約 28,785 件
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/725.html
目を閉じ、息を落ち着ける度に、体の奥底からの震えに胸を乱す。 狭いコクピットの中で、ラカは操縦桿を握り締めては、また離す。 感応装置は視覚、聴覚ともに落としてあるが、観衆の騒乱は機体を揺らして、振動となって伝う。 沈黙したコンソールには、無機質な数字のカウントダウンだけが浮かんでいた。目をやって、ラカは独りごちる。 「後、五分。後生の猶予にしては、少しばかり短すぎるな」 ラカは操者として、新米ではない。だが試合を目前にして、ラカは震えていた。 初めてフィールドに出る時の、尻の穴から脳天までを突き抜ける冷たさを、久しぶりに思い出す。 開始四分前を数字が告げ、停止していた感応装置が再びリンクする。鉄の塀で囲われた、広い闘技場が目に映る。 高い塀の上では無数の観客が、思い思いの罵詈を叫んでいた。闘技場の中、遠く映るのは現在首位《暴威》ゴルト。鉄と油の覇者が駆る機体。 それはラカにとって、鉄貌の怪物に相違なかった。 ゴルトに対した相手の死亡率は、極めて高い。試合とは名ばかりの、兵器を使った殺し合いである以上、もとより敗者の死亡率は高い。しかしその中でも、ゴルトは群を抜いていた。 そのために《暴威》などという喧伝文句が付けられるようになったが、その本質は残虐性によるものではなく、観客へ向けてのパフォーマンスでもない。 勝利への道理に根ざしたものである。 闘技場のルールは降伏か、戦闘不能。 だが機体規格の統一が図られていない為、一見戦闘続行不可能に見える機体が、油断を招いての搦め手、あるいは起死回生の一撃によって勝利を得ることが、稀にではあるが発生する。 それは油断をしなければ防げる、ほんの僅かな可能性。だが、ゴルトは相手の機体を執拗に攻撃し、破壊する。異常なまでの、敗北への忌避。 鉄片混じりの、黄色い砂地にゴルトの機体は立っていた。二足の機体だが、そのフォルムは人型には程遠い。巨躯の獣が、背骨を歪に曲げて立っている様に近かった。 武装は四門。右肩の擲弾砲。左肩の野戦砲。右腕のレールガン。そして左腕の重ガトリング。対してラカの機体は、標準的な人型のフォルムに、右腕に取り付けたブレード、それに両手で抱えたショットガンのみ。 ゴルトとラカの機体を比して、ラカは武装の射程、そして火力では劣るが速度、小回りに大きく勝る。速度で翻弄し、相手の装甲を削っていくというのがラカの主な戦法になる。それは重鈍な相手に対しての、一つの定石ではある。 ともあれ射程で劣る以上、まずは初撃を避けなければ、そこで試合は終わるだろう。 開始を告げるサイレンが、鳴る。直前、フットペダルは既に踏み込んでいた。サイレンと同時に、限界まで脚部ブーストを吹かして駆ける。 瞬間に二本の光条が疾った。野戦砲からの一本は、胸部のすぐ脇を抜ける。弾筋の描く太い光線は、その威力をうかがわせた。 冷や汗をかく間もなく、次弾が機体の近くに着弾し、炸裂した。轟音と、衝撃がラカを襲う。 無数の破片と爆風が機体を破損させていくが、その脅威は威力ではない。 無視できないダメージではあるが、致命的なものではない。この状況での脅威は、動きが制限される事にある。 二つの砲撃に間を置いて、右腕の三ツ爪がラカに狙いを定めていた。 迸る青電光が、死圏を告げている。ゴルトの強さは機体の火力ではなく、その砲撃の精度にある。 レールガンの一撃は正鵠にコックピットを射抜き、容易くラカを消し飛ばすだろう。 爆風を受けてバランスを崩した機体を、爆風と同じ方向に加速することで立て直した。 そして間髪入れずに、強引に加速方向を変える。起点にした左足のフレームが歪む感触も、気に掛ける余裕は無い。 機体がVの字の、乱雑な軌跡を描く。突然の急制動に、吸収しきれ無かったGがラカの体を圧し潰した。肋骨が軋み、肺から漏れた息が奇妙な音を鳴らす。 だが歯を食いしばり、尚も加速をかける。万に一つの勝機があろうと、少なくともこの間合いにはない。 近距離、あるいは至近へと飛び込まなければ。レールガンの一撃が腹部を貫通し、抜ける。 汗を拭う暇にも満たないが、相手が次弾を打ち込むまでの隙に肉薄する。 ガトリングの銃身が回転を始める。しかしそれは、既にラカの射程圏内に入ったという事でもある。 ガトリングと向きあう様にして、ショットガンを構える。狙う先は、右腕のレールガン。真っ向から撃ち合えば、幾許もなく肉片と鉄屑になるのは想像に難くない。 けれども、致命的な損傷さえ避ければ後は構わない。ならば、相手の武装を減らせばいい。破壊には至らないものの、放った散弾の衝撃でレールガンは照準を逸らした。 不運にも銃身は観客席を向き、一角の数十人が消失し、数百人が肉片になった。しかしその様な結果に気をやるだけの余裕はラカには無く、あったとしても些事に過ぎない。 限界まで加速度を上げる。ガトリングの弾が機体を穿ち削るが、瞬時に戦闘不能へ至りはしない。 再び肩口の二門の砲塔が火を吹くが、近距離では身を屈めているだけで射角の外へ逃れられる。 白く霞む視界で、加速度的に大きくなる敵機の輪郭が、彼我の距離が望む間合いに届いた事を告げた。 長大な砲身を持つ肩部武装は、懐に潜りさえすれば完全に無力化されたと認識していい。左腕を付き出して、体をかばうようにしてゴルトへと突っ込む。 相対する距離はもはやゼロに近い。再度、ショットガンを相手の右腕めがけて放つと、手放す。レールガンが明後日の方向に放たれた。再充填までの時間は、もう与えない。 左腕をガトリングの銃口にかざす。左腕が削れて砕け、捻れていくが、盾としては十分。後、一動作。エーテル刃を展開し、胸部装甲の奥、コックピットに向けて、殴りつけるように腕を突き出す。 そして、一つの疑問がラカの脳裏をよぎる。 ゴルトに対して相性の悪い武器である、ショットガンが囮である事は相手も端から見抜いているだろう。 ブレードの一撃こそが本命であることは予測されているはず。そして、四門の武装全てが無力化する至近距離は、ゴルトにとって何より忌避すべきものだ。 しかし、容易く届いた。確かにラカは死に物狂いで、この闘技場にあってトップクラスの動きを見せた。 だがそれだけで届くものなら、ゴルトはかくも長くこの闘技場に君臨してはいない。時が停滞し、思考だけが上滑りする感覚。 その正体を把握しあぐねるラカの目前に、敵機の背部からマニピュレータが展開される。それが違和感の答え。格納腕に装着されていたのは、長大な鋸剣。 つまり、この状況は、誘われたもの。 ラカは虎口に飛び込む鼠の如くの、道化。青く帯光している刀身が、引き絞られた叫びのような駆動音をあげる。 右手のブレードは、既に胸の装甲に迫っている。あと僅かで、エーテル刃は胸装甲を貫き、コックピットにいる操者を消し飛ばせる。 敵の武装が四門ともに無力化された間合いで、先制すらも取った。だが、勝利には足らない。 ラカの刃が装甲を溶かし貫く間に、ゴルトの鋸剣は機体ごとラカを両断するだろう。 死と敗北の目前、積層装甲が薄皮同様に裂かれていく中で、しかしラカは笑った。 極限まで高まった昂ぶりと恐怖の綯交ぜになった、凄惨な笑み。 笑って、最後の一手を放つ。 起死回生の一手ではない。端からこの手に賭けていた。隠伏の奇撃にして、必壊の一撃でなければこの怪物に届かない事は、既に知っている。 右腕が、爆ぜた。 肘を起点とする、指向性を持った爆発。肘から先の腕は弾丸の如く、ゴルトの装甲に喰らいつく。 腕はその半ばまでもめり込んだが、致命的な損傷ではない。だが同時に、広げられた掌には孔が一つ。 千切れた腕が、再度爆ぜた。衝撃吸収を度外視した威力で、内蔵パイルバンカーの杭が装甲を食い破る。 鼠の口中の獅子の牙、抱えた奇策は諸刃の愚策。 ラカは右腕の装甲、パイルバンカーを除いた駆動機構を犠牲にして、流体エーテルのカートリッジを限界まで搭載していた。 敵弾がどれか一つでも右腕装甲を貫通し、カートリッジに被弾していたら、右の半身が弾け飛び、滑稽な敗北を抱えながら惨めに死んでいただろう。 そして、カートリッジの役割は三つ。まず、腕を分離させる事。次いでパイルバンカーの炸薬。最後の一つは―― 一拍おいて、腕が炸裂する。腕を一つの弾頭とした、規格外の爆発。 エネルギー効率は、兵器としては劣悪に過ぎるが、力の筋道を与えてやれば支障はない。装装甲内で起きた爆発は、二つの方向に力を収束させる。 装甲に穿たれた大穴と、杭の穿つ先、ゴルトの座すコックピットへと。轟音を立てて、機体胸部から光柱が放たれる。 めり込んでいた腕は、内側からの爆発で、跡形も無く消し飛んだ。 その裏側、僅かにコックピットへと届いた亀裂から迸る光に灼かれて、ゴルトは蒸発した。 ラカの機体は、爆風の衝撃に吹き飛ばされる。激しく揺さぶられるコックピットの中で、ラカの意識は途切れた。 機体はしばらく転がった後、地面に伏した。左肩半ばにまで食い込んでいた鋸剣のせいで、左腕は肩口から千切れていた。 対して主を失った敵機は、ゆらりと、仰向けに倒れる。敵を見失った鋸剣が、尚も地面をガリガリと削っていた。 鈍痛に、ラカの意識は覚醒する。モニターに映るのは一面の空。 ラカは機体を操作して起き上がろうとするが、コックピットが揺れるだけでどうにも上手くいかない。ハッチを開けて、外に這いずり出る。 見えたのは、二つの鉄屑。胸に大穴を開けて倒れた機体と、両腕をもがれて、無数の孔が穿たれた機体。 それから鉄の灼ける匂い。音は、何も聞こえない。 観客は、誰も予想していなかった帰結に、息を呑んでいた。数秒をおいて、ラカは状況を理解する。 熱に燻った意識で、拳をふりあげて勝鬨を叫ぶ。痛い程の静寂は、その動作で爆発的な熱狂に裏返った。 観客の、そして自分の予想すら裏切ってゴルトを殺し、得たもの。 それは金であり、地位であり、栄誉。そしてもっと原始的なもの。 鋳鉄を喉奥に流しこまれるような、ひどく純粋で、暴力的な歓び。自分の心が、許容を超えた熱に容易くひしゃげる感触がした。 一つの確信があった。この喜悦を舐めた自分は、もう引き返す事はないと。 癒えない飢えが、他の、従来持っていた全ての価値観を追いやって、満ちていく。 強者を続けるための、勝利への絶対の希求。 これから先、飽くことのない渇望に、此の上無い充足を見るだろう。 末路は既に見えている。白く濁る視界の隅に打ち捨てられた、血と肉に汚れた鉄屑。 それはゴルトの残骸であり、ラカの未来視。 試合の終わりを告げるサイレンは、血と鉄の祝いを込めて鳴り響く。 何の事もありはしない、狂気は勝者に継がれたのだから。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/579.html
五部 ▼総合 http //www10.atwiki.jp/jojoson/pages/1455.html ぱしょ☆すた ~もってけ!ギャングスター~ ぱしょ☆すた(ver.敵) エキセントリック少年ジョルノ WHAT S UP GANG? あいつこそがギャングのお星様 ready ready ready 三十四物語 ”Roman”「朝と夜の物語」ver.ジョジョ5部 裏組曲でジョジョ5部 ニコニコ組曲『黄金の風』 おどるフィーバージョジョ もうひとつの絶頂 眠れる奴隷 もやじょもん Let s Sing Battle! ジョジョソン小ネタ集 M県が描いて歌った 少年の星 ▼護衛チーム First Good-bye(Ver.ジョジョ5部護衛チーム) LOVE☆パッショーネ GANG STAR 【ご愁傷さまブチャラティ】ふれふれっ幹部! Alive A Life アニメOP風 ミッドナイトG・E 運命的奴隷の護衛 GANG STAR ムスメノミカタ~ネアポリスカラキマシタ~ passiooooooone! Le Bizzarre Avventure 夜空ノムコウver.ブチャラティチーム マジGIOGIO1000% ギャング☆スター 眠れる奴隷の物語 ナランチャ・ギルガの暴走(LONG VERSION) 謀反の弓矢 ▽ジョルノ ギャングスターの暴走 夢、希望、ネアポリスにて 数学がわからない チョココロネ音頭 最強乗っ取り計画 コッローネ↑スペリエンス じょるのさんがきた!! サイハテ(ver.GIOGIO) GOLD KINGDOM ver.Giorno Volata wind ギャングスターになったって メルト-ジョルノver- 王者!侍パッショーネ 組曲『ジョルノ・ジョバァーナ』 無駄無駄にしてあげる Ver.Giorno 未来への場所 ジョルノは大変な困っちゃうを連呼していきました ちょこっとコロネ~ジョルノと一緒にコロネを作ろう! WHAT S UP COOK?~ジョルノと一緒にコロネを作ろう!心構え編~ 親がラスボス、すみません。 Gang-Star Just be Vento Aureo GOLDEN BOY ジョルノで右肩の蝶 夢/想/歌verジョルノ ローリン★ボーイ パッショーネの新帝王 週刊冒険ジョジョ biondino ▽ジョルノ、ディアボロ ライオンver.GIOGIO サンドリヨン Ver.ジョルノvsディアボロ ▽ジョルノ、ブチャラティ、トリッシュ、ナランチャ、アバッキオ GANG STAR ▽ブチャラティ 護衛街道旅景色 God knows..ver.ブチャラティ God Knows -from M- ブローノ・ブチャラティの消失 黄金の風であるように ブローノ・ブチャラティ組曲 Golden Day CALL ME Faded Youth ▽ブチャラティ、ジョルノ 『ジョルノ』 God knows~KAKUGO mix~ CONTENDA Colorate ▽ブチャラティ、リゾット ESCAPE5部 ▽アバッキオ アンインストールver.ジョジョ5部(アバッキオ) Roman -「緋色の風車」 ver.ジョジョ5部(アバッキオ) SuperSonicScriptShoot コロネに勝てる気がしない アバロ熊のうた ラストシーン-ver.アバッキオ K Ver.アバッキオ リプレイデイズ ▽ナランチャ ナランチャで青春いいじゃないかッ! ボラボラDays 光~gleam~ Lost my music(Ver.ナランチャ) ドていのう☆ラブボーイ ダンデライオン ver.ナランチャ エ・ア・ロでリセット! Feeling Heart God knows...Ver.ナランチャ どていのう ナランチャの暴走 ボラボラユカイ 友情、信頼、仲間たち Don t say “低能” ダブルラリアットver.ナランチャ ド低脳 s high ▽フーゴ ギリギリ天才少年フーゴ COLORS(Ver.フーゴ) FUGO EDITION のっこーれ↓パンナコッタ カッテーキョ↓ストレスフル 3年生の簡単な算数 あんなに一緒だったのに ver.フーゴ OH! MY GANG, OH MY GOD イチゴハリケーン さよならド低脳 ナラ雪 フーゴさん ウルトラギャングフーゴ パンナコッタスティポ 天才非行 四足歩行 空気じゃない 〜ぼくを忘れた酷い地球人よ〜 フーゴは不完全燃焼のようです イチゴのネクタイーフ 病毒少年の憂鬱 ねじまきヘイズ フーゴのあばよ 君はどていのう トリノコヘイズ ▽ナランチャ、フーゴ 馬鹿の算数123 お勉強組曲 数はくえすちょん ▽ミスタ 風読みミスタ ピストルズキッス~不吉だも~ん~ Azzeramento Rolling stone septuple-action gun-form 撃ち抜け!2001年! ミスタ ミスタの拳銃は44口径 ▽セックス・ピストルズ ヴェネチアhe行く アナーキー・イン・イタリア ▽ナランチャ、フーゴ、ミスタ 青春いいじゃないかッ! ▽トリッシュ 幹部は大変な娘を奪っていきました スパイス・ガール トリッシュでAlice トリッシュの2001 Spice Girl SPICY GIRL 地球最後の告白を-verトリッシュ 花葬曲【トリッシュ】 メロディーズ ▽トリッシュ、ブチャラティ Roman -「11文字の伝言」 ver.