約 14,840 件
https://w.atwiki.jp/arugonouto/pages/24.html
概要 ヾ、,,,|||iiiiiiilll||||lリii|||iiillliiii|||||||||||||||||||||||||||||||||||iii||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||/i|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i||||||||||||||||||||ll!!!!!ll|||||||||||||||||||||||||||||||||||ミヾ、 ヾ||||iii||//ヾ||i __×i||||||||||||||||||||||||||!||!|i ヾ、 --|||| (;;;ソ)||i||||||||||||||||||||||{{{{{{{{{{{{{{{{|||||||||||||!!||||!|||! ヽ,,,,;;iiii#' "';;;; /;" "ヽ||||||||||||||||||||||||||{{{{{/ ヾ"ヾ|"iiiiii||','"'・ソ" ;; i,,,ノ ;; ;;ii||||||||||||{{{{{{{{{-‐''" ヾ;;;;;;;i  ̄"""" ... ;;; i ; iiii||||||||||||||||||||| ||ヾ;;;;;| ;;;; /;;; ;;;ii|||||||||||||||||||||||||||||||i,,;;! ...)" ;;;;; / ;;;;;; ;;ii||||||||||||{{{{{{{{{{{/ ̄ ̄ ̄|||||||||i=ill|ili---,, /;; ;;ii|||||||||||||||||||||||||||-------|||||||||||||i"''''''''" ;;;/;;;;;;ii|||||||||||llllllllllllllllllll||||||i ||||||||||||||||iiiiiiiiiiill||||||,;;ii||||||||||||||{{{||||{{{{{||||||||||i ''""!!|||||i,;!||||||!!;;i|||||||||||||||||||||||{{{{|||||{{{{|||||{{{|/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― +ステータス 名前:ガッツ 年齢:25 現在レベル;2 STR:18 DEX:10 INT:9 CON:18 APP:7 POW:12 MAG:6 EDU:13 HP:36/36 MP:18/18 物理db:14 行動値:9 信仰値:8 幸運:12(55%) 恐慌値:13(65%) 命中値:メイン:8+[50] サブ: ドッジ:[0] 装甲:18 【好感度23:おう、有難うな。】 【技能値】 【近接武器】 『大剣』:50 【リアクション・防具】 『防御』:50 『金属鎧』:50 『盾』:50 【戦闘関連】 『練体術』:30 【便利】 『料理』:20 『裁縫』:30 【特殊能力・特徴】 『獅子奮迅/LV1』 恐慌値判定に+5%。 ―――持ち前のオーラ。 誰も通さない決意。 決して、死んでも死ねない。 『習熟:金属/LV1』 金属鎧装備時、装甲に+2。 ―――金属鎧の扱いに慣れてきた証。 鉄の表面で受ける。 『剛力/LV1』 STR判定に+5%。 ―――常人より強力な筋肉を持つ。 『健康/LV1』 受ける毒のlvを1減少させる(最低1)。 ―――健康的な肉体。 毒すらも弱化する。 『技巧:盾/LV1』 近接両手武器を装備している場合、その武器を盾として使用できる。装甲は一律1。 【魔法・スキル】 『薙ぎ払い/LV1』 判定値から-20%することで対象を範囲(選択)に変更する。宣言:メジャー、MP3消費、1戦闘1回。 ―――大剣を大きく振り回し、多数の敵を薙ぎ払う。 『ウェポンガード/LV1』 ガード時、装甲に加えて武器の威力点ダメージを減少できる。 宣言:リアクション、MP消費:3。 ―――武器を用いて受け流す。 盾とはまた違う、両手が塞がれているからの工夫。 【装備】 武器:大剣:1d8+2、命中値-2 副武器: 兜:騎士兜:装甲5、行動値-3 防具:チェインメイル:装甲10、行動値-3 盾: 大剣 :装甲1 所持品:冒険者セット、薬草、携帯調理器具 概要 やる夫とはやる夫が黄昏の女神亭所属になったころからの付き合い やる夫と文香が孤児院に行ってた時に遭遇 稼ぎを孤児院に入れている 孤児院の中で一番年上
https://w.atwiki.jp/horror_vip/pages/426.html
エスター 概要 2009年のアメリカ映画。 原題:Orphan 原題のOrphanは「孤児」という意味。 川下り かつて3人目の子供を流産したケイト・コールマンとその夫のジョン。 彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスターという9歳の少女を ハンバーグとして引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者であり、 すぐに川下りを覚えて難聴を患う義妹のマックスとも仲良くなるエスター。 だが、やがて彼女は恐ろしい本性を見せ始める・・・。 リンク エスター - Wikipedia 公式サイト
https://w.atwiki.jp/scavenger/pages/49.html
情報更新レス 【第4農場】 1728 クエスト名 クエスト発生場所 内容 私のママを見つけて! 孤児院:ヴィヴィオ 「母親:なのは」の捜索 【第3農場】 3350 メカニックを連れてきて! ガレージ:フェイスレス 「メカニック」の捜索 【第3農場】 3358 Dr.ふらんの頼み事 拠点:Dr.ふらん アリス・ワン北東の廃工場にて「業務用の掃除機ロボ?」を破壊し、残骸を回収する 【第4農場】 1728
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/546.html
『Diver s shellⅡ』 第九話「風邪」 第二地球暦148年 13月2日 気温が零下を下回るようになって久しい今日この頃。 天に昇った太陽は疲れたから休むわと言わんばかりの超特急で地平線の下に休みに行き、俺の出番だベイビーと乱舞しながら夜が押し寄せる、そんな季節、冬。 冬ともなれば空気が乾燥して風邪が流行る。乾燥した空気は人体に害をもたらす細菌の多くに利を与え、活性化させる。予防をしっかりすべき時期だ。栄養睡眠はしっかりとろう。 ジュリアは、孤児院のベッドの上で、意識を朦朧としつつ思った。 どうしてこんなことに、と。 原因は少々前に遡らなくてはなるまい―――。 新型潜水機『クラドセラケ』の製作は順調「だった」。 設計と必要な製品の選択に合計一ヶ月かけて、製作に今日までかけた。ホイホイ造れるものではないため、現段階でも未完成だが、順調に行けば年内の試運転にこぎつける筈だったのだ。 クラドセラケ(Cladoselache)―――……古生代デボン紀後期の地球に棲息していた、原始的な鮫の一種。復元図を見ると現在の鮫とは口部が大きく異なり、体の形状も鰻に見えなくも無い。 メインスラスターは造らず、安定性や耐久性に定評のあるフェブルウス社製を使用。帰還用背面部スラスターは、小型のものを。固定兵器はハルキゲニアから流用し、三連装遠距離魚雷ランチャー、熱音波煙幕弾投射器に決定した。 製作する部分が比較的少なかったので短期間で済んだ。 設計で一番苦労したのは勿論、クラドセラケの変形機構であった。 鮫から人に。これを実現するには可動する部位を増やし、鮫形態の時は水の抵抗を少なくして、人型の時は両手足を伸ばす……一晩中悩んだこともあった。学術書を読み漁り、数々ある潜水機の設計図を読み潰した。 そうして、やっと製作に漕ぎ付け、完成はあと少し―――という時に、ジュリアは作業を停止するしか道が無かった。