約 32,349 件
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/351.html
鹿島灘乗切り 山本周五郎 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)卯吉《うきち》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)坂|蔵屋敷《くらやしき》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定] (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#感嘆符二つ、1-8-75] [#3字下げ]島屋の運[#「島屋の運」は中見出し] 「卯吉《うきち》! 卯吉はいないか」島屋徳兵衛《しまやとくべえ》は、病床に半身を起しながら、嗽《せき》とともに叫んだ。 「卯吉※[#感嘆符二つ、1-8-75]」 「うん」障子の彼方《かなた》に答がして、のっそりと一人の少年があらわれた。下総《しもうさ》小見川《こみがわ》近在で、島屋のずぼら[#「ずぼら」に傍点]息子――ずぼ[#「ずぼ」に傍点]卯《う》と評判の高い子供だ。ふところ手をして立ったまま、 たつき92検査 たつき92完成 うちのコー 「父《とっ》さん、呼んだか」 「肩を貸せ――」 「起きなさるんかい」ずぼ[#「ずぼ」に傍点]卯が眉をひそめて、「医者様は、起きちゃいかぬといったが――」「ええ人並なことをいう!」徳兵衛は苛立たしげに、 まめ いらだ やみおとろ」 はしご おもやたかやねうえ にう 鹿島灘乗切り 一美のる貴なにを意があったら黒屋の盛近しも文夫だが、半馬度同様なその有様では、足手まといになるばかりだ―さ、肩を貸せ!」 処 合い「どうなさるだね」「真「黙って儂のいうとおりにすればいい」徳兵衛は病衰えた体を、卯吉の肩にもたれかかるようにしながら、居間をでて、土蔵前の梯子をのぼり、母屋の高屋根上にこしらえてある物見台へとあがってきた。「ああ今日もいかぬ」徳兵衛は東北の空を睨むなり、呻くように呟いた。 「何がいかぬのかい?」は、県警港る、いつで灘「貴様は黙っていろ、聞かせて分るくらいなら、とっくに話してある―」「へへん!」ずぽ卯独特の笑声だ。「関連重音県( 0 9年「己らあ知ってらあ」「なんだと?」 では「毎日々々、父さんがこの物見台へあがって、向うの空ばかり見ているわけさ」「いってみろ」徳兵衛の眼は悲痛に光る。ずぼ卵はにやにや笑いながら、ふところ手のまま、顎で東北の方をしゃくって、$「蝦夷へ産物を積取りにいった、佐太郎兄貴の船が、二三日内に銚子港口へ帰って わらいごえ とっ あこ えぞ つみと うちちょうしぐち?________________ あれどき」 とっ くもゆき 274 もちょね、そう。 みなとみなとあわ とまえる。 まつくらやまんきち み くる、毎年いまごろは荒天期だから、それで父さんは雲行を案じているんだ、どう だ、ちがったか」ICC)「―」徳兵衛はぎくりとした。 な のは、「島屋といえば下総小見川きって、二番と下らぬ廻船問屋、一時は持船百艘に近く、土蔵は港々を合せて七八十戸前もあったくらい、名だたる資産家であったが。同じ小見川に、一代成上りの松倉屋万吉という、性のよくない船問屋があって、この男の悪い策謀にかかり、ほんの二三年の間に失敗を重ねた結果、崩れるとなれば早い、ついに今日では見る影もない貧窮のどん底におちてしまった。 松倉万吉は、もと無頼あがりの乱暴者で、慈悲も情もなく、鬼のような奴だというところから、鬼万と綽名されるくらい、持前の非道で島屋を失敗させたが、それでもまだ飽足らず、いまだに狼のような歯をといで、隙があったら徳兵衛の骨までしゃぶろうと待かまえていた。 無論、1 室見川しかし、徳兵衛も男であった。自分は重なる失敗がもとで、いまは病床に臥す身となったが、あまりに横道な万吉の振舞、黙って見すごす口惜しさに、「己れひと泡吹かしてくれるぞ!」憤然として起った。当時、蝦夷地の産物を扱えば、一船万 こういう、美意があるのだが、こう完年式会星を乗きらねば やくざ なさけ 臆病一番首 あきた。 おおかみ すぎ」 まち 「ふるまい みょ あれどき しんとくまる きんす 乗切り鹿島灘 ることになるの見ては、風雲よろしくて、波山のごとく、いかなる大船も航行不可能とされていた。「徳兵衛には三人の子がある、長男は佐太郎でその時二十歳、次が美代という娘で十七、末がずぽ卯――とこれだけ。兄貴の佐太郎は強胆不敵の若者だ。「島屋一代、のるか反るか!」徳兵衛が一世一代の冒険、一ばん危険な荒天期の十二月、たった一艘のこっている神徳丸へ、家屋敷衣類までかえた金子八百両と、交易に必要な品々をのせ、佐太郎を船頭にして蝦夷地へたたせたのである。神徳丸が無事に帰ってくれば、少く見積って十万両、間がよければ二三十万両の儲、みごと鬼万を見返してやれるのだが、もしまた船が沈むか、積荷に故障でもあれば、島屋一家はその日から乞食になるばかりである。 ――どうか無事に帰るよう。徳兵衛が病をおして、毎日物見台へのぼって雲行を案ずるのは、こうしたわけがあったからだが、ずぼ卯と馬鹿にしていた卯吉が、意外やこのことを知っていたのである。「誰にきいた?」徳兵衛が睨みつけながらいうと、ずぼ卯はにやっと笑って答えた。「へへん、父さんの顔に書いてあらあ」 こじき」 275?________________ 276 おおとね ごへい AN ちんじゅはちまんさんけい やくざ」 たた 臆病一番首 人の父はしている [#3字下げ]鬼万の非道[#「鬼万の非道」は中見出し] 大利根《おおとね》の流れに沿った道。島屋の娘お美代は、爺やの伍平をつれて、兄佐太郎が 夷から帰航ってくるよう、きょう鎮守八幡へ参詣した戻り、小見川町のはずれ、忍ぶの柳のところまでさしかかると、土堤の下にとぐろを巻いていた三人の男、ひと眼で無頼とみえるのが、 要「おいおい、ちっと待ちねえ」と声をかけた。悪い奴がいた、さわらぬ神に祟しと、伍平が聞えぬふりをして行すぎょうする、と―三人の男、ばらとばら上ってきて、二人の行手に立ふさがった。( 画おし「やい、手前達あ唖者か聾か!」「大きな声でよんでいるのに、挨拶もなしに行きやがるとは。さてはなんだな、己達が松倉屋の若い者というのを承知で、恥をかかしゃあがるつもりだな」入門、「と、飛んでもない」伍平は慌ててお美代を後に庇いながら、「帰りを急いでおりましたから川風でみな様の声が耳に入らなかったのでございましょう。どうかお赦しなすって」「ならねえ「一人が腕をまくりあげて、 あが。 