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概要 Answers概要風土 重要人物 孤児院 上級学術院 身分および階級分かりやすい身分差 保有戦力 新世界学園の通る航路その他周辺国関係 Answers 戦力 B 危険度 B 友好度 E 影響力 B 概要 構成人員の殆どがアンサーヒューマンの選民国家。 アンサーヒューマンこそが上位人種であるとの思想の元、他の種族の多くを見下しクロムキャバリアを統治すべきとの考えを持つ。 その性質上非常に好戦的かつ他国に対し敵対的であるが、保有戦力が少数精鋭であるために無駄な戦争を回避するケースも多い。 統治に関しては、最も優れたものになるよう『調整』された上級国民の子達の中から選抜され、国家元首として統治されている。 (代替わりは約30年周期となる) なお侵略した国の国民は奴隷階級として組み込まれ、配偶者も全て国の指示で決められることとなる。男性は最下級兵として使い潰される他、女性は一定周期での出産が義務付けられる。子供には妊娠段階で遺伝子操作が施され、アンサーヒューマンとしての出生を強要された上で、『孤児院』での管理となり親子共に顔を合わせることはない。 力をつけ始めると厄介な国のひとつであるだろう。 ネバーランドに対しても決して友好的ではなく、近くを通過する際には細心の注意が必要になるだろう。 風土 古のサイキックキャバリアが多数出土する土地であり、強大な力を持つ機体をアンサーヒューマンが操縦することで国土を守ってきた。 元々の領土はさほど大きくない(ネバーランドと同程度)のだが、今まで領土を守り続けてこられたのはサイキックキャバリアと早期にアンサーヒューマンへと人種の切り替えを行ってきたからである。 ここ数代統治者に武力派が収まっているため、非常に好戦的。 重要人物 国家元首:クロウ・クルワッハAnswersを統治する国家元首であり、25歳男性。 代替わりしたのは3年前。 一見穏やかそうな見た目をしているが、アンサーヒューマン以外に対しては苛烈かつ冷酷である。その分同族に対しては他国民であっても寛容な面を見せることが多いと言われている。 上級学術院で歴代最も優れた成績を修めており、現学院長は直接の恩師でもある。 専門は諜報を選んでいたらしい。 アンサーヒューマンが世界を統べるべきと考えており、最終的に他種族を根絶するべく動いている。 当然奴隷や下級国民の存在も許容したくはないと考えているが、貴重な人的資産のため我慢をしている。一定数のアンサーヒューマンが確保できた暁には、処分をしようと決めている。 固有のユーベルコードを保有。効果はデータの再現。 キャバリアのデータ等をデータとして入手すると、それが現実に再現可能かは問わずリソースの許す範囲で実体化することが出来る。(ただし不完全なデータであると、失敗することや能力が落ちる場合も多い)。 国家元首となるべく産まれる段階で他のアンサーヒューマン以上の遺伝子改造を受けており、プラントの解析データ等も遺伝子に刻まれている。その為アンサーヒューマンでありながら、プラントの子ともいえる存在でもある。(ユーベルコード使用時の許容リソースが大きいのはそのため) 専用サイキックキャバリア『バンダースナッチ』を保有している。 (設定管理:原人) 孤児院 奴隷階級の親から産まれた子供達を集めた育成機関。 施設ではアンサーヒューマン至上主義の洗脳教育の他、軍事や格闘術、適正に合わせ医学等を教え込み次世代の要となる戦力を育成している。 一定年齢まで育った子供には中級階級の身分が付与される。(それまでは身分は存在すらしない) 各孤児院を総括している院長は『グランパ』『グランマ』と呼ばれ、国でも有数のエリートが選ばれている。一種の名誉職の側面もある。 (特に年寄りが選ばれるわけではない。実力で選ばれる) 孤児院は集中的に教育する分野が分かれており、第1~第8孤児院まで(増やしてもいいです。要相談)存在する。またキャバリア操縦および兵教育は共通科目となる。 第1孤児院(教育科目:軍事・陸)院長:サグメ・サヨナキ23歳。金髪赤眼の女性。 クロムキャバリアの軍人には珍しく、歩兵の有用性を重視している。キャバリアと同伴歩兵の連携運用、陣地構築、敵拠点制圧のための白兵戦など、軍事行動に欠かせない人員である奴隷階級に対して、他と比較して好意的である。自身の権限と国家の規範を脱却しない範囲内で、庇護している。 またこの地球上で、まとまりを欠きながらも滅びずに適応している旧人類の強かさを高く評価している。 それを口にすることはないがこの地球の生物がこの星から旅立つことなく終わることを強く忌避している。その思想ゆえか実のところ旧人類への差別意識がそれほど強くない。最終的な勝者が空の向こうへ飛び立つ日がくるならば、それでよいと思っている。