約 6,676 件
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/1141.html
№11 はキマです -- (名無しさん) 2013-08-28 16 16 44 抜けていたユニットの情報を追加しました。 -- (名無しさん) 2013-09-01 18 01 33 不死で提案があったので試験的に一番下5体の配置を変更してみましたが、 いかがでしょうか。 -- (名無しさん) 2013-09-02 21 43 10 バアル、マカラ、キャンサー、エキドナ、ダレオスのテキスト等埋まっていない部分を埋めておきました。 -- (名無しさん) 2013-09-13 12 18 06 キマのフレーバーテキストの『おさいに』は、『おれいに』の間違いでは? 確証無いですが、気になりましたので。 -- (名無しさん) 2013-09-17 17 07 04 シェラハの光のダイヤモンドは20%減です。 召喚時は85/60 覚醒時には加算され40%減で、93/75 超覚醒時は解放で220/220 おそらく、死男のアーツ喰らうと205/175になるので一応弱体化はするはずです。 -- (名無しさん) 2013-10-01 18 43 20 フレーバーテキストの編集お願いします。 深きものども 私は、嵐の中、この海辺の町から一刻も早く立ち去りたいと宿を後にした。やはり、皆の忠告を聞いておくべきだった。今日こそ、隣町への駅馬車が出ていることを強く祈り、冷たい雨に耐えながら停留所で待った。思えば、この町は全てがおかしかった…まるで異界から流されてきたような町並み…そしてあの嫌な臭い…そう、丁度こんな腐った魚のような…気がつくと、宿の主人が、忘れてきた私の上着を手に立っていた。 「や やぁ どう…されたんですか? あぁ それ 私の… あれ… あなた顔が変わっ… 声も…ヒィッ!」 -- (名無しさん) 2013-10-11 01 06 43 アプカルル おぉ 海の賢者様の波乗りじゃ 今日も賢者様は元気よな 賢者様は ずぅっと昔に 我らが国に 文字を 技を 知識を 授けてくださった 故に 我が国は 近隣のどの国よりも 強く 豊かで 先を行っておるのじゃよ 賢者様がおわす限り この国は安泰じゃ ん? 賢者様はいつまでこの国におるのかじゃと? さてなぁ なんでも あの方は この浜に来るという “びっぐなんちゃら”いう大波を待っているんじゃと お また波に飲まれおった 今日もいい日になりそうじゃ -- (名無しさん) 2013-10-11 01 07 40 オオモノヌシ 「近付きなさるな… あのお姿は 同胞たちを失った蛇神様の悲しい叫びそのものなのじゃ」 老婆は傍らの若者を制しました。 かつて数多の姫君と契った美貌の祭神は怒りと悲しみに飲まれ、祟りを振り撒く禍つ邪な蛇神となっていたのです。 「“神忌み”のある所には 常に赤い瞳の男がいると聞く…あんたのその眼…そうなのかい?」赤き“隻眼”の若者はそれには答えず、静かに荒神の方へ歩み始めました。 ───『紅蓮古事記』其の伍 -- (名無しさん) 2013-10-11 01 09 57 水虎のテキスト ワシらは捕った魚を『見ず虎』様にお渡しする。になってます どなたか水虎に直してください -- (名無しさん) 2013-10-14 07 43 17 フレーバーテキスト反映 -- (名無しさん) 2013-10-14 12 36 16 『クラーケン』 かつては地上であった海底遺跡の奥深く。“彼”は飽いていた。 ここの魚は固くて不味い。何より何の音も出さない。 “彼”は、あの奇妙に喚く、毛のない陸の生き物を思い出す。 あれはいい… また あれを喰らいに行こう 月が丸く 波は凪ぎ 上に行くには良い夜だ おぉ 小さな木板が見えてきた あの木箱には いつも たくさんの あの生き物が乗っている あれを 触手できゅぅっと絞ると きぃきぃと良い音で 鳴くのだよなぁ あれがなんとも…たまらない -- (名無しさん) 2013-11-16 20 41 12 アトランティスのフレーバーです 凄まじい轟音と共に、光届かぬ深海に一層の暗き影が落ちた。海底そのものが浮上したかと見紛う程のその巨躯こそ、海霊達の母神。伝承の災厄が楔から解き放たれる時、盟約に従い姿を現す海の守護者であった。「約束の時は来たれり。太古の神よ、我ら龍の子を従え、海淵のあるべき姿を守りたまえ」 目覚めの時を告げる“海守り”達の言葉に応えるように、巨影は咆哮を放つ。かつてない戦いが始まる――波となって大海を揺さぶるその響きに、海の生き物達は静かに身を震わせた。 -- (名無しさん) 2013-11-18 16 13 47 ムーのフレーバー かつて、海底に封じられた太古の超文明――その人知を超えた技術、英知…そして野心の粋たる人造の神は、異界の波動を受け、昏き水底にて目覚めの刻を迎える。 創造主が彼に与えられた意志は復讐…強大過ぎるが故に咎を受け、一夜にて滅ぼされた民の怨嗟であった。 やがて災禍の化身は、覚醒の手応えを確かめるように両の手を強く握り締め、ゆっくりと開く。そんな所作を二度、三度と繰り返すと、神妙な面持ちで呟いた。「…オレは…誰だ…?」泡となって消えたその声を聞く者は、まだ誰もいない。 -- (名無しさん) 2014-01-04 14 51 37 トンベリATK上昇値が10になってます、15だと思います、どなたかお願いします -- (名無しさん) 2014-03-12 23 36 02 ムーのアーツATK-10のようです。 -- (名無しさん) 2014-08-13 16 08 06 アプカルルって3.202で何も修正されてないよね -- (名無しさん) 2014-12-25 17 45 04 3.3キマ ふふふ~ キマはおかーさんに聞いたんだー! けっこんしたら およめさんはだんなさまのために おいしいごはんをよういするものなんだって! キマしってるよ! おいしいごはんって おさかなのことだよね! だって キマおさかな大好きだもん!だから おさかないっぱいつかまえていけば きっとキマとけっこんしたくなっちゃうね! キマはおさかなとるの上手なんだよ! おさかなは ハリなんかをパクってしちゃったり アミアミにひっかかったり かんがえるのがにがてだから まーっすぐ逃げていっちゃうの でも キマはかしこいから おさかなのうごきをよそーして さきまわりしちゃうんだね…にゅ? うわわ! でっかいおさかなだー! きーめた! あのおさかなにしよーっと! まてまてーっ!…よっ! えいっ! …あれれ? むー… じゃぁ こっち! …ひゃっ! あ! まってまって ごはんがないとけっこんできないからにげないで~! ……うー おさかなみてたらおなかすいたよ… あ えびっこ!(パクッ) ひゃひ! あひゃひゃ ひゃり(ハリ)! ひゃりにひっひゃひゃっひぇ(ハリにひっかっかって)… たひゅひぇひぇ~(たすけて~) やん!! …うにゃ~ とれた~ あれ? なんかひっかかって? あれ? あれれ? もしかしてこれってアミア―― 身長 1.42[meter] 体重 35[kg] 生息域 アザラシの群れの中 およめさん しゅぎょーちゅー! 好きなごはん おさかな! きらいなもの -- (名無しさん) 2015-05-26 18 07 39
https://w.atwiki.jp/mtg2384/pages/1560.html
開催日:2012 / 07 / 22 参加人数:1375名 フォーマット:レガシー(~M13) Schünemann Storms to Victory in Ghent! autolink 優勝:ANT‐UBR 準優勝:Elves 第3位:UWB Control‐Stoneforge 第4位:Show and Tell 第5位:UW Control‐Terminus CounterTop +b 第6位:Maverick 第7位:UW Control‐Terminus Landstill +r 第8位:BGW Rock 第9位:UW Control‐Terminus CounterTop 第10位:Elves‐Gw 第11位:Maverick 第12位:Death&Taxes‐White 第13位:URG Tempo‐Canadian 第14位:Show and Tell‐Hypergenesis 第15位:Bant‐Zenith 第16位:Lands 第17位:UW Control‐Terminus CounterTop +r 第18位:Goblin‐Ru 第19位:UWB Control‐Stoneforge 第20位:Charbelcher 第21位:URG Tempo‐Canadian 第22位:UWB Control‐Stoneforge 第23位:UB Control‐+G 第24位:URG Tempo‐Canadian 第25位:Bant‐Zenith 第26位:UWB Control‐Stoneforge 第27位:Maverick 第28位:URG Tempo 第29位:Metalworker 第30位:UW Control‐Terminus CounterTop 第31位:Maverick 第31位:URG Tempo 優勝:ANT‐UBR 使用者:Timo Schünemann Main Deck 1《Badlands》 2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》 1《島/Island》 4《汚染された三角州/Polluted Delta》 2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 1《沼/Swamp》 2《Underground Sea》 1《Volcanic Island》 1《むかつき/Ad Nauseam》 4《渦まく知識/Brainstorm》 3《燃え立つ願い/Burning Wish》 4《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》 4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》 1《金属モックス/Chrome Mox》 4《暗黒の儀式/Dark Ritual》 2《強迫/Duress》 4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》 4《冥府の教示者/Infernal Tutor》 1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion s Eye Diamond》 4《水蓮の花びら/Lotus Petal》 1《炎の中の過去/Past in Flames》 4《思案/Ponder》 1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》 Sideboard 4《夜の戦慄/Dread of Night》 1《強迫/Duress》 1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 3《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 1《Grim Tutor》 1《不正利得/Ill-Gotten Gains》 2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 1《紅蓮地獄/Pyroclasm》 1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》 準優勝:Elves 使用者:Lukas Maurer Main Deck 1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 6《森/Forest》 3《ガイアの揺籃の地/Gaea s Cradle》 1《地平線の梢/Horizon Canopy》 1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》 5《冠雪の森/Snow-Covered Forest》 2《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》 4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》 2《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》 3《Fyndhorn Elves》 4《遺産のドルイド/Heritage Druid》 3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》 4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》 4《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》 3《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》 1《威厳の魔力/Regal Force》 4《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》 1《輪作/Crop Rotation》 4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 Sideboard 3《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》 1《クローサの掌握/Krosan Grip》 3《弱者の石/Meekstone》 1《迫撃鞘/Mortarpod》 2《真髄の針/Pithing Needle》 1《散弾の射手/Scattershot Archer》 1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》 第3位:UWB Control‐Stoneforge 使用者:Emanuele Marcotti Main Deck 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 2《島/Island》 2《Karakas》 2《湿地の干潟/Marsh Flats》 1《平地/Plains》 3《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《Scrubland》 1《沼/Swamp》 3《Tundra》 3《Underground Sea》 4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 1《殴打頭蓋/Batterskull》 4《渦まく知識/Brainstorm》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 3《Force of Will》 1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 2《未練ある魂/Lingering Souls》 2《思案/Ponder》 3《呪文貫き/Spell Pierce》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 3《思考囲い/Thoughtseize》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 2《解呪/Disenchant》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 2《狼狽の嵐/Flusterstorm》 1《Force of Will》 1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 1《虐殺/Massacre》 1《流刑への道/Path to Exile》 2《非業の死/Perish》 3《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 第4位:Show and Tell 使用者:Elias Watsfeldt Main Deck 2《裏切り者の都/City of Traitors》 1《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《島/Island》 1《湿地の干潟/Marsh Flats》 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 4《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 1《沼/Swamp》 4《Underground Sea》 1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》 4《大祖始/Progenitus》 4《渦まく知識/Brainstorm》 3《金属モックス/Chrome Mox》 3《目くらまし/Daze》 4《強迫/Duress》 4《Force of Will》 3《Lim-Dul s Vault》 2《親身の教示者/Personal Tutor》 4《思案/Ponder》 4《実物提示教育/Show and Tell》 4《思考囲い/Thoughtseize》 Sideboard 3《苦花/Bitterblossom》 2《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》 1《狼狽の嵐/Flusterstorm》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 1《Karakas》 4《水没/Submerge》 1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 第5位:UW Control‐Terminus CounterTop +b 使用者:Max Sjöblom Main Deck 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《氷河の城砦/Glacial Fortress》 5《島/Island》 1《Karakas》 1《湿地の干潟/Marsh Flats》 2《平地/Plains》 4《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《Scrubland》 3《Tundra》 1《Underground Sea》 2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《渦まく知識/Brainstorm》 3《相殺/Counterbalance》 2《対抗呪文/Counterspell》 2《天使への願い/Entreat the Angels》 4《Force of Will》 1《忘却の輪/Oblivion Ring》 4《師範の占い独楽/Sensei s Divining Top》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 3《終末/Terminus》 1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 1《相殺/Counterbalance》 1《解呪/Disenchant》 1《強迫/Duress》 2《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 1《Moat》 1《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》 1《呪文貫き/Spell Pierce》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《終末/Terminus》 3《思考囲い/Thoughtseize》 1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 第6位:Maverick 使用者:Elias Klocker Main Deck 3《魂の洞窟/Cavern of Souls》 1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 