ジョジョ5部(トリッシュ+B) マモラレうさぎ ▽トリッシュ、ミスタ キューティーハニーver.トリッシュinミスタ ▼暗殺チーム 旋風の詩 敵・覚悟・イタリアにて うぇるかむASSASSINO うぇるかむASSASSINO~圧迫祭~ 暗殺チーム推し ASSASSIIIIIINO! 選ばれし9人の男達メドレー 拿波里電脳暗殺団 非情のアサシン ボスのバカ 前向き暗殺チーム! 暗殺男道 あん☆すた~もってけ、O/Aディスク~ Family~7人の暗殺者篇~ 狂走曲『暗殺物語』 アッサッシーノ! キリング暗殺チーム 暗殺チームの子守歌 下剋上(未遂) 路上のアサシン 部下の教育 ネエロの正夢 ローリンアサシン 早世のアサッシーノ 暗殺部隊 ギャングのかくさしゃかい 死せる暗殺者達の戦い ボスしになさいっ! SCREAM Ver.暗殺チーム 暗殺者が笑う頃に Assassins ワールズエンド・アサッシーノ 暗殺オーバーナイトセンセーション 暗チでマト/リョ/シカ 暗殺ラバーズ リベンジアサシンウォーク イタリアスタンド暗殺チーム アサシンコード アサシンの亡霊 イタリア暗殺隊 vivi アンサツアーカイブ 暗殺チームでドーナツホール 暗チリーダー ▽プロシュート God Knows...プロシュート兄貴Ver. 俺はプロシュート兄貴 Climax Jump ver.プロシュート 老化地獄 炎のアニキ Help me, ANIKIIIII! ▽プロシュート、ペッシ Double-Action(プロシュート&ペッシ) 無敵プロシュート プロシュート兄貴の歌 TRAIN-TRAIN ペッシ&ハム兄 覚悟と栄光だ!マンモーニ 生ハム兄貴(とその弟分)の暴走 マンモーニのためなら死(レ)ねる ▽リゾット 暗殺者のネェロ Deep in your heart かえして!暗殺チーム! 「対象a」ver.リゾット R リーダーライフ・リターンズ! 5部(リゾット)で雪、無音、窓辺にて 暗チの星 もうすぐ30才(ver.リゾット) メルトで替え歌【リゾット】 Questa e Rivolta 月光花ver.リゾット 暗殺道 ▽ギアッチョ ブチ切れ予報の時間だよ! ギアッチョ覚醒… イライラギアッチョで考え中 氷のギアッチョ伝説 氷 些細な事で俺はキレている 氷のイヴ はっほーり↑ リベルタブリッヂの死闘 ▽メローネ LOVE LIMIT いつでもメローネ 最強子作り計画 暗殺グランギニョル 愚者 メローネの暴走 揶揄 組曲忙しい「メローネ」 自重出来てないメローネソング 人生美味礼讃【ver.エローネはどこまでも自重しない】 めろろんぼ ROMANZO 意識【メローネver】 1472.verメローネ メローネ ねぇ ベイビィ・フェイス ▽ギアッチョ、メローネ な/ん/ち/っ/て ▽イルーゾォ 許可しないィ! 許可しないファンファーレ 私とワルツを 牛勿を許可しない程度の能力? 許可許可してあげる♪ マン・イン・ザ・玄関 鏡、任務、ポンペイにて。 鏡獄乙女 反転でしょでしょ? マンミラ ボカロクラシカでイルーゾォ 暗殺日和 嫉妬(ver.イルーゾォ) 「極楽荊姫」 Ver.イルーゾォ 弱虫・イン・ザ・ミラー ワールド イン ミラー ▽イルーゾォ、フーゴ エアーマンと呼ばないで ▽ペッシ 無敵プロシュートのおまけ 「チェリー」でジョジョソン(ペッシ) ペッシFight! 復讐暗殺謳 ▽ホルマジオ 復讐の時 ハナヤカ 行きます!暗殺一発目 ▽メローネ、リゾット、イルーゾォ アンサツ帝国ハンギャク大帝 ▽ソルベ、ジェラート 幸せなチーム 生と死-ソルベ&ジェラート- ▽チョコラータ 卑し系魔法中年チョコラータ い~じゃん!虐殺 グリーン・ディ 外道医師チョコラータ ゲスワールドイズマイン ▽チョコラータ、セッコ イヤしんぼゲッス~卑劣だも~ん~ ゲスゲスにしてあげる♪ ゲスゲス組曲 明治チョコラータ うおおう!おうおうお! 燃えるゴミは月・水・金 燃えるゴミは月水金 Part2 ▽セッコ 味な事ってなんですか?(ジョジョ5部・セッコ) ▽ディアボロ 呪われし宝石 ver.ジョジョ五部 アゲハ蝶Verディアボロ ディアボロロロロ ~地上最強のボス~ Die A Bolo Soul ぼす@in大冒険 大魔王峠 殺らないか(反逆者的な意味で) おれはぼす ああ パッショーネのボス ディアボロ この子の七つのお祝いに ディアボロver. 嘆きノ檻 you-ディアボロver. でぃあぼろ ぜっちょううた ディアボロの暴走 俺の名前はディアボロ 粉雪 ver.ディアボロ クライマックスボス 人生に納得がいかない Keep the top イタリー!サルディニア日和 ディアボロくん 絶頂ライダー 悪ノ娘-ver.ディアボロ ディアボロ★ロマンティックナイト 【ディアボロ(中年)の暴走】 絶頂リセットスタンド お前の父ちゃん何人だ! ディアボロデイズ クリムゾン・ラヴァーズ ▽ドッピオ DEN・わ…ボスっぽい The future~幸福論~ you-ドッピオver. Luminary-ver.ドッピオ 彼の白昼夢 二重人格 Io Mi Chiamo...ver.ドッピオ あなただけ信じてる ドッピオに大変な電話がかかってきました メルト-ver.ドッピオ 組織曲「もしもし動画」 電音ドピの暴走 悪ノ召使-ver.ドッピオ ℡をかけるとボスが必ず死んだふりをしています。 二重人格幸福論 ツ/バ/サ ver.ドッピオ Lost my Boss ▽ディアボロ、ドッピオ 創生のドゥエッターレ さよならを教えて ver.ディアボロ&ドッピオ ボスの唄(ver.ディアボロ+ドッピオ) サウダーヂ ver.5部 Doppio-Action~Diabolo form~ ドッピオアワー ボスの絶頂[→side D→] ワールズエンド・キングクリムゾン アドラーレ マジBOSS1000%(空耳ver) 帝王の唄 chaosdevil ▽ディアボロ、ドッピオ、ジョルノ 帝王のUTSUWA ▽ディアボロ、トリッシュ Arrow ▼親衛隊 親衛隊の3人で『大迷惑』 ▽スクアーロ、ティッツァーノ Gang-Action venezia form それじゃあバイバイ ~veneziano duo~ クラッシュとトーキング・ヘッド かえして!トーキング・ヘッド! ▽ノトーリアスB・I・G Dying☆Stand メタボリックB・I・G ▽スクアーロ、ティッツァーノ、カルネ、チョコラータ、セッコ ワールズエンド・パッショーネ ▽ポルナレフ 亀の中へ ▽その他 ファニートラック ▼5部ゲー エアロスミスが出てこない エンヤ婆が倒せない でぃいあいおーとのそうぐう 絶頂ライフ・リターンズ! 組曲『ディアボロの大冒険』 恋のディアボロ伝説 ディアボロのdie冒険
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/2649.html
水の国天下一武道会 水の国自警団が開催したフルーソスタジアムで行われる「最強を決める大会」。開催は不定期。トーナメント方式で、相手を殺すことは禁止・即失格となる。 リングアウト有り降参有りで、石畳のフィールドは30平方メートルの正方形をとっている。 第一回開催理由 突如開催された理由としては主に3つあり、1つは度重なるカノッサ機関などのテロ行為により減少した観光客数の改善の為である。 2つ目はルルーメン国際会議で討論・制作されていた戦闘用アンドロイドが完成し、テストの場が欲しい為である。 最後の理由として、前述した彼女の宣伝、そして水の国自警団への国民の信頼を回復させる為である。 彼女が水の国自警団に配備されることを利用し、度重なるカノッサなどのテロにより下がりきった国民の信頼を彼女の活躍により取り戻そうとしたのだ。 しかし彼女は2回戦敗退となり、第三の目的は達成されたとは言いがたい。 大会に隠された水の国自警団上層部の裏 過去に何回かテロの被害を受けている水の国に他国からも多くの人々が集まるのは非常に危険だと言えるだろう。そこを狙われてテロが起きれば被害は最大級となるからだ。 それを解ってながらも大会を強行した理由としては、水の国が集中的に機関に狙われていたことがあった。 以下、自警団員中邑 瑛月がサリード=ヴァルマンウェ&レメゲドン、ヴォーダン=ドグラに語った内容である。 『正直に言うと、今の上層部はまともな判断ができていない…!「もし機関が襲ってきたらどうする」「他国まで巻き込む気か」…などと問い詰めたら何と返って来たと思う?』 『「他国の民が巻き込まれれば、その国も機関に反感を持たざるを得ない…他国と共に叩く」などとほざくのだ―――まるで他国に被害が及ぶのを待つかのようにな…!』 ――もはや自警団は、腐った上層部により治安維持組織として役に立たない制御を失った暴力装置となっていたのだ 第一回順位 優勝 八攫 柊 準優勝 鉄槌の代行者 第一回大会賞品一覧 優勝者にのみ、以下の賞金と賞品の中から1つ貰える権利が与えられる。優勝者の八攫 柊は、賞品として覚悟の脇差を受け取った。 女神の滴 どんな怪我でも治すと言われる無色透明の液体。金の小瓶に入っており、1回のみ使える。しかし故人を甦らせるのは不可能。身体だけでなく心の病気にも有効。 記憶の欠片 淡いピンクに染まった、水晶のカケラの様なもの。握って額に当てることで忘れていた記憶の一部が復活するとか。使い捨て。 最高品質のマギタイト アンドロイドに内蔵しているものと同等のクオリティを誇る黄色のマギタイト。ボーリング玉のようで大変重く持ち歩くのは難しい。大変高価。 しかし加工もしやすく用途は豊富で、武器に魔力を付加したり、大型の魔術を行う際の補助などにも役に立つ。雷属性。 覚悟の脇差 自身を刺すことで、一時的に筋力・魔力・精神力が上昇する脇差。まさに両刃の剣である。鞘も刀身も紅に染まっている。3回使うと壊れる。 女神の滴 精神に悪影響を及ぼすモノから自身を守るアクセサリー。十字架のペンダントに埋め込まれた白の宝石が黒く染まるまで効能を発揮する。(3回程度で使えなくなる) 凄いカワイイデザインだと今時の女子から評判。 賞金1000万 1000万あれば当分の間楽に暮らせるであろう。 大会結果 トーナメント表 【1回戦 第1試合】 鉄槌の代行者 vs フロウ・カラミティ 勝者…鉄槌代行 決まり手…マジェスティック・シャウト(反動に耐え切れず) 試合経過 大会初戦は傭兵対アイドルという異質の戦いとなり、下馬評では圧倒的にフロウが不利。にもかかわらず序盤から圧倒したのはまさかのフロウであった。 マジェスティック・シャウトでカウンターに成功すると、さらに魔力に乗るという離れ業を魅せつけて完全に流れはフロウへ。 しかし鉄槌代行は魔力の超加速による拳を完璧にフロウに合わせ、一撃で戦況をひっくり返す。 ここで決まったと思われたが、アイドルの意地なのか驚異的なタフさを見せつけるフロウ。 ここからはひたすら技を衝突させ合うという展開となり、フロウの決死覚悟の超至近距離マジェスティック・シャウトを鉄槌代行が耐える。 フロウは自身が放った技の反動に耐え切れず、自滅という形となり、フロウの勢いを実力と経験で防ぎきった鉄槌代行が2回戦へと駒を進めた。 個人的ながらもベストバウトである。 【1回戦 第2試合】 サリード=ヴァルマンウェ vs ラッシュ・ワンスドッグ 勝者…サリード=ヴァルマンウェ 決まり手…降参 試合経過 互いに牽制から入る静かなスタートとなる。 お互いに近接武器(サリードは大剣、ラッシュはナイフ)なため単純な接近戦を感じさせたが、サリードがラッシュの回し蹴りに魔術(衝撃波のようなもの)を合わせる。 結果的に先制攻撃に成功したが、先に手の内を見せたためにラッシュは警戒か武器をナイフから長柄の剣にチェンジ。 ここで読み合いが発生したのか、またしても互いが牽制しあう状況に。やや硬直状態になるが、互いに繰り出した攻撃がヒット。 痛みに耐えながらもラッシュが彼の後ろに回り込み、横一閃。サリードは致命傷を上手く避けるも、これ以上のダメージの蓄積を嫌がりここで勝負を決めにかかる。 ラッシュもそれに応え、繰り出したのは武器の投擲。一方サリードは『天霊』からの振り下ろしを繰り出すが、今まで隠していた技「フルンティング」で撃ち落とす。 決着は付いたように思えたが、まさかのラッシュの方が降参。立ってはいたが、フルンティングで全ての力を使い果たしたということだろうか。 観客にとっては納得のできない決着であろうが、隠れた名勝負と言えよう。 【1回戦 第3試合】 シルバーキャット vs 八攫 柊 勝者…八攫 柊 決まり手…降参 試合経過 野生児、シルバーキャット(以下、銀猫)に対するは実力者八攫。お互いに桁外れのスピードを持っており、事実上大会最速決定戦と言えよう。 まず銀猫が刃を恐れずにダッシュストレートを韋駄天のごとく放つと、八攫はそれを刀身で受け止めて牽制気味の横薙ぎを繰り出す。 銀猫はそれを難なく躱し、やや下がる八攫に対し追い切れないほどの速度で詰めての膝。しかし速度では八攫も負けてはいない。 こちらも難なく交わし瞬時に回転斬りでカウンターを試みるも、こちらも躱すのが銀猫。やはり互いに大会最速の名は譲れない、ということか。 躱した後にサマーソルトを撃つ銀猫だが、先程の回転斬りは彼女の肌を微かながらも裂いていた。 しかしついに銀猫の蹴りが八攫の顎を捉える。八攫はこの一撃を耐えるも、始めて有効打があったことから戦況はやや銀猫有利。 だがその状況を覆すのが八攫の神速の刃であり、確かな技術である。低い疾走から繰り出したのは異次元の軌道。 その姿勢から昇り龍と形容できるほどの切り上げを予想できる猛者は、数少ないであろう。 そして銀猫の右足を剣が捉えた―――が、銀猫も負けじと渾身の右ストレート。直撃したかに見えたが、八攫が倒れることは無かった。 直後に銀猫は地面に倒れ、降参。残された力を振り絞っての拳だったのだろう。神速同士の戦いを制したのは、八攫であった。 【1回戦 第4試合】 叢雲 茜 vs ミリア(GB-typeS) 勝者…ミリア 決まり手…神槍 試合経過 今回注目は、世界の頭脳の一人ガルボ博士が作り上げた魔術使用アンドロイドのミリア。それに対するは金属を操る少女、叢雲 茜。 遠距離戦を得意とするミリアに対し、武器で戦う叢雲は近づかなければならない。間合い管理がモノを言う試合となった。 まず仕掛けたのはミリア。光の兎を3匹生み出すも、これは攻撃手段ではなくあくまで補助。魔法陣を地面に刻むという魔法である。 しかし得体の知れないモノに攻撃するのは相当な勇気がいる為に、叢雲は様子見の防御。結果ミリアは失うもの無く攻撃の布石を撒くことに成功。 さぁ準備は整った、と言わんばかりに魔法陣からは花が生え銀の閃光を叢雲に飛ばすも、叢雲は回避に成功しミリアが作り上げた有利な状況を凌ぎ切る。 凌ぎ切られたことでミリアに動揺が走ったのか、叢雲の接近を許し右腕に大きな傷を負う。 この傷でアームキャノンが封じられ一気にピンチに陥るが、彼女の隠し技である目眩ましが成功し、ピンチを回避。 アームキャノンを封じられたミリアは、次の一撃に全てを賭けんと全魔力を体に纏いはじめる。 叢雲はそれに対し武器を投擲するも、槍を弾くほどの突撃「神槍」がクリーンヒットし戦闘不能。身投げに近い一撃が見事に決まりミリアが勝利を掴んだ。 【2回戦 第1試合】 鉄槌の代行者 vs サリード=ヴァルマンウェ 勝者…鉄槌代行 決まり手…鉄拳 試合経過 試合早々激しい激突が起こる展開となる。鉄槌代行の鉄拳を回避しサリードは左足を大剣で狙うも、防刃性に優れた彼女のコートが防ぎきる。 弾かれた所に鉄槌代行は体当たりを仕掛けるも、ここでサリードは『天霊』を発動。 