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【妄想属性】私 【作品名】私 【名前】私(唯我論者) 【属性】人間 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】成人男性並み 【防御力】成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】特になし 【備考】全てのものは私の想像である。 もちろん、2ちゃんねるも、最強妄想キャラクター議論スレも、まとめサイトも、テンプレも、考察人も、管理人も、ルールも、設定も私の想像上のものなので何でもできる。 【長所】全ては私の想像であること。 【短所】私しかいない ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 846 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/22(火) 23 47 21 845 燕美 つばめと同じ場所っぽいが 83 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/31(木) 03 02 19 私(唯我論者)考察 燕美 つばめ:開始0秒で相手を妄想にする。 私:全てのものは私の想像である。開始前行動・干渉ができるとは書いてないから開始0秒で発動。 以前も言われてるが0大帝=燕美 つばめ=私だろう。 再考察
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唯我さんが入室しました 唯我 (夕暮れ時 唯我 (唯我は沈みゆく夕陽を見て黄昏ていた 唯我 (ココは喫茶ECの更に先 唯我 (海辺。いわば崖 唯我 (眺める景色は前後どちらも良いが 唯我 (表情は明るくない…そして暗くもない 唯我 ハッ、 唯我 何故オレはこうも夕陽を見にくる? 唯我 そんな日課は無かったはずだが。 唯我 “天”がそれを求めるなら…ハッ、それだけの話さな 唯我 (夕陽を眺めている 唯我 (そして黄昏ている 渦明さんが入室しました 渦明 …(そんな唯我を遠目に見る、ひとり分の影 渦明 ………はーぁ。 渦明 …じゃ、まー…その。(ボソ、と 一人にも関わらず、誰かに語り掛けるように 渦明 行き過ぎそうになった時は…お願いします。まー、何事も無く話せりゃそれが良いんですけど… 渦明 (こんな事言ってる時点で半分諦めてるのである。 とにかく。 渦明 (遠く、夕陽を眺め照らされる崖先の影に向かい、歩いていく 渦明 …… ―――唯我さん。 唯我 …(その声に、振り向き 唯我 渦明か。 渦明 はい。(唯我のよくよく見知った顔である。…下手すると20年くらい前からか。 唯我 どうした? こんな場所に、 唯我 そんな面持ちで。 渦明 …(―…そう、基本的に嘘が下手なのだ。表情なんか特に。 渦明 …唯我さんに、幾つか聞きたい事があって来ました。 唯我 良いだろう。立ち話もなんだし喫茶へ…という話題でないなら立ったまま聞こう。 渦明 … あぁ、このままで大丈夫ですよ。(短い話…には恐らくならないが、 渦明 (座ってお茶飲みながら話すような話では、もっとない。 渦明 …… ●日前の深夜未明、中央区の公園内でイルミナさんを保護しました。 唯我 …ほう。 唯我 そうか…イルミナを、か… 渦明 …はい。 酷く衰弱してましたので、外から来てるお医者さんに診せて。その後はオレオルさんに迎えに来て貰って。 渦明 なので、はい。 彼女は無事です。 …(けど、と言うように沈黙で区切って 唯我 そうか…渦明が。 唯我 あぁ。無事なのは適切な対処のおかげだろうよ。 渦明 一時的にですけど、体力の低下と、運動機能の衰弱が見られます。 渦明 医者が言うにはですけど…、 数日から一週間ほど、まともに身動きの取れない環境に置かれていたのではないか、と。 唯我 … 渦明 …オレオルさんから聞いてます。イルミナさんはネシス解放後、基本的に唯我さんに付きっきりで、秘書のような事をやっていたって。 唯我 あぁ…そうだったな。 渦明 …… 唯我さん、何も知らなかった、ですか? 唯我 … 唯我 なるほど。 渦明 何が、ですか。(何も納得言ってない様子で 唯我 そうか。その質問か。 唯我 渦明から。 渦明 …何が言いたいんですか。 …普通に考えて不自然でしょ、だって。 渦明 付きっきりで傍に居た筈の人間が居なくなって、何も違和感を覚えなかったのかって聞いてるんですよ。 唯我 …弱ったな。渦明から聞かれると昔の記憶に重ねてしまう…勝手で弱い脳よな。 唯我 あぁ、そうだ、質問に答えるとも。 唯我 気付かなかったわけがない。 唯我 居ない事にな。気付けないわけがないさ。 渦明 …(複雑そうに表情歪めて)…探そうとは思いませんでした? 唯我 探す所か…居場所さえ知っていたさ。 渦明 は? 唯我 あぁ。知っていた。何処にいたのか。 渦明 …(昂った感情を、つとめて押さえ付けるようにして)…イルミナさんは何も語ろうとしません、…けど。 渦明 ……あれだけ衰弱して、――…アーティファクトも、奪われて。 渦明 アンタは、手を出そうとしなかった。 …その辺の賊なんかじゃ無いって事は解る。 渦明 …………ルインズベルト、ですか。 唯我 ・・・ 唯我 イルミナが語らないならばオレも・・・というのは卑怯か。 渦明 …えぇ。 ……そうなんですね? 唯我 そうだよ。ルインズベルトにイルミナは居たらしい。 渦明 …それを知った上で、放っておいたんですか。 唯我 ・・・ 唯我 そうなるよ。 渦明 ッ、、、 そうなるよ、じゃねぇでしょ! 渦明 何故ですか?ルインズベルトを刺激したくなかったからですか? 唯我 …(怒号をあげる渦明を見つめる 渦明 その為に街の民を一人――危険に晒したまま放置したんですか!? 唯我 刺激したくなかったから…か。消極的で逃げな理由だな、嗚呼。 唯我 しかし、そうだ。 唯我 おまえが言うからこそ真実だろう。脳髄に刺さる言葉よ。 唯我 オレは彼女がルインズベルトに居る事を知っていた。 渦明 ッっ、あぁ、そうだな―…! 渦明 …あんた、「また」街の民を蔑ろにする気か!? 唯我 ・・・ 唯我 …したくないさ。したくなかった。すべきじゃない。 唯我 ルインズベルトも街の民だ。オレがジェネシスを名乗る前は特に。 唯我 …その、思考が 唯我 ………(渦明を見て)「また」街の民を蔑ろにしたくなかった。 渦明 ――…… 渦明 ……ルインズベルトも民。 …その考えは理解る。…俺だってそうあって欲しいと思う。 渦明 でもだからって、旧ネシスの民が黙って害される理由にはなんねーだろ… 唯我 …そうだ。 唯我 その怒りの方が正しい。正しく、優しい。 唯我 そうなんだよな、 唯我 (背中の夕陽が完全に沈んで辺りは暗くなる 渦明 …… 唯我 そこまで綺麗に正論を突き刺してくるとは思わなかったよ、渦明。 唯我 オレが間違ってた。おまえの最善の対応の方が、か弱き民を救っている。 唯我 …その上で、だ。 渦明 …はい。(何でしょう、と 唯我 間違いを犯すオレの話を、恥ずかしながら聞いてくれないか。 渦明 …えぇ、良いですよ。 …唯我さんが「話す」なんて珍しいですし。(口数だけは多いが、そうなのだ 唯我 (そうなのだ。 唯我 (彼は人に話さない。 唯我 (天と話す。 唯我 (それが宿命で、それしか無いかのように。 唯我 オレは、 唯我 ルインズベルトの民を救いたい。 渦明 ……―― 渦明 ……すげぇ大変でしょうね。 相手さんを侵略者として武力で解決するより、よっぽど難しい。 唯我 そうだな…そして、それだけじゃない。 唯我 それだけじゃダメなんだ。 渦明 … 唯我 旧ネシスの民も救わねばならない。 唯我 新しくジェネシスに来る民も歓迎したい。 唯我 全ての世代<ジェネレーション>が、共生する起源<ジェネシス>にしたい。 唯我 それがオレの・・・ 唯我 ーー忘れていて、強制的に思い出させられて、目の前の人間の過去現在未来をも巻き込んだーー 唯我 オレの野望、夢の街だからな。 渦明 …。 渦明 ……それは、…もっとも大変な道ですね。(…彼の家は、故郷で一度街づくりに失敗している。 渦明 (そんな彼の言う言葉だからこそ、余計に重い。)……でも、やりたいんですね。 唯我 ああ。 唯我 言っているだけで何も成していない愚かなオレだが、 唯我 言いすら出来ないままでは叶わない。叶えられない。 唯我 他ならぬオレの家の犠牲者の渦明に激昂されて、ようやく見つめ直すようじゃあ先は遠いな。 渦明 ……んっとですよ?(すげえジト目で)つーかアンタもう市長なんですから、 渦明 いつまでも言ってるだけじゃマジで困るんですよ。 渦明 …まー、「話した」だけ随分マシですか。 何考えてるか解るのとわかんねぇのとじゃ随分違う。 球体さんが入室しました 球体 (少し遠くの喫茶のテーブルで。 球体 (……カタカタカタ、と球体が回転する。 球体 (……そうだよ。ルインズベルトにイルミナは居たらしい。 球体 (……オレは彼女がルインズベルトに居る事を知っていた。 球体 (カタカタカタ…… 球体 (……ルインズベルトも街の民だ。オレがジェネシスを名乗る前は特に。 球体 (……オレは、 球体 (……ルインズベルトの民を救いたい。 球体 (ノイズ混じりで再生する先ほどの二人の会話。 球体 (それを聞いている、球体の操作者が一人。 球体さんが退室しました カザヤさんが入室しました カザヤ はぁ……。 カザヤ 面白そうな話をしてたから、と思ったけど。 カザヤ ……聞かない方がよかったね。 カザヤ (代金を置いてぶおんと消える。 カザヤさんが退室しました 唯我 何考えてるかわからん、か。 渦明 はい。 自覚無かったですか? 唯我 あまり言われた事は無い。 渦明 …そーなんですね?(うぅん、と 渦明 俺はずっと役所の受付みてぇだなって思ってましたけど。(いきなり遠慮が無い 唯我 …そうか?(自覚無し 渦明 …じゃー、今の話。ルインズベルトも、旧ネシスの民も、新たに訪れる民も受け入れたいっていう、唯我さんの願い。 渦明 今まで誰かに話した事ありました? 唯我 … 唯我 勿論無い。今回が、渦明が始めてだな。 渦明 …勿論ってどういう事です?なんで言わねぇんですか。 渦明 …あのですねぇ。 唯我さんの言った「野望」。 ジェネシスという夢の街。 渦明 一人で叶えられるモンじゃねぇでしょ。 唯我 ・・・ふむ。 唯我 そうか。 唯我 そうだな。 渦明 ……「白薔薇百合恵」を目指すってンなら話は別ですけどね。 でも、あれだって人を生んで成してる事です。 唯我 “アレ”には成れんさ。 唯我 その名を言われちゃあ自分の思い上がりにもよく気づく。 渦明 …だったら。力を借りるしかないでしょ。…あんたを信じて付いていく人間の。 唯我 その為のクルーズツアー!だったからな…? 唯我 今日はオレの痛い所ばかりを突くな? 渦明 そりゃあ多少なりイラついてますからね?? イルミナさんの件相当ひでぇでしょーが?(ずけずけ 渦明 おまけにお得意のお役所ムーヴしたんでしょ?オレオルさんに?(聞きましたよ?的テンションで 渦明 旧市長の息子さんが部外者だとでも思ってんですか?アンタ? 唯我 部外者だと思うわけがないだろう。 唯我 市長の事は気の毒だった。 渦明 …(んん、と 渦明 …じゃー、益々なんで何も話さなかったんです。ルインズベルトへの対応なら、彼等は当事者じゃないですか。 唯我 そうだな。渦明の言う通りだろう。 唯我 全ての民を救い・受け入れる等という妄言をまずは彼等に 唯我 そして彼等自身をも救い・受け入れるのが目指すべき正道か。 渦明 …そうしたいなら、言うしかねぇですよ。 …さっきも言った通り、あんた一人で街を創るわけじゃねぇんですから。 唯我 全くもって。 渦明 はい。何したいかわかんねぇトップを信じて付いてくって無理でしょ。 唯我 あぁ。 (何をしたいか見せつけすぎた結果、反乱に飲まれた祖父を見てきた、) (何をするにも言われるがままの父を見てきた、) (そして、天の声を聞き、人の声を聞かず、どちらにも答えを見せれない自分が居た) ・・・そうだな。 渦明 …… 唯我 はぁ、こうも突き刺してくるのは渦明ぐらいなものだからな。恩に着る。 唯我 浸水に気付かないまま航海を続けていく所だった。 渦明 …それはどーも。 でも、唯我さんの為じゃないですよ。 渦明 唯我さんが沈むと、俺が大事にしたい人達が困るんで。 唯我 それは。責任重大だな。(改めて。あえて自分で言う。 渦明 そーですよ。新都市の市長さん。(あえて重しを乗せて 唯我 では、せっかくのお誘いだ。正攻法に正道で応えよう。 唯我 オレオルを連れてイルミナの見舞いに行こう。着いてきてくれるか? 渦明 …いーですよ。同行します。(腰に手を当てて、しょうがねぇなあ、とでも言うように笑みを見せて 渦明 …もー夜ですから日を改めるとして… 行きますか?明日にでも。 唯我 あぁ。明日に。 渦明 決まりですね。 オレオルさんには伝えて、……いや、 渦明 ココで世話焼いたら始まらねぇですね。頑張ってください。(唯我の肩ポン、として 唯我 はっ、気が利きすぎる奴だな。 唯我 では、任されよう。 渦明 はい。よろしく頼みましたよ。 唯我 ・・・ 唯我 そうと決まれば、今日はもう遅い、明日も早い。 渦明 …それもそうですね。 唯我 今日は少し頭を冷やして帰る事にするさ。 渦明 …はい。 …それじゃあ、また明日。 唯我 オレの為では無いと言うが、渦明。 渦明 ん。(振り返り気味に 唯我 (不意に発生した突風に攫われるように飛んで 唯我 ありがとう。 唯我 (高速で夜の街を飛んでいく 唯我さんが退室しました 渦明 ――。 …… 渦明 ……… 全く。 渦明 礼を言うにはまだ早いでしょ、ですよ。 ……(崖の上から、唯我の発った陸地側――広がる夜の街を見下ろして 渦明 ……そー思いません? パイソンさん。 渦明 (ポッケから何やらデバイス取り出して)…いやホント、お世話になりました。 渦明 …ありがとうございます。 ずっと待機して貰っといて……結局まー、ああいう感じで。出てきて貰わずに済みましたけど。 渦明 思ったよりは、何とかなったのかな…いやま、なったのかはまだ分かんねぇですけどね?(何やら通信しつつ、自らも歩き出す 渦明 (崖からECの方に移動。 …少し訝し気な顔でテーブル、カウンターテーブルと確認して)……まあ、遠慮は、してましたよ。……そりゃ色々ありますからね。 渦明 …。(途中妙な気配を感じたが―…残滓は既に無い) ぁ、いえ、大丈夫です。 渦明 でも、まー、ええ。 渦明 気ィ遣ってももうしょうがねぇなって! 渦明 (そんな雑な結論でいいのか警察。そんなこんなで夜は過ぎて行く――… 渦明さんが退室しました
