約 135,445 件
https://w.atwiki.jp/anohennomtm/pages/35.html
Deryck Beinlich 黒魔術師:フィロンファス 契約者:リオネル(m92) 魔女の子。170cm/58kg/17歳/11月11日生まれ 金髪ウェーブ。前髪はピンクの花の髪飾りで上にまとめている。両耳に丸いピンクのピアスを1つずつ。目の色はピンク。右目に眼帯。 1人称は俺。2人称は君か呼び捨てか特定の人のみ君・ちゃん。頭はいい。 好きな物はピンクと黒と髑髏とワイン。嫌いな物は汚いもの。 全身ショッキングピンクと髑髏の悪趣味な男の子。 人の話を全く聞かないマイペース自由人。いつもニコニコしている。 魔力について 魔女の母親から力をすべて受け継ぎ、莫大な魔力を持っている。 魔力はピンクの目に籠っている。目はデリにとって心臓と同じくらい大事。 しかし、右目は幼少時に狂った父親に食べられたので、今は左目にしか力はなく、弱くなってしまった。 右目は一応形としてあるが、色は黒くて視力もない。見た目的にかわいくないという理由で髑髏の柄が入った黒の眼帯をしている。(本人はお気に入り) デリは力を使えば使うほど魔力を失うタイプです。 戦闘能力 拳銃とステッキを使用。除霊・退治専門の魔術師。 拳銃:モンロー。リボルバー式の軽くて使いやすいタイプ。金色に持ち手がピンクという趣味満載の改造銃。 魔力を籠めて撃ち、除霊。霊は成仏ではなく消滅する。 弾を入れて撃つことも出来るが、手入れが大変なため滅多にしない。 ステッキ:マリリン。髑髏をモチーフにピンクのリボンを装飾したステッキ。こちらも趣味満載。 魔法を使えるよ!水、風、火、電気などオールマイティーに何でも使える。治癒や幻術などよりは、戦闘的な魔法。 デリは一応昔から何でもそつなくこなすオールマイティーな子です。 勉強も運動も料理もさらっとできてしまいます。苦労を知りません。 これから苦労するんだよね!
https://w.atwiki.jp/cyberpunksure/pages/34.html
製造番号 FFT-48mh 商品名 ハックスラッシュ かつて、『ナルセ生物科学』と言う暗黒メガコーポにて製造された少女。 主な用途は暗殺やハニートラップ、破壊工作等。 特殊なフェロモンによる洗脳で、主人と認識した存在に対して一種の盲信状態になる。そうなるとどんな命令でも快感に変わる。足舐めようが、椅子になろうが、殴られようが。 最近では自身の一部を養殖し、食品として主人に提供することもしばしば。 心中物が好き。 しかし、彼女は情緒不安定な状態で製造されてしまい、他個体よりも依存性と凶暴性が強い。 アプローチも他の個体に比べてかなり過激で、かつ積極的だろう。 アイヌ犬のように主人に忠誠を誓うが、同時に裏切られると全てひっくり返る。 憎悪と嫉妬の元、確実に元主人を始末しにやってくるのだ。 安全装置として遺伝子コードが登録されている。 特定のワードに反応して機能を停止したり、任意の行動を行わせたりが可能。言わば催眠術めいたものだ。 裏切ると徹底的に殺しにかかるヤンデレ。 ちなみに愛のあるペット扱いというか、モノみたいに扱われるのが性癖らしい。 現在、死体と猫耳と通常版の三人がいる。 ハッシュ 最初の個体。バイ。主人を誘惑するのは悪趣味な金持ちのプレイをしたいから。 デッドハッシュ 徹底的に加工された死体。腐らない。抱き枕やらクッションにされる。 スラッシュ バイ。いじっぱり。猫耳の小麦肌。猫みたいに扱われると興奮する。 ロリッシュ デッドと同じく、加工された死体。出番が少ない。 ハック レズ。よく女に手を出す個体。例えクローンの自分でも我慢出来ないのがしばしば。 差分
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/2704.html