もちろん、それを成し遂げ得るものはAnswers以外ありえないのだが。 だからこそ、敵対する者は容赦せず叩き潰し、この世界に覇を冠するに相応しいアンサーヒューマンの同胞を平然と死地へ送り込み、評価するがゆえに奴隷に勝利を与え、旧人類の血で手を汚させる。 冷酷に、人々が望まずとも未来へ駆り立てる紛れもない「悪」。 搭乗キャバリアは、縁を結んだ対象に逃れ得ぬ禍を齎す「ワカヒコ」。呪いを扱うユーベルコード使いであり、機体と自身の相性は極めて良好。 「ワカヒコ」を最大限活用するための「バブイル」と呼ばれる兵器を所有する……とされる。 (設定管理:葎) 第2孤児院(教育科目:軍事・海)院長:ルミスレイア・ヴェルティーカ年齢・性別:28歳・女性。 先代院長の推薦によって就任したばかりの男勝りな性格をし、橙色の髪をショートカットにした女性。 アンサーヒューマンとしての「瞬間思考力」を活かし、戦闘区域の海底地形や海流を瞬時に把握した作戦立案能力に優れている。 海中廻遊国家「シーウォルフ」とは絶えず戦闘を繰り返している。 愛機は海賊船長風の装甲を纏った海戦用サイキックキャバリア「ポセイディア・カイニース」。 また、専用母艦として自らが開発した潜水も可能な海賊船型の強襲戦艦「グレヴリーダ号」を所持している。 元々は奴隷階級の親から生まれた第7孤児院の出であるが、中級階級となってから海戦の情報を学習・戦果を挙げたことに先代第2孤児院長が着目し、色々な取引の末ルミスレイアを手元に引き込んで第2孤児院長の座を継がせた。 孤児達に対しては(比較的)スパルタ気味。自分が『孤児院』出身でもある為、『孤児』達にも可能性があるということは伝えている。(なお、彼女自身に並外れた素質があったという点を彼女自身が考慮できていない。彼女にとっては『やればできる』ことであったからだ。) 複数回の出産経験あり。なお、彼女が本格的に海戦の情報を学習したのは一人目出産後である。 (設定管理:星野・未来) 第3孤児院(教育科目:軍事・空)院長:タラニス・アルバ44歳・男性。 殉職率が全隊中でも最も高く入れ替わりが激しい、空戦型サイキックキャバリア『イカルス』隊を指揮。第3孤児院の孤児は主に同隊のパイロットを進路としている。 他に適任者がいない、という理由で同隊を押し付けられている昼行燈のおじさん。孤児院長の中では珍しく良識的な言動をする苦労人。面倒見が良い一方で、愚痴っぽい面があり、いつもぼやきをもらしている。 「そもそも人型兵器に空戦させようって発想が間違ってるんだよねぇ。若い命をなんだと思っているんだか」 搭乗キャバリア『ダイダロス』は『イカルス』をベースに改修した指揮官機であり、自重を軽減し飛行する以外の特筆すべき性能は持たない。本人の使用ユーベルコードも通常の「アドバンテージ・アンサー」のみ。ただ演算能力と操縦技術のみを持って、あらゆる死を掻い潜る。 余談であるが、同隊の最も特徴的な戦術は、敵陣地上空において殲禍炎剣の捕捉高度を高速飛行することによる、殲禍炎剣の誘発である。 同隊向けの洗脳教育プロトコルは、殲禍炎剣を回避し得るほど高度な操縦技術の修得には至ってない。故に同隊は院長以外の殉職率が全隊中最も高く、入れ替わりが激しい。 「本当に、若い命をなんだと思っているんだか」 「……崇拝教団? 私が? はは、冗談。あるものは利用する、それだけだよ。まあ、無意味に抗うよりは彼らの方がよほど利口だと思うけれどね」 (設定管理:はいく) 第4孤児院(教育科目:内政学)院長:ユニちゃん卓越した洗脳教育技術から、優秀な代官を輩出するグランマとして評価されている20代前半の女性。 自称ユニちゃんであり、本名を含めた一切の経歴が不明である。 愛情を持って、首輪をはめた孤児という名の動物を飼育している。 食事を減らし飢えさせたかと思えば、惜しみなく物を与え、学ばせる。苛烈に責めを加えることもあれば、優しく寝付くまで本を読んであげることもある。 やがて孤児たちは正常な思考能力を失い、国とユニちゃんに絶対の忠誠を誓う忠実な犬へとなり下がる。 誰一人として不満げなものがいないのは、彼女の深い愛情のなせる業だろう。 孤児院を出る時、孤児たちは初めて人間として認められる。 人間に戻れるものが大半であるが、みな口をそろえてよい思い出であるかのように孤児院時代を語る。 中には犬から人に戻ることができないものもおり、彼らはユニちゃん直属の死を恐れない猟犬部隊に組み込まれる。 自身に忠誠を誓う猟犬部隊を用いた苛烈な狩りが基本戦術であり、反乱の鎮圧をよく主導する。 搭乗機はサイキックキャバリア「ハートフルペイン」。シンプルに硬く、シンプルに速く、シンプルに力強い。中距離では過剰火力の重火器を用いた撃ち合いを得意とする。 敵の最も愛している存在と自身の好感度を入れ替える能力を所持している。ハートフルペインとユニちゃんが合わさり、始めて発揮される、「心の大事な部分をへし折る」ための能力。 「孤児って本当にかわいいですよね。特にご飯を一生懸命奪い合うように食べてるときなんて。よぉしよしよし、そんなにお腹空いてたんでちゅかねー」 (設定管理:後藤) 第5孤児院(教育科目:諜報)院長:ドゥリン・ダナ68歳。女。老齢ながら、一線級の実力を持つ『グランマ』。名前はもちろん、本名ではない。かつてはスパイとして、世界各地、あらゆる地域に潜入し、姿を変え、立場を変え、様々な手段で情報を搾り取ってきたことから《シミュラクラム》の二つ名を持つ。彼女が「教育」した兵士たちは各地に「出荷」され、キャバリア操縦技術の腕もさることながら、『その地で生まれ育った人間』であるかのように振る舞い、心からその地を故郷だと思い込みながら生活し、必要な情報を本国に送り続ける。そして有事の際は『目覚め』て内部から破壊工作を行う、最上級のスパイとなるのだ。愛機は情報戦・電子戦に特化したサイキックキャバリア『ブラックアイス』。(設定管理:甘党) 第6孤児院(教育科目:医術)院長:冒涜者『エボレウス』年齢・性別:38歳・男性 孤児院地下に格納された、物質の透過と構造の組み替え能力を持つサイキックキャバリア『ジーンダイバー』と長い長いケーブルで常に物理的に繋がっている。 孤児院の廊下や室内には接続用のケーブルが配置されており、たびたびケーブルをつけ外しする様子が見られるが、透過して移動すれば良いじゃんとか余計な事を言ってはいけない。 中級出身である自分が院長の地位にまで上り詰める事が出来たのは、遺伝子調整と教育の賜物であると感じており、アンサーヒューマン至上主義教育の最右翼。 そのため遺伝子調整無しの出産は生まれてくる子供へのギフトを取り上げる虐待であると考えており、休日は下級国民の制度撤廃を訴える署名活動や街頭演説に勤しんでいる。 アンサーヒューマンを生み出す遺伝子調整技術を兼任している自らの役職に誇りを持っており非常に教育熱心。 だが内心では中級出身であるが故に、元となる遺伝子の質や、自身に施された調整が最高の物でない事に強いコンプレックスを抱いている。 しかし己の劣等感を直視する事が出来なかった彼の精神は『哀れな他種族を後天的にアンサーヒューマンへ調整する技術によって救う』という欺瞞によって『自身の再調整』と言う本当の願望を覆い隠した。 上記のような理由から、自身よりも優れた遺伝子を元に調整を受けたにも関わらず、自分以下の地位に甘んじている上級国民を嫌っている。 逆に、自身の夢である後天的な調整技術の実験台になってくれる奴隷には強い感謝を抱いており、不要な暴力や暴言を用いる事は極稀。 実験についても自身に行う事が前提の技術のため、麻酔などは当然使用されており、失敗による死亡事故こそ多いが苦痛は非常に少ない。 そのため彼の実験室はこの国で奴隷が一番人らしく死ねる場所と言われており、実験による短命が確定しているにも関わらず被検体希望者は常に順番待ちである。 【冒涜者】とは『後天的な遺伝子調整』や『下級国民の制度撤廃』など、国家への批判やグレーゾーンな研究及び上級国民との折り合いが悪い事から来た蔑称であるが、それでもなお今の地位を保ち続けている事が彼の能力を裏付けている。 第7孤児院(教育科目:機械工学)院長:ユークリッド・ボルツマン科学者であり考古学者。褐色肌にサングラスをかけ、白衣を纏う筋骨隆々の男。38歳。 「アンサーヒューマンこそがこの世界で最も優れ歴史上唯一の支配者たるべき種族である」 「しかしアンサーヒューマン主導の国家Answersですらプラントの完全解析と新たなプラントの構築が行なえず、出土する旧魔法帝国産サイキックキャバリアに勝るサイキックキャバリアも満足に開発出来ていない」 という矛盾を「かつてプラントを開発した人々も旧魔法帝国住民も全てアンサーヒューマンだったのだ!」と納得した男 「つまり、今を生きるアンサーヒューマンにはかつての栄光を取り戻す義務がある!簒奪者であるアンサーヒューマン以外の人種どもから世界を取り戻す為未来あるアンサーヒューマンよ!さらに成長するのだ!」としアンサーヒューマンの更なる教育に熱心である 彼の孤児院では苛烈な競争主義が導入されている。ルミスレイア・ヴェルティーカが在籍していた頃の第7孤児院が蟻地獄だとするなら、今の第7孤児院は正真正銘の蠱毒といって差し支えない。機械工学専門という割に超絶スパルタ孤児院である。 なお第7孤児院ではグランパからみれば簒奪者であるアンサーヒューマン以外の人種については奴隷であっても不要であるとオートメーション化が進められている。奴隷は訓練の的としてのみ必要となる。 彼がグランパになってからの第7孤児院で中級階級まで到達する子供は全孤児院で最も少ないが、しかし卓越した兵士もしくはメカニックとして例外なく国家に貢献している 普段はプラントの解析や出土するサイキックキャバリアの調査により孤児院に在籍する時間は短いが、時間が許す限り彼なりの愛を持って未来あるアンサーヒューマン達への教育を行なっている 普段から更なるアンサーヒューマンとしての成長の為のトレーニング(主に筋トレ)を欠かさない熱心で暑苦しい男 乗機は「改造」サイキックキャバリア「ガウス」。吸収したエーテルを機体が持つ人工筋肉へと変換し、パンプアップする 彼は信じている。いつか我々アンサーヒューマンが(彼の頭の中では)簒奪された全ての栄光を取り戻すと。 (設定管理:ちくわぶ) 第8孤児院(教育科目:芸術)院長:爆砕卿『ファリアス』代々上級の家に生まれたお嬢様。物腰柔らかで穏やかな性格、可愛いものと綺麗なものを好む。なお、その性格が適応されるのは同格以上にのみ。身分が下がることに扱いがぞんざいになるがそのことは当然だと思っている。自分の孤児院の子どもたちには多少甘いが。 アンサーヒューマンにとっての芸術は十人十色であり、様々な可能性を否定することなく伸ばす指導を採用している。この孤児院をでた人材は画家から料理人、はたまた兵士まで、様々な職場で自身の『芸術』を追求していく。 演算能力を全て爆発物の扱いに最適化させている。趣味はいかに少ない爆弾で、誘爆などを駆使し敵部隊を倒せるか試すキャバリアソリティアと、いかにきれいに爆散させられるかを追求する爆発アート。破片の破断面や飛び散り方がきれいであればあるほど高得点であり、頭部が無傷であることが望ましい。自分で綺麗だったと思った時の敵機の頭部はコレクションしてある。 乗騎は本人が爆弾だと認識しているものを作り出す能力があるサイキックキャバリア『ファイアワークス』 (設定管理:ありえす) 上級学術院 上級国民のみ通うことが許される学校。 各孤児院とは違い、自分で分野を選択し学ぶことが出来る。 孤児院よりも基本的に高度な教育が施される。 また学院長は各孤児院長のまとめ役(上役)も兼ねている。 上級学術院学院長:イヴァン・マクレガー 白髪長いひげがトレードマークの眼鏡をかけた68歳男性。 優し気な笑みを常に浮かべており、生徒達を良き未来に導くことこそ自身の使命であると考えている。 また立場上は各孤児院長達の上役ではあるが、成りたて(中級国民及び孤児達の蔑称)を導くという大義を為している院長達を尊敬している。 国家元首の片腕ポジション。また学生時代から交流があり、自身の孫のように思っている。 非常に気さくな性格であり、生徒達との交流が生きがいである。 人死にを非常に嫌うため、形真似(他種族の蔑称)狩りの時だけは苛烈な一面を見せる。 所持サイキックキャバリアは『グローリーガイド』。輝かしい未来へ導くものたれと命名された。 (設定管理:原人) 身分および階級 上級国民=純国民及び中級階級国民同士の子供のアンサーヒューマン。 中級階級=奴隷階級国民同士から産まれるアンサーヒューマン。 下級階級=国に属する奴隷階級を除いたアンサーヒューマン以外の人種。(この子供は孤児院の義務はないが、下級階級となるか妊娠段階でアンサーヒューマンにするかを選ばなくてはならない。遺伝子操作なくアンサーヒューマンが産まれた場合は孤児院行き) 奴隷階級=侵略した国の人間。 人数比率は奴隷1割 下級2割 中級5割 上級2割となっている。 国民全戦闘員であり、国民階級がそのまま戦闘員としての階級にも当てはまる。(上級国民=上級兵のように) なお上級兵には更に細かい階級分けがあるが、奴隷から中級まではそれ以上の階級分けはない。 キャバリアは上級兵は自国産のキャバリアを扱うが、中級以下は今まで侵略した国家のキャバリアを略奪し自国の戦力としている。 分かりやすい身分差 国家元首>上級学院長>孤児院長>上級>中級>下級>奴隷 保有戦力 (未定) 新世界学園の通る航路 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 その他周辺国関係 現在Answers周辺6カ国(南は山で囲まれているため)は、Answersとの敵対関係となっている。 そのため同盟を組み包囲網を引いている状態である。 だがその状況においても、戦力差は Answers>6カ国 となっており、徐々にAnswersが勢力を拡大しつつある。 また長期に及ぶ戦争の影響で、周辺国の軍事は疲弊しており、保有キャバリアの性能などは新世代学園に比べても1~2世代前のものとなっている。 そのため質VS量の戦いであると言える。 設定管理 原人
