約 1,297,149 件
https://w.atwiki.jp/suiginto/pages/72.html
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 22 39.04 ID ibHwiIq30 「こんな僕でいいのかい?」 「ええ、私はもう、あなたなしじゃ生きていけないの…」 「愛してるよ」 「……うん」 ぎゅー 「ば、馬鹿っぷるなのだわ!」 「やあ真紅」 「そんなに見つめないでよぉ……はずかしいわぁ」 「ここは宇宙の法則が乱れているのだわ」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 23 58.29 ID ibHwiIq30 「あししていだよ!水銀燈!」 「わ、私も愛してるわぁ」 「違うよ!コンタクトレンズで有名なアイシティだよ!」 「もう、期待しちゃったじゃなぁい」 ははは ははははははははは 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 25 44.46 ID ibHwiIq30 「目玉を食べたら、アイシティなんて言えないわよねぇ」 「ははは、痛いよ水銀燈、目が痛いよ」 「くすぐったいよ、ははは、ははははは」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 26 50.01 ID ibHwiIq30 「目がなくなりました」 「まあ、素敵!」 「頭がジャンクになったのかい?なんでそう思う」 「愛は盲目と言いたいのねぇ……ロマンチックぅ」 「はははは、お前馬鹿だ」 ははははははははははは 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 29 22.06 ID ibHwiIq30 「バイオテクノロジィのおかげで目が復活しました」 「きぃい!残念だわぁ……」 「ふふふ、盲目じゃなくなったけど、これで君の素敵な笑顔が見れるじゃないか」 「ふふ、気持ち悪いわぁ」 「あっ!あんな所にかわいこちゃんだ!」 「もー!私だけ見なさいよぉ!」 「なーんてね、うっそ。僕には水銀燈しか見えないよ」 「ふんだ!」 ぷんぷん! 「はははは、やきもちさんだな。ははははは」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 31 38.13 ID ibHwiIq30 「ほーら飴玉だよーくちうつしだよー」 んちゅー 「すみません、今勉強中なので後にしてもらっていいですか?」 「やや!君は蒼星石!水銀燈はいずこや!」 「じゃーん、実は私が蒼星石の体に自分のローミスを入れてたのよぉ」 「わあすごい!互換性があるんだね!」 「ふふふ、凄いでしょぉ。ふふふふ、ふふふふふうふふふ」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 34 28.17 ID ibHwiIq30 「すいぎんとーう、電球とりかえてよー」 「分ったわよ。ぱたぱたぱたぱた」 「駄目だよ。ぱたぱた口で言っても飛べないよ」 「よく気づいたわね」 「ふふ、僕は君を見つめる事が出来る目があるからね!」 「もぉ、じ・ご・ろ なんだからぁ。他の子に手ぇ出しちゃだめよぉ?」 「ははは、僕は君しか愛せない体なのさ!」 「うふふ、そういうの好きよぉ」 「じゃあ電球交換してくれよ!」 「ぱたぱたぱたぱた」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 37 23.18 ID ibHwiIq30 「はい、電球だよ」 「大丈夫、力いれなきゃ割れないから」 「……んっ、これでいぃ?」 「うん!凄くいい!でも、カボパンはちょと時代遅れな気もするよ!」 「あなた、何処見てるのよ……」 「水銀燈のショーツに決まってるじゃないか!」 「よねぇ。私は何を疑問に思ったのかしらぁ」 「僕に囁く愛の言葉、じゃないの?」 「もー!そんな事ないわよーばかぁ」 「はははははは、怒った顔もかわいいよ、はははははは」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 39 17.60 ID ibHwiIq30 「僕は君にしか愛を囁かないよ」 「ほんとぉ?」 「本当さ!」 「嘘だったら、舌ひっこぬからねぇ」 「どうぞどうぞ!」 「言質とーっぴぃ」 カチコチカチコチ ぽっぽー 「やあ翠星石、今日も可愛いね」 「黙れ人間」 「ははは、ふられちったぜ!」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 42 37.78 ID ibHwiIq30 「なによ! 私以外には愛を囁かない約束じゃない!」 「ありゃ、嘘だ」 「もー! 怒ったんだから! その舌噛み千切ってくれる」 「ふふ、怖い怖い……あれ、本気と書いてマジ?」 「問答無用よぉ」 「ひぎいいいぃいい!!!!!」 がぶりっ☆ 「コレで嘘はつけないわねぇ」 「……」 「何よ、何か言いなさいよ」 「……」 「やぁーなかんじぃ、水銀燈を無視しちゃってぇ……泣いちゃうんだからぁ」 「違うよ、舌がないから喋れないんだよ。泣かないでおくれ」 「あら、喋れてるじゃない」 「わぉ!」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 44 28.51 ID ibHwiIq30 「わははははは、包帯男だぞー!」 「きゃー! って、これトイレットペーパーじゃなぁい」 「……うん」 「じゃあ怖くないわぁ。ばっかみたいばーかばーか」 「よ、妖怪トイレットペーパー男だぞー!」 「きゃー! 妖怪変化ぇ!」 「ははははは、恐れるがいい、はははははは」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 45 00.96 ID kk/frOZg0 足コキスレ行って勉強しなおしてこい 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 45 45.80 ID ibHwiIq30 アドレス貼れよ! 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 45 43.69 ID ri86XHEc0 ジュウシマツが来る予感 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 46 48.53 ID ibHwiIq30 いいや、奴は来ないよ ジュシマツが通れる門は今しがたぶち壊してきた! 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 50 58.01 ID fhVOQXScO 24 だれだお前は 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 53 13.81 ID ibHwiIq30 奴と対等・・・ いいや、それ以上の男さ! 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 50 40.33 ID ibHwiIq30 「ぐふふ、水銀燈の寝顔は可愛いなあ。ぐふふふ」 「んっ……あ、おっ。きゃー! 妖怪鳥男!」 「えっ、僕だよ!君が愛した人間だよ!」 「近寄らないで! インドが出身地の鳥男!」 「違うよ! 僕だよ……」 すいぎんとうは にげだした ジャー キュッキュッ 「う、うわああああ!!! イケメンが鏡に映るはずなのに鳥が、鳥が!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 52 41.18 ID ibHwiIq30 「やあ水銀燈!」 「あら、どうしたの?」 「なんでもないよ」 チュッ 「も、もー! 甘えん坊さんなんだからぁ」 「ははは、かわいいなーこーのー ははは」 「やっ、も……こら、突かないでよぉ」 「はははははは、ぷにぷにだあ」 「つ、突くな!馬鹿餓鬼ッ!」 「ははははははははははははは、かわいいなーこのっこのっ」 「……」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/07(日) 23 59 32.61 ID ibHwiIq30 「あらぁ、何してるのぉ?」 「ふふ、鞄をあけてごらん。びっくりするよ」 「なにかしらぁ。もしかして、プレゼントぉ?」 ガチャ ギギギ バタン 「な、なにこれぇ……?」 「僕のチン毛さ!ほら、これで僕もパイパンデビウ!」 「死ね!糞餓鬼死ね!」 「ふふふ、冗談冗談」 「……えっ?」 「これは翠星石の鞄さ!蒼星石だったかな?」 「なぁんだ、びっくりしちゃったぁ。もぉ」 「はは、突くなよ、ははは、くすぐったいって」 「えいっ、えいっ」 「はは、はははは! あれ、なんか、痛い」 「痛い! これは痛い! やめなさい、こら、止めろ!!」 「やあ、こんにちは」 「そ、蒼星石」 「さっそくだけど、鞄を返してくれるかな?」 「あ、あの。水銀燈は?」 「僕を呼びに着てくれたのが水銀燈さ」 「ははは、裏切ったなーこやつめー」 「ははははははは、俺ジオング! 俺ラウトシューティングで水銀燈にハート射抜かれた!」 「もぉ、馬鹿なんだからっ!」 ぷんぷん 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 02 34.27 ID 6yNBLUmY0 「……」 「……」 「……」 「……何か言えよ」 「……おめえこぉ、何か言えよ」 「……お、おう」 「なんだよ、それで終わりかよ」 「その、緊張してよ……」 「なんだお前も緊張してんのかよ!」 「あっ、お前も緊張してた?」 「お、おう」 「なーんだ、ははは、はははははは」 「はははははははははは」 「あんた、独り言で会話して楽しぃ?」 