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たいようになれなくても【登録タグ た たくまる びび サバコP シグナルP モデ 中之島靜弥 曲 曲た 鏡音レン】 作詞:サバコP 作曲:サバコP 編曲:サバコP、たくまる 鍵盤:たくまる 六弦:モデ 映像:中之島靜弥 音:Dios/シグナルP 唄:鏡音レン(調声:びび) 曲紹介 たとえばぼくらが産まれて 死ぬまで 何かを残せるか、って 曲名:『太陽になれなくても』(たいようになれなくても) 鏡音キャラクターソング集『gLoR10us』収録曲。 歌詞 たとえばぼくらが産まれて 終るまで 何かを残せるか、って… たとえばね、ぼくらが終るまで出来ること どれ位だ? 「何も」ないわけはないだろう そんな言葉を並べようとしても ラクガキで終わってしまいそう ホワイト・キャンバスに描いたゲルニカ 君は君で ねえ ぼくはぼくで 何かがあるだろう 君にしかできない 答は闇の中に… どうせ俺なんかにゃ無理 どうせ無謀 どうせ無駄 どうせ悪あがき、なんて そんな言葉をただただ だらだら吐いて吐いて… それが望んだ人生か? それでいいならここから先は聴かせねえぞ なんて人生はそんな甘いもんじゃない だけど決して淡いもんじゃないこのキャンバス 照らし続ける太陽は 王者の如しライオンは 君の求めるところにある 君の誇れる心にある 気付かないだけ 気付けないなら 俺が示そう そんな言葉を並べようとしても またラクガキで終わってしまいそう! 解答欄に書いた その一般論の中では 輝けないから なりたいよ あの太陽のように ライオンのように でもね、死んだようには生きられない 俺もお前もJust growing up busy, run on the time! 都会の喧騒は死の鎮魂歌 迷宮だからどのみち迷子に もがき続けるレノンのようにはいかない この 身の程知らずでも Far awayだからSo far away, Rhymeするんだ 死ぬまで だって 心も読めぬこんな俺でも 諦めなけりゃ心が折れても 君を照らす月になろう そして 自分も好きになろう いつの日か 君は君で ねえ ぼくはぼくで… 何かがあるから 君にしかできない 答が見つかるまで挑め、飛翔 戦うんだ運命と 切り開けよ運命を 俺が証明しよう 荊のような生涯 振り返ったときには最高の歓びがあるから ゲルニカの中でも 太陽になれるまで! コメント 名前 コメント
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週末に買い物などに出かけると、人が多くていろんな病気をもらったりするので、 できるだけ週末の外出はこの時期は控えたい。 そうなるとネットでの買い物は便利だ。 パソコンがあれば何でも買えて、支払もクレジットカードにすれば 銀行に行かなくても支払が出来る。 便利な時代になったなー。 特に買い物嫌いの私にとってはネットでの買い物はもってこいだ。
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「ちょっと早く来すぎたかな」 駅構内の電光掲示板を見ながら、かがみは一人呟いた。 まだ約束の待ち合わせ時間より20分以上ある。 時間にルーズにこなたの性格を考えれば、暇をもてあますのは必至だった。 かがみはため息をつくと、目の前を通り過ぎていく人波に目を向けた。 県下有数の繁華街を有する大宮駅は様々な人で溢れている。 (この中にも同性と付き合ってる人がいるのかな) こなたと付き合うことになって、かがみは常識が案外頼りないものだと知った。 一塊にしか意識していなかった人々の姿が、それ以来妙に鮮明に写る。 すると、その中にバネ仕掛けのように跳ねる青い髪がこっちに向かってくるのが見えた。 「ごめん、待った?」 走ってきたせいか、こなたの頬はいつもより健康的な薄桃色に染まっている。 七分丈のカーゴパンツにラグランの半袖、服装はいつもと同じで飾り気がないのに なぜかいつもより可愛らしく見える。 「ほんのちょっとだけよ、15分も早く来るなんて珍しいわね」 「そりゃあ初めてのデートに遅れるわけにはいかないでしょ」 「ちょっ、そんな大きな声で言わないでよっ」 「大丈夫大丈夫、みんなそんなに気にしてないって。 ……あ、かがみ可愛いの付けてるじゃん。それってあれだよね、去年の」 こなたの視線の先、かがみの耳には青い石をあしらったイヤリングが揺れていた。 「そうよ、みゆきにもらったやつ。 なかなか付ける機会がなくってさー、こなたは付けてるの見たの初めてだよね? どう、似合ってるかな……?」 「可愛いと思うよ。ちょっと大人っぽく見える」 「良かった。 服何着てこうか散々迷ったんだけどね、考えたらあんた私の服全部知ってるじゃない? だから何か新鮮な物を、って思ってさ」 かがみは愛おしげにイヤリングを指で撫でた。 「……おお何という乙女ちっく」 「ん、何か言った?」 「ううん、なんでもない。さ、まずはご飯食べにいこっ」 こなたは首を振ってごまかすと、かがみの手を掴んで歩き出した。 商店街から、路地を二本程奥に入った所にその店はあった。 旗がたっているものの、気をつけないと民家と間違えてしまいそうな佇まいだ。 「すいません、予約の泉ですけど」 二人が案内されたのは唯一窓際に面した席だった。 こなたは席に着くと早速メニューを手に取って、何を食べるか考え始めた。 「あんた予約なんかしてたんだ」 「うん、ここ見ての通り小さいからさ。予約しとかないと入れないんだよね」 こなたはメニューから目を離さずこともなげに答える。 「ふーん……」 「よし、私は決めた。かがみはどうする?」 「あっ、えっと、どうしようかな……うん、決めた」 かがみはさっとこなたから目を逸らすと、慌てて注文を決めた。 こなたは、エビの入ったトマトソースのスパゲティ。 かがみはイカスミのスパゲティを注文した。 「かがみぃ~……デートに来てそれはないんじゃないの?」 前菜に続いて運ばれてきた、真っ黒なお皿を見てこなたがぼやく。 「しょ、しょうがないでしょ!私これ好きなんだから。 それに女同士なんだし、そんなこと気にしなくてもいいかなって……。 ああもう、じゃあ男みたいにここおごってくれる訳?」 「まあ……別にいいけど」 「え、ええっ!わ、私本気で言ったつもりじゃ」 一人で焦るかがみを、こなたは指を立てて制した。 「その代わり、今度はかがみのおごりだよ。どっかいいお店見つけといてね」 「ならいいけど……、じゃあ今回は払ってもらっていいの?」 「私もお金余ってるわけじゃないけど、単純に割り勘にしてもつまらないじゃん? ところで、どう?美味しい?」 「まじで美味しい……あんたってオタ方面以外にこういう引き出しもあったのね」 「でしょ!ふふん、ちょっと見直した?」 こなたは顔が輝かせて、料理に関する蘊蓄を語り出した。 その奔流のようなトークにかがみは苦笑した。 (はあ、やっぱ分野が違ってもこういう所は変わらないわね) 約束通りこなたが会計を済ますと、二人は映画館に向かって歩き出した。 車が多数行き交う大通りを真っ直ぐに進む。 「そういや男女だとさ、男が車道側を歩くって言うよね」 「確かにそうね、まあ紳士的な所をアピールしたいんじゃないの」 「じゃあ私が車道側!」 歩道側にいたこなたが、かがみの腕を掴んで位置を入れ替えた。 「もう、私より背が低いくせに何言ってるのよ」 かがみがこなたを押しのけて元の位置に戻った。 「でも運動神経は私のほうがいいもん」 「いつもよそ見ばっかりしてふらふらしてるくせに」 「今日の私の服装男の子っぽくない?」 「もうわけわからん」 いつしか二人はお互いの腕を掴んで周りだしていた。 どちらからともなく、笑いが漏れ出して止まらなくなる。 結局二人は映画館に着くまでそうして踊り続けていた。 「それなりにはお客入ってるんだね、もっとがらがらかと思った」 「まあまあ評判いいらしいよ。作者も結構名が知られてるしね。 ……あ、前の方で真ん中の席が空いてるわね。じゃここでお願いします」 チケットを買って館内に入ると、クーラーの冷気がかがみの肩を撫でた。 