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じっと空を眺める男の後ろ姿がそこにはあった。遠く広がる空には藍色が滲み始め、いよいよ太陽の光も強まり始めていた。 思えば遠くまで来てしまったものだ、と男は思った。走って、走って、走り通して……ついにはこんなところまでやってきてしまった。 不意の哀愁が彼を襲った。ただ理由もなく、乾いた砂漠と一族の歌が懐かしくてたまらなくなった。 時間は恐ろしくゆったりと辺りを漂っている。男は手元に残った紙切れに、もう一度眼を落した。 何人もの名前がそこにはあった。数えるのも億劫になるほど、人の名前が記されている。 そのどれもが彼にとってはどうでもいいことのように思えて、男は黙って名簿をカバンにしまいこんだ。 今は考えるよりも行動しよう。為すべき事を終えれば幾らでも時間はあるはずだ。 静まり返った街並みを一人、男はゆっくりと進んでいく。 恐れる必要はない。何一つ見逃すまいと辺りに眼を配り、彼は慎重に足をすすめていった。 ジョニィ・ジョースターはそう遠くない場所にいる、と彼は思っていた。 これと言った理由があるわけではない。強いて言うならばあの青年が見せた暗く冷たい眼だろうか。 あの眼を思い出すたびに、彼の中でその想いは大きく膨らんだ。それは次第に思いというより確信にすり替わっていった。 ヤツの眼を思い出せ。あれは覚悟の座った目だった。自分の目的のためならば難なく一線を超えてしまえる眼。 ヤツは、俺と同じ眼をもっている。ジョニィ・ジョースターは俺と同じだ。目的のためならば手段や方法を選ばない意志。 それをヤツは持っている……! ピりッ……と空気が張り詰めていくのを感じ取った。もはやそれは男の中で確信と言うものから確固たる事実として姿を変えていた。 男の足が自然に早まる。ぶるり、と電流が駆け抜けていくような感覚が彼を襲い、彼の身体は戦いを前に自然と高揚し、緊張し、震えた。 男は足を進め続けた。一切気を緩めることなく街の道を歩き続け、そして次の十字路を左に曲がったところでピタリと立ち止まった。 いた。そこに立ちつくしているのはジョニィ・ジョースター。 二本の足でしっかりと立ち、左手は右手首を固定。銃の狙いを定めるように、その右手を彼目掛け伸ばしている。 即座に男はスタンドを傍らに呼び出した。わざわざスタンドを隠す必要はないと思った。 青年の背後に漂う薄い影は間違いなくスタンド像。どうせわかってしまうことならばわざわざ隠すまでもない。 青年の足が自由に動いていることは確かに驚くべきことだった。しかしそれもあまり考慮すべき事ではない。 この一本道、例え足が動こうが動かまいが、逃げ道はない。つまるところ、戦いは単純だ。 生きるか死ぬか。数時間後、ここに残るのはジョニィ・ジョースターか、サンドマンか。 吸い込む息はどことなくざらざらしていた。呼吸を躊躇うような重い沈黙が辺りを満たし、二人はその場に凍りついたように動かない。 狙いを定める青年の指先。懐に飛び込もうと力を込めた男の足。隙のない二人はどちらも動かない。動けない。 風が二人の間を通り抜けていった。沈黙を青年の言葉が破った。 「君は何のために戦っている……?」 ちょっとした静寂が二人の間を流れる。風が吹けば消し飛んでしまいそうなほど、薄い静寂。 「土地のため、家族のため、一族のため」 男は短くそう答えた。青年は何も言わず、ただ頷いた。返事のしようがなかった。 男は一呼吸置くと、歯の隙間から漏らすように息を吐き、話を続けた。 別に話す必要はなかった。二人は戦うべきはずで、おしゃべりなんかを楽しんでいる場合ではない。 だというのに、何故だかそうしなければいけないと思った。 そうしなければ自分の行為がまちがった、汚れたものに成り下がってしまう。そんな気がインディアンの彼にはしていた。 「俺はただ奪われたものを取り返したいだけだ。ほかは何も必要ない。 大地があって、精霊たちを祭る聖地があって、一族が暮らせるだけの場所があればそれだけでいいんだ」 「…………」 「綺麗事ばかり言ってはいられない。 例え土地と言うアイディアが俺たちにとって掴みどころのないものであったとしても……。 後から乗り込んできた者たちが、勝手に権利という紙きれで主張しようとも……。 俺はただ、俺たちの生活を守りたいだけだ。なによりも俺たちにとっての大切なものを守りたいだけだ」 「…………」 「……そして、そのためなら俺は躊躇わない。一族を救うためなら、俺はなんだってやってやる。 レースで一位にもなってやる。金を集めて買い取ってやる。誰かを犠牲にしなければいけないとでもいうのなら、殺しだって、やってやる」 言葉が宙に消えていくと、再び辺りは沈黙に満ちた。静けさが影を落として二人の間を漂う。 青年はゆっくりと手を下した。銃のように突きつけていた指先は地面を指し、背後を漂っていたスタンドが姿を消す。 青年は無防備な姿をさらしていた。チャンスだ、と男は思った。 何故そうしたかはわからないが、青年はみすみす大きな隙を見せていた。ジョニィは直立不動、サンドマンは臨戦態勢。 その一瞬は、大きな一瞬として勝負を決定づけしまうだろうというのに……青年は構えを解いた。 固く冷えたコンクリートの感触を確かめる様、そっと足先に力を込める。サンドマン、いつでも動ける体制で初撃を狙う。 青年はそんな動きを見せても、何も言わなかった。何も動かなかった。 黒く乾いた目線が男を突き刺すように見据えている。その沈黙は話の続きを促すようだった。 彼の懐まで飛び込むのにどれぐらいの時間が必要だろうか。何度跳躍をし、どれほど踏み込めばこの拳は彼に届くだろう。 もう何も話すことは残っていなかった。しかし、考える時間が欲しかった。 サンドマンは白々しいとはわかっていたが、話を続けた。彼の体を貫くイメージを脳裏に浮かべながら、青年の問いかけに答えを重ねる。 「だからジョニィ・ジョースター、俺はお前を殺す。お前にはここで死んでもらう。 遺体を大人しく引き渡せばと考えていたが、お前はあまりに知りすぎている。 足が動くようになっていて、俺の知らないことを多く知っているようにも思える。 取引を確実にするためにも、お前にはやはり死んでもらうしかない」 「……一族のため、聖なる大地のためか」 「ああ、そうだ」 青年はため息をこぼさなかった。その瞳に感情の波風一つ立てずに、彼は言った。 「―――ないんだよ、サウンドマン」 耳が痛くなるほどの沈黙が落ちた。 インディアンは眉をひそめた。まさに今飛びかかろうと、足に込めていた力を緩めた。 目の前にいる青年が放った言葉の意味が理解できなかった。彼の言い放った五文字の言葉が、一体何を指し示しているのか、彼にはわからなかった。 青年は繰り返す。なくなったんだ、とはっきりとした口調で繰り返した。男は何が、と聞き返すことができなかった。 青年の瞳は寒々しさを覚えるほどにからっぽだった。がらんどうの空洞の奥には感情が潜んでいるかどうかも、わからない。 肌の下で心臓が大きく膨らんでいくのがわかった。それが上下に揺れて、肺と喉が締め付けられた。男は無償に苦しかった。 沈黙がこれほどまでに苦しいということを、彼は今初めて知った。 今から始まるものが何であるにせよ、決して良くないものだということだけはわかっていた。 多分言葉を遮るように襲いかかることもできたはずだ。彼を黙らせるように飛びかかることも容易かったし、きっとそうしたほうが自分は幸せなのかもしれない。 けどそうしなかった。男は、息を殺し、青年の言葉を待った。ジョニィ・ジョースターは話を続けた。 「1890年12月28日のことだった。 その日サウスダコタ州、ウーンデット・ニーで争いが起きた。争いという名の虐殺が行われた。 米軍第七騎兵連隊はスー族インディアン、女子供を含む200人を、或いは一説によれば300人以上を、一斉に殺した。 軍は速射ホッチキス砲で無差別砲撃を加えたんだ。それだけでなく、当時新鋭のスプリングフィールド銃がこの虐殺では試用された。 幼い子を抱いて逃げる女性も、馬も、犬も、子どもも狙い撃ちし、皆殺しにされた。100人弱の戦士たちは、没収された銃を手にするまでは素手で虐殺者たちと戦った。 戦士たちは銃をとった後はテントに立てこもり、白人を狙い撃ちした。テントに火が放たれ、全身に銃弾を浴びるまで勇敢に戦った」 何を言っているんだ、と思った。お前は一体どこの、何の、誰の話しているんだ。 しかし話を聞けば聞くほど鮮明に、男の頭の中にその光景が思い浮かんだ。生々しいほどのリアリティがその話にはあった。 銃弾を喰らいもんどりうつ戦士たちの姿が見える。泣きながら母の名を呼ぶ子供たちが撃ち殺される。子の死体に縋りつく女たちが物言わぬ亡きがらに変わる。 決して降ることなのない、真っ赤な雨が砂漠に堕ちていた。息を吸い込めばその臭いをかぎとれるほどに、青年の話は鮮烈だった。 青年はまるで実在した、本当の事件のことを話しているようだった。男は自分の足元がゆっくりと崩れ落ちていく錯覚を覚えた。 「銃と砲弾の降り注ぐ中、女子供たちはそれでも3キロばかり逃げた。だが負傷のためにそこで力尽き、一人、また一人と倒れていった。 部族員のほとんどが武器を持たず、それを四方から取り囲んだ兵士達が銃撃した。白人は29人死んだ。白人側の負傷者は39人だった。 インディアンの抵抗はないに等しかった。白人たちは味方の攻撃の巻き添えを食って死んだんだ。それほどまでのすさまじい無差別銃撃だった。 ある兵士はその様子をこう語っている。 『ホッチキス砲は1分間で50発の弾を吐き、2ポンド分の弾丸の雨を降らせた。命あるものなら何でも手当たりしだいになぎ倒した。 この女子供に対する3キロ余りの追跡行は、虐殺以外何ものでもない。幼子を抱いて逃げ惑う者まで撃ち倒された。動くものがなくなってようやく銃声が止んだ』 またある兵士はこうも語っている。 『これまでの人生で、このときほどスプリングフィールド銃がよく出来ていると思ったことはない。乳飲み子もたくさんいたが、兵士はこれも無差別虐殺した。 この幼子達が身体中に弾を受けてばらばらになって、穴の中に裸で投げ込まれるのを見たのでは、どんなに石のように冷たい心を持った人間でも、心を動かさないではいられなかった』」 めまいが彼を襲っていた。吐き気もだ。 