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四八(仮) 要約スレpart3-60 part56-369,370,372~378,384~387 60 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/22(木) 19 23 17 ID xoa+oTPz0 保守代わりに書いておくか。 『四八(仮)』 各都道府県に伝わる民話や怪談を体験出来る本当に恐ろしいゲーム。 ちょっとだけ話を抜き出して書くと ・ある日、謎のダンボールが送られてきた → ダンボールから何か出てきた→ 悲鳴 → 完 ・ヒバゴンって知ってる?と写真を見せられる → ヒバゴンのドアップ写真 → 怖いでしょ?じゃーねー! → 完 (※どちらも1、2分で終了) 凄惨なバグ、極悪サポート、勝手に動き回ってクリアを阻むNPC、個性的なゲスト、etcが現れる異色作。 369 :四八(仮):2011/05/10(火) 06 35 52.71 ID 6xmMsWrnO ストーリーは一本道で、ゲームが強制終了(ここはバグではなく仕様)する選択肢を選ばない限り必ず同じエンディングになります。全12話構成です。 OP ある日、主人公佐藤隆明の元に一通の電話が届く。 「佐藤隆明さん、おめでとうございます! このたび、まったく新しいタイプのゲームのサンプルモニターとして、一万人の中からあなた様が選ばれました。」 電話の相手の女性に誕生日、血液型、性別、家族構成、住所を聞かれそれに答えると、 一週間後、周防勇人という差出人からプレステ2用の始めて耳にするゲーム『四八(仮)』が佐藤の元に届く。 さっそく起動すると、オブザーバー(サポーター的な感じ)を5人(※)の中から選び、オブザーバーは、最初に佐藤の出身地の怪談を紹介すると、佐藤はそれにのめり込んでいくのであった… ※①執事風のおじいさん ②ツンデレ男。「絶対に俺をオブザーバーに選ぶなよ!」 ③顔がむくみぎみのメイド。アニメ声 ④ミリタリオタ風の中年男 ⑤男か女か判別しづらい鹿の着ぐるみを着た女。萌え声 誰を選んでもストーリーにほぼ変化はありません。ここでは⑤で進めます。 370 :四八(仮):2011/05/10(火) 08 06 31.85 ID 6xmMsWrnO 1話 佐藤の元にある日、一通の招待状が届く。それは周防からのもので、 モニターから意見を伺う為の情報交換会を兼ねたパーティーを主催するというものであった。 それほど遊んでないがせっかくだから行ってみる。すると、他にモニターに選ばれた五十人ほどの男女が四八(仮)について語り合っていた。 なかなか話しかけるタイミングがつかめないでいると、パーティーの司会者が壇上に現れ、四八(仮)親睦会が始まってしまう。 そして、招待状の中にある番号の書かれた紙でくじ引きが始まるが、おかしな事に佐藤の招待状にはそんな紙は入っていないのだ。 結局、佐藤以外の全ての人が当選しプレゼントが渡された。それも何故かカッター、万能包丁、トンカチといった妙な物だ。 プレゼントを貰ってない人が居ないか問う司会者。佐藤は手を挙げ、紙が入ってなかった事を伝える。 すると「おめでとうございます!!あなたこと本日の主役、四十八人目のお客様でございます!!」 不思議に思いながら壇上に上がると、司会者に羽交い締めにされ、他の参加者に次々と凶器を振り下ろされる。 佐藤は、ストレスを発散させる為の生け贄に当選してしまったのだ。なすすべもなくボコられる佐藤。 ふと気がつくと佐藤は自宅のベッドに居た。悪夢をみていたようだ。 現実世界でも同じ招待状が届いていたので、せっかくだから行ってみる。すると、パーティーは昨日であり、持ってきた招待状も無くなっていた。 しかも、ホテルマンが言うにはパーティーの主催は佐藤で、昨日もしっかりパーティーを楽しんでいたとの事。 もちろん身に覚えはない佐藤。違うと言っても話は平行線のまま動かず、仕方なく佐藤は狐につままれた思いでホテルを後にするのであった。 372 :四八(仮):2011/05/10(火) 09 01 40.84 ID 6xmMsWrnO 2話 少しずつ、四八(仮)を進める佐藤。 夜の十時過ぎに家のチャイムが鳴る。覗き穴をみると女の子が居た。知り合いではないが怪しくはなさそう。 ドアを開け応対すると、あのゲーム本当に素晴らしいですといったお礼を言われる。 佐藤は自分がお礼を言われるような覚えが無く戸惑っていると、女の子は立ち去ってしまう。呼び止めるが姿はもうない。 あのゲーム?四八(仮)の事だろうか?そういえばあの女の子は四八(仮)に出演していた女の子だ。 何故お礼を?四八(仮)を遊んだから?彼女はモニターの住所を送り主から聞いて、わざわざ一人ずつ訪ねているのだろうか? 3話 なんだか体調の良くない佐藤。四八(仮)を始めてからだ。時折、意識も飛ぶ。家族も心配し病院を進めるが、病院は嫌いだ。 それでも四八(仮)を続ける佐藤。ゲームは中盤に入るだろうか。止めたくてもついつい遊んでしまう。 4話 四八(仮)のプレイを続ける佐藤。コツもつかめてきた。そんなある日、一通の手紙が届く。差出人の名前は無い。封を切ると一枚の紙があり、こう書かれていた。 『お前の遊んでいるゲームは危険なゲームだ。これ以上ゲームを続けてはならない。続ければ続けるほど、深みに嵌っていくのだ。 もしそのゲームを終わらせれば、大変なことが起こる。今ならまだ、取り返しはつく。そのゲームを今すぐにやめろ!』 誰が差出人なんだろうか?こんな手紙を信じれる訳が無い。嫌がらせだ。 373 :四八(仮):2011/05/10(火) 09 53 31.87 ID 6xmMsWrnO 5話 佐藤が外を歩いていると、見ず知らずの若者に声をかけられた。その若者が言うには、佐藤が四八(仮)に出演しているらしい。 その若者の名は坂上修一といい、彼は四八(仮)にはまってて、毎日といっていいくらいやっているという。 だからこそ佐藤に気がついたのだが、佐藤は四八(仮)に出演した覚えはない。佐藤が人違いでは?と尋ねると坂上は 「え?佐藤隆明さんじゃないんですか?」 確かに名前は合っている……どういう事だ?佐藤は困惑するが、坂上も顔も名前も一緒なのに違うなんて…と困惑するが、 坂上は発売前だから隠しているんだと勘違いし、佐藤の前を立ち去ってしまう。 彼は何者だろう?四八(仮)を知ってる事からモニターなのは確かだが… 6話 今日も四八(仮)をプレイする佐藤。四八(仮)を始めてから、妙な事ばかり起こっているような気がしてならない。 だがゲームは止めたくない。進める事で真相がわかるような気がするのだ。 その時、いきなり自宅のドアが乱暴に叩かれる。「おい。いるのはわかってんだよ!」 誰だろう?家族も不審に思っているに違いない。家族?私には一緒に暮らす家族など居ただろうか? ……何を考えているんだ私は。家族は留守で私はそれをいい事に四八(仮)に熱中していたんじゃないか。佐藤はそう思った。 依然として叩かれるドア。覗き穴を覗くと、肉付きが良く、髭を蓄えた人物が怒りの表情を浮かべ立っていた。見覚えはない。 ドアを開けると、その人物はゲームのシナリオを依頼されていたらしく。その原稿料が払われていないと佐藤に詰め寄る。 しかし佐藤には、シナリオを頼んだ覚えなんてない。 佐藤は人違いでは?と返すが、その木原浩勝と名乗る男は、佐藤のことを周防勇人だと言い、更に詰め寄る 結局「次に会うのは法廷だぜ!」と言い残し去っていく木原。何故、木原は佐藤と周防を勘違いしているのだろうか? 374 :四八(仮):2011/05/10(火) 10 25 18.45 ID 6xmMsWrnO 7話 木原はもう来なかった。きっと人違いだと気付いたのだろう。ただ、いつ書状が来るかと思うと胃が痛い。 後から知ったが、木原は名の知れた作家で、もしマスコミにでもこの話を持ち込んでいたら…自分が正しいと思っていても後ろ暗い。 みんな今日は帰りが遅いな…。でも帰ってきた時にゲームをしてたら良い顔されないので、一旦ニュースでも見ることにした佐藤。 するとそのニュースでは、ゲームを使った新手の詐欺で周防勇人が逮捕されたと報道していたのだ。 大掛かりな詐欺会社を経営していた周防は、自社で開発したゲームに特殊な映像と音声を仕組み、 モニターに送るという手口で、モニターの意識を錯乱し、その隙に窃盗を行う、窃盗をさせる等を繰り返していたのだ。 