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[帰るために幻想入る!] [山葵] 動画リンク 一話 紙芝居形式 4話前編まで 【内容】 大学で図書室に行ったところいつの間にか秘封倶楽部のいる未来へとワープ。 現状で帰る手立てが見つからないので、帰るために秘封倶楽部と共に幻想郷へいく。 今のところは高速道路で死にかけてた。 【感想】 初めは微妙なタイトルだとおもったが 発想は悪くない。むしろ幻想入りの中では結構考えられていると思う。 初めのほうは絵が荒っぽいが、だんだん色が付き始め結構なスピードで画力は上昇している。 ただ、作者も言っているが動画内での画力が安定していないのがよくわかる。 ただサムネイル選びが悪く、本気絵を出さずに微妙なところの絵を出している節が多い。 ギャグもあまりさえなくて、無理に入れている感じがしたかもしれない。 テンポが少し速かったり遅かったりで2度見ようかな、とは思いがたい、 63人目にしてはかなりスローペースでまだ4話までしか出ていないが、 今後の展開などを考えると面白くなっていきそうであり、 画力の向上具合なども見て、今後に期待したい。 個人的に幻想入り大御所に宣戦布告したあたりが気に入った。
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autolink VR/W22-071 カード名:私であるための証 れい カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:8500 ソウル:1 特徴:《鍵》?・《謎》? 返して! ――返してよ!! レアリティ:C illust.
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応えるための答え G5の町までまであの演説が聞こえている―――。 それはつまり、ファラの演説は島のほぼ全域にまで届いていることを意味する。 最も、教会まで届いているかは定かではないが・・・。 必然的に、ファラの声はカイルとミントの耳にも入っていた。 二人は橋から少し西に向かい、自体を把握するためにファラの声を聞いて草原に腰をおろしていた。 「ミントさん聴きましたか!?」 カイルは驚きの表情を隠しきれずに隣にいるミントへと振り向く。 「・・・ハイ」 その顔色は嬉しさを持ち、その中に悲しみを帯びた微妙な表情。 カイルはもしかしたら協力してくれるかもしれないと、そんな期待を込めてミントに顔を向けたのだが、その表情に戸惑ってしまった。 「ど、どうしたのミントさん・・・何かあった?」 「いえ、実は・・・」 ミントはゆっくりと息を吸って吐き、カイルに現実を伝える。 「確かにあの方の声には真剣な想いが感じられました。ですが・・・」 カイルはじっとミントの話しを聞く。 「カイルさんも気付いていらっしゃるとは思いますが、あの方はおそらくもうそう長くはないでしょう」 ミントの顔は至って真剣。その真剣な眼差しゆえ、カイルは思わず俯いてしまう。 確かにカイルは気付いていた。彼女の声に途切れ途切れ異様な咳き込みが混ざっていたこと。 そして『これが最期の仕事になるかもしれない』と言っていたこと。 そこからはみなまで言わずともイヤでも察してしまう。あの声の主は、極めて健康ではないということが。 そこまでカイルにも気付いていて、じゃあこれからどうすればいい? やっぱり、あの声の下まで行くべきじゃないのか? そんな衝動に駆られる。僅かな自尊心を持つものなら誰にでも訪れるモノだ。 だがミントはその考えを躊躇いがちに制止する。 「・・・あの方の下に向かえば、おそらく他の人たちも集まってくるでしょう。それは善悪問わずにです」 ミントの意見は的を射ていた。確かにそれが今の現状、それが事実。 つまりそれは、言葉にせずともあの声の下―シースリ村―は遅かれ早かれ色んな人たちが集まり、この異常な状況下の中互いに剣を交じ合わせてしまう混沌の戦場へと化してしまう。 ミントの冷静な判断がカイルにはひしひしと伝わってきた。 判っている。ミントさんは自分たちの身を案じて言ってくれているんだ。 