「だって水銀燈が相手してくれないから……つい」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 05 16.27 ID 6yNBLUmY0 「ぱくぱくむしゃむしゃ」 「お、水銀燈何食べてるの?」 「ぱくぱくむしゃむしゃ」 「なんだよー教えてくれよー」 「あら、私ぱくぱくむしゃむしゃって言ってるだけよぉ?」 「ふふふ、そいつは嘘でさァ」 「何よ私の言う事が信用出来ないの?」 「君は僕の愛を咀嚼してたのさァ!」 「つまんなぁい」 「あ、うん……」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 07 08.98 ID 6yNBLUmY0 「だってさ」 「え?何?」 「ごめん、タイプがめんどくさい」 「そ、そぉ。がんばってねぇ」 「うん!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 09 24.79 ID 6yNBLUmY0 「夏だね」 「はぁ? 今は秋じゃない」 「そうだよ」 「そ、そうよねぇ」 「夏だねェ」 「はぁ? だから、今は──」 「知ってるよ。秋なんだろ?」 「え、ええ……」 「夏だねぇ」 「……」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 10 05.18 ID 6yNBLUmY0 動物病院に連れて行ってくれ 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 10 52.67 ID 6yNBLUmY0 「好きだよ」 「ふーん」 「好きだよ」 「それだけぇ?」 「うん」 「……」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 13 43.79 ID 6yNBLUmY0 「はぁはぁはぁはぁ、水銀燈たんかわいいよぉ、はぁはぁはぁ」 びゅるうるるううぅううう 「ちょ、何してんのよ!?」 「何って、水銀燈フィギュアにぶっかけしてんじゃないか」 「ば、馬鹿なんじゃないの!?私と同じ部屋でそんな事するなんて、わけわかんない!」 「ああ、なるほど。自分にぶっかけしてくれってことか」 「は、はぁ?……ほ、本気ぃ?」 「ふふふ、まぁてよぉすいぎんとぉ ははは、はははははは」 「こな、こない、こないでぇ!」 「ははははっははははははは、まてよ、ははははははは」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 16 23.45 ID 6yNBLUmY0 「はっ、はは、ぜぇ」 ヒューヒュー 「だ、大丈夫ぅ?」 「きゅ、急に走ったから……」 「背中さすったげるわぁ」 「あ、ありがと。ウッ!」 「……」 「おかげですっきりしました、ありがとう」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 22 20.15 ID 6yNBLUmY0 「今から、すごく個人的な話しするけどな」 「なぁにぃ?」 「明日お祭りやねん」 「へぇ、そうなの」 「実を言うと今日から明後日まで祭りやねん」 「ふぅん、それでぇ?」 「一緒に行ってくれる友達おらんねん」 「そりゃ、そうよねぇ」 「さみしいねん。でもお祭り行きたいねん」 「で、私に何してほしいのよ」 「一緒に、その……行ってほしいなぁ、と」 「ふふ、初めからそう誘えばいいのよ」 「じゃ、じゃあその格好じゃ目立つから、よ、幼稚園児のす、スモッグあるから、おき、おきがえしようねぇ」 「……」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 29 10.95 ID 6yNBLUmY0 違うのに、昔の俺のスモッグなのに叩かれた。 男の頬には小さな紅葉が一枚落とされていた。 「あんたが気持ち悪い顔で、気持ち悪い声出すからでしょ。自業自得よ」 水銀燈は悪びれもせず言う。 違うのに、俺が興味があるのは園児のコスプレじゃなくて水銀燈の裸体なのに……。 「余計にタチ悪いわぁ」 そう? 水銀燈は「うん」と頷いた 「で、どうする祭り行く?」 男はスモッグをたたみながら言う。 「……それは、着ないからねぇ」 半目でタンスの中にしまわれていくスモッグを睨み見た。 「ああ、違うの用意するから」 はははと軽く笑って流した。 本当は、水銀燈の体のサイズを測って、ネットでこっそり注文した物だなんて 口が裂けてもいえないよね。 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 23 02.79 ID BTk4tETC0 ここは何、14松スレなの? 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 31 14.32 ID 6yNBLUmY0 どうだろうねえどうだろうねえ わかんないねえわかんないねえ 誰なんだろうね誰なんだろうね わかんないね 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 39 41.47 ID 6yNBLUmY0 タイヤがコンクリに軋む音で目が覚めた。 寝汗に風が心地よい。 青ビロードを溶かしたような部屋には動きがなかった。 「あれ、水銀燈……?」 彼女が好んで利用する、リクライニングチェアーを見ながら声を出す。 喉と舌の振動は古臭いクッションに吸い込まれた。 どこに行ったんだろうか。 寝起きの靄のかかった頭で、そんな事を考えるが、答えは出ない。 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 00 49 09.46 ID 6yNBLUmY0 頭を掻いた爪から甘ったるい臭いがした。 「もしもーし」 僕はもしやと、水銀燈の鞄をノックし呼びかけた。 何も反応はないが気配を感じる。 鍵に指を当てるが、鞄は開こうとしない。中から鍵をかけているようだ。 「何すねてんだよ、起きろよ。夕方だぞ」 時計の短針が文字盤の7を隠している。 部屋はすっかり暗くなり、夜に水銀燈の鞄が溶け込みかける。 僕は溶けてなくならないよう鞄を手に触れさせ、鞄の隙間から水銀燈を覗き見ようと試みる。 目を凝らすがまったく見えなかった。 ガチャリ。と、金属が擦れる音が聞こえ、鞄の口がゆっくりと開かれ、白い輪郭、赤い瞳と目があった。 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 01 16.57 ID 6yNBLUmY0 「おはよう」と言ったが聞き流された。 「今日、どんな約束してたか。覚えてる?」 ぷっくりと腫れぼったい目で僕を見る。 「約束?」 「……覚えてないなら、いいわよ」 鞄の口に手を突っ込み「なんだよ、はっきり言えよ」と僕は言った。 水銀燈は鞄の中、両ももに手を挟み込み、僕とは見当違いの方向の壁の一点を睨み 頬を膨らませている。 「だんまりじゃ、分らないよ」 子供を諭すように優しく言うが、水銀燈は壁から視線を外さない。 何か面白いもんでも壁にあるのかと僕も同じ方を見るが、壁は壁。なんてことはない。 外から、若いカップルの物だろうか。男女の声が絡み合い遠ざかっていく。 スピーカーの割れた声に混じり、打ち上げ花火の軽い音がまばらに響く。 「もしかして、祭りに一緒に行く。って約束だったっけ?」 水銀燈の耳ならぬ羽根がピクンと動く。 正解だったようだ。 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 12 11.38 ID 6yNBLUmY0 「ばっかみたい、私があーんなゴミゴミした場所に行きたい訳、ないじゃない」 「ほんと、ばっかみたい」と吐き捨てうつむいた。 「今から一緒に行く?」 「行くわけないでしょ……」 そう言った水銀燈の表情は、長い銀の髪に隠されていた。 ブラインドが揺れ、銀の毛先が流れる。 「少しだけでも?」 「……」 お手上げだ。 僕は、ちゃぶ台の上に置かれてあった地域情報誌を目端で捕らえ、 何気なく手に取り開いた。 偶然、今やっているお祭りの特集ページが開かれた。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 14 03.55 ID aUd7HiXKO じゃ水銀燈のかわりに俺が一緒にいったゲル 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 14 36.66 ID 6yNBLUmY0 一緒に行こうぜ!! 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 20 08.49 ID D1f4kZSE0 そこである一点による コメントですかぁ?コメントですかぁ?コメントですかぁ? バーガー屋行きますかぁ? アナウンサーが死んだニュアンスで 死んだアナーキストの詩を読んで おまえは焦りに焦り「そういう事は、と」バーガー屋行きますかぁ? 円を描いて見えてくる。壱拾円で擦って見えてくる。 それが、「ああああああ」ひっひっひっひ。って俺はもう やさしいあいつさえ、柵の向こうで だから!!!! 見る力を!!!!取り戻せ、見る力を!!!! それが強さだからさぁ先生!!!!! 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 21 07.32 ID 6yNBLUmY0 お前作詞家になれよ 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 27 00.44 ID 6yNBLUmY0 http //etc6.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1154807438/l50 これか 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 31 54.49 ID 6yNBLUmY0 暗くて文字が見えない。 