驚きを隠せない佐藤。そうか、体調が悪いのも、妙な出来事も全部四八(仮)のせいなのか! 今まで佐藤を訪ねたり声をかけた人々も、このゲームのせいで意識が変になってしまったのかもしれない。 彼らも被害者なのか…なんて恐ろしいゲームなんだ…。 …だが……ここまでやったのにもったいない。せっかくだから続けよう。周防も捕まったんだし、もう操られる心配もないだろう。誰にもバレやしない。 それに詐欺会社が作ったゲームにしてはかなり面白い。このまま遊んでエンディングを見てみたい! 引き続き四八(仮)を続ける佐藤。 375 :四八(仮):2011/05/10(火) 11 32 38.21 ID 6xmMsWrnO 8話 あれから数日、周防の名前もすでに世間には忘れ去られていた。警察からの連絡も特に来ない。 佐藤は四八(仮)を続けていた。だが、体調不良は相変わらずなものの、不可解な事などは起きなくなっていた。 事件が公になり、皆四八(仮)を止めたからだろうか? ある日、ポストに封筒が入っていた。それには何の名前も書いていない。 佐藤は、以前にも同じような手紙(4話)が届いていたのを思いだす。 中にはやはり一枚の手紙。そこには… 『もう手遅れだ』 何が手遅れだってんだ?そういえば今まで届いた郵便はどれも全て四八(仮)に関してのものだった。これもそうだろう。 しかしコントローラーを置く事はできない。ゲームの先が知りたい。ごみ箱に手紙を投げ捨てる佐藤。 9話 四八(仮)を続ける佐藤。このゲームは本当に良く出来ているとつくづく感心させられる。普通に販売しても売れるのではないだろうか?周防も馬鹿だなぁ。 その時、家のチャイムが鳴る。「お届け物でーす」また手紙だ。差出人は稲川淳二。 中を見ると稲川の怪談チケットが入っていた。なんで私に…? 数日後、せっかくだから行ってみる事にした佐藤。 (そこで稲川が橋の下の幽霊の怪談をしているムービーが5分程流れる。スキップ不可) その独特の語りにすっかり引き込まれた佐藤。怪談が終わり帰ろうとすると誰かに呼び止められ、 そいつは、佐藤が話しかけても無視して身体を引っ張っていき稲川淳二の楽屋まで連れていき稲川と対面。 稲川「久しぶりですね。お元気にしておられましたか?ゲームの制作は進んでますか?発売日は決まったんですかねぇ? タイトルは…そうそう『四八』」 何を勘違いしているんだこの男は!?佐藤はゲームなんて作っていないし、稲川とも初対面だ。人違いでは? しかし、稲川はゲームを作るからゲストで出てほしいと佐藤に頼まれていると主張する。原作者は別の名前だが、確かに佐藤らしい そして『四八』の広告チラシを見せられ愕然とする佐藤。自分は知らないぞ… 376 :四八(仮):2011/05/10(火) 12 17 39.58 ID 6xmMsWrnO 10話 四八の発売日が迫り、稲川淳二出演のCMがテレビで流れ始める。 「この四八というゲーム、ある隠された秘密があるんですよ…この話を聞いた時、私ぞ~~っとしましたよ。 このゲーム…本当にやばいですよ…あなた、覚悟した方が良いですよ?」 テレビ番組や雑誌でもしきりに特集が組まれるようにもなった。 この四八の内容は、佐藤の遊んでいる四八(仮)に酷似しているのだ、この奇妙な一致は何だ? 周防の事件について詳しく調べると、周防の作ったゲームは四八(仮)ではなく別の恋愛シミュレーションだったのだ(東京シナリオでプレイ可) では、佐藤の手元にある四八(仮)とは一体何なのか?誰が届けたのか? 数日後、その真相を知るために四八発売元のバンプレストにアポ無しで凸する佐藤。すると出迎えてくれたのは、ゲームのオブザーバーで登場した女(ユウ)。 ゲームとは鹿の着ぐるみを着て、可愛く(佐藤視点)、元気だったユウが現実では無愛想で態度も最悪だった事にショックを受ける佐藤。 やがて、会社の一室で四八のプロデューサー(石川肇)と話す事に。 佐藤は自分が遊んでいるゲームが『四八(仮』という作品で、今度バンプレストから発売されるゲームに瓜二つであることを何とか伝えようと必死に語った。 すると、石川は新作出す度にいちゃもんつける奴が居やがると不機嫌そうに嘆く。 もちろん佐藤にそんなつもりはなく、ただ自分が体験した不思議な出来事の真相を知りたいだけである。しかし石川は聞く耳を持たない。 「四八の原作者は飯島多紀哉という奴で、彼に伝えておくから彼と話してくれ。盗作したって言いたいんでしょ?」 まるで信じてくれない。 結局、佐藤の連絡先だけ聞き、一人で出ていく石川。佐藤も仕方なくバンプレスト本社を後にする。 377 :四八(仮):2011/05/10(火) 12 50 09.21 ID 6xmMsWrnO 数日後、佐藤の元に四八原作者の飯島多紀哉から電話が届く。近くの喫茶店で話しをする事に。 佐藤は前と同じく、自分が遊んでいるゲームが『四八(仮』という作品で、今度バンプレストから発売される四八に瓜二つであることを必死に伝えようとした。 すると、飯島がおもむろに語り始める。 飯島の会社に差出人不明の企画書とシナリオが送られてきて、それを見て面白いと感じた飯島がそれを元にして作ったのが『四八』なのだという。 自由に使って欲しいと書かれたメッセージも付いていたので、自分の作品として制作したのだ。そして世に発表された途端に出てきた佐藤。 飯島「私があなたの作品を盗作したって言いたいんでしょ?貴方があの企画書を送ってきたのに人が悪いですね 貴方が欲しいのは金ですか?四八原作者としての名声ですか?」 飯島も全く佐藤のいう事を信用して居なかった。佐藤の言う事を理解出来ない飯島は、次第に苛立ちを見せる。 「ネットの某匿名掲示板ではあらぬ捏造や誹謗中傷で酷い迷惑を受けているし。 あの手の匿名掲示板なんてね、自作自演なんですよ。知ってます?自作自演。自分で書き込んだものに自分で答えるんですよ。 勝手にあることないこと捏造して、それを自分で自画自賛して、いかにも多くの人間が賛同しているかのような錯覚を与えるんです。 あなたも誹謗中傷しているアンチなんでしょ?」 その態度に酷く困惑しながらも、何とか飯島に信じて貰いたい佐藤はその四八(仮)の実物を見せると言い、飯島の予約したホテルに持っていく事にする。 378 :四八(仮):2011/05/10(火) 13 27 57.87 ID 6xmMsWrnO 数日後。約束通り、佐藤は飯島の予約したホテルの一室に四八(仮)を持って行き、ゲーム機にセットする。 ……が動かない。そんなはずは……飯島が勝ち誇ったような態度を取る。 「どうして動かないんですか?w …それで何が欲しいんですか?お金?四八原作者としての名声?」 そんな三文芝居は止めて現実的な話をしようという飯島。だがもちろん佐藤にはそんなつもりはないので反論すると。 今度は、四八のデータを佐藤がハッキングしたんだと言う飯島。でなければ発売日の四八の情報など知る事は出来ない。 これも、もちろんそんな事はしていない。結局、この後全く話が進まず解散となった。 家に帰って四八(仮)をセットすると、今度はしっかりと動く。どういう事だ? ユウも、いつも通り元気な姿で佐藤を出迎えてくれた。するとどういう事か大勢のゲームの登場人物が、 次々と四八の原作者は佐藤隆明だと、佐藤に語りかけてきたのだ! そうか…そう言われたらそんな気がしてきた佐藤。いや、誰かが仕組んだ罠だ。誰が?家族?友達? そういえば私に友達はいただろうか?家族は?戸惑う佐藤。 数日後、飯島から電話が届く。 「やってくれたねぇ、あんた あんただろ?匿名掲示板に好きなこと書きまくっているのは! 『四八』の原作者は、佐藤隆明だという書き込みをしたじゃないか! お決まりの自作自演までして、しかも頻繁にしつこくしつこく書き込んで!一体何が目的なんだ!名声が欲しいのか!」 佐藤は否定する。佐藤もどうしていいのか、どうしたいのかすらわからなくなりかける。 そのうち飯島は電話を切ってしまう。 384 :四八(仮):2011/05/10(火) 17 20 20.80 ID 6xmMsWrnO 11話 『四八』発売が迫る。今はもう某匿名掲示板への迷惑な書き込みも無くなっていた。 雑誌を見ると、『四八』原作者のところには飯島多紀哉ではなく、佐藤隆明の名が入っていた。何故? やはり佐藤にはゲームのシナリオを書いた覚えがないのだ。