淫魔達に伝わる書。 伝承上の存在である『夢に入り込む淫魔』が書いた物と言われている。 『愚行の書』の最初には創世神話に関する内容が記載されているが、それはある『夢に入り込むサキュバス』が創造神の夢に入り込み、そこから盗み出した内容だとされている。 他の神話や宗教においては『偉業』とされる創世であるが、この書には創造神が創世を『愚行であった』と悔いている記載がされているらしい。 その後には淫魔族の視て来た歴史、彼等彼女等と接点を持った他種族についての記述が延々と続く。 『世界最初の愚行』である天地創造を始め、多種多様な愚行とその顛末が歴史として記されているが、この書の一番の特徴は『現在も内容の書き込みが続いている』という事である。 誰かの夢に入り込むまでもなく、『愚行』は世界中に溢れている。 加筆される内容は淫魔由来の書だけあり艶笑譚が多い。 更には料理での失敗例から珍しい死に方を揶揄すると言った悪趣味なモノまでも。 だが中には非常に危険なモノもあり、禁呪指定の魔法の使い方や『深淵の書』めいた読むだけで正気が失われかねない内容を含んだ記述もあったりする…。 そして世の中にはこの『愚行の書』の頁を細かく裁断し、無造作にかき混ぜた状態にしてから再統合させたような写本が幾つか存在している模様。 それらは一部の学者や賢者によって収集され、将来の『愚行による危機』への対策として解読や研究が進んでいる。 専門家ならばどの系統の写本が本物の危険文書かをある程度は判断出来るだろう。 関連 淫魔 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/89.html
【マスター】 夜科アゲハ@PSYREN -サイレン- 【参加時期】 原作最終巻、力を使い果たし目覚める寸前(起きろアゲハ直前) 【マスターとしての願い】 皆の元へ帰る。 【weapon】 PSIと呼ばれる超能力を扱う、また力の酷使は脳に多大な影響を与える。 【能力・技能】 彼はPSIと呼ばれる超能力を扱う。 特に扱うのライズと呼ばれる身体能力の強化。これにより超人的な体術と運動技能を得る事ができる。 彼の代名詞と呼ばれる力が暴王の月(メルゼズ・ドア)と呼ばれる力。 黒い球体を召喚しその球体は周囲のPSIに反応し無差別で全てを消し去る力を持つ。魔力などを吸収する性質も持つ。 燃費が悪すぎるためアゲハそれをプログラムによって幾つかの技として扱う。 主に扱うのは暴王の流星(メルゼズ・ランス)と呼ばれる遠距離攻撃である。 相手の魔力を自動で数回に別けて追尾する矢のような攻撃、しかし魔力が一帯に充満していると追尾プログラムは失われてしまう。 【人物背景】 学校一のトラブルバスター(+メーカー)と呼ばれていた俗にいう不良少年だった。ある日偶然赤いテレホンカードを手に入れ運命を歪められた。 サイレンゲームと呼ばれる未来の荒廃した世界で行われる悪趣味な遊戯に巻き込まれるが仲間と共に乗り切っていた。 その中で超能力であるPSIを学び戦力を増しつつ来たる最終決戦に備えていた。 そして己の力えお全て出し切り一つの区切りを付けたが本人は力の行使により眠ってしまう。 そして自身を呼ぶ皆の声に導かれるように目を覚ますが――今宵、月の聖杯戦争に招かれる。 【方針】 セイバーと共に天戯弥勒の元へ辿り着く。
https://w.atwiki.jp/fernet/pages/52.html
20歳くらいの年恰好の若者。 ファミリー・ネームは無い。ピエトロと同じく孤児であった可能性が高い。 フェルネット・ファミリー情報部門の新入りで、デボラの配下であるが、 フェルネット・ファミリーの正規構成員ではない単なるチンピラ。 普段はデボラの経営するダウンタウンの娼館で客引きをやっており、デボラを『パドローナ』(女主人の意)と呼ぶ。 ショートブルネットの髪にいかにも軽薄そうなヘラついた表情の、ひょろりとした体躯の若者。 ヒョウ柄の悪趣味なシャツにスリムパンツという装い。 腕っぷしは全くと言っていいほど無く、今まで口八丁手八丁で世の中を渡ってきたお調子者。 軽薄な性格であるものの、長い間ダウンタウンの魔窟で生活しているためか肝は座っており、 主人の命令とはいえ銃撃戦の危険がある場所の道案内に(文句を言いながらも)出向く、 敵の車両にこっそりGPSを仕掛けるなどといったことも卒なくこなしている。 