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唯我さんが入室しました 唯我 (夜 唯我 (夜だ。 唯我 (夜の街。 唯我 (それがカリーナ。 唯我 (静かで落ち着いた…いいや、違うな。 唯我 (恐ろしく静寂で、それでいて魑魅魍魎が蠢く魔性の気配が漂う街 唯我 (それがカリーナ。 唯我 (そんな街を…まー…なんだ。 唯我 (水上ボートで大通りぶっ飛ばしてるのが王神帝唯我。その人よ。 唯我 ここがカリーナか…静かで落ち着いた…いいや、違うな。 唯我 恐ろしく静寂で、それでいて魑魅魍魎が蠢く魔性の気配が漂う街 唯我 それがカリーナ。 唯我 (街を見渡しながら独り言呟き水上ボートをかっ飛ばす 唯我 (常識人な閲覧共に補足しておくとカリーナの路上はもちろん水路じゃあない。 唯我 (中世ファンタジー…いや、ギャングスターに憧れそうな街… 唯我 (一瞬分かりづらいと思ったがわかりやすい。街で麻薬を売るギャングをこらしめようっていうアレだろ。 唯我 (あーなるほど、石畳。 唯我 石畳ね・・・ 唯我 そりゃあマズい!(石畳に船の腹が刺さって横転 唯我 っ、(石畳に放りだされる唯我 唯我 (制御を失った水上ボートはランタンっぽい街灯に向かって突撃していく スクァーチェさんが入室しました スクァーチェ (街灯に突撃する水上ボートを蹴り飛ばし止める。 スクァーチェ あらあら……、気分転換に散歩に出てみれば、 スクァーチェ 無作法者ね。この街は儀礼を重んじるって知らないのかしら。 唯我 おっと、こいつぁ…(倒れたままスクァーチェを見上げて 唯我 いや!オレは無法者なんかじゃあないが、助かったぜ。(立ち上がってスクァーチェの方へ歩く 唯我 石畳と水上ボートの交通事故でね。悪気は無いんだ。全く。 スクァーチェ あらそう。私は別にいいけれども。 スクァーチェ あんまり騒ぐと血を啜られるかもしれないわよ。 スクァーチェ なんせここはカリーナ、吸血鬼と夜の街。 唯我 そりゃあおっかない。カリーナらしい挨拶に自然と頬もニヤけるってもんだ。(楽しげに 唯我 オレの名は王神帝唯我。天の声に導かれる者を探す旅の途中。物憂げなレディ、お名前は? スクァーチェ スクァーチェ・グレイロード。カリーナの一住民よ。 スクァーチェ 天の声とはまた大仰ね…。そういうのも嫌いじゃないけど。 唯我 ありがとう。その馬鹿げた大仰を行動に映すのがオレの生き方さ。 唯我 それにしてもスクァーチェ・グレイロード…かいい名前だな。 唯我 ロード と名のつくものに小物は居ない。 唯我 先程の蹴りや街への敬意を見るに相当な大物なんだろうな? スクァーチェ 相当な大物?いいえ、しがない魔法使いよ。 スクァーチェ 戦いの心得がない訳ではないのだけれど。 唯我 「魔法使い」が「しがない」と来たか。(笑って 唯我 ハッ、それこそ大物の証だよ。オクターンじゃ魚を売ってるだけで大威張りだってのにな。 スクァーチェ あらアナタ、オクターンから来たの。 スクァーチェ またずいぶん遠いところね…。 唯我 あぁ、港町からココはちょびっとばかし遠かったね。 唯我 ま。旅じゃあ良くあることだ。距離なんて気にしてらんない。 唯我 それよりも行き先々で何があったか、何に出会ったかの方がうんと重要だ。(スクァーチェ見て スクァーチェ あらそう。旅の心得というのかしら。あまり出歩かないから少しうらやましいわね。 スクァーチェ ……立ち話もなんだし、そこで一緒にコーヒーでも飲まない? スクァーチェ (近くのカフェのテラス席を指差す。年代を感じる装いだ。店の名前は分からない。 唯我 とても良い提案だ。オレも各町を訪れる度にその街の喫茶を探すぐらいだからな。 唯我 だが生憎と今は…水上ボートを蹴り飛ばした「しがない魔法使い」の実力。 唯我 それに興味津々だな。 スクァーチェ ふーん。 スクァーチェ なんだか懐かしい感じがするわね。私も海の近くの喫茶でしばらくはそうやって戦いに明け暮れたこともあったわ。 スクァーチェ ……この前戦ったのは、あの大仰な世界の危機さん以来かしら。 スクァーチェ あの時の敗北は落ち込んだけれども、いまでは立派に戦闘狂。 スクァーチェ そうアタシ、根っからの戦闘者なの。 スクァーチェ いいわよ、ぶっ飛ばしてあげる。(構える 唯我 話が早い。実に早い。(くくくっと笑って 唯我 良いだろう。乗ってくれた事に感謝すらしよう。 唯我 オレの勘が正しければあと1人ぐらい戦闘狂が舞い込んでくるはずだが、機を伺っているのかはたまた…(レイダーなのか…)まぁ、良い。 唯我 (何処からかコインを取り出して親指の上に乗せる 唯我 開始の合図だ。コインが地に落ちたらバトル開始。 スクァーチェ …了承したわ。どうぞ。 唯我 終わりの合図は…まぁ、大時計が回る頃で良いだろう。それか降参だ。(よくわからないことを言って 唯我 (コインをトス 唯我 5 唯我 4 唯我 3 唯我 2 唯我 1 唯我 0 唯我 ---BATTLE!!--- スクァーチェ ……「慄け そして炸裂しろ」(スクァーチェの右足が黒く染まる 唯我 カッコいいな! さすがは魔法使いだ!!(言いながらスクァーチェに接近し 唯我 「足掻け! そして対抗しろ!」(唯我の右足に無属性の青白いエネルギーが灯る スクァーチェ あら褒めていただいて、どうも。 スクァーチェ でも真似されるのは少し心外!(右手を振りかぶり力任せのボディーブロー。人ではない種族故に筋力の種族値が高い! 唯我 足、じゃあないんだな!(両手で腕を挟むように受け止め― 唯我 いや、少しそちらが上かっ、!?(受け止めきれずにボディへ食らって後ろ飛び スクァーチェ 一発で刈り取るわ!バニング・スラストッ!!(後ろ跳びした唯我の首目掛け、黒く染まった右足でハイキックを打ち込む スクァーチェ (……その瞬間、スクァーチェの足が紅く染まり、ハイキックと同時に爆裂する! 唯我 ぐっっっ、(首元で爆裂 唯我 良い蹴りだ魔術師!(吹き飛ぶ―かに見えたが石畳に指を差し込み倒立 スクァーチェ ふふ、もう参っちゃったかしら!(続けざまに倒立する唯我の顎めがけ右ストレート 唯我 だが、一発で刈り取るなんて寂しい事言うなよなッ!(倒立からエネルギーの灯った右足を振り下ろす スクァーチェ チッ、(右ストレートを引っ込めて防御にまわす 唯我 危ねえ危ねえ!(腕の防御を足蹴に上空へ飛び上がる 唯我 物憂げなレディのしがない魔法使いだなんてとんだ失礼な勘違いをしていたようだな?! 唯我 (上空でスクァーチェ見下ろして笑う スクァーチェ ……「うつろえ 闇の底の暗がり」。 スクァーチェ あらどうも。アナタもなかなかイカしてるじゃない。好みよ。 唯我 「移ろうからこそ強くあれ! 次は拮抗しろ!」 唯我 そいつぁどうも!!(両手に灯る青白いエネルギー スクァーチェ ……何その詠唱。拮抗はしないわ。(ジト目。魔術詠唱には少しうるさいらしい。 唯我 オレ流の鼓舞ってやつさ! 唯我 行くぜ?(自然落下でない加速でスクァーチェに迫る まるで氣使いのように自身にかける推進力 スクァーチェ 魔術ではないし、なんなのかしらね。ま、いいわ。後で考えましょ。来なさい。 スクァーチェ (身構える 唯我 ダブルスレッジセイバー!!(振り下ろした両手からエネルギー波が刃となって迫る スクァーチェ 真正面から来るの、嫌いじゃないわ。でも…、 スクァーチェ 現身・二式。(スクァーチェの体が水となって崩れ去る 唯我 何っ!?(やべえ!やっぱ魔術師だった!! スクァーチェ 「爆ぜろ そして幾たびも爆ぜなさい」(近くの街灯の影から出現し…、 唯我 (エネルギー波が虚しく水を斬る スクァーチェ アナタが!泣くまで!サッカーボールキックをやめない!(落下してくる唯我の顔めがけ爆裂サッカーボールキックだ! スクァーチェ スクァーチェ流バニング・フットボールよ!(スクァーチェ流バニング・フットボールだ 唯我 結局肉弾戦じゃあねーか!キライじゃないぜ!(両足に青白いエネルギーを纏い 唯我 唯我流空中バニング・フットボールだ!(空に浮かびながら両脚で蹴りのラッシュに応戦する スクァーチェ あら拮抗とは不本意。 スクァーチェ でもその体勢じゃいつまでかいくぐれるかしらね!(サッカーボールキックを繰り返しながら 唯我 そう言うなよ!こっちも不本意な事に筋力は負けてんだ! 唯我 だからよっ、!(蹴りの反動で再び空へ 唯我 こっちも混ぜさせて貰うぜ?(右手をピストルの形にして左手を添え 唯我 レイ・ガン!(スクァーチェに向けて右手人差し指からエネルギーを打ち放つ スクァーチェ 逃したわね。(空に向かった唯我みながら スクァーチェ ……「止まれ そして形と成せ」。ウォール・アクアリウム!(水魔法に寄る防壁でガードだ 唯我 (防壁拮抗し水飛沫を撒き散らしながら 唯我 (水流に流されるように消えていくエネルギー弾 唯我 ハッ、素晴らしい腕前だな! あんだけの肉弾戦の最中に属性防御魔法とは! スクァーチェ なんとかガードできたみたい。フフ…好機ね。(突っ立っている。 スクァーチェ あらどうも、魔法使いは魔法を使ってナンボよ。(右手に魔力の充填が始まる。 唯我 盛り上がって来た―所だが、オレが自らに課したタイムリミットもあと僅かだ。 スクァーチェ あなたは、さしずめなんちゃって魔法使いの魔人と言ったところかしらね。 スクァーチェ 魔術の歴史と高みをその身にブチ込んであげるわ!(充填は続いていく! 唯我 ハッ、当たらずとも遠からずだ。(氣弾にあるはずの防御不能性能の無さを見抜いて居たな? 唯我 名残惜しいが次で決めさせてもらうっ! 唯我 (スクァーチェに再び空中から突進 スクァーチェ それはこちらのセリフ。臨むところよ。(右手に一極集中して充填された魔力は空間を歪ませる程の量に。 唯我 「止まるな!そして成功を成せ!」(右腕にバチバチと光り輝くエネルギーが満ちる スクァーチェ (闇から火へ、火から闇へ。集極した魔力は循環していく スクァーチェ この技に詠唱はないわ。だってワタシの必殺技だから。昔からそう決まってるの。 唯我 (エネルギーは質を変え色を変え眩い金色へと輝きを増す スクァーチェ (サキュバスの翼で飛来し、唯我の眼前に迫る! 唯我 羨ましいもんだね!オレには昔から決まった必殺技なんて無い! スクァーチェ なら今から考えればいいじゃない! 唯我 だが、今もなお響く天の声!そいつがオレに授けてくれる!! 唯我 いくぜ!!必殺!!(光の中からその手に握られる黄金のまさかり 唯我 黄金衝撃(ゴールデンスパーク)!!!!(スクァーチェに空中で打つ真っ直ぐな一撃 スクァーチェ 吠え面かきなさい!!(スクァーチェの右手に集まった魔力が一気に爆ぜ、莫大なエネルギーと化す。 スクァーチェ バニング・シャフト! 唯我 (空中でぶつかり合う膨大な魔力とエネルギー スクァーチェ (金色と闇炎の爆裂エネルギーが相打ち……、 スクァーチェ (そこで通りの大時計の鐘が鳴る。 スクァーチェ (りんごーん、りんごーん、りんごーんと。 唯我 っっっぐ!!(激しい光の中から吹き飛ぶ人影 唯我 (吹き飛んだ勢いのままに乗り捨てられた水上ボードに不時着 スクァーチェ あら無事なの…残念ね。(といいつつぶすぶすぶすと体から煙を立てている スクァーチェ (そのまま体勢を崩しながらも地面に着地 唯我 (その力を推進力に坂道をゆっくり逆走して降りていく水上ボード 唯我 ・・・(水上ボードに寝そべったまま右手を上げて 唯我 (親指を立てる スクァーチェ あいるびーばっく、ということなのかしら…。(手を振る スクァーチェ 分からないけど、楽しめたわ。 唯我 (そのままボートはゆっくりと街の外へと進んでいく 唯我さんが退室しました スクァーチェ さて…アタシは…(ぽんぽんと衣服の裾を払い スクァーチェ コーヒーでも飲んで帰りますか。(先ほどのカフェに入っていく スクァーチェさんが退室しました
