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幸運の予言者 クルト5 C 光文明 (5) クリーチャー:ライトブリンガー 2500 ブロッカー このクリーチャーが出た時またはタップした時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それがパワーの最後の三桁が「500」のクリーチャーなら出す。そうでなければ、自分の山札の1番下に置く。 幸運秘伝ミラクルト・ブラスター 光文明 (5) 呪文 ■アタック・チャンス-パワーの最後の三桁が「500」のクリーチャー ■このターン、自分のパワーの最後の三桁が「500」のクリーチャーすべては破壊されず、すべてのバトルに勝つ。 作者:名無っしー 【企画】喰らえ!これぞ我らの必殺秘伝!アタック・チャンス呪文選手権!の参加作品。 2021/12/24 クリーチャー面がバニラなのはあまりにも弱すぎるため、踏み倒し効果をつけた。 関連 + ... 《予言者クルト》 《ファイブスター・ブラスター》 評価 名前 コメント
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\aITEM 216732423 -1145756122 地底界の弓\/a
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幸運の素兎、因幡てゐ/Tewi, the Lucky Whiterabbit 幸運の素兎、因幡てゐ/Tewi, the Lucky Whiterabbit(2)(U)(U) 伝説のクリーチャー - 兎 他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。そうした場合、カードを1枚捨てる。 (1)(U):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。 2/3 参考 花映塚-レア
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▼ 北サンドリア ※他国もNPCの台詞は同じ。 Jeanparmand へぇー! さすがおじいちゃん。 ボク知らなかったよ……。 Jeanparmand あっ、お客さん? あけましておめでとう! Jeanparmand え、あ、これ? ちょっと前に旅のおじいさんにもらった リンクパールだよ。これを通じて、 今でもいろんなことを教えてくれてるんだ~。 Jeanparmand いまね、外を練り歩いてる? 楽しそうな人たちが何か、聞いてたんだ! 前にも、同じようなことがあったみたい。 Jeanparmand それでね。その人に何か渡すと オトシダマっていうのをくれるみたい。 で、ボクもその人に何か渡そうと、門まで 行ってみたんだけど、門番さんが怖くって……。 Jeanparmand ねえ、冒険者さん! ボクもオトシダマがほしいよ。 お礼するから取ってきて? おねがい! (Jeanparmandにオトシダマをトレード) オトシダマ Rare Ex あけましておめでとうございます HAPPY NEW YEAR! Jeanparmand わ! オトシダマ!! ありがとう!!!!!!! Jeanparmand じゃあお礼に……。 うーん、どんなお礼がいい? 選択肢:どんなお礼をしてもらう? 何かモノをもらう Jeanparmand だから、ほら! プレゼントを準備してたんだ~。 これには福を招き寄せる、ありがたい力があるから たとえ見立てが悪くたって、へっちゃらだよ。 胡鬼板を手にいれた! 胡鬼板 Rare Ex D2 隔264 Lv1~ All Jobs その「じいちゃん」のことを聞く Jeanparmand じいちゃんのこと、 そんなに知りたい? Jeanparmand う~ん…… ボクも詳しくは知らないけど そういえば、さっきじいちゃんは…… パターン1 Jeanparmand 「高いところは 遠くが見渡せて気持ちいいのう。 未来まで見えるようじゃ……」って 言ってたっけ。 パターン2 Jeanparmand 「白い岩…… いや、塔が見えるぞ」って 言ってたっけ。 パターン3 Jeanparmand 「有料なのはいただけんのう」って 言ってたっけ。 パターン4 Jeanparmand 「わしより 年老いた古木が見えるぞ」って 言ってたっけ。 パターン5 Jeanparmand 「もう何往復もしとるんじゃ」って 言ってたっけ。 Jeanparmand じいちゃんたら、なんだか ずっと同じトコにいるみたいなんだけど いったいどこにいるんだろう……??? 「じいちゃん」に何か聞いてもらう Jeanparmand え? じいちゃんに何か聞いてって? ほんとにそんなのでいいの? まぁいいけど。 Jeanparmand じゃあちょっと待っててね。 これを付けて……っと。 もしもし、じいちゃん? Jeanparmand んとね、冒険者さんがね じいちゃんに何か聞きたいんだって。 Jeanparmand ……え、名前を聞け? うん。わかった。 [Your Name]は自分の名前を教えた。 Jeanparmand ……だってさ。 え? うん。わかった。 Jeanparmand じいちゃんの言ってること 伝えるね。 パターン1(ディアボロス) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には ディアボロスのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 正しき魂のみを 過たず救済するディアボロスのように、 優れた判断力で物事を冷静に対処できる人に、 その影はみられるんだって……。 Jeanparmand だから、[Your Name]さんには 人の上に立てる素質があるんだって。 リーダーシップを発揮できる パーティリーダーなんか、うってつけだろうって! Jeanparmand さらに、勇気と 大胆な行動力を身につけることができれば、 周囲の人からも頼りにされる、心強い 存在になるじゃろう……だってさ。 