聞きたくないと思えば思うほどに、ジョニィ・ジョースターの言葉一つ一つが容赦なく彼の鼓膜を揺すぶる。 やめてくれ、と男は叫びたかった。彼の話を遮り、殴りつけ、その荒唐無稽な話で自分を惑わせるのはやめろと怒鳴りたかった。 だが彼がそう思えば思うほど身体は固くなった石のように地面にこびり付き、動かなかった。 青年の話は暗く死んだ世界の向こうにあるものを想像させた。荒涼とした砂漠と、誰ひとりいない故郷の影。 「ワゴン砲の砲撃でばらばらになったたくさんの死体の中、こときれた母親の胸で乳を吸おうと泣き叫ぶ赤ん坊もいた。 虐殺から数日後、凍結した女性の死体の下から赤ん坊の泣き声が聞こえ、女の子の赤ん坊が発見されたんだ。 死んだこの女性の娘で、発見された時、母親は彼女を守る様に腕にうつ伏せになって娘を抱いたまま死んでいたと言う。 彼女はその後、軍率いる准将に“ウーンデッド・ニーの虐殺の生きたマスコット的存在”として利用され、育てられた。 ロスト・バードと名付けられた彼女は結局のところ、差別や虐待に苦しみ29歳の若さで死んだ。最後まで故郷のことを想い続けていたと記録は語っている。 この虐殺を白人側は“ウーンデッド・ニーの戦い”と呼び、虐殺を実行した第7騎兵隊には議会勲章まで授与した」 男は青年の声に混じって風の歌を聞いた。一族皆の声をのせ、笑いや雄叫びが混じる、懐かしい歌を。 砂漠に立ち上る蜃気楼のように、全てが捩じれて、霞んでいく。朝の日差しが彼を包み、視界全てが真っ白に染まった。 足元がフワフワする。平衡感覚が狂い、全ての感覚がマヒしていく。 いっそのこと悲しみや苦しみの感覚もマヒすればいいのに。そう願ったがむしろ感情は殊更鋭くなっていた。 全身を針で貫いたように、痛みが彼を襲っていた。 「サウンドマン、君の帰るべき場所はもうない。君が守りたいと思ってるものはもう失われた。 アメリカ政府は同日、フロンティアライン消滅を宣言した。 事実がどうであれ、結果は変わらない。その日、アメリカ政府にとってインディアンは消滅した。 無関係だった150人もの女子供は無抵抗、無意味に、家畜同然に虐殺された」 ―――君の部族は、もう、死んだんだ。 ▼ 「うそだ」 長い長い沈黙の後、零れ落ちた言葉はそんなものだった。それはガラクタのように意味を持たない言葉だった。砂漠でコンパスを失った地図よりも無価値な言葉。 そうかもしれない、とジョニィ・ジョースターは返した。 彼の眼はとても静かだった。そしてとても透き通っていた。砂粒を含まない、無機質で、固くて、気温の感じられない眼だ。 風の歌が止んだ。もう誰の声も聞こえなかった。誰の歌も聞こえなかった。 「ウンデット・ニーの虐殺は避けられなかったという説もある。虐殺が、ではなく民族の滅亡が、という意味らしいけど。 君も知っての通り、生活環境の破壊は加速していた。インディアンは住む土地、住む土地追い出され、絶望のどん底にあった。 きっかけがなんであれ、衝突は起きただろうということだ。それが濁流で押し流されるように一瞬なのか、真綿で締める様にじわりじわりとなのかの違いだ。 そしてその結果がどうであれ、それを指揮するのは、指示するのはアメリカ政府だ。インディアンに対する排他的行為は、他でもない、公式見解だった。国民の総意だった。 アメリカ国民が、移民たちが、白人が、そして……大統領が、それを認めたんだ」 息だけが不自然に短く、途切れ途切れに繰り返されていた。 言葉はなによりも男の心を傷つけていた。それは心臓を刃物で抉り取るかのような激痛を男に与えていた。 青年の言葉には一切の許容も、容赦もない。インディアンの男はそっと眼を瞑った。 「サウンドマン、君はそれでも戦うのか。君にはもう守る故郷も、守るべき人もいない。それでも、例えそうだとしても、君は戦うというのか」 真冬の砂漠よりも冷たい孤独感が彼を襲っていく。そこにはなにもなくて、誰もいない。 何もかもが崩れ落ち、湧き出た故郷の記憶さえ次々に失われていく。砂漠の砂を掬おうとしているかのようだ。急速に全てが現実感を失っていった。 光が消える。臭いが消える。風が消える。声が消える。もう何も考えられなかった。もう何も考えたくなかった。 「サウンドマン」 「その名前で俺を呼ぶんじゃない。白人のお前が、その名前で、俺を」 ジョニィ・ジョースターの長い影が男の上に落ちていた。倒れ伏し、固いアスファルトを見つめる男は振り絞るようにそう言った。 サンドマンの瞳から涙が一粒だけ溢れ、乾いた大地に音をたてて零れた。 泣けばいいのか、怒ればいいのか、決めかねた様な様な表情を彼は浮かべていた。ジョニィは何も言わなかった。 何かを言うべきかどうか、長いこと悩んでいたが、結局口を開くのを諦めた。ただ男が立ち上がるのを彼は待った。 温かい日差しが二人を照らしていく。男の涙と嗚咽は長いこと止まらなかった。 ▼ 「共に戦うことはできない」 泣き疲れた男の声に、青年は沈痛な面持ちで頷いた。 きっとそうなるだろうとは思っていた。それでもできることなら彼と共に戦いたいとジョニィは思っていた。 サンドマンは全てを失った。故郷も一族も土地も大地も、なにもかも。ジョニィ・ジョースターの言うとおりだった。 彼がそれでも立ちあがる理由は、もはや自分しか一族がいないという使命感だ。 全て失った。例え遺体を持ち帰っても今さら約束通り土地が返してもらえるとは、もう思えない。 例え返してもらえたとしても、近い将来インディアンはきっと土地を追われる運命にあるのだろう。 白人は白人だ。インディアンがインディアンであるのが自然であるように、彼らはどうしようもなく彼らなのだ。 そうしていつかはこの地上から彼ら一族はいなくなってしまうのかもしれない。聖なる大地は汚され、白人の手によって壊されてしまうのかもしれない。 だからといって諦められるわけがなかった。絶望のままに、命を投げ捨てるわけにはいかない。 なぜならまだ自分は生きているんだ。まだ、自分が、残っているのだから。 この身に流れる血が、歌が、魂が。それはどうしようもなくインディアンのものだった。 まだインディアンは死んでいない。サウンドマンはまだ、生きている。 過去は変えられないかもしれない。未来を変えることも難しい。しかしそれは未来を諦めることとイコールではない。 インディアンの男の中で燃え上がったのは復讐心でもなく、噴怒の炎でもなく、代々受け継いだ未来に託す想いだった。 血を絶やすわけにはいかない。必ず生きて帰って、自らの手で一族を創りなおさなければいけない。 それは今まで以上に過酷な旅路を意味していた。SBRレースやこのデスゲームで行った“命を賭してでも”、そんな無謀な戦いをすることはもうできなくなった。 その瞬間から、彼は決して死ねなくなった。自分たち一族全ての祈りを乗せ、彼は必ずや故郷に帰ることを誓った。 だからこそッ! 彼はジョニィと共に行くことを拒否する。ほかでもない、ジョニィ・ジョースターが白人だったから。 彼の元からすべてを奪い、全てを裏切った人間と同じ人種だったから。 感情的な問題だった。冷静に考えればとか、合理的に考えればだとか、そんなことはわかっている。 だがそれでも男は青年を拒否した。彼を殺す気もないし、邪魔をしようとも思わないが、力を合わせることは無理だった。 もうこりごりだったのだ。勝手に権利を主張し、それに合わせて契約や約束というものを学んでも、それでも結局白人は与えようとしなかった。 かわりに彼の手元からすべてを奪っていった。 もう誰にも頼らない。もう誰も頼れない。 ジョニィは眼の前に立つ男を見つめた。なんて気高き男なんだろう。なんて誇り高い男なんだろう。 ―――だというのに、何故彼の横顔はこうも儚く見えるんだ。 青年の心は締め付けられる。できることなら手伝いたい。だがそれは不可能だった。これはもう、彼自身の戦いだった。 自分には決して手出しができない、彼だけの戦い。 泣きだしたくなるような、叫びたくなるような、郷愁がジョニィを襲う。 青年は黙って事実を記した百科事典を男に手渡す。そして彼に伝言を頼んだ。 ジャイロ・ツェペリに会ったら伝えてほしい。第三回放送の時刻に、マンハッタン・トリニティ教会で会おう、と。 サンドマンは頷き、そして言う。 「ジョニィ・ジョースター、また会おう。お前には借りができた。 “俺たち”は借りた借りは必ず返すと誓ってる。だから必ず生きて、また会おう」 「“ゴール”は僕と一緒なんだろう? 殺し合いからの生還。ならまた必ず会えるさ。その時に返してくれよ」 殺し合うはずであった男たちは、固く手を握り合う。 青年の言葉に、男の顔が微かにほころんだ。僅かにだけ見せた微笑はすぐに消えると、サンドマンは身をひるがえす。 別れの合図に手をあげるとジョニィが見守る中、男は徐々にスピードを上げていく。そうしてすぐに、サンドマンは道の先へと姿を消した。 彼の姿が見えなくなっても、青年は長いことそこから動けなかった。 彼の脳裏に浮かんだのはアリゾナの砂漠。不意にジャイロと砂漠を旅していた時のことを、彼は思い出していた。 見渡す限り砂しかない不毛の大地。サボテンと岩、砂と太陽しかそこにはない。 ジャイロは不満ばかり言ってたような気がする。といっても彼はいつでも不満ばかり言ってたような気がするけど。 自分は馬のことが心配で風景を楽しむ余裕なんてなかった。ああ、道のわきにある十字架がすごく不気味だったことは覚えてる。 ジャイロと顔を見合わせて苦笑いしたもんだ。突っ切る時はドキドキしたな。 スタンドと鉄球があると言え、馬がやられたらそこでアウトだ。今考えればよくぞ無事ですんだものだ。 そういえばサボテンの針で攻撃するテロリストもいた。ワイヤー使いのスタンド使いもいた。煙や川を爆弾にかえるヤツもいた。ロープの達人、マウンテン・ティムと共に戦った……。 いくつもの思い出があった。冗談のように笑える出来事があった。今だから笑い飛ばせる無茶も、少しはある。 サンドマンはあそこで育ったのだ。彼にとっての故郷なんだ。愛すべき家族、愛すべき故郷。 「サンドマン、君の故郷はあそこにあったんだな」 ジョニィは一人思った。立ち去った男のことを思い出し、彼は一人空に向かって呟いた。 ―――祈っておこうかな……彼の旅路の無事を…。そして、彼が故郷に帰れるその日のことを……。 