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ここに作品タイトル等を記入 更新日:2021/03/07 Sun 21 48 47 タグ一覧 ある真夜中、アルタイルはとあるマンションの屋上にいた。 「こんな夜中に、大変だネ」 頭の上の相棒が、欠伸がてらそうごねる。 アルタイルの眼下には、一軒の家のあった。 その家の二階にある、一つの部屋は、丑三つ時だというのに、明かりがついてる。 「デネブ、スキャンお願い」 「はいヨ」 デネブが欠伸を噛み殺し、アルタイルの頭の上から浮き上がった。するとデネブの身体が発光し始めた。 「福森悠美、高校三年生。受験勉強中。親に薦められた進路。医学大学。本人は美大を希望」 デネブは輝きを失い、相棒の頭にまた飛び乗った。 「なんだかめんどくさい匂イ、親の愛ってやつかナ」 「親ね……」 アルタイルは両親の顔を思いだし、物憂げな表情になった。 「……自由がなければ幸せはない。幸せがなければ自由もない」 アルタイルは呟く。 「彼女は幸せなのだろうか」 その言葉は、闇に消え、苦さと苦しさだけが残った。 突然の窓を叩く音に、深森悠美《フカモリユウミ》はポカンとしていた。 はじめは風だと思って無視していた。しかし、風が、何度も同じタイミングで窓を揺らすだろうか? しかしここは二階だ。もしや、変質者か? 恐る恐る、カーテンを開けた。 「え?」 窓ガラスの向こうに、少女がいた。日本では珍しい、赤毛。海外でも珍しいだろう、色の違う左右の目、オッドアイ。 悠美がポカンとしていると、鉤を閉めていた筈の窓が勝手にあいた。 その少女が入ってくる。 悠美は驚いて、尻餅をついた。 「深森悠美ね」 少女が確かめるように言う。 「始めまして、あたしは……」 その時、また別の事が起こった。 悠美の母親が、ドアから顔を覗かせたのだ。 「悠美、変な音がしたけど、何かあったの?」 母がそう言いながら、ドアを開け、見慣れぬ少女を見て、当然のような反応をした。 「だ、誰よあなた!」 突如、目の前の少女の身体が光った。 悠美もその光りに飲み込まれる。 気が付くと、いつもの勉強部屋では無く、不可思議な世界にいた。 「な、なにこれ?」 「深森悠美」 戸惑う悠美に、少女が問いかけてきた。 「あなたは今、幸せか?」 悠美は少女ーーーーアルタイルの説明を聞いていた。 ここは、リビング・ラビリンスという場所で、不幸な人間をリビング・スイーツと言う存在に作り替えているらしい。 「お母さんは?」 気になったことを聞いてみる。 「今、あなたの意識だけがこの世界に来ているの。あなたがリビング・スイーツになったら、人間界にあるあなたの身体は消える。同じ世界に、同じ魂の器は存在できないから」 悠美は理解しようと勤めた。 「お母さんは無事なのよね?」 「ええ、あなたの母上にはなんの害はないわ。人間界の、意識を失って倒れたあなたを見てるだけ」 アルタイルは答えると、辺りを見渡し、『工房』がどこにあるか探る。 「デネブ、随分と遠くに転送したわね」 「あたイ、びっくりしちゃったかラ」 「しょうがないわ、ここから飛んでいきましょう」 アルタイルの身体を光が包み、真っ赤な角と翼が生えた怪物のような姿になる。 悠美は目をしばたいて、その光景を見つめていた。 「さあ、とりあえず、工房に」 アルタイルが手を差し出すと、悠美は恐る恐ると言う感じで手を握ってきた。 「しっかり掴まっていて」 悠美が答えようとした瞬間、身体が引っ張られ、次の瞬間空を飛んでいた。 「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」 悠美の叫び声が、辺り一面に響いて消えたのだった。 「し、死ぬかと……思った……」 マッハ3の速さを体験した悠美は、酔い止めを直そうと必死に喉を擦っていた。 「ごめん、ちょっと速く動きすぎたわね」 アルタイルはそう言うが、その顔には一ミリの罪悪感も伺えない。 「アルタイルはもっと人の心に気遣うべきよネ」 デネブが呆れたように言う。 ここは工房前だ。この前は地面はビスケット、空はブルーベリー色だったが、今はクッキーの地面に、ゼリー状の小川が流れている。野原のような場所になっていた。変わっていないのは、コンクリートのような物質で作られた、工房、ドリーメアだけ。 「あ、イル姉さん!お帰りなさい!」 ドリーメアの玄関から、一人の愛らしい顔つきの少女が顔を覗かせた。 薄黄緑の身体に、翼を生やした女の子だ。以前は男だったが、アルタイルの誘いに乗って、女の子に生まれ変わった。 「……ただいま」 アルタイルはめんどくさげにそう返し、悠美の方を見る。 「飛んでいる時に選択を考えておいて欲しかったのだけど、無理かしらね?」 「無理だったわよ」 ようやく落ち着いた悠美が、ため息をついて顔を上げ、明らかに人間ではない新顔を見つけて顔をしかめる。 「その子は?」 「あ、俺……じゃなくてあたし……うーん、私……」 「なんでもいいから、自己紹介して」 「言い慣れたやつでいいんじゃなイ?後々慣れていけばいいでショ」 少女はデネブの言葉に頷き、悠美に向かって言った。 「俺はスターフルーツ味のグミのリビング・スイーツ。星子です。イル姉さん……アルタイルの選択に、YESと答えた者。と言えば分かりますか?」 その言葉に、悠美は目を見開いた。 「あ、でもイル姉さん。お客さんが来てましたよ」 「またフロートのお説教?門番しなさいって?」 アルタイルはうんざりする。 「めんどくさいわね……まだ中にいるの?」 「いや、それが……フロートさんでは無くてですね……ロ、リ、リープ……?中々変わった名前でして……その人、確かに工房にいた筈なのに、見当たらなくなっちゃって、外に行ったのかと思って探そうと玄関を開けたらイル姉さん達がいて……」 「ああ、成る程、彼女か……」 アルタイルは合点が言ったように頷くと、この話しはもう終わりだとばかりに悠美に向き直った。 「取り合えず、あなたの事を終わらせなきゃね。入って。お茶でも出すわ」 人間態に戻ったアルタイルはミルクたっぷりのココアに、たっぷりと唐辛子フレークをかけ、平然と飲んでいた。 紅茶を出してもらった悠美は唖然としている。 「イル姉さんの味覚はちょっと……独特でして……」 「味覚、ぶっ壊れてんのよネ~」 馴染みの二人は見慣れた光景なのか、呆れながらも平然としている。 「それで」 二人の言葉をスルーし、アルタイルは悠美に言う。 「どうしたいか、決めたの?」 その言葉に、悠美は緊張する。 紅茶を一口飲む。美味しい。頭が冴えてくるようだ。 「私は美術系の大学に入りたいけど、お母さんは医者になって欲しいって思っているの」 「知ってるわ。観察したから」 「お母さんは、女で一つで私を育ててくれたわ。お父さんが事故で死んでから」 星子は成る程と、相槌を打ちながらも、父が死んだと言う言葉に、一瞬悲しそうに顔を歪めた。 