約 383,281 件
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/234.html
「うへへへ」 「うへへへじゃないでしょー、もう、ヤバイぞ新聞部!」 机にだらーんともたれかかってニヤける千奈美と雅を、佐紀がペンで突っついた。 今日は進級前最後の期末テストの一斉返却日。放課後2年生の教室で佐紀、舞美と一緒に結果を見せっこしていたら、「佐紀ちゃあん、助けてー!」 なんて言いながら、2人が飛び込んできた。 「うーわ、これは・・・」 私も決して人のことは言えないんだけれど、お2人ともすさまじいスコアをたたき出している。主要5科目がほぼ、赤点・・・・・ 「まったく、雅は外部受験で入学してきたんでしょー?なんだなんだこの成績は!」 「だってー。あの時は頑張る動機があったからさー。入学したら超バカに戻っちった。だはは」 のんきに笑ってる雅につられて一緒に笑っていたら、佐紀がバン!と机を叩いた。 「笑ってる場合じゃなーい!いい?2人とも。ちゃんと追試で合格しなかったら、新聞部の活動は休止してもらうからね!」 「ええー!?ひどーい!」 「文句言わない!進級できなかったらどうするの!それが嫌なら今から勉強勉強!」 スイッチの入った佐紀は、優等生モードで2人を近くの席に座らせた。まるでうちのなっきぃさんのようだ。さすが、わが校の誇るWサキはだてじゃない。 「あら?ごきげんよう。どうなさったの?皆さんお揃いで・・・」 その時、開けっ放しのドアの向こうを見慣れたツーショットが横切って、すぐに後ろ歩きで引き返してきた。 「あー、こんにちは。舞ちゃん、お嬢様。」 2人は手を繋いで教室へ入ってきた。帰り際だったのか、開いてる方の手にはスクールバッグを持っている。 「あのね、今帰るとこだったから、えりかちゃんたちはどうかなって思って。ほら、それなら千聖も一緒に帰れるし。」 「あー。」 以前誘拐されそうになったことがあってから、千聖お嬢様は、登下校は車で送迎されるようになっていた。 でも、いつのまにか舞ちゃんが、お嬢様のご両親に交渉していたらしく“登下校時、3人以上の生徒と一緒なら、歩いて帰ってもいい”という文言を勝ち取ってきてたのだった。(といっても朝はだるいから、相変わらずお嬢様は車で登校している。ちゃっかり者め!) 「お忙しいかしら?」 「いえいえ、もう帰れますよ。それじゃ佐紀、ウチらはそろそろ・・・」 「えー!帰っちゃうの!一緒に苦しもうよ!」 「置いてかないで!」 ギャーギャー騒ぐちなみやびに興味をそそられたのか、お嬢様は「何をなさってるの?」と近くに寄ってきた。 「お嬢様、この2人はね、赤点コンビになっちゃったんですよ。」 「あら・・・赤点・・・?」 お嬢様は眉を軽くしかめてから、おずおずと机にプリントを置いた。 「・・・あらー」 数学、理科。お嬢様の成績一覧表にも、みごとに2箇所赤い文字が躍っていた。 「英語はこの前なっきぃが教えてくださったから、大丈夫だったけれど・・・」 「あはは、大丈夫ですよ!てかうちら、赤点トリオじゃないですか!これは縁起がいい!」 しょんぼりうつむくお嬢様に、千奈美がニヘッと笑いかけた。 「ちょっと、ちぃ!失礼なこといわないの!大丈夫ですよ、お嬢様。私もお勉強手伝いますから。ね、えりか?」 「・・・あはは。」 佐紀に話を振られて、私はドキッと跳ね上がる心臓を押さえながら、力なく笑った。 「何その笑いは。ま、まさか・・・・・」 「はい、すみません。」 おそるおそる差し出した私の一覧表にも、燦然と輝く赤い文字。化学に数学、世界史。 「えり、だめだめじゃーん。