たち てめえ、 つんぼ ま己(はなす あいさつ はじ かは、 でっか 鹿島灘乗切り 「手置達を員屋の者と見かけたから、声をかけたのだ、それを手前達に、松倉屋の者と承知で恥をかかされちゃあ、万吉親分にあわせる顔がねえ」(いいお金「そうだそうだ」別のがかさにかかって、「こうなりゃあなんだ、その娘をしょっぴいて行って、親分の前で詫びをさせるんだ」のバーいい。「それがいい、さ、来やあがれ」いきなり毛むくじゃらな手で、お美代の手首をむずと掴んだ。乗「あれ伍平」 「あん_五千」灘「な、何をなさる!」伍平さすがにむっとして、いい時、最。) 「下手な言がかりをつけて、つまらぬ真似をすると勘弁ならぬぞ!」「わっはっはっは、勘弁ならぬとよ」韓だらけの奴が憎態に笑って、「面白え、ならぬ勘弁をして貰おうじゃあねえか、それ!やっつけろ!」「合点だ!」一人がお美代を理不尽に抱すくめる、伍平が必死に奪い返そうとするのを、韓の奴が後からパン を通すのは、 まね ひげ 「にくてい おもしれ だき、 277 【編集部注・以下数行原稿判読不能】 「うら』 ミンミン?________________ みかんばこ いしころ ふた さっき わき ざし」 まちなか おもてみせさき」 臆病一番 へ出ると、何にするつもりか蜜柑箱を二つ持ってきて、それへ石塊をぎっしり詰め、 蓋の表へ墨黒々と『千両』と書いた。「父さん、ちょっと姉さんを迎えにいってくるぜ、心配するこたあねえ、すぐだ」「これ、待て卯吉」驚いて止めようとするのをきき流し、「爺や、こいつをかついで供だ」。 ずんずん庭から出て行く。仕方がないから伍平、まさかの時の用意にと先刻の脇差を腰にして、蜜柑箱二つを肩に、ずぼ卯の後を追ってでた。道を急いでくる――、町中の大きな構え、松倉屋の表店先へ、伍平とずぼ卯が、例の通りふところ手をしてのっそりと入った。「鬼万親分はいるかい」「―P」店先にいた子分が驚いた。蔭でいう綽名ならともかく、面と向って「鬼万はいるか」とは呆れた奴と見るとずぼ卵だ。あるの「なんだ、島やのずぼ卯じゃあねえか、店っ先で鬼万とは何てえことをいやあがる」「まあお前さんの文句は後で聞かあ、いるなら早く取次いでくれ、鬼万さんは金に困っていなさるんで、ユうのくるのをお待兼だろう、島屋の卯吉が千両箱二つ持っ かげ まちかね」 こっち 自発力は1000のトータがいる11 こいっ 鹿島灘乗切り 「―P」毒気をぬかれて子分の者が奥へ行く、直にもどってきて、「此方へ上れ」という。卯吉は伍平の肩から蜜柑箱を受取ると、伍平をそこに待たせたまま、「ちょっとお前さん、此箱をかついでくれ」間「なにを―?」「千両箱だ、縁起がいいぜ」にやりと笑って先へとおる、仕方がないから子分の奴が、蜜柑箱二つを――たいそう軽い千両箱だな、と肩にかついで後からついて入る。鬼万は広惜て酒をのんでいた。「島屋のずぼ卵か、何をしにきた」(置く人物は 、「えー」ずぼ卯は、ふところ手をしたままむずと鬼万の前へすわって、「姉さんを迎えにきました」「ふん、迎えにくるにゃあ約束がある、約束の物あ持ってきたか」「へへへへ」ずぼ卯、いやな笑い方をして、「持ってきました、もって来ましたが―――ねえ鬼万?」 の大$「なに鬼万だあ?」?________________ SEO はやて」 とにかんすい ひざ 「怒っちゃあいけません、お前さんが己らのことをずほ卯といったから、己らもお前さんを鬼万といったまで、鬼万で、悪ければへへへへ、ねえ松倉屋の大親分」「いやな奴だな、さっさと用をいえ!」 [#3字下げ][#中見出し]疾風《はやて》※[#感嘆符二つ、1-8-75] 疾風※[#感嘆符二つ、1-8-75][#中見出し終わり] ずぼ[#「ずぼ」に傍点]卯はひと膝ゆすって、「約束の物は持ってきましたが、音に聞えた松倉屋も、ずい分貧乏をしたものですねえ」画「なんだと」「そうじゃあありませんか、これだけの屋台骨をしていて、二千両ぽっちの金に困るなんざあ、親分のお人柄にも似合わねえこった」「だ、黙りゃあがれ!」鬼万だみ声をあげて叫ぶ、「腐っても松倉屋万吉、一万や二万の金に困るんじゃあねえ、千や二千は石塊同様、何をごたくを吐かしやがる」「 では、愛知きて「へえ|千や二千の金は石塊同様ですか」 「あ っ た。そして二つを引きると、ずいと思 臆病一番首 いしころ いしころ いしころ んころ 鹿島灘乗切り いしころ 「お約束の二千両、あらためておくんなさい」承知で吹かけた難題、二千両はおろか五両もあるまいと、高をくくっていた鬼万、千両箱二つを眼の前へ出されて、一時はぎょっとしたが、よく見ると蜜柑箱―。「これがたしかに約束の物だな?」「へえ、二千両たしかにあるはずで」 いと「改めるぜ!」ぐいと一つを引よせて蓋をとると、小判どころか石塊だ。「や!こりゃ石塊!」「へへへへへ、親分はいま、千や二千の金は石塊同様とおっしゃいましたねえ!」ずぼ卯にやりとして、「じつは島屋でもご同様、二千両ばかりの端た金は石塊同然でお互いにこう気のあっている間なら、なにも重い小判を運ばずとも石塊で用の足りることと、こうして持ってきた千両箱二つ、どうか遠慮なくお納めなすっておくんなさいまし!」 唖然として声も出ぬ鬼万。見ていた子分の二三人が、拳を握って立上り、「野郎、ふざけた事をしやがる」「たたんじまえ!」と立かかる、とたんに鬼万が、「ええ待て!」と制し、 いしころ 「いしころ あぜん こぶし たちあが たち?________________ みなみのみ すえ ひっこ すぐ なきは 臆病一番首 「ずぼ卯!この勝負は万吉の負だ、その度胸に免じて、蜜柑箱二つ金二千両、たしかに松倉屋が受とるぜ!」倉居力受とるモ!」 の大-ずぼ卯にこりともせず、最 長3人「じゃあ姉さんを返して貰おうか」最 大 7「やい、誰か島屋の娘をつれてこい」、 CADGN1)「しかし――親分」子分が渋るのを、、、、 金 パー「いいから返してやれ、こっちにゃあ例の術があるんだ、早くしろい!」「へえ――」引込んでいったが、直にお美代をつれてきた。髪も乱れ、眼を泣脹らせていたお美代、弟を見るより肛よって、「ああ卯吉」「姉さん、迎えにきたぜ、さあ帰ろう――」姉を抱いてずぼ卯が立つ。「大事に帰んねえよ」鬼万が皮肉にあびせる。「帰ったら親爺にいってくれ、松倉屋万吉は、負けっ放しでいるような男じゃあねえと、わかったか」「へへへへよく分りました、さようなら」大胆不敵もここまで来れば行止りだろう、みごと鬼万をやりこめて、別に気を負う様子もなく、ずぼ卵はお美代をつれて松倉の言ったってうとうついてきた三子が、いきなりずらの曲を演 けえ けぇ おやじ ちょうしみなと みはりぶね 「はやぶね- 鹿島灘乗切り きりこ 「わ、若旦那、たいへんな事ができましたぞ」「なんだ?」「いま店先で待っているうちに、子分の奴らが話すのを聞いていますとな」 伍平の話によると―。万吉はかねてから、蝦夷へ行った佐太郎の神徳丸が、もし無事に帰ってきたら大変と、銚子港の沖へ絶えず見張船を出していたところ、今しがたその見張の者がかけこんできて、鹿島灘沖へ、いよいよ神徳丸の姿があらわれたという知らせだ。