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地球は内側から、核、マントル、( )です。 答え:地殻。地球を卵に例えると、黄身は核、白身はマントル、地殻は殻です。 地球の表面にはたくさんの( )があります。 答え:プレート。大きなプレートは、地球上に十数枚あります。 プレートは何のうごきにつられて動いているでしょうか? 答え:マントルの対流。プレートの下のマントルはゆっくり動いています。 プレートは 1 年間にどのくらい動くでしょうか? 答え:一年間に数センチくらい。 日本の近くには北アメリカプレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、( )プレートがあります。 答え:太平洋。大きなプレートが互いに押し合っています。
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住宅 住宅系子会社は娯楽・商業のように爆発的な収益こそ生まないが、都市の人口を直接増やすことができる唯一の産業。工業以外のほぼ全ての産業と相性が良い。 ブランド力の影響を比較的受けにくく、その代わり立地の影響を強く受ける。交通機関や学校の近くなら収益や売却益は跳ね上がるが、線路の近くではやや下がり、工場の近くだと大幅に下落してしまう。初期から配置されている学校は、積極的にマンション建設に生かそう。 今作では売却益自体が控えめになった上に、建設後一定期間経たないと売却益が期待できない仕様になったため「学校や大量のバス停のそばに建設→即売り出し」で荒稼ぎする手法が難しくなった。 住宅系施設は、駅さえ立てればNPCによって大体どこでも建設される。プレイヤー自身の手で住宅を建設する目的としては、人口を強制的に増やしたい時か、資産売却益を期待して建てる場面になるだろう。 物件一覧 建物価格は物価が100%の2009年(平成21年)のデータを使用 名称 サイズ 建設可能年代 人口 建物価格(百万円) 運営費(万円/日) 必要人員 必要資材 建設日数 制限区域 集合住宅1 1×1 全年代 12 28 3 1 6 6 市街化調整 集合住宅2 1×1 全年代 12 30 3 1 6 6 集合住宅3 1×1 1970年〜 14 38 4 1 6 6 集合住宅4 1×1 1980年〜 16 40 4 1 6 6 集合住宅5 1×1 1985年〜 14 35 4 1 6 6 集合住宅6 1×1 1990年〜 14 45 4 1 6 6 集合住宅7 1×1 1995年〜 22 80 8 1 8 8 集合住宅8 1×1 1990年〜 16 42 4 1 6 6 集合住宅9 1×1 2000年〜 24 85 8 1 8 8 マンション1 1×1 1960年~ 40 350 35 1 16 16 マンション2 1×1 1965年~ 32 220 22 1 16 16 マンション3 1×1 1975年~ 64 400 40 1 16 16 マンション4 2×1 1980年~ 200 760 76 1 20 20 マンション5 2×1 1980年~ 120 660 66 1 20 20 マンション6 1×3 1980年~ 135 680 68 1 20 20 マンション7 4×3 1990年~ 320 1600 160 3 50 50 マンション8 3×3 1995年~ 220 2800 280 5 90 90 マンション9 2×2 1985年~ 126 1200 120 3 40 40 マンション10 3×3 2000年~ 336 3400 340 7 110 110 高層マンション1 2×2 1980年~ 520 3800 380 7 120 120 高層マンション2 2×2 1985年~ 664 4500 450 9 150 150 高層マンション3 2×3 1990年~ 780 5800 580 11 160 160 高層マンション4 3×2 2000年~ 1020 7400 740 14 240 240 超高層マンション1 3×3 1990年~ 2200 9800 980 19 250 250 超高層マンション2 3×3 1995年~ 3620 12000 1200 24 300 300 超高層マンション3 3×3 2000年~ 3040 10200 1020 20 250 250 超高層マンション4 4×4 2000年~ 4400 14000 1400 28 320 320 前作は人口と建物価格が完全に比例していたが今作はそうではない。 詳細 集合住宅 マイクロサイズの住宅系物件。非常に安価だが、人口増加も微々たるものである。 マンション 一番使いやすい住宅系物件。価格がリーズナブルで人口増加もそこそこ期待できる。 マンション1 ミニサイズのマンション。古い時代から建設可能。NPCも積極的に建設するので、子会社で運営する際は稼働率低下に注意。 マンション2 ミニサイズのマンション。古い時代から建設可能。NPCも積極的に建設するので、子会社で運営する際は稼働率低下に注意。 マンション3 1×1マスのマンションでは最も人口が多い。 マンション4 面積は小さいがそこそこの人数を収容するマンション。余ったスペースで建てやすい。人口を増やしたいときには使いやすい。 マンション5 マンション4がやや小規模になったようなもの。使いやすさではマンション4にそこまで劣らない。 マンション6 縦長のいかにも団地っぽい住宅。実用性ではマンション4,5と同程度。 マンション7 広いマンション。スペースは取るが、結構な人数を収容するため人口を増やしたいときには積極的に使う価値はある。 マンション8 広いマンション。スペースは取るが、そこそこの人数を収容するので人口を増やしたいときは積極的に使う価値は十分ある。 マンション9 微妙な規模のマンション。広さは中程度だが収容人数もそこまで多くない。ただ、利用価値は十分。 マンション10 広いマンション。スペースはとるが、収容人数はかなりまともで、人口を増やしたいときは積極的に使う価値は十分ある。 高層マンション 大規模な住宅系物件。値段は張るがシナリオ攻略でも手が届かないわけではない。かなりの人口増加と収益が期待できる。 超高層マンション 超大規模な住宅系物件。極めて高額でなかなか手が届かない。一つあるだけで大幅な人口増加が期待できる。前作では金額の割に収益が控えめで、売却益で稼ぐ物件だったが、今作では収益にも期待できるようになった。