なっきぃが見たら怒っちゃう!とか言ってw」 「うけるんだけど!こりゃ赤点トリオじゃなくて、赤点カルテットだね!」 「ウフフ」 「ウフフとか言ってる場合かー!もう、私がまとめて面倒見てあげるから!そこへ直りなさい!」 半ばキレ気味の佐紀ちゃんにピシャリと注意されて、全員背筋が伸びる。 「・・舞に言ってくれれば、千聖の勉強ぐらいみてあげたのに。」 「あら、だって舞はできないとぷろれすでいじめるじゃない。」 「ふふん、嬉しいくせにー。」 しぶしぶ理科の教科書を開いたお嬢様は、舞ちゃんとイチャイチャしながら勉強を始めた。 私には舞美がついてくれたんだけれど・・・・教えてもらってる立場であれなんですが、舞美はあんまり説明というものが上手じゃない。 「ここは、さっきの公式を使えばいいんだよ。」 「え?何で何で?」 「何でって・・・えー、何でだろう、とか言ってwでも大丈夫だから、これで解けるから」 うぐぐ!そういうことじゃなくてー。頼むよ舞美! 結局、隙あらばふざけ出すちなみやびに手を焼いた佐紀ちゃんが、応援に栞菜を召還した。 「私今度は、えりかに付くから。舞美はちぃをお願いね。舞ちゃん、高等部の内容でもわかるでしょ?」 「・・・まあね。」 というわけで、なんと中等部1年生の舞ちゃんが、雅の指導に回った。 「ビシビシいきましゅよ、新聞部め!」 「ひえー」 お嬢様の指導係を外された舞ちゃんは、不機嫌そうにものさしで机をピシピシ叩いた。 「じゅるり。お嬢様、栞菜が手取り足取り乳取り教えてあげますからね。」 「きゃん!栞菜ったらどうしてそんなところ触るの!」 ―大丈夫、だよね? いろいろ不安はありつつ、それぞれマンツーマンで勉強を始めてみたら、意外と集中力が出始めた。 私は丁寧に教えてくれる佐紀の指導が向いてるし、千奈美は一方的に教わるより、一緒に考える舞美との方が合っていたみたいだ。雅はひーひー言ってる。 栞菜もなんだかんだできっちり教えてあげてるみたいだし、若干気分が乗ってきたぞー・・・・っていうタイミングで 「・・・飽きた。」 千奈美がポィッとシャープペンシルを放り出した。 「ねー、もう飽きた!てかすごくない?もう一時間経ってるし!うち頑張った!ねーちょっと休憩しようよ!話しようぜ!ガールズトーク!」 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/ochiwiki/pages/1397.html
彼が放ったセンシティブな語録集。 情報提供お待ちしております。 見てみて、蛙茶番(低音) パペットを利用した同期女子へのセクハラ スカートは短ければ短いほどいい 兄の発言だと供述している。 一番エロいのは女子校生 出前の帰り道、最近の女子高生について思うところがあったらしく…… 嫌がる相手に無理やりやらせるのがいい 百神の中喜利のストレスによるもの 呼び方が変わった瞬間にときめきが起こる オンライン飲み会中、彼の恋愛観がうかがえたセリフ いやでも絶対流しにう〇この方が面白い どんなメンタルでも笑顔になれると力説してくれた おう、う○ち言ったれう○ち 同期女子へのセクハラpart2 舞ちゃんの使い心地よかったよ 和家花め太NTR事件 いつものように神衛門のお尻を弄っていると 同期男子にもセクハラ
https://w.atwiki.jp/no_da_me/pages/5.html
* なまえ: のだめ いや野田恵(上野樹里) * 年齢: 音大3年生だから21歳? * 初期スペック: ドラマ版では、のだめのバックグランドはほとんど語られていない。これから出てくるのかな?