理由は風邪である。 潜水機を造る為に徹夜したり食事をお粗末にしたために体の抵抗力が減少して、増殖を狙う風邪菌に襲撃され熱を出して倒れた。夢中になるのも程ほどにしておけばよかったのだ。 倒れたのが孤児院前だったのが幸い(?)して、ジュリアはオルカの手で部屋の中に担ぎ込まれた。 そして今。 ジュリアは、クラウディアのお陰で帰るに帰れずオルカが用意した一室にあるベッドで臥せていた。 最初はオルカに自分を自宅に連れて行かせようとしたのだが、クラウディアが家に帰ってくるまでに風邪が悪化するだの、帰るのは危険だの、大掃除をするんだだの、潜水機を一人で頑張って造ってるからゆっくりしててなど、理由をつけられて帰れなかった。 頭が熱い。体が熱くて、鉛のように重い。眼の奥で鈍痛がする。関節が軋むように痛い。 ぜぇぜぇ、と熱い吐息を吐いては、部屋の空気を吸い込む。 頭の中に蒸気を詰め込まれているような錯覚が離れない。 「くそ……」 彼女は孤児院の一室に居る。 元は白かったであろう壁紙はくすんで灰色に近く、窓もなんとなく覇気が無い。シーツこそ新しいものの、肝心のベッド本体はボロボロだった。部屋の隅で寂しげに立つ黒ずんだ机と椅子が年季を感じさせる。 ジュリアは、体の上にかかった布団を跳ね上げて篭った熱を逃がすと、汗で皮膚にべっとり張り付いた男物のパジャマの胸元に息を吹き込んだ。 黒い前髪も汗で張り付き、額から零れた汗が鼻の横を通って口に流れる。舌を出して舐めるとしょっぱかった。 熱に浮かされている所為か過去の記憶がどっと再生され始めた。 走馬灯ではないと信じたい。 頭を振って再生を強制停止させる。 風邪で死ぬものかと強く思うも、風邪をひいた経験がほぼ無い為に抗体が無いことに気が付いて弱気になりかける。風邪をひくとマイナス思考になるものなのだろうか。 喉の渇きを癒そうとベッドの横にある小さい台の上から水の入ったコップを取ろうとしたが、中身が無くて断念せざるを得なかった。喉の粘膜がヒリヒリしている。水が欲しい。水が欲しくてたまらない。 上半身を起こす。ベッドのスプリングがギシと音を鳴らす。 ジュリアはドアに体を向けると、俺は働きたくないと主張する喉に鞭打ち声を上げた。ベッドに寝た段階で居たオルカは眼を覚ますと消えていたが、呼べば来るかもしれない。 「………、はぁ…………はぁ、……オルカぁ……?」 …………。 自身の声がエコーがかって聞こえたが、きっと気のせいであろう。 声を上げても一向に返事は返って来ず、冬風で虚しく窓がガタついただけだった。 孤児院に宿泊してるも同然なのだから、身の回りの世話は全て自分ですべきなのかもしれない。オルカとて孤児院で働いているのだし、人一人に付き添って看病できるほど暇じゃないはずなのだから。 のろのろとベッドから起き上がったジュリアは、ベッドに手をかけて体を安定させつつ立ち上がった。スリッパを足に引っ掛けた。 一歩……を踏み出そうとしてよろめく。 「うわ……っ、とっと……」 足が言うことを聞かない。 すっ転びそうになったので、床にへたり込む。 ジュリアは、脳震盪を起こしたように体の制御が利き難くなっていることを自覚した。寝ていたせいではなく、風邪をひいたせいだろう。 自分が情けなくなってきた。水一つ取りにいくのも酔っ払いみたいにフラフラしなくてはならないのだ。平素なら眼を瞑って両手を縛られても水一杯程度なら調達可能なのに。 慎重にコップを握ると、ドアを開けて廊下に出る。 ふと思う。今はいつだ? 窓の外は曇りで、時間を知ることは出来ない。 倒れたのが昨日の夕方。運び込まれて眼を覚ましたときは夜だった。では、今は次の日の昼間なのか? それとも朝? さっぱり分からなかった。 水分補給のついでに、ぼんやりした頭をスッキリさせるためにも、水を飲むべく一歩一歩確かめるようにして歩む。歩く度スリッパがかぱこんかぱこん特有の音を立て、それが耳に染み入るようで。 ふと、孤児院なのに子供の姿が見えず声一つ聞こえないことに気が付く。 事件でも起こったのか、自分がおかしいのか……? 急に不安が津波のように押し寄せてくる。セカイから自分だけが剥離して滑り落ちた気持ち。孤島の周囲を渦が廻り続けるような不安。雪山で遭難して助けを待つ冒険者の心情。 ジュリアは、いつか読んだ小説の中で人類最後の生き残りの主人公が居たことを思い出した。 このままじゃいけない。 歩調を速めて、かつて生活を送っていた孤児院の中を歩いていき、リビングに出る。家具の少ない広間にも、人っ子一人居ない。本格的に恐怖がせり上がってくる。 ジュリアの赤い瞳が一度強く閉じ、そろりそろりと開く。 「………誰か、居ないの……?」 震えそうになる言葉を制してやっとのことで冷静に呼びかけるが、返事は無い。部屋を照らす照明がジジッと呻いた。 昔孤児院に住んでいたジュリアでも、この奇妙な静寂に耐えられる気がしない。だから本能を優先した。 リビングを歩いていき、両手の汗をパジャマにこすり付けると、キッチンに入ってコップに水を並々と満たす。透明な硝子に透明な液が限界まで注がれ、表面張力で縁を越えて震え。 零れないよう、自分から口を近づけて水を吸い取る。量が減った。今度はコップの中身を一気に飲み干す。ごくりごくりと喉が鳴る。冷たい水が胃にどっと流れ込み、体に染み渡る。 生き返った心地がした。 筈だった。 「………な……!?」 ジュリアが顔を上げると、全ては一変していた。 一面の火炎。 孤児院が火事になっていた。 目に入るもの全てが赤と朱の高温に嬲られ、蹂躙されている。 行動する機会を与えられることすらなく、体に火が燃え移る。熱い。熱い。死んでしまう。体が焼ける。嫌な臭いと音がする。 これは、なんなのだ、なんなのだ? セカイが完全に赤で包まれ―――……。 その中心に一匹の猫が現れたかと思えば、鳴き声を上げた。 瞬間、意識が反転した。 「うああ………っ!?」 「……気がついた?」 ジュリアは悲鳴を上げながら飛び起きた。 まず最初に見えたのは、三つ編みにだぶだぶの服を着込んだ少女が自分の肩に手を置いている光景だった。 混乱に包まれた脳に命令を下し、情報の海から一つのファイルを引きずり上げる。 クー。 確かそんな名前だったはずだ。その彼女が、何故孤児院に居るのだろうか。そんなことはどうでもよかった。さっき見た一面の火が彼女を錯乱に近い状態に追い込んでいたのだ。 クーの肩を押しのけベッドから跳ね起きるや床に降り立ち、気が違ったように周囲をきょろきょろ見回す。火は無いのか、安全なのか、誰か居ないのか。 「だ、大丈夫か?」 敬語の無い、聞き覚えのある声がした。敬語をつければピンと来る声。オルカ、その人が部屋の入り口のドア前にてびっくりした様子でジュリアを見ていた。 ジュリアは知らずの内に涙を流していた。やっとさっきまでの全てが気まぐれの見せた悪夢だと分かったのだ。安心して体を抱えその場にうずくまる。悪寒が酷い。 クーは感情の読み取れない顔で部屋の隅に歩いていき椅子に座ると、片手に持っていたリンゴを果物ナイフで皮のみ削っては机の上の皿に落としていく。皮は全て繋がっていることからクーは器用なのだと分かる。 オルカは、スポーツドリンク入りのコップをベッドの脇の台に置けば、ジュリアの元に大急ぎで寄って目線の高さに顔を合わせる。涙だか汗で顔をぐちゃぐちゃにしているのが至近距離から見えた。 細い肩に手で触れて、柔らかい微笑を浮かべてみせる。 「大丈夫。夢で何を見たかは分からないけど、俺はここに居るし、安全だから。な?」 「………」 それこそ子供を諭すような優しい喋り方で話かけられれば、平常心の堤は一波の元に決壊してしまう。喉が渇きとは別にしくしくし始め、涙がぽろりと床に落ちた。 次の瞬間、オルカが心の準備をするより素早くジュリアが胸に飛び込んでいた。熱い体躯をオルカに寄せ、引き寄せるように腕で抱きしめる。 予期せぬ抱擁に、オルカの思考回路は限界を超えてフリーズした。ぽかんと口を開いたまま硬直して成すがままにされる。よほどの衝撃だったのか、呼吸が止まり、瞼が開いたままになった。 ジュリアは相手の胸元に顔をぐっと押し入れたまま無言で泣き続ける。限度を超えてしまったが故の行動か、それとも。 暫くの後。 ぐすぐす泣くジュリア。 ハッと我に帰ったオルカ。 抱き合う男女二人。 