【D-7 南部/1日目 朝】 【ジョニィ・ジョースター】 [スタンド] 『牙-タスク-』Act1 [時間軸] SBR24巻 ネアポリス行きの船に乗船後 [状態] 疲労(中) [装備] なし [道具] 基本支給品×2、リボルバー拳銃(6/6 予備弾薬残り18発) [思考・状況] 基本行動方針:ジャイロに会いたい。 1.ジャイロを探す。 2.第三回放送を目安にマンハッタン・トリニティ教会に出向く [備考] ※サンドマンをディエゴと同じく『D4C』によって異次元から連れてこられた存在だと考えています。 ※召使のもう一つの支給品は予備弾薬でした。ジョニィの支給品はフーゴの百科事典のみでした。 【サンドマン(サウンドマン)】 [スタンド] 『イン・ア・サイレント・ウェイ』 [時間軸] SBR10巻 ジョニィ達襲撃前 [状態] 大きなショック、うろたえ気味、ナイーブ、動揺 [装備] なし [道具] 基本支給品×2(内1食料消費)、ランダム支給品×1(ミラション/確認済み) 形見のエメラルド、フライパン、ホッチキス、百科事典 [思考・状況] 基本行動方針:生きて帰って、祖先の土地を取り戻す。もう一度部族を立ち上げる。 1.とりあえず情報収集。もう誰も頼らない。 2.故郷に帰るための情報収集をする。 3.必要なのはあくまで『情報』であり、積極的に仲間を集めたりする気はない。 4.ジャイロ・ツェペリに会ったら伝言を伝える。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 101 大統領、Dio、そして…… ジョニィ・ジョースター 131 死神に愛された者たち 101 大統領、Dio、そして…… サンドマン 137 音もない砂漠に沈む (前編)
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896 名前:彼女の事情1/2 :2009/03/30(月) 02 27 21 ID ??? ルイス「沙ー慈っ」ドーン! 沙慈「ル、ルイス? 今日は用事だったんじゃ…」 ルイス「ん。 その用事が終わったから、沙慈に会いに来たの」ギュッ! 沙慈「そ、そうなんだ…」(////) ルイス「………」ギュウゥ 沙慈「………」 ルイス「………」 沙慈「えっと、ルイス?」 ルイス「………」 沙慈「あの、いつまでも背中にくっついてられると、その…」 ルイス「……えへへ、ごめんね。 ちょっと、勇気補充…」 沙慈「え? 勇気?」 ルイス「その、変でも、笑わないでね?」 沙慈「変って…」 ルイス「じゃーん!」 沙慈「…あれ? ルイス、その髪…」 ルイス「思い切って切っちゃいました! ………変じゃない?」 沙慈「あ、う、うん。 変じゃ、ない…」 ルイス「………ホント?」 沙慈「うん。 えっと、ロングが似合ってなかったってことじゃなくて」 ルイス「………似合わない?」 沙慈「元気なルイスにぴったりだと思うな」 ルイス「ん…んふふふふ…似合う?」 沙慈「うん。 か、かっ、可愛いよ、ルイス」(////) ルイス「えへへへー♪」 ルナマリア「けっ!」 メイリン「お、お姉ちゃん?」 ルナマリア「バカップルを取り締まる法律って、できないかしら」 メイリン「お姉ちゃ~ん(汗」 897 名前:彼女の事情2/2 :2009/03/30(月) 02 28 12 ID ??? 沙慈「でも、どうしたの急に… あんなに大切にしてたのに…」 ルイス「えっとね、免許取ろうと思って…」 沙慈「免許? なんの?」 ルイス「その、モビルスーツ、の…」 沙慈「へ?」 ルイス「あのね、えっと… 宇宙で働くなら、乗れたほうがいいよね?」 沙慈「え? あ、まあ、そりゃあ…乗れないよりは… でも、なんで?」 ルイス「沙慈は、宇宙のお仕事がしたいんでしょ?」 沙慈「う、うん」 ルイス「だったら…私も、宇宙でお仕事するから…免許がいるの」 沙慈「でも…」 ルイス「沙慈と!」 沙慈「うわっ」 ルイス「沙慈と! ずっと一緒にいるの! 私も、宇宙にいくの!」 沙慈「ルイス…」 ルイス「ずっと、一緒にいるの。 一緒に、居たいの…」 沙慈「ルイス…」 ルイス「一緒に居ても、いいよね?」 沙慈「もちろんじゃないかルイス」 ルイス「沙慈…」 沙慈「ルイス…」 ルイス「………」 沙慈「……えっと、ルイス?」 ルイス「………」 沙慈「あの、ちょっと…」 ルイス「んーーーー」 沙慈「ちょ、だめだってルイス、こんな、人前で…」 ルイス「んーーーー」 子供A「あー! ちゅーだー!」 子供B「ちゅーするんだ!」 沙慈「しません!」 ルイス「………しないの?」 沙慈「やりません!」 ルイス「ちぇーー… ま、いっか。 沙慈が可愛いって言ってくれたし。 今日のところは勘弁してあげるわ♪」 沙慈「ははは…ありがと、ルイス」 898 名前:彼女の事情 :2009/03/30(月) 02 29 06 ID ??? エンドマーク付け忘れた… orz おわり
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▼ Not-So-Clean Bill 依頼者: スヴェンヤ(Svenja) / 西アドゥリン・ジャニストン家 依頼内容: 病の青年ローガンがモンスターを探しに 森へ向かったようだ。 モリマー台地のF.ステーションに行き、 ローガンの捜索を依頼してほしい。 西アドゥリン / ジャニストン家 Grevan 流行り病のせいで、 治療院には大勢の患者が運ばれているようだ。 早く病の原因がわかればいいのだが……。 (Door Svenja s Manorを調べる) Lhe Lhangavo エヌティエル草を 調達しに行った奴らが 流行り病に感染し始めている……。 Lhe Lhangavo これ以上 感染者が増えるようなら、 パイオニア・ワークスとしても 調達を中断せざるを得ないよ。 Lhe Lhangavo それに、 エヌティエル草の生息数も限られている。 いつまで持つか……。 Svenja エヌティエル草の栽培は うまくいきそうですか? Chalvava 栽培所でも 寝る間も惜しんで研究を進めてるけど、 まだ……。 Svenja そうですか……。 ふたりとも、引き続き頼みますね。 Lhe Lhangavo スヴェンヤ、 あまり無理するんじゃないよ。 Svenja ええ…… ありがとう。 Svenja ……[Your Name]。 来てくれたのですね。 選択肢:何を聞く? アリアンネについて Svenja アリアンネの意識は まだ戻っていません……。 Svenja それに…… 感染者の治療に当たっていたせいか、 流行り病の症状も出ているんです。 Svenja 患者さんを救いたいなら 自分が倒れてはだめだって いつも言って聞かせていたのに…… あの子ったら……。 流行り病の原因について Svenja 各地の F.ステーションで調査を進めていますが、 原因は未だ掴めていません。 Svenja 治療薬によって 症状の進行を抑えることができているのが 唯一の救いです……。 Othellius スヴェンヤ様……! Svenja オセリウス……? 何かあったのですか? Othellius ローガンさんが 治療院にいないんです…… こちらに来てませんか? Svenja 来てませんよ。 よく探したのですか? Othellius はい…… ですが、どこにも……。 Svenja 治療薬のおかげで 症状が軽くなったとはいえ、 まだ安静が必要なのに…… いったいどこへ……。 …………………………………………………………………………… Logan 実は、俺も開拓者なんだ。 こう見えて、つるはし一本で モンスターとやり合ったこともあるんだ。 Logan まあ、途中でつるはしは 壊れちまって、挙句モンスターには逃げられるし 踏んだり蹴ったりってやつだな……。 Logan あっ、そういえば とっさに予備の短剣で反撃したんだが 深く刺さりすぎて、抜けなくなったんだっけ。 俺の短剣……がっくり。 Logan 病が治ったら 見つけ出して、取り返さなきゃな。 …………………………………………………………………………… Svenja なんですって……? モンスターを探しに森へ……!? Othellius なんて無茶なことを…… これだから開拓者は! Svenja ローガンさんの 開拓拠点は、たしかモリマー台地でしたね。 Svenja [Your Name]、 モリマー台地のF.ステーションに行って ローガンさんの捜索を 依頼してもらえませんか? Svenja オセリウス、 万が一に備えて、あなたも同行しなさい。 Othellius わかりました! Svenja どうか、お願いします……! (Door Svenja s Manorを調べる) Svenja ローガンさんの 開拓拠点は、たしかモリマー台地でしたね。 Svenja [Your Name]、 モリマー台地のF.ステーションに行って ローガンさんの捜索を 依頼してもらえませんか? Svenja どうか、お願いします……! モリマー台地 / F.ステーション Borghest おう、あんたか。 悪いが、流行り病のことなら 収穫はねぇぜ。 Othellius ここに ローガンさんは来てませんか!? Borghest ん? あんたは……? Othellius ジャニストン家のオセリウスです。 実は、ローガンさんが 治療院を抜け出しまして……。 Borghest なに? Othellius この者の話によると、 どうやら、あるモンスターを 追ってるようなのです。 Borghest カッカッカッ! あの野郎、やるじゃねぇか! Borghest 流行り病も あいつの開拓者魂には敵わなかったようだな。 Othellius 感心している場合じゃない! あんたたちには 危機感というものがないのか!? Borghest ……っと、すまねぇ。 まあ、そう熱くなるなよ、兄ちゃん。 Borghest ここには来てないぜ。 だが、おおよその見当は付く。 Othellius 見当……ですか? Borghest あいつが 探しにいったモンスターってのは、 モルボルのことに違いねぇ。 Borghest モルボルっつったら、東ウルブカじゃ モリマー台地にしか生息してねぇのに、 ヨルシア森林で見かけたらしくてな。 Borghest 珍しかったもんだから、 ちょいと生態を調べようと手ぇだして、 やり合ったんだと。 