そこで鬼万は早船三艘に命知らずの子分をのせて、これから神徳丸へ斬込み、銚子沖へかからぬ前に船ぐるみ、神徳丸の積荷を奪いとろうという悪企み、すでに、子分の狩集めにかかっている――という始終、聞くより卯吉、「しまった!」と歯噛みをして、 かいぶお「爺や、お前はすぐに船番所へ走れ、海賊船が現われたから御用船を出してくれというんだ、姉さんは家へかえって、父さんに神徳丸が帰ってきました、安心して待っているように伝えて下さい!」おおなんという変りようだ。これが島屋のずぼら息子といわれた卯吉か、見よ!彼は伍平の腰から脇差を奪いとると、「頼んだぞ!」とひと言、折から吹つのる北東の疾風の中を、脱兎のように船着場 わるだく りあつ 「はが ふなばんしょ きょうせん うち一 とっ ふき」 はやて だっと一?________________ 外 へむけて走りだした。 [#3字下げ]血闘鹿島灘[#「血闘鹿島灘」は中見出し] やるCC3連発展中 の国の ではでは 、 三艘の早船に、腕っこきの頼を満載した松倉屋万吉、銚子口を出ると、真向に り越え乗こえ、犬吠の鼻を右に見て、真一文字に鹿島 してい やくざ」 まっこう しっぷうどとう のり いぬぼう はこ1自たいきち良らののいまし卯 灘へ! あやつ 「こぎつ一 首 番 一 病 さい これより先。ずは自ら早船を操って、早くも神徳丸に漕着いていた。店「やあ卯吉か、どうしたんだ」 と 、関西、#「兄貴!」半年ぶりの挨拶をかわす間もない。臆「松倉屋の一味が、この船へ斬込みにやってくるんだ、仕度をしてくんな」に 「なに鬼万が?」手短かに仔細を語る、佐太郎怒って、線「しゃら臭え、長い間、じっと我慢してきた、島屋一家の骨っ節、きょうこそ鬼万 吐を吐かせてやるぞ!みんな仕度をしろ!」??二十名の船夫、声に応じて、いずれも得物をとってたった。待つほどもなく、怒濤を乗こえ近づいてくる三艘の早船、巨鯨を狙う鯱のごとく、右と左から神徳丸を望んでまよってくる。二番目に笑ってこの言葉を見ていた子は和が、いきな くせ かこ もの きょげい」 ねらしゃち| しっこう みよし たま みよし」 じん 鹿島灘乗切り はくじん| 「おも―!」と叫んだ。 まんぽ」。しっぷう-満帆に疾風をはらんで、矢のように疾航していた神徳丸、突如としておも舵を取 うげんったから、ぐぐぐと船首を右に転じた。何かはもって耐ろう、右舷へ廻ろうとしいた松倉屋の早船一艘、あっと叫ぶまもあらず、神徳丸の船首に激突し、木っ葉微塵に砕け沈んだ。 ある。「わあ!」とあがる神徳丸の喚声。だがその時、速力のにぶった好機をつかんで、二艘の早船は神徳丸の横腹につく、それ!というと三十人あまりのあぶれ者、手に手に白刃を振かざしてよじ登ってきた。「ござんなれ」とずぼ卯、佐太郎、いずれも抜つれて舷に、先ずよじのぼってきた奴を三五人、眼にもとまらず斬ってすてる。そうで 、「野郎共ぬかるな、相手はたかの知れた貧乏船夫、一人ものこらず片づけろ!」喚きわめき、鬼万が躍りこんだ。それに勢を得た子分の無頼、わっとおめいて斬込んでくる、風浪荒き鹿島灘、神徳丸の甲板は、たちまち血飛沫とび散る修羅場と化した。一 言、入国時の費用の「鬼万、来い!」 ぬき ふなばた。 ま かこ いきおい ざ かんぱん ちしぶき?________________ かとり あせ ふみこ おおなみ かし 編「やあ、うぬはずぼ卵だな」「驚いたか、島屋一家には鹿島、香取の大明神がついているぞ、貴様の悪計は先刻 やくびょうがみごぞんじ、ひと足先にきて待っていた、下総一国の厄病神鬼万に、ずぼ卵が引導わたしてやる、さあ来い!」「しゃれたことを吐かしゃあがる、畜生!」焦って斬込んでくる刀、とび違えて、 ずぼ卯が、横に払う剣、ちゃりん!激しく受とめておし返す、刹那!ひっぱず首して、「くたばれ!」わめいて踏込む卯吉の剣。 「お!」受けようとした時、大浪をくらって船が傾ぐ、よろめくとたんに体が崩れたから、肩先深く斬込まれた。「わっ!無念!」逃げようとするところを、詰よってもう一刀、腰車を深々と斬放す。「ひー!」悲鳴と共に前のめり、だだだだだのめって行って船首の踊場から、泡立ち狂う海の中へざぶーんと転げおちた。鬼万がやられたと見ると、子分の奴らはもう戦う気力もなく、ある者は海へとび込み、ある者は刃を投出してへたばった。「卯吉――!」「兄貴!」 こ をこまかしたらのだ、 臆病一番首 HOS みよ 「なげだ 「ははははは」ずは卯は刃の血ぶるいをして、犬吠岬の鼻の方を指さした。「見なよ兄貴、船番所の御用船がやってきたぜ、海賊一味を受とりにな、ははははは」なるほど、伍平にいいつけたとおり、御用船が三艘、波をけって近づいてくる。神徳丸の積荷三十万両。鬼万亡んで小見川の島屋は、ふたたび昔の大廻船問屋となる、鹿島灘の荒浪は、いまこそ祝福の白波を高々とあげるであろう。 底本:「周五郎少年文庫 臆病一番首 時代小説集」新潮文庫、新潮社 2019(令和1)年10月1日発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1934(昭和9)年4月号 初出:「少年少女譚海」 1934(昭和9)年4月号 ※表題は底本では、「鹿島灘《かしまなだ》乗切《のっき》り」となっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/kotansogo/pages/20.html
試験合格を目指すために過去問は必須です。 公式HPでは最近4件までしか公開されていないので集めてきました。 H27年度第1回 問題 解答 H26年度第2回 問題 解答 H26年度第1回 問題 解答 H25年度第2回 問題 解答 H25年度第1回 問題 解答 H24年度第2回 問題 解答 H24年度第1回 問題 解答 H23年度第2回 問題 解答 H23年度第1回 問題 解答 H22年度第2回 問題 解答 H22年度第1回 問題 解答 これ以前の過去問は下記のページで公開されています。 ただし過去の問題は法改正などにより解答が現在と異なっているものが有ります。 お気をつけ下さい。 工事担任者試験対策wiki ~過去問簡易解説~ 平成17年度2回目から21年度1回目までが公開されています。 とってもカメ!! 平成8年度から16年度までが公開されています。
https://w.atwiki.jp/ke-ica/pages/16.html
https://w.atwiki.jp/kotansogo/pages/39.html