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特殊な子供の発見 アイドレスWiKiの該当ページ L:特殊な子供の発見={ t:名称 = 特殊な子供の発見(イベント) t:要点 = 厳しい目,極端に頭がいい、子供 t:周辺環境 = 孤児院 t:評価 = なし t:特殊 = { *特殊な子供の発見のイベントカテゴリ = 自動、世界イベントとして扱う。 *孤児院の子供の17%が特殊な子供だった。そのさらに1%は設定国民ではまったく手に負えない。電話で話を聞くことが出来る。 } t:→次のアイドレス = 養子(イベント),手に負えない子供との戦い(イベント),皇帝謁見(イベント),特殊な子供達の研究助成(イベント) } 派生前 孤児院の設立→宰相の愛人→ペンギンの休日→ 孤児院の設立→杏のファーム 越前奨学金制度
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アヤメ 種別 人名 初出 名前のみ一巻 解説 性別:不明/年齢:不明/脳内CV:不明/一人称:不明/二人称:不明/身長:不明/誕生日:不明/口癖:不明 孤児院殺人事件の生存者であり、現在行方不明。 人間関係カミナ孤児院殺人事件のもう一人の生存者。 関連リンク 孤児院殺人事件
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【システム初心者】: 歓迎 【TRPG初心者】: 歓迎 【プレイヤー人数】:3人~4人 【終了予定時刻】:18時 【PC作成について】:完全持ち込み・作成支援あり・クイックスタート対応 【シナリオ傾向】:[初心者向け][前編はチュートリアル][後編は群像劇] 版上げして「これを機にトーキョーN◎VAをやろう!」と言う人も多いかと思われますので、初心者用シナリオを作りました。本シナリオは前後編で、前編がチュートリアルと伏線の用意、後編が本編の群像劇となっております。初心者の方、キャラクター同士の生き方のドラマに興味がある方、是非お越しくださいませ。 ■アクトトレーラー “災厄”の都、トーキョーN◎VA そのスラム街には見向きもされない孤児院があった やがて時は経ち、孤児院は廃墟と化す そこを巣立った子どもも関係した大人も それぞれの生き方を見つけていた 不屈の探偵、正義の猟犬、企業戦士、遊撃記者── 昔の仲間との再会の切欠は、街で噂の小さな事件 どこにでもある話こそが、君たちだけの物語となる トーキョーN◎VA THE AXLERATION 『1/3の純情な感情』 七色の運命が交差する、虹色の戦争が幕を開ける ■アクトハンドアウト 各キャストには共通ハンドアウトに加え、以下の設定がつくことになる。 『フェイト』:ローザと言う幼馴染がいる探偵 『イヌ』:犬養武雄と言う先輩がいる刑事 『クグツ』:セリナと言う同僚がいる企業工作員 『トーキー』:『フェイト』の相棒であるジャーナリスト ▼共通ハンドアウト ストリートのスラム街、レッドエリアにある名もなき孤児院。君たちは全員がその孤児院に縁がある人間だ。そこで育った子ども、育てる側だった大人、孤児院の事件に巻き込まれた人間──とにかく、君たちが何らかの感情を抱いていたあの孤児院。オーナーである篤志家が何らかの事件に巻き込まれて死んだ後は廃墟と化し、自然消滅したままだった。今回の事件でもなければ、あの頃の知人と再会することもなかったかもしれない。 ▼フェイト用ハンドアウト コネ:ローザ 推奨スート:理性 クイックスタート:不屈の探偵 推奨スタイル:フェイト ストリートでは暴力がモノを言う。そんな理不尽に負けず、君の幼馴染のローザはカブト、人を守る道を選んだ。しばらく音信不通だった彼女との再会は偶然がきっかけだった。ストリートで最近多発している通り魔の犯人探しの依頼人こそが彼女だったのだ。 PS:「通り魔事件の犯人を追う」 ▼イヌ用ハンドアウト コネ:犬養 武雄 推奨スート:理性 クイックスタート:正義の猟犬 推奨スタイル:イヌ 孤児院を通じてキミと知り合った犬養は、キミより一足先にブラックハウンドの刑事の生き方を選んだ、言わば先輩だ。間もなく結婚する彼は今まで以上に稼ぐため、仕事に精を出していた。彼が何者かに襲われ、意識不明になったのはそんなある日のことだ。 PS:「犬養を襲撃した犯人を見つける」 ▼クグツ用ハンドアウト コネ:セリナ 推奨スート:感情 クイックスタート:企業戦士 推奨スタイル:クグツ 孤児院を通じて君と知り合ったセリナは、キミを追って千早重工の工作員としての生き方を選んだ、言わばキミの後輩だ。気弱で臆病者の彼女だが、彼女なりに真剣に仕事に向き合っていた。千早重工の機密が盗まれ、同時にセリナが失踪したのはそんな日のことだ。 PS:「セリナを連れ戻す」 ▼トーキー用ハンドアウト コネ:『フェイト』 推奨スート:理性 クイックスタート:遊撃記者 推奨スタイル:トーキー キミはジャーナリストとして、ストリートの通り魔事件を追っている。