やはり誰かに騙されて…それとも自分の頭がおかしいのか… そんなある日、佐藤に一本の電話が届く。飯島だ。なんでも『四八』についてファミ通のインタビューがあるので、アイドルのきららちゃんと一緒にインタビューをお願いしたいとの事。 急な誘いに戸惑いながらも、流されるままに承諾してしまう佐藤。 収録場所に行くと、きららちゃんの他にバカタール加藤、吉池マリア。 彼らに『四八』を絶賛されると佐藤も嬉しくなった。きららちゃんの質問にもスラスラと答える事ができる佐藤。 佐藤は発売されてない四八の全てを知りつくしていた。やはり、このゲームの原作者は私なのだろうか?佐藤はそう思い始める。 インタビューが終わり、飯島と話す。飯島によるとすでに『四八』の続編や映画化の話も多くの会社からきている等、 すでに様々なコンテンツ展開が予定されていると言うのだ。続編を正式に書いて貰う事を依頼されると、佐藤は二つ返事で承諾する。 そして『四八』発売日が明日に迫る。みんなが『四八』を楽しみにしている。みんなの嬉しそうな顔が浮かぶ。みんなが楽しみにしているのだ、佐藤の『四八』を。 多くの人が恐怖し驚き、時には笑うだろう。続編の話も決まった。みんなの反応も楽しみだ。映画のオファーまで在って夢のようだ。 …夢? 本当に、『四八』は私が考えたものなのだろうか?再び苦悩する佐藤。佐藤には『四八』を作った覚えがない。 なら家族に証明して貰おう。でも私に家族は何人居る?そもそも家族は居る?何処に居る?もしかしたら誰も居ない? それよりも私は誰?私は佐藤隆明だ。それさえ本当なのか?そう思い込んでるだけなのかも。いや、確かに佐藤隆明だ。 私は佐藤隆明。 私は佐藤隆明。 私は佐藤隆明。 私は… 385 :四八(仮):2011/05/10(火) 19 10 29.75 ID 6xmMsWrnO 最終話 私は佐藤。私は佐藤。私は佐藤。 佐藤は病院に寝ていた。佐藤を心配そうに見つめる5人の医者。(オブザーバーと同じ人) 佐藤からは私達のことはどう見えるのだろう。医者達が呟く。 佐藤は独り言のように淡々と怪談を話していた。どうしてこんな話を永遠と…?そんな病気なんて知る由もない。始めてのケースだ。 だが、同様な患者の数は、増加傾向にある。何故だろう。 佐藤を散歩に連れていく事を頼まれたユウ。車椅子に乗せられ、顔には目以外を包帯でぐるぐる巻きにされている佐藤。 ユウは佐藤に話しかける。話題は、今度バンプレストから発売される四八というゲームが佐藤の話にそっくりな事。 もしかしてあのゲームを考えたのは佐藤?すると佐藤は言う。 「この世界を考えたのはあなたも同じなんですよ?あなたも佐藤隆明さんじゃないですか」 包帯を取りはじめる佐藤。 「あなたの名前も佐藤隆明。思い出して下さいよ。わかりますか?この世界は… あなたも、この病院も、この世界も、すべて『四八(仮)』の中にある」 四八(仮)とは?(仮)って何?困惑するユウ。 「佐藤隆明がそこでプレイしているゲームのことです。私も佐藤隆明。あなたも佐藤隆明。この世界を知りつくしているのも佐藤隆明。この世界は『四八(仮)』の中にある」 386 :四八(仮):2011/05/10(火) 19 14 38.70 ID 6xmMsWrnO 佐藤の話を聞いている内に、洗脳状態になるユウ。『これからは私が佐藤隆明なのですね?』 「いいえ。ずっと昔から、あなたも佐藤隆明です」 ユウは佐藤の付けていた包帯を渡されると、自分の顔に巻いていき、車椅子に座る。佐藤はユウを何処かに運びながら話す。 「佐藤隆明さん、おめでとうございます!このたび、まったく新しいタイプのゲームのサンプルモニターとして、一万人の中からあなた様が選ばれました。」 佐藤はユウに誕生日、血液型、性別、家族構成、住所を聞く。虚ろなユウから発せられる答えは全て佐藤と同じ物であった。 佐藤が病院の鉄でできた四八号室の扉を開けると、そこは異空間が広がっていた。 そこに居たのは、同じく顔に包帯を巻いた人々。彼らも皆、佐藤隆明なのだ。 「さあ、佐藤さん。『四八』の世界をお楽しみください 私も、あなたも、あの全ても、みんな最初からこの世界の佐藤隆明です」 佐藤はそう言うとユウをそこに残し、出て行ってしまう。扉も消えてしまった。 皆の口からはひたすら「私は佐藤隆明。私は佐藤隆明」ユウもその仲間になり、同じく呟くのであった。 「私は佐藤隆明。私は佐藤隆明。」 そして砂嵐のあと暗転する画面に浮き上がる文字。 あ な た は 本 当 に 佐 藤 隆 明 で す か ? (終わり) 387 :四八(仮):2011/05/10(火) 19 29 07.24 ID 6xmMsWrnO 以上でメインシナリオは終わりです。セーブすると二周目と表示されますが、何度やり直しても変化はありません。 シナリオの最期の方は、理解しにくい点がありますが、 好意的な取り方をすればプレイヤーに考えさせ、それぞれプレイヤーによって様々な解釈が出来るんだよと言う事なのかも知れませんね。 そのうち、都市シナリオについても軽く追記したいですが、そちらを他に書きたい方がいらっしゃれば、書いて頂いても構いません。 以上、結構はしょりましたが、メインシナリオを大まかにまとめました。見てくださったスレ住民の皆様。まとめWikiの皆様、ありがとうございました。
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100Days×Visuals 『K』のストーリーを紐解くビジュアルが100日間で100枚アップロードされる広告企画。 ビジュアルはPDFファイル形式で配布され、画像をクリックすると動画が再生される仕様だった。(動画の再生は掲載より5日間可能で、6日以降は再生不可)。 公式サイトからダウンロードできる「100DAYS×VISUAL」の画像は、保存はもちろん、転載も可。そして、アニメイトオンリーの限定版ビジュアルは、写真撮影がOKで、その写真データを公開することも可能……というより推奨ですw 広告ですもんねw (グリーン) ※太字はアニメイト限定版の追加キャプション。 ※色は便宜上の区別。(灰:社・狗朗・ネコ/青:セプター4/赤:吠舞羅/緑:背景、建造物/黄:その他) アニメ「K」100DAYS×VISUAL GoRAprojectメンバーによる補足ツイートまとめ(togetter) 001:伊佐那 社 Isana Yashiro 「WANTED」「Who are you?」【動画】八田、鎌本らに追われる社 002:夜刀神 狗朗 YATOGAMI KUROH 「亡き主の遺命のもと、悪しき王を討つ!」「悪か善か。見極めるのは、己のみだ。」【動画】剣を抜く狗朗 003:ネコ NEKO 「にゃあああああああ!!」「(ワガハイはネコである!)」【動画】学ランを纏い、眠っているネコ 004:背景美術(台所?家屋内部) 「いただきます」「白いご飯、お味噌汁、ふわふわの卵焼き、焦げ目がパリッとついた焼き魚。」【動画】ビジュアルと同一 005:宗像 礼司 Munakata Reisi 「剣を以て剣を制す 我らが大義に曇りなし」「青 全てを静寂に包む夜明けの色。全てを無に返す夜の海の色。」【動画】姿を現す宗像 006:周防 尊 SUOH MIKOTO 「…燃やせ」「血も骨も、灰すら残さず。」【動画】尊と噴き上がる炎 007:背景美術(刑務所) 「二十四時間。ずっと」「古い刑務所。鉄の扉が連なった廊下。厳重なセキュリティは、誰も逃がさない。」【動画】ビジュアルと同一 008:淡島 世理 AWASHIMA SERI 「抜刀許可を」「右腕は余計な事をせず、主の望むままに動く。そこに間違いがあってはならない。 どんな時でも。」【動画】宗像に対し頷く淡島 009:宗像 礼司 Munakata Reisi 「抜刀!」「混沌を排すが法。」【動画】抜刀する宗像 010:背景美術(執務室?) 「捜査情報特別開示請求レベル ロイヤルブルー」「飾られたジグソーパズル、設けられた小間。全ての目と耳が集まる場所。」【動画】ビジュアルと同一 011:伏見 猿比古 Fushimi Saruhiko 「天下なんて下品なものに興味はない」「所詮、生きる場所が違ったんだ。」【動画】会話している伏見? 012:八田 美咲 YATA MiSAKi 「裏切り者が!」「気安く名前呼んでんじゃねぇ。気安くオレの仲間語ってんじゃねぇ。」【動画】都市を俯瞰する八田 013:周防 尊 Suoh Mikoto 「…うぜえ」「俺は何もしてねぇよ。何がキングだ。」【動画】草薙、八田らと共に歩いて来る尊 014:櫛名 アンナ Kushina Anna 「いかないで」「ミコトの傍が、一番暖かい。ミコトの赤が、一番綺麗。」【動画】尊の陰から顔を出すアンナ 015:草薙 出雲 Kusanagi Izumo 「遊ぼうや」「煙草の先に灯った炎、たゆたう紫煙。 ここは混沌と正義が混ざり合うクソみたいな世界。」【動画】一服した後、火のついた煙草を投げる草薙 016:背景美術(学園島 高校時計塔) 「学園島」「学園に通う生徒を完璧に管理し、快適な学園生活をサポート。 生徒全員が笑顔で楽しく過ごすために、様々なシステムと工夫が備わっている。」【動画】ビジュアルと同一 017:伊佐那 社 Isana Yashiro 「ニッポン平和だ良いクニだ」「美味しい食事、美味しいおやつ、騒がしい友達。 日向ぼっこする屋上。胸の上の猫。」【動画】猫を乗せたまま寝転がって伸びをする社 018:ネコ Neko 「にゃあ!」「いただきます。ごちそうさま。おかえり。いってきます。だいすき。 全部言えたのなら、聞こえていたのなら。」【動画】学ランを纏ったネコ 019:夜刀神 狗朗 Yatogami Kuroh 「食べ終わったら叩き斬る」「剣と、料理。人を生かすも殺すもこの二つが大事だ。」【動画】抜刀する狗朗 020:伊佐那 社 Isana Yashiro 「なぁんか、よくわかんない」「のんびりしたい。面倒なことが嫌い。目立たず、騒がず、平凡に。 だから難しい事は考えたくないんだけど…。」【動画】街中に佇む社 021:ネコ NEKO 「どこかに、消えちゃわない?」「シロはネコのシロなの。ネコもシロのネコなの。」【動画】弁財天のコスプレをするネコ 022:周防 尊 SUOH MIKOTO 「俺は、いつか」「炎はいつも燃え続けている。周りを巻き込んで燃え続けている。」【動画】高所から何かを眺めている尊 023:八田 美咲 YATA MiSAKi 「No Blood! No Bone! No Ash!」「赤の切り込み隊長・通称「ヤタガラス」。 尊さんの期待に答えるんだ!行くぜ、野郎共!」【動画】スケボーで街中を疾走する八田 024:伏見 猿比古 Fushimi Saruhiko 「俺が興味あるのは、血と肉のあるものさ」「俯瞰でばかりモノを見て、下のものを見下して。 そんな高いところから、一体何が見えるっていうんだ。 王様。下賤な民のことなんて、本当は何も知らないだろう?」【動画】ほくそ笑む伏見 025:背景美術(BAR HOMRA) 「BAR HOMRA」「ここは思い出だけがありすぎる。」【動画】ビジュアルと同一 026:草薙 出雲 Kusanagi Izumo 「べっぴんさん、ご注文は?」「ただし、これは俺とあんたの間だけの秘密やで。」【動画】グラスを手に語る草薙 027:淡島 世理 AWASHIMA SERI 「形式ですから」「二週間、国民の人権が一時的に侵害されます。ご了承を。 拒否権はありませんが。」【動画】何者かと話す淡島 028:宗像 礼司 Munakata Reisi 「やっぱり貴方は素敵な人ですね」「その冷徹さこそ私の右腕にふさわしい。」【動画】笑みを浮かべる宗像 029:夜刀神 狗朗 YATOGAMI KUROH 「命を懸ける価値?」「いつもヘラヘラ笑っている上に、口を開けばホラばかり吹く。あれはそういう男だ」【動画】室内で誰かに語る狗朗 030:背景美術(改札口?) 「ヒマな人募集!」「あれ、授業は? 午後は学祭準備!おめーも働けよ。」【動画】ビジュアルと同一 031:伊佐那 社 Isana Yashiro 「友達…」「The guy appears anywhere,exists nowhere.」「He is not aware of disguised usual day」「平凡な毎日、のらりくらりと過ごしていく毎日。 僕の知ってる世界で、僕の知らない世界があった。」【動画】何かに気づき猫と目を見合わせる社 032:背景美術(学園島の俯瞰?) 「この国は終わる」「狂ったような笑い。憐れな哀願。自我の崩壊。」【動画】ビジュアルと同一 033:ネコ NEKO 「自分の家に帰ってきて、何が悪いの?」「気に入ってたのに、お茶碗。」「love med(解読不能)g with m」「I m your cat.」【動画】室内のネコ 034:櫛名 アンナ Kushina Anna 「歌、歌わないの?」「優しい歌を歌っていた。温かい料理を作っていた。不思議なひとだった。」【動画】十束を見上げるアンナ 035:十束 多々良 Totsuka Tatara 「王様の家来になるんだ!」「ケンカは弱いくせに気がついたら中心にいる。弱いくせについて回って怪我をする。 それでもついてきた頭の足りない奴。それが初めの印象だった。」【動画】何者かに語る十束 036:背景美術(BAR HOMRA 内装) 「…まいど」「ギター、古い映写機、版画、盆栽。そこにあるものに統一感なんてない。 店のインテリアがおかしなことになってしまった。…小さく笑い声を立てた。」【動画】ビジュアルと同一 037:八田 美咲 YATA MiSAKi 「血よりも固い絆で結ばれたチーム・ホムラ」「つまんねぇ世界、くすんだ世界、変えてくれたのはあの人だった。 その恩を忘れた事なんて一度もない。」【動画】吠舞羅のタトゥーを見せる八田 038:伏見 猿比古 Fushimi Saruhiko 「ムカツク」「つまんねぇ世界、くすんだ世界、何一つ興味がないぬるい世界。 満足した事なんて一度もない。」【動画】襟元に手を置く伏見 039:草薙 出雲 Kusanagi Izumo 「これはとある炎の話」「静かな音楽と、こだわり抜いたバーカウンター。洒落た店に響くシェーカーを振る音。 そんな場所に、騒がしい声が混じりはじめた。おちおち煙草も吸えやしない。」【動画】煙草を吸う出雲 040:周防 尊 SUOH MIKOTO 「触るな、危険」「LONLY KING STANDS IN THE WILDNESS.」「」「どいつもこいつもわらわら寄ってきやがって。」【動画】炎を起こす尊 041:十束 多々良 Totsuka Tatara 「わかるよ、あんたは他の人と違う」「へーきへーき、何とかなるって。」【動画】何者かと会話する十束 042:夜刀神 狗朗 YATOGAMI KUROH 「名刀“理(コトワリ)”」「The dog which lost (解読不能) chasing the last ball th」「I m just the sword of my master.」「先の第七王権者、《無色の王》 三輪一言の愛刀。 王亡き後も、自らが定めた主は一人だけ。これから先も。」【動画】刀を向ける夜刀神 043:宗像 礼司 Munakata Reisi 「私はジョーカーというカードが嫌いなんですよ」「Firm Ice must be blue righteousness」「どうも公正さに欠ける気がする。特に、それが私の手の内にない時はね。」【動画】何者かに語る宗像 044:淡島 世理 AWASHIMA SERI 「王は何を考えているのかしら」「王は王同士、惹かれあう。巨大な力を持ちながら孤独な彼等の気持ち、 わかりたいけれど。わかるはずもない。」【動画】何者かと対峙する淡島? 045:背景美術(ダモクレスの剣) 「王を降りろと言っているんですよ、私は」「ボロボロにひび割れたダモクレスの剣。突き上げる破壊衝動。」【動画】光るダモクレスの剣 046:夜刀神 狗朗 YATOGAMI KUROH 「お玉、フライパン、調理器具」「卵焼きはふんわり甘く焼いたが、出汁巻きが好みだったら申し出ろ。」【動画】調理器具の揃った箱を開ける狗朗 047:伊佐那 社 Isana Yashiro 「…あれ?」「平凡な高校生の…僕?」【動画】三科と戯れる社 048:ネコ NEKO 「服は嫌い!ネギも嫌い!」「でもシロは好き!」【動画】制服姿のネコ 049:周防 尊 SUOH MIKOTO 「悪いな、貧乏くじ引かせちまって」「お前の目で見ろ、耳で聞け。力ずくで抑え込め。方法は一つだけだ。」【動画】不敵な笑みを浮かべる尊 050:宗像 礼司 Munakata Reisi 「馬鹿は嫌いです」「貴方と同じ空気を吸うなんて、反吐が出ます。」