約 664,672 件
https://w.atwiki.jp/negiparo2/pages/371.html
519 エロゲ屋正寿 ◆w7Q5ywREpw sage 03/09/15 15 40 ID kgXupk7i <暴走9> 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ」 完全に抵抗が無くなるまで拡張が済んでから、茶々丸は玩具を引き抜いていた。 エヴァは涎を垂らしながら頬を染めて肩を上下に大きく息をしている。 しばらく休憩を取ってから一回り大きい玩具を取り出した。 「ひゅう、ひゅう。うわぁ」 泣きながら首を振るエヴァ。 「んあぁぁぁぁぁぁー」 最初のときより比較的楽に根元まで沈んだ。 再び、感触を確かめるように抜き差しを続けた。 「んはぁ、んきゅぅ」 腰を震わせて突き出されるたびに悲鳴を上げる。 抵抗らしい抵抗もなくて2本目の玩具の抜き差しが終わり同じように3本目、4本目と次々と差し入れれた。 徐々に大きなものに取替えられた。 そして、いよいよ4本目・・・。最初のほぼ倍の太さと長さがあった。 「き、きづぃぃぃ」 さすがに太かったのか背中を大きく反ってビクビクと震えた。 「少し固いですねマスター。大きく息を吸って力を抜いてください」 エヴァの反応を見ながら、一段と太くなった玩具を沈める。 幼い肉体では根元までとても無理な大きさをゆっくり確実に、細心の注意を払って奥へと進めた。 「あがががががぁ」 大きく口を開けて、身体を仰け反って腰をビクビクと動かしてエヴァは涙と涎を流しながら意識を失った。 小さな身体で下腹が玩具の形でこんもり盛り上がったまま、意識の失ったエヴァはアキラの手から放された。 エヴァは、膝立ちで四つん這いにさせた。 ピクリとも動かない身体から、少しだけはみ出た凶悪な玩具を茶々丸は指でつまんでゆっくりとねじった。 「あきぃ」 腸壁をすり潰される感触で悲鳴を上げながら覚醒した。 ほんの少し動いただけで、腸の壁を巻き込み挟みながら抜かれると、また奥へと進む。 前後の抜き差しが小さくとも、ほんの少し動かされただけで伸びきったお尻の穴がまくれ激痛が生まれる。 「もう・・・ゆる・・・してぇ・・・」 泣き言をいって気が緩んで抵抗が弱くなると、また奥へと玩具を沈めた。 「いやぁ・・・もう押さないでよぉ・・・」 泣き崩れるエヴァの姿があった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/58648.html
【検索用 20μSv 登録タグ 2012年 VOCALOID Wonderlandica その他の文字 初音ミク 曲 曲他】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 関連動画 コメント 作詞:Wonderlandica 作曲:Wonderlandica 編曲:Wonderlandica 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『2.0µSv』(2.0マイクロシーベルト) フクシマを包んでしまった不安を、悲しみを鎮める一曲。 シーベルト(単位記号 Sv)とは、生き物の被ばくによる影響の大きさを表す単位。 東日本大震災の1年後(2012年3月11日)に投稿された。 よかったら一緒に目を閉じて聞いてみてください。(投稿者コメント) 歌詞 (動画より書き起こし) もう長いこと 閉めきったままの 窓の外には 生まれたばかりの ベイビーを抱いた ママの笑顔 小さな王子様の泣き声 寂しい朝や 恋に落ちた夜に よく一人で過ごした あの公園も じいちゃんが 守り続けた 畑になる真っ赤な 夏のトマトも びしょぬれで駆け抜けた 突然の夕立 帰り道 誰にも内緒の 近道も あぜ道も この胸を締めつける 季節の変わり目も ある日突然 汚れてしまった 触れることさえ ためらうことに ついさっきまで この手にあった 原子の核が 暴れ出して 悪魔のように 忌み嫌ってる 救われない僕達の 物語 見えない灰の 降り積もった街 小さな身体 プルトニウム なるべく深く 吸い込まないように 息をしている この青空の下 もう長いこと 閉めきったままの 窓の外には 生まれたばかりの ベイビーを抱いた ママの笑顔 小さな王子様の泣き声 幼気な僕達の 物語 関連動画 Wonderlandica氏本人による弾き語り コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4357.html