驚異的な身体能力を付与するものなのか、大剣を持ちながら彼女の頭を一回転しながら飛び越える身軽さを見せて回避。 そのまま回転ざまに一撃を叩きこもうとするも、なんと大剣を義手で掴みとると言う荒業。鉄槌代行がそのままサリードを叩きつけた。 流れは彼女か、と思われたがここでサリードはラッシュ戦でも見せた衝撃波『地霊』を発動。彼女の追撃を何とか阻止することに成功した。 ややよろめいた隙にサリードは彼女の左肘目掛けて大剣で突く。これがクリーンヒットし、完全に彼女の左腕を封じる。 ここで決めんとサリードは1回戦と同じ『天霊』からの振り下ろしを繰り出すも、鉄槌代行も魔力による超加速の拳を振り抜く。 超威力同士の激突の末、立っていたのは鉄槌代行であった。鉄壁の装備を誇る鉄槌代行が、最強決定戦への切符をいち早く手にした。 【2回戦 第2試合】 八攫 柊 vs ミリア(GB-typeS) 勝者…八攫 柊 決まり手…降参 試合経過 接近戦では無類の強さを誇る八攫に対するは、遠距離から光魔術で攻めるミリア。八攫のスピードにどうミリアが対処するかが問われる試合である。 初戦と同じくまずは兎を3匹放ちながら、距離を開ける。八攫はまさかの飛び道具、地表をスライスして石刃のようなものを飛ばし兎を1匹狩ることに成功。 そのまま神速で彼女との距離を詰めるが、それは許さないと他の兎が刻んだ魔法陣、そこから生える銀華がビームを八攫に飛ばす。 ダメージを恐れずミリアの右肩に切り込む八攫は、脇腹に銀閃を浴びながらもミリアの右腕を封じる。 ここでミリアはもう1つの華からビームを飛ばすも、八攫は見事に回避。ここでミリアは距離を取ると思われたが、まさかのダウン。 右肩の損傷が全身に回る電気信号を鈍らせていたらしく、無念の降参を漏らした。一瞬ながら濃厚な攻防を制した八攫が圧勝で最終決戦に赴く。 【決勝戦】 鉄槌の代行者 vs 八攫 柊 勝者…八攫 柊 決まり手…横一文字 試合経過 決勝に残ったのは、鉄壁を誇る鉄槌代行と神速を持つ八攫といった対照的な2人。八攫が如何にして鉄槌代行の鉄壁を崩すかが問われる試合展開が予想される。 …と思いきや、八攫の初撃により、鉄槌の装甲が半分無力化することが判明する。一転八攫が優勢かと思いきや、その不利を覆すのが鉄槌代行の技術と経験である。 八攫の繰り出す攻撃に対しカウンターを連続で決め、八攫を満身創痍に追い込み状況は鉄槌代行が圧倒的有利。 しかしながら八攫の捨て身覚悟の超高速斬撃が鉄槌代行の装甲を切り裂き大きなダメージを与えるが、八攫も鉄槌の反撃を更に受けてしまう。 そしてお互いの体力がが限界に達した所に八攫の渾身の横一文字が決まり、鉄槌代行は仰向けに倒れ、戦闘不能に陥った。 中盤の鉄槌の猛攻に耐え切った八攫が辛勝し、第一回水の国天下一武道会優勝者となった。
https://w.atwiki.jp/ova-v/pages/381.html
たまたま捉えた野盗を殺すことに、罪悪感は生まれない。 それは人間が狩るということを享楽としてきたためでも、その野盗が捕らえた女を強姦していたからでもなかった。 焚火の近くに突撃銃を放置するような無能たちの集まりだからでも、無精ひげを生やし麻薬を吸い下卑た笑いを上げているからでもない。 ましてや、強姦されている女が赤毛で小さく、それがあの『彼女』に似ているからでもない。それはただの私情であり、狙撃兵には関係のないことだ。 砂に含まれる硬度の高い石英に痛めつけられてぼろぼろになった隠蔽用シートの下、シメオン・ムーシェは口元と首を覆うように巻き付けたシュマグ越しに息を吐き出しながら、引き金を絞る。 照準線に狙いを定め、呼吸と心臓の鼓動を把握し、引金を絞り、撃つ。ただそれだけだ。そこに感情が入るとしたら、それは繊細で優しい、おおよそ狙撃兵には向かない男の感情だろう。 競技用ライフル程ではないにしろ、トリガープルの重量は調整されている。じりじりと焦らすように引金の遊びを、まるで愛撫するかのように彼はゆっくりと引き絞る。撃針は、ロックから解放されるのを今か今かと待っていた。 身体の骨格で射撃姿勢を構築し、ライフルを構え、来るべきタイミングで撃つ。そしてそれを、シメオン・ムーシェは実行した。 肩が反動で蹴飛ばされる前に銃口から飛び出したのは、精度を追及して製造された競技用弾薬の弾頭だ。弾頭は螺旋状に回転しながら大気を引き裂き、745メートルほど離れたところの低地にいる男の右肩から突き刺さり、斜めに貫通し心臓を貫き破裂させた。 スレンダーな湾曲したボルトハンドルにそっと指先で触れ、彼は静かに薬莢を排出する。発射ガスで熱せられた薬莢が薬室から解放され、ぽとりと地面に落ち、じじじ……と空気中に存在する湿気を焼き殺す。 「One down」 しっとりと湿った唇から声が漏れる。しかしそれはボルトハンドルが定位置に戻され、次弾が弾倉から薬室に装填され、きっちりと閉鎖される音にかき消された。 照準器の向こう側では野盗がぽかんとした顔で男の死体を眺めている。右肩の小さな入弾孔からの出血は少ないが、射出孔からは水筒をひっくり返したように出血している。 赤黒い血は照準器では黒い水溜りのようにしか見えない。男は棒人間程度の形にしか分からず、表情もよく分からない。だがそれらをシメオン・ムーシェは想像し、愉しんだ。 引き金を絞り、撃つ。男が倒れ、照準器の向こう側の世界に混乱が生まれる。女体に触れるような滑らかさで排莢し、次の弾丸を弾装から薬室へ装填。逃げ惑う蟻が見える。 「Two down」 蟻たちは何か叫んでいるようにも見えたが、それがなんなのかはよく分からなかった。聞こえてはいたが、750メートルほど離れた地点にいる男の声など、聞き取る方が難しい。 しかし、シメオン・ムーシェはそれが戦慄と憤怒によるものだと感じた。……なるほど、よく理解できる。俺はあんたの友人を撃ち殺したわけだ。ほら、そこの女みたいに、ヤっちまったのさ。 焚火近くに置かれていた突撃銃を手に取り、男たちは辺りを見回す。見えるわけがない、と彼は思った。それは確信だ。……お前たちは俺が見えない、俺にはお前たちが見える。 「―――Time to hunt」 いつからその馬鹿げた台詞を言うようになったのだろう。この芝居がかった、まるで映画の英雄が言うような低俗な台詞を。 馬鹿馬鹿しいと自分で思いながら、シメオン・ムーシェは撃った。撃ってから、それはある小説に使われていた台詞で、父がよく読んでいたのを子供の頃に読み、その頃から気に入っている台詞だと思い出した。 彼が幼き頃の記憶を銃声によって蘇えらせると同時に、野盗の男がまた一人この世から消え去った。もう二度と、あの男が幼き頃の記憶を思い出すことはないだろう。 「Three down」 戦闘は楽しいものではない。それは容易なものであるし、その気になればどうにでもできる。だがそれを味わった人間は元の自分ではいられない。 俺もそうなのだろうと、シメオン・ムーシェは思った。もう元の自分には戻れない。野球と競技射撃に没頭した学生にも、狙撃学校で純粋な英雄を目指していた男にも。 照準器の向こう側にいる男たちも同じだ。彼らは戦闘を体験したのだ。だから元の自分には戻れない。戻れるわけがない。戻れるとしても、それは外面的なものにすぎない。 でも彼らは幸運だ。彼らはここで死ぬ。もう何者に戻る心配をする必要などなく、ただ撃たれて死ぬだけで良い。せめて死ぬ間際、弾丸が身体を破壊した痛みに耐える時、それを贖罪の痛みだと感じてくれれば良いが。 「Four down」 撃てば男が倒れた。シメオン・ムーシェは撃っては排莢し、次弾を装填し、そしてまた撃った。 機械的のようにも見えたがそれは神秘的でもあった。男たちは数十人を殺傷できる突撃銃と言う力を持っているが、それが無力にも一方的に、まるで家畜を屠るように殺されていく。 その神秘に当てられたのか、強姦されていた赤毛の女は不意に立ち上がって死んだ男から突撃銃を奪い、フルオートでそれを乱射した。7.62㎜×39mm弾使用する銃のフルオートのため、女は数発命中させただけで弾倉を撃ち尽くし、男たちに撃たれて死んだ。 女が倒れる様はまるでダンスでも踊っているかのようだった。着弾点でパッと朱が舞い散り、着弾の反動で女が手や足を大きく振り、ぐにゃぐにゃとした奇怪な舞いを踊る。 「――――――」 ふと、シメオン・ムーシェは『彼女』を思い出した。あの薔薇の香りと柔らかな温もりを。自分にはない活力と光りを。 それが失われるとしたら、それはこんな光景なのだろうかと彼は思った。そうだとしたら、なんと呆気ない終わりなのだろうか。衝撃を感じるとしたら、その呆気なさに衝撃を受けるだろう。 しかし同時に彼は深い怒りを感じ、ここにいる男たちをすべて殺そうと決めた。そしてエクシーレへ帰ろう。 「家へ……帰ろう」 ――― 憂鬱な気分で帰投し、彼は『彼女』と共にベッドで眠り、そして夢の中で真っ赤で奇怪なダンスを踊る『彼女』を見た。 大切なものが手に入るのは嬉しいことだが、それが日常に馴染み過ぎてしまうとそのありがたみを忘れそうになる。それを悪夢が呼び起こしたのだ。 温もりに触れていると自分がそこに居るのがさも当然と言う気持ちになって、いつしか『彼女』がいるのが当たり前なのだと、『彼女』はいつもそこにいるのだと思うようになる。 だからか―――、時折、『彼女』が遠く遠く、自分の手の届かないところへ行ってしまう夢を見ると、彼は酷く憂鬱な気分になって、『彼女』の存在を確かめるように、眠っている『彼女』の手を握りしめる。 二人の愛の巣と表現するにはみすぼらし過ぎる部屋の中、生地の薄いカーテンから月が細やかな光を注いでいた。整然とした本棚や銃器類の整備用具と、戦闘用の装身具と私服を入れたクローゼットがうっすらと見える。 微かに香る薔薇の匂いは、隣で小さく寝息をたてながら眠っている『彼女』のものだ。華奢な肩がシーツからはみ出していて、滑らかそうな白い肌がぼんやりと月光を反射している。ほっそりとした腕の先、彼は彼女の手を握っている。 「嫌な、夢だ」 目の前で妹が爆風に吹き飛ばされた時、俺はなにもできなかったと彼は悔やんだ。夢では『彼女』が蜂の巣になっているというのに、俺はその手を掴むことすら出来ずに『彼女』は血塗れで深い闇の中へ落ちて行った。 極普通の歩兵たちと違って、狙撃兵はそれなり以上の距離を射程範囲に収めることができるが、狙撃兵が出来るのは範囲内にいる敵を殺すだけで、大切なものを取り戻したり連れ帰ったりすることはできない。それは狙撃兵の仕事ではないからだ。 夢だというのに、それがどうしても妹を失った記憶と重なってて、もし彼女を失ったら自分がどうなるかという想像に繋がる。安心しきった顔が次の瞬間爆風で吹き飛ばされ、どこを探しても身体の一部すら見つからなかったことが、喪失感になって彼を蝕む。 「……んぅ、どうかしたんですか、シメオン?」 眠たげな声と衣擦れの音を響かせながら、『彼女』が目を覚ます。深い青の瞳は寝惚け眼で、焦点が合ってないようだ。くすんだ赤い髪は手入れが行き届いており、それがさらりと『彼女』の頬を撫でる。 「ああ、起こしたか。ごめんな。少し、良くない夢を見ただけだ」 「良くない夢ですか。ボクも見ますよ、たまにですけど。シメオンがボク以外の女と家庭を持ってる夢です」 「それは非現実的な夢だな。ありえない。もし奇跡が起きたとしてもそれはない」 「ですよねぇ……。ボク以上にシメオンを愛せる人なんていませんから、そんなこと起こるわけがないって分かってるんですけど―――」 そこで『彼女』は、どこか達観したような顔をして、続けた。 「分かってても、辛いものは辛いんですよ?」 「ああ、そうだろうな。家族と離れ離れになるのは辛いことだ」 笑みを浮かべながら、彼はそう言って『彼女』の頭を撫でてやる。お互いまともな出自ではないが、それでも俺たちは上手くやれていると思っている。この日常が、この幸せが崩壊したら、どれほどの失望を味わう羽目になるのかと考えると、笑うしかないと、そう思いながら。 彼は家族を失うことには慣れていた。離れ離れになることも、それこそ二度と会えなくなることにも、慣れ切っていた。戦死した戦友やクーデターのどさくさで死んだ妹や、両親。その胸を貫く痛みも、耐える術も知ってはいるが、喪失感だけは時間がなんとかしてくれるのを待つだけだと知っていた。 そっと『彼女』を抱きしめながら、彼は考える。『彼女』を失った時に襲ってくるだろう喪失感は、いったい何年――いや、何十年かかれば埋まるのだろうかと。 「ん……家族、ですか。良い響きですねぇ」 「そうだろうさ。俺が無条件で信頼できるのは、戦友と家族くらいだからな」 「ふふっ。素直に嬉しいですよ。―――あと、最愛の人っていうのも良い響きだと思うんですよ?」 「それは俺も思ってたことだよ、スウィーティー」 まったく、どうしてこう甘ったるくなるほど甘えてくれるのかと思いながら、彼は『彼女』をそっと抱き寄せる。 その温もりは彼を冷酷な狙撃兵から人へと変えてくれた。彼はしばらく前まで想像もしなかった暖かな未来を夢想し、自分の家族が出来ることを心待ちにしていた。そして、荒んだ世界に安住を求めていた。 すべてが暖かく、甘い。それが彼を狙撃兵へと駆り立てる。それらを失うなと、彼の本能や欲望が命ずる。障害をすべて破壊し、『彼女』と共にあれと。 戦闘は楽しいものではない。それは人を変える。二度と元には戻れない。だからこそ彼は、せめて『彼女』と共に生きる道を選び、そしてそれを唯一の道だと信じた。 それが果たして叶うものかどうか、彼は知らない。その答えは、誰も知らない。 投稿者 狛犬エルス
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/2259.html