平成21年度第2回 法規 第1問 (1)1 ①定めるのは電気通信事業者ではなく総務省令 (2)2 A ×:停止 (3)3 (4)1 B 2年でなく1年 (5)2 第2問 (1)3 ×:AI第三種の工事 (2)1 (3)1 B ×:ならない (4)3 (5)4 第3問 (1)4 ①×:4 ◯:2 ②×:有効 ○:皮相 ③×:電気通信回線からの呼出し ◯:主部の伝送 (2)3 (3)1 端末設備を電気通信回線ごとに容易に切り離せるもの (4)4 ④×:自営 ◯:事業 (5)1 B 最大ではなく定常 最小値ではなく最大値 第4問 (1)1 B 2秒ではなく3秒 (2)3 (3)2 ×:12種類 (4)3 (5)1 60デシベルではなく70デシベル 第5問 (1)2 ×:及び保護物 (2)4 (3)4 A ×:以上 B 15センチではなく10センチ (4)2 (5)1
https://w.atwiki.jp/higurashi/pages/19.html
このタイムチャートは本編のサブタイトルと同名なので考察時、その場所がすぐにわかるよ うになっています。 鬼隠し編 1日目 鬼隠し編 2日目 鬼隠し編 3日目 鬼隠し編 4日目 鬼隠し編 5日目 鬼隠し編 9日目 鬼隠し編 9日目2 鬼隠し編 10日目 鬼隠し編 11日目 鬼隠し編 12日目 鬼隠し編 13日目 鬼隠し編 14日目 鬼隠し編 14日目2 鬼隠し編 15日目 鬼隠し編 15日目2 鬼隠し編 1日目 58年初夏 (俺)が(彼女)をフォングシャ。 親類の葬儀から雛見沢に帰ってくる圭一。 雛見沢の学校に越してきて一月もたっていない。 初れなぱん。 明日、レナと魅音が雛見沢を案内することを約束。 入手TIPS : うちって学年混在?、うちって制服自由? 鬼隠し編 2日目 圭一がレナと魅音に雛見沢を案内する。 ダムのゴミ捨て場でレナがケンタくん人形を発見。 圭一と富田が出会い、過去にあった4年前に事件がったことを伝える。 レナに何か事件があったのかと聞くと「知らない」と答える。 入手TIPS : 前原屋敷、ダム現場ノバラバラ殺人 鬼隠し編 3日目 ダム工事に抵抗運動したことを聞かされる。 圭一、部活入部、初部活(ジジヌキ)、初罰ゲーム(顔面ラクガキ)。 魅音にダム工事の抵抗運動のことを少し聞かされる。 レナのケンタくん発掘を手伝う、そのとき捨ててあった週刊誌に4年前の事件が載っている 。 レナの持ってきた斧にビビる圭一、しかし暗くなってきたので斧を使うのは明日。 入手TIPS : 雛見沢ダム計画、週刊誌の特集記事 鬼隠し編 4日目 体育で部活、鬼ごっこの改良版ゾンビ鬼。 ダムに発掘へ行く途中富竹さんと出会う。斧を持ったレナを見てビビっていた。 発掘している途中、レナの引越し前のことを聞くが煙に巻かれてしまう。 ケンタくん人形発掘の際、勢い余って腕を壊してしまう。 入手TIPS : レナってどういう名前だよ? 鬼隠し編 5日目 ケンタくん人形を運ぶために圭一はレナの家を訪れていた。庭には大量の人形。 お祭りがあることを聞き、綿流祭四凶爆闘をすることを聞く。 部活は新品のトランプで大貧民。欲望全開罰ゲーム。最後は全部の罰ゲームを圭一が。 レナは梨花と下校。圭一は魅音と2人で下校。帰りに富竹と出会い他愛のない会話。 入手TIPS : 回覧板 鬼隠し編 9日目 6日目から今日まで祭りの用事などで部活はやっていない。 綿流祭四凶爆闘。たこ焼き早食い。かき氷早食い。綿アメ早食い。かぁいいもの探し。 富竹と合流強制的に部活へ入部。射的でぬいぐるみを取る。 祭事としての綿流し終了。 鬼隠し編 9日目2 みんなとはぐれ富竹、鷹野と出会う。ダム事件の詳細を聞く。続けて連続怪死事件のこと も聞く。 みんなと合流し富竹罰ゲーム。シャツに寄せ書き。 レナ、魅音と帰宅。圭一の両親は祭りに行かなかったらしい。 入手TIPS : ダム推進派の夫婦の転落事故、古手神社の神主の病死、主婦殺人事件、無線記 録 鬼隠し編 10日目 何気ない授業風景。 部活は推理ゲーム。途中レナと相談、そこで知恵先生に呼ばれ客が来ているとのこと。 大石に富竹死亡、鷹野が行方不明になっていることを知らされる。 圭一は大石と会ったことを皆に隠し、職員室へ行ったことにした。 部活再開、罰ゲームは圭一とレナ。魅音のおつかいにいかされる。 入手TIPS : 犯人は4人以上?、捜査メモ 鬼隠し編 11日目 大石の話のせいで圭一睡眠不足。 昼休み、皆がなにか怪しい会話をしているのを聞く。富竹と鷹野のこと次がレナじゃない かということ。 魅音は叔父の手伝いに。部活はナシ。 推理ゲームのカードを見て悟史の存在を知る。レナは入れ替わりだったため知らないとい う。 下校途中、レナの引越してまもないころの話。部活ができたいきさつを聞く。 初嘘だッ!!! 大石から電話、祟りと鬼隠しがセットじゃないかと伝える。 北条悟史が4年目の鬼隠しということを聞く。 電話している間(小一時間)レナが圭一の部屋の前で聞いていた? 入手TIPS : 本部長通達 鬼隠し編 12日目 ほとんど寝られず最悪の目覚め。 学校をズル休み。 両親は車で遠くへ仕事へ。 入江診療所で診察を受ける。常連の話を盗み聞きし住民が富竹の死、鷹野さんの失踪を知 っていた。 帰りに大石と出会い興宮のレストランへ。 雛見沢の伝承、レナの凶行を知る。 自宅に帰ってきたのは2時。 レナと魅音が「お見舞い」におはぎを持ってくる。中には「裁縫針?」が入っていた。 殺されてたまるか、という決意を固める。 入手TIPS : 自殺を誘発するクスリは?、脅迫 鬼隠し編 13日目 普段と変わらない登校風景、魅音は先に行ったらしい。 登校中、大石から聞いたレナの蛮行を思い出す。 自習中、考えをまとめる圭一。 風邪を言い訳に部活をやらずに帰宅 明日、早めに登校しバットを確保しようと決意。時計の裏にメモを残す。 入手TIPS : 元気ないね。 鬼隠し編 14日目 5時59分、起床。 早目に登校、途中大型のワゴンに轢き逃げされる。 ダレもいない教室で悟史の(今は悟史のものと知らない)金属バットを確保。 確保するときに沙都子と梨花に目撃される。 素振りをレナと魅音に目撃される。 まわりから不評を買いながら部活をせず帰宅。 途中レナに尾行されるがバットで威嚇し先に行かせようとする。 そこで圭一の行動は悟史と一緒だということを教えられる。 鬼隠し編 14日目2 転校したという悟史のことを考える。 家へつくと両親不在なのかカギがかかっていて玄関へ入ると後ろにダレかいる気がした。 自室へこもって思案していると両親から電話、両親は仕事で東京へ、帰りは明日の晩。 再度電話がかかってくる。両親の不在確認。 またも電話、今度は大石。 おはぎの針、轢き逃げの車を聞かれるも証拠にならず。 レナが悟史のことを話したことを大石に告げる。 7時チャイム、レナがたずねてくる。ご飯を一緒に食べようと言う。 レナは両親不在を知っていた。その後大石と電話している間、外で「ごめんなさい」と呟 いていた。 