そんな危険な場所に行けば死んでしまいますよと、残酷なことを彼女は頑張って諭して言ってくれているんだ。 それだけで今の自分の状態が判る。判ってしまう。 自分は誰かの隣にいて、誰かの隣に自分がいる。 だから言葉を交わし合って、的確に状況を判断できる。 本来はそんな危険な場所に行くべきではないと、臆病な自分が囁いてくる。 だけど・・・ 「だけど・・・」 カイルはゆっくり口を開く。 自分の本当の意見を。 自分の素直な気持ちを。 「それでも俺は、あの声の人を助けたい」 知らずに右手が握り拳になっていた。それだけカイルは必死だった。 「英雄なんて肩書きじゃなくて、ただ純粋にあの声の人の気持ちに応えたいんだ」 今度は小さく声を絞る。 「そりゃ、俺の考えは後先なくて、理想主義なのかもしれない。でも」 ミントは黙って聞く。何を考えるわけでもなく、ただカイルの声を聞く。 「それが俺だからね。誰が何て言おうと、これだけは譲れない」 その瞳は確かにカイル自身の強い色が輝いていた。 「そうですか」 言って、ミントは 「では参りましょうかw」 なんてニコッとした天使のような微笑みをカイルに向けた。 「え・・・いや、あの」 あまりの呆気なさに困惑するカイル。 恐る恐るミントに声をかける。 「反対してたんじゃ・・・」 だがミントは「いえ」と言って、 「ただ私はシースリ村というところが人でいっぱいになってしまいます。と言いたかっただけです」 間の抜けた声で出発の準備をする。 カイルは開いた口が塞がらない。 (もしかして・・・俺の思い込み!?) カイルはがっくりと肩を落とす。あまりに自分が真剣すぎたせいで彼女の雰囲気がものすごいぽわんとしていて・・・。 「ダメだ・・・気を持ち直さないと」 パンと頬を両手で叩き、気合いを入れなおす。思いのほか痛かった。 「それに・・・」 ミントが呟く。とても小さな声で。 「え?何か言った?ミントさん」 あまりの小ささに聞き取れなかったのでカイルは問いただすが、 「いいえ、何でもありませんよ」 と茶を濁して歩き出す。 「早くしないと置いていってしまいますよ~」 カイルを急かす。後ろからは「待ってよ~」という嘆きが聞こえてくる。 それに・・・ 「カイル君ならそう言うと思ってましたから」 今度も本当に小さな声でミントはそう呟いた。 晴れてカイルは英雄なんて称号にこだわらず 自分の意志を貫く決意を手に入れた だが完全に英雄を捨てたわけではない 彼は一人の少女の英雄であることに変わりはないのだ 【カイル・デュナミス 生存確認】 状態:全身に軽い打撲 (ほぼ完治) 所持品:鍋の蓋、フォースリング、ラビッドシンボル (黒) 第一行動方針: 声の主の所に行く 第ニ行動方針:リアラとの再会 第三行動方針:父との再会 第四行動方針:仲間との合流 現在位置:F3草原 【ミント 生存確認】 状態:健康 TP2/3 所持品:ホーリースタッフ サンダーマント 第一行動方針:シースリ村に向かう 第二行動方針:仲間と合流 現在位置:F3草原 前 次
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シェア情報から森本が独断と偏見でまとめました ■10~20万/月ターゲット場合 まずはここからスタート とにかく数を出す! リサーチなどは不要!! ヤフオクは出品数が多ければ検索時上位に表示されるので! ■ヤフオクを使用している人 男性が70%締めている 多いのは30,40代の男性 ■20万~/月ターゲット場合 数にプラスしてリサーチを入れる! まずは数出して売上あげてからが良い ■売るために大事なこと 一品売る為に必要なもの :運 安定的に売り上げる為に必要なもの:出品数 ○売る為の工夫 タイトルのつけ方 キャッチワードをつける ターゲット層によって異なる 例えば男性の場合:新品未開封 女性の場合:激安限定 など 無理に★◼︎を付けるより文字数(情報量・検索ワード)を増やした方が良い 写真(メイン画像) 商品がイメージできるレベルのもの 値段のつけ方 評価の数 ※商品説明はあまり重要ではない? ○出品商品の選び方 Ysystemの商品評価について お店(出品者)の評価:王冠>ダイヤ>メダル 商品の評価:星の数 オーダー数:その商品に入った注文の数 推奨 ・ダイヤ2以上 ・ポジティブフィードバック90%以上 ・オーダー数0はダメ ○ウォッチ数多くて売れた商品については 値段を少しずつ上げると良い。 →ウォッチを付けている見込み客をあおる ■簡単なリサーチ ○東急ハンズなどの特設エリアで今のブームを確認する そしてそれを売る! 日常の中にヒントはあふれてる!! ○売れ筋ジャンルを調査する ①1ジャンル10品とかを5ジャンルとか出品する ②AppToolとかでアクセス、ウォッチが多いジャンルに絞って出品 ③①~②の繰り返し Ysystemの商品評価について