小さな姫PL 続報 小さな姫PL 370 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 17 55 11 ID ??? なんか新しい話題が載ったけど今しかタイミングがないから書かせてもらうは。 前の報告から未だに姫はうちの兄貴に惚れてるらしい、それで周りの人に相談して結局、兄貴のアドレスを兄貴の許可を得て渡したんよ。 それから姫はどうやら兄貴と結構メールするらしく、姫度が著しく落ちてきて俺の周りは若干鎮静化した。最近じゃ俺に対する物腰が気持ち悪いくらいに柔らかくなった。 (相変わらず取り巻きからの社会戦は続いてるみたいだけど) それで明日、鳥取の今年ラストの定例会があるんだけど兄貴がさっき『連れ一人』を連れていきたいって言ってきた。 それ自体は問題ない、うちは結構メンバーの知り合いが入ったりでたりしてるから だけどその一人ってのが兄貴の彼女らしいんだ。 ‥‥‥まあ、絶対に何かあるって決まったわけでも無いけど、なんか嫌な予感と楽しいことが起こるんじゃないかって期待がしてな。 そういう訳で、何か起こるかもって予感だけで書き込みした俺が困ったチャンだ。 だけど書き込んで少し落ち着いた。 371 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 18 09 06 ID ??? 370には何か起してここに報告する義務ができたな 821 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 12 07 15 ID ??? なんだか緩い感じなんで小さい姫の話がようやく集結したので報告するよ。 先日、鳥取の小さい姫に惚れられた兄貴と、兄貴の彼女さんと一緒に今年ラストの定例会に行ってきた。 定例会の時は前と同じように小さい姫が兄貴に絡んできて、姫の取り巻きが兄貴と俺に嫌み言ってくる感じ。彼女さんは最初に言っていた通り、あくまで兄貴の友人として遊んでた。 それで、なんとか大きな問題もなく終わったんだけどその後にあった忘年会的な集まりで面倒くさいことになった。 簡単に言えば兄貴と彼女さんの仲について推測した姫の取り巻きが小さい姫に告げ口した訳よ。そしたらいきなり姫が不機嫌になってさ。止せばいいのにほかの取り巻きもまた色々言い始めやがった。 結局、その日の集まりはなんかそのおかげでグダグダで終わっちまった。 それで、さっき連絡があったんだけど鳥取に兄貴の鳥取参加を認めないって意見が出たって。しかも俺にも鳥取止めろって意見が出たそうな(=_=;) 理由は『不適切な人間を鳥取に紹介したから』 とりあえずほとんどの人はその意見をスルーしてくれるらしいからよいけど……なんだかな なお、兄貴の彼女さんの参加にはなんの否定的意見は無かった‥ 824 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 12 24 30 ID ??? 不適切の理由と止めるに足る理由を文書にして提出してもらえ 言い出しっぺと書いた人間に直筆で署名してもらってw 825 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 12 34 50 ID ??? えっと、OBとか何かもっと偉い人から ガツンと言わせるわけには行かないのか 826 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 12 36 29 ID ??? どうでもいいが、小さい姫っていうと 物理的に背丈がちみっこい姫みたいに聞こえるじゃないか 830 名前:NPCさん[] 投稿日:2008/12/29(月) 13 55 29 ID id7lNdH8 つーか、お前と兄貴とその彼女と、 取り巻きじゃない2、3人であたらしい鳥取つくっちゃえよ 831 名前:821[sage] 投稿日:2008/12/29(月) 14 12 49 ID ??? 少しレス >824 それは楽しそうだけど、無駄に問題が起こりそうだから止めとくよ >825 今までOBも周りもスルーしてたからなー >826 うん、小さいよ 150台らしいし >830 それは少し考えた でも、どうやら姫&取り巻きを放流するって計画が動いているらしいからもう少しここで続けてみるよ じゃ、名無しにもどるさ スレ213