パターン2(カーバンクル) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には カーバンクルのような影が見えるってさ。 Jeanparmand カーバンクルの ルビーの光のように、 淡く繊細で、優しい心の持ち主に、 その影はみられるんだって……。 Jeanparmand だから、[Your Name]さんは いつも人の話を親身になって聞いてしまう。 そんなところが人から信頼されてもいるから、 人々を癒す白魔道士に向いてるだろうって! Jeanparmand さらに、たくさんの幸せを 惜しみなく他者に分け与えていけば、 やがて人々から尊敬される存在になるじゃろう ……だってさ。 パターン3(ラムウ) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には ラムウのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 機知に富む彼のように 単に頭が切れる秀才タイプじゃなくて、 多芸多才なオールラウンドプレイヤーだろうって。 Jeanparmand それに[Your Name]さんは 好奇心旺盛で、いろんなことにチャレンジ したいんじゃない? だから赤魔道士が適任かも! Jeanparmand それと、気配り上手で 面倒見もいいはずだから、それを活かせば さらに人気者になるじゃろう……だって。 パターン4(タイタン) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には タイタンのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 一見、屈強で強面だけど 根は優しい彼のように、 心穏やかな人みたいだって。 Jeanparmand だけど[Your Name]さんは その一方で鋭い頭の回転の持ち主でもある…… だから、すばやく戦況を見極めて 機先を制する黒魔道士に向いてるよ、きっと! Jeanparmand それに真面目だし、 何より素直だから、やがて多くの人々から 愛される人になるじゃろう……だってさ。 パターン5(ガルーダ) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には ガルーダのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 天駆ける彼女のように 何者にも縛られない自由な精神と行動力を 兼ね備えた、チャレンジャーだろうって。 Jeanparmand それに[Your Name]さんは 状況判断に優れ、手先も器用でしょう? だから、トリッキーな攻撃で敵を翻弄する シーフにむいてるんじゃないかな! Jeanparmand それに、その天真爛漫な行動は 周囲を呆れさせつつも、けっこう楽しませてる。 だから、やがてはみんなのアイドルになるじゃろう ……だってさ。 パターン6(リヴァイアサン) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には リヴァイアサンのような影が見えるってさ。 Jeanparmand その住処である 大海のように、すべての生命の調和を願う 広い心をもった美しい人だろうって。 Jeanparmand でも、一方で[Your Name]さんは 津波のように厳しい一面ももっているでしょう? だから、その二面性をコントロールできるなら 吟遊詩人にうってつけかも! Jeanparmand さらにオシャレに決めれば 思わぬ人から好意を寄せられることも…… だってさ。 パターン7(シヴァ) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には シヴァのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 彼女の冷気のように 冷静沈着で、感情を表に出さない 孤高の人じゃないかって。 Jeanparmand そんな[Your Name]さんは 高い分析力を誇る戦略家タイプだから、 事前の綿密な作戦計画が勝敗のカギをにぎる 青魔道士に向いてるかもね! Jeanparmand それから、 決して人に弱みを見せない不屈の態度は、 最初こそ警戒されるものの、やがて周囲から 頼もしさとして映ることになるじゃろう……って。 パターン8(イフリート) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には イフリートのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 自らの身体に炎をまとう 彼のように、身を焦がすような情熱と 集中力を発揮し、どんな困難にも くじけず立ち向かっていく人だろうって。 Jeanparmand そんな[Your Name]さんの みなぎる闘志を燃やせるジョブは、 戦士……そう戦士しかないよ! Jeanparmand 機を尊び、ズバッと即断。 そして決めた以上、迷うことなく 最後まで意志を貫き通す。そんな生き様に 憧れて慕ってくる者も多いじゃろう……だって。 パターン9(オーディン) +... Jeanparmand [Your Name]さんの 背後にはオーディンのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 彼に似て、 周囲を巻き込む強い覇気があるから、 やがては周囲を征する覇者となり、世に 調和をもたらす人になるかもしれないって。 Jeanparmand でも、一方で [Your Name]さんは崇高な信念を 内に抱き、正義と忠節を重んじる人でもある…… だから、本当はナイトに向いてるんだよね! Jeanparmand それと、繊細な心を隠すため、 なんでも秘密にしがちみたいだけど、 もっと仲間を信じてみることじゃ……だってさ。 パターン10(フェンリル) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には フェンリルのような影が見えるってさ。 Jeanparmand フェンリルのように スケールのでっかい夢を求めて駆ける、 あわただしい毎日を送っている人だろうって。 