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特別編 執事とサンタ ※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます ※大体色んなとこを参考にしたりイメージだったりなので、理解できるかどうかは個人差があります ※深夜テンション。ちょっと変態度高めでマニアックな内容なので、苦手な方はスルーでお願いします 12月24日 午後11時 龍門渕邸前 ハギヨシ「どうも、少し早いですがメリークリスマス、というべきでしょうか」 京太郎「別にいいですよ。それより、こんな時間に手伝って欲しいことってなんですか?」 ハギヨシ「はい。サンタクロースになるので、手を貸していただきたいのです」 京太郎「……サンタに?あぁ、要はプレゼントですか」 ハギヨシ「話が早くて助かります。えぇ、今からサンタクロースとして、屋敷の皆様にプレゼントを配ります」 京太郎「アレですか、寝ている枕元に置いて、朝起きたら、って奴ですね」 ハギヨシ「えぇ、プレゼントを色々選んでいたら少々1人では難しくなってしまって」 京太郎「別に手伝い自体は構わないんですけど、他の屋敷の方に頼めば良かったんじゃないんですか?」 ハギヨシ「いいえ、実は今回のことは旦那様以外、屋敷の皆様は全く知らないのです」 京太郎「え?つまりマジでサプライズですか?」 ハギヨシ「えぇ。本当に予告もやらせも無しのサンタクロースです」 京太郎「……大丈夫なんですか?」 ハギヨシ「ご安心を。既に旦那様の言いつけで皆様休んでおられますし、私はこの家に仕えるもの、不法侵入にもなりません」 ハギヨシ「まぁ性の6時間真っ只中ではありますが、屋敷の外はともかく、中でそんな状況になれる方がいないのは確認済みです」 ハギヨシ「ただ、女性の部屋にも忍び込むので、そこで見つかったら少々困ったことになりますが……」 京太郎「またクリスマスにとんだスニーキングミッションを……よくその旦那様が許可しましたね」 ハギヨシ「こういうことが結構好きな方なんですよ。ほら、お嬢様の父親でもありますから」 京太郎「すっごい説得力ありますね……」 ハギヨシ「という訳でお手伝いをお願いできますか?」 京太郎「やりますとも。そんな面白そうなこと、やらない理由がないでしょう」 ハギヨシ「そう言ってくれると思っていました」 京太郎「ところで、さっきから横にあるその白い袋がプレゼントですか?」 ハギヨシ「えぇ、去年が大人しいものでしたので、今年は少々遊び心を加えてみました」 京太郎「へぇ、どんなものが?あぁ、答えられる範囲でいいので」 ハギヨシ「構いません。むしろ手伝ってもらうのですから、把握していただきたいので」 ハギヨシ「まず……男性の方には主に私のコレクションの一部です」 京太郎「そ、それは!!」 ハギヨシ「えぇ……ふふ、皆様中々いい趣味をおもちのようでして」 京太郎「なんて量のエロ本……メイドもの、主従ものは基本として巨乳眼鏡っ娘ものに露出ものに男装もの…」 京太郎「金髪ロリものに金髪貧乳お嬢様ものまでとは……」 ハギヨシ「当然メイド、主人を調教するタイプのものまで……ふふ、どれも私自ら集め、そして厳選した一品ですよ」 京太郎「そりゃ朝すぐに起きますよ。2重の意味で」 ハギヨシ「そしてこちらは女性の方へのプレゼントですが……あまり直接的なものは一部を除いて避けております」 京太郎「ぬいぐるみやマフラー……怪しげな小ビンやヨーグルトに大きいソーセージ……」 京太郎「……え?これ……下着?」 ハギヨシ「ふふ、お気づきになられましたか。それらはお嬢様、衣様、井上さん、沢村さん、国広さんへのプレゼントです」 京太郎「下着って……色々まずいんじゃないんですか?」 ハギヨシ「いえいえ……例えばこのピンクのフリル付のもの……これは井上さんへのプレゼントです」 京太郎「純さんに?……純さんのイメージに合うとは思えませんが」 ハギヨシ「ボーイッシュな娘が実は乙女チック……古くから親しまれるものです」 ハギヨシ「イメージしてください。男前な行動、しかし実は穿いてる下着は可愛らしいもの……」 ハギヨシ「普段と違うことにふとした瞬間に気付き、恥じらう……素晴らしくないですか?」 京太郎「……なんて、なんて素晴らしいんだ」 ハギヨシ「えぇ、そのためのプレゼントです。私は主や同僚とも言える方に手を出す気はありませんが、こっそり愛ではします」 ハギヨシ「そのためのプレゼントです。まだ何か問題でも?」 京太郎「ありません、ある訳がないでしょうっ!」 ハギヨシ「ご理解いただけたようで何よりです。次に、沢村さんへは、黒のTバックです」 京太郎「ほほぅ、紐ですか。ストレートにエロいですね」 ハギヨシ「えぇ。身だしなみが適当そうですが、巨乳にエロい下着、ストレートなものもいいでしょう」 京太郎「グッド!」 ハギヨシ「そして国広さんへはスタンダードで白と水色のストライプです」 京太郎「一さんにスタンダードな下着!?そんな、一さんは!」 ハギヨシ「えぇ、私服はまぁご存じの通り。主な下着も紐です」 京太郎「なら、どうしてそんなものを!?」 ハギヨシ「ふ、だからこそ、ですよ」 ハギヨシ「あえて、あえて普通の下着を付けることによって、"下着が見られる可能性"が高くなる」 ハギヨシ「普段慣れていないものを付けることによって生まれる戸惑い、そして恥じらい」 ハギヨシ「普段あんな恰好の娘が普通の恰好で恥じらう、それがいいのです」 京太郎「暗○教室で普通の恰好したビッ○先生みたいなものですか……なるほど、あえて露出を減らすことによってエロさを追及する……」 京太郎「なんて、なんてハイレベルな作戦なんだ……くっ、一さんの恥じらいとか超見てぇ!」 ハギヨシ「ふふふ、そしてお嬢様には紫にラメの入ったGストリングス」 京太郎「エロい!ストレートにエロいのきましたね!」 ハギヨシ「えぇ、目立つことがなによりのお嬢様ですので下着も派手なものを好まれます」 ハギヨシ「が、これは派手でかなりのエロさのもの。派手でもしもの時に確実に目立つでしょう」 ハギヨシ「しかしこれは露出がありすぎる、しかし派手……その葛藤」 京太郎「目に浮かびますね!下着を前に悩む姿が!」 ハギヨシ「ふふ、お嬢様がどのような選択をするか……楽しみですよ」 ハギヨシ「最後に衣様には青いスタンダードな下着を」 京太郎「スタンダードですけど大人っぽいデザインですね」 ハギヨシ「えぇ、人より少し小さい。けど下着は少し背伸びしてみたい」 ハギヨシ「微笑ましくもあり、大人の女性としての第一歩です」 京太郎「いいですね。多少アンバランスな感じもしないでもないけど、その頑張ったというのが分かるのが」 ハギヨシ「ふふ、この5つのチョイスは悩みましたよ」 ハギヨシ「おっと、長くなってしまいましたねもう。ではいきましょうか」 ハギヨシ「いざ、聖なる夜に夢を届けに」 京太郎「えぇ。いきましょう!」 これは、聖夜に起こされた奇跡のひとつ それを支えた彼らがどうなったのか、それは分からない ただ、そのプレゼントを受け取った人達に笑顔や赤面が見られたのは確かだろう カンッ!!
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ダークアーディス (ダーディス、DJELF、糞、ダー糞、ちずー、電) 概要 紅白2013No.57「もしも全自作音楽でダークアーディス掌編だったら」でダークアーディスのはい説オナニーtxtを垂れ流したksgツクラー VIPRPGはお客様程度の入れ込みであり、関わりは薄い。本業は秋葉原のアンダーグラウンドでDJをやっておりCDも13枚も出しているらしい。 ヲチスレでの「ダークアーディス」はもしもキャラではなく一般的には彼を意味する ツイッターでは女子に下半身粘着したりメカアレを兄貴と呼んで纏わりついたり痛い言動を繰り返している あまりのキチガイさに話題になった。ヲチスレ2015年の台風の目的な存在 性格 実力が無い超ナルシスト。「俺が認めてやってるのだからお前は俺に尽くせ」といった態度で絵師に威張り散らす傍若無人さを持つ。 攻撃的なアスペで、豆腐メンヘルを兼ね備えている厄介な存在でもある。不利になると宗教を持ち出し、「神に裁きを」等とのたまう危ないお方。 2022年現在39歳童貞。この世代のヲチラーと良く似た性質を持ち(ろーた、鳥クックルー等) 本人は彼らと同程度またはそれ以上に獰猛である。更に下半身病も併発しており、それを隠そうともしない モーターでも付いているのか、掌が高速回転するようだ ツクスレとの関係性 ヲチラーからはダークアーディスorダーディスと主に呼ばれているが本人はダークアーディスに臭い設定を足しただけでキャラクター自体の創設には関係が無い 彼(DJ)の存在はキャラのダークアーディスにとっての最大の風評被害であり、これに乗っかった生江・闇機・gnも同時に被害者と言える 2012年、[]に絵板でスカトロ長文を送り、ヲチスレで晒されたこともある 以下祭りテキストはい説から まずノーマルセックスに完全に興味が無い。 自分より弱い存在からの執拗なビンタが好きである。(女性の村人など) それが無意識的な罪悪感の影響であることに本人は気づいていない。 そしてスカトロでもあるが、ヘレン程激しいものは好まない。 また、小の方専門的フェチのアルベルトの逆で、大の方にしか興味が無い。 ダークアーディスはこの2つの性癖については全く隠す気はない。 それが更なる誤解を呼ぶのかもしれないが… メアリースーですか? 絵師との関係性 しばしばCDパッケージを絵師に乞食をしており、女学生絵師がよく粘着対象となっている ダークアーディス本人の性癖に「スカトロ」があり、その性癖を曲げることが出来ない上に他者にもスカトロを強要する迷惑な存在である 女学生絵師やケモノ絵師にうんちの絵を強要するのが好きらしく、よくブロック対象になっている この行動からチューブ荒らしの中の人説が強くなった 過去にはVIRPPGのイラストやスカトロイラストを勝手に同人CDのパッケージに利用していたこともある ttp //mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=3956167 id=52241878 ttp //ddsearch.jp/cn/DJ%20ELF_page1 音楽活動 本当に実力があるかはぶっちゃけ怪しい。「もしも全自作音楽でダークアーディス掌編だったら」ではオリジナルMIDIはイマイチだし、オリジナルメドレーとやらは版権曲を切り貼りしただけでオリジナルでもなんでも無い。ただの著作権違反である お金を取れるレベルではなく月人以下、下手したらピコピコクンや猫神エートと同レベルであるという説もある mixiコミュニティ DJ ELF RECORDING ttp //mixi.jp/view_community.pl?id=3956167 開設日2009年01月06日 (運営期間2395日) カテゴリ音楽 メンバー数16人 2010年代、秋葉原アンダーグラウンドを中心として 活動する革命軍。レーベル。 「生計を立てられるだけの金を音楽で稼ぐ」が第一理念、 「愛を次世代の表現者たちに伝えていく」が第二理念、 「海外、世界中に今を生きるナードコアを発信する」が第三理念です。 これらの理念に共感を抱いた方は是非、 このDJ ELF公式コミュに参加して下さい。 よろしくお願いします。 ?について・・・ドイツ語でエルフとは数字の11を表します。 つまりトレードマークというか・・・トレード数字(?)なのです。 小ネタですね。 代表のDJ ELFは秋葉地下11階の耳長人。 2009年1月にデビューアルバムを発売。 それから10月25日までに、 計6枚にのぼるアルバムをハイスピードリリース。 どのCDも80分近く、ギリギリまで入っているのが特徴のひとつ。 「量も質のうち。」 最も得意とする2010年代の新世代DJ方法「PCDJ」をメインに、 たった3時間で理解しベテランDJを驚かせた「CDJ」も必要に応じ使い、 今も音楽を現在進行形で作り続けています。 笑える・笑えないネタサウンドを追求する一方で マッシュアップやテクノやノイズやメタル、ハウスやパンクなど、 広いジャンルを余裕で横断するスタイルを併せ持つ。 故にCDの展開がほぼ予測不能。 あきばお #65374;などの同人音楽売り場の90%が東方関連音楽という、 次世代に到底未来を提示できない現状をまず私が変えます。 2010年代中に決着をつけます。 一応功績としては以下がある ・同人CDを13枚出した ただし0円セールをしないと在庫が捌けない実力だったようだ ttp //www.ears.jp/chart2012.html CDは全て直筆のサイン うんち絵やVIPRPG絵をパッケージに使用 ・とらのあな、げっちゅ屋、あきばお~などで取り扱われたこともある 今は売ってないようだ ・栃木県那須町大字にクラブ「レオ」を作ったことがある 運営だけでなく建築も本人らしい 下半身活動 しばしば女性絵師(何故かJK・JDばかり)や男の娘絵師に下半身粘着を行い、周囲をドン引きさせるのが十八番 ここではその一部を公開しよう DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 4 時間4 時間前 @edo0o0o0o0o お尻なでなで えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 4 時間4 時間前 @DJELF_RETURNS おしり/// DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 4 時間4 時間前 @edo0o0o0o0o 反応かわいい えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 4 時間4 時間前 @DJELF_RETURNS エヘヘ #9825; 女の子扱いしてくれて嬉しい♪ DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 4 時間4 時間前 @edo0o0o0o0o かわいい女の子よりもかわいいえどさん。 あなたをそう扱う事を受け入れます。大丈夫、トランスパーソナルだとしても俺はそんなえどさんを受け入れます。 えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 4 時間4 時間前 @DJELF_RETURNS エルフさんありがとう(*^3^*)ちゅっ #9825; DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 4 時間4 時間前 @edo0o0o0o0o yeah! you are かわいい、天使のように、妖精のように。 えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 4 時間4 時間前 @DJELF_RETURNS 天使!やった #65374;! DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 3 時間3 時間前 @edo0o0o0o0o はぐっ yes,freehug. えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS はぐはぐ(っ^^c) DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o はぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐっ^^ ぷ #65374; えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS ああ #9825;あったかい #65374; #9825; DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o あっためあお #65374;^^夏だけど えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS そうだね、なんとかしてさっぱりしよう! DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o 風のようにさわやかに さわさわ えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS えへへ/// DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o おしりもさわさわ(セクハラ えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS いいよ #9825; DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o あらっ、かわいい えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS ちょっときもちいい/// DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o 抱き抱き えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS (o^^o)もぎゅ #65374; #9825; DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o ねっ、カップルみたいでしょ えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS えへへ #9825;そうね! DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o こういうのがわからない人は、かわいいを知らない人なのさ、ドンドン2人で歩いていこう えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS 歩いていきたいな #65374; #9825; DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o 何も心配要らないからね! えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 2 時間2 時間前 @DJELF_RETURNS 心配いらないってw何のことw DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 2 時間2 時間前 @edo0o0o0o0o えどが気持ち悪いとか言われても、俺が盾となりあなたを守る。 えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 1 時間1 時間前 @DJELF_RETURNS まあ嬉しい!けど僕独りで戦えるから! DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 1 時間1 時間前 @edo0o0o0o0o じゃあ、えどが傷ついたときは俺が慰め、癒し、愛そう えど #8207;@edo0o0o0o0o #183; 1 時間1 時間前 @DJELF_RETURNS は #65374;い♪ DJELFRECORDING #8207;@DJELF_RETURNS #183; 1 時間1 時間前 @edo0o0o0o0o 妖精同士にしか見えない世界に来たねー^^いつの間にか ちなみにえどブロック時には「ゲイに優しくしてやったのに」と暴言を吐いた。 これが平常運転である。香ばしい 戦いの日々 相手を持ち上げていい気分にさせたところでスカトロ絵を要求し、それを拒絶されると攻撃的になる。 このような人物だった為、VIPRPG界隈では拒絶され続けていた 猫神エート @nekogamisusumo 二行で論破できる流行りの歌詞からパクったような臭い言葉を全方位に向ける胡散臭い人。 洗脳じみた手法で親密度を短期間であげ、相談に乗ると称し麻薬宗教勧誘詐欺など目的に紛れ込んでいると警戒 #ふぁぼしたフォロワーさんを名前をあげずどう思っているか言う ダークアーディス @DJELF_RETURNS @nekogamisusumo 俺のことか? ダークアーディス @DJELF_RETURNS @nekogamisusumo 不特定多数に疑念を起こすのが趣味なのか? ダークアーディス @DJELF_RETURNS @nekogamisusumo 恥を知れ卑怯者。 DJELFRECORDING @tk2k_jade ガキが突っ込んできていい領域じゃねぇよ。馴れ馴れしくするな、ブロックで跳ね飛ばした相手によ。 かわせみさん @DJELF_RETURNS ネットでの発言には責任を持つべきだということだよ……大人ならわかるよね? それと、初対面の人や大して親しくもない人に絵を描かせようとするのは「馴れ馴れしい」と言わないのかな DJELFRECORDING @tk2k_jade お前の独善的な考えに俺は同調しない。陰口たたくしかできねぇオタクがカルチャー自体の質を落としてるんだ。お前など俺はほとんど知らない。 幻想に生きるのもお前の勝手だが、こうやって無駄に火の手を広げて人に迷惑はかけるな。 かわせみさん @DJELF_RETURNS 当の火種が何言ってるの……? カルチャーの質の話なんてしてないよ、あなた個人の問題だよ……ちゃんとした文脈で話してほしいな それとこの程度の内容に対して独善的だと断言できるあたり、あなたは相当幻想に生きてるよ DJELFRECORDING @tk2k_jade お前になど俺は裁かれない。電話で話つけるかガキ?そしてプライドを語る資格などお前には無い。本気で表現で食おうとして生きた事もねぇ奴に何が言える? 信じられるか。説得力ねぇんだよお前の全てが。 かわせみさん @DJELF_RETURNS 前も言ったと思うけど、私はプロの演奏家になるためにクラシックの本場のドイツにまで来て大学に通って、日々コンサートしたりしてるんだよ……? それで説得力がないと言うのなら正直どうしようもないね DJELFRECORDING 決めた。ここでやってても俺は自分を低める表現をしてしまう。 午後3時をもって、ツイッターからは永久に消える。 何故傷つけあいを繰り返すハメになるんだ。冗談じゃない。 もちろん消える消える詐欺 掌返しまとめ ミルクちゃん おしっことうんこで仲良くしましょう→カカッとブロック 猫神エート 君のこと愛してるよ→恥を知れ卑怯者 ヤミキ 兄貴!兄貴!俺も兄貴とお揃いのアイコンにしたよww→笑みの浮かべたアイコンムカつくんだよ かわせみさん ハーピーのエロは良いですね→お前は社会を知らない甘ちゃんだ俺に意見するな しい 下半身粘着→水に流してあげましょう→(リクイラストを見て)うんこがないやり直し VIPRPG 皆愛してるよ→キャラ作ってた疲れた 交友 UCYU 522 :(*^_^*):2015/07/29(水) 11 14 17 ダークアーディス交友まとめ ヤミキ(師匠と慕う、アーディスのアイコンはヤミキ作。12歳ぐらい離れてる。月姫ファンの同志) Ci(しい。ツクスレ外。現在猛アタック中の女子高生) 大富豪の大貧民役(作品の大ファンらしい) ぬくりあ(最初にフォロー、男なのにかわいいと連呼) ミルクちゃん(初期にフォロー、おしっことうんこの妙な仲間意識) かきぴー(初期にフォロー、アニメの好みが合うのでそこを攻める) UCYU(初期にフォロー、茶色い話振って #65374;;;) 蝶番(初期にフォロー、ダークアーディス書いてほしい) 缶時計・イユカ(好みと思われる女コテ) 池田さん(尊敬するが話しかけてもフォローを返してくれないので見限る?) sds(見習いたいビジネス) テンション(作品好き、知性を感じる) 猫神エート(愛してる→恥を知れ卑怯。) 525 :(*^_^*):2015/07/29(水) 11 20 04 交友じゃなくてこれ片方からの一方的親密度ですよね 敵 猫神エート 女体化ダークメカアレックス かわせみさん など 名言 恥を知れ卑怯者。 猫神エートをブロックした時の発言 笑みの浮かべたアイコンムカつくんだよ。 メカアレにお揃いの月姫アイコンを用意して貰ったのにも関わらず、安定の対応 秋葉原アンダーグラウンドの使者、地下11階の番人、DJ ELF RECORDINGのDJ_ELFだ 自己紹介に使おう 茶色い話振って~~~;; UCYUへの発言 月姫最高っすね兄貴 32歳の弟(兄貴は大学生) 笑みの浮かべたアイコンムカつくんだよ!! twitterもやってます!リアルタイムでDJ ELFの心の内面がわかってしまう! →凍結済みアカウント 広いジャンルを余裕で横断するスタイルを併せ持つ。故にCDの展開がほぼ予測不能。 あきばお~などの同人音楽売り場の90%が東方関連音楽という、次世代に到底未来を提示できない現状をまず私が変えます。2010年代中に決着をつけます。 17thアルバムで発禁喰らって死んだ ↑合わせて読もう どうせスレイヤーズのゼルガディスみたいな男なんだろう? 女子高生にスレイヤーズの話を振るおっさん マジで、twitterなんかやめて現実とちゃんと向き合うか・・・?泣きてえけど涙が出ない…泣きてぇよ本当・・・ 女性にブロックされた時の反応 男性の対応と違いすぎる・・・ 妖精同士にしか見えない世界に来たねー^^いつの間にか かわいそう 今までの事は全部水に流しますよ 糞だけに。 下半身シリーズ、色々レベルが高い もういい。いちいち調べるのもアレだ、女子高生として扱おう。 本気で女子高生だとなんとなく感じた 文章のぶっ壊れ方が若い 何て呼んだらいいんだ?我が妹よ 妹が嫁に行ってから俺は一人でな・・・ それどころか俺はもうエルフの魔法使い、32歳だよ。 チーズみたいな香りがしそう 女性フェロモンが出てる 顔アップしてみろよ 可愛い奴ほどいぢりたくなってしまうのさ アナルいじっとけよM女 アナルが嫌なら前いぢれ 関連URL Twitter もしも全自作音楽でダークアーディス掌編だったら Facebook 私的意見はこちらへ 名前 コメント
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箱庭指揮(はこにわしき) 本編では正式名称が未登場なため仮命名。 マップ系アイテムとスキル(モンスターウォッチング、人間観察、観測の目)を使って、地図に戦況を反映させてそれを基に後方から指揮を行う戦法。 この戦法の最大の利点は、フィールド全体の状況を俯瞰してみることができる点である。 距離や地形の影響から前線に居ては見えないであろう敵の不審な動きを察知したり、数手先を見据えた動きを指示しやすくなる効果が見込める。 26章現在では、エデン・サクセスブレーン・ギルバドヨッシャーがこの戦法を導入している。
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うに | ヽ ̄\ | ∧\ \ | { ヽ ハ ヽ ヽ | / /| ハ ハ ! l | / イ八. | ヽ. l | | l ,' >┼< ト、 | | | | | イ / | |` ,' _」_| | | | | | / ___ ヽ. ヽ ./ ´ | ヽ | | | ト、{ィ仞l{_ ` ∨! / __ | / リ | | ||〈{心ノリ |//「ハl/, / ! | || ヽ.沙' ん}/ // // || ∧ , ヾン / // ! l ト、ヽ /イ / | l r'´ ̄ ̄ヘ 、_ ° _ イ |l | ! 「  ̄ ̄` ハ `Tァ¬て_ |l |l | リ {  ̄`ヽ l / /\/|l |l l/ ヽ.  ̄` lr< ̄ ̄`V | | ,'| / \_ 八 i l/ / | ./ ト、 / V、 | 「| / | / | V ハ`¨` ーl |l|l/ .| ./ |.ノ !\ ヽ| |l|' | / L l \l L! | . / | ヽ l ハ | | / | \ | ! l / | \ ,' .| l \ / .| 概要 一時期本スレにいたクソコテ。 ぽにまろや犯ずきんのような馴れ合いの好きなコテだが、 あまりに露骨で執拗だったため、住人からもヲチラーからも嫌われた。 AAをよく使う。 ツクスレの馴れ合いに対する風当たりの強さを改めて確認できた。 ヲチスレには旧ヲチ末期頃に出現しているが、 口調が違ったため別人による騙りの可能性もある。 2009夏の陣で突然復活するが、 やはり口調が異なりAAも使わないので、これも別人かもしれない。 ヲチスレとの関わり ヲチスレの突撃でフルボッコされたことがある 487 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 17 59 34 うに潰しか いいね。たまには本スレ行くか 488 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 00 19 うには別に叩いてもいいよ 490 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 04 38 トリップ付きは 糞しかいないから叩いていいんだぜ 501 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 14 51 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 17 56 49.13 ID xe+/ZSQP0 58 糞コテ死ねよ 豚以下の分際のくせに、無駄な自己主張してんじゃねえよカスが 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 17 58 52.62 ID A5W4QULWO 今年のスルー検定は難問揃いだな 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 18 03 16.41 ID B3ipjPn7O ぇじゃねえよ 馴れ合い豚は消え去れよ ぶっ潰されたいのか 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 18 06 48.43 ID sWfELa940 ◆なにと たたかっているんだ 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 18 06 49.75 ID PmuUy5OsO 貴 様いい加減死ねや脳にハエた からせてウジの溜まり場にするぞ神への供物にもならな い下等種族が死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死 死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/21(土) 18 08 53.16 ID ErH8QA3n0 58 俺のツクスレを馴れ合いで埋め尽くしやがって 俺達の熱いツクスレを返せよ。ゴミが お前ら協力しすぎワロタwww 502 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 19 56 これがヲチスレの力か 503 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 30 14 まだまだこんなもんじゃねえぜ 504 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 33 23 うに叩きは粘着の一致団結だな 今日はパー速でも一致団結が行われたか ヲチスレ復活か? 506 名前:ツクスレの名無し:2009/03/21(土) 18 43 22 広がる粘着の輪 944 : 名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![] 投稿日:2009/03/21(土) 18 51 30 ID sd0QBNvg0 [2/2回(PC)] 今日のヲチラー出張の一連の叩きは有意義だと思う キャラを通じての自己主張とコテを名乗ることの自己主張の両方を フルボッコにすることで今後の調子に乗った新参を阻止できる コメント このコテに関する補足やコメントはこちらにどうぞ うにうにしてきた -- 名無しさん (2013-12-09 09 33 47) 名前 コメント
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※各見出しは攻略本のイベントタイトルより ホームルーム7 大迫「……あー。それでだな。 授業の前に言っておくことがある。 実は男先生、海軍のお偉いさんに嘆願書を出したんだよ。 ちょっとでもいいから“思い出作り”のまあ、天文観測再開のための手伝いをな、 まあなんだ。具体的に言うとお金くださいってやつなんだが、これが今日返事が来てな。 いくらだと思う?10万円? 100万円? いやいや。100万は多いな。 まあ、予算はまだ決まってない。 おいおい。なんでずっこける。まだ話は終わってないぞ。 うん。それで返事なんだがな、なぜか首相から来た。首相だぞ。 政治で教えたよな。 それでまあ、最大限の努力を約束すると。 ……嘘じゃないって。 しかし、一体全体どうなったんだ。 俺に似た名前のえらい軍人さんでもいたっけな。 まあ、いいか…。 とにかく、望遠鏡の修理について ○○に言っておくことがある。 まずはチームワーク…。 みんなの仲が悪いとどうにもならんぞ。 常に全員の友情に気をくばれ。 次に…。 望遠鏡の基礎知識が必要だ。 何も知らんではそれこそ何もできん。 色々、見て回れ! そしてみんなの話を聞くんだ。 さらには…。 戦況も関係するぞ。 戦況が悪化すると物資もまともに入ってこない。 望遠鏡の修理どころじゃないな。 とにかく、勝ちまくるんだ。 もう一つ、コレも重要だ…。 修理するのにコレがないとどうしようもない。 必ず、上げておくんだぞ。 やはり、最後は…。 体力、気力、士気だ! これについては言わんでも分かるな? 以上だ。 隊長たるお前がしっかりしなければ、この“思い出作り”もうまく行かない。 常に心掛けて、がんばってくれよ! さあ、授業始めるぞ」 ホームルーム8 大迫「この間の、そう首相から来た奴だがな。 本物だった。 政府が本腰を入れるようだ。 非公式だが海軍からも通達があった。 誰かに担がれているような気もするが……。 まあ、なんにしても協力が得られたことはいいことだ。うん。 とりあえずはみんなで望遠鏡の整備をがんばろう。 先生もがんばって、これが何かの間違いでも、 間違いが分かる前に最大限むしりとれるだけむしりとるつもりだ。 さて、ホームルームを始めるぞ」 能動式望遠鏡とはなにか 都「たんぽぽというのは世界唯一の能動式望遠鏡よ。 能動式望遠鏡というのはね、まあ、そうだ。 黒い月がなんで黒く見えるか、知ってる?」 (黒く塗られているから?) 都「うーん。そうね。 でも、ちょっと違うかな。 あれは光を吸収するの。 反射しないから黒い」(※) (可視光線を吸収するから?) 都「ええ。その通り」(※) (※) 都「我々の目は可視光線の反射を捕らえて見たことにしている。 でも光を吸収するあの黒い月は見られない。 少なくとも太陽光くらいでは黒い月を照らすことはできない。 だから、なのよ。 だから能動式望遠鏡なの。 たんぽぽは24万km先のあの黒い丸に自分から見に行くための望遠鏡。 平たく言えば、巨大なレーザー砲のことね。 世界最大で最高出力になる」 ホームルーム9 大迫「どういうことか分からんが、海軍全体が動き始めた。 通達に続いて物資が届いている。 特別輸送船に載ってな。 どうやら上は本気で“思い出作り”に参加するらしい。 そうマヌケ面するな。男先生も驚いている。 もちろん女先生もだ。 さて、ホームルームを始めるぞ」 白天とはなにか 女先生が近づいてきた…。 都「ちょっといいかしら。 貴方には一応伝えておこうと思って。 ……。 話と言うのは、白天のことなの。 白天を、あのハンガーの隅にあるアレを、本来の目的で使うことになる。 今夜からでも修復作業を開始するわ。 電装系はずっと保守してきたから、後は飛行関係を修復。 エンジンは入れ替えになる。 ……。 白天というのはね。大昔の戦闘機なの。 宇宙といわれる空間のそのちょっと下までいくことが出来たわ。 5000mもの滑走路が、必要だったけどね。 え、この島にはそんなものはない? そうね。 まあ、どうせ改装した白天は、1万m以上の滑走路がいるから。 そんなものは日本にはないから。 この子はもう改役されていて、戦闘機じゃないの。今は観測機よ。 たんぽぽと星の世界を繋ぐ門をつくるの。 そしてそれが、最期のお勤めになるわ」 そういうと女先生は去っていった…。 大塚2 帰り道…。 こんな時間に格納庫に明かりがともっている…。 貴方が顔を出すと……。 大塚「……」 大塚は苦労しながら深夜まで白天の整備をしているようだ。 (なんでこの機体にこだわる?) 大塚「……こいつが飛んでいるところを、見たことがある。 まだ、戦闘機だった時の話だ。 こいつが作る飛行機雲は、奇麗だった。 奇麗なのは、きっとこの機体の心が奇麗なせいだろう。 俺はだから……それに報いてやりたい」 (黙って帰る) 黙って帰りました。 大塚3-1 大迫「そういや大塚」 大塚「はい」 大迫「海軍さんが協力してくれるそうだ。 戦闘機に乗せてもらって特訓してこい」 大塚「ええ?本当ですか」 大迫「白天は1回しか飛べん。実機練習はなしだ。 1回しかチャンスがないんだからまあ、出来ることは、なんでもやらないとな。 シミュレーションだけでは足りんだろう。 いっぺん感じをつかんで来い」 大塚「分かりました」 大迫「がんばってこいよ!」 大塚は決意ともとれる敬礼をした。 みんなが大塚を見送りました。 大塚3-2 大塚「ああ。特訓のことか。 「まあ、戻さなかっただけ、マシだな。70点だ」 と言われたよ」 (くやしいの?) 大塚「ああ、くやしいな。 もっと努力をしようと、思った」 (すごいじゃない) 大塚「……」 あ、不機嫌になった。 みんなの噂 蔵野「……まだ喜べない。 もう少し、考えてから喜ぶ」 石塚「ここまでは計算どおり。 というところかな」 田島「あやしいな。 何か裏がありそうなんだが。 いっちゃなんだが国ってのはそんなに甘くない。」 友美「よかったね。 何がよかったかよくわからないけど。」 田上「関係ないわ。まわりがどうなんて。 やれることをやるだけよ」 大塚「白天を修理できそうだな」 永野「政府め、金の無駄遣いだ。ぶつぶつ……」 武田「さすがお国は、見ているところは 見ているというところか」 えりす「うそ臭いなあ。 なんで国が動くんだろう。」 松尾「すっげー。 首相から先生に手紙かー。 見せてと言ったら見せてくれるかな。」 嶋「既定の方針ですよ。 ボキが来たのも、このためですし。 え、言ってませんでした?」 中山「……」 中山は、ひどく思いつめた顔をしている。 大迫「しかし、なんでこんな大騒ぎになったんだ?」 都「私にも命令が来たわ。 自分が軍人だったこと、忘れていた。 ……忘れていたかったのにね」 白天の自殺 なんだか、今日のハンガーは妙に暑い気がする……。 PC「……。 …………。 ……………………。 いくら南の島だって暑すぎるぞ!」 空調はどうしたと貴方があたりを見回していると 女先生がすごい勢いで走ってきて貴方を突き飛ばすようにして、走って行った。 (はい?/なんてことするんですか!) 女先生は白天とハンガーを繋ぐ通信ケーブルを引きちぎった。 そして機体に上ると、メンテナンスハッチを震える手で開けている。 しばらくして、へたりこんだ。 肩が小さく揺れている。 都「よかった……」 (あ、すずしくなった/そんなところにハッチあったんですね) 都「ああ、ごめんなさい。 女先生、あわてていて。ごめんなさい。 ちょっと必死だったから」 (暑かったですもんね/空調の故障ですか) 女先生は厳重にハッチを締めて施錠した後、貴方を見た。 「(PC)。 今度から白天とハンガーを通信ケーブルで繋がないで。お願いだから。 機体内の計算機の調整はキーボードを機体にさしてやって。 おねがいよ。おねがい……」 貴方はこのネット時代になんでそんな面倒を、と思いながら頷いた。 先生の顔が、必死だったからだ……。 白天の正体 1-1 ハンガーの隅においてある白天に近づくと、後ろから声がかかった。 都「……来たらだめだって、いったでしょう」 見ると白天から引き出されたモノが、並べてある。 シリンダー型の水槽に浮かぶ、いくつもの脳。 PC「これは」 都「……白天の正体よ」 PC「なん…え?」 自分の声が、反響している。 床から照らし出された綾子先生の顔が、微笑んでいるようにも見えた。 都「白天の正体よ」 声は、無慈悲に響いた。 PC「……この、脳は…。 この手のライフサイエンスは禁止されていると思っていましたが…」 都「……そうね。戦争に勝てると思っているか、あるいは平和な時にはね。 負けている時は、そうも言っていられないわ」 綾子先生は、薄く笑った。 こっちを向いてみせる。 香水と女性の香が鼻についた。 都「さあ、どう思う、優秀で正義感の強い(PC)さん。 どう思う?」 (どうしたんですか、先生) 都「…」 綾子先生は、唇をきつく噛むと、こちらを睨んだ。 もう一度、どうしたんですかと尋ねると綾子先生は、突然表情を変えた。※ (黙っている) 都「どうしたの、さあ、答えなさい……。 答えなさいと言っているでしょう? 答えなさい!」※ ※ PC「……」 綾子先生は、数歩下がると、泣きそうな顔をして突然糸が切れた人形のように床に腰を落としたと思うと、肩を震わせて泣き出した。 都「ごめんなさい。ごめんなさい。 生きていてごめんなさい……」 ひざまずいて、泣いた。 それから後は、会話になっていなかった。 ただ綾子先生は、泣いたのだった。 都「ごめんなさい。ごめんなさい。 生きていてごめんなさい……」 PC「もう、いいです」 先生は、子供のように、胸で泣いている。 PC(どっちが年上だか……) なさけなくなった。 結局その日は、それで終わった。 白天の正体 1-2 都「この間はごめんなさい。 ……。 もう、こういうことはないようにするわ」 天体観測4へ
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特別編 京太郎は今、2 京太郎「ほほう、これはこれは……」ペラ ハギヨシ「いかがでしょう、最近とある伝手から入手したものですが」 京太郎「いやいや、良いものですね」ペラ 京太郎「貧乳物はあんまり趣味じゃないんですけど……これはいいですね」 ハギヨシ「ただの貧乳ではいけません」 ハギヨシ「『貧乳という事を気にしている』事がいいのです。恥じらいがポイントです」 京太郎「恥じらいは大事ですね。『貧乳はステータス』とかいうのも潔くはありますけど開き直ってるだけですし」 ハギヨシ「全くですね。ある意味良くはありますが、私としても恥じらいがある方がいいです」 京太郎「ところで、いいんですか?ハギヨシさんの部屋でお茶ご馳走になって新しいエロ本まで貸してもらって」 ハギヨシ「いいんですよ」 ハギヨシ「鶴賀に行け、そして龍門渕に行け、でしたよね」 京太郎「はい、竹井先輩にそう言われました」 ハギヨシ「残念ながらそういう話は一切聞いていません」 京太郎「やっぱり、部長の嘘でしたか」 ハギヨシ「ふむ……嘘は嘘ですが、おそらくこういうことでしょう」 ハギヨシ「清澄の皆様は今京太郎くんに部室に戻ってきてほしくない」 ハギヨシ「さらに、戻ってきて欲しくないということも知られたくない」 ハギヨシ「故に、このようなことを言った、と」 京太郎「俺、何もやってませんよ?」 ハギヨシ「完全なる仮説でしかありません、これら全てが間違っている可能性もあります」 ハギヨシ「まぁ、女性の中に男性が1人ということは色々気をつかうことが多いですし、これくらいは察してあげるのが紳士です」 京太郎「流石ですね」 ハギヨシ「執事ですから。さて、お茶のおかわりでも淹れましょう。ああ、それとこの前入手したものがありまして」 京太郎「まさか、ついに入手したんですか!?」 ハギヨシ「ええ。とびきり上質の……海外のものです」 カンッ!!
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特別編 彼らのクリスマス 京太郎「ふぅ、こんなもんですかね」 ハギヨシ「ほぅ、見事なケーキですね」 京太郎「いえいえ、ハギヨシさんの作ったものに比べたらまだまだですよ」 ハギヨシ「いやいや、これなら皆さん充分に喜んでもらえますよ」 京太郎「ありがとうございます。おっと、もうすぐ時間ですね」 ハギヨシ「そうですね。ではその前に」スッ 京太郎「えぇ」スッ 京太郎・ハギヨシ「「メリークリスマス」」エロ本交換 京太郎「スタンダードにサンタ服……おお、いいですね。またふとももが」ペラペラ ハギヨシ「クリスマスだからサンタ服……ではなく裸リボンとは……ほほぅ、やりますねこの見えそうで見えないのがなんとも」ペラペラ 京太郎「いいプレゼント交換でしたよ」 ハギヨシ「こちらこそ。それでは、またお会いしましょう」 京太郎「ええ、ではまた」
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プロローグ side京太郎 京太郎『そうそう、だから引っ越すことになったんだよ』 京太郎『いや、そう言われても親父の仕事の都合だって。悪かったって』 京太郎『おいおい、もう会えないって訳でもないし、電話だってこうして今みたいにできるんだから、そんなこと言うなよ』 京太郎『だからお前も携帯持てって……そこは頑張れよお前』 京太郎『引っ越し先?あぁ、奈良だよ。昔、小6くらいの時に1週間くらい休んだ時あったろ?そん時行ったことあるんだよ』 京太郎『おぉ、よく覚えてたな。そうだよ、その時地元の子供に誘われて麻雀覚えたんだ』 京太郎『お前とたまに麻雀やるようになったのもその頃からだよな……あの頃は+-0ばっかで酷かったよなお前』 京太郎『ん?あぁ、俺もそこまで遊んだ奴らのことしっかり覚えてる訳じゃないけど……小学生なのに、とんでもないおもちの持ち主はいたな』 京太郎『……なんだよ、なんか文句あるのかよ』 京太郎『うるせー、麻雀と勉強以外なら相手してやる』 京太郎『引っ越し先?詳しく?俺もまだそこまで詳しくは聞いてないけど、確か……』 京太郎『阿知賀ってとこだ』 憧「あーもう、めんどくさいなー」 晴絵「ほらほら、もーちょいで大掃除も終わるし、頑張れ頑張れ」 憧「分かってるわよー」 穏乃「それにしても、結構やることあるもんだねー」 玄「毎週掃除はしてたけど、やっぱり徹底的な大掃除となったらやることは増えるのです」 憧「さすが旅館の娘。で、宥姉は今なにしてんの?」 宥「す、ストーブのお掃除……」 灼「もうピカピカだとおも……」 宥「ううん、もっと綺麗にしておくと、もっともっとあったかくなるの~」 玄「おかげでうちの暖房器具は年中綺麗なのです」 穏乃「へー、アレ?京太郎は?」 灼「さっきゴミ捨てに……ん?」ピリリ 灼「京太郎からメール……『色々と必要なものを思い出したので、そのまま買い物やってきます』って」 憧「必要なものって……誰よりも掃除道具そろえて、一番働いてたのに何がいるってんだか……」 穏乃「んじゃあこっちは後は宥さんと使ってないロッカーを…わっ!?」バサバサッ 晴絵「おいおい、そこは今日京太郎が荷物置いてるって、最初に言ってたろ?」 玄「京太郎くんの鞄が……荷物も散らばっちゃって」 灼「早く拾って、京太郎に謝っとこ?」 穏乃「はい……ゴメン京太郎」 憧「全く……ん?このノート……」ペラッ 4月×日 引っ越しの片づけも済んだし、今日から新しい日記を書いて行こう 長野から奈良の阿知賀まで引っ越し、ここには以前来たことがあるが、あんまり覚えてないな 地元の子と遊んだ覚えはあるんだがなー ま、のんびりやっていくか 今日は疲れたし、さっさと寝るに限る 咲には明日にでも連絡するか 憧「これは……京太郎の日記?」 穏乃「えぇ!?京太郎って日記書いてたんだ!」 玄「ほほぅ……つまり京太郎くんが隠しているおもちのことが!?」 灼「それは無いとおも……」 宥「か、勝手に読んだら駄目だよ~」 憧「えー?宥姉も気になるんじゃない?」 宥「そ、それは……」 晴絵「そうね、憧。教師として、それはちょっとどうかと思うわ」 穏乃「赤土先生……」 晴絵「あ?もしもし京太郎?買い物どう?ちょっと買ってきて欲しいものがあるんだけど……そうそう、ちょっと開いてる店遠いんだけど」 晴絵「いける?時間かかる?いいっていいって。ちゃんとみんなで待ってるから。うん、じゃ、戻ってくる前には連絡ね」ピッ 憧「……ハルエ、本音は?」 晴絵「え?面白そうじゃない?ここで止めるのも無粋ってもんだし?」 灼「ハルちゃん……」 晴絵「ま、本当にまずそうなことあったらすぐ終わり。もしもの時は責任とって、京太郎に宥の胸でも揉ませればいいでしょ」 宥「えぇっ?」 玄「お姉ちゃんのおもちなら大丈夫ですのだ!」 穏乃「うーん……確かに京太郎ならそれで喜びそう」 灼「それもどうかと思うけどね……」 憧「じゃ、続きいくわよー?」 4月○日 今日は少し辺りを散策してみた 俺が入学予定の阿知賀学院や和菓子屋や神社、ボーリング場や旅館など、色々見て回った そーいや昔こっちに来た時、同年代の女の子3人が子供用の麻雀教室に連れてってくれたっけ あれはどっかの学校だったと思うんだけど、女子校だったよな……ま、いっか 旅館は、昔来たとき泊まった旅館、松実館という旅館だ 外から様子を見ただけだが、少し懐かしく感じた 確かここの娘さんとも仲良くなったっけ。名前は……やべ、思い出せねぇ 女の子だが、おもちに対しての理解がある娘だったのは覚えてるんだがな そんなことを考えながら旅館の近くを歩いていると、宿泊客っぽい、なかなかいいおもちの女性が歩いていた 女性はそのまま旅館に入っていったが……おかしい、おもちの揺れが不自然だ アレは……パッドか? そう思っていると、つい「……パッド?」と声に出ていたようだった すると、「……確かにすばらしいおもちのように見えますが、アレはパッドですのだ」そう後ろから声が聞こえた 振り返ると、制服を着たなかなかにすばらなおもちの女の子が立っていた 女の子は悲しそうに目をつぶって首を横に振り、「と、急ぎなので失礼します」そう言って旅館の方に走っていった そのおもちの揺れはまさに本物だった しかし……どっかで会ったことあるような…… 憧「……玄……あんたって……」 宥「く、玄ちゃんだから……うん……」 灼「……はぁ」 穏乃「あ、あはは……」 玄「な、何?京太郎くんとのファーストコンタクトなのにこの冷たい反応は?」 晴絵「いやー、まぁしゃーないってか……というか京太郎もパッドの見分けとかつくのか。すごいな」 玄「この程度当然ですのだ!」 憧「はいはい。そーいや子供用の麻雀教室ってあるけど、これってアレよね?」 穏乃「だね。あ、次で書いてあるよ」 4月△日 今日は高校の入学式、だったんだが…… 去年まで女子校だったとか聞いてねーよ 男子10人いないし、めっちゃ浮いてるわ。誰だコイツ?って感じでめっちゃ見られたわ しかし元女子校、ってことと、実際に校内を見てみたことで思い出した 小6の時、ここの教室を使った麻雀教室に来たんだ俺 確か、ポニテにジャージの子と、ショートの活発そうな子、それと小6とは思えないおもちの子 この3人に誘われて来たっけ 懐かしいし、思い出したのはいいんだが、流石に小6の時、1週間だけ遊んだ相手なんて向こうも覚えてないだろうな ま、いいや。明日にでも記憶を頼りに、当時の教室でも探してみるか 憧「やっぱりね」 穏乃「小6の時、たまたま1人でいるとこ見つけて誘ったっけ」 憧「そうそう。私とシズはすぐに打ち解けたけど、和だけ少し警戒してたわよね」 玄「一緒に和ちゃんのおもちに触れる方法考えたりしたなぁ」 灼「……小学生と一緒に何やってるの」 宥「あはは……」 晴絵「当時、シズと憧と和が男連れてきた、って結構覚えてたのにね」 憧「まー、1週間もいなかったし仕方ないんじゃない?でも和のことは覚えてたっぽく書いてあるわね……」 玄「あのおもちを忘れるなんてとんでもない!」 宥「そ、そういうことで覚えてたの~?」 灼「まぁ、京太郎だし?」 穏乃「確か、この翌日だったっけ?京太郎が来たの」 晴絵「そーね。次の日の部活の時間だったかしら」 4月□日 今日、授業が終わってから麻雀教室の部屋を探しにいった 以外と覚えているもので、あっさりとたどり着いた まだ麻雀教室やってるのか?と思いながらドアを開けると、 そこではポニテの子、ツーサイドアップ、というのか?その髪型の子、ショートボブの子。やけに厚着をしている子、の4人が普通に麻雀をやっていた 俺も驚いたが、向こうはもっと驚いたのだろう いきなり「だ、誰!?」って言われた とりあえず生徒だと言ったが、当然だがまだ警戒されているようだった 黙っていても仕方ないので、子供用の麻雀教室とかやってないのか聞くと、今度はさらに驚いた顔をされた 「……なんでアンタここで麻雀クラブやってたの知ってんの?」と、ツーサイドアップの子に言われた 隠すようなことでもないので、昔1週間ほどここに来たことがあること、3人の女の子に誘われて麻雀を教わったことを言った するとその子は少し考えるような素振りを見せ、 「その3人って……1人はこんな感じでジャージじゃなかった?」そう言ってポニテの子を立たせた ……同じクラスだったか?立たせた子もそうだ。と思いながらよくポニテの方を見ると、会ったことがあるような気がしないでもなかった ポニテの子もじーっと俺の方を見たと思うと、「……あぁ!!京太郎!?」いきなり大声で俺の名前を呼んだ 呼ばれて思い出した。そうだ、昔誘ってくれた1人はこの子だ。いや、それよりも驚くべきことがあって、俺はついそれを言ってしまった 「なんでお前小6の時とあんま変わらないんだ!?」言った後、怒られた しばし怒られた後、改めて自己紹介と、そしてお互いに覚えていることを話した 4人は高鴨穏乃、新子憧、鷺森灼、松実宥というらしい。鷺森さんはひとつ上、松実さんはふたつ上だった 小6の時、俺を誘ってくれた3人の内、1人は高鴨さん、もう1人がなんと新子さんだった 新子さんの方は高鴨さんと違ってかなり変わっていて、また驚いた 俺と違い、2人はちゃんと名前まで覚えていてくれたらしい ありがたいけど、忘れてた自分が情けねぇ 「色々と話したいこと、聞きたいことがあるのは分かった。でも、明日また来てくれない?」と、鷺森さんに言われた なんでも、今日はもう1人いる部員は休みで、顧問の先生は今日は用事で来れるか分からないらしい 明日、今度はちゃんと全員揃うから、その時また来てほしい、とのことだった 勿論それでOKだ また明日、授業が終わったらここに、という訳で今日は帰った それにしても、まさか3人の内2人に会えるなんてな もう1人、名前は原村和というらしい、あのおもちが今どうなってるか、気になるところだ 晴絵「確かこの日玄は用事があって、私は新学期で色々忙しくて来れなくて、後で聞いて驚いたわー」 玄「京太郎くんが来てると知ってれば来たのに……」 灼「それは仕方な……」 穏乃「それにしても、小6から変わってないは失礼だよね!自分が背高いからって、私だってちゃんと背伸びたりしてるんだよ!?」 憧「……怒るのは仕方ないけど、京太郎の反応ももっともだと思うわ」 穏乃「憧まで言うの!?」 憧「未だに小学校の時と同じジャージ来てるくせに何を言うか」 穏乃「い、一応サイズは大きくしてるし!」 憧「そういう問題じゃないっ!」 宥「つ、次いこ~?」 4月●日 授業が終わり、高鴨さんと新子さんと一緒に元麻雀クラブ、現麻雀部室まで行った 高鴨さんの方は普通に話してくれるが、新子さんはまだ少し距離を取られているような感じだった 部室に着くと、昨日会った鷺森さんに松実さん、それと、なんと以前松実館前で会った子、それと、副担任の赤土先生がいた 以前松実館前で会った子、松実玄さんと言うらしく、松実宥さんの妹らしい 松実館の娘さん、そして、おもち好き。それで思い出した。麻雀クラブと旅館、両方で玄さん(本人からそう呼ぶように言われた)と会っていたこと おもちの柔らかさ、いかにして自然におもちに触れるかについて話し合ったことについて、やっと思い出した 玄さんの方は、この前俺と会って、少ししてから思い出していたらしい。また会えて嬉しいと言ってくれた 玄さんとの話が終わると、赤土先生が話してくれた 赤土先生は、昔ここでの麻雀クラブで教えていて、俺のこともちゃんと覚えていてくれたらしい 俺、高鴨さん、新子さん、原村和さんでここに来たこと、俺に麻雀を教えてくれたこと、1週間も無かったけど、俺も一緒に楽しくやっていたこと 言われて思い出してばっかりだけど、嬉しかった そして、俺と麻雀クラブに関する話が終わり、今の話をしてくれた 今、阿知賀の麻雀部として部員5人顧問1人でやっていること 何より、本気でインハイ出場を目指していること 赤土先生は、入部自体するなら歓迎するけど昔みたいに楽しいだけじゃない、と言ってくれた インハイ出場を目指している、ということに驚いたが、みんなの反応を見るに本気らしい 俺は今日は見学で、少し考えさせて欲しい、と言った それから見学させてもらったが……みんなマジなんだと改めて思い知ることになった 楽しそう、ではあった。でもそれだけじゃない、ってなるとなー…… しばらくして、俺だけ先に帰った 色々思い出せて良かったし、麻雀部に入部くらいは考えてたけど どうすっかなー 憧「……今だから言えるけど、これ結構きついこと言ってるよね」 晴絵「ちょっ、最初一番京太郎の入部に反対してた憧が言う!?」 灼「……確かに、捉え方次第じゃ、少人数で強豪気取り?」 宥「そ、それは言い過ぎじゃないかな?」 穏乃「……でも、全国で和と遊びたいってのは本気だったし、結果こういう言い方になったってこと?」 玄「でも、同じ麻雀クラブの仲間だったんだし、赤土先生も悩んだ結果言ってくれたんだと思うよ?」 4月◇日 今日は麻雀部のことは置いといて、他の部を見に行こうかと思っていた が、HR終了直後、高鴨さんに捕まって麻雀部まで引っ張られた 部室には玄さんが居て、俺達が着いた後、新子さんも来た 高鴨さんは「よし!打とう!」そう言った。すぐに新子さんがツッコミを入れていた 曰く、とりあえず昔の4人で打ちたい、とのことだった それを聞いたら玄さんと新子さんも仕方ない、といった感じだった 今思い出せば、俺は麻雀を初めて教わった時から酷い相手とばっかりだよなー 長野では咲とよく打ってたけど、あいつの+-0止めさせるのに苦労したっけ 玄さんは相変わらずのドラ麻雀、新子さんは容赦ないし、高鴨さんも結構酷い でも、思ったより対応できた。運は良かったのか、結果は3位と僅差で2位 1局終わったし、それで帰ろうと思ったが、高鴨さんがすぐに次の準備をしていた そのつもりは無いと言ったが「は?勝ち逃げする気?」と、4位だった新子さんからも言われ、そのまま2局目へ それからは、ずるずると3局目、4局目とドンドン続き、俺も楽しくなってきたり、途中で宥さんや鷺森さんとも打ったりと、気付けば夕方になっていた 入部するかも決めてないのにこんな時間まで打ってていいのか?と考えていると、いつからか居た赤土先生が入部届を渡してきた 「……こりゃ反対のしようもないわ」そう言う赤土先生も回りには、笑顔の高鴨さんと玄さん宥さん、仕方ないといった表情の新子さんと鷺森さんがいた 俺はその場で麻雀部に入部した 晴絵「打ってる内に細かいことはどうでもよくなった、って聞いてたけど、憧が引き留めたからだったかー」 憧「ち、違うわよ!私はただ、入部するかも分からない奴に負けたくなかっただけよ!!」 灼「結果入部してるけどね」 玄「ま、まぁ楽しかったし、京太郎くんが居て助かったことも多かったからいいですのだ!」 宥「うん、みんなで打つの楽しかったしね」 穏乃「私は京太郎とこれからも遊べるってだけで嬉しかったですよ?」 閑話、その頃の咲さん 咲「……うぅ、なんでこんなとこに麻雀部あるんだろ?」 咲「京ちゃんと打って、『麻雀またやれば』、って言ってくれたけど……部室見つからないよぉ……」 久「あら?どうしたのこんなとこで?」 咲「ひっ!?あ、学生議会長さん?」 久「兼麻雀部部長よ。ここ、部室だけど、入部希望者?」 咲「は……はい」 咲「嶺上開花、と、これで逆転ですね」 和「そんなオカルトみたいな打ち方……」 久「まーまー、いいじゃない。今のところ即戦力!いやー、ありがとう宮永さん!」 咲「い、いえ……私はそんな……」 まこ「謙遜せんでもええぞ。ここまでやられるとは思っとらんかった」 優希「ぐぬぬ……タコスの力を得た私相手にここまでやるとは……とんでもないじぇ!」 久「ほんっととんでもないわねー。これで全力?実はまだ2回変身を残してるとかない?」 まこ「流石にそれはないじゃろ」 咲「あ……実は、普通に勝つより得意な打ち方があるんですけど……ちょっと止められてて」 優希「ほ、本当に変身するのか!?」 和「人はそんなことできません。つまり、これは手を抜いていたと?」 咲「そ、そうじゃなくて!……その、ちょっと怒られるような打ち方だから……」 久「?よくわからないけど、やってみない?たまには一番得意な打ち方もやらないといけないでしょ?」 まこ「お前、自分が見たいだけじゃろ?」 咲「……じゃ、じゃあ……いきます」 この後めちゃくちゃ+-0した 4月▽日 麻雀部に入部した インハイ出場を目指している、と言っていたが、理由をまだ聞いていなかったので聞いてみた すると、赤土先生がある動画を見せてくれた どうやらインターミドル個人の決勝らしい そこに映っていたのはすばらなおもち!……の、持ち主、原村和さんだった 要は、インハイの舞台で原村和さんに会いたいから、らしい 確かにこのおもちには会いたくなる よし!俺も個人でインハイ出場を目指そう! より気合いを入れて頑張ろう! 憧「まずは胸か!」 玄「え!?違うの!?」 灼「違うから」 晴絵「俺もインハイ目指します!って言いだしたのはこれかー……まぁ、その向上心はいいことだけど」 宥「動機が動機ですからね……」 穏乃「まぁ、私も驚きましたし……でも胸、胸かぁ……」 4月■日 部室に行くと、まだ玄さんしか来ていなかった 穏乃と憧(昔はそう呼んでたから、という訳で何故か先生以外全員名前で呼ぶことになった)は後でくるらしい 玄さんだけ、だったので久しぶりに聞いてみた そう、おもちについてだ 初めて会った時、俺達はお互いが原村和の胸を見ていることに気付き、そして熱い握手を交わした 連絡こそ取れなかったが、おもちへの情熱が変わっていないのは、先日のパッドを見抜いた件で理解し合っていた 他の誰かが来るまで、俺達はおもちに対しての熱い議論を交わしていた しかし、宥さんが厚着の下からも主張するおもちの成長が続いていたり、憧着痩せ説などもいい収穫だったが、玄さん自体も結構あるんだよな…… 自分のだからって玄さんは一切気にしてないけど……俺は玄さん自身の胸についても語りたいのに! それを前にして語れないジレンマ!!なんて辛いんだ…… 灼「…………」 穏乃「…………」 憧「玄ー?何人の胸で色々話してくれてんのー?ちょっ、コラ逃げんな!!」 宥「うぅ……またおっきくなったの、黙っててって言ったのに……」 晴絵「玄ー?あー、ありゃ顔真っ赤だったかー。自分が見られてるって今まで気付いて無かったな」 憧「あぁもう逃げて!シズ?灼さん?どしたの静かになって」 灼穏乃「自分の胸に聞いて」 ※玄は後で回収されました 4月◎日 休日、まだこの辺りの地理とか分からない部分があるので適当にふらついていた そしたら、空から女の子が落ちてきた!ならぬ山から女の子が降りてきた。穏乃だった 昔遊んでた時も何度か山に行きたがってたけど、今も山登ってんのかよ…… せっかくだから穏乃に付き合って一緒に登ってみたけど……なんでそんなにひょいひょい登れるんだ? 俺も体力に自信あったけど、それ以上じゃねぇの? そのまま1日付き合って、日が暮れる前には山を下りたけど、「久しぶりに誰かと登ったから楽しかったー!!」と穏乃はすげーいい笑顔だった 俺はヘトヘトになったのに、疲れとか全然見えねぇ また山行こう!と言われたが、次は誰か巻き込もう 穏乃「……あ!これってひょっとして、初デートになるの!?」 憧「なってたまるか!!」 灼「流石にない」 玄「山が好きなのは分かるけど……ずっと登ってたの?」 穏乃「ちゃんと降りたり登ったりしてましたよ?」 宥「そういうことじゃないと思うけど……」 晴絵「しずらしいっちゃしずらしいわ……むしろ付き合った京太郎に拍手」 4月☆日 今日は久しぶりに咲に電話して、ついつい長話をしてしまった 聞いてみると、なんと自分から麻雀部に入ったらしい 嬉しい進歩だ しかし清澄の麻雀部って、長野には風越とか、去年大暴れとかの話を聞いた龍門渕とかあるのに、大丈夫なのか? そう聞くと、インターミドルチャンプがいるらしい まさか、原村和!?そんな近くにあのおもちがあったのか!? 早くおもちについて話せ!と言ったら電話を切られた 酷い、俺はただ今の原村和とおもちが知りたかっただけなのに! 畜生、また明日にでも電話してみるか 玄「気付かない内におも…和ちゃんが近くにいたなんて」 灼「今何言いかけたの?」 憧「長野に引っ越した、ってそういや言ってなかったわね」 穏乃「京太郎も清澄に和がいるって言わなかったし、お互い様じゃない?」 宥「和ちゃんは京太郎くんのこと、覚えてたのかな」 晴絵「どーだろうねー。意外と初恋だったり?」 憧「まっさかー」 閑話、4月末、長野 「付き合ってください!」 和「申し訳ありませんが、お断りします。見知らぬ方とお付き合いはできません」 「そ、そんな……」 優希「まーたふったのかー」 咲「また、ってそんなに告白されてるの?」 優希「おう!中学で転校してから私が知ってるだけで……あ、これ両手両足の指足りないじょ」 和「そんなに多くは……ないですよね?」 優希「どーだろなー?和ちゃん、ふった相手に向かって『初めまして』って言って泣かせたりしてたしー」 咲「うわぁ……」 和「そ、そう言われてもほとんど話してない人ですよ?そんな覚えられませんよ」 咲「覚えきれないくらい告白されてきたんだ……」 和「咲さん!?」 優希「はっはっは。しかし、中学の時も思ったけどなんでそんな断ってばっかなんだじぇ?好きな人でもいるのか?」 和「いえ……ただ、ああいういきなり告白してくる人が多いだけです」 優希「ふーん……実は初恋の相手が忘れられない、とかムロマホと話したこともあったんだがなー」 和「何話してるんです!?そんなことじゃないですよ。むしろ、もう名前も思い出せませんし」 咲「え?初恋の人はいるの?」 優希「それは初耳だじぇ……てっきり男に興味がないのかと」 和「怒りますよ?初恋くらいありますよ。もっとも、さっきも言いましたけど、名前も思い出せませんし、顔もぼんやりしてますけど」 和「……今思えば初恋というより、数少ない仲の良い同年代の男の子、というべきでしょうか……」 咲「へぇ……いつくらいの時?」 和「そうですね……長野に引っ越してくる前の、奈良に居た頃でしょうか」 優希「ほうほう」 和「小学校6年生くらいの時、その時の友達と一緒に知り合った男の子だったんです」 和「確か、親の用事か何かで来ていて、1週間も居なかったんですが、話しやすくて一緒に居て楽しい男の子でしたね」 和「……私の胸ばかり見ていたこと以外、いい思い出ですね」 優希「おー……そんな僅かな期間に芽生える恋」 咲「そして数年後の再開……恋愛小説の基本だね!」 和「そんな期待しても、連絡先も知りませんし、あの男の子がどこから来たのかも知りません」 和「名前も憶えていませんし……ああ、ひとつ覚えていることがありました」 和「金髪でした、その男の子」 5月×日 阿知賀に入学して1ヶ月、周りが女子ばかりな環境にもそれなりに慣れてきた まぁおもちが見れるチャンスは逃さないけどな! 他の男子の奴らとも人数が少ないからか必然的に仲良くなった 他の奴らだが、意外と部活にはあまり入っていないらしい 元お嬢様高校だし、運動系の部活とかやっぱり難しいらしい なので、いっそ男子で何か部活を作らないかという話になった 運動系の野球部やサッカー部、下心が見えている水泳部、変わり種でツインテール部とか言い出した奴もいた 色々な意見が出たが、写真部という意見にほぼ全員の男子が賛同した 主な活動は学園内の風景を撮ること、そこにうっかり他の生徒が入ってもしょうがないよね? それに俺達は強く同意し、詳しく部を作るための話し合いをしよう、としたその時 赤土先生が俺達のいた教室に入ってきた …………その後、男子達による創部計画は無かったことになった 憧「……何したの?最後、なんか涙が滲んでるんだけど」 晴絵「はっはっは。教育的指導教育的指導」 灼「さすがハルちゃん……」 穏乃「い、いいのかな……」 玄「写真部……そこでおもちの写真を撮るのなら私はそこに入っても!」 宥「玄ちゃん?麻雀部はどうするの?」 玄「あぅ……」 5月○日 今日からゴールデンウィーク 去年までなら適当に出かけたり鹿児島に行ったりしていたが、今年はインハイのため麻雀部で練習 でもやっぱみんな俺より上手いなー 特に玄さんなんかアレ初見じゃ無理だろ こっちにドラは来ないで向こうが独占とか、どんな縛りプレイだ このドラ麻雀で先鋒として頑張るんだ、と張り切っていた ちょっとドラ麻雀に負けまくってたんで、冗談半分に先鋒の選手は貧乳が多いと言った すると玄さんはかなりショックを受けたようで、目に見えてミスが増えた ここぞとばかりに、各校のエースは貧乳が多く、故に先鋒はエース、先鋒は貧乳という別称まであると言うと、今にも泣きそうな顔になってしまった ちょっと苛め過ぎたか。なんか苛めたくなるんだよな 少しして、このことがバレ、憧と灼さん、赤土先生にしこたま叱られた 帰り、玄さんは苛められたことで怒ってか、あからさまに俺を無視していたが、 すばらなおもち発見というと、すぐにいつものようにおもちについいて語りだした これも嘘だったんだが、玄さんはポカポカ俺を叩いてきた 年上なのにからかい甲斐がある可愛い人だ 憧「しょーもない嘘で京太郎が玄泣かした時かー」 灼「騙される玄も玄だけど……」 晴絵「ま、それも玄らしいっちゃ玄らしいけどね」 穏乃「それはどうなんでしょう……でも先鋒はエースを先鋒は貧乳って、京太郎も面白いこと思いつきますよね?」 宥「だね~。ん?玄ちゃんどうしたの?」 玄「……今気付いたのです……私がインハイで出会った先鋒は、みんなおもちが控えめだった!!」 玄「こ、これはまさか本当に先鋒は貧乳!?」 憧「アンタ全国の先鋒に喧嘩売ってんの?」 5月△日 今日も1日麻雀。まぁ休日に女子の中に男子1人って、考えてみりゃ恵まれてる状況だよなー 現実は麻雀でフルボッコだけど 憧とか狙ってんのかってくらい俺に直撃させる これがまた上手いからどうしようもない 一体いつの間にそんなに実力を、そう言うとドヤ顔するのがイラッとくるぜ いや、それよりも気になったことがあったので聞いてみた 「一体いつの間にそんなに綺麗になったんだ?」と 憧は一瞬ポカンとした後、顔を真っ赤にしていた 最後に会った時は俺や穏乃と一緒に走り回るような活発な感じだったのに、今やこんな女の子らしくなって この数年で一体そうやってそんな変わったんだ そこに関しては穏乃や玄さん、赤土先生も同感だったのか色々聞いていた 玄さんは手をワキワキさせていたけど、それは違うだろう。それもいいけど 赤土先生が「彼氏できた?」と聞くと、憧はさらに真っ赤になって妙な声を出していた 面白くなったのか、みんなでからかい続けると 「か、彼氏とかいたことないから!!」と憧は叫んだ その後ハッとして、何故か俺を思いっきり叩いてきた 理不尽だ。俺は綺麗になったしか言ってないのに 帰りも何故か憧にアイスを奢ることになった 晴絵「あー、この辺りから京太郎が無自覚に口説くのが目立ってきたよね」 灼「そういえば玄の時も可愛いって……」 憧「うぅぅ……急に綺麗になったとか言われたらああなるわよ!」 玄「か、可愛い……いやでも私は憧ちゃんみたいに綺麗じゃないし……」 宥「ふ、2人とも落ち着いて~」 穏乃「さらっと、気付いたら言ってるんですよね」 晴絵「別の時だけど、シズもいいリアクションしてたわよ?」 5月□日 GW最終日は、松実館での短期バイトだった 人手が足りないってことで頼まれたんだが 玄さんも宥さんも結構着物が似合っていた。宥さんは中にガッツリあったかいもの仕込んでいるんだろうけど 最初は勝手が分からなかったが、しばらく色々聞くと、ハギヨシさんに教わった様々なスキルもあってかそれなりに働くことができた なんか色んな人から驚かれたり褒められたりしたが、そんな大したことはしてないんだがなぁ 終わった後のバイト代も最初に言われていた額よりずっと多かった 玄さん宥さんの親父さん曰く、「これじゃ足りないくらい働いてくれた。受け取ってくれ!」とのことだった その後、卒業後に旅館に来ないかと誘われた。せめてバイトでも!と 最後に「なんならうちの娘どっちかいるか?いっそ両方とかどうよ!」流石に玄さん宥さんが叩いて止めた 恥ずかしかったのか2人とも赤くなっていた ま、いいバイトだった。今後もたまに短期ならということで話は終わった 玄「……旅館の娘なのに、京太郎くんに負けたのです」 宥「……京太郎くん、すごかった」 穏乃「いや、アレは勝てませんって」 灼「正直人じゃない……」 晴絵「言い過ぎだって。ほら、京太郎も誰かに教わったってあるし……」 憧「教えた人はもう人間止めてるレベルじゃない?」 GW前 side京太郎 京太郎『っつーわけで、今年はそっちに行けなくなったわ』 京太郎『……いや無理だって、みんな頑張ってんのに俺だけ抜けるとか』 京太郎『オイ、電話しながら黒糖食うのはやめろ』 京太郎『そもそも親戚っつっても血なんてほぼ繋がっちゃいないだろ、親父がおっちゃんと仲良かったからみたいなもんだし』 京太郎『いや、もう来ないって訳じゃないんだから、またそのうち行くって。だから黒糖は一旦置いとけ』 京太郎『え?今年はみんな集まる?良子さんも?』 京太郎『あー、プロ入りしてから来なかったもんな、良子さん。なんだっけ、今年は冬木市?では聖なる牌を取りに行ったんだっけ?』 京太郎『違った?ま、いっか』 京太郎『ん?……ああ、分かってるって』 京太郎『良子さんやおばさんおじさんにもよろしく言っといてくれ、春』 5月●日 今日は運動会だったけど……疲れた 男子だからって準備でも片づけでもこき使われたぜ 運動会自体はそれなりに楽しかった 特に揺れるおもちが最高でした。玄さんにいい見学ポイントを教えてもらっておいて本当に良かった 競技自体は普通だったが、いくつかに男子が混ざる、といった形だった まぁ10人いないくらいだし、しゃーない それでもなかなか楽しかった。特に、障害物競争は良かった あえておもちのある娘と並走して揺れるおもちをごく自然に楽しんだりできた ただ、途中の障害の借り物が少し悩むものだった 他はやかんとか、ヅラとか、こ○亀152巻とか微妙な物もあったが、俺が引いたのは『尊敬できる先輩』だった こっちに来て日が浅いので、少し悩んだ結果、玄さんを連れてゴールした ちょっと無理矢理手を引いたからか、少し玄さんは息が上がって赤くなっていた 一応、尊敬できる先輩として連れてきたと言うと喜んでくれた 尊敬しているとも。おもちと同志的な意味で まぁ、本人も分かっているだろう 玄「え!?人間性とかそういうのじゃなかったの!?」 憧「むしろなんで迷いなくそれ信じたの?」 晴絵「結構辛辣な意見ねー」 灼「そんなことだと思ってた」 宥「あ、あはは」 灼宥(選ばれなくて、ちょっと凹んだし) 穏乃「2人ともどうかしたんですか?」 5月◇日 今日も部活 今日は結構遅くなった 帰りに穏乃の希望で俺、穏乃、憧の3人でコンビニに寄った そこで、憧が急に他校の娘に声を掛けられていた どうやら中学の時の同級生らしい 確か、晩成だったか?奈良で何年も連続でインハイに出てる でもって偏差値70とか。憧もそこに行く予定だったとか 憧、頭めっちゃ良かったんだなー とりあえず憧がどうして来なかった、とか言われてたので、一応止めようと思って間に入ると 「誰……まさか……憧の彼氏!?」こっちが何か言う前にそう言う晩成の娘 いやいやそんなんじゃねー、と言おうとするがまた遮って 「……男が原因で来なかったのか」とか向こうは勝手に納得しだした 憧もかなり否定していたが、向こうはそのまま今年も晩成が勝つとか言い残して走り去って行った 後からコンビニから出てきた人が 「初瀬ー、アレ?……え!?お前なんで走って行ってるんだ!?私一応先輩だぞオイ!?」そう言って走って追って行った なんか誤解されたままで終わった 俺にはどうしようもないから憧にまかせたけど……どーなったかな 憧「……まだ微妙に誤解したままなのよねー」 穏乃「え!?壮行試合とかやったのに!?」 宥「た、大変だね」 玄「そうですのだ!一刻も早く本当は私の彼氏だって誤解を解いて…」 憧「しれっと何言ってる!!」 灼「……私のってメールしとこかな」 晴絵「青春だねー」 初瀬「うーん……」 やえ「どうした?携帯持って唸って」 初瀬「いや……その、略奪ってどうやればいいのかなって」 やえ「……色々言いたいことはあるが、私も競争相手にいるって忘れるなよ?」 5月▽日 部室に行くと、宥さんしかいなかった 宥さんはまだストーブを付けさせてもらえないからか、5月だというのに寒そうにしていた あんなに厚着してて寒いとか、大変だろうな ほっとくのもアレなんで、無いよりマシと思い、俺の上着を貸した 宥さんは驚いていたが、寒さには勝てないのかお礼を言ってから上着を受け取った 大き目だからか、厚着をしておもちな宥さんでも充分に着れた 上着1枚じゃあんまり変わらないと思っていたが、宥さんはあったか~いと言って、今日は普段より調子が良かった ただ、俺の上着を着ていることを憧や灼さんに問い詰められた。俺が 親切心なのに、解せぬ 宥「京太郎君の上着、あったかかったな~」 玄「なんて羨まし……じゃなくて、お姉ちゃん!ちゃんと着ないとだめなのです!」 憧「そ、そーよ!もっと、京太郎から借りなくていいくらい着とかなきゃ!」 灼「そーいえばこの前私にも貸してくれた……」 穏乃「いいなー……よし、私も!」 晴絵「シズはまずジャージだけなのをやめような」 5月■日 今日も部活 だが、部活前に灼さんに会った そのまま一緒に部室に行こうとしたが、灼さんが階段で足を滑らせてしまった 階段といっても、そんなに段差が無かったからか大事はなかったが、足を挫いてしまったようだった 大丈夫と灼さんは言っていたが、そのままにしておけず、保健室に行こうと言っても聞いてくれなかったので、 強制的に抱えて運んだ。今考えればお姫様抱っこの形だったな 灼さんは顔を真っ赤にして文句を言っていたが、怪我人に無理させる訳にはいかない そのまま保険室まで連れて行って、手当してもらった 手当が終わって、部室に行くから肩を貸して欲しいと言われたが、身長差がどう見ても30以上はある なのでまた同じようにお姫様抱っこで運んだ 保健室に行くときよりかなり文句を言っていたが、怪我して無理をしようとした罰です、と言ってあえてそのまま運んだ 部室にもそのまま入ってやると、流石に降ろしてから怒られた 顔は真っ赤のままだったが その後、帰りは灼さんは赤土先生に送ってもらっていた 憧にもめっちゃ怒られたし、少しやりすぎたと思う だが、また同じようなことがあったら誰でも俺はやるかもなー 灼「……アレは酷かった」 晴絵「人生初お姫様抱っこだったっけ?」 灼「うぅ……」 憧「そんな無理矢理なんて羨まし……じゃなくて酷いわよね!」 穏乃「でも、怪我してたからと考えれば……」 玄「無理しようとしたからですのだ!」 宥「……玄ちゃん?同じことしようとか考えてないよね?」 玄「ギクッ!?」 憧「オイ」 5月17日 今日は憧の誕生日だった 昔会ったことあるとはいえ、実際の付き合いはまだ一ヶ月ちょっと、いや知らんから 部活が終わってケーキが出されてから初めて知った 何も用意できてねーよ みんな何かプレゼントを用意していて、俺1人無しというのもアレなので、 ついこの前携帯で撮ったカピーのベストショットを見せたら、思った以上に喜んでくれた 結構動物とか好きらしい 写メを送った後、今度うちに見に来るという約束をした まぁ、これで喜んでくれるなら安いもんだけどな カピーを今日は少し長めに撫でといた でも写メだけってのもアレなんで、明日何かお菓子でも作って持ってくか 憧「あぁ、この時の写メ、今もたまに見るわ」 灼「結局みんなもらってたけどね」 憧「いいのいいの、可愛いんだし」 穏乃「でも、翌日京太郎が持ってきたクッキーも美味しかったですよね」 晴絵「アレ、どこで買ってきたかと思ったよ」 宥「手作りですもんね」 玄「京太郎くん、そういうとこ本当にすごいなぁ……」 5月◎日 今日は松実館でバイトした なんでも従業員が1人風邪らしいので急遽頼まれた まぁ大体は前回やったことだからそこまで苦ではない でも、前回に比べて、他の従業員の人にも結構顔を覚えてもらえたり、 たまに厨房に呼ばれて手伝いをしたり、前よりも信用されているような感じはあった 何人かからは、いっそ今から就職しないかとか誘われたりした 冗談だろうけど、気に入ってもらえたのかなー 玄「むぅ……冗談じゃないのに……」 宥「ねー」 穏乃「え?従業員の人達もですか?」 玄「うん!板前さんとか、『弟子にしてもいい』とか言ってたよ」 宥「他の人から『ちょっと本気で勧誘してくれない?』って頼まれたりもあったなぁ~」 灼「……従業員みんな本気で狙ってる?」 憧「まぁ、京太郎のスキルならねぇ……」 晴絵「そのうち松実館に就職したって言ってきそうだなー……」 5月☆日 ちょっと親父からの頼まれ事で大阪まで遠出 そこでちょっと奇妙な出会いがあった 昼に大阪ということで目についたお好み焼き屋に入った 個人でやっているようなところなのか、客は俺と、高校生の制服を着た姉妹だけだった どうやら自分で焼けるとこらしかった 俺も自分で焼いてみることにして注文し、タイミングの問題か姉妹と同じタイミングでお好み焼きのたねがきた 客が少ないからか、姉妹の会話もよく聞こえた 「ええか?今うまいお好み焼き焼いたるからな?」「でもお姉ちゃん、この前失敗せぇへんかった?」「ぐ、偶然や!」 等と微笑ましい会話だ。というか背が低い方が姉か。よく見たら妹の方が背も胸もあるな 俺も鉄板で焼いた。久しぶりだったが、案外覚えているものだった 「ええか……ひっくり返すのはタイミングと勢いや!……こう、ピピッときたらガッといくんやで?」「……大丈夫かなぁ」 声が大きいのもあってよく会話は聞こえた。なんかフラグっぽいと思っていたら、その通りだった 「……よし!今や!!」「あ、まだ早……あ~あ……」妹の「あ~あ」で全てを理解した 姉……やらかしたな 「……難しいんやって!ほら!あっちの金髪のにーちゃんも今失敗するで!!」 なんか姉妹でこっちを見ているような気がしたので、あえて見せつけるように綺麗にひっくり返したやった。ドヤ顔のおまけ付きで 「……お姉ちゃん、あの人めっちゃ上手いやん。お好み焼きめっちゃ美味しそうやん」「……見た目より味や!ちょっと!!そこのにーちゃん!!」 そう呼ばれた。まぁ最初から聞こえていたし、別に問題はないが 「うちのお好み焼きとアンタのお好み焼き、どっちが美味いか勝負や!!」そう言ってくる姉の方……思ったより貧乳だったな 断る理由もないので、焼き上がったお好み焼きを切り分けて姉妹に渡す 「……美味いな」「……お姉ちゃん、これオカンより美味しくない?」 そして渡される姉……いや貧乳のお好み焼き……THE失敗作な見た目だった 味は……まぁ普通だな。見た目アレでも悪い訳じゃあない 悔しそうにする貧乳と、申し訳なさそうな妹、もとい巨乳。対照的だった。色々と そのまま一緒に食べることになり、何故か連絡先を交換することになった 「次は負けんからな!なんなら美味いもん作ったら写メ送ったるわ!!」そう宣言しる姉妹の貧乳の方、愛宕洋榎さん 「ホンマお姉ちゃんがスンマセン。あ、これ私の連絡先です」そう言いながら連絡先を教えてくれた姉妹の妹、巨乳の愛宕絹恵さん 帰り道にメールしていると、2人が年上で麻雀部だと知った 夜、宣言通り愛宕…愛宕(貧)からからあげの写メが届いた なのでこっちはこってり豚骨のチャーシューメンを送ってあげた 言い出したのはあっちだし、問題ない問題ない 灼「大阪の愛宕さん……有名選手……」 晴絵「誰とでも仲良くなるなぁ……きっかけがアレだけど」 憧「夜にラーメンって狙ってやってるわね。というか(貧)って……」 玄「確かに愛宕さんは妹さんの方はすばらですが、お姉ちゃんの方はおもちがひかえめですのだ!!」 宥「なんで対戦してないのに分かるの?」 穏乃「……ラーメン食べたいなぁ」 憧「……アンタが引っかかるな」 洋榎「うーん……」 絹恵「……どうしたん?今日の夕飯作るんやないん?」 洋榎「いや、作ってから京太郎に送ってやろーって思っとるんやけど……」 絹恵「うん?」 洋榎「京太郎にダメージあるようなもん作ったら太るし、夜は夜で京太郎が送ってくるし……ウチはどうしたらええんや!?」 絹恵「……無茶な勝負やめたらええやん」 愛宕(貧)、必死に京太郎に仕返し中 しかし京太郎へはほぼノーダメージの模様 5月★日 今日は俺が部室に来た時玄さんしかいなかった 部活が始まるまで時間があったので、玄さんと魂の決闘(デュエル)をした お互いのカード(写真)を出し合い(見せ合い)より上をいく方が勝つ…… やはり同性の強みか、玄さんはかなりの数のカード(写真)を出す 俺も無くはないが……数が足りなかった(写真の入手は合法な手段) このまま負けるのか……そう思った時に引いたのは……鹿児島の春から送られてきた1枚の写真 石戸霞さん&明星ちゃんの規格外なおもちの写真!! 流石の玄さんもこれには涙して深々と一礼 俺達は互いの健闘を称えあい、硬い握手を交わした そしてその3分後、赤土先生と憧と灼さんに見つかり、正座で説教をくらった 写真だけは死守したがな 玄「いい決闘(デュエル)だったね……京太郎くん」 憧「机に女子の写真広げて泣きながら握手してたんだけど、やっぱ今からでも殴っていいわよね?」 晴絵「まーまー落ち着けって。うん、私より大きいのばっかだったけど、気にすんなって」 灼「……やっぱりゆるせな……」 穏乃「でも、今なら憧の写真もあるかもよ?」 憧「なっ!?」 宥「ちゃんとみんなの分あるんじゃない?」 6月×日 今日は穏乃と憧と遊ぶ予定だったが、待ち合わせ場所に2人とも来たが、憧は予定で遊べなくなったらしい 穏乃と2人で、ということになった ついでに憧からジャージ以外の服を選んでやってほしいと頼まれた 思い出してみれば昔会った時もずっとジャージで、今もその時とほとんど変わらない 普段はずっとジャージなのかと聞くと、いい笑顔で頷かれた なんで少し誇らしそうに頷く 憧の頼みもあり、商店街の服屋を見て回ることにしたが……穏乃ががっつり拒否しやがる スカートとか制服以外は絶対ないとまで断言しやがった 一応女子高生なのにそれでいいのか 元は悪くないのに、もったいない 仕方なく穏乃の服は諦め、適当に商店街を見て回ることになった ちょっとした食べ歩きみたいになったが、まぁこれはこれで楽しかった 道中で買ったものはしっかりと写メを撮り、夜に愛宕(貧)に送っといた 穏乃「ジャージでいいのにー」 憧「普段着がほぼジャージってのは流石にないわよ」 灼「だね。ちゃんと服買わなきゃ」 晴絵「……ツッコミどころか?」 宥「そ、それはちょっと……」 玄「でも、元は悪くないって言ってるから、可愛らしい服着てみるのもいいんじゃない?」 憧「それがねー……実は結構後に…」 穏乃「!?そ、それは黙っててって言ったじゃん!!」 玄「へー……じゃあ読み進めたら書いてあるかもだね!」 穏乃「!?」 6月○日 今日からついに団体戦が始まった 初戦からいきなり晩成が相手、どうなるかと思ったが、 いきなり玄さんが大きくリードを広げ、そのまま1位に! マジで晩成に勝ったよ、すげー 会場のみんなびっくりしてたわ そのまま2回戦も危なげなくトップ通過 このままの勢いで目指せ全国!! 晴絵「県予選かー、いやー、あの会場中のびっくりした顔は良かったなー」 穏乃「いきなり玄さんが5万もリード広げましたからね、アレはすごかったなー」 玄「た、たまたまだよ!それに、その後すぐ晩成の小走さんが対応してきたし」 憧「あー、あの人はマジですごいわよねー。初見で玄相手に+で終わらせるんだもの」 灼「あの人は本当に上手い、奈良個人1位だし」 宥「壮行試合の時も、すごく強かったよね~」 6月△日 団体戦、優勝おめでとう!! 晩成以外って10年ぶり?とか言われてたけどどうでもいい! 全国出場が決まったことが嬉しい このまま勝ち進んで和と、という目標のためにも、 これからも頑張っていこう とりあえずは来週の個人戦! やってやるぜ!! 穏乃「この時は嬉しかったなぁ……」 憧「今思えば夏に全国目指すって決めて、本当に全国行くとかどこのドラマよ」 晴絵「それを自分たちでやったんだ。誇っていいぞー」 灼「ハルちゃんもそうだった……」 玄「みんなで掴んだ勝利、ですのだ!」 宥「だね~」 6月□日 麻雀部が全国に行くことになったせいか、周りの扱いも変わってきた 穏乃や憧は他のクラスの人にまで色々聞かれていたようだった 玄さんと灼さんは、それぞれ旅館とボーリング場にお客が増えたと言っていた 宥さんはもみくちゃにされていた。超混ざりたかった それと、麻雀部の後援会がまたでき、予算やらでかなり援助してくれるらしい なので、インハイまでの間に毎週どこかの県の2位の学校に練習試合に行こうという話になった 詳しくは、俺の個人戦が終わってかららしい 俺は留守番かなー。ま、野郎1人なら当然だが それと、みんなで新聞を見て知ったが、長野で咲と和がいる清澄高校が全国出場を決めたらしい 穏乃が燃えていた。物理的に燃えそうでこえーよ マジで優勝かー。あいつも頑張ったんだな 後で電話しておこう 穏乃「あ、うちの店もお客増えたよ!」 憧「うちも参拝客が増えたわ。ま、そのせいで私まで巫女服着て出るはめになったけどね」 灼「なんにせよ、増えたのはありがたい」 玄「だね。お姉ちゃんは揉みくちゃにされてどうだった?」 宥「あったかかったよ」 玄「そのまま私も混ざっていれば上級生のおもちを堪能できたのに……」 晴絵「玄ー?女同士でもセクハラは成立するからなー?」 6月●日 今日から個人戦、俺の大会が始まった 俺なんかほっといていいのに、みんなわざわざ応援に来てくれた というか男子1人に女子5人+引率、目立つわ 玄さんとか落ち着くためにおもちを思い浮かべて、とかアドバイスくれたけど、 思い浮かべなくても目の前のおもちで充分ですありがとうございます そうこうしていると、晩成の先鋒、小走さんがわざわざこっちに来た 晩成は共学で、小走さん自身も個人戦に出ているが、男子の応援にも来たらしい 「個人でリベンジできないのは残念だが、やるからにはトップを目指す!それは男子も同じだ!負けないからな!」そう言い残して 行った あの人なりの激励か?悪い人じゃないのは分かる そして試合、厳しいとこもあったが、なんとか初日は突破した しかし、明日からはもっと強い相手もいるだろう 気合いを入れて、明日も頑張ろう! 憧「京太郎の試合も見ててハラハラしたわねー」 晴絵「ま、いきなり3年生ばっかの卓に入ったりだったからなー」 灼「運が良いのか悪いのか……」 穏乃「うーん……微妙なクジで1位とか引くけど……」 玄「とにかく初日は勝てて良かったよ」 宥「うん。みんなで応援したね~」 6月◇日 大会2日目、悪くは無かったし、午前中は勝ち抜けたんだが、晩成男子は上手かった 奈良県のトップ校は伊達じゃないな 1年夏でいきなり全国、なんて普通じゃ無理なのは分かってるが、悔しい 終わった後、みんな色々と慰めてくれた 玄さんなんて胸を貸すとまで言ってくれたが、断った。断るとか何シリアスっぽくやったんだあの時の俺 でも、これで終わるか もっと、もっと練習して次の大会こそやってやる! 俺は諦めねーぞ!! 穏乃「京太郎……」 憧「そんなの見せなかったくせに、やっぱり悔しかったんだ……」 晴絵「男の意地ってやつよ」 灼「……今度、小走さんも誘って京太郎と打と」 宥「うん……私も」 玄「……じゃあ私は胸を!」 晴絵「シリアスを胸でぶち壊すのは止めなさい。京太郎は喜ぶかもしれないけど」 6月▽日 今日は雨 だから制服が濡れた、とか言いながら何故か嬉しそうにジャージ姿の穏乃が言っていた 制服よりジャージの方が見慣れてしっくりくるってちょっとおかしい気がする ジャージなせいか、普段よりよく穏乃は動いていたが、そのせいかジャージが壁の釘か何かに引っかかり、盛大に破けた ジャージの下はそのまま下着だったのか、一瞬白い何かが見えたが、穏乃はすばやく隠してしまった。おしい しかしそのままにしておく訳にもいかない。制服も濡れているらしいので、一旦ジャージを脱いで貸せと言うと、殴られた 普通ビンタじゃねーの。グーってさぁ…… とにかくジャージを縫うため、妥協案として、一時的に俺の上着を貸した。まだ冬服のままでよかった 体格差の問題か、俺の上着で十分ジャージの代わりはできていた 貸している間、穏乃は何か大人しかったが、まぁジャージが直るのを待っていたんだろう ハギヨシさんに教わったことを思い出し、3分で終わらせた そのまま穏乃にジャージを返し、すぐに着替えたが……なんで今度はジャージの上に俺の上着着てんだ 結局穏乃は俺の上着を着たまま部活を始めた 俺に上着が帰ってきたのは帰り際になってからだった そんなに俺の上着が良かったのか?どこがいいのか全く分からん 穏乃「あぅ……」 晴絵「あったわねー。穏乃が珍しく京太郎を困らせてた日」 灼「あったあった。何を言われても上着を返さなくて」 宥「あったかそうだった」 玄「で?どうしてかな?」 憧「さー、キリキリ吐きなさい」 穏乃「いやその……京太郎が近くに居る感じが良くて……ちょっと話したくないなーって……あぁもうこれ以上いいじゃん!!」 晴絵「おー、穏乃が乙女の顔してるー」 憧「気持ちは分からなくもないけどねー……あたしもやろっかな」 灼「……体格的には私が」 玄「は、はいはい!私も!」 宥「わ、私もあったかくなりたいな~」 穏乃「なっ……じゃ、じゃあ私は今から京太郎に頼んで…」 晴絵「はい、その辺にしときなさいね?」 6月■日 今日から毎週末、全国の県2位の高校との練習試合だ 俺は対戦校がOKすれば付いていけるらしい 今週は穏乃の希望でなんと長野の龍門渕高校 龍門渕と言えば、長野での親友であり師匠、ハギヨシさんが勤める家 多少は面識があったからか、俺が来ることもOKだったらしい 高校、ではなく龍門渕家に招かれた。何度か来たことはあったが、相変わらずでかい すれ違う使用人の人も、ちらほら知っている人もいるので軽く挨拶もしつつ、部屋に通された そこには何度か会ったことがある人達、龍門渕透華さん、天江衣さん、井上純さん、国広一さん、沢村智紀さんがいた まさかこんな形でまた会うことになるとは、そう龍門渕の人達と話し、早速練習試合を始めることに 初戦……穏乃が天江さんにフルボッコに。ついでに俺まで巻き込まれた。飛んだけどな 穏乃が圧倒的な実力に凹んだ、かと思ったがそこは山育ち(半分くらい) すぐに復活して再び天江さんい挑む辺りが流石阿知賀の大将だ それからしばらくして、休憩がてら清澄がどうだったか聞くことに 初めは和が大将だったかと思ったが、大将はなんと咲だった 咲が大将かー……昔はそりゃ自分はおろか俺まで+-0されまくったり、カンばっかりされて気付いたら飛ばされたりしたけど…… そういうとなんか赤土先生が引き攣った顔してた 予定が合わないから会えそうにはないが、インハイで会えるかな 晴絵「あんな人外と昔から打ってて平然としてるのがすごいのよ」 憧「いや、一応あたしらとタメなんだからそんな人外とか……いや、人外というか……」 玄「おもちは人並み以下なのに……」 灼「それ言ったら色々な人に怒られるよ……」 宥「穏乃ちゃん、実際打ってみてどうだった?」 穏乃「打ってる最中は平気だったんですけど……後からすっごく怖くなりました」 咲「へくちっ……風邪かなぁ……」 6月◎日 学校帰り、少し早いけど必勝祈願のお守りでも買うべきかと話すと、 憧が自分のとこの神社でいいものを選ぶ、ということで憧と2人で神社に寄ることに 神社に着き、2人で境内にいるという憧のお姉さん、望さんを探していると、見知らぬ同年代の男の人と親しげに話す望さんを見つけた 邪魔になってはいけないし、今日はやめとくかと思ったが、隣で憧がとんでもなく驚いた顔をしていた 「そんな……お姉ちゃんに……小鍛治プロみたいになるとか考えたりはしてたけど……いやでも……」とかブツブツ言ってた憧 大分失礼なこと言ってたけど聞かなかったことにした 望さん達はそのまま神社の裏手に回って行き、俺は憧に引っ張られてそれを尾行することに 馬に蹴られたくはない、と言っても憧は「ほっとけないでしょ!?」と聞かなかった やがて、周囲から見えないような神社の裏手の奥に。俺達は近くの茂みに そのまま望さん達は急に互いに近付き、どうなるか、と思った時 憧が前に出過ぎたのか、思いっきり音を出して、望さん達に気付かれてしまった 仕方なく俺が事情を話すと、望さんは声を上げて大笑いだった 「この人、親戚だよ?憧、忘れたの?」そう言う望さん 憧はぽかんと呆気にとられた顔をした後、一気に真っ赤になった さらに話を聞くと、男の人は憧とも親戚関係にある人で、ただ建物の修理に来ただけらしい 最後まで話を聞くと、憧はすごい速さで走って逃げていってしまった 俺を置いて。せめて最後まで引っ張っていけ 「あーおかしかった。ま、あんな妹だけどよろしくね?」そう言う望さんだった 一応、帰りにお守りは選んでもらった 憧「うあああああ……なんでこんなことまで書いてんの……」 晴絵「望に男ができたと勘違いか……くく、確かに驚くけど……いやー、面白いよ憧」 憧「う、うっさい!姉の心配くらいするわよね!玄も!!」 玄「え!?そ、そう!お姉ちゃんの心配はするものですのだ!」 灼「……京太郎取られないように?」 玄「なっ!?ななななんのことかな!?」 宥「玄ちゃん……」 穏乃「いや、今更でしょう」 6月☆日 週末の泊りで練習試合、今回は愛知県だ だが俺は留守番。まぁ、相手校が女子校で女子チーム同士の練習試合だし、そりゃ普通はこうなるわなー 仕方ないので今日は1日ネト麻 久しぶりにじっくりハギヨシさんと打ったり、うっかり間違えたのかネト麻最強ののどっちとエンカウントしたり、色々あった ただ、1人仲良くなれた人がいた ハンドルネーム打倒はやりんさん 可愛らしいアバターに、アバターのおもちが大胆な人、チャットで仲良くなり、連絡先まで交換した ぼちぼちメールもやってる。なんか今度着る衣装、とか言って服の写メを送ってくれた これがかなり大胆なものだった これを平然と着れるほどの人物……是非ともリアルでも会ってみたいな 晴絵「まー、さすがに連れてけなかったわー」 憧「仕方ないわよ。せめて個人で入賞でもしてれば断られなかったかもしれないけど」 穏乃「ちゃんと京太郎も分かってるよ。お土産も買ってったし」 玄「しかし……この人もおもちがあると見た!」 灼「いやネト麻だし……そもそも女の人じゃないかも……」 宥「玄ちゃんのこういう勘は当たるよ~」 揺杏「ユキー!新しい衣装だぞー!!」 爽「希望通り胸めちゃくちゃ強調したぜー!!」 成香「わ、わぁ……」 誓子「胸元すっごく開けて……これ、本当に着るの?」 由暉子「いいですね……彼、胸が好きですし……」 6月★日 部活に早めに行くと、玄さんが部室の掃除をしていた せっかくなので俺も手伝うことに 熱いおもちへの愛を語り合いながら掃除をしていた しかし、俺と玄さんでは大きな違いがある それは、おもちを実際に触れたことがあるか否かだ 玄さんは同じ同性として、比較的容易に触れることができる だが俺は男だ。下手に触れでもしたらあっという間にデッドエンド直行コースに おもちを愛するものとして、柔らかさや重さ、それらを知りたいが俺ではその領域まで至ることはできない なんという玄さんとの大きな差。なんて大きな問題 玄さんもこの辛さが分かってくれたようで、優しく慰めてくれた その時だ 俺は掃除で濡れた床で足を滑らせ、まるで玄さんを押し倒すような形で倒れた あまりに唐突な出来事に俺は状況が理解できなかった そして、倒れている俺は、その手に当たっている柔らかいものが何かも分からなかった とりあえず手を動かすと、それは柔らかく、そしてあたたかなものだった 動かすと同時に玄さんの声も聞こえた 「きょ、きょぉ…たろ……くん……」その声でハッとした 俺の手は、俺の両手は……玄さんのおもちの上にあった つまり、俺が触れていたものは……玄さんのおもちっ!! すぐさま玄さんの上に倒れる形だった俺はそこをどき、すぐに土下座した 玄さんの表情は土下座で見えなかった が、玄さんが何かを言う前に、みんなが来た そこで土下座している俺にみんな驚き、結局玄さんのおもちを揉んだことは有耶無耶になってしまった しかし……今思い出すと、アレがおもちの感触か……すばらしい 俺はまた、ひとつ大人になれた気がするよ ありがとう、玄さん 玄「どういたしまして……やはりおもちは触れてこそ…」 憧「何やらせてんのよっ!!」バシッ 玄「あいたぁ!!叩かないでよぉ!」 晴絵「いやー、これ現場抑えられてたらアウトよ」 灼「流石に擁護できない……」 玄「事故!事故だよ!!」 宥「でも、京太郎くんに押し倒されたんだよね?」 穏乃「な、なんかそう聞くとすごいですね……」 玄「そ、そんなんじゃ……あぅぅ……」カオマッカ
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特別編 あこちゃー日記 ※短めです ×月○日 今日新しい友達ができた 少しだけこっちにいるっていう京太郎って奴 なんかすぐに仲良くなれた でも、麻雀はすぐには覚えなかった 早く京太郎とも打ってみたいのに △月□日 今日もシズ、和、玄、京太郎と遊んだ 京太郎は玄と胸の話ばっかりして和に怒られてた そんなにいいのかな 男子って、よく分からないことに夢中になる ……玄は昔からああだったっけ ●月◇日 京太郎にそんなに胸がいいのって聞いたら、良い!って大きな声で言ってきた 胸がある女の子がいいの?って聞くと、胸がある女の子らしいのがいいって言ってた サイテーだ。そう言ってやると、胸大きくなってから言ってみろって言ってきた 悔しいから、胸大きくして女の子らしくなってやろうって決めた 京太郎にギャフンって言わせてやる!! 憧「なっつかしいなー……こんなの書いてたっけ」 憧「……胸、はおっきくなったけど……玄や宥さんと比べるとなー」ムニムニ 憧「女の子らしく……か……」 憧「おはよー」 京太郎「おっす、憧。今日は早いな」 憧「まーねー……ね、京太郎。あたしって女の子らしい?」 京太郎「?まぁ、昔よりずっと女の子らしいと思うぞ?」 憧「そう?ふふっ、ありがと!」 カンッ!!
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特別編 執事とバレンタイン ※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます ※大体色んなとこを参考にしたりイメージだったりなので、理解できるかどうかは個人差があります ※深夜テンション。ちょっと変態度高めでマニアックな内容なので、苦手な方はスルーでお願いします 2月13日 龍門渕邸 京太郎「バレンタインですねー」 ハギヨシ「えぇ、バレンタインです」 京太郎「あるところでは愛の誓いの日、またあるところでは聖バレンタインだかなんだかの命日だとか」 ハギヨシ「いいではありませんか、愛の日」 ハギヨシ「恋する乙女こそ美しい、というのは真理だと思いますよ」 京太郎「そりゃ分かりますけどねー。愛を誓う相手もいなきゃテンション上がりませんよ」 ハギヨシ「まぁそれもまた真理、それもまた宿命です」 京太郎「真理は残酷だ……そーいえば、バレンタインといえばチョコ、チョコと言ったら……」 ハギヨシ「……なるほどなるほど。チョコまみれ、裸チョコですね」 ハギヨシ「視覚的には素晴らしいでしょう。また、『私を食べて』という意味としてもまたそそられるものもあります」 京太郎「ロマンですよね。チョコと一緒に私もあげる、みたいなシチュエーション」 ハギヨシ「えぇ、ロマンです……そして、ロマンで終わらせた方がいいものでしょう」 京太郎「っ……えぇ、予想はしてました。多少なりとも料理をするものとして、分かってはいましたが……厳しいですか」 ハギヨシ「はい……衛生面ではもちろん保障できませんし、何より火傷します」 京太郎「チョコをドロドロにですからね。それなりの高温になるんですね」 ハギヨシ「えぇ……実際に仕事でプレイをしたことがある方曰く、『チョコレートが体温で温まり生ゴミのような臭いがひどかった』とのことです」 京太郎「あぁ……現実とは非常ですね」 ハギヨシ「クリスマスの二の舞になりますが、裸リボンが現実的ですね」 京太郎「ある意味緊縛プレイの一種ですからね。そのまま絡まって動けなくなって……というのもいいですよね」 ハギヨシ「それか……媚薬ですかね」 京太郎「盛るんですか?」 ハギヨシ「いえいえ。チョコレートも一種の媚薬とも言われています。実際に微量ではありますがそういう成分も含まれていると」 ハギヨシ「逆チョコと言ってチョコを送り、実は媚薬効果付きとネタバラシをする」 ハギヨシ「そのまま乱れさせ、媚薬のせいだからと言う相手に、媚薬成分は微量だと更なるネタバラシを」 ハギヨシ「ある意味テンプレートではありますが、王道こそ素晴らしい」 京太郎「あぁ最後のネタバラシの時の顔とかすっげぇいい顔でしょうね」 ハギヨシ「全くですね……さて、そろそろ焼き上がりの時間ですかね」 京太郎「えぇ、後は仕上げをするだけで明日のためのチョコケーキは完成ですね」 京太郎「さて、遠方の人達用のものも作らないと」 ハギヨシ「でしたら、少々難易度は高いですが良いものが」 京太郎「へぇ、どんなものですか?」 バレンタイン、それが素晴らしい日になるか忌むべき日になるかは人それぞれ 各々の想いを胸に、その日を迎えるだろう 当日、某男子高校生からの逆チョコで女子としての自信を失いかけた者が多数いたりしたのは、また別の話 カンッ!!