また外見に反して恩には必ず報いる義理堅さも持ち合わせている。 最初はピエトロとエステルの兄妹がダウンタウンのピッコラ・フェリチタへ行くための道案内にとデボラが差し向けた人材だったが、 フットワークが軽く使い勝手がいいため、道案内後もピエトロが便利に使っている。 十歳以上年上の人間が大半のファミリー内において年が比較的近く、 気安い性格という点から、エステルもニコラには親近感を抱いている模様。 エンリコ・デ・ムーロと実子ドナテロの一件が終息した後、ピエトロがデボラに掛け合ってニコラの配置換えを要求。 デボラが快諾したため、晴れて情報部門付から正式にエステル付の構成員(という名の雑用係)となった。 屋敷のドレスコードに従ってヒョウ柄のシャツは脱いだものの、ゆるゆるネクタイの黒服に胸元の開いた紫色のシャツ、 スーツも腕捲りするなど趣味悪く着崩すのは止められない模様。
https://w.atwiki.jp/ragadoon/pages/1597.html
基本情報 永い後日談のネクロニカ GM:カッツォ PL: システムの概要 荒廃した世界で死から呼び戻された少女たちが、生き残った人々を悦ばせるためにひどいめにあうシステムです。もちろん、PCは悦ぶ側ではなく悦ばせる側ですが... 退廃的かつ悪趣味な唯一無二の世界観と戦略的な戦闘、癖を詰め込めるだけ詰め込んでいいキャラ作成が魅力のシステムです。また、戦闘のバランス調整は外部から助っ人を呼んでいるためそれなりにやりごたえのあるものをご用意できるはずです。 キャンペーンの舞台となるのは遺棄された海底採掘プラント。海中という特異な環境で皆様の邪悪な創意が発揮されることを願っております。 ↓こんな人にオススメ! かわいそうはかわいいと思える人 多腕、単眼、機械化等の異形が好きな人 深海の奇矯な生物や苛烈な環境に惹かれる人 初心者GMのガバを許容できる人 逆に、 グロテスクな描写が苦手な人 陰鬱なストーリーが好みではない人 閉所や暗闇、深海などにトラウマを持っている人 にはあまりオススメできません。 レギュレーション等 GMは基本ルールブックに加えてサプリメント「歪曲の舞踏」を使用します(増えるかもしれません)。 PLには基本ルールブックの所持を望みます。強制はしませんが、あった方が楽しいです。 定例卓の時間について 時間は融通が利きますが、毎回3時間は活動したいです。 募集人数 3~4人を希望。 キャラクター紹介 [部分編集] PC1 + 基本情報 PL名: 性別: linkプラグインエラー URLを入力して下さい。[#ここにURLを挿入} + 設定等 キャンペーン情報 第1話『』
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/1538.html
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッ -- (名無し) 2015-05-11 22 00 12 うわあああ…グロし -- (名無しさん) 2015-05-23 16 42 54 ハゲにするところは笑った -- (名無しさん) 2015-06-07 12 58 49 うあああああああああwwwやばい! -- (名無しさん) 2015-06-21 15 43 24 HIDOSUGIRU 意味ひどすぎる -- (かめかめ) 2015-08-14 10 31 47 これはトラウマになるレベルだわ -- (名無しさん) 2015-08-25 12 37 11 誰かコブラ呼んで来い! -- (HEARKEY) 2015-10-19 19 17 42 ちょw殺している人間強すぎだろwあの三人組はドラゴンボールのキャラぐらいの強さがないと倒せないレベルの強さなのにその三人組を殺した人間は化け物かよw -- (名無しさん) 2015-10-24 20 39 32 キャラ崩壊 -- (かめかめ) 2015-11-15 17 44 14 こういうゲーム作る奴はひどいな。 -- (夏風) 2015-11-29 11 49 48 ハンマークレイジーで笑ったw -- (名無しさん) 2015-12-05 14 11 12 殺してる人間はスーパーサイヤ人かなにかだろうねきっと・・・ -- (名無しさん) 2016-04-15 22 58 44 私もメイファシーズン主人公3人を殺すRPGを作ってみるか。 -- (セルシウス) 2016-07-07 04 09 18 あーでも一回敵にパワー盗られて負けかけたよ 多分天才科学者なら何とかなる。 -- (蒼空) 2016-07-30 10 04 31 PPG3人を倒したのって、ドロシア、ルシェ、セルシウスの3人だったりして。 -- (リリス) 2016-08-01 04 38 28 どんな作品でもリョナる奴は現れる。 -- (茄子ふとん) 2016-12-30 18 48 38 星の島がやってたな… -- (威圧) 2017-08-07 12 45 14 これ、子供ん時見てトラウマになったことあるわwww -- (シャラ) 2017-08-18 15 21 55 パワーパフガールズ可哀想 -- (名無しさん) 2018-03-04 03 17 51 豊田議員このハゲーーーーー!! -- (名無しさん) 2018-03-04 03 19 03 ハゲになったバブルス豊田議員このハゲーーーーー!!違うだろ!!違うだろ馬鹿かお前か -- (名無しさん) 2018-03-04 03 23 54 削除しました。 やったけどむずい -- (名無し) 2018-12-18 20 15 13 リョナゲーというより普通にアンチの悪趣味ゲームだと思う -- (名無しさん) 2019-03-31 13 22 23 デスヨネー -- (名無しさん) 2019-04-11 19 06 59 この赤い人がターゲットみたい。 -- (名無しさん) 2019-04-12 15 29 43 まじかよ・・・パワーパフガールズ -- (999) 2019-04-18 22 40 10 このゲームの作者に何をしたんや・・・ -- (999) 2019-04-18 22 42 39 スターアイランドがやったやつか -- (名無しさん) 2019-05-02 16 57 26 スターアイランドの実況動画から観たけど酷いな。よくあんなもの思いつくね -- (名無しさん) 2019-06-03 07 29 05 コメント削除済み 一番上に動画3つ出てきて、その中にスターアイランドさんの実況動画があった -- (名を名乗らない) 2019-07-28 16 33 38 YouTubeの観たけど個人的にバターカップが1番グロかった。その次がバブルスで1番マシだったのがブロッサム(リーダーらしくてかっこよかった)。 -- (名無しさん) 2019-09-12 15 24 56 小学生の時みてトラウマになったやつ -- (なんかもうダメダメなやつ) 2019-12-12 20 41 10 … -- (ゆっくり) 2020-02-20 06 55 43 パワーパフガールズだと、「悪霊バブルス」って奴もかなりヤバイ -- (なナス) 2020-03-05 13 57 14 やっとこの記事見つけたわ めささんの動画で入力したワードが「kill the Powerpuffgirls」で率直だからワード名が違ったんだね -- (名無しさん) 2020-07-12 10 49 50 自分が殺戮者になってブロッサムたちを殺すわけか。 -- (名無しさん) 2020-08-12 17 18 19 悪霊バブルス...興味本位で見たけど後悔してる...こんな時間に見た自分が恨めしい -- (名無しさん) 2020-10-17 01 44 30 スターアイランドさん実況してるらしいね -- (ショボーン) 2020-11-07 10 46 29 このゲームもできなくなっているっす。 -- (名無しさん) 2021-01-19 01 00 44 悪趣味なゲームだ... -- (ゲーム太郎) 2022-01-30 15 44 23 ただのリョナやん -- (名無しさん) 2022-07-04 16 01 20