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渦明さんが入室しました 渦明 (王神帝協業特設施設 フォーデンズ・ホロセウム 渦明 (観客席を折り、施設内廊下 ――照明が控えめで、やや薄暗い 渦明 (ひとけの無い階段裏にて。2人 唯我さんが入室しました 渦明 …… (後ろに振り返って 唯我 ハッ!こんな所まで連れてきて一体どんな話をしようというんだ? 渦明 …想像は付きませんか? 渦明 突然、あんな情報が出てきて……誰も唯我さんに何も言わなかったのが不思議なくらいでしたよ。 唯我 ほう? 唯我 ならば、結衣の話か。 渦明 はい。 唯我 無理もない。「貴族の隠し子」など厄介な問題に首を突っ込むような奴などそうは居まいよ。 渦明 …ええ、ですが、単刀直入に聞きます。あの話は本当なんですか? 唯我 ほう…さぁ…どう答えたものかな。 渦明 …結衣ちゃんが、王神帝家……否、「唯我さん」を絶対視してる事は知ってます。 渦明 でもそれはまあ、うちの地元じゃ、大なり小なり皆そうですから… 唯我 「隠し子」やら「隠し妹」やら、その隠し事をされていたオレに真実を聞くとは… 唯我 ここでオレが「そうだ。」と言っても「違う。」と言ってもそれが真実というわけでは無いんじゃないか? 渦明 …次期当主である貴方が、本当に何も知らないって? 唯我 だからこそ。だろう? 唯我 一番隠さなきゃいけない相手にバレてたら隠し事でもなんでもない。 唯我 ハッハッハッ!もうバレたがな! 渦明 ………。 …そうですか。 唯我 しかし、何だ。 唯我 何故、そうも気になる? 渦明 ……… ―― それは。 渦明 ……それが真実なら、貴方の家を、心の底から軽蔑するからですよ。 唯我 ハッ、勝手な想像で嫌われたものだな? 渦明 …… 自分は、結衣ちゃんの事を、…人より少しだけ知っています。 唯我 あぁ、だろうよ。 渦明 … … それは彼女の赤子の頃についてです。(そう、それは、うんと昔、自分もまだとても小さかった頃の記憶。 唯我 …ほう? 渦明 (家は交番を兼ねていた。夜遅く、深刻そうな様子で話していたのは、自分の父親と――近所の魚屋の若夫婦。 渦明 (…あまり聞いてはいけない話なのかもしれない。…そうどこかで思いながらも、彼は閉められた扉越しに、くぐもった会話を耳にした。 渦明 ……渦潮に攫われ、港に打ち上げられ、魚屋の夫婦に拾われて育てられた子ども。 渦明 …それが彼女です。 唯我 うむ。 唯我 だから軽蔑すると? 渦明 王神帝家が彼女をそうしたと言うのなら、そうですね。 唯我 さぁてな。 唯我 渦明よ。 渦明 …何です? 唯我 真実は誰にもわからない…ということにしておくが、 唯我 何だ、「赤子が渦潮に飲まれて生き延びるはずがありません。」 唯我 「それにその力、その体、どう考えても海の亜人ではないですか。」 唯我 「勝手に貴族の名を名乗るな!不届き者め!」 唯我 と、 唯我 喚き叫ぶオレが見たいのか? 渦明 ………。 はっきり聞いておきたい事は、あります。 唯我 なんでも聞くがいいさ。 渦明 貴方が結衣ちゃんを、どういう風に見ているのかです。 唯我 ふむ。 唯我 さあて、聞けとは言ったが、困ったな。 渦明 静観だろうと放置だろうと、自分としては、彼女が傷付かなければそれでいい。 渦明 …ですが、貴方自身が本当はどう思っているか、は、…きちんと知っておきたいですね。 唯我 そうだよ。そこなのだよ。 唯我 貴様自身が結衣と結婚してオレの家を乗っ取ろうというのであれば、 唯我 それなりの回答を用意するのだが… 唯我 そうではない。 渦明 付き合いたての彼氏がいますしね? 唯我 が、答えは知りたい。 唯我 怖いもの知らずは怖いな? 渦明 はは、買い被りすぎですよ。(ハハ、と 唯我 オクターンじゃそう聞かんが、キットルではよくある事だろう。 唯我 宝くじを当てた途端、誰知らぬ親族が現れたり、 唯我 遺言状のない大金持ちが死んだ途端、隠し子が発覚したり、な。 渦明 自分は――……(「…魚屋夫婦の娘さん。あの小さな女の子がいるだろう」 唯我 その手の話は基本的に双方言ったもん勝ちだ。 渦明 (「あの子に優しくしてあげて。――守ってあげるんだよ。鳴清。」 渦明 ………言い付けを果たしたいだけなので。 唯我 ふぅ。 渦明 (…親に言われた事を守り通したいだなんて。…この人聞いたらバカだと思うかな。 唯我 なら尚更だ。答える事は出来ないな。 唯我 オレがどう思おうが、真実がどうであろうが、勝手に守るのだろう? 渦明 はは、らしくないほど秘密主義なんですね。 唯我 ハッ? オレほどの秘密主義はそうは居ないぞ?(笑い 唯我 天の声は時に不都合な真実でも勝手に響いてくるからな? 唯我 その全てを全員に開示していてはいらぬ闘争も招きうる 唯我 貴様の「知りたい理由」がソレなら、教えてやる義理は無いって訳さ。 渦明 ………一応、誤解の無いように伝えておきますけどね。 渦明 俺に、お前の家を脅かそうなんて魂胆は無いですよ。 ――いくら王神帝家が俺の家をめちゃくちゃにしたんだとしても。 唯我 ハッ?今、それを言うか。 渦明 民は、町は、 あなたの隆盛を望んでいるからです。(目瞑って両手開いて 渦明 …だって気分悪いじゃないですか。何も言っちゃいねぇのに乗っ取りだの言ったもん勝ちだの。 唯我 ふ。それもそうか。 渦明 疑われた分は弁明をする。そんぐらいの事です。 パイソンさんが入室しました パイソン ――戸籍上、王神帝家としては登録されてないな。(双方の後ろから声 唯我 そんな事はとうにわかってる話だぜ? 渦明 ――。 パイソン 在籍状は八百屋の娘。 何なら塩基配列も調べるか? 面は似てないが(ん?と肩を竦め 渦明 …パイソンさぁん?(幾らかいつもの若造くさい調子に戻る パイソン (ハンドポケットのまま近づいて来て 唯我 はぁ、パイソンよ。そんなんだから空気が読めないオッサンって言われるんだよ。 パイソン 何だ妬けるな二人して? イチャイチャするなら誘ってくれないと(片方取り出し、唯我の胸をトントンと 唯我 誘う道理が無いな? 渦明 ホントにー。そんな愉快な集まりに見えました?(ハハ、と 唯我 誰だって遊ぶ種目とその相手は選ぶだろう?今日はその日じゃないって事さ。 パイソン あるさ。(通り過ぎ、渦明の隣で振り返って唯我と対峙 パイソン 約束したろお坊っちゃん。お互い隠し事は無しだって。 パイソン ……まぁ、よっぽど除いて、って話だが。 今回がそうか? 唯我 ハッ、真実を知りたがるね。どうも。 パイソン 例えばだ。(そうだな、と両手ポケットのままで 唯我 答えは変わらんさ。 唯我 次期当主である当人のオレにはわかるはずもないし、 唯我 わかってても、おまえらには教えもしないさ。 唯我 結衣と結婚して家に来たいって言い出したら話は別だがな? パイソン なるほど。拗らしてるな(肩竦めて渦明に 渦明 ぁー…はい。 渦明 駄目ですねこの人。 パイソン いやただまぁ…そうだな。 唯我 やれやれ。どうしてそう乙女の秘密を暴こうとするかね。 パイソン そう答える他ない。そうだとしたら? 渦明 そんな気取った心理で動いてねえくせに。 パイソン 責任者としては当然だよな? パイソン 真実はどうあれ、誰が何と言ったとして、事実と向き合わなくちゃーならない。 唯我 ふぅ。なんと言おうが答えは変わらんさ。 パイソン 強がるなよ。別に取って食おうとしちゃいないさ。 パイソン 実際何も知らないんだろ? どうだ?(ん?と 唯我 ハッ、尋問を続けるなよ。この話は終わりだ。 渦明 ……。 渦明 結衣ちゃんの事、好きですか? 唯我 ふむ。 渦明 それも「教えはしない」ですか? 唯我 いいや、答えるよ。 唯我 いつも怒られる答えをな。 唯我 オレはこの世のすべての女性を愛しているし、 唯我 王神帝結衣も魚住結衣も、どちらであったとしても、 唯我 彼女が真の妹であっても、そうでなくてもだ。 唯我 大切なクルーだ。好いているよ。 渦明 …… 解りました。 唯我 満足か? 渦明 思ったよりマトモな答えが聞けて安心しましたよ。 渦明 ええ、満足。そういう事にしときましょう。 唯我 ハッ、オレは常にマトモだぞ?(笑って 渦明 さっきまで思考停止コピペ野郎でしたけどね? 渦明 でも、最後のは違いましたから。 唯我 よく言う。踏み込んでは傷つく領域があるだけの話さ。 唯我 彼女を傷つけたくないのは貴様と一緒だろうからな。 渦明 ……。そーですね。 パイソン ……(概ね図星ってことか?それ。 唯我 しかしお前、二股するつもりがないならほどほどにしておけよ? 渦明 はい?(自分?と指差して 唯我 あぁ。 渦明 …家族でも、恋人でもないのに、…ですか。 渦明 妹みたいなモノなんですけどね。 …まー、通じにくいとは思います。 パイソン ……。男だけの会話だ。この際二股は置いとくとしてもだ。 渦明 そこ置きます?(思わず パイソン 5mの高さから水面に叩き付けられたら相当痛いぞ。 ……そういう話じゃなく?(ん?と 渦明 それは何やらかしたんです?全然有り得る話ですけど! パイソン 何、おじさんちょっとジョークに失敗してね。(うんうん、とちょっとバツ悪そう 渦明 それは命があって良かったですねぇ……(ハハハと 唯我 ま、綺麗な女の子だし、傷つけん傷つけん言いたくなる気持ちはわかるが 唯我 彼女の場合は、オレ達が傷つかない方にも気を使った方が良いのかもしれんな? 唯我 今は治療室で彼氏くんと一緒だろうが、 パイソン おいおいいつものシェイクスピア風はどうした? 唯我 病み上がりにはご機嫌に気を付けないとな? 渦明 まぁ、物理なら寝りゃ治るじゃないですか?(これやられた事ある人の発言だ パイソン ハッ彼女は! 彼女は可憐ではあるが〜!(雑な真似っ子 パイソン ……それが本心なら最初に言ってくれよ。 渦明 ま、あの娘については同じ事やってもOKな時はOKだし、駄目な時は駄目です! 渦明 確かにその、今のテンションどうしたって感じですね? パイソン 隠し事なし。あられの無いバカ話も。男同士なら、な? 唯我 (などと他愛もない話をしながら、 唯我 (王神帝結衣、あるいは魚住結衣の問題は一旦解決。いや、棚上げされた。 唯我 (しかし、 唯我 (真実はいつもひとつ。 唯我 (頑張れ。僕らの名探偵。 唯我 (オリグ・アルネ・オクス! 唯我さんが退室しました 渦明 …… あのー、所でパイソンさん。 渦明 さっきの話、いったいどこから聞いて……?(微妙に^▽^顔になりながら パイソン ……。高笑いで去るの好きだな。 …何?(振り向き パイソン …………。 パイソン おっと時間だ。もう行かないと(言ってから腕時計見て 渦明 ……はぁい。 自分も、らしくなく真面目な話して… パイソン ランデブーの邪魔したな。ほら(肩ポンポンした後、何か名刺を渡す パイソン (近くのバーの紹介名刺だ。 渦明 ……、、(半目で名刺受け取り) 渦明 ……自分、飲めませんけど… パイソン ここの警備システム止めるのも楽じゃないんだ(続きはこっちでな、と言うと歩きだす 渦明 ……。 はい。(妙に静かに返して、パイソンに続いて歩く パイソン グレープフルーツでいいか?(スマホポチポチ弄り……警備システムを正常再開 渦明 はい。割と何でも。(はは、と笑って パイソン 可愛い子を呼んでもいいが……ま。それは今度だな(言いつつ通路の向こうへ パイソンさんが退室しました 渦明 ゃー、そういうのは…… 渦明さんが退室しました パイソンさんが入室しました パイソン (――その夜。 フォーデン某所のバーにて。 渦明さんが入室しました パイソン (喧騒止まないフォーデンにしては珍しく物静かで、大人の隠れ家風の呑処。 パイソン ギムレット。 それと彼は運転手だから――グレープフルーツジュースを(店員に申し付け パイソン ……本当に呑まないんだな?(ソファ席に背を埋めて。 もちろん運転手なんて出任せだが。 渦明 (慣れた様子のパイソンの向かいで、店内を少し見回し 渦明 はい。めちゃくちゃ寝ますし! ……それに、 渦明 酒にはあんまり良い思い出が無くて……(たはは、と困り笑いで パイソン (そして運ばれてくるグラスが2つ パイソン なるほど。 狼になっちゃうわけだ? パイソン 何、昼間は清廉潔白、理知的な男だったとしても 夜ぐらいはネクタイを外しても許される。 パイソン ボクみたいにね? 乾杯(グラスを傾け 渦明 …やー、そんなそんな。(はははと 渦明 ぁ、はい。乾杯です(カチン 渦明 いやぁ、しかし、こんな洒落た店に来る事ってなかなか無いので… パイソン (透る硝子の音、 グラスをくいっと呷る パイソン ――、、。 ふぅ、仕事の後は美味いな。 渦明 作法とかあったら教えてくださいね(小声でコソッと パイソン 何だ。 あんまり遊んでないのか?(意外だ、とでも言うように 渦明 (自分もグレープフルーツジュースを煽り 渦明 ああいえ、酒場とかには行きますよ。でもほら、基本、オクターンですし。 パイソン 作法も何も、落ち着いていればいい。 ただそれだけだ。 渦明 バーっていうより……酒場ですよ。はい。 渦明 なるほどー。(ほーう。と パイソン 何があっても自然を装う。 大物感を出すんだ。 そうすれば大体イケる。 パイソン ……。 口説き方の話だな? 渦明 はは、そーゆー話多いですよね。女の子好きなんですね?(笑って パイソン 愛に飢えててね?(オーバーに肩竦めて 渦明 へぇ〜〜 パイソン まぁ”彼”ほどじゃないかもしれないが。 パイソン ……昼間のあれはちょっと肝が冷えたな? 渦明 ……? それは… 渦明 …… はは、すみません。変な所に居合わせさせて。 パイソン 気にすることない。 同じ船に乗ったもの同士だしな? パイソン 君の尻が無事で良かったよ。 渦明 はい?(?? パイソン 流して(はは、と。 備えで出された別グラスより、フライドパスタを一本取って パイソン それより、唯我のお坊ちゃんも困ったもんだな。(パリっと一口 渦明 …はい。…一応言っときますけどそっちの気は無いですからね…? 渦明 、……ああ、……そうですねぇ。(思い返し パイソン おいおい、あったら逆に振らないだろ(ははは、と パイソン まぁま、そうだな……あんな言い方しなくても良いのにな。 あの……何だ。サンガルの。 スフィンクス?じゃあるまいし 渦明 あー、そういう感じでしたね。偉ぶった警備システムみてぇな。 パイソン ……(パリパリと パイソン ……ま。分からんでもないんだ。うん(思い返し……しょうがないなぁ、とでも言う風に 渦明 ……まあ、冷静に話せないと解ってて突っ込んだ自分も自分です。(はぁ、と 渦明 そんでも、聞かずに居られなかったんですよね…… パイソン ……生きるってことは、影響を与える、ってことだ。 パイソン 言わなきゃ良かったな、なんて後悔はごまんとあるが…(グラスを煽り―― パイソン (っふぅ、)――言えば良かった、と後悔するよりはずっと良い。 渦明 ……(グレープフルーツのグラスを手持ち無沙汰に揺らして パイソン 何も言わずに漬物石になるのは苦手な質でね。(うん、と パイソン 良いじゃないか。 冷静かどうかは二の次さ。な? 