「がっ、は……」 トマトケチャップのように赤い鮮烈な血液が男から吹きでる。 その男の体から生えているのはフライドポテト。 その男の腹部を抉り喰ったのはハンバーガー。 その男の左腕を捻り絞って作られたのはマックシェイク。 ケンタッキーのチキンナゲットは粉砕され、挽き肉に戻り、豚の餌になり、ハンバーグへと変わった。 それはマクドナルドの、マクドナルドによる、マクドナルドのための侵略。 「ケンタッキーのフライドチキンなど、マクドナルドのチキンバーガーにも使えん」 「……なぜ、これほどまでに差がある」 アーカードナルドがマクドナルドと吸血鬼の融合ならば、 マクドナルドとケンタッキーのコラボレーションである己が劣る筈は無い。 ハンバーグラーはそう考えていた。溢れ出る力に敵はいないと、そう確信していた。 しかし、現実には違った。 マクドナルドとケンタッキー、その衝突の先にあったのは、戦いとは言えぬ、ただの蹂躙。 圧倒的な「マクドナルド」によって侵食される「マクドナルドとケンタッキー」。 「私は裏切り者が嫌いでね」 「なぜ、俺達にこれほどの差があると聞いている! なぜ、俺とお前に……」 「偽・螺旋鳥(フライドチキンⅡ)」 問い掛けるハンバーグラーに、フライドチキンを返すアーカードナルド。 そのチキンは異常に捻れ、歪な形、鈍い色だった。 『これは……!』 飛んでくるチキンに、ハンバーグラーの中のカーネルは顔を歪める。 「壊れた信用(ブロークンクレジット)」 それはケンタッキーのフライドチキンだった。 間違いなくケンタッキーのフライドチキンであった。 ただし、それはとても客に出せる代物ではなく。 故に現界したそれは、ケンタッキーの信用を破壊しつくした。 「げぼっ! げはっ、げぇっ!?」 カーネルの体のケンタッキー力を司る回路が破壊され、激しい痛みがハンバーグラーを襲う。 顔面の穴という穴から血液を垂れ流し、ハンバーグラーは激しくのた打ち回る。 『おのれ、ドナルド……!』 「が! ぎぃ!?」 ケンタッキーの信用を壊され怒ったカーネルは、すぐさまにそれを回復させるべく体にケンタッキー力を通す。 ズタズタにされたケンタッキー力回路を通るケンタッキー力(以下ケンタ力)は、痛みを伴い体を再生させる。 それは体の感覚を司っているハンバーグラーにとってはただの拷問でしかない。 「哀れだな、ハンバーグラーよ。化け物(フリークス)までに身を貶し、しかしそのザマか」 「黙、れ……!」 「ほう、口が聞けるか。元、とは言えさすがマクドナルドの者と言ったところか」 「黙れ!」 (お前が……! 今のお前がマクドナルドを語るんじゃねえ!) 怒りに身を任せ、気の遠くなるような激痛を意識の外に追いやり、 マクドナルド力とケンタ力を全開に一撃 を打ち込むハンバーグラー。 その攻撃はアーカードナルドの顔面を吹き飛ばし、上半身を肉片へと変えた。 しかし。 「いい攻撃だ。ククク、しかし残念だ」 吹き飛ばされたアーカードナルドの肉片はハンバーグへと、ポテトへと、マクドナルドのメニューへと姿を変える。 撒き散らされた赤い液体がハッピーセットのオマケへと姿を変え……。 「マクドナルドを食べるのは、いつだって人間でなくてはならない」 「う、うわあぁぁぁあああ!?」 アーカードナルドへと姿を変えた。 「ほう」 「へ?」 「ハァッ、ハァ……!」 吸マック衝動が満たされ、正気に帰ったかがみ(七期)の目にまず入ったのは、食べ物達のぶつかり合いだった。 飛び交うポテト、チキンにハンバーガー。 一種ギャグにしか見えない光景にかがみ(七期)はすっかり思考を停止して見入っていた。 そしてハンバーガーがチキンを喰らい尽くし…… 『そうです、それでよいのです』 「うる、せえ……!」 気が付けば、首筋にフライドチキンが当てられていた。 かがみの細い首に当てられたチキンが、皮一枚を裂き、血に濡れる。 「ひっ!」 『見た所、この娘はドナルドと力を共有している様子。こうして盾にしていれば奴も迂闊に攻撃できますまい』 「黙れと言っている!」 「ちょっと、なんなのよ! 一人で勝手にペラペラと!」 カーネルの声はハンバーグラーにしか聞こえない。 そのためかがみには ハンバーグラーが一人事を喋ってようにしか見えなかった。 アーカードナルドは何を考えているのか、それをニヤニヤと見つめている。 「店員」 「おっと、動くな!」 「きゃっ!」 『なかなかどうして、様になっていますなあ』 アーカードナルドの言葉に反応してハンバーグラーがかがみを抱きよせる。 フライドチキンがかがみ(七期)の肌に一層食い込み、いつの間にか着ていた服の襟を赤く染める。 「いいだろう。俺は一切動かない。だがいいのか?」 「なんだ!」 「その女も、化け物だぞ?」 「ぎゃああぁぁああああ!?」 気が付けば、あたしは白いスーツの男のフライドチキンを持っていた手を思いっきり握っていた。 あたしとしてはただ掴んで引き剥がそうだけだったんだけど、男の肉は予想外に脆く、豆腐のように潰れた。 「さあ、店員よ。接客の時間だ。いらっしゃいませはどうした? メニューはまだか? ハンバーグを温めろ! ポテトを揚げろ! ドリンクを注げ! 開店の狼煙を揚げるのだ!」 「Yes.my master」 いつの間にかあたしはマクドナルドの制服を着ていた。 私を化け物にした主の言う店員というのは私の事なのだろう。 「くそ、この!」 四方から、八方から、十六方から、三十二方から、六十四方からフライドチキンが襲いかかる。 無限の軌道を描き飛来するそれをあたしは目ではない目で捉えていた。 「いらっしゃい、ませえ」 ケンタッキーのフライドチキンはゴミ箱に。 お客様にはメニューを。 淀みなくあたしは仕事をする。 「さあ、メニューは来たぞ? 注文はなんだ? 言ってみろ。 Harry! Harry!」 「死ね」 「では、本日のオススメを」 ファーストフードの売りはその早さだ。 世界一のシェアを誇るマクドナルドならばその速度は時間すら逆行する。 当然、客がテーブルに着くまでもなく、メニューは完成する。 アーカードナルドの右腕にマクドナルド力、マ力が収束する。 膨大なマ力に陵辱し尽くされた世界が、その姿を崩していく。 無風、無音、無明。 広がる暗闇の中に存在するのはただ三つの生命のみ。 「メガマック、ギガマック、テラマック」 収束したマ力はバンズ、ハンバーグ、レタス、トマトへと姿を変え積み重なっていく。 天へ天へと伸びるその姿はまるで一つの長槍。 「ペタマック、エグザマック、ゼタマック、ヨタマック」 『なにをしている、ハンバーグラー! 死ぬぞ、退け!』 「――……ハ?」 「さあ、喰らい尽くしてみせろ。これがマクドナルドのハンバーガーというものだ」 インフィニットマック ―― 穀 物 で 挟 ん だ 挽 肉 と 野 菜 ―― 一個のハンバーガーがハンバーグラー巻き込み宇宙へと消え、光に変わった。 【水星@太陽系 消滅確認】 「なに、これ」 夕日が沈み、闇夜に瓦礫と死骸とファーストフードに沈んだ秋葉原が昼間と変わる。 天に煌々と輝く太陽は、アーカードナルドの宝具を受けた水星だった物。 死んだ街を照らす眩しい灯りは、この地に芽吹く新たな生命を予感させた。 人さえいるならば、街は何度でも蘇るだろう。 「って、いくらなんでもこれはないわよ……」 かがみ(七期)は首を振り、有り得ない光景を否定する。 しかし、有り得ない光景は現実に彼女の目の前に存在している。 かがみ(七期)は、己の主が改めて規格外(版権的にも)の怪物である事を認識した。 「さあ往くぞ、我が主(マイマスター)よ」 「え、ますたー?」 そして、意味の分からない関係も認識した。 アーカードナルドは「支配者(マスター)」のサーヴァント。 そしてそのマスター(主)であり、吸マック種として支配を受けるかがみ。 互いに主であり、互いに奴隷であるという矛盾。 その矛盾の先にあるマクドナルドの運命は誰にも分からない。 「どうするのだ、主よ。特に方針は決めていないから私はお前に従おう」 「いままで散々破壊の限りを尽くしといて突然なに言いだしてるんですかマスター!?」 「う、ぐ……」 ハンバーグラーは生きていた。 右腕に全てのマ力とケンタ力を集中させ、暴走させる事で自分を吹き飛ばし、 インフィニットマックから抜け出しだのだ。 結果、インフィニットマックとは真逆の方向に吹き飛ばされ、水星爆縮の余波を受け…… 火星に落ちた。 「ドナ……ルド……! クソッ……!」 今の自分では決してドナルドは救えない。 ハンバーグラーは堕ちた衝撃で出来たクレーターの中でその事実を噛み締めていた。 「ぐっ……!!」 搾り滓のようなマ力、ケンタ力をかき集め先の無い右肩の止血を試みる。 しかし、再生はおろか止血さえする力は 残っていない。 「……ならば……」 これ以上血液を失えば、いかにハンバーグラーといえども死にかねない。 方法は選んでいられない。残った力を振り絞り、チキンを揚げるための、煮えたぎった油を投影する。 「ぎぃやあああぁぁぁぁあぁぁぁぁああああ!!」 辺りに聞くに耐えない苦悶の悲鳴が木霊する。 ハンバーグラーが煮えたぎった油に強引 に右肩を突っ込み、消毒と止血を試みたためだ。 (これでいい……。これで……) 余りの痛みにハンバーグラーの視界が明滅する。 しかし、絶え間なく襲う耐え難い痛みが彼の意識を引き止める。 (ここで、気絶すればもう戻ってこれない。死ぬ訳にはいかない。決して) ドナルドを救うまでは決して死ねない。 友情がハンバーグラーの生存を繋ぎ止める。 「まずは傷の治療だ。そして、アイツを止める力を……」 死に瀕した体を引きずり、ハンバーグラーは動きだした。 一方…… (これはもう駄目ですかな) カーネルはハンバーグラーを冷ややかな目で見ていた。 (今のドナルドを相手にするにはこの男ではあまりにも力不足。何より……) 「ドナルド」を思い出す度にハンバーグラーの体は小刻みに震えた。 ハンバーグラー本人は気が付いていない。 その原因にハンバーグラーの心の奥に潜むカーネルは気が付いていた。 (ドナルドの力に対する圧倒的な恐怖。このトラウマは一石では拭えまい。 いざとなれば切り捨てる事も考えなければならないか) ハンバーグラーの命は、刻一刻と削られていた。 【一日目・午後8時10分/金星・秋葉原】 【柊かがみ(七期)@らき☆すた】(マスター) 【状態】記憶喪失、吸マック鬼化、アーカードナルド(クラス・マスター)と契約、マクドナルドの制服 【装備】無し 【道具】無し 【思考】基本:マクドナルドを広める 1:とりあえず、どうしよう? ※吸マック鬼がどんな性質の生物かは不明です。 とりあえずマクドナルドのファーストフーズが大好きなようです。 【アーカードナルド@ヘルシングとかマクドナルドとかそこらへん】(クラス・支配者(マスター)) 【状態】吸血道化師、絶好調、柊かがみと契約、マ力消費(極小) 【装備】なし 【道具】なし 【宝具】穀物で挟む挽肉と野菜(インフィニットマック)、他 【思考】基本:マクドナルドのマクドナルドによるマクドナルドの為の闘争 1:マスターに従う 【一日目・午後8時10分/火星】 【カーネル・ハンバーグラー・サンダース@ケンタッキーwithマクドナルド】 【状態】ハンバーグラー精神消耗(中)、重傷、右腕消失(焼灼止血済)、疲労(極大) 衰弱、血液不足(トマトケチャップで補給可能)、 マ力消費(極大)、ケンタ力回路破壊(再生中、使用すると激痛) 【装備】無し 【道具】支給品一式×2、不明支給品×2 【思考(ハンバーグラー)】基本:友としてドナルドを止める。 1:アーカードナルドに対抗しうる力を得る 2:全て終わったら、カーネルごと死を選ぶ。 3:(アーカードナルドへの恐怖) 【思考(カーネル)】 1:アーカードナルドに対抗しうる力を得る 2:より楽しい方法でドナルドを殺す 3:使えないようならハンバーグラーは切る
https://w.atwiki.jp/karakuri_ss/pages/63.html
影狼隊徒然記【機械仕掛けの異種格闘】中編1/2 ~ 某所・アムステラ軍基地のシミュレーション室 ~ 部屋の一角にある多目的テーブルを囲んで座るは男4名(うち一人は獣人)、女3名の面々。 その内訳は、カスム隊のクリス、ゲイン、レイナ、ティナ、ベルダ。今度の任務の依頼主・影狼隊隊長、助っ人の獣人・ライゴウである。 任務の内容に関して確認をしたいとレイナが言い出し、それに伴いブリーフィング(状況説明及び確認)が行われて居るのだ。 そしてレイナが口を開く。 「・・・概略は判りました。ですが、これだけ相手の戦力が判ってるのに何故、私達に依頼を?」 「理由の一つは威力偵察なのでな。『あの機体』と交戦して能力分析を行うのは、影狼などより吠弩羅が適している」 と、影狼隊隊長が静かに応じる。 「そもそも目的は敵殲滅ではないからな、奴等の手筋を引き出せればそれで良い。無理をする必要は無いから、頃合を見て引き上げてくれ」 それを聞いたライゴウが、手を上げて発言。 「ちょっと待つでござるよ? それでは奴等にも我々の手の内が知れるのでは?」 「そうだ。その結果、相手が萎縮してくれれば楽なのだがな・・・逆にそれで経験を積まれて強くなる危険もある事はある」 そこにゲインが口を挟む。 「でもそんなの、お偉方は『辺境の出来事なぞワシらに影響せぬわ』ってふんぞり返ってんじゃねぇ? 苦労するのはいっつも現場の俺た…いってぇ!!」 余りにも直裁過ぎる文句を言ったゲインが、テーブルの影から数名の鋭いツッコミを受けて悲鳴を上げる。 「フッ・・・表現の仕方は置いとくが、それも良い視点だ。地球の連中が強くなっても、アムステラ本土には影響は無かろうとの考えも確かに存在する」 「とはいえ、ヒルデガード様を始めこの星に直接出向かれている方々も居るのだから、表ではそういう軽口を叩くのを控えるべきだな」 ティナが話を戻す。 「アタシ達の役割も判ったけどさ、何だか優しい作戦だね。カスム隊の流儀に合わせて貰ったの?」 「何、最高司令官・ヒルデガード様の意向を反映したまでだ。態々禍根を増やす必要も無いし、貫録勝ちで相手が萎縮してくれれば後々楽だしな」 続けてクリス。 「俺は吠弩羅で特機相手ってのは判ったけど、特機は一機で済むかな?」 「連中の空戦機が大陸の作戦に駆り出されて居る間を狙った小規模襲撃だからな。まずそれで済む・・・筈だ」 「小型特機部隊も心配だったが、今回の場所ならば奴等の位置的に乱入は間に合うまい」 「だが、間に合うかもしれん特機が居る。これが来た場合にはライゴウ君に任せる事になるだろう」 「また別の、特機らしき機体もあるが・・・こちらは正直、情報不足でな。悪いが現場の状況で判断してくれ」 ここで影狼隊隊長は、まだ発言が無かったベルダにも水を向ける。 「・・・さて? 君からも何か意見や質問はあるかな」 「えっ? えーと。撤退ルートも幾つか教えて貰ったんですが、こっちって何だか逃げ難く無いですかぁ?」 「良く気付いた。そこは少々仕掛けがあってな。現場の状況に応じて指示するので、機敏な対応を頼む」 「では、以上でブリーフィングは終了だ。君達の手腕に期待しているぞ」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~ 目標基地近辺 ~ まばらに木が生えた雑木林の中を先行するのは、いずれも青を基調とした2機の操兵。 一機はティナの乗機・ラウズィーガー。もう一機はレイナの乗機・劾狼(がいろう)。こちらは射撃系武装が充実した砲戦系の機体である。 「そろそろ見通しの良い平地に出るわね。先方も私達をもう発見している筈よ」 「じゃあ、お出迎えが見えたら手筈通りね。アタシが先陣を切るわ」 彼女らの言葉を裏付けるかの様に、平地には地球側の量産機動マシンが10機近く、横一列に並んでいた。 巨大な盾を掲げて全身を護り、右肩に据えた大砲を威圧的に覗かせる。その様はさながら移動防壁。 これは、英国陸軍所属の『キャノンショルダー』部隊である。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ キャノンショルダーの性能は量産機の3型相当。厚めの装甲と盾を持つとはいえ、低い機動性が故に単体では羅甲にも対抗出来ない程度の機体である。 しかし量産性が高く、数を揃えて密集陣形『ブリティッシュ・ウォール』戦法を取る事で、集団戦においては羅甲部隊とも拮抗しうる。 逆に言えば『ブリティッシュ・ウォール』に特化した分、他の戦術に切り替えるのは困難。特に、空からの攻撃に対する対応は絶望的である。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ キャノンショルダー部隊の後方では、火力を重視した小回りが利く戦車部隊が待機し、ブリテッシュ・ウォールで足留めした敵への攻撃体勢を取る。 そして空からも爆撃機の小隊が飛来。これで地上と上空からの包囲網が形成された。 「・・・うっわー。影狼の隊長さんが言った通りの展開よね。じゃ、一泡吹かせてあげよっか。レイナさんフォロー宜しく!」「任せなさい!」 先手を打ってラウズィーガーが間合いを詰め、その背後から劾狼が脚部ミサイルポッドを発射。キャノンショルダー隊の迎撃を牽制する。 「 フ ァ ン グ リ ッ パ ー 全 弾 射 出 !! … い っ け え え え え !! 」 ティナの雄叫びと共にラウズィーガーの背面から多数の誘導刃・ファングリッパーが発射される。 今回、ファングリッパーの軌跡は上空へと放物線を描き、そのまま落下する。つまりはキャノンショルダー隊の頭上から降り注いだのだ!! 「何ぃっ!」「ぐわぁっ!」「い、いかんっ!」 弱点である頭上からの攻撃にキャノンショルダー隊が怯む。それで当然、タワーシールドを構えた密集陣形も乱れてしまう。 その盾の隙間を、劾狼は両腕のマシンキャノンで撃ち抜く! 背部に搭載された二連ビームキャノン・狼天戟を発射、更に間隙を広げる!! 無論、ラウズィーガーも黙っていない。アサルトライフルで牽制しつつキャノンショルダーの懐に飛び込むと、腕に装備した大型クローで爪痕を刻む! こういう乱戦になると、戦車隊とて同士討ちを恐れて攻撃しあぐねる。それに乗じてマシンキャノンやアサルトライフルが戦車の火力を削って行く。