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【名前】 ネオショッカー 【読み方】 ねおしょっかー 【登場作品】 仮面ライダー(新)劇場版 仮面ライダースーパー1仮面ライダーZXMASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日- 【名前の由来】 新しいショッカー(英:neo shocker) 【仮面ライダー(新)】 『仮面ライダー(新)』に登場する敵組織。「ショッカー」の名を継ぐ組織だが、関係性は不明。 人口増加による食料危機を懸念し、「地球の人口を3分の1に減少させ、世界を征服する」というエリート思考の下に活動を行う。 世界各国に支部が置かれ、それぞれ「人間減らし作戦」(謎の蒸発事件、ビルの爆破事件、政治家の暗殺など)を進めている。 各国はコンピューターの計算に従っているが、日本支部は魔神提督が支部長となった後、本格的な日本征服を実行する。 彼の就任によってネオショッカー怪人も世界各支部から派遣されるようになり、様々な作戦を展開する。 細かな階級制度が敷かれ、「怪人が5階級特進して将軍になる」というエピソードから怪人は少なくとも6つの階級に分けられている模様。 スカイライダー/筑波洋は志度敬太郎博士を救出し、この組織に関わるようになる。 物語の3年前に彼の両親と妹は事故死しているが、実はこの事故にも大きく関わっていた事が終盤で明らかとなる(しかし、終盤の話で妹自体は存在しなかった事になっている)。 【劇場版 仮面ライダースーパー1】 この組織に所属していた3体の怪人(クラゲロン、黄金ジャガー、ゾンビーダ)がドグマ王国によって再生され、ドグマ復讐兵団として登場。 【仮面ライダーZX】 この組織に所属していた3体(ガメレオジン、クモンジン、カガミトカゲ)のコピー怪人がバダンの配下として登場。 【MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-】 この組織に所属する怪人がネガタロスに1971年へ連れて行かれる。 【余談】 上述の通りに1979年10月5日(『仮面ライダー(新)』第1話放映日)の3年前(1976年)には活動している。 この点から1975年12月27日(『仮面ライダーストロンガー』最終話放映日)に滅びたデルザー軍団と同時期、或いはデルザー軍団よりも先に結成されていた可能性もある。
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罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~ part11-396~403 396罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 17 23 ID fbJSP6qV キャラクター サキ=アマミヤ(14) : 聖女 アチ率いる救済グループに属する、日本人とアメリカ人のハーフの少年。 以前に一度死んでいるが、アチの血を「授血」したことで復活し、超人的な身体能力を得た。 アイラン=ジョ(15) :同じく救済グループに属する、日本人と韓国人のハーフの少女。電子工作技術に長けている。 字幕では男言葉になっており、一人称は「俺」(ボイスはどのキャラも全て英語) アチ(13) :救済グループを率いる自称・聖女。超能力を持ち、血を与える事で死者を復活させる事もでき、 それを利用して宗教団体的な救済グループを立ち上げた。性格は我が侭で自己中心的。 ブラッド(17) :海外から派遣された治安維持組織・武装ボランティアの司令官。サキと同じくアチの力で復活し、 超人的身体能力だけでなくテレパシー、念動力などの超能力も得ている。 G R社と画策して食用生態系に自身の血を混入させ、ルフィアンを生み出した張本人でもある。 アチの能力を警戒しており、救済グループをテロリスト認定して戦い続けている。 カチュア(15) :ブラッドの側近の少女。ブラッドから授血を受け、間接的にアチの血の力を得ている。 念動力を使う事ができる。 レダ(5) :ブラッドの側に控えている喋るネコのような動物。元々は人間の天才少女だったが、 ブラッドからの授血により一旦死亡した後、復活して知性を残しつつ獣の姿になる。 ラダン(10代後半?) :元武装ボランティアの女性。ブラッドの側近だったが、カチュアの登用により降格され、 その後ルフィアンとの戦いで死亡するも、ブラッドの血の力で獣化して復活。 知性は失ったがカチュアへの恨みだけは残っており、彼女を執拗に付け狙う。 397罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 20 28 ID fbJSP6qV 2007年、原始昆虫から作られた食用生命体の中に本能として人類を狩る種・ルフィアンが生まれ、 北海道の飼育場から脱走。そのまま増殖しながら数を増やし、東北部までを制圧する。 そんな日本に米国から表向きはルフィアンへの対抗とルフィアンの首都への侵攻を恐れる 市民の暴動鎮圧を、裏では兵器のデモンストレーションを目的として、更正活動を建前に 招集した凶悪犯罪者で構成された国際治安組織・武装ボランティアが派遣される。 ・オープニング ルフィアンの侵攻が続く東京・新宿。救済グループの別働隊が武装ボランティアの襲撃に よって壊滅した事を知ったアチはサキ、アイランと共に逃走の計画を立てる。 自らの予知の通りに武装ボランティアとルフィアンが衝突した所で、新宿駅屋上に停めてある 輸送機を奪う計画だが、予知に関しては半信半疑のアイランは落ち着かずに苛立つ。 ・ステージ0-0 サキは夢の中でルフィアンの大群と戦っていた。日に日に見る頻度が高くなる夢の中で 巨大なボスを倒した所でサキは目を覚ました。アイランにガンソード(ライトセイバーと 銃が一体化したような武器)を渡され、外へと出る。 ・ステージ1-1 前方の敵をサキ、後方をアイランが担当し、前進する3人。武装ボランティアの兵隊達を ガンソードで倒して進むと予知通りルフィアンが出現する。これも薙ぎ払って3人は新宿駅に駆け込む。 ・ステージ1-2 アチに従って(この世界の)新宿駅の巨大エレベーターに乗り込み、屋上へと向かう3人。 だが、やはり新宿駅の中は武装ボランティアやルフィアンの群が待ち構えていた。 敵を薙ぎ払いながら屋上に到着し、トレーラー(輸送機)を奪って逃げようとするが、 巨大な怪物――ラダンがトレーラーを急襲。これをアイランの操縦するトレーラーと サキのソードアタックで屋上から叩き落として撃破。 ラダンを倒すとカチュアが「大事な研究素材をよくも」と言って襲いかかってくる。 その辺の瓦礫や兵士の死体やその他諸々を念動力でぶん投げて攻撃してくるカチュアを ソードの一撃で倒して屋上から落とすが、カチュアは能力により血液を増殖させて 血の大洪水を起こす。 ・ステージ1-3 瞬く間にカチュアの血の海に飲み込まれる東京。逃げ損ねたサキもその中に沈むが、 アチの呼びかけにより獣化――ラダンとは比べ物にならないほど巨大な、 刃と鎧を身につけたような二足歩行の怪物の姿に変化する。 生きていたカチュアも負けじと獣化してサキよりさらに巨大な姿になるが、 サキは腕のビームと剣をガンソードのように用いて何とかカチュアを打倒。 理性を失ってしまったサキはとりあえず放置して、アチはアイランを連れて テレポートでその場を離れた。 399罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 24 21 ID fbJSP6qV ・デモ2 アチがテレポートしてきたのは武装ボランティア達の空母の中。