入手TIPS : 二重人格???、セブンスマートにて 鬼隠し編 15日目 被害妄想で全然眠れなかった圭一。 早い時間に悟史のバットを持って登校(制服は洗濯してしまったのでジャージ姿)。 登校して素振り開始。レナと沙都子を見かける。レナの指には傷があった。 魅音が近づいてきて「やめてよ、素振り」 悟史のことダムのバラバラ殺人事件のことを隠していたことを攻めると泣いて大石を殺し てやる発言。 チャイムと同時に席を立ち下校。 斧を持ったレナも下校、圭一に追いつく。 レナからの逃走劇。 追い詰められた時、大石との電話の回想。茨城でレナがおこした事件について。 レナから逃げダム工事現場につくも、2人の男性に襲われ昏倒。 鬼隠し編 15日目2 気づくと自宅で寝ていた。そこには普段通りのレナがいた。医者を電話で呼んだらしい。 大石に連絡を取ろうと階下にいくが魅音が現れ自室に連れ戻される。 医者が来る前におはぎの罰ゲーム、レナがはがいじめにし、魅音が注射器?を取り出す。 悟史のバットでレナ、魅音を殺害。 4~5人の男性が圭一宅に現れ、圭一は時計裏に注射器?とメモを残し逃走。 場面切り替わり大石主観へ。後輩に麻雀のアドバイス。 公衆電話から圭一の電話。圭一は錯乱している。 圭一「ごめんなさい」と何度も呟きながら何か掻き毟る音。電話切れる。 事件のあらまし(真偽は不明のまま)
https://w.atwiki.jp/harukaze_lab/pages/346.html
武道やくざ往来 山本周五郎 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)外村重太夫《とのむらしげだゆう》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)坂|蔵屋敷《くらやしき》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定] (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)※[#「二点しんにょう+官」、第3水準1-92-56] [#5字下げ]一[#「一」は中見出し] 畷茶屋 ふじかわしゅくあくへいた はばか 臆病一番首 「ならねえならねえ、勘弁ならねえ」 浪人者は酒臭い息で喚きたてた。「藤川宿の悪平太様といえば、憚りながら御代官でさえ避けて通る御威勢だ、その ふなやまごんべえ御家来で黒鬼と異名を取った、鮒山権兵衛様の足を踏んで、唯相済まぬで通ると思うか、勘弁ならねえ」「ではどう致しましたらお許し下さいまするか」 旅姿の武家の娘、美しい頬にさっと怒りの色を見せながらいった。ここは三州藤川と岡崎とのあいの宿、大屋川の畷道、並んでいる茶店の一軒で、その娘が老人の下僕と二人、足を休めていると、藤川からずっと跟けてきた風態の悪い三人伴れの浪人者が、自分の方から足を突っかけて置いての難題だった。―茶店の周囲は忽ち黒山のように人集りがしたけれど、悪平太の家来と聞くと、唯一 そしてコをく書から、皇うし、考下美ら、ただうろうろと狼狽えるばかり おおやがわなわてみち しもベ ふうてい) たちま ひとだか」 ろた おのおの 「みだら つか 0 (2 「面白い、どうすれば勘弁するかとは気に入った、そう話が分れば、―なあ各々」「さようさよう、魚心あれば水心、幸い茶店の奥が明いている様子ゆえ、これから仲直りの小酒盛、その美しい姿でゆっくり酌を頼むとしよう」「お娘、さあきやれ」猥がましく手を執ろうとする。「無礼な、慮外しやると許しませぬぞ」( 17 )ざ娘は懐剣の柄に手をかけた。い運営すの で、ゃ「おや、おめえいやだというのか」。誕「折角仲直りをしようというのに、厭だとあれば腕ずく面倒だ、やっちまえ」「合点だ」というと浪人共、いきなり三方から立ちかかった。老僕が仰天して、 、とりすが「あれもし、お待ち下さい」と取題るのを、蹴放して置いて、一人が娘の肩を掴む、――とたんに、其奴の体が、逆とんぼを打って二三間先へ投出された。「おんやー」仰天して振向くもう一人の奴の鼻柱へぐわんと鉄拳、眼から火のでるようなやつを喰ってひょろひょろと尻餅をつく。黒鬼の権兵衛が、「なんだ、何奴だ?」と見ると、気です 。 つか そいっ さか、、 、 てっけん しりもち どいっ?________________ すき すごみ もら ひじ W「はっははははここだここだ」後で笑う声がした、振返ると、|いつどこから現 われたか、一人の若い浪人が、娘を背に庇ってぬっと立っている、色白で眼にちょいと凄味のある、骨組のがっしりした良い人品、にんまり頻笑みながら五分の隙もない身構えだ。いや権兵衛が怒った。『三國で、出ち。「やあ汝、悪平太様のお身内に手出しをしたな、素っ首貰った覚悟をしろ」識「文句は後で聞いてやる、こい、虫けら」で 、「こいつ!」たっと抜討ちに斬りつけたが、相手は段違いの腕と見えて躱しもせず、斬下ろしてくる権兵衛の右の膝を下からぐいと突上げた。五体の筋がびーん!と くびすじ痺れる、「うわっ!」といって刀を取落し、のめってくる頸筋をこう、右手で触ったと思うと、権兵衛の体は鞠のように、ぱっと土埃をあげながら顛倒した。「わはあーい、日本一」どっと群衆が手を拍って褒めたてる、三人のあぶれ者はほうほうの態で起上ると、「顔はたしかに見覚えたぞ、この返報はきっとするから覚えていろ」 と喚き喚き逃げていった。――その時、人垣を押分けて進出た旅装の老武士があった。急いで来たと見えて額に汗を滲ませながら、「あ、要事こうって髪の毛ぎる。 臆病一番首 さわ まり つちぼこり てんとう おきあが すすみで にじ はこう かが一 もう からさわし そち一 しんぱちろう そっぽ 「様子はあらまし途中で聞いた」 みののくにおおがき老武士は振返って小腰を騙め、「始めて御意を得申す、拙者は美濃国大垣の藩士にて唐沢志摩と申す者、この度は……」といいかけて不意に、「ア!其方は新八郎ではないか」す7DC の音と驚きの声をあげた。――さっきから妙に外方を向いて逃腰になっていた若い浪人は、それを聞くと慌てて、うれ 「――御免」と踵を返す、老武士は、、、、、)!「待て、待て新八郎」というと、いきなり相手の袖を?んで引戻し、同時に娘の方振返って、「――これ小房、おまえは先へいっておれ、吾平、娘を伴れて向うへ行け、ええ早くせぬか」と吸鳴りつけた。質画部です。 あわ 武道やくざ往来 そで ごへい どな やくざ道楽 かわいく ざま ( 平置子の日、来年3「これ新八郎、その態はなに事だ」 老僕に促されて娘小房が遠のくと、志摩は怒りの声を荒らげなが|「大垣藩で三百石、代々お旗頭を勤める咲田の家に生れながら、半年以前 前りがにつ国にけっ はたがしら さきだ 許をた?