【好きなもの・こと】 アナログな機械 【苦手なもの・こと】 デジタル機器 【特殊能力】社長になった年は経営が黒字になったので筋はあるらしい 【備考】多忙のせいで睡眠不足、授業中はよく寝てる 以下、本ロワにおけるネタバレを含む。 +開示する 桐原千里の本ロワにおける動向 初登場話 000:試合再開 死亡話 - 登場話数 2話 スタンス 対主催 現在状況 003:プログラムマネジメント 時点 ★ 具体的動向 000:安佐蔵恭二郎の死により、自社製品が殺人ゲームに使用されることを知る。 003:E-8港の倉庫にて、韋駄天開発者の息子である仁木天と合流。 韋駄天の存在を逆手に取り、殺人ゲームを破綻させるべく、行動を開始。 ★ 他キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 蝶野杜夫 敵対 - 悪趣味な殺人ゲームの主催者。 000:試合再開 神楽雅光 敵対 - 蝶野の共謀者と確信。利用するつもり。 000:試合再開 安佐蔵恭二郎 クラスメイト - 主催側に致命的なミスを誘発させた。 000:試合再開 仁木天 仲間 - 彼の両親が韋駄天開発に携わっていた。 003:プログラムマネジメント 桐野ラキ 自社製品 - あまり好きではないが、アドミン権限を有する。 - 桐野きらら 自社製品 - あまり好きではないが、アドミン権限を有する。 - ★ 最終状態 【E-8 港・倉庫内/一日目・深夜】 【女子六番:桐原千里】 [状態]:健康 [装備]:植物油 [道具]:支給品一式 [思考・状況] 基本思考:ゲームを潰す 0: クラスメイトを説得して仲間を増やす 1: 脱出方法、首輪の解除方法を模索する 2: 戦闘は極力避ける
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/228.html
気が付くと、枕元に新聞が置かれていた。 薄暗い蔵の中、読むモノと言えばこれしかない。 俺は溜息を付くと、それに手を伸ばして一面を広げる。 びっしりと書かれているのは、頭の茹だった妄想と官能小説。 果てには俺と彼女が交わっているシーンを詳しく解説したシーンまである。 全く、している間に写真を撮るのは悪趣味だから止めろと言っているのにな。 後、記事内で俺を名指しにして同意を求めたり非難したりするな。 清く正しい、事実のみを追い求める文々。新聞の名が聞いて呆れるぞ。 そう、運動後のひとっ風呂を浴びに行く前に彼女に非難をしてみたものの、 「それは○○さん専用の文々○新聞ですから問題ありませんよ」 なんてしたり顔で言われてしまった。 溜息を吐きながら、新聞の最後の欄を読む俺。 こんな歪んだ、常軌を逸した生活を嘆きつつ相応に順応して生きている俺も、随分と彼女に染められたのかもしれない。 「……生理が、止まった?」 脳がとろけそうな文体の記事には、そうはっきり書いてあった。 月の頭脳に診察して貰ったところ、一ヶ月半だそうだ。 惚気と執着に満ちた文体で書かれた記事には、おおよそ一ヶ月半前後のどの日のどの交わりで受精したのかが検証されている。 思ったより冷静な表情と思考で俺はその事実を受け容れ、俺専用文々○新聞を閉じた。 ふと、蔵の郵便受けに新しい新聞が挟み込まれていた。 天狗謹製の薬でぼんやりとする意識を引き締め、郵便受けから新聞を引き抜く。 こちらは、文々。新聞だった。表の、彼女が一般的に出している新聞。 「……つまり、近々これは事実になるって事か」 そんな諦めと絶望、歓喜と愛しさが入り交じった俺の目線の先にある記事。 そこには、『近日中に婚礼会見!? 編集長射命丸文、結婚式敢行!! お相手は……』 ふと、視線に気付き郵便受けを見る。 郵便受けの間から、文が歪んだ笑顔でこちらを覗き込んでいた。
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/816.html
【名前】ノア 【容姿】 男/12歳/150cm/40kg 黒髪。後ろで軽く纏め上げている。眼の色も黒。釣り目。 黒いスーツと黒い手袋を着用。常にお菓子を携帯。お気に入りはチョコスティック。 【能力】『Chocolate Lily - クロユリ』 手のひらで触れたものを腐食させ、溶かす能力。 無機物に対しては(規模にもよるが)数十秒で跡形もなく溶かす。 人体に対しては触れ続けなければ腐食させることが出来ない為、一瞬触れただけでは効果は薄い。 呪いに近しいものであり、能力者本人の意思で操作する事はできず常に発動している状態の模様。 【武器】『アヴェンジャー』 ノアの身の丈程ある大斧。専用の武器として製造され、柄の部分からノアの能力を吸収する。 腐食の呪いを帯びた刃は切り口を腐らせるなど、悪趣味な一撃を繰り出す。 【特性】 後天的な怪力持ち。片手で大斧を振り回せる。 【持ち物】 封呪の黒手袋…着用している限り、掌からの腐食の呪いを抑える効果。 【性格】 生意気で何事にも冷めている節があり、極度の面倒くさがり屋でもある。 年齢に似合わない物事の考え方をするが、その反面お菓子や信頼する人間を目の前にすると途端に子供らしくなる。 【戦闘方法】 基本的にはアヴェンジャーのみで大暴れ。怪力を念頭に置いた猪突猛進型。 能力を付与する時も大暴れ。手のひらで飛来物や障害物を腐食させ、防御する事もある。 【備考】 とある研究機関で育てられた試験体。身体には継ぎ接ぎの手術跡が見られる。怪力はその名残。 リリルカ・メリフルアスの研究機関への資金援助の際、たまたま目が合った彼女に使用人として引き取られる。 先天的に生まれ持っての”呪い”を帯びており、手で触れたものを腐食させてしまう。その為、能力封じの手袋を着用。 使用人の立場であるから、弁えてはいるが基本的にぶつくさ言っている。なんだかんだで忠誠を誓ってはいる様だが。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1116.html
偽装者 偽装者 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ) 偽装者 下 (ハヤカワ・ノヴェルズ) 題名:偽装者 (上・下) 原題:ASSUMED IDENTITY (1993) 作者:DAVID MORRELL 訳者:山本光伸 発行:早川書房 1995.1.31 初版 価格:各\1,700(本体\1,650) この作家の一方の名シリーズ、ドルーとソールの三部作は、シリーズ化して続編ができるものと期待していたのに、いっこうにその気配がなく、中程度のスリラーを書いてお茶を濁しているのがこのマレルという作家だと思う。もちろん『螢』はある意味ですごいドキュメンタル・ファンタジィなんだけど、 スリラーの方は、『螢』以前とは少し変わってきてしまったような気がする。 この作品もそういういみでは以前のような悲壮感がなく、スパイとして偽装生活を持ち味にして他人を演じ続けた主人公の、自分を求める心理描写に終始している。こう書いて見ると、もともとマレルの小説は自分を求め探し続ける旅であったような気がするが、何というか、この心理描写が少しばかり表層的に過ぎる気がして何とも迫力不足の感をまぬがれないのだ。 インカにまつわる巨大な何かをプロローグで示唆しているにも関わらず、この作品ではインカの部分なんてほんの少ししか出てこない。出てきてもおどろおどろしい描写で悪趣味としか言いようがなく、こういうのを船戸与一あたりが読んだら壁に投げつけそうで怖い気がする。 もちろんインカの部分が出ようと出まいとぼくは全然構わないのだけど、ほんとんどは多重人格ものを少しすりかえた程度の新しみの薄いスリラーという感じで、そうだとしたらあの種のプロローグは大袈裟なのではないかと、そのアンバランスさにがっくりしてしまうのである。 マレルの小説特有の残酷さは相変わらず局所的に見られるのだけど、以前のような読者の共感を抱え込んでしまうような主人公の悲壮感が、復活してくれる日を、これからのぼくは望むばかりである。 (1995.02.25)
https://w.atwiki.jp/legends/pages/2819.html
三面鏡の少女 52 自宅兼仕事場、そんな場所であるマンションの一室にて 作家、安芸葉鳥(あき・はとり)は編集との打ち合わせの席で、唐突に呟いた 「世界が滅びてくれないかな」 余りにも唐突な言葉であったが、向かい合う女性編集者は苦笑を浮かべる 「何度目ですかそれ。世界が滅びても締め切りは延びませんよ」 「僕はね」 葉鳥は柔和な笑顔を浮かべ、使い古したルーズリーフ帳に走り書きを始める 「宇宙がとか、地球がとか……そんな大袈裟な範囲では滅びを実感できないと思うんだ」 走り書きには名前のようなものが散見している 「ドミノ倒し、みたいな感覚かな。結末とは大きくかけ離れたただ一手が切っ掛けとなり、無数の経過を巻き込みながら紆余曲折の末に最後の一枚まで倒し切る。