渦明 ……まあ、それはそう思います。けど… 渦明 ……態々揉める気なかったのにな〜、完全に要らん事言いましたわ(はぁぁ、と パイソン 気にしちゃ居ないさ。 メカブまみれにして転がしても翌日にはケロッとしてたぐらいだしな? 渦明 それはそれで何をなさっていらっしゃる?? パイソン ちょっとキツいの入れすぎてね(ははは、とグラス飲み干し――同じものをハンドサインで注文 パイソン まぁ、なんだ。その。 パイソン 例えばだ。 例えば…… 渦明 ……はい。 パイソン 図星だったり、触られたくない部分だったり、ちょっと目を瞑っていた話に触れられた時、どうする? パイソン かつ自分が言い逃れできない立場で、白黒証明を求められ、次の発言が事を大きく分かつ時。 渦明 ……。 パイソン ついでにいうと失敗も、許されない。(まいった話だよな、と運ばれてきたグラスを受け取り パイソン (喉を鳴らしてカクテルを一気に飲み干す。 渦明 ……それで、触れづらい事は放置ですか。 パイソン ……強がるしか、ないよな。(はは、と自嘲気味に パイソン ぁあ、確かに煙に撒かれたな? いや、あれはボクのせいか……? パイソン いや何、フォローしてるわけじゃない。 事実ベースの話さ。(よいせ、と肘をソファーについて パイソン 意地貼ってたろ? アイツ(本人は否定するだろうけど~~と掌遊ばせて 渦明 …俺が求めてたのは、地元の大貴族、次期当主サマの解答じゃないですよ。 渦明 王神帝唯我一個人の把握してる現状と、心情を知りたかった。 渦明 まあ、それが難しい事だっていうのは分からんでもないですけど? パイソン ぁー……そうだな、作戦を練らないと難しいな(揚げパスタを摘んでフリフリ パイソン ゴシップ記者みたいに意見求めても、ああいう回答しか出ないんだろうな。 パイソン …まぁもう少し、ウィットに富んだ回答をしても良いとは思うけどね(ははは、と 渦明 まあ、もういいです。…個人的には、もう。 渦明 彼に、結衣ちゃんへの悪意が無い事は分かりました。それならもう。 パイソン ………。 渦明 それ以上踏み込んでどうにか、とか思いません。 パイソン ……。 軽いのなら呑むか? 渦明 …… ………… 渦明 ……寝床に運んで頂けるなら…… パイソン 何、得意技さ(指でチョイチョイして店員を呼び パイソン …、ああ。 オレンジベースで(パパっと注文し、下がってもらう 渦明 ……アルコール、苦手なんですけどね。ホントは。 パイソン そういう日もあるさ。今日みたいにな?(スクリュードライバーと言われる、ウォッカとオレンジジュースのカクテルが運ばれてくる。 渦明 ……時々頼りたくなって。 ……頼りたくなるのがまた忌々しい… 渦明 いいですか、ホント……ホント3秒で寝ますからね!(グラス片手に 渦明 (ぐいっと行きました! パイソン ああ。改めて乾杯。(どうぞ、と 渦明 ―――― パイソン ……ぁー 3秒か。 先に聞いときゃ良かったな。 渦明 (3、2、1、……… 渦明 ………… 渦明 ……はぁい? 何がです?(起きてる!? パイソン …………。 渦明 (いや……起きてるけど起きてない。目が据わってる。 渦明 聞きたいことってー。なんですかー?? パイソン ………成程。 3秒で寝るわけだ。 渦明 ねーてーまーせーんー?両目開いてんでしょーが… パイソン …………。(珍しく呆れの半目で見遣って パイソン ……どうしてそんなに彼女に拘る? 渦明 っはーーー。ったくもぉー! ……はい? 渦明 あぁ、結衣ちゃん?あーもー皆聞いてくんだよ。好きなの?とか恋なの?とか? 渦明 ンなんだったらとっくにどーにかなってるっつーの!成就にせよ破綻にせよ! 渦明 違うんだよ。全然違うの。……これは……約束だから…… パイソン ……約束。 渦明 あの子を守ってやれって…… まだ、 渦明 まだ、本当の警察官だった時の……両親との……約束だから…… 渦明 まあ、おふくろはもう空の上だし? 親父は呑んだくれて見る影もねぇけど? パイソン ………… 渦明 だ、か、ら、アルコール嫌いなんだよ! 渦明 脳やられた果てに人の頭ビール瓶で殴りやがって………仮にも元警察がよ…… パイソン …… 親父さんに、酒に溺れる何かが? 渦明 …………あぁ、そーですよ。 渦明 ……王神帝創我、当然知ってるでしょ。 パイソン ……。また懐かしい大物を出してきたな。 渦明 10数年前に改革的な治世を行い、オクターンの民の不興を買いまくった。 渦明 政治と民の間で板挟みになり、人々不興を一身に受けるのは………そりゃ公職の人間だよ。 パイソン ウチも当時は経済封鎖だの圧を受けたが……そうか、当時は公僕一体か。 渦明 当時は色々…本当色々あったよ。嫌がらせや暴動めいたものまで、激しくて…… 渦明 それで……おふくろの方が先に気を病んじまって。 パイソン …… 渦明 …身体悪くしてからは早かったな。……それで、親父ももう駄目だ。 渦明 …………、(カラン、とグラスを揺らして 渦明 ……「王神帝の所為でこうなった」とは言えないのかもしれない。 パイソン …………そうか…… 渦明 ……けど、 渦明 やっぱり、何処かで割り切れない自分も居て。 渦明 ……だから、元々確執あんですよ。……その上で話に行ったらそりゃああなるわ。(深々と パイソン なるほどね。 そりゃま、感情あって当然、か。 パイソン (彼におかわりのスクリュードライバーを頼んで 渦明 ……(据わった目でグラスを睨んで 渦明 ……こんなもんに逃げる奴は、嫌いなのに…… パイソン ……もっと早く、世界が繋がっていればな……(ぼそり、とボヤくように 渦明 結局俺も…… 渦明 ……眠りがソレって、だけなんだよな…………(グラスに指掛けて、すーっと引き寄せる パイソン ……君の睡眠症も、そこの確執が原因で? 渦明 ……さぁ。一応病院には掛かりましたけど。(2杯目行きました! 渦明 「原因不明」「恐らく心因性だろう」って…… ……心因性って何ですかね。 渦明 …ただ、最初にそうなったのは…初めて酒瓶で頭カチ割られた時かな…… パイソン …………そうか。 何だか、つい最近聞いた言葉だな。 渦明 ……どれだけ落ち込んでても、酒に溺れても、いつかは立ち直ってくれるって、 渦明 ……そん時までは思ってたんでしょうね。 パイソン (体ってのは、生命が、守護が癒やしてくれる。 パイソン (だが心ってのはそうはいかない。 誰かが治すか、自分で立ち直るか…… 勝手には、治らない。 パイソン その出来事が、君に深い傷跡を残した。 渦明 ……あぁ、もう壊れちまったんだな。これまでの平穏は、もうこの世には無いんだな。って。 渦明 ……夢でも見たくなったんでしょーかね。(どこか他人事のように パイソン ……頭に古傷は? 渦明 ……どーかな。自分じゃ見づらいトコなんで… 渦明 守護あるなら治ってそうですけど…(手で触れつつ パイソン ……もしまだ残ってるなら、綺麗さっぱり治してやるさ。 パイソン ただ、傷が治ってからだな。(うん、と続けて 渦明 ……。 パイソン おまけにふっさふさにしてやっても良いぞ? 昆布食うよりウチのバイオプリンタ技術のがよっぽど効果がある(軽口を笑いつつ 渦明 そこは間に合ってますー!今の所心配してないんでぇ(ぐで 渦明 (なんか本格的にぐでっとしてきた 体質的には実はそう弱くもないのだが、久々の飲酒に体がビックリしてる…多分 パイソン はは 確かに――と、(そろそろ限界か、と 渦明 …………ぁー、…(テーブルに伏せて パイソン (車を回してくれ、と店員に申し付けて 渦明 でも、ホント、ちゃんとしねぇと…王神帝との関係も…… 渦明 オクターンの、 渦明 警察官…………なんだから………… 渦明 (本格OUTだ……意識を手放していく パイソン ……(肩ポンポンと パイソン さて、と…… また力仕事か。(やれやれ、と 渦明 (――尚、こうしてとめどなく喋りまくったこれらを―― 渦明 (「目覚めた」彼は全く覚えていない。 渦明 (「だから3秒で寝たでしょう!?」そんな感じだ。 パイソン (――――翌日。 一同集う朝食バイキングの場でそのような声が上がり パイソン (「いやはや酷いもんだったよ! 酒呑んで絡んだらバターン!だ 3秒で!」 パイソン (「いやーまいったまいった。 なぁ、キミらも彼と呑む時は気をつけろよ?」 パイソン (「”ちゃんと背負って帰れるヤツだけ” 酒に誘うんだ。 いいな?」 パイソン (そんな発破があったというのは、また別の話―――― パイソンさんが退室しました 渦明さんが退室しました
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ECさんが入室しました EC 『EndlessCraft』 EC (有志の手によって造られた EC (いや、 EC (いまだ作り途中のカフェスペース EC (南大陸ジェネシス街における EC (やすらぎ(?)の拠点 EC (いわゆる喫茶だ ECさんが退室しました 唯我さんが入室しました 唯我 なるほど!(入店するなり大きな声 唯我 ここが“喫茶”か。いつの間に! 唯我 ハッ、店名をつけたもののセンスを疑う。いや、良い意味で。だ! 唯我 『Endless』の名を冠する喫茶をこの南にも創ろうというのだからな! 唯我 ここが”伝説の喫茶“などと呼ばれる日もそう遠くないだろう、 唯我 『Craft』という名も、新しい芽吹きを得たこの街に相応しい良い名ではないか! 唯我 ハーハッハッハッハ! 唯我 (上機嫌だ 唯我 (どんな細かなものにもやたら大層な名前をつけたがる彼は 唯我 (半分無自覚だが、 唯我 (ネーミングフェチというか、 唯我 (無駄にこう、テンションが上がるのだ! 渦明さんが入室しました 渦明 …ほーら、やっぱりあそこに居た。(峠の先―少し離れた場所から喫茶を見遣って 渦明 (唯我のクソデカ笑い声は遠くにもよく響くのだ 少年さんが入室しました 唯我 ハーッハッハッハ!(クソデカ笑い声を上げている イルミナさんが入室しました 少年 …じゃあ、あそこに行けば、唯我さん、…… 少年 「この街の新たな市長さん」に会えるんですね…? イルミナ (当人のせいで若干目立たないが、唯我の後ろに立つ影 渦明 あぁ、そうだよ。ははっ、すぐに見つかって良かったな。(少年に朗らかに笑い掛ける 子供にはやさしーのだ イルミナ 一切の娯楽や交流が禁じられていましたので……大きな一歩目、という事になります。 少年 うん…。 ぁ、その。ありがとうございます。 自治組織の、お兄さん。 イルミナ 『Endless』なる喫茶は、唯我様に馴染み深いものだったのですね?(何だか運命的です、と続けて 渦明 どういたしまして。 案内はここまでで大丈夫かい? 少年 は、はい!大丈夫です。…ありがとうございます!(ぺこ、と渦明に頭を下げて 唯我 ハッ、中央大陸では有名な喫茶の名前よ。 渦明 ん、それじゃあ此処で。 じゃあな、暗くならない内に帰るんだぞー(言い残し、少年に手を振って 渦明 (歩き去っていく 少年 (ぺこぺこと何度も頭を下げて見送る 渦明さんが退室しました 少年 … 少年 …チョロ。(ボソッと呟き、顔を上げて イルミナ (喫茶、といっても屋外野ざらしのテーブルがワンセット。屋根付きは提供用のカフェハウスのみ。 少年 (喫茶…オープンカフェ?に向かって歩き出す イルミナ (海沿いの丘にちょっとした公園があるようなものだ。そこに移動式のカフェが来たような規模といえば良いか。 イルミナ ……、(つまり、誰かが近付いてくる事に気付くのは イルミナ 唯我様、早速お客様が……?(容易とも言えるわけで 唯我 ほう?早速か。 少年 (カランカラーン…とか鳴るようなものも無く。普通に丘を上がって来る男の子 唯我 この組み上げ状態でも既に有名になっているようだな?…いや、早計か? 唯我 よく来たな!少年! 少年 (おずおず、と言った感じの自信無さげな表情で男の子がやって来る。年の頃は…10代前半くらいか? 少年 こ、こんにちは…(全体にモノトーンがかった色調。濃灰~薄灰のグラデーションが掛かった髪。 唯我 果てない創造の世界、『Endless Craft』へ! イルミナ ……。(その顔を見て一瞬あら?という表情をするが、すぐに頭を垂れて 少年 エンドレス・クラフト…それがこのお店の名前なんですね。 少年 あ、ぇと。 …その、すみません。いきなりやってきてしまって。(唯我と、イルミナを順に見遣って 唯我 左様! 唯我 何も謝る事などないさ。 唯我 そこに店あれば誰であれ歓迎する。 少年 この街の、新たな市長さんと… 少年 本当の市長さんだった人の、娘さん……ですね? 唯我 その通りだ。王神帝唯我。新たな市長となったその人だ。 イルミナ イルミナと申します。(肯定しながら改めて一礼し 少年 ぼ、ボク、ネツネって言います!(ぺこー!と頭下げながら自己紹介 少年 … ネツネ=ルインズベルト…です。 少年さんが退室しました ネツネさんが入室しました 唯我 ネツネか! 唯我 そして、 唯我 ほう。 唯我 ルインズベルト。 イルミナ ……! ルインズベルト…! イルミナ (やはり、と疑惑が確信に変わって 唯我 その名にはだいぶ聞き覚えがある。手痛い歓迎をされたばかりなのでな。 ネツネ … 、、そ、そうですよね。ルインズベルトは、この街の皆さんに宣戦布告をしたって… ネツネ で、でもボクは…!あなた達と戦いたいなんて思ってないんです!(ぎゅっと目を瞑って 唯我 ほう? ネツネ ボクは、その、お礼を言いたくて… この街と一緒に、ルインズベルトの事も救ってくださって、 ネツネ ありがとうございます……って、 そう、伝えたくて…… 会いに来ました。 唯我 あぁ、…なるほど。 唯我 しかし、海咲嬢ーいや、海咲と名乗る者にも礼自体は言われたのだがな。 唯我 それはそれとして争いは避けれないとの意見だったな。 イルミナ そう、ですね……そうでしたが……。 唯我 ネツネ。少年もか? ネツネ ……(困り眉で沈黙して)海咲ったら、そんな事を言ったんですね。