________________ はず ばかもの わがこ ゆくえ さんきん いとま 首 番 出奔し、見れば無頼に等しいその姿、―この伯父の前に立って恥かしいとは思わぬか、馬鹿者め」「相済みませぬ、伯父上」「謝るなら小房に謝れ、我娘ながら、小房は、その方が行衛を晦まして以来まるで病人も同様の有様だぞ、本当に悪いと思ったら儂と一緒に参れ、幸い殿は参観のお暇が出ていまは御帰国の途中、お行列は今宵岡崎にお泊り遊ばすのだ、殿への 詫びは伯父がしてやる、どうだ」「は、然し、それが、その、なんでありまして」 )同「此奴、相済まぬなど、申しながらさては帰参がいやなのじゃな!」「いや、別にいやと申すわけでは……」「ええいうな、いやでなければ悦んでくるはず、なんのかのと申して、貴様は無頼に心まで腐ったのであろう、―失せおれ、再びその面見たくない、馬鹿者」「あ、伯父上、ー」、 志摩は袖振切って立去る、新八郎は二三歩追ったが、十二三間さきの処から、悲しげな眼で眺とこっちを見守っている小房をみつけると、そのまま後へ引返してしまった [病 タンド ところ いいなずけ ちょうあい おは しっせき」 、、まさくらぞう 武道やくざ往来 大差戸田美女の家臣で三石咲国新八郎というのが人の身上だった。伯父唐沢志摩の娘小房という美しい許嫁があり、采女正からは並ならぬ寵愛を受けていたが、半年ほどまえ、どういう訳か不意に家をとび出したきり、今では尾羽うち枯らしたこの態たらく、計らずも許嫁の危難を救ったが、同時に伯父にみつけられて散々の叱責だった。(C 89%「先生、咲田の先生」新八郎が藤川の方へ戻って来ると、後からひと眼で遊び人と見える男が二人追っかけてきた。「なんだ、ごろ政に倉造ではないか」「お宅へ伺ったのですがお留守だったんで、どうか又ひとつお頼み申します」。「金か?」「えへへへ、この通り二人とも素っからかんにはたいちまって鼻血も出ません、どうか助けておくんなさい」( すいから。「気障なようだが、代物はあるか」、 、、「有るの無えのって」とごろ政が指をしゃくって、「昨日江戸から友達がやってきたんですがね、此奴もひどく困ってるんで、持ってきた印籠を金にしようてえから見ると、磨き出しのすばらしい地に金の高蒔絵、根附が古渡り珊瑚の五分玉てえ上 きざ しろもの いんろう みがだ たかまきえ...ねっけ、こたさん じょう 355?________________ 356 しろうとめ うなず」 かいわい だな くらやみ もの物なんで」「高蒔絵にはなにが置いてある」い ち イラスト「そこまでは見ませんでしたがね、なにしろ素人眼に蹴倒しても拾両は踏めますぜ、 先生が印籠集めの道楽に凝っていなさると話したら、是非お眼にかけてえといってますんで、どうかちょっとお寄りなすっておくんなさい」「よかろう、案内しな」)を課 新八郎は気軽に頷いた。――藤川宿のとっ外れにある貧乏長屋、界隈で「暗闇店」と呼んでいるくらい、朝から晩まで日の射す時がないという不衛生な裏店の一軒が、ごろ政と倉造の住居だった。「帰ったぜ、吉の字はいるか」ごろ政が先に声をかけながら入ると、禅一本の裸で若い男がぶっ坐っていた。「おんや、恐ろしく威勢のいい恰好をしているじゃねえか、どうした」「面目ねえ、すっかり剥がれた」吉と呼ばれた男は、新八郎の姿を見ると慌てて坐直しながら、「実あゆうべ岡崎まで伸したんだ」「罰等へ、おり、まる、三)直号~、こ),3)によ一 うったば 臆病一番首 すまい」 きち ふんどし かっこう なお すわり」 ましたらいいか! きちこう」 「かんどり くだんごと。 しりもち 武道やくざ往来 吉公は頭を掻いて、「彼処ですばらしい鉄火博奕がたつというから、一文なしだがあの印籠を持って出かけたと思いねえ、―ぽんがらがらとひと振りでおじゃんよ、夜明けまでに御覧の通り、寒鳥の身は捲らるる事よって件の如しだ、あははは」「じゃ印籠は取られたのか」のポーター無題一平ら「二拾両の質にみんごと置いてきた」ごろ政と倉造、がっかりしてぺたんとそこへ尻餅をついた。新八郎は静かに、「してその印籠、高蒔絵だと申したが、蒔絵にはなにが置いてあったか」「へえ、――たしか矢車の散らしで」星小「矢車ぢらし」新八郎の眼がきらりと光った、「ふむ……それでその方の手へはどうして入ったのか」「仲間の掟ですから、精しくは申せません。なんでも江戸の鼬安てえ職人(摘摸)の手からでたとききました」も限ら17ペー「――ごろ政」新八郎は立った、「悪平太の道場というのへ案内しろ」「い、いけません先生」) 県 おきて くわ いたちやすい 357?________________ うかつ かえ ごろ政が慌てて、「あすこは地獄道場といって、迂潤に入ったが最後生きては帰れねえという危い場所です、あすこだけは止めておくんなさい」と引止めようとしたが、新八郎は大剣を右手に、さっさと土間へ下りていた。 し、比氣屋敷 まがり、 しも はたまち やえがしこへいた あるじ」 おもて 臆病一番首 OK ゆすり あつま めつけかたもてあま 三州岡崎は海道屈指の城下町で、町の数六十余町、道は二十七曲という、その下畑町のまん中に、「無心流剣道指南八重樫小平太」という看板を掲げた道場がある。主人の小平太は無心流の達人で門弟も多いが、性質の悪いやつで、剣道指南とは表向のこと、裏へ廻れば押借り強請、博奕打、悪い事なら何でもござれの無頼漢であった。類は友を呼ぶ習いで、集る門弟共がまた大抵あぶれ浪人、命知らずに暴れ廻るから、実のところ藩の目附方も持余している状態、「悪平太がきた」と云えば泣く児も黙るといわれていた。「あれから二刻ほど経った。日のとぼとぼ暮れ新八郎はごろ政、倉造の二人を伴れてこの悪道場を訪れた。 いいし、「先生に御意を得たい」「う、 うま黒の筆兵等、ひょいと見るなり色を変えた。 とき一 かけこ しばら とびかかつらがま 武道やくざ往来 ひし から 「これはこれは、先刻畷の茶店でお眼にかかった御仁か、いやその節は失礼、あっはははは」 権兵衛め、蒼くなって奥へ駈込んだが、暫くすると別の門弟が出てきて、「どうぞこっちへ、―」「ごろ政に倉造、おまえ達はここで待っていろ」そういい捨てて新八郎は上った。廊下には荒くれた浪人者たちが、肩を怒らし眼を光らせ、今にも跳掛らんと面構えで韓めいている、その中には権兵衛を始め、昼間暖道で辛き目に会った三名の者もいた。――新八郎は微笑を含みながら、彼等の眼前を悠々と通って座敷へ入った。八重樫小平太は年の頃四十あまり、大髭をたてた色の黒い顔に、恐ろしく大きな眼玉が光っている。「拙者が八重樫でござる、御用は?」 サ 陽バー「相手の坐るのを待兼ねていった。 「申後れた、手前は浪人咲田新八郎と申す」)郷「用向を承わろう、用向を」始めから喧嘩腰である。、賞( 田 中) ほほえみ めのまえ もうしおく」 ようむき けんかごし?