Othellius では、ローガンさんは ヨルシア森林に行ったと……? Borghest おそらくな。 すぐに捜索を開始しよう。 Borghest ん? 前にエヌティエル水林で モルボルに出くわしたって? Borghest ……ひょっとして、 そいつに短剣が刺さってなかったか? Borghest ローガンがやり合ったときに 短剣が刺さったまま どっかにいっちまったらしいんだが……。 Borghest この短剣は、ローガンの……! エヌティエル水林で拾ったのか? Borghest つーことは、 モルボルはいま エヌティエル水林にいるのかもしれねぇな……。 Borghest この短剣は、 エヌティエル水林を徘徊中に 体から抜け落ちたんだろう。 Borghest ……ふむ。 ローガンが奴の居場所を突き止めてたら エヌティエル水林に行ってる可能性もある。 Borghest あんたらは、 エヌティエル水林のF.ステーションに行って ローガンのことを聞いてみてくれ。 Othellius わかった。 Borghest 俺たちは ヨルシア森林を当たってみる。 Borghest あんたらは、 エヌティエル水林のF.ステーションに行って ローガンのことを聞いてみてくれ。 エヌティエル水林 / F.ステーション Fritha [Your Name]さん。 それと、オセリウスさん。 Fritha その後、 アリアンネさんの具合はどうですか? Othellius まだ意識は戻っていない……。 ここでモルボルに遭遇したんだな? Fritha ええ、そうですけど…… おふたりもモルボルをお探しですか? Fritha 先程も ある青年が尋ねてきたのですが……。 Othellius ……! ローガンだ! Othellius 彼はいまどこに!? Fritha ええと、 (J-10)地点に向かいましたよ。 Fritha あのあたりでも モルボルの目撃情報があったので……。 Othellius 彼は 流行り病を患ってるんだ。 すぐに助けにいかないと……! Fritha ……! ですが、ここの開拓者たちもほとんど……。 Othellius ヨルシア森林の F.ステーションに連絡を取って、 ボルゲストさんたちに知らせてくれ。 Othellius 我々は先に向かう! Fritha は、はいっ。 お気をつけて……! Fritha ローガンさんという方は (J-10)地点に向かいました。 どうか、お気をつけて……! エヌティエル水林 / F.ビバック#2 (Foreboding Vineprintsを調べる) Logan 今度は こんなところにいたのか……。 やっと見つけたぞ。 Logan その傷口から出てるもん、 調べさせてもらうぜ。 Logan おとなしくしてろよ……! Logan うっ……。 Othellius ローガンさん!! (Foreboding Vineprintsを調べる) 嫌な気配がした! [Your Name]は、Pungent Patriciaを倒した。 (Foreboding Vineprintsを調べる) Borghest ローガン……! Borghest おい、 返事しやがれ!! Logan ボス……。 へへ、また……しくじっちゃいました……。 Othellius ……まったく、 君の無茶な行動で 貴重な治療薬が失われたんだぞ。 Logan すま……ない……。 Borghest お、おいっ!! Othellius 大丈夫。 気を失っただけだ。 Borghest あんたのおかげで どうにか片付いたようだな。ありがとよ。 Borghest ……って、おい、おまえら! モンスターより先に仲間の心配しやがれ! Donda-Bonda 嫌だなぁ。 僕たちが冷たいみたいな言い方して。 Donda-Bonda ローガンは無事だって 一目見た瞬間にわかりましたよ。 Jaureche こいつの生態、 ローガンの代わりに 俺たちが調べてやりますよ! Borghest ほう、 そいつは頼もしいじゃねぇか。 Othellius あなたたちという人は…… いったいどういう神経をしてるんだ? Borghest ん? Othellius こうしてる間にも 多くの命が危機にさらされているんだぞ? Othellius 流行り病の原因調査はどうした? 調査が立ち行かなくなってるなら、 エヌティエル草の調達でもいい。 Othellius モルボルを調べる暇があったら、 もっと他にやるべきことがあるだろう!? Borghest まぁ、そうカッカすんな。 これも立派な調査だぜ。 Borghest 森ってのはひとつなんだ。 森で起こってることは、 森のどこかに必ず原因がある。 Borghest だから、 些細な変化も見落としちゃならねぇんだ。 たった1匹のモンスターでもな。 Othellius …………。 Jaureche ……ぼ、ボス! モルボルの体から、何か出てきました……! Borghest あんだって? Borghest どうしてこんなもんが体内から…… モルボルがこいつを食べたっていうのか……? Donda-Bonda それにこの植物…… 新種かもしれません。 Donda-Bonda ナム・ブロッサムに 似てますけど、微妙に葉の形が違います。 Borghest なっ……! Logan これは……あの時の……! Borghest な、なんだ……? これはいったい……。 Othellius エヌティエル草の胞子だ……。 植物が放出したガスを浄化しているのか……? Borghest ローガン、おまえ さっきのガスに覚えがあるみてぇだったが……。 Logan は、はい。 前にモルボルとやり合って、短剣を刺したとき 傷口から噴き出してきたんです。 Othellius ……! まさか、この植物が流行り病の……。 Borghest ……そうみてぇだな。 過去に森を焼き払って感染者が途絶えたって話だ。 つまりはこいつが原因なのかもしれん。 Borghest そんでもって どういうわけかモルボルの体内で 生き延びてたってわけか。 Borghest モルボルの奴も 生きてたっつーことは、 こいつとうまく共生してたんだろう。 Othellius 有毒なガスを放出する植物と それを浄化するエヌティエル草……。 Othellius そうか…… 毒された森は環境を変え、 エヌティエル草によって均衡を保っていたんだ。 Othellius それなのに、開拓が再開し エヌティエル草が減少した……。 そして、流行り病が……。 Othellius あなたはさっき言いましたよね? 森はひとつ……森で起こることは 森のどこかに必ず原因がある、と。 Othellius それなら、なぜ開拓をする? 大地のことわりに反するから、 こんなことになったんだぞ!? Logan ち、違う……! ボルゲストさんは……他の開拓者と違って むやみに森を荒らしたりなんかしない……! Borghest いいんだ、ローガン。 Borghest たしかに、あんたの言う通りだ。 流行り病に限らず、森に立ち入ったおかげで ひでぇ目に遭った連中はたくさんいる。 Borghest ……だけどよ、 それはまだ俺たちが森のこと よくわかってねぇからだと思うんだ。 Borghest 森には 危険なことばかり転がってるわけじゃねぇ。 森からもたらされる恩恵だって たくさんあるはずだ。 Borghest まだまだ 時間がかかりそうだけどよ、あんたも 森と共生できたらいいと思わねぇか? Othellius …………。 ……………………………………………………………………… Alianne ……オセリウス、10年前 私たちが目の当たりにしたことを忘れたの? Alianne 今は 開拓が禁止されていたあの頃とは違う…… 今度こそ助けないと……! ……………………………………………………………………… Othellius ……本気で 森と共生できると思ってるのか? Borghest できるさ。 少なくとも、俺たちはそう信じてるぜ。 Othellius ……その信念、 いつまで続くか見ものだな。 Othellius ……治療院に戻ろう。 今度は勝手に抜け出すんじゃないぞ。 Logan はい……。 Othellius ……それと、 ここであったことを報告しないとな。 君も一緒に来てくれ。 (Foreboding Vineprintsを調べる) Borghest なんだ、まだいたのか? 早く治療院に戻れ。 Borghest ああ、あの植物なら 俺たちが厳重に封をして、ワークスに届けるぜ。 先のことも考えて、徹底的に 研究してもらわねえとな。 西アドゥリン / 治療院 (Door Hospitalを調べる) Othellius [Your Name]、 来てくれたか。 Othellius ローガンさんなら心配ない。 さっき眠ったところだ。 Othellius アリアンネの意識はまだ……。 スヴェンヤ様がつきっきりで 看病してるんだが……。 Othellius よかったら、 少し顔出してやってくれないか? Svenja 呼吸も落ち着いて 顔色も元に戻ったのに、この子ったら まだ目を覚まさないんです。 Alianne うん……? Svenja ……! Svenja アリアンネ……! Alianne スヴェンヤ……様? Svenja アリアンネ…… ああ、よかった! 本当に……! Borghest おお、意識が戻ったか!! Othellius ……! あなたたち、どうしてここへ……。 Borghest どうしてって、見舞いだよ見舞い! いやあ、よかったよかった! Alianne みなさん……私……。 Borghest もう心配いらないぜ。 流行り病の根源は、突き止めたからよ。 Alianne え……? Svenja それは本当ですか……!? Borghest なんだ、 まだ聞いてなかったのか? Svenja 私もオセリウスも 治療に追われてましたから……。 何があったのか、聞かせてください。 Svenja そうだったんですか……。 有毒な植物がモルボルの体内に……。 Margret なんという生命力……。 まったく、森には驚かされることばかりだ。 Svenja みなさん、 よく突き止めてくれました。 