【動画】刑務所にて何かを言い残す宗像/扉施錠 051:伊佐那 社 「僕は無実だ」「すごくいい人じゃない代わりに、すごく悪い事もしていない。 年頃の男の子らしい、平凡な生き方をしてきた。僕なりの普通…だと思う。」【動画】交差点を歩く社 052:夜刀神 狗朗 「さりげなく すすめよきみの ゆめのみち」「亡き主よ、どうかお言葉を下さい。 この剣は何を貫くべきなのか。誰を護るべきなのか。」【動画】ボイスレコーダーを持つ狗朗 053:宗像 礼司/周防 尊 「二人の王」「王の存在がこの世を動かしている。 光が影を生むように、相容れない関係を生む事も、ある。」【動画】対峙する宗像と尊 054:夜刀神 狗朗 「道標」「美しく、崇高で、含蓄深き御言葉の数々。 道に迷った時はお前もこのボタンを押すといい。 必ず正しき方向へ、導いてくれるはずだ。」【動画】ボイスレコーダーを片手に満面の笑みを浮かべる狗朗 055:宗像 礼司 「握り潰す」「完全に一致して初めて完成する。歪だったり、間違ったピースなど必要ない。 完成のビジョンは、もう見えているのだ。」【動画】ジグソーパズルのピースを片手に呟く宗像 056:淡島 世理 「セプター4副長」「揺るがぬ法はただひとつ。剣に掲げた、王への誠。」【動画】斬撃を見舞う淡島 057:草薙 出雲 「迦具都クレーターか、物騒な話やな」「できる事なら止めたいに決まっている。その力もないくせに。 誰か止めてくれと、祈るのはエゴだろうか。」【動画】煙草を燻らせる草薙 058:BAR HOMRA 「俺は、知ってたよ」「孤独が絆を作ったんだ。その筆頭に君臨するのは、誰よりも孤独な王だった。」【動画】BAR HOMRAに屯する吠舞羅メンバー 059:掃除ロボ 「お掃除シマス」「学園の掃除ロボは、今日も正しく活動している。 ここにあるべきでないもの、不要のものは排除します。」【動画】ごみを分別・回収する掃除ロボ 060:雪染 菊理/夜刀神 狗朗 「何か判らない事とかあったら、いつでも聞いておくれ」「困っている人は放っておけない。誰だってそうでしょ? たとえ、理由はわからなくても。」【動画】菊理に深々と頭を下げる狗朗 061:伊佐那 社/夜刀神 狗朗 「今日は愛妻弁当です」「美味しいご飯を作る人は、そんなに悪い人じゃない気がする。 僕の独断と偏見だけど。」【動画】社と狗朗 062:夜刀神 狗朗 「あいすべき ごはんはだいじ よくかめよ」「食事は大切だ。美味い食事は命を繋ぎ、守り、そして明日の活力になる。」【動画】食事を作る狗朗 063:雪染 菊理 「友達…いないのかしら」「皆から名前を呼ばれて、笑いあって、はしゃいで。 無邪気でお調子者の代名詞。それなのに、何故か儚く思った。」【動画】社の事が気がかりな菊理 064:赤いビー玉と建物の群れ 「一番キレイな赤」「あなたの赤が見えなくなると、困る。あなたが世界の色だった。」【動画】ビー玉を通して映される風景 065:夜刀神 狗朗 「黒狗」「主に誓い、傅き、その遺志を護るのが俺の役目。何とでも呼ぶがいい。」【動画】ビジュアルと同一 066:伏見 猿比古/淡島 世理 「青のクラン」「秩序、均衡、厳正、規則。完璧にして完全。」 【動画】言葉を交わす伏見と淡島 067:赤のクラン 「赤のクラン」「一人一人はバラバラでも、同じ男の下に集まった。仲間なんてものじゃない。 家族なんてものじゃない。そこにあるのは、確固とした絆のみ。」【動画】炎の中に佇む吠舞羅のメンバー達 068:八田 美咲 「拳と煙草と」「赤の王?嫌いなヤツなんている訳無ぇだろ。力の象徴!最高の王! あの人はオレの全てなんだ!」【動画】赤い炎のオーラ(?)を纏う八田 069:伏見 猿比古 「サーベルと眼鏡と」「青の王?嫌いって事も無いですけど ただメガネって…キャラ被るんですよね。」【動画】不敵に嗤う伏見 070:夜刀神 狗朗 「人は見かけじゃない、だって?」「人は見かけではなく、中身でもなく、行動で判断すべきだ。 あの御方がそう仰っていた。つまりそれが俺の考えだ。」【動画】剣の鞘を突きつけ睨む狗朗 071:伊佐那 社/雪染 菊理/因幡 「日常って素晴しい」「友達もいて、自分のやるべき事もあって、同じ日なんてひとつもないでしょ? 毎日違うから、毎日楽しいんだよ、悲しい日だって、きっと素晴しい日常なんだ。」【動画】社に話しかける菊理と何者かを睨みつける因幡 072:雪染 菊理 「カラ回りラブ」「そう言う風にしか見えないんだよね、二人って。誰が見てもそうだって言うと思うけど?」【動画】社に対し顔を赤らめる菊理 073:周防 尊 「私はあなたを殺さなければならない」「その一言を言わせるお前が腹立たしい。」【動画】周囲を焼き尽くす尊 074:ダモクレスの剣 「増えるばかりで、なくなる傷なんてひとつもない」「誰が見ても、危険な状態である事は一目瞭然だ。 それでもまだ、戦い続けている。もしも、これが壊れてしまったら。」【動画】都市上空に顕現するダモクレスの剣 075:宗像 礼司 「あなたらしくもない小細工ですね」「彼は口元にわずかな笑みを浮かべた。」【動画】刑務所にて背後を振り返る宗像 076:十束 多々良 「君の話も聞かせてくれないか」「何にでも興味がある事が、時として、悲しい結末を生む事もある。 分かっていても、また声をかけるんだろう。「何してるの?」」【動画】柔和な笑みを浮かべる十束 077:伊佐那 社 「今、…何か」「何か聞こえたような気がして、ハッとした。呼んでいるようにも聞こえた。 凄く、大切な事のような気もしていた。」【動画】弁当を食べながら何かに気づく社 078:ネコ/伊佐那 社 「クロスケのバカ!」「ネコとシロは出会ってから、ずっと一緒!ワガハイのシロはいいシロだもん! どうして信じてくれないの!」【動画】社に抱き付いたまま狗朗に不平を洩らす(?)ネコ 079:夜刀神 狗朗 「黙れ」「こいつの事は信用しない。そう言っているだろう? 貴様もこいつの悪事に加担しているのなら…覚悟しておけ。」【動画】刀を構える狗朗 080:櫛名 アンナ/草薙 出雲/八田 美咲 「赤いビー玉の世界」「情けない話だけど、結局彼女に頼ってしまう。嘘か真実か、ここから進む道さえも。 その小さな身体に、何もかもを背負わせてしまっているんだろうか。」※限定版は背景が黒から白に変更、赤いビー玉の中にカウンターに立つ草薙が追加。【動画】草薙、八田と共に赤いビー玉を見つめるアンナ 081:草薙 出雲/???? 「内緒の関係」「肩の荷は降ろさない。だけど、少しだけ力を抜いた。 二人の会話は、大人、なんだろう。 彼女のお酒の割り方を知っているのは、きっと内緒の関係だから。」【動画】女性客と言葉を交わす草薙 082:宗像 礼司/周防 尊 「相対」「いつかそうなる予感はあった。お互いに。」【動画】独房にて尊を問い詰める宗像 083:伏見 猿比古 「あいつはいない……か……」「無意識、だろうか。あいつの姿を探していた。いくらでも呼べよ、裏切り者だって。 雑魚に言われても痛くも痒くも無い。あいつがいないんじゃ…面白くないな。」【動画】辺りを見回す伏見 084:八田 美咲 「待てゴラアアッ!!」「やっと見つけた。もう逃がさない。オレたちの大事なモン奪いやがって。 逃げるなら、どこまでだって追いかけてやる!」【動画】階段や手すりをスケボーで走り抜けて行く八田 085:淡島 世理 「愚問ね」「クールビューティ。彼女の為にあるような言葉だ。 過激な事もさらっと言い放つ、冷徹さ。 少しだけでいい。彼女の笑った顔も見たいと思うのは我が侭だろうか。」【動画】毅然とした表情の淡島 086:宗像 礼司 「俺もだよ」「吐き捨てるようにつぶやいた。自分らしくない一言だ。 俺は、まだ───。…いや、甘い考えは必要ない。」【動画】ビジュアルと同一 087:伏見 猿比古 「下の名前で呼ばれんの、嫌いだったっけ?」「なあ、美咲?」【動画】嗤う伏見 088:周防 尊 「因縁」「それだけで殺しあおうとは思わない。」【動画】対峙する赤のクランと青のクラン 089:草薙 出雲 「尊が、何やって?」「元気が有り余ってるガキ共は毎日喧しい。 五月蝿くてかなわんと思うけれど、その五月蝿さが心地いい。 そう思うようになったんはいつからやったかな?」【動画】八田と鎌本の頭を掴み、睨む草薙 090:周防 尊 「赤の王サマ」「少しの間でいい。