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■愛する人を守るため■ 腹にぐるりと巻いたダイナマイト。その本数は20本。 原舞人は、既に覚悟を決めていた。 開戦まで待つ必要などない。やるのは今だ。一人でも多くの敵を巻き込んで自爆してやる。 校舎から中庭に出て、番長小屋に向かおうとした。 ……その時! 「させるかよ! てめェひとりで寂しく死ねェーッ!」 屋上から、巨大な蟹のハサミが降ってきた! 重力加速サイバネ急降下アンブッシュ! 「うおおおーっ!?」 不意打ちを受けた舞人は咄嗟に横に飛び避ける! サイバネ爪がコンクリート歩道を貫き、地中深く突き刺さる! 「ククク……うまく避けたつもりか? 甘いなァー!」 ゴギン! 地中でサイバネ☆クローが何かを切断する音! 直後、激しい水流が地中から噴出し、舞人の全身に浴びせかけられた! 高架水槽に給水するための水道水圧送配管を破壊したのだ。 「これで発破はもう役立たずだ。さあァて、どうするかなァー?」 ニヤニヤと笑い、威圧的にクローを鳴らしながらにじり寄るサイバネ少女。 「くっ!」 舞人はきびすを返して逃走! しかし、サイバネ少女はクローの火遁噴射機構によって一瞬で舞人の上空に高速移動! 「ノロいぜェーッ!」 クローで舞人の胴体を捕獲! 地面に押し付けて動きを封じる! 「ククク、いいザマだなァ。さァて、お楽しみハイパー命乞いたいむゥー。頑張れよォー、ひょっとしたら気が変わるかも知れねェからなァ!」 「ふん! 殺すなら殺せよ!」 「ほォー、いつまで強がっていられるかなァー?」 クローに込めた力を増し、胴体を締め上げる。 「ぐああーっ! 無駄だぜ……俺はあいつの為に命を捨てるって決めてるからな!」 「えっ……」 サイバネ少女の表情が一瞬、乙女の顔に戻った。 彼女もまた、愛する人を死の運命から救うために戦っているのだ。 その隙を舞人は見逃さなかった! コンクリート片を敵顔面に投げつける! 「ぐがッ!?」 命中! クローが緩み脱出に成功! すぐさま駆け出す舞人! 「逃がすかッ!」 再び火遁噴射で飛翔! だがサイバネ少女の面前にA棟とB棟の二階同士を繋ぐ渡り廊下! 「しまっ……ギャアー!」 激突! 追撃失敗! だが、これで一七を訪ねて番長小屋に来ている一一が爆死するルートは回避できた。 これは蟹ちゃん大勝利と言って差し支えないですね! やったー! 蟹ちゃん大勝利やったー! ■愛する人を守るため■ おわり
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人を集めるために 人狼ゲームは、模擬戦でも5人のプレイヤーと1人の司会が必要です。 標準的なゲームとなると最低8人のプレイヤーが必要と、ほかのゲームと比べ、必要人数が多いゲームです。 そこで、人狼の輪を広げるための方法について考えるページを作りました。 現在行っている活動 耳としっぽの素敵な出会いトリックスター+したらばBBSにてイベント告知 ゲーム開催中にテントを立てて告知 有志イベ スケジュ~るん♪にてイベント告知 他にもいいアイディアなどありましたら、編集、コメントなどをよろしくお願いします。 したらば掲示板に告知 テンプレート 【イベント名】毎度ですが人狼(説明会兼ねます) 【日時】x/x 日曜日 説明会:19 30~ ゲーム:20 00~ 【鯖】ジュエリア・サンアイランド 【場所】イベントガーデンセレモニア式場 (セレモニアにて公式イベント開催時はメガロポリスモンスターギルドに移動します) 【内容】2チームによる、推理と嘘の攻防戦。推理ゲームです。 