1《森/Forest》 2《地平線の梢/Horizon Canopy》 1《Karakas》 1《平地/Plains》 4《Savannah》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 2《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》 1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 3《ルーンの母/Mother of Runes》 4《貴族の教主/Noble Hierarch》 2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》 2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 1《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》 2《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 1《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《森の知恵/Sylvan Library》 2《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 1《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》 Sideboard 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 1《輪作/Crop Rotation》 3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 2《クローサの掌握/Krosan Grip》 1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》 2《流刑への道/Path to Exile》 3《真髄の針/Pithing Needle》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 第7位:UW Control‐Terminus Landstill +r 使用者:Andrea Milillo Main Deck 1《乾燥台地/Arid Mesa》 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《氷河の城砦/Glacial Fortress》 3《島/Island》 1《Karakas》 4《ミシュラの工廠/Mishra s Factory》 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 1《平地/Plains》 1《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 3《Tundra》 2《Volcanic Island》 3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 4《渦まく知識/Brainstorm》 2《対抗呪文/Counterspell》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 1《天使への願い/Entreat the Angels》 4《Force of Will》 1《忘却の輪/Oblivion Ring》 2《流刑への道/Path to Exile》 4《師範の占い独楽/Sensei s Divining Top》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 2《呪文嵌め/Spell Snare》 3《行き詰まり/Standstill》 2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 3《終末/Terminus》 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 2《青霊破/Blue Elemental Blast》 2《解呪/Disenchant》 2《金粉のドレイク/Gilded Drake》 2《赤霊破/Red Elemental Blast》 2《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《終末/Terminus》 2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》 第8位:BGW Rock 使用者:Tristan Pölzl Main Deck 3《Bayou》 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 1《Karakas》 4《湿地の干潟/Marsh Flats》 1《Maze of Ith》 1《平地/Plains》 4《Scrubland》 1《沼/Swamp》 4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《闇の腹心/Dark Confidant》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 1《タルモゴイフ/Tarmogoyf》 4《Hymn to Tourach》 3《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》 1《壌土からの生命/Life from the Loam》 3《未練ある魂/Lingering Souls》 3《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 4《師範の占い独楽/Sensei s Divining Top》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 1《思考囲い/Thoughtseize》 4《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》 Sideboard 2《窒息/Choke》 3《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 1《根絶/Extirpate》 2《恐ろしい死/Ghastly Demise》 2《真髄の針/Pithing Needle》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 2《思考囲い/Thoughtseize》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 第9位:UW Control‐Terminus CounterTop 使用者:Marc Vogt Main Deck 4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 2《氷河の城砦/Glacial Fortress》 5《島/Island》 1《Karakas》 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2《平地/Plains》 1《汚染された三角州/Polluted Delta》 1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《Tundra》 1《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》 2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《渦まく知識/Brainstorm》 3《相殺/Counterbalance》 3《対抗呪文/Counterspell》 2《天使への願い/Entreat the Angels》 4《Force of Will》 1《思案/Ponder》 4《師範の占い独楽/Sensei s Divining Top》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 4《終末/Terminus》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 1《相殺/Counterbalance》 2《解呪/Disenchant》 2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 3《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 2《謙虚/Humility》 2《呪文貫き/Spell Pierce》 2《外科的摘出/Surgical Extraction》 1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 第10位:Elves‐Gw 使用者:Frank Roelofs Main Deck 6《森/Forest》 1《ガイアの揺籃の地/Gaea s Cradle》 1《地平線の梢/Horizon Canopy》 3《霧深い雨林/Misty Rainforest》 2《Savannah》 1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 3《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》 4《エルフの幻想家/Elvish Visionary》 3《Fyndhorn Elves》 4《遺産のドルイド/Heritage Druid》 4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》 2《鏡の精体/Mirror Entity》 4《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》 3《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》 2《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》 1《威厳の魔力/Regal Force》 1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 4《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》 1《召喚の調べ/Chord of Calling》 4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 Sideboard 1《鉤爪の統率者/Caller of the Claw》 1《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》 2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》 1《謙虚/Humility》 1《迫撃鞘/Mortarpod》 1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》 1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 1《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 1《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》 2《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 1《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》 第11位:Maverick 使用者:Matt Light Main Deck 1《魂の洞窟/Cavern of Souls》 1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 2《森/Forest》 1《ガイアの揺籃の地/Gaea s Cradle》 1《地平線の梢/Horizon Canopy》 1《Karakas》 1《Maze of Ith》 1《平地/Plains》 4《Savannah》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 1《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 1《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》 4《ルーンの母/Mother of Runes》 4《貴族の教主/Noble Hierarch》 3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》 2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 1《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》 4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 1《流刑への道/Path to Exile》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 2《森の知恵/Sylvan Library》 2《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 Sideboard 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 1《輪作/Crop Rotation》 1《不屈の随員/Dauntless Escort》 1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》 1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》 1《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》 1《Karakas》 1《壌土からの生命/Life from the Loam》 3《自然の秩序/Natural Order》 2《流刑への道/Path to Exile》 1《大祖始/Progenitus》 1《外科的摘出/Surgical Extraction》 第12位:Death&Taxes‐White 使用者:Thomas Enevoldsen Main Deck 1《永岩城/Eiganjo Castle》 4《Karakas》 9《平地/Plains》 4《リシャーダの港/Rishadan Port》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《ちらつき鬼火/Flickerwisp》 4《コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor》 4《ルーンの母/Mother of Runes》 4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 4《セラの報復者/Serra Avenger》 4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》 4《霊気の薬瓶/AEther Vial》 1《殴打頭蓋/Batterskull》 1《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 Sideboard 1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》 3《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》 1《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》 3《はらわた撃ち/Gut Shot》 1《万力鎖/Manriki-Gusari》 1《忘却の輪/Oblivion Ring》 1《真髄の針/Pithing Needle》 3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 第13位:URG Tempo‐Canadian 使用者:Peter Floderus Main Deck 3《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》 1《島/Island》 1《霧深い雨林/Misty Rainforest》 3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 4《Tropical Island》 3《Volcanic Island》 4《不毛の大地/Wasteland》 4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》 4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》 4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《目くらまし/Daze》 2《火+氷/Fire+Ice》 4《Force of Will》 3《稲妻/Lightning Bolt》 3《思案/Ponder》 4《呪文貫き/Spell Pierce》 3《もみ消し/Stifle》 2《思考掃き/Thought Scour》 Sideboard 2《古えの遺恨/Ancient Grudge》 1《金粉のドレイク/Gilded Drake》 1《墓掘りの檻/Grafdigger s Cage》 1《壌土からの生命/Life from the Loam》 2《紅蓮破/Pyroblast》 2《乱暴+転落/Rough+Tumble》 3《水没/Submerge》 3《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 第14位:Show and Tell‐Hypergenesis 使用者:Pietro Calavetti Main Deck 1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》 1《島/Island》 4《霧深い雨林/Misty Rainforest》 1《山/Mountain》 1《汚染された三角州/Polluted Delta》 2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 1《Taiga》 1《Tropical Island》 1《Volcanic Island》 1《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 1《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 1《絶望の天使/Angel of Despair》 4《Elvish Spirit Guide》 3《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》 4《グリセルブランド/Griselbrand》 1《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》 3《大祖始/Progenitus》 4《断片無き工作員/Shardless Agent》 4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》 