ゆっくりと眠りたかった。 制御しきれない巨大な力で、手に入れたもの全てを壊してしまう前に。」【動画】振り返った後、再び前を向いて歩いていく尊 091:櫛名 アンナ/草薙 出雲 「…嘘つき」「大人は皆嘘をつく。私は真実だけを告げる。必要な嘘もあるよと貴方が言う。 嘘はきらい。だって優しい嘘は、嘘を吐いた優しい人を、傷つける。」※限定版は背景が黒から白に変更、赤いビー玉の中にカウンターに立つ草薙が追加。【動画】ビジュアルと同一 092:草薙 出雲 「あいつもサバンナの王(ライオン)にでも生まれりゃ幸せだっただろうな」「いつもギラギラして、いつも満たされない顔をして。 彼の目に映る世界に、俺達はどんな風に見えているのか。近いほど───遠い。」【動画】ビジュアルと同一 093:櫛名 アンナ 「だから、離せない」「歩く速度が違う人。まっすぐに前だけ見ている人。静かに燃えている炎のような人。 だけど、私が掴んだ指先を、離さない人。」※限定版は赤いビー玉の配置変更・中にアンナと尊がそれぞれ追加。【動画】尊の服の裾を掴み、ビー玉を手にして歩くアンナ 094:八田 美咲 「尊さんがそれを教えてくれた ここにその誇りが」「居場所をくれた。力と、誇りと、仲間をくれた。 あの人の傍にいられるのなら、あの場所にいられるのなら。 俺はいくらでも鉄砲玉になってやるさ。何も怖くなんてない。」【動画】何者かに語る八田 095:周防 尊/宗像 礼司 「一言で言うなら暴力」「孤独な炎が渦を巻いて柱になる。握り締めた拳が燃える。 空っぽの拳じゃない。拳の中には大事なものがある。」【動画】睨みつける尊 096:赤のクラン・吠舞羅メンバー達 「俺達がホムラだ!」「体内に巡るのは灼熱の絆。起爆寸前の炎の波が薙ぎ払うのは悪でも正義でもない、 俺達の絆と誇りを汚す邪魔な奴らだけだ。」【動画】銃を手に笑う八田/後ろに控える鎌本達 097:宗像 礼司 「我らセプター4に大義あり!」「冷淡で厳粛、完璧な統率。悪しき者に制裁を、歯向かう者に罰を。 それは華麗なほどに残虐で、崇高なまでに純粋な青い正義。」【動画】集結するセプター4の面々 098:ネコ 「クロスケなんかにシロはあげないもん!」「あたたかな笑顔をくれた大事な人。あたたかい手、あたたかい声。全部大好き。 大事なものは宝箱にしまっておきたいけれど。できないのなら。」【動画】学ランを羽織ったネコ 099:伊佐那 社 「どうも。僕、伊佐那です。伊佐那社」「はじめまして。はじめまして。君は誰でしょう。」※限定版は端末の向きと画面が変更【動画】何者かに端末で録画されている社 100:夜刀神 狗朗 「貴様の命、貰い受ける!」「この世界を混沌に陥れる悪しき者ならば、生かしておくわけにはいかない。 ただし、真実を見誤ってはいけない。さぁ、審判の時間だ。」【動画】危機に立たされた社の前に現れる狗朗
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統括タグ:#yamaguchi #ymgc 市区町村別 リンク名:山口市 #shimonoseki:下関市 #ube:宇部市 または 宇部・小野田広域都市圏(宇部・美祢地域/厚狭地域) リンク名:萩市 #hofu:防府市 リンク名:下松市 #iwakuni:岩国市 リンク名:光市 リンク名:長門市 #yanai:柳井市 リンク名:美祢市 #shunan:周南市 または 周南広域都市圏(周南地域) リンク名:山陽小野田市 リンク名:周防大島町 リンク名:和木町 #kaminoseki:上関町 リンク名:田布施町 リンク名:平生町 リンク名:阿武町 テーマ・企画 #fmy:株式会社エフエム山口 #083cafe:哲学カフェ・下関(井戸端サークル@しものせき) #YWebGrp:山口県WEB勉強会 イベント #kaikyou2010:下関海峡マラソン2010 #yamato_rc:大和良子ランナーズクラブ(@yoshiko39yamato) 名前 コメント
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (全国.png) 地方 国 台風 雪 東北 北陸奥,南陸奥,出羽 -- 冬(必ず)、春 関東 常陸,下総,上総,下野,上野,武蔵,相模 ○(低確率) -- 東海 駿河,,遠江,三河,尾張,美濃,伊勢 ○ -- 甲信 甲斐,南信濃,北信濃 -- -- 北陸 越後,越中,能登,加賀,越前 -- 冬、春 近畿 北近江,南近江,山城,丹波,摂津,河内,大和,紀伊 ○ -- 山陰 丹後,但馬,因幡,出雲,石見 -- -- 山陽 播磨,美作,備前,備中,備後,安芸,周防,長門 -- -- 四国 阿波,讃岐,伊予,土佐 ○ -- 九州 豊前,豊後,筑前,筑後,肥前,肥後,日向,大隅,薩摩 ○ --
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順不同 セントラルパークゴルフ倶楽部 ブルーラインカントリー倶楽部 プレジデントカントリー倶楽部山陽 ユニマット山口ゴルフ倶楽部 レークスワンカントリー倶楽部 美祢コース 下関ゴルフ倶楽部 下関ゴールデンゴルフクラブ 中須ゴルフ倶楽部 光カントリー倶楽部 厚狭ゴルフ倶楽部 周南カントリー倶楽部 周防カントリークラブ 和木ゴルフ倶楽部 宇部72カントリークラブ 万年池東コース 宇部72カントリークラブ 万年池西コース 宇部72カントリークラブ 江畑池コース 宇部72カントリークラブ 阿知須コース 山口カンツリー倶楽部 山口レインボーヒルズ 関門菊川ゴルフクラブ 山口レインボーヒルズ泉水原ゴルフクラブ 山口レインボーヒルズ豊田湖ゴルフクラブ 山陽グリーンゴルフコース 山陽国際ゴルフクラブ 岩国カントリー倶楽部 岩国センチュリーゴルフクラブ 常盤ロイヤルカントリークラブ 徳山カントリークラブ 徳山国際カントリー倶楽部 朝陽カントリークラブ 柳井カントリー倶楽部 湯田カントリー倶楽部 白須那カントリークラブ 美和ゴルフクラブ 萩・石見カントリー倶楽部 ページ先頭へ
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341~350 351 ③「その、粘膜接触って、例えば?」 逆に聞き返してみる。 「……? ですから、先ほどのあなたの質問が答えになります。 キスをすればその際に口腔内の粘膜同士が多少なりとも触れる可能性がありますので。 …それ以外の粘膜接触に関しても何かご質問がありますか」 まるでお医者さんのように感情を差し挟まない口調で御門くんは言った。 (ほっといたら恥ずかしげもなく昼間の公園にそぐわない話を始めちゃいそう…!) 私は慌てて首を振って疑問は解消されたとアピールをする。 納得してくれたのか、御門くんはそれ以上の説明はしなかった。 ほっと胸を撫で下ろした所で御門くんに聞いてみる。 「じゃあ、『触れる』って具体的にどうするの?」 「先ほどお伝えしたとおりに手順を踏んで頂いて、最後にあなたが対象者に触れれば まじないは効力を発揮するはずです。……触れる場所はどこでも結構ですが、 肌に直に触れるようにまじないをかけてください。 半端なまじないは、術者・対象者をかえって危険な目にあわせかねませんから」 「わかった。気をつけるよ」 「最後に……」 私が頷くのを見届けて、御門くんはゆっくりと話し出した。 「ここが一番重要です。まじないを施す際は、対象者があなたに心を開いて あなた自身を受け入れようとする姿勢がなければなりません。 心が通わない状態ではあなたが消耗するのみで、まじないが成功する事はまずありません」 (要注意、ってことね?) 確認してみようかな? ①「まじないが成功したかどうかはその場でわかるの?」 ②「ケンカ中だとまじないは無理ってこと?」 ③「消耗するって、具体的にどうなるの?」 352 ②「ケンカ中だとまじないは無理ってこと?」 『もうこれ以上の厄介事は、ご免なんだ!』と言った春樹の顔を思い浮かべる。 (ケンカって訳じゃないけど……すれ違ったままよね) 「疑念や不安、怒りなどの負の感情はまじないの妨げになります。 術者のあなた自身もできる限り穏やかな精神状態が好ましいでしょう。 対象者との同調性が最も重要だということです」 マニュアルでも読み上げるように御門君はよどみ無く説明した。 