【備考】毎週宣伝してますが軽く説明 説明ページ http //www13.atwiki.jp/jinro/ (役職の役割と禁止事項だけ覚えてもらえればokです) 日時を変更して、コピー ペーストしてください。 告知先 TS内個人イベント総合スレpart3 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/29493/1146853557/ ゲーム内でテントを建てて宣伝 テンプレート 人狼http //www3.to/jinro-ts TSwiki→リンク→汝は人狼なりや? テントの部屋名を上記のどちらかにしてください。 テントを立てる際は、一度デコモードにしてからチャットモードにすると入力出来る文字数が増加します。 完全公開模擬戦もしくは人狼演劇(アイディア) 人狼ゲームの新規参入者の最大のカベが、複雑なルールであることは間違いありません。 そこで誰でも理解しやすいように、ライブでゲーム説明を行うことがアイディアとしてだされました。 なるべく早い時期に実現したいと思います。 意見をお待ちしております。 案A 完全公開模擬戦 スタッフ 司会、解説者、進行補佐(サクラプレイヤー) 対象 プレイヤーとギャラリー 内容 一般プレイヤーも交えて、会話は完全オープン(またはギャラリーに分かるようにする)、解説者がチャットでその行動を解説するスタイルで、ゲームを進行する。 特徴 ゲーム進行を壊さない必要性から、チャットで解説で行ううため、傍から見ると何をやっているのか分からない。チャットに入らないといけないので気軽に観戦できない。 案B 人狼演劇 スタッフ 司会、役者、解説者 対象 ギャラリー 内容 役割、及びシナリオ(狂人が自殺するタイミング、狼が誰を食べるか、結末)をあらかじめ決めておいて、そのシナリオにそってストーリーを進行させる。会話は完全オープン。解説者が行動を解説。 特徴 完全にオープンに行われるので、多くの人にアピールできる。反面、役者を揃えること、ストーリーを覚えてもらう(場合によっては練習)準備が必要。 メールマガジンに広告 ※カバ通号外より抜粋 ユ┃ー┃ザ┃ー┃の┃皆┃様┃に┃お┃知┃ら┃せ┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ トリックスター+ではユーザーイベントを支援します。 メルマガ【カバ通】や公式サイトでユーザーイベント告知をしてほしい! というイベント主催者様は、以下のメール件名で内容を トリックスターサポートチーム(support@trickster.jp)までご連絡ください。 ■件名:【ユーザーイベント紹介希望】 ■内容 1)イベント名 2)主催ギルド名 3)主催キャラ名 4)紹介可能なHPアドレス 5)内容説明 6)簡単なルール 7)使用可能なスクリーンショット なお、イベント告知はお寄せいただいた中から弊社基準により 審査させていただき掲載させていただきますので、 あらかじめご了承ください。 その他アイディア パーティ掲示板にて告知 コメント ハンゲームのTSの掲示板でも宣伝したらどうでしょうか?実際には他のイベント(○×イベントでの宣伝等)でハンゲームの掲示板に書かれているのが確認できます。-- 名無しさん (2006-08-12 14 36 30) いいアイディアです。 -- ひばり (2006-08-12 16 21 31) ハンゲームに登録してみたのですが、少し敷居が高かったです…。(ゲームポータルサイトと言うより、SNSみたいな感じですね。)どなたかハンゲームで宣伝していただける方、いらっしゃいませんか。 -- ひばり (2006-08-19 12 45 24) ハンゲは誘導行為をすると規約違反で下手するとアカウント剥奪になったりするんで結構難しいですね。イベントの存在だけをアピールして、後々ゲーム内でルール説明という形になると思います。 -- 稲荷 (2006-08-21 16 45 57) 図説FLASHの見方がわかりません。教えてください。 -- 名無しさん (2006-10-22 12 40 04) すみません、見られないようです…。 -- ひばり (2006-10-24 17 19 33) 見られるようになったみたいですよー -- 名無しさん (2006-10-28 09 26 14) FLASFやっぱり見られません…;; -- 名無しさん (2006-11-29 02 27 18) ↑FLASHでorz -- 名無しさん (2006-11-29 02 27 39) FLASHリンクがたどれないので、削除いたしました。 -- ひばり (2006-12-26 05 34 41) メルマガに書いてあったので更新 -- 煮豆 (2007-06-02 13 34 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1873.html
作者:◆xzYb/YHTdI氏 自己満足するためのバトロワ本編 自己満足するためのバトロワ本編SS目次・投下順 自己満足するためのバトロワ本編SS目次・時系列順 自己満足するためのバトロワの参加者名簿 自己満足するためのバトロワのネタバレ参加者名簿 自己満足するためのバトロワ死亡者リスト 自己満足するためのバトロワ・ルール&マップ
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我々はなにをするべきか まず、 我々は賢い消費者になるために クーリングオフを知っておくと良いです。 クーリングオフ 商品を購入しても 一定期間なら契約を解除できるシステム またカウンター -
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鍛えよ、守るために ◆JxdRxpQZ3o 「二人の容態はどうだ?」 「ダイヤ君は頭部からの傷の出血が派手だけどそれ自体は浅い。軽い貧血状態だ。 すぐに目を覚ますとは思う。彼女の方は――」 「なにか問題があるのか!?」 言いかけて口ごもる万丈の態度にドモンの顔から血相が失われていく。 「僕も医療に関しては素人だ。はっきりとした診断が下せるわけじゃない。疑問に思うことがあってね。 かすり傷が体中にある。だがどれも長く意識を失う程の外傷じゃない。 原因がわからなければどうなるかも見当が付かないってことさ。 体の内側に問題があるなら、ここではなく病院に連れていって診なければ原因も特定できない」 一息で言い切った万丈が一拍置いてドモンに尋ねる。 「ドモン、君がダイヤ君を発見したときになにか言っていなかったか?」 ドモンは首を横に振った。ダイヤはドモンと出会った瞬間に安心感からか気絶したのだ。 「そうか。ともかくそれなら一度病院へ行ってみよう」 「心当りがあるのか?」 「ここに来る途中、A-5の方で赤十字の入った建物を見てね。」 ジャイアントロボを目印に、街中でテッサ達を捜索していたがなかなか見つからない。 嫌な予感がする。そう感じたドモンはよく見ていなかった地面を中心に探索を再開した。 その後、ボロ雑巾のようになった彼ら二人を発見したのは放送が過ぎてからだった。 ドモンはすぐさま万丈たちに連絡を取り、万丈が率先して近場で医療用品がある程度あるだろう小学校へ移動した。 そして現在に至るというわけだ。 二人はお互いに気絶した子供たちを背負い、保健室から退室した。 「俺があの時、一緒に行動していれば……テッサも、こいつらも」 「言うな、ドモン。後悔しても始まらない。今は残されたこの子達を守ることを第一に考えよう。 テッサという人のためにもね」 「そうか――そうだな」 バニングが言っていたドモンに対する心配が自分にも垣間見えたことを万丈は確認した。 弱いものを守るために、導き手となるために行動するドモンの気負いは並大抵のものではない。 だがその弱いものや導くものを突かれたときに彼自身もグラついてしまう。 (なら、僕やバニング大尉で彼をサポートするべきだろうな。しかし――) 万丈がふと笑みを見せる。8時間で26人が死亡したこの殺し合いに不安を感じていた。 この蟲毒の坩堝の中にはバニングが出会った二人組やカヲルのような殺し合いに乗った参加者ばかりなのだろうか、と。 だがドモンやシーブック、死んでしまったがショウやテッサなど抗おうとする立場の人間がこれだけ居ることに安心したのだ。 「どうかしたのか、万丈?」 そんな万丈の笑みを見たドモンが声をかけた。 