Svenja 根源がわかったいま、 ワークスでの研究が進めば、 流行り病の薬も完全なものになるでしょう。 Borghest ああ。まだ あのモルボルについてはわからねぇことがあるが、 とりあえず一件落着ってわけだ。 Alianne よかった……。 Margret モルボルが ヨルシア森林にいたことなら、 そう不自然でもないよ。 Margret 彼らはもともと ヨルシア森林に生息していたんだ。 大遠征時代、森が焼き払われた際に 多くはモリマー台地に逃げたそうだよ。 Borghest そうなのか? そいつは知らなかったぜ。 Margret モルボルの体内で植物が生きていたのも 焼け落ちる森の植物を助けるために、 モルボルが取り込んだ……とも考えられる。 Borghest モルボルが? まさかそんな、信じられん。 Margret ま、真実は私にもわからないよ。 彼らは語れないからね。 Margret ただ、その後 なぜエヌティエル水林に移動したのか……。 Borghest ……そういえば、 ローガンが最初に奴に出くわしたのは ヨルシア森林の澄明の池だ。 Borghest んでもって、 この前はエヌティエル水林の 清浄の浜付近だった。 Borghest ひょっとして、あいつ 植物から出ているガスをどうにかしようと 清浄な泉を求めてたんじゃねぇか? Margret なるほど……。 その考えは思いつかなかった。 可能性はあるかもしれないね。 Borghest あとは、病の原因が アンブリルにあるって噂だ。 どうも単なる噂とは思えねぇ。 Margret モルボルに接触した 他のモンスターも、あるいは 被害に遭っていたかもしれないね。 Borghest そういうことか…… だんだん見えてきたぜ。 Borghest よし、おまえら! とっとと戻って、調査再開だ! Donda-Bonda ええっ!? いま来たばかりじゃないですか! Borghest ぐだぐだ言うんじゃねぇ。 思い立ったら即行動だ! 行くぞ! Jaureche は、はいぃぃ!! Svenja ふふ、頼もしいですね。 Othellius 森との共生、ね。 あいつらが言っていたこと、 少しは信じてやってもいいかもしれんな……。 Alianne オセリウス……。 Svenja きっと共生できる日が来ますよ。 そして、病で苦しんでいる人たちが 救われる日もいつか必ず……。 Othellius だといいのですがね。 Svenja そして、[Your Name]…… あなたもそんな未来を切り拓いてくれる 1人だと思っています。 Svenja 開拓者の受け入れが始まった頃は 異国の方がこんなに力になってくださるなんて 思いもしませんでした。 Svenja あなたは開拓者でありながら 民を思う心を忘れない方…… Svenja 私たちジャニストン家と 同じ志を持っている方と出会えて 嬉しく思います。 Svenja これは感謝の気持ちです。 どうもありがとうございました。 Alianne [Your Name]さん、 私からもお礼を言わせて……。 Alianne 私……さっきまで [Your Name]さんの夢を見てたの。 Alianne [Your Name]さんは 治療院の医師で、たくさんの人を助けてた……。 私もああなりたいって思いました。 Alianne [Your Name]さんは 開拓者だけど……私たち以外にも きっとたくさんの人を助けてきたんですね。 Alianne 私も もっと……がんばらなきゃ…… 本当に……あり……と……。 Othellius また眠ってしまった……。 世話の焼けるやつだ。 Svenja さぁ、 治療に戻りましょう。 患者さんたちが待っています。 Svenja 流行り病も まだ完治したわけではありません。 今後も研究を続けなくては。 Svenja [Your Name]も どうか、身体には気をつけてくださいね。 Svenja 治療院の 世話になるようなことがあったら、 私が許しませんよ。 [Your Name]は、1000リミットポイントを獲得した。 同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた! 朝露の耳飾を手にいれた! 朝露の耳飾 Rare Ex MP+30 敵対心-5 ケアル回復量II+2% Lv99~ 白 称号:アドゥリンの露騎士候補 (Door Hospitalを調べる) 扉は固く閉ざされている……。 Grevan 流行り病の新たな感染者は出ていない。 ジャニストン家では患者たちの回復に向け、 引き続き治療法を研究中だ。 朝露の耳飾りを捨てた場合 (Door Svenja s Manorを調べる) Othellius [Your Name]。 どうした? 具合でも悪いのか? Othellius なに、 朝露の耳飾をなくした……? Othellius 先日、ここに 朝露の耳飾が届けられたから まさかとは思っていたが、 やはりおまえだったのだな。 Othellius あれは 功労者に贈られる大変貴重な品だぞ? まったく、これだから開拓者は……。 Othellius もちろん、返却しよう。 だがな、残念だがタダでとはいかないぞ。 10000ベヤルド寄付してもらう。 Othellius これを贈った スヴェンヤ様の気持ちを踏みにじったのだから、 そのくらい当然だ。 選択肢:どうする?(同盟戦績 [Number]) やめておく +... Othellius そうか。 おまえにはどうでもいい代物なのだな。 所詮、開拓者風情にこの価値はわからないだろう。 (Door Svenja s Manorを調べる) Othellius 朝露の耳飾か? 返却するのはいいが、タダでとはいかないぞ。 10000ベヤルド寄付してもらう。 Othellius これを贈った スヴェンヤ様の気持ちを踏みにじったのだから、 そのくらい当然だ。 10000ベヤルド寄付する(足りない場合) Othellius ……足りないぞ。 用意できたら、また来るといい。 10000ベヤルド寄付する Othellius ……たしかに。 ほら、受け取れ。もうなくすんじゃないぞ。 朝露の耳飾を手にいれた! (Door Svenja s Manorを調べる) 扉は固く閉ざされている……。 ▲ 侵食 彼の日の軌跡 ■関連項目 西アドゥリン Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ~
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君と彼女と彼女の恋。 【きみとかのじょとかのじょのこい】 ジャンル名義 Alternative ADV 対応機種 Windows XP/Vista/7 発売・開発元 ニトロプラス 発売日 2013年6月28日(初回限定版/USBメモリ)2013年8月30日(通常版/DVD-ROM) 定価 7,500円(税別) レーティング アダルトゲーム 配信 2014年6月27日/6,500円(税別) 判定 賛否両論 怪作 ポイント ニトロプラスがエロゲーマーに叩きつけた、禁断の問いかけと究極の二者択一あらゆる意味で、何もかもが賛否両論「人生に、『IF』なんてない」 ニトロプラス作品リンク ストーリー キャラクター 概要 踏み入った内容・特徴 賛否両論点(兼主なゲーム内容) 評価点 問題点 総評 余談 WARNING!!!!!!! 閲覧の際は、ゲーム本編のネタバレに最大限注意してください! ストーリー 毎日は、階段のように過ぎていく。 まるでモブのように無個性な主人公・心一。学園のヒロイン・美雪とは幼馴染みだが、目立ちたくないがために声をかけることもなく、ただのクラスメイトの1人として、平凡な日々を過ごしていた。 そんなある日、親友の雄太郎に呼び出され向かった屋上で出会ったのは、クラスで浮いている電波少女・アオイ。「ビリビリ、するの?」そんな言葉とともに、突然キスを迫られた心一。偶然居合わせた美雪に助けられ、なんとかその場は切り抜けたが、それ以後アオイに奇妙につきまとわれるようになる。 友達もなく、人間らしい感情を持たないアオイ。彼女に友達との付き合い方を教えてやりたくて、意を決して美雪に頼み込み、3人で時間を過ごすことに。日が経つにつれ、徐々に人間らしい感情に目覚めていくアオイ。一方美雪も、幼い頃無理矢理押さえ込んでいた心一への想いが蘇り、徐々に主人公との距離を詰めていく。せっかく友達同士になれたのに、日に日にギクシャクしていく3人の関係。 ずっと、一緒にいられると思ってた でも、3人ではもう、いられない 主人公が選ぶのは美雪か、それともアオイか……? (公式サイト 「ストーリー」より抜粋) キャラクター + クリックで開閉 須々木 心一(CV なし) 主人公。この手のゲームの主人公らしく特筆する特徴は無い。 ただしキャラ名は変更できない。 曽根 美雪(CV 手塚まき) ヒロイン。容姿端麗かつ才色兼備で主人公とは幼馴染。演劇部に所属。 今は疎遠というこれもまたこの手のゲームの幼馴染キャラにありがちな設定。 向日 アオイ(CV 仙道ミツキ) もう一人のヒロイン。いわゆる電波・無感情系の不思議ちゃん。 常に電波の届かないスマートフォンを持ち歩いて「カミサマ」という謎の者と交信しようとしている。 ハル(CV 桐谷華) 演劇部所属の美雪の後輩。気弱なドジっ子。 曙雄太郎(CV ほうでん亭ノドガシラ) 心一の同級生で親友。暑苦しい。弟が一人いる。 エル(CV 北都南) アオイが見つけた黒い猫。 カミサマ(CV 北都南) アオイがスマートフォンで交信しようとしている謎の相手。 概要 『アザナエル』から2年半ぶりのニトロプラスのアダルトゲーム。略称は平仮名だけを抜いて『ととの。』 ライターは同社で『スマガ』や『STEINS;GATE』を担当した下倉バイオ氏。下倉氏曰く本作のコンセプトは 一般的な美少女ADVは、選択肢を選びCGを100%にしたりトゥルーエンドを見るために、全てのルートをプレイしなければならないといった義務的なものになっているが、本作品ではヒロインを2人に絞りどちらを選ぶかに主眼を置いた (要約)とのこと。 