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その頃、イギリス軍の航空戦力はというと。初めて見る脅威と対峙していた。 そう。雑木林の奥から跳躍した、戦国武者の如き姿の赤茶色の操兵が、虚空を蹴りつつ急速接近して来たのだ。 「ハァーハッハッハ! ライゴウ参上!! ・・・むうっ? 爆撃機だけ?・・・据物か」 対象を認識したライゴウが不満気に呟く。 「 ト ォ ウ ア ァ ー ッ !! 」 虚空を蹴って大きく跳躍した荒光が、爆撃機の上空で身体を横にして下向きに肘を構える。丁度、プロレスで言うとエルボードロップの体勢に。 そのまま肘を構えた腕の先から斥力を放ち急速降下。爆撃機の翼をその肘でへし折る! 「 テ エ ィ リ ャ ア ァ ー ッ !! 」 下降中の荒光が姿勢を変えて両足を下に向け、その足から斥力を発して空中で踏ん張る体勢に。そのまま虚空を蹴ってジャンプ! 拳を突き上げた格好で、別の爆撃機の翼を斜め下から叩き砕く! 「 ウ オ リ ャ ア ァ ァ ー ッ !! 」 虚空の壁をジグザグに蹴って連続三角飛びを決めた荒光は、更に別の爆撃機へと襲い掛かる・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 数分後。全ての爆撃機を撃墜した荒光は地上へと勢い良く降下。キャノンショルダー1機の真上に、その頭と右肩の砲台を踏み潰しつつ着地。 「上は終わったでござるよ。そちらはどうでござる?」 「あー・・・うん。ライゴウさんの踏んでるソレで終わり」「何機かは敗走したけど、武装は破壊してるから反撃は無いわね」 頭と右肩が潰れたキャノンショルダーの上から飛び降り、邪魔臭げにその機体を追い払った荒光が腕を組む。 「・・・物足りぬ。出来れば拙者も準備運動以上の相手が欲しいでござるなぁ~」 「ぼやかない、ぼやかない。任務第一よ」「えぇ、現時点では順調ね。この調子で片付けば良いけど」 もう残存勢力が近くに居ない事を確認した3機。そしてラウズィーガーと劾狼が踵を返す。 「それじゃ、露払いは終わった事だし私達は先に戻るね」「想定通りじゃあるけれど、弾薬を大分消費したものね」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そう。この両機の武装は実弾系が多く、狼天戟こそビームキャノンであるが、エネルギー消費を考えるとこれ以上の継戦は厳しい。 大型クローなどもあるので、もし帰還中に戦闘が起きても対応は可能だが、このまま基地攻略戦を行うには心許無い状況である。 しかし荒光は徒手空拳で戦う異色の機体なので、武装による実弾の消耗などは考慮不要。 なお、アムステラ系機体のエネルギー源は主に『マテリアルオーブ』である。特機ともなると大型のオーブを備え、高い出力を発揮する。 汎用機のオーブは小振りであるが、それでも普通に機体を駆動させる程度のエネルギーならば少々休めば蓄積出来るのである。 (マテリアルオーブに関しては、オフィシャル第13話やカラクリオーwiki用語集などを参照の事) とは言え、実は荒光のエネルギー消耗度は斬空系列の中でもかなり高い。それ故、連戦・継戦能力には劣ると言っても良い。 その原因は斥力発生機能。ただ飛行するのでは無く、空中での跳躍や静止にエネルギーを使う分、他の空戦機と比べても遥かに消耗が激しいのだ。 いくら休めばエネルギーが復帰するとはいえ、全力で動き続ければ蓄積したエネルギーを使い切ってしまう危険もある。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「それにしてもさー。模擬戦の時も思ったけどライゴウさん、良く空中でそんな機動を取れるわねー」 「そこは『所作連動式制御』のお陰でござるな。こう、身体を動かすイメージに斥力発生を重ねれば可能なのでござる」 そう言いつつ、荒光は手や足を押し出すポーズを取る。 「構造的な問題もあるでござるが、身体を動かす延長で操る関係上、手足の先端から斥力が発生するのはまぁ、理解しやすいでござるな」 「後は背中にジェットパックでも背負ってる気分で扱えば、そちらからの斥力調整も慣れれば容易いでござる」 そこで突然、"ポム"と手を敲く荒光。 「あぁそうそう、イメージと言えば。屁の力を利用した『屁こきロケット』を空戦に活用している者も居るでござるよ」 (詳しくはSS作品『アフリカ南部同盟』を参照の事) そのライゴウの言葉の意味をしばし理解できず、ラウズィーガーと劾狼は思わず顔を見合わせる。 「・・・へ?」「屁でござるな」「へー・・・」 「凄いわね、人体・・・」 「・・・って、ちょっと待って。まさか、荒光にもその機能があるの?」 「いや。流石にあそこまでの放屁推進力を誇る者はまず居らぬ故、その機能は特注仕様でござるな」 「それはそうよね・・・そんなのが存在するの自体が驚きだけど」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ラウズィーガーと劾狼が撤退したのと入れ違いに、クリスの吠弩羅、ゲインの雷獅子、ベルダの『ラコちゃん』が戦線に参加した。 薄緑色の雷獅子は、劾狼と同様に砲戦機。主武装は広域殲滅型マルチミサイル『雷雨』、超遠距離砲撃が可能な大型レールキャノン『猛御雷』 他にも脚部ミサイル、背部キャノン砲と、射撃武装が充実している。 ベルダの羅甲・ラコちゃんはピンク地に花柄の入ったファンシーな外見。簡易な機体修理や弾薬やエネルギーの補給などが可能な回復役である。 但し、本人の技量も相まって戦力としては論外である。 自力でエネルギー回復をしながら、上空で偵察していた荒光が眼下の3機に告げる。 「基地の方から、特機らしき機体がこちらに向かって来るでござるな」 「あれが以前、第二大隊が大規模奇襲攻撃を掛けた際に交戦したという機体でござろうな」 (詳しくは漫画作品『オブシダン』を参照の事) 「ともあれ後は手筈通り。そちらはクリス殿に任せて、拙者は伏兵警戒に当たるでござる」 程なくして、マッシヴな青銅巨人を思わせる機体がクリス達の視界にも入ってくる。 そのスーパーロボットの名は『オブシダン』という。特殊合金『超合金ゼットン』に覆われたシンプルな構造の体躯は、堅牢の一言。 パイロットのスコット・ランドーは、軽薄なおネエ寄りの外見にも関わらず、血の滲む様な努力でこの機体の正規パイロットとなった人物。 この愚直とも言える機体とパイロットは、いかなる戦い方を見せるのか・・・。 戻る TO BE CONTINUED・・・
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16387.html
登録日:2010/08/24 Tue 09 52 31 更新日:2024/07/31 Wed 20 34 00 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 いいお父さん アス ガンダム ザク ザクⅠ ジオン ジオン軍人 チャップス デル トップ トップ小隊 ミンチよりひでぇよ 全てDQNのせい 女傑 女性士官 女隊長 姐御 小隊 巨乳 ←垂れ乳 ←だがそれがイイ!! 戦場の絆 第08MS小隊 軍人 軍務と理想 追われる身でね…気が抜けないのさ。 OVA作品「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の第8話「軍務と理想」に登場する一個小隊である。 オデッサ基地が連邦軍に制圧され、ラサ基地に移動していたジオン軍人達。 食糧が底をつき、ゲリラの村に食糧を分けて貰いに向かった(トップ小隊面々はゲリラの村である事は知らない) <小隊メンバー> ・トップ 声:榊原良子 搭乗MS:ザクⅠ(S) 階級は少尉。通称、巨乳姉さん。キリっと鋭い目と離れ垂れ乳が特徴。チクポチはないが多分ノーブラ 黒のショートヘアをオールバックでまとめ、後頭部にブレードアンテナが付いたインカムを付けている。何処か某ごひさんに似ている気がする。 服はラフなTシャツ、コルセットの肩ベルトにダークシアンのバンダナを巻き、チャップス(*1)をはいている。 女性ながらデル、アスの男性2名をその指揮下に置く姉貴。アスに忠告をしながらも腹が鳴るほど飢えていたが、そんな様子は見せない。 食料調達の為にキキの村に立ち入ったが、当初からコックピットから生身で出ていき両手を上げて敵意がないことを示した。 なるべく穏便に事を済ませようと考えるもアスがゲリラを挑発、更にはキキに乱暴を仕掛けたが為に戦闘になる。 自業自得の死を迎えたアスの生死は確認せず、デルに「アスの事は忘れろ」と命令、ゲリラの村から脱出を図る。 だが、地中で構えていたシロー・アマダのロケットランチャーを股間脚部に受け機体が大破、転倒。 シートベルトをする暇がなかった状態で転倒により大怪我を負い、パイロットの命だけは助けたいシローが投降を要求。 しかしデルまで殺された事、シローをゲリラと勘違いした事で怒り、動けない状態でザクマシンガンで反撃する。 生身でそれを数発避けるというシローに、ドラムマガジン部にロケランを撃ち込まれて一時は沈黙した。 だがその直後、キキが害されかけた上に(結果的に)リーダーを殺されて怒りに駆られたゲリラ達が接近。 容赦なくコクピット正面を破壊され、その様相への恐怖からトップは咄嗟に対人兵器を使用。 シローはゲリラを制止しながら上空に打ち上がった対人兵器を拳銃で迎撃するが一発撃ち漏らし、ゲリラ達は大量に殺されてしまう。 彼女自身も最終的にはシローの放った対戦車ロケットがコクピットに直撃、戦死した。 実はとある漫画で主人公になるはずであった。 疲弊した戦力から事を荒げず穏便に済ませたかったのもあるが、村人に狼藉を働くアスに銃を向けて脅してでも制止するなど、高潔な人物。 ゲリラへの攻撃もアスとは異なり腹いせでは無く、近づいてくるゲリラへの恐怖から咄嗟に身を守ったに過ぎない。 事実彼女はシローとの戦闘時点で大怪我を負った上、ゲリラにコクピット正面を爆破されており、ほかに手段はない。 ただその後はまだ息のあるゲリラにとどめを刺そうとし、それを止める為にシローは泣きながらロケランを撃った。 残されたコクピットからは黒煙と共に、大量の血が流れ出ている。 因みに乗機のザクIは専用機。 小隊長であるにもかかわらず、部下の乗っているザクIIよりも旧式。専用機だし愛用してたのだろう。(*2) 指揮官型ザクIIにも似たブレードアンテナと、対人兵器であるSマインが装備されている。 左肩はスパイク部分が取り外されたザクIIのスパイクショルダーと見られるものが装備されている。 腰部スカートアーマーにザクマシンガンのマガジンをマウントし、同背面にはウェポン・ラッチを取り付けてある。 ・デル 声:中嶋聡彦 搭乗MS:陸戦型ザクⅡJ型(MS-06J) 階級は軍曹。通称いい父ちゃん。トップ指揮下の古参モビルスーツパイロット。 白んだ金髪に日焼けしたがっしりとした体格をしており、軍帽を被っていて一番きちっとした服装をしている。 ゲリラの村で飯を持ってきた子供に、お礼に空薬莢をあげる優しい人物。コクピット内には息子の写真を貼り付けていた。[[死亡フラグ]]乙。 アスの挑発行為でゲリラとの戦闘に発展した後、トップの命令により脱出する為にスラスターを点火・噴射。 だがそこをゲリラの親分にしてキキの父バレストとその部下一名(ヒゲ)が砲撃、その際の余波で親分達は死んでしまう。 ちなみにこれはトップやアルとは異なりゲリラが背後から不意撃ちしてきた為で、すでに点火されたバーニアに攻撃してしまった事による事故。 更に言えばゲリラ側が攻撃のタイミングを誤ったのが原因であり、ザク側にはどうする事もできないのでデルの過失ですらない。 もっともそのような事はゲリラ達には知る由もなく、またボスを殺された事には変わりないため、彼等の怒りは頂点に達してしまう。 スラスターの損傷によりジャンプできなくなった後はやむなく歩行での脱出を図るが、今度は08少隊の面々の超長距離狙撃に遭う。 一撃目は外れたためマゼラ・トップ砲で反撃を試みるも、続くサンダースの第二射でザクの両腕を破壊され擱座、そのまま放置され、以降の消息は不明。 公式サイトのストーリー紹介ページによると、後にゲリラ達によりリンチされて殺害された旨の記述がある。可哀想すぎる…。 乗機は本来ラル隊オリジナルの武器のはずのマゼラ・トップ砲を装備している。 ラル隊の知り合いがいたのか、たまたま同じ発想に行きついたのかは定かではない。 もっともカレン達は10kmも離れた場所から狙撃していたので、マゼラ・トップ砲で反撃したところで… と思いきや、デルの砲撃でサンダース機が明確に震動している。しかも上方曲射でなく水平射撃でである。 とんでもない長距離砲撃能力と、直撃してないとはいえニュータイプじみた精密射撃だと言える。 しかもカレン達は狙撃態勢で待ち構えていたのに対し、デルはカレンの狙撃を避けながら、足場の悪い畑での直立射撃。 もしかしたらデルは狙撃手としてエース級だったのかもしれない…。 機体自体はオーソドックスな陸戦型ザクⅡをそのまま使用している。 ただし腰の動力パイプは千切れてしまっていて、スパイクショルダーも大穴が開いていた。 かなりギリギリで運用していた事が分かる。 ・アス 声:梅津秀行 搭乗MS:陸戦型ザクⅡJ型(MS-06J) トップから「新兵」呼ばわりされている。階級は伍長。通称K.Y。諸悪の根源にしてクソ野郎。 すべてはコイツの仕業。この男がいなければ、上の二人もゲリラの面々も恐らく助かっていた。 ダークブロンドの癖毛でボサボサ髪に不健康に瘦せこけたひょろ長い身体。 垂れ目に嫌らしい笑みを浮かべ、ヘッドホンインカムを首から下げている。 トップ小隊最初の死亡者で、好色で残虐な男。けどジオンにはこういうのが結構いる。 隊の面々は穏便に済まそうとする中、わざと子供にヒートホークを落としたりして、村人を威嚇するような真似をして刺激。 更にはキキを強姦しようと企み捕まえトップに「止めときな」と脅され、渋々止めるが、怒ったキキに飯を叩きつけられる。 その反動で高所からキキを放り投げてしまった事でゲリラ達の怒りが頂点に達し、一人のゲリラ(ノッポ)が放ったロケットランチャーがコックピット内に直撃して死亡。 ホールインワン! でも一番身勝手なクズだったのに死に方は一番楽な即死である。 MSパイロットとしての腕は不明だが……トップの様子から所詮新兵、反射神経もお粗末なところからもお察しだろう。 ちなみに彼の陸戦型ザクは右肩のシールドがなく、代わりにサンドカラーにしたガンダムシールドを装備している。 「MS IGLOO」シリーズのおかげでガンダムシールドの謎は解けた。 ・主な登場ゲーム作品 ギレンの野望シリーズ Gジェネレーションシリーズ ガンダムバトルシリーズ(名前のみ) ガンダムカードビルダー ガンダム戦記 戦場の絆(機体のみ) ●ガンダム戦記(PS2) ザクIにカラー変更を行うとトップ機になるほか、ザクIIJ型もデル、アス機カラーになる。 また、VSモードのみではあるがトップ姉さんのボイスが聞けるので、興味があったら敵隊長機をカラー変更ザクIかザクII改にしてみよう。 ●戦場の絆 トップ機をモデルにしたと思われる機体『ザクⅠ後期型』が登場する。カラーリング・左肩のアーマー・マゼラトップ砲を装備している事などからも明白。 カテゴリーは遠距離砲撃型でコストは120、ノーロックショットを主体とした立ち回りをする事で最低コストながらも高い戦果を望めるが、上級者向け。 また、サブ兵器に105mmマシンガンを装備すると格闘機体よろしくQDが可能になる。 威力はカテゴリー相応に低いので狙って行うほどのモノではないが、自衛力の底上げにはなる。早い話が漢のロマンで(ry 備考 シローは7話でアイナ・サハリンと触れ合ったことでスパイ容疑をかけられ、謹慎処分を受けていた。 