倒れるドミノ牌の立場じゃそれを知る事はできない。それを上から眺めているからこそ、だとは思わない?」 走り書きは止まらない 癖のある文字で単語単語がずらずらと並べられ、一見しただけでは意味は全く判らない 「そして……世界というのは、人間一人一人が持ち合わせている。一人の人間が破滅していく様もまた、世界が滅びるという事だよね」 「先生は、そういう事がしたいんですか?」 「まさか」 葉鳥は走り書きの手を止めて、くすくすと笑う 「僕一人でそんな事、できるわけがないじゃないか。だから僕は、そんな妄想を形にした悪趣味な小説を沢山書いている」 「売れてますけどね、その悪趣味な小説」 「でもそれは所詮、妄想の産物さ。本物とは比べ物にならない」 女性編集者はその言葉に僅かに違和感を覚え、それがつい口から零れ落ちる 「比べられる本物を、ご存知なんですか?」 「そりゃあ生きていれば、人間関係は色々さ」 はぐらかされた そう確信できる何かが女性編集者の胸の内に湧き上がる 「さて、それじゃあいくつかの案はまとまったし。来週辺りにはあらすじの形で出せると思う。その時にまた」 「あ、はい……それじゃあ何かありましたら編集部の方へ電話を入れて下さい」 「うん、それじゃまた」 メモや資料をてきぱきと片付けて、ぺこりと頭を下げてぱたぱたと玄関へ向かう女性編集者 その姿を見送り玄関の扉が閉まる音を確認して、葉鳥はソファーに身を預け両手を大きく広げる 「おいで、僕のドミノ牌」 言葉と共に部屋中に湧き上がる無数の蝶 どの図鑑にも載っていない、誰も見た事が無い、誰も見る事はできない、ある意味で葉鳥の妄想の産物のような存在 それ自体には何の力も無く、何に触れる事も出来ず、ただ葉鳥に見えるだけの能力 それ故に、どんな精密な感知能力を以ってしても存在を知られる事が無く、どんな力を以ってしても破壊される事はない 契約によって得た力ですら、葉鳥の意思で動く事と、羽ばたきで僅かに人の心を揺さ振る程度 その揺さ振りさえも、既に抱いている感情を僅かに、ほんの僅かに波立てる程度でしかない 個々では何の役にも立たないその力 集まったところで何の役にも立たないその力 それがこの男の意思によって動かされた時、それはまさしくドミノ倒しのように 些細で小さな一つを切っ掛けとして、大きな何かを崩壊させる 「さあ羽ばたこう、『バタフライ・エフェクト』。何時か何処かで誰かの世界を滅ぼすために」 ――― とある少女が、散歩中の犬に視線を向ける 犬がその視線に気が付いて、じゃれつくように吠えた 自転車に乗った男がその吠え声に気を取られ、僅かにハンドルの動きがぶれる それに気がついた学生が歩道の端へと身を寄せて それを見た乗用車が僅かにスピードを落とし その僅かな減速で信号に引っ掛かる 数十秒の待ち時間が僅かな苛立ちを生み ほんの一瞬だけ発進速度が増してしまい 驚いた歩行者の老人に、車への不信が微かに生まれ―― そんな微かな感情の波が、次から次へと何処かへ何かへ繋がれていき 勢い良く他の牌を巻き込み倒し続けた『微かな感情の揺らぎ』のドミノ倒しはやがて 「え?」 歩道を歩いていた女性編集者は、何が起こったのか全く理解できなかった 彼女が現状を理解する前に、眼前まで迫っていた無人のトラックによって撥ね飛ばされていた この事故の原因は、運転手のサイドブレーキの引き忘れであったが、そこに至るまでの数千数万に及ぶ塵のような紆余曲折は誰も辿る事は出来なかった ――― 数年後のある日 葉鳥は唐突にとてつもない不快感に襲われる 日々楽しんでいるドミノ倒しの最中に、途中の牌を一つ抜き取られてしまった、そんな感覚 一人の少女に向かい倒れ続けるはずだったドミノは、それっきり動かなくなってしまう その不快感はやがて興味へと変わり、葉鳥はそれまでただ並べ倒していただけの牌一つ一つを丹念に調べ直し、それらが至る最後の一枚である少女について調べ上げ 「逢瀬佳奈美」 その名前を知り、顔を知り、人間関係を知り、家族構成を知る 「ああ、なるほど」 葉鳥は楽しそうに、とても楽しそうに微笑んだ 今まではただなんとなく呆気なく滅ぼしてきた『世界』を 初めて、滅ぼしたい目標として見定めたのだ たった一つ、逢瀬佳奈美という牌を倒すために 彼女を守る様々な強固なる牌を倒すために より勢い良く、より多くの、より大きな牌を巻き込んで倒すために 葉鳥はありとあらゆるものを巻き込む巨大なドミノ倒しを築く計画を、その脳内で静かに構築し始めていた 前ページ次ページ連載 - 三面鏡の少女