一方、アルタイルは、何を考えているか分からない顔でその言葉を聞いていた。グローブをはめた左手で、赤毛をすいている。 「あたしは、お母さんの期待を、願いを断れないわ。だから、申し訳ないけど」 「本当にそれでいいの?」 アルタイルは立ち上がり、胸に手を当てる。すると胸が光り、赤い丸で囲まれた記号のような物が浮かび上がった。 「これはベガの紋章。あたしが助けるべき"不幸な人間"を探し当てるアイテムよ。これが反応を示したと言う事は、あなたは今、自分が"不幸"だと感じているはず。矛盾?怒り?悲しみ?何かに苦しんでいる証拠。このチャンスを取り逃したら、最悪自殺するかも……」 アルタイルの言葉に、悠美は一瞬迷うも、微笑んで、首をふった。 「それでも帰るわ。確かに絵を描くのは大好き。でも、それを仕事にしなくてもいいの。趣味で描き続けて、いつか本物の芸術家になるわ。芸術も分かる医者なんて、素敵じゃない?」 アルタイルはオッドアイを細めて悠美を見つめ、頷いた。 「他ならないあなた自身がそう思うなら、引き留めないわ。連れ去って悪かったわね」 アルタイルの言葉に、悠美は笑みを浮かべた。 「そんな事無いわ。ここに来てから、なんだか気分がいいし、こんなにスラスラと思っていた事が言葉に出来るの、はじめてなの」 「あア、それはきっとセイコのガールズコードのお陰ネ」 「女児符号か、懐かしい響きね」 デネブと悠美の言葉に、星子はどこか嬉しそうに、そして誇らしげに言った。 「プラネット・パフューム。俺の匂いを嗅いだ人の体調や精神面を整え、気分を上げて、悩みを吐き出しやすくする符号です。俺、ずっと女の子になりたかったから……符号が出て感動してます」 「お喋りはそこら辺にして。彼女はベガじゃなかった。あたしにはお客さんが来てる。だから速く帰ってもらわなくちゃ」 アルタイルの事務的な言い分に、デネブはまあまあと宥めながら、光だした。 「星子さん、デネブさん、アルタイルさん、ありがとう」 「こちらこそ、お話しできて楽しかったですよ。あんたの幸運、祈ってます」 「よし、それじゃ、送り届けるからね~」 「……じゃ」 アルタイルの言葉を最後に、デネブは飛び上がって悠美を包み、人間界に帰っていった。 同時刻、悠美の家、自分のベッドに寝ていた悠美は起き上がって辺りを見渡した。 「あれ、私……」 「悠美!」 母親がばっと起き、悠美の額に手を当てたり、おでこを合わせたりする。 「突然倒れるなんてどうしたの?やっぱりお母さんと喧嘩したから?私が言いすぎたから倒れちゃったの?大丈夫なの?」 「大丈夫よ、お母さん」 悠美は苦笑いする。 「ちょっとイライラしてたの。友達と上手く行かなかったりとか……でももう、大丈夫な気がする」 悠美の目の前を、半透明なスライムが通りすぎ、振り帰ってウインクして消えた。 アルタイル達は知らない。 数十年後、悠美が医者としての知識と絵描きとしての努力を行かし『令和のブラック・ジャック』とも言われる程の名作を、生涯に渡って書き上げることを、アルタイル達はまだ知るよしも無かった。 時はまた移り変わり、工房、ドリーメア。 埃を被っていた箇所は、星子が綺麗に掃除しており、もう廃工房とは呼べないくらい綺麗になっていた。 調理器具や改造道具は、まだ埃を被ったままだったが、見映えだけならば立派な工房だ。 その工房に、ある女性がやって来ていた。 「久しぶりね、アルタイル」 「ええ、あなたもちっとも変わらないのね、リープ」 赤茶色の制服のような物を纏った女性ーーーー名はリープ・ロダ・モーシャ。 彼女は喫茶オウマがトキの従業員でも、オウマがトキに迷い込んだ者でも無い。 彼女はこの世界、いや、どんな世界にとっても、特別でイレギュラーな存在だった。 「マルチ・バースで、また何かあったの?」 「話が速くて助かるわ……そう、あなたに依頼したい事があって来たの」 リープが手に持っていた本型記録デバイスを取りだすと、そこから七つの宝石のような色をした、七色の珠が飛び出してきた。 「これって……」 「そうよ。これはただの立体映像で、本物ではないけど」 「ええっと?」 展開について行けない星子に、リープが説明する。 「これは七つの次元に繋がる扉……『マグナ・ゲートの秘宝』」 「七つの……次元?」 戸惑う星子に、アルタイルは考えを纏めているのか、説明するかのように呟いた。 「この世界には、色々な時空がある。マルチバース。リープはそれを観察し、時空の衝突を防ぐ為に活動するマルチバース管理局の観測員なの」 戸惑っている星子に、リープはウインクして言った。 「まあ、観察するのは好きだし、異なる次元が干渉するのはおかしな事ではない出来事なんだけど、最近はそれが少し多すぎてね」 「あたしもリープに助けられて、オウマがトキに来たのよ」 「え?そうだったんですか?」 アルタイルは苦虫を噛み潰したような顔をして、頷いた。 「ちょっと色々あってね……」 アルタイルは誤魔化すように腕を振ると、リープに向き直った。この話題は、あまり触れられたくないようだ。 「で、その『マグナ・ゲートの秘宝』がどうしたって言うの?」 「ある邪悪が、『マグナ・ゲートの秘宝』の一つを手にしたのよ」 リープが背筋をただし、溜め息を溢しながら言う。 「マグナ・ゲートを七つ揃え、邪気を注げば……時空を支配……または消滅してしまう可能性がある程のエネルギーを発する……『ヘブンズ・ゲート』が開いてしまう。それを止める為、協力して欲しいの」 「何をすれば?」 簡単で単純よ、とリープは言う。 「七つの次元に散らばっている『マグナ・ゲートの秘宝』を、集めるのを手伝って欲しいの。私一人だと、邪魔されるかもしれない。二人で散らばれば、苦労も半分って言うでしょ」 アルタイルは頭の中でオウマがトキに来た時の事を思いだし、頷いた。 「えっと、あの、俺は……?」 戸惑う星子に、リープは告げた。 「このオウマがトキは、不動の存在。全ての次元から見える境目、次元の特異点。あなたはここで待機して、集まった『マグナ・ゲートの秘宝』を監視し、何かあったら直ぐに連絡をして欲しい。分かる?ここが拠点よ。オウマがトキよりも、不確かなここの方が、万が一敵が入ってきた時でも、対処できる」 「は、はい!」 星子は重要な役割を任せられ、少し困惑し、緊張しながらも、頷いた。 「あらよォ~」 アルタイルの頭上に、発光したデネブが舞い戻って来た。 「丁度良いところに帰ってきたわね」 「げェ?!何かあったの?」 「詳しい話しはまた後でするわ。リープ、盗まれた珠と、まだある珠を教えてちょうだい」 「盗まれた珠は赤。しかも悪いことに、紫の珠がある時空にあるのよね……これがどういう事か、私には分からない。邪悪なものが手に入れたのか、それとも……」 リープは頭の中で考えを纏め、本型記録デバイスの中から石を数個取り出して、アルタイルに与えた。 先程本型記録デバイスで見たような色の宝石達だ。 しかしこの石には角があり、珠では無い。 「これは……」 「戻りの宝石よ。オウマがトキにもあった筈だわ」 リープが本型のデバイスを操ると、石が赤く光りながら小刻みに揺れ、直ぐに収まった。 「これで、この石達はここに戻ってくる。ゲームで言うところの、セーブポイントって言うところかしら?困った時や目的を達成した時は、石を一つ取り出して、戻りたいと願って。そしたら直ぐにこの場所に戻ってこれるわ」 リープはもう一度本型記録デバイスから石を取りだし、本型デバイスを起動した。 今度は石の間から火花が上がり、細かく揺れて、元に戻った。しかし、まだ貸すかにパチパチと音を上げている。 「こっちは『マグナ・ゲートの模造品』ね」 アルタイルが言う。その言葉に、リープは頷いた。 「そう、これを使って、次元を出入りできる。大切なものなんだから、絶対に落とさないで」 リープの言葉を聞きながら、アルタイルは手の中の石を数えた。 三つある。リープの手にも三つだ。 「それじゃあ、早速行くわよ」 「ええ、幸運を」 「あんたもよ、星子。ちゃんとここを守っていて」 「イル姉さん……!了解しました!俺、頑張りますね!」 「なんかよく分からないけド、やってやろうじゃないのォ!」 リープがオレンジ色の宝石を弾くと、くるくると言う音と共に浮かび上がり、明るいモノリスが出現した。 アルタイルも真似してみる。 青色の宝石だ。 リープの物と同じように浮かび上がり、青色に発光するモノリスが浮かび上がる。 「あ、イル姉さん……!」 星子が飛び出し、言う。 「が、頑張ってください……!」 「いい友達をもったじゃない」 リープはそう言うと、一足お先にオレンジのモノリスに飛び込んでいった。 アルタイルは赤毛をすきながら、何を言うか考えたが、思い付かず、親指を上げてサムズアップする事にした。 青いモノリスにぶつかると、直ぐに時空が歪んでいる事に気づいた。 女なのか、男なのか、老人なのか、子供なのか、よく分からない声が聞こえた気がした。 『次は~人喰いと幽霊島~人喰いと幽霊島です~溺死に御注意を~』
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…………………… ……………………………… ………………………………………… それから、3年の月日が流れた。 わたし達はのじゃ猫ちゃんのサバイバル能力や 神楽坂さんのアドバイスのおかげで、 なんとか生き延びる事ができている。 神楽坂さんの結界能力はほとんどエネルギーを使わず 半永久的に持続可能というとんでもないもので、 拠点の心配をせずに食料や水の確保だけに 集中できたのは大きかった。 わたし達が住む青空町に住んでいたほとんどの人は 学園に張られた結界の中に避難させる事ができ、 今は青空学園自体が小さな集合住宅のような 状態になっていた。 数百人が暮らすには少し手狭ではあるけれど…… 皆が支え合い、希望を捨てずに頑張ってきたから、 今まで大きなパニックもなく 無事に過ごして来れているのだ。 2年前に外部との連絡にも成功し、 外では世界の各地に地下シェルターが作られ、 他の人々は皆そこに避難していると知った。 なにやらエイリアンに対抗するための 秘密兵器が製造されているとの噂もある。 きっとまた以前の平和な生活が戻ってくる! そう信じて、わたし達は何とか頑張れている。 「ライジングちゃん、身体の調子はどう?」 「うん、大分良くなってきたよ。 やっぱり日光を浴びるのはいいねー! 生きてる!って感じがするよ」 学校の屋上。 ここ数日ライジングちゃんの符号の調子が 良くないという事で、とりあえず日光浴をしてみたら どうだろう、という話になったのだ。 安直すぎでは?とか言わないように。 「でも、どうしたんだろうね。 今までこんな事、一度もなかったのに……」 ぽつりと呟く猫丸ちゃん。 ライジングちゃんの符号『暁天』は わたし達にとってもかなり重要な存在だ。 文字通り暗闇を照らす光であり、 いざという時のエネルギー源にもなり、 元気がない人に力を分け与える事もできる。 汎用性の高さゆえライジングちゃんの消耗も激しく、 頼りすぎるのはやめようと定例学級会でも 決められたところだったのだ。 「だいじょうぶだいじょうぶ! 力はちょっと調子が悪いけど、わたし自身は絶好調だし! 気にするほどの事じゃないよ!」 「それならいいけど……無理はしないでね? ライジングちゃん、みんなのためにって多少の無理なら 平気でするんだもん。それに頼るのも良くないし、 こういう時こそ助け合わなきゃ」 「うん、そうだね。ちょっと最近 頑張りすぎちゃってるかもだけど…… まだ油断はできない状態だもの、 気を抜くわけにはいかないよ」 ライジングちゃんは、みんなを引っ張ってくれる 太陽のような存在だ。 集団で暮らすための問題解決は先生たちや 青空町の議員だった人たちがやっているけれど…… 学園の生徒や子供たちにとってリーダーと呼べるのは 間違いなく彼女だし、わたしもそう思っている。 だけど彼女に負担をかけすぎるのは良くないし、 自分たちもここで暮らす子供たちの中では すっかり年上組になってしまった。 結界の中で生まれた子供もいる。 この小さな学園は、新しい社会を形成しつつあるのだ。『力』を使う事ができる稀有な存在であるわたしたちが 頑張らなくてはいけない。 「そろそろ日没だね。ライジングちゃん、猫丸ちゃん、 明日の食料を採りに行こう」 「うん。今日は少し足を伸ばして、 裏山の方まで行ってみよう」 「おーけー!じゃあわたしが道を照らすから……」 「ううん、こないだ作った松明を使うから、 ライジングちゃんは体力を温存してて。 いつまた不調になるか、分からないでしょ?」 「う……面目ない……」 「あっごめんっ、そういう意味じゃないの! ライジングちゃんは無理しないでってこと!」 今日の食料調達担当はわたしたち3人。 いつも一緒にいる馴染みのメンバーだから安心感がある。 日が沈めばエイリアン達は船に戻る。 夜の間、地球は人間の世界に戻るのだ。 「そういえばこないだシェルターの人が通信で言ってた、 秘密兵器ってどうなったんだろうねー? これでエイリアンに対抗できる、って 自信ありそうだったけど」 「うーん……気にはなるけど、 期待しすぎるのも良くないんじゃないかな。 エイリアンってすごく強いらしいし、 人間を一瞬で消せちゃう武器も持ってるって話だし…」 実のところ、わたしたちはまだ エイリアンの実物を見た事がない。 巨大な円盤が空を飛んでいる様子は確認できるけれど、 昼の間は外を出歩く事はないし、 結界の中から見張っていても学園周辺に エイリアンが現れた事はないからだ。 通信で話した人も、実物は見た事がなく、 話に聞いた程度だという。 しかし円盤から行われる砲撃だけでも十分な脅威であり、 夜の間も円盤に近付くのは避けているようだ。 ガサガサッ! (ッ!なにかいる。