半数以上の席は客で埋まっており、方々から談笑する声が聞こえてくる。 「カップル率高いなー、ああでもこっち側の人もやっぱりいるな」 「あんたは嫌な観察の仕方をするな。ま、ラノベが原作だしそうゆう人もいるでしょ」 程なくして場内の明かりが消え、上映が始まった。 物語は孤独な二人の男女が、頭の中にだけ存在する携帯電話で繋がる所から始まる。 電波状況も通話料も気にする必要はない。おかげで二人はいつどんな時でも一緒だった。 日々の些細な会話、携帯を通じた擬似的なデート。二人の距離は少しづつ縮まっていく。 そしてとうとう二人は実際に会う約束をする。 しかし実際に二人が会えたのはほんの一瞬だった。 最後の別れ際、男は声にできない言葉を女に伝える。 『きみは一人じゃない』 映画が終わって、二人は同じビルの喫茶店に入った。 ぼろぼろに泣き出してしまったかがみのために休憩していくことにしたのだ。 スタンド席に二人並んで座る。 「かがみは泣かない人だと思ってたよ」 「普段は泣かないんだけどね……ちょっと設定がツボっちゃって」 かがみはちょっとしたことで長電話を繰り返してる自分たちと、映画の二人を重ねあわせ て見ていた。 勿論そんなことは気恥ずかしくて、とても言えなかったが。 「ふ~ん、でもいいよね。あの携帯。 持ってたらすぐにかがみにかけるんだけど」 これを聞いてかがみは危うくコーヒーを吹きそうになった。 「ちょ、あんた……何恥ずかしいこと言ってるのよ」 「えー?私はただあれがあったら、テストも楽勝じゃーんとか思っただけだよ。 原作でもやってたよね。あれ?かがみってば何赤くなってんのぉ?」 こなたは身を乗り出してさらに追求する。 食品のものではない、甘い匂いがかがみの鼻をついた。 「う、うるさい……!わかったわよ! 私もちょっと欲しいなって思ったのよっ。 あれならあんただって、家に置いていったりしないでしょ!」 「ほほう、つまりかがみは私とずっと繋がっていたいと」 「いちいち恥ずかしい言い方すんなよ、もう!」 こなたの言葉のせいで、かがみの妄想はどんどんエスカレートした。 夏休みだろうが、クラスが別れていようがずっと一緒。 卒業しても、就職しても、あの携帯がある限り二人が離れることはない。 「まあほんとのこと言うと、私は欲しくないけどね」 現実のこなたの声が、一瞬でかがみの妄想を断ち切った。 「あ、そう……やっぱりこなたは携帯とか嫌いだった……?」 「そういうわけじゃなくてさ。いつでも繋がってたらきっとすぐに飽きちゃうよ。 なんの驚きもなかったら、恋なんてすぐに冷めちゃう」 「何よ……急に真面目なこと言っちゃって。普段は私のこと散々茶化すくせに」 ちょっとくらい想像に付き合ってくれたっていいじゃない」 「かがみんは甘えん坊だなー、そんなこと言ってるとまたみさおに泣かれちゃうよ」 これからはこっちででお弁当を食べる。 そう言った時のみさおの嬉しそうな顔が、かがみの脳裏に浮かぶ。 女と付き合うことになったと聞いても、笑って受けて入れてくれた単純バカの顔が。 「確かにそうだけどさ……あんたはそれでいいの? 普通付き合ってる人が他の……ええと男、女?を気に掛けてたら怒るもんじゃないの?」 「最近の女子は恋愛だけしてればいいわけじゃないのだよ、かがみん。 プリキュアだってそう言ってるじゃん。 っていうか、ようはかがみはさ、特別、が欲しいんでしょ?」 「え、え、ちょっと顔近いって、こんな所でするなよ!」 ふざけてキスしようと迫るこなたの顔を、どうにか両手で押しとどめる。 濡れたように光る唇が妙に艶めかしい。 「ってこなた……あんたもしかしてメイクしてない?」 こなたが急に身を引いて、顔をそむけた。 「いや、そんな見せるようなもんでも……」 「こら、ちょっとこっち向きなさいよ」 「いたっ、ちょっと痛いって、解ったから髪引っ張らないで」 こなたは観念して身体をかがみのほうに向けた。かがみは存分にこなたの顔を観察する。 「やっぱりグロス付けてる。あとチークもか。今日なんーか血色がいいなと思った。 おーおー、よく見たら結構色々手加えてるじゃん。 へー、あんたもこういうの気にするお年頃になったのねー」 さっきまでの仕返しとばかりに、かがみは思いっきり意地悪く言ってやった。 こなたが恥ずかしそうに目を伏せるのが、たまらなく快感だ。 「まあ、私も少しくらいできたほうがいいかなって……おかしいかな?」 「ううん、おかしくないよ。ちゃんと可愛いから大丈夫だって、こなたちゃん!」 冗談交じりではあるが、そこは本当だった。 元々出来の悪くないこなたの顔に、メイクが新たな彩りを加えている。 「もう、かがみの意地悪……」 「褒めてるんだから、拗ねるなよー。ねえ、何使ってやったの?」 「えっと、確か……」 結局こなたは、メイクのことで延々かがみにいじられ続けるはめになった。 夕日の差し込む電車内で、二人は別れを惜しむかのように話し続けた。 今日の出来事、受験の悩み、借りた漫画の感想。話題は尽きなかった。 「そうだかがみ、今度の誕生日はケーキ買わなくっていいからね。 私が作って持っててあげるから」 次のデートの話になった時こなたが、唐突に言った。 「ケーキって、あんたそんなんもん作れるの?あれ道具とか色々必要なんじゃないの?」 「ふふふ、うちのお父さんは凝り性だからね。オーブンだってちゃんとあるんだ。 ま、せいぜい期待しときなさい」 自信満々なこなたの様子にかがみが微笑む。二人は今確実に幸せを共有していた。 そんな二人にアナウンスが別れの時が近いことを告げる。 「もう次だよね、今日は随分一日が早かった気がするよ」 「私も楽しかったよ。まあ、やってることは普段と変わらなかった気もするけどね」 「だからキスしようと思ったのに、かがみ拒否ったじゃん」 「あんな所でできるかっつーの」 電車の扉が開くと二人揃って、ホームに降りた。ここでかがみは乗り換えとなる。 しかしかがみはなかなか動こうとしなかった。 一緒に降りた乗客はとっくに改札の向こうに消えて、人はまばらにしか見えない。 「かがみどうしたの?行かないの?」 「……まあこれくらいならいいかな」 そう言ってかがみは、こなたの顎に指を添えて上を向かせた。 「あ……」 「……じゃあね、また明日学校で」 ほんの一瞬かすめるようにキスをすると、かがみは足早に去っていった。 「かがみってば、ほんとシチュエーションに弱いなぁ……ちょっと心配だよ」 余裕ぶった口ぶりとは裏腹に声は上ずっていた。 この日メイクを落とした後も、なぜかこなたの頬から色が引くことはなかった。 コメントフォーム 名前 コメント 鏡の前のこなた 「逢い引きのメイク! スキンスタート!」 とか言ってたりして… -- 名無しさん (2011-04-28 19 17 10) かわいいかがみさんですね 学生時代はやっぱり一番いいですよね 世間の目を気にせずに済むんですし 小説を頑張ってください 応援してます -- 7 (2009-08-04 14 27 12) GJが止まらない!! -- 将来ニートになるかも (2007-10-23 23 14 28)
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アーティスト SCRIPT 作詞 佐々木收 作曲 佐々木收 編曲 SCRIPT 時間 4 40 収録作品 THE NEWEST VISTA(M-10) 【読み あしたがみえなくても】 【タグ 2008年 SCRIPT THE_NEWEST_VISTA あ】
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【検索用 はつねみくしゃなくても 登録タグ Aware VOCALOID せきこみごはん は りうむ アルセチカ 初音ミク 夜野柚月 曲 曲は 海風太陽】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Aware 作曲:りうむ 編曲:せきこみごはん 唄:初音ミク 曲紹介 ー ワタシ、君といられるのなら ー 曲名:『初音ミクじゃなくても』(はつねミクじゃなくても) ギター:海風太陽 動画:夜野柚月 絵:アルセチカ ボカコレ2021秋ルーキー参加作。 歌詞 (動画説明欄より転載) 単純な音色で 毎日を潰した 感情に浸ってないで歌っていたい どこかの誰かが ワタシの声聴いて 感化される事が次第に普通になっていた 明日の天気も 喉の調子も いつか狂って壊れちゃう 時計の針のような覚束ない時間が コクリと遠のいて だから 初音ミクじゃなくても キミの隣で 笑って過ごせたらいいな いつか あの青空で 水平線を描くなら その時は笑顔で キミだけに謳うよ 簡単な言葉で 難しい想いを 淡々と伝えて笑って唄って痛い カーテンの内側 数多(かずおおく)の声置いて 淘汰される毎(うみ)に心が離れていったのさ 痛みは無いけど 分かってきたんだ 声は震えて乱れている それくらいにさ ワタシ 君の事が好きだと 諭してしまったよ やだな 初音ミクじゃなければ キミを愛して 笑って過ごせてたのかな 阻むこの愛憎は 人(きみ)と画面(あたし)を通せんぼ この先君の手を 掴むこと無いままで 嬉しさも 悲しみも この五線譜に乗せて キミと二人 これからも 分かち合いたいんだ 触れられなくても 涙が出そうでも いいよ ワタシ 君といられるのなら いいよ 初音ミクじゃなくても キミの隣で 笑って過ごしていようね いつか この青空で 水平線を描こう その時も笑顔で ワタシの声で キミだけに謳うよ キミだけを思うよ コメント 名前 コメント
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03-194 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 15 18 ID V6nl/JXR Part.1 「駅員さん!この人痴漢です。」 電車を降りた私は見知らぬおっさんの手をつかんでそう叫ぶ。 「な、何を言ってるんだ、私はそんなことは…」 「しらばっくれないでよおっさん!私見たんだから、あんたが亜澄のお尻触ったとこ。」 「バカな…ずっと携帯を見ながら…」 「いい加減にしてよね!知らないおっさんにお尻触られるなんて最悪だよ!」 「まあ詳しい話は事務所で伺いましょう。」 やった!美由紀と目を合わせる。 私と美由紀はこうやってときどき痴漢にあったふりをしてオヤジから金を巻き上げたりしている。 今日のおっさんは何もしてないけど、最初は実際にされて突き出したら示談でお金を渡されたことがきっかけになった。 「ちょっと待ってください。その人は何もしてませんよ。」 は?何か言ってる奴が居るし、振り返るとそこには違う高校の制服を着た男が居た。 「どういうことだい?彼女達は痴漢にあったと言っていたんだが。」 「その二人がその人を見ながら笑って何か話してるのを見て違和感を感じたんです。」 そういって男は携帯を取り出す。 「それで携帯でとっさに撮っちゃいました。」 どうやら携帯のムービーを撮っていたようで、駅員さんに見せている。 「うん、なるほど。確かに何もしていないね。」 まずい…美由紀が肘うちしてくる、逃げなきゃ。 「だから私は何もしていないと言ったんだ。」 「大変失礼しました。」 「君には礼を言うよ、助かった。あんな小娘に人生を狂わされるとこだったからね。」 「いいえ、当然のことをしただけですから。」 「君たち二人には話を聞きたい、どういうこ…!?いない?」 「逃げられたみたいですね、多分彼女達はこういうことに慣れてるんじゃ?」 「全く何という小娘どもだ。」 「マジ最悪!」 「なんなの?あの男。邪魔するなんてガチでうざいし。」 私と美由紀はとりあえず逃げてファストフードの店にいる。学校はさっきの奴のせいで行く気をなくした。 「ねえ亜澄、今日どうする?弘也と隆司に迎えにこさせて奢らせよっか?」 「でもあの二人はっきり言って下手だし、自己満だから気持ちよくないんだよね。」 「確かに。こないだ私なんかお尻に指入れられたし、痛いだけだっつーの。」 「じゃあ新しく男でも見つけにいこっか?」 「そうしよっか。見た目がよくて金があってエッチがうまければ贅沢言わないわ。」 03-195 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 16 12 ID V6nl/JXR 「もっと、もっと激しく突いてぇ!」 「あっ亜澄がイッちゃいそうになってる。私ももっと!」 「ミユキちゃん。お願い通り奥まであげるよ。」 「あんっ、奥…感じるよぉ!」 「なあケンジ、久しぶりの上玉だな。」 「ああ、可愛くてスケベでたまんねぇ。」 結局大学生二人にナンパされて4Pをしてる。 「アスミちゃん、ほらミユキちゃんのそばに行こうか。」 ロン毛のヒロトが立ちバックで私とつながりながら、ケンジに正常位でハメられてる美由紀のそばまで行く。 美由紀の大きなおっぱいがケンジに突かれる度に激しく揺れる。 「ほらアスミちゃん、ミユキちゃんのおっぱいを舐めてよ。」 ヒロトが私を突きながら言ってくる。男って何で変な趣味を持ってる奴ばっかりなんだろ? 実際今までに美由紀とレズプレイさせられたこともあったし、これくらいは何でもないけど。 「あんっ…亜澄ぃ、そんな噛まないで…ヤバいよぉ!」 美由紀の乳首を軽く噛んだら面白いくらいに美由紀は感じまくる。 そんな私と美由紀を見て興奮したのか、ヒロトの腰振りのペースが早くなる。 「アスミちゃん、出るよ!膣にたくさん出してあげるからね。」 「ちょっと待って!中出しはダメだって言ったじゃん!」 抵抗しようとヒロトの方を向いたらニヤニヤ笑った顔を向けて言ってきた。 「別に中出しくらい普段からしてんだろ?抵抗すんなよ。 アスミちゃんの淫乱マ○コは俺の精子を受け止めたくてたまんないみたいだよ?」 「そ、そんなわけ…あっ…」 「ちょっと強く突いたら声も出ないほど感じてんのに強がるなよな。」 そんな私たちを横目にケンジも美由紀への責めを激しくしてる。 「俺もミユキちゃんの膣に注いであげるよ。」 「あん…だめぇ…」 「よく言うよ、俺達についてきた時点でされたかったんだろ?」 「そうそう。同意の上のセックスなんだから抵抗したって無駄だよ。」 「あっ!膣に熱いのがっ!」 「あぁっ!ミユキちゃんのオマ○コ最高だよ。」 「ほらアスミちゃん。俺達も中出しでフィニッシュしようね。」 「あっ…あんっ!やっ…や…」 「うぁっ!」 抵抗も利かずにヒロトに膣に出された。中で熱いのがうごめいているのがわかる。 「じゃあ交代しよっか。」 ヒロトが私の中から抜きながらそう言った。 今日は安全日だけど、念のために病院行かなきゃ。 もう慣れたけどこういうとき女って損だと思う。 03-196 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 17 00 ID V6nl/JXR 「うん、私は終わったよ。美由紀も?そうだね、男選びはほんと考えなきゃね。」 美由紀も今日は行きつけの産婦人科に行ったみたい。 ナンパしてくる男がみんな中出しをしたりとかするわけじゃない。 でもセフレ以上の関係になるのはやっぱり安心できる男じゃないとね、うん。 そんなことを考えながら電車に乗ったら、 「うわっ、最悪!」 昨日私達の邪魔をした男に会った。 「最悪とは随分な挨拶だな。言いがかり女。」 「うるさいわね!あんたのせいで金は儲けそこねたし、学校に行く気もなくなったし、最悪な一日になったのに。」 「全く俺は関係ないだろ。もう少しましな因縁のつけ方くらい考えたらどうだ。」 「あー!もうなんなのよあんた!ムカつくわねえ!」 「なんだ?今度は俺を痴漢にでっち上げでもするのか?」 「それもいいわね。私をバカにした罰よ!」 男はため息をつきながらポケットから何かを出した。 『それもいいわね。私をバカにした罰よ!』 録音してた…の? 「こういう性格で敵も多いからね、身を守るための手段は常に準備してないとな。」 「…あんた、友達いないでしょ。」 「その言葉、熨斗つけて返してやるよ。」 「失礼ね、あんたと違って友達くらいいるわよ。」 「こないだ一緒にいた子か?」 「そうよ。何するのも一緒の親友よ。」 「親友、ねえ。」 「なんか文句あんの?」 「一緒にろくでもないことしてて親友かってね。」 「さっきからいちいちつっかかってウザいわね、私になんか恨みでもあるわけ?」 「別に。お前みたいな女とはできる限り関わり自体持ちたくないくらいだ。」 「あんたみたいな陰気な男なんてこっちだって関わりたくないわ!」 「だったら俺の視界からさっさと消えろ。 お前たちみたいな人を陥れても平気なDQNビッチは社会の癌だし目障りだ。」 「うるさい!このバカ!陰険ヤロー! 昨日だって当たり前みたいな感じで正義ぶって、今日は今日で表情も変えずに話して、あんた感情とかないわけ?」 「少なくともお前みたいな奴に嫌悪感を抱く感情くらいは持ち合わせているつもりだ。 いいからさっさと消えろ。他の乗客の迷惑になってるのにも気付かないのか。」 そういえば私が大きな声を出している間もこいつは淡々と話していた。私だけがムキになっているようにしか見えない。 「覚えてなさいよ!」 ベタな捨て台詞をはいて私はこの場を去った。 03-197 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 18 02 ID V6nl/JXR 「ただいま。」 「亜澄、学校から電話があったわよ、昨日も今日も学校に行かずにどこに行ってたの?」 「どこでもいいでしょ。ダブったりはしないよう考えてるから。」 「ならいいけど。昨日も帰ってこなかったけど、警察にお世話になることだけは気をつけなきゃだめよ。」 「わかってる。ママに迷惑はかけないようにするから。」 家は母子家庭でママと二人暮らしをしている。 「そうそう亜澄。今日お店出れるかしら?」 たまに人が足りないときにはこうやって頼まれてママの経営するクラブでバイトしたりしている。 「別にいいけど。随分急じゃない?」 「ミキちゃんが風邪をひいたのよ。じゃあ頼むわね。」 「はいはい。時間はいつも通りでいいよね?」 とりあえず私は部屋に入った。 「亜澄ちゃんが店にいるのも久しぶりじゃないかね?いい日に来たもんだ。 一段と綺麗になったね。」 「まあ芦川さんたら。そんなお世辞を言っても何も出ませんよ。」 「いやいや、私は愛華さんが銀座にいた頃から知ってるけど、その頃の愛華さんに似てきたよ。」 ちなみに愛華はママが銀座でホステスをしていた頃からの源氏名だ。 「若い頃のママにですか?」 「おや、不満そうだね?若い頃の愛華さんはそれは美人だったよ。」 「あら、芦川さん。『若い頃』とはどういうことかしら?」 「おやおや失礼、今も愛華さんは美人ですよ。」 娘の私が言うのもなんだけど、確かにママは美人だ。 仕事が仕事だからいろいろ言われたこともあったけど、授業参観なんかで見たら間違いなくママが一番美人だった。 『遅れてすいません、坂口酒店です。』 「はーい。亜澄、伝票にサインしてきて。」 「いいけど、どこに書けばいいの?」 「酒屋さんが教えてくれるわ。お願いね。」 小さい頃はよく業者さんと話をしたりしていたけど、応対をするのは初めてな気がする。 「どうもすいません、ちょっと店でトラブルがありまして… あっ!またお前か…高校生が働く店じゃないだろ?」 どうして嫌な奴とこうも顔を合わせるんだろう。 「母親がやってる店の手伝いよ。あんたこそ酒の配達のバイトなんて。」 「俺も家業の手伝いだ。」 そういって男は伝票を渡してきた。 「どこに書けばいいのよ?」 「ああ、そっか。この四角のとこによろしく。」 言われたとこにサインして伝票を渡す。 「じゃあ一応検品をするから。」 03-198 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 18 54 ID V6nl/JXR 伝票とお酒の瓶を照合して説明してくる、電車で会ったときとは全然違う態度に違和感を感じる。 「じゃあ、しまうから。」 「え?」 「あ、いつもここまでやってるんだ。」 「そうなんだ。」 そう言って瓶を抱えて私の前を通る。 「あら、今日は翔太君なのね。」 「遅れてしまってすいませんでした。 親父が腰をやって急遽代わったんです。」 「あら大変ね。大丈夫なの?」 「入院するほどではないので大丈夫です。ただ来週くらいまでは自分が来ることになると思います。」 「あらほんと。坂口君より翔太君のほうが丁寧に仕事してくれるし助かるわ。」 「いえ、そんな。親父みたいに手際よくできないだけですから。」 「そんなことないわよ。翔太君ならいつお店を任せても大丈夫ね。」 「ありがとうございます。あと空き瓶の回収もしますので、開けてもらっていいですか?」 「ああ今日は回収日ね。じゃあ亜澄、裏の倉庫を開けてあげて。」 「ねえ、原付にそんなに積んで大丈夫なわけ?」 「これくらいは持ってったことあるから大丈夫だと思う。」 ママに翔太君と呼ばれていた男は何か言いたそうに私を見ていた。 「何?」 「いや、あのママさんの娘なんだなって。」 「どうゆうこと?」 「いつも笑顔で、だけど凛としててさ、女の人だけど格好いいよな。」 「似てないって言いたいの?さっきお客さんには若い頃のママに似てきたって言われたんだけど。」 「それは見た目だけの話だろ。それに俺が言いたいのはママさんを悲しませることはするなってことだよ。」 「そんなの他人のあんたには関係ないでしょ?」 「確かに関係ない。でもママさんがどういう思いでお前を育てたとか考えたことあるのか?」 「意味が分かんないんだけど、あんたに何がわかるわけ?」 「うちの親父はさ、ママさんが銀座にいた頃に納品してた酒屋で働いてたんだ。」 翔太は荷物を積みながら話し始めた。 「ナンバーワンなのに謙虚で、親父みたいな業者にも親切にしてくれて、でも言うべきことには筋をしっかり通す人だったって。」 確かにママはお客さん相手でも正しくないことはしっかりと言う人だ。 「そんなママさんがお前のしてることを知ったらどう思う?少なくとも筋は通して恥ずかしくない生き方しろよ。」 「ママはママ、私は私よ。あんたには関係ないでしょ。」 03-199 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/07(水) 11 19 48 ID V6nl/JXR 「確かにお前が捕まろうが、悪い男に引っかかってひどい目にあおうが俺には関係ない。 でもあのママさんが悲しんでる姿は見たくないんだ。」 「何それ?ママのこと好きなの?年増好みねぇ。」 「そんなんじゃねえよ。憧れっていうか…俺にはお袋がいないから…」 それっきり言葉を詰まらせてヘルメットをかぶろうとする姿が面白かった。 「じゃあ、空き瓶は引き取るから。」 「ねえ。」 「なんだよ?」 「あんたはお父さんのこと好きなの?」 「好きって言うか尊敬してる。親父みたいに自分の店を持って、多くの人に必要とされる存在になりたいんだ。」 初めて見る穏やかな笑顔を残してからバイクは走り去った。 「尊敬…ねぇ。」 私はママのこと好きだけど、そんな風に見たことはない。 03-209 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/22(木) 02 49 34 ID Cm9yDLxI Part.2 「ねえ、亜澄。あのおっさんなんてどう?」 「…美由紀、しばらくやめにしない?」 「どうして?」 「こないだので駅員に面も割れてるし、信用されるか微妙じゃない?」 「あー、あるかも。じゃあしばらくはやめとこっか。」 実際に私のことを覚えている駅員が今までにもいたし、今は少し控えた方がいいと判断しただけだ。 翔太に言われたからなんかじゃない。 「そういえばさぁ。」 「どうしたの?」 「金曜の合コンなんで行けないの?」 「ママに店の手伝い頼まれたの。一人風邪ひいて来れない人がいて、今大変なんだ。」 「そっか。亜澄も亜澄のママも大変だね。じゃあいい男いたらあとで機会作るね。」 「ありがと。」 でも誘ってきた由佳は当たりを連れてきたことが少ないし、期待はしていない。 「あ。」 家についたら見たことのあるバイクが停まっていた。 「今帰りか?」 「まあね。」 「今日はずいぶん多いけど昨日は忙しかったのか?」 「そんないつも手伝ってるわけじゃないからわかんない。」 「そっか。」 「ねえ。」 「なんだ?」 「あんた、手伝いして楽しいと思う?」 「楽しいよ。いろんな店に納品して店を違う角度で見るのは将来の参考になるし。」 「参考?」 「俺は酒をメインにした飲食店をやりたいんだ、だから配達は俺にとっては勉強みたいなもんだ。」 「ポジティブだね。」 「ちょっと違うな。お前も店の手伝いをしてるならわかると思うけど、何で自分だけって思ったことないか?」 やっぱり多少は思ってるんだ。 「まあね。今日も合コンに行く予定がつぶれたし。」 「家が商売をしてるってだけで友達に比べて割を食ってるって思うわけだろ?」 小さい頃から何度もそう思ってきた。 「商売をしてる親を恨んだりとか。」 私もママに文句を言ったり泣きついたこともあった。 「でも中学の頃かな、考え方が変わった。 こんな頃から商売の体験ができるなんて恵まれてる、将来役に立つって。」 「将来…ね。」 「そう考えたら配達が楽しくなった。そして酒の種類を勉強するうちに俺がやりたいことが見えてきたんだ。」 「すごいね。」 「え?」 「私と同じ高校生なのにそんな考えてるなんて。」 「別に。それに進路指導では甘い考えだって言われたばっかだしな。」 そう言いながら頬をかく仕草がこの間の配達帰りの笑顔に重なる。 03-210 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/22(木) 02 50 27 ID Cm9yDLxI 「まあ、お前もあんま道に外れたことはするなよな。 じゃあまた。」 「ねえ。」 「どうした?」 「私の名前はお前じゃないわ。成田亜澄って名前があるの。」 「あ、うん。俺もあんたじゃなくて坂口翔太って名前がある。」 翔太はそう言うとバイクを走らせた。 「あら、亜澄おかえり。翔太君見なかった?」 「ママどうしたの?翔太なら今バイクで出てったけど。」 「あら。一つ伝え忘れたことがあったのに。 後で店に電話しとかなきゃ。」 ママは店に戻るときに一度振り返って笑顔を見せながら話しかけてきた。 「それにしても、いつのまに呼び捨てで呼ぶようになったのかしら。 でも翔太君となら賛成よ。」 「ママ?ママの期待してるようにはならないわよ。そんな関係じゃないんだから。」 「うんうん。最初はそんなものよ。ママがパパに出会ったときも最初はそうだったんだから。」 ママは早とちりな上に全くの勘違いをしている。 話はするようになったけどそれだけ。 「あれ、おはよう。」 珍しく朝のホームで翔太に会って、つい声をかけてしまった。 「ああ、おはよう。 今日は一人なのか?」 「うん、昨日も休んでるから帰りに顔出しに行こうかなって思ってるけど。」 「そうか… 金曜に合コンに行けなかったって話してただろ?」 「うん。突然どうしたの?」 「相手ってうちの高校の奴だったのか?」 えっと、どこだって言ってたかな?珍しく大学生じゃなくてタメだったのは覚えてるけど。 「どうだったかな?何かあったの?」 「クラスの奴らが昨日話してたのが聞こえたんだ。」 翔太が周囲に聞こえないように気をつけながら話し始める。 翔太のクラスのチャラ男達が金曜に合コンをした女の子達とラブホで乱交をしたこと、 その中で一番かわいかった子を、一人暮らしをしている奴の家に拉致して全員で輪姦したこと。 そしてその合コン相手が私が通っている高校の子たちということ。 「まさか…美由紀が?」 「連絡はついてないのか?」 確かに金曜以降連絡がきてない。サボりはちょくちょくあったから気にしてなかったけど、四日も連絡がないのは確かに長い。 「そんな…美由紀…」 すぐに携帯をかける。 「もしもし美由紀?」 『この電話は電波の…』 つながらない! 「亜澄?」 「翔太…つながらないよ。美由紀が…まさか…」 「落ち着け、まだ決まった訳じゃない。」 03-211 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/22(木) 02 51 35 ID Cm9yDLxI 翔太は私の肩に手をやり、落ち着かせようとしてくれている。 「そいつの家がどこかは知っている。今から行って確かめてくるから。」 「でも、翔太が危ないよ。それに私達の為にどうして?」 「こないだ言っただろ?道に外れたことをする奴が嫌いなんだ。」 「翔太。私も一緒に行く!」 「何言ってんだ!?危ないかもしれないんだぞ?」 「お願い、翔太。美由紀は私の大切な親友なの。」 「ただし、ヤバくなったらすぐに逃げろよ。無茶だけはするな。」 翔太は苦い顔をしながらも私の願いを聞き入れてくれた。 学校とは反対方向へ向かって二つ目の駅で降りた。このあたりはアパートやマンションが多いところだ。 「なんで翔太がその人の家を知ってるの?」 「この辺も配達範囲だからだよ。前、配達中に見かけたことがあるんだ。」 『あん…お願い…もう、やめて…』 『何がやめてだよ?俺らのチ○ポどんだけくわえ込んでんだ?この淫乱女。』 『あん…そっそれは…』 『口が留守になるから余分なこと喋るんだよ。ほら乱交のときのフェラテク、もう一回味あわせてくれよ。』 『あっ…いや。もうやめっ…』 『口では嫌がってるのに体は正直だね。美由紀ちゃんのフェラ最高だよ。』 『うっ…んんっ…』 『あっ!俺出そう!お前どけよ、顔にかけるから。』 『マジかよ、せっかく舐めさせたばっかなのに。じゃあ下交代な。』 『おう、出来たりすると面倒だから中出しは気をつけろよ。』 『わかってるって。』 『もういや…やめて!お願い!やめ…あっ…』 …心配すると最悪な結果ばかりが思い浮かんでしまう。 「美由紀…無事だよね?」 「願うしかないな。支えるのも信じるのも亜澄にしかできないことだ、友達なんだろ?」 「うん、私がしっかりしなくちゃね。」 翔太が見当をつけたアパートの角までついたとき、 「あ…すみ?」 前からボロボロの服をまとってフラフラと歩く女の人が近づいてきた。 「美由紀!?」 「よかった、亜澄。助けに、来て、くれたんだ…わたし、にげて…」 美由紀は最後まで言葉にできずに私に倒れかかってきた。 「美由紀!しっかりして!」 03-212 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/22(木) 02 52 45 ID Cm9yDLxI 「あれ?私…」 「美由紀!目を覚ました?」 「亜澄?そっか、私逃げ出して、亜澄に会ったら安心して…」 「ここは私の家だよ。もう大丈夫だからね。」 「亜澄…私、男たちに…地獄みたいな三日間だった…寝ることも許されないくらいに…」 「大丈夫。大丈夫だから。」 私は美由紀を抱きしめた。もう安心だからね。 ノックする音と同時にドアが開く。 「亜澄、奴らが美由紀ちゃんを探し回ってるみたいだ。」 翔太は美由紀を家に連れてくる手伝いをしてくれた後に、配達をしながら様子を見に行ってくれていた。 「そう…まずいわね…」 「しばらく二人は出歩かない方がいいと思う。」 「うん。」 「ちょっと待って!」 美由紀が口をはさんできた。 「どうしたの?美由紀?」 「こいつってこないだ私たちの邪魔をした奴だよね?なんでここにいるの? まさか二人って…あぁ、そうなんだ。」 「違うよ美由紀!ただ、うちの店に納品してる酒屋の息子で、それで最近話すようになっただけで!」 「まあいいわ。またしっかりと話してもらうから。 でも、どうしたらいいの?外に出れないなんて…」 「あの芦川の奴はこの辺では割と大きな会社の息子だから、逆らえない奴も多いし、無茶やれるんだよな。」 芦川?会社? 「二人ともちょっと待って。」 もしかしたらもしかするかも。 「ママ!話があるの!ちょっと来て!」 「「亜澄?」」 「翔太、その芦川って人の家って何の会社やってるかわかる?」 「確か不動産とか、食品の卸とか、色々やってるはずだけど。」 多分そうだ。 「亜澄どうしたの?急に。」 「ママ、芦川さんて息子いる?」 「確か大学生と高校生の息子さんがいるはずだけど。」 「亜澄、まさか?」 翔太は察したようだ。 「ママ、芦川さんに今日来れるか聞いてみて。 翔太、もう少し家にいて、いい時間になったら美由紀を送ってもらえる?」 「それはかまわないけど、ママさんに迷惑はかからないのか?」 「翔太君、心配しなくてもいいわよ。娘の友達に危害を加える輩を許すことなんてできないわ。 それに私は元々銀座の女、修羅場だっていくつも経験してるわ。」 「この母にしてこの娘あり…か。よし!俺は俺にできる最善を尽くしましょう。」 03-213 :綺麗な恋じゃなくても:2010/07/22(木) 02 54 12 ID Cm9yDLxI 「亜澄。この間はありがとう。」 私の推測通り美由紀を拉致してた主犯は芦川さんの息子だった。芦川さんにそれを伝えたらすぐに呼び出し、一喝してくれた。 それからはすっかり大人しくなった上に、近いうちに留学させられるらしい。 美由紀も精神的、肉体的なショックと疲れはあったけど、一週間静養して、今日から学校に復帰する。 「もう男はしばらく勘弁だわ。」 「そうだね、自粛しよっか」 「亜澄は相手もいることだしね。」 美由紀はニヤニヤしながら私の方を向く。 「な、何よ?それ。」 「翔太君がいるでしょ?素敵な彼氏が。」 「そんなんじゃないわよ!翔太とはただの…」 「ただの何?翔太君に送って貰ったときに聞いたの。彼は亜澄のことが…」 「なんで俺の話してるの?てゆうか俺なんも聞かれてないけど?」 「あら、そうだったかしら?まあ、話すことはあるでしょ?ほら!」 「えっ?ちょっ!」 「ここから先は若い二人に任せて、私は一人で学校に行くから。ほら、頑張って!」 美由紀は私たちの肩を叩いてこの場を離れる。 「ねえ、翔太。」 「何だよ?」 「ありがとう。翔太が感づいて私に言わなければ美由紀はもっとひどい目にあったと思う。」 「それはたまたま聞いただけだ。それに解決したのは亜澄の機転と度胸のおかげだろ。」 「私のこと見直した?」 「まあ、見惚れたって表現の方が正確かな。格好良かったよママさんみたいに凛としててさ。」 「それは私のことが好きという意味でとっていいのかしら?」 「えっ…うん、そうだと思う。 美由紀ちゃんの話をクラスで聞いたときも真っ先に思い浮かんだのは亜澄のことで、亜澄が悲しむ姿を見たくないって思って。」 「うんうん、それで?」 「亜澄の力になれて嬉しくて、いつも俺は亜澄のことばかり考えてることに気付いて。」 「うん。」 「亜澄とずっと一緒にいたい。一緒に笑ったり泣いたり、同じ感情を持ちたい。」 「将来は料理屋の美人女将か、それも悪くないわね。」 「亜澄?」 「私も翔太と同じ時間を過ごしたい、同じ夢を見たい。」 「俺でいいのか?」 「良くも悪くも真っ直ぐな翔太が好き。今までに知り合ったどんな男よりも翔太はいい男だよ。 幸せにしてね。」 私は翔太の手を握った。翔太も握り返してくれる。 「はい、カット!いい絵が撮れたよ。」 美由紀が撮った写真の笑顔。ずっと守り続けていこうね、翔太。
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テスト受けなくてもB 物性Ⅱ等の授業を受け持っているI先生の定期テストでは、テストに出席しなくても成績にBがつくという噂がまことしやかに流れている。 ならCやDはどうすれば取れるのかという疑問が残る。
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ぼくのひとみにきみがうつらなくても【登録タグ MEIKO ほ 曲 涼介P】 作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:涼介P 唄:MEIKO 歌詞 (動画より書起こし) 去っていく君にあてた手紙 宛名は書かずに置いとくけど 大切に引き出しに仕舞っておく ただ一つの君との絆だから 僕と君との隔たりは とてもさりげなく残酷で どんなに紙を重ねても 神様だって覆せない もう僕の瞳に君が映らなくても 明るく手を振るよ 君にも笑っててほしいから僕も 精一杯笑い返す 君という光が見えなくなっても 手探りで進むよ これからのことに僕は何にも 後悔はしないから 始まりはあの駅のホーム 人にぶつかり なくした眼鏡 君は優しく拾ってくれた 気持ちも一緒に救ってくれた ぬくもりをくれた君へと 安らぎを返してあげたかった 優しさはとても儚くて 雫の落ちる音が聞こえた もう僕の瞳に君が映らなくても 視えるものがあるから 土砂降り雨の悲しい歌で 君を汚したくないから 僕の両目から光が消える前に すべて覚えていたい 君には幸せになってほしいから 僕はそっと目を閉じる もう君の瞳に僕が映らなくても お願い泣かないで 引き出しの手紙にはそっと 指輪が添えてあったんだ またいつの日にか… 本当によかった… 本当に… ほんとう、に… コメント 最後っ!最後っ!! -- なな (2015-09-06 20 26 21) 名前 コメント
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開店にはまだ早い 彼の両手の平には ぷるぷるとした赤れいむ達が身を寄せ合い 目の前の人間の言葉を待っている ・ ・ ・ 貴女達は、とても幸せなゆっくりです 「「「れいみゅたちは しあわせだよ!」」」 貴女達は、飼いゆっくりだからです 「「「れいみゅたちは にんげんしゃんと いっしょに ゆっくちするよ!」」」 だから貴女達は、とてもお利口です 「「「れいみゅたちは ななひきの しまいだよ!」」」 それに貴女達は、とても可愛いです 「「「かわいくて ごめんなしゃい!」」」 野良とは違い、暑がる事も寒い思いもせずに屋根の下で暮らせます 「「「にんげんしゃんの おうちは すごいんだよ!」」」 野良とは違い、いつも綺麗にしてもらえます 「「「おふろしゃんは ぽかぽかで とっても ゆっくち できりゅよ!」」」 野良とは違い、礼儀正しく上品です 「「「れいみゅは ちゃんと ごあいさつできるよ! ゆっくちちていっちぇにぇ!」」」 野良とは違い、優秀で 可愛くて 幸せなゆっくりです 「「「にんげんしゃん! れいみゅが ゆっくちさせてあげりゅね!」」」 ・ ・ ・ 花柄に彩られたクリーム色のケージの中に赤れいむ達はそっと置かれると 霧吹きをまぶさせらてビックリした眼をしている 専用の小さな櫛でリボンや髪を整えられると 一匹ずつ彼に向かってお礼を述べていった ・ ・ ・ 今日から貴女達は、可愛がってくれる飼い主に出会っていくでしょう けれど生まれてから一週間の間、僕が貴女達に教えていた内容を忘れてはいけません ゆっくりしたい、しあわせになりたい それは思うだけは叶いません 一生懸命飼ってくれる飼い主さんをゆっくりさせてあげよう 初めて出来たお友達をゆっくりさせてあげよう ずっと一緒に暮らす大切な相手をゆっくりさせてあげよう かけがえのない自分の子供達をゆっくりさせてあげよう 誰もが隣の誰かを気遣い、そして敬えば、きっと皆がしあわせになれます それでもちょっとした誤解から喧嘩をしてしまう事もあるでしょう 自分より歌や跳ねっこが上手な誰かを、涙しながら羨ましがることもあるでしょう したい事好きな事が思った通りにならなくて不愉快な時もあるでしょう その時に 誰かを罵ったり 不満を漏らしたり 物に当たったり そんな事をしてはいけません ぐっと我慢して 相手の気持ちを考え 悔しさを努力に変える これからの一生ゆっくり出来るか、出来ないか その結果はずっと続くものですが しあわせへの…ゆっくりへの分かれ道は一瞬の事なのです 「れいみゅは れいみゅじゃない ゆっくちも だいしゅきだよ!」 「れいみゅより おうたが うまかったら おしえてもらうよ!」 「れいみゅが ゆっくちできないときでも みんなを ゆっくちさせてあげりゅよ!」 ・ ・ ・ 彼の指先に乗っかったり、目を細めてすーりすーりとしている赤ちゃん達だが 五本の指では、どうしても何匹かが甘えることが出来ずに取り残されてしまう けれど…このれいむ達は変わりばんこに入れ替わって仲良くしている しばらくすると互いに譲り合った結果、誰もすーりすーりしてなくなるほどにだ ・ ・ ・ 「おにーしゃんは あったくて ゆっくちできるにぇ! ゆっくちさせてくりぇて ありがちょう!」 「れいみゅは いっぱい ゆっくちしちゃよ! いもうちょも こっちで しゅーりしゅーりしていいよ!」 「ゆっくち! ゆっくち! こんなに ゆっくち しちぇちぇもいいの? れいみゅも ゆっくちさせて あげたいよ!」 みんな、これが僕からの最後のお勉強だよ 赤ちゃんのれいむ達には難しくて、すぐには理解出来ないかもしれない けれど飼い主と実際に暮らしていく中で少しずつ意味を理解出来れば良いんだよ 「おべんきょう? れいみゅ くるましゃんは わかるよ! にんげんしゃんが すぃーすぃーするものだよ!」 「にんげんしゃんは おしごとしないと ゆっくち できないんだよね! だから いっぱいうたって ゆっくちさせてあげるの!」 「れいみゅは ちゃんと おとなになってから す、すっきりするの! そしたら あかちゃんを にんげんしゃんに みせてあげるの!」 最後の授業は、飼い主とゆっくりして幸せに暮らすためのお勉強だよ 「れいみゅは ゆっくちするよ!」「にんげんしゃんも ゆっくちさせちぇあげりゅよ!」 「れいみゅは おともだちの わるぐちなんて いわないよ!」 「いじめっこは ちゃんと め!っていうよ!」「れいみゅは いたづらなんかしないよ! いいこだもん!」 まずはワガママを言わない事だよ 「れいみゅは わがままなんて ぜったいに いわないよ! そんなの わるいこの いうことだよ!」 「ごはんしゃんを いっぱい おねだりしないよ! おでいぶにも ならないもん!」 「にんげんしゃんは いそがしいんだよ! こーろこーろするのも おさんぽも おじかんまで ちゃんと がまんするよ!」 「いっしょに ゆっくちできるときに ゆっくちするんだよ! じゃないと ちゃんと ゆっくちできないもん!」 そう いつもご飯を貰っている時間だったら良いけどね 飼い主が手が離せない時に、お腹が空いたからっておねだりなんかしちゃ駄目だよ どうしてご飯をくれないんだろう? お腹が空いて とってもゆっくり出来ないのに… そんな時に怒ったりしては駄目だよ 忙しいのかな? ご飯を作っている最中なのかな? ほんの少し我慢をしていたら、ちゃんと後でゆっくり出来るんだよ 愚痴や不満を直ぐに口にしたらいけないよ、飼い主さんが怒ってご飯を抜きにされちゃうかも 「ゆぅ…ごはんさんを むーしゃむーしゃしないと ゆっくちできないよ…」 そうだね ご飯を食べないとゆっくりできないね でもそのゆっくり出来ない理由は、れいむにあるのかもしれない もっと他の理由で、飼い主も困っているかもしれない なのに今ゆっくり出来ないからって 飼い主に暴言を吐いてしまったら…喧嘩を始めてしまったら…ゆっくりできないよね? 「れ、れいみゅは いーこだから だいじょうぶだよ! へんにゃことは いわないもん! がまんできるよ!」 話し相手の気持ちを考えてしゃべる事だよ 同じ食事に飽きたとか、もっと美味しいものが欲しいとか そんな事は絶対に言っては駄目だよ れいむがいつかお母さんになった時、もしも可愛い子供達が… 『おかあさんが とってくるごはんは まずいよ! もっとおいしいものを よこしてね!』 『にんげんさんは もっとましな あまあまを もってきてね! このくず! おかあさんとおなじだね!』 どうだい? 自分が用意したり配ったご飯にこんな事を言われたり 一緒に暮らしていた飼い主に悪い事を言ったり 「ぴゅんぴゅん! なんだか ゆっくりできないね! それは わるいこだよ!」 「れいみゅの あかちゃんが そんなこといったら ちゃんと め!ってするよ! 」 「ゆ! れいみゅは そのこたちみたいに ならないよ!」 みんな良い子だね ワガママをなんて言っちゃ駄目 飼い主さんが れいむ達にして欲しい事、絶対に止めて欲しい事 それにはちゃんと理由があるんだよ れいむ達をいつもゆっくりさせてくれるものが飼い主 れいむ達はゆっくりさせてもらえて当たり前 それは違うよ お互いにゆっくりさせてあげるから ゆっくりできるんだよ お兄さんの手は暖かいよね? れいむ達のほっぺも暖かってゆっくりできるよ れいむの姉妹のぽっぺも暖かいよね? 姉妹もれいむのほっぺでゆっくり出来ているんだよ 「れいみゅは わがままなんて いわないよ! いつも にんげんしゃんを ゆっくちしゃせてあげりゅの!」 「れいみゅもだよ! いーこになるよ! いっしょに おさんぽして ゆっくちすりゅよ!」 「れいみゅは おうたを うたってあげるの!」 「れいみゅは おともだちを いっぱいつくって しょうかいするよ!」 「れいみゅは かわいい あかちゃんを みせてあげるよ!」 「れいみゅは かなしい おかおを みせないよ! いつもげんきにするよ!」 ・ ・ ・ 彼はショーケースのバックヤード側から優しく網を閉じると 赤れいむ達が並んでいるガラスの展示側へと周った 予め印刷していた新品の値札はキラキラにラミネート加工されており 一匹ずつれいむ達の笑顔が撮られた写真の横に貼り付けられた ・ ・ ・ お散歩はそうだね、ゆっくりできるね 「れいみゅは いーこだよ! いっしょに おさんぽして ゆっくちすりゅよ!」 でも、飼い主によっては昼夜逆転かもしれないし 休みの日は疲れて外に出だしてもらえないかもしれない もしかしたら大都会に住んでいて、車が危なかったり近くに公園なんかないかもしれない ずっとお家の中で暮らすかもしれない あんまり遊んでくれないかもしれない けれどそんな飼い主さんでもれいむの事が大好きだし 少しでも可愛がってあげたいと思っているはずだよ お外にはお友達がいるかもしれない 空を飛ぶ鳥や美しい景色を見れるかもしれない 日向ぼっこしたり風の匂いを感じられるだろう けれど、それ以上に暖かいお家の中で飼い主とずっと一緒にいられる …家族に愛されてゆっくり出来る事は幸せなんだよ 「…………れいみゅは いーこだから… いっしょに おさんぽ… しなくても……… ゆっくち… できる…よ…」 ・ ・ ・ 「れいみゅはね おさんぽしなくてもいいよ! おうたを うたってあげるの!」 僕はれいむ達の歌が大好きだよ でも、飼い主によってはマンションに住んでいるかもしれない そうしたら近所に怒られて飼い主が困ってしまうよ 歌だっていろんな種類があるし れいむの声色は好きでも、音楽の趣味は違うかもしれない ずっとお歌を歌わせてもらえないかもしれない いつも静かに過ごさないといけないかもしれない けれど飼い主さんが意地悪をしているわけではないんだよ 少しでもれいむの声を聞きたいと思っているはずなんだよ お友達とみんなで合唱したら楽しいかもしれない 飼い主さんも一緒に歌ってくれるかもしれない 一生懸命歌ったら、みんなが褒めてくれるかもしれない けれど、それ以上に寂しい時でも飼い主さんとおしゃべり出来る …独りじゃないのは幸せなことなんだよ 「…………れいみゅは いーこだから… おうたを うたわなくても……… ゆっくち… できる…よ…」 ・ ・ ・ 「れいみゅは おともだちを いっぱいつくって かいぬしさんと みんなで たくさんあそぶよ!」 「れいみゅは ゆっくちできる かわいいあかちゃんを みせてあげるの!」 れいむのお友達なら、きっと可愛くてお利口さんだと僕は思ってるよ でもね、飼い主さんによっては病気を持ってたり暴力を振るう野良はもちろん 他の家のゆっくりと会ってしまって、おかしな言葉を覚えてしまったり もしも喧嘩をして怪我をしてしまったり、そんな事を心配してる飼い主さんもいると思うよ ずっと外に出せさてもらえず おうちに独りっきりで お友達なんて作れないかもしれない 最初からツガイの相手を決めているかもしれないし もともと何匹も買えない飼い主さんで、番わせる予定もないかもしれない 遊び相手はゆっくりじゃなくて、飼い主さんの子供だけかもしれない けれどそれは飼い主さんが れいむの事を信頼して そして大事に思っているからなんだよ いろんなゆっくりと知り合って素敵なお友達を沢山作って おしゃべりし合って一緒にいるのは、とてもゆっくり出来ると思う 毎日遊ぶ約束をしあったり、難しい事もみんなで協力したり もしかしたらそこで素敵な相手に出会えるかもしれない けれど、それ以上に親代わりの飼い主と共に いつまでも一緒にいられて思い出を残せるのは幸せなことなんだよ 「…………れいみゅは いーこだから… おともだちが いなくても……… ゆっくち… できる…よ…」 「…………れいみゅも いーこだから… あかちゃんが いなくても……… ゆっくち… できる…よ…」 「「「「ゆぅ…」」」」 ・ ・ ・ 「れいみゅは… れいみゅはね! かなしい おかおを みせないよ! いつもげんきにするよ! れいみゅが ゆっくちして かいぬししゃんを ゆっくちさせてあげるの! でもね でもね どうしても さびしいときはね ゆっくりできないときはね あのね… れいむは優しいね いつも元気で笑顔でいてね でも騒がしかったりしたら飼い主さんも困っちゃうかもしれないよ れいむが眠たくても れいむが疲れていても れいむが悲しくても れいむがゆっくり出来ないことがあっても れいむを呼んだら飼い主さんに笑顔で挨拶してね れいむが心に辛い事を抱えて声に出さなくても きっとれいむを愛してくれてる飼い主さんなら気付いてくれるよ れいむが悲しい顔をしていると…元気がないってわかると 飼い主さんも一緒に真っ暗になっちゃって、家族みんながゆっくりできなくなってしまうよ 「…………れいみゅは………… れいみゅは… いつもげんきでいるよ……ゆっくち するよ… …………………かいぬししゃんが ゆっくちできるように…… ゆっくちするの……………………」 れいむがいつでもゆっくりしていれば ずっと笑顔と元気を絶えさせなければ きっと飼い主さんも笑う事が出来て、れいむも一緒に元気になれると思うよ ・ ・ ・ きっと思いがけない悲しいこと、つらいことがあるかもしれない けれどゆっくり出来ないなんて言っては駄目だよ そんな言葉を思うだけでゆっくり出来なくなる気がするでしょう? 飼い主さんは、れいむの元気な声を聞きたいんだよ ちょっとしつこい時もあるかもしれない お昼寝してすーやすーやしたい時があるかもしれない でもそこですこし元気を出して飼い主さんと遊んでみよう そうすればもっとれいむの事を飼い主さんが大好きになって とってもゆっくり出来る事が きっと訪れるはずだよ 無理なワガママを言っては駄目 お友達が欲しいって駄々をこねては駄目 五月蝿いって言われても歌い続けるのは駄目 どうしても子供が欲しいなんて困らせては駄目 声に出せないことは、れいむの気持ちは、飼い主さんが分かってくれている だかられいむ達も飼い主さんがどうすればゆっくり出来るか考えてあげてね そうすればゆっくり出来るんだよ ずっとずっと ずっと、幸せのままに ・ ・ ・ ゆっくりと昇る電動シャッターに合わせて、店内の空気は新しいものに取り替えられていく 差し込む朝日は店頭の雑貨を煌かしてショーケースにも暖かさを移す 昨日までは、まるで子犬のように互いにじゃれあっていた赤れいむ達の顔は すでに貰われる前から飼いゆっくりとしての表情をしている 入り口に向けられた14の瞳には、未来の飼い主の姿が見えているのかもしれない この子達のどれもが ふいにお客さんが通りかかったとしても 無駄に「ゆっくりしていってね!」なんて話しかけたりはしないだろう ショーケースを覗き込んだ家族連れの子供と視線が合った時 独り暮らしの女性が見つめていた時 世間に疲れたサラリーマンが眺めて来た時 きっと笑顔で跳ねていって小首を傾げながら挨拶をするのだろう れいむ達は何世代も重ねた飼いゆっくりの子孫だ 健康に育ち、知能に優れ、捻くれることもない とても純粋で自然に出来上がった飼いゆっくり 幸せを約束された飼いゆっくり達 ほんの少し世界で産まれ落ちる何かが狂っていれば 路肩でゴミを貪り、泥水で体を洗い、カラスに怯え そして醜い共食いの中で生きていかねばならなかったかもしれない 濡れて破れかけたダンボールのおうちでは 唯一の味方である親と、大人になるまで過ごせるとは限らない むしろ親がちゃんといるとは限らない 家族である姉妹も、日に日に食われ刺され潰され減っていくのだろう それはこの子達も変わらない事ではあるが 彼女達は気づかない 産まれてから親に会ったことがないという不自然に 姉妹と大人になるまで一緒に過ごせないという不自然に バラバラに買われていって二度と会うことはない不自然に ゆっくりの本質がこうあるべきと定義付けられている不自然に 不自由な不自然に それが飼いゆっくりの自然 けれど 貴女達は、とても幸せなゆっくりです by キーガー・フレテール
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「ゆっくりかえってきたよ!!!」 「はいはい、おかりなさい、っと」 玄関のところで帰ってきたれいむを持ち上げる 「ゆゆっ!おにーさん!!ごしごしするのはやめてね!!」 「おまえがいつも泥だらけで帰ってくるからだろ?」 「ゆっ!!ほんなことなひよ!!いふもきれひだよ!!」 「ほれっ、もういいぞ」 「ゆ~ん!さっぱりー!!」 このゆっくりれいむと一緒に住むようになってから半月が経った 元々こいつは野生のゆっくりだった 留守の間に俺の家に侵入、居眠りしているところを捕獲、躾をして今に至る 「もう飯にするから居間で待ってろ」 「ゆ~!!ごっはん~♪ごっはん~♪」 少々我侭だがそこも可愛いところだ 「いただきます」 「ゆっくりいただきます!!!」 「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!!!」 「こら、口の中に物が入ったまま喋るんじゃない」 「ゆっ・・・ごめんなさい・・・ゆっくりきをつけるよ!!!」 「うむ、分かればよろしい」 「むーしゃ!むーしゃ!・・ごくっ・・・しあわせー!!」 うーん、あんまり変わってない気もするけどゆっくり教えていけばいいか 「ごちそうさまでした」 「ゆっくりごちそうさま!!!」 さて、腹も落ち着いてきたし風呂にでも入るかな 「れーむー?ふろはいるぞー?」 「ゆっー!おっふ~ろ~♪ゆっ♪ゆっ♪ゆ~ん♪」 ほんとにこいつは風呂好きだよなぁ 「ふぁ~、いや~良い湯だなぁ~」 「ゆ~ん、ごくらく~!!」 風呂に浮かべた”特性ゆっくり風呂(桶)”の中でだれているれいむを見てふと思った 「おまえって、風呂のときも『ソレ』取らないんだな」 「ゆっ!!」 急に青ざめた表情になるれいむ 「なんか汚れてるみたいだしちょっと洗濯させろよ」 「ゆゆっ!!なな、なにするの!?ゆっくりおこるよ!!」 何って、そのリボンがちょっと汚れてるから洗おうかなぁって思っただけですけど 「これがないとゆっくりできなくなるからやめてね!!!」 「なんで?それが無くてもゆっくりすればいいじゃん?」 ここまで拒否するからには何か理由があるのだろう 「だって・・・・だもん」 「?、なんだって?」 「・・・・になっちゃうもん」 よく聞こえないんだよなぁ、肝心なところ 「りぼんがないと”はだか”になっちゃってゆっくりできないの!!!」 はだか?あぁ、裸ね。裸? 「はずかしくてゆっくりできないでしょ!!!ゆっくりりかいしてね!!!」 人間で言うとこの『服』みたいな物なのかコレ 「いやぁ、そうだったのか。スマンスマン」 「もうっ!!でりかしーがないんだね!!」 やべぇ、今すごく頬をスリスリしたい!! 「でもなぁ、洗濯しないとどんどん汚れちゃうぞ?」 「ゆ~・・じゃあ少し向こう向いててね!!」 なんで?自分で外せるの?ソレ 「ゆっ・・・ゆゆっ・・んっ・・もういいよ!!」 うおっ!!外れてるよ・・・でもソレ一人で結べるの? 「おにーさん!!目は開けちゃ駄目だよ!!」 「おっと、これは失礼お嬢様」 「まったく、しっかりしてよね!!」 あぁ、すごく可愛い、今すぐ君を抱きしめたい! その後恥ずかしがるれいむの為に文ヶ。新聞で五月人形の兜を折ってやった 「ゆっー!!かっこいいね!!これ!!」 「ゆっ♪ゆっ♪ゆゆっ♪」 結局寝るまでれいむはご機嫌だったみたいだ ~おわり~ お兄さん、デレデレじゃないですかw兜れーむかわええなぁ -- 名無しさん (2009-04-07 02 47 43) あれ服の役割なのか ん?じゃあまりさが帽子を水に浮かべてる場合は? -- いつもうにゅに吸い込まれてフュージョンされるおじさん (2009-04-10 03 52 48) 恥ずかしがり屋さんれいむ♪ -- ゆっけのひと (2009-04-11 04 59 59) ↑2 水着なんじゃね -- 名無しさん (2009-04-13 17 56 21) 名前 コメント