1《テラストドン/Terastodon》 1《隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden》 4《Force of Will》 2《超起源/Hypergenesis》 4《誤った指図/Misdirection》 4《実物提示教育/Show and Tell》 4《暴力的な突発/Violent Outburst》 Sideboard 3《四肢切断/Dismember》 2《鋳塊かじり/Ingot Chewer》 4《神聖の力線/Leyline of Sanctity》 4《虚空の力線/Leyline of the Void》 2《テラストドン/Terastodon》 第15位:Bant‐Zenith 使用者:Colnet Lucien Main Deck 1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》 1《森/Forest》 1《島/Island》 1《Karakas》 1《Maze of Ith》 4《霧深い雨林/Misty Rainforest》 1《平地/Plains》 1《Savannah》 4《Tropical Island》 1《Tundra》 3《不毛の大地/Wasteland》 4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》 4《貴族の教主/Noble Hierarch》 1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》 1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》 4《渦まく知識/Brainstorm》 4《Force of Will》 4《緑の太陽の頂点/Green Sun s Zenith》 2《思案/Ponder》 3《呪文貫き/Spell Pierce》 4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》 3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 Sideboard 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 3《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》 1《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》 1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》 1《呪文貫き/Spell Pierce》 2《水没/Submerge》 2《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》 2《梅澤の十手/Umezawa s Jitte》 第16位:Lands 使用者:Felix Munch Main Deck 1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》 1《Bayou》 1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》 1《天界の列柱/Celestial Colonnade》 1《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》 1《森/Forest》 1《幽霊街/Ghost Quarter》 1《Glacial Chasm》 1《地平線の梢/Horizon Canopy》 1《Karakas》 4《Maze of Ith》 2《ミシュラの工廠/Mishra s Factory》 1《裂け岩の扉/Riftstone Portal》 4《リシャーダの港/Rishadan Port》 1《Savannah》 1《The Tabernacle at Pendrell Vale》 2《トレイリア西部/Tolaria West》 2《平穏な茂み/Tranquil Thicket》 3《Tropical Island》 1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》 1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》 4《不毛の大地/Wasteland》 1《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 1《罠の橋/Ensnaring Bridge》 4《踏査/Exploration》 3《直観/Intuition》 4《壌土からの生命/Life from the Loam》 1《マナ結合/Manabond》 4《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 1《忘却石/Oblivion Stone》 1《煙突/Smokestack》 1《森の知恵/Sylvan Library》 1《蟲の収穫/Worm Harvest》 1《Zuran Orb》 Sideboard 4《虚空の杯/Chalice of the Void》 1《呪われたトーテム像/Cursed Totem》 4《闇の腹心/Dark Confidant》 1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》 1《罠の橋/Ensnaring Bridge》 2《金粉のドレイク/Gilded Drake》 1《カラスの罪/Raven s Crime》 1《トーモッドの墓所/Tormod s Crypt》
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4940.html
881 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 01 34 51 ID ??? ちょっと前のコンベのSW2.0なんだけど俺はナイトメアのキャラを作った。 そうしたら困ったちゃんが俺に対して「ナイトメアの癖に~」と嫌がらせをし始めた。 微困PLが注意しても「ナイトメアは穢れた忌み子で~」と俺のロールプレイが正しいと理論武装して 止める気なし。 そうしたら微困PLが「仲間をナイトメアというだけで~」と今度は困ったちゃんを厨返しで嫌がらせを しはじめた。そして何でこいつらPT組んでんの?ってギスギスした雰囲気でセッションが進んでいき、 戦闘の時にプリだった俺はグラップラーだった困ったちゃんにキュアをかけようとしたら、微困PLが 「そんな奴を回復してやる必要なんて~」とか言い出す。 何だかんだで一応シナリオは成功で終わったれけどセッションとしては失敗だった。 荒れた原因のナイトメアを選んだ俺と仲裁もせずに放置したGMが一番の困ったちゃん。 882 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 02 06 41 ID ??? 困ったちゃん 883 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 02 50 17 ID ??? 昔1.0で似たような困GMが鳥取に居たな。 キャンペーンでPLが好き勝手にキャラメしたら、メンバーが妖精族ばかりになったので「本来冒険者でも人間ばっかなのに、何でこのPTは人間少ないの?」と何故かGMが不満言ってた。 そんな中キャンペーンが始まると、GMの妖精族苛めもスタートした。 小さな村だと人間以外のメンバーは村人に話すのも避けられ、大きな街でも場所によっては偏見があったりデメリットばかり。 特にひどかったのが、妖魔に襲われている村で護衛の依頼を受けた話。 いつも通り村人たちには虐げられてたけど、そのときは村長の孫の女の子だけは気安く世話をやいてくれた。 仕事を終わらせて、その娘にだけはお別れを言っておこうという流れになると… 「仕事が済んだらさっさと消えろ!化け物!!誰が好き好んで化け物の世話なんかするもんか!」 …とかだったと。 そういうのを除けば、そのキャンペーンは毎回シナリオも凝ってたし、変なマスタリングもほとんどなかったのだけど… 個人的には嫌な困GMだったと記憶してる。 884 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 03 16 ID ??? お前らウルフガーを見習え 885 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 04 52 ID ??? 人間が大目のPTに妖精族が混ざっても差別とかまずありえないヌルい世界で そのマスタリングはかなりの困ったちゃんだな PLが喜んでるとでも思ってたんだろうか 886 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 07 39 ID ??? PLが喜ぶかどうかは関係なく、「GMが」正しいと思う演出をしただけでしょ。 887 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 11 33 ID ??? それはPL(notPC)を不快にしてまで行う必要があったのかどうか、だな 888 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 14 17 ID ??? そもそもシステムが許容しているプレイスタイルに対して GM自身の「正しい」とか「正しくない」とかいう考えを 差し挟んじゃダメでしょう 889 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 30 23 ID ??? 人間が欲しいならそう言えばいいわけで 開始してから嫌がらせするのはなんか違うよなぁ 890 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 37 32 ID ??? つまり、リザードマンのPCでもケンタウロスのPCでも 作ってしまえば他のPCと同じ扱いを受けれるんですねわかります。 つか、SWってどこまで偏見があるんだっけ? 891 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 43 05 ID ??? 基本ルール内で作れる種族では、ハーフエルフだけ迫害受けてる設定がある これは異種族との間の子だから、という理由。異種族そのものへの嫌悪ではない で、PCの半数が異種族、くらいはリプレイでもごく普通にいた割合で、偏見受けてる描写無し 892 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 49 20 ID ??? そんなにガチで差別したいなら1920年代のクトゥルフで黒人PTでも作らせればいいのに 893 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 03 56 56 ID ??? あとはガープスで被差別階級とか。 被差別種族を楽しむのも一興だけど、それはGMとPLの両方の意識のすり合わせあってのものだしな。 まあ、逆にゴミ扱いされるのを期待してミストキャッスルやったら、 GMが優しくて意外に人間扱いされて拍子抜けしたりもするし。 894 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 04 35 40 ID ??? パラノイアでみんながレッドの中で1人だけインフラレッドとか。 895 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 04 36 03 ID ??? でも、ナイトメアの不老不死設定をかさに好き放題やりたがる厨が多いから 厨返し的に迫害が強めの土地をシナリオの舞台に選びたくなることはある とりあえずその国でナイトメアが生まれたら母子共々出産時の事故を装って死なせてるから ナイトメアなんていませんよ的に 897 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 07 31 49 ID ??? フォーセリアの冒険者パーティは 人間のおっさんだけ、ルーンマスター不足気味というのが一般的で PCみたいに10代の女の子がいたり種族の見本市だったり 古代語・精霊・神聖魔法全部使えるほうが珍しい。 ただしデザイナーはレアすぎる上にソーサラー・プリーストと相性良すぎる 「人間の両親から生まれた取り替え子純エルフ」以外は制限していない。 もっともGMの異種族迫害はリアルリアリティよりも 厨対策の側面があるからなあ。 アーチーみたいにスペック的に取り柄のない人間に 相対的にいい思いをさせる意図もあるだろうし。 898 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 07 39 16 ID ??? 889 結局、人間が欲しいとかじゃなくて、 自分にとってのリアリティに反してるから 意趣返ししたってことでしょ まあ大人げないGMではあるね 900 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 09 15 05 ID ??? ソドワ厨の中にはそういう脳内リアリティを優先する ふぁんたじぃ脳の持ち主が多いのかしら。 GM「どうやらここは人間専用の酒場らしい」 エルフ「そうか、じゃ、耳を折りたたんで潜入調査するよ」 グララン「無理がないかぉ?w」 ドワーフ「素直にシェイプチェンジでも使っとけ」 GM「これだから妖精族はw」 こんな差別ならよくする。 912 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 11 18 22 ID ??? 892 過去のMKPにゴーストハンターで、ジプシーやったら存在自体が悪魔扱いされたってのがなかったっけ? 913 名前: NPCさん [sage] 投稿日: 2009/06/29(月) 11 34 00 ID ??? 912 あー、スレ90の すみませんけど、この雰囲気をもう一度味わいたくないですだな。 ttp //www6.atwiki.jp/kt108stars/pages/1462.html 設定に関してGMがすり合わせなくPLへの迫害プレイ および妨害をする典型って意味では似てるな。 スレ227
https://w.atwiki.jp/dsm-nico/pages/92.html
目 次 大会概要 基本ルール ボス攻略 ボーナス一覧周回ボーナス 侵入撃退ボーナス レアアイテムボーナス 縛りプレイボーナス1:SL1縛り 5分間「今だけポイント2倍キャンペーン」タイム PC白霊召喚について 注意点・その他 参加者一覧 大会結果 5/1追加 大会概要 テーマ:「ダークソウル3を使ってみんなで遊ぼう」 大会について:この大会はクロノ旅団(チャンネル)の主催イベントであり、とても私的なものであって、公式の大会ではありません。ルールに関しては、私的な大会ゆえにクロノ個人が楽しめるものを採用し、独断と偏見に基づき、勝手に設定しております(みなさんもご意見も参考にさせて頂きます)勝敗もさることながら、よりエンターテイメントな部分を強調できる大会に育てていけたらと思っています。 有料配信ができるチャンネルということもあり、ルール検討や諸々の作業において、個人的かつ内輪な部分(雑談など)を有料配信で行う可能性もありますが、大会の本番自体は、無料で参加でき、無料で視聴できますのでご理解下さい。 賞の紹介 今大会は各賞があります 受賞した方には、プレステストアカードを贈呈 クロノ賞:大会MVP 非常階段賞:より多くボスを撃破 なんりん賞:より多く黒ファンを撃退 ての字賞:より多くアイテムポイントを獲得 大会参加について Googleフォームから必要項目を記入し申し込みください 運営から返信し確認がとれた時点で参加確定となります 今後大会当日までに細かい部分が変更になる可能性があります。ご注意ください 下記チャンネル・ブロマガ・Twitterで情報を発信しています 主催クロノ YouTubeチャンネル 主催クロノ ニコニコ生放送チャンネル 主催クロノTwitter 運営Twitter このページの最初へ 基本ルール 日時 2021/5/1(土) 18:30 運営枠・走者枠開始 運営枠は開会式 19:00 キャラメイク後YESから走者マラソン開始 22:00 走者マラソン終了 大会結果発表 22:00~22:30 閉会式(大会結果発表) NEWGAME→キャラメイク→このキャラクターでゲームをはじめますよろしいですか? YESから大会開始とします。キャラクターメイキングをして大会に挑んでください。 ルール 3時間以内に決まったルートに沿ってに攻略し、各種ptを稼げるかを競います スタートはキャラメイク後から 指定されたボス31体を倒し、ptを獲得します(各1pt) 侵入闇霊(NPC・PC)もpt対象になります(各1pt) 指定されたレアイテムドロップにボーナスが加算 指定された縛りプレイにボーナスが加算 ランダムで当選した走者に5分間のボーナスタイムがあります。当たるとボスptが2倍 周回するとボーナスが加算され、かつ縛りも課されます PC白霊が召喚可能で協力プレイができます 大会中はオンラインプレイ(必ずしも生身になる必要はありません)PC版での参加の方はSteamクライアントとダークソウル3本体を両方ともオンラインにして下さい 禁止事項 大会ルール 2周目は「干からびた指」の使用禁止 ホストは「巨人の木の実」の使用禁止 ホストは「誓約青教」装備禁止 最新パッチでは使えないものが多いですが、バグと思われる行為は全面的に禁止します テクスチャーの裏側を移動・すり抜け、アイテムの無限増殖等 ショートカットする際、バグっぽいものはNGバグかどうかわからない場合は運営に予め質問するか、ショートカット自体を行わないで下さい プロロ(プロファイルロード) 大会中に、ゲーム終了し、データをロードし直す行為を禁止します もし誤ってプロロしてしまった場合は、ダークリングをその場で使用してださい バグやフリーズなどアクシンデント発生時には運営に報告していただければプロロ許可を出します必ず運営枠に確認して下さい 装備付け外し効果のテクニックついて アンリの直剣、寵愛の指輪等を過度に「付け外し」「付け替え」でのステータス回復を行う行為を禁止 このページの最初へ ボス攻略 ボス攻略は、順番通りに倒すルートボスと、順番を無視して倒せるボーナスボスの2種類があります +ボス詳細 以下に挙げたボスを順番通りに倒してください:各1pt(計20pt) 1.灰の審判者、グンダ 2.冷たい谷のボルド 3.呪腹の大樹 4.ジークバルト共闘デーモン 5.結晶の古老 6.深みの主教たち 7.はぐれデーモン 8.深淵の監視者 9.覇王ウォルニール 10.炎司祭デーモン 11.デーモンの老王 12.巨人ヨーム 13.法王サリヴァーン 14.神喰らいのエルドリッチ 15.冷たい谷の踊り子 16.妖王オスロエス 17.英雄グンダ 18.竜狩りの鎧 19.双王子 20.王たちの化身 ルートボス攻略注意点 次に倒すボスを倒さなければエリア移動・篝火転送に制限はありません。 倒す順番を間違えた場合はキャラデリして最初からやり直してください シート記入を飛ばした場合も順番間違え(飛ばし)となりキャラデリして最初からやり直してください ボーナスボス攻略について マラソンルートとは関係なく好きな順序で攻略可能なボーナスボスです。 古の飛竜1pt サリヴァーンの獣(橋)1pt サリヴァーンの獣(地下1匹につき)1pt(計2pt) 無名の王4pt 【DLC1 ASHES OF ARIANDEL】 騎士ヴィルヘルム1pt 王者の墓守2pt 修道女フリーデ5pt 【DLC2 THE RINGED CITY】 デーモンの王子3pt 教会の槍3pt 闇喰らいのミディール5pt 奴隷騎士ゲール4pt ボスの倒し方 大原則:ホストがとどめを刺す ホストの攻撃によってボスを倒した場合のみpt加算とします。 以下のとどめの刺し方はpt無効となります。 PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術)はpt無効毒のスリップダメージでボスHPを削る行為は問題ありませんがとどめは必ずホストが攻撃をしてください 放送画面外でボスを撃退何かしらのトラブルで放送が途切れた場合は、ボスを倒した際に取得できるソウル・アイテムを表示してください このページの最初へ ボーナス一覧 【 周回ボーナス 】 ルートボスを全て倒し2周目に入ると周回ボーナス12ptが加点されます また、周回すると縛りが追加されます +周回ボーナス詳細 王の化身を倒し、2周目に突入した時点で加点となります 周回毎に加点されます(3周目、4周目にも12ptずつ加点) 周回縛りについて 王たちの化身撃破後2周目突入した時点で適応 2周目からは頭、腕、胴、足の各装備を禁止として全裸で走らなければならない 両手武器、指輪、アイテムの装備・使用は可能 レアアイテムボーナスの失効(1周目で獲得したptは無効となります)※取り直しではなく、レアアイテムボーナス自体が適応外となります 干からびた指の使用を禁止 【 侵入撃退ボーナス 】 NPC・PC侵入者を撃退すると1pt加点 上限50pt +侵入撃退ボーナス詳細 対象の侵入者 闇霊・狂闇霊(紫霊)(ひびわれた赤い瞳のオーブ・赤い瞳のオーブ使用による侵入) エリア誓約による敵対霊(ファランの番人・神喰らいの守り手) NPC侵入 対象NPC一覧 黄色指のヘイゼル(生贄の道・ファランの城塞 各1pt) ロンドールの白い影(ファランの城塞・冷たい谷のイルシール 各1pt) 中指のカーク(深みの聖堂) 騎士狩りゾリグ(カーサスの地下墓) 放浪のクレイトン(冷たい谷のイルシール) 忌み探しのアルバ(冷たい谷のイルシール) 結晶の娘、クリエムヒルト(無縁墓地) 聖騎士フォドリック(不死街) 死斑の呪術師、ダネル(DLC1 アリアンデル絵画世界) 銀騎士レド(DLC2) 忌み探し(DLC2) 呻きの騎士(DLC2) シーリスイベントに出現する闇霊について シーリスイベントの「放浪のクレイトン」「聖騎士フォドリック」はpt対象ではありません あくまで、ホスト世界に侵入してくる闇霊を対象としたptなので、シーリス世界に侵入している闇霊を白霊として共闘する事はpt対象外となります 禁止事項 2周目走者は「干からびた指」の使用禁止 ホストは「巨人の木の実」の使用禁止 ホストは「誓約青教」装備禁止 ホストは赤サイン・紫サインを拾うのを禁止 PC白霊・侵入者が落したアイテムを拾うのを禁止(NPC闇霊を倒して取得するアイテムは問題ありません) 上記禁止事項は対人メインの方のみではありません。大会参加者全員の禁止事項となります 闇霊撃破ルール 大原則:ホストがとどめを刺す ホストの攻撃によって侵入闇霊を倒した場合のみpt加算とします。 以下のとどめの刺し方はpt無効となります。PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術) 毒のスリップダメージで侵入霊HPを削る行為は問題ありませんが とどめは必ずホストが攻撃をしてください 侵入霊の自殺は無効勝手に落下した場合は自殺扱いになります ホストが蹴ったり、殴ったり、フォースや魔法などで衝撃(ダメージ)を与えて落下させた場合は「ホストがとどめを刺した」と判断してpt加算となりますただしホストの攻撃を避けて侵入霊が落下死した場合はpt無効 (侵入霊の自殺とみなす) 侵入霊を放送画面外で倒した場合はpt無効 NPC・PC撃破ptの上限を50ptとします 【 レアアイテムボーナス 】 レアアイテム獲得ボーナス 各1pt~15pt(重複無し) 以下のドロップアイテムはレアアイテムボーナスとしてpt対象となります 合計:40pt +レアアイテムボーナス詳細 【SSR】各10pt 黒騎士の大剣(黒騎士:生贄の道) ヘビークロスボウ(聖堂騎士:深みの聖堂) 【SR】各5pt 石の大盾(長老グルー:ファランの城塞 等) 大木槌(不死人:不死街) ガーゴイルの灯火槍(ガーゴイル:罪の都 等) 【R】各1pt フランベルジュ(奴隷:不死街 等) 語り部の杖(鴉人:生贄の道) ファルシオン(骸骨:カーサスの地下墓 等) 骸骨車輪盾(車輪骸骨:カーサスの地下墓 等) 法王騎士の大鎌(法王騎士:冷たい谷のイルシール) レアアイテムボーナスの詳細 レアアイテムボーナスの有効区域は「サリヴァーンまで」です エルドリッチを倒すとレアアイテムボーナスが無効になります 重複無し(フランベルジュを2本所持しても1ptです) 獲得した場合5秒間表示(リスナーさんに確認してもらう) PC白霊がレアドロップアイテムを落とした場合 召喚した白霊が該当MOBを倒し、ホストがレアドロップアイテムを取得した場合もレアドロップボーナス対象とします 【 縛りプレイボーナス1:SL1縛り 】 大会中最初から最後までSL1で攻略した場合ボーナス20ptを追加 +SL1縛り詳細 武器強化・装備は自由 PC・NPC白霊召喚可 途中SLを上げたら無効 重要:「SL1ボーナス」実施者の集計シート入力について SL1ボーナスのptは大会開始直後に入力して下さい 素性「持たざる者」選択後 SL1ボーナス欄に「1」と入力してくださいpt詳細に20pt追加されます SL1ボーナスを断念する場合はLV入力欄を「1」以外にして下さい このページの最初へ 5分間「今だけポイント2倍キャンペーン」タイム 運営が引いたクジであたった走者はキャンペーンタイム中は倒したボスptが2倍! +今だけポイント2倍キャンペーンタイム詳細 5分間の中でボスを倒したら獲得ptが2倍(1pt→2pt) ボーナスボスの場合も適用対象外:侵入撃退ボーナス・レアアイテムボーナス 重複当選なし 抽選時間 19 00 スタート 19 15 19 45 20 15 20 45 21 15 21 45 22 00 ゴール 大会中計6回抽選を行い、当選者の枠を運営クロノがミラーします。 シート記入について ポイント2倍キャンペーンタイム中のボーナスpt追加は運営枠クロノがミラーをしながら行います 走者さんはボスを倒したら通常通り集計シートを操作しpt記入をしてください このページの最初へ PC白霊召喚について 走者がPC白霊を召喚する事が可能です ※PC白霊(プレイヤーキャラクター白霊) 注意:ホストがとどめを刺す 召喚したPC白霊がボス・闇霊を撃破してもptになりません 各枠で 合言葉推奨PC白霊の大会中の攻撃制限がある為、野良PC白霊はお勧めしません サインはどこでも拾って可 ホストは赤サイン・紫サインを拾うのを禁止 白霊ができるだけカメラに収まるようにお願いしますカメラから外れても特にペナルティはありません PC白霊の攻撃制限 PC白霊は 毒攻撃(アイテム・変質強化・戦技・魔術・呪術)を禁止ホストがとどめを刺すルール をわかりやすくする為の措置です PC白霊の注意点 ボスはホストがとどめを刺さないとpt無効 侵入霊はホストがとどめを刺さないとpt無効 アイテム譲渡・PC白霊が落としたアイテムを拾うのを禁止 PC白霊がレアドロップアイテムを落とした場合 召喚した白霊が該当MOBを倒し、ホストがレアドロップアイテムを取得した場合はレアドロップボーナス対象とします このページの最初へ 注意点・その他 ボス・侵入霊の倒し方の注意点 大原則:ホストがとどめを刺す 必ずホストがとどめを刺してください。以下のとどめの刺し方はpt無効となります。 PC・NPC白霊の攻撃によるとどめ モブの攻撃によるとどめ 毒殺(毒地形)によるとどめ(HPを削る行為として、毒攻撃によるスリップダメージは問題ありません) 放送画面内に撃退が確認できなかった場合 侵入霊の自殺勝手に落下した場合は自殺扱い ホストが蹴ったり、殴ったり、フォースや魔法などで衝撃(ダメージ)を与えて落下させた場合は「ホストがとどめを刺した」と判断 ただしホストの攻撃を「避けて」侵入霊が落下死した場合はpt無効(侵入霊の自殺とみなす) 侵入霊を放送画面外で倒した場合何かしらのトラブルで放送が途切れた場合、ボスを倒した際に取得できるソウル・アイテムを表示が必須 ハード間のハンデについて ハード間の時間短縮制限等はありません オンラインに関して 大会中はオンラインでプレイ PS4・Xbox One等の有料オンラインの場合もオンラインにて参加して下さい PC版での参加の方は、Steamクライアントとダークソウル3本体を両方ともオンラインにして下さい。 ソフトのバージョン オンラインに繋いで必ず最新のバージョン・レギュレーションにしてください 集計シートの入力タイミングについて ボス撃破後に速やかに入力してください ボス撃破後に放置し、まとめて(飛ばして)入力した場合は(故意・無意識に関わらず)キャラデリ後、最初からゲームを初めてください集計シートの不具合があった場合は、その場で運営にご報告下さい(事後報告はNG) 侵入闇霊を撃破したら速やかに集計シートに記入してくださいボスと同じく次の侵入闇霊を倒すまでがpt加算対象 まとめて(飛ばして)入力した場合は(故意・無意識に関わらず)キャラデリ後、最初からゲームを初めてください 運営からリスナーさんへのお願い 大会前、大会中にルールの細かい仕様など走者さんへ助言いただけると助かります 大会開始後21 00以降は順位に関するコメントを控えていただけると助かります 侵入など積極的に行っていただけると大会が盛りあがります 動画化について 走者の皆さんはこの大会に出場した場合、有志による動画化に了承したということにさせて下さい 問題のある動画化、誹謗中傷的な動画化があった場合はご連絡下さい。また、個別に通報などで対応お願いします 【 動画化して下さる有志の皆様 】 ダークソウルマラソンの動画化をしていただく場合タグに「ダークソウルマラソン」をつけて下さい 予約枠名・タグについて マラソン当日は予約枠をとってイベントに参加していただきます 【走者名】第5回ダークソウル3マラソン【何か意気込み】 以上の文言での予約枠をとって下さい (大会参加者の配信を見つける為に)以下のタグの入力もお願いします。 「ダークソウル3」「ダークソウル3マラソン」 集計シートの不具合ついて 当日、集計シートが使えなくなる場合もございます。 集計シートが使えなくなった場合は以下の成績を控え大会終了後に運営へ報告してください。 倒したボスの撃破数 侵入霊の撃破数 レアアイテム 延長ミス・放送が止まった場合について 延長ミス・放送が止まった場合、配信されてない間に獲得したptは無効とします。 運営に報告し、速やかに放送再開をしてください。 運営ミラーの在り方について 運営のミラーは、できるだけ全走者の配信をミラー出来るように努めますが、状況や盛り上がりによって特定の走者を長時間ミラーする場合があります そこに公平性はありませんので予めご了承下さい ※開会式・閉会式(結果発表)・ルール設定・不具合対応・参加者ブッキングをメインの役割と考えています このページの最初へ 参加者一覧 [YouTube] AB3 あぶさん AB3 [ニコ生] うな蔵 酒とダクソとたたみいわしの日々 [YouTube] mintius mintius [ニコ生] イリエス 冥界へようこそ [ニコ生] kalafina kalafinaさんのコミュニティ [ニコ生] うどみょん⇒ 居酒屋うどみょん⇒ [YouTube] ひさとん ひさとゲームズ [ニコ生] Wolf わおーん [ニコ生] もぜ もぜ屋 [YouTube] ニア alc.ニア% [ニコ生] MaMi Mami's Room♪ [YouTube] しろひとり しろひとり [YouTube] 親方 _親方 敬称略 上限20名を想定 参加者原則ニコニコ生放送、youtubeLiveでのゲーム実況放送 PCでの集計シートを閲覧・操作 Twitter・メールでご連絡出来る方集計シートとは、googleスプレットシートを参加者で共有し、参加走者側でptを記入して貰う流れとなります。リアルタイムに集計結果が蓄積され、運営枠でのランキング表示、結果発表に使用します エントリー後に運営から確認のメールorDMをお送りします このページの最初へ 大会結果 クロノ賞:大会MVP 非常階段賞:より多くボスを撃破 なんりん賞:より多く黒ファンを撃退 ての字賞:より多くアイテムポイントを獲得
https://w.atwiki.jp/negiijime2/pages/147.html
チャチャゼロ残酷編9 後編 絡繰茶々丸。 学生として麻帆良学園女子中等部に在籍している彼女だが、その正体はロボット。 駆動系・フレーム・量子コンピューター、人工知能プログラム。光学兵器を含む、各種武装。 いずれも一般社会の常識を遥かに超えた、最先端科学のさらに先。 まだ専門の学会でも公表すらできぬ段階の実験的技術が、惜しげもなく注ぎ込まれた存在。 まさに科学の結晶と言ってもいい、彼女であったが…… たった1つだけ、「現代科学」では未だにクリアできない問題があった。 それは、動力源。 他のパーツはその人間並みのボディに収めきることができたが、動力だけはどうしようもなく。 何しろ、消費される電力が尋常でない。 バッテリーにしても内燃機関にしても、とても足りるものではない。すぐに尽きてしまう。 開発当初は外部から有線で電力供給していたが、しかしそれでは自由に動き回れない。 行き詰った開発陣。救いの手を差し伸べたのは、ある意味、科学とは対極に位置する……! チャチャゼロ。 一般には「ただの操り人形」と見られている彼女だが、その正体は自動人形(オートマータ)。 ある意味ではゴーレムにも近い、魔法で創られ命を吹き込まれた、魔法生物の一種である。 その出来にもよるが、人間並み、あるいはそれ以上の知性を持つモノも存在する。 人格もあれば個性もある。この手の「無機物から産まれた魔法生物」としては、最高級の存在。 チャチャゼロの場合、元の素体が操り人形ということで、体格こそ恵まれぬモノではあったが…… それでも、エヴァの最高の技術を用い、数百年に渡って改良を重ねられた、自動人形の最高峰。 茶々丸が最新科学の結晶なら、ゼロは伝統魔術の結晶と言っていい存在だ。 エヴァの下に居る無数の人形たちの中でも、最新参の末妹と最古参の長姉。 科学の申し子と魔法の忌み子。優しきガイノイドと邪悪な殺人人形。忠実な従者と不敬な従者。 あらゆる意味で対照的な2人が、今、本気で向かい合う―― 寮の裏庭で向き合う2人。しかし、茶々丸にはゼロの自信に満ちた態度が、まるで理解できない。 エヴァにかけられた登校地獄の呪いと、魔力を抑える学園結界。 この2つの呪いにより、ある意味エヴァ本人よりも割を喰ったのは、ゼロだった。 指一本動かすにも、主人のエヴァから供給される魔力に依存するその身体。 エヴァの魔力が月齢に従い移り行くのに合わせ、ゼロの運動能力も変化する。 月の半分ほど、新月に近い2週間ほどは、自力で歩くことすらままならない。 満月直前のこの時期は、ほぼピークと言っていいが……それでも、茶々丸には遠く及ばない。 「……貴方の考えは分かりませんが……失礼します」 軽く謝罪を口にし、茶々丸は大地を蹴り、抵抗力なきゼロに、その拳を……! 「…………!?」 拳がチャチャゼロの顔面に叩き込まれる、その寸前で。 茶々丸の身体が、不自然に動きを止める。 ギシギシと軋みを上げて止まる身体。茶々丸の脳内に、有り得ないアラームが鳴り響く。 「エネルギー供給、レッドゾーン!? ゼンマイ式動力ボックス、作動異常……!?」 唐突な、動力系統の異常。ブラックボックスから常に供給されている電力の激減。 咄嗟に茶々丸のシステムは、脳に相当する量子コンピューターへのエネルギー供給を優先。 結果としてボディを動かすパワーが失われ、このような急停止となる。 「ケケケッ。馬鹿ダナァ、オ前。俺ヲ疑ッテタ、ッテ言ウナラヨ…… 何デ大事ナ『ぜんまいの穴』ガ有ル頭ニ、俺ヲ乗セテンダ? アンナ無防備ニヨ!」 笑うチャチャゼロ。 見ればその片手からは、細い細い、眼を凝らさねば見えぬような細い糸が伸びている。 裏庭の木の枝に引っ掛けて、迂回しつつもピンッと張ったまま繋がる先は、茶々丸の後頭部。 後頭部の、ど真ん中。 よくよく見れば髪に隠れるようにして、指1本分ほどの大きさの穴が開いていて。 その奥に、ゼロの手から伸びた人形繰り用の糸が伸びている……! 茶々丸の動力源、それは『ゼンマイ』。もちろんタダのゼンマイではない。 これは科学者たちに魔法使いエヴァンジェリンが提供した、魔法の力の篭ったゼンマイだった。 巻き上げることで魔法的なチャージが行われ、手を離せば信じがたい程の出力を発揮する。 自動人形の動力にも使われる、この魔法の道具。小型軽量、出力も一定。振動も音もない。 その科学的な原理が不明であることさえ棚上げすれば、工学的応用は十分可能。 ヒトの手でちょっと巻いてやれば平気で1日動き続けるのだから、便利なものだ。 ……そのゼンマイであるが、どういう設計意図によるものか、後頭部に位置している。 後頭部に穴が開いており、巻く際にはそこに脱着式のハンドルを差込む形になる。 つまり、普段は髪に隠れる頭の後ろに、ぽっかり穴が開いているわけで……。 「オ前ノ身体ハヨ、俺ニトッテハ理解不能ナ超科学ノ塊ダケドナ。 『魔法のゼンマイ』ダケハ、俺モ良ク知ッテル代物サ。 ドコヲ弄レバイイカ、何ヲドウスレバ動カナクナルカ、知リ尽クシテルンダヨ。ケケケッ!」 ゼロは笑う。動けぬ茶々丸を見上げ、嘲り笑う。 こうして向かい合う前、茶々丸の頭の上に居た時、既に仕込んでおいた人形繰り用の糸。 ゼロの言葉どおり、勝負は既についていたのだ。100%、茶々丸の敗北は「決まっていた」のだ。 この狡猾な性格こそが、ゼロの最大の武器。この迂闊さこそが、茶々丸の最大の欠点。 実力を発揮する機会すら与えない、容赦のない『姉』。そしてまんまと嵌った『妹』―― 「ダガナ――マ、コレジャァ、オ前モ納得デキネーダロ。ナァ?」 「……ギッ……ギギギッ……」 茶々丸の喉から、奇妙な音が漏れる。 ゼロの糸が絡まった魔法のゼンマイ。ゼロの糸繰りにより、最低限に抑えられた電力供給。 喋ることすら困難な茶々丸を、ゼロは見上げる。ガラス玉のような眼球が、茶々丸の目を見つめる。 「後カラ『卑怯だ』トカ『油断しただけ』トカ言イ出サレルト、面倒ナンデナ。 オ前ノタメニモ、『遊んで』ヤルヨ。 ――俺ノ眼ヲ見ロ、茶々丸!」 「―――――あ」 鋭い声と共に、チャチャゼロの眼が光る。乱れる視界。走るノイズ。そして―― 「――え?!」 そして――茶々丸は、我が目を疑った。 いつの間にか立っていたのは、エヴァの『別荘』。巨塔の頂上、闘技場の上。 時刻は深夜。暗い海を、満月が照らしている。 静かな波音だけが、辺りを包み込む。実に穏やかな夜。 見れば自分自身も、先ほどまでの制服姿ではなくなっている。 戦闘を前提とした、見かけよりも遥かに動き易いメイド服。各種武装の使用を阻害しない設計。 いったい、いつの間に。 茶々丸は困惑しつつも、自分自身と周囲の状況をスキャンする。 「……武装オールグリーン……動力系異常なし……データ異常なし……。 いえ、これは……外部からのハッキング? エーテル波通信!? シミュレーション強要!?」 「幻想空間(ファンタズマゴリア)、ッテ奴ダヨ」 聞き覚えのある、嘲り笑い。茶々丸はハッとして頭上を見上げる。 ――満月をバックに、小さな悪魔のシルエットが、そこに居た。 「オ前ニ効クカドウカ、心配ダッタンダガ……オ前、見タ目モ動キモ考エ方モ、人間ッポイカラナー。 『類似』シテレバ効果ガアルノガ、『魔法』ッテモノナノサ」 「……!」 高度な幻術。その幻術による、仮想空間。 言ってみれば確かにそれは、ハッキングされ、シミュレーションを強要されているようなもの。 しかし――それを認識したところで、術が解けるわけではない。 茶々丸は彼女独特の緊張表現、すなわち無表情な顔つきで頭上の『姉』を見上げる。 表情のエミュレートに使う容量すら勿体無い。全演算能力を動員し、ゼロの動きに備える。 ページをめくる
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/499.html
q 「こんにちは、梨花ちゃん。さ、上がってよ。うん、遠慮しないでいいよ。すぐお茶入れてくるからさ、ちょっとここで座って待ってて。冷たいのでいいよね? ははそうだねこんな暑い日に熱いのなんて合わないよね。え……そんな気を使わなくてもいいってすぐ持ってくるからさ。濃い目にしておくね特別に。 はいどうぞ、お菓子も適当に選んできたからさ、まあ、つまみなよ。そうそうこの栗饅頭さあ結構いけるんだよ。いや違うよ親戚のおじさんのお土産。なんでも老舗の一級品なんだってさ。まあ騙されたと思って食べてみな。おいしいよ。……そうこっちのほうがいい? 和菓子は駄目なクチってやつ? いいよいいよ好きなの食べて。人間好きなもののほうが指が動くよね。私はさあ、これ大好き。ここのさテカテカした部分にさあ舌添わせてぺろぺろするのがいいの。いやいや、これが結構いいんだって。はは、悪趣味なんかじゃないよ。梨花ちゃん。癖になる感じがあるんだって。きっと分かる日がくるよ。 でも、今日は暑いよね……6月は祭りもあるし夏本番って感じだけどさやっぱり嫌な暑さの日が来ちゃうよね。……そうそうその通り、今日みたいなさ雨上がりの晴れた日なんて湿り気がすごくて嫌だねえ。梨花ちゃんも髪長いから分かるかもしれないけど、まとわりついて嫌だよね。しつこくしつこくしつこく来る感じ。あれがやだ。しつこいのは駄目。 いっそ髪切り落としたくなるよね、梨花ちゃん、長いとね。でさあ今日はちょっとびっくりしたよ。普段はあんまりうちに来ないのに梨花ちゃん自ら遊びに来るなんてさ、しかも一人でさあ。いや、何かあったのかと思った。っていうか、何でうちに? 話を聞きに来たってやだなあ、学校でも会うのにどうしたのさ? もしかして学校では言えないような事? 恋? 恋話でしょ? 梨花ちゃん? 隅に置けないな梨花ちゃんも。沙都子が泣くよ? で誰が、え? 違う。そんなんじゃないって……じゃあ何を? 隠す必要なんてないよ。仲間じゃん。去年さ、そう、今頃あんだけ頑張って戦ってきた、いわゆる戦友でしょ、どーんっと話しちゃいなよ? 委員長の魅音さんが何でも聞いてあげるからさ。うん……うん……圭ちゃん? え、詩音? え、どっち? 詩音? ああ詩音ね。詩音がどうかしたの? 元気かって? なんで梨花ちゃんが……うん、元気みたいだよ。なんか最近どっか遊びに行くって県外にいるらしいよ。一人じゃなくて友達かなんかとじゃない? 詳しくは知らない。あいつはどこでも身勝手に動くから。まああいつに学校の友達なんていないだろうけどさ、学校の友達つくるのは苦手そうだしね。栗饅頭食べる? いい? おいしいよ、一個ぐらいどう? そう…… 詩音ねえ……そういえばさ話少し変わるけどさ……詩音ってさ悟史のことをずっと待ってるんだよね? 梨花ちゃん。そうだよね、あれだけ長く付き添ってたんだしそうだよね。普通は心変わりなんかしないよね。悟史に関しては誰よりも……だったしね。……暑くない? 扇風機持ってこよっか。ちょっと待ってな。いいからそんなの。 あ、結構風来るね。ちょうどいいや。でなんで詩音のことなんか聞いてきたの? いやだってさ……梨花ちゃんと詩音てさなんか……そり合わなさそうっていうか。互いに興味なさそう……そんなことない? そう? 結構話すんだ? 何話したりする? いろいろ? そうなんだ。でも詩音のことをわざわざ話してくるなんて最近なんかあいつあったんでしょ? おじさん、ぴんときちゃったよ? やっぱりそうなんだ? なになに? ……詩音が圭ちゃんと一緒に? ああ、梨花ちゃん、そうなの。 いや、まあ、さ。二人も友達なんだし二人で遊びに行くことなんてしょっちょうじゃん?エンジェルモートに食べに行ったりすることもあるだろうし、興宮の図書館でばったりってのもあうかもしれないし。それにさ、悟史がいるんだよ詩音には……圭ちゃんはただの友人だからさ、梨花ちゃんの考えは遠すぎだよ。違う? 暑いね、やっぱこの部屋風通し悪いからさ2,3人入ると蒸しちゃうんだよね。それにさ、悟史がいるんだよ詩音には……圭ちゃんはただの友人だからさ、梨花ちゃんの考えは遠すぎだよ。………………でも………………… ………詩音はいつも勝手だよね。研究所で悟史を見つけたときあんなに泣いて喜んでた。知ってるでしょ? 数え切れないほど時間を過ごした詩音はうれ、嬉しかったんだろうね。鷹野さんの事件止めてから、詩音は毎日通ってた。診療所。いつもいつも行ってた。2,3ヶ月は楽しそうにしてた。それから、それから。知っての通り悟史は目覚めてない。ただ息をして点滴受けてる人形みたいだった。難しいらしいね完治はあの、えと、症候群て奴? 出させたの圭ちゃんのを。圭ちゃんのを。圭ちゃんはさそんな詩音に声掛けたんだって。大変だなでもきっと悟史は快復するとか何とか励ましたんだって。 それはなんにもないただの友人としての一言だったって。直で聞いたの圭ちゃんに。それなのにさ詩音はさ、栗饅頭食べる梨花ちゃん? なんかおじさんも飽きてきたよこの味。漬物かなんかしょっぱいのがいいね。お茶に結構合うんだって。はいどうぞ、空だったの気が付かなかったごめんね。ゆっくり飲んでね。詩音は取っちゃったの。あんなに献身しても悟史は起きないから、つまらないから、何もしてくれないから。取ったの私から。圭ちゃんを騙してさ、なにも話さない、聞かない人形よりも面白くて気が利く圭ちゃんに行ったの。 え? それは聞いたからこうやって話してるんじゃん。このあいだ、詩音から。聞いたの。詩音はさ連れ込んだんだって、部屋に。で、泣きながら圭ちゃんにしたんだって。圭ちゃんの優しさに付け込んだの。 私、一人で……お姉といる圭ちゃんが羨ましくて……うぅ……ごめんなさい。圭ちゃん、 でも今日だけ……忘れさせて、悟史君も圭ちゃんのお姉も…… ってさ。似てたでしょ? 今の。ふふふ、伊達に双子やってんじゃないんだよ梨花ちゃん。このぐらいはできるよ、今度も学校でやってあげようか? 詩音の制服着てさ。わかんないよう、ほぼ同じだもん、顔も身体も声も。性格以外は。 そして寝たって圭ちゃんと。圭ちゃんのはじめてを奪ったんだって。うん、平気だよ詩音は。だって悟史と何回かヤってたんだから。まだ悟史が人殺す前だよ。それはさすがの梨花ちゃんも知らなかったでしょ? でもそれだけなら良かったのかもね。それから圭ちゃんと詩音は何回か何回も会ったんだって。内緒で。さすがに様子がおかしいと思ってさ。調べたら週一くらいで会ってた。圭ちゃんと。黙って会ってた。 で、考えたのおじさん。機転が回ってね、詩音のフリをして圭ちゃんに近づいたの。なにもかも詩音になり切って。そしたら、圭ちゃんね……なんて言ったと思う? 昨日は良かったよ、なあ、今から駄目か? お前の制服見てるとまた汚したくなっちまう。 だって。なんかねきーんてなった。きーん。詩音に聞いたの。その後。問い詰めた、うん、詩音に。初めはやっぱりしらばっくれてたよ。いつもみたくしらをきってた。きーんってなったの。あの時は。でも何時間かしつこくしたら、観念したんだろうね。多分。 ……お姉……まあいいじゃないですか。圭ちゃんとはただの遊びなんだから ていうか圭ちゃん最近うざいんですよね、会うごとにしたいしたい犬みたいで お姉も……まあそんなに気にしないでください。私は悟史君にしか興味ないし いいですかそろそろ、悟史君のお見舞いに行っても 真っ白になっちゃったの詩音。きーんって音がして真っ白。気が付いたら真っ白な詩音がころって倒れたの。後頭部のさリボンのとこ叩いたらさ、硬い何かで、忘れたけど叩いたら倒れたの。白くなってた詩音が。その後は地下に運んでいった。知ってるでしょ梨花ちゃん。御三家なら、あの地下牢。連れて行ったの詩音を。私さあ急いで詩音から取り出さないといけないと思ってさ。とりあえずくくり付けたんだ。詩音の脚開かせて、指入れたの詩音のに。急がなきゃ急がなきゃって。何回かかき回してたら、うああん、って聞こえてきてぬるぬるがいっぱい出てきた。でも出ないの白いのがでない。いやもしかしたら出てると思って舌を今度は入れたの。 あの子さバカみたいに高い声だしてさ……でも出ないの真っ白の圭ちゃんの真っ白い精液が出てこないの。詩音を白く染めた圭ちゃんの精液、詩音の何回舐めても来ないの。 もしかしたらって感じてお尻の方もしたけど駄目でそしたら詩音起きた。圭ちゃんをレイプした詩音が起きて。あいつも気が強いほうだからさ、わかるでしょ、梨花ちゃん。あの性格。私見た瞬間に罵声の嵐でさ。離しなさい、この気違い。なんて何回も叫んできた。うるさいから、そんなのどうでもいいから詩音の体から圭ちゃんを出そうとして何回もベロ使ってたら大人しくなっていった。 お願いもうやめて魅音……もうおかしくなりそう…… 一晩中舐めてたら詩音ガクガクってなって寝ちゃったの。結局、詩音は出さないからさ、次に感じたのは。……空だね、お茶どうぞ。すごい汗かいてるよ梨花ちゃんこめかみなんかべっとり髪引っ付いちゃってる……どれどれ……いい? 自分でするから大丈夫? 扇風機強くする? うん、いいよ。あれはさ、本来は生まれてこなかったのに、梨花ちゃん。わかるでしょ? 園崎の掟であいつは存在しない子だった。なのに……のうのうと……生きて人様に迷惑ばかり掛けて、忌み子が……ばっちゃも迷わなけりゃ良かったのに。圭ちゃんを……どれほどにまで私が……知りもせずに……圭ちゃんを否定して、ないがしろにして。 ……は? 今、詩音? 繋ぎっ放し。地下にいるよ。…………ああ、あれね。わかってるよ梨花ちゃん。昨日詩音を見たってやつじゃない? 興宮で。ああ、あれ私。詩音の服着たおじさん。いろいろ工作しないとなんだかんだ言ってまずいのよ。あいつはいらない子だけどあいつ寄りの寛容な人間は園崎にも何人かはいるの。詩音なのに面倒見てくれてる人がね。頭が上がんないよ本当。その対策。あはは、さすがのオヤシロ様の巫女もこれには気が付かなかったんだね。ちょっとうれしいよ。で、もうちょっと聞いてもうすぐだから。 忌み子の癖に……さあ、あいつのために爪までむいたのにさあ、それを仇にしたのあいつは。だから落とし前付けさせてもらったの、きっちり。富竹さん覚えてる? 去年の6月の事件が落ち着いてからカメラ習ったことあるの。撮り方ね。でカメラ借りたの富竹さんの。借りてたの。だからさ、撮影は結構得意なの私。で、それ持って診療所に行ったの。 ここまできたらぴんとくるでしょ? ……こないの? ……巫女なのに? ……とりあえず入って悟史の病室に。もちろん私は悟史の友達だったから。お見舞いに行くことも何回かあったから、簡単に入れた。誰も疑いはしなかったね。ごくろうさまって声掛けられたくらいだもん。で悟史の部屋に入ったカメラ持ってね。きれいにしてあったよ。悟史の部屋。悟史もきれいな顔と身体だった。まずね、ベッドに腰掛けて、さすってあげたの。悟史のをさ。耳元で囁きながらゆっくり、 悟史……聞こえる? ……久しぶりだね悟史。こんなに近づくのも久しぶり…… しゅしゅってこすってたら、やっぱり意識は無くてもいいみたい。すっごい大きくなったの。簡単にわかった。だって服の上からでもテント張ってるみたいになるのあれ。でね、脱がしてあげた。悟史ねへそのとこまで付くぐらい感じてた。 大きい……悟史は悪い子だね……お見舞いに来ただけなのにこんなにして…… 今度は口でしたの。だって、いっぱい出てくれなきゃ付かないから。卵に。卵? 卵だよ。梨花ちゃん大丈夫? 卵だよ。卵。さすがに悟史の下の世話までは仕切れてないみたいでさ、悟史のアレからすごいお汁が出てくるの。溜まってたのかなずっと。性欲の処理はしてなかったみたい、さすがの詩音でも。まあ、寝たきりに性欲なんて感じないだろうけどさ。 気持ひひいぃ? さほしぃぃ……ひっぱひ、なっひゃたようぅ……さほひい…… そしたら悟史面白いんだって。ぴくぴくむずむず腰動きまくりでさあ……もう爆発寸前て感じだった。適当にタイマーセットしてフェラしてるとこを撮ったのまず。適当にカメラ置いてさ。何枚かね。このままじゃまずいから止めて。またがったの悟史に。ぐちゅぐちゅだったから楽だったよ。初めてだったけどそんなに痛くなかった。 はう……悟史の大きい……動いてもいい? 動いてもいい? 動いて…… 何回も打ち付けたの膣内に。思いっきり奥の子宮に届くように。もちろん繋がるとこも 撮った。動かしながら悟史の表情も撮った。本当にした印し残すためにね。 悟史……いいよ……はあう……はあっ。出しても……いいんだよ? いっぱいね……じゃないと…じゃないと…困るからぁ……悟史…… そう言ったらね悟史の顔が曇ったの。眉をちょっとだけ曲げてね。ううって息を吐いたの。 ……顔色悪いよ梨花ちゃん。平気? そしたら思いっ切り出たの。悟史の真っ白い濃い精液いっぱい私の中にぶちまけたの悟史は。中にいっぱい入って付くように思いっきり奥まで悟史のを入れた。子宮に届くようにね。悟史がイく顔もいいシャッターチャンスになったよ。溢れてくる白いのと悟史。何枚も撮って、最後に引き抜いてもったいないけど垂れてくる、悟史の精液を私のアソコごと納めたよ最後は。気持ちよさそうに息吐いてた悟史。 それでね、こっからが愉快だったよ……地下の詩音のところに戻ってさあ……まだあの子元気残ってたみたいでまたキツイの吐いてきたんだよ詩音は。もう激昂。雨あられ。そんな詩音に例の写真を渡したの。 ほら、悟史だよ。 写真渡したの。地下牢のし、詩音に写真渡したの。くくく……っははははは。あの子さあ、気がおかしくなったみたいでさあ訳分かんない声上げてんの……っくく。笑えたよう。梨花ちゃん。あの詩音がただの写真でだよ? でさ、気を失ったときには、もう笑いしかでなかった。逆に笑い殺されるかと思ったよ。ただの悟史と私の写真なのにさ。でしょ? …………大丈夫梨花ちゃん? 寒いの? こんなに蒸してるのに。気分悪くなってきちゃった? 震えてるよ。ごめんごめん、こっちが一方的に話し込んじゃったね。せっかく梨花ちゃんから出向いてくれたのに………………どうしたの。キツい? 倒れこんじゃってるけど……お茶? 飲むの? 飲みたい? …………気が付いた梨花ちゃん? やっと。 いいよ、無理しなくて、そのままで聞いてよ。相当効いてるみたい。結構飲んでたもんね。そうだね、うん。暑かったからね今日。……ほら、おじさん膝枕してあげるから聞いてよ。うわ、すごい……髪の毛きれいだね梨花ちゃん。梨花ちゃんもさあ、おかしいよ。いきなり家に来るなんてさ。あれでしょ。梨花ちゃんも同じなんでしょ? 詩音と。梨花ちゃんは詩音が、詩音と圭ちゃんが心配だから話をしに来た。本当? 違うでしょ。梨花ちゃんもさあ……圭ちゃんを奪いにさ、私から取るために話を付けに来たんでしょ? 首振ってるけどバレバレだよ。本当のこと言いなよ。 さらさらだね。梨花ちゃんの髪の毛。お目目も大きくて人形さんみたい。ほっぺもぷにぷにしてる。こんなに恵まれてりゃ、圭ちゃんたぶらかすのも簡単だしねえ。最近いっつも思ってた。梨花ちゃんが圭ちゃん狙ってるの。部活のときもにゃーにゃー鳴いて背の低さ利用して上目遣いで見てて圭ちゃんの頭を撫でてて……帰りがけも見せ付けるように圭ちゃんの手握ってさ、気に入らなかったらわざと斜に構えて圭ちゃんの気を引いて………てか何? 梨花ちゃんの制服のスカート……短過ぎ。あれも圭ちゃん惹こうとしてでしょ?学級委員長として注意しておくよこの際。……………………………………この泥棒猫……だから盛ったの、さっきのお茶に。 涙目になってるけど、無駄だよ梨花ちゃん。もう、バレでるし。圭ちゃん取ろうとしても無駄だよ。頭の悪い空気読めない魅ぃなら、簡単にケリが付くって思ってここに来たんでしょ。甘いよ梨花ちゃん。その涙も演技でしょ? お得意の。 梨花ちゃんもさ変な気起こさなけりゃ仲良くいられたのに……残念だよ。一緒にあれだけ頑張ってきた仲間なのに、詩音もそうだよ。……え、何。聞こえない。……え? 何? もう喋れないの? 喋れないほど効いちゃった? 全然聞こえないよ。うん。お茶飲む? なんか食べる。食べさせてあげよっか? 気分良くなるかも。眠い? 瞼落ちちゃいそうだね。こっくりこっくりなってるけど……じゃ最後に聞 いて、ほらここ。私のお腹。そうそう、もっと耳近づけて……聞こえる? ほら、悟史の子だよ。私のお腹にいるの。聞こえるでしょ。ちゃんと体温計って危ない日に悟史に会いに行ったからさ。絶対ここにいるの。分かるでしょ? 梨花ちゃん巫女だし、縁結びの神社の巫女だし。そうだ、祈ってね梨花ちゃん。………………じゃ、詩音のところに行こうか。梨花ちゃん。悟史の赤ちゃん報告しに行こ。一緒に。きっと喜んでくれるよ詩音。それで、次は圭ちゃん。圭ちゃんも喜んでくれるかな……圭ちゃん優しいから大丈夫だよね、梨花ちゃん。しばらく、圭ちゃんはおあずけになっちゃうけど。悟史の赤ちゃん産んだら次は圭ちゃんの番だから。圭ちゃんの赤ちゃんと悟史のどっちが可愛いかな? 女の子かな、男の子かな。一姫二太郎って言うし、悟史のが女の子で、け、圭ちゃんのが男の子がいいかな? どう思う梨花ちゃん? 聞いてる? あれ、梨花ちゃん? 梨花ちゃん。梨花ちゃん、梨花ちゃんってば」 fin -
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/3263.html
【劇場版スペシャルエディション】 【基本情報】 キャラクター名:[[リンネ・ココノエ]](九重 凛音) 種族 :ヒューリン 性別/年齢:女/17歳 メイン/サポート:エクスプローラー/サムライ キャラクターレベル:12 所属ギルド:スリーエース 経験点:総計:0/レベルアップ0/クラスチェンジ0/フェイト0/換金0/余剰0/ 出自/特徴・効果 :滅んだ民族の血/先祖伝来の技 境遇/運命 :余命幾許も無い(残る余命は最長でも3年)/死 【能力基本値】 ボーナス メイン/サポ スキル 能力値 筋力 12+3 5 ―/1 ――― 6 器用 20 6 2/1 ――― 9 敏捷 23 7 2/― +1 10 知力 8 2 ―/― ――― 2 感知 17 5 1/― ――― 6 精神 8 2 ―/1 ――― 3 幸運 9 3 ―/― ――― 3 HP/MP:87/64 フェイト :10 【戦闘】 能力値 装備 スキル [[その他]] 合計(ダイス数) 命中判定 9 -2 +5 +1D 12(3D) 攻撃力 ―― +18 +12 +8D 30(10D) 回避判定 10 +4 +1D ――― 14(3D) 物理防御力 +12 ――― ――― 12 魔法防御力 3 ――― ――― ――― 3 行動値 16 +12 ――― ――― 28 移動力:33m 【スキル】 SL タイミング 判定 対象 射程 C 効果 ☆《オールラウンド:敏捷》 1 メイキング ―― 自身 ―― ― メイキング時、敏捷に+1のボーナス。 ☆《ファインドトラップ》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― トラップ探知可能。達成値に+CL。 ☆《トルネードブラスト》 1 メジャー 自動 範選 武器 ― レベルがCL+1以下のモブを死亡させる。CL回制限 《バタフライダンス》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 回避判定のダイスに1個追加 《グランススラッシュ》 1 DL直前 自動 自身 ―― ― 武器攻撃を属性の無い魔法ダメージに変更。1シーン1回。 《スペシャライズ:刀》 5 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 種別:刀を使用した武器攻撃の命中判定とダメージを+SL。 《ウェポンフォーカス》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 種別:刀の武器ダメージを+4する。 《サプライザル》 1 メジャー 命中 単体 武器 4 隠密中の[武器攻撃]の[命中判定]にダイス1個追加し、ダメージに+[SLD6] 《アフターイメージ》 1 メジャー 自動 自身 ―― 8 [武器攻撃]の[命中判定]と[回避判定]にダイス1個追加。シーン間持続。 《デスゲイル》 1 DL直前 自動 EX ―― 10 [武器攻撃]のダメージに+【行動値】。1シナリオSL回制限。 《シャドウハイド》 1 リアクション 回避 自身 ―― 10 [回避判定]を行い勝利した場合、[メジャーアクション]1回を得る。1ラウンド1回。 《トップスピード》 1 SU 自動 自身 ―― 15 即座に[マイナーアクション][メジャーアクション]を得る。[行動済]にならない。SL回制限 《カタナマスタリー》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 刀を使用した[武器攻撃]の[命中判定]にダイス1個を追加 《スピリット・オブ・サムライ》 3 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 冥刀『月詠』(村正相当)所持。 《トゥーハンドアタック》 5 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 刀による攻撃ダメージを+[(SL)D6]。片手時のみ。 《レイディアントエッジ》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 刀の武器攻撃力を+3する。 《ソニックブーム》 1 メジャー 命中 単体 10 4 エンゲージしていない、10m以内の対象に[白兵攻撃]可能。 《レイジ》 1 マイナー 自動 自身 ―― 6 [武器攻撃]に+(【最大HP】-【現在HP】)する。SL回制限。 