2人とも伏せて!) (この辺りに大きな動物なんていなかったはずなのに…) (食料になりそうなら捕まえよう。やばそうな相手なら わたしが引きつけるから、2人は逃げて……) (もうっ、そういうのはナシにしようって、 こないだ決めたでしょ? 逃げるならはもはもちゃんも入れて3人で!) ガサッ。 「きゅ?」 出てきたのは、小さな茶色い影。 これは……。 「こ、子熊……?」 「こんなところに熊なんて今までいなかったよね……?」 「2人とも下がって!子熊がいるところには、 大体一緒に母親が……!!」 「グオオオオオ!!!」 「ででで、出たああああ!!!」 「猫丸ちゃん、待って!! 背を向けて逃げたら逆効果だよ!!落ち着いて!!」 「お、おおぉ、落ち着くって言っても……!」 「だいじょうぶ。わたしとライジングちゃんの 『力』なら、いざとなれば多分やり合える。 でもここはゆっくり逃げよう。 刺激しないように、ゆっくりだよ」 顔を合わせたまま、そろりそろりと後ろに下がる。 足元で子熊がきゅーきゅーと鳴きながら うろうろしているけど、気にしている余裕はない。 このままもう少し距離を取れれば、 なんとか逃げられる……! 「グオオオオオオオ!!!」 「きゃあああああああっ!!!」 熊が大きく咆哮し、 こちらに向かって猛然とダッシュして来た!! 子熊を襲われると思ったのだろうか…… なんてどうでもいい事を考えている間に、 目の前に熊の大きな手、が……!! 「はもはもちゃん!危ない!!」 「『思い込み超装甲 (スーパーアーマーイマージュ)』!!!」 ガキィィィン!!!!!! すんでのところで熊の爪を防いでくれたのは…… みっちゃんだ!! 「みっちゃん!来てくれたんだね!」 「あぁ!ヒーロー仲間を見捨てるわけないだろ!!」 ズズズズズ…………。 地面から、なにかが這い出てくる。 これは、もしかして……。 「……さぁ、お家にお帰り。大人しく帰ってくれないと、 この子たちが何をするか分からないよ……?」 よみちゃんと、『お友達』だ……! ただならぬ気配を察知してか、 熊の親子はすごすごと森へ帰って行った。 さ、流石だ……。 「ふふ、はもはもちゃん、昔はこの子達を見るだけで 気絶してたのに。もう平気になったんだね」 「平気では、ないけどね…………」 うねうねと蠢く巨大な蟲達を後ろ目に見ながら、 わたし達は裏山を後にした。 今回の成果は道すがらに採っていた山菜だけになってしまったけど、致し方ない。 …………………… ……………………………… ………………………………………… こうしてわたし達の学園サバイバル生活は過ぎて行った。 今振り返れば、この生活は大変ではあったけど 楽しい時間だったと思う。 だけど。 この平和も、そう長くは続かなかった。 わたし達は通信越しに『機人』が完成したという 報告を受けた。エイリアンを排除し、地球を人類の手に 取り戻すための掃討作戦が開始されるのだと。 わたし達はその作戦に巻き込まれないよう、 学園にしばらく閉じこもるつもりだった。 だけど、食料はずっと籠城できるほど多くなく、 だんだんとみんなの間に苛立ちが募って行った。 特に大人たちは、「こんな生活をするくらいなら、 シェルターの方に行けば良かった」 「機人は人間を襲わないのだから、夜の間なら 家に帰っても問題ないはず」と口々に声を上げ始め、 わたし達には彼らを止める事ができなかったのだ。 それからだんだんと、学園を離れる人達が出始めた。 家に戻ると言って出て行く人、シェルターへ向かうと 言い残して旅立つ人、機人がエイリアンを倒すところを 見たいと言って出て行く人。 ……皆、学園には戻らなかった。 神楽坂さんの蝙蝠達に彼らの行方を探してもらったりも したけれど、答えはどうもはっきりしない。 神楽坂さんは、わたし達に何かを隠しているようだった。 それでも、わたし達はこの危機から守ってもらった 大きな恩がある。彼女を疑う事だけはしたくなかった。 そうこうしているうちに通信機から 『機人によるエイリアンの掃討作戦が終了した』 という報告があった。ついにこの生活から解放される! とわたし達は浮き足立ったけれど…… のじゃロリ猫ちゃんも神楽坂さんも 「今はまだここを出ない方が良い」の一点張りで、 幽閉という程ではないけれど、わたし達を外には 出してくれなかった。こうなってはわたし達の間にも 疑念が持ち上がってしまう。 「もう外にはエイリアンはいないはずなのに、 どうして出してくれないのだろう?」 と、皆が疑心暗鬼になり始めていた、その時だった。 『機人が暴走している─────』 この言葉を最後に、外部との通信は途絶えた。 程なくして、青空町から銃声や砲撃音が聞こえ始め、 何人かの大人が学園へと助けを求めて逃げ延びて来た。 「こんな何もない場所にいつまでもいられるか」 と吐き捨てて出て行った人達だ。 わたし達は受け入れようとしたけれど、神楽坂さんは 「これは、あなた達のためなのよ」と苦しげに言い、 彼らを結界の中には入れなかった。 「見るな。オヌシらが知る必要はない」と のじゃ猫ちゃんに遠ざけられ、 彼らがどうなったのかを知る事はできなかった。 だけど、学園のすぐ近くで銃声や悲鳴が聞こえて…… わたし達は必死で耳を塞ぐことしかできなかった。 どうして。 どうして。 どうして。 こんな事になってしまったのだろう。 ──────────── 「…………おい、おい!はもはも! なにボケーっとしてんだ。学園に着いたぜ」 「え、あ、ごめん。ちょっと夢を見てた」 「夢ぇ?ったく、こんな時に呑気なこった。食料は 確保できなかったが、『電池』はいくつか見つけた。 これでもうしばらくは保つだろうぜ」 機人の襲撃から逃れたわたし達は、 再び青空学園に戻ってくる事ができた。 今回わたしとアもちゃんは食料や、 わたし達が『電池』と呼んでいる、機人のバッテリーを 探すために外に出ていたのだった。 機人のバッテリーはちょうど自動車のそれと同じくらいの 大きさながら容量は桁違いで、学園内で使用する電力を 1ヶ月ほど賄う事ができる。 「助かったわ。結界を維持するのにエネルギーは 要らないけれど、電力だけはどうにもならないもの。 これだけ集めるのは大変だったでしょう。 さ、ゆっくり休んで」 神楽坂さんはいつも通り優しい声でわたし達を 労ってくれる。つい最近まで前と同じくあの階段下の 小部屋に閉じこもっていたけれど、ここ数日は 時々学園内を出歩くようになっていた。 吸血鬼なのに日光平気なんだ……。 機人の暴走から、およそ1年が経った。 通信機器を改造したラジオから時々聞こえてくるのは、 一部の子供達がやっているらしい有志のラジオ放送。 機人がどの辺りにどれくらいの数いるのか、 自分たちが今どこにいるのか、食料のありそうな場所など 様々な情報を発信してくれている。 ラジオなのでこちらから呼びかける事はできないけれど、 彼らがいる地域へ行って助けてあげるべきでは、 という話も出ている。 