Jeanparmand そんな[Your Name]さんは 常に刺激を求めているはず。 だから、コルセアや獣使いといった 個性的なジョブが向いてるかも! Jeanparmand 一見、とっぴな行動も 魅力のうち。大胆な発想でピンチもチャンスに 変えてしまうようなその行動力で、みなから 注目されるスターになるはずじゃ……だって。 パターン11(バハムート) +... Jeanparmand [Your Name]さんの背後には バハムートのような影が見えるってさ。 Jeanparmand 空間と時間を味方とし、 強大な龍の眷属を統べるバハムートのように、 天賦の指導力と天運に恵まれた人だろうって。 Jeanparmand だから[Your Name]さんには 自分の夢を実現する力と運があると思う。 まるで召喚獣を呼び出す召喚士のようにね! Jeanparmand みなを惹きつける魅力があり、 しかも類まれなる幸運の持ち主とくれば、 周囲がほうってはおくまい。ただし、 慢心には注意することじゃ……だってさ。 Jeanparmand じいちゃんありがと! ……え? これだけはいっとけって? ……わかったー。 Jeanparmand 何事も信じることから始まる。 まずは一歩下がった視点で、 己をまっすぐ見つめてみることじゃ!! ……だってさ。 Jeanparmand じいちゃんのいうことって いっつも難しいんだよなー。 冒険者さん、少しは役に立った? えっ、なんのことやら? ハハ……だよね~。 飛空艇航路 / ジュノ~ウィンダス Dilauriome いや~、絶景かな……。 ここは見晴らしがよくて最高じゃよ~。 Dilauriome やあ、あけましておめでとう。 いま子供たちにリンクシェルを通して いろいろと語って聞かせとったとこじゃよ。 Dilauriome それにしても、 上空から見下ろすミンダルシアの自然は、 また格別の味わいがありますの~。 Dilauriome 人は視点を変えたり 視野を広げたりすることで、 自分を成長させることができるものじゃ。 Dilauriome わしはそのことを 子供たちに伝えたくて、この景色を 絵に描いたり話して聞かせたりしておるんじゃ。 Dilauriome そういえば、 子供たちに渡した リンクパールは役立っておるかのぉ……。 ※胡鬼板を装備して話しかける。 Dilauriome そういえば、 子供たちに渡した 胡鬼板は役立っておるかのぉ……。 Dilauriome 子供たちに 教えた彫刻の成果が出たようじゃな。 ほ~、それにしても、なかなかの出来じゃ~。 Dilauriome これほど、 うれしいことはないわい。 なにか、礼をせねばならんのう……。 Dilauriome ……そうじゃ! 今度、その胡鬼板を手にして、 それから、黒インクを2つと 靭皮紙を1つ持ってきてくれんかの? Dilauriome わしからも お主にいいものを進呈しよう。 しばらくここで待っとるでのう。 (Dilauriomeに指定のアイテムをトレード) Dilauriome おお、持ってきたようじゃな。 よしよし……じゃあ、しばし待たれよ……。 Dilauriomeは 筆をとり、なにかを描きはじめた……。 Dilauriome ふー……。 できたぞ。 これを持っていくがいい。 Dilauriome 遠い昔、故郷で学んだ画法でな。 この絵を飾ると、きっとよいことがあるはずじゃ。 今年が、お主にとってよい年となるよう 一筆一筆念じながら描いたでのう。ホッホッホッ。 古塔を手にいれた! 古塔 Rare Ex 水墨画。 調度品の一種。 古塔所持時 +... Dilauriome あの画法で描くには、 明鏡止水の心で、自然の声に耳を傾けねばならん。 続けて何枚も描くことはできないんじゃ……。 Dilauriome それに 1つありゃあ充分じゃろ? またこんどな。 ▲ ■関連項目 公式イベント Copyright (C) 2002-2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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第七回雪降る箱庭、インスタントタッグ戦「焔色の公式サービス」での葉鐘と沙希のチーム。 使用デッキは葉鐘が【ジェムナイト】、沙希が【ディーヴァデブリHERO】。 1回戦では先行1ターン目にセットした罠でバックを固め、続くターンにジェムナイトを連続融合しチーム 「地獄の首吊りアルセイシア」に短期決戦を仕掛けてそのまま勝利。 決勝のチーム 「戦闘耐性!!」戦ではピナの イビリチュア・マインドオーガス に苦しめられるも ジェムナイト・プリズムオーラ の除去を連打し逆転、最後は沙希の ハリケーン 、 ライトロード・ハンター ライコウ 、そして ミラクル・フュージョン での E・HERO ガイア の融合召喚でフィニッシュし、優勝を飾った。 足りない所とか修正あったら宜しくネ -- 葉鐘 (2011-07-17 03 45 49) 名前 コメント
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▼ コンシュタット高地 (Celebratory Kukulkanに[売却可能アイテム]をトレード) Celebratory Kukulkan (謹賀新年。 何やら世界の雰囲気が変わった気がするのう。 この空色、何かの吉事の表れに違いない!) アケオメガードを手にいれた! アケオメガード Rare Ex 防1 ストック サルタオレンジ Lv1~ All Jobs 1/1 0 30/[1 00 00, 0 30] Celebratory Kukulkan (むむ、 汝、すべてを悟ったような眼をしとるな。 気に入った! ところで、ここはどこじゃ?) (Celebratory Kukulkanに[売却不可アイテム]をトレード) Celebratory Kukulkan (謹賀新年。 何やら世界の雰囲気が変わった気がするのう。 この空色、何かの凶事の表れでなければ よいが……。) Celebratory Kukulkan (むむ、 汝、ククルカンの毒針のことしか考えておらんな? しばし己を見つめ直す時間を与えてやろう。) ※PCが石化する。 