「それで……説明してもらった通りの手順でいいのね?」 「はい。術が完了していれば、術者のあなたにも対象者の体にも印が現れているはずです」 私は指先にある印を見つめる。 (きっとこんな感じで現れるんだよね) 「わかったよ。でも……術者の私にも印が現れるんだね」 「さきほどのあなたとの契約によって、僕の体にも印が現れています」 御門君の手を見ても、これといった印は見当たらない。 「どこに現れているの? 見たところでは判らないけど……」 「…………確認したいですか?」 御門君はジッと私を見つめたまま言った。 「うん、どんな印なのか見ておきたいかも」 「…………わかりました」 御門君は冷静にベルトを外し始める。 そして、ジーンズに手を掛けた。 (嫌な予感……) 「ストップ! ストップ! やっぱり見なくていいから」 「いいんですか?」 ジーンズのボタンを外しかけている手を止めて御門君は尋ねる。 「いいの!」 「…………わかりました」 御門君は何事も無かったように答えた。 あと、聞くことは…… ①周防さんが大丈夫なのか尋ねる ②もう少しまじないについて尋ねる ③もう聞くことは無い 353 ①周防さんが大丈夫なのか尋ねる 「周防さんは、大丈夫なの?」 さっきの夢の中では大丈夫だと言っていたから大丈夫だとは思うんだけど。 やっぱりまだどこか心配と不安とが収まらなくて……気がつけば私は御門君に問いかけていた。 「本人に聞いたのではないのですか?」 御門君が淡々と聞き返してくる。 「うん、聞いたよ。聞いたけど……結局あの時から、ずっとこっちでは姿を見てないから」 なんとなく気恥ずかしくて、だんだんと言葉が尻すぼみになっていってしまう。 「大丈夫、だよね?」 再び問いかけながら、御門君をちらりと伺ってみる。 「……大丈夫です。彼は嘘をついていません」 少し間が空いたものの、御門君はそう断言してくれた。 「今すぐに、と言うのは無理でしょうが…… 明日明後日くらいにはまた現れるのではないかと思います」 続いた言葉に、ようやく胸をなでおろす。 (よかった……周防さんにまた会えるんだ) 「では、帰りましょうか。送ります」 そして、御門君が私にそう声をかけて帰宅を促した。 そこで、私は…… ①御門君にプレゼントを渡していないことに気がついた。 ②春樹がどこへ行ったのかが気になった。 ③一郎君の朝の電話を思い出した。 354 ②春樹がどこへ行ったのかが気になった。 (そういえば、春樹はどこに行ったんだろう?先に帰るって言ってたけど…) 「どうかしましたか」 数歩歩き出して立ち止まった私を不思議に思ったのか、見れば先を歩いていたはずの 御門くんが振り返ってこちらを見ている。 「え。…えーと、ね。春樹…弟のことを考えてたの。どうしてるかなあって」 「あなたの弟さんですか。あなたが周防とこちらに戻られるまでの間、彼はあなたの事を 心から心配している様子でした」 「そう……」 御門くんの言葉に、意識を取り戻して一番に目に飛び込んできた春樹の顔が目に浮かぶ。 今、春樹はどんな気持ちでいるのだろうか。 目に見えない胸の奥が、鈍く痛んだ。 「…僕に兄弟はありませんが、僕の目から見てもあなた達は血の繋がった姉弟以上に お互いを想いあっているように見えます」 黙り込んだ私に、御門くんは控えめにそう声をかけた。 「…私と、春樹が?」 「はい。当初は春樹さんは頭に血が上っているようでしたが、僕と言葉をかわすうち 次第に落ち着かれてこの状況をどう対処すべきかに考えを巡らせていたようです。 …最終的に彼は自分にもできることをみつけたと、そう言っていましたが」 (でも。さっきの春樹は『面倒はご免だ』って、そう言ってたのに…) どうしよう? ①春樹の真意を確かめたい。春樹を探しに行く。 ②これ以上御門くんに心配をかけられない。おとなしく家に帰る。 ③もう少し御門くんと話がしたい。 355 ②これ以上御門くんに心配をかけられない。おとなしく家に帰る。 よく見ると、陽は落ちて薄暗くなり始めている。 公園内の街路灯にも明かりが点っていた。 「御門君……今日はありがとう。ハイ、プレゼント」 私はバッグの中からプレゼント用に包んでもらったムーンストーンを手渡した。 「………………」 御門君は手の中に納まっているプレゼントをジッと見つめている。 「せっかくのショッピングが途中になっちゃったけど、楽しかったよ」 「僕も……楽しかったです」 「また、こうやって遊べるといいね」 「…………はい」 私はいつの間にか寝てしまったチハルを鞄の中にそっと入れた。 「私は一人で帰れるから、送ってくれなくても大丈夫だよ。 周防さんに会ったら、プレゼントは今度渡しますって言っておいて。 俺だけ貰えなかったーって拗ねちゃうと可哀想だしね」 口調が暗くならないように、私は努めて明るく振舞う。 「送らなくてもいいのですか?」 「うん。なんだか、一人で帰りたい気分だし」 「わかりました……」 「それじゃ、御門君。バイバイ」 私は手を振り終わると駅に向かって、ゆっくり歩き出した。 だけど、足取りが重くてなかなか前に進まない。 これまでの事、これからの事いろいろ私の肩にのし掛かってくる。 (少しでも前に進まなきゃ……今日みたいに周防さんや御門君に迷惑をかけてしまう。 それに、関係無い人々にまで被害が及んでしまうんだ……) 「……愛菜!」 不意に投げかけられた声に、私は振り返る。 「御門君……?」 「…………これ、ありがとうございまいた」 御門君はプレゼントを大切そうに両手で包み込んでいた。 私はその言葉に大きく頷いて、もう一度手を振った。 ……家まで帰ろう。 ①まっすぐ駅に向かう ②騒ぎがあった方へ寄り道して帰る ③春樹の携帯に電話する 356 ①まっすぐ駅に向かう 人気のない所を避けるようにして、大通りをまっすぐ駅へと向かう。 平日ほどではないけれど、私と同じ様に駅へと歩く人たちも多かった。 (なんだか、疲れちゃったな……) 歩きながらぼんやりと目を向けたショーウィンドウに映りこむ自分の顔は 随分泣いたせいか、目の充血はそうでもないものの瞼がうっすら腫れあがって お世辞にも可愛いとは言えない、そんな表情だった。 どこか冷静にそう思う自分がおかしくて、自然と小さく笑みがこぼれた。 「……大堂?」 不意に後ろから呼び止められた。反射的に振り返ると、そこには一郎くんの姿があった。 「一郎くん……」 「一人で一体どうしたんだ?弟くんは……」 よほど私の顔に出ていたのだろうか。言いかけて、一郎くんは途中で口をつぐんだ。 気付いてしまった一郎くんの気遣いがなぜだか悔しくて、私は無理矢理笑顔を作って言った。 「私たち、いつも一緒にいる訳じゃないよ?春樹だって春樹の都合もあるしね」 「……そうだな」 一郎くんはそれ以上、何も聞かなかった。 ただ一言『家まで送ろう』、そう言って私の前を歩き出す。 どうしよう? ①一人で帰りたいと断る ②黙って後をついてゆく ③なぜそれ以上聞かないのか尋ねる 357 ②黙って後をついてゆく 断る気力もなくて、前を歩く一郎くんについていく。 電車が来るまで少し時間があるみたいだった。 並んで電車を待つ間、一郎くんは何も言わずに時々、気遣うように私を見る。 何があったのか聞きたいと思うのに、何も聞かないのが一郎くんらしい。 でも、今の私にはそれがうれしかった。 いろいろなことを詰め込まれて、今何かを聞かれてもうまく答える自信がない。 もう少し自分の中で今聞いたことを頭の中で整理しようとして、ふと御門くんに重要なことを聞いていないことを思い出す。 (お母さん…!) 御門くんはお母さんに育てられたといった。 じゃあ、いまお母さんはどうしているのか? 御門くんはお母さんが死んだとは言っていない。 御門くんは聞いたことには答えてくれるけれど、逆を返せば聞いていないことは言ってくれない。 「大堂、電車が来た」 一郎くんの言葉に、ハッと現実に戻る。 ちょうど電車がホームに入ってくる所だった。 今戻れば、まだ御門くんは公園に居るかもしれない。 そうすれば、すぐにお母さんのことが聞ける。 どうしよう… ①電車に乗る ②すぐに公園に戻る ③一郎くんに説明して一緒についてきてもらう 358 ①電車に乗る 今からすぐに公園に戻れば、御門くんに会えるかもしれない。 でも、もしいなかったら? (騒ぎのあった近くに一人で行くのはまずいんじゃないかな。 …一郎くんだって不審に思うかもしれないよね) それに呼べば御門くんは夢の中にも出てくれる。