キミ以外にも追っている人間がいると聞き、その名に聞き覚えがあったのは何かの偶然だろうか。それは孤児院で出会った人間の一人、今でも親交がある『フェイト』と、その幼馴染だ。 PS:「通り魔事件の犯人を追う」 ■補足 ▼本シナリオではゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐため、キャスト全体で3個以上の防御系神業を所持することを推奨する。 また、以下の〈社会〉の使用頻度が多い。 〈社会:ストリート、警察、企業、メディア〉 ▼全体指針 孤児院で育ったキャストを想定していますが、既存キャラが入れない可能性もあるので、既存キャラを使う場合は「ちょっと事件に絡んだことがある」「孤児院の子供から依頼を受けたことがある」など、とにかく何かしら孤児院から影響を受け、影響を与えたキャラの話になります。 孤児院育ち以外の案として、テストプレイ時は「子どもたちとの交流で意志が宿ったメカメカしいもの(クロガネ)」「子どもたちと昔から付き合っているのに1人だけ容姿が変わらない妖精(アヤカシ)」などのキャラ案が存在しました。 ▼PC1 コネとの関係は幼馴染を想定しています。相手は20代前半の予定ですが、PC1によって変動させます。コネはしっかり者の姐御肌。 ▼PC2 コネとの関係は後輩を想定してます。高齢キャラの場合は先輩格として付き合っても構いません。コネは20代後半の煙草と硝煙が似合う刑事。無精髭系。 ▼PC3 コネとの関係は先輩を想定してます。低年齢キャラの場合は後輩格として付き合っても構いません。コネは20歳前後のお団子頭の東洋系。気弱内気っ子。 ▼PC4 PC1.フェイトとコンビ打ちする枠ですが、このシナリオは前後編通して群像劇的な構成を意識しています。PC1~3に加えて、それぞれのコネで主な登場人物が自分以外に6人いる計算になります。その中で狂言回しに徹するのも、群像劇の1人として動くのも、決して全体に与える影響が少ない枠ではありません。ビッグナンバーではありますが、色々出番は多いと思います。
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名前 奥須(おくす)羽扇(うせん) 性別 女 年齢 15歳 身長/体重 15?cm/4?kg 趣味 家事、読書、手紙 潜行穿孔(ダイブダイブ)Level.1 右手の五指、それぞれで触れた物体に衝撃を一つずつ不可知潜行(ダイブ)させる能力 ダイブした衝撃は任意のタイミングで「発射」させられる 「発射」の際の威力はダイブ時に定めた射程距離とダイブ時間に反比例 最大威力は警棒での全力打突程度で射程は30cm程 最大射程は10m程度で威力はビー玉を投げ付けた程 【特徴】 小柄、背が低いのを気にしている 染めた事のない髪は艶やかな漆黒、瞳は濃い赤茶色 ポキリと折れそうな印象だが、バイタリティは高い 友達と出掛ける際、皆が着ているようなお洒落な衣服を持っていないのが最近の悩み 【概要】 数年前に能力が開花し、遠く離れた学園都市に転入 孤児であり、育ててくれた孤児院に恩返しも出来なかった事が気掛かり その境遇、環境から落ち込み易いが基本は明るく元気溌剌 院では年長者であったため、年下に対しては面倒見が良くまた家事全般が行える 今は第一学園高等部に通うピカピカの一年生である。成績は中の上 友達と遊ぶのも好むが、それ以上に孤児院の皆との手紙のやり取りを何よりの楽しみにしている 【所持品】 「ボールペン」 孤児院を出る時に院長先生から貰ったボールペン 「手紙」 孤児院の皆からの手紙。最新の物を持ち歩きこっそり読んでニヤついている 「ハンカチ」 孤児院の子供達からの贈り物。持ってるだけで未使用品 「ビーズのブレスレット」 孤児院の子供達からの贈り物。百均で揃う材料で作られた宝物 【戦闘に対しての意識】 喧嘩っ早い訳ではないが、友人が傷付けられたり弱者に対する暴力を黙って見ている事が出来る程事なかれ主義ではない 無意識下で偽善的な面が強く、自身の行動を肯定しがち つまり悪と、倒すべきと認定した対象と戦う際は普段では考えられない様な手段手法を取ってでもやり遂げる事を目指す
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カミナ 種別 人名 初出 名前のみ一巻 解説 性別:不明/年齢:不明/脳内CV:不明/一人称:不明/二人称:不明/身長:不明/誕生日:不明/口癖:不明 孤児院殺人事件の生存者であり、現在行方不明。 人間関係アヤメ孤児院殺人事件のもう一人の生存者。 関連リンク 孤児院殺人事件