表情を見ればその笑いに他意が無いことはわかってはいるが確認のつもりだ。 「君たちに出会えて良かったと思えたのさ」 「俺も……正直そう思っている。万丈。俺とシーブックだけではこいつらも今頃どうなっていたか。 ――そういえばあの二人を見張りに頼んで良かったのか? シーブックはバニング大尉にあまり良い印象を持っていないようだったが」 「大丈夫さ。いや大丈夫でなきゃ困る。僕たちは仲間なんだから」 ◆ ◇ ◆ 春風小学校のグラウンドにドモンと万丈が乗っていた2機の機動兵器が鎮座する。 その二機を守るためにデスティニーが上空で静止している。 学校の周囲を警戒してながらストライクノワールだ。 敵機が出現すればすぐに対応ができるように音声回線を開いているが二機の間に会話は無い。 必要が無い会話はしなくても良い。自由とはそういうことだがシーブックは居心地の悪さを感じていた。 自分は万丈やバニング、ドモンにすら先ほどのことを謝ってはいない。 先ほど一人きりになったときは精神的に立て込みすぎていて、そこまで頭が回らなかった。 冷静になれた今なら自分の発言は謝ればならないことだと痛感できる。だが切欠が掴めない。 放送があり、ドモンが戻り合流し見張りは自分たちが頼まれた。まだ四人は戻ってこない。時間は幾らでもあるはずなのに。 相手が連邦軍人であると思っているからなのだろうか。一緒にいたのが万丈ならまた別だったのだろうか。 そんなことを考えているとふと開いていた筈の音声回線が切れていることに気づいた。 自分では何も弄ってはいないはずだ。バニングに何かあったのかと急いで通信を開く。 「ウラキ、なぜお前が死ななきゃならないんだ」 漏れ聞こえた音声はシーブックも考えていなかったバニングの呟き。 ウラキというのは先ほどの放送で流れた死亡者の名前だ。そしてバニングの部下であるとも聞いている。 「あのバニング――大尉」 「ん。なんだ聞こていたのか」 結果的に盗み聞きしてしまっていることも気づかずに思わずバニングに声をかけてしまったことに焦る。 「す、すみません。聞くつもりは無かったんですが回線が切れていて、心配になって……その」 「気にするな。なに、一人きりになれたときに部下に弔いでもと思っただけだ。 万丈たちやお前さんに聞かれて心配はかけられんからな。それと無理に大尉とは呼ばなくても構わん。 こんな所じゃ階級なんてお飾りもいいところだからな」 「わかりました。あの、ウラキさんってどんな方だったんですか」 純粋に興味から聞いてしまう。 バニングは思っていた連邦の軍人とは違うように感じられたからだ。 あの呟きも全て嘘ではないとシーブックにはそう思える。 「元々俺は奴の教官だった。ヒヨッ子もいい所のパイロットさ。だが腕は悪くなかった。 少なくともこんな所で死んでよかった奴じゃない。あいつには未来があったんだ。 ――アノー、お前は死ぬなよ」 「はい。――バニングさん、さっきはあんなこと言ってしまって……すみませんでした」 「ああ、万丈も俺も気にしちゃいないさ。こんな状況じゃ仕方が無い。 学生のお前がそこで妙に分別があったら逆に気味が悪いくらいだ。 少なくとも俺はお前が人間らしい反応をしてくれて安心したよ。」 「バニングさん、僕は――」 「ここで起きたことは一人で抱えきれることじゃないだろう。 辛いときは俺や万丈にも頼ってくれて構わん。少しは楽になるだろう。さ、見張りに戻るぞ」 バニングとのやりとりはそこで途切れた。 僕もバニングさんと話せて良かった。口には出さずともシーブックはそう思う。 自分が何をすればいいのか、答えは未だ出ては来ない。 だが仲間という存在が心強いものであると認識できたのは確かだった。 ◆ ◇ ◆ 「……ここは?」 ドモンに背負われていたダイヤが声をかけてきた。 「目を覚ましたか――ここはB-4にある学校だ。」 説明を始めるドモン。同時に少年にどこまで真実を伝えるべきか、迷う。 一方でダイヤはドモンの説明を聞きながら隣の見知らぬ男を見つめる。 「僕は破嵐万丈。ここで彼らと出会って行動をともにしている。 今は彼女を背負っているからすまないけど今は握手は出来ない」 自己紹介をする万丈の背に負ぶさっているイルイを見つめ良かったと安堵する。 