https://w.atwiki.jp/25438/pages/744.html
戻る その他短編SS これは幾らなんでも悪趣味にして悪質にも程がある なんで普通に祝うってこと出来ないんだよこいつら… -- (名無しさん) 2013-01-16 21 46 07 澪の生真面目さ、誠実さがバカにされたような気がする。 最後強引に良い話に持っていったけどニコッじゃないよな。 -- (名無しさん) 2013-01-16 22 45 19 ↓及び↓×2に同意。 友人を喜ばせる為とはいえ、何やっても許されるものじゃない。 澪はこんな連中とはさっさと縁を切るべき。 -- (名無しさん) 2013-01-16 22 58 41 つくづく澪は軽音部にいるべきじゃないと思わせる話だな 澪を弄ぶことしか出来ない奴らは本気で殺意を抱くわ -- (名無しさん) 2013-01-17 01 42 54 まぁそこまで怒らなくても… サプライズってことでいいんじゃないかな? 澪ちゃん!おめでとう!! -- (名無しさん) 2013-01-17 07 15 44 なんつーか、ネタとしては完全に賞味期限切れて腐ってる -- (名無しさん) 2013-01-17 07 40 31 澪ちゃん誕生日おめでとう。 叩かれ過ぎてるから擁護したいけども、少し擁護しにくいな... 縁を切るべきとかはちょっと言い過ぎだと思うけど... まあ面白かった。あずにゃんが可愛かった。 -- (名無しさん) 2013-01-17 10 08 14 コメント寒すぎる 澪じゃなくておまえらがかわいそうに思えてきた -- (名無しさん) 2013-01-22 15 56 03 SSにマジレスするに自信ニキ -- (名無しさん) 2015-02-14 01 16 29 何かすごいことになってるコメ欄がおもろい。 -- (名無しさん) 2016-12-21 23 13 57 SSに熱くなりすぎるのは少々大人げないですが↓や↓↓や↓↓↓のようなまともな感想もしないで熱くなった人を小馬鹿にしてるだけというのはそれはそれでみっともないです。 自分としても話として趣味が良いものだったとは言えない感じだったので納得いかないと思った人には折角の誕生日のSSでこのような、と怒り心頭になったのは仕方なかったのかなと。 -- (どろぼー) 2016-12-23 22 13 31
https://w.atwiki.jp/starlightdogclub/pages/108.html
理事FBにて必死に里親募集中。8/15千葉支部参戦表明(ML時からの老舗支援者) HPに残っている保護犬をさばこうと毎日更新中。あのHPに誘導する不毛さに気づいていない。 悪趣味なTOP画像とどこぞの塾宣伝を真似た、軽薄なキャッチコピーでのボラ募集。お買い得セールスではないのだ。善意の協力を仰ぐのに、あのキャッチコピーはどうなのだろう。知らない人間にいきなり「アナタ!」呼ばわりされて、その気になるボランティアがいるだろうか。 根本的な姿勢から間違っている。人にものを頼む時には真摯さと敬語が必要ではないだろうか。「下手に出てやっている」「ボランティアをさせてやる」という驕りを感じる文章にしか見えない。 対人関係のイロハから学びなおしてほしいものだと思う。 チワワ牧場からの保護犬里親、チワワ牧場へ行く。 三日連続酷暑の中、それでも牧場は開園されている。現場を見た方はどう思っただろうか。 月に1度、数頭の子犬と母犬を保護して改善されると思えただろうか。栃木県本日の気温最高39℃、木陰を探し少しでも涼をとる犬達。当然木陰には害虫も生息している。 月に1度の掃除とシャンプーで、どうにかなると思えただろうか。ただの偽善と自己満足でしかないと思わないだろうか。 そしてコメントID隠し 3 ■無題ここによくコメントしてる人って、ちわわ牧場から子犬を盗んだ人の仲間よね~ ちわっこ 2013-08-13 未だにこのようなコメントを書き込むのは誰か。もうおわかりだろう。 チワワ牧場オーナーは被害届けすら出していない。真実は闇の中、騒ぎ続けているのは個人のみではないだろうか。しかも書き込み先は善意の里親ブログ。感謝の意どころか立派な嫌がらせ行為。ここでも良識が問われる。 いやらしく、粘着質な手口。毎度のことである。真実と向き合い、真摯に考え始めれば、待っているのは嫌がらせと小細工ばかりなのだ。 改めて「恥知らずな集団」としか言えず失笑。