しかし、ただでさえ食料が足りない今、 彼らを迎え入れたところで待っているのは飢えだ。 幸いここは山がほど近く、水については川から 安定的に確保する事ができる。しかし山菜やキノコなどの 森の資源は既に尽きかけ、学園の内部に作った畑で 作っている野菜もそこまでの量はない。 何よりもここにはタンパク質……さらに言えば 肉が足りないのだ。育ち盛りの子供にとって、 これはとてもきつい。 だけど牛や豚、鶏などの動物が都合よく そこら辺にいるわけもないし、森で狸などを捕まえて 食べるのがせいぜいなんだけど…… もうそれもここ数ヶ月お目にかかっていない。 何よりも大きな原因は、数ヶ月前にのじゃロリ猫ちゃんが 行方不明になった事だ。 のじゃ猫ちゃんは時折結界から抜け出し、 どこかから牛や豚を丸ごと持ってきてくれていた。 下処理までしてくれていたので、それまでわたし達が 肉に困る事はほとんどなかったのだ。 しかし彼女は「また良い肉を持ってきてやる。 楽しみに待っとるが良いぞ」と言い残して外に出たのを 最後に、消息を絶った。 神楽坂さんに探知できないか聞いても、 複雑な表情で首を振るだけだった。 もう、限界なのかも知れない。 こんなところでいつまでも暮らしていけるなんて、 そもそも夢物語だったんだ。 希望を捨ててはいけない、とみんなには言い聞かせて 来たけれど、もう希望なんてどこにも見当たらない。 「はもはもちゃん、少し良いかしら」 「え?うわぁっ!」 気付くと、すぐ横に神楽坂さんの顔があった。 「あっ、ごめんなさい。驚かすつもりはなかったのよ」 「い、いえ、わたしの方こそごめんなさい」 「はもはもちゃん、最近ちゃんと寝ているかしら? 気にすると思って蝙蝠たちはあまり飛ばしていないから、 みんなの様子を見れていないの」 少し心配そうに、わたしの顔を覗き込む神楽坂さん。 まるでお母さんのような優しさに、 つい気が緩みそうになってしまう。 「だ、大丈夫です!わたしそんなに寝なくても 平気っていうか、みんな大変なのにわたしだけ ぐっすり寝るわけには行かないし」 「平気なわけないでしょう!クマが出来てるわよ。 女の子がそんな無理をしないの。大変な時こそ 支え合わなきゃいけないんだから、 自分1人で無理をしようとしないで。こんな時くらい 誰かを頼ったっていいのよ」 「わ、わたしは無理なんて……」 言い終えるよりも先に、ぎゅっと優しく抱き締められる。 「あなたは本当に優しい子ね。 ……私はここで一番の年長者なのに、ただ結界を 張っている事しかできなくて、ごめんなさい……! だけどお願いだから、無茶をして 自分を傷つけるような事はやめて。 睡眠も休息も、立派な仕事なのよ。 あなたがいなくなったら、みんな悲しむわ」 そっか。 わたしは、ひとりじゃないんだ。 誰かを頼ったって、いいんだ。 こんなに心配してくれている人がいるのに、 わたしは無理して、大丈夫だって虚勢を張って、 余計に心配をかけてるだけじゃんか。 「うっ、うぅっ……ううううう…………! ごめんなさい、わたし、ずっと無理して…… 心配かけて、ごめんなさい……!!」 「謝らなくたっていいのよ。 さぁ、全部吐き出しちゃいなさい。 辛いこと、悲しいこと、ぜーんぶ。 そうすればきっともっと楽になるわ」 「うわああああああああん!! ほんとは、もっと"……もっとみ"んな"と おべんきょうしてたかった!! あそ"んでたかったよぉ!! なのに、こんなことになって"、わたし…… がんばらなき"ゃって!!みんなをま"もりたいからっ、 がんばらなきゃってずっと……!! うわああああああああああああああ!!!」 わたしは、4年ぶりに、泣いた。 泣いて泣いて、神楽坂さんの服が 涙と鼻水でぐしゃぐしゃになるくらい泣きじゃくった。 すんすんと、鼻をすする。 まだ涙は溢れてくるけど…… 気持ちはだいぶ落ち着いたと思う。 「もう、大丈夫?」 「はい……あの、ありがとうございます。 わたし、少し休ませてもらう事にします」 「ええ、それが良いわ。無理は禁物よ。 きっとみんなも分かってくれるはず」 神楽坂さんの言う通り、休みたいと言ったらみんな笑顔で「もちろんいいよ」と言ってくれた。 わたしは自分で気付いていないけど頑張りすぎだと、 みんなずっと思っていたようだ。 少しだけ、眠ろう。 いい夢が、見られるといいな……。 EX1へ
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湖島心愛 湖島心愛とは、優木リリと無藤来夢の先輩マキナ・シスターズのリーダーである。 概要 プロフィール 本名 湖島心愛(コジマ ココア) あだ名 ココ 年齢 12 血液型 O 身長 148㎝ 体重 41㎏ 瞳の色 桃 髪の色 赤茶 誕生日 1/5 性格 しっかり者の皆のリーダー 趣味 物書き 将来の夢 小説家 マキナ・マーテル 「みんな!準備はいい?マキナ・テスト・チェンジ!」 「マキナ・マーテル!いっきまーす!」 「みんなの笑顔の為に!」 ある日出会った妖精デウスから受け取ったタクトから変身した姿。 桃色の装束を身にまとい、馬鹿力と桃色のハンマーを操って戦う。 名前の意味は母親人形 女児符号 女児符号 アニムス・ラディウス01(Pax paritur bello.) 精神を集中させて撃つ虹色の光線。 三分間戦える正義のヒーローみたいだとキキやノノから羨ましがられている。 連続で撃つことは出来ないが、攻撃は必ず命中する。(必ず効くとは言っていない) アニムス・ラディウス02(Si vis pacem para bellum.) 気合いを込めた光の塊。相手に投げつけて戦う。 こちらは連続で投げることが出来るが、外れる事もある。 加速符号 マーテル・ザ・アモール(Nihil difficile amanti.) 手のひらから暖かい光を放ち、仲間の身体を治す。 マキナ・シスターズの唯一の回復技である。 また、この技で治せるのは身体的な傷だけであり、心の傷は治せない。 究極符号 メメント・モリ(Memento mori.) 自分が死に近付くほど威力が上がる技。 繰り出される技は一見普通の拳だが、威力が桁外れである。 正に起死回生の一撃。 自分が傷付けば傷付くほど威力が上がり、瀕死の状態で叩き込めれば格上の強敵ですらワンパン出来るだろう。(お前はワンパンマンか) 自分がいずれ死ぬことを忘れるな 他の人との関係 ルル 唯一無二の親友であり、とても仲が良い。 ナナ 幼稚園からの仲であり、彼女の家庭事情も知っている。 背伸びし始め、ひねくれ始めた彼女の事を心配している。 他の人の呼び方 心愛 野々花 リリ 瑠璃 理子 ムム デウス 響子 奈美 ミミ エクス 私 ノノ リリちゃん ルル リリ ムムちゃん デウス キキ ナナ ミミちゃん エクス 湖島心愛 25歳になった心愛。