https://w.atwiki.jp/chipmunk1984/pages/272.html
神の目の小さな塵 上 書名: 神の目の小さな塵 上 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル (池 央耿訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 時は3017年。人類は銀河系の隅々にまで支配の手をのばし、統一と戦闘とを繰返していた。帝国宇宙海軍の巡洋艦〈マッカーサー〉号で反乱軍の宇宙船との交戦から帰還したロデリック・ブレイン中佐は提督から艦長への昇進を言い渡され、艦の修理が終わりしだい首都星まで航行する任務に当たることになった。ある日のこと、正体不明の宇宙船が〈マッカーサー〉号の前に現われ、人類に接触を求めてきた。果して彼らの目的は何か……?「ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネルの合作コンビの記念すべき第一作。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) (この評価は上下巻をあわせた評価です.) いかにもSFらしい作品で,初心者からベテランまで誰でも楽しめる作品です.ニーヴンらしい緻密な設定が随所にあって,下巻の最後まであきさせず読ませます.あえて言えば,モーティの世界全体を理解するのがちょっと難しいのと帝国として描かれることの違和感(多分日本人だから?)があるのが玉に瑕ですがそれを乗り越えればもう…….今や古典の領域の作品だと思います.果たして馬は歌うんでしょうか……. おまけ
https://w.atwiki.jp/som3/pages/57.html
とても小さな魔石 入手場所 フェリスト森林(レストフォース)
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/291.html
おかしい、どーもおかしい。 キーとなる選択肢は間違ってはいなかったし、他に間違ったところもなかったはずだ。 ギャルゲーをやるときに最初から攻略サイトを見るって人もいるけれど、 私はとりあえずは自分のセンスで選択肢を選んでプレイする事にしている。 何も前情報なしでやったほうが、なんていうかこうドキドキするし、 自分だったらどういった行動をとるか考えながらプレイするのはなかなか楽しい。でも…… 「む~、このエンディングはちょっとないよな~」 一通りのシナリオをクリアしたと思ったら出てきた「AFTER STORY」 今、それを進めているのだけれど、どうしてもトゥルーエンドにたどり着けない。 せっかく京アニでアニメ化されるっていうから、お父さんから借りてきただけなのに…… 「しかも、このバットエンド、重いし……」 いや、泣きゲーで有名な鍵だから分かってたんだけれどね。 自分の命と引き換えに子供を産んだヒロイン、でも、主人公はそのショックで育児放棄してしまう。 すれ違う親子。でもそれはとあるきっかけで修復されて、少しづつ本当の親子に近づいてゆく。 でも、その矢先の悲劇。母親と同じ、原因が分からない病に子供も侵されて、そして…… 「あ~、最初に戻っちゃったか」 まだ選んでない選択肢も多くあるし、昔のに比べれば大分簡単なんだろうけれど、 でも、失敗するごとにこのエンディングは、私にとってちょっと重過ぎる。 「お母さん……か……」 ゲームを放り出してベッドに寝そべる。 私にもお母さんがいない。 私が見た事のあるお母さんは、写真の中のお母さんだけ。 ゲームに出てくる女の子と一緒、ただ、私のほうはお父さんがしっかりしてたから助かったけれど。 私のお母さんって、どんな人だったんだろう? 夢。夢を見ている……って、あれ?これって何の書き出しだっけ? まあいいや。 やわらかい、暖かいものに包まれている感触。 やさしい、子守唄。 ぼやける視界、まだ、よく開かない目。 「どうだい、かなた、身体の調子は。起きていて大丈夫かい?」 「あ、そうくん。今日はなんだか身体の具合がいいみたい。ほら、こなた。お父さんですよ」 ぼやけた視界の向こうで何かが私の顔を覗き込んでいる。 でも、どこかで嗅いだ気がする、優しい匂い。 