明日だって学校で会えるかもしれないし。 なにより、これ以上話を聞くのが辛かった。 お母さんが元気でいてくれれば私はそれだけで嬉しいけれど、もしもの場合は? ずっとお母さんを待っていたお父さんの気持ちは?お義母さんは? 考えなければならない事から無意識のうちに目を背けていたのかもしれなかった。 「大堂?」 一郎くんの声に我に帰ると、目の前の乗車口がちょうど開くところだった。 「あ、ううん。なんでもない」 首を振って混み合う車内に乗り込んだ。 日曜の夕方だというのに、電車の中は乗客でいっぱいで息苦しい。 「大堂、こっちへ」 走り出した電車が揺れる度によろける私の肩に、一郎くんの大きな手のひらが触れた。 導かれるまま移動したのはてすりのすぐそば。 気付けば一郎くんは他の乗客から私をかばうように立って、流れる車窓に目をむけていた。 一郎くんは、こういう人だ。 態度はそっけないしわかりづらいけれど、いつもさりげなく気にかけてくれる。 私は部活でそんな姿を何度も目にして、一郎くんに憧れたのだから。 「…ん?どうした?」 ぼんやりと見上げていた一郎くんと目があった。 身長差のせいで近くに寄るとどうしても私が一郎くんを見上げるかたちになる。 うつむき加減の一郎くんの顔を流れる街灯の明かりがうっすらと照らし出していた。 何か、言おうかな? ①私をかばうように立っていて辛くないか聞く。 ②どうして駅の近くにいたのか尋ねる。 ③せっかくなので今は何も言わずに一郎くんの隣りにいたい。 359 ②どうして駅の近くにいたのか尋ねる。 「そういえば、一郎くんはどうしてこの駅にいたの?」 何気なくたずねてから、家を出る前に一郎くんから電話が来ていたことを思い出す。 「朝の電話の用事?」 「いや……」 一郎くんは何かを思案するように言葉を切り、さりげなくあたりを伺うように視線を走らせた。 その視線が、一瞬一点で止まり何事もなかったかのように私に戻ってくる。 「一郎くん…?」 同じようにあたりを伺うけれど、私には何も分からない。 御門くんときちんと契約をしたといっても、一郎くんと同じものが見えるわけではないようだ。 (一郎くんと修二くんは「見る力」に特化してるのよね…?) もしかしたら、御門くんや周防さんにも見えないものが見えているのかもしれない。 「俺があそこに居た理由は降りたら話す。ここは人が多すぎる」 「そうよね…」 確かに、こんなに混んだ電車の中でするような話ではないだろう。 最寄の駅に着き、駅舎をでると、一郎くんが尋ねてきた。 「大堂、どうする?」 さっきの話をどこで聞こうか? ①家に帰って聞く ②駅の近くの喫茶店で聞く ③家の近くの公園にで聞く 360 ③家の近くの公園にで聞く 今日はいろいろあったし、早めに帰宅したかった。 私は家の近所の公園で話そうと提案し、一郎くんは「大堂の好きなところでいい」と言って承諾してくれた。 駅からしばらく歩くと、公園が見えてきた。 「あのブランコ……全然変ってない」 懐かしさのあまり一郎君のことも忘れて、思わずブランコに駆け寄った。 「わぁ。ブランコが小さくなってるよ」 私はブランコに座って、少しだけ揺らしてみる。 軋む鎖の音や、錆びた匂い、すべてが懐かしい。 はしゃぐ私に少し呆れつつも、一郎くんも私の隣のブランコにゆっくり腰掛けた。 「……………」 一郎くんは何も言わず、体に合わないブランコを足だけでゆっくり漕ぎ始めた。 夜の児童公園に来た事は無かったけれど、昼の明るさとは対照的だった。 白熱灯のぼんやりとした明かりのせいで、一郎くんがどういう顔をしているのか判らない。 「大堂。さっきは元気が無かったようだが、大丈夫なのか?」 漕ぐのをやめ、一郎くんはポツリと私に話しかけた。 「うん。さっきはちょっと落ち込んでいたけど……今は大丈夫」 「そうか」 一郎くんは安心したように頷いた。 「そういえば……前も泣き顔を一郎くんに見られてたんだよね。泣き虫の子供みたいで、恥ずかしいよ」 「いや……。こうなる事がわかっていて、泣かせてしまったのは俺の責任だ。 やはり大堂は何も知らなかった方がよかった。知らなければ、泣かせずに済んだんだ」 そう言って、一郎君は白熱灯を見上げた。 私は ①「公園にいた理由を教えて」 ②「一郎くんは何を知っているの?」 ③何も聞かない
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P「環」 環「おやぶーん」 執筆開始日時 2016/05/01 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462034785/ 概要 P「たまきー」 環「お疲れ様だぞ、おやぶん。今日のお仕事、もう終わり? くふふ……、じゃあ、今から思いっきり遊ぼっ!」 P「たーまーき」 環「だってあの人、おやぶんにエバっててたまききらい! えっ、おやぶんより偉いの?」 タグ ^大神環 ^周防桃子 まとめサイト あやめ2nd えすえすゲー速報 えすえすログ エレファント速報 だる速 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SSびより wiki内他頁検索用 Pドル しんみり ミリオンライブ 大神環 恋愛 数年後 誕生日
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グリP「アイドル達に告白してみる」(ビジュアル編) 執筆開始日時 2014/03/06 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394113567/ 概要 伊吹翼の場合 グリP「突然だが翼、俺と付き合ってくれ!」 翼「いいですよ~」 グリP「即答だなオイ!」 タグ ^伊吹翼 ^周防桃子 ^中谷育 ^所恵美 ^二階堂千鶴 ^七尾百合子 ^北沢志保 ^豊川風花 ^宮尾美也 ^伴田路子 ^徳川まつり ^篠宮可憐 関連SS グリP「アイドル達に告白してみる」(ボーカル編) アイドル達に告白してみる(ダンス編) まとめサイト えすえすゲー速報 えすえすログ ポチッとSS!! SSまとめ SSまとめプラス SSでレッツゴー SS2chLog wiki内他頁検索用 Pドル ミリオンライブ 恋愛
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【ミリマス】桃子「変な薬を飲まされて回される?」←《まわす》違い 執筆開始日時 2020/11/08 元スレURL https //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1604715608/ 概要 ――その日、私は ――一人であまりいい噂を聞かないスタジオに向かいました ――けれど、それが間違っていた……と知るのは何もかもが終わった後でした タグ ^周防桃子 ^青羽美咲 ^中谷育 ^大神環 ^望月杏奈 ^箱崎星梨花 ^エミリー スチュアート ^真壁瑞希 ^七尾百合子 ^音無小鳥 ^春日未来 ^桜守歌織 まとめサイト あやめ速報-SSまとめ- えすえすゲー速報 えすえすログ ポチッとSS!! SSまとめ SSびより wiki内他頁検索用 シアターデイズ ミリオンライブ 作者◆f1tFKtbZna.K氏
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【ミリマス】P「人魚姫の夢」【SS】 執筆開始日時 2016/11/15 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479139060/ 概要 書いたのにドラマコンテストに出し損ねる無能采配したので初投稿です。 レギュすら読まなかったのでなんかすごいことに。 なので全部台本書きになってます。難しいぞ。 あとはいつものテンプレ注意事項 短編集です。 タグ ^田中琴葉 ^所恵美 ^最上静香 ^七尾百合子 ^高山紗代子 ^永吉昴 ^北沢志保 ^周防桃子 ^中谷育 ^大神環 ^音無小鳥 ^島原エレナ ^高坂海美 ^望月杏奈 まとめサイト あやめ2nd アムネジアss大全 えすえすゲー速報 えすえすログ エレファント速報 だる速 ネコミミss速報 ポチッとSS!! SSまとめ SSでレッツゴー SSびより SSまとめプラス