約 48,659 件
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/690.html
[部分編集] 弱小大名の復讐 使用ゲーム 信長の野望・革新 PK シナリオ・担当勢力 PKS2 関ヶ原の合戦 織田家 シナリオの設定 上級、イベあり、台風あり、寿命史実(長野業正のみ調整あり) プレイ動画形態 紙芝居あり プレイ上の縛り 兵1、港ループなど禁止。 登録武将 なし 史実武将の扱い - 投稿時期 2009年06月19日~連載中 投稿者名 thouno 関連タグ 【弱小大名の復讐】 リスト 弱小大名の復讐 ニコ証 - 備考 平行連載:涼宮ハルヒの革新 概要 最上・太田・長野という滅亡常連組にテコ入れをしてみた動画。 初心者といううp主のプレイ動画。うp主の担当勢力は織田家。 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10583.html
【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 ベリウス II 復讐の邪神 タイトル ベリウス II 復讐の邪神 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-VTJ ジャンル アクションRPG 発売元 サミー 発売日 1992-2-21 価格 4200円(税込) ベリウス 関連 GB ベリウス ローランの魔獣 ベリウス II 復讐の邪神 駿河屋で購入 ゲームボーイ
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1412.html
一章 復讐の始まり チルノは今日も湖の周りにいるカエルを捕まえて凍らせる遊びをしていた。 「えいっ」 (ピキッ、ピキキッ) チルノは両手でカエルを握り、冷気を送った。カエルは抵抗するも、やがて完全に凍り漬けになった。 「さーてと、うまく解凍できるかな~」 チルノは凍ったカエルを手でクルクル回していたその時・・・ (ツルッ) 「あっ」 (パリーン) チルノは手を滑らせカエルを地面に落とし、カエルは三等分に砕けた。砕けたカエルは当然死亡したが、殺したチルノは・・・ 「あちゃー、またやっちゃった。まあいいや、どうせカエルだから何も出来ないだろうし。やっぱりアタイって最強で天才ね。」 チルノは砕けたカエルを湖に捨て、またカエルを探し出した。しかし、あらかた凍らせ(殺し)たのでチルノはカエル殺しを切り上げた。 「ふあ~、カエルもいなくなったことだし帰ろ。」 チルノはそのままパタパタと空を飛んで帰っていった。チルノが去った後に茂みに隠れていた数匹のカエルが姿を現した。 「また仲間があの氷の妖精に殺されたケロ。」 「もう我慢の限界だケロ。痛めつけるケロ。」 「でも、僕達じゃあの妖精にかなわないケロ。」 「じゃあ、このまま黙って殺されろって言うのかケロ。」 「そういうわけじゃ。」 カエル達が言い争っている時、湖の中から大きなカエルが現れた。 「同胞達よ、気持ちは分かるが今は落ち着け。」 「お、大蛙様!?」 「お前達があの妖精に立ち向かっても歯が立たないのは分かっていよう。」 「しかしあの妖精は」 カエルが意見を言おうとしたが、大蛙はそれを制した。 「無論、氷の妖精を見過ごすのも許す訳にはいかぬ。相応の罰を与えねばならぬ。」 「奴は既に10匹以上の仲間を殺しています。罰は当然死を与えるべきです。」 「だが、妖精には消滅しても生まれ変わるという性質を持っておる。記憶は無いだろうが、また奴が我等を襲う可能性がある。どうするべきか。」 カエル達は暫く考えた。そして、大蛙が一つの提案を出した。 「これはどうだろうか?」
https://w.atwiki.jp/tetegogakkyoku/pages/234.html
キャストコメント/復讐者 きゃすとこめんと/ふくしゅうしゃ【登録タグ き キャストコメント 復讐者】 nana-music.com 何気にnanaでこんなに長く地声で喋った事ないかも コメントキャラクター 復讐者