あの子は自分に嘘が吐けないから… ネツネ …(首を振って)ルインズベルトも一枚岩じゃないです。あなた方と友和を図ろうと考えている人達だって、勿論います。 ネツネ 例えば、そう…。 この建物を拵えた人、だとか。 唯我 、なに・・・? イルミナ …!(イルミナは、旧ネシスの”住民すべての顔を覚えている” イルミナ (軟禁されていた彼女が何故、という話は今回の場では無いとして、最初に感じた違和感は 彼が街の者では無いからだ。 イルミナ そ、そうなのですね……?(それだけだと、信じたいのだ。 イルミナ この喫茶を興したのは、ルインズベルトの方だと聞き及んでおります。 ネツネ …うん。ボクの知り合いが、そういう話をしていたので… ネツネ しゃれおつなかーふぇーの第一歩だって…(言って屋根を仰ぎ見る シャレオツ…? イルミナ そして、ネツネさん、貴方も争いたくない、ということなのでしたら イルミナ この街も、店も、拒む理由は一つもない。 そう掲げたジェネシス、ですから(ですよね?と唯我に目線を ネツネ …!(瞳を輝かせて 唯我 勿論だ! 唯我 新しい街ではある。そうすべき、そう成すべき、そうなるべきと願いつけた名ではある! 唯我 だが依然ネシスでもある。ニュージェネレーションによるネシス!ジェネシスだ! 唯我 神宮寺の隠していた大遺跡“ルインズベルト”に気付かなんだのは己の失態と認めよう。 唯我 だが、ネツネ=ルインズベルトよ。 ネツネ …! な、なんですか…? 唯我 争わずとも、街を、平和を、友好を育む覇道を歩む事はそう難しくはないはずだ。 ネツネ ……… …うん。そう、ですよね… ネツネ …その為にも、ボク、皆さんの事をもっと知りたいと思ってるんです。 ネツネ 永い間すぐ傍にあり続けていたのに、決して交わる事のできなかった… ネツネ ネシスの…ジェネシスの、皆さんの事を。 唯我 うむ! であれば話は実にシンプルだ。 唯我 語り合い交じり合おう! この土地で! ネツネ はいっ。(にこっ。と子どもらしい笑みを浮かべて ネツネ じゃ、じゃあ。 早速なんですけど…市長さんに聞きたい事があります! 唯我 ハーッハッハッハ!!(クソデカ声で高笑いし 唯我 ほう? 唯我 なんだ! ネツネ 市長さんは、この街の……どういう『王』でいたいと思ってますか? ネツネ ぁ、王っていうのは例えなんですけど…トップとして、最も上に立つ人として… 唯我 世界の望みを聞き入れ、そして叶える『王』だ!(即答&断言 ネツネ …。ゎ。 イルミナ ……(『王』…… ネツネ すごいな、すぐに答えられるんだ…。 …(少し、間があって 唯我 当然の事よ。 ネツネ …叶えられると、思ってるんですか? 唯我 叶えるさ。 唯我 その為にこの王神帝唯我は生まれ、そして生きているからな!まさに天命であろうよ! ネツネ ……… ネツネ その言葉、(そんな言葉、 ネツネ 信じさせて…くださいね。(信じられる訳無いでしょ。 バッカじゃないの? 唯我 信じるが良い! イルミナ …………。 唯我 身近な者を疑って生きるほど、生きづらい生き方なんて無いんだからな。 ネツネ …ふふ、そうですね。(――あぁ。そうさ。あのジジイも最初は穏やかに取り入ってきた。すべて仮初の嘘だったけどね。 唯我 王神帝唯我を信じてくれることを切に願う!この街の新しい市長として君臨するからにはな! ネツネ (いきなり現れて、いきなり一番上に立って、全てを支配するヤツなんて、 ネツネ (てんでロクな奴じゃない。 ……オレは、知ってるんだ。厭って程に。 唯我 これで全てのルインズベルトと和平を結べれば願ったりだが、 唯我 そう簡単なものではないのであろう? ネツネ そうですね…。一枚岩では無い、と言った通り。 ネツネ 海咲(やオレ)みたいなに…新たな長による「支配」を…受け入れられない人達もいます。 ネツネ …でも!まずはお互いをよく知る事だと思うんです。(…海咲は自分に嘘が吐けないけど、オレは違う。幾らでも取り繕って、取り入って見せる。 唯我 良いだろう! イルミナ あ、あの!(意を決した声色で割入り 唯我 ん。 ネツネ …?(きょとんとしてイルミナを見上げて イルミナ で、であればその。そのですね。 唯我 どうしたんだ? イルミナ ネツネさんにも思う部分があるのは重々承知、ルインズベルトの皆様のことをまるで知らぬのも我々が今置かれた状態。 イルミナ ……立ち話も何ですし、何か呑みながら……は如何でしょうか?(控えめに、オープンスペースのログテーブルを見遣り ネツネ ……「喫茶店」……ですか?(つられて視線を遣って イルミナ …はい…! ネツネ …(おず、と2人を窺う)その、ボクは、もちろんいいんですけどっ… ネツネ …お金、払うんですよね? 少しは持ってきてるけど、こっち(ネシス)で使えるかどうか… ネツネ …通貨ってどうなってるんでしょう?(いそいそポケットから小さな財布を出して、小銭見せて イルミナ …、どうやら一緒のようですね?(覗き込んで ネツネ …良かった(ほっとして イルミナ ただ、ええと確か……はい、今はセルフ……実質タダ、でして(カフェ?の張り紙を手にとって イルミナ (「とりあえずのモノは置いといたから好きに使いなさいよ」的な事が書かれている ネツネ …そう…なんですね? ネツネ 本当に形だけ整えた…? イルミナ ここは肖り、いただくとしましょうか(にこ、と イルミナ 私、準備してきますので、お二人は先に席でご歓談ください(さぁさ、と案内して ネツネ …、あ、……うん。(手伝…と思うが、此処はお言葉に甘えて ネツネ ありがとうございます。イルミナさん。(ぺこ、とお辞儀をして、ログテーブルへと イルミナ (微笑んで返し、カフェスペースの方へ イルミナ (やがて、草原の青々しい香りにまじって、こうばしい香りが混ざり始める―― 唯我さんが退室しました イルミナさんが退室しました ネツネさんが退室しました
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イルミナさんが入室しました イルミナ (――某日昼下り。 イルミナ (兄と抜け出して見廻った街の活気は、それはもう見違えるようだった。 イルミナ (ラム肉頬張り帰路につき、証拠隠蔽……するほど何かしたわけではないが。 イルミナ (なので、不意であった。 イルミナ ――、はい。 イルミナ (小気味よいノックと共に、その男は現れた。 オレオルさんが入室しました オレオル 、ん(ドアを見遣る 唯我さんが入室しました 渦明さんが入室しました 唯我 (右手に花束! 左手に果物籠! 唯我 (無駄に大きな声を上げる登場時の謎の高笑いもなく! オレオル ――、ぁ。(そうだ、話には聞いていた。 唯我 …入らせてもらう。(普通の人間の音声で喋る 唯我 (ザ・お見舞いスタイルの新市長 渦明 どーも。こんにちは。お邪魔します。(そんな唯我の後ろ、開いたドアから顔を見せる イルミナ ――、唯我様。(きょとん、と オレオル …やあ、いらっしゃい!(ベッドの傍に立つ兄 2人を笑顔で迎え入れる 唯我 イルミナ…オレオル、(名を呼び、近づき 唯我 ・・・ 唯我 無事か? イルミナ 、はい。お陰様で(控えめに微笑み オレオル あぁ。明日には外に出ても良いそうだよ。(今しがた外に出ていた事は内緒だ 唯我 ・・・、、(微笑みに見られて、 唯我 そうか・・・。 渦明 …そうなんですね。それは安心しました。(はは、と 唯我 コレ、見舞いの品だ(オレオルに花束と果物籠を渡す オレオル 、ぉっと。 あぁ。ありがとう!わざわざすまないね。(受け取って 唯我 いや………「すまない」のはコッチの方さ。 オレオル ……え?(驚いたように 唯我 見舞いにも来れず、話も出来ず、…すまなかった。(イルミナにも、そしてオレオルにも 渦明 …(唯我の後ろで様子を見守っている 唯我 今日は見舞いと……それと、誠に勝手だが、話をしにきたんだ。 イルミナ ……。話、ですか……? オレオル …、それは……(すごく意外そうだ だってこれまでの態度とまるで違う 唯我 (そう。これまでの態度とまるで違う。 唯我 (クルーズではいざ知らず、ここジェネシスに来てから。なんならその前の旅から。オレオルにこんな態度は見せていない。 唯我 イルミナ、もう、本当に…無事なのか? イルミナ ………、 イルミナ 唯我、様…、……?(それは、あまりにも意外だったようで 唯我 … 唯我 無事なら無事に越したことはないが。 唯我 …何かあったなら、聞かせてほしい。 オレオル ……、。(心配そうに妹を見下ろす それは彼も聞きたかった事で オレオル (そして、決して妹の口から聞く事の出来なかった事でもある。 イルミナ …………。 イルミナ アーティファクトを。”廻廊”を奪われました。 イルミナ あれは、父の形見でもあり、私を永らく支えてもらっていたモノでもあります。 イルミナ それが無いのは………唯我様の助力を考えても………… イルミナ 辛い……ですね。(うつむき加減で 唯我 ………そうか。 唯我 「奪われた」んだな。 イルミナ ……。 オレオル ………、、それは、 オレオル 「誰」に……? イルミナ ……。(脳裏に浮かぶ。朦朧とした眼には、確かに――…… イルミナ ……ルインズベルトの方々、といえば良いでしょうか。 オレオル 、…! 唯我 嗚呼。 唯我 そうなんだな…………… 渦明 、……(やはりか、という表情で 渦明 …ルインズベルトの民が、イルミナさんを誘拐し、アーティファクトを奪った。…そうなんですね? イルミナ ………(無言。肯定ということだ。 オレオル 、、な、 そんな事が…… 唯我 うむ。 オレオル っ、そんな目に遭って…何故今まで何も言わなかったんだい?(苦しげな顔で イルミナ それは…………、、(苦しげな兄の表情を見て胸が痛む イルミナ ……夢の、為です。 オレオル 夢……? 唯我 言ってみて。くれないか。 唯我 その夢、言っただけで掻き消えるものではないかもしれない。 イルミナ ……(ゆっくりと、唯我を見る イルミナ ……。夢を、見ました。 唯我 どんな、夢だ? イルミナ すべての世代と、種族と、時代が集約する街。 イルミナ 古くからある臣民を護り、新たなる来訪者を受け入れ イルミナ ………ルインズベルトに住まう人々も、救う。 渦明 ………(――「全ての世代<ジェネレーション>が、共生する起源<ジェネシス>にしたい。 それがオレの・・・」 唯我 ……… 唯我 だから…ルインズベルトに襲われた事実を話したくなかった、か。 オレオル ……唯我くんの、……否、唯我くんの理想の為に、か。(深々と息を吐くような声で 唯我 その為に…自分を襲ってきた者さえも救いたいだなんて… イルミナ ……一度は鎖の海に沈んだ人生でした。 イルミナ そこから救い上げて、照らして頂いたのは他の誰でもなく…… イルミナ 唯我様、貴方です。 唯我 ハッ・・・・・・・・・ 唯我 お見舞いに来たつもりが、こちらが元気づけられるとはな。 イルミナ ……。ただ、そうですね……中々に茨の道かもしれません。 唯我 オレはオレの野望を叶えたかっただけだ。 唯我 ネシスを救ったのは偶然にすぎない… イルミナ ……。 唯我 そう、思い過ごしたかったのだがな。 唯我 イルミナ、先程語った夢は掻き消えやしない。させないと誓おう。 イルミナ ――、。 唯我 そうまでして秘匿した姫様<きさま>の覚悟と感謝に報いねばなるまい。 唯我 ネシスを救ったのは偶然ではなく運命。(イルミナと、そして道中連れ添ったオレオルを見て 唯我 全ての世代<ジェネレーション>が、共生する起源<ジェネシス> オレ達の夢の街。 唯我 …イルミナの星遺物を取り返し、ルインズベルトの侵略を退け、ネシスの民を救い、新世代を迎い入れ、その上でルインズベルトをも救済する! オレオル ………、唯我くん…。 イルミナ ……言葉にすると、何だかとても欲張りですね?(微笑み イルミナ でも、ええ、だからこそ。唯我様の口から聞けて、良かった……。 唯我 なんてことはない。オレ自身口にするのを憚っていた臆病者だっただけだ。 唯我 オレが不幸にさせてしまった町民に散々背中を押され、オレが救えた町民と話せて、ようやく覚悟が決まっただけの事。 渦明 ……(腕組み半目で見守る、かつての町民) まー。 渦明 そうして口に出して、次は。どうしていくのか、ですね? 唯我 流石だな。しっかり詰めていく。良いだろう。 渦明 たりめーですよ。 渦明 そもそもあんたがハッキリしなかった所為もあるでしょ。イルミナさんが声を上げられなかったのは。(火の玉 唯我 あぁ、その通り。二人揃って襲撃者を救いたいだのおめでたい結論を持ち出すとは夢にも思うまい。まるで夢のようだからな。 唯我 そして、ルインズベルトの不意な誘拐能力が明らかになった以上、防戦は出来ない。 オレオル …、という事は… オレオル 此方から、仕掛ける…という事かい? 唯我 嗚呼。 イルミナ ……。 唯我 突入ルートを確保して、堂々と和平交渉と行こう。 オレオル …そうか。 ……そうなの!?(驚いて 明らかに声色がホッとしてる 唯我 最悪戦闘になってもアチラでの戦闘なら、コチラが気をつけさえすれば非戦闘民は巻き込まい… 唯我 とはいえ、オレオル。この作戦には重要な欠点が1つある。 オレオル 、然し。 イルミナの”廻廊”以外にそう向こうに渡る手段なんて… …? 唯我 そう。その手段を探すしかないな。このジェネシス内、あるいは無数のルーインズの星遺物から…! 渦明 … あ。(何か思い出したように 唯我 どうした?渦明 渦明 あー。 …まだ確認中なんですけど、あるかもしれねぇです。 手段。 唯我 なん…だと…? オレオル うっそ!? 渦明 あのー、呪喜さんにあてがった部屋。覚えてます?唯我さん。 渦明 あそこにある大量の骨董品、呪喜さんとルストさんで調査したみたいなんですよ。その中に… イルミナ ……、そこに、解決の糸口が…? 唯我 ほーう! 流石だな、あの二人、もうそこまで掴んでいたのか…!? 渦明 はい。神宮寺が利用してたであろうアイテム群の中に、転移装置らしき物があったと。 唯我 ハッ、話が早い! オレオル そ、そんな事ある…? …いやまあ、そうかぁ 唯我 神宮寺本人がルインズベルトを行き来していたんだ。考えても見れば当然の事だな。 オレオル ああ、彼自身に特殊な能力は無かったと聞くし。何らかの道具で自由に出入り出来たのは然るべき…という事なのかな。 渦明 んですね!呪喜さん達も「なんかめんどそうなんで好きにしていっすよ」って感じでしたし、今は警察預かりになってます。 イルミナ ……つまり神宮寺が当初に用いた、ルインズベルトを攻略したアイテムを使う、と…… 唯我 そう!決まりだな! オレオル いやぁ…渡りに船、という感じだねぇ…(ほぇー、と 唯我 …突入メンバーを編成し、警察署に集合。突入し、交渉を開始する。 渦明 ですね。なるはやで。 …人選はどうします? 唯我 オレが決めて招集しよう! すぐとなると揃わぬ者もいるが、今いるベストメンバーで臨もう 渦明 了解です。 頼みましたよ。(ん、と笑って 唯我 というわけだ。 唯我 イルミナ、オレオル。 イルミナ ――、 オレオル 、 唯我 すまなかった。そして、感謝する。 唯我 オレたちの夢の街のため、この作戦に同行してくれ。 オレオル 、……あぁ。 オレオル 僕達にも…協力させておくれ。このネシスの……否、ジェネシスの街の為に。 イルミナ (同じく頷いて 唯我 …よし。 唯我 ありがとう。では、また、後ほど会おう! 唯我 オレは他のメンバーを招集してこよう! 渦明 じゃ、自分も。 件のアイテムの準備や手続きやらしないとですからね。 オレオル ぁぁ、そうか。 …ありがとう、唯我くん、渦明くん。 渦明 礼には及びません! この街の一大事ですから。(笑って、ね、と唯我に 唯我 ああ。オレたちの街の為だ。(渦明、オレオル、イルミナに、笑い 唯我 オレたちの夢の街は、これからだ!!! 唯我さんが退室しました オレオルさんが退室しました 渦明さんが退室しました イルミナさんが退室しました