https://w.atwiki.jp/hachinai_nanj/pages/3334.html
[部分編集] キャラ名 信頼度ランク 信頼度Lv ミート パワー 走 力 守 備 球 速 コントロール スタミナ NextTP #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (画像URL)野球女子 高校生 1 1 - - - - - - - 18 2 +5 - +5 - - - +5 30 3 - +5 - +5 - +5 - 小鍵10 2 1 +10 - +5 +5 - - - 37 2 - +10 - - - +5 +5 77 3 - - +10 +10 - - +5 小鍵15 3 1 +15 - - +20 +1 - - 163 2 - +10 +5 - - - +15 237 3 - +20 +10 +5 - - - 271 4 +20 - +5 +10 - - - 小鍵50 中鍵5 4 1 +15 +15 +20 - - +10 - 129 2 - +10 +5 +15 - - +10 245 3 +20 - - +10 - - +10 361 4 +15 - - +20 - +10 - 417 5 - +20 +15 - - - +10 小鍵100 中鍵10 5 1 +25 +10 - +20 +1 +15 +10 306 2 - +10 +10 +10 - - +20 581 3 +20 - +20 - - +15 - 855 4 - - - +15 - +30 +10 992 5 +20 +25 +15 - - - - 小鍵250 中鍵25 大鍵1 6 1 +30 - +30 +20 +1 +10 +10 537 2 +20 +20 - +10 - +15 - 1020 3 - +15 +10 - - +30 +15 1501 4 +25 - +25 +10 - +10 +10 1739 5 - +20 - +40 - +5 +20 小鍵500 中鍵50 大鍵5 7 1 +25 +50 - +60 - - - 870 2 - +30 +20 - - +20 +20 1649 3 - - +40 +30 - - +25 2424 4 - - +20 - - +50 +30 2812 5 +100 +50 +60 - - - - 小鍵750 中鍵75 大鍵10 8 1 +5 +5 - - - - - 920 2 +5 - - +5 - - - 1735 3 - - - +5 - +5 - 2550 4 - +5 +5 - - - +5 2957 5 +5 - - +10 - - - 超鍵1 9 1 +5 +5 - - - +5 - 1027 2 +5 - +5 +5 - - +5 1939 3 - +10 +5 - - +5 - 2851 4 +5 - +5 - - +5 +5 3305 5 +5 +5 - +10 - - +5 信頼度MAX キャラ名 信頼度ランク 信頼度Lv ミート パワー 走 力 守 備 球 速 コントロール スタミナ NextTP 累計TP 累計鍵 合計 1~3 +50 +45 +40 +55 +1 +10 +30 833 小鍵25 1~5 +165 +135 +125 +145 +2 +90 +100 4719 小鍵175 中鍵15 1~6 +240 +190 +190 +225 +3 +160 +155 9516 小鍵425 中鍵40 大鍵1 1~7 +365 +320 +330 +315 +3 +230 +230 17271 小鍵925 中鍵90 大鍵6 1~8 +380 +330 +335 +335 +3 +235 +235 25433 小鍵1675 中鍵165 大鍵16 1~9 +400 +350 +350 +350 +3 +250 +250 34555 小鍵1675 中鍵165 大鍵16 超鍵1
https://w.atwiki.jp/erogem/pages/37.html