「あ、見てそうくん。こなた、笑ってるよ」 「あ゛~っ、なんてかわいいんだこなたは。お母さん似の美人になるんだぞ」 「ふふふ、変なゲーム好きはお父さんに似ないで欲しいけれど、お父さんみたいに元気な子に育ってくれるといいな」 そこにあったのは、幸せそうな家族。 続いたのは、ほんのちょっとの間だったけれど、ぎゅっと凝縮された幸せの塊。 その幸せに触れたくて、一生懸命、手を伸ばして…… 「……っ!!」 ハッ、と目が覚める。 伸ばした手は空をむなしく切り、その向こうにジリリと蛍光灯が音を立てているだけ。 ベッドに寝転んでいるうち、気づかないうちに眠ってたみたい。 ポテン、とベッド手を下ろす。 きゅん、と心臓が締め付けられるような、そんな感触。 ん、ちょっとほっぺたが濡れている。やだな、私、そんなキャラじゃないのに。 もう一度、あのゲームを起動してみる。 ハッピーエンドのフラグは、もう一度二周目を初めのほうから繰り返したらいとも簡単に見つかった。 互いを信頼し合える、夫婦の話。最後の光の玉を集め終える。 ゲーム終盤、いままでゲームに出てきたキャラがもう一度出てくる。 かがみとつかさみたいな双子の姉妹、姉の方がツンデレで妹がおどおどしているところまでそっくりだ。 いままでクリアしてきたキャラ、いろいろな思い出が詰まっている人たち。 最後の方でトゥルーエンドへの分岐が始まる。 そして…… 「終わった……」 トゥルーエンドの、今までのエンディングとは違った歌が流れる。 いままでの荘厳な感じの歌とは違って、やわらかい、子守唄のような歌声。 いくつものバットエンドを越えて、やっとたどり着いた幸せの結末。幸せな家族。 エンディングとエピローグか終わり、最初の画面に戻る。 プログラムを閉じて、パソコンをシャットダウンすれば、幸せな夢も終わり。でも…… 「おとーさん」 私は部屋を飛び出していた。 居間でテレビを見ていたお父さんの背中に抱きつく。 「うわっ、い、いきなりどうしたんだ、こなた」 「ん、なんとなく……ね」 お父さんの大きな背中に顔をうずめる。 あの夢で嗅いだのと同じ、暖かくて、やさしい匂い。 大切な人を失った気持ち。それは本人にしか分からない。 でも、ゲームの中だけれども、ちょっとだけお父さんの気持ち、分かってあげる事ができたかな? ゲームのように繰り返せない、私たちの人生は一度だけ。 セーブとロードを何度も繰り返して、ハッピーエンドを目指すことなんてできない。 でも…… 「お父さん、ありがと」 私はお父さんと、生きてくよ。 小さな手にもいつの日か僕ら追い越してく強さ 濡れた頬にはどれだけの笑顔が映った コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akazunoma/pages/56.html
731 名前: 1/2 [sage] 投稿日: 2006/11/14(火) 23 30 21 ID FmKmgBKl0 母方の実家にあった、小さな開かずの間の話。 祖父母が結婚する際に立てられたらしい田舎の平屋で、うち一室が夫妻の 寝室として使われていた。その部屋の隅に昔の大きな姿見が置かれていて その後ろが半間の押入れになっていた。 子供の頃、親に連れられ里帰りした際に、その押入れが使いにくくないのか 気になって祖母に聞いたところ 「普段使わないものを入れているから問題ない」 という返事。なんとなくその答えに納得し、特に目を引くような何物も 無かったので、それ以上追求することもなくほうっておいた。 月日が流れ、祖母が死亡。祖父は以前に亡くなっており、継ぐものも居ないので 実家は解体されることになった。 で、その前に荷物整理をすることになった訳なんだが、その時初めて 母親もその半間の押入れの中を見たことが無い事が判明。曰く 「開けにくいし、開けなくても不自由なかったし、あんまり興味も無かった」 祖父母が開けている所も見たことないらしく、どうやら母にとっては 半世紀以上、“開けずの間”状態だった様子。無関心すぎるよママン。 732 名前: 2/2 [sage] 投稿日: 2006/11/14(火) 23 32 34 ID FmKmgBKl0 ともかく開けないと、とまずは姿見を移動させる。こちらはかなり重く 畳の変色具合から見てもう長い間動かされていない様子。 押入れの扉のほうは鍵もかかっておらず、呆気ないほど簡単に開いた。 中にあったのは、古い小さな小抽斗。