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唯我さんが入室しました 唯我 (セントラル公園夜 唯我 はぁ・・・はぁ…はぁ…っ、クソ… 唯我 (乱れた息と重そうな足取り 紫水さんが入室しました 唯我 (鉄粉を肩口にまぶした様な模様 紫水 (遠くの鉄塔に佇む不穏な影 トレンチコートとニット帽の包帯ぐるぐる男。 唯我 噂通り物騒だな、セントラル… 唯我 闇造船工場1つ視察するのにこんな厄介事に巻き込まれるとは… 紫水 …ム。あの人影は。 紫水 ……(様子を見ているようだ 唯我 (自由気ままなボートマンとしての登場が多い唯我だが、 唯我 (当然彼にも為すべき仕事等はある。 唯我 (いや、それすらも彼の興味本位なのかもしれないが。 唯我 オクターンで造船業を営む商人に成り下がったオレの家系じゃ、ライバルの視察も日々の生活の糧… 紫水 ……私が乗り合わせるべきクルーズの主催者。王神帝唯我。 唯我 それがオクターンに毒をばら撒く工作船を作ってる工場とわかっちゃあ潰さないわけ無え… 紫水 ……くっくっく 紫水 …ハッハッハッハ!! 紫水 …全ては我が導かれし目的のために。 唯我 あ?! なんだこの高らかな笑い声は!?(周囲を見渡す 女性さんが入室しました 紫水 …ム。気づかれた、だと。 女性 はっはっはっは!!(続けて高らかな笑い声が聞こえる 紫水 …ム。 紫水 (続いた高らかな笑い声に乗じてこそっと隠れる 女性 おっと。色調整が必要だね?私は気の利く入室者だからね。(何か言ってる 唯我 ハッ! さっきの残党か? オレを追って復讐に来たのか? 女性 (夜の広場、中央公園にいつの間にか現れている。 モッズコート羽織った女の姿。 女性 おっと。満身創痍の大ピンチで目が眩んだかい?(ひょいひょいと唯我に歩み寄る 女性 つい先日面接に通ったばかりのこのご顔を!見忘れたかい?次期雇用主様! 唯我 なんだ? 違うのか?(歩み寄る女性を視認して 唯我 いや、そもそも敵じゃあ無いと来たか、あぁ、なるほど。お前はーーー 女性 あぁ。敵じゃないよ? 雇用主様が頑張って走ってるのを眺めては居たけれど。 女性 あと笑い声が聞こえたからついつられて笑ってはみたけれど。 紫水 …あれは、何奴。 女性 そう私は、覇海進轟天号万能雑用係。――を、近々務めさせて頂く予定の人間。 唯我 そう、お前はーーー 女性 まぁまぁ長い名前はあるが『ルスト』と。ひとまず今はそう呼んでくれよ。 ――まあこの呼称も本採用で変更されるかもしれないがね! 女性さんが退室しました ルストさんが入室しました 紫水 ルスト…だと…。 紫水 知らぬ。 紫水 まあいい…全ては我が剣フオンチュウの導くままに。(長めの刀を鞘から取り出しじっと眺めている 唯我 あぁ、そんな名前。そんな名前だったな。 唯我 して、遠路遥々夜分に主人の元まで高笑いを届けるとは大した忠義だが、 唯我 まさかその笑いを届けるためだけに現れたのではあるまい? 用件はなんだ? ルスト うん?何やら負傷中の様子じゃないか雇用主様? まあ契約期間はまだ先だし、特に助ける義理は無いんだけどね? 唯我 心配には及ばん。ちょっと都会のチンピラと戯れていただけだ。 ルスト まあこの先に治療設備併設施設があるからブチ込まれて来ると良い!と言いに来ただけだね(はっはっは ルスト 都会のチンピラは随分血の気が多いのだねぇ。 わかるよ。シドリー生まれだしね。 紫水 フム。(ことの成り行きを見守っている 唯我 治療施設…「伝説の喫茶」の事か。 唯我 なるほど。確かに治療施設という見方も出来なくはない。 ルスト そう、それだ。この公園を抜ければ直ぐだよ。 唯我 …ふ、そうだな。 唯我 このぐらい大した事はないが、せっかくの誘いだ。断るのも無下というもの。 彗星さんが入室しました 唯我 行くぞ。(ルストの隣を歩いて、喫茶へと向かう 彗星 (遥か東方より夜空を切り裂いて飛翔してくるもの…流れ星? ルスト まあ私が可能なのは一般的戦闘人並の応急処置さ。医者とかナースとかその辺には及ば―― 唯我 全く、退屈しない街だな。(眩い光に自然と空を見上げる 彗星 (否、ヴァースにおいて天体は天に描かれる模造物。 それが実体を伴っていると云うことは―― 彗星 (広場中心に着弾! それなりのクレーターを作るがアルマゲドンというわけでは無さそうだ ルスト ――ぉぉう?(眼前で起こってる事に対して、そこそこ地道なリアクション 紫水 フム。……不穏なり。(腕を組みながら鉄塔から見てる 彗星 (砂煙の中、何やら物陰の動きが 唯我 (クレーターの硝煙に紛れ、微かに笑みを浮かべる 彗星 『此方は――セントラルとは、成程。 闘志任せに翔べば自明の理というわけか。』 彗星さんが退室しました 男さんが入室しました ルスト 何だい何だい? 『伝説の喫茶』のお客かな? ルスト それとも『伝説の喫茶名物』かな? 男 さてな。”下に降りる”のは久方ぶりだ。どのように形容したものか。 唯我 空から流れ星と共に登場とは随分と期待させてくれる。 唯我 都会のチンピラよりも大層高明な存在なんだろう。何者か? 唯我 天の声を全て聴く我が身に何か用か? 男 (やや高身長だが、人並みの男。 筋骨隆々ではあるが、人外というわけでもない。 男 (癖気味の髪、頬まで下がる前髪の間から、紅い瞳が唯我を見る 男 (黒系の……道着か袈裟にも見える、ボロボロの和装。 男 何、手慰みに武術の真似事をしているが己を捧げるほどでもない。 男 高存とは程遠い者だ。 だがしかし――貴様は知っている。知っているぞ。その気配。 ルスト うーん。よく分からないけど『名物』寄りに見えるね!(一人で言って納得 唯我 気配? ハッ、何だと言うのだ? 紫水 ………… 男 その血、「王神帝」で間違いないな? 唯我 王神帝唯我。生まれがながらにして天を統べる定めに生きる者の気配でも見えたか? 男 フン――それは、それは(ゆっくりと、構える。 ルスト うん。コレは名物だ。完全に名物だね。 (言うなり サッッッと猛烈な勢いで姿が後退している 男 王神帝の血、そしてその侍女ともなれば手練は必然。(殺気…? にも似た、純粋な闘気が唯我とルストに”宛てられる” ルスト (何時の間にかベンチに座って)王神帝をご所望という事なら悠々と観戦――… って私もか!(宛てられたソレを感じ、変わらぬ笑顔のまま 唯我 ハッ!心地良い。(闘気に当てられ笑みを浮かべる ルスト そう、手練というならそうだね。私はさっきからもう一人手練の気配を感じているんだけれど? ルスト どうかな!そこの鉄塔の民!(雑にそっち向いて 唯我 セントラルに沸くイカレた戦闘狂人ではなく、わざわざオレの血を目掛けて空から舞い降りて来たんだ。 唯我 このオレが歓迎しないわけがあるまい。 男 (闘気は遠方の紫水にも宛てられる――足元が痺れ、腹の底に這いずり回るような、蛇か、獣でも喚ぶが如く ルスト 気配の圧し殺し方は見事なものだが、その刀錆の臭い!気付かないとお思いでか?(鉄塔の方に 紫水 ム。バレていたか。 ルスト あぁ。高笑いしてたし。キミ相当やれるだろ? 紫水 刀錆の匂いとは落ち込む。手入れを行ったことはなかったつもりだが…。(しゅたっと鉄塔から降りる 紫水 …戦うというなら受けて立とう。だが、お前を倒すためではなく、そこの男を守るため、だ。 紫水 今殺されては困るのでな。 ルスト それはとりわけ私の鼻が利くという事さ。鉄と油に関しては殊更ね。 男 ――夜の公。手練が揃うともなれば。(結我、ルスト、紫水と意識配せをして ルスト うぅーん、正統派なバトルは不得手なのだけれど。ああだこうだ言ってもいられないか?(よいしょ、とベンチから立ち上がって 紫水 …参る。(刀を構えて 唯我 事実上3対1になる事もあるだろうが…まぁ、恨むな。 男 今更名乗る虞もあらば。 字は天倪<あまがつ>。 名を錬<れん>。 唯我 それをさせるのも王神帝の度量よ。 唯我 天倪錬。良い名だ。オレ程ではないが。 男さんが退室しました 天倪さんが入室しました 天倪 天樹の守護を捨てた、破戒僧なれど(改めて、じり、と拳を構える 天倪 ―――いざ。 紫水 主は「手慰みに武術の真似事をしているが己を捧げるほどでもない」と言ったが、 唯我 今宵も天の声が我が力となる。ーーーいざ。 紫水 武に一生を捧げた男の太刀を受けるがいい…唸れ我が剣、フオンチュウ。 天倪 (大地に亀裂が奔る―――より捷く! 超絶な踏み込みで接近>唯我 紫水 (急加速して地を駆け接近する。言葉に偽りはなく生まれた頃から戦いに身を投じてきた熟練とさらに天性の才覚を感じさせる動き 紫水 (接近とともに刀による鋭い突き一閃 ルスト 立ち上がったがやっぱり観戦モードだね!(ひとまず敵情視察さ! 天倪 (腕を上げガード――突き刺さった――!? 唯我 フン、言うだけのことはあるではないか。(眼前に行き交う二人の戦士の攻防を観て 紫水 (ガードしている腕を踏み台に蹴り飛ばし刺さった刀を抜きながら、ひとまず距離を取る 天倪 間に合わせるは愚か、追い越すか。 余程の踏み込み(――否、刀の背を中指で挟み込んで受け止めている 天倪 (凄まじい指力と言うべきか、蹴りを受けるが吹き飛ばず、紫水も距離を離せず 紫水 (が、するりと抜ける。フオンチュウの特殊効果なのだろうか。 天倪 余程の武人と得物を見受ける――(距離を話す紫水を見送りつつ 唯我 貴様らの闘志にオレも応えよう。(動かず状況を観ていたー否、右拳に闘志の炎を溜めていた 唯我 (唯我は無属性魔人。炎なんて放つ事は出来ない。だが、闘志の炎なら燃やす事が出来る! 唯我 (両手を広げて、天倪を見て、 唯我 バーン・ナックル!(燃える拳を突き出して突進 天倪 (この僧崩れ。 両手で白刃を止めるなど四方山話の業――それどころか二指で止めるなど、なかなか出鱈目な武芸者の様子 紫水 ひとまずは様子見。(刀を持つ腕が黒紫のオーラに覆われている。闇属性だろうか。 天倪 (爆炎拳に片腕を上げ、今度こそガードし激突 紫水 (だが闇よりも禍々しく、それが幾重にも重ねられていく。 紫水 本気は出せぬ。それは己が制約のため。 紫水 だが遅れを取るつもりはないぞ(再び構える 天倪 (半身が浮き、痲れが奔り) ――違わぬ拳力家だな。「王神帝」。 唯我 オレの事を知っているようで何よりだ。(拳を引き 唯我 が、なら同時に知っているだろう? オレは天の声に応えて進化し続ける男だという事を! 天倪 (ズドンッ!と巻き起こるは氣のオーラ。 唯我 フッ(オーラを肌身に感じ、笑みを浮かべながら構えをとる 唯我 パワーゲイザー!(拳を大地に叩きつけ、地中からエネルギー波を放出する 天倪 三定――(エネルギー波に咽まれ 天倪 乾ッ 闥婆!(――るが、氣波を突き破り、飛び膝蹴り! ルスト 手練同士の仕合かぁ。ふーむ。私の出る幕は無さそうだけど…(ベンチから離れ、戦場の端をてくてく歩いてる 紫水 破ッ!(飛び膝蹴りの横から累積化された漆黒のオーラ 紫水 (が一閃とともに放たれる 唯我 何っ?!(パワーゲイザーを打ち破る飛び膝蹴りを肩口に貰う 天倪 (氣が炸裂し――衝撃が唯我を突き抜ける 天倪 (追撃――というところで漆黒一閃に弾き飛ばされ――地滑り着地 紫水 チッ、遅かったか(唯我に駆け寄る 天倪 後の先を取るか。見事(再び接近 唯我 っっ、、!(大きく仰け反り、屈んでいる体勢から立ち上がらされる 唯我 案ずるな、奴が想定より強いだけの事。(紫水に 唯我 パワーゲイザーを防ぐばかりか貫通してくるとはな? 天倪 あいにくそれだけが取り柄でな。一定、ニ定―― 天倪 哪蛇連掌(氣掌底の連撃を二人に浴びせる 紫水 さて…この氣、人知を超えているとみなしてよいだろうか。(唯我をかばいつつ、闇属性によって強化された剣撃により捌く 天倪 (拳の直線でもなく、弧でもなく、描く軌跡は蛇の斑歪線 ――ひどく見切り辛い! 