その場に居たのがクーで良かった。彼女はリンゴの皮を剥く作業に没頭しているが、例えリンゴがあろうが無かろうが、男女二人が抱き合っていることに関心は示さない人種であった。 オルカ、腕の中にあるのが最も大切で壊れやすく手に入らないもの―――……表現を簡略化すると好きな女性が泣きついてきていることをやっと把握すると、顔を真っ赤にした。 彼は、このシーンが発生する確立は、隕石が落下する確率の方がよっぽど高いと思っていた。今日はきっと弾丸の雨が降るに違いない。それもトリガーハッピーな少女がブチかますのだ。気持ちのいい破壊シーンではないか。わっはっは。 「な、な、な……!?」 ジュリアの体型はお世辞にも豊かとはいえないが、れっきとした女性である。無駄な肉の無い引き締まった腰回り。穏やかに柔らかみを主張する胸。相応の格好をさせれば引き立つであろう細い脚。そして凜とした顔立ち。 普段絶対に見せない弱弱しい表情は、いい意味でギャップを感じさせる。ちらりと見えただけだが。 体が密着すれば、平素より尚お熱い体温が皮膚を通じて伝わってくる。母を見失った幼子のように身体は震え、汗のニオイに混じってシャンプーのような甘い匂いも感じ取れた。 鼻を鳴らして胸に顔を埋める彼女を、つい抱きしめたくなる。抱きしめるだけ。鼻も触れ合おうかという距離なのに、何故か遠く感じた。 二人をヨソにリンゴの皮を全て剥いたクーは、果物ナイフを皿に乗せ、おもむろにリンゴをかじり始めた。むしゃむしゃ咀嚼しつつ、二人を見遣り、首を小さく傾げると部屋を出て行こうとする。 リンゴは風邪人用でなく自分用だったようだ。 「ごゆっくり」 「え、ちょっ、クー……!」 慌てたオルカがあたふたして呼びとめようとしたが、クーは指をひらひらさせてドアの外に出て行ってしまった。なんの為に居たのか、さっぱり分からない。本人は二人の会話がうるさいからと平気な顔でいいそうで怖い。 こうして、部屋に居る人間は二人だけになった。 オルカは最初はゆっくりと片手を伸ばし、1cm、2cm、と近づけていくとジュリアの頭に手を置いて、母親が子供にするように撫でる。これだけでも心臓破裂ものだった。 ジュリアの肩がぴくんと跳ねるも、手つきに安心したのか大人しく撫でられるままになった。よほど怖かったのだろう。 オルカの手が、またも恐る恐るジュリアに近づいてジュリアの背中に置かれ、抱きしめる。友情とも愛情とも慈悲とも形容し難い、不思議な感情が二人をなかなか引き離そうとしなかった。一体感とでも言うのだろうか。 「………」 「………」 孤児院のどこかで子供達が駆け回る音が聞こえた。 昔、ジュリアがまだアイリーンに会ってない頃もこんな感じに抱き合ったことがあった。子供の時期によくやるおふざけである。でも、成長するにつれてしなくなった。 ジュリアがやっと顔を上げた。白目まで真っ赤に充血していて、涙の跡が顔を汚していた。手の甲でごしごし乱暴に擦って簡単に綺麗にしながらオルカに背中を向けて座りなおした。 沈黙。 沈黙。 沈黙。 一番に口を開いたのはジュリアだった。 「……ありがと」 「どういたしまして」 「………あー恥ずかしい。ヤバイ超恥ずかしい。無かったことにしてくんない?」 「いいですよ。何もなかった、そういうことで」 「サンキュ」 二人だけの密約を、一方は背を向けて一方は背中に語りかける形で交わす。 ジュリアはヨタヨタとベッドに這って行くと腰掛け、傍らの台の上にぽつんとあるスポーツドリンク入りのコップに口をつけゴクゴクと一気に飲み干した。舌で唇を舐め、下半身を布団の中に。 「悪いけど濡れたタオルと、代えの服を持ってきてくれない? 汗でぐちゃぐちゃで」 コツン。コップを置けば、胸元に指を差し込んで水分を吸い込み湿ったパジャマを摘み、ひらひら振る。 そういえば幼馴染の風邪は完治していないどころか、高熱で悪夢を見てしまうほど悪い状態だったのだ。早めに治すことに越したことは無い。治療法は、薬を飲んで栄養を摂って寝ることだ。濡れた服を着たままは論外である。 オルカは、うんと頷き、部屋から出る直前で足を止める。男性にしてはやや長めの灰色髪が慣性の法則に隷従し揺れた。 「分かりました。夕飯も僕が運びますから、ゆっくり休んでください」 「……ふん。突然敬語に戻ったな。別にいいけど」 「さてなんのことやら?」 病人はベッドに寝て、孤児院勤務の男は部屋を出た。 風邪が治るのにどれほど時間が必要なのかは神のみぞ、否、体とウィルスのみが知るか。 ジュリアが居ない家。 潜水機の整備・製作を行う格納庫にクラウディアは居た。 お古のハルキゲニアはバラバラにされて部品ごとに使えるものと使えないものに仕分けられたので原型を止めず、照明を反射するだけの置物と化していた。 ジュリアが体を壊してまで造り続けていたクラドセラケは、組み立て作業に入っていた。各パーツはほぼ完成しており、接続して調整するのみ。ハルキゲニアのパーツが並ぶ隣には、クラドセラケの体躯がある。 組み立てだけなら一人でも十分であり、女性としては腕力のあるクラウディアがやれば楽々である。明白に分けたことは無いが、頭脳労働は専らジュリアで肉体労働はクラウディアが専門も同じだったりする。その割にはダイブ中頭脳を使う補助者をクラウディアがやるが。 頭部パーツの耐圧構造を確認したクラウディアは、小型クレーンの操作スイッチを押して胴体にはめ込められる位置に下げて押し当てた。穴にのろのろと頭部が引き込まれ、歯科用ドリルに酷似した雑音を発しながら固定される。 ふぅ。額に薄っすら浮かんだ汗を手で拭って地面に払い、キャットウォークを駆け下りて、コンクリートの地面上に置いておいた天然水をぐっと呷って空にした。機械を使う都合上、コンクリートの箱である格納庫は暑くなるのだ。 やっと直立するまでに組み立てられた我が機体を見上げる。 全体的に細いシルエットながら、多くは滑らかに構成され、細く伸びた足や切れ込みを入れたように鋭いモノアイ、背中から生えた「尾」が通常の潜水機とは一風変わった造形美を生み出している。 無塗装の潜水機は、天井からぶら下がった強力な照明に当てられ、今にも大海へと飛び込みたいと主張しているかのようだった。 クラウディアは手ごろな場所に座った。そしてこめかみに指を置き、考える。 「え~っとお………大体終わっちゃったけど、何か足りてないような………あぁっ」 ぽん。 手と手を合わせ、自分の額にデコピンで一撃。すっかり忘れていた。よいしょっとなどとオッサン……オバサン臭いことを言いつつ立ち上がって、意味も無くスキップを決めつつリビングに直行。携帯電話でとある人物に通話。 意外なことに、目的の人物は数回のコール音で電話に応じた。 リビングのソファーに飛び込み、ダークブルーの髪を電話のコードよろしくくるくる指に絡め回して口を開く。クセっ毛が更にクセを強めカールかくやというところだ。 「オヤジさーんおひさー!」 『………なんだぁお前さんかい。寝てンのに起こすとはいい度胸だ』 催促電話の相手は旧都市外れ在住のダイブ屋経営、つまりオヤジさんだった。 電話の向こうで我慢しない大欠伸がわんわん唸ること十秒。聞こえてくるのは、嘘偽りなく昼間過ぎまで怠惰に惰眠を貪っていたことを主張する、倦怠感丸出しの声だった。 仕事はきっちりやるのに生活はきっちりしていない点がクラウディアそっくりである。 クラウディアは携帯電話を耳に宛てたままソファーで体を反転させ仰向けになった。 「電池、まだ届かないんだけど」 『……おぅ』 「いつ来るの?」 『そのうちって事にしておいてくれや。ちょっと一悶着あったんだからよ』 「ふーん。どんな?」 『セントマリアから出た船が沈没したって話、聞いてないか? ヤバい物資を積んでたとかって、気になって調べてたらこの有様って寸法さ』 セントマリアといえば、ギャングの根城だとか悪い噂が絶えない島。 ヤバい物資とやらが何なのか見当も付かないが、普通に暮らす人間にとってどうでも良いことであることは分かった。 興味はあれど深く聞いたり調べるのは面倒だった。片足を上げ、もう片方の足も上げて、ストレッチ。 「ふぅーん、ドンパチ?」 『らしい。運び屋姉妹が見てたらしい。マ、兎に角電池は数日以内に届けさせるから安心してオジさんとデートでも』 「ざぁ~んねん。オジさん趣味は無いの。じゃーね」 冗談にしか聞こえないというか明らかな軽い冗談を跳ね返し、通話を終了する。クラウディアは電話を適当に放るなり、ソファーに顔を埋め、あっという間に眠りについた。 なんとなく締りが無いなぁ、なんて頭の端で思ってたりするのだが、それも睡魔が悉く記憶の収納スペースに叩き込んでくれた。睡眠時に物事を考えるのは明晰夢などを例外とすればほぼ不可能である。 ジュリアが帰ってきたのは、宿泊して数日後のことであったという。 【終】 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) + ... 名前