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/12638.html
アン女王の復讐号 名前:Queen Anne's Revenge オブジェクト:『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(2011年) 概要 1710年代に実在した、海賊黒ひげの旗艦として使われた海賊船。 『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』では、乗組員には人間とゾンビが混在しており、死の予言を受けた黒ひげが生命の泉を求めて航海をしていた。一等航海士はアンジェリカ。ジャック・スパロウが乗船していた時期もある。 登場作品 エピソード パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 エピソード パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 海賊の黒ひげが舵を取り、ブラックパール号を奇襲して船長のヘクター・バルボッサに重傷を負わせた。死の予言を受けた黒ひげが生命の泉を求めて航海をしていた。アンジェリカは泉のありかを特定するために北を指さないコンパスを持つジャック・スパロウを仲間に引き入れた。バルボッサとジャックの策略によって黒ひげが消滅した後は、バルボッサがアン女王の復讐号の船長となった。 パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 バルボッサ率いるアン女王の復讐号は、魔の三角海域から蘇った海の亡霊アルマンド・サラザールの攻撃を受ける。バルボッサはサラザールの宿敵ジャックのもとへ連れて行くと約束し命乞いをする。ジャックのもとへ辿り着いたバルボッサはサラザールを裏切り、ジャックと手を組み復元したブラックパール号に乗り換える。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2514.html
「何故……何故俺は生きているんだ……?」 漆黒の闇から解き放たれた後に、彼が意識を取り戻したのは夜の闇の中。 だが、そこは殺し合いの舞台には不似合いなほどに爽やかなそよ風が吹き抜け、柔らかな月の光に照らされた砂浜であった。 うちよせるさざ波の音は、これから浜辺で一杯やりながら天体ショーを楽しむにはうってつけのように思えた。 ある意味で楽園とは、天国とはこういうところなのかもしれない、そう思わせるほどの静かな場所。 それを振り払うのは自分の首に感じる、ひんやりとした金属の感触。 そして、こうして視覚で月光を捉え、嗅覚で磯の匂いを感じ、聴覚で吹き抜ける風の音を聞き、触覚で金属の無機質さを知る。 五感で生を感じるということが、屍と化したはずの彼、笹塚衛士にとっては最早あり得ないことだったのに。 無意識に彼は自分の上着の、そしてズボンのポケットを探っていた。 そして、愛用の煙草が無いことに気づき、その気だるそうな表情を崩さぬままに小さく舌打ちしてみせる。 そのまま、砂浜にどっかと腰を下ろし、闇と同じ色に染まり何も見えない海を眺めながらしばし思索に耽った。 笹塚衛士は、自分の両親と妹を"シックス"の手によって永遠に喪った男である。 その日を境に彼は、自らの生を仇敵への復讐の為に費やし続けた。 一時的に友と決別し、闇の世界に飛び込んで完璧な破壊技術を身に着け、裏の世界に人脈を築いてその機会を執念深く待ち続けた。 そしてついに巡ってきたその好機……計画は完璧で、奴の首に手がかかりかけていたはずだった。 だが、その行動全てが憎むべき男の掌の上の出来事であると気づかされた時、彼はターゲットとの格の違いを痛感させられた。 怨嗟、憎悪、憤怒、そうした負の感情が霧散していった最後に、彼が目にしたのはいつしか自分の内に深く入り込んできた一人の女子高生。 憑きものから解き放たれた彼は、無意識のうちにその顔に微笑みを湛え……そして散ったはずだったのだ。 「あの時の俺は……どんな表情をしていたんだろうな」 そのことを省みながら笹塚は思う。 