唯我 (紫水に庇われーいや、高純度の氣は防御行動を貫通する! ルスト ふーむ。(戦況を確認し、攻撃の炸裂する箇所を避けながら広場をふらふらと 天倪 人知を超えるなど畏れ多い。 俺が歩くのは人の底で構わぬ(連撃は止まず――寧ろ加速し瀑布めいて襲いかかる 紫水 フム、特攻ならずか。(人知を超えたモノ、「対超常」に対する特攻を持っているようだが、 紫水 そうであるならば、私が剣に誓い、捌かねばならぬ!!(引く気はないようだ 天倪 (掌、手甲、肘、拳、が次々と捌かれるが 貫通する氣の衝撃はそのまま透り抜ける 天倪 (幸い、紫水のオーラによって程度は緩和されているようだが―― 紫水 とにかく場所が悪い…!そこの女史、一旦御人をそこから離してはくれぬか!(ルストに ルスト うぅん?吹っ飛ばせばいいのかい?(笑顔のまま 唯我 ッハ?足手纏い扱いか?(ルストに語る紫水へ ルスト まあ出来るのならやるけどね!氣っていうのは対物おおよそ貫通するから困るよね!(あっはっは 紫水 足手纏いではないが、我が剣は御人を守らねばならぬ…! 唯我 あくまでオレを守るべき者と評するか? 見上げた忠義だ! 天倪 遠弓の間合いだが―― なるほど、そちらは間合いの内と見える(ルストに目配せすると ルスト まあまあ、満身創痍なのは確かじゃないか雇い主様。 仕合もプライドも私は知らない。三人掛かりで倒せるプランを講じよう。 唯我 貴様の願いに応えてやりたいのも山々だがな?(紫水の背に笑いかけ 唯我 そこな男はわざわざ王神帝の血に惹かれて地に降りて来ているものでな?(氣と闇の剣劇の合間を縫って天倪の眼を見る 唯我 貴様に守られてこそすれ撤退とあらば奴の願いは叶わん。全ての声に応えてこその王神帝唯我よ。 天倪 (連撃を不意に止めると――視界から消え――下だ! 屈み姿勢! ルスト どうだろうね。 こんな「タダの人間」に何が出来るように見えるかい?(遥か遠方で、コートの両手ポッケに手突っ込んで 天倪 (下段。 地面もろとも削り飛ばすようなバックナックル! ルスト ――ダイレクト! ルスト ( ち ゅ ど ー ん ! ルスト (天倪が穿ったその地面が・・・いきなり爆発した!! 天倪 (爆裂! ――くるくる回転しながら爆煙から飛び出し大きく離れていく 天倪 (体を開き着地。背を向けているがルストと幾許か距離が縮まった。 紫水 何が起こったのかは分からんが助かったぞ! ルスト ははっ、自ら壊してくれるとはね! ほら離したよ(スイッチ押すまでもなかったな! ルスト (天倪の背を向いて…)さてまあ白兵戦は、…厭だけども、やるしかないね。 天倪 場所。時間。 どちらも仕掛ける猶予や策があったとは考え難い。(フム、と 唯我 なんだ?貴様がやったのか?(ルストの方を見て 天倪 今のは―― まるで先にそこからあったかのようであったが。 天倪 さて。どのような術か。 侍女なる者よ(背中越しに真紅の獣瞳が覗く ルスト 慌てる事は無い。操作ミスさ。 ルスト 術?私に魔法なんか使えないよ。(使える事になるかもしれないけどね!) 天倪 ”山”の巫女には居たが……因果を結びつける呪術の類か、はたまた奇才なる者か。 天倪 (それも、手合わせで判るモノ。――と言わんばかりに構え――ルスト目掛けて接近! ルスト あっはっは!不思議がってくれるとは有り難いね!(接近見据えて ルスト 私の力は如何にも物理的で、何とも泥臭く、全く夢の無いモノなのだから……一層さ! ルスト (腰元のポーチから取り出すは……スパナ! 天倪 何、地に二足を付けて歩む者ほど、此れ厄介なものは無い――(掌に氣を収束し――掌底! ルスト あの、全く期待しないでくれよ野郎二人? 今私囮役だからね? その辺察して頼むよ? 唯我 何。3体1というのは何ともやり辛く、そして愉しい者だな。(囮役の懇願に笑みで答える ルスト 多少FFしてもいいさ! 生きてればね!!(身体を横に逸らして流すように直撃を避ける つーか喰らったらやってられん! 天倪 巧く躱すな、侍女――!(いなされるも踏み込み、片腕が掴み掛かる! 天倪 (特に狙いなどなく「何処かに引っ掛かればいい」とでも言うような掴み! 明らかにぶん投げられるヤツだ! ルスト (そう、案外と心得はある。武人のソレとは異なるものかもしれないが、決して素人ではない ルスト っ!(モッズコートの端をひったくられ―― 紫水 ム。(悩んでいる。信条的に助けに出たいようだ 唯我 フレンドリーファイア…それならばそれに応えるのも天の務めであろう。 ルスト サーイエッサー! さ!(自らを掴むその手の甲に自らガッと手を重ねる! 唯我 (悩める紫水の隣で、宙に浮かび上がる。そう。唯我さん、空飛べる。 ルスト (モッズコートの袖からヒュンッと結束バンドが伸び、ルストと天倪の両手首が結ばれる! 天倪 ほう――願ってもない――!(ならばと思い切りルストを引っこ抜くように 天倪 因陀羅網――(ブンッ ――と、ゴツい風切り音を立てる背負投げ!! 唯我 龍よ、天へと登れ!(右掌から青白いオーラが天へと立ち昇る 天倪 (フルスイングで地面に叩き付けんとする! ルスト ――― (抵抗も何も無い 自ら防御を封じている 唯我 (時同じくして、掌を閉じる。天に放たれたオーラが飛散する 唯我 龍星群<ドラゴンダイブ>!!!(天から地表に無差別に落ちてくる龍型のオーラ ルスト ―――っつぁ!!!(背負い投げクリーンヒット! 思いっきり地面に叩き付けられる 唯我 (敵も味方も戦闘能力のない棋士も巻き込む無差別範囲攻撃 天倪 大した物量――大した覇気だ。 俺では到底及ばぬ出力。(叩きつけた後、天に背を照らされ 紫水 ぬわあああああああああああああああああ!!!!!(こっちに来るとは思ってなかっので直撃だゾ 天倪 だがしかし。それが再び”面”であれば。 幾許か勝機もある。(空いた方の拳に氣を集約―― 天倪 それに貴様の侍女諸共とは。 無粋である。 ――たとえ覚悟の上だとしても。 ルスト (技を喰らえど、敵とは結束バンドで結ばれたまま 女とはいえ人間一人分の重量を抱えて、動ける自由は限られる筈 紫水 (地面に倒れている。 王 我 とメッセージを残している。 ルスト はは、武人だねぇ? 私にはわかんないな。 ――そう。 ルスト (わからないのさ。真っ当な勝負の仕方ってのはね――。(プスリと、天倪の手に小さな針を突き刺す 天倪 (繋がれたルフトを背に、天に拳を振り上げる ルスト (――常人の身なれば、直ぐに呼吸を止める劇薬。まあ、このヴァースで死に至らしめる程の効力は無いが… ルスト (人の底。 本人の言が真ならば――少なくとも全くの無力では無い筈だ。 天倪 ― ―――― 天倪 極天、羅刹門――!!(地面に叩き付けると――強大な氣柱が吹き出る! 天倪 (龍型オーラを止め――るが、形が安定しない―― ――それは先の―― 天倪 毒、、、か。 ―――― ルスト そう、、、さ。 何とも………泥臭いだろ?(力なくはは、と笑って 天倪 (天より地に逆巻に昇竜する龍。 ――柱を食い破り、大地を螺旋状に削り飛ばす――! 天倪 ――(結束が外れ、別々に吹き飛ばされる 唯我 あの状況で身を守るのではなく…敵の防御を封じる行動だと…? ルスト ―― ッッ(ウッソ壊された!あれ特注なのに――!(思いっきり前方に吹っ飛ばされる 天倪 (常人であれば、塵芥も残さず散る所だが―― 天倪 (ズサササササ、!と地滑りする、人の形を保った者 紫水 (まだ倒れているが、ただ倒れているだけでもなさそうだ。 ルスト ―――ッッ !(ゴロゴロゴロズサササ 天倪 見事な連携。 まさに必中必殺――(毒により、呼吸は愚か立つことなど不可能な筈だが 紫水 (紫水を中心に漆黒のオーラがひたりひたりと領域を拡大していく。それは「死」を認識させるような重苦しいモノ 天倪 げに恐ろしきは技ではなく――いつの時代も―― 天倪 女。貴様の心構えこそ必”殺”の心得であったか――(ボロボロの出立ちで ルスト ………、なぁ、に(色々食らいまくって満身創痍で転がったまま 天倪 (そう、常人であれば―― 半ば、感じる気配は人外の、地獄の気配。 ルスト 褒められて、悪い気はしないとね………(薄目で立ち姿を見る 天倪 (血は赤黒いが溶岩のように薄く明滅しており、紅い瞳には金色の瞳孔が覗く 紫水 (敵対するとみなしたモノに対して忍び寄り、幾重にも幾重にも折り重なっていく冥界さながらのオーラ。つまり多重デバフ領域。 唯我 (紫水のオーラを一瞥し、空を飛び天倪の方へと 天倪 見事。堕ちたとはいえ元は人の身。この餓鬼紛いでも毒は堪える。 唯我 オレと、オレを信ずる者達との闘争。満足したか? ルスト (あぁ、でも届きはしないんだよなぁ…。 クッソ、超常者め…… 唯我 此度の闘争は皆が天の声に応える為のモノ。貴様やオレを殺す事だけが終焉ではないだろう? 天倪 (赤黒い氣が、囁かな渦を巻いて唯我への道となる――が 天倪 ああ。 この命を焚べてようやく届くやもしれんが。それもまた本意ではない。 天倪 (氣が霧散し消える 天倪 破壊だけが取り柄だが、ヒビ一つが関の山とは。(紫水、ルストにも目配せし 天倪 それはつまり、貴様達の勝ちの他ならぬ。 紫水 (氣の霧散を確認し、多重デバフ領域が消える。 唯我 うむ。(氣が、紫水の領域が、消えた事を確認し 唯我 我らが勝利だ。王神帝唯我、その一派の。 紫水 勝ち負けなどどうでもよい。最初に言ったように、私が戦った理由は倒すためではなく、守るためだ。(よろよろと立ち上がり 紫水 …が、御人の勝ち名乗りとあれば、私も受けておこうか。 唯我 天の声に応え、闘い、守り、庇い、勝利した。 ルスト 勝利判定甘くない…? まぁいいのかな?貰える勝ちは貰っとくかぁ…(力無く 天倪 刃引きする非礼の構えは知らぬ。 だがしかし、肉薄すれば、という驕りが無かったとも言えぬ。 天倪 それが見事に覆されたのだ。 貴様こそもっともらしい勝敗など、些末であると見えるが(ルストを見て ルスト まー…そうだね? ぃゃ単純に体感ボッコボコだからね…(よ、、と地面に手付いてよろよろ立ち上がる 天倪 ……なればこそ。敗者がこれ以上語るも無粋と心得る(ボロ布を羽織り直し 天倪 敗者は去る。 なれどまた来よう。 その頂に手をかけんとな。 天倪 それで構わぬか。王神帝、騎士、侍女の――勝者達よ。 唯我 いつでも来るが良い。この天の下、何処でも貴様の声に応えよう。 ルスト 全く物好きな武人だ。次は高みの見物と行きたい所だね…? 紫水 訂正すると私は王神帝の騎士ではないぞ。そこだけは訂正せねばならんが…、 紫水 我が剣、フオンチュウの導くままに。 ルスト それを言うと私もクルーズのお客様の侍女ポジション(未来)であって雇用主様はむしろ同僚…、っ痛たたた細かい所はいいか… 天倪 フム、畜生に堕ちた己では武人と呼ばれるのは筋違いであるが……(悪くは無さそうな表情で 天倪 さらばだ。(静かに告げると、踵を返す 天倪 (夜の街に消えていく ――あの流星移動はボロボロの今では無理のようで 天倪さんが退室しました ルスト ……ふーむ。(見送り 唯我 皆の者、よく闘った!(元気よく ルスト うむうむ。おつかれだね。 紫水 ム。 紫水 長居無用!さらばだ! ルスト …さぁて、治療設備併設施設には私自らブチ込まれる事になりそうだ。 唯我 丁度良い事に、我々の近くには治療設備兼憩いの場がある。 紫水 ハーッハッハッハ!クルーズでまた会おう!!(夜の闇に消えていく 紫水さんが退室しました 唯我 む。つれぬ…いや、群れぬ者か。まあ、それも良い。 ルスト コミュ力も色々あるものさ。(見送りつつ 唯我 ルスト、貴様はどうする?オレと「伝説の喫茶」に向かうか? ルスト あぁそうだね、治療設備併設施設にいますぐ飛び込みたい気分さ。 唯我 ならば向かうとしよう。この街一番の「伝説の喫茶」へ。 ルスト いやぁ、思いがけず戦う事になったなぁ。まともな戦闘は専門外だというのに(んー、と両腕伸ばしつつ喫茶に歩み始める 唯我 何、礼のついでだ。戦後の食事ぐらいは御馳走しよう。 唯我 (空を飛び、ルストの隣へと降りる ルスト あぁ、特別恩赦として奢っておくれ。契約期間前だけれど構わないね? 唯我 構うまい。それとこれとは別の話だ。 ルスト さっすが話の分かる雇用主様だ。(ふふんと笑って、揃って喫茶へと 唯我さんが退室しました ルストさんが退室しました