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/17681.html
ドロワット(どろわっと) 概要 ヴェスペリアに登場したキャラクター。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア レイズ ヴェスペリア 年齢:10代後半(推定) 性別:女性 声優:長沢美樹 「海凶の爪(リヴァイアサンのつめ)」の首領(ボス)であるイエガーに付き従う側近の一人。 相方のゴーシュと同じく、元々は戦災孤児。 育てられていた孤児院が資金難に苦しんでいるところに資金援助をしてくれていたイエガーにゴーシュ共々恩義を感じており、彼に忠誠を誓っている。 ▲ レイズ ▲
https://w.atwiki.jp/glnt_foridress/pages/87.html
部品構造 大部品 T23に向けた火子組織の改良 RD 16 評価値 6大部品 三本の矢 RD 3 評価値 3部品 その1:モチベーションの向上 部品 その2:孤児院的な立場の増強 部品 その3:多方面的な活躍 大部品 モチベーションの向上 RD 3 評価値 3部品 火子長家の改善 部品 特殊な称号 部品 チーム化 大部品 孤児院的な立場の増強 RD 3 評価値 3部品 衣類の完備 部品 医療がほしい 部品 国への呼びかけ 大部品 多方面的な活躍 RD 3 評価値 3部品 観光案内 部品 盟約魔法の使用 部品 統計を取る 大部品 その他 RD 4 評価値 3部品 桃の木を植える 部品 懸念:火子組織は今後生きていけるのか 部品 懸念:お金はあるのか 部品 火子組織の関連アイドレスの強化 部品定義 部品 その1:モチベーションの向上 火子の子達の様子をクリスマスにうかがったところ、「嫌気はさしてなさそうだが、若干めげてはいる。」との回答を得る。苦しい場面に耐えられるように目標となるような者を作成する。 具体的には、火子長の家を大きくする、特殊な称号を作る、などによって火子内で、ある種の差別化を取る。 部品 その2:孤児院的な立場の増強 孤児院のような役割を強くすることで、孤児になった子供をすくい上げる場となるようにする。 孤児達にとってはその後の職業訓練もでき、火子にとっては働き手が増え、苦しい局面が減るというWin-Win(の予定)。 部品 その3:多方面的な活躍 国内における明かり取りを基本として行っており、その派生として個人宅の明りのコーディネイトくらいしか活動を行っていなかったので、その敷地を広げ、活躍の場を増やすことで資金源とする。 具体的には、 A:火子として走り回っていた知識を生かした観光案内 B:火の神と盟約を結び、迷宮内での明かり取り的なポジ C:火事以外の情報も収集して活用(費用対効果はあるのか?) とし、全て火子から卒業したものが行うようにすることで、現在の業務を圧迫せずに仕事を増やす。組織外部への就職組が減るわけである。 問題は、あまり投機的なことをすると寄付金もらってる身で何やってる的な感じになりそう。 部品 火子長家の改善 現在寮住まいの火子長家を、比較的高級な一軒家とすることによって、階級の差による扱いの違いを示す。その際、現在の扱いから悪くなるようにはしない(でいきたい)。 スローガン「偉くなればいい暮らしもできる」 部品 特殊な称号 能力に応じた、特殊な称号を与える。この称号の有無によって火子としての扱いを変えることはしないが、ステータスになるように意識する(豪華な式典など)。また、就活の際の能力証明にもなる。はず。 具体的な称号は検討中(足が速いとか、町並みをめっちゃ覚えてるとか、人当たりがヤバいくらいいいとかそんなイメージ)。 部品 チーム化 内部である程度のチームを作り、その中で上下関係を作る。火子見習い、火子、火子リーダー的な感じ。ピラミッドではなく、火子が一番多くなるように意識する。 また、上の立場の方が待遇が良くなるようにする予定。 部品 衣類の完備 現在、給食制と寮制によって食と住は守られているので、衣類を完備することによって最低限の衣食住を保証する。具体的には制服の支給を行う。夏服と冬服、仕事着とそれ以外の四種を用意。単一大量生産と、お下がり制でコストカットを図る。 部品 医療がほしい 子供達だけで問題になるのが医療である。どうにかしたいけれど特に案が出てません。どうしましょう。ベストは多分各地域に一人専属医がいる感じだけど、金が持つのか。 部品 国への呼びかけ 孤児院的な立場として扱ってもらうように国に呼びかける。そのように認識してもらわないと、そもそも子供が集まらない。 部品 観光案内 火子として歩き回ってできた土地勘を使って観光案内を行う。もちろん、土地勘に加えて歴史の勉強を行う必要があろう。あと顧客の扱いと。 正直行灯持ったガイドさんに案内してもらいたいだけです。 部品 盟約魔法の使用 火子組織は組織として火の神を祀っているので、希望者には盟約を結んで炎系の魔法を使えるようにして、迷宮アタックのお供などにできると良いな。 火子は多くが子供なうえに迷宮行ってかえってこれなくなったら結構な打撃になりそうなので、火子を卒業した人がやる。 部品 統計を取る 現在も火事に関しては報告を受けてまとめるようにしているが、これを天気やその他自然災害にまで拡張したい。で、何年かおきにデータを売る。どこに売るかってことと、その際の安全保障(敵に防衛上の欠点が渡りうる)をどうするかが問題。正直そんなにやらなくてもいい気はする。 部品 桃の木を植える 植えたい。 桃の花は火に例えられるし、火子桃もあるしで火子組織と割と関連のある桃なので、植えておきたい。別に植えたから何があるってわけではない。 部品 懸念:火子組織は今後生きていけるのか 自分で魔法を作ろうとしてアレですが、今後炎系の魔法が大衆化した場合、火子の主業務は食われて消えることとなるでしょう。そうなる前に、街灯をつける以外の役割を持つor規制による保護(そも炎系の魔法が各地でバンバン打たれるのってヤバいと思うので、特権化してほしい)が必要になると思っています。 部品 懸念:お金はあるのか 上記の改革を行う為の資金がどこから出るのかが不明。大半が補助金になるとは思いますが、耐えられる範囲になっているのか、また恒常的にお金を使う政策もあるので、三つ目の矢が正常に働かなかったらぽしゃる気しかしない。。 あと灯籠がほしい。 部品 火子組織の関連アイドレスの強化 かなり土地が広がっているため、暁の照明(評価7)、火母屋(評価9)、火子組織(評価9)で支えられない部分が大きくなっている気がします。 各評価を2~3ほど上げられるといいなーと思っています。 提出書式 大部品 T23に向けた[[火子組織]]の改良 RD 16 評価値 6 -大部品 三本の矢 RD 3 評価値 3 --部品 その1:モチベーションの向上 --部品 その2:孤児院的な立場の増強 --部品 その3:多方面的な活躍 -大部品 モチベーションの向上 RD 3 評価値 3 --部品 火子長家の改善 --部品 特殊な称号 --部品 チーム化 -大部品 孤児院的な立場の増強 RD 3 評価値 3 --部品 衣類の完備 --部品 医療がほしい --部品 国への呼びかけ -大部品 多方面的な活躍 RD 3 評価値 3 --部品 観光案内 --部品 盟約魔法の使用 --部品 統計を取る -大部品 その他 RD 4 評価値 3 --部品 桃の木を植える --部品 懸念:火子組織は今後生きていけるのか --部品 懸念:お金はあるのか --部品 火子組織の関連アイドレスの強化 部品 その1:モチベーションの向上 火子の子達の様子をクリスマスにうかがったところ、「嫌気はさしてなさそうだが、若干めげてはいる。」