________________ きちのすけ きんす。 つかまつ かたわ いか 臆病一番首 到「実は手前の知己で吉之助と申す者が、拝借した金子の質に印籠をお預け申したとのこと、二拾金これへ持参仕ったゆえお渡しが願いたい」「ふうん、――この品だな」「悪平太は傍らの手文庫の中から印籠を取出して見せた。――新八郎は鋭くそれを見て、でき「如何にもその品でござる」道具 /義 山大海「そうか。だが貴公、貸した金には利息が附くということを知っておるか」、「さよう、高利貸しなどはそのようでござるな」型平日 の「高利貸しぶ、無礼なッ」「怒るのは後のこと先ず印籠の形をつけると致そう、元金二拾両、利息はどれ程お望みかな」員「聞いて驚くな、百両だ!」 腰でも抜かすなと嘯く悪平太の前へ、新八郎はずしりと百両投出した。「百両、正にお渡し申したぞ」「むーん」まさかと思っていたから眼を?く小平太、新八郎は素早く印籠を取っ ま かた もときん うそぶ」 さるぐつわ 「ではこれを選して参る」といった時、突線だっと左手の後が外れ、ばたばたと逢音が乱れたと思うと、――両手を縛られ、猿轡をはめられた一人の娘が、こっちの部屋へ逃込もうとする。と、直ぐ後から二三人の浪人者がきた、「ええ、じたばた騒ぐな」と横抱きに引摺り戻した。|新八郎はちらと見た刹那 にげに すようしろ ひきず」 はやぶさ」 ところはしりよ 武道やくざ往来 「あ!小房!」と仰天して立つ。「若僧、邪魔をするか!」と悪平太が喚いた時は、大剣を左手に隼の如く跳躍して、次の間へ、今しも二人が小房を担いで行こうとする処へ走寄ったと思うと、、。 「や、えい!」と当身をくれた。むうといって倒れる奴には眼もくれず、小房をひ武っ抱えて、ばりばりばっと襖を蹴放し、板戸を蹴破って玄関へとびだす。 「ごろ政いるか!」「へい此処です」「このお嬢さんを預けるぞ」と云いさま猿轡を脱る、小房は夢中で、個人「新八郎さま」と抱つくのを、た「後は拙者が引受けた、お嬢さんに宿を訊いて無事にお送り申せ、頼んだぞ」論「合点です」(ちの 日でいたり訓「小房、伯父上に宜しく」 よろ?________________ すが 貌「あれ!新八郎さま、―」必死に縋りつくのを振払って、 「小房、新八郎の帰参する時がきたのだ。無頼境涯もこれ限り、行きがけの駄賃に毒虫を片付ける、先へいって待っておれ」というとそのまま、大剣を引抜いて猛然と道場の中へ跳込んでいった。 たい気関西港中夕やけの唄 おどりこ 臆病一番首 やごえ ゆかいた 「あ、やった」 とう「宜い気味だ、それまた一人」 。 (裏参り悪道場の表は黒山のような人である、中では惨たる血闘の真最中だ、羽目板の裂ける音、板戸の倒れる音、ぞっとする死の悲鳴と、矢声と、剣の触れ合う響き。だだ!と床板が鳴って、「わあーまた一人」「いけねえ、後へ廻ったぞーーッ」用期限は最「あッ」見物は恐怖も忘れて叫び交す。人の動人音、ら その時、向うから、襷鉢巻に袴の股立をとった老武士、槍を小脇に走ってきたが、葬でを相けて、 かわ たすき はかまももだち やりこき 武道やくざ往来 「ただな」と這葉の産んだの日から行を開いて監けつけた唐沢老人である。 つった。「やあ新八郎」と老人は槍を突立てて叫んだ、「唐沢志摩が助勢に参ったぞ、充分にやれ」「危い、伯父上!」新八郎は相手を隅の方へ誘いながら、、、融3でいい「御助勢は断じて無用、お退き下さい」、「日本 の「そう云わずに助勢させろ」「お手出しなさると怒りますぞ」 、領が「そんな頑固なことをいうな、殿のお駕がもう城下はずれへかかっている、行列のこぬ間に片付けたいのだ」の の の「拙者一人で片付けます、伯父上はお駕のくるのを見ていて下さい」そういうと、「さあ虫けら共、少し急がしくなってきたから本気でやるぞ、残っているのは何人だ、――二い四い八の悪平太、九人か、こいッ」と叫びざま、だあっと斬込んだ。一瞬、敵と味方の影が入乱れた、と、ばたばた二人三人、四人―と倒れる、新八郎はさっと引離れるや、 C M 、映る郷「伯父上、お駕は―?」と叫ぶ、 かご?________________ ともさき」 364 ふみな あしゅらおう。 いきおい もはやかな さすが- ふみとど けいこ せいがん こて一 臆病一番首 「おお町角へお供先が見えたぞ」「よーしきた、もうひと息」いいさま床板を踏鳴らして出た、阿修羅王の如き勢に、最早敵わぬと見たか、ばらばらと相手が逃げだした。「待て、小平太逃げるな!」求人新八郎が叫ぶ、道に小平太は踏止まった。本 人「こい、貴様の無心流がどれほどのものか、拙者が改めて稽古をつけてやる、ーこい」「うぬ!」小平太は青眼につけた。新八郎は青眼籠手をあげて構えたが、「そら、胴に隙がある、胴を取るぞ。いかん、今度は面が明いた、面へいくぞ」「――く、くそ」「駄目だ、また胴が隙く、――胴を取るぞ、宜いか胴だぞ、そらッーあ」新八郎の体が沈んだ、光のように走る剣、小平太は左へ繋したが、ただ黙したというだけのことで、「があっ」と異様に叫ぶと、脇腹からばっと血を噴きながら横さまに倒れた。「でかした、見事だぞ新八郎」 そう、このままう事費まっていて、音に客書いた人の気配、「新 あいさつのち まこと一 あらた一 ふところ。 武道やくざ往来 人を 愛しをすらっていた。気に父と房が勝をついているから驚いて、「はは、見苦しき様を御覧に入れ恐縮至極に存じまする」と剣を置いて平伏した。「宜い宜い挨拶は後のことじゃ」采女正は近寄って、「頼んだ物はどうじゃ、まだ捜し当らぬか」「はっ、恐れながら真に奇遇、たった今、ようやく手に入れてござりまする、ーいざ、お検め下さりませ」と懐中から取出した印籠、采女正は受取って篤と見る。「正にこれじゃ、でかしたぞ」と振返り、「これ志摩、今こそ新八郎が出奔した訳を余から話してつかわそう、この印籠はその方も知る如く、家重代の宝物だ、去る武秋これを着けたまま、秋葉権現の祭礼へ微行で参った、その節不用意にも摘摸のために盗まれてしまったのだ――、重代の宝、それも武士たる者が摘摸に抜かれたとあっては申訳相立たぬ、さりとて表沙汰にもできぬゆえ、新八郎に頼み、無頼の仲間へ入って探索を命じたのだ。それ以来半年、今日余が国入りの途中で手に戻ったとは真に不思議な悦びじゃ、新八郎には帰藩のうえ百石の加増取らす、延びていた小房との婚礼も、余が仲人をして取らせるぞ」3、 実は今、施「は、は、―」老人嬉しさにわくわくしながら、い いです いえじゅうだい あきばご しのび もうしわけあいた。 おもてぎた なこうど うれ?________________ そのほう しか あっぱ あっぱれ }「これ新八郎お礼を申上げぬか、――其方が無頼になったのは必ず仔細があろうと、 僕は疾から察していた、察してはいたが、叱ったのは――そのまたそれはそれで別じゃ、なにしろ天晴れ々々」、 同日、 、いや苦しいところで褒めている。采女正は笑って、国人3「小房、遠慮はいらぬ新八郎の側へよれ」 ハリや、「と小房を押しやった。娘は耳まで赤くしながら羞を含んで新八郎の脇へ身を縮め首た。采女正はからからと笑って、気合 、不用意をいいま「似合った似合った、さあ立とう。新八郎、余が許す、小房の手を執ってやれ」。「殿、―お戯れを」 日本 で出会用「馬鹿め、赤くなる奴があるか、わはははははは」 受界豪快に笑って采女正は立出でた。――暮れかけた黄昏の街に、夕やけを唄う子供たちの声が聞えていた。 底本:「周五郎少年文庫 臆病一番首 時代小説集」新潮文庫、新潮社 2019(令和1)年10月1日発行 底本の親本:「少年少女譚海」 1937(昭和12)年5月号 初出:「少年少女譚海」 1937(昭和12)年5月号 入力:特定非営利活動法人はるかぜ