近年のニトロプラスは、自社以外の一般向け作品への製作協力を活発化しており、元々のメインフィールドである18禁ゲームが発売されない状況が続いていた。そのためファン及びアダルトゲーム愛好家的には嬉しい一作になると思われた…が。同社の18禁ゲームはいわゆる「抜きゲー」よりも活劇ものや暴力性が高い作品となる傾向にあった。このため「純愛」をテーマにした学園モノというどこかありきたりな第一報が知らされた時には困惑する声が多かった。一方同社の「純愛」は強烈な前例があったため、この時点で何か裏があるのでは?と勘ぐる人もいた。 やがて、例によって暴力描写のあるCGが公開され、同時に「 選ばれなかった彼女は…? 」という意味深なあおり文も掲載された。 これにより今作もただの純愛モノとは一線を画すただならぬ雰囲気を醸し出すようになっていき、発売後誰もが身構えながらプレイしたが、その中身は予想のさらに斜め上を行くものであった。 本ゲームはかなり独創的なギミックが仕込まれており、一切ネタバレや「仕様」について知らない状態でプレイした方が望ましい。 ただ、本作は「プレイヤー側がADV形式のアダルトゲームを何作かプレイしていること」および「プレイヤーが主人公視点でストーリーに没入してくる」ことを想定している。よって 初アダルトないしノベルゲーとしては全くオススメできない 。アダルトゲームを何本か遊びきった上で「ストーリーに没入し、主人公視点で楽しめる人」にこそ向いているゲームである。 上記の通り、ニトロ作品の例に漏れずやはり暴力描写はある。 ただし本作の場合は、流血描写のある暴力・グロよりも精神的に刻み込まれる怖さが大きな比率を占める。 また、注意事項として本作には一種のマニュアルプロテクトが含まれている。パッケージを絶対に捨てずにプレイすること。 中古品だと最悪詰む危険性があった。(*1)買うなら新品または未開封品を推奨。 途中でこのギミックについて気づいてしまったとしてもゲーム側のテキストをしっかり読み込み、ゲーム側の指示にきちんと従っていくこと。そうしなければ正常なプレイが続けられなくなる恐れがあるので要注意。 + 踏み入った内容・仕様について、ネタバレを含みます。 踏み入った内容・特徴 前述の通り「純愛」が表向きのテーマだが、もう一つのテーマはずばり「アダルトゲームそのもの」である。 一見相反するようなこの二つだが、ストーリーが進行するにつれこの二つのテーマが交わっていくことになる。 1周目は美雪ルート(のGOODエンドかBADエンド)固定となっている。主人公である心一が美雪と永遠の愛を誓ってEND、とこの時点では実にありふれたアダルトゲームである。 真価はGOODエンド以降の所謂「2周目」からである。アオイルートへの選択肢が解禁されるので、大抵のプレーヤーはアオイの好感度が上がる選択肢をとるだろう。 そして「2周目」は、そういった形でADV形式のアダルトゲームを体感し尽くしてきた本数が多い人ほど、衝撃が大きくなるような内容が待ち受けている。 賛否両論点(兼主なゲーム内容) ネット上で公開されているチートコードを特定箇所にて入力すると、警告メッセージを経て製品版収録の全CGやミュージックが解放されると同時に、"崩壊状態"というべき専用ルートに突入して事実上のゲームプレイ不可になる。これが発売前の体験版ですら行使・閲覧できてしまう(*2)。もちろん体験版でチートコードを入力した場合も、後で製品版を買ってこようがストーリーはプレイできなくなる。 バグでも何でもなくスタッフの意図した仕様である。これは本作の製品版に仕込まれた特殊なギミックの数々に起因しており、ニトロプラス社内でも賛否があったが、幾度もの討議の末に決断されたらしい。 つまり アダルトゲームのCGだけにしか興味が無い人はこのゲームを買わず、体験版をDLしてくるだけでいいのだ。 しかしその体験版にまで仕込まれた大胆な仕様そのものが本作のスタンスを示しており、同時にいわば製品版への伏線にもなっていた。 本作はシナリオが進むと諸般の事情でシステムの一部(ボイス音量調節設定等)が利用できなくなる。 演出の一環としては斬新と言えば斬新。この手のゲームに欠かせないとある機能が封じられることは不便に感じるかもしれないが、そう思った時点で製作者の術中に嵌っているのかもしれない… 原画は『すーぱーそに子』でおなじみ津路参汰氏が担当。氏独特のどこか淡い絵柄はこれまた稀代のゲームである本作に合っているとの意見が多い。 が、「あえて一般的な量産型エロゲー風の絵柄の方が本作のテーマを語るうえで適切だったのでは?」との声も。 とにかく評価は分かれる怪作だが、好評の人にはとことん好評。普通のゲームとは一味どころか二味も違う作品で、他の作品では絶対に味わえないものは味わえる。 「PC用アダルトゲーム」そのものを逆手にとったギミックとそれを生かした演出が多く、プレイヤーからの驚嘆・感心の声も多い。 + 以下、本作の核心である「仕様」に関するさらに重大なネタバレを含みます。構わない方のみ開いてください。 『2周目』のアオイルートを進めると、何故か美雪はアオイと主人公がくっつくのをあからさまに妨害してくるようになる。その中で美雪は「永遠の愛」は嘘だったのかと心一に問いただしてくるが、ここで違和感を覚えるだろう。まだ主人公は『1周目』と違って美雪に告白していないからである。 それでも美雪を避け、アオイの好感度が上がるであろう選択肢を選んでいくとアオイルートが進んでいくが、終盤でなんとアオイは主人公以外の男と性行為をするというとんでもない展開になる。 「純愛ゲーをうたっておいてこんなことするなんて」とどこまでも清らかな恋愛物を期待して買った人から非難されているが、しっかりとした理由づけはされている。そして心一は自分自身がアオイを愛する気持ちは本物だとして、アオイがそのような行為をする理由を受け入れる。 二人は紆余曲折はあったものの幸せに結ばれ、アオイルートはGOODエンドとなる。……と思いきや突然その場に美雪が現れる。そのまま美雪は恨み言を並べながら、 アオイと心一を殺害してしまう 。 もはや舞台には美雪しかいなくなったが、突如として美雪は”舞台”の外にいるある人物を呼ぶのであった。それは―――――― 本作が賛否両論となった最大の理由は、メタフィクション性および、プレイヤーへの風刺性が極めて強いことにある。(*3) メタフィクションを持ち込んだ作品は古今東西にそれこそ400年以上前の『ドン・キホーテ』の時代から、風刺的な芸術となると実に紀元前時代から存在してきていたが、前者はギャグのネタにしたり、ストーリーの重要な局面でプレイヤーを感動させたり…というプラスの活用法が多く、後者も時代を経るに連れてユーモアの側面が強まっていった。 古くからの演劇、戯曲から近年のマンガやアニメ等まで、登場キャラが「自分がフィクション内の登場人物であること」を自覚していて、キャラが視聴者や読者に向かって直接語りかけたりする展開はそれほど珍しいものではない。しかしそれらのほとんどは単なるギャグ描写であったり、もしくはせいぜい、虚構と現実の境界を曖昧にすることでちょっとした混乱感覚をもたらす演出意図によるものであった。 対して本作は言わばマイナスの方向にメタ演出を利用しており、上述した場面以降はメタ演出を最大限に活用した展開が繰り広げられることになる。そうして叩きつけられる展開の恐ろしさはプレイヤーに向けたある種のホラーの域にまで入り込んでいる。この一環としてアダルトゲーム及びアダルトゲーマー批判がなされるが、そこでは「明確な答え」や「こうであれという姿勢」は示していない。 好意的に解釈するのであれば、プレイヤーや業界人に考えさせられる内容となっている。悪く言うと、言いたいことだけ言って全てユーザーに投げている。 人によっては凄まじい罪悪感を感じる可能性や、今後このゲームがトラウマになって、アダルトゲームをプレイするたびにこのゲームのことを思い出して楽しめなくなる可能性すらある。実際完走したプレイヤーの感想の中でも、クリア後茫然としてしまってしばらくアダルトゲームに手が伸びなくなった、やろうとしたら美雪やアオイの顔が浮かんできたとの報告がある。憤ってすぐさまアンインストールしてこのゲームのことを忘れようとしたり、インストールメディアを破壊してまで別のアダルトゲームに手を出した人もいるが、それを過ちだとは一概に言えないであろう。 本作のやっていることをかいつまんで例えるなら「企業として最も大切にするべきであろう自社の商品に加えてお客様さえもこき下ろす」という禁じ手をやってしまっているのである。 ゲーム業界外の評論家等が「ゲームは生産性が皆無かつ低俗な趣味でゲーマーは性根が悪い」と罵倒する事はあるし、ゲーマーが自虐的に言うこと自体はありえるとは言える。だが、業界のクリエイターが恒常的にそのような発言をするのはまず無いであろう。そのようなことをすれば仕事が来なくなり、多くのコアユーザーがそっぽを向くのは間違いないからだ。 しかしその禁じ手を今になって使った事そのものが良くも悪くも本作最大の特徴なのである。このお客様批判をぼやかさずにはっきりと行ったことは必ずしも評価できるとまで言い切れないが、挑戦的な作品として存在感を放っていることは確実である。 ゲーム中盤以降、美雪とアオイはそれぞれ作中のキャラクター一人という枠には収まらなくなり、一種の「象徴」として扱われるようになっていく。このことに対して「関係ない作品を巻き込むな」「これからもキャラクター商売をしていくだろうに、自らを棚に上げルート固定までしてこんな主張はどうか」という批判もあれば、「実に個性的で興味深い内容だった」「ゲームに対する考え方が変わった」と肯定的な意見もあった。 結果として、こういった特色が毀誉褒貶にも近い激烈な賛否両論を巻き起こす原因となった。 また、本作発売当時のニトロプラスは上述の通り一般向け作品への製作協力が多くなっており、アダルト作品での商品展開について消極的になっていたので「本作をもってアダルト分野から撤退するからこそこのようなゲーマーへの恨み節をぶちまけたような内容にしたのではないか」と勘繰るユーザーも一定数存在したのも本作の評価が荒れることになった一因ではある(*4)。 補足しておくとその後も(2、3年に1作ペースではあるが)18禁ゲーム自体は発売しており、結果的には邪推に過ぎなかったと言える。 