https://w.atwiki.jp/bwm_synthesis/pages/325.html
423:味醂 2010/11/12(金) 07 43 24 ID RDf7oncs0 【クリスタルモバイル】 用意するもの •携帯電話 •ローズクォーツ •水晶 •両面テープ •赤いスパンコール •赤いセロハン(または赤いビニール袋) 手順 1、携帯電話を左手に持ち、メールしてほしい相手のことを心に描きます。 2、液晶画面に相手の名前と自分の携帯番号を打ちこんで表示させます。メール作成画面等でどうぞ(´∀`) この時間違って送信しちゃわないように注意して下さいね。 3、携帯全体をセロハンで包むか、ビニール袋に入れます。画面が切り替わらないように注意して下さい。 4、左手にローズクォーツと水晶を持ち、再び相手のことを考えます。 5、これらを両面テープで携帯に貼り付けます。(セロハンやビニールの上からでおk) ローズクォーツが携帯の右上、水晶が左下にくるようにして下さい。 6、一掴みのスパンコールを左手に握り、もう一度強く相手のことを思います。 7、スパンコールを両面テープでセロハン(ビニール袋)にぺたぺた貼ります。 悪趣味に見えるかもしれませんが、赤くてキラキラしていること重要ポイントです。 以上で儀式は終わりです。 あとはメールがくるのを待つだけです(*´∀`) この魔術は人によって相性があるみたいで、なかなかうまくいかない場合も根気よく試し続けてみて下さい。 慣れてきたら一連の作業が終わる前に相手からメールや電話がくるようになります。 パソコンでの連絡をお待ちの方は、壁紙を赤い水晶の画像にしてみると同じ効果が得られますよ^^ もともと赤い携帯をお持ちの方はセロハン云々の手間が省けるのでお気軽にやってみて下さい。
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/109.html
揺れる意志、変わらぬ夜空 ◆yX/9K6uV4E 始まりは何時だって唐突だ。 ホント、アタシの都合なんてお構いなしにやってくる。 けれど、その度にアタシはアタシの決断をしてきたはずだった。 無くしたものもあったけれど、後悔はしなかった筈。 アイドルになった時だってそう。 其処にはアタシの確固たる意志があったはずだから。 スカウトされたとはいえ、最終的に決めたのは自分自身。 だから、ただアタシは前を向いていればいい。向いてるだけでいい。 そう思ってアタシは進んできた。 思いっきりアタシの歌を歌ってきた。 けど、けれど、これは、流石に迷うしか無かった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あークソッ」 無数の星を散らばせた夜空の下、一人の少女が苛立っているように髪を掻き毟っていた。 薄い茶色の長い髪が乱暴に揺れて、さやさやと夜風に舞う。 少女の開始場所だった雑居ビルの屋上からは、むかつくくらい綺麗な星が見えて。 一瞬だけ見とれて、見とれた自分がなぜか許せなくて舌打ちを打つ。 そして、少女は屋上のフェンスに思いっきり寄りかかった。 なんか無性に身体がだるい。 気分はとっくに最悪で。 はーっと少女は思いっきり溜息をついた。 「何だってんだよ……ちっ」 少女――松永涼は自分自身が苛立ってる事に理解しながらも、苛立ちを隠すことなんて出来なかった。 余りにも巫山戯た殺し合いなんかに巻き込まれて、苛立たない訳が無い。 言われてることはとても単純だ。 自分のプロデューサーを人質に取ったから、殺し合え。 最後に残った一人だけが生き残れる。 「ああ、実に解りやすいルールだよ。単純だ……けどな……悪趣味すぎんだろうが」 単純明快で、だからこそ悪趣味としかいえない。 よりによって、アイドル同士なんて考えた奴の気が知れない。 知りたくも無いけどと涼は呟いて、更にフェンスにもたれかかった。 