https://w.atwiki.jp/kotansogo/pages/43.html
平成24年度第1回 法規 第1問 (1)2 ②公正な第三者機関ではなく総務省令 (2)4 A 事業者の規模ではなく設置区域の範囲 B 設備の設置工事ではなく電気通信事業 (3)1 (4)3 (5)4 第2問 (1)2 毎秒64キロビット換算ではなく基本インターフェース (2)2 (3)4 (4)1 (5)3 第3問 (1)1 ×:もっぱら符号又は影像の伝送交換 ◯:符号、音声、その他の音響または影像を統合 (2)2 分界点における接続の方式は、端末設備を電気通信回線ごとに事業用電気通信設備から容易に切り離せるものでなければならない。 (3)2 (4)1 (5)3 第4問 (1)2 ② 750ではなく200 (2)1 B 120ミリ秒以上 (3)2 (4)4 A 両方ではなくいずれか B 50ではなく70 (5)2 第5問 (1)2 A ×:及び保護物 (2)1 (3)4 (4)1 (5)3
https://w.atwiki.jp/koutansougou/pages/17.html
間違い報告や要望、質問等、何かあればここにどうぞ。 名前 コメント 問1の(1)は対称ということに注目するのであれば、上下左右に対称ということで -R-+-R-+- | | +-R-+ を +-X-X-+ -+ +- +-X-X-+ と繋げたものに等しくなります。2Xの半分の抵抗ですから 結局 -R-+-R-+- | | +-R-+ と置き換えられるので合成抵抗は3R/2。これが18ですから R=12となります。 -- marusankshikaku (2012-11-12 09 03 13) H21-1基礎の問1の(2)ですが、力率が0.8なので 1/12 1/Xc=4 3 が成り立ち、よってXc=16となります。 -- marusankshikaku (2012-11-12 08 51 38) トップページに解答予想と公式解答のそれぞれの自己採点を載せましたが、その結果マークミスさえ無ければ受かるはずです。 -- 管理人 (2010-05-27 16 57 08) 結局 自己採点で受かったんですか -- 工事責任者 (2010-05-27 12 52 43) test2 -- test2 (2010-05-10 04 19 43) test -- test (2010-05-10 04 19 37)
https://w.atwiki.jp/vocaloid-live/pages/29.html
カバー曲のリクエストを行う際は、著作権について知っておく必要があります つきましては、下記の事項をよくお読みの上でリクエストする様、お願い致します カバー曲の著作権について SMILEVIDEOに動画をアップロードする際は、 SMILEVIDEOの利用規約に同意する必要があります この規約にはユーザー生放送も含まれている事から、 VOCALOIDオリジナル曲を生放送で放送(再生)することが出来ます 2.本サイトの利用について 利用者により本サイトにアップロードされたファイル及び そのファイルについての情報は、運営会社が運営するサービス「ニコニコ動画」及び 運営会社が指定する第三者が運営するウェブサイトにおいて 視聴可能な状態となるものとし、利用者はこれに同意します。 (SMILEVIDEOの利用規約より引用) つまり、ユーザー生放送の主催者(生主)がSMILEVIDEOにある動画を使用する事を SMILEVIDEO側は既に了承(可能に)しているという事になります (「運営会社が運営するサービス『ニコニコ動画』」に生放送が含まれる事は運営に確認済み) 又、現在ニコニコ動画は権利者団体であるJASRAC・e-Licenseと、 著作権の利用について契約している為、 該当団体に管理されている曲を生放送にて再生する事が出来ます しかし、この契約は「著作財産権」のみであり、 「著作者人格権」や「著作隣接権」に関しては契約されていません このため、生主によってはリクエストしても生主判断で無効とする場合もあります 再生可能パターンとその一例 パターン 楽曲例 VOCALOIDオリジナル曲及び、その派生作品 オリジナル曲:みくみくにしてあげる♪派生作品:ぶっちぎりにしてあげる♪ 該当団体管理曲のカバー曲 ラジオ体操の歌 著作権が切れた曲 トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/ ニコニコ動画運営への問い合わせにより、 「SMILEVIDEOに投稿された動画」を使用する場合に限り、 使用曲入力欄への記入は不要であることが判りました(ボカ生掲示板スレッド参照) ※「カバー曲であることの識別をする」という目的のため、 今後も各団体の作品コードを添えてリクエストすることを推奨します 検索先にある表で「演奏」「録音」「配信」が信託されているかどうかを確認して下さい (J-WIDならJマークがついているか。e-licenseなら◎がついてるか) ただし、生主の方で分かる曲についてはこの限りではない ※該当団体に信託されている楽曲のカバーやアレンジについては、 元になる楽曲を知っていないと判断できない事もあり、生主の判断とする カバー曲を再生不可とする場合は、テンプレートに記述する様にして混乱を避け、 余裕のある人は、リクエスト者に聞き、流す方向に持って行くのが望ましい ◆JASRAC登録曲の検索用アドレス◆ http //www2.jasrac.or.jp/eJwid/ ◆elicense登録曲の検索用アドレス◆ https //ssl.elicense.co.jp/piece_search/search 最終更新日時:2009-11-23 12 15 38 (Mon) ▲ページTOPへ
https://w.atwiki.jp/kasiwa/pages/15.html
なんにもなぁい