アイランが辺りを 警戒していると、艦内放送でブラッドの声が聞こえてきた。どうやら北海道に向かう サキを攻撃するよう指令を出しているらしい。司令室へと向かう2人。 ・ステージ2-1 自動警備システムや艦内をうろついているルフィアンを倒して前進するアイラン。 途中アチがルフィアンに捕獲されるも無事救出し、彼女らを止めようと邪魔してくるレダも追い払う。 指令室に辿り着いたアイランとアチはブラッドと対峙する。自らガンソードを握って戦う ブラッドだが、斬り合いでアイランに敗北。一緒に戦っていたレダも命を失う。 アイラン「あいつも…妙な力を持っていたのか…」 ブラッド「妙な力か…アチはお前に何も教えていない様だな。 僕の力はアチに与えてもらった。アチの血を受けつぐ事でね。 あの怪物と化した少年も同様だ。」 アチ「サキはアナタとは違う。 しかしアナタが自分の血で仲間を増やしていたとは思わなかったわ。 それとも仲間ではなく実験材料?自分が怪物化するための… 人間に戻る方法を知らない上に自分がどう変わるかが怖いんでしょう?」 嘲るように言い捨て、アチはアイランの方を向いた。 アチ「アイラン?サキを人間に戻したい?」 アイランが頷くと、アチは念動力で足元の床を無理矢理引きはがし、空へと飛び上がった。 アチ「アイツら空からサキを襲うの…それならコッチだって…」 ・ステージ2-2 空飛ぶ床板に乗って艦隊と戦うアイラン。戦闘機を凌ぐ凄まじい機動性を持つ床板(!)と 異常な射程と威力を持つガンソードで甲板上の兵士や艦砲、ボート、ヘリコプター、 飛行型ルフィアンなどを次々と撃破。次々に死んでゆく兵士達を見てアチは大笑い。 ブラッドは小型VTOL・マラキアに乗り自ら攻撃してくるが、アイランに撃ち落とされる。 そこへ飛来する謎の大型飛行物体。それは武装ボランティアを支援していた 軍事企業・G R社が独自に送り込んできた新型機・アースアイリッドだった。 アイランはこれも攻撃するが、あまりに巨大なその全体を破壊する事はできず、 アースアイリッドはサキに向けて巨大爆弾・ポーラスターを発射する。 しかしアイランは後ろから攻撃を集中し、ポーラスターをサキに届く前に 爆発させる事に成功した。 アチは床板をサキの眼前に静止させる。サキは棒立ちで動かない。 アチ「うーん…やはりまだ早かった…弱点の露出だけはまずいわね…」 アイラン「近づいて平気なのか…?」 アチ「サキにとって私たちは「虫」よ。いちいち攻撃なんかしない。」 アイラン「はやく人間に戻してやってくれ…」 アチ「サキは人間としての心を忘れているだけ。」 アイラン「見ればわかる…」 アチ「サキを人間に戻すにはね… アナタがサキの中に入って人間としての心を取り戻してくるのよ。 私がサキの胸を開くからアナタはその中で彼の心を呼ぶの。 アナタの総てを吐き出すのよ。思考、想い、過去、未来、現実、夢… 彼がアナタと総ての共有を望めば再び人間としての生を受け入れるわ。」 アイラン「ふざけんな!そんなことできるかっ!!」 アチ「まず、サキを眠らせなきゃ…」 アイラン「できないって!」 アチ「サキの眉間を撃てばいい…」 アイラン「うそつけ!ニセ聖女め!」 アチ「サキを撃って…」 アイラン「うるさい!」 アチ「サキがこのままでいいの…?」 400罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 26 20 ID fbJSP6qV ・ステージ2-3 怒鳴り続けているうちにアイランは先程の海上とは全く別の場所に飛ばされていた。 傍らにいた小さな少年によるとここはアメリカ・ニューヨークの地下鉄内らしい。 少年を庇いつつ車内のルフィアンを倒すアイラン。アメリカにはいないはずのルフィアンの存在を 不思議に思うが、暴走する列車を止めるべくひとまず先頭車両に向かう事に。 途中の車両にあったディスプレイを目にし、2017年、自分達の時代から10年後という事が判明。 さらにディスプレイには廃墟となった街に立つ獣化したサキの姿が。 この世界は現実ではないとアイランは気付く。彼女を「ママ」と呼ぶ少年に名前を聞くと、 「イサ=アマミヤ」と答えた。イサの正体にも感づいたアイランは再び先頭車両を目指す。 無数のルフィアンを切り払って辿り着いた先頭車両にはルフィアンを従えたサキの姿が。 アイラン「サキ…?」 サキ「そうだ。今は君の願望を交えた姿をしている。 俺達はアチの予言の中にいる。未来は選べたかい?」 イサ「パパ!!」 サキ「ふん…勝手に子供なんか産むなよ。子供が生きていける未来じゃないぜ。」 アイラン「ちがう。イサはもうひとつの未来に生きる。 俺がおまえの嫁さん… イサがおまえの息子… そしておまえが人間でいる未来だってあるんだ!」 イサ「パパとけんかしてるの…?」 アイラン「ごめんな… ママをどう思っている?」 イサ「すごくこわいママ…でもママやさしいの…イサね?ママだいすき…だから…」 アイラン「俺もイサが大好きだ。 だから…きっとまた会える。」 サキの幻を撃ち抜き、アイランは現実の世界に戻った。 ・デモ3 現実に戻ったアイランはとりあえずサキを撃って気絶させる。水飛沫を上げて倒れるサキ。 アイラン「子供を…利用したな…」 アチ「一度見せたほうがいいと思ってね。 まだ麻酔が終わっただけよ。次は…」 サキの胸を切り開きながらアイランはアチに問う。 アイラン「サキやブラッドの事といい…オマエの目的はなんなんだ…?」 アチ「私の本当の敵はね…すごーく遠くにいるのよ。 ずっと昔から戦い続けている強敵よ。 いずれ彼らと決着をつける時、今のアナタ達の力では勝ち目はないの。 今までの戦いは訓練に過ぎない。地球を舞台にした大規模な模擬戦ね。」 アイラン「ばかな!東京まで壊滅したんだぞ!世界をメチャクチャにする気か!?」 アチ「大丈夫。あなた達が生きるのは「別の世界」よ… 今はもっと大きな戦争の理由が欲しい… その戦争を力で治めるのがサキ… 人はサキを恐れ、敬い、彼の姿こそが戦いを率いるシンボルとなる…」 アイラン「ブラッドも…そうなのか…?」 アチ「最終的に奴の目的は私と一緒よ… 血の意味を知ったときに野望が芽生えたのね… 自分の血からルフィアンを作って自作自演の戦いを起こしたり… 私の先を越そうと躍起になっていた… しかし私は焦りはしない。サキは人間としてもっと強くならねば…」 話しながらアチはその細腕に似合わぬ力でアイランの首ねっこを掴んで吊り上げ サキの体内に放り込むと、今までとは違う不気味な声で呼びかけた。 アチ「サキ!!起きなさい!! アイランの心の総てに触れなさい!あなたの心の総てを取り戻しなさい!」 サキはアイランを取り込んだ事で苦しみもがいた後、テレポートで逃走した。 401罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 30 50 ID fbJSP6qV ・ステージ3-1 何処かの海岸で目を覚ますアイラン。近づいて来るルフィアンの群を追い払うべく傍らの ガンソードを拾おうとするが、横から伸びた別な手がそれを取った。 サキ「おはよう!アイラン!」 