バルクルム砂丘 (Gleeful Gukumatzに[売却可能アイテム]をトレード) Gleeful Gukumatz (謹賀新年。 何やら世界の雰囲気が変わった気がするのう。 この空色、何かの吉事の表れに違いない!) アケオメガードを手にいれた! Gleeful Gukumatz (むむ、 汝、すべてを悟ったような眼をしとるな。 気に入った! ところで、ここはどこじゃ?) (Gleeful Gukumatzに[売却不可アイテム]をトレード) Gleeful Gukumatz (謹賀新年。 何やら世界の雰囲気が変わった気がするのう。 この空色、何かの凶事の表れでなければ よいが……。) Gleeful Gukumatz (むむ、 汝、ソベクの皮のことしか考えておらんな? しばし己を見つめ直す時間を与えてやろう。) ※PCが石化する。 ラテーヌ高原 Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner んと…… あなた、今年は「去年とおんなじくらい」の ツキらしいよ!! ってことでよろしく! Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner んと……、あなた今年は 「[ボク/わたし]よりいい感じで」ツイてるらしいよ!! ……って、うわーん! リヴァイアサンさん、 お仕事お願いしますー!! Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner んと……、あなた今年は 「[ボク/わたし]と同じくらい」のツキらしいよ!! って、[ボク/わたし]と同じくらいって最悪じゃん!! 一緒にリヴァイアサンさんとめてよ!! Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner あなた、今年は 「とんでもなく」ツイてるっぽいよ!! でも[ボク/わたし]は……あーんリヴァイアサンさん、 とまって~! Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner あなた、今年は 「かなり」ツイてるっぽいよ!! それはさておき……リヴァイアサンさん、 待ってってば~~!! Summoner あけましておめでとうッ!! 待ってェ!! Summoner あなた、今年は 「割と」ツイてるっぽいよ! ……うぅッ、ホントはリヴァイアサンさんに このお仕事、してもらうはずだったのに! Summoner あけましておめでとうッ!! Summoner おぉ!? これで、リヴァイアサンさん、待ってくれるかも? ありがとね、お礼にこれをどうぞ♪ ▲ ■関連項目 公式イベント Copyright (C) 2002-2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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オズワルド然だけど、ソウルバーストが使いにくい分、ソウルの有効利用を狙えるカードは可能性を感じる - 名無しさん 2017-09-24 11 18 12 これ入れといて5メモリまで溜まったらひたすらハンド選択、ソウルが溜まったらオバヒ配置で一気に8メモリってデッキはなかなか爽快 - 名無しさん 2017-10-01 19 37 58
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モンスター/大型妖怪・人型妖怪 v2.0.0 [U] 幸運の素兎『因幡 てゐ』/Tewi Inaba (White Y; ) === Num 1109 Lev 32 Rar 10 Spd +15 Hp 650 Ac 80 Exp 1600 (詳細説明未実装) 彼女は通常地下 32 階で出現し、かなり素早く動いている。 この獣にして妖怪を倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約17066.67 ポイントの経験となる。 彼女は空を飛んでいる。 彼女は弾幕を放って攻撃することがある。 彼女は的確に魔法を使うことができ、ショートテレポート、トラップ、救援召喚、警報+加速の呪文を唱えることがある(確率 1/3)。 彼女はドアを開け、ドアを打ち破り、弱いモンスターを押しのけ、アイテムを拾うことができる。 彼女には破邪でダメージを与えられる。 彼女は侵入者をかなり警戒しており、 300 フィート先から侵入者に気付くことがある。 彼女は 20 個までの財宝を持っていることがある。 彼女は7d7 のダメージで蹴って攻撃し、請求書をよこして金を盗み、請求書をよこして金を盗む。 雑感 名前
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パウル=ミュンツァー、本編以前のエピソード0的な何か SSスレに投下したものを一部修正したものです 「ショーダウン……フルハウス!」 響く歓声が、場に走ったカタルシスの大きさを端的に表していた。煌びやかな空間に、割れんばかりの拍手の音が続く。 取り繕いきれない渋面のジェントルマンの手から、ジャラジャラとチップが『勝者』の手へと渡されていった。 「っへへ……最後に大事になってしまったけど、結局勝つのは、女神様に愛される男って事だな」 テンガロンハットを微調整し、金髪の男は愉快気に葉巻を一息吸い込む。手元に残ったのは、換金すれば約400,000程にはなろうかと言う、カジノのチップ。 そのうち半分は、この勝負に自分の手元から出したものだから、200,000の勝ちと言う事になる。 ドレスアップした紳士淑女のひしめくこの場において、Yシャツにスラックスと言う、風采の上がらない男の大勝利は、場を沸き立たせるのに十分な出来事だった。 ――――夜の国の某大型カジノホテル。勝利と敗北、欲望と諦観が交差する、大人の遊び場にして、金の伏魔殿。 そこから勝利を拾い上げた男は、ちょっとした札束を手に、御満悦の様子で退出する。あちらこちらから立ち上る熱気の気配を背にして。 「今日はツイてた、いつも以上にツイてた。……どうやら今日は、ご機嫌みたいじゃないの……女神様?」 今日はあえてドレスアップせず、普段着のままで『勝負』に挑む事に決めたのだが、どうやらそれが良いゲン担ぎになったらしい。 