だがキキの村がジオンの敗残部隊の侵攻を受けたと知り、ジダンが用意したコジマ大隊長の命令書(もちろん偽造)を使って彼らの制圧に乗り出した。 「ジオン兵もゲリラもどちらも助けたい」という理想を胸にシローはたった一人の生身で奮戦したが、結果は…。 命令違反に公文書偽造までしたことでさらに重い罪は免れないと思われたが、皮肉にも彼らを全滅させたことが一定の「功績」として認められる。(*3) そのおかげで極刑一択ではなく最前線への出撃という「選択肢」が与えられたことが、映画『ミラーズ・リポート』で明らかになった。 トップとデルは作中でもかなり良識のある人物だった為、ファンからはよくアスだけぶっ殺して二人は生かして欲しかったという意見が出る。 ちなみに彼らの名前の由来は悲惨さに定評がある富野作品から。 項目の追記・修正はゲリラとの交渉を穏便に済ませた方にお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] せめてデルさんだけでも生き延びて欲しかったが、あの状況じゃ無理だわな・・・ -- 名無しさん (2014-11-26 01 39 27) トップさん可哀想すぎるよな… 無能な部下のせいで… -- 名無しさん (2014-11-26 07 36 41) あの垂れ乳のご相伴にあずかりたい。 -- 名無しさん (2014-11-26 09 04 45) ずっとノーブラだったんだろうなぁ.... -- 名無しさん (2014-11-26 09 51 25) 戦争での『敵=悪人というわけではない』な人たちだったんだけどなぁ(アスは少々DQNだが・・・)立場的にはシローたちもそれほど変わらん -- 名無しさん (2014-11-27 00 20 07) 今作でアスを演じた梅津さんが後にダブルオーで味方の技術者として出てきたのには当時驚いたぞ -- 名無しさん (2021-03-20 19 23 07) 3人の名前の元ネタが「イデオン」から来ているのは常識。 -- 名無しさん (2021-11-28 01 45 55) トップ隊長の『ガーターのついたニーハイブーツ』、それは『チャップス』というものじゃよ -- 名無しさん (2021-11-28 02 36 24) ↑↑初めて知った、そんなキャラいたっけと思ってたら異星人側の数字の呼び方とは… -- 名無しさん (2021-11-28 03 19 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/1356.html
晴れ間 天気はいつものように移り気で、あの寒い夜は幻だったのかと思えるほどだ。 夜とはいつもそうで、だからこそ夢が訪れるのかもしれない。今、空は晴れあがっていて、北方の淡い青がとてもきれいだった。 けれど寒い。 寒いが、しかし、格納庫は火気厳禁だ。そういうわけで、機側待機組の騎士は、格納庫の外の端っこで火にあたる。 「こないだはたいへんだったでしょ」 焚火の暖かさに似た、ほんわかとした口ぶりでシャルルが言う。 まあ、ね、とだけコルネリアは応じる。コルネリアが応じなければ誰も応じないからだ。シャルルのことを嫌いなアスランはそっぽ向いて、背中だけを火に当ててるし、そういう事にはあまり構わないアイデシアは火の近くにはいるが、見ているのは格納庫の奥だ。火に当りたかったというより、シャルルに引っ張られてきたようだった。 格納庫の奥では、黒の二の季節装備が行われている。かんかんと鎚打つ音も響いている。要するに、泥濘と新雪に備えた、雪靴を脚に噛ませている。人の雪靴とは違って、寒くないようにというより、滑らないように沈まないようにするものだ。かかとのところから後ろに、支え枝指が伸ばされたり、足の裏に雪や泥に刺さる刺がついたりする。 アイデシアとシャルルたち大隊長小隊が最初の改修小隊だ。ルキアニスたちは即応待機小隊になる。即応と言っても、これまでのように走りまわることは、あまりないだろう。先の雪はもう半ば以上溶けてしまい、道はぬかるみ、輸卒も修繕工兵も苦労しているようだった。 「でもいいよね、実戦経験が積めるし。大隊長小隊は、全然出してくれないんだよ」 シャルルが言い、コルネリアは応える。 「仕方ないね」 「でもさー、ヒュド小隊だって居てくれることが多いんだから、出してくれてもいいと思わない?」 「ゴーラ本国対応だったんでしょ、大隊長が本部に残ってるのって」 「そうなんだよねえ。でも本国から来たとしても、僕らが一番鑓ってわけでもないし」 「仕方ないね」 「でも黒騎士小隊って、場合によっては突破先導とかもするでしょ。そういうの、やらせてもらいたいのになあ」 「ああ、なるほどねえ」 「なんか、そういうの、あった?」 え?とコルネリアはとぼけたように応じる。 「まあ、増援に行った後で、小隊長判断で前進したことはあったけど」 「いいなあ」 「そんなに実戦に出たいんだ?」 「コルネリアは嫌なの?」 「まさか」 「じゃあ、どう思ってるの?」 「いくさの先頭に立って、役目を果たすのは本分。前進すべき時を読み取って、しかるべく前進して、役目を果たすのって、それこそ私が求めてるところだもの」 ふうん、とシャルルは火に手をかざしながら唸る。コルネリアは言う。 「シャルルはどうなの」 「同じようなものかな」 「そう」 「さっきのってあれ?第9旅団の旅団長が、部隊感状出そうかって言ってきたってあれ?」 「何それ」 「知らない?じゃあ無くなったのかな?大隊副官が言ってたんだ。感状は戦果関係の整理でもあるから、第9旅団の側から感状を出すんだとか」 「・・・・・・」 コルネリアが横目で、ちらりとルキアニスを見る。シャルルもルキアニスうかがっている。ルキアニスはしらんぷりをした。なんとか無かったことにならないか、と相談したのは確かだ。第9旅団の描いた作戦行動の結果、ゴーラ軍騎兵の離脱と、ルキアニスの小隊の衝突が起きたのは、感状が出されなくても判ることだ。報告書にもそのように書いた。それに、直接支援のたびに感状なんか出されるものじゃない。コルネリアは問うた。 「なんでシャルルがそんなこと知ってるの」 「だって大隊長と話してるのが聞こえるんだもの」 シャルルは、しくじった、という顔をして肩をすくめる。それから振り返る。アイデシアが、シャルルを見ている。何か言いたげな顔は、苦言なのだろう。先んじてシャルルは言う。 「別に聞いてたわけじゃないって。聞こえちゃったんだからしょうがないよ。それに、コルネリアたちだって知りたいだろうと思ったし」 「・・・・・・」 というより、大隊長にとっても大隊副官にとっても、一般の部隊との戦果調整になど興味が無いから、聞こえるところで話をしたのだ。黒騎士が戦果を挙げてくるのは、当然のことだ。 「できたようだ」 アイデシアは短く言う。格納庫の奥の作業のことだ。シャルルはほっとしたように、じゃ、またね、と手を振り、アイデシアと連れ立って、格納庫へと駆けてゆく。いつの間にか槌音も絶えた中を、二人の駆け足の音だけが響く。 「他のも出てないよ、部隊感状」 ルキアニスは言い、コルネリアは応じる。 「知ってます。私はどうとも思っていません」 アスランは知ったことかという顔で空を見ている。 やがて、格納庫の奥から起動を伝える声が響く。搭乗前点検を終えて、試験運動を行うのだ。場内機装甲起動と呼びかけながら、従士が駆けてくる。 「場内封鎖、進入禁止」 「了解。アモニス小隊騎士は全員現位置」 「了解。機装甲通行よし!」 格納庫の奥から、床を踏み立ち上がる音がする。がちんがちんと耳障りに響くのは、滑り止めの音だ。ぴー、と笛が吹き鳴らされ、旗が振られ、それから、格納庫の出口に黒の二が姿を見せる。 フォン・ベルリヒンゲン大隊長の機は、いつもの、あの剣を肩に担いでいる。担いでいなくても、すぐにわかる。肩となく胸となく、格闘戦用の短い衝角をつけている。 泥濘・深雪用の脚装備は、すこし幅広だったり、つま先が伸びていたり、かかとの後ろの支え指があったりして、感覚が少し変わる。歩いたり走ったりならどうということもないけれど、戦闘となるとまた別だ。これからそれを確かめる。 泥を踏みながら、大隊長機は進み、やがて頃合いよしと見て、剣を構える。大隊長の剣技は力強く、荒々しく、同時に不思議な美しさを備えている。あの大剣は、力任せに振るわれるだけではない。あの剣の重みを導いて、振るい、打込む巧みさと、その重みを導いて揺るがない、体の芯の強さがある。 上段に構えれば重みは上にあり、その重みを導いて打込む。速く、そしてさばききれないほどに重い。振るった剣の重みと、勢いを、踏み込んだ足の力でさばき、ふたたび構えを取る。正眼の構えは、攻防一体。あの大剣の守りを押し切って打込むのは難しい。だからといって、回り込むのも容易いことではない。前掛の剣の重みを使って、フォン・ベルリヒンゲン大隊長は巧みに、素早く向きを変え、また体をさばきながらあたらしい構えからの斬撃を放つ。今も、風切った横なぎの剣風は、跳ねた泥すら吹き飛ばす。 どん、とその切っ先を立てて、地を突き、大隊長機は振り向く。 『いいぞ、かかってこい』 格納庫から姿を現した機体は、アイデシアの機だ。左手に長い段平を下げ、石畳の格納庫前から、泥へと踏み出す。確かめるように歩き、軽く跳ねるようにする。それから素早い足さばきで地を蹴り、身を翻し、さらに地を蹴ってくるりと舞うようにする。それから大隊長機に向き直る。 『いざ、参る!』 しゅん、とアイデシアは段平を抜いた。抜きざまに剣をひらめかせ、切っ先を天へ向け、八双の構えをとる。右肩の辺りに、剣の柄の来る、刀身をまっすぐに天へと向けた構えだ。重い刀身を生身で扱うには良いけれど、力ある機装甲ではあまり使わない。だが、あの構えには、あの構えから発する多くの、入りがある。アイデシアは、その入りの多くを身につけている。 「上手くなった」 思わずルキアニスの口からこぼれる。隣のコルネリアがみじろぎする。アイデシアは、大隊長を見て、その動きを体捌きに取り入れている。だからこそ、彼女は容易には大隊長に踏み込めない。 じりじりした時を、大隊長は待たなかった。 『おい、どうするんだ』 ゆらりと大隊長機が、大剣を肩に担ぐ。その肩の側の足に重みをかけているそれは、八双の構えのように、待ちの構えだ。 『参るっ!』 己を駆り立てるように、アイデシアは再び叫ぶ。地を蹴る。だが、遅い。誘い込まれて入るのと同じだ。 「!」 剣風が唸り、鉄を討つ激しい音が響く。 なにもそこまでしなくても、と刹那にルキアニスは思う。けれど、そこが甘いのかもしれない。いくら大隊長でも、完調の機を打ち壊すような斬撃は振るわない。それでもアイデシアの機は、大きく揺らいで、泥をはねながらしりぞく。 「・・・・・・」 隣で、コルネリアがうめく。気持ちの上では、たぶん同じく踏み込んで、たぶん同じくあの疾風のような斬撃に斬り払われたのだろう。 『!』 アイデシアの、気合の声が響く。体を立て直し、踏み込み打ちかかる。身を翻し、斬り付ける。けれど、あの間合いでいくら打込んでも、大隊長に届きはしない。アイデシアの剣に焦りが混じる。それはアイデシアにも判っているはずだ。間合いを大きく変えねばならない、それでも下がれない。下がれば大隊長の大剣は、必殺の斬撃を放ってくる。 「!」 そして、退かなくても、踏み込む大隊長の体術からは逃れられない。体当たりを受けて、アイデシアの機は大きく揺らぐ。退き、膝をつきかける。 「・・・・・・」 見ているコルネリアもうめく。 『次ぃ!』 大隊長は打ち切る。振り向く先、格納庫の入り口には、すでにシャルルの機が姿を見せていた。細い突剣と、拳を覆うような小盾を携えている。黒の二の武装としては、軽いにすぎるように見えるけれど、力を速さに変える戦い方をする。 ひゅん、と突剣を目の前へ引き寄せる。刀身を立て、その切っ先を天へ向ける、それは武人の礼なのだという。シャルルの機は踏み出してゆく。泥を踏む感触を確かめながら、それでも大隊長機を見据えたままだ。 『参るっ!』 泥をはねて踏み込み、はげしく突きを放つ。速さでは、大剣をはるかに上回る。それに大隊長は剣を振るいもしない。突きの切っ先を見切り、時には兜を傾け、自ら受けることも、全く厭わない。けれど、それだけでは、機装甲を、黒の二を倒すことなどできない。 「!」 今までと違う形に、シャルルは剣を振るう。これまでの突きは、目くらましに過ぎない。大隊長機の小手、手首へ、切っ先を叩きつける。 「!」 大隊長ははじめて剣を振るった。というより、振り上げた。大剣の切っ先が天を向く。駄目だ、と思った。シャルルは、自ら罠にはまっていた。というより、考え過ぎだ。小手狙いには、定番の防御がある。敵に合わせて、上段に振りかぶって、その切っ先をすり抜ける。シャルルが知らないはずがない。そして、動いた大隊長がどれほど早いかも。 「・・・・・・」 大隊長の打込みは速かった。そして、真っ向から、シャルルの機の兜を叩き割る寸前に、剣が止まる。 「・・・・・・」 こんどにうめいたのはアスランだった。 あんなことをしてて、なお実戦に出たいのかよ、と。きしるような響きのその言葉は、誰を責めるものでもなかったけれど、ルキアニスには重かった。 もちろんこのあと、ヒュド小隊も、ルナマリア小隊も、ルキアニスの小隊も、雪靴装備にするわけですが、平小隊各には全員「かかってこい」って言われてボコられてるはず。
https://w.atwiki.jp/avatar20unofficial/pages/36.html
結目ユイ No.10 基本情報キャラクター 交友関係 オーディションの思い出と成長 活動の記録スタートダッシュイベント期間 予選イベント期間 本選イベント期間 名言集 togetter・モーメントなどまとめ 基本情報 SHOWROOM リンク:https //www.showroom-live.com/yui-010 Twitterアカウント @musubimeyui 質問・リクエスト用マシュマロ https //marshmallow-qa.com/musubimeyui010?utm_medium=twitter utm_source=promotion Twitterハッシュタグ #酒飲みユイちゃん、#ユイちゃんが可愛くないわけがない #ユイアート ※記念碑的なページであるため、「オーディションの結果が出る前」までの情報となっています。 キャラクター 愛称 ボス、10(酒) 好きなもの オムライス(本人談)酒 おつまみ (配信、ツイッターでの印象) 視聴者の呼び方 お前ら 酒を飲みながら配信したことは一度もないのだが、酔っ払っているとしか思えないテンションと呂律、そして初期に好きな酒を聞かれた際に純粋に好きなお酒について話してしまったがために酒キャラが定着してしまう。 (別の結目ユイの中に、本当に酒を飲みながら配信していた結目ユイもいる) このため、リスナーはコメント欄で笑いを表現する際、「草」の代わりに「酒」を使うのが通例になっている。これは酒溢れる。ほんと酒 カウント終了を表すコメントも「50酒」。飲み過ぎですボス。 リスナーの挨拶では「おはユイユイ」「こんばんユイユイ」「おつユイユイ」などが使われる。ひらがなの「おつゆいゆい」他もある。 どちらかというとカッコイイ系の声質だが、このようなカワイイ系ボイスも出せる。 頭の回転は早いのだが漢字が苦手で、「酒豪(さいごう)」「外郎売(がいろううり)」「単騎(たんこま)」「邪推(みやび)」「骸(ほ⋯⋯⋯⋯?)」「進捗(しんぽ)」「忖度(そんど)」など珍妙な読みが飛び出す。漢字王国! そのため、リスナーが難読漢字をコメントするときはふりがな付きで投稿されがちになっている。 なお、「獺祭(だっさい)」はサラッと読めた。なぜなら酒の名前だから。 基本的に豪快な性格で、風邪をひいての鼻声配信中にオンマイクのまま鼻をかんだりするが、お腹が鳴る音をマイクに拾われた時は恥ずかしがっていた。 眠そうな時のNo.10も非常に可愛いとリスナー達に評判である。 