蛍光灯の紐に手が伸びたが、何故か躊躇いスタンドを使う。 まが抜けた音の後に白い光りが手元を照らす。 思わず目を細めた。目頭が熱くなる。 情報誌の特集ページには、赤い、小さく丸い文字で 「ここに行く」だとか「買ってもらう」などとメモが書き込まれていた。 それに、僕は偶然にこのページを開いたんじゃない 水銀燈が何度も何度もこのページを開き、跡を残していたのだ、だから開けた。 漫画のエロページと同じだ。 水銀燈を首だけ回し、横目で捉える。先ほどと同じ姿勢のまま、銀の髪を風に任せていた。 「今からでも、遅くないよ?」 「……ばぁか」 声が微かに震えていた。 肺を絞るように声を出すと、こんな声になる。 「そっか」とだけ僕は答え部屋を出た。 安っぽい扉が視界を満たしていく中、地域情報誌のページが風に捲られているのが見えた。 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 51 29.47 ID 6yNBLUmY0 白鳥、ケフェウス、ヘルクレス、カシオペア そして忘れちゃいけない、北斗七星。 これらは町灯りの食指に絡み取られず、天高く瞬いてた。 僕が部屋に帰った時、水銀燈は鞄の中に座り込んではおらず、 リクライニングチェアーのクッションに身を埋めていた。 「ただいま」 脱いだシャツを椅子の背に引っ掛けながら言う。 答えの代わりに、本のページが捲られた。 後ろから何を読んでいるのかと覗き込むと、外国の娼婦が役人に 「何故娼婦が男と寝て、刑務所に入れられなければならいのか?」と訴えかけているシーンだった。 水銀燈の後頭部が僕の顎に当たり、ページが見えなくなる。 位置をかえ覗き込むが、再び後頭部が顎を襲う。どうやら嫌われているらしい。 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 53 41.55 ID NAI16lUo0 もしかしてリアルまーくんか? 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 01 54 51.47 ID 6yNBLUmY0 どうだろうねねねねね わからないねねねねねねね 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02 13 32.71 ID 6yNBLUmY0 僕は諦め身を引き、今度は横から水銀燈の頬を突く。 彼女の頬は苺大福のようにほんのりと赤く、ふにふにとしている。 無視を決め込む水銀燈だが、僕の指先が唇の端に届くと、口を開き指を噛む。 喋りたくないらしい。 「ほら」と水銀燈の前にリンゴ飴を出す。 「買ってもらうって、書いてたからさ」 情報提供元は風にページを遊ばれ、いつのまにかひっくり返っていた。 水銀燈は目の前に差し出されたリンゴ飴に、インク刷りの文字から焦点を移す。 「遠慮するなって」 唇にリンゴ飴を押し付けると、やっとの事で僕の手から受け取った。 「……私のために、買って来てくれたの?」 リンゴ飴を口から離し言う。 「ん、まあ。そうなるかな」 「ふうん」と飴を舐め始めた。 リンゴ飴のように赤い舌が、下から上へと動き、 「甘いわぁ」と舌が動いた。 「そりゃあ、飴だから」 「うん」と再び飴に舌を戻す。 静かな部屋に、時たま歯が飴に触れる音が、カツと響く。 水銀燈の視点はリンゴ飴に合わせたままなのか、うすぼんやりとしていた。 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02 31 44.67 ID 6yNBLUmY0 「ごめんね、約束すっぽかして」 水銀燈はリンゴ飴に舌を当てたまま、僕を横目で捉える。 何も言わない所を見ると、言葉の続きを促しているようだ。 「その、」 言葉に詰る。 謝りなれてないと、咄嗟に言葉が出ないから困る。 水銀燈は鼻で息をはき、口の端を軽く持ち上げた。 「いいのよ、私だって馬鹿じゃないわぁ」 リンゴ飴から舌を離す。中身のリンゴが透け、黄金色に輝いていた。 「え?」 予想外の言葉の返しだ。 「私みたいな人形が、人間の社交の場に出て行けるわけ、ないじゃない」 指先でリンゴ飴をクルクルと回しながら言う。 「分ってたのよ。でも、ちょとだけ、拗ねるフリをしたかったの、それだけよぉ」 人形。 それが彼女だ。 水銀燈はローゼンと呼ばれる人形師に作られた、生き動く人形。 今はわけ合って、同じ人のように一緒に暮しているが、彼女は人形なのだ。人とは違う。 現に、彼女の間接には球体と繋ぎ目が見え、動くたびにキイキイと音がする。 水銀燈は、くるくると指先で回すリンゴ飴を見つめる。 赤のガラスの眼の中を、リンゴ飴の影が躍る。 「その、ごめん……」 僕は馬鹿みたいに、謝罪の言葉しか口に出来なかった。 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 02 56 52.17 ID 6yNBLUmY0 僕の唇にリンゴ飴が押し付けられた。 押し付けられ、飴に絡み取られた唇が飴を伸ばし、ゆっくりと離れていく。 「何悲しそうな顔してるのよ。飴でも舐めて、元気出しなさぁい」 彼女の手からリンゴ飴を受け取るとき、触れ合った手先は柔らかく、 とても人形の物とは思えない。 水銀燈を励ますつもりで買ってきた飴が、水銀燈が僕を励ますために使うとはな。 僕は黄金色に輝く飴の先を眺めた。 「なによ、食べかけじゃ元気が出ないって言うの?」 「なんつーかな、なんだろう。」 指先で目尻を掻く。 水銀燈は、僕に両手を広げ突き出した。 「どうした?」 「私は、人形なんだからぁ、その、たまには、人形みたいにぃ扱っても……」 彼女の頬はリンゴ飴のように真っ赤になっており、口をもごもごと動かし言葉の先を濁した。 「? どういうことだい」 「だからぁ! たまには、人形みたいに抱きしめても、いいって言ってるのよ!」 水銀燈は、両手を差し出した姿勢のままプルプルと手先を震わせ、一息に言い切った。 彼女の両の瞳は、僕を真っ直ぐに捉えて離さない。 「あっ、うん。その、じゃあ、失礼して」 僕は水銀燈の腕の間に体を入れ、両手を彼女の背に回そうとするが いざやろうとすると、かなり恥ずかしい。緊張する。 人形、彼女は人形。と心の中で繰り返すが、まったく効果が出ず、 逆に、背徳的な感情が、脊髄を耳の裏まで駆け抜けるがる。 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 11 47.73 ID 6yNBLUmY0 「やっぱり、やめようよ」と水銀燈に言うため、瞳を見る。 人形だから問題はまったくないのだが、逆に問題があると言うか……。 口の中で言の葉に、どのような心の葛藤を織り交ぜて伝えようかと悩んでいると。 「ねぇ、ぎゅってしてぇ」と水銀燈が蚊の鳴く声で言った。 僕は長い銀の髪の上から両手を回し、彼女の両肩を優しく抱いた。 頬と頬に当てる。銀の毛先と甘い香が鼻をくすぐる。 胸に彼女の息遣いを感じ、体で彼女の暖かさを感じ取る。 体格差から、僕が彼女を包み込んでいるのだが、僕が彼女に包み込まれているような感覚にすら捕われる。 「まったく、最後まで言わせないでよ、ばかぁ……」 暖かい吐息が鼓膜を揺すった。 どこか遠くからバイクの音が聞こえ、すぐさま夜闇へと溶け込んだ。 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 25 22.80 ID 5OaKdWVW0 http //www.uploda.org/uporg1055723.jpg http //www.uploda.org/uporg1055725.jpg http //www.uploda.org/uporg1055727.jpg ハァハァ 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 30 03.03 ID 6yNBLUmY0 それには何回かお世話になった 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 41 59.27 ID 6yNBLUmY0 「元気、出た?」 柔らかい声に僕は「うん」と軽く頷き言う。 「じゃあ早く離れなさいよ、いつまでくっついてんのよ。変態」 僕の背を包み込んでいた暖かさがなくなる。 「なぁに、そんなに水銀燈を抱きしめていたいの?」 「え、あれ?」 「いいから、早く離れなさいよ。マセガキ」 水銀燈は、肩を抱いていた僕の手の指を一本摘んで、ねじるように引っぺがし、 僕の手の中から体を、するりと抜け出させた。 銀の髪が僕の腕を流れ落ちよとするが、引っかかる。 リンゴ飴だ。 「ちょ、ちょとぉ、何すんのよぉ」 リンゴ飴に絡み取られた銀の髪を、小さな手で丁寧に剥す。 「うー最悪ぅ」と僕の服に髪の毛を擦り付け、飴のべた付きを落とそうとする。 「風呂いけよ」 言われて気づいたのか、ハンドタオルを二枚手に取り、脱衣所へと消える。 「一緒に入ろうか?」と声を投げると「馬鹿、調子にのってんじゃないわよ」と返された。 脱衣所からは、布が床に落ちる音。「まったく、さかってんのかしらぁ」と愚痴る声が聞こえ、 扉の閉まる音に打ち切られた。 思い出したかのように秋虫が鳴き出し、それを掻き消すかのようにシャワーの音が夜に響いた。 夜風には明日の祭りへの活力と、今日の祭りの哀愁とが絶妙にブレンドされ、 僕の頬をぬるく撫でる。 リンゴ飴は唾液の味がした。 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 42 14.86 ID 6yNBLUmY0 お わ り 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 49 22.71 ID 6yNBLUmY0 俺「水銀燈、好きだよ!」 水銀燈「も、もう。なによ、いきなりぃ」 俺「君が好きで好きで好きで、もう、どうしようもないんだ!」 