リリとムムのお姉さん的存在である。 プロフィール 身長165㎝ 体重54㎏ ファッション ガーリー 現在の仕事 保育園の先生 マキナ・アギト 「皆、準備はいい?マキナ・タクト・チェンジ」 「マキナ・アギト、いきます」 「皆の笑顔の為に・・・!」 デウス・インクブスから受け取った新たなる力。 得物は変わらず、桃色のハンマーと馬鹿力である。 意味は目覚めし機械 他の人との関係 ルル 大人になっても関係は変わらず、ココとルルは唯一無二の親友である。 ココは、この友情が生涯続いてほしいと願っている。 優木リリ 可愛い後輩だと思っている。他の仲間達と共に、リリとムムを守り、助け導こうとしている。 ナナ リリとムムの事で意見が対立し、少々険悪な仲にあるも、彼女の家庭事情をしっていたココにとって、少々複雑である。 ミミ(ミネルヴァ) 救えなかった女の子であるが、救えなかった事どころか、いたことさえ覚えていない。 思い出したら後悔するだろう。 登場作品 とあるマキナのルミノックス 先駆者達のファクシミレ(とあるマキナのルミノックスの外伝)
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まずは管理人のオススメ とびだせどうぶつの森 ついに3DSで出るどうぶつの森。 今回も色々な機能が増えているらしい。 どうぶつの森は小さい人から大きな人まで、 幅広い年代の人がプレイでき、自分の村を 作って住民と仲良くしたり、虫とり、釣り など本格的な生活が楽しめる。 さまざまな家具やカーペットなどを買って自分 だけのオリジナルの家が出来る。 ほかにも64、DS、wii版もあるので、そちらも 是非オススメです。 鬼トレ 自分の脳を活性化したい人にオススメ。 小さい人からお年寄りまで、簡単操作で 脳を活性化できる。 鬼トレには鬼計算、鬼ネズミなど色々な 簡単で難しいトレーニングを収録。 それだけではなく脳トレやリラックスモードも あり、当分飽きることはない。 教授(川島)からの豆知識をたくさん聞いたり、 成績に応じて賞状をもらえたり、級があり やりこみ要素もある。 前作などもあるので、オススメだ。 ↓他にもあなたのオススメソフト募集中。↓ 名前 コメント
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花鳥風土記 更新日:2023/02/02 Thu 09 40 30NEW! タグ一覧 目次 あらすじ エピソード あらすじ かつて国一番の神社と謳われていた万聖神社の一族は、強力な呪物や怪異によって神力を失い、つつましく暮らすようになっていた。 そんなある日、跡取りとなるはずの娘が雨の日に怪異によって、失踪した。 そしてその日、跡取りの妹であるカエデの前に、強力な神聖武器『討ち滅ぼすモノ』が現れた。 以降立て続けに、呪物や怪異によって父母、親戚までをも亡くしたカエデは身寄りを失い、ついに児童養護施設送り寸前まで追い込まれた。 ところが、懐の『討ち滅ぼすモノ』が光り輝き、施設へと迎えに来た職員を追い返し、関渉出来ないようにした。 やむを得ず、未熟な見習い巫女として立ち上がったカエデは、色々な場所で怪異に襲われ真実に辿り着くが……それは親族や友人、怪異までをも巻き込んだ犠牲の裏に隠された陰謀で―― 「もう大切な人たちがいなくなるなんて、絶対認めない」 『討ち滅ぼすモノ』を駆使して大和川市で送る、ホラー系日常冒険譚開幕! エピソード 第1話 こっくりさん 第2話雑居ビルの怪 第3話鮒おじさん 第4話しっぽ
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ママ 更新日:2020/04/01 Wed 17 01 45 タグ一覧 天使と悪魔は同じ空を見上げられるか 創作注意事項 ネタやパロディOK 各種創作に自由に使ってOK カラーや服装のアレンジ可 目次 概要 関連イラスト 概要 今はまだ詳しい事はすべて不明。謎の人物である。ただし、ミミと関係ありそうである。 関連イラスト kmd先生作
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女児ズ短編小説・月音編 『憧れの存在』 先週行われた、青空小生徒会選挙。投票の結果、新しい生徒会長に選ばれたのは、私の同級生で隣のクラスに所属している嫦娥崎 月音さんだった。 「皆さん、この度は私を生徒会長に選んで下さり、本当にありがとうございます。この学校に通う生徒一人ひとりの思いに答えられるよう、全力で努めて参りますので....どうぞ、よろしくお願い致します。」 月音さんは、意見箱を設置して生徒達の意見や悩みを聞いたり、校内美化週間を設けて綺麗な学校を維持しようとしたりと、早速生徒会長として活躍していた。 「嫦娥崎さんが生徒会長になってから、前よりも過ごしやすい学校になりました。」 「嫦娥崎さんに相談したら、悩み事が解決しました!ありがとうございます!」 生徒達からの支持も厚く、月音さんはたちまち学校中で慕われる存在となった。 「凄いなぁ、月音さん。生徒会長に選ばれたのも納得出来るよ。」 「さすがのあたしも、一クラスをまとめるだけで精一杯だもんなぁ。学校全部をまとめられる会長さんってほんとにすごいんだね!」 違うクラスだから直接話す機会はあまりないけど、月音さんの評判は私や旭の耳にも届いていた。困っている誰かの助けになりたいと思っている私にとっても、月音さんは憧れの存在だった。 そんなある日のこと。 放課後、いつものように図書室で宿題を終わらせて、帰る準備をしていた時のことだった。 「えっ、嘘......」 ふと窓の外を見ると、雨が降っていた。走って帰ればどうにかなる....とは、とても言えないくらいには大降りの雨だ。朝はあんなに良い天気だったし、天気予報でも雨が降るなんて言ってなかったのに。 「参ったな.....傘もないのにどうやって帰ろう......」 少し面倒だけど、職員室で借りるしかない。私は図書室を出て、職員室に向かうことにした。 「......あっ」 職員室に着くと、月音さんが先生と何か話していた。 「あら、音羽さん。どうしました?」 「月音さん。雨が降ってきたから、傘を借りようと思って....」 「でしたら、もうすぐ私を迎えに車が来ますので、お家までお送りします。」 「い、良いの?ありがとう...助かるよ。」 「いえいえ、困っている生徒を助けるのは生徒会長として当然ですから。」 月音さんは優しく微笑み、自分の用事を終わらせてから迎えの人に電話してくれた。 車が迎えに来るまでの間、私は月音さんと玄関の前で待つことにした。 「月音さんは、いつもこれくらいの時間に帰ってるの?」 「ええ、生徒会の仕事があるので。これでも、今日はまだ早い方です。」 「そうなんだ、偉いな.....」 「音羽さんは何を...?」 