「銃とか支給されても……上手く使えるか分かんないね」 涼に支給された銃はイングラムというものらしい。 短機関銃らしいが、果たして上手く使えるかどうか。 武器としては当たりだからいいと言えばいいのだろう。 けれど、だからこそ涼の決断を鈍らしてしまう。 「解ってる……生き残るにはやらないといけないって」 悪趣味な殺しあいだ。 巫山戯るなと思う。 生き残るためには殺さないといけない。 ほかのアイドルを、だ。 生き残るためには一人にならなければならない。 「………なら、なんであいつがいるんだよっ!」 ずっと感じていた苛立ちを篭めるように、涼は吼えた。 怒りと悲しみと苦渋に満ちた表情で。 今も、怯えてるかもしれない少女のことを考えながら。 涼は思いっきり、地面を蹴りつけたのだ。 地面を蹴ったって、何も変わりはしないのに。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ アイドルになってプロデューサーから、一人の少女を紹介された。 アタシよりも、大分年下の少女……というより子供の女の子。 プロデューサーの背に隠れた臆病そうな子。 面倒くさそうな子だなと思って。 一緒に組む子だと紹介された時、なんの冗談かと思った。 相性だけ言ったら、多分最悪に近いだろうと思ったし。 オドオドして、プロデューサーの背に隠れたまま、顔を出そうとしない。 アタシを怖がってるというのぐらいは直ぐに解かった。 まあ、バンドやっていた頃からそういう顔だってのは知っていたし。 不良っぽいと言われてたのは事実だ。 だから、こういう大人しい子に怖がれるのは知っていたし、慣れてた。 アタシはこれ位普通だったんだけど、一緒に組むとなると話は別。 とても、やっていける気が自信が無い。 アタシは正直な気持ちをプロデューサーにぶつけた。 けど、プロデューサーはアタシに向かって、殆ど挑発する言葉を投げ方のだ。 ――――また、独りになるのか? 投げつけられた言葉。 私のトラウマを刺激するには充分すぎて。 衝動的な怒りと恐れに動かされて、プロデューサーの胸倉を思い切り掴んでいた。 その事は、アタシにとっても禁忌だったというのに。 プロデューサーの後ろで、紹介された女の子が震えていたけど、気にもせず。 そして、アタシは言ってやった。 「上等だ、やってやるよ」 今思えば、発破をかけられたんだろう。 それに私はまんまと乗せられたようなもんだった。 カッとしてたのも正直ある。 けど、後悔はしてなかった。 見返してやると思っていたから。 そうして、アタシは背中で怯えている少女――白坂小梅と組む事になったのだ。 ――――で、組んでみて。 思いのほか、馴染んで、しまった。 アタシ自身が正直ビックリした。 一緒に歌を歌ったり、ダンスを踊ると、驚くくらい息が合うのだ。 小梅がアタシに合わせたり、アタシが小梅に合わせたり。 小梅と一緒にやってると、とても楽しかった。 もっともっと先までいける。 そう、思うぐらいに。 まんまと、プロデューサーの思惑通りになったわけけど。 楽しいから、いいやと思ったから。 それと、意外な共通点があった。 それは趣味で、ホラー映画鑑賞というものだった。 一緒にみたりで楽しかったさ。 ……まあ、小梅はもっとガチで若干引きそうになったことがあったけど。 ……そう、楽しかったのだ。 トラウマがどうでも良くなるくらい。 小梅は、可愛い子だった。 最初怯えていて、懐こうとしなかったけど。 それでも趣味が一緒で、その話で盛りあがったりすると、懐き始めて。 優しくて、恥ずかしがり屋で。 それでも、笑顔がいい子だった。 だから、護ってやりたいと思った。 そう、アタシにとって。 小梅という存在は『アイドル』としての松永涼の大切なピースになっていたのだった。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「小梅……ちっ、何で居るんだよ」 涼は、大切なパートナーの名前を呼ぶたびに、思わず舌打ちしてしまう。 