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Annemarie・Schwert((アンネマリー・シュヴェールト)) Picrewの「 にこっと!おんなのこメーカー 」でつくったよ! 基本設定 学年・組 1年 丙寅組 学籍番号 21-104841 生年月日 2006年 12月 24日 身長 156.5cm 体重 49.4kg 血液型 O型 性別 女 国籍 日本(帰化済ドイツ人) 能力値 健康 5 知性 2 感性 3 筋力 9 交渉 6 機敏 9 器用 6 学力 8 財力 3 蓬莱パワー 5 陰陽五行八徳 陰陽 五行 八徳 陰 金 礼 生活態度 巧名出世型 所属クラブ・委員会・団体 学園騎士団 9 詭弁部 8 馬術部 7 所持応石 1 2 3 4 5 6 金 コロナワクチン副作用 赤外線が見えるようになる。 有利/不利な特徴 有利な特徴 絆 ディアナ(心の友) 島民 トレードマーク(武装一式) トレードマーク(鎧一式) 一目置かれる タダメシ 不利な特徴 遵法精神(悪いこ誰だ) 悪い名声(石頭のアンネ) 悪い名声(~砦の三悪人) 名誉重視 妄想 苦手 自分の容姿 苦手 赤毛 (なんか-6の不利を足す) 備考 ドイツ出身。赤毛。 幼少時に両親を事故で失い、過去2回親族の間をたらい回しにされた後、孤児院に入所。 親族間をたらい回しにされた際、容姿についてひどくからかいを受けたため、自身のそれに自身が持てなくなってしまっている。 彼女の入所していた孤児院は、聖母マリア騎士修道会の傍系の一派により経営されており、院長に遵法精神を叩き込まれる。 名誉重視の考えや、妄想癖、ドイツ騎士団への憧れも、孤児院にて立ち回る際身につけたようだ。 ヘルゲ・シルトとはその孤児院で出会っている。 孤児院がとある集団に乗っ取られた際、孤児院より放逐される。 再度親族に助力を願ったアンネマリーは、遠い親戚である叔父達に引き取られる。 宇津帆島本町にある叔父(島民)の家に引き取られたことを切っ掛けに日本に帰化。 日本語(関西弁)は叔父達から教わる。 宇津帆島で最初に出来た友人がディアナであったため、彼女を心の友と一方的に慕っている。 入学式にてとあるやらかしをしてしまい、悪い名声を轟かせた。 (ただし、一部の生徒からは一目置かれている) 孤児院解体の際別れたヘルゲとクラスで再会。彼と同じ部(学園騎士団)に入る。 学園騎士団は、どちらかと言えばフランスのラ・セーヌの星や怪傑ゾロのような半義賊的自衛集団であるが、 アンネマリーが強い思い入れを周囲の新人たちに語ったため、学園騎士団内部にチュートン騎士団のようなグループを形成した。 前述のヘルゲを従者として従えている。 トレード・マークの鎧・武装一式は部の予算を分捕り設えたものである。 月光洞大開拓時代!にて宇宙人わからせ節を取得 トドセッションにて、月光洞・グーテラオネタウン付近に砦を取得。 輝剣セッションにて、月光洞・聖都~ガンダーラ間の砦を取得。現在、学防軍に貸出中。 同セッションにて、ガンダーラに騎士団を移動。 参加セッション 第108話『帝国高原の恐慌(仮)』by輝剣 NPCとして登場 まだ登場していません。
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プロフィール 『』 名前 トーカ・トワイライト 愛称 トーカ 出身地 不明 誕生日 1月1日 転入日 2024年5月1日 (0年46日) 職業 活動者名 夕暮坂灯歌 告知等 X(旧Twitter) 配信場所 Twitch 【ハッシュタグ】 総合 #灯歌に投下 FA #灯画 + 目次を開く 目次 プロフィール 基本情報 登場人物 所持車両 エピソード ア-カイブ 動画 基本情報 基本情報 ●日本の孤児院で育った ●孤児院近くで拾われた為、出身地不明 ●同じ孤児院育ちの家族二人に連れられ、孤児院で働いたお金でこの街に来た ●幼い頃から歌が好きで家族たちとよく歌っている 外見 ● 性格 ● ● ● 能力 ● 趣味 ●歌 ● その他 登場人物 仲のいい住民 + 開く 閉じる キャラクター名 詳細 遊 鈴 同じ孤児院で育った家族 ソチア・カザキス 同じ孤児院で育った家族 ギャング + 開く 閉じる キャラクター名 詳細 名前 ※詳細記入 所持車両 + 一覧を見る 一覧を閉じる FAGGIO SPORT(ファギオスポーツ) 購入日 2024/01/13 ※画像なし(png,x=320,y=180) 車種 バイク(原付) 乗車定員 2人 ナンバー 詳細 【塗装】ホイール:なし エンジン ストック[LVL0/4] ブレーキ ストック[LVL0/3] サスペンション × 利用不可 トランスミッション ストック[LVL0/3] アーマー 非装備 ターボチャージャー 非装備 ニトロ 非装備 FAGGIO SPORT(ファギオスポーツ) 購入日 2024/01/13 ※画像なし(png,x=320,y=180) 