「私は図書室で勉強してたんだ。家だと集中出来なくてさ。」 「なるほど、確かに気持ちは分かります....私も時々、ぬいぐ....いえ、誘惑に負けそうになるので.....」 「そうなの?意外だな、月音さんは集中力ありそうなのに。」 「ふふ、そうでもありませんよ。やはり学校の方が何かと身が入ります。」 少しはにかむように微笑みながら、月音さんはそう言った。皆の憧れの生徒会長も、家に居る時くらいはのんびりしたいのかもしれない。 「....そう言えば、こうしてちゃんと音羽さんとお話するのは初めてでしょうか?」 「確かにそうかも。同級生とはいえクラスは違うし、放課後もお互い別の用事で会う機会が無いしね。」 「そう思うと、今日の雨には感謝しなければいけませんね。雨が降らなければ、今こうしてお話することもなかったでしょうし。」 月音さんはそう言いながら、私の目の前に移動してきた。 「私、ずっと音羽さんとお話してみたかったんです。お噂はかねがね伺っておりましたので。」 「えっ、そうだったの?」 「はい、何でも学校の危機を救ったとか.....凄い転校生が現れたって、学校中で話題でしたよ♪」 「そ、そんな話初めて聞いたよ.....っていうか凄い転校生って、何か余計な尾ヒレがついたような.......」 「ふふっ、そんなに謙遜なさらなくても。音羽さんのお陰でこの学校は守られたんですから、もっと誇って良いと思いますよ?」 「そう...かなぁ......」 「それに、私が生徒会長に立候補しようと思ったのも、音羽さんのお話を聞いてからなんです。」 「えっ?」 「お友達の為に頑張る音羽さんの活躍を聞いて、凄く立派だと思って.....私にも、何か生徒の皆さんに役立つことが出来ないかと色々考えたんです。」 「....それで出た答えが、生徒会長?」 「はい♪」 「随分振り切ったね....」 「正直、初めは不安でした。生半可な覚悟では務まらない大切な仕事を、私にこなせるのかと....ですが、選挙活動を通じて皆さんから応援の声を戴いて、自信を持つことが出来たんです。」 皆の応援.......か。そう言えば、私も転校してきたばかりで不安だった頃、クラスの皆がいつでも助けてくれた。だからすぐに馴染むことが出来たし、強大な敵にも勝つことが出来た。完全に失っていた自信も、取り戻すことが出来たんだ。 「人間は一人では生きていけません。私も、自分一人では生徒会長なんて務まらなかったと思います。皆さんからの応援があるから、私は生徒会長を続けられる.....任期満了まで、私はそんな皆さんを導いていく存在でありたいです。」 「......そっか。それなら、私も月音さんを支えていくよ。私も皆の手助けがしたい、それは生徒会長が相手でも同じことだから。困ったことがあったら、遠慮なく相談してね。」 「音羽さん....ふふ、ありがとうございます.....♪心強いです♪」 嬉しそうに笑う月音さんに、私も自然と笑みが溢れた。雨の日はそんなに好きじゃないけど、今日に関してはありがたかった。こうして月音さんと、仲を深めることが出来たから。 その直後、月音さんを迎えに来た車が学校に到着した。 「月音様、お待たせ致しました。音羽様もどうぞお乗り下さい。」 「ありがとうございます、助かります。」 「こういう下校も、たまには悪くないでしょう?」 「あはは、そうだね。たまには良いかも。」 降りしきる雨の中、私は月音さんが手配してくれた車で濡れずに家まで帰ることが出来た。次の日、旭に昨日どう帰ったのかと聞かれた時にそのことを話して羨ましがられたのは、また別のお話。 FIN.
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「万里の先まで愛を届けます〜」 「天使様、どうかお力添えを〜」 プロフィール ✿︎概要✿︎お菓子工房あおひ ✿︎経歴✿ プロフィール 本名 青陽 万里愛 種族 人間 年齢 24 身長 160cm 誕生日 12/25 一人称 私 二人称 貴方 好きな物 キャンディ グラタン シチュー 嫌いな物 殴り合い 趣味 お菓子作り ✿︎概要✿︎ 聖母がごとき雰囲気の女性。霊的なものを信じており、何かとすぐ神頼みするタイプ。 セリシールに自分の妹という立場を与えて人間としての活動を保証する代わりにお菓子作りの指導をしてもらっている。 ゆくゆくは自分の店を世界的なチェーン店にして皆が美味しいスイーツを食べられるようにするなど、身の丈に合わない願いを持っている。 お菓子工房あおひ 万里愛が2年前から経営するスイーツショップ。その場で食べることも出来る。 キャッチコピーは「万里の先まで愛を届けます」 ✿︎経歴✿ 生まれは至って普通のお寺。 幼少の頃からパティシエ目指して努力をしていたが、独立店舗を持つには今ひとつたりないと思っていたところセリシールと遭遇。前述の契約をして今に至る。
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『策謀』 更新日:2020/07/17 Fri 22 40 12 タグ一覧 「この服、きっとあなたに似合う筈よ」 母は優しい人だった。 「駄目よ。ブロッコリーもきちんと食べなさい」 母は美しい人だった。 「夏祭りに行くの。お母さんの友達も一緒よ」 母は明るい人だった。 「朱夏、お婆様が亡くなったの」 あの日までは。 五歳のあの日、酷く怯えた様子の母が祖母の死を知らせてきた時に、私の世界は変わってしまった。 「ああ朱夏、生きていたの?てっきり死んだのかと……」 心が凍ってしまい、狂っていく母をみて、いつしか私の心まで凍っていた。 「朱夏ちゃん」 そんな中、天晴達は声をかけ続けてくれた。 「どうして私に構うの?」 そんな事を聞いたことがある。 「なんかさ、朱夏はほっとけないもん。放っとくととんでもない事しだす気がしてさ」 太陽のように全てを照らし、全てを焼き尽くすような笑みを浮かべた天晴。 「俺は弱いやつは守るんだぜ?それがたまたまお前だっただけだよ」 根っからのヤンキーで凄く荒々しいけど何処か抜けてる日和。 「皆といると楽しくてさ、私はそれだけだよ」 そんな二人を楽しそうに見やる真理。 「そう……」 私はそれしか言えなかった。私の家には、そんな事を教えてくれた人はいなかったのだから。 うちの家はいつもタイプライターの音が響いていた。 母が狂ったようにタイプライターを打っているのだ。本人曰く、今を忘れないために。 その音が死ぬほど嫌だった。 ある日、私は終わらせようと思った。 カッターナイフを握りしめ、母の部屋に向かう。 もう限界だ。終わらせる。 この"呪い"を。 開け放たれた窓の外から、強風で舞う桜の花弁達が見えた。 「あ」 窓の外から桜の花が飛んできた。 私は咄嗟にそれを抱き止めていた。 暖かい心臓の鼓動を胸の中に感じる。 桜の花弁をくっ付けた黒猫だった。 「お嬢ちゃん、すまんの」 私はビクりとした。