《トレーニング:筋力》 1 パッシヴ ―― 自身 ―― ― 筋力基本値+3 【装備品】 重量 命中 攻撃力 回避 防御力 行動 射程 備考 右手 :冥刀『月詠』 9 -2 +14 ――― ――― ―― 至近 身の丈ほどもある長大な刀(村正相当) 左手 : ― ―― ――― ――― ――― ―― 腕部 :水晶の数珠 6 ―― ――― ――― +4 +3 ―― 水晶で作られた数珠。守護と行動強化の呪が刻まれている(ファインバックラー相当) 頭部 :桜花の簪 2 ―― ――― +2 +2 +4 ―― 桜の花の意匠を施された簪(蝶の帽子相当) 胴部 :本振袖・桜柄 6 ―― ――― +1 +5 +1 ―― 白地に桜の花弁の柄が織り込まれた本振袖の着物(アヴォイドクローク相当) 補助 :神速のブーツ 1 ―― ――― +1 +1 +4 ―― 俊足のブーツの行動力をさらに強化した品 装飾品:羅刹の鞘 2 ―― +4 ――― ――― ―― ―― 合計 12/13 -2 +18 +4 +12 +12 ―― 本振袖・桜柄:回避判定直前、回避判定を+2する。1シナリオ3回まで。 神速のブーツ:瞬速のブーツに行動値+3エンチャント 水晶の数珠:ファインバックラーに行動値+3エンチャント 桜花の簪:蝶の帽子に行動値+3エンチャント 【所持品】 重量 解説 冒険者セット 5 野営道具・ロープ・ランタン・火打石などのセット品 HPポーション 3 メジャーで使用。使用者の【HP】を2D6回復。 刀魂・火 1 [種別:刀]のダメージロールに+1D 刀魂・火 1 [種別:刀]のダメージロールに+1D 刀魂・火 1 [種別:刀]のダメージロールに+1D 合計 10/13 所持金:8255G 【設定】 >身長160cm 体重は46kg程度 >一人称:あたし 二人称:基本的に名前呼び捨てか、アンタ。目上には敬語を使うことも。 >全体的に細身で、艶やかな黒髪はポニーテールに結わえて背に流している。 >黒曜石の輝きを持つツリ目気味の瞳は、常に不遜不敵な活力に満ちた眼差しを宿す。 >東方世界特有の衣装である『着物』(桜の花柄)をいつも身に着け、背中に身の丈ほどの刀を括る。 >肌は雪のように白く、瞳に満ちる活力とは対照的に、どことなく生気の薄れた儚さを印象付ける。着物を着込むのはあまり肌を晒さない為でもあるらしい。 >己の死を目前に、ギルドに加入。でっかく楽しそうな想い出作りをしておきたい、というのがその理由。 東方世界のとある武家の出身。産まれた当初から、母親と同じ病魔に侵されており、あまり丈夫な身体ではなかった。 何一つとて治療の手立ての無い死の病魔は、決まって一族の女性にのみ現われ。成長と共に確実に命を蝕んでいく。 誰一人として、20を超えて生きたものはいない。彼女の母も、20歳を迎えたその日に、娘を産み落としその生を終えてしまった。 そんな少女に救いはなく、療養という名の監禁。母を失った父は、その娘を『死神』『忌み子』と罵り虐げる。 だが、翼を捥がれた籠の鳥で死んでいくなど、冗談ではない。 己の死の運命は既に受け入れている。納得できないことがあるならば、それは。 ――今のままでは、死ぬその瞬間に、未練を残してしまう事。 一振り、刀を携えて。誰にも告げず狭い郷里を離れ、未だ見ぬ旅路を巡る。 たった一人、協力してくれた異母姉の事が時折気に掛かる。それでも、遥か道を行く足は止めず。彼女は世界を巡り、想い出を重ねていく。 ――やがて来る終わりの時に、未練なく、笑って逝く事が出来ますようにと、願いながら。 【セッション履歴】 rougeGM 第03話『砕け散る希望』 経験点:138 報酬:14000G MMP:[[セリカ]]&シェルファ 経験点:レン・ムラクモへ移動 【成長履歴】 CL1 【バタフライダンス】【グランススラッシュ】【カタナマスタリー】【スピリット・オブ・サムライ】 CL2 【トゥーハンドアタック】【スペシャライズ:刀】 CL3 【トゥーハンドアタック】SL2【スペシャライズ:刀】SL2 CL4 【トゥーハンドアタック】SL3【スペシャライズ:刀】SL3 CL5 【トゥーハンドアタック】SL4【スペシャライズ:刀】SL4 CL6 【スペシャライズ:刀】SL5 【スピリット・オブ・サムライ】SL2 CL7 【レイディアントエッジ】【ウェポンフォーカス】 CL8 【トゥーハンドアタック】SL5【トレーニング:筋力】 CL9 【ソニックブーム】【レイジ】 CL10【サプライザル】【スピリット・オブ・サムライ】SL3 エクスプローラーに転職 CL11【アフターイメージ】【デスゲイル】 CL12【トップスピード】【シャドウハイド】 イラストはぼろっくんの提供でござ~い
https://w.atwiki.jp/kirakira_dangerous/pages/59.html
きい、と蛇口をひねる音。 ほどなく、鈍色のシャワーノズルから吐き出された生暖かい水流が、傷一つない色白な肌に当たり水玉を散らす。蛇口をひねり、シャワーを浴びた女は、文字通り一息ついたと言うように、はぁ、と息を吐く。呼気は一瞬だけ白くなり、すぐに湯気に混じって分からなくなった。 熱を帯びた体に気を良くしたのか、女は少しだけ表情を緩めると、長く伸ばした髪を背中に流す。多くを占める長髪と、左耳の近くの一部だけ刈り上げられた短髪のコントラストが、妙な色気を感じさせた。 不思議な印象の女である。単に美女というには活動的な雰囲気が、ボーイッシュと言うには色気が、快活と呼ぶにはどこか暗い雰囲気が、それぞれ邪魔をする。そんな女。 彼女が微笑みながら湯浴みをする、日常の一風景、そんな形容が相応しいだろう。 床の大部分を染める、彼女から流れ落ちた誰かの血を無視すれば、の話だが。 女の名は浦見栞(ウラミシオリ)。 彼女が如何にして、シャワーで血に塗れた自らの肢体を洗うに至ったのか語るには、3年の時を遡ると共に、ある忌み名について触れなければならない。 浦見栞プロローグ『裏原宿ストローヘッズ』 裏原宿ストローヘッズ それは忌み名であり、悪名であり伝説であり、そして希望だった。 彗星の如く現れたそのチームは表裏原宿統一抗争を皮切りに幾つもの衝突と、時には国家権力も巻き込む動乱を経て血と闘争に塗れた渋谷のストリートをわずか3年で平定した。 そこは世間からも学園自治法からも見放された、行き場のない少年少女の安住の地でもあったという。 血と暴力と犯罪で呼吸するそのチームの名は、聞くものが聞けば眉をひそめる忌み名であった。 しかし、世間との関係を血と暴力でしか表せなかった子供たちにとっては、それは確かに希望でもあったのだ。 原宿の空は今日もどんよりとした鈍色だった。 曇り空の下の路地裏を、二組の集団が駆け抜けていく。 一組は揃いのライダースーツに身を包んだ5人ばかりの集団、もう一組は、ストリートファッションの男女5人組。ストリートファッションの集団が、ライダースーツを追い回している構図になる。 「絶彦(タツヒコ)、上! あいつが蜘蛛頭(クモガミ)だ!」 「っしゃおらァ!」 路地裏に小気味の良い声が響き渡る。 ライダースーツの集団から飛び出した――文字通り飛び出し、ビルの壁面を駆け上がったのだ――一つの人影を追って、絶彦と呼ばれたストリートファッションの青年が、追従するように飛び上がった。 「頭ァ俺が抑える! カズト、お前らは三下共をやりな!殺すなよ!」 「目立ちたがりめ! しくじったら指差して笑ってやるからな!」 カズトと呼ばれた少年はからから笑いながら、自らの首領を見送った。 長い付き合いだ。これが一番いいパターンだと、カズトも絶彦も互いにわかっている。 絶彦の能力があれば、蜘蛛頭のガラは抑えたも同然だ。もちろん、ヘマをしなければ、だが。 ストローヘッズのNo.2を自認するカズトは、自らが任された場をどう盛り上げてやろうかと舌なめずりした。 どうせ勝つならカッコよく。それが彼の信条なのだ。 UBER-Meets ――それが原宿を中心に渋谷区北部一帯を支配するチーム。そのヘッドを務める浦見絶彦の能力だ。 対象と自分を不可視の“線”で結び、その線を通じて対象にモノを届ける。おおまかに言えばそんな能力である。 能力の対象として捉えている限り“必ず届く”から飛び道具のたぐいは必ず当たるし、 自分自身を届ければ逃げる相手にも必ず追いつく。 「――っぶねぇ!?」 極めて強力である一方防御はからきしである。 うかつに踏み込むと死ぬ。 事実、追われながらも適宜牽制と反撃を行ってくる蜘蛛頭に、絶彦は攻めきれずに居る。 眼前に飛んできた糸の刃をすんでのところで避けると、後ろのビル壁が豆腐のように切り裂かれた。 「(んー…よくねぇな、こりゃ)」 蜘蛛頭アズサ――カズトの情報によると多種多様な糸を作り出す魔人、だったか。 本来はこの原宿との縁は薄く、吉祥寺のあたりのチームのヘッドであったはずだ。今はフルフェイスのヘルメットを被っていてわからないが、SNSの写真を見る限り結構美人だった。胸もある。 「なあ、おい、蜘蛛頭サンよぅ」 付かず離れずの距離を保ちながら、言葉を向ける。語り口は静かだが、声を“届けて”いるのだ。聞き漏らすことはないだろう。 「吉祥寺じゃいま大変なんだって? 同情するぜ、なあ、おい」 聞けば吉祥寺でも、海外マフィアの介入を背景とした大規模な抗争が始まっているということだ。蜘蛛頭のチームは大した規模ではないから、身の振り方には苦心するだろう。 「――――」 蜘蛛頭は応えない。 手指を振るって手繰られる糸を器用に操り、ビルの屋上を、壁面を、器用に逃げ回るだけだ。 「けどよ、横紙破りはいけねえな」 絶彦の視線は、蜘蛛頭の抱えるアタッシュケースに注がれる。 「俺の街(原宿)でクスリは御法度。知らねえたあ言わせねえぜ?」 「……ああ、そうだな」 「お、案外かわいい声してるじゃないの」 「――」 からりと笑う絶彦に対して、蜘蛛頭は再び押し黙る。おっと、いけねえいけねえ。 そう。この小康状態の間に、少しばかり情報がほしいのだ。 抗争に焼け出されてホームを出るというのは分かる。 再起のために資金がいるというのも分かる。 そのために安易にドラッグを取り扱うというのも胸糞は悪いがまあ、わかる。 だが―― 「ちょいとお粗末すぎやしねえか――なあ!」 「……っ!」 放った指弾が、蜘蛛頭の膝を捉え、大きくバランスを崩す。 そう。“お粗末”なのだ。 密売にせよ密輸にせよ、彼女らの仕事はすぐにストローヘッズの知るところとなり、この追跡劇となった。 「そいつを置いて原宿を出な。相棒が今頃あんたの部下もノしてるだろうが――ま、悪いようには……」 傾いだ蜘蛛頭の腕からアタッシュケースが離れ、ビルの屋上を転がる。 落下の拍子にか、ケースが開き、中身が晒されるが―― 「―――?」 “からっぽ”だった。 その事実に、一時虚を突かれるが―― 「(罠! 狙いは俺(・)か――!)」 既に仕込まれていた蜘蛛の巣が八方より迫り、 「う、おおおおっ…!?」 次の瞬間には、絶彦は縛り上げられてしまう。 その段に至ってようやく、誘い込まれたのだと理解した。 「…………悪く、思うなよ」 右脚を引きずった蜘蛛頭が、息を荒げながら歩み寄ってくる。 がんじがらめにされた絶彦は、少しだけもがいたあとに無駄と悟ったのか。右腕の周りに多少の可動域(・・・・・・・・・・・・)を確保したら、あとはだらりと脱力してビルの縁に吊られるに任せる。 「いやあ、生け捕りたあ案外優しいなとは思うが」 「……」 ヘルメットを外した蜘蛛頭が、飄々とした態度を崩さない絶彦を睨む。 その面差しを見て、絶彦は少し顔を曇らせた。蜘蛛頭は美人だったが、写真よりは細面――平たく言えばやつれている。顔色は悪く目の下には濃い隈が浮かび、瞳の奥には諦観とも猜疑心ともつかない暗い光が宿っていた。 「……誰の差し金だ?」 「さあな」 事実、こうしてにべもない。 「金のため?」 「…」 「ヤクのためか?」 「…」 「それとも人質でも――」 「黙れ」 声音に険が宿ったのを感じ取り、ああ、当たりだなと察する。絶彦にとっては、それがわかれば十分だった。蜘蛛糸に絡め取られたまま、身を捩る。 「ほいっ」 「――…!?」 絶彦の能力は“届ける力”だ。放った指弾を確実に届ける。語った声を確実に届ける。 あるいは――振るった拳の、その暴力や衝撃だけを、届けることだってできる。知らなければ――あるいは知っていても相性次第じゃ防げない、シンプルだが強力な能力行使だ。 緊張と弛緩を経て、不意に顎元に衝撃を受けた蜘蛛頭は、意識ごと刈り取られて崩れ落ちた。 「じゃ、喧嘩終わり」 「は?」 意識を取り戻した蜘蛛頭に向けられた第一声が、それだった。馬鹿なんだろうか。 「うるせえなあ。負けたんだから洗いざらい事情を吐いていけや」 拘束されてすらいない自分に、缶コーラが投げ渡される。炭酸を投げるな。 「………どういうつもりだ」 「どうもこうもねえよ。言った通り。人質取られて無理やりなんてやつ向こうに回すの、俺嫌いだし」 あっけらかんと原宿の首領は肩をすくめる。 「ヤるなら人質助けに行く方が原宿(おれたち)らしい」 どうにも本気で言っているらしい。 根を伸ばしてきている北海道マフィアが相手だと聞いても、この男はやるのだろう。そう思わせる空気を、浦見絶彦は纏っていた。 どうして、そこまでするというのか。 降り掛かった火の粉ではあるが、それ以上の関係はないだろうに。 「そらお前、ここでやりあった以上、こいつは原宿の事件だ」 「この街で俺に“関係のないこと”なんてねーのさ」 「もう、兄さんたらまた」 こうしてまたぞろ生傷をこさえて帰ってきたいい年の悪童ども、その首魁に対して彼女──浦見栞は困ったように眉根を寄せた。なんでか出てったときより人数まで増えている。それは彼らにとってはいつもの事であったし、理解をしていれば諦めもしているが、しかし小言の一つを言う権利ぐらいはあるだろうとも思っている。 「ハハハ、まあそう言うなよ。 な、な?」 ヤクザも警察も魔人公安もものともせず。東京に怖いものなしと豪語する絶彦だったが、妹のこの困り顔にはどうにも弱い。愛想笑いを浮かべて機嫌を伺う首領(ヘッドオブヘッズ)を、仲間たちはけらけらと笑って眺めた。 竹下通りからキャットストリートに抜けるいくつかの道筋の、中でも一等日の当たらない細道の途上にある雑居ビルが、彼らのねぐらだ。そこに時折増減を繰り返しながら、20人からなる男女が、雑に寝泊まりをしている。 「晩飯は?」 「カレー」 「牛!」 「鶏よ」 「むね肉!」 「もも肉」 「ももかぁ」 「文句言わないっ」 キッチンから漂ってくるスパイスの香りを背景に、彼らは思い思いに益体もない話に花を咲かせ、そのうち栞に追い立てられて洗面所へと放り込まれる。さっさと手を洗ってきなさい。 追い立てられるその背中は河原で喧嘩とエロ本探しに明け暮れていた頃と何ら変わらぬ悪がきっぷりで、栞はなんだかおかしくなってしまう。今となってはストローヘッズは、ヤクザも警察も無視のできない一端のチームであるというのに! 「高校?」 「おお」 鶏もも肉のカレー(おかわり三度目)を突きながら切り出した兄の言葉に、栞は怪訝そうに首を傾げた。 「お前もさ、そういう歳だろ。 考えなきゃいけないなって、兄ちゃん思ってるわけよ」 「えぇ……」 珍しく真面目に唇を結んで、絶彦はそう続ける。 口の端にカレールーがついていなければ、絵になる美男子ぶりだ。 「いいよ、今更。あたし中学だって行ってないのに」 対する栞は気乗りのしない様子で、口をへの字に曲げる。 家を出たのは栞が10歳を数える頃であったから、彼女の学歴は小学校中退だ。それでもどうにかやってきたのが、なんで今さら。といった所だった。 「兄さんと一緒にいるほうがいい」 「そうは言うけどな、あー……色々あんじゃん。将来とか、そういう。高校ぐらい出といたほうが良いって」 「兄さんだって高校行ってない」 「俺は……いんだよ。俺だし」 「なにそれ」 「高校には行ってないけどアレだよ、こう……学校では積めない“経験”?みたいな?」 「じゃ、私もそれ」 「だーめ」 「なんで!」 ぷう、と、年相応の少女の面差しで、栞は頬をふくらませる。 絶彦は栞のわがまま――大抵はささやかなものであったが――を概ね聞き入れて来たが、今回は頑なだった。 栞としては、兄と、チームがすべてで。それ以外のものが特に必要だとも思っていない。 けれど、兄はそうではない様子だった。 自分が見ていないものを見ている。 ずっと一緒だったはずの兄の様子が、少し、悲しい。 はじめ、5年前には絶彦と栞の二人だけであった。 魔人に覚醒した絶彦を、彼を取り巻く世界──つまりは親と、学校だ──は受け入れなかった。排斥の累は妹にまで及び、追い詰められていた絶彦は妹の手を取って家を飛び出すという、ひどく幼い決断を下すこととなった。 あの日妹の手を取らなければどうなっていただろう。 ──絶彦はそんなことを、時折考える。 生家は決して健全な環境ではなかったが、魔人である自分だけが居なくなれば、少なくとも衣食住と、通学ぐらいは保障されたはずだ。対して自分は一人で飛び出していたなら、とっくにどこかで野垂れ死ぬか、運が良ければお縄になるか、最高でもどこかの組の鉄砲玉だろう。 しかし現実はそうはならず――妹を思えば無茶はできず、非道もできず。折り合いをつけながら喧嘩と日雇い仕事と憂さ晴らしと人助けを繰り返していくうちに、自分は傘下のチームの魔人・非魔人合わせて300人からの顔役なんかを努めている。 誰も彼もがあの日の自分や妹と同じ顔をした、自分にとっての家族だ。 守る者も面倒も、苦楽を分かち合う相手も随分と増えた。腹の底から笑う日が来るなど、家を飛び出したときには思いもしなかったのだ。 あの日の決断と、今日までの妹の存在が、自分を救ったのだ。 そして自分が救われるばかりで、妹の人生には影ばかりを落としてきたのではないか。 そんな負い目が、絶彦にはあった。 裏原宿ストローヘッズ、そう名乗るようになってからは3年が経ち、絶彦は今年で21歳、栞も15歳になった。 家も街も学校も、どこにも居場所がなかった少年魔人たちが肩身を寄せ合う──そんな牧歌的な所帯も今は遠く。この大きな家族の行くべき先を、絶彦は学がないなりにぼんやりと考えていたのだ。チームで過ごした日々は閃光のように煌めいていて、しかしだからこそ、永遠ではない。 この3年で、チームを抜けたものもいる。 行く先はカタギであったり裏社会であったり様々だったが――彼らの近況を聞くにつけ、やはり学ぐらいはつけておいたほうがいんじゃないだろうか。 ―――そんな思考を経て、妹には進学を勧めたのだが。 「じゃあ」 高校に行くの行かないのと、どちらも引かずにわあわあと言い合う。 そのうち一緒に暮らすチームの者らも集まってことの成り行きを見守り、時には野次なんかも飛ばし始める。栞はそのうち目に涙まで浮かべ始めるし、そうなると絶彦の旗色はとたんに悪くなってくる。ちょっと男子栞ちゃん泣いてるじゃないのよといった所だ。理屈ではない。 「兄さんも一緒ならいく……」 「えええぇ……」 そんな空気の中で述べられた妹の妥協?案に、絶彦はひどく困り顔をしてみせた。 「いや、俺はほら……いい年だし…仕事とかもあるし……」 「夜学とかあるもん」 「うっ」 夜間主、定時制。 そんなシステムがすっと出てくるあたり、栞もあるいは進学について興味はあったのではないだろうかと勘繰りたくなる。裏原宿を統べる男として流れを読む力に長けた絶彦は、決して口には出さなかったが。 「あー……まあ、その」 周囲ではチームの者らがにやにやとことの成り行きを見守っている。 くそ。後で覚えとけよお前ら。 「考えとく……」 なんとも煮え切らない返事に、妹も野次馬も、たまらず吹き出した。 妹が笑っている。 野次馬(あいつら)が笑っている。 あの恥ずかしくも暖かい風景が遠くなっていく。 どうしてだ。 おれたちは未来に向かっていたはずだ。 そのはずだ。 そのはずだった。 なのに、どうして。 お前は、嘲笑(わら)ってやがる……。 「……やっとかよ」 絶彦にカズトと呼ばれた少年はそうつぶやくと、口角をわずかに上げた。 嘲笑(わら)ったと言えば聞こえはいいが、口元が痙攣したと言った方が実情に近いかもしれない。 陽の光一つない真夜中において、暗闇を一切駆逐する程の高出力の照明に照らされた、何もなく平べったい広場……公称何某スポーツ公園のあちこちに立つのは、彼を含めた幾人かの人影。 そしてその中心には、彼が首領(ヘッド)と仰いだ青年……絶彦が、倒れ伏している。 「あんたが悪いんだ、絶彦……あんたが、やりすぎたから」 カズトの言葉に、絶彦がピクリと反応する。上体を起こしてカズトを睨むその眼光は常と変わらぬ……いや、常以上に鋭いものであったが、しかしそれだけだ。巨大な槍で虫の如く地面に縫い留められていては、動くこともままなるまい。 浦見絶彦の能力は攻めに回れば極めて強力である一方、守りは脆い……本人も自認していた通りである。 「今のままじゃ、俺たちはもたない。いずれ警察か、ヤクザか、もっとやばい連中が出てきて俺たちはみんな死ぬ。俺も、あんたも……みんなも」 カズトは元々よく喋る男だったが、この日はいつにも増して饒舌だった。勝ったという安堵からか、身内を殺す後ろめたさからか、正確には本人にも与り知らぬところであったが。 「……だから、死んでくれ、絶彦。俺たちのために、原宿のために……栞のために」 絶彦の目が見開かれる。ぱくぱくと口が開くが、ひゅう、ひゅうと呼気のような音が漏れるばかりで、言葉は出ない。 言葉は出ないが、その意図をカズトは痛いほど感じ取っていた。 「……死んでくれ、首領(ヘッド)」 ――こうして、裏原宿ストローヘッズは滅びた。浦見絶彦の死は、たしかにそれと同義だったのだ。 奇跡のような男と、奇跡のようなチームは。閃光のように駆け抜けて、誰にも顧みられずに死んでいった。 「………ああするしか、なかったンだ」 そんな弁解が口をつく。 絶彦は原宿における台風の目だったが、しかし敵を作りすぎた。 野心で、嫉妬で、あるいは欲望によって。俺が手をくださなければ、いずれもっと凄惨な終わりを迎えていただろうというのは、当時のストローヘッズの幹部らの共通見解だ。 それでも絶彦の死後の原宿は、酷いものだった。 ヤクザをバックにつけた半グレが跋扈し、丁寧に潰したはずの麻薬のルートはあっという間に根を張る。押さえつけられていた無秩序な暴力がそこかしこに吹き荒れ、警察の大規模な浄化作戦が実行されるまでの2年間は、暗黒時代の再来と言っても良いざまだった。 ―――それでも。 原宿の王の空位が、周りの勢力が予見するずっと前に訪れたことにより齎された時間は、カズトと旧ストローヘッズにとっては値千金であった。 逃がすべきものを逃し、守るべきものを守る時間となったのだ。 「ン……どうしたの」 「ああ、悪い、起こしたか」 背後の寝台の衣擦れの気配に、思考を中断して意識をそちらに向ける。 あのときの自分が、守るべきであったもの。自らが手にかけた男が、なんとしても守りたかったもの。 そして今は、自分の手で、何が何でも守らなければいけない女だ。 「うん、なんだか目、冴えちゃった」 「俺もだ」 一糸まとわぬ姿の体温が、背中と、胸前に回された腕から伝わってくる。 「少し、昔のことを思い出していた」 「兄さんのこと?」 「………ああ」 伝わってくる栞の鼓動が、幾分か早くなった気がする。 忘れ得ぬ出来事ではあっても、カズトにとっては過去のことだ。栞は、きっと違うのだろう。まだ、あの日の慟哭の中にいる。 「(それも、もうすぐ終わる)」 明日には、朱門会との和睦が成立する。 原宿――いや、東京一帯に、つかの間と言えども平和が訪れるだろう。 その時には改めて、栞の―――二人の、未来を見据えようと思う。 ―――街も仲間も、あいつが本当に守りたかったものは、俺が守ってみせる。 偽りのない本心だ、そして 「(俺は、もうお前のナンバー2じゃあない)」 そんな、益体もない思いがあることも否定できなかった。 胸にわだかまる栞の指に、自分のそれを絡める。 「ねえ、カズト」 「ん」 二人分の指が、胸の前で踊る。 「どうして――」 ふわりと視界を、赤いものが踊った。 「どうして、兄さんを殺したの?(・・・・・・・・・)」 指だ。 戯れていたはずの指が、眼前まで舞い上がり、そして重力に負けてカーペットに吸い込まれていく。 「あ――え…?」 ありえないはずの光景と、あり得ないはずの言葉に、幾ばくか呆けてしまう。 知らないはずだ。 それだけは、それだけは栞に知られないように、本当に本当に細心の注意を払ったのだ。 絶彦以外の幾人かの口を封じ(・・・・)ることだってした。 知っているはずが、ないのだ。 「―――っ!」 混乱する思考とは裏腹に、血濡れたストリートを駆け抜けたヘッドとしての本能が身体を突き動かした。身を翻し、栞の身体を突き飛ばす。 「きゃっ…!?」 小さく上がる悲鳴は、よく知った控えめな少女のそれだ。 そして同時に、彼女が小さく舌なめずりをしたのを、カズトは見逃さない。演技、なのだろう。 「(ああ、畜生――!)」 したたかに、明確な意思を持って。栞は自らを害しに来ている! どうしようもなく、それを察することができてしまった。 ひどく狼狽する胸中とは裏腹に、また別個の思考が半ば本能としてカズトの脳裏を駆け抜ける。つまりは、“懐に入り込んできた敵魔人への対処”だ。 得物は鋏――あれが能力だろうか。自らの指を切り落としたのは間違いない。わずかに距離は取ったが白兵戦の間合い。苦手ではないが、何をしてくるのかわからないのは不気味だ。一旦引――― 「畜生っ――!」 否。 引けない。退けるはずもない。 それは立場であり、生き様でもある。 カズトはとっくに、そんな事ができる場所にはいないのだ。 「畜生、ちくしょうッ―――!」 最初の一撃で殺さなかったのは、それができなかったからだ――能力の条件であれ、心理的な理由であれ――と断じ、体制を整える暇を与えずに攻めかかることを選択する。 魔人同士の戦いは一撃必殺。 その好機を逃すつもりも、与えるつもりもない。 いま、速やかに、確実に。 無力化しなければならない。 「(無力化――?)」 いま、たしかに自分は、殺すという判断を避けた。 「(馬鹿かよ)」 殺すなよ、と。 かつて己のヘッドだった男が抗争のたびに口うるさく指図してきたことを思い出す。 カズトは自嘲し―――決して全力ではない速度で、腕を振り抜いた。 最も。結論から言えばこの逡巡に意味はなかったのだが。 「―――っ!?」 カズトは、悪魔と契約している。 自らをそれに変じたり、悪魔の持つ様々な権能を行使する――そういう能力だ。 この時も、左腕を悪魔に変じ、栞の土手腹を貫いた。 その、筈だ。 「関係、ないわ」 果たして、そうはならなかった。 悪魔に変ずる筈の腕は人と変わらない肉と皮のまま切り裂かれ、返り血で栞の裸体を染め上げる。カズトは最初の不意打ちで殺されなかったのはそれができなかったからだと断じたが、それは違う。あのとき、既に決着がついていたのだ。 「あ、あぁ…!」 今度こそ色を失い、カズトは後ずさる。 契約している十二体の悪魔、その尽くが、“応えない” 「切った、のか…! 俺の能力、いや、契約を…!」 鋏、という手段からの連想に過ぎなかったが、その推論は正鵠を射ていた。 栞はベッドの中で見せていたようにとろりとした笑みのまま、続けざまに鋏を駆る。 喉と声を、足の腱を、肺と呼吸を、内臓を。 一気呵成の機会を与えてしまった魔人同士の戦いに、逆転の機はない。 兄のことが大好きだった。 愛という意味で、恋という意味で、性という意味で。 大好きな兄が魔人だからという理由で遠ざけられるのはひどく悲しかったし 家を飛び出す兄が、自分の手を取ってくれたのは嬉しかった。 きっとこのまま結婚するのだと、心の底から信じていた。 チームのことだって好きだった。 二人きりでも良かったが友人ができたのは嬉しかったし、誰かのために戦う兄の優しも好きだった。何より、笑顔でいることが増えたのだ。こんなにも嬉しいことはない。 「本当は、兄さんが死んだって聞いて、私も死のうと思った」 血まみれのカズトを見下ろしながら、浦見栞は静かに語る。 「でも、兄さんはそんなこと望まないし」 「兄さんを殺した奴らも、許せないでしょう」 ―――だから。 力をひた隠し、静かに牙を研ぎ、機会を待った。 この男が、失うものが最も多くなる。そんな時を。 「ねえ、教えて?」 血まみれの肉塊に覆いかぶさり、耳元でささやく。 「他にもいるんでしょう、兄さんを殺すのに協力をした奴ら。 兄さんの影に隠れてばっかりだったおまえが、一人で勝てるわけないもんね?」 決着がついてこちら、胡乱な反応しか示さない肉塊に成り下がっていたカズトが、漸く反応らしい反応をみせる。うごめくその姿に、くつくつと笑みをこぼす。 「……めろ」 「ン?」 絞り出すように声を上げた肉塊に、小首をかしげて続きを促す。 「ゃ、めろ ……オ、れが、しねば。 はら、宿は…とうきょ、うは」 息も絶え絶えに語る内容に、栞はため息とともに首をふるった。 「ま、タ…地獄になる、ぞ……おれが、おさえていたヤツ、らも、うごきだす……。 たつひこ、が、まもろう、と、した、ーーー」 勢力図が、 バランスが、 チームが、魔人任侠が、学園勢力が、今のこの街を象っている。 このタイミングで、原宿の抑えが失われる影響は、都内全域に波及するだろう。 寝物語に、何度となくこの男が語ったことだ。 「んー」 語るべきを語らず、下手な命乞いをするカズトに、形ばかりの思案顔で返す。 「ごめんね。私、そんな難しい話はわからないの」 そうして鋏を振り上げて 「中学だって行ってないんだもん」 男性器に向けて振り下ろした。 朝方。 夜通しの尋問を経て、カズトは息絶えた。 遺骸を放置し、シャワーだけを浴びてマンションを出る。今日はなんとかという大事な会合だという話だから、あの男の部下がきっと見つけ、この街は大きく揺れるのだろう。 これはきっと、誰かの掌の上の出来事だ。 自分を魔人にしたあいつの絵図なのだろう。 カズトの所業を密告したあいつの計画なのかもしれない。 「―――関係ないわ」 兄の居ないこの街と、私は関係ない。 濡れた髪が発する、トリートメントの香りだけを残して。 浦見栞はその場を振り返ることなく立ち去る。 原宿の空は、今日もどんよりとした鈍色だった。 ■陰謀進行中 ■復讐継続中 山乃端(ヤマノハタ)一人(カズト) ―――死亡
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7612.html
前ページBullet Servants 「……と、少し前置きが長くなりましたね」 私の生まれ育った大地と、英雄たるお嬢様にも密接な関わりを持つ、ゴルトロックの英雄神話。 八英雄の一角・フォルテンマイヤー家にとっても、切っても切り離せぬ昔話を語り終え、咳払いする。 「……そして、我が主たるお嬢様――フォルテンマイヤー家当代の“末裔たる者(ミスティック・ワン)”。 セルマ・フォルテンマイヤー様なのですが――」 「ミスティック・ワン? 何それ?」 ……まず、そこからか。 初めて耳にした単語に、(無理もないのだが)また目をぱちくりさせるルイズ様。 ゴルトロックでは耳にすることのあり得ない台詞に、改めてここが異世界であることを実感する。 「……八種族の英雄の一族に代々伝わる、英雄を継承した者に対する称号です。 ひとまず、当座のこの話の中では――――八英雄家それぞれの当主の事だと思っていただければよろしいかと」 「何よそれ……わざわざ家督を継ぐのに英雄だのなんだのって仰々しいの持ち出すの? そもそも『英雄』って言葉、武功を挙げた人に対する賞賛でしょ。 世襲するもんじゃないと思うんだけど……」 「確かにごもっともと言えば、ごもっともではあるのですが――“それがゴルトロックの『英雄』というものでして”」 「……変なの。 で、そのあんたのいうセルマお嬢さまってさ、『わたしに似てる』って言うことだったけど――どういうことなの?」 「……っ、」 おそらくは相槌のようなつもりで、話の続きを促すルイズ様。 何気なく放たれた、極点を突く言葉――もっとも、そのつもりで話し始めた話題ではあるのだが――に、つい口ごもるが。 「お嬢様は―――“欠落者(ラッカー)”ですので」 ほんの一瞬だけ、再度主への謝罪と覚悟を済ませ、私も口を開いた。 「ラッカー? なんなの、それ?」 「ゴルトロックの言葉で『欠落した者』と言う意味です。 そしてお嬢様をはじめとするドラゴニュートという種族の中では、それ以上の意味を持つ言葉でもあります」 「欠落、した者……」 その言葉の響きに思うところがあるのか、考え込むようなそぶりを見せるルイズ様。 「先ほど申し上げた、セルマお嬢様の種族の特徴――覚えておられますか?」 「ドラゴニュートっていう種族のこと? そのぐらい覚えてるわよ。 『竜に変身できる亜人』ってことだったわよね? ほとんど韻竜みたいなものかと思ってるんだけど」 「お嬢様は――変身することができないのです」 「……へ?」 先刻説明した、種族最大の特徴を否定する私の発言に、きょとんと目を丸くするルイズ様。 「で、でも、ドラゴニュートって、『竜に変身できる種族』って言ったばかりじゃない? それが、できないって――?」 「……いちおう、それに関わる能力そのものは持ち合わせておられるのですが―― お嬢様にできるのは、背中に竜の翼を生やすことまでです。完全な竜の姿になることはできません。 生まれつきそれができない者も、後天的にそうなったという者も居る訳ですが―――― ラッカーとは、そうした変身能力を欠落したものに対する、ドラゴニュートの種族内での蔑称なのです」 「蔑、称……?」 続けられる私の説明を聞きながら、眉間にしわを寄せて考え込む契約主の少女。 「竜の力を宿し、竜に変身できる力を持って生まれたドラゴニュートという種族において、『変身できない』という事実は―― こういう言い方も非常に語弊があるのですが、ある種『神からの授かり物をフイにした者』という意識が強いのでしょう。 故に、発症が先天的ならば『忌み子』、後天的なら『神に見放された者』として―― ラッカーはドラゴニュートの社会では、太古の昔から現代に至るまで、蔑みの対象とされているのです。 ……ドラゴニュートでない私には、正直、理解しかねる話ではあるのですが」 「理屈としては、わからないでもないけど……でも、なんか納得できないかも」 ルイズ様から不意に、疑問の声が上がる。 「……? どうなさいました、ルイズ様?」 「だっていくら『韻竜みたいなもの』とは言っても――普段は人間の姿なんでしょ? 別に生活に困るわけじゃないのに――なのに、そんな酷い言われ方するなんて。そこまで悪いことなの?」 俗に言うところの『素朴な疑問』を呈する、召喚主の少女。 そこが、私が『似ている』と思った部分の根幹に位置するところなのだが――これも、“近すぎて視えない”ということなのだろうか。 「そのご意見、私としても同意する所ではあるのですが―――― なにぶんこれも太古の昔から根付いてきた認識ゆえ、個人レベルならともかく社会的には、些か拭い難いものなのです。 ――ちょうどこのハルケギニアの人々の、“魔法の有無についての意識のように”」 「……え?」 私の言葉に思うところがあったのか、一瞬忘我したかのように、動きが固まるルイズ様。 「……失礼しました、話を続けます。 お嬢様はもともと、フォルテンマイヤー家とは縁もゆかりもないごく普通の家庭に生まれた、平凡なドラゴニュートの少女でした。 ある日突然発現した、大神エル・アギアスがその資格者に授ける『英雄継承権の証』である赤い瞳―― フレイマル・ネクスを見出され、先代ミスティック・ワンのランド様にフォルテンマイヤー家に迎え入れられた、養子なのです」 「英雄の……資格? それに養子、って………… そのランドって先代の人―― 子供、いなかったの?」 「いいえ。お嬢様を迎え入れた時の先代にはすでに、 成人し、赤い瞳も発現した実の息子――シド・フォルテンマイヤーが居られました」 「……え? でも、それって――」 『既に嫡男たる人物がいるのに何故?』と言う表情を浮かべる少女。 その疑問に答えるように、私もすかさず言葉を継ぐ。 「……こういう言い方をするのも、非常に心苦しいのですが。 お嬢様を迎え入れたのは――フォルテンマイヤー家としては、『万が一の為』という意味が強うございました」 「え? どういうことよ、それ……?」 愕然とした表情を浮かべるルイズ様に、心苦しくも話を続ける。 「八英雄家はその特殊な事情から、たとえ血縁者であっても、赤い瞳を有さないものには継承を許されません。 そしてもし、当主のランド様と、その嫡男で有資格者であったシド様に万一のことがあった場合。 その際のお家断絶を避けるための、予備的措置として―― 赤い瞳を発現したお嬢様が、フォルテンマイヤーのもう一人の継承候補として迎えられたのです」 「…………そう、なの。 納得できない話じゃないけど……でも、何か釈然としないわね」 「……ありがとうございます」 「? 何でそこでお礼言うのよ?」 ――『釈然としない』。 この旧時代的な世界の慣習の中で育ってきた貴族の少女が、そう言ってくれただけでも、十分な気がした。 「……失礼しました、話を続けます。 セルマお嬢様はそうした特殊な事情があったとはいえ、それでもドラゴニュートの英雄の末裔であるフォルテンマイヤー家の 継承候補となれたことを誇りに思い、懸命に日々を過ごしておられました。……あの事件の日、までは」 「あの、事件の……日?」 話を続けながら、無意識のうちに眉間に皺を寄せていたことに気づく。 私の様子が変わったのを察したのか、幾分か表情を硬くして、ルイズ様が聞く。 「まだ執事修行中だった私が、お嬢様のお側役を命じられてから数年経ってからのことでした。 ――お嬢様は、暗殺されかかったのです」 「……え? 暗殺って……?」 「私もその場に居合わせ、下手人を…………この手で、殺めることになったのですが。 その暗殺未遂事件の実行犯は、フォルテンマイヤー家の先代執事――――私の、執事としての師と呼べる方でした」 「…………!」 「先代――ランド様の代から、家族ぐるみでよく仕えてくれていた執事に銃を向けられ。 さらにそれを、“この私が殺してしまった”という事実。 そして……同じく使用人として仕えてくれた、とても親しかった彼の家族との――その事件を理由にした離別。 その時の心の傷が元になって――お嬢様は、変身能力を失ってしまったのです」 ……語り続けられる、わたしの使い魔のほんとうのご主人さま――『セルマお嬢さま』の話に、知らず知らず息をのんでいた。 もともとは、この使い魔のハーフエルフが『わたしと似ている』なんて言い出した事から、始まった話題だったが…… 異境の地の亜人の話とはいえ――こんな複雑な上に、いろいろと深刻そうな境遇の話が飛び出そうなどと、誰が考えようものか。 わたしも、ラ・ヴァリエール家の三女として生を受けながら魔法が失敗ばかりで、 現状この体たらくではあるのだが――ここまで過酷ではなかった。 むしろ『似ている』なんて言っていいのかと、わたしですら感じたが……共感できる要素も確かにあったので、黙って話を聞く。 「その日以来、世間の――特にお嬢様と同族であるドラゴニュート達の、お嬢様を見る目も一変しました。 “欠落者”は、竜人種の中でも『忌み子』としての差別意識が根強く残る存在。 その継承候補としての身分ゆえ“表面上、ごく最低限の礼節こそ保たれてはいました”が…… それでもやはりヒトの生きる社会のこと。有形無形の形で、お嬢様へのそうした意識は表され――」 語り続けるリックの顔に、わたしの目でも見て取れるくらいに、苦いものが浮かんでいた。 見ていて少し辛そうではあったが――それでもここまで聞いて『やめろ』とも言えないので、続きを促す。 「う、うん……続けて」 「――当のセルマお嬢様も、“そんな存在になってしまった”ご自身や、事件で負った心の傷とそのときの境遇―― そして、世間からの目に、ご自分の人生に半ば絶望しておられました。 なまじ『“第二”継承候補として一族に迎えられていたこと』も、大きかったのかもしれませんが…… そうして少し前までは、『継承を絶望視された忌み子』となった自分の生きる価値を見失い、厭世的になっておられたのです」 「……そう、だったの」 話を聞き終えて――それだけ告げるとともに、ため息をつく。 ――似ている、なんてものじゃない。 生まれも種族も違うし、育ってきた環境だってぜんぜん違う。 でもそこには、“あり得ていたかも知れない『もう一人のわたし』”とも呼べる少女がいた。 わたしは彼の言う『お嬢さま』のように、自分の人生を『どうでもいい』と思ったことなどはないが。 それでも家で、学院で、あるいは社交の席などで落ちこぼれの『ゼロ』呼ばわりされる度に―― 自分の生まれと実力のつり合わなさ加減から、すぐにヤケを起こしたり、向こう見ずな行動に出たことも一度や二度ではない。 それに、彼の語った『お嬢さま』を、人生に絶望せしめた出来事。 わたしの生まれ育ったラ・ヴァリエール家はいままで、そうした継承権だの、暗殺だのといった出来事に 無縁だったからよかったものの――もし『自分がただそこに生きていたせいで』。 自分にとって親愛なる誰かが生死を問わず、人生を滅茶苦茶にされていたら…… (このリックのご主人さまにはちょっと失礼かもしれないが)わたしも、彼女のようになっていたかもしれないのだ。 “わざわざ養子として引き取られたのに、家督を継承することさえ絶望視された”、『欠落者』と蔑まれる少女。 そんな境遇の少女に仕えていたリックに、(彼を召喚した自分が言うのも何ではあるが)少なからず同情しそうになったところで―― 「……あ、あれ?」 ……あることに気づく。 この自分の使い魔たるハーフエルフの執事が、『本当のご主人さま』のことを語るその結びに、言っていた言葉に。 「ね……ねえ、ちょっと待って!」 「……はい?」 「……ふう」 ――やはり、この話はどうしても疲れるな。 一気にセルマお嬢様の『ルイズ様と似ている』と感じたところ―― 生まれ育った境遇と、それにまつわる過剰な(と、私の主観では思う)蔑視に曝されていたという事実、そしてそうなった原因―― 私もその当事者であった、あの暗殺未遂事件のことを語りきり、少しばかり重く嘆息する。 