サキは形こそほとんど人間で理性も取り戻していたが、体中のあちこちがルフィアンの ような甲皮に覆われている不完全な姿になっていた。 大型ルフィアンの多い砂浜を離れて進むと、無人になった土産物屋を見つける。 そこに棲み着いていたルフィアンを退治して2人は休憩を取った。 ルフィアンの肉をガンソードのガスで炙りながら話す2人。サキはふと不気味な気配に気付く。 サキは見張りに出るが、その隙にアイランは何者かに連れ去られてしまう。 ・ステージ3-2 戻って来たサキはアイランを探しに出る。おびただしい数のルフィアンを撃っては斬り、 斬っては撃つを繰り返しながら足を進めるサキ。そして最後にサキの前に現れたのは ルフィアンを従え、アイランを人質に取ったアチの姿だった。 アチ「やはり…来たわね…」 サキ「アイランに何をした…」 アチ「ねむってもらっているだけ…」 サキ「なぜこんなことを…」 アチ「あなたの気持ちを試したのよ…自分を見てみなさい。 その姿はアナタの心の半分がアイランを拒否したせいよ。」 サキ「拒否などしていない… 俺の心がアイランの心に近づいていったのは確かだ… しかし…俺達の心にはまだ恐れや迷いがある… 今はまだ触れ合っちゃいけない所が残ってるんだ。 もっとお互いを受け入れ合うには時間が必要なんだよ。」 アチを睨みつけるサキ。 サキ「人類救済の言葉を信じて戦ってきたのに… ちがう目的のために…兵器として俺達を利用しようとしているんだ…」 アチ「そうよ。まだ「訓練」の途中なの…常にアナタを戦いの場においてね…」 ガンソードの銃口を向けるサキだが、アイランがいるため撃てず、手放した。 アチ「それでいいのよ…」 サキ「ああ…オマエに効くのはコレだろ?」 サキが手から衝撃波を放ってアチにぶつけると、アチは思わずアイランを放してしまう。 人質を取り返されたアチは浮かび上がり、力を集中し始めた。 402罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 33 34 ID fbJSP6qV ・ステージ3-3 超能力で北海道の大地を破壊し、大量の岩塊と共に宇宙へ向かうアチ。 アチ「古い地球はやがて死ぬ… 自分が育んだ人間達にズタズタにされるのよ… ワタシが地球に取って代わるとき…ワタシは同じ過ちはしない… ワタシが必要とするのは…暴虐な者たちを力で統率する軍神… それがアナタよ…サキ… ワタシのために強くなりなさい…星ひとつ守れるくらいまで…」 アチの意図を理解したサキはアイランを取り込み理性を保ったまま再び獣化し、アチを追う。 アイラン「地球とまるごと入れ替わる気か…?」 サキ「侵略…?」 アイラン「人間もまるごと連れ去るのか…?」 サキ「自分に都合のいいものはすべてだ…」 アイラン「サキ…」 サキ「わかっている。俺はこっちの地球の味方だ…」 小さな地球の姿になり、大量の隕石や寒波で地球を攻撃するアチ。サキはそれをビームと ソードで食い止め、アチの地球へと逆行させる。自らの攻撃を跳ね返されてアチの地球は消滅した。 海上の小さな岩の上にサキとアイランは降り立つ。サキはやはり不完全な姿にしか戻れない。 サキ「アチは…?」 アイラン「消えたよ…最後まで俺達を巻き込んでくれたな…」 辺りを見回すアイラン。北海道は消滅して海上に点在する岩しか残っていない。 アイラン「日本はメチャクチャだな… これから…どうしよう…本当に…」 サキ「俺さ…小さい頃、警察官に憧れていたことがあるけど… 今から…こんな姿でも…なれると思う…?」 アイラン「なれる!残りのルフィアン達もサキひとりでやっつけられる!」 サキ「俺ひとりじゃ無理だ。アイランが俺の心を守ってくれなきゃね。」 アイラン「戦うか!?ふたりで!」 サキ「やろうぜ! その方が面白そうだ!」 先程の戦場だった宇宙空間。しぶといアチはまだ生きており、宇宙を漂っていた。 アチ「「敵」が来る… ブラッドやサキを失った今…私が「敵」に勝つ望みはない… しかし… 私の血を受け継いだサキの存在を… 「敵」は認めるのだろうか…? サキだけではない… 発芽が遅れた者や… サキの血を受け継ぐ者がいる… 新しい命のカタチを確立せんとするあの星で… 「敵」が神を名乗り続ける事など… 出来るハズは…」 つぶやきながらアチは姿を消した。 403罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 35 16 ID fbJSP6qV ・エンディング 獣化して海を渡るサキ。アイランは体内でサキの理性を引き止めている。 サキ「地図で見たら北海道と本州ってすぐ近くにある気がしていたけど… 歩いて渡るとなるとさすがに遠いなぁ…」 アイラン「いいから歩こうよ。おまえのテレポートじゃ危なかっしいし。 なぁ、サキ…?俺、ずっと考えていたんだけど… おまえは自分の「その力」の使い方を深く考えたことがあるか? 俺は…様々な「可能性」が入り乱れた10年後の未来をアチに見せられたんだ… そこでのおまえはルフィアン達を従え、「人間達」を相手に戦っていた。 …おそらく…ルフィアンにおまえの血を与えるならば…ありえない話ではないと思う…」 サキ「…いや、アイランと一緒ならあり得ない。 それに、俺はルフィアン達と戦い続ける夢を繰り返し見ているし… ルフィアン達が人を襲い続ける以上、俺にとってヤツらは「敵」でしかない。 ま…夢自体、アチが言っていた「訓練」のひとつだったのかもしれないけどね… とにかくさ…俺とアイランと人間がふたりもいるんだ。 ふたりでよく考えて行動すればより正しい戦いが出来ると思うよ。」 アイラン「サキは前向きだなぁ…。「お気楽者」とも言えるけどさ。 おかげで「ここ」は快適だよ。明るいし、暖かい…」 サキ「心の苦しい所を隠しているせいかな…?俺もアイランの同じ所は見えないよ。 本当の人間に戻るには心の全てを受け入れ合え、とアチは言ったけど… まだ…今だけは、こうしていたいな… それよりさ…アイラン?俺達にはもっと大事な使命があるぞ。」 アイラン「なんだよ…使命って…?」 サキ「大事な使命を果たすならさ…今から色々と計画しておこうよ。」 10年後には5歳くらいなんだろ?俺達の… こ… ど… も…」 ―END― (補足設定) このゲームの舞台である「地球」はオリジナルの地球ではない。 背景には「内なる宇宙」と「外なる宇宙」の両者の存在があり、この2つの境界では 互いに侵蝕行為が繰り返されていた。そのため「内なる宇宙」はかつて暴虐的な種族の 進化・発展を見た「地球」という星の複製(亜地球・亜地)を互いの境界に多数配置し、 それらを「外なる宇宙」からの侵蝕を阻む前線基地としてきた。この「亜地」の一つ、 戦闘熟練度の低い未熟な星がこのゲームの舞台となる「地球」である。 アチはこの「亜地球」が生まれたばかりの頃に「外なる宇宙」からやってきた、 「外宇宙侵蝕先兵ヒト型」という存在で、その任務は「人間と自称する歩哨」が出現する ときまでその「亜地球」の成り立ちを学習する事。人間・アチの姿はいわば「さなぎ」の 状態で、「内なる宇宙」の目をくらますための「人間への擬態」である。いずれ「学習」 した成果は任務に沿った「成虫」の姿に反映されるが、その結果が「もう一つの亜地球」 である。自らが擬態したこの亜地球に暴虐的な人間達を入植させて自分の兵とし、 「内なる宇宙」の最深部に戦いを挑んで侵蝕するのがアチの最終目的だった。
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罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~ part11-396~403 396罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 17 23 ID fbJSP6qV キャラクター サキ=アマミヤ(14) : 聖女 アチ率いる救済グループに属する、日本人とアメリカ人のハーフの少年。 以前に一度死んでいるが、アチの血を「授血」したことで復活し、超人的な身体能力を得た。 アイラン=ジョ(15) :同じく救済グループに属する、日本人と韓国人のハーフの少女。電子工作技術に長けている。 字幕では男言葉になっており、一人称は「俺」(ボイスはどのキャラも全て英語) アチ(13) :救済グループを率いる自称・聖女。超能力を持ち、血を与える事で死者を復活させる事もでき、 それを利用して宗教団体的な救済グループを立ち上げた。性格は我が侭で自己中心的。 ブラッド(17) :海外から派遣された治安維持組織・武装ボランティアの司令官。サキと同じくアチの力で復活し、 超人的身体能力だけでなくテレパシー、念動力などの超能力も得ている。 G R社と画策して食用生態系に自身の血を混入させ、ルフィアンを生み出した張本人でもある。 アチの能力を警戒しており、救済グループをテロリスト認定して戦い続けている。 カチュア(15) :ブラッドの側近の少女。ブラッドから授血を受け、間接的にアチの血の力を得ている。 念動力を使う事ができる。 レダ(5) :ブラッドの側に控えている喋るネコのような動物。元々は人間の天才少女だったが、 ブラッドからの授血により一旦死亡した後、復活して知性を残しつつ獣の姿になる。 ラダン(10代後半?) :元武装ボランティアの女性。ブラッドの側近だったが、カチュアの登用により降格され、 その後ルフィアンとの戦いで死亡するも、ブラッドの血の力で獣化して復活。 知性は失ったがカチュアへの恨みだけは残っており、彼女を執拗に付け狙う。 397罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 20 28 ID fbJSP6qV 2007年、原始昆虫から作られた食用生命体の中に本能として人類を狩る種・ルフィアンが生まれ、 北海道の飼育場から脱走。そのまま増殖しながら数を増やし、東北部までを制圧する。 そんな日本に米国から表向きはルフィアンへの対抗とルフィアンの首都への侵攻を恐れる 市民の暴動鎮圧を、裏では兵器のデモンストレーションを目的として、更正活動を建前に 招集した凶悪犯罪者で構成された国際治安組織・武装ボランティアが派遣される。 ・オープニング ルフィアンの侵攻が続く東京・新宿。救済グループの別働隊が武装ボランティアの襲撃に よって壊滅した事を知ったアチはサキ、アイランと共に逃走の計画を立てる。 自らの予知の通りに武装ボランティアとルフィアンが衝突した所で、新宿駅屋上に停めてある 輸送機を奪う計画だが、予知に関しては半信半疑のアイランは落ち着かずに苛立つ。 ・ステージ0-0 サキは夢の中でルフィアンの大群と戦っていた。日に日に見る頻度が高くなる夢の中で 巨大なボスを倒した所でサキは目を覚ました。アイランにガンソード(ライトセイバーと 銃が一体化したような武器)を渡され、外へと出る。 ・ステージ1-1 前方の敵をサキ、後方をアイランが担当し、前進する3人。武装ボランティアの兵隊達を ガンソードで倒して進むと予知通りルフィアンが出現する。これも薙ぎ払って3人は新宿駅に駆け込む。 ・ステージ1-2 アチに従って(この世界の)新宿駅の巨大エレベーターに乗り込み、屋上へと向かう3人。 だが、やはり新宿駅の中は武装ボランティアやルフィアンの群が待ち構えていた。 敵を薙ぎ払いながら屋上に到着し、トレーラー(輸送機)を奪って逃げようとするが、 巨大な怪物――ラダンがトレーラーを急襲。これをアイランの操縦するトレーラーと サキのソードアタックで屋上から叩き落として撃破。 ラダンを倒すとカチュアが「大事な研究素材をよくも」と言って襲いかかってくる。 その辺の瓦礫や兵士の死体やその他諸々を念動力でぶん投げて攻撃してくるカチュアを ソードの一撃で倒して屋上から落とすが、カチュアは能力により血液を増殖させて 血の大洪水を起こす。 ・ステージ1-3 瞬く間にカチュアの血の海に飲み込まれる東京。逃げ損ねたサキもその中に沈むが、 アチの呼びかけにより獣化――ラダンとは比べ物にならないほど巨大な、 刃と鎧を身につけたような二足歩行の怪物の姿に変化する。 生きていたカチュアも負けじと獣化してサキよりさらに巨大な姿になるが、 サキは腕のビームと剣をガンソードのように用いて何とかカチュアを打倒。 理性を失ってしまったサキはとりあえず放置して、アチはアイランを連れて テレポートでその場を離れた。 399罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 24 21 ID fbJSP6qV ・デモ2 アチがテレポートしてきたのは武装ボランティア達の空母の中。アイランが辺りを 警戒していると、艦内放送でブラッドの声が聞こえてきた。どうやら北海道に向かう サキを攻撃するよう指令を出しているらしい。司令室へと向かう2人。 ・ステージ2-1 自動警備システムや艦内をうろついているルフィアンを倒して前進するアイラン。 途中アチがルフィアンに捕獲されるも無事救出し、彼女らを止めようと邪魔してくるレダも追い払う。 指令室に辿り着いたアイランとアチはブラッドと対峙する。自らガンソードを握って戦う ブラッドだが、斬り合いでアイランに敗北。一緒に戦っていたレダも命を失う。 アイラン「あいつも…妙な力を持っていたのか…」 ブラッド「妙な力か…アチはお前に何も教えていない様だな。 僕の力はアチに与えてもらった。アチの血を受けつぐ事でね。 あの怪物と化した少年も同様だ。」 アチ「サキはアナタとは違う。 しかしアナタが自分の血で仲間を増やしていたとは思わなかったわ。 それとも仲間ではなく実験材料?自分が怪物化するための… 人間に戻る方法を知らない上に自分がどう変わるかが怖いんでしょう?」 嘲るように言い捨て、アチはアイランの方を向いた。 アチ「アイラン?サキを人間に戻したい?」 アイランが頷くと、アチは念動力で足元の床を無理矢理引きはがし、空へと飛び上がった。 アチ「アイツら空からサキを襲うの…それならコッチだって…」 ・ステージ2-2 空飛ぶ床板に乗って艦隊と戦うアイラン。戦闘機を凌ぐ凄まじい機動性を持つ床板(!)と 異常な射程と威力を持つガンソードで甲板上の兵士や艦砲、ボート、ヘリコプター、 飛行型ルフィアンなどを次々と撃破。次々に死んでゆく兵士達を見てアチは大笑い。 