との回答を得る。苦しい場面に耐えられるように目標となるような者を作成する。 具体的には、火子長の家を大きくする、特殊な称号を作る、などによって火子内で、ある種の差別化を取る。 部品 その2:孤児院的な立場の増強 孤児院のような役割を強くすることで、孤児になった子供をすくい上げる場となるようにする。 孤児達にとってはその後の職業訓練もでき、火子にとっては働き手が増え、苦しい局面が減るというWin-Win(の予定)。 部品 その3:多方面的な活躍 国内における明かり取りを基本として行っており、その派生として個人宅の明りのコーディネイトくらいしか活動を行っていなかったので、その敷地を広げ、活躍の場を増やすことで資金源とする。 具体的には、 A:火子として走り回っていた知識を生かした観光案内 B:火の神と盟約を結び、迷宮内での明かり取り的なポジ C:火事以外の情報も収集して活用(費用対効果はあるのか?) とし、全て火子から卒業したものが行うようにすることで、現在の業務を圧迫せずに仕事を増やす。組織外部への就職組が減るわけである。 問題は、あまり投機的なことをすると寄付金もらってる身で何やってる的な感じになりそう。 部品 火子長家の改善 現在寮住まいの火子長家を、比較的高級な一軒家とすることによって、階級の差による扱いの違いを示す。その際、現在の扱いから悪くなるようにはしない(でいきたい)。 スローガン「偉くなればいい暮らしもできる」 部品 特殊な称号 能力に応じた、特殊な称号を与える。この称号の有無によって火子としての扱いを変えることはしないが、ステータスになるように意識する(豪華な式典など)。また、就活の際の能力証明にもなる。はず。 具体的な称号は検討中(足が速いとか、町並みをめっちゃ覚えてるとか、人当たりがヤバいくらいいいとかそんなイメージ)。 部品 チーム化 内部である程度のチームを作り、その中で上下関係を作る。火子見習い、火子、火子リーダー的な感じ。ピラミッドではなく、火子が一番多くなるように意識する。 また、上の立場の方が待遇が良くなるようにする予定。 部品 衣類の完備 現在、給食制と寮制によって食と住は守られているので、衣類を完備することによって最低限の衣食住を保証する。具体的には制服の支給を行う。夏服と冬服、仕事着とそれ以外の四種を用意。単一大量生産と、お下がり制でコストカットを図る。 部品 医療がほしい 子供達だけで問題になるのが医療である。どうにかしたいけれど特に案が出てません。どうしましょう。ベストは多分各地域に一人専属医がいる感じだけど、金が持つのか。 部品 国への呼びかけ 孤児院的な立場として扱ってもらうように国に呼びかける。そのように認識してもらわないと、そもそも子供が集まらない。 部品 観光案内 火子として歩き回ってできた[[土地勘]]を使って観光案内を行う。もちろん、[[土地勘]]に加えて歴史の勉強を行う必要があろう。あと顧客の扱いと。 正直行灯持ったガイドさんに案内してもらいたいだけです。 部品 盟約魔法の使用 [[火子組織]]は組織として火の神を祀っているので、希望者には盟約を結んで炎系の魔法を使えるようにして、迷宮アタックのお供などにできると良いな。 火子は多くが子供なうえに迷宮行ってかえってこれなくなったら結構な打撃になりそうなので、火子を卒業した人がやる。 部品 統計を取る 現在も火事に関しては報告を受けてまとめるようにしているが、これを天気やその他自然災害にまで拡張したい。で、何年かおきにデータを売る。どこに売るかってことと、その際の安全保障(敵に防衛上の欠点が渡りうる)をどうするかが問題。正直そんなにやらなくてもいい気はする。 部品 桃の木を植える 植えたい。 桃の花は火に例えられるし、火子桃もあるしで[[火子組織]]と割と関連のある桃なので、植えておきたい。別に植えたから何があるってわけではない。 部品 懸念:[[火子組織]]は今後生きていけるのか 自分で魔法を作ろうとしてアレですが、今後炎系の魔法が大衆化した場合、火子の主業務は食われて消えることとなるでしょう。そうなる前に、街灯をつける以外の役割を持つor規制による保護(そも炎系の魔法が各地でバンバン打たれるのってヤバいと思うので、特権化してほしい)が必要になると思っています。 部品 懸念:お金はあるのか 上記の改革を行う為の資金がどこから出るのかが不明。大半が補助金になるとは思いますが、耐えられる範囲になっているのか、また恒常的にお金を使う政策もあるので、三つ目の矢が正常に働かなかったらぽしゃる気しかしない。。 あと灯籠がほしい。 部品 [[火子組織]]の関連アイドレスの強化 かなり土地が広がっているため、[[暁の照明]](評価7)、火母屋(評価9)、[[火子組織]](評価9)で支えられない部分が大きくなっている気がします。 各評価を2~3ほど上げられるといいなーと思っています。 インポート用定義データ [ { "title" "T23に向けた[[火子組織]]の改良", "part_type" "group", "children" [ { "title" "三本の矢", "description" "", "part_type" "group", "children" [ { "title" "その1:モチベーションの向上", "description" "火子の子達の様子をクリスマスにうかがったところ、「嫌気はさしてなさそうだが、若干めげてはいる。」との回答を得る。苦しい場面に耐えられるように目標となるような者を作成する。\n具体的には、火子長の家を大きくする、特殊な称号を作る、などによって火子内で、ある種の差別化を取る。", "part_type" "part", "localID" 2 }, { "title" "その2:孤児院的な立場の増強", "description" "孤児院のような役割を強くすることで、孤児になった子供をすくい上げる場となるようにする。\n孤児達にとってはその後の職業訓練もでき、火子にとっては働き手が増え、苦しい局面が減るというWin-Win(の予定)。", "part_type" "part", "localID" 3 }, { "title" "その3:多方面的な活躍", "description" "国内における明かり取りを基本として行っており、その派生として個人宅の明りのコーディネイトくらいしか活動を行っていなかったので、その敷地を広げ、活躍の場を増やすことで資金源とする。\n具体的には、\n A:火子として走り回っていた知識を生かした観光案内\n B:火の神と盟約を結び、迷宮内での明かり取り的なポジ\n C:火事以外の情報も収集して活用(費用対効果はあるのか?)\nとし、全て火子から卒業したものが行うようにすることで、現在の業務を圧迫せずに仕事を増やす。組織外部への就職組が減るわけである。\n問題は、あまり投機的なことをすると寄付金もらってる身で何やってる的な感じになりそう。", "part_type" "part", "localID" 4 } ], "localID" 1, "expanded" true }, { "title" "モチベーションの向上", "description" "", "part_type" "group", "children" [ { "title" "火子長家の改善", "description" "現在寮住まいの火子長家を、比較的高級な一軒家とすることによって、階級の差による扱いの違いを示す。その際、現在の扱いから悪くなるようにはしない(でいきたい)。\nスローガン「偉くなればいい暮らしもできる」", "part_type" "part", "localID" 6 }, { "title" "特殊な称号", "description" "能力に応じた、特殊な称号を与える。この称号の有無によって火子としての扱いを変えることはしないが、ステータスになるように意識する(豪華な式典など)。また、就活の際の能力証明にもなる。はず。\n具体的な称号は検討中(足が速いとか、町並みをめっちゃ覚えてるとか、人当たりがヤバいくらいいいとかそんなイメージ)。", "part_type" "part", "localID" 7 }, { "title" "チーム化", "description" "内部である程度のチームを作り、その中で上下関係を作る。火子見習い、火子、火子リーダー的な感じ。ピラミッドではなく、火子が一番多くなるように意識する。\nまた、上の立場の方が待遇が良くなるようにする予定。", "part_type" "part", "localID" 8 } ], "localID" 5, "expanded" false }, { "title" "孤児院的な立場の増強", "description" "", "part_type" "group", "children" [ { "title" "衣類の完備", "description" "現在、給食制と寮制によって食と住は守られているので、衣類を完備することによって最低限の衣食住を保証する。具体的には制服の支給を行う。夏服と冬服、仕事着とそれ以外の四種を用意。単一大量生産と、お下がり制でコストカットを図る。", "part_type" "part", "localID" 10 }, { "title" "医療がほしい", "description" "子供達だけで問題になるのが医療である。どうにかしたいけれど特に案が出てません。どうしましょう。ベストは多分各地域に一人専属医がいる感じだけど、金が持つのか。", "part_type" "part", "localID" 11 }, { "title" "国への呼びかけ", "description" "孤児院的な立場として扱ってもらうように国に呼びかける。そのように認識してもらわないと、そもそも子供が集まらない。", "part_type" "part", "localID" 12 } ], "localID" 9, "expanded" false }, { "title" "多方面的な活躍", "description" "", "part_type" "group", "children" [ { "title" "観光案内", "description" "火子として歩き回ってできた[[土地勘]]を使って観光案内を行う。もちろん、[[土地勘]]に加えて歴史の勉強を行う必要があろう。あと顧客の扱いと。\n正直行灯持ったガイドさんに案内してもらいたいだけです。", "part_type" "part", "localID" 14 }, { "title" "盟約魔法の使用", "description" "[[火子組織]]は組織として火の神を祀っているので、希望者には盟約を結んで炎系の魔法を使えるようにして、迷宮アタックのお供などにできると良いな。\n火子は多くが子供なうえに迷宮行ってかえってこれなくなったら結構な打撃になりそうなので、火子を卒業した人がやる。", "part_type" "part", "localID" 15 }, { "title" "統計を取る", "description" "現在も火事に関しては報告を受けてまとめるようにしているが、これを天気やその他自然災害にまで拡張したい。で、何年かおきにデータを売る。どこに売るかってことと、その際の安全保障(敵に防衛上の欠点が渡りうる)をどうするかが問題。正直そんなにやらなくてもいい気はする。", "part_type" "part", "localID" 16 } ], "localID" 13, "expanded" false }, { "title" "その他", "description" "", "part_type" "group", "children" [ { "title" "桃の木を植える", "description" "植えたい。\n桃の花は火に例えられるし、火子桃もあるしで[[火子組織]]と割と関連のある桃なので、植えておきたい。別に植えたから何があるってわけではない。", "part_type" "part", "localID" 18 }, { "title" "懸念:[[火子組織]]は今後生きていけるのか", "description" "自分で魔法を作ろうとしてアレですが、今後炎系の魔法が大衆化した場合、火子の主業務は食われて消えることとなるでしょう。そうなる前に、街灯をつける以外の役割を持つor規制による保護(そも炎系の魔法が各地でバンバン打たれるのってヤバいと思うので、特権化してほしい)が必要になると思っています。", "part_type" "part", "localID" 19 }, { "title" "懸念:お金はあるのか", "description" "上記の改革を行う為の資金がどこから出るのかが不明。大半が補助金になるとは思いますが、耐えられる範囲になっているのか、また恒常的にお金を使う政策もあるので、三つ目の矢が正常に働かなかったらぽしゃる気しかしない。。\nあと灯籠がほしい。", "part_type" "part", "localID" 20 }, { "title" "[[火子組織]]の関連アイドレスの強化", "description" "かなり土地が広がっているため、[[暁の照明]](評価7)、火母屋(評価9)、[[火子組織]](評価9)で支えられない部分が大きくなっている気がします。\n各評価を2~3ほど上げられるといいなーと思っています。", "part_type" "part", "localID" 21 } ], "localID" 17, "expanded" true } ], "expanded" true, "localID" 0, "description" "" } ] アイドレス 作戦 個人作成 暁の円卓藩国
https://w.atwiki.jp/asrivival/pages/328.html
~ミストラルシティ~ ミストラルシティの各所を探し回るにろく。 にろく「ここにもいないか…」 駅をはじめ、だれか知り合いのところを訪ねていないかとツバメに頼み彼女の所有しているビルを探したがきゅっぱの姿は見えない。 にろく「きゅっぱと関係のある場所…」 ふと頭をよぎる場所。それは彼女がアイラッド村で長くいた施設。 にろく「孤児院か…」 ミストラルシティにも孤児院がある。だがそこはにろくにとってはあまり気が進まない場所だ。 にろく(幼い俺を引き取ってくれたあの孤児院。だが俺は…) 過去の記憶がよみがえるにろく。 にろく「もう過去は振り切った。あそこにいってみるか」 ~ミストラルシティ・孤児院~ 街の外れにある孤児院。そこに足を運んだにろく。 にろく「あのころとかわらないな」 自身が孤児院で暮らしていたころの記憶を思い出す。まわりになじめなかった彼をシスターは優しく接してくれていた。あの事件が起きるまでは。 にろく(あの一件でおれはEGOの秘密諜報部に引き取られた…そして今の名前が与えられた) ガチャ! 孤児院の扉が開く。中から出てきたのは… シスター「なにか御用ですか?」 修道服に身を包んだ高齢の女性だ。 にろく「っ!」 一瞬驚くにろく。あのころから年月は立っているが間違いなく彼女は… シスター「あら?どこかであったことがありましたか?」 にろく「いえ、気のせいでしょう。私は人を探してまして」 スッ 写真をシスターに見せるにろく。 にろく「この女性を探しているのですが見覚えはありませんか」 シスター「人探しですか」 にろく「はい。私はミストラルシティで探偵をしているにろくといいます」 シスター「にろくさんですか。この写真の女性は見覚えがありませんね」 にろく「そうですか。お時間をとらせて申し訳ありませんでした。では」 その場を後にしようとするにろく。 「どうかしましたか?」 孤児院の中から一人の男性が出てくる。その服装から彼は神父のようだ。 神父「お客人ですか?」 にろく「いえ、しがない探偵です」 神父「探偵さんですか。だれかをお探しなのですか?」 にろく「えぇ。人探しの依頼で」 神父「そうですか。