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唯我さんが入室しました 唯我 ハッ、世話になったな! 唯我 (バスケットに果物を入れて、青果店を後にする現市長 唯我 次は… 唯我 花か。 唯我 (街を歩いて行く 唯我さんが退室しました ルストさんが入室しました 呪喜さんが入室しました ルスト …籠盛りフルーツに、花。(そんな背中を遠巻きに発見した、元御一行の一員。 ルスト 見舞いにでも行くのかな? 元船長。 呪喜 え。そうなんすか? 誰か怪我しましたっけ? ルスト んー…私は特に何も聞いてないけど。(顎に指当てて 呪喜 っはぁ。まぁ、最近はコロシアムだの派手なモンおっ立ってるんで誰が怪我してもおかしくないっすけどね。 ルスト (…噂程度に耳に入ってくる情報はあるが。そう広める事もあるまい。 呪喜 あれ?そういやこの街って守護どうなんでしたっけ? 呪喜 レイダーに胸突き刺されたらヤバい感じっすか? ルスト 闘技場周りは特に守護が強化されてるって聞くよ。 この街の元々持つ守護はまあ… ルスト 中央大陸の各都市に比べると弱いね。 当たり所が悪いと死ぬかもな。(はっはっは 呪喜 ぅぇー。普通に死にたくないっすね…やっぱ部屋に引き篭もっとくべきだったかな… ルスト そう。ていうか何で外出てたの?珍しい。 呪喜 ………気分転換?? ルスト こんな所でばったり会うと思わなかったよ。この広場、人も多いし、見事なピーカンだし。 呪喜 いや、ほら、アレっすよ。アレ。 呪喜 例の追放勇者部屋にずっといると気が滅入るっていうか…いや、それほどじゃないんすけど、単純に暇っすね。 ルスト まあ寝床にし続けるには重いし濃いよね、あの部屋。そかそか。 ルスト それで…露店巡りでもしようって? 呪喜 そうっすね… 呪喜 別に過去暫く引きこもってたんで、別に篭ろうと思えば篭れるんすけど、 呪喜 なんかこうやりかけの“仕事”が目の前にある部屋だと落ち着かないっていうか… ルスト わからんでもないね。あれ全部片すのなかなか骨だろうしなぁ。 呪喜 この前の「読むだけで強くなるチート本(仮名)」とか本気で選別したら、 呪喜 武器屋さんとして生涯暮らせる気もしてきたんですけど、 呪喜 なんか…なんかなぁ…って感じっすね。 ルスト RPGみたいな職業だけど…んー、なんだ、(ろくろして ルスト 奪った骨董品売りさばいてる感じで気が引けるとか? 呪喜 それもデカイっすね! 呪喜 あと、売り捌いた人が追うかもしれないリスクまで面倒見切れないというか… 呪喜 集団訴訟とかされたらダルいなというか… 呪喜 そもそもこの街の人達金持ってなさそう(失礼)だから、武器屋儲かるんかなとか… ルスト あっはっは。小心…っていうより変な所真面目だよなぁ。 呪喜 いやほらキアシスでもフォーデンでも違法グッズ販売は取り締まりの対象な時代じゃないすか? ルスト まあリスキーなのは確かだねぇ。 呪喜 そうっすよー。 呪喜 ちょっと伝統と違う“”“スマホ使った魔術”“”披露しただけで、老害に目つけられたりするっすからねー。 ルスト まあ確かに? 呪喜 だから色々認可とか考えるとめんどいなって感じっす。 ルスト まー…良くも悪くも、南はそこまでに至ってない感じはあるけどね。 呪喜 そうっすよねえ。 呪喜 だからアレっすよ。 呪喜 一応日中、あの追放部屋で寝っ転がってプランだけ考えたりするんすけど、 呪喜 コロシアムと提携してレンタル呪具屋始めて、1回レンタルさせて気に入ったら購入してね。とか… ルスト へー。意外と商売プランとか考えるんだな。 呪喜 職業案内所と提携してオススメ呪具診断みたいなのして、「あなたの運命のルーインズはコレ!ラッキーアイテムは黄色いお花!」とか… 呪喜 警察署と提携して、レンタルルーインズ許可認定書発行させて、レンタル者の動向追えるようにするとか… ルスト 見知った姿が次々頭を過ぎるな… ルスト でもまあ、実現性が高そうなものは今の所無い感じか。 呪喜 一通り考えて、妄想の中でビジネスが軌道に乗って、巨万の富を得た所で、 呪喜 「今日もよく働いたなぁ」って達成感と共に寝る 呪喜 そんな感じ…っすね… ルスト なるほど。 呪喜 そうっすね・・・ 呪喜 ・・・ 呪喜 つーわけでたまたま珍しく街出てきたんすけど、 ルスト うん。 呪喜 何処行けば何がどうとかなんもわかんないんで、 呪喜 特段暇だったら適当に案内してくれないっすか? ルスト あぁ。いーよ。(ははっと笑って 内心地に落ちたテンションがようやっと復活する ルスト 私の目的は復興経過観察。やる事はこの辺の街ブラ。つまりは特段暇と同等さ。 呪喜 あーーー。なんか言っちゃアレっすけど一緒っすね。 呪喜 じゃあ適当についてっても良いっすか? ルスト あぁ。帯同者が増えた所で何の問題も無いよ。(両肩竦めて ルスト んじゃま、早速行こうか?この辺突っ立ってても暑いしね。 呪喜 いっすよ。なんかまあ適当にお願いしやす。 呪喜 飯もまだなんで適当に飯挟んでください。(ちょいちょい図々しく依頼) ルスト 安心したまえ。この広場周辺は食べ歩きには困らないスポットだからね?(言いつつ歩き出す ルスト 何か異郷の料理人が振る舞う辛味料理が流行らしいよ。 呪喜 なんだか知らないすけどそれはそれで追放系みあって興味あるっすね 呪喜 (歩みについて行く ルスト また出たな追放系。マイブームなの?(そうして広場の雑踏の中へと―― 呪喜 そうかもしれないっすね〜〜転生モノより馴染み感が(ーーー 呪喜さんが退室しました ルスト (――「ネシスを更地にして新興都市とやらを建てたいんだろ! 全部上っ被せの蓋をしてさ!」 ルスト (復興経過観察。 新たに積み上げられるのではない、「ネシス」の街はどの程度立て直せているのか。 ルスト (与えられた役職の範囲内で仕事はしておく。そういう性格らしく。 ルスト (まあ、それはそれとして――… ルスト …今フルーツモチベあるな。元船長の見たらさ。 何かそういうの無い?(――― ルストさんが退室しました
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唯我さんが入室しました 唯我 ハッ!なかなか良い市場ではないか! 唯我 流石は現代テクノロジーに魔物文明も入り混じる土地シドリー。 唯我 交通の便の良さ、いやそれだけではないな? 商人、そして企画屋がいるな? 唯我 大きな商いを行うには指導者の存在が不可欠。市場開発の立役者がいるという訳か。 マリアさんが入室しました マリア そうね。これ程の規模の市を、これだけ賑わせているなんて。 マリア お陰で良い品が手に入りそうです。(紙袋を両手で抱き、肩から布バッグを提げる 唯我 嗚呼。一種の祭り市場とはいえ他国の文化文明をこれだけすんなりと違和感なく並べて見せるのはシドリー特有の特徴の一つであろう。 唯我 カリーナであれば闇が、ラプレーンであれば雨が、サンガルであれば砂が、それらの並びを覆い隠す。 唯我 世界市場を世界市場として見せるにはまずフラットな土壌が必要なのだな。 マリア 「地の物」の存在の希薄さが、この場所では有利に働いているという事ですね。 唯我 (がっつり真面目な社会科見学。クルーズで各地を巡るツアーの本懐とも言える行動。 マリア それにしても、何時にも増して熱く語りますね、王神帝唯我。 唯我 (突飛な提案や自由な行動力に見せかけたこの男、結構計画通りに真面目なプランをこなす。 マリア 造船業を生業とする家のあなたですから、興味が湧いて堪らない…といった所かしら? 唯我 まさにその通りだ! 唯我 地図から見るだけではわからない文明文化に触れればこその途中下車。世界旅行だ! 唯我 それをいきなり台なしにすると思われた世界市場展で逆に気づかされるとはな? 唯我 シドリーの奥深さに完敗といった気持ちだよ。 マリア そうね。(唯我と対照的に、至って冷静に市場を俯瞰している マリア 南へ赴く前に、川を伝い大陸の各都市を巡る。 マリア 貴方の立てたルートにはそういった目的もあったのですね。 とても、らしいと思います。 唯我 ハッ、「王神帝らしい」か?(市場を見尽くし、マリアへ振り向いて足を止める マリア えぇ、そうですが?(不満ですか?という調子で 唯我 光栄な評価だ。まだ「王神帝」の船を外に向けた物と思ってくれているとはな。 唯我 (何やら。少しよくわからない事をいつもより気持ち小さめの声で言って。 唯我 持とうか?(紙袋なり布バッグなりへ手を伸ばす マリア …。(そんな唯我のぼやきを口結んだまま聞いて マリア 紳士ですね? でも結構よ。行動に何の支障もありません。(にこりと微笑んで申し出を断る マリア ジュディさんと合流した時に持って差し上げると良いわ。 唯我 なら、そうさせてもらおうか。翼での飛行は重量のバランス感覚も大事だろうからな。 マリア それに…これは今回の戦の秘密兵器ですから。中身はまだ内緒にしておきたいのです。(抱いた紙袋に視線落として マリア (料理バトルをナチュラルに戦と呼ぶ女。 唯我 ほぉう!? それはそれは楽しみだ! マリア えぇ、きっと主目的は別にあるものなのでしょうけど、勝負は勝負ですからね。 マリア 可能な限り力を尽くしませんと。 唯我 ハッ! 勝負事で他の目的の達成を気にする等邪道のやる事。 唯我 勝負は勝負。結果以外の成果は後からついてくれば良い。 マリア 同感です。 マリア ところで、王神帝唯我は料理の腕の方はどうなのかしら。 マリア 調理の分担等については、まだ何も話をしていませんでしたけれど。 唯我 む。それもそうだな? 唯我 オレの料理の腕は・・・ 唯我 (天高く掌を掲げる 唯我 魚の身を綺麗に食べるのが得意な程度だな?(自信満々に マリア それは……食べる方のお話ですね? 唯我 あぁ! マリア 承知しました。調理担当にはカウント出来そうにありませんね。(粛々と 唯我 若かりし頃からオクターンの絶品料理を一流料理人に振る舞われ続けてはな? 流石のオレも料理人の道は諦めるという物。 マリア えぇ、相応の身分を持つのですから、自ら台所に立つ者は少なくて当然です。 唯我 そういうそちらはどうなのだ? 自ら台所に立つ事は? マリア ふふっ。侮ってはいけませんよ王神帝唯我。私は守護信仰――即ち、生命を貴ぶ聖護守の人間。 マリア 生命の要とは、つまり、健康です。 マリア 健康の為に食事は必要不可欠な要素です。 唯我 ハッ、それは失礼した。 マリア つまり、――料理に関しても。相応の知識と技術を持ち合わせていますよ?(自信満々だ… マリア (とっても自信満々だ…! 唯我 聖護守の覚悟を見誤り軽率な質問をした無礼を詫びよう。(帽子を取って一礼 マリア ふふっ、構いませんよ王神帝唯我。楽になさい。(UEKARA 唯我 それならば、(帽子を被る 唯我 我ら【聖天水王】のチーフは決まりだな? 唯我 【聖天水王】を任せるぞ。マリアよ。 マリア えぇ。謹んで承りましょう。(スカートの端をつまんで一礼 マリア この私が指揮を執る以上、並大抵の料理にはならないと約束します。 唯我 ハッ!並大抵の料理にはならないと来たか!期待させすぎて後悔するなよ?(笑って マリア 後悔? ふふ、私、その言葉は使わないようにしているの。(笑い返し 唯我 …ッハ、後悔の無い素敵な人生だけを送ってこれたからか? マリア …私の変遷を知っている貴方が、どう捉えるかは解って答えた心算ですけれど? 唯我 あぁ。その通りだ。全くな。(視線をシドリーの街並みに移して マリア えぇ、でも。 私は己のこれまでの道筋を受け入れた上で、 マリア 『後悔の無い素敵な人生』と言い切りたい。そう思っていますし、そう思ってこの船に乗りました。(同じく、シドリーの街並みを眺めながら 唯我 ハッ、・・・ マリア お前はどうなのかしら、王神帝唯我。 唯我 ハッハッハッ、大物だな? 唯我 オレは、まだ。まだ、言えないな。 マリア 当然です。 私は聖護守の次期当主ですから。 唯我 当然。オレも王神帝の次期当主。 唯我 後悔をこれ以上増やすために無意味な旅に明け暮れた訳じゃあないさ。 マリア えぇ、その意気です。王神帝唯我。 唯我 嗚呼っ! 『若き日の後悔なぞ笑い飛ばせるぐらい素敵な人生』! 唯我 それが今のオレの目指すべきモノ。ハッ、そう強く思って生きていよう。 マリア 『四帝』としてかつて肩を並べた家です。その頭にはしゃんと立ち、前を見て貰わなくては困りますからね。 唯我 (シドリーの街並みからマリアへと向き直り 唯我 それもそうだ。が、しかし、その事に囚われ…少々オレは貴殿に無礼が過ぎるな。 マリア まぁ。そうかしら?(余りそうは感じてなかったようで 唯我 わざわざ分かっている言葉を揚げ足取り不快を催す質疑を投げかけた事を深く詫びよう。 唯我 だが、後悔はない。得られた覇気ある答えは踏み込まねば得られぬモノだったからな。 マリア 別に謝る事ではなくてよ。…えぇ、でもそうね。まさかこんな話をする事になるとは思わなかったわ。 マリア それはお前が踏み込んだからこそ得た功績ね? 唯我 そう思ってくれるなら存分に誉めろよ? 旧友の傷を抉るような惨めな真似をした救いにもなるというものだ。 マリア まあ、私の讃辞は安いものではありませんよ? マリア ふふっ、でも良いでしょう。その気概も含めて。 褒めて遣わします。 唯我 ハッ、言うてくれる。 マリア では?(帽子を取りなさいジェスチャー マリア (あと頭下げろ的ジェスチャー 唯我 (素直に。帽子を取って頭を下げる マリア 宜しい。(片手を伸ばし 唯我 感謝致しましょうマリア様。そして我が無礼を許したまえ、 唯我 そして、 唯我 我らが暴勇の旅を共に進もう。振り返らずに。な マリア えぇ。(唯我の頭に触れ、撫でる マリア 全く。 まだ第一の街だというのに。 こうも感傷に浸っているようでは先が思いやられますね? 唯我 ハッ、痛いところを突くな?(笑み マリア えぇ。ですが、それだけの想いを乗せた船路なのだと、改めて理解しました。 マリア (すっと手を離し解放。表を上げよと 唯我 嗚呼。 唯我 (頭を上げ、帽子を被る マリア 相応の覚悟を以て突き進まねばなりませんね。(ふふ、と マリア …さて、そろそろ合流地点に向かいましょうか。2人ももう来ているかもしれません。 唯我 嗚呼。この王神帝クルーズツアーは必ずや皆の、オレの人生を… 唯我 後悔の無い素敵な人生に導く旅となるさ。 唯我 (世界市場の中心で決意を新たに。 マリア (えぇ。と隣で穏やかに、しかし強気に微笑む 唯我さんが退室しました マリアさんが退室しました ジュディさんが入室しました ジュディ (歩き始めた二人のいくばくか後ろ。 ジュディ (流れ行く雑踏の中、立ち止まって両手で顔を覆っている ジュディ はわ。(指の隙間から二人を見てて ジュディ わわわわわ……!!(照れからか、紅潮している…! ジュディ (出歯亀するつもりなんてなかった! が! 声掛け用としていつもと雰囲気が違った気がして―― ジュディ (いつもと違う、哀愁と、郷愁が綯い交ぜになったような二人の表情 ジュディ (クルーズを舵取りする大の男が、女性の指先一つで表情を曇らせ、緩ませ。傅かせて―― ジュディ これが……大人の関係というもの……でしょうか……??(ドキドキ ジュディ 一言では済ませられない関係…… 何だかとってもステキですね……! ジュディ ――――、 ――(胸元がざわついた気がして ジュディ ――、 ???(はてな?と首かしげて ジュディ …気のせい? とにかく今は―― ジュディ マリアさーーんっ!! 唯我さーーん!!(おーい!と手を振りながら一向に近付いて行く ジュディさんが退室しました