自分の中でそれほどまでに彼女の存在が大きかったのだろうか。 あるいは巻き込んでしまって申し訳ないとでも半ば自嘲していたのだろうか。 当の本人ですら、もうそれは分かっていなかった。 「……信じられんが、どうやら俺は"また"生かされたのかもな」 吐き捨てるようにつぶやく。 復讐の念に憑りつかれた彼の半生が、全て"シックス"の計画通りであることを知った今、この生もまた奴に与えられたものなのかもしれないと笹塚は考えた。 大方、新しい血族が使うという強化細胞とやらで、その命を繋ぎ止めさせられたのだろう。 奴らにとって自分は余興にうってつけの玩具か、はたまた何かの実験にうってつけのモルモットか。 いずれにせよ、以前と同じく奴の掌で踊るだけしかできないのか、彼はそこまで考えて一つ大きくふぅっと息をついた。 わざわざ与えられたこの機会を、もう一度復讐の為に充てるのか? それとも実験生物は実験生物らしく、大人しくその命に従うべきなのか? 笹塚は考えあぐねていた。 死の直前にその復讐心は大半を削ぎ落とされてしまった。 かと言って、ハイそうですかとあっさり屈服するほど彼は芯の弱い人間でもなかった。 今の自分は宙ぶらりんの存在、そもそもが黄泉の国から強引に連れ戻されたような、いわばこの世の理から縛られていない存在だ。 明確な行動指針を定められないまま、彼はおもむろに傍らに転がっていた袋をあさってみる。 「ある程度予想はしていたが……まさかこれほどとはな」 中に入っていた名簿に連なる見知った名前の羅列に、思わず笹塚は頭を抱えそうになった。 「"人外"であるあの男はともかくとして、だ……弥子ちゃんに、探偵事務所のチンピラ、それに石垣までか……」 最後におまけのようにして自分の概ね不出来な部下を付け加え、さらに嘆息する。 収監されているはずの犯罪者が数名と、自分と同じく命を落としたはずの者の名前も確認した。 そして、自分の命を一度は奪ったはずの怪盗Xの名を目にし、彼は首をかしげた。 記憶が確かなら、奴の名は今や"X"ではなく"XI"であったはず。 それとも、かつて奴をサポートした女と同じく、分かりやすいように知れ渡った通名で載せているだけか……? 笹塚は結論に至らない思考を一旦脇に押しやり、ついでに名簿も袋に押し込んだ。 次に"シックス"たちが授けたという武器とやらを探り……彼は二度目の生では初めてその顔に微かな笑みを貼り付けた。 その笑みは、端的に言ってしまえば"苦笑"と称するような代物である。 「おーおー。こいつはまた随分と懐かしいもんじゃないか」 笹塚が手にしたのは白地のマスク。その額と顎の部分にはいくつかの小さな穴が開けられていた。 まだ彼の暮らしが平穏そのものだった頃、TVで偶々やっていたホラー映画で見る者に強烈なインパクトを残した一品だ。 「復讐に堕ちた自分に、復讐鬼のマスクか。おあつらえ向きとでも言った方がいいかね」 適当な穴に指を通してマスクをクルクルと回し、そして仰向けになって空を見上げて一人ごちる。 「さて……どうしたもんか」 【A-4 浜辺 一日目深夜】 【笹塚衛士@魔人探偵脳噛ネウロ】 [状態] 健康 [装備] 自分の私服 [所持品] 支給品一式、ジェイソンマスク [思考・状況] 1.再び復讐の為に動くか、大人しく殺し合いに乗るかを考えあぐねている Back 闇 時系列順で読む Next 捲土重来 Back 闇 投下順で読む Next 捲土重来 笹塚 衛士 Next [[]]
https://w.atwiki.jp/sorcerian/pages/88.html