抽斗の上には、国民服姿の青年の 変色した写真、それと花瓶に挿した白い造花。抽斗の中に数枚の軍用葉書 (っつーのかな?召集先の軍隊から送られたっぽい薄い葉書)、丁寧に布に 包まれた髪一房、数珠。 母は葉書の送り主の名前に心当たりが無いと言う。そもそもは母方の親族は お払いを勧められるほどの女系家族(母も一人っ子で、祖母に愚痴られたらしいw) “国民服を着た青年”に相応する年代の人物が思いつかないらしい。 葉書の内容はありきたりな近況報告で、関係性を示唆するようなものはなし。 結局、あまり追求しないほうが良いだろうという結論に至り 近所の神社に頼んで焼いてもらいました。 長いだけでオチ無し話すまん。 つーか、リロードしてなくて割り込んじゃったっぽい。 申し訳ないorz
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/21329.html
小さな騎士(ちいさなきし) 概要 ヴェスペリアに登場した称号。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連称号 ヴェスペリア カロルの称号。 取得者 カロル 取得条件 効果 ▲ 関連リンク 関連称号
https://w.atwiki.jp/nikuq-niuniu/pages/367.html
屋根で遊ぶ小さな影 依頼主 :ブレゼット(黒衣森:東部森林 X17-Y27) 受注条件:レベル21~ ブレゼット 「深夜、森の見回りをしていた際に、 屋根の上で子どもらしき影が遊んでいるのをみかけてな。 だが、注意しようと思った時には、 そこには誰の姿もなかった。 私の見間違えであったのなら、それでいい。 だがもし、本当に子どもが遊んでいたのなら事だ。 屋根に登って影の正体を探ってほしいのだが・・・・・・頼めるか?」 ブレゼットに小さな杖と新緑の若葉を渡す ブレゼット 「屋根の上で遊んでいた影のこと、 なにかわかったか?」 (小さな杖と新緑の若葉を渡す) ブレゼット 「この杖は・・・・・・ おそらく、東に住んでいるシルフ族のものだ。 こちらの葉は、シルフ族の体から落ちたものだろう。 どうやら私は、ここへ遊びに来たシルフ族を 人の子どもと見間違えたようだな。 この杖を「シルフの仮宿」に住んでいる 「デレシア」というシルフ族に届けてくれないか? きっと杖を失くして、困っているだろうからな。」 シルフの仮宿のデレシアに小さな杖を渡す デレシア 「なにか、わたぴにご用でふっち?」 (小さな杖を渡す) デレシア 「これは・・・・・・シルフ族の杖でふっちね! きっと、わたぴの仲間が落っことちたのでふっち。 届けてくれて、すっごくありがとなのでふっち! あなた、親切なヒトでふっち~。 まるでカヌ・エみたいなのでふっち。 これからも仲良くちてほちいのでふっち! 約束なのでふっち!」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2141.html
「隣、よろしいですか?」 僕が声を掛けるまで、彼はどこか呆けた様子で、こちらの存在にも全く気付いていなかったようでした。はてさて、何をそんなに真剣に考え込んでいたのでしょうね。 「梅の花も香り始める頃だとは言え、まだまだ外の風は冷たいと思いますが。どうして部室に行かないんです? 朝比奈さんが美味しいお茶で出迎えてくれるでしょうに」 自分で言うのも何ですが、少し芝居がかった僕の問い掛けに、彼はうさんくさい宗教勧誘でも見るようなジト目で答えます。 「たまには、こういうクドいのを飲みたい日もあるだろ」 そうして、彼は紙コップのココアに口を付けました。ふむ、見た所、もうだいぶ冷めてしまっているみたいですけどね。 同じテーブルに着いた僕も、自販機で購入したホットレモンを口に含みました。授業が終わってすぐですので、何人かの生徒が脇道を通り過ぎていきます。しかしこの寒い中、わざわざ野外テーブルに着く人はそうそういません。 要するに、今ここには彼と僕の二人きりなのですが。こうして彼と差しで話すというのも、割と久しぶりですね。そんな事を考える僕に、彼は相変わらず、機嫌の悪そうな顔を向けていました。 「何か話でもあるのか、古泉」 「いいえ、僕の方からは特に何も」 「…………」 「ただ、あなたが何かお悩みならば相談に乗りますが?」 答えて、僕は彼に微笑みかけました。