水銀燈「ほんとにぃ・・・?」 俺「ああ、本当さ!!」 水銀燈「じゃ、じゃあ。えっちな本とか、道具とか、全部処分できるぅ?」 俺「・・・・・・あ、う、そう、だね」 水銀燈「ねえ、どうなのよぉ。はっきりしなさいよぉ」 蒼星石「あ、水銀燈。君に頼まれていた物の処分は済んだよ」 その日、俺は泣いた 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 03 51 01.30 ID sLD+8YrI0 おい、 1 を脱がせろ ∧∧ ヽ( `Д/ ( ) 1 ∧_∧ ノ ゝ (ヽ( )ノ) ∧_∧ ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ( )ノ) ∧_∧ | . . | ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ( )ノ) ___人__ ) | . . | ヽ ̄ l  ̄ ./ ; 丿 し (___人__ | ∧|_∧ | ∪ ∪ ; 丿 (ヽ( )ノ) ∧_∧ ∪ 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 03 57 45.02 ID 6yNBLUmY0 俺「ポン!」 強面「ぐぐぐぐ!」 俺「兄さん、背中が煤けてるぜ」 強面「なんじゃと、このがきゃぁ!?」 俺「ロンだ。中のみ100兆点」 強面「ううわああああ!!!」 弱い。俺はみかんゼリーのプルタブを爪にかけ一人呟いた。 遠くから銃声が聞こえた。 責任を取らされたのか……。 黒服「どうぞ」 俺「ああ」 黒服から札束がはいった封筒を受け取る。 俺はあの日から右に出る物なしの代打ちになっていた。 鳴きのマサ 第一話 ~その男、禁欲~ 水銀燈「あ、何処いってたのよ。帰るわよ」 俺「あ、まってよー」 水銀燈「ほんと、あんたって何しても駄目ねぇ」 俺「で、でも。水銀燈が居てくれるから……」 水銀燈「ったく、いいから帰るわよ。ほら、手出しなさいよ」 俺「うん!」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 02 09.93 ID 6yNBLUmY0 トルルルルル、トルルルルル 電話のベルが凪いでいる心を荒立たせる。 俺「はい、もしもし」 声「まきますか?まきませんか?」 俺「は?なんですって?」 声「だから、巻くですか?巻かないですか?」 俺「すみません、今火を扱ってるので」 受話器を静に置いた。 水銀燈「誰からぁ?」 俺「間違い電話だよ」 水銀燈「火って、なぁに?」 俺「水銀燈の事さ。面倒見ててやらないと急に爆発するからさ」 俺「い、痛い」 水銀燈の羽が刺さった。これで僕も飛べるかもしれない。 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 08 08.33 ID 6yNBLUmY0 僕は空に居た。 もちろん、前回のネタフリの回収の為だ。 俺「やあ、蒼星石」 蒼星石「あ、どうもこんにちは」 俺「おでかけかい?」 蒼星石「ええ、翠星石が家出して・・・・・・」 俺「そうか、それは困ったな。僕も手伝おう」 蒼星石「助かります」 手伝うと言ったのだが、どこをどう探せばいいのか検討がつかないので ドールショップ塊で時間を潰す事にした。 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 08 25.12 ID 6yNBLUmY0 俺「ははは、蝋燭はいいですよね」 兎「……」 俺「あ、あれ?何で無視するんですか?」 僕は兎の肩を揺さぶるが反応がない。 赤い瞳を寂しげに光らせている。 白崎「あれ、どうしたんだい?きてるのなら教えてくれたらいいのに」 俺「ふ、ふたりいる!」 兎「……」 兎を近所の幼稚園に返し、する事がなくなった。 家に、帰るか。 俺「ただいまハニー、お帰りのキッスはまだかい?」 水銀燈「……」 翠星石「……」 俺「……どうも」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 12 10.38 ID 6yNBLUmY0 / ̄ ̄ ヽ / ', {0} /¨`ヽ {0} l ヽ._.ノ ' | `ー'′ | U U \ / フワーリ \ / r=====ュ (_ _) {! l} |/ ヾ__o__〃 __ /~~~~~ヽ// ( / ヽ__ノ / ̄ ̄ ヽ, ,/ , l― /¨`ヽ ―, l ヽ._.ノ | ヽ__`ー' _ノ / ヽ | | | | | | | | ∪ イ ∪ | || | | || | | || |. (_)_) 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04 11 18.87 ID qL9IUdAM0 鳥なのにキーボード打てるんだぜ…こいつ… 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 13 24.07 ID 6yNBLUmY0 まあ、そんなとだけど気にすんな なっ! 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 16 53.45 ID 6yNBLUmY0 翠星石「じゃあ、とっととこの薔薇に誓うです」 水銀燈「は、はぁ?何言ってんのよ」 翠星石「契約に決まってるですよ、みて分らないですか?」 水銀燈「そうじゃなくて! もう、あなたも何か言ってやりなさいよ!」 俺「ははは、俺モテモテすぎ」 水銀燈「……」 翠星石「……」 俺「……ごめん」 その日翠星石と契約する事になった 蒼星石「姉さんと僕は一緒だから」 蒼星石もPTに加わった 俺は経験血を水銀燈で知った。 水銀燈「もう、かってにしなさいよ。知らないっ」 俺「その・・・」 蒼星石「ははは、姉さん見てよ。あの水銀燈が嫉妬してるよ」 翠星石「まったく、歳を考えやがれです。色ボケなーんて思ってないですよー」 水銀燈「……」 俺「ははは、かわいいな」 水銀燈の往復ビンタ! マゾにはたまりません 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 22 13.41 ID 6yNBLUmY0 翠星石「朝飯これだけですか」 蒼星石「しょうがないよ、庶民の暮らしってこんなもんだよ」 俺「……」 蒼星石「わあ、凄い! 見てよ翠星石!」 翠星石「どうしたですか?」 蒼星石「この沢庵の薄さ、芸術並だよ!」 翠星石「びんぼ臭いだけです」 俺「……」 水銀燈「なによ、文句あるなら食べなくきゃいいじゃない」 蒼星石「……翠星石、笑っちゃだめだよ」 翠星石「いいから黙って食えです……」 水銀燈「……」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 27 09.18 ID 6yNBLUmY0 「座布団がうすっぺらいですねぇ……」 「見てよ翠星石」 「何がそんなに珍しいですか」 「だ、だって、ここ、クーラーがないんだよ?」 「ないほうが健康的ですよ」 「そ、そうかい……」 「蒼星石って不健康てきねぇ、だっさぁい」 「でも、翠星石が前お世話になってた所じゃ、普通にクーラーあったですよ」 「……」 「まあ、マサユキさん。あんまり落ち込まないでよ、庶民なんだからさ」 「……」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 30 45.09 ID 6yNBLUmY0 「ねぇ、髪を梳かしてくれない?」 「ああ、いいよ」 「この時間、嫌いじゃないわぁ」 「そうかい?」 「ええ」 ドアの影から覗く4の瞳 「蒼星石、そんなにしても髪の毛は伸びないですよ」 「翠星石が髪が長くて羨ましいよ」 「まあ、長くても翠星石は……」 「翠星石は?」 「な、なんでもねーです!姉をからかうもんじゃねーです!」 「まあ、いいけどね」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 37 24.64 ID 6yNBLUmY0 「やあ、薔薇水晶いらっしゃい」 「これ、白崎から……」 「どうもどうも」 薔薇水晶から手紙を受け取る 「……」 「どうしたの?」 「……」 「あ、はいはい。どうぞ」 薔薇水晶に飴を一つ手渡す 「……ありが、とう。さようなら」 メッセンジャーは帰った。 「あれ、浮気ですか?水銀燈に言っちゃいますよ?」 「違うよ、お使いだよ、お使い」 「へーでも、水銀燈にはもう、浮気だって言っちゃいましたよ」 残念です、と落ち込む蒼星石。 「お前馬鹿だろ」 へへーと笑う蒼星石。くそ、むかつく。 「ねえ、大事な話があるの」 「いや、浮気じゃないよ?」 「あっちでお話しましょう、ねぇ?」 双子はそんな俺たちをお茶の肴にして楽しんでいた。 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 42 35.04 ID 6yNBLUmY0 鏡を使い真紅、雛苺が遊びに来た。 「お邪魔するわ」 「お邪魔なのー」 言いえて妙だな。 「あらぁ、真紅ぅ。おままごとごっこでもしに来たのぉ?」 「ええ、そうよ」 「えっ……そ、そう」 「翠星石は観葉植物やるから、適当に頑張れです」 「じゃあ僕はメイドするね!」 「ヒナは死体するのよ」 「この私、真紅は探偵役よ」 「えっ、じゃあ 私は助手ぅ?」 「いいえ、犯人役よ」 「……そ、そう」 「お、俺は?」 「あなたは──そうね、刑事役ね」 「分った、頑張ろう」 「ええ、頑張りましょう」 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 45 57.48 ID 7Yem+K910 「水銀燈、君を逮捕する」 「刑事さん、私は何も悪い事をしてないわぁ」 「いいや、君は大切な物を盗んで行った」 「えっ?」 「僕の、心です」 「刑事さん……」 観葉植物が齧る煎餅の音だけが聞こえてくる。 