課金については否定的で、基本的には無課金で数の暴力をもって勝ちたいと考えている。 実際、フォロワー数はShowroom、twitterとも結目ユイの中で一位となっている。 特に常連リスナーについては「情が湧いてしまっているので無理をさせちゃうとつらい」とのことで「課金してくれるなら情の湧いてない初見の石油王がいい」らしい。 結目ユイのキャラクター設定通りの面倒見の良さを発揮し、白乃クロミNo.3に配信ツールの使い方を教えたりしていた。 また、これもキャラ設定通りに突然歌い出すことがあり、意外にも非常に上手い。欲望にまみれた歌詞に替え歌することもある。 設定上の弟の話もよくすることがある。 このようにわりとキャラ設定に沿っているのだが、いわゆる「お姉ちゃん」というよりは「姉貴」か「姉御」に近い性格のため、ファンタジーの姉に癒しや安らぎ、包容力を求める一部の層からは「キャラ崩壊」呼ばわりされることもある。 「リアルな姉貴を知らねえ奴が多いなぁ?!?!?!お姉ちゃんは弟に向かって「おいで♡」なんて言わない!!!!!!!「来い」か「ん」の一言で人を動かすんだよ!!!!!!」 交友関係 ミミ(白乃クロミNo.03)、もなな(巻乃もなかNo.07)と仲が良く、3人合わせて「酒笹漫(笹酒漫)」と呼ばれていて、箱推ししているファンも少なくない。 酒は当然No.10、笹は将来の夢がパンダの飼育員(これは白乃クロミの共通設定)で、独自設定として笹を食べたり「笹持った!」から始まる挨拶コールを取り入れているミミ(白乃クロミNo.03)、漫は漫画好きの共通設定を持ち、実際に単独の配信者も漫画好きであったもなな(巻乃もなかNo.07)を表している。 仲が良すぎて、配信中に彼女らの配信に星を飛ばしに行ったりする。 「ちょっとまって今ミミちゃんにカウントしてるから!」 逆にNo.10の配信中に彼女らがコメント欄で荒ぶっていることもある。 もななが訪れた時は無言で星を投げ続け、だいたいライブ内貢献度一位に君臨する。 ミミが訪れた時は、リスナー達による笹の餌付けが行われる。 「ミミちゃん笹をお食べ」 「ボス」の名付け親はミミ。「(No.10は)姉というよりボス」と答えたことからボスになった。 彼女自身は最近は「ぼす!!!!!!!!!」とひらがなで呼ぶことが多い。 3人ともが最終審査に進めたら、3人でパンダを見に行こうと約束していた。 オーディションの思い出と成長 「楽に稼ぎたい」(ちなみに現在の口座残高は241円)「面白そう」というアレな動機で、買い物帰り(交通費がもったいないため)にオーディションに参加。買い物帰りのため荷物置き場に荷物が置ききれずバッグを持ったまま面接を受ける、なぜか他の参加者がイスに座っている中ひとりだけ立っている、最後にやろうと思っていたセミのモノマネをし忘れるなど色々あったが、見事一次審査を通過する。 しかし、そのオーディション会場で面接室から漏れ聞いた他の参加者の情熱や真摯な想いから気持ちをあらため、実際に予選が始まってからは真剣に取り組んだ。 草の根的にフォロワーを増やし数での勝負、こまめな配信で着実に順位を上げていった努力タイプ。 活動の記録 スタートダッシュイベント期間 配信の思い出 初配信ではtwitterでエゴサしてフォロワーを集めていたのを「みんなに無理(課金)をさせず数の暴力で勝ち抜くため」と説明した。 それはそれとして、「石油王!!!!!!早くわたしの前に!!!!現れろ!!!!!!□□□□□□□□□□(←タワーの絵文字10個)」 歌唱力を生かして歌配信を行った。 歌った曲のまとめ(把握しきれていないので追加お願いします) みくみくにしてあげる シャルル メランコリック おちゃめ機能 夜明けと蛍 吉原ラメント 右肩の蝶 メルト ロンリーガール ロキ 十面相 メリュー Twitterの思い出 Twitter自己紹介(~11/30) “貴方と私を結んじゃうぞっ” バーチャル蠱毒から知った方もそうでない方もどうもショールームにてオーディション参加中なので全力で推してきなよ。狡いですがまずは知ってもらいたいのでエゴサしてフォローしてます( ͡° ͜ʖ ͡°)頭脳を活かしていくぞ■キャラクターデザイン:米白粕(@kasu1923)様 ただ一人twitterのユーザー名にNo.を入れておらず、その理由を本人はこう語っている。 文章でお伝えするのが難しいですが、10番はあくまで他の方と区別するためのものであり、名前ではないと思ってるので入れてないです。烏滸がましいかも知れませんがオーディションの時点で結目ユイとして見ていただきたいと思ってます。よろしくね! 好感の持てる理由だったのだが、これが後々仇となり大事件を引き起こす⋯⋯(嘘) twitterを最大限に活用している参加者のひとり。 「バーチャル蠱毒(蟲毒)」「結目ユイ」などの単語でtwitterを検索しまくり、リプライやいいねを残すことで着実にフォロワーを稼いでいき、「数の暴力」で勝ち上がる作戦。 オーディション企画に嫌悪感を示す者、自分以外を推すファンなど誰にでも積極的に絡んだりいいねを贈ったりするため、エゴサされたtwitterユーザーからは怖がられることが多いが、粘り強くリプライを続けて沼に引き込んで行く。 リスナーの発案でハッシュタグ「#酒飲みユイちゃん」が生まれた。 予選イベント期間 配信の思い出 この期間にも歌配信を行った。喉の調子が悪くなった後だったので、頑張っていたようだ。 歌った曲のまとめ(把握しきれていないので追加お願いします) ここへ追加 キャラ設定に合わせてゲーム実況がしたいとオススメのブラウザゲームをリスナーに教えてもらったところ、ホラーゲームばかり薦められた。 怖いのはダメって言ってんだろ! と怒ったところ、今度は「ふぁんしーあいらんど」などかわいい名前のホラーゲームで騙そうとするリスナーが続出した。 2日目以降は連日一位をキープし、安定感を見せたが、張り切って配信しすぎたのか後半体調を崩してしまい喉の調子も悪化。順位も安全圏なことから、体調も加味して一部の朝配信を取りやめたこともあった。 ところが最終日、今まで沈黙してきたNo.7が初配信を行い、その配信において、No.10が推しだったはずのリスナーが突然の裏切り。No.07に推し変して東京タワー20本を立て60個のクマを投げた。(タワーは1本1万円、クマは1000円。計26万円。なお、このリスナーは夜の配信でも20万円近く投げている) これによりNo.07は最下位から一気に1位に浮上。 他の上位陣もそれを追って加速し始め、前夜トップだったNo.10は4位まで落ち込んだ。 なお、このリスナーが突然No.7を推した原因は、No.10がリツイートしたNo.07の動画を見たためである。 自分のリスナーでtwitterでも推す発言をしていてくれたことはNo.10も把握していたので、twitterのユーザー名に番号を入れていなかったがためにNo.10と間違えてNo.07に課金したのでは、と冗談ながら邪推し「仇になったかー!」と叫んでいた。 実際はちゃんと番号を分かった上でアイテムを投じており、また「推し変」したわけではなく、No.10は支援しなくても予選通過すると信じた上で、どうしてもNo.07を残したくてやったとのこと。 最終日夕方の配信で、乱れ飛ぶ課金に対してNo.10は無課金縛りを敢行した。 どうしても課金したい場合は、残高241円しかない自分の口座を教えるので直接振り込めとのこと。 実際、結目ユイのトップ3には全員単独課金が10万円を越えるバーチャルパトロンがつく中、高額課金者無しで5位入賞を果たした。(一部タコやアイスなどのアイテムを投げるリスナーはおり、それには丁寧に礼を言っていた) Twitterの思い出 運営がtwitterの管理を申し出てきた旨をいち早くtwitterで報告して広めた。なお、この時点での運営の意図としてはDMなどでの悪意のある攻撃から守ろうというものであり、ツイートなどの制限を行うものではなく、実際に予選終了後までNo.10は自由にtwitterで荒ぶっていた。 その後、DMへの返信は運営によって禁止された。 この報告の際、「運営さんから連絡きたけどドジっ子キャラというか言葉足らずなとこが可愛い。幼女的存在に見えてきた。がんばれがんばれっ!!!!運営ちゃん!!!!!」とツイートし、その後のやりとりの公開で運営ちゃんを萌えキャラにしてしまった。(やりとりの公開許可は運営から得ている) なおその後、運営ちゃんに教えたパスワードが間違っていたことが判明した。ドジっ子はお前だよ。 ここまで「勝ちに行くのを迷ってしまうかもしれないから」と「他の自分」の配信を見ないようにしていたが、予選終了間際全員の配信スケジュールを取りまとめて掲示。自らも全員の配信に赴いた。 残高不足で携帯料金が引き落とせなかった連絡文を晒した。さすが241円。 No.07にタワーを立てたファンとは、直接恨み節を含む微笑ましい交流を行った。 予選終了後、twitterでバズり、リツイートしたユーザーへフォロバ祭りを敢行したところ、アカウントが凍結された。 最終順位5位で本選進出を決めた。 本選イベント期間 配信の思い出 喉の調子が戻ってきたのでリクエストに応えて歌配信を開催。カッコイイ系からカワイイ系まで器用にこなしリスナーを驚かせた。 歌った曲のまとめ(把握しきれていないので追加お願いします) <12月1日> 独りんぼエンヴィー Bad apple!! ワールドイズマイン(私にぴったりな曲だろ?) ロミオとシンデレラ ゆるふわ樹海ガール アスノヨゾラ哨戒班 No Logic いろは唄 トリノコシティ スイートマジック <12月2日> トップシークレット モザイクロール 金曜日のおはよう リンネ 東京サマーセッション メルト マトリョシカ 妄想税 右肩の蝶 キャラクターの項参照の、「当初オーディションを舐めくさっていた」エピソードを披露中、実は審査員アカウントが聴きに来ていたことが手遅れになってから判明。「次から運営が来たらこう言って教えて」とリスナーがNo.10に知らせるための暗号が作られたが、それをtwitterでRTしてしまい、運営にモロバレになる。 高額課金はあまり無いNo.10のリスナー達だが、アイス(100円)と間違えてクマ(1000円)の10連を投げ込んでしまうリスナーが現れる。しかも2回。⋯⋯お財布大丈夫ですか? 配信終了後マイクを切り忘れ、「うどんすすりながら壁に向かってお笑いの話してた (本人談)」様子が垂れ流される放送事故をやらかし謝罪会見。 他の配信者に倣って、SPギフト(有料応援アイテム)が飛んだ時のお礼の歌を導入。効果は抜群で、なんかいっぱい(歌が決まってないアイテムを投げ込んで困らせようと)アイテムが飛び交った。 SPギフトの歌まとめ 歌詞の一部を贈ってくれたリスナーの名前に変えるが、「○○さんのような口溶け♪」といった風に人食いを連想させる物騒なものも。 タコやアイスは最終的にNo.10がガブガブ食べる。 だるま だるまさんが転んだ(歌ではない。ホラー)、たらこ・たらこ・たらこ ハート LOVEずっきゅん 小判 money,money,money、よーく考えよーお金は大事だよー、ギンギラギンにさりげなく、マツケンサンバ スノードーム ゆきやこんこ、雪だるまつくろう、粉雪、メルティーキッスのCMソング 花束 愛を込めて花束を、花(ORANGE RANGE) 風呂敷包み おべんとうばこのうた(すじーのとおーったわーたしぃ!) いいね にんげんっていいな、贈られた数分「いいね!」と言う タコ お正月(たこ違いだ!) アイスクリーム アイスクリーム(童謡) クマ もりのくまさん、ぼくはくま 虹星 虹(Aqua Timez) 東京タワー TOKYO GIRL 配信終了の直前、「おやすみクマ」という添い寝用のクマのぬいぐるみのSPギフトを投げる文化が生まれた。これに伴い、No.10による味のあるイラストの中心キャラも、ネコからクマに変わった。 3日夜、初日で開幕10タワーを立てられていた差を数の暴力で覆し、No.12から一位を一時的に奪還。 直後、No.12がリスナーとしてコメント欄に現れ、逆転を布告して行った。 その後、No.1が一位へ。結目ユイは壮絶な三つ巴を見せている。 4日0時からの配信で再び一位となり、この夜はそのまま一位をキープして配信終了した。 4日、とある事件によりNo.6の配信でご祝儀タワーが乱立、4位以下から一気にトップへ躍り出る。これによりNo.10、No.1、No.12の3名は順位をひとつずつ落とし、No.10は二位でこの日は終了した。 4日の配信はセリフ読み上げ回。リクエストされたセリフを読み上げていった。ツンデレ役は苦手らしい。 「ピンポーン」「ブブー」の音が鳴る100均のおもちゃが登場。のちに「相棒」と呼ばれるボスの右腕になる。 5日、ついに本戦最終日。No.10は朝の配信で一位につけたが、以後夕方まで配信が出来なかったため、日中こまめな配信を行ったNo.1、No.6、No.12に抜かれ4位に後退。 18時15分の配信開始後は、その数の暴力で一気に2位まで駆け上がるが、なかなか最後の壁が崩せない。1位と3位が入れ替わったりする激動の中、クマ10連をはじめとした細かな支援を受けながら、他に比べれば微課金で2位を死守し食らいついていく。 19時30分頃、とうとうタワーを抱えていた他の結目ユイ陣営が動き出し、順位が変動し始める。 19時40分頃、ひとりのリスナーが早まってしまい、ついにNo.10の配信部屋ではじめて、1本のタワーが立つ。呼応するようにタワーが飛び、計4本のタワーに「初めて見た!」と喜ぶNo.10。 ラスト5分。2位まで数十万ポイント差の3位と表示されたNo.10は、2位になれないことを半ば確信し、リスナーに感謝の言葉を述べながら審査員特別枠を獲る決意を語り始めた。 しかし、ここまで早まらずに耐えてきたリスナーが、ついに動く。No.10の口座にではなく、配信ルームに怒涛の勢いで投げ込まれるお金もといSPギフト。タワーだけでもその数実に60本。そして大量のクマ、虹星、etc.⋯⋯。 (リスナー同士が話し合っていたかのように残りの時間を気にしながらタワー10を連続で投げ出した。これをNo.10は予想してなかった。) その光景に「泣かない」と言っていたNo.10も、思わず目から鼻水を流しながら感動していた。 「ごめんねありがとう!お金を⋯⋯お金をありがとう!私の口座には一円も入らないけど!ありがとう!」 結果、No.は19時58分までに獲得した136万ポイントに近い、実に132万ポイントを最後に1~2分で稼ぎ、最終結果2682537ポイントを獲得して見事1位に輝き、最終審査に進出した。2位との差は実に64万ポイント。口座残高241円の女が、一夜にして100万円以上の金を動かしたのだった。 これは全61の魂で最高ポイントである。また、Showroom全体でも12月5日のデイリーランキング1位の1605136ポイントであった。 フォロワー数もポイントも1位になって誰もが認める結目ユイになるという彼女の目標はついにあと一歩のところまできた。あとは信じて見届けよう。 Twitterの思い出 Twitter自己紹介(12/1~) 面白いのはツイートだけじゃない!!!!!配信では可愛いし面白いし天才!!!!!!!!!!歌も上手いからショールーム 見にこい!!!!!!!!!フォローして応援しろ!!!!!!!タダなんだから!!!!!!!!!■キャラクターデザイン:米白粕(@kasu1923)様 ■ハッシュタグ #ユイちゃんが可愛くないわけがない 新たなハッシュタグ「#ユイちゃんが可愛くないわけがない」が生まれた。 「バズって凍結された人」「推し変された人」「キレ芸の人」との認識が広まってしまい、キレていた。 本選終了翌日、バーチャルソフトバンクで大規模な通信障害が発生。同時期に携帯の通信状態が著しく悪い旨のツイートをする(後にバーチャルソフトバンクは使っていないと否定) 名言集 twitterでの発言集 「わたしはみんなに無理はさせない。そのために今日までバーチャル蠱毒とエゴサして人を集めてきたんだからなあ?!?!?!数の暴力だ!!!!!!ゴラア!!!!」(無理=課金。初配信での発言の本人によるメモ) 「直接お金出すよ!!!個人で活動するなら支援するよ!!!じゃねえ!!!!!!!!わたしは!!!!!!ブイチューバーになりたくてこのオーディションを受けたんじゃねえ!!!!面白そうって理由だけで受けてんだ!!!!お前らと楽しく勝った後に運営の金で寿司が食いてえんだよ!!!!!!」 「わたしもバズりたいからお前らの力でこのなんも面白みもないツイートをバズらせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!リツイートボタン押したとこで金なんてかかんねえんだ!!!!!!!押せ!!!!!!!ボタン押しただけで幸せになるやつがいるんだから押せ!!!!!!!!」(凍結の原因になったバズりツイート) 「わたしはリア充じゃねえから毎日配信できてんだ」 「姉ちゃんならいけるいける。最後はオタサーの姫が勝つとこを見せてやれ。」(弟より) 配信中の発言集 「見るな!!!えっち!!!!」(デスクトップ配信で見えてはいけないものが写ってしまったとき) 「あなたの 童貞 好きでした」(月間プロポーズメーカーの単語スロットで神引き) 「お前は誰も推すな」(No.7に推し変してタワーを立てたリスナーに対する発言) 「タワー立てるなら口座教えるから早まるなよ」 「ヤダヤダヤダヤダ!あたしの王者返して返して!!!!ヤダヤダヤダヤダ!!!」(予選最終日の課金ブーストでの首位陥落に対して) 「面接まで行ったら、あたし顔可愛いから受かっちゃう」 「石油王探しに行くか!」 「(課金合戦になると)リスナーのお財布事情の勝負にならない? リスナーがどんだけお金持ってるか、なんですか遊戯王ですか? リスナーはデッキでしょうか。タワー召喚!みたいな。」 「やめて!1コメント1ポイントになるんだから!」 「人に迷惑かけるぐらいなら金をかけな」 「(最終日深夜に2位のとき)3位まで7万? じゃああっちタワー立つじゃん! みんなで観に行こうぜ!! タダで!!!」 「おい偵察! いるんならカウントしてけ、偵察料だ!」(最終日終盤の動向を探りに来た他の結目ユイのファンに対してポイントを要求。クマでもいいぞ) togetter・モーメントなどまとめ リスナーのモーメント1 ボスの味のあるイラスト集 ファンアートまとめ twitter魚拓 アーカイブ集(~12月7日) アーカイブ集(12月10日~)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24603.html
The Legend of ぼかろますたー【登録タグ 164CD CD CDT dorikoCD kemuCD natsuPCD nikiCD otetsuCD のりPCD シグナルPCD 全国発売 水野悠良CD 黒糖ポッキーPCD】 前作 本作 次作 - The Legend of 超絶調声師 - のりP 水野悠良 otetsu シグナルP doriko niki 164 natsuP 黒糖ポッキーP kemu 発売:2013年3月20日 価格 ¥2,500(税込) 流通:全国 レーベル ヤマハミュージックコミュニケーションズ CD紹介 「古き良き伝説」と「新たな伝説」 「伝説の○○マスター」「神調教」「VOCALOID伝説入り」の称号を与えられた楽曲の中から、特に素晴らしい調声が施された楽曲だけで構成されたコンピレーションCD。 このCDの為だけに書き下ろされた新曲も収録される。 CD曲目 ロミオとシンデレラ / doriko【初音ミク・VOCALOID 伝説入り(ミク)】 WAVE / niki【Lily・伝説のLily マスター】 天ノ弱 / 164【 GUMI・伝説のGUMIマスター】 六兆年と一夜物語 /kemu【 IA・伝説のIAマスター】 星屑ユートピア / otetsu【巡音ルカ・伝説のルカマスター】 Paranoid Doll / SCL Project(natsuP)【神威がくぽ・伝説のがくぽマスター】 ラビリンス / Dios/ シグナルP【鏡音リン・伝説のRIN マスター】 右肩の蝶 / のりぴー【鏡音レン・VOCALOID 伝説入り(LEN)】 state / otetsu【巡音ルカ】 NEW!! EYES / niki【Lily】 NEW!! 星空ワンダーワールド/ のりぴー【鏡音レン】 NEW!! ハッピージャーニー / Dios/ シグナルP【鏡音リン】 NEW!! DVD曲目 The Legend of 超絶調声師 クロスフェードMV WAVE オリジナルMV ラビリンス オリジナルMV リンク Amazon コメント + コメント Feb 2013 追加おつ -- 名無しさん (2013-02-24 00 28 40) 右肩どっちだ?デュエットとか俺得なんだが -- 名無しさん (2013-02-24 17 25 47) yuukissさん欲しいな -- 名無しさん (2013-02-24 19 53 07) 星屑まじ神 -- 名無しさん (2013-02-24 20 00 03) nikiさんくるかな -- 名無しさん (2013-02-24 21 06 12) かごめPとMitchie Mはたぶん入る -- 名無しさん (2013-02-24 23 06 38) Last Note.さんとか…あ、あとぺぺろんPさんは絶対入るよね? -- 名無しさん (2013-02-24 23 15 35) YMさんは「伝説のGUMIマスター」でくるかな -- 名無しさん (2013-02-25 13 23 47) 164さんも入れて欲しいところ -- 名無しさん (2013-02-25 13 25 23) すげえ豪華なアルバムになりそう、にしてもダサい -- 名無しさん (2013-02-25 18 39 47) うん、タイトル微妙。中身はすごそうだね。 -- 名無しさん (2013-02-25 21 18 56) 黒糖ポッキーP来い!! -- 名無しさん (2013-02-27 14 12 43) kemuさんがIAマスターと呼ばれることに違和感があるな~。 -- 名無しさん (2013-02-27 23 54 49) 164さんがGUMIマスターは…^^; -- 名無しさん (2013-02-28 00 44 09) otesuさんとnikiさんの新曲が気になる。 -- 竜奇 (2013-02-28 01 16 10) のりP新曲ですか!?楽しみだ! -- 名無しさん (2013-02-28 14 40 29) まるでベストアルバムみたいだな。 -- 名無しさん (2013-02-28 14 55 57) + コメント Mar 2013 六兆年またきたか -- 名無しさん (2013-03-02 11 27 38) otetsuさんとnikiさんは書き下ろしもあるのか!あと個人的にyuukissさんはぜひ来てほしいな -- 名無しさん (2013-03-02 11 43 48) これで確定じゃないの? -- 名無しさん (2013-03-02 11 48 14) kemuさんは伝説のIAマスターなのか・・・?人気があるのと伝説のIAマスターは違うだろ・・・ -- 名無しさん (2013-03-02 11 54 08) Paranoid Dollは大好きだけど、色々なCDに収録されてるから、すずきPとかなおぽさんでもよかったな。 -- がくぽ好きすぎ女 (2013-03-02 12 35 48) nikiさんの曲があるのでしょうか?じゃあ買おうかな -- 波音りっちゃん (2013-03-02 16 03 20) なんか・・・正直なところ、「えっ?」って感じ。ボカロあまり知らない人が曲をよせ集めた感が・・・ -- 名無しさん (2013-03-05 21 09 09) 個人的にkemuさんはGUMIマスターかと。未投稿曲含めてもIAの曲は3曲しかないんだし。 -- 名無しさん (2013-03-05 21 40 19) ぶっちゃけ各ボカロの人気楽師ではあるが、調声師かっていうと何か間違ってる気がする。コンセプトがなんか悪いというかもう少し詳しいやつもってこいやー!な雰囲気。 -- 名無しさん (2013-03-06 12 09 25) 「Paranoid Doll」入ってる! -- 隆象 (2013-03-09 18 16 51) 神無月Pがいないとはなにごとか。カバーでいいから入れて欲しかった。あと、DVDにクロスフェードを入れるのhゲフンゲフン -- 名無しさん (2013-03-10 17 56 47) ずいぶん古い曲を持ってくるね。伸びてなくてもその後にもっといい調声の動画あるのに。 -- 名無しさん (2013-03-11 22 22 30) FRELLY先輩ェ……… -- 名無しさん (2013-03-13 22 17 21) とてもじゃないが欲しいとは思わないなぁ・・・ -- 名無しさん (2013-03-13 22 49 00) こういう適当なコンピ観てるとなんで各ファンに意見聞いて作らないのかって思うな -- 名無しさん (2013-03-15 03 16 10) Paranoidは嬉しいんだが正直EXITのアルバムに沢山入ってるから新しい曲聞きだいと思う、すみません -- 黒糖さんリスペクト (2013-03-16 11 15 23) yuukissさんのめーちゃんェ… -- 名無しさん (2013-03-16 11 16 21) こういうのは個人差がありますが・・・。とりあえず、選ばれた楽曲達に拍手。888888888888888888888 -- 資料Ⅱ (2013-03-21 08 39 52) ↑そーだね、選ばれた楽曲達おめでとうございます♪拍手!!パチパチパチパチパチパチパチパチ -- ピンク丸 (2013-03-21 08 46 56) こうして大した音沙汰なく発売日を迎えたのであった・・・。 -- 名無しさん (2013-03-21 12 48 25) ↑めでたし、めでたし・・・。w -- ピンク丸 (2013-03-22 08 31 55) 初心者向け…ってかんじなのかな。書き下ろし良さげだし買おっかな -- 名無しさん (2013-03-22 16 33 06) のりPの書き下ろしだと…!? -- 名無しさん (2013-03-22 16 40 31) 『ハッピージャーニー』超~イイじゃん! -- イェンロン (2013-03-25 22 06 41) ↑14自分もそれ思います 神無月Pのがくぽさんはもう人間すぎて鳥肌g -- 名無しさん (2013-03-26 09 07 55) nikiさん嬉しい\(^o^)/ -- 名無しさん (2013-03-26 09 08 21) nikiさん新曲気になりすぎて…!でも正直ほかはいいかな← -- 咲良 (2013-03-31 13 51 47) 買った人に聞きます! 昨日買って聴いていたんですが、『六兆年と一夜物語』の最後の「あの耳鳴りは」の所一瞬イアの声が途切れた感じに聞こえたんですが・・(汗) 買った人はどうでしたか?? -- 名無しさん (2013-04-08 10 00 21) 今日の夜に聴いてみま~す。(・ω・)手 -- ウサギの二乗 (2013-04-08 10 18 14) 歌が全部大好きなもので、嬉しいです!! dorikoさん/nikiさん/164さん/kemuさん/otesuさん/SCL Project(natsuP)さん/Dios/ シグナルPさん/のりぴーさん おめでとうございます!! -- 名無しさん (2013-04-15 14 45 57) のりぴーさんの新曲Σ(゜Д゜)嬉し過ぎる…(≧∇≦) -- 名無しさん (2013-04-21 01 07 23) きた!六兆年と一夜物語!!!! WAVEもあんの!?天ノ弱!やっぱ、来たか!!リンが何か意外。 -- 名無しさん (2013-04-21 16 40 03) がくぽさんは正直神無月Pも入れてほしかったけどもう昔のCDにコメしてもぶっちゃけどうにもなりませんね。上の人も言ってるけど本当にコメ少ない こんなことになる気がしたよ -- 名無しさん (2013-06-28 20 57 59) 何かボカロあまり知らない人が曲集めたみたいな感じ。ヤマハのはずなんだけどw -- 名無しさん (2013-06-29 15 55 20) ↑同感。どうせならkAITOで銀鱗Pか新城P、MEIKOでshu-tさんかOPAさんとか、この際トコトンこだわっても良かったのでは?リンでライブPとかレンで暴走Pとかの路線もアリでしょう -- 名無しさん (2013-07-03 00 33 57) 個人的にはリンがシグPなのは全然意外じゃなかったんだけど…普通に調声上手いし。kemuさんがIAマスターってのは違和感の塊だけど。てかDVDいらないからもうちょい安くしてほしかった。曲数の割に高い… -- 名無しさん (2013-07-17 20 59 30) ↑ 「IA=kemuさんに違和感」に同意。「IAで人気曲を出したP」と「伝説のIAマスター」は違うと思う。 -- 名無しさん (2013-07-17 21 27 10) タイトルのわりには拍子抜けだな -- 名無しさん (2013-08-22 23 12 10) もし同じテーマでまた作るなら、本当に調声の上手いPの隠れた名曲で行くか、もう少し書き下ろしを増やすべきかな。他のアルバム何枚か買ってたら書き下ろし以外丸かぶりだ。あと、164さん、otetsuさん、natsuPあたりは調声的な意味で納得なんだが、他…とくにKemuさんあたりに違和感が残るな。あと、ギガPとかMichieMさんとか欲しいところ。 -- 名無しさん (2013-11-04 00 11 47) kemuさんもnikiさんも好きだけど、伝説とは違う気がする…。 -- 箏音ミア (2013-11-25 22 01 14) 納得できるのはotetsuだけだわ。初めて「伝説の〇〇マスター」の称号を得た人だしな。他の人は首を捻ってしまうなぁ -- 名無しさん (2013-11-25 22 09 00) 値段が結構するわりには、キャラ数が少ない気が…(( 収録されてる曲はほとんど好きだけど… -- 名無しさん (2013-12-23 22 31 18) ボカロ大して知らない人がテキトーにタグ検索して有名所かき集めた感 -- 名無しさん (2014-04-14 22 13 48) kemuさんは1番好きなボカロPだから、「伝説のIAマスター」って言われるのは嬉しいけど、六兆年が1番の人気曲なだけで、「伝説のIAマスター」というのは少しおかしいと思う…どちらかといえばGUMIかと…… -- 名無し (2014-06-10 22 29 28) まぁ、これはボカロ初心者の入門編って感じかな? -- 名無しさん (2015-01-30 22 11 23) ↑ですね。書き下ろし曲だけ聞きたいのでレンタルしますww -- 攸 (2015-01-30 23 19 03) nikiさんのEYESほんとに好きですでも歌詞がどこにもないつらみ -- けむ (2015-03-27 16 43 28) KAITOとかMEIKOのyanagiPさんとかyuukissPさんとか、もっと上手い人はいる。レンだったらギガPさんのほうがいい。IAも・・・。うーむ。 -- yui (2015-12-19 00 09 51) ギガPは調教が特徴的なだけで上手とは思わないけどな。IAのポテンシャル殺してるkemuは論外として -- 名無しさん (2016-09-07 23 42 46) 名前 コメント