コゼットのことや、“末裔たる者”の宿敵である聖導評議会、そして暗殺事件の本当の黒幕だった『彼』のことは 煩雑さを避けるために割愛こそしたが――それでも私やお嬢様にとっては特に苦い記憶の一部だっただけに、尚更“重い”のだろう。 ここにいる、“私以外の関係者”の一人――否、一挺であるルダも、黙っていてくれたのは幸いだった。 その精神的な疲労感を、ため息でほぐしていたところで―― 「ね……ねえ、ちょっと待って!」 「……はい?」 目の前で話を聞いていた少女――ルイズ様が、不意に私に声をかけてきていた。 「どうなさいました、ルイズ様?」 「その……さっきまでの話の最後に、あんた、こうも言ってたわね。『少し前までは』って」 「……? はい、確かに」 「そ、それに……あんたの本当のご主人さま――セルマって人のことだけど。 最初に言ったその人の肩書き、『当代のミスティック・ワン』とも言ってたわね」 「ええ。……それが何か?」 唐突かつ勢い込んで浴びせられるルイズ様の質問に、キョトンとしつつ返答を続けていて。 目の前の桃髪の少女の目に、何か切実なものを感じ取る。これは―――― そして、契約主の少女の口から継がれる言葉。 「……だ、だったら! そのセルマって人、結局最終的には――――『ラッカー』ってのが治ったの!?」 問いかける眼に込められた、好奇心というには些か切実過ぎる感情と、その答えに対する期待の色を感じ取る。だが……。 少し前後の脈絡を予想しがたいその問いかけに、気を落ち着けて問い返す。 「……なぜ、そうお思いなのですか?」 「だって――そのセルマって人が継承を絶望視されてた理由って、その―― 事件の影響で変身できなくなっちゃったからでしょ? それがドラゴニュートの間ではよくないことだからって……。 でも、あんたのいう『お嬢さま』は、“当代”って言われてた。だったら――!」 ――成程、そういうことか。 ルイズ様の言葉の裏に隠された考えを察し、心中でため息をつく。 お嬢様と『似ている』と私に言われたこともあり、彼女はどこかでその答えを切望していることもあるのだろう。しかし―― 「……確かにこのリックは、貴女と彼女を『似ている』とは言ったけどね。 貴女はセルマ・フォルテンマイヤーじゃないし、彼女もルイズ・ヴァリエールじゃないのよ?」 「……ルダ?」 「え!? ……拳銃、それってどういう意味よ?」 不意に口を挟んできたルダの言葉に、いかにも『水を注された』と言いたげな顔で、ルイズ様が問い返す。 「“変な期待はするな”ってことよ。リック、言っておやりなさいな」 「へ?」 鳩が豆鉄砲を食らったような顔で、ルイズ様が硬直する。 期待通りの答えなど用意できないのが気の毒だったが――それでも要求は要求。 偽りなく、顛末を告げることにした。 「……結論から申し上げますと、我が主の変身能力は元に戻ってはおりません。 セルマお嬢様は今でも、『欠落者』のままです」 「え!? で、でも、そのラッカーってのになっちゃったから、周りの人が――」 「……少し私も説明不足でしたか。 実はラッカーになっても、お嬢様に刻まれた継承権の証である赤い瞳は、消えてなどいなかったのです」 「へ……ど、どういうこと?」 「私も、まさかそうなるとは思っていなかったけどね。 それに忘れてない? 仮にもしラッカーでなくなったとしても、もう一人、継承候補の大本命がいたって事を」 「……あ」 ルダの一言に、ランド様の実子、シド・フォルテンマイヤーのことを思い出し――そこでさらに困惑するルイズ様。 「で……でもどうして!? その人、ある意味ずっとあんたのお嬢さまより有力だったんじゃ――」 「確かに、そうではあったのですが……真に英雄の継承者を決めるのは、“大いなる神(エル・アギアス)”の意思です。 そこには、我々の――ヒトの介入する余地などありませんので。たとえそれが、先代のミスティック・ワンであっても」 「私としても実に予想外だったけど――――エル・アギアスはそれでもあの娘を選んだって訳。 まぁもちろん、後にその件で少なからずトラブルは発生したのだけれどね」 実際には、断じて“『少なからず』というレベルではなかったのだが”――そこは割愛する。 「で、でも……跡取り決定まで全部神さま任せなの!? おかしいわよ、そんなの!」 「他の『名家』ならいざ知らず――八英雄家については、その成り立ちが成り立ちですので。 それに、二千年間続いてきたこの形は、単なるルールではなく――――文字通り、人知の及ばぬ神の力も働いておりますれば」 「…………そう、なの……」 答えが期待外れだったことに、ルイズ様はがっくりと、肩を落とした。 「……セルマお嬢様のことに関しては、大体このようなところでしょうか」 話のオチに落胆するわたしに、やんわりと声をかける使い魔のハーフエルフ。 (……結局、治らないのかぁ……) 先刻このリックが話してくれた、わたしと少なからず共感するところのあった、彼の『本当のご主人さま』。 『欠落者』とやらになったのに、今ではその家督を見事に引き継いでいるとのことだったから――『もしや』なんて思ってしまった。 あのこうるさい拳銃も言っていた通りに――『“似ているのなら”、もしかしたらわたしも』なんて。 ――『ゼロ』からの脱却などという、淡い期待を。 ――変な期待はするな? うるさいわね、半分近くはわかってたわよ。 鉄砲ごときに言われる筋合いなんかないじゃないの、生意気な。 そこまで心の中で毒づいて――それに引き続くとある疑問が、わたしの脳裏を一瞬よぎった。 このまま放置するのも寝覚めが悪いので、ついでに尋ねてみる。 「ねえ……ゴルトロックの神さまはどうして、そんな彼女を、継承者に選んだのかしら? そもそも、いったい何が基準になるのよ? わたしには分からないわ」 「それに関しては――前者については、申し訳ありませんが正直なところ……本当に、私には答える術がございません。 “大いなる神”の意思とやらは、我々人類の思惑などとまったく無縁のところにあるものですので。ただ――」 「ただ?」 「後者に関しては……これも正鵠を射たものとは言えませんが、私なりの考えでよろしければ。 おそらく、英雄として本当に必要なのは――『なろうとする』ことよりも『たろうとする』ことなのではないかと思います」 「……え?」 予想だにしなかった話の流れに、つい眼を丸くする。 「それって、どういう事?」 「英雄に“なりたい”と思うことは――それは翻せば『認められたい』という心から来るものです。 それ自体を否定するつもりはございませんが……自然、それを目指すために、度を越した無茶に走るもとにもなります。 そしてその行為の結果が――成功失敗にかかわらず、世の中にとって良い方向に進むとは限りません」 「そ、それで?」 「……例え、英雄的な――世間一般でそう呼ばれるような『凄い行為』に走ろうとしなくてもいい。 それよりは、本当に失くしてはならない、大切なものを護る。“英雄として、己のあるがままに”。 例え超人的な力を持ち合わせていなくとも――誇りを持って、本当に成さねばならぬ事を強い意志で成し遂げてみせる。 そうした者こそ、自ずから、“英雄たるもの”になっていくものなのではないでしょうか」 ――穏やかな微笑みとともに、彼の語る『英雄』の条件。 『英雄』というものの話なのに、まるでわたしの『理想と現実』についてのことを言われているような気がして、こそばゆいものを感じた。 「……なんだか、妙に説得力があるわね」 「私のお嬢様という、実例がございますので」 ――そして、この一言である。 『お嬢さま』とやらは、よほどの意思で件の逆境から立ち上がって見せたのだろう。 こいつの表情からも、その信頼感が伺える……いまのご主人さまであるわたしとしては、実に複雑な心境だが。 ……なぜか自然に、こいつの『お嬢さま』に対して、負けるもんか、という気持ちが湧き上がってきた。 そこまで来て、ふと我に返り―― 「あーっ!?」 「ど、どうなさいました、ルイズ様!?」 「そういえばもう昼休みじゃない! お祈りももう終わってるかも……早く行かなきゃ食いっぱぐれちゃうわよ!」 「は……はぁ。それで、この教室の片付けは、これで――?」 「なんだかんだで掃き掃除や机の水拭きまで済ませておいてまだやる気!? これで十分だってば! ほら、さっさとついてきなさい!」 「か、畏まりました……!」 ……そういえば、いつの間にか陰鬱な気分はかなり薄くなっていた。 脱いでいた背広と手袋を身につけ、あわてて掃除道具の片付けに入る使い魔の姿を傍で見つつ、胸中で呟く。 こいつの『お嬢さま』とやらに、わずかばかりの感謝と、挑戦めいた意思を込めて。 ――そうだ。 わたしだって、負けるもんか。 いそいそと掃除道具を片付けてこちらへ駆けつける使い魔を従え、アルヴィーズの食堂へと、駆け足で向かう。 ……多分また息も切らさずに涼しい顔でついてくるんだろうなぁ、このハーフエルフ。 「…………さいってい!」 ぱぁん、という小気味良い乾いた音と、しっかりと利いた手首の返しとともに、少女が少年を張り倒す。 食堂のすぐ外にあるガーデン・テーブルと、その上の紅茶とクッキーをなぎ倒しながら、大地に転がる少年。 「……こんなことなら、あんたなんかにその香水あげるんじゃなかったわ!」 「ま、待ってくれたまえ! きみはなにか酷い誤解をして――」 少年が、己を張り倒した少女に、縋りつくように弁明しようとしたところで。 「その香水の小瓶……ミス・モンモランシが、自信作にしか使わない特別なデザインの……!」 「え゙!? あ、いや、そ……その、これ、かい……?」 少年を挟んで、その反対側にいた栗色の髪の少女が、涙ぐみつつ発した言葉に振り返り。 言葉の意味を一瞬遅れて理解した後、錆び付いたドアの蝶番のようにたどたどしく、少年は金髪の少女に視線を戻す。 「……へぇ、それで。 わたしがそれなりにがんばって作った香水を――よりによって後輩へのプレゼントに使い回し? たいした伊達男ぶりだこと」 「うそ……そんな、ひどい……!」 「い、いや、待ってくれケティ! モンモンも! “ちょっとした手違いなんだよ”! ケティ、ぼくはきみにこれを渡そうとしたんじゃないんだ! ぼくはただきみに、先日のあの美味しいクッキーのお礼に、この青銅製の薔薇のブローチを――」 パニックの極みに陥った頭で。 背後で、降り始めの小雨のように涙をこぼす、下級生の少女と―― 決壊寸前の堤防のような威圧感を湛えた目の前の少女に、無我夢中で弁明する少年。 『や』と『ば』と『い』の三文字に埋め尽くされた頭で必死に、“香水が発端となった”『洪水』を阻止しようとして。 「青銅の薔薇のブローチを――――なんですって?」 「あ゙」 土嚢代わりに積み上げようとしたそれが――“堤防を構成する上での要石”だとも気づかずに。 「……わたしだって、あんたからそんなのもらった事ないのにっ!」 「やっぱり、ミス・モンモランシとお付き合いを……うそつきっ!」 「ぶろっ! ずばらっ!?」 乾いた二つの快音とともに、堤防は決壊した。 両の頬に赤い手形を貼りつけて倒れた少年を見下ろすと、少女達はそれぞれに、少年への憤りを吐き捨てる。 「お噂は聞いてましたけど……まさか本当に、こんな不誠実な方だとは思いませんでした! さようなら!」 「あんたのために夜なべした自分が馬鹿みたい! いいかげんな男の香水にはこれで十分よ! じゃあね!」 「ぶわっぷ!?」 泣きながら走り去る栗毛の少女。 持っていたワインボトルの中身を少年の顔にぶちまけ、肩を怒らせてずかずかと歩み去る、金髪の少女。 「ま、待ってくれ……待つんだ、ふたりとも……!」 蚊の鳴くような声で呼び止めるも、二人の背中はすでに豆粒。 昼休みの食堂で唐突に始まった、文字通りの昼メロドラマが如き光景に、彼に注がれるのはせつない生き物を見る視線ばかり。 「どうして、こんなことに……」 この場で一番せつない思いをしている少年は、芝生に這いつくばったまま、一人呟く。 ……いや、そりゃ彼女がぼくに香水くれたのはうれしかったさ。持ち歩きたくもなるよ。 それに、あの子がぼくを慕ってクッキーくれたのだって、無下にはできないじゃないか。 おいしかったし、そ、そ、それに――彼女自身だって、結構かわいかったし? 仲良くなれるとラッキーとも思ったし? お礼の一つもしたくなるってもんだろう、男なら! で、単にケティにお礼とお近づきの品の、手製のブローチを渡そうとして――“間違ってあの香水を出してしまって”。 そして不運にも、“そこにモンモランシーが通りがかってしまっただけの話じゃないか”。 そりゃ、間違えちゃったのは双方に失礼だった。それは認めよう。だが―― 「なんでここまでひどい目に……今日は、厄日、か?」 ――いや、まず二股かけようとしたお前が悪い。 ここにいる野次馬達は誰もがそう思ったが、あまりのせつなさと少年の間抜けさ加減に、親切にツッコむ者は誰もいなかった。 「うわああああああああああ! ヤケ酒飲んでやるぅぅううううううううッ!」 自身の“根本的な失敗”は棚に上げ、ひとまず目下の一大事こと失恋のショックに泣き咽ぶ金髪の少年。 彼の名は――――ギーシュ・ド・グラモンといった。 前ページBullet Servants
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/589.html
5話――馬鹿は軽率に愛を嘯く サヴィーノは思わず、それを見上げた。 人間サイズの物体を、軽々と蹴り飛ばせるような巨躯。サヴィーノのような右腕だけの鉄拳ではない。正真正銘の巨大構造物にして超重量の鋼鉄――テウルギア。 「な……っ?」 次に見たのは眼前=床に尻もちをついたままのジルベルト――テウルギア〈ディエス・イレ〉のテウルゴス。 テウルギアに携わる者なら誰であろうと……いや機械全般に置いて当然のものだ。 人間が動かそうとしなければ、機械が勝手に動くはずなどない。いくつかの例外こそあれど、テウルギアにおいては殊更だ。 テウルゴスとレメゲトンが同在しなければ、テウルギアはまともな稼働などできるはずがない。 器用に、腕を伸ばしたままの〈グリエルモ・テル〉を押しのけ、ジョニーだけを蹴り飛ばせるはずなどない。 狭い空間に、風が吹き荒れた。 〈ディエス・イレ〉が、ジルベルトを前に屈んだのだ。両の手で彼を救いあげ、守るように、握りこむ。 祭典の時と何ら変わりはない。豪華絢爛極まる装飾に彩られ、それを大きな白いマントに隠している。 ただ一点だけ……左右で緑と青と違っていた双眼が、共にエメラルド色を煌々と光らせている。 その下=胸部で開かれたままのコクピット――その奥に見える登場席はまだ誰も座っていない、がらんどうの空洞だ。 なら、誰が――何が、動かしているのか? 声にならない問いに答えるように、ジルベルトの声が再び響いた。 「アデラーイデは、光となって、そして〈ディエス・イレ〉に宿り……私と共にいる」 開かれたままのコクピットをそのままに、〈ディエス・イレ〉が屹立する。胸の位置に開いた手のひらに、ジルベルトを載せながら。 そして、次なる声が響いた。 『このぉ! よくも、ダーリンを!!』 もう一機のテウルギアが、動き出す。 拳を受け止めた姿勢のまま静止していた〈タンブルウィード〉だ。 肩から先を回し、武器に手が伸びる――寸前で、再び声が差し入る。 『よしなぁ、ハニー!』 『でも!』 『俺みてぇなイケメンに、心配なんざいらねぇよ――』 静まった白煙――白く積み重なった大理石の瓦礫を押し退けて、それ(・・)が姿を見せる。 まともな人間であれば、動くことなどできないだろう損傷だ。 ジャケットの袖だけを残して、両方の腕はどこかに消えている。胴体のどこかがひしゃげているのだろう、シャツが歪んで、千切れた穴から金属片が覗いている。 顔にあっただろう人工皮膚も剥がれ、耐酸化に黒色加工された金属の頭蓋が、顕となった。 「――安心しな。俺はピンピンしてるぜ。この通りな」 それでも、ジョニー・ザ・ウォーカーは動いていた。 瓦礫の山を踏み進み、よろけながらも歩み進める。 今度こそ、サヴィーノの聞き慣れたくないはずだった声に/変わり果てた姿に、むしろ憎さは消え失せて、安堵する。 「おめえ、やっぱり人間じゃなかったか(・・・・・・・・・)」 「俺は男さ。人間だろうと(・・・・・・)レメゲトンだろうと(・・・・・・・・・)関係ねぇ。だろ?」 頬の人工皮膚をぷらぷら垂らしながら、変わらずヘラヘラと笑うジョニー。 拳を交えた、その瞬間から疑問はあった。 どう控えめに表現しても、体格においてサヴィーノの方が圧倒的に有利であったはずだ。小細工や体術など関係なく、力任せの喧嘩をして、細身であったジョニーが互角に渡り合えるはずがない。 ――同じ人間ならば、という前提があればこその疑問だ。 だが全身義体、あるいはレメゲトン用の義体(ガイノイド)となれば話は変わる。高所から投げ落とされても、変わらず動き続けられたのだ。まともな人間ならば死んでいてもおかしくない状況で、その前提を疑わないはずもない。 であれば〈タンブルウィード〉から聞こえてきた女性の声は、テウルゴスであり/指輪のもう片方を持つ者だろう。 『わかったわ。でも後で治させてね』 「もちろんさ。ハニーと一緒にいる時間を、これ以上減らされてたまるか」 それっきり動きをやめた〈タンブルウィード〉の横で、ジルベルトが二人を見下ろす。 思わず、互いを見合わせた二人が、見返す。 「〈歩く大聖堂(・・・・・)〉が、おめえの奥さんってか。棺の花婿(スポーゾ・ラ・バーラ)」サヴィーノが声を張り上げた。 「歩く大聖堂、か……。なるほど否定しがたい。どこから広まったのか、私の忌み名もだ」 答えるでもなく、ジルベルトは応じる。 「如何にも、アデラーイデはここにいる。より正しくは、その聖遺物を収めるべくして建造されたのが、この機体だ」 「聖遺物……」 眉をひそめるサヴィーノ。 聖人と呼ばれる人間は、確かにいた。未だ見目の若いサヴィーノが、少しばかり若かった頃、存在はどこかで耳にしていた。企業歴唯一無二の聖人だ、と。 享楽に耽ってばかりのサヴィーノでも、土地に深く馴染んだ信仰とは離れられようもない。聖人とは、故人につけられた称号であると。なんとなくは察していた。 「なればこそ、広義においては棺と呼べるでしょう。そして教義においては、それを祀る教会でもあります。 そして私は、その教会を所轄する助祭であり、テウルギアのテウルゴスでも……」 歩く大聖堂……それは単に、過剰な装飾を揶揄しての言葉であったはずだった。 それを知ってか知らずか……胸から肩へ、歩き出したジルベルトが、その頭部をゆったりとなぞる。 「しかし! 私にとってはアデラーイデそのものだ。あなた方も見たでしょう。このテウルギアは私などいなくとも、己が力を振るうことができる。 この機体の中で、アデラーイデは生きている(・・・・・・・・・・・・)!」 朗々と声を響かせ、心底愛おしそうに金属製の装飾に指を這わせる。 ……しかし、最初の返事となったのは、ジョニーの大きな嘆息だった。 「とんだカスだ、てめぇは。そりゃ死人を拝んでる連中だから、多少は、なんて思ってたが……」 ジョニーの目は、ジルベルトではなく、格納庫の最奥に飾られたステンドグラスを――描かれた十字架を見ていた。 「そのトップはやっぱ、意味わかんねぇことばかりホザきやがる。死人を動かして、なぁにが生きてるだ。 そんなもんで愛の証明なんざ、片腹痛ぇよ」 ジョニーが目を細く研ぎ澄ます。怒りの血気など、すでに冷めきっていた。 見つめ返すジルベルトの表情が、最初の険しいものへ戻される。 「お引取り願おう。 あなた方がこれ以上この場にいれば、また無益な争いが生まれ、無用の流血が起こる。 そして今度こそ、私では御しきれなくなる」 「わあったよカス伊達男。おおせのとおりに」 ……ジョニーとジルベルトだけではない。サヴィーノもまた、興冷めに肩をすくめた。 すでにサヴィーノの興味は、ジルベルトとそのテウルギアになど向けられていなかった。 床に落ちたままのハットを持ち上げて、埃を払う。 両腕のなくなったジョニーでは、それを被り直すこともできないだろう。 愛する人間にかっこつけさせる程度の義理は、サヴィーノにはあった。 頭に被せて、肩に手をかける/互いの瞳の奥に、ギラついた光を見る。 「じゃあな。男根(ジョニー)なしのジョニー。二度と会いたくねえよ」 「いちいち余計だ。だが同感だぜ。戦場でも会いたくねぇ」 それは、味方として相容れられないという決別なのか、それとも敵として……? ――疑問に思うだけ野暮であるとかぶりを振って、サヴィーノは歩き出した。 ……一度だけ立ち止まって、振り返らずに告げる。 「礼は言わねえからな。気障野郎」 「わかってるさ。あばよ、色男」 一人の人間が死んだ、その情けも怒りも吹っ切れて、清々しい風が吹き込むようだった。 不思議と、サヴィーノは笑っていた。 背中にいる男もきっと笑っているだろうと思い、そして見られていないことを知りながらも、背中へ手を振った。