約 104,848 件
https://w.atwiki.jp/cityofmagicalgirl/pages/26.html
■概要 瀬平戸市中央にある総合病院。 多数の診療科を有し、街の中心的な病院となっている。 ■共有 崩壊等させなければ、ご自由にどうぞ。 バトルフィールドとしては使いにくいかもしれませんが……
https://w.atwiki.jp/banished/pages/173.html
■ゲームの概要 Gameplay Overview・住民 Citizens・資源 Resources・建物と建設 Buildings and Construction・災害 Disasters■ナビゲーションコントロール Navigation Controls .■メインツールバー Main Toolbar・シミュレーション速度 Simulation Speed■ツールとレポート Tools and Reports・ステータスバー Status Bar・イベントログ Event Log・エリアマップ Area Map・職業 Professions・資源の上限 Resource Limits・優先ツール Priority Tool・通勤経路ツール Path Tool・カメラの位置 Camera Locations・町の統計 Town Statistics・ヘルプ Help■生活の場と住宅 Home and Housing .・木造の家 Wooden Houses・石造りの家 Stone Houses・下宿 Boarding houses ■道路と橋 Roads and Bridges・未舗装の道 Dirt Roads・石畳の道 Stone Roads・橋 Bridges・トンネル Tunnels■保管、市場と交易 Storage, Markets & Trade・納屋 Strage barns・資材置場 Stock Piles・市場 Markets・交易所 Trading Posts■町のサービス Town Service・井戸 Wells・学校 Schools・病院 Hospitals・タウンホール(役場) Town Halls・チャペル(教会) Chapels・共同墓地 Cemeteries■食糧の生産 Food Production・畑 Crop Fields・果樹園 Orchards・放牧地 Pastures・釣り小屋 Fishing Docks・狩猟小屋 Hunting Cabin・採集小屋 Gatherers Huts ■資源生産 Resource Production .・薪割り Woodcutters・林業 Foresters・薬師 Herbalists・鍛冶屋 Blacksmiths・仕立屋 Tailors・酒場 Taverns・鉱業 Mines・採石場 Quarries■破壊と除去ツール Removing Structure・建物を破壊する Removing Structure・資源の除去(収集) Removing Resources・伐採 Harvesting Trees・石の収集 Collecting Stone・鉄の収集 Collecting Iron・道路を削除する Removing Roads・除去のキャンセル Canceling Removal■クレジット Credits ホスピタル(病院) Hospital 疫病が発生したとき、病院は治療期間を短くし、病が広がるのを抑制して終息させるために使用します。 病院の機能を有効にするには、医師に勤務させる必要があります。 各病院は一度に30人の患者を治療することができます。 大流行を治療するためには、複数の病院や医師が必要となります。 住民は病気になると、仕事を中断します。 病院が利用できない場合、彼らは家に戻りますが、食物と必需品を集めるためにまだ町中を移動します。 病人が、住民たちの間を移動することは、病気が蔓延する原因となります。 病院に空き部屋があるならば、病人は療養中はそこに入院し、死亡率を低減することができます。 病院をクリックすると、何人の患者が入院中であるかを表示します。 ボタンをクリックすると、病院での治療について、有効または無効を切り替えることができます。 病院が機能していない場合は、患者は他の病院を探すか、家に帰ります。 When diseases break out in a town, a hospital is used to reduce the length of the sickness and stop it from spreading. A physician needs to be working at a hospital to make it effective. Each hospital can only treat 30 patients at once. You ll need more than one hospital and physicians to treat larger outbreaks. When citizen become sick they ll stop working at their job. If no hospital is available, they will stay near their homes, but still travel around town to collect food and supplies. Moving among the population when sick will cause disease to spread. If there is room in a hospital, the sick citizen will stay there for the length of the disease, and they will have a reduced chance of dying. Clicking on the hospital will show how many patients are being treated in the building. Clicking on the button will toggle enabling or disabling treatment at the hospital. When the hospital is no working, citizens will try to find other hospitals to treat them, or return home.