少しずつ思考能力は覚醒していき、自分が気絶する前の記憶が蘇る。 ドモンに出会う直前に流れた放送。 フラフラの状態だったにも関らずダイヤの耳に確かに届いた剣児、五飛、テッサの名前。 思わず、擦り切れるほどの勢いで上下の歯を食いしばる。 「ドモンさん、テッサさんは――」 重い沈黙。最初に口を開いたのは万丈だった。 「亡くなった。そう考えて間違いない。」 「万丈!」 「ドモン、こういったことは隠していても仕方がない」 「だがだからと言って――」 「良いよ、ドモンさん。俺も放送で聞いていたし。」 「ダイヤ……」 ダイヤがドモンの背から降りる。 まだ少しふらつくがこの程度なら歩くのにも支障はない。 そしてドモンの前に回り込み、しっかりとドモンの目を見据えた。 「それでドモンさんに頼みがあるんだ。俺を鍛えてくれ! どんな奴が来ても戦えるように強くなりたいんだ。お願いだよ」 「ダイヤ。それは――」 「わかってる。でもこれは復讐のためなんかじゃないんだ。 剣児さんも、五飛さんも、テッサさんも、みんな俺やイルイを守ろうとして死んでいった。 イルイだって俺のためにこんなに苦しんでる。そんなのもう嫌なんだ! ドモンさんたちの足手纏いにならないように、俺はイルイを守るための力が欲しい!」 ドモンを見つめるダイヤの瞳は濁りも無く、迷いも無い。 これほどの苦境に立たされながら、この瞳を保てるのは子供ゆえか彼本来の性格のためか。 ダイヤの熱意は万丈もドモンも止めることは出来ないと強く感じさせるだけのものがあった。 「わかった。お前に教えられるだけのことを教えよう。良いか?万丈」 「僕に止める権利は無いさ。ダイヤ、彼女のことは僕に任せておいてくれ」 ダイヤは目を覚まさぬイルイへと目線を移す。 (俺が絶対に守るからそれまでゆっくり休んでてくれよ) ◆ ◇ ◆ 「――というわけで僕はこれから病院に向かい、ドモンとダイヤは荒野の方で訓練を行ってもらう。 最低一人は護衛のために僕たちと行動してもらいたいんだが」 「僕が行きます。あとダイヤ君の機体はどうするんです?」 「俺のキングゲイナーを譲ることにした」 「おいおい、お前さんがいくらガンダムファイターとかいう奴でも気ぐるみ1つでは無茶だろう」 「大丈夫だ。バニング大尉。ボン太くんは見た目ほど軟じゃない」 ドモンに対しては常識というものが通用しないのだろうかとバニングは顔を顰める。 自分以外の人間があまりそこら辺を気にしていないというのも気にはかかるが。 「そういうことならダイヤ、僕のデスティニーとキングゲイナーを交換しよう」 「えっ?どうしてさ」 「バニングさんは元々MSの教官でしたよね?」 「ん?まあそうだが。もしかしてお前?」 「へえ。それならこれで決まりですねバニング大尉。操作技術を学ぶならその道のプロに習ったほうがいい」 「しかし、俺の扱っていたMSとノワールやデスティニーは基本的には別物でだな」 「だが、根本的には同じものでしょう。」 「万丈、それはそうだが。そもそもアノー。お前はキングゲイナーを動かせるのか」 「えっ?キングゲイナーは元々僕に支給されたものですけど言っていませんでしたっけ?」 こともなげにいうシーブックにまたもやバニングの顔が歪む。 ということはキングゲイナーに乗り、操縦系統も違うだろうデスティニーに難なく乗り換えたということになる。 いくらマニュアルが常備されているとはいえ8時間でこれだけの順応を見せるのは異常と言ってもいい。 自分でさえMS乗りの経験を生かせる機体だったのが幸運だったと思っているほどなのにだ。 ドモンや万丈含めこんな規格外の連中ばかりが集まるとはバニングは思ってもいなかった。 「わかった。俺の負けだ。それで良いかダイヤ?」 「俺は構わないよ。よろしくバニングさん」 機体の交換を行い、それぞれが向かうべき場所へと動き出す。 「それじゃあ行って来るよ。こちらが一段落したら学校へ戻ってくる。 17時までに戻ってこなければ独自行動を開始してくれ」 「わかった。気をつけてろよ万丈、シーブック」 「イルイを頼んだぜシーブック兄ちゃん」 「ああ、わかってるよ」 「ツワブキ。他人の心配の前にまずその機体を浮かせるようにしろ」 賑やかになりそうだった大所帯も二つに分かれることになった。 また出会うことが出来るのか。