車種 自動車(スポーツカー) 乗車定員 2人 ナンバー 詳細 【塗装】プライマリー:セカンダリー:パール光沢:ホイール:なし エンジン ストック[LVL0/4] ブレーキ ストック[LVL0/3] サスペンション × 利用不可 トランスミッション ストック[LVL0/3] アーマー 非装備 ターボチャージャー 非装備 ニトロ 非装備 エピソード + 一覧を見る 一覧を閉じる 日付 時刻 DAYS 出来事 エピソード・備考 ア-カイブ + 一覧を見る 一覧を閉じる 配信日 # 配信タイトル(リンク) 備考 yyyy/mm/dd n 配信タイトル mm/dd n 配信タイトル 動画 + 一覧を見る 一覧を閉じる 配信日 # 配信タイトル(リンク) 備考 yyyy/mm/dd n 配信タイトル mm/dd n 配信タイトル
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本屋文の日常 本をたくさん積んだマイクロバスが孤児院目指して道路を走行する。 魔人司書である本屋文が運営する移動図書館だ。 ちなみに移動図書館の本は文の私物から選ばれたものである。 「なんだ?」 目的の孤児院が見えてきたのだが、様子がおかしい。 似つかわしくないヤクザリムジンが孤児院に止められている。 疑問に思った文が様子を確かめるために文も車を止めると、孤児院の入口の方に歩いていく。 そして入口から様子を伺う。 そこに見えるのは角刈りやパンチパーマの男たち。 南無三!地上げヤクザだ! 「そろそろ売る気になったか」 組長がドスを利かした声でシスターにいった。 「何度言われてもお断りするといったはずです」 「いいのか子供達がどうなっても。うちの若い衆は血の気が多いやつが多いからな 何をするかわからんぞ」 「ヒヒヒヒ」 「やめてください」 「だったら、早くこの契約書にサインするんだな」 シスターに売買契約を強要する親分。 このままでは孤児院の平和が破壊されてしまう! その時であった! 文の蹴りが一番入口に近い位置にたっていたヤクザの顔面に叩き込まれていた! 錐揉み回転しながら吹っ飛んでいくヤクザ。 「なんだてめえ!!」 「どこから出てきやがった!」 「関係ないやつが横から手を出してくるんじゃねぇぞ!」 「子供を傷つけるやつは嫌いだ」 目の前のヤクザたちを心底軽蔑するように文が吐き捨てるように言った。 「貴様らのようなクズに名乗る名前もない」 「ザッケンナコラー!」 パンチパーマヤクザがナイフを取り出すと文の方へ突進する。 文はナイフを繰り出すパンチパーマヤクザの腕を掴むとそのまま頭から投げ落とす。 投げられたパンチパーマヤクザはピクピクと痙攣している。 「ズッゾコラ……グワーッ!」 拳銃を取り出そうとした角刈りヤクザの手に何かが突き刺さっている。これは! 文の図書館の図書貸出カードではないか! 一流の魔人司書にかかればなんの変哲もない貸出カードも凶器と変わるのだ! 怯んだ角刈りヤクザの腹に掌底!そのまま後方の壁に叩きつけられる! みるみるうちにヤクザたちが倒されていく。 「ひ、ひぃ~~~~~!」 部下たちがやられた取り乱した親分が、孤児院の入口からヤクザリムジンに向かって逃走する。 親分がリムジンにたどり着くと懐から鍵を取り出す。 「ここまでくれば安心だな」 「一人だけ逃げられるとでも思ってるのか?」 一息ついた親分の背後に文が立っていた。取り乱す親分。 「ま、待て!孤児院からは手を引く!金から必要なら出す!!だ、だからやめろ!」 「それが遺言か?」 「ち、ちがっ!」 文が親分の顔面を掴む。 CLAAAASH!親分の頭部がヤクザリムジンのフロントガラスに叩きつけられる! 「迷宮時計の争いのウォーミングアップにもならんな」 再び孤児院の方に歩き出す文。後には破壊されたリムジンと痙攣する親分が残されていた。 ---- 「怖かったよーおねえちゃん」 後始末を終え、文が再び孤児院に入ると少女が彼女の足に縋り付いてきた。 あのような恐怖にさらされたのだ、無理もない。 文は子供の頭を撫でる。 「ありがとうございます。この度はご迷惑を」 「子供たちのためです。特に迷惑などありません」 本屋文は子供が好きだ。 子供はとても可愛い。悪戯をされたりもするが、そういうものも含めて子供の魅力だと思っている。 金にもならないような移動図書館をしているのも子供たちと触れ合えるというのが大きい。 強すぎる愛情から親しい人間にはロリコンだのショタコンだのと言われるが、別に彼女自身はそれを全く気にしてない。 むしろ、それのどこが悪いのか。 純粋無垢な子供を愛するのは人として自然な感情であろう。 「では図書館の準備がありますので」 そう告げると文はマイクロバスに向かった。 このページのトップに戻る|トップページに戻る