すれ違いざまに、時折向けられる奇異の眼も、胸元に押し込められた札束に、跳ね返されてしまう。 勝利の夜と言うのは、やはり気分が良い――――強運に身を任せる、自分の判断の正しさの証明と言う意味もある。 幾重もの愉悦を身に纏いながら、男は自室へと足を向ける。 「おっと、おにーいさん! その様子じゃ、良い感じに遊べたみたいだね! どう、この後であたしとも遊ばない?」 「ぉ、目ざといなぁ……随分フランクじゃないか。良いよ、気に入った。で、いくら出せば良いんだ?」 金と服装、2つの意味で目立つ男は、程なくしてコールガールに声を掛けられる。 質素ながら扇情的なドレスに、肩から少し下がるくらいの眩しい金髪、透き通るような大きく青い瞳――――結構な『上玉』だ。 「部屋は取ってあるんでしょ? じゃ、そっちにお邪魔して60,000! あと、晩御飯も食べたいなぁ」 「良いぞ、この際野暮は言いっこなしだ。パッと明るくやろうじゃないか……!」 商談はあっさりと成立し、男は女性の腰に手を回して抱き寄せ、歩調を合わせて廊下を進む。 ――――こういう『商売女』に対して、値切りなど絶対にやってはならない。見せ金があるのなら、尚の事だ。 自慢げに歩く男の姿は、正に『勝者』のそれだった。 「おにぃさん、どんな感じで勝ったの? これだけ行ったからには、一発モノにしたんでしょ?」 「お、聞きたいのか? んじゃ教えてやるよ! 今日の俺はポーカー一本でいこうって決めてたんだよなぁ……」 (――――どこで聞いたんだったかな……「恵まれない分には、腐っちまうのもしょうがない」って……全くその通りだ、俺もそう思うよ) 既に軽いトークでじゃれ合いながら、男の胸中に、ふと思い出された言葉があった。 ――――自分の強運に自信のあった男は、賭場と言う運の戦場に足を踏み入れ、そして勝利を引っ提げて生還した。 もしもこれが、ツキの無い奴の行動だったなら、そいつは何もかも失っていたはずだ。 金だけならまだ良いだろう。運と言うのは馬鹿にならない。下手をすれば、こんなままならないモノのおかげで、命を失う事だってあるのだ。 (ま……俺ほど運に恵まれてる奴も、そうそう居ないだろうよ……なんせ、今の今まで生きてこれたんだからな……) そんな感慨なんて今まで無かったはずなのに、ふと体に残る古傷が疼く様な気がした。恐らく気のせいだ。 気のせいながらも――――男はふと、己の運に対して思いを馳せる。今まで何度も、死んでもおかしくない目に遭ってきた。 それでも、こうして五体満足で生きているし、金を稼いで旨い物を喰い、時には良い思いをしている。 だからこそ――――この男は戦うのだ。世間に背を向けて、高いオッズに手を伸ばすべく。 信じるのはただ、己自身の運と、女神の祝福だけ。それ以外、彼には何もいらないのだ――――。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「おーいパウル! 試験明けの打ち上げ、お前も来るだろ!?」 「おぅ、今度は誰んちに集まるんだ!?」 ――――昼の国。 夜の存在しない、太陽とリゾートの国にあっても、学生と言うのはやはり、他の国と大差ない存在で。 それが学生の本分と、勉学に明け暮れる者もいれば、仲間たちと青春を謳歌する者、流れる日々をただモラトリアムとして過ごす者、様々だ。 とは言え、大多数の彼らは、ごく当たり前の目立たない存在。学生の内から一味違う存在など、そうはいない。 「やっと全教科終わった訳だけどよ、パウルお前、出来の方はどれくらい自信あるんだ?」 「あぁ、今回は良い感じだ。ひょっとしたら学年トップ10、いけるかもな?」 「あぁ!? お前いっつも遊んでんのに、なんでそんなに自信あるんだよ!?」 「バーカ、お前ら授業の時、ちゃんと目ぇ開いてんのか? ちゃんとノート取って集中してりゃ、家の勉強時間なんて短くて済むだろ。授業は昼寝の時間じゃねぇんだぞ?」 「いやー、あんな詰まんない授業、よく集中してられるよね。あたしいっつも眠くなっちゃうんだけど……」 「そういやお前、先週も涎垂らして爆沈してたっけな?」 「うっ、うっせ! 人の寝顔見て喜んでんの!? 変態なんだパウルー!」 ――――その『学生の頃から一味違う』存在を連れた一団が、校門から開放される。 ある種のタレント性とでも言うべきか、いつでも仲間内の輪の中心にいる存在。そんな風に日々を過ごしていれば、畢竟、目立つ事になる。 成績が良く、交友関係が広く、ノリも良い。絵に描いたような、青春の若者の周りに、やはり友人は引き付けられるのだ。 「あっ、悪いちょっと待っててな――――おーい!」 「……なんだパウル」 一団から離れた少年は、1人足早に帰り道を行く級友に声をかける。うんざりした様子で、彼は振り返った。 「いや、3日前掃除当番変わってもらっちゃって、悪かったよ。どうにも約束断り切れなくてよ」 「……別に良いよ、あいつら強引だもんな。1回ぐらいなら、別に……」 ぶっきらぼうに答える級友にめげず、少年は自分のカバンの中を漁る。 「んな訳で、埋め合わせって訳じゃないんだが……ほらこれ、あの時のお礼にと思って。助かったよ」 「え……これは、明日発売の『怨念戦記』39巻!? ど、どうして……」 「お前のキーホルダーが見えたの、覚えてたんだよ。それ、怨念戦記の愛羅姫だろ? だったら、読んでんじゃねぇかなと思ってさ。 知り合いの、本屋のおっちゃんから、今朝無理やり買い取ってきたんだよ。いよいよ最終章突入だし、早めに読んだ方が良いだろ?」 「……パウルもこれ、読んでたのか。なんか意外だな……」 「……けど、俺は謝瑠姫派だな」 「……へぇ」 「おっと、一家言ありそうだな。けど、積もる話はまた今度って事で、それじゃな、本当にありがとよ!」 どこかリアクションに乏しい、それでも何か言いたげな級友に対し、最後まで笑顔で語りながら、少年は仲間の輪に帰っていく。 「パウルお前、漫画まで詳しいって知らなかったぞ……」 「どんな漫画なの、あれ?」 「お前らが読んでも面白いとは限らねぇぞ。櫻の国を舞台にした、ホラー伝奇超能力バトル漫画だからなぁ、ありゃあ漫画慣れしてる奴が読むものだよ」 「お前は分かってるって事は、結構なもんじゃねぇか! 読んでんだろお前!」 ガヤガヤと盛り上がりながら、一団もまた学校を後にする。 