驚愕の展開の果てに待つのは、オルタナティブ(二者択一)ADVにて要求される最後の解答の提示。すなわち、プレイヤーが美雪とアオイのどちらを選ぶかという「究極の二者択一」である。 その選択の結果は、本当に作中で述べられた通りの結末を辿る事になる。両方のエンドを見る手段は作中で言及されるが、その行為は「彼女たちへの裏切りないし冒涜」となる構成・仕様に仕立て上げられている。 ただこの二択について片方の描写不足から「状況的に、どうしてもある方を選びたくなる」との指摘がある。もっともクリア済みレビューを見る限り最後に選ばれたのが("ある方"がやや優勢気味ではあるが)どちらかに偏重しているわけはないので、ある程度意図した・構成的にやむを得ない部分はある。 最後の選択を終えスタッフロールの後、タイトル画面に戻るとある変化が起こっている。さらにそこで回想モードを開くと、発売前の宣伝広告の「 選ばれなかった方は…? 」の真意がついに判明することとなる。これらを見てしばし机の前で固まってしまったという感想も多い。 「一つの選択肢しか選べず、別の人生を送れない」ということは、否ゲーム的で極めて現実的な話である。下手にハーレムルートや3人の良い関係が続くENDを用意することなどせず、二つのどちらかしか選べないという、この現実的な「純愛」のひとつの極致を、徹頭徹尾まで表現しきったことには相応の評価が与えられて然るべきだろう。 評価点 楽曲の評価は安定している 適切な状況で使われており、無音になる箇所では否が応でも緊張感が高まる。 距離が近づくにつれて大きくなる足音等の生々しい効果音が臨場感・緊張感に貢献している。 問題点 初期版にバグが多い 本作は中盤以降の異常事態が肝だが、プレイヤーは動揺するよりも先に本来のバグの発生を疑ってしまい、演出意図がうまく伝わらなかったという事態が多発した。 とりわけ後半にフリーズバグが発生すると、本作の独自仕様も相まって泣ける事態に…。 公式で修正パッチが公開されているのでプレイする人は必ずDLしておくように。それでも固まるときは固まるが、安定性自体は大幅に向上している。 平均プレイ時間は11~13時間程度とされ、価格に対してやや短いと言える。 確かに中盤からは怒涛の展開が続く。しかし、そこに至るまでの肝心の前半部が何の変哲もなく薄味な話であるというのは致命的だった。このためにキャラの描写が薄くなり魅力を感じ取れずに終わってしまったという声が少なからずある。 少々ひねくれた言い方をすると、(価格の分遊べるだけのボリュームがあるという意味ではないが)場合によってはプレイ時間は無限大にまで上がりうる作品ではある。 総評 一見すると何の変哲もない正統派であり、その観点だけで見ると本作の導入部が淡白すぎる印象は否めない。 もちろんそれ自体は文字通りの仮の姿にすぎず、その先に踏み入った途端、あまりにも直球なメッセージがニトロプラスらしい攻撃的な演出を以って突きつけられてくる。 それこそが本作最大の特徴であり、そしてこの二面性が”アダルトゲームとして”の評価を賛否両論極まりないものにしている最大の要因であり、 「初心者お断り」「アダルトゲーム経験者でなければ本作の真髄を理解することは不可能」と言われる最大の理由となっている。 その演出手法から奇作・怪作を体験したい人をも引きずり込む力を持っているが、 内容そのものはあらゆるアダルトゲームプレイヤーに大きな一石を投じる、まさに純粋すぎるほどの問題提起作なのだ。 ニトロプラスなりの「純愛」を類稀なほどに徹底した2度目の作品であるとはいえ、尖ったゲームの目立つニトロプラスのカラーがまたも色濃く表出した一作である。 その方向性のため、個人によって受け取り方や印象は各々が異なるものになって来るだろうことは避けられない。 「このゲーム」の果てに、あなたが選ぶのは美雪とアオイのどちらなのか。その「究極の二者択一」を、あなたは受け容れられるか否か。そして、その先に待つものは、あなたにとっては果たして。 余談 本作は新作ゲームとしては珍しく、USBメモリスティックで販売された。賛否両論さと初見印象の凄まじさに比例する話題度から購入希望者が徐々に現れたものの、初回版は早期に完売したため、2ヶ月後にDVD-ROMディスクパッケージを通常版として発売した。 USBメモリスティックで発売された理由は、作中のキーアイテムがスマートフォンであり、「スマホのパッケージのような小さな箱を開けるワクワク感を実現させるため」とのこと。 しかし、USB版とDVD版は同価格である。最初から安価なDVDで売るか、逆に最後までこだわり通してUSB限定にするべきだったのではないか、という意見もある。もう少し間を置いてDVD版を廉価版に位置づければ、価格に対する不満は生じなかったかもしれない。 ただし、USBとDVDでは部品の単価が10倍以上違っているなどUSB側が圧倒的に不利である。内容の短さに対してやや高価格な設定、DVD版の発売時期については営利を目的とする企業活動の一環として致し方ないところもある。少し詳しい内容は下倉バイオ氏自身の発売前発言まとめも参照。 2024年6月28日に『君と彼女と彼女の恋。 普及版』が「ニトロオリジン」ブランド名義で発売。こちらのメディアもDVD-ROMである。 小ネタ的な隠し要素が非常に多い。特定の記念日や久しぶりに起動した場合に聞ける専用メッセージだけでも多数存在する。 ゲーム中特定条件を満たすことで聞ける隠しメッセージを含めればさらに細かいところにまで仕込まれていることも判明している。本作はコンプに一生懸命になるようなソフトを意図して作られたものではないが。 その中には、プレイヤーが本来その場面に到達した段階では知りえない行動をそこでとると出現するものも存在する。…が、これはいわゆるトラップ的な役割を兼ねていて、出すと大変なことになるのでやめた方がいい。どの場面・どんな行動・それによって起こる効果の真意はその時に察せられるようになると思うので、こちらも伏せておく。 深夜11時に公式サイトが変化するギミックがあったが、残念ながら現在ではそれは削除されている模様。しかし表の公式サイトも非常に細かい仕掛けが隠されている。 2015年12月10日発売のお祭り格闘ゲーム『ニトロプラスブラスターズ -HEROINES INFINITE DUEL-』のパートナーキャラクターとして美雪、アオイが出演している。 2020年4月20日にソーシャルゲーム『凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> SUICIDE MISSION』にてコラボイベント『君と彼女と彼女の恋。ソシャゲ版』が開催された。 2020年6月にYouTubeの期間限定で2019年9月のニトロプラス設立20周年記念のライブイベントで人形劇の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』と特別ドラマを公開し、共演していた。凜雪鴉(リンセツア)と殤不患(ショウフカン)の主人公は二人で声優は鳥海浩輔氏と諏訪部順一氏と豪華。ネタバレは極力避け、ドラマ内容は健全なネタ路線。登場人物は美雪だけで声優も手塚まき氏ご本人(背景で十分ネタバレである)
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君と虹の彼方には少ないメインが投げ賊のメンバーの一人。 愛称はちょこ ぴくちょこ ハーミット(たぶんLV115くらい) ぺかちょこ ナイトウォーカー れしゅみすと デュアルブレイド 盗賊を中心に活動している自称イケメソの高校生。 イケメソと言いつつも大好きな天狗を見つけると、 その場で抱きついてしまうおちゃめな一面もある。 4次が近づいたところでトリプルスローのスキルブックを獲得すべくジャクムに参加するも、 非対応のVistaだったため開始直後に落ちて獲得ならず。 そのことを悔やみ、今はイケメソを磨くための修行の旅に出ています。 修行が終わった暁にはまた君と虹の彼方に戻ってくるはず。 そのころにはきっと真のイケメソになっていることでしょう・・・。
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, < `ヽ ヽ > 、 , ィ ∧ ハ } ヽ /´  ̄ ̄ `ヽ ハ ' , 、 , > ´  ̄ ̄ `ヾ j /, イ´ ̄ヽノ ∧ /´ ̄{ ヽ `  ̄ ノ ヽー∧ , ゝ_ 、 / イ ∧ i / _ ノ { ヽ i ; , ィ _ ≦二 ゝ 〉´二 `ヽ ∨ l // i ´ /_ --, ' ゝ __ `ヽ\ ; ハ≦´ _ ; ヽ _ ゞ''´ i ー ゞソ`_ヽ iー'/. `ヾノ ヽ{ v ,イハ { 〈 i _ ノ、 , } ゝ ヽハ ´_' ヽ ,_ノ, ' ヽニヘ ゝ _ , < ` ̄ ̄ノ /_ノ ―――だが、それは。 ∧ ヽ , ´  ̄ ヽ > ´ イ ヽ ` = ´ / 私が諦める理由になるのかね? l ヽ , l _l \ ,イ .l |  ̄ ̄ ヽ == ´  ̄ ̄ ̄ ! _| i _ r' 〈 ト、´ ̄ ヽ ,イ > 、 \ / `ー ー ´ 〃ヽ 〃ヽ .ゝノ> 、 , <ゝ.ノ ` < > 、 , < > ´【ケイネス・アーチボルト】 右投右打━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓【Status】 性別: 男性 学年: 3(アリスが2年生の時) 守備位置: ピッチャー (外野)ミート: F パワー: E 走力: E 肩力: C 守備: C 捕球: C球速:134km コントロール:B+ スタミナ:B 変化球:スライダー:C チェンジアップ:C カットボール:C カーブ:B 高速スライダー:A────────────────────────────────────────|【Profile】皆の先生。不屈のメンタル。努力する凡才。選抜大会時のバルク高校の背番号1番。夏の甲子園2回戦で好投する。その後の成長で高速スライダーがBランクに届いた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +初期データ ミート:F (25) パワー:E (47) 走力:E (43) 肩力:C? 