逡巡して、それでもなお自分の行く道を定められない原因の少女。 今もきっと怯えているだろう。 お化けよりよっぽど死が近いこのリアルに。 そう思うと、涼は段々苛立ってきてしまう。 「護らなきゃ……小梅は……アタシが……」 そう、小梅は涼自身が護らなきゃいけない。 自分の手で護らないといけない。 そう誓ってるし、そうしたいと思う。 「けど、生き残れるのは、一人だ」 そう、生き残れるのは一人だけ。 小梅と自分が生き残ったとしても、最終的に殺しあわないといけない。 解かっている。解かっているがそれを口にして確認したかった。 口にした所で、何も変わらないだけど。 「ふざけんなよ……ふざけんなよ」 何度も納得しようとして、結局できやしない。 ぐしゃぐしゃと髪を乱暴にかいて、落ち着こうとする。 涼は、思いっきり息を吐いて、前を向く。 そして 「とりあえず……小梅を探そう」 涼は、初めて決断を鈍らせたのだった。 何にせよ、小梅と合流できなければどうしようもないと思って。 そういう言い訳をして居る事から、目を背けて。 「選べないよ……選べる訳ないだろ」 護る事、殺す事。 握ったイングラムをくるくると回して。 「出来る訳が無い、出来る訳がないだろ!」 生き残るためには、小梅を殺さないといけない。 そんな事出来る訳が無い。出来る訳が無い。 だから、 「なんで……なんだよ……なんで、なんだよぉおおおおおお!」 どうにも、ならない思いを、叫ぶしか、出来なかった。 涼の叫びが、夜空に響き続けて。 けれど、空は変わらず、星が輝き続けてるだけだった。 【B-4 雑居ビル屋上/一日目 深夜】 【松永涼】 【装備:イングラムM10(32/32)】 【所持品:基本支給品一式、不明支給品0~1】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:小梅と合流 小梅を護る? 1:小梅と合流する。 前:リトル・ヒーロー 投下順に読む 次:約束 前:リトル・ヒーロー 時系列順に読む 次:約束 松永涼 次:終末のアイドル~what a beautiful wish~ ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1565.html
【名前】神撫 灯狩(かんなで ひかる) 【性別】男 【所属】科学 【能力】レベル0 【概要】 スキルアウト『威苛頭血(イカズチ)』の現リーダー。10代後半の青年。 温厚な態度かつ優しい雰囲気が漂っており、スキルアウトのリーダーとは到底思えない。 どんな場所にもかかわらずに茶会を開き、茶を点ててメンバーに振る舞うという変わった趣味を持つ。 自身のスキルアウトのメンバーを「家族」と称するなど一見すると心優しいが、 それは自身のスキルアウトのメンバーに対してのみであり、部下に危害を加えた人間や敵対する相手には容赦しない。 他組織の人間に対して、どこかよそよそしい態度をとることもある。 その他にも、他人の土下座をする姿を見るのが好きという、悪趣味な一面を持つ。 組織の方針は、一応今のところ現状維持という体制を貫いているが、 他のスキルアウトや組織との交渉が得意で、リーダーとしては意外と優秀。 幼い頃から剣道をしていたらしく、剣術の腕が高いが、銃火器の扱いは剣と比べるとそこまで上手くない。 実は、実家がヤ○ザの家系なのだとか。 【特徴】 身長は170前半で、揉み上げ部分を斜めに切り揃えた黒髪のショートヘア。 左頬にハーケンクロイツのタトゥーを彫っている。 体格は細めで、普段は優しそうな目つきの優男だが、本気時は鋭い目つきになる。 白を基調とした服に黒いジーンズをはいており、日本刀を持ち歩いている。 【台詞】 一人称は「私」で基本的に敬語で話す。 「ふふっ、どうですか?私の点てた茶は?和菓子もありますよ」 「縄張りの一部を私達に譲渡して下さったら、 貴方達の知らない他組織についての情報を提供します。この条件でどうでしょう?」 「そうですね・・・場合によってはこの刀でミンチにして差し上げますからお気をつけを(ニッコリ」 【SS使用条件】 特に無し