ブラッドは小型VTOL・マラキアに乗り自ら攻撃してくるが、アイランに撃ち落とされる。 そこへ飛来する謎の大型飛行物体。それは武装ボランティアを支援していた 軍事企業・G R社が独自に送り込んできた新型機・アースアイリッドだった。 アイランはこれも攻撃するが、あまりに巨大なその全体を破壊する事はできず、 アースアイリッドはサキに向けて巨大爆弾・ポーラスターを発射する。 しかしアイランは後ろから攻撃を集中し、ポーラスターをサキに届く前に 爆発させる事に成功した。 アチは床板をサキの眼前に静止させる。サキは棒立ちで動かない。 アチ「うーん…やはりまだ早かった…弱点の露出だけはまずいわね…」 アイラン「近づいて平気なのか…?」 アチ「サキにとって私たちは「虫」よ。いちいち攻撃なんかしない。」 アイラン「はやく人間に戻してやってくれ…」 アチ「サキは人間としての心を忘れているだけ。」 アイラン「見ればわかる…」 アチ「サキを人間に戻すにはね… アナタがサキの中に入って人間としての心を取り戻してくるのよ。 私がサキの胸を開くからアナタはその中で彼の心を呼ぶの。 アナタの総てを吐き出すのよ。思考、想い、過去、未来、現実、夢… 彼がアナタと総ての共有を望めば再び人間としての生を受け入れるわ。」 アイラン「ふざけんな!そんなことできるかっ!!」 アチ「まず、サキを眠らせなきゃ…」 アイラン「できないって!」 アチ「サキの眉間を撃てばいい…」 アイラン「うそつけ!ニセ聖女め!」 アチ「サキを撃って…」 アイラン「うるさい!」 アチ「サキがこのままでいいの…?」 400罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 26 20 ID fbJSP6qV ・ステージ2-3 怒鳴り続けているうちにアイランは先程の海上とは全く別の場所に飛ばされていた。 傍らにいた小さな少年によるとここはアメリカ・ニューヨークの地下鉄内らしい。 少年を庇いつつ車内のルフィアンを倒すアイラン。アメリカにはいないはずのルフィアンの存在を 不思議に思うが、暴走する列車を止めるべくひとまず先頭車両に向かう事に。 途中の車両にあったディスプレイを目にし、2017年、自分達の時代から10年後という事が判明。 さらにディスプレイには廃墟となった街に立つ獣化したサキの姿が。 この世界は現実ではないとアイランは気付く。彼女を「ママ」と呼ぶ少年に名前を聞くと、 「イサ=アマミヤ」と答えた。イサの正体にも感づいたアイランは再び先頭車両を目指す。 無数のルフィアンを切り払って辿り着いた先頭車両にはルフィアンを従えたサキの姿が。 アイラン「サキ…?」 サキ「そうだ。今は君の願望を交えた姿をしている。 俺達はアチの予言の中にいる。未来は選べたかい?」 イサ「パパ!!」 サキ「ふん…勝手に子供なんか産むなよ。子供が生きていける未来じゃないぜ。」 アイラン「ちがう。イサはもうひとつの未来に生きる。 俺がおまえの嫁さん… イサがおまえの息子… そしておまえが人間でいる未来だってあるんだ!」 イサ「パパとけんかしてるの…?」 アイラン「ごめんな… ママをどう思っている?」 イサ「すごくこわいママ…でもママやさしいの…イサね?ママだいすき…だから…」 アイラン「俺もイサが大好きだ。 だから…きっとまた会える。」 サキの幻を撃ち抜き、アイランは現実の世界に戻った。 ・デモ3 現実に戻ったアイランはとりあえずサキを撃って気絶させる。水飛沫を上げて倒れるサキ。 アイラン「子供を…利用したな…」 アチ「一度見せたほうがいいと思ってね。 まだ麻酔が終わっただけよ。次は…」 サキの胸を切り開きながらアイランはアチに問う。 アイラン「サキやブラッドの事といい…オマエの目的はなんなんだ…?」 アチ「私の本当の敵はね…すごーく遠くにいるのよ。 ずっと昔から戦い続けている強敵よ。 いずれ彼らと決着をつける時、今のアナタ達の力では勝ち目はないの。 今までの戦いは訓練に過ぎない。地球を舞台にした大規模な模擬戦ね。」 アイラン「ばかな!東京まで壊滅したんだぞ!世界をメチャクチャにする気か!?」 アチ「大丈夫。あなた達が生きるのは「別の世界」よ… 今はもっと大きな戦争の理由が欲しい… その戦争を力で治めるのがサキ… 人はサキを恐れ、敬い、彼の姿こそが戦いを率いるシンボルとなる…」 アイラン「ブラッドも…そうなのか…?」 アチ「最終的に奴の目的は私と一緒よ… 血の意味を知ったときに野望が芽生えたのね… 自分の血からルフィアンを作って自作自演の戦いを起こしたり… 私の先を越そうと躍起になっていた… しかし私は焦りはしない。サキは人間としてもっと強くならねば…」 話しながらアチはその細腕に似合わぬ力でアイランの首ねっこを掴んで吊り上げ サキの体内に放り込むと、今までとは違う不気味な声で呼びかけた。 アチ「サキ!!起きなさい!! アイランの心の総てに触れなさい!あなたの心の総てを取り戻しなさい!」 サキはアイランを取り込んだ事で苦しみもがいた後、テレポートで逃走した。 401罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 30 50 ID fbJSP6qV ・ステージ3-1 何処かの海岸で目を覚ますアイラン。近づいて来るルフィアンの群を追い払うべく傍らの ガンソードを拾おうとするが、横から伸びた別な手がそれを取った。 サキ「おはよう!アイラン!」 サキは形こそほとんど人間で理性も取り戻していたが、体中のあちこちがルフィアンの ような甲皮に覆われている不完全な姿になっていた。 大型ルフィアンの多い砂浜を離れて進むと、無人になった土産物屋を見つける。 そこに棲み着いていたルフィアンを退治して2人は休憩を取った。 ルフィアンの肉をガンソードのガスで炙りながら話す2人。サキはふと不気味な気配に気付く。 サキは見張りに出るが、その隙にアイランは何者かに連れ去られてしまう。 ・ステージ3-2 戻って来たサキはアイランを探しに出る。おびただしい数のルフィアンを撃っては斬り、 斬っては撃つを繰り返しながら足を進めるサキ。そして最後にサキの前に現れたのは ルフィアンを従え、アイランを人質に取ったアチの姿だった。 アチ「やはり…来たわね…」 サキ「アイランに何をした…」 アチ「ねむってもらっているだけ…」 サキ「なぜこんなことを…」 アチ「あなたの気持ちを試したのよ…自分を見てみなさい。 その姿はアナタの心の半分がアイランを拒否したせいよ。」 サキ「拒否などしていない… 俺の心がアイランの心に近づいていったのは確かだ… しかし…俺達の心にはまだ恐れや迷いがある… 今はまだ触れ合っちゃいけない所が残ってるんだ。 もっとお互いを受け入れ合うには時間が必要なんだよ。」 アチを睨みつけるサキ。 サキ「人類救済の言葉を信じて戦ってきたのに… ちがう目的のために…兵器として俺達を利用しようとしているんだ…」 アチ「そうよ。まだ「訓練」の途中なの…常にアナタを戦いの場においてね…」 ガンソードの銃口を向けるサキだが、アイランがいるため撃てず、手放した。 アチ「それでいいのよ…」 サキ「ああ…オマエに効くのはコレだろ?」 