あなたに神の御加護があらんことを」 にろく「ありがとうございます」 シスター「あなたの顔を見ればわかります。今のあなたなら必ずうまくいきますよ」 シスターは感慨深い顔でにろくに笑顔を向けた。 にろく「…ありがとうございます。それでは」 その場を後にするにろく。その後ろ姿を見つめるシスター。 シスター(…大きくなったわね。あの時の私はあなたを包み込むほどのやさしさを持っていなかった。あの時のことは今でも思い出すほど後悔している。でも今のあなたはとても立派に成長したようね。その姿を見れただけでも満足だわ…) 神父「シスター。あの探偵…もしかして」 シスター「あの子もあなたと同じく成長したのよ」 神父「そうか。僕も今は孤児たちを支える身。彼も変わったんだね」 シスター「崖から落ちていたころからは想像もつきませんね」 神父「昔のことだよ。今は立派な神父さ」 シスター「そうですね。彼…にろくさんも立派な探偵になられたようですから」 ~~ にろく「さて…」 にろくの目の前に立つ建物。そこは… にろく「EGOミストラルシティ支部。ここにあるあそこを探ってみるか」 EGOの人間ではないにろくが支部内に入るのは侵入行為。許可がなければまかり通らない。だがそこは探偵。うまくやるのが彼の仕事だ。 EGOの隊員たちの目を掻い潜り、支部内に潜入するにろく。彼が向かったのは… ~EGOミストラルシティ支部地下・データベース兼管理室(元秘密諜報部無機室)~ にろく「今の無機室はこうなっているのか」 ミストラルシティ支部の全セキュリティと情報を網羅した管理室と化している元無機室。部屋の中をくまなく探してみるがきゅっぱの姿は見当たらない。 にろく(諜報部の古巣であるここならとも思ったが…いないか) 部屋の中のパソコンに目をやるにろく。 にろく「洗ってみるか…『プラグオン』」 パソコンにプラグを突き刺すにろく。にろくのもつ携帯端末にパソコン内の情報が表示される。 にろく「秘密諜報部の隊員のデータはと…」 何重にもプロテクトされているセキュリティを潜り抜け秘密諜報部員のデータへとアクセスするにろく。 にろく「諜報部は解体されてもデータはまだ生きているみたいだな」 データを見ていくと諜報員の名前と能力や特徴がずらりと書いてある。死亡した諜報員にはその旨が記されている(ネオが集めて殺した諜報員にも死亡表記が成されていることから、解体直前までのデータであろう)。そしてその欄には諜報員の位置情報を表示する項目が書かれていた。 にろく「№98…見つけた」 きゅっぱのページを見つけるにろく。位置情報を表示しようとするにろくだが… にろく「…だめか」 位置情報表示のシステムは壊れているらしい。おそらく首についていたチョーカーがその役割を果たしていたと思われる。チョーカーがない今その位置は知ることはできないようだ。 にろく「ん?」 きゅっぱの情報が書かれている欄に気になるものを見つけるにろく。 にろく「下のほうになにか…これは」 ※90代ナンバー(エクストラ・ナンバー)について にろく「90代ナンバー(エクストラ・ナンバー)?」 にろくも聞いたことがない用語だ。そのページを開くにろく。 にろく「これは…」 そこにはこう記されていた。 90代ナンバー(エクストラ・ナンバー)は諜報員として最適化されたデザイナーベビー。 クリュセルスのEGO能力研究機関ユグドラシルで実験的に行ったプロジェクト。 研究機関で出生したデザイナーベビーは人間性を学習させたのち諜報員として養成する手法を用いる。 各地の孤児院に預け生活を行わせ、その後諜報部で再び引き取り諜報員として育成を行う。 だが問題点もある。 デザイナーベビーの成功例は少ない。ほとんどが失敗に終わる。 その原因は細胞異常による早期の死亡だ。生まれてから数年で死亡してしまう。作成時に細胞をいじった際になんらかの異常が体に起き、それが寿命の短命化を引き起こしてると思われる。 その中でも成功例となった90代ナンバーは稀少である。 ユグドラシル所長兼秘密諜報部長官N にろく「デザイナーベビー…ネオのやつそんなことまでやってたのか。それにいまの情報がたしかならきゅっぱは…」 彼女の出生。その秘密を思わぬ形でしってしまったにろく。本来ならば秘密諜報の長官でなければアクセスできない情報。にろくは『プラグオン』があるからこそ情報にアクセスできたが他の人物ならばそれを知ることはできなかったであろう。 にろく「…今はきゅっぱの行方を探すことに集中しよう」 気持ちを切り替えるにろく。 にろく「きゅっぱの動向を探るか。探る手段は…」 部屋の監視カメラに目が止まるにろく。今この部屋の監視カメラはにろくの『プラグオン』により制御が乗っ取られておりにろくが監視カメラに写ることはない。 にろく「きゅっぱがいなくなった日の監視カメラの映像か…」 監視カメラの保存データにアクセスするにろく。 にろく「監視カメラの映像…きゅっぱがここを出ていったのは間違いない」 きゅっぱの出ていく姿が監視カメラに写し出されていた。きゅっぱが走っていく廊下には一人の女性の姿が写っていた。 にろく「んっ?」 早送りで監視カメラの映像を見ていると昴の姿が写る。昴が廊下を歩いていると研究服に身を包んだ女性が昴へと駆け寄ってくる。女性は昴と言い争っているように見える。 にろく「時間は…きゅっぱが出ていった翌日だ。きゅっぱが出ていったときにすれ違った女性と昴と言い争っていた研究服の女性は同一人物に見える…。ということは…」 その女性がミカである…はずなのだが。なにかおかしい。 にろく(この女性がミカ…) 監視カメラに写る女性の姿。それはどうみても探偵事務所を訪れたミカとは別人に見える。その容姿は似ても似つかないほど違う。 にろく(どういうことだ…) この状況から導かれる答え。それは… にろく(昴の話と映像がある以上、この監視カメラに写っている女性がミカで間違えない。となれば…俺の事務所を訪ねてきたやつ。あいつは何者だ…) ミカを名乗りにろくに依頼をしてきた女性。少なくとも彼女はきゅっぱが失踪したことを知っていた。 にろく「依頼主の裏をとる必要が出てきたな…」 プラグオンによりデータを検索するにろく。 にろく(やはり…この支部内から監視カメラのデータを持ち出した痕跡はない) ミカを名乗る女性がにろくに見せたウルズと昴、きゅっぱが言い争っている様子の写真は監視カメラの映像だった。だがそのデータを印刷や持ち出した痕跡はない。 にろく(外部からのハッキングで監視カメラの映像を得たのか…だがあのミカを名乗る女性はなぜそんなことを…) そこまでしてにろくにきゅっぱを探させる理由が思い浮かばない。 ブン!! 突如部屋のパソコンの電源が入る。 にろく「なんだ?」 『思ったより早くたどり着いたね。さすがは探偵さん』 パソコンのモニターから聞こえる声。 にろく「この声…」 パソコン越しでノイズはあるが聞き覚えがある声。 『もうちょっと遊べると思ったんだけど残念。№26(ナンバーにじゅうろく)、ミストラルシティの中央公園に来なよ。そこで待ってるから』 プツン! パソコンの電源が落ちる。 にろく「今の声は…依頼主か」 ミカを名乗っていた依頼主の声に間違いない。 にろく(俺のことを№26と呼んでいた…その呼び方は…) 秘密諜報部のナンバー。その呼び名でにろくのことを呼ぶ彼女の正体。それを確かめるにも行くべき場所は… にろく「奴の誘いに乗るしかないな」 にろくは中央公園へと向かうのだった。 ~ミストラルシティ・中央公園~ にろく「ここか…」 公園へと到着するにろく。時間も遅く夜となった公園には他に人の姿は見当たらない。彼女を除いては。 「おぉ~。早かったね」 にろくを待ち構えるピンク髪のミカと名乗っていた女性。その服装は依頼しに来た時とは違いスーツに身を包み、首にはチョーカーがついている。 にろく「依頼主…おまえはだれなんだ?」 ミカ?「お前とは心外だな~。こう見えても君の先輩になるんだけどな」 にろく「先輩だと?」 フォウ「そう。私は№4(ナンバーフォー)。コードネームフォウ」 にろく「その名を持つということはお前も秘密諜報部員なのか?」 フォウ「元ね。今は秘密諜報部は解体された。まぁ解体される前に私は諜報部は抜けているけど」 にろく「なにが目的で俺に接触してきた。