僕本人としては親愛の情を込めているつもりなのですが、そうすると彼がいつも顔をしかめるのは何故なのでしょうね。とても不思議です。 「古泉。お前、知ってて訊いてんじゃないだろうな」 「その口振りからすると、どうやら涼宮さん関連のお話ですね」 ほとんどこちらを睨みつけている彼の視線に、僕は大仰に肩をすくめてみせました。 「僕たち超能力者はある程度、涼宮さんの感情の起伏を知覚する事ができます。ですから、何かあったな、というのは察していますよ。 が、込み入った事情までは知りません。本当ですよ」 真顔でそう言う僕に、彼はしばらく無言でしたが、やがて、はぁ~っと大きな溜息をついて空を見上げ、そしてポツリとこう洩らしました。 「今日の昼休みにな、ハルヒに告白された」 「それはそれは。おめでとうございます、と言うべきでしょうか」 「イヤミかよ、それは」 「とんでもない。というより、あなたは嬉しくないんですか?」 僕が率直な疑問を口にすると、彼は返す言葉に迷うような表情を見せました。 「嬉しいとか嬉しくないとか、そういう所まで頭が回らん。正直、困惑してるんだ。何というかその、いきなり過ぎてな」 「おかしな人ですねえ、あなたも」 落ち着かない彼の様子に、僕は思わずそう呟いてしまいます。世界改変や時空間移動、閉鎖空間やら何やらの超常現象はありのまま受け入れられるのに、どうしてこの人はごくありきたりな恋愛感情にこれほど当惑するのでしょうね? 「慣れない物は慣れないんだから、仕方ないだろ。つか、何のきっかけも無しにハルヒがあんな行動に出たってのがどうも引っ掛かるというか、なあ」 なるほど、涼宮さんの事だから何か裏があるのではないかと疑っている、と? 「そうは言わないが。何しろあいつは、ついこないだまで恋愛なんて精神病の一種だとか言ってたんだぞ? また何か妙ちきりんな存在に影響されちまったんじゃないかとか、どうしてもそういう事を考えちまうんだよな」 「この1年、いろいろと現実離れした事件が起こりましたからね。あなたがそう考えてしまうのも、まあ無理からぬ事かもしれませんが。 そうですね、ではヒントを差し上げましょうか」 「ヒントだあ?」 「ええ。涼宮さんの感情が大きく動いたのは、実は昨日の夕方からの事です。さて、その時あなたは何をしましたか?」 僕の問い掛けに、彼は腕組みをして真剣に考え始めました。 「昨日の夕方って、部室じゃいつも通りでハルヒとは特に何もしなかったよな? で、長門が本を閉じたからSOS団の全員で下校して…やっぱり何もなかったと思うが?」 「よく思い出してみてください。涼宮さんに、あなたは何かをしませんでしたか?」 「何かって、だから別に何も…あっ、まさかアレか!?」 驚きの色もあらわにこちらへ振り向く彼に、僕は目を細めて頷きました。 「ええ、そのまさかですよ」 そう、昨日の帰り道、僕と桂馬の使い方について談義をしながら歩いていた彼は、ふと前を歩く涼宮さんのコートの肩口に、糸クズが一本張り付いているのに気が付いたのです。 「ハルヒ、肩にゴミが付いてるぞ」 「えっ? あ、うん、ありがと…」 言うなり糸クズを取ってあげた彼に、小さくお礼を述べた涼宮さん。“きっかけ”と言うなら、まさしくそれがきっかけだったのでしょう。 「アホか!? そんな事で告白する奴なんかいるかよ!」 「それだけ、とは言いません。コップに注いだ水がいつか溢れ出すように、これまでずっと積み重ねてきたものが昨日の一件を機に、ひとつの形になったのでしょう」 「それにしたって、なあ。その程度の事で…」 どうやら彼は腑に落ちない様子でした。確かに彼にしてみれば親切と呼ぶほどでもない、自分がそんな事をしたとさえ憶えていない程度の、ほんのちょっとした行為だったでしょうからね。 ですが。 「では、質問を変えましょう。 あなたは確か、お昼はお弁当派でしたね?」 「ああ、そうだが?」 「そのお弁当を作ってくださっているのは、お母様ですか?」 「普通はそうだろ」 「ではあなたは昨日、お弁当を作ってくれるようにお母様にお願いしましたか?」 「いや? 別にそんな事は…」 まだ質問の意図が分からず、当惑したままの彼に、僕はにっこり笑ってこう告げました。 「つまり、あなたが何も言わなくとも、お母様は当たり前のようにお弁当を作ってくださる、と。 素晴らしい親子関係ですね。まさに無償の愛といった所でしょうか」 途端、彼はハッとした表情を見せました。ふふ、さすがに飲み込みが早い。 「そういう事です。この場合、親切の度合いは関係ありません。 あなたは涼宮さんに、小さな親切をした。見返りなど何も求めず、ごく自然な行為として。おそらく涼宮さんは、その事にいたく感じ入ったのですよ。あなたは自分に、当たり前のように親切にしてくれる人だと。自分の事をこの上なく大事にしてくれる人だと。 その感激が、彼女をして告白という行動へ突き動かしたのだと僕は思います」 「いや…まあ、理屈としては分からなくもないが…」 なぜだかこちらをまともに見れないようで、彼は視線を逸らしながら、ぼそぼそと言葉を続けました。 「けど、その程度の親切くらい普通にするだろ? お前だって」 「ええまあ、僕もそれなりにフェミニストのつもりですので。 しかしながら僕は、朝比奈さんや長門さんもそうですが、立場的に涼宮さんに対する親切は自分の都合に関わる面があるので、厳密には何の見返りも無しに、とは言えません。涼宮さんは、無意識にその辺りを察知なさっているのではないかと」 「だったら俺だって、どんな下心を持ってるか分かったもんじゃないだろうが。あわよくば、とか良からぬ事を考えて親切にしてやったのかもしれないぞ?」 「おや。涼宮さんはあなたに愛の告白をされたのですよね? もしもあなたに下心があったなら、それは涼宮さんに好意があるという事なのですから、お互いにとって願ったり適ったりなのでは」 僕の指摘に、彼はいかにも墓穴を掘っちまったという様子で頭を抱え込んでしまいました。そんな彼の態度を敢えて無視して、僕はまたそれとない風に口を開きます。 「それに、先程あなたは『この程度の親切は当たり前』と言われましたが。こと涼宮さんに限っては、そうとも言えないかもしれませんよ」 「どういう事だ?」 「昨年末に、あなたが入院した時の事を思い出してください。涼宮さんはあなたが目覚めるまで、ずっと傍に付き添っていてくれました。それは、人並み外れた親切と呼べるでしょう。しかし」 一呼吸置いて、僕は彼にこう切り出しました。 「あなたが目覚めた時、涼宮さんはこう言いましたよね。『団員の心配をするのは団長の務めだ』と。 アレは明らかに照れ隠しの類だったと思います。が、事実として涼宮さんはあなたに無償の奉仕をする事を、良しとしなかった」 「何かしら理由を付けなけりゃ、ハルヒは人に親切をする事が出来ないって、そう言いたいのか?」 僕が両手を広げて是認の意を示すと、彼はあご先に指を当て、ふむうと考え込みます。 「そういえば、文化祭の後でENOZの人たちにお礼言われてた時も、やけにきまりが悪そうな顔してたな、あいつ…」 「涼宮さんには、非常に負けず嫌いな面がありますからね。 人に頭を下げるのが大嫌い!というタイプです。同様に何の理由も無く人に親切にするのも、媚びているように思われて抵抗があるのかもしれません。その逆も然りです」 喋りながら、気が付くと僕は自分の前髪の先を指で弄んでいました。過去を振り返る際の、どうやらこれは僕の癖のようです。 「中学の頃は、今よりもっと酷かったですよ。何者にも負けるものかと、常にピリピリした精神状態でした。理由も無く人に親切にされると、なんとなく自分が負けたような気分になるのか、それだけで不機嫌になった程です」 「ああ、最初の頃のハルヒはそんな感じだったな。俺が普通に話しかけてんのに、やたらとガン飛ばしてきやがったし」 「それもまた、照れ隠しの一種だったかもしれませんけどね。 考えてみれば、不思議探索の度にあなたに課せられる罰金、あれも涼宮さんの複雑怪奇な心情の現れだったのかもしれませんよ」 そう、たぶん涼宮さんは彼に親切にして貰いたかった、けれども彼女の理屈では、何の理由も無しに彼が親切にしてくれるはずがない。 だから涼宮さんは、彼に理由を与えた。こじつけでもいい、その理由があれば彼は涼宮さんに親切にしてくれるはず―― 「なんつー傍迷惑な思い込みだ。身勝手にも程がある」 「そうですね。こう言っては何ですが、僕があなたの立場だったら、とっくに袂を分かっていたかもしれません」 僕が少し本音を吐露すると、彼はまた驚いたように見開いた瞳をこちらに向けました。それに僕も再び肩をすくめて、飄々とした口調でこう続けます。 「いや、ifの話を考え詰めても詮ない事ですが。 そう考えたとしても無理のない状況下で、しかし少なくともあなたは今日これまで、涼宮さんを無体に突き放しはしなかった。そうしてあなたと接し、あなたに親切にされている内に、涼宮さんはうっすらと考え始めたのでしょう。