サキが手から衝撃波を放ってアチにぶつけると、アチは思わずアイランを放してしまう。 人質を取り返されたアチは浮かび上がり、力を集中し始めた。 402罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 33 34 ID fbJSP6qV ・ステージ3-3 超能力で北海道の大地を破壊し、大量の岩塊と共に宇宙へ向かうアチ。 アチ「古い地球はやがて死ぬ… 自分が育んだ人間達にズタズタにされるのよ… ワタシが地球に取って代わるとき…ワタシは同じ過ちはしない… ワタシが必要とするのは…暴虐な者たちを力で統率する軍神… それがアナタよ…サキ… ワタシのために強くなりなさい…星ひとつ守れるくらいまで…」 アチの意図を理解したサキはアイランを取り込み理性を保ったまま再び獣化し、アチを追う。 アイラン「地球とまるごと入れ替わる気か…?」 サキ「侵略…?」 アイラン「人間もまるごと連れ去るのか…?」 サキ「自分に都合のいいものはすべてだ…」 アイラン「サキ…」 サキ「わかっている。俺はこっちの地球の味方だ…」 小さな地球の姿になり、大量の隕石や寒波で地球を攻撃するアチ。サキはそれをビームと ソードで食い止め、アチの地球へと逆行させる。自らの攻撃を跳ね返されてアチの地球は消滅した。 海上の小さな岩の上にサキとアイランは降り立つ。サキはやはり不完全な姿にしか戻れない。 サキ「アチは…?」 アイラン「消えたよ…最後まで俺達を巻き込んでくれたな…」 辺りを見回すアイラン。北海道は消滅して海上に点在する岩しか残っていない。 アイラン「日本はメチャクチャだな… これから…どうしよう…本当に…」 サキ「俺さ…小さい頃、警察官に憧れていたことがあるけど… 今から…こんな姿でも…なれると思う…?」 アイラン「なれる!残りのルフィアン達もサキひとりでやっつけられる!」 サキ「俺ひとりじゃ無理だ。アイランが俺の心を守ってくれなきゃね。」 アイラン「戦うか!?ふたりで!」 サキ「やろうぜ! その方が面白そうだ!」 先程の戦場だった宇宙空間。しぶといアチはまだ生きており、宇宙を漂っていた。 アチ「「敵」が来る… ブラッドやサキを失った今…私が「敵」に勝つ望みはない… しかし… 私の血を受け継いだサキの存在を… 「敵」は認めるのだろうか…? サキだけではない… 発芽が遅れた者や… サキの血を受け継ぐ者がいる… 新しい命のカタチを確立せんとするあの星で… 「敵」が神を名乗り続ける事など… 出来るハズは…」 つぶやきながらアチは姿を消した。 403罪と罰 ~地球の継承者~sage05/01/23 03 35 16 ID fbJSP6qV ・エンディング 獣化して海を渡るサキ。アイランは体内でサキの理性を引き止めている。 サキ「地図で見たら北海道と本州ってすぐ近くにある気がしていたけど… 歩いて渡るとなるとさすがに遠いなぁ…」 アイラン「いいから歩こうよ。おまえのテレポートじゃ危なかっしいし。 なぁ、サキ…?俺、ずっと考えていたんだけど… おまえは自分の「その力」の使い方を深く考えたことがあるか? 俺は…様々な「可能性」が入り乱れた10年後の未来をアチに見せられたんだ… そこでのおまえはルフィアン達を従え、「人間達」を相手に戦っていた。 …おそらく…ルフィアンにおまえの血を与えるならば…ありえない話ではないと思う…」 サキ「…いや、アイランと一緒ならあり得ない。 それに、俺はルフィアン達と戦い続ける夢を繰り返し見ているし… ルフィアン達が人を襲い続ける以上、俺にとってヤツらは「敵」でしかない。 ま…夢自体、アチが言っていた「訓練」のひとつだったのかもしれないけどね… とにかくさ…俺とアイランと人間がふたりもいるんだ。 ふたりでよく考えて行動すればより正しい戦いが出来ると思うよ。」 アイラン「サキは前向きだなぁ…。「お気楽者」とも言えるけどさ。 おかげで「ここ」は快適だよ。明るいし、暖かい…」 サキ「心の苦しい所を隠しているせいかな…?俺もアイランの同じ所は見えないよ。 本当の人間に戻るには心の全てを受け入れ合え、とアチは言ったけど… まだ…今だけは、こうしていたいな… それよりさ…アイラン?俺達にはもっと大事な使命があるぞ。」 アイラン「なんだよ…使命って…?」 サキ「大事な使命を果たすならさ…今から色々と計画しておこうよ。」 10年後には5歳くらいなんだろ?俺達の… こ… ど… も…」 ―END― (補足設定) このゲームの舞台である「地球」はオリジナルの地球ではない。 背景には「内なる宇宙」と「外なる宇宙」の両者の存在があり、この2つの境界では 互いに侵蝕行為が繰り返されていた。そのため「内なる宇宙」はかつて暴虐的な種族の 進化・発展を見た「地球」という星の複製(亜地球・亜地)を互いの境界に多数配置し、 それらを「外なる宇宙」からの侵蝕を阻む前線基地としてきた。この「亜地」の一つ、 戦闘熟練度の低い未熟な星がこのゲームの舞台となる「地球」である。 アチはこの「亜地球」が生まれたばかりの頃に「外なる宇宙」からやってきた、 「外宇宙侵蝕先兵ヒト型」という存在で、その任務は「人間と自称する歩哨」が出現する ときまでその「亜地球」の成り立ちを学習する事。人間・アチの姿はいわば「さなぎ」の 状態で、「内なる宇宙」の目をくらますための「人間への擬態」である。いずれ「学習」 した成果は任務に沿った「成虫」の姿に反映されるが、その結果が「もう一つの亜地球」 である。自らが擬態したこの亜地球に暴虐的な人間達を入植させて自分の兵とし、 「内なる宇宙」の最深部に戦いを挑んで侵蝕するのがアチの最終目的だった。
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Kumicitのコンテンツ インテリジェントデザイン概説 インテリジェントデザインと地球の年齢 Dembskiと地球の年齢 古い地球の創造論に対する、若地球の創造論の護教的な反論として「弱肉強食の数十億年の生命の歴史を見て、神は『極めて良かった』」と言うものだろか」というのがある。 神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。 (創世記1章31節) それについての、インテリジェントデザイン理論家Dr. William Dembskiのソリューションは、遡及的な堕落である。 In arguing that the Fall marks the entry of all evil into the world (both personal and natural evil), I make no assumptions about the age of the Earth, the extent of evolution, or the prevalence of design. The theodicy I develop here looks not to science but to the metaphysics of divine action and purpose. At the heart of this theodicy is the idea that the effects of the Fall can be retroactive as well as proactive (much as the saving effects of the Cross stretch not only forward in time but also backward, saving, for instance, the Old Testament saints) (p.19) 堕落が世界への悪(人格及び自然)の導入であると論じるにあたり、私は地球の年齢や進化の範囲やデザインの広がりに仮定を置かない。