単行本を渡された級友は、少しだけ羨ましそうに、その背中を見つめていた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「さーてね……っと、来た! やったよ2等、大当たりだぜ! 後で親父に換金してもらって――――」 夜の無い部屋で、少年は籤券を前にほくそ笑んでいた。 夜の無い国と言えども、人々には相応の生活リズムというものがある。窓の外を見れば、今の通行はまばらだ。 風を求めて開け放たれた窓には、寝るときの為に陽の光を遮光する、分厚いカーテンが掛けられている。 その窓から入り込んでくる、温かい光と風を満身に感じながら、少年は会心の笑みを浮かべていた。 ――――第72回昼の国産業振興記念くじ、それで当選金1,000,000を引き当てたのである。 「っと、それは良いとして……そろそろ、先生から頼まれたアレ、片付けとかないとな……」 小躍りしたいほどの喜びが胸に溢れてくるが、そればかりに浮かれてもいられない。学校の先生からの頼まれごとを、少年は抱えていたのだ。 机の上を片して、紙とペンを用意すると、少年はじっと思索を重ねるために動きを止め、時折ペンを紙に走らせていく。 ――――彼にとって、こうした事は珍しい事では無かった。これまでの生活の中で、何度かあった事に過ぎないのだ。 ――――文武両道、才色兼備、更に類まれなる強運に恵まれている。「天は二物を与えず」と言う言葉は、彼には当てはまらない様だった。 誰彼構わず交友関係が広く、目上の人間からの信頼も厚い。そうした周辺の期待に応えられるだけの能力も持ち合わせている。 誰もが人生の主役、という様な言い回しがあるが、正に彼は、自らを中心にして人生が回っていく、その中核に存在するものだったのだ。 「――――うん、良い感じだ。これで、次回の集会発表も、お願いするけど良いよな?」 「勿論ですよ先生。もう読み方の練習まで始めちまってますよ。任せて下さいって!」 「……本当にお前、やるもんだなぁ……」 翌日には、少年は教師と打ち合わせ、片付けた頼まれ事を仕上げた事を報告する。受ける教師の表情は、完全にシャッポを脱いだものだった。 何でも卒なくこなす彼にとっては、この程度は片手間だったのだろう。事前に知らされていないオプションまでつけて、見事にうならせていた。 「……そうだ、面倒ついでにもう1つ、お願いしても良いかな?」 「何ですか、改まって?」 「お前、6組のカルロス達ともそれなりに親しいんだろ? あいつらに、いい加減他所との喧嘩は止めろって、言ってやってくれないか? よその生徒に怪我でも負わせたりすると、色々と問題なのだが……どうも聞く耳持たんで、上手く行かなくてなぁ……」 「先生そりゃ、頭ごなしに「止めろ」って言われたら、反発もしますって。そういうの、あいつら一番嫌う事ですからね 上から目線だって思われたら、終わりなんですよ。ちゃんと理路整然って奴を貫徹しないと あいつら、馬鹿じゃないですから。話してる相手が「こっちをチンピラだって見下してる」っての、ちゃんと見抜いてきますよ ……まぁ、地雷原を歩くような話ですけど、そこら辺の加減を間違えなきゃ、案外話は通じますって」 「そ、そうか……」 「まぁ、俺の口から伝えてはみますよ。でも、それで俺がぶん殴られても、それでまたオイコラって向かっちゃいけませんからね?」 通常、教師が生徒にする範疇の相談を超えてなお、少年は涼しい顔で答える。既に彼は、能力的な範囲に留まらず、『自己』を確立し始めていたのだ。 モラトリアムと言う事は、もはや彼には当てはまらない。その中で、少年は精一杯、青春を楽しんでいた。 「……で、顔に青あざ作って帰ってきたと」 「――――我慢するからお前をぶん殴らせろってね……ちょっと言い方不味かった。まぁ、約束は取れたから良かったよ……」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「――――あーあ……ツイてねぇな。つまらねぇ……」 ――――個室型の病室で、少年は1人、ため息を吐いていた。 急病に倒れて入院。しかもその為に、修学旅行への参加を断念せざるを得なかったのである。 学生生活最大級のイベントを堪能できない――――常に楽しく過ごしてきた少年の落胆は大きかった。 「今頃みんなは、風の国の大山脈ツアーかよ……はぁ、高原チーズ、俺も食いたかったよチクショウ……」 せめて染みの数でも数えてやろうかと天井を見上げても、そこには綺麗な白しか広がっていなかった。 思うままに体を動かす事も出来なければ、自分の生活リズムで、いたずらな夜更かしをすることも出来ない。 持ち込んだ漫画も、他にする事も無いので、もうすぐ3週目に突入してしまう。ひたすらに気だるかった。 これ幸いに骨休め、などという疲れた感性とも無縁だった少年は、完全に時間を持て余してしまったのである。 「かと言って、昼間はマシなテレビなんてないんだよなぁ……ニュースもすぐに同じ事ばっかりで慣れちまうし…… 国会中継って言ったって、テロ対策か馬鹿な質疑応答しかしないし……ある意味面白いけど……」 あと、日替わりでランダムな話題を持ち込んでくれるものと言ったら、病室備え付けのテレビしかなかった。 ぼんやりとつけっぱなしにしたテレビに見入る。なんだか、自分の頭が鈍化して行く様な感覚に、少年は囚われていた。 「やぁパウル君、相変わらず暇そうだね。検温と……どうだい、体調は?」 「あぁ先生……ま、腹の奥に、相変わらずの鈍痛はありますけど、熱は特に……それよか、早く起きたいですよ 旨いもの食べたいし、外を歩きたいし……はぁ……」 「ま、1ヶ月ほどの我慢さ。君なら、勉強の遅れを取り戻すのも楽だろうし、その体力なら病状も悪化しないだろうしね」 検診に来た医者と、他愛ない会話を交わす。これもまた、少年の数少ない心の慰めとなっている、今の日常だった。 ――――その終わりを知らせたのは、つけっぱなしにしていたテレビである。 『――――番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします 本日、午前11時27分頃、昼の国太陽航空、第245便旅客機が、「エンジントラブルに見舞われた」という通信を最後に、グランツ北東400㎞沖合の海上に墜落したとの情報が入りました』 「!? おいおい……飛行機の墜落かよ……」 「……大変な事が起きてしまったね……」 『この、245便には、修学旅行中の高校生を含む、377人が搭乗しており――――』 「――――ッ!?」 