それにきゅっぱを探させる理由はなんだ?」 フォウ「あなたの実力を知りたかったのよ。ここまでたどり着いたのなら問題ないわ」 にろく「どういう意味だ?」 フォウ「№26…にろく。私と一緒に来ない?」 にろくへ手を差し伸べるフォウ。 にろく「なんのつもりだ?」 フォウ「あなたはEGOが憎くないの?都合の良い諜報員として利用されてきたその人生が悔やまれない?」 にろく「復讐か…今の俺には関係ないな」 バシ! フォウの手をはねのけるにろく。 フォウ「交渉決裂ね…じゃあ」 コッ…コッ… フォウの後ろから聞こえる足音。 にろく「おまえは…」 きゅっぱ「…」 にろくの前に姿を現すきゅっぱ。 フォウ「あとは彼女に任せるわ」 にろく「きゅっぱ!ウルズと昴も心配していた。戻るぞ」 きゅっぱ「…あたしは戻らないよ」 にろく「ウルズと昴も反省していた。お前のことを必死に探していたんだぞ」 きゅっぱ「…そうかい。あたしには関係ないね」 にろく「何を言って…」 きゅっぱ「今のあたしは自分の居場所を見つけた。あたしの存在意義を知ったんだ。もうあんたたちとは一緒にはいられない」 にろく「もしかしてお前90代ナンバー(エクストラ・ナンバー)のことを…」 バッ! にろくが言葉を言い終わるよりも早くにろくの懐に入り込むきゅっぱ。 きゅっぱ「『トリガーオン』」 カチッ! にろくの体に指を当てトリガーを引くきゅっぱ。 にろく「ぐっ…」 意識が揺らぐにろく。今日一日きゅっぱの捜索をしていたにろくは少なからずも睡魔がその体を襲っていた。睡眠という意思の引き金を引かれたにろくはそれに抗えない。 きゅっぱ「迷いがあるあんたにあたしは止められない。じゃあねにろく…」 ドサッ 意識を失いかけ、その場に倒れるにろく。 フォウ「迷いはないみたいね」 きゅっぱ「迷いなんてないさ」 フォウ「じゃあ行きましょうか」 二人はいずこかへと姿を眩ます。 にろく「きゅ…っぱ…」 薄れゆく意識の中できゅっぱの後ろ姿がその目に写る。 にろく「お…れは…」 意識を失うにろく。 ~喫茶店かざぐるま~ にろく「はっ!」 ガバッ! 目を覚ますにろく。 メルト「大丈夫ですかにろくさん!」 にろく「うっ…ここはかざぐるまか」 ベッドで目を覚ますにろく。 メルト「はい。いつまでたってもにろくさんが帰ってこないから探しに行ったら、公園で意識を失っていたにろくさんを見つけてここまで連れて来たんです」 にろく「すまなかった…助かったメルト」 メルト「えっへん!もっとほめてもいいですよ!私おかゆをつくってきますね!」 厨房へと走っていくメルト。 にろく(きゅっぱ…なにがあったんだ…) フォウと行動を共にしていたきゅっぱ。彼女の真意は読めない。 にろく「俺は…探偵だ」 ベッドから体を起こすにろく。 にろく「フォウからの依頼は破棄されていない。きゅっぱを探すという依頼。達成したらフォウの奴にしっかり金を払ってもらう!」 カランコローン! 喫茶店を出ていくにろく。 メルト「あぁ~にろくさん!おかゆは~!」 きゅっぱを追う手掛かりを探すため奔走するにろく。そこで彼を待つ運命は… SIDE 4 (№4(ナンバーフォウ)) Fin
https://w.atwiki.jp/poppomemo/pages/147.html
キャラクターページ ページ名またはURL 性別 男性 誕生日 登録時年齢 種族 オラトリオ メインジョブ パラディン サブジョブ ソーンイーター 出身世界 ダークセイヴァー 居住世界 ダークセイヴァー イメージカラー 緑+黄土色 設定 サボテンの花咲くオラトリオ。 ダークセイヴァーで孤児院を営んでいた。 基本的に陽気なお兄さん。 体のどこからでも棘を生やすことができる。 交友関係 連携タグ UC 獲得済みは★ アイテム 獲得済みは★ ノベル 宿敵 登場作品
https://w.atwiki.jp/4ken/pages/27.html
人物紹介 前マルゲリータの王妃でレジネッタの母親。レジネッタを産んだ後すぐに流行病で命を落としたが、娘を一人にした未練でアンデッドモンスターとして現世に戻る。しかし王家の墓場に縛られて墓守として過ごす。ラガッツァが育った孤児院も彼女が実家の別荘を改装して運営していたものであって、ある意味ラガッツァの育ての親とも言える。レジネッタに強い愛情を向いてるが、実はマルゲリータ王との関係は完全に政略結婚で冷え切っていた。 作品別の軌跡 勇者と4人の賢者 初登場作品。レジネッタを仲間にした後に王家の墓場の奥に行くと悪ふざけで一行に襲いかかる。撃退された後に相手の事を知らないレジネッタは実の母親に主人公をけしかけるという痛恨のミスを犯すが、夫婦の励みを楽しんだ経験のない本人としては意外とよかったらしい。戦いで力を使い果たしたため実態を保てなくなり、ラガッツァとレジネッタに励ましの言葉を残して消える。 クリア後で会いに行くと実体を取り戻しており、また主人公との行為を求める。夫はとっとと成仏した薄情者らしいので浮気には入らないでしょう、きっと。 勇者と降魔の迷宮 後編の山の上の屋敷の実装とともに再登場する。主人公と散々ヤッてたおかげで墓から出られるようになった。昔の孤児院はあくどい不動産業者の手に渡ったため、本人曰く「ちょっと化けて出た」。主人公に屋敷の利権書を預けて、嫁や娘がいる場所に飛ばしたりみんなのために料理したり、更に出産の付き添いまでこなして屋敷での生活を全面的にサポートしてくれる。分体できるようになったので並行作業はもちろん、自分自身の出産のサポートが可能だという。力を受け取る事を建前にやはり主人公と肉体の関係を続けるが、おかげで実体を保てなくなる事態が無くなり行動範囲が広がったりしてる。とっくに故人なのにレジネッタの弟か妹を作る離れ業を実現させる事も可能。 彼女に十分力を渡してるとコニーが同行できるようにクエスト管理等の仕事を引き受けてくれて、以後はマルゲリータ城にも分体が現れる。母親と仕事できるレジネッタの気持ちは色々と複雑であろう。
https://w.atwiki.jp/mashironoshiro/pages/27.html
ハンター87号=真沙羅・華(まさら・はな) 提案者:匿名希望 ハンター・シリーズ ハンター一覧表 色々と謎の多い女性ハンター。 20代前半。 性格はそれなりに真面目。 長髪。 普段は事務員の制服を着ている。 服装センスはごく普通。 思い込みが激しく、人の話を聞かないという事以外は割とまともな人物。 15年程前に大規模な華代被害の現場でハンター組織によって保護され、身元が不明だったため孤児院に送られた(名前はその際ボスによって付けられた)。 それ以前の過去は一切不明。 ボスとはその時に面識があり、将来ハンターに入るという約束をした。 未だに6号達が華代被害者である事に気づいていない(というか説明を聞いてない)。 ハンター能力は持っていないが、ハンター能力以外の謎の性転換能力を持っていたため特例でハンターになる事ができた。 だがその能力には女性の性転換が不可能という欠点があるため現在は事務要員である(欠点克服の目処は立っていない)。 昔、自分が周囲と違っている事に引け目を感じていたらしい。 そのため目立つ事を自分から避けているふしがある(しかし前述の性格のせいで十分目だっている)。 まとも華代と接触した事のある数少ないハンター。 義理の両親がいる(今も健在)。 引き取り手の苗字は柳(やなぎ)だが、組織では愛着のある孤児院時代の苗字である真沙羅(まさら)を名乗っている。 登場作品リンク ハンターシリーズ49:『接触と再開』 (匿名希望) ハンターシリーズ55:『柱の傷は』 (匿名希望) ハンターシリーズ73:『能力』 (匿名希望) ハンターシリーズ87:『イルダさんの挨拶回り』 (ELIZA) ハンターシリーズ133:『空奈とチョコとお友達』 (てぃーえむ) 提案者裏話 正体の方は(バレバレとはいえ)一応秘密扱いで、裏話といえる設定(性格設定、名前の由来、キャラ及び声優のイメージ、過去話等)に全て正体が関わっているある意味凄く裏設定を書くのが難しいキャラです。 とりあえず、87号になったのは名前の「華(はな)」からの連想で、現在の本名である「柳(やなぎ)」は87からの連想です。 以上。 (製作中)