普通猫が喋ったら誰でもビックリするだろう。 私の顔を見て、猫は笑う。 「よかった。感情が無い訳では無かったのじゃな」 「何…?」 私は聞き返した。この猫は一体何なのだろう。明らかに普通の猫ではない事だけは確かだ。 「わしは……」 猫は言う。 「ーーーーーー」 ~~~~~ 「朱夏の影響か」 居眠りから目覚めたのじゃロリ猫は、腹をさすりながら言う。 「……以前よりも鮮明に思い出した」 のじゃロリ猫はズボンのポケットから"呪い"が入った小瓶を取り出して眺める。 「もう、同化してしまうのか……早いのう。早すぎるわ」 のじゃロリ猫の耳がピクリと動いた。 「ああ…」 黒い怪物は小さく嘆く。 「お前達は本当によく狙われる」 ~~~~ 気が付くと愛歩は、白い台の上に大の字で寝かされていた。 頭を動かすと、ジクリと痛んだ。 何とか頭を上げると、手足首は茶色のロープによって拘束されていたのが見えた。 これでは身動きが取れない。 「気が付いた~?」 「ヒ…」 茶色の翼が生えた女が、愛歩の顔を覗き込んだ。 「ああ、怖がらないでほしいんだもん!ホーはだもんロリ梟!君の大好きなのじゃロリ猫の分身……アナザーの一体だもん」 「アナザー?分身?」 愛歩はその言葉を思わず繰り返し呟いていた。 「そうそう、蛇もパンダも、みぃんな君を食べたがってたでしょ?あれはのじゃロリ猫が食べたがってるからだよ」 「……違う」 愛歩は信じたくなかった。 「のじゃロリ猫ちゃんは私を助けてくれた!食べたいなんて……」 「そう…でもさ、仮にのじゃロリ猫が君を食べる必要がないとして、君みたいな貴重な能力、アナザー共には使われたくなくない?」 そこで愛歩はハッとした。 ーーー鐘明家の心臓を食べると時間を操る事が出来るーーー 確か動物園で襲ってきた奴がそう言っていた。 林間学校の時、助けてくれた時……のじゃロリ猫は止まった時の中でも動けていた。 それはつまり……のじゃロリ猫が鐘明家の誰かを食べたって事なんじゃないか? 心臓が痛くなる。そんな事あり得ないと思うのに、思うのに…… 「……のじゃロリ猫ちゃんは…そんな奴じゃ……」 「無いって言えるんだ?」 だもんロリ猫は更に顔を近付けた。大きな目がジロリとこっちを見ている。 「君がどう思おうが関係ないや、ただ食べるだけだからね」 「違う……のじゃちゃんは……のじゃちゃんは……」 だもんロリ梟は愛歩の服をはだけさせ、自分の翼から羽を一本抜き取った。 「じゃあね」 ブラが丸見えになった愛歩の胸に、ダーツのような羽が落ちていった。 「お…」 真っ直ぐに突き刺さるかと思われた羽は、飛んできた小石に当たって弾かれた。 「来るとは思っていたよ……」 だもん梟がそう口に出した瞬間、空間が歪む程のスピードで拳が飛んできたのだった。 「オラァ!」 のじゃロリ猫の攻撃は見事だもん梟にヒットしていた。 「オラオラオラオラ!」 のじゃロリ猫はラッシュをしかけた。だもんロリ梟は遠隔射撃型のアナザーだ。距離を詰めればそこまでの脅威ではない。 「オラオラオラオラオラァ!」 「ぐへぇぇぇぇぇ」 のじゃロリ猫は渾身の力を出しきってだもんロリ梟をぶっ飛ばした。 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」 だもんロリ梟がゴム毬のように吹っ飛んでいく。 「はぁ」 のじゃロリ猫が息を大きく吐き出す。 「の、のじゃちゃん……」 「おう愛歩」 のじゃロリ猫が爪を伸ばし、愛歩の手足首のロープを切った。 「あ、ありがとう……」 「うん?今日は大分しおらしいのう。なんかあったんか?」 頭がズキッとし、手を当ててみると、そこから真っ赤な血が流れている。 愛歩はだもん梟に言われた事を伝えようか迷った。 「えっと…」 愛歩が口を開きかけた時、のじゃロリ猫が愛歩の肩を引き寄せた。 愛歩の直ぐ横、さっきまで頭があった場所をダーツのような羽が飛んできていた。 「痛い~!すごぉく痛い~!」 だもんロリ梟は身体中から血を吹き出し、フラフラになりながらも立っていた。 「もう一発いくか?」 のじゃロリ猫の言葉に、だもん梟は不気味にニヤリと笑った。 「バカじゃないの?一発イくならこんな接近してないよ」 のじゃロリ猫はその顔から笑みを消す。全く持ってその通りだからだ。 「覚悟しろよ……のじゃロリ猫!」 だもんロリ梟が懐から何かを取り出す。 それを見た瞬間、のじゃロリ猫は愛歩を弾き飛ばした。 のじゃロリ猫の瞳には……小さな灰色の鼠が見えた。 でちロリ鼠は弱いアナザ―だ。他のアナザーには、遠く及ばない。 だがそんなでちロリ鼠にも生き残る為の術はあった。 その一つがカウンター、自身のダメージを与えた相手に倍にして返す技だ。 のじゃロリ猫にはだもん梟の行動を見て、直ぐに意図に気がついた。 「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 でちロリ鼠の身体から灰色の光が放出され、のじゃロリ猫を貫いた。 壁に激突し、身体中から血が吹き出すのじゃロリ猫。 「はは!でちロリ鼠!やっぱり君は凄いんだもん!」 だもんロリ梟はでちロリ鼠の頭を撫でた。 「チューチュートレイン、未来を読み取る君の女児符号とホーの能力なら、負ける事はない!」 そう、でちロリ鼠はこの光景を事前に知っていたのだ。 『チューチュートレイン』 不特定多数の未来を見る符号だ。でちロリ鼠はこの能力で幾多の困難を"直面する前"に乗り越えてきた。 だがある日、空中から舞い降りた翼に捕まってしまった。女児符号を発動する暇さえ与えられずに、でちロリ鼠は空に拐われていた。 そこからは最悪だった。自分よりも身体の大きなアナザーにこきつかわれ、食べ物も満足に食べられない日々。隙をみて女児符号で見た未来はどれも最悪だった。逃げても逃げなくても殺される…… でちロリ鼠は絶望した。静かにただの溝鼠のように生きることこそ自分の目標だったのに。 でも、とでちロリ鼠は思った。それも今日で終わる。 でちロリ鼠をこの場から逃してくれる出来事が、もうすぐ起こるのだ。
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女児たちの黄昏 更新日:2019/10/29 Tue 10 44 42 タグ一覧 創作女児ズゲーム 目次 女児たちの黄昏目次 概要 あらすじ 参戦予定キャラ 概要 ライジング-暁星 旭-がRPGツクール2000で開発しているゲームである。 あらすじ ある時ライジングちゃんは謎の空間に迷い込む。そこで不思議な声を聞きゲームの世界を冒険する羽目に。その声の主であるトワイライト・ライジングちゃんとは一体?そして先にゲームの世界に取り込まれた友達を救出するために旅が始まる。 とまああらすじが決まっているのだがなかなか歩行グラフィックの調達がしんどくて現在エターなるってます。 がんばれ俺、作れよ俺 参戦予定キャラ