キャスターの、緊迫した言葉が、原稿のその場面を通り抜けた時、少年の頭は真っ白になった。 「ぱ、パウル君……!?」 「ちょっと待てよ……まさか、まさかみんな……!? 先生、ちょっと、確かめてくださいよ……俺の友達、これに乗ってたんじゃ……!?」 「お、落ち着くんだ。興奮は、腹の病変に悪いって分かるだろう?」 「だから、ちゃんと確かな事を知りたいんですよ! 教えてください先生! 俺の代わりに調べて!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「……みんな……みんな……なんでだよ……」 果たして、墜落した飛行機は、少年の学友たちが乗っていた航空機だった。そして当然――――飛行機の墜落で、乗客乗員全員死亡は、当たり前の話である。 少年は、親しい友人たちを、大人たちを――――かけがえのない日常を、一気に失ってしまったのである。 (ツイてないって思ったけど、俺だけ生き残ったのか……でも、これでツイてるって言えるのかよ……!) 急病で修学旅行に参加できない事は、全くの不運だと思っていた。だが、その為に彼は生き残り、学友たちは全滅してしまったのだ。 現実味の無い事実を突きつけられて、少年の思考は空転し、同時に混乱に見舞われていた。起こった出来事を、受け止めきれなかったのだ。 さしもの少年も、こんな急転直下の事態を、どう受け止めれば良いのか、それに答えを出せるだけの人生経験を積んではいなかった。 これから自分はどうなるのか、今ここに自分がいるのはどういう事なのか、少年の意識は、取り留めなくそんな疑問を見つけては、有耶無耶のまま霧散してしまう。 ただ、友人たちの死を悼む事くらいしか、病人の身である彼にはできなかった。 「……なんで俺、のんきに寝てるんだろ。みんな……凄い怖くて、最後の瞬間に痛い目見て、死んでったんだろ……?」 飛行機内のパニックに、思いを馳せる。友人たちはきっと――――どうなってるんだと叫び、死にたくないと叫び、そうして死んでいったはずなのだ。 いや、それは友人たちだけに留まらない、先生だって、そして他の乗客たちだって。地獄みたいに、恐怖と振動に振り回された挙句に、死んでいったはずなのだ。 ――――それを思うと、病を患いこんな所で伏せっている我が身が、たまらなく腹立たしく、情けなく、悔しかった。 「……俺1人生き残ったんだったら、生きてかなきゃいけねぇな。身体治して、弔わなきゃ……」 しかし、こうも考える。自分1人が生き残る巡り合わせにあったと言う事は、そこに何らかの意味があるんじゃないか、と。 別に道徳教育を尊ぶつもりはないし、運命論者になった覚えもない。ただ、何かしらの意味と言えるものは、そこに確かにあるのではないか、と。 その手始めとして、まずは死んでいった知人たちに、ちゃんと冥福を祈り、ちゃんと遇する礼を尽くさなければならない。 明かりを消した暗がりの中、ベッドに横たわりぼぉっと天井を見上げていた少年は、どうにか自分の感情にケリをつけることが出来た。 ――――眠りは、深かった。重く、昏く、熱く。 ――――ずるい……ねぇか ――――なん……お前だけ…… ――――こっ……一緒……来なってば…… ――――1人だ……不公へ……! 「――――っぅ、ぐ……ぅぅぅ、ぅ……!」 ――――お前も、俺たちと一緒に死ねよ……! ――――勝手に腹壊したとか言って、死ぬのさぼってんなよ……! ――――命を抜け駆けなんて、冗談じゃないぞ……! ――――来いよ、お前もこっちにッ! 「――――っぐぁぁぁぁぁ…………ぁ、ぐ、っ……!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「――――しっかりしなさい、大丈夫か!?」 「っぐ、ぐ、うぅ…………」 ――――深夜、個室のドアが開け放たれる。少年の個室に足を踏み入れてきたのは――――見知らぬ老人だった。 「おい、おい! 私の声が聞こえるか!?」 「ぎっ……は、腹が…………ッ、あ、熱い……ッ、焼ける……!!」 「生まれたばかりの悪霊共が……引きずり込んでいくつもりか。そうはさせん!!」 少年は、腹部を抱え込む様に抑えたまま、うずくまっている。呻きながらも、意識は朦朧としている様で。 ――――老人はそれを悪霊の仕業と見切り、すぐさまその手で、少年の額と腹を押さえつける。 青く澄んだ光が掌に集い、少年の体に衝撃が走る。がくんと少年の体が跳ねる様にのけぞった。老人の白髪も、白髭も、空気の振動にそよぐ。 「がぁっ!?」 「我慢しなさい……自分を失うなよ……!」 「ぐあっ、はがぁ!!」 ドクン、ドクンと、鼓動の様に衝撃は連続する。少年の口から苦悶の悲鳴が漏れ、塊の様な空気が絞り出される。 ガクガクと体は痙攣し、それも老人の手に抑え込まれる。まるでAEDを行使される様に、ビクビクと身体は跳ね上がった。 「ぼ、っふぁ……ッ!?」 「出たな、死霊の呪いが……もう大丈夫だ」 何度目かの衝撃で、少年の口から何かが吐き出された。空気だけではないそれは、黒い煙のような物で、中空に漂う。 それを視認して、老人は少年から手を放し、その黒い塊に向けてかざして見せた――――青い光が、眩く光度を上げる。 ――――なんでよ……ひどいじゃない…… ――――なんで、なんで俺らだけよぉ…… ――――恨むぞ……お前を一生……! ――――俺たちが死んだから、お前が生きた様なもんだろ…… ハッキリと、2人の耳に恨みの声が聞こえてくる。光に当てられて霧散していくその黒い煙は、最後に恨み言を残して消えていった――――。 「ハァ、ハァ……い、今のは……?」 「……どうやら事故で死んだ、君の知り合い達の霊魂の様だ。それが君の病気にとりついて、死の道連れにしようとした様だね…… ……未練が残るのは当たり前と言え、逆恨みも良い所だろう。だからこそ悪霊になってしまったのだろうが」 「――――ひどい、ひどいぜ、みんな……」 異変が収束し、少年は埋火の様に熱を残す腹部を抑えながら、老人の言葉に俯く。自分は恨まれ、呪われる存在なのか、と。 彼らの死に、思うところはあったが、それがこんな形で跳ね返ってくるとなると、少年の胸にもやりきれない思いが込み上げてくる。 何かのせいにしなければ、彼らの無念が浮かばれないのは勿論なのだろうが、その矛先が、自分に向けられるとは……。