そして、唇が近づき……。 「げふ」 水銀燈が倒れた 「ヒナが犯人するのよ」 「雛苺、あなたが犯人よ!」 「刑事さん! 僕、見ました!」 「……」 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 46 12.89 ID 7Yem+K910 さるくらった 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04 46 46.57 ID qL9IUdAM0 連投規制か? 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 46 58.67 ID 7Yem+K910 いえす 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04 47 52.94 ID qL9IUdAM0 すまん、支援するよ 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 52 01.38 ID 7Yem+K910 まあIDかえれるし、問題ないよ 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 51 44.28 ID 7Yem+K910 「おーほっほっほっほ! カナリアかしらー!」 「あら、いらっしゃぁい」 「久しぶりだね!」 「翠星石が茶汲んでやるです」 「どうも、初めまして」 「あ、これはどうも初めましてかしら」 「あれも、君の妹さん?」 「ええ、そうよ。もしかして、気になる?」 「いやあ、僕は君の事で頭がいっぱいさ」 「もう、ばかぁ」 「ここ、クーラーききすぎなんじゃないかしら」 「金糸雀、この庶民家にはクーラーなんてないんだよ」 「ま、まさか。そんな時代に取り残されたような家……ほ、ほんとうかしら」 「凄いよね、時代を逆行してるよ!」 「あんまり虐めてやるなです、一応翠星石たちのマスターですよ」 「あれれ?翠星石、やけにマスターの肩を持つね」 「はぁ……もういいです、茶菓子でも食っとけですよ」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/10/08(月) 04 53 03.95 ID KWOeLOLF0 もうローゼンとか古いよな 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 53 27.01 ID 7Yem+K910 古いね しゅごきゃらとか出てきたし 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/08(月) 04 56 53.11 ID 7Yem+K910 「可哀想なお姉さま、自分のミーディアムを独り占めできなくて……」 「白薔薇……あなた、7番目?」 「はじめまして」 「はじめましてぇ」 「……」 「……」 「で、なにか用?」 「今、マスターを探してますの」 「帰って頂戴」 「でも、マスターが」 「また遊びにいらっしゃぁい」 「怖いね翠星石。きっと僕たちも、いつかあんな風に追い出されるよ」 「まったく、大人気ない奴です」 「そうか?俺は可愛いと思うよ」 「そりゃ、おめーだけですよ」 「そうか……」 次へ
https://w.atwiki.jp/akadama/pages/276.html
「古泉……」 夜も更けた頃、暗がりに彼の声が聞こえる。 ここは僕の部屋で、記憶を辿るなれば僕以外は誰も居ない筈だ。 ましてや彼は部屋の鍵を持って居ないわけで。 「どうし……」 僕が言い終える前に、彼は僕に顔を近づけて口づけをする。 「んんっ」 彼の舌が僕の口に忍び込んで僕の舌と絡め合う。 何度も何度も絡め合った後、彼は僕から顔を離して囁いた。 「夜這いに来た」 夜這い? 僕が驚きで硬直している間に、彼は既に前開きになっているシャツをめくり、片手でツンと立っている乳首を指先でなぞる。 「はぁ……んっ!」 彼に触れられた――たったこれだけのことで簡単に感じてしまう自分が恨めしい。 そして、彼のもう片方の手が、何も身に付けていない僕の下腹部へと伸びる。 「やっ…そこは……!」 こんなことなら無精せずにちゃんと下着を着けて寝たらよかった。 そんな思いもむなしく、彼の手が僕自身へと伸びる。 「何だ、全裸健康法でも始めたのか?」 下着すら履いてない僕の下腹部を見たのだろう、苦笑する彼の声が聞こえた。 まさか貴方のことを考えて自慰した挙げ句、下着も履かずに寝たなんて言えない。 恥ずかしさの余り何も言えずにいると、彼の手が僕自身に触れた。 瞬く間に先端から先走り汁が溢れ出始める。 「だ、駄目で……あぁんっ」 「こんなにして何が駄目なんだ?」 意地悪そうに言う彼の手が先端へと移り、先走り汁を絡める水音が鳴り響く。 「ふぁ……んんっ」 「それとも、こうしてほしいのか?」 彼は僕自身から手を離すと、先走り汁が付いた指先で再び乳首を捏ねくり回す。 「やぁ…んっ!」 乳首から伝わる刺激に堪らず声を挙げてしまう。 同時に、放置された状態の僕自身の疼きが止まらず、少しでも何とかしようと腰を左右に振った。 「ふぁ……あぁんっ!」 それでも彼の手は僕の乳首に集中し、執拗に撫で回したり摘んだりしている。 「腰を振ってばかりじゃ解らんぞ」 「あぁ…ぁぁ……」 目の前に求めるモノがあるのに届かない――もう限界だった。 更なる刺激を求め、僕は彼に懇願する。 「お、お願いですから……僕の…僕の……」 あと一歩のところで最後の一言が出ない。 だが、言わないとここから先には進まないだろう。 僕は恥ずかしい気持ちを抑え、意を決して言葉を紡ぐ。 「僕の…おちんちんを触って下さい……」 卑猥な単語を自分の口で発し、恥ずかしさのあまり顔中が熱くなる。 恐らく顔は真っ赤になっているだろう。こんな僕を見て彼はどう思うだろうか。 恐る恐る彼の顔を覗き込むように見ると、 「触るだけでいいのか?」 彼はニヤリと笑って僕にそっと覆い被さり、既に立派に勃ちあがっている彼自身を僕自身に擦りつける。 「ひゃあぁっ!?」 彼の手から与えられる感触とは異なる快感が身体中に伝わり、たまらず嬌声をあげてしまう。 「おいおい、まだこれからだぞ」 たったこれだけで達しそうになる僕を見て彼は苦笑する。 「だって……」 そんなことを言われても、貴方から与えられる行為そのものが快感に置き換わるのだから仕方がない。 「仕方がない奴だな」 そう言うと彼は更に彼自身と僕自身を摺り合わせる。 お互いの先から溢れ出る先走り汁が絡め合って自分自身を濡らしていき、それが潤滑油となって更に擦り合う速度を速めていった。 「はぁ……あぁぁ……」 身体中が熱くなり、僕は自然と両手で彼を抱きしめ、更には両足で彼の身体を挟み込んで密着させる。 僕自身どころか僕の乳首から何から全て彼の身体と擦れ、感じ合っていく。 「はぁ…はぁ…」 互いの身体と心が高ぶり、彼の息が荒くなるのが解る。 「出すぞ、古泉」 「ふぁ…あぁぁぁぁぁぁっ!」 そして、今までに出したことのない嬌声を挙げ、僕は達した。 「……ぁ」 絶頂を迎えたと同時に夢という名の興奮から覚める。 我に返ると、部屋に居るのは自分一人だけで、勿論彼は居ない。 彼だと思って抱きしめていたのは、何の変哲もない抱き枕だった。 昨日、寝る前に彼のことを考えて自慰したからだろうか。 振り返れば、そのまま後始末もせずに寝入ってしまった。 朦朧とした思考の中、ゆっくりと身体を動かそうとすると―― 『にちゃっ…』 という小さな音が聞こえ、同時に生暖かい感触が蘇る。 恐る恐る抱き枕から身体を離すと、僕自身と抱き枕に大量の精液が付着していた。 「あ………」 あんな淫らで妄想に等しい夢を見た挙げ句に夢精したのだ。 抑えきれない欲情に情けなさを感じ、知らず知らずのうちに涙がこぼれ落ちる。 少し考えたら、彼が僕を抱く筈がないのは解るのに。 部屋に来たことすらない彼が、僕の部屋へ夜這いに来る筈がないのに。 「………」 僕は自分の精液で汚れ切った枕カバーを外すと、ゆっくりと立ち上がって風呂場へと向かった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/26540.html
【検索用 のろいのとーるをいたいて 登録タグ VOCALOID shunki の ザコP 初音ミク 天束 曲 曲な 深海怜 瀬戸わらび】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ザコP 作曲:ザコP 編曲:ザコP ギター:shunki(Twitter) ピアノ:天束(Twitter) 絵:ふかみ 動画:瀬戸わらび 唄:初音ミク 曲紹介 ゆえに彼女は"呪いのドール"と呼ばれるのだ。 曲名:『呪いのドールを抱いて』(のろいのドールをいだいて) ザコPの8作目。 歌詞 (YouTube作者コメントより転載) 荒れ狂う嵐の夜に一人の少女と出逢う 差し出すその手には悲しげなドール 気がつくと彼女は其処から消えていた 残されたドールが嬉しそうに言った 嗚呼!貴方こそ私のご主人様! さぁ、何をして遊びましょう? 怖がらないで ご主人様、貴方となら永遠に幸せになれる 抱きしめて離さないで 裏切りはもう嫌だから そのドールを持てば様々な不幸に 見舞われ最後には命を落とすという 悲しげなドールは涙を見せ あぁ、どうか私を愛して もう捨てられたくない ご主人様、貴方もまた私を忌み嫌うのね? 私はただ愛の味を知りたいだけ だけなのに もう一度だけでいいの、抱きしめてくれませんか 無駄だとはわかってても繰り返して呟いた 夢現で踊るある日のこと さぁ、お別れの時間です 頭上に迫るシャンデリア なぜ人はこの私を呪いのドールなんて呼ぶの? 私はただ愛の味を知りたいだけ だけなのに 私を愛せない人はいらないのいらないから さようならご主人様 おやすみなさい 安らかに コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/suiginto/pages/103.html