はたして、あなたは卑屈な敗北者だろうか、と。 違いますね。むしろあなたの親切に触れる度、憧憬に似た感情を涼宮さんは抱くようになった。その想いが、次第次第に涼宮さんの言動を変えていったのです。 客観的に見ても、涼宮さんはこの一年でだいぶ変わりましたよ。楽しそうに笑う事が増えましたし、理由付きとはいえ他人に対する気配りも見せるようになった。誰かに感化される形で、ね」 そう言って、僕はその“誰か”に微笑みかけました。この遠回しな表現もまた彼の照れくささを軽減する心遣いのつもりだったのですが、やはり彼は顔をしかめるばかりでしたね。 ふーむ、涼宮さんも相当なものですが、あなたの精神もかなり複雑怪奇ですねえ。だからこそお似合い、とも言えますが。 「いずれにせよ、告白を受けたのはあなたです。どう応えるかはあなたの良識にお任せしますよ。では、僕はこれで」 残りのホットレモンを飲み干して、僕は立ち去ろうとしました。すると、それを遮るように。 「いいのか、古泉?」 ぼそりと、彼が呟きます。端的なその一言に、僕は思わず微笑んでしまいました。 「それは『YESかNOかの選択権を自分に委ねていいのか』という事ですよね? 確かに以前の僕なら、世界の安寧のために是が非でも涼宮さんとお付き合いしてください、くらいの事は言ったかもしれません。しかしまあ、“誰か”に感化されてしまったのは、どうも涼宮さんだけではないようで」 ふふ、と僕は笑います。いえ、これはお為ごかしの笑いではないですよ。自分がより良い方向へ変われた事に対する、感謝と喜びの笑みです。 「いつかのコンピ研とのゲーム対決の時、あなたの口から聞いた言葉は、今でも憶えていますよ。そう、世の中全てが思い通りに運ぶはずがない。涼宮さんも時には、NOという返事を受け入れらなければならないのでしょう。 その事は、涼宮さん本人も理解しているはずです。事実、今の涼宮さんが望んでいるのは自分の思い通りになるあなたではなく、あなたの本心からの答えのようですから」 「操作された言葉じゃなく…俺自身の言葉か…」 「そうして、あなたが最終的に選んだ答えがNOだったなら―― 僕は甘んじて、その結果を受け止めましょう。たとえ神人が大量発生しようとも、なに、全て倒し尽くせば済む事です。もとより、それが僕らの役割ですし」 お気遣いなくと軽く笑って、それから僕は真面目な顔を彼に向けました。 「ですが、これだけは憶えておいてください。 涼宮さんの今の精神状態は、閉鎖空間を生み出す際のそれに酷似しています。非常に緊張している状態です。けれども現在、閉鎖空間は発生してはいません。なぜなら彼女は現実を否定せず、むしろ積極的に肯定しようとしているからです」 そう、NOと言われるリスクを承知した上で、涼宮さんは大きな挑戦に打って出た。自分がより望む世界に近づくために。不可思議な力に頼るでもなく、とても人間らしい方法で。 「願わくば、彼女のその覚悟に正面から応えてさしあげてください。あなたの優しさは感嘆に値しますが、しかし優しさが人を傷つける場合も、往々にしてありますからね。 もし、もしも適当にお茶を濁して逃げるような真似をしたら――その時はあなたが泣くまで殴りますよ?」 片目を瞑り、冗談めかしてそう言って、今度こそ僕は席を立ちました。と、去ろうとした僕の背中に、 「古泉!」 彼が、唐突に声を張り上げます。 「一応、礼を言っとく。 ありがとよ。なんだかんだで、俺は自分の都合しか考えてなかったみたいだ。今、ハルヒがどんな気分でいるかって所まで踏み込んで考える余裕がなかった」 「ふふ、それも仕方がないでしょう。自分の事だけで頭が一杯、それが青春というものです。 どうぞ今は精一杯お悩みください。悩んで悩んで、少しでも自分らしい答えを導き出してください。人生にはそういう時期も必要なはずです」 「ったく、毎度ながら知った風な口を利きやがる」 「これは失敬。ですが、いずれ今日この時の事を甘酸っぱく思い返す日が来るかと思いますよ? その折はどうぞ後悔する事のないように。では」 彼の憎まれ口を鷹揚に受け流して、僕はその場を去りました。 ふと見上げれば、爽やかに晴れ渡った空を雲が西に流れていきます。梅の花が咲いたら、すぐに桜の季節ですね。そういえば、春は恋の季節、などと呼ばれていましたっけ。 「僕もそろそろ、青春でも謳歌してみましょうか――」 なんとなく、誰かに小さな親切でもしてあげたいような気分になって、僕は青空にそう一人ごちたのでした。 小さな、親切 おわり