復讐の黒き勇者 遥か南の国ルドニアが機械魔人ソドムとゴモラによって滅ぼされた。その噂を耳にしたソーサリアンたちは早速魔人が居ると言うバドの要塞に忍び込む事にした。 シナリオは全て3人までです 復讐の黒き勇者イントロダクション 登場アイテム プロローグ 登場モンスター イントロダクション 南方にあるルドニア国。この国がなんとたった2体の機械魔人・ソドムとゴモラによって滅ぼされてしまったのだ。 その機械魔人はララクの都の郊外にあるバドティラビ工場で作られたらしい。この工場には世界中から連れて来られた奴隷たちが強制労働されているという噂も聞こえてくる。もしや最近頻発している奴隷狩りと何か関係があるのではないだろうか・・・?だとすると、事は一刻の猶予もないかもしれない。いずれにしても、危険な魔人を放って置く訳には行かない。 事態を憂いたソーサリアンたちはこの要塞のような工場に潜入する事を決断した。 登場アイテム PC-8801 / PC-9801 / X1Turbo / PC-88VA アイテム名 種類 かかっている星 魔法 火 水 木 月 太 金 土 ダギの石 × 2 2 2 2 2 2 2 なし 黄金の壷 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし 魔人の骨 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし ペンダント (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし 足枷の鍵 (木の棒) 0 0 0 0 0 0 0 なし 酸の水 (一握りの砂) 0 0 0 0 0 0 0 なし 銀の鍵 (小石) 0 0 0 0 0 0 0 なし プロローグ 南方にあるルドニア国。この国がなんとたった2体の機械魔人・ソドムとゴモラによって滅ぼされてしまったのだ。 その機械魔人はララクの都の郊外にあるバドティラビ工場で作られたらしい。この工場には世界中から連れて来られた奴隷たちが強制労働されているという噂も聞こえてくる。もしや最近頻発している奴隷狩りと何か関係があるのではないだろうか・・・?だとすると、事は一刻の猶予もないかもしれない。いずれにしても、危険な魔人を放って置く訳には行かない。 事態を憂いたソーサリアンたちはこの要塞のような工場に潜入する事を決断した。 登場モンスター マリンバ 石化の水滴をたらす。 グノッグ 酸の水辺に住む、目の見えないモンスターです。 ピラミッド・トラップ 触れると石になってしまう。突然飛ぶので注意。 インペリアルハウンド この工場を見回る犬のモンスター。 ゴモラ 手から光線を出す。足が弱点。EXP 4000
https://w.atwiki.jp/asaiworld/pages/121.html
【復讐のアーチャー】 『ますたーは ぼくたちが まもるよ』 クラス:アーチャー マスター:クビア 真名:ロドス島の巨像 性別:人格は少年 属性:中立・中庸 ステータス:筋力A 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具B~EX クラス別スキル:対魔力B 単独行動D 固有スキル: 【神性:D】 元は神を模した像であり崇拝の対象でもあったため僅かながらの神性を持つ。 宝具: 【街々破壊する者(ヘレポリス)】 自らの体を攻城塔へと変形させる。 この状態では通常時よりも脆くなる。 【敵焦がす者(ファロス)】 腕から煮えたぎる油を噴射する。 噴射するまでが宝具であるため油そのものは宝具弱体効果等の影響を受けない。 【敵射貫く者(ヒュエトス)】 全身から槍や剣、矢や盾などを敵へ向け射出する。 一度使うとしばらく自分の体から武器を取り出す事が出来ない。 【崩れてもなお残る者(アイオーニオン)】 自身の体が崩壊し戦闘続行、または撤退が不可能になった場合にのみ発動可能。 自身と自身に触れている者を石化、崩壊させる。 第二の宝具『敵焦がす者』を直前に使用していた場合残骸から油を流出させる。 【解説】 世界七不思議のひとつ、ロドス島の巨像そのもの。 本来は更に巨大だが英霊の枠に無理矢理押し込まれた結果2.5メートル程の大きさになった。 人格は打ち捨てられ巨像を作る材料になった武器たちの恨みが統合されたもの。 アヴェンジャーとしての性質を持たずに召喚された自分こそが紛い物であることは承知の上で 本質であるアヴェンジャーの自分からマスターを守るため奮起している。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5041.html