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/12/09(日) 05 30 17.94 ID ovjzNwXw0 「その前に、聞きたいんだけれど──」 「うん」 「子供は好き?」 「どうだろうね。僕は子供より君が好きだよ」 「もうっ、真面目に答えなさいよ」 「そうだな……苦手、かな」 「あら、どうして?」 「何でだろう、僕が子供だからかもしれないね」 「そう……」 「どうしたの?」 「……なんでも、ないわよ」 「なんだよ、気になるな」 薔薇のような小さな唇が空を舞う 「えっ?」 「あなたとの赤ちゃん……出来たの」 「お、俺と、す、水銀燈の、あ、あかちゃん!?」 水銀燈は小さく頷いた 「で、で、でも、俺は人間、水銀燈は人形だし、あれ、でもキスがコウノトリで、あれ?」 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/12/09(日) 05 33 09.89 ID ovjzNwXw0 「……迷惑、なの?」 「い、いやいや、いや、そうじゃない、そうじゃ、ないんだ」 「じゃあ、なによ」 「その、行き成りで驚いて、その……うれしいよ……」 「ほんとう……?」 「ああ。それと、無理に順列を合わせる感じがして嫌なんだけど──結婚しよう」 「えっ……?」 「結婚しよう、水銀燈」 男は静に水銀燈を抱き寄せ、二人の影が重なる 「──ぷはッ! もぅ、苦しいじゃない」 「誓いのキスは、指輪にしかしてないからね」 「もうっ」と水銀燈は小さく肩を窄め、唇を尖らせた 「それと、これ。あげるわ」 水銀燈は男の首に、長く、ゴワゴワとした赤い毛糸のマフラーを巻きつけた 「これは?」 「『これは?』じゃないわよ、クリスマスプレゼントじゃない」 「えっ? これが?」 「これがって何よ、文句あるの? 手編みよ、これ」 「いや、そうじゃなくて、ほら、赤ちゃんが出来たって……」 「はぁ? 馬鹿じゃないのあんた」 「え、ええ?」 「人形と人間の間に赤ちゃんが出来るわけないじゃない」 「そういわれたら、そうだよな……」 水銀燈は兎を前にしたジャッカルのように、口端を吊り上げた 「あらぁ? 何を本気になってるのかしらぁ?」 「いや、分ってたよ。分ってたさ。」 「ふぅん? それじゃあ、『結婚しよう』も冗談なのぉ?」 「いや、それは……」 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:sage :2007/12/09(日) 05 36 52.28 ID ovjzNwXw0 「そういえば、私が『赤ちゃんが出来た』って言ったときも、何だか嫌そうだったわよねぇ」 「そ、その、それは……」 「何よ、言って見なさいよ、聞いてあげるから、ほら、ほらぁ」 「……とられると思ったんだ」 「はぁ? 誰にぃ?」 「水銀燈が、赤ん坊に。赤ん坊が出来たら、僕の事より、赤ん坊に付ききりになるから……」 水銀燈は、食べつくされた草原を目の前にした草食獣のような目で男を見ていた 「白けちゃった」と水銀燈は大きな溜息を吐いた 「そ、それから、冗談で水銀燈と結婚したいって言ったわけじゃないよ? 本気だから」 「あぁ、もう。うざったいわね……」 弁解しようとする男の唇を小さな薔薇が塞ぐ 「分ってるわよ、乙女の唇を奪ったんだから、そのぐらい覚悟してやったんでしょう?」 「ああ、もちろんさ」 次は男から唇を重ねた 銀の橋が架かる 「あっ、雪」 水銀燈の言葉に釣られ、窓を見ると白く、丸い物が窓をポツポツと叩いていた 腕の中で水銀燈が、ぞくりと小さな体を震わせた 男は自分の首に巻かれた、長いマフラーのあまり部分を水銀燈の首に巻いた 運命の赤い糸が男と水銀燈を繋ぐよう、二人を赤いマフラーが繋いだ 「最初から、これを見越して作っていたんだろ?」 「しらないわよ、あんたが勝手にしたんでしょ……」 「まあ、別にいいけどね。それより、今年はホワイトクリスマスになりそうだね」 水銀燈は男の問いかけに、己の体重を男の胸に預け答えた。 「メリークリスマス、水銀燈」 「馬鹿。まだ、早いわよ……メリークリスマス」 I Wish You A Merry Christmas!
https://w.atwiki.jp/retroadventure/pages/260.html
今更ながら、初代プレステのアドベンチャーをまとめている管理人が、気まぐれに更新しています…゚+。 .゚ヽ(*´∀`)ノ゚. 。+ 攻略リンクは、機種が異なる場合もありますが、プレステ版でも問題ないと思います(管理人の資料や記憶で検証しており、異なってるかもしれません…)。 タイトル(ウィキペディアにリンク) 備考 あ R?MJ -The Mistery Hospital- れみーの部屋 (SS版 攻略) あかずの間 れみーの部屋 (攻略) サウンドノベル ACONCAGUA (アコンカグア) ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) ATHENA - Awakening from the ordinary life - アルナムの牙 獣族十二神徒伝説 コマンド選択式 ALONE IN THE DARK 2 (アローン・イン・ザ・ダーク2) ガキの冒険 (攻略) アクション系 ・・・いる! れみーの部屋 (攻略) 雨月奇譚 3 . 1 4 1 5 9 2 (攻略) EVE the lost one コマンド選択式 EVE ZERO コマンド選択式 EVE The Fatal Attraction ウエルカムハウス ウェルカムハウス2 エクソダルギルティー エコーナイト キングス本舗 (攻略)れみーの部屋 (攻略) 3D探索型 エコーナイト2 ~眠りの支配者~ キングス本舗 (攻略) エコエコアザラク GAME MASTER (攻略) 3D探索型 エニグマ 逢魔が時 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル 逢魔が時2 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル OverBlood (オーバーブラッド) bh -Adventure Game Laboratory- (攻略)ソトノイシ (攻略) アクション系 OverBlood2 (オーバーブラッド2) ソトノイシ (攻略) アクション系、前作とは全く別物で自由度が高い 弟切草 蘇生篇 サウンドノベル か 学校であった怖い話S 学校のコワイうわさ 花子さんがきた!! かまいたちの夜 特別篇 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル キャット・ザ・リパー 13人目の探偵士 ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) 金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇 ゲームの洞穴 (攻略) 金田一少年の事件簿 地獄遊園殺人事件 ゲームの洞穴 (攻略) 金田一少年の事件簿 青龍伝説殺人事件 ゲームの洞穴 (攻略) クロス探偵物語 クロス探偵事務所 (攻略) クロックタワー ザ・ファースト・フィアー 香華園 (攻略) クロックタワー2 香華園 (攻略)bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) クロックタワー ゴーストヘッド 香華園 (攻略) 黒ノ十三 救われない魂たち (攻略) サウンドノベル 幻想のアルテミス ミステリー+恋愛 公開されなかった手記 3 . 1 4 1 5 9 2 (攻略) アクション・アドベンチャー 好奇心は猫を殺すか ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) 此花(このはな) ~トゥルーリポート~ ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) サウンドノベル さ THE サウンドノベル ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル THE 推理 ~IT探偵:18の事件簿~ ゲームの洞穴 (攻略) コマンド選択式 THE ホラーミステリー惨劇館 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル THE Book of WATERMARKS サイコメトラーEIJI 最終電車 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル SILENT HILL (サイレントヒル) 香華園 (攻略) Jailbreaker (ジェイルブレーカー) 勇者様のものぐさ戦記index (攻略) 時空探偵DD 幻のローレライ ミッドナイトBOX (攻略) 時空探偵DD2 叛逆のアプサラル ミッドナイトBOX (攻略) 死者の呼ぶ館 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル 19時03分上野発夜行列車・北斗星 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル シルバー事件 ゲームの洞穴 (攻略) 3D探索型 スナッチャー コマンド選択式 すべてがFになる KIDゲーム攻略HP Oreally (攻略)ゲームの洞穴 (攻略) セプテントリオン -Out of the Blue- ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) Zork I (ゾーク・ワン) つあらいのほおむぺえじ (攻略) 日本語によるコマンド入力 続・御神楽少女探偵団 完結編 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) た DARKSEED (ダークシード) ダークシードWiki (攻略ほか)ダークシード攻略作戦 (攻略) DARKSEED 2 (ダークシード2) 株式会社 シーオージ (企画/開発会社・攻略あり) 逮捕しちゃうぞ -YOU'RE UNDER ARREST- 探偵 神宮寺三郎 未完のルポ シリーズ第5作目 探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに シリーズ第6作目 探偵 神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に シリーズ第7作目 Dの食卓 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) Disc World (ディスクワールド) 1号のおもちゃ箱・GAME館 (攻略) カーソル操作系、長編で難易度も激高 Dino Crisis (ディノクライシス) 香華園 (攻略) アクション系 Dino Crisis 2 (ディノクライシス2) 香華園 (攻略) アクション系 デスマスク りえすけ島 (紹介・攻略) 東京SHADOW 土器王紀 土の詩 (応援サイト) トワイライトシンドローム 探索編 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) トワイライトシンドローム 究明編 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) トワイライトシンドローム 再会 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) な ナイナイの名探偵 七つの秘館 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) は Biohazard (バイオハザード) BH-CHASER (攻略) Biohazard 2 (バイオハザード2) BH-CHASER (攻略) Biohazard 3 (バイオハザード3) BH-CHASER (攻略) Parasite Eve (パラサイトイヴ) U:M (攻略)RPG Data Library (データ集) Parasite Eve 2 (パラサイトイヴ2) U:M (攻略)GAMERS EDEN (データベースあり)デッドリー節約プレイ (ニコニコ動画) Forgot me not パレット つきのさんぽみち +++Stroll road in the moon+++ (攻略) ブルー・シカゴ・ブルース アドベンチャーゲーム攻略 (攻略ヒント) J.B.ハロルド・シリーズ b.l.u.e. Legend of Water (ブルー・レジェンド・オブ・ウォーター) 3 . 1 4 1 5 9 2 (攻略) 閉鎖病院 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル ま 魔女たちの眠り -復活祭- ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル 街 ~運命の交差点~ ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル マリア ~君たちが生まれた理由~ あるときはサウンドノベラー (各エンディングについて) マリア2 ~受胎告知の謎~ あるときはサウンドノベラー (攻略) 御神楽少女探偵団 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) ミスティックアーク まぼろし劇場 bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) MYST (ミスト) Game Capture (攻略) MYST Ⅲ EXILE (ミスト3 エグザイル) 南方珀堂登場 ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) ミントン警部の捜査ファイル 道化師殺人事件 ヘビーゲーマー芥川のページ (攻略) moon MOONファンページ (攻略) Remix RPG adventure ムーンライトシンドローム bh -Adventure Game Laboratory- (攻略) 名探偵コナン ゲームの洞穴 (攻略) 名探偵コナン 3人の名推理 ゲームの洞穴 (攻略) 名探偵コナン 最高の相棒 ゲームの洞穴 (攻略) 名探偵コナン トリックトリック Vol.1 ゲームの洞穴 (攻略) や 夜想曲 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル 夜想曲2 ゲームの洞穴 (攻略) サウンドノベル やるドラ ダブルキャスト ゲームの洞穴 (攻略) やるドラ 季節を抱きしめて ゲームの洞穴 (攻略) やるドラ サンパギータ ゲームの洞穴 (攻略) やるドラ 雪割りの花 ゲームの洞穴 (攻略) 夕闇通り探検隊 ユーラシアエクスプレス殺人事件 GAME MASTER (攻略) 3D探索型 ら RIVEN -THE SEQUEL TO MYST- Return to Zork (リターン・トゥ・ゾーク) ネタバレ攻略の園 (攻略) カーソル操作系、長編で難易度も激高 わ 最終更新日 2009/ 1/ 3 1タイトル(Forgot me not パレット)追加
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/587.html
第481話:天使は愚神を抱き眠る 作:◆R0w/LGL.9c 「わあぁぁぁ☆」 「水族館だよ!」 「でもいまいち寂れてるよ」 「盛り上げればいいや♪」 ぴぴるぴるぴる♪ ぴぴるぴるぴる♪ ぴぴるぴ━━━━━━━━━━━♪ 皆さんこんにちは。またかよっ! って突っ込まれても知りません。僕は壁君やイド君とは別物ですから。 あ、今僕のこと水族館君とか思いました? 思いましたでしょ? 残念。ブー。ボッシュート。 僕にはちゃんとかっこいい名前があります。 〈愚神礼賛〉(シームレスバイアス) よく『ぐしんれいそん』と間違われますが『ぐしんらいさん』です。 そう、僕はドクロちゃんの簡易魔法バットとして活躍中の愚神礼賛なのです! で、強引に話を戻させていただきます。ここは水族館。長い、トンネルを抜けるとそこは水族館でしたってやつです。 実際はトンネルではなく地下道で、出た場所は倉庫だったのですが、まあいいか。 倉庫から続くドアに入るとそこは水族館だったわけです。 そう、F-1とD-1は海洋遊園地。その地下は水族館を組み合わせた海中レジャー施設なのです。 現在ここの照明がフルに使われて楽しい音楽は鳴り響き、魚ゴーランドはくるくる回ってます。 ドクロちゃんがやりました。 ドクロちゃんは天使の力を使い、この水族館の電気系統を復活させ、アトラクションを起動させてしまったのです! その件の片棒を担いだ──いやお手伝いさせてもらった僕も鼻高々の結果です。 ここしばらくまともな魔法が使えなかったドクロちゃんでしたが、今回は結果に満足しています。 「よぉ───し、遊ぶぞ───!!」 ドクロちゃんは早速魚ゴーランドに向かいました。 メリーゴーランドの魚版、といったところでしょうか。 回り続けているお魚さんに、搭乗口からタイミングを計って飛び乗りました。成功。 ごっとんごっとんごっとんごっとん………… 「きゃっ……この振動は……」 どどどdドクロちゃんの表情が艶っぽくぅぅぅぅ!? その振動に一体どのような意味が! ドクロちゃんは腰を若干くねらせながら言を紡ぎます。 「は、激しいよぉ………」 ウォぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!! あっちゃん僕もう我慢できません! 心の中で真の持ち主軋識さんがアドバイスをくれます。 【考えるな感じろっちゃ!】 はい当てにならない。消えろ。 とりあえず僕に出来るのはドクロちゃんが新たな快感に目覚める前にこれから降ろすことです。 するりとドクロちゃんの掌から落ちます。ぼちゃん。 ゴーランド魚の泳ぐ水槽に落ちた僕を拾おうとドクロちゃんが身を乗り出します。 ごっちん☆ 柱に頭を打ち付けました。そのまま落馬。……落魚? とにかく降ろすことには成功。 「いゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!?」 ドクロちゃんは落馬後、さらに後続魚に轢かれました。ああああああそこまで考えてなかった…… なんとか安全地帯に這い出てきたドクロちゃんは頭の上に星と小鳥を散りばめて、要するにピヨリ状態です。 …降ろすのには成功したからいいか。僕も水槽からはじき出されます。 ピヨリから目覚めると彼女は僕を杖にして起き上がりました。目には闘志の炎が燃えてます! 中継はいります! バッタードクロ、いま棘バットを引っさげ満員の球場に現れました! マウンドに入ります。いやー怖いですよ解説のイドさん。何せ彼女は──イドさん? ああすいません貴方も被害者でした。 さあーバッター構えた! これは初球で来るでしょうねー外野はバックしていきます! 打ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 「服、乾かさなくっちゃ……」 ドクロちゃんは水を滴らせながら壁に貼ってある園内地図を見ます。 魚ゴーランドは、哀れ粉々に砕け散りました。原子分解とか意味消滅とかそういうレベルです。流れ出た水は排水溝へ。 一角がバイオレンスになったレジャー施設ですが、明るい音楽は絶えずに流れています。周りへの影響は無さそうです。 やおらドクロちゃんは休憩室を見つけ、中にある乾燥機に服を突っ込みましぶぁぁぁぁぁ!! 裸です! 全裸です! いやああああ僕の視覚情報かムラムラかどっちでもいいから消え去れぇぇぇぇ! 目の前でドクロちゃんの尻が左右に揺れてます。なんとエロくて丸い尻でしょうか! さらに─── -以下30行ほど削除- 軋識助けて! 僕はもう棘の先から金色のキラキラした液体(イメージ)がぴゅーぴゅー飛びそうです! 【さあて、零崎を始めるっちゃ】 ああ御免取り込み中だった? ぴぴる ぴる ぴる ぴぴるぴ~♪ 「スクール水着ぃ♪」 ドクロちゃんは僕を振り回しスクール水着を召喚しました。ああよかった。 乾燥機を回したままドクロちゃんは再びレジャー区画へ。 しかしまあこういう施設に来たら彼女はてっきり『一人じゃつまんない!』って怒り出すかと思ったんですが。 なかなかどうして、工夫されてて彼女一人でも飽きない設計になっていました。 例えば。 〈体験コーナー〉 これは添え置きの試作型機殻剣「阿武さん」を使って次々と襲ってくる炎の矢(フレア・アロー)とか火蜥蜴(サラマンダー)とかを切り倒していくゲーム。 ドクロちゃんは持ち前の反射神経を使ってハイスコアをたたき出しました。ああもちろん怪物や炎は幻……だと思います。 二、三匹僕で殴り倒していましたが。 〈映写コーナー〉 ここは映画館を縮小したようなところです。 流れてるビデオは「SSW入門」なにやらカジキマグロやサバを担いでドツキあいしている人たちが写されています。 ああドクロちゃんドクロちゃん目を輝かしてるよ! 相手は変態だよ! その後近くの水槽に飛び込みカジキマグロを追いかけてました。 〈ゲームコーナー〉 ここはゲームコーナー。 見ての通り、まず大きな乗り物が目に付きます。 説明をドクロちゃんと見ます。 【海中戦闘機リヴァイアサン:シミュレーション】 ゲーセンによくあるバイクマシンみたいなものでしょうか。 躊躇い無くそれに乗り込み、操作しだしました。 魚雷と単分子カッターを駆使して新型潜水艦を見事撃墜したことだけを報告しときます。 「あれはなにかな!」 ドクロちゃんは今度は大きなモニターに飛びつきました。 あっち行ったりこっち行ったり……遊園地に連れて行かれるお父さんの気持ちが分かったような気がします…… 「ん~なになに……沈没船宝探しゲーム、沈没船の中には豪華財宝が……あ~! エスカリボルグもあるかな!?」 どうやら島の北東にある船の中にあるお宝を探すアドベンチャーゲームのようです。 ドクロちゃんは近くにあるスイッチを見つけます。 「【右の赤いスイッチを押すと沈没船が遊園地まで来ます※故障中です!】……直せるかな?」 ぴぴる ぴる ぴる ぴぴるぴ~♪ しーん。 ドクロちゃんが一秒間16連射しますがボタンは直ってる気配がありません。 むー! と僕を恨めしそうに見ます。だって僕魔法のバットじゃないですもん…… 諦めずにドクロちゃんは僕を振ります。あんまり無理しないほうが… ぴぴるぴ─────! ガシャっ!! っとドクロちゃんはとうとうスイッチを殴り壊してしまいました。 粉々に為ったマシンが散乱します。 ぴぴる~♪ 部品が動き出しました! 魔法が通じたようです! それぞれの部品が意志があるように組み合わさっていきます。さながら巻き戻しのように。 そしてついに部品が元のマシンに戻りました。ドクロちゃんはボタンに指をかけます。 かちり。 モニターに映っていたオンボロ船が光を取り戻しました。それは黒い煙をはきつつゆっくり動き出します。 「やったぁ!」 ドクロちゃんも大満足。僕も嬉しい限りです。しかし無理やり魔法使って大丈夫でしょうかドクロちゃん。 「よぉし、じゃあこのお船が来るまでここで遊ふぉあぁ?」 ドクロちゃんは急に頭を抱え壁に手を突きました。どうしたの? 「あれ? なんか、気分が……さっきの部屋まで、戻ろ……」 ドクロちゃんはよたよたした足取りで休憩室まで向かいます。顔色は蒼白になってます。ああ言わんこっちゃ無い! 部屋に入った途端近くのソファーに倒れこみました。息も荒く、見てられないほど弱気な表情です。 「はぁ……なんか、疲れたね」 「おかしいな…まだまだ、遊べるのに」 「桜君、なんだかとっても、 だよ」 「なんでだろ」 「おかしいよね」 「さく、ら……く」 ドクロちゃんは瞼を閉じました。 彼女の意識はそこで途切れ────。 休憩室には天使が一人。乾燥機は相変わらずからから彼女の服を乾燥させています。 からからからからと。 え? なんだって? いや別に死んでませんよドクロちゃん。天使パワー使いすぎて疲れたのでしょう。今は僕を抱いて可愛い寝息を規則正しく繰り返してます。 いてっ石投げないでっ! 【E-1/地下休憩室/1日目・17:00頃】 【ドクロちゃん】 [状態]:睡眠中。天使パワー使いすぎて眠い。足は大体完治。 [装備]:愚神礼賛(シームレスバイアス) [道具]:無し [思考]:エスカリボルグを探さなきゃ! zzzz… ※16:00頃から遊園地地下のレジャー施設が起動しました。 地下の音などは地上に漏れない設計になっています。 遊園地内から何箇所か入り口があります。 B-8の船が島の周囲を時計回りに遊園地に近づいてきます。20:00到着予定。 2006/01/31 修正スレ256-7 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第480話 第481話 第482話 第428話 時系列順 第456話 第469話 ドクロちゃん 第515話
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/1881.html
true my heart/きしめん とうるうまいはあときしめん【登録タグ:Nursery Rhyme a.k.a.dRESS ave;new 曲 曲と 曲とう 空耳】 曲情報 作詞:?? 作曲:a.k.a.dRESS(ave;new) 編曲:a.k.a.dRESS(ave;new) 唄:?? ジャンル・作品:空耳 Nursery Rhyme カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり 関連曲 true my heart コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2041.html
戻る その他短編SS 唯と和が大学編で別れる前のエピソードは無かったんで、貴重な作品だ。 -- (名無しさん) 2013-11-11 17 49 02 和が留学でリストラ扱いされたら、けいおんキャラ自体がリストラされた -- (名無しさん) 2013-11-11 18 58 48 そういうことおっしゃるなら見なければよろしい。 -- (名無しさん) 2013-11-12 03 16 29 内容は良い、唯和はお気に入りなので。 ただ文の改行というか塊が変則なので読みづらいのと少々くどい。 -- (名無しさん) 2013-12-01 22 46 48 この人の唯和での和の独り語り?がいいね。 -- (名無しさん) 2015-01-11 21 08 51 地の文が少し説明し過ぎで冗長。 ただ、和の深い愛情が感じられる。 -- (名無しさん) 2015-03-19 01 32 07 唯和は律澪とは別の切なさがありますね。 -- (名無しさん) 2016-07-21 20 36 41
https://w.atwiki.jp/dtmoe/pages/35.html
>< 歌詞:47号 ◆See.47GOKo 対応曲:100氏制作 type2 ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!時を止めて! 放課後の廊下 窓から見つめてたのは 空の虹じゃなくて 片思いのあの人 ボールを追ってる 汗をかいた横顔に 少しみとれてたの だって大好きだもん あなたに伝えたい 大事なこの思いを 世界一大事な事 私 知ってるんだもん ずっとそばにいて欲しい 離さないで欲しい 止められないよ この胸の思い キラキラ輝いている あなたを愛してる 抑えきれないよぅ。好きな気持ち 勇気出してみた バレンタインデーだから あなたのためだけに 手作りとかしてみた 絶対に伝える 私のこの気持ちを 止まらないよ ドキドキが お願い。受け取めてよ ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!今言わせて! 私の事 好きになって欲しいの おさえきれない どうしても あなたの事が……言えない!>< ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!勇気ちょうだい! いつか言えますように><
https://w.atwiki.jp/dtmoedenpa/pages/33.html
>< 歌詞:47号 ◆See.47GOKo 対応曲:100氏制作 type2 ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!時を止めて! 放課後の廊下 窓から見つめてたのは 空の虹じゃなくて 片思いのあの人 ボールを追ってる 汗をかいた横顔に 少しみとれてたの だって大好きだもん あなたに伝えたい 大事なこの思いを 世界一大事な事 私 知ってるんだもん ずっとそばにいて欲しい 離さないで欲しい 止められないよ この胸の思い キラキラ輝いている あなたを愛してる 抑えきれないよぅ。好きな気持ち 勇気出してみた バレンタインデーだから あなたのためだけに 手作りとかしてみた 絶対に伝える 私のこの気持ちを 止まらないよ ドキドキが お願い。受け取めてよ ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!今言わせて! 私の事 好きになって欲しいの おさえきれない どうしても あなたの事が……言えない!>< ぎゅうってだきしめて欲しい ずっとそば いて欲しい 止められないの このあつい思い キラキラ輝いている 今を抱きしめてる 神様お願い!勇気ちょうだい! いつか言えますように><