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「――――しかし、君は運が良かった。隣の病室に寝てたお陰で、気が付けたよ……じゃなきゃ、君は急な病変と言う事で、死んでいただろう……」 「……!?」 ホッと一息ついて、老人はポツリと呟く。どうやら霊能力者らしい彼の手によって、少年は救われた訳だが、その言葉が胸に刺さった。 (……運が良かったって? そりゃ、みんな死んだ事に比べたら運が良かっただろうよ……でも、それで良かったのか……?) 不運に巻き込まれて死んだ友人たちに比べれば、病気の為に墜落する飛行機に乗らずに済んだ自分は、確かに運が良い。 だが、それは果たして本当の幸運なのか――――本当に運が良ければ、そもそも友人たちも死なずに済んだのではないか? (こうやって、呪われて殺されかかっても生き延びたって事で、運が良いって事になるんだろうけど……でも、本当にそうか? これは本当に運が良いのか? 悪運ってだけじゃないのか? ……運が良いの悪いので、こうまであっさり運命じみたものが決まってしまって、いいのか?) 我が身に起こった出来事に、実感が沸かないのだろう。窮地を2度も偶然で生き延びた少年は、「運が良い」の一言の為に、思考の沼に陥っていた。 ――――人生と言うのは、運の良さだけで、こうもあっさりと片付いてしまう程に儚い物なのだろうか。 自分の身を守ったこの『運』と言うのは、そういう性質のものなのだろうか。 だとしたら――――結局、全てはそれで片付いてしまう事になる。人生がどうのこうの、なんてレベルではない、この世界のすべてが――――。 (――――もし、本当にそうなのだとしたら――――) 「……どうしたね、まだショックか? まぁ、放心してしまうのは分かるが……」 「いや――――これからどうしようかって、思ってたところです。これでもう、学校にも帰れなくなりましたし 俺は……これから、自分の力で生きてかなきゃならないなって……あ、そういえば……ありがとうございました」 「……何を思いつめたか知らんが、今はゆっくりと休みなさい。君のその病気も、これで快方に向かうだろう」 少年の瞳に、ハッキリとした光が宿る。彼は、何か得心が入った様子で、老人に頭を下げた。 ――――腹の中に、まだわずかに燻る熱と、先ほどの呪いの声の残響を聞きながら――――。 ――――足元で死んでいる両親を見下ろす。退院して真っ先に行った事が、それだった。 考えに考えた手はずで襲う。悲鳴をあげさせもしなかった。恐らく外に今の事態は漏れていまい。 金を都合し、家に火を放ち、姿を消す――――全ては、思いの外上手く行った。両親は死亡、自分は行方不明。だが、事件はそれ以上の進展を見なかった。 「……ツイてる。やっぱりそうなんだ。俺にはツキがついてる。そして、あいつらがくれたこの呪いが…………ッ」 両親の魂が、腹の中で泣き叫んでいる事を、少年は感じている――――あの呪いの残滓は、身体に焼き付き、魂を縛る力場として機能していた。 ――――これが、運の力なのか。因果応報など嘘八百だと、少年は確信した。全ては運、善悪など関係ない――――。 やけっぱちで起こした行動が、悉く運に恵まれた事で、少年は己の人生を確信した。 ――――そして、彼は世界に対して「逆」を行くという、一生をかけたギャンブルに身を投じる――――。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (――――ま、こんなもんよな。人生は結局、勝つか負けるか、それだけよ……) 隣で寝ている女の息吹を感じながら、男はその裸身をシーツにくるみ、ぼぉっとテーブルの上の食事跡を眺めていた。 今では、カノッサ機関のナンバーズ。それを話しても、この女は驚きこそすれ、むしろ興味をもって身を乗り出してきた。 ――――ひと時の濃密な時間を過ごして、古傷だらけの体は充足感に満ちていた。 「――――随分、ご機嫌ね……」 「ん……なんだ、起こしちまったか?」 眠っていた金髪の女が目を覚ます。ぴったりと身を寄せ合って、その温もりを感じ取る。 「いいえ、ずっと起きてたの……――――あなたがこんな所で息抜きをしてるから、ちょっと揶揄ってあげようってね」 「は……!?」 だが、男は肝を冷やした――――女は己の首を、左手でむしり取ったのだ。同時にその体は輝き、姿を変える。 そこには――――黒い髪にすっきりした目鼻立ちの、先ほどとはまた違ったタイプの美人が、勝気な笑みを浮かべて横たわっていた。 「あ、殺狩!? ……お前、さっきの変装かよ!!」 「えぇ、あなたが遊びにうつつを抜かしているって聞いたから、ちょっと揶揄ってあげようってね でも、相変わらずねぇ……こんな所で賭け事して、好い気になって遊んでるなんて」 「あー、あぁ……あー……勿体ねぇ。それであの娘殺してなり替わったのかよ……結構な上玉だったのに」 「随分余裕じゃない? ……あたしの目の届かないところで女遊びなんて、少し調子に乗り過ぎてるんじゃないかしら?」 「良いだろ別に。そこんところ、お前はそううるさくなかったと、思ってたんだけどよ」 「うるさくするつもりはないわよ。でも、だからって野放図を認めるつもりも、無かったんだけどね?」 ――――ベッドの中の痴話喧嘩。しかしてそれを繰り広げているのは、≪No.21≫と、機関の頭領の1人。 世界にとっての恐怖の象徴の様な2人だが、今はただの個人に過ぎなかった。 「まぁ良いさ。俺は女神様に、まだ懇意にさせてもらってるっての、分かったからな。そこは収穫だよ」 「……露骨に話を逸らさないでくれるかしら?」 「で、だ――――お前とも、懇意である事を確かめさせてもらいたいんだけどな?」 「……そうやって誤魔化すつもり? 少しは捻りなさい、芸が無いわよ」 「必要か? お前だって乗り気だったんだろう? わざわざ姿を変えてまでな」 「そう面と向かって言われると、冷めちゃうのよ……全く、そこら辺がさつな人ね……」 「……でも、実際悪くないだろ。飾らないって言うのも、偶にはな――――」 呆れた様な笑みを浮かべながら、男は女の白い肩に手を回す。眉を顰めながらも、女はその身を男へと預けた。 ――――そっと唇が重なる。クールダウンしていた体が、再び熱を帯び始めた。 ――――幸運の女神と死霊の呪いは、今も男の体を包み、渦を巻いている。 男の行き先は、流れ流されて、ただ雲水の如く――――。