ここで私がつくる神学は、科学ではなく、神の行為と目的の形而上学を見ている。この神学の中核は、堕落の影響が遡及的にも順向にもありうる十字架の救いの効果が、時を下る方向にも、たとえば旧約聖書の聖人たちにも遡及的に及ぶように)。 The young earth-solution to reconciling the order of creation with natural history makes good exegetical and theological sense, Indeed, the overwhelming consensus of theologians up through the Reformation held to this view. I myself would adopt it in a heartbeat except that nature seems to present such strong evidence against it. (p.55) 創造の順序と自然史を調和させようという若い地球の創造論の解答は、良い解釈であり神学的に有意味である。実際、宗教改革を通して神学者たちの圧倒的コンセンサスはこの見方を支持していた。私自身も、自然界がその見方に強く反した証拠を提示していなければ、心から受け入れているだろう。 Given tha God responds to human sin across time (both retroactively and proactively), there never was a chronological moment when the world we inhabit was without natural evil (or a disposition toward it; it is, for instance, not apparent how, at the moment of the Big Bang, the universe could have exhibited natural evil). 神が人間に罪に(遡及的にも順向にも)時を越えて反応するなら、我々が住む世界に自然悪(あるいは自然悪への傾向)が存在しなかった瞬間はなかった(たとえば、ビッグバンの瞬間はどうだったかわからないが、宇宙は自然悪を持っていた)。 [ William Dembski "The End of Christianity ] これはこれで、ひとつのソリューションではある。
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人口問題を考える上で必要な事柄。 ユース・バルジ(youth bulge) 人口問題の悲劇 楽観的人口論 悲観的人口論 ダグラス・有沢の法則 人口増加がもたらすもの(メリット・デメリット)
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今日 - 合計 - 罪と罰 ~地球の継承者~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時09分46秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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559 :ハニワ一号:2013/11/04(月) 18 50 31 日本大陸における「産めよ増やせよ政策論争」 大日本帝国は、夢幻会の活躍と大陸日本の豊かな大地によって世界第二位の大国に上り詰め、将来にアメリカを抜くことが確実視されていた。 そんな夢幻会の頭を悩ませる問題があった。 「この世界であの政策を主張する馬鹿が現れるとは。しかも一人ではなくかなりの人数が馬鹿げた主張に賛同するとは。」 「かつての「戦闘機無用論」の騒ぎを思い出しますな。」 「我々はそれを実行した国の未来の姿を知っていますから批判できますが人口が増えることはいい事だと単純に思っている人がたくさんいますからね。早く手を打たないと大変な事になりますよ。」 それは史実で毛沢東が進めた「産めよ増やせよ政策」と同様の人口増加政策を進めることを「日本人の数が多いのはいい事だ」として政治家や軍人、学者、経済人などの一部が強く主張したのだ。 毛沢東の人口増加政策のツケが現代の中華人民共和国を苦しめているのを知っている夢幻会は「産めよ増やせよ政策」論者の拡大を防ぎ、行き過ぎた人口増加政策の幻想を覚ますための行動を開始することになる。 しかし、理論を立てた筋道の通った説得に耳を貸さず、人口増加政策の問題点を問われたある学者などは 「日本大陸で養えない人口は侵略して分捕った土地に移住して日本人を世界中に広めるのだ。」 と主張したのだ。 学者の主張を聞いた夢幻会はその言葉に唖然とし、さらに悪いことに主張を聞いて少なくない数の賛同者が出てることを憂慮した。 結局、「産めよ増やせよ政策論争」と呼ばれたこの論争は危険視した夢幻会の荒療治によって「産めよ増やせよ政策」は否定されることになった。 しかし完全に滅びず 「そうだ。他国を圧倒できる程の人口をいっぱい増やしたら無敵じゃね。俺って頭いい。」 似たような事を主張する馬鹿はたびたび現れて夢幻会の頭痛の種を提供することになる。 560 :ハニワ一号:2013/11/04(月) 18 51 15 あとがき 大陸日本で毛沢東と同様の人口増加政策を主張するグループが出てくるんじゃないかなと思って、このSSを書きました。 実行した結果の共産中華の未来の姿を知らないので夢幻会は説得に苦労するでしょうね。
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Great One 地上神、地球本来の神々、大地の神々 夢の国にいる神々。 彼らの出自に関しては判っておらず、或いは何かで強大な力を手に入れた「大地の神々」の一員なのかも知れない。 ングラネク山に四人の神々の顔が彫られているが、彼らの名前などは判っていない。もともとは、この四人を指してGreat Oneと呼んだ。顔の特徴が種族としての「大地の神々(Gods of Earth)」と一緒なので、この種族の中の偉大な四人と言う事でGreat Oneと呼ばれたのだろう。 ハワード・フテリップス・ラヴクラフト 「夢にカダスを求めて」ほか