つくしてあげるのに! つくしてあげるのに!PLUS つくしてあげるの!~だっておにいちゃんのおよめさんになりたいんだもん~ つよきす つよきす 2学期 つよきす 3学期 ツグナヒ2~もうひとりの奈々~ ツナバン▽らぶみくす ツンデレでヤンデレな幼馴染 小鳥遊双葉さんとHなことをするゲーム 妻の母さゆり 妻ようじ2~ボクは人妻添乗員~ 月と魔法と太陽と 月は東に日は西に-Operation Sanctuary- 都合のよいセックスフレンド? 釣りバカ~学園対抗!女子校生釣り上げアドベンチャー~
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/232.html
「私ね、雅さんの文章が大好き。またお書きになったら教えてくださいね。」 そう言って微笑む岡井さんは、なんていうかすっごく大人っぽくて・・・全てを受け入れて包み込むような優しい笑顔だった。 「お嬢様、私もそんな風に言ってもらえて嬉しいです。では、また今度。」 「ええ、また。」 去っていく夏焼先輩の後姿が名残惜しい。あぁ、でも・・・やっと会話できた!これは超嬉しい! 「ウフフ、すぎゃさんたら、よっぽど雅さんのことがお好きなのね。」 「え?まぁ・・そうだけどぉ。ていうか、何で夏焼先輩と親しいわけー!?ずるぅい!」 前から思ってたけど、岡井さんて年上ウケがいい気がする。ももとか、生徒会の先輩達とか・・・萩原さんは年下だけど、主導権握ってるっぽいし。 「あら、それなら今度、ももちゃんや雅さんとお昼ご一緒する約束をしているから、すぎゃさんもいかが?」 「え・・・萩原さんは?」 「舞?舞は、特にお誘いしていないけれど」 岡井さんはパチクリ目を見開いて小首をかしげた。 「でも、りぃもまぜてもらってもいいの?萩原さん誘った方がいいんじゃない?」 「あら、どうして?私と一緒はお嫌かしら?」 「そうじゃないけど・・・」 ―なんだ。別に岡井さん、萩原さんだけしか見えてないってわけでもないんだ。こうしてちゃんと、ももとの繋がりも大事にしているのか。 お嬢様だから、甘えさせてくれてわがまま聞いてくれるなら、誰でもいいのかと思ってた。でもよく考えたら、あのももがそんな子と仲良くするわけがない。 「・・・ごめん、誤解してたかも。」 「え?」 「りぃも、仲間に入れてくれる?」 岡井さんの顔がパァッと明るくなった。お散歩に連れてってもらうときのわんちゃんみたいな表情で、私の顔をじっと見つめている。 「ええ、もちろん。嬉しいわ。すぎゃさんは、お弁当のおかずは何が好きなのかしら?当日、私のお弁当と一緒に作らせるわ。」 作らせるってあんた。主語はないけど、コックさんとかがいるんだろう。さすがお金持ち! 「ね、梨沙子さん?」 「うーん。」 味噌ラーメン!といいたいところだけど、明らかにお弁当には向いてない。ていうか、下手なこと言ったら召使いの人がわざわざ作り立てを届けに来ちゃうかも。 「考えとく。日にち決まったら教えてね。」 「ええ、もちろん。」 そこまで話したところで、お昼休み終了のチャイムが鳴った。 「お嬢様、今日はちゃんとお手伝いに来てくださいね!最近生徒会室に全然いらっしゃらないんですから!」 残って資料を整理していた副会長さんが、出掛けに岡井さんの席に立ち寄った。 「だって、今月は舞といろいろ約束があるのよ。千聖はお手伝いでしょう?少しお休みをいただきたいの。」 「だめです!お手伝いでも、ちゃんとノルマがあるんですから!お嬢様は楽しいことがあると、すぐそっちばっかりになっちゃうんですから。これはお嬢様のお仕事です。舞ちゃんと遊ぶのはお夕食の後!」 「もう、なっきぃの意地悪!・・・でもわかったわ、千聖にもきちんとお仕事が割り当てられているのね。今日はちゃんとお手伝いに参ります。」 怖ーい!さすが風紀委員長兼・・・じゃなくて、なるほど、あんな感じで打診すればいいんだ。言ってわからないタイプじゃないみたいだし、学園祭の打ち合わせのときもどんどん振ってみようかな。 ぽわっとした世間知らずなおっとりお嬢様なのかと思ってたけど、結構喜怒哀楽が出やすいみたいでなんか面白い。 「岡井さんも何か、食べたいおかずとかあったら考えといて。りぃもママに作ってもらってくるから。」 あら楽しそう!と目を眇めた岡井さんは、カルビクッパが食べたいわ、なんて言いだした。だから、お弁当だってば! お昼後だっていうのに、好物のことを考えて幸せそうな顔をしている。 「やっぱり、岡井さんて天然。」 私がつぶやくと、岡井さんはなぜか嬉しそうにはにかんで笑った。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/gbnovel/
ここはVIP発のノベルゲー企画 「女主人公でバトル物ののノベルゲー作るよ」スレのwikiです 現在は 退魔師の女子校生がヤスリで鬼を削り潰す現代伝奇バトルファンタジー の予定です BGMさん募集中です 避難所 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1386426755/ うpロダ http //ux.getuploader.com/gbnovel1312/ 連絡先 gbnovel1312☆gmail.com
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/152.html
「え・・・」 「お嬢様を、お手伝いに?」 室内のざわめきを両手で制して、私は言葉を続けた。 「えと、まず有原さん。彼女は学業面だけでなく、人格的にも大変優れていると思われます。 私はまだ2日しか一緒にすごしていませんが、そんな短い時間の中にも、有原さんの素晴らしさをひしひしと感じる出来事がいくつもありました。 その優秀な能力を、生徒会で発揮して欲しいと思い、推薦した次第であります。」 うん、なかなか綺麗にまとまった。みぃたんなんて、口半開きでもうすでに笑顔になっている。これは、OKだろうな。ってまだ肝心の栞ちゃんの答えを聞いていないんだけど。 「ごめんね、許可ももらってないのに。どうかな?生徒会の役員、やってくれない?」 「うーん・・わかった!お役に立てるかわからないけど。生徒会で仕事をしてたら、自然に学校のことも覚えられそうだし。」 生徒会室に連れてこられた時点で、こうなることをある程度予想していたんだろう、栞ちゃんは意外にあっさりと私の申し出を受け入れてくれた。 「うん、私も賛成。栞菜がいてくれたら嬉しいな。」 満面の笑顔の愛理。 「私も賛成します。まだ栞菜ちゃんのことはよく知らないけど、なっきぃが推薦する人だもん。これからよろしくね。」 清水先輩はニコッと笑って栞ちゃんに手を振った。 「ウチも賛成だよー。もうね、書記がいなくて大変だったんだから。うしし、これで生徒会のお手伝いの回数も減らせるわ」 「何言ってんの!えりこちゃんにはまだまだまだまだまだ仕事してもらうんですからね!風紀委員のほうもね!」 「あ・・・あの・・・・・」 ふいに、ずっと黙っていた千聖お嬢様がおずおずと口を開いた。 「私、あの・・・どうして・・・」 お嬢様は喜怒哀楽が表情に出やすい。今私を見つめる顔は、可哀想なぐらいに不安ととまどいで曇り切っていた。 「はい、理由は、お嬢様がお暇だからです。」 「ひ、暇ですって?」 お、少し目に力が戻った。 「いいですか、お嬢様。お嬢様は、放送委員でしたね?でもお嬢様に割り当てられた仕事といったら?はい、放送委員えりこちゃん!」 「月に一回、放送室のマイクのスイッチを入れるだけでーす。」 「それは、だって・・・皆さんが・・・千聖には何もしないでほしいって・・・・・座っててくれればいいって・・・」 「あーら、それじゃあお嬢様は、そんな簡単な仕事しかできないのかしら?まあ残念、なっきぃは、お嬢様はもっと優秀な方だと思っていたのに。キュフフ」 挑発する私を、お嬢様は口をへの字にして睨みつけてきた。 「っなっきぃのいじわる!私だって、本当は色々できるわ!」 「でしたら、生徒会のお手伝いをしていただけますか?毎日じゃなくていいんです、お昼休みと放課後、お暇な日があったら寄ってくだされば、誰かしらいると思うので。」 「・・・わかったわ。皆さん、どうぞよろしく。見てらっしゃい、なっきぃのことびっくりさせてさしあげますから。」 お嬢様は一礼して、くるりと背中を向けた。 「あれ?お弁当一緒に食べましょうよー。舞美、パン買いすぎちゃったからお嬢様にあげますよ。」 「いいえ、今日は桃子さんと屋上でお弁当を食べるお約束があったので。また放課後に来ますわ。ごきげんよう」 「逃げちゃだめですよ、お嬢様」 「・・・いじわる!」 お嬢様は思いっきり顔をしかめて、今度こそ生徒会室から出て行った。 「いやー・・・なっきぃ、うまいねぇ~。ウチ見惚れちゃったよ。」 えりかちゃんがなぜか握手を求めてきた。 「本当、私もあんな風にお嬢様を乗せることできないよ。」 愛理も立ち上がって、私の肩をポンと叩いた。 「本当、なっきぃは頼りになるね!」 背後から栞ちゃんのハグ。 「私、千聖お嬢様とは全く関わりなかったから知らなかったけど、ああいう感じなんだねー。なっきぃの接し方を参考にするね。」 清水先輩も満面の笑みで近づいてくる。 「ちょ、ちょっと、みんな・・・?何何?」 「なっきぃは最高だね!」 「なっきぃ!なっきぃ!」 「なっきぃ!なっきぃ!」 「なーっき、ヲイ!なーっき、ヲイ!」 ひええ!何だこれ! ホ、ホストクラブ? 「よし、お嬢様をギャフンと言わせたなっきぃを祝福しよう!とか言ってw」 ギャフン?みぃたんまた日本語違う・・・と突っ込もうとしたら、いきなり体が宙に浮いた。 「ええええ!?ちょっと、やめて!怖い!」 何がどうなったらこのタイミングで胴上げなんだ。みんなの腕力(8割みぃたん)で、私はなすすべもなく空を舞い続ける。 「なっきぃが優秀な副会長で、私は幸せだよ!」 「うん、舞美の言う通り!」 そう、生徒会のメンバーはあまりにもノリが良すぎる。特に、みぃたんの変なテンションには全員で引きずられてしまう傾向があった。 こういう時はストッパーになってくれるはずの清水先輩まで、今日は多幸感溢れる表情で私を見守っている。 「も、もういいですありがとう!パンツ!パンツ見えちゃうから!勘弁して!」 息も絶え絶えに懇願して、やっと解放してもらった私は、涙目で顔を上げた。 「うわっ!」 いつからいたんだろう、ドアの隙間から、ドン引き顔の千聖お嬢様が怯えたように私を見ていた。 「ち・・・千聖様・・・これは・・・」 ゆっくりとドアが閉まって、廊下をパタパタと駆けていく音が響いた。 放課後、来なかったりして・・・ いまだにテンション高くハイタッチを繰り出しているみんなの輪の中で、私はこっそりため息をついた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/1569.html
ダイナマイツ作品リスト 前ページダイナマイツ/漫画家索引/や行/ゆ/ゆかりがわ弓夜 『愛玩遊戯』 販売巻数:1 2008/07/11発売可愛い女子大生が、家庭教師先のカワイイ男の子をオトナの技で感じさせる。女子大生の端正な顔が少年ザーメンでベトベトに! 彼女のカレシも家庭教師。同じ頃、男は、ショートカットが愛くるしい美少女とエッチしていた! 誰に感情移入しても羨ましくなる傑作短編「ムーンライティング」。大人の女と女子校生、二人を相手に3P! セーラー服娘のカワイイお尻の穴に挿入して独特の締まりを楽しむ!「ムーンストラック」。薄暗い公園で若い男たちに追われるオネエさん。ウエーブのかかった髪と社会人ぽい服装がたまらない。そんな美女が公園トイレで高校生に襲われる「渇望」など。 ▲このページのTOPへ 毎週5作品限定 eBookポイント5倍キャンペーン 実施中!
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/1570.html
ダイナマイツ作品リスト 前ページダイナマイツ/漫画家索引/や行/ゆ/ゆかりがわ弓夜 『愛玩遊戯』 販売巻数:1 2008/07/11発売可愛い女子大生が、家庭教師先のカワイイ男の子をオトナの技で感じさせる。女子大生の端正な顔が少年ザーメンでベトベトに! 彼女のカレシも家庭教師。同じ頃、男は、ショートカットが愛くるしい美少女とエッチしていた! 誰に感情移入しても羨ましくなる傑作短編「ムーンライティング」。大人の女と女子校生、二人を相手に3P! セーラー服娘のカワイイお尻の穴に挿入して独特の締まりを楽しむ!「ムーンストラック」。薄暗い公園で若い男たちに追われるオネエさん。ウエーブのかかった髪と社会人ぽい服装がたまらない。そんな美女が公園トイレで高校生に襲われる「渇望」など。 ▲このページのTOPへ 毎週5作品限定 eBookポイント5倍キャンペーン 実施中!