文字サイズ小で上手く表示されると思います その計画は、完璧と呼ぶに相応しい内容だった。 僕達の作ったゲームで戦い、僕達だけに許された特権で完勝し、僕達にこそ相応しい パソコンを取り返す。 その為に僕達は数ヶ月の歳月をかけて入念に準備をしてきたんだ。 もちろん、相手に勝負を受けさせる為の対策にも抜かりは無い。 僕達が用意した新型パソコン4台を前に、SOS団の団長さんはあっけなく勝負を受 け入れた。 「賞品の前渡しなんて気前がいいじゃない!」 ……今のうちにせいぜい喜んでおくといい。 悔しがる彼女の顔を思い浮かべつつ、僕達は決戦の日を待った。 「復讐」 漆黒の宇宙空間を悠然と前進する、我らコンピ研の大艦隊。 その中央に位置した旗艦の中で、僕はその時を待っていた。 「……部長、SOS団の艦隊がログインしました」 部員からの報告を耳に、僕は新たにモニターに浮かんだ5つの船影に視線を送る。 ほほう……前衛1、中央に3、後方に1か……。どうやら、かなりこのゲームをやり 込んできたようだな。 特に前衛に位置した艦隊の索敵行動は素晴らしく、開発側である僕達にも劣っている とは思えない。 後方の艦隊は一見すると彷徨っているようにしか見えないが……何か作戦の一環とい う可能性も捨てきれない。 なるほど、流石はSOS団といった所か。 しかし、君達がどんなに知略を尽くそうとも僕達の勝利は揺るがないのさ。 戦闘領域到達を前に、僕は部員達に音声回線を開いた。 これより、コンピ研はSOS団との戦闘を開始する。今回の我々の「作戦」に対して 納得できない者も居るだろう。しかし、この戦いは報復戦なのだ! 卑劣な手段を用い た相手に遠慮をする必要など存在しない! SOS団の団長によって奪われたパソコン と尊厳を、今こそ取り戻すんだ!! 「部長!」 「やりましょう!」 「任せてください!」 士気を向上させた部員達の声に、僕は勝利を確信し―― コンピ研、出撃! 全艦隊に攻撃命令を飛ばした。しかし―― 圧勝間近の僕達に襲い掛かった突然のプログラム修正、混乱した僕達の艦隊は見る間 に宇宙の塵へと変わっていく。 何が起きたのかなんてわからない、僕は敵から逃れようと艦隊を動かしていたはずな のに、気がついた時には敵に完全に包囲されていたのだった。 次々と打ち落とされていく護衛艦隊、そして 「部長!?」 「た、助けてくださいー!」 次々に聞こえてくる部員達の悲痛な叫び……。 ただ呆然としていた僕の視界は、前方に現れた艦隊のレーザーによって真っ白に染め られた。 「コ……コンピ研に栄光あれー!」 母艦を貫く閃光の中で、僕の叫びは虚しく消えていく。 勝利を約束されていたはずの戦いは、そうして幕を閉じた。 「部長……あのパソコンの支払い請求がきています」 申し訳なさそうに話す部員の言葉は確かに耳に届いていたが、僕には返事をするだけ の元気は残されていなかった。 そもそも、あの4台のパソコンはSOS団に勝利したあと返却する予定でレンタルし た物だったのだ。 だが、勝負に敗北してしまった以上、購入して支払いをしなくてはならない。 世界に通用する凄腕ハッカーと知り合えた事を考えても、それはあまりにも重い代償 だった。 ……し、支払い期限はいつだったかい? なんとか机から顔を上げると、部員は躊躇いながら請求書を差し出す。 そこには、今日を含めて10日後に迫った日付が書かれていた。 つきつけられた現実の前に思わず胃に手をあてる。 コンピ研に割り当てられた今年度の予算を全てつぎ込んでも、請求に書かれた金額を 精算する事はできない。となれば……。 深夜の部室に、延々とキーボードをタイプする音が鳴り響く。 モニターに流れる文字と手元の原稿用紙を確認しながら、僕は1人指を動かしていた。 ……はぁ……僕は何をやってるんだ? パソコンを取り返すどころか、追加で4台も渡 す事になるなんて。 しかも、最初の時とは違い今度は自業自得なんだよな……。 知り合いを頼って運良く見つけられた打ち込みのバイトだったが、その作業量は徹夜を 覚悟せざるをえない物だった。 癖のある字に戸惑いながら、僕はデスクに置いていた珈琲へと手を伸ばす。 しかし、そこにあったはずのマグカップは見つからずに手は空を切った。 あれ、そこに置いたと思ったんだが……。 原稿用紙から顔を上げた僕の前に、そっと置かれるお茶のペットボトル。 「胃を悪くしますから」 「お手伝いしますよ」 「仲間じゃないですか」 そこには、先に帰ったはずの部員達の姿があった。 な、なんでここに。 「さくさくやっちゃいましょう」 「添削と原文の修正は僕が」 「じゃあ僕は打ち込みを手伝います」 僕が何も言う前に、部員達はそれぞれのパソコンを立ち上げると作業へと取り掛かっ ていった。 ま、待ってくれ! これは僕の責任なんだ。 そう僕が叫んでも彼等は気にした様子もなく、 「部長を選んだのは僕達です」 「それに、結果は負けちゃいましたけど部長の作戦は完璧でした」 「最後までお供します」 僕は、自分がどれだけ仲間に恵まれていたのかを思い知った。 ……お前達……不甲斐ない僕の為に……すまない……。 泣いている暇なんてない、僕はコンピ研の部長なんだから。 涙で滲んだ目を擦りながら、僕は必死に指を動かした。 数日後―― 「受領確認のメールが届きました。部長、作業は終了です。…………部長?」 誰よりも長く、誰よりも多くの作業を率先してやっていた部長は今、机に伏せるように して寝息を立てていた。 そんな彼の様子を眺める部員達の目は暖かい。 やがて、誰からともなく徹夜の作業で汚れてしまった部室の清掃が始まった。 連日の作業の中で、コンピ研の部員達の間にはそれまでには無かった強い連帯感と仲間 意識が生まれていた。SOS団との戦いで、コンピ研は確かにパソコンと年度内予算を無 くしてしまったが、代わりにお金では手に入れられない物を手に入れていたのだ。 「じゃあ、帰ろうか」 「そうだね」 掃除を終えた部員達が部室を後にしようとした時、部室の入口から遠慮がちなノックの 音が聞こえてきた。 そもそも、コンピ研に部外者が訪れる事など滅多にある事ではない。 お互いに顔を見合わせながらも、先頭に居た部員が扉を開けると、そこには清楚な雰囲 気の女生徒が立っていた。 彼女は、部屋の中に居た部員達の姿に驚いている。 「あの……ど、どちら様でしょうか」 部員の1人がおずおずと聞いてみると、 「2年の、喜緑江美里といいます。あの……部長さんはいらっしゃいますでしょうか?」 彼女は遠慮がちにそう聞いてきた。 「えっと、居るには居るんですけど……」 彼女から見えるように部員達が場所を空けると、彼女は納得したようで優しく微笑む。 「わかりました。あの、今日でなくても構わないので伝言を頼めますか?」 気をつかって小さな声で聞いてくる彼女に、その場に居る部員全員が頷く。 「生徒会の喜緑ですが、打ち込んでいただいたデータに問題ありませんでした。こんなに 早く仕上げて頂けて助かりましたとお伝え下さい……それと」 彼女は申し訳無さそうな顔をした後、後ろ手に隠し持っていた小さな紙袋を取り出した。 「部長さんにこれを渡してください。ごめんなさい、こんなに大勢で作業されていたなん て知らなくって1人分しかないんですけど……」 差し出された紙袋を部員が取りあえず受け取ると、 「それでは、よろしくお伝え下さい。ありがとうございました」 彼女は丁寧にお礼を言って去っていった。 残された部員達の視線は、彼女の残した小さな紙袋に集まる。 「これって、あの喫茶店の袋じゃないかな」 「あの喫茶店って……電気街の店の事?」 「そう。部長が、何故か1人じゃないと入ろうとしないあの店」 「…………」 しばらくの間沈黙していた部員達の視線が、紙袋からまだ眠っている部長へと移っていく。 その目には、信頼ではない何らかの感情が篭められていた。 「復讐」 ~終わり~ その他の作品
https://w.atwiki.jp/uo00/pages/713.html
復讐の共鳴シールド [Resonant Shield Of Vengeance] 概要 外見:ブロンズシールド[bronze shield] 俗称: 入手:クエスト「証拠集め」 性能 詠唱保護:[属性] 10% 詠唱可 物理ダメージ反射:20% 回避:+8% 冷気抵抗:1% [属性]抵抗:10% 装備STR 35 耐久性 255/255 解説・用途 関連アイテム コメント 名前 コメント