それは今誰にもわかることではなく。 【一日目 14 45】 【ドモン・カッシュ 搭乗機体:ボン太くん(フルメタル・パニック? ふもっふ) パイロット状況:健康 機体状況1(ボン太くん):良好、超強化改造済み、ガーベラ・ストレート装備 現在位置:B-4 街 第一行動方針:B-4荒野にてダイヤを鍛える。17時までに万丈たちと合流できなければ別行動 第二行動方針:他の参加者と協力して主催者打倒の手段を探す 第三行動方針:シンを助けたい。補給システムからの情報に対しては疑念 第四行動方針:ダイヤとシーブックに期待。 最終行動方針:シャドウミラーを討つ】 【サウス・バニング 搭乗機体:ストライクノワール@機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER パイロット状況:健康 機体状況:良好 現在位置:B-4 街 第1行動方針:B-4荒野にてダイヤを鍛える。17時までに万丈たちと合流できなければ別行動 第2行動方針:シーブックやドモンのポテンシャルに驚いている 第3行動方針:アナベル・ガトー、イネス・フレサンジュ、遠見真矢、渚カヲルを警戒 最終行動方針:シャドウミラーを打倒する】 【ツワブキ・ダイヤ 搭乗機体:デスティニーガンダム+ミーティア(機動戦士ガンダムSEED DESTINY) パイロット状態:頭部に包帯。軽い貧血 機体状況:良好、ミーティア接続中 現在位置:B-4 街 第一行動指針:ドモンとバニングに鍛えてもらう。17時までに万丈たちと合流できなければ別行動 第二行動方針:イルイをもっと強くなって護る。もう誰も失いたくない。 最終行動方針:皆で帰る】 【ミーティア(機動戦士ガンダムSEED DESTINY) 機体状況:右アーム切断 備考:核以上の出力があり20m前後のモビルスーツ程度の大きさならば、どんな機体でも着脱可能に改造されています】 【シーブック・アノー 搭乗機体:キングゲイナー(OVERMANキングゲイナー) パイロット状況:健康。心労 機体状況:小破、全身の装甲に軽い損傷 現在位置:B-4 街 第一行動方針:万丈と共に病院へ 第二行動方針:仲間と情報を集める 第三行動方針:ジャミルの遺志を継ぐ 第四行動方針:北の方角(トビアの死んだ方角)が気になる 最終行動方針:リィズやセシリー、みんなのところに帰る 備考:謎のビデオテープを所持】 【破嵐万丈 搭乗機体:トライダーG7(無敵ロボ トライダーG7) パイロット状況:健康 機体状況:装甲を損傷、行動に影響なし 現在位置:B-4 街 第一行動方針:病院へ行きイルイの状態を診る 第二行動方針:弱きを助け強きを挫く。ま、悪党がいたら成敗しときますかね。 第二行動方針:渚カヲルを必ず倒す 最終行動方針:ヴィンデル・マウザーの野望を打ち砕く。】 【イルイ(イルイ・ガンエデン) 搭乗機体:なし パイロット状態:気絶。極度の消耗。悲しみ 機体状況:なし 現在位置:B-4 街の入口 第一行動指針:ダイヤと一緒にいる 最終行動方針:ゼンガーの元に帰りたい 備考:第2次αゼンガールート終了後から参加 超能力をこれ以上使用した場合、命に関わります】 BACK NEXT 102 The Garden of Everything 投下順 104 想い彼方へ 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 095 求める強さは誰がために(後編) ドモン・カッシュ 095 求める強さは誰がために(後編) サウス・バニング 095 求める強さは誰がために(後編) ツワブキ・ダイヤ 095 求める強さは誰がために(後編) シーブック・アノー 095 求める強さは誰がために(後編) 破嵐万丈 095 求める強さは誰がために(後編) イルイ・ガンエデン
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構築するための注意 構築する前ですみません、これだけ重要なことを言わせてくださいお願いします。 (泣 ・・・はい。 あなたのPCで、最大接続数が ライセンス規約により決まっています。 もし、その規定より超えた場合 ライセンス違反となります。 ご注意ください。