守備:C(63) 捕球:() 球速:132km コントロール:B スタミナ:C 変化球:スライダー:C カーブ:C チェンジアップ:D カットボール:C ミートが切り上げられてFになっている。 + 1からの話 まさかケイネス先生がここまで好きと言われる事になろうとは。 ストーリーを始める前のイッチには分かり得ぬことであった。 アイシルの小判鮫先輩的な立ち位置を目指していたつもりではあるが。 原作とは違って天才ではなく、むしろ凡人寄りで。 まとまった能力こそ持つものの、決して強いとは言えない存在。 それで先輩と後輩の影でも頑張れるんだから立場は人を強くした。 4スレ目1928 + 1の寸評 ケイネス。3年生。右投げ右打ち。コントロールに光るものはあるが、それ以外は大概そこそこ上レベルで収まっている。この作品を代表する凡人。まあ能力的には高い方の凡人だが。ぶっちゃけプロット上の役割は「主人公アリスが手頃に超えれる程度の壁」であり、それ以上の役割は実はとくになかった。何か書いていくうちにメンタルが補強されていった。そして何故か能力以上にスレ住人に信頼されている気がする。よくわからぬ。バカが多いこの野球部の中で数少ないまともな人。彼女に掛け算されて最近SAN値が減ってるがまあ頑張れ。それ以外は良妻だよ。アリスのデートプランは参考にしちゃいけないけど。能力的には卒業したやらない夫の方が圧倒的に上であり、現時点でもアリスの方が投手としての総合力は上。彼の戦いは才能豊かな前後の世代の中で自分をどのような位置づけにするかの戦いでもある。この役割がケイネスになったのは上のAAのせい。 (命を捨てれば簡単だ。と言ってるAA)何というかすげー努力する凡人感を感じた。モデル選手は特に無い。どこにでもいそうな中の上投手というのがそもそもの前提だし。彼の最後の夏がどうなるのか、さて試合の趨勢やいかに。 4スレ目4736 +鑑賞会 恒例行事と分かっていても微妙な感じになるな…。 私はアブノーマルではない。 【ライトな感じかディープか?】 ライト ← 【1D100 6】 → ディープ 【ジャンル的にはノーマルかニッチか?】 ノーマル ← 【1D100 95】 → ニッチ .【アニメ系かリアル系か】 2次 ← 【1D100 17】 →3次 【年齢的には?】 ロリ ← 【1D100 95】 → 年配 セレブな人妻の痴漢電車乗車 ~ダメッ、夫や娘が見てるの~ 備考:バントが下手。彼女は船堀。デートプランは完璧。モデル選手はいない。
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9話 化物と化した彼の末路 「ちくしょう!なんだってんだこれは!」 叫んでいるのは少し顔が残念?かもしれないが 格好つけではある、常伏中学の学生美作廉太郎だ 「まずはハデス先生達と合流しなくちゃな・・・」 彼はデイパックの中を漁る、すると 「なんだこれ?注射器?」 説明書きが入っていた 「首落迷の覚醒剤入り注射器使うな危険」と 「使うなって言われると使いたくなるのは人間の性だよな」 彼はそれを体に注射し 「う…ぐああああああああああああああああああ!!!!」 体に斑点が浮き上がってくる そして彼の両手からは青い光が放たれている ■ 「…困りましたね」 近くで気づかれないように影を潜めている少年は黒子テツヤ 彼は有名中学の幻の6人目と呼ばれていた男である 「あれはどうしたらいいのかな?」 あれとは先ほど注射を打った美作廉太郎のことだ 「バックにいいものは…」 漁っていると薬品が出てきた 「…これなら」 彼は気づかれないように後ろから近づいて行った ■ 「うがああああああああああああああああ!!!」 代わって美作の視点である 体中には黒い斑点が浮き出てきている そこに異変が生じた 肌が急に溶けだしたのだ そう、これはさっき黒子が見つけたココの毒 効果は濃塩酸と同じ、いやそれ以上の効果らしい 「ぐああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああ!!」 転がりまわる事しかできない美作に黒子が近付く 「…ごめんなさい」 そう言って持っていたナイフを振り下ろした (ああ、くそもう…駄目なのか…) 彼の残っていた少しだけの意識も闇に消えていった ■ 「…ごめんなさい」 彼は目の前にある死体を海に捨てるか悩んだがやめておいた 目の前には、自分が殺した人間の死体が ぽつりと、置いてあるだけだ 「…………」 彼はうつむきながらその場を離れて行った 【美作廉太郎@保健室の死神 死亡】 【一日目/6時51分/A-2】 【黒子テツヤ@黒子のバスケ】 [状態]精神的疲労(極大) [装備]サバイバルナイフ [所持品]基本支給品、ココの毒(濃塩酸)2分の1消費 [思考・行動] 基本:火神君たちを探す、殺し合いはしない 1:…僕は何をしているんだろう [備考] ※ウインターカップ開催前からの参戦です ※影が薄いのは元々なので規制はされません ※美作廉太郎の支給品(基本支給品、首落迷の覚醒剤(空)) と死体が残されています 【支給品説明】 【ココの毒@トリコ】 美食屋四天王の一人で体にいろいろな毒とその抗体を持っているココの毒 今ロワでは濃塩酸となっております 【首落迷の覚醒剤@SWOT】 2年の不良グループ「悪鬼」の頭の首落迷が作った覚醒剤 カクゴが使えるようになるが、その代償に自我と1時間後に命を失う 【サバイバルナイフ@現実】 軍事行動中において遭難などで他の装備を失った場合 それのみで生存を計る目的で設計された、大型のシースナイフ。 また、戦地での「サバイバル」には当然敵兵との格闘戦も想定されるため 武器としての威力と堅牢性は設計の最優先課題の一つであるらしい。 アゲハボックス 時系列順 鉄の男、沈む アゲハボックス 投下順 鉄の男、沈む ゲーム開始 黒子テツヤ 絶望の架け橋 ゲーム開始 美作蓮太郎 死亡
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作詞:れお731 作曲:れお731 編曲:れお731 歌:初音ミク 翻譯:raku 晨光的照明 青蛙的嗚叫聲 雨傘的優劣 螺旋槳的回轉聲 波浪間的溶解 我的心跳聲 Record的指針般重疊起來 來 把這個房間獻出來迎接您 神啊 在直到我歸回之前再見 彷彿如曾何時般一切幻影 消失掉的夢境的行蹤 上空的明天不斷重覆著的痛苦 直到您所為目標的所在地 夕陽的証明 太陽的輪廓 用夜晚的步幅來迎合的口白劇 那方在繼承後任 昴宿的進行 期待是陽性 類義語的痕跡 仍然未能向剪票口的另一邊前進吧 神啊 在直到那孩子睡之時晚安… 彷彿如曾何時般一切幻影 消失掉的夢境的行蹤 上空的明天不斷重覆著的痛苦 直到您所為目標的所在地 ―沒傳遞到的思念 送往陽炎 ―斷絕…夢的痕跡 ―淡溫暖感情的動搖 ―把燒毀塌陷的軌跡 ―送往空之彼岸 對不起m(_ _)m 嘛..由於本人不太完全理解詞的內容 所以不太有信心翻得合作者所表達的意思 所以..對不起m(_ _)m 強耆補完希望
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君と虹の彼方@wikiへようこそ このウィキはメイプルストーリー椛鯖で活動するギルド『君と虹の彼方』の公認wikiです。 とりあえず自分のページを作成してギルドメンバーページにリンクして下さい。 まだ内容が全然無いのでジャンジャン新規作成してリンクを繋いでいきましょう。 ユーモアあふれる編集をお願いします。でも悪口はダメだよ? ギル員連合員の方以外はページをあまりいじらないようお願いします。 まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください
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【検索用 にしのかなた 登録タグ NAOX VOCALOID に 初音ミク 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:NAOX(ニコニコ、Twitter) 作曲:NAOX 編曲:NAOX 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『虹(二次元)の彼方』(にじのかなた) NAOX氏製作の動画「ニコニコメモリアル〜そして伝説の樹の下で〜」の(その24)に登場する楽曲。 歌詞を要約すると「ネトゲ中、メンテで中断したんで、ギャルゲを始めて二次元キャラを現実に呼び出そうとしたり、二次元に行こうとしたり」とのこと。(「」内は作者コメ引用) 尚、動画内では初音ミクが(動画の登場人物の一人として)作曲を、まつもと(動画の主人公)が作詞をしたという設定になっている。 歌詞 (動画より書き起こし) 注 ルビを含め、()内は動画に字幕として表示されているだけで実際に歌われている訳ではない。 幾千の大地((サーバー))を廻り 希望の芽((レアアイテム))求め 今日も さまよう 夜明けが 訪れるまで 時に 挫けても(突然のメンテなどで) 別の何か((別のゲーム)) が待っている そっとドア((DVDドライブ))を開き 一歩、だけ 進み(別のゲーム起動) また あの子達と出会う 近く見つめあっても 届かないこの手は… 立ち止まらず目指してゆこう 二つ目の((二次元の))世界へ 数え切れない人達((嫁)) 共に過ごした時((プレイ時間))達 夢、まぼろし じゃない 永久(とわ)に、忘れず… 光る多くの手((触手))をとり 共に次元を破って 明日はここ((リアル))で会おう 星((SF物))を越えて 時((過去、未来物))を越えて 夢((ファンタジー物))を渡りここへ… 走り((フラグダッシュ))続けた幾年 守り続けた約束((おやくそく)) 遥か遠いキミに、いつか届くと 七つの星((北斗七星))を見上げて 命をかけて誓うよ(あの星が見えて死亡フラグが立っていないか確認して) 明日は僕が行こう(二次元へ) 壁を殴り((壁を殴り)) 海((液晶モニター))の果てへ どこまでも行く… 虹((二次元))の彼方… コメント 名前 コメント