https://w.atwiki.jp/simonkin/pages/2.html
メインページトップページ 初心者の館 機体 豆知識 データーベース Q&A 機体売買・作成 MST@双葉MST@双葉 管理 報告 データ 機体等 微調整要望板 3秒MST勢力俺は「」 神聖寿司帝国 GOフリート THEカオス 博麗神社 自由帳自由帳 旧自由帳 大きい自由帳 大きい自由帳② 赤肩 プリントスクリーン チラシの裏 メニューフレーム スーパーリンク! 今日のアクセス - 昨日のアクセス - 総合アクセス(11/5~) - 検索
https://w.atwiki.jp/futabafujimi/pages/94.html
12月19日、毎年恒例となりました班長さんや役員さんのためのお疲れさま会が、双葉町会館前で行われました。春祭りから始まって、魚のつかみどり大会、盆踊り大会、体育祭など、各行事にご協力いただき、本当にありがとうございました。 2010/12/19 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (40.jpg) 12月4日、福生市にある石川酒造向蔵ホールで、31班の斉藤さんが参加しているハイブリッドジャズオーケストラの演奏会がありました。毎年チケットは完売の人気で、特にリピーターの方が多いとのことでした。演奏会の様子を動画でもご紹介していますので、ご覧ください。 2010/12/04 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (048.jpg) 11月27日にソフトボールクラブの納会が行われ、来年の新体制が決まりました。8年間務められた成沢さんに替わって高田さんが部長に就任され、各監督は留任となりました。 2010/11/27 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (014.jpg) あけぼの九町成人球技大会が、11月21日第三中学校で開催されました。各町内会の役員さんも参加して毎年賑やかな大会となっていますが、今年は山下会長がソフトボールの代打で出場するなど楽しい大会となりました。 2010/11/21 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (1047.jpg) 11月13日に行われた青少年フェスティバルで、青少対武蔵野地区の模擬店に今年も子供たちが作ったどんぐりのトトロが登場しました。とても好評で一人でいくつものトトロを購入されている方もいらっしゃいました。 2010/11/13 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (1028.jpg) 11月14日に関東の各地区代表のキックボールチームが集まって試合をする大会が千葉県で開催されます。その大会に出場する羽村代表チームの練習に双葉富士見町内会の加藤さんと福田さんが参加しています。応援しましょう。 2010/11/03 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (1031.jpg) 10月24日、ふれあい福祉部主催のエコ工作教室が、双葉町会館で行われました。ふれあい福祉部の皆さんの助けを借りながら、子供たち思い思いの小物入れが出来上がりました。 2010/10/24 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (1012.jpg) 10月17日、双葉富士見の敬老会が昨年同様に武蔵野小学校の体育館で行われました。横田基地のタナバタダンサーズの踊りや武蔵野小学校の先生がたの演奏などが披露され、参加された皆さんに楽しいひと時をお過ごしいただいたようです。来年も是非お越しくださいね。 2010/10/17 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (059.jpg) 10月11日に行われた市民体育祭で、双葉富士見は、むかで競走が準優勝を獲得し、二人三脚が3位、はむらラリーが13位、総合リレーは5位と素晴らしい成績を収めました。選手の皆さん、お疲れさまでした。 2010/10/11 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (149.jpg) 9月29日、市民体育祭へ向けての練習が始まりました。今年は走る気満々の選手ばかりですので、ひょっとしたら優勝できるかもしれませんよ。 2010/09/29 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (1015.jpg) 9月20日、富士見公園グラウンドで、川崎九町少年少女球技大会が行われ、4町内会連合のソフトボールチームは3位で、双葉富士見のキックボールチームは準優勝を獲得しました。中央大会から2か月が経って、見違えるようにみんなたくましく上手になっていました。 2010/09/20 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (025.jpg) 9月12日、ソフトボール秋季大会の第2戦が行われました。双葉クラブは高田投手の好投もあり、12対5と大勝しましたが、双葉富士見は13対3と大敗しました。双葉富士見は2敗となり、3部降格の危機です。 2010/09/12 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (050.jpg) まだ残暑が厳しい9月5日、防災訓練が行われました。毎年、消火訓練や応急処置訓練を行っていますが、司会進行の双葉富士見町内会副会長の池田さんは、災害に遭ったときは大きな声で叫ぶこと、助け合うことも必要なことだと話されていました。 2010/09/05 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (039.jpg) 8月29日に羽村市ソフトボール連盟秋季大会が開幕しました。当日行われたリーグ戦の初戦は、双葉クラブ、双葉富士見両チームとも残念ながら逆転負けしてしまいました。第2戦は12日富士見公園グランドです。応援よろしくお願いします。 2010/08/29 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (117.jpg) 毎年恒例の納涼盆踊り大会が、8月20日と21日の2日間、育成グランドで開催されました。盆踊りのほか、第三中学校のブラスバンドやアドベンチャーズの演奏に横田基地のタナバタダンサーズの踊りなどもあり、大いに盛り上がりました。 2010/08/21 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (089.jpg) これって双葉町のどこにあるかご存知ですか?色つきマンホール?なぜ、色つきななのでしょうか? 2010/08/08 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (028.jpg) 7月24日から青少年対策武蔵野地区委員会主催によるラジオ体操が武蔵野小学校で行われています。25日の日曜日は、100名ほどの皆さんが参加されていました。このラジオ体操は8月1日まで行われるそうです。 2010/07/25 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (005.jpg) 7月17日に行われた羽村市少年少女球技大会で、双葉連合ソフトボールチームが強豪緑ケ丘西に8対4で勝ちました。これまで何年も初戦を突破したことがないチームが、強豪を倒す快挙を成し遂げました。やったね! 2010/07/17 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (075.jpg) ビーチボールバレーサークル「SATURDAYS」が活動を開始しました。毎月第2と第4土曜日の午後7時から9時まで武蔵野小学校の体育館で練習する予定だそうです。ビーチボールバレーをやってみたい方は、是非ご参加ください。写真:33班遠藤さん 2010/07/12 6月26日に松林小学校で松林・武蔵野地区少年少女球技大会が行われ、女子のキックボールが優勝、男子のソフトボールが準優勝を獲得しました。おめでとうございます。次の中央大会も良い結果が出るようがんばってください。 2010/06/26 これは、29班の森尻さんがチェーンソーで作成されたものです。1機のチェーンソーのみを使って作成するチェーンソーカービングという技術だそうです。チェーンソーだけで作成したとはとても思えないですよね。森尻さんが通っている教室はこちらです。http //blog.goo.ne.jp/kijitora_april 2010/06/22 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (001.jpg) 6月20日、今年で41回目を迎える川崎九町成人球技大会に男性はソフトボール、女性はビーチボールバレーそれぞれ1チームが参加して各自治会・町内会チームと交流戦を行いました。皆さん、楽しく汗を流すことができたようです。 2010/06/20 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (049.jpg) 6月13日、毎年恒例の魚つかみどり大会が行われました。今年は予想を上回る350人以上の方が参加され、役員さんや班長さんは大忙しでした。しかし喜ぶ子どもたちの笑顔に疲れは癒されたとのことでした。 2010/06/13 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (086.jpg) 5月26日に羽村市老人クラブ主催の輪投げ大会が全30チームの参加のもとスポーツセンターにて開催されました。当双葉富士見シニアクラブも2チーム16名の方々が町内会のTシャツを着用して大会に臨みました。残念ながら上位入賞は逃しましたが、双葉富士見をアピール出来、盛り上がったひと時を過せたと思います。益々元気な双葉富士見シニアクラブに今後も期待しましょう。文・写真:16班成沢さん 2010/05/26 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (41.jpg) 5月22日、松原児童遊園でフィールドゴルフの講習会が開かれ、双葉富士見町内会の会員20人ほどの皆さんが参加されました。参加された方に伺うと「簡単そうに見えてなかなか難しい」とのことでした。 2010/05/22 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (8.jpg) 5月16日、春季大会以来の試合となった瑞穂ダイラーズとの練習試合は、双葉富士見の圧勝でした。1部で戦った経験が若手をひと回り大きく成長させました。 2010/05/16 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (072.jpg) 5月9日、双葉富士見町内会の31班の竹本さんが相談役を務める松林少年サッカークラブが、全国少年サッカー大会東京16ブロック大会で2位となり東京都大会出場を決めました。 2010/05/09 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (019.jpg) 5月1日、ハイキングへ行こう会の皆さんが、小金井公園から玉川上水駅までの約13キロを歩きました。新緑がとても清々しく気持ちが良かったとのことでした。次回は5月29日(土)に浅間嶺を歩く予定だそうです。 2010/05/01 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (020.jpg) 4月25日、今年度になって初めての資源回収が行われました。各部の皆さん、班長さんや役員さんにお手伝いいただきました。これから1年間ご協力よろしくお願いします。 2010/04/25 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (008.jpg) 4月18日、ソフトボール春季大会の1部リーグ最終戦で双葉富士見は宅建クラブに11対2で負け、今季0勝3敗という結果に終わり、来季は2部降格となってしまいました。 2010/04/18 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (053.jpg) 4月10日、子供の神輿と山車が町内を巡回する春祭り・宵宮が行われました。今年も双葉富士見と双葉松原合同で行われ、長い巡回コースに大勢の子供たちが元気に参加してくれました。 2010/04/10 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (022.jpg) 武蔵野小学校と第三中学校の桜は、今、八分咲きです。 2010/04/03 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (015.jpg) 春です。双葉町では今、サクラソウが満開です。次回は、桜が満開の写真をお届けできるかな? 2010/03/20 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (052.jpg) 3月14日、レクリエーション部主催のビーチボールバレーボール&卓球大会が行われました。子供たちも参加して楽しく運動できたとのことでした。写真提供:27班佐々木さん 2010/03/14 3月7日、双葉富士見町内会が久しぶりに駅伝大会に出場しました。雨と寒さで選手の皆さんは大変だったようですが、出場した2チームとも無事完走を果たしました。お疲れ様でした。 2010/03/07 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (047.jpg) 2月21日、双葉富士見が一部チームとの実践経験を積もうと、双葉クラブと練習試合を行いましたが、結果は惨敗。リーグ戦1勝が目標とのことですが、このままでは難しいかな…。 2010/02/21 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (060.jpg) 2月13日、青少年対策地区委員会武蔵野地区主催の凧作りが三矢会館で行われました。生憎の雨で凧上げはできませんでしたが、40人もの参加があり、楽しい凧作りになったようです。 2010/02/13 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (012.jpg) 1月30日、ふれあい福祉部主催の鬼のお面作りが双葉町会館で行われました。個性的なお面がたくさんできました。ふれあい福祉部の皆さん、ありがとうございました。 2010/01/30 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (062.jpg) 1月24日、あさひ公園で双葉クラブの根岸選手の壮行試合が行われました。根岸選手は、この日の試合をもってひとまず双葉クラブを離れますが、またこの街に帰ってきてプレーを見せてくれることでしょう。 2010/01/24 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (031.jpg) 1月17日、新春餅つき大会があおぞら公園で行われました。天気が良かったこともあってか、昨年より多くの方が参加され、餅もおいしかったと好評だったようです。 2010/01/17 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (046.jpg) 1月9日にどんど焼きの小屋作りが行われました。竹で組んだ骨組みに杉の葉を張った円錐の小屋にお飾りを置いていきます。出来上がった小屋は、11日のどんど焼きの日に燃やされます。もったいないようですね。 2010/01/09 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (007.jpg)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/966.html
66話 須牙巡査の病院探索 調達した車、ホワイトカラーの430グロリアを運転し、 エリアG-8の病院に到着した狼獣人の警官、須牙襲禅は、玄関を通った先の惨状に驚いた。 「何だこりゃ。どうやらここでドンパチやらかしたみてぇだな」 受付ホール奥にガラスで仕切られた小さな喫煙室があるのだが、 そのガラスが粉々に砕け散り、その向こうの喫煙室の壁に無数の小さな穴が空いている。 他にも、柱や合成革張りの長椅子、果ては天井にも同様の穴が数え切れない程空いており、 また、床に空の薬莢――恐らく.45ACP弾の物――が大量に転がっている事から、 この病院のロビーにて銃撃戦が有った事は疑いようがない。 最も被害が大きい喫煙室の周辺を調べるが、蜂の巣にされた死体も、血の跡もない。 状況から推測するに、恐らく柱の影に隠れた人物を玄関付近の人物が一方的に銃撃したものと思われる。 これだけ大量の弾痕や、空薬莢が存在するという事は短機関銃或いは機関拳銃などの、 フルオート射撃が可能な銃器を使った可能性が高い。 拳銃弾の中でも口径が大きい.45ACP弾を使う短機関銃は、 トンプソン、M3グリースガン、イングラムなどが考えられる。 「ん……」 調査していた襲禅の、人間より何倍も嗅覚に優れた鼻に嫌な臭いが届いた。 それは血の、いや、警官である彼も何度か嗅いだ事のある臭い。 その臭いのする方向に歩いて行ってみる。 「……こりゃまた」 廊下の途中に、首と胴体が分かれた惨殺死体が転がっていた。 清潔な病院の床に広がる血溜まりは黒く変色し乾燥し切っている事から、 この死体の主が死亡してからかなり時間が経っている事が分かる。 先程の臭いは、この死体から発せられる死臭だったのだ。 元々は、露出が多い衣装や悪魔のような尻尾に翼、身体付きから、 恐らくはサキュバスなどの悪魔っ娘の類の女性だったのだろうが、 すっかり血の気の失せた肌は白く変色し腐敗を始め、見開かれたままの目は濁っていた。 かつての美貌、おおよそ想像もつくが、見る影もない。 傍にこの悪魔っ娘の物と思われるデイパックも転がっていたが目ぼしいものは何も残っていない。 殺害者が持ち去ったのだろう。 玄関ロビーで戦闘を行っていたのはこの悪魔っ娘と、その殺害者なのだろうか。 「ご愁傷様、と」 もっとも、それは襲禅にとっては少し推測してみただけで大して気になる事でもなかったのだが。 何も使えそうな物がない事が分かると、襲禅は死体には興味を失い、 病院一階の探索を開始した。 診察室、事務室、院長室、厨房、トイレ……どこにも人の姿は見当たらない。 「二階に行ってみるか」 一階の探索を切り上げ、襲禅は病院二階に上がるため階段を目指した。 エレベーターもあったが、機能が停止しており使用できない。 右手に自動拳銃・ブローニングハイパワーを持ち警戒しながら階段を上がって行く。 「ん……またか?」 ここで、再び襲禅は死臭を嗅ぎ付ける。 どうやら二階にも死体があるらしい。 階段を上がり、二階に到達した襲禅は臭いの元があると思われる方向へ歩いて行った。 「こいつは……あん時のガキじゃねぇか」 死臭が示した通り、二階にも一人の死体が転がっていた。 休憩用のホールと思しき広間に、学生服姿の少年の死体が横たわっている。 襲禅はその死体に見覚えがあった。 それは、この殺し合いが始まって襲禅が初めて遭遇、襲い掛かった少年であった。 「くたばりやがったのか、呆気ねぇな」 血塗れで床に倒れる少年の死体を見下ろしながら襲禅が嘲った。 例によって少年の物と思われるデイパックが近くに落ちていたが、やはり何も使えそうな物は残っていない。 「死体ばかりじゃなくて生きてる奴に会いたいもんだ……」 役場にて銀髪の女性と交戦して以来、かなり長い事生きた人間と遭遇していない。 死体ばかりに遭遇する現状に襲禅は愚痴をこぼす。 少年の死体の周辺にも目ぼしい物は落ちていない事を確認すると、 襲禅は二階の探索を開始した――。 【一日目午前/G-8病院】 【須牙襲禅@俺オリロワリピーター組】 [状態]:右脇腹に散弾二発被弾(処置済) [装備]:FNブローニングハイパワー(13/13) [持物]:基本支給品一式(食糧一食分消費)、FNブローニングハイパワーのリロードマガジン(13×4) [思考]: 0:殺し合いに乗る。人を撃ちたい。 1:病院内の探索。 2:銃はあってあり過ぎる事はないのでもっと欲しい。 3:銀髪の女(日宮まどか)は次に会ったら絶対に殺す。 ※俺オリロワ開始前からの参戦です。 ※日宮まどか(名前は知らない)の容姿を記憶しました。既に死亡していますがその事を知りません。 ※銀鏖院水晶には気付いていません。 帰れない、帰らない 時系列順 血風の狂詩曲 帰れない、帰らない 投下順 血風の狂詩曲 奇妙なすれ違い 須牙襲禅
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1191.html
ラノで読む この話は全くの蛇足である事を、まずここに明記しておく。 何故ならば、これはこの俺、夕凪健司の物語ではないからだ。いや、自分が何かの運命の主人公だとうそぶくつもりは毛頭ないが、しかしそれを差し置いても、これは――少なくともこの時点では――俺とは全く関係のない、ひとつの悲劇の物語だ。 終わってしまった物語、ただ俺はそこに居合わせただけに過ぎないのだ。 故に、これは異聞であり外典。 ただの、蛇足である。 双葉学園怪異目録 第八ノ巻・外典 足もぎ百足 祟られ屋の十也たちと別れ帰宅した俺は、アルバイトへと出かけた。最近は色々と入用になっているから働かねば生きていけない。学生の身分でそういうやりくりをせねばいけないのはつらいことである。 だが生活費のほかにも、怪王の改造費や、なによりも……そろそろ身を守るアイテムとか色々と用意しておかないとやばいんじゃないかなーと最近思い始めたわけだ。 異能者でなくても使えるような簡易的な魔術アイテムや、超科学産の防御用インナースーツなど、その手のアイテムは行くところに行けば購入できる。だがやはり先立つものは必要なわけで。 そんなこんなで俺はアルバイトにいそしむ勤労学生というわけである。 さて、バイトを終えて岐路に突く途中、俺はふと学園の校庭を見る。そこには、親分の姉、蓮華が走っていた。呪いも解け、本格的に復帰できるのだろう。こんな時間までご苦労なことである。部活動にかける青春というのも悪くないのだろう。まあ今の俺は部活動なんてしているヒマとか無いのだが。しかしないというか、ご苦労様だな、とそう重いながら俺は彼女の太ももを視て…… 「……っ!?」 背筋が、凍りついた。 ずくん、と響く。 目が痛い。疼く。何だ、何だあれは!? 俺の目に写るのは、真っ黒に染まった彼女の足。いや違う。染まっているのではない、巨大な百足が巻きついて、黒く見えるだけだ。でかい。そしてそれはどんどんでかくなっている。足だけじゃない、身体全体を覆うように。彼女はそれに気づいていないのか!? 「……っ」 目が痛む。これは呪詛だ。夕方のアレとは比較にならないほど濃密な呪いの魂源力。それが集まり、巨大な百足へと変化している。そしてその百足の頭部は……女の子の首。子供か、それとも人形だろうか。金髪に白い肌、そしてその表情は…… 笑っていた。壊れた顔で、笑っていた。 「……!」 ぞっ、とする。背筋に氷柱をねじ込まれたような感覚。視神経が侵され、全身が焼けるように疼く。熱と冷の二律背反が同時に俺を支配する。 「が、あ……、ぐっ……!」 汗を噴出しながら震える体を必死に抱きしめるぐらいしか、俺には出来ない。 蓮華はそのまま校舎へと消える。消えてしまう。 「行く……な……!」 まずい。このまま行かせたら取り返しの付かないことになる。俺は呪詛に侵されて朦朧とした頭で考える。いや、感じる。それだけは判る。 それは視ていた。俺を見て笑ったのだ。 百足の頭についている女の子の、目玉の無い眼窩の奥の赤く光る輝きが、その亀裂のような唇が、笑ったのだ。底なしの悪意と憎悪で、笑ったのだ。あれは人を殺すモノだ、わかる。だから追わないと、取り返しの付かないことに…… 朦朧として魘される中、俺は這いずる様に、彼女を追った。 校舎の中は、静まり返っていた。 ……嫌な雰囲気だ。この空気は、澱み軋んでいる、怪異の臭いがする。 頭が痛い。苦しい。思考が上手く回転しない。そんな中、自分の足音と息の音だけがやたら五月蝿く感じられた。 「どっちだ……」 俺は汗をかきながら必死に蓮華を追う。追わなきゃいけない。何故追うのか、追ってどうするのか、その因果関係すら壊れたまま、ただ歩く。 そうやって壁に手をつきながら歩いていくと、廊下の向こうに、探していた人影を、 ミ ツ ケ タ 「――え?」 不意に、俺の思考を上書きして喋ったかのように、空気が震えた。 ぞわり、と、さらなる不快な感触が俺を包む。そして、腕に激痛。壁に手を付いていた手に灼熱が走る。 駄目だ。見てはいけない、そう残された俺の理性が叫ぶ。だが遅かった。俺は右手を見ていた。 真っ黒に染まっている。いや、覆われている。うぞうぞ、ぎちぎちとわななくそれらによって黒く染まっている。硬い数百数千の棘が俺の肌を這いずり回る。 百足だ。沢山の百足が、壁についた俺の手に這いずり回っている。 「ひ……!」 生理的嫌悪感、いやそれ通り越した恐怖が俺を包む。 なによりも恐ろしかったのは、百足ではない、壁一面を埋め尽くす百足で黒く染まった海、その中から……いくつもの白いものが出てきた、その悪夢めいた光景だ。 それは、足だった。 女の子の足だ。それが百足の壁の中からゆっくりと出てくる。 ところどころ皮膚が破れ、腐り、青白い死蝋の肌を赤黒く、青白く、あるいは黄色く染めている。まるで信号機のように。 十何本もの、いや何十本もの、女の子の足が伸びてくる。 黒く染まる床、壁、天井からそれは出てくる。 そして百足たちの黒が、雪崩のようにギチギチと音を鳴らしながら、巨大な蛇のように一本に絡み合い、唸る。 「いやあああああああああああああああああああああああ!!」 先に声をあげたのは、蓮華だった。俺といえば、その恐怖に耐えていたのではなく、ただ声すら出せないほどに恐怖と激痛に凍り付いていただけに過ぎない。 その声に反応して、彼女のポケットから、いや服から――大量の百足が這い出る。 床に落ちる携帯電話。明滅するそこからそれは出ていた。 そうか……! なんとうかつなんだ俺は。あの時、俺は彼女の足を見て、呪いの痕跡が残っていないことを確認した。だが、この怪異はチェーンメールを発端とするモノ。つまり呪われた部位を視るのではなく、携帯電話を視るべきだった……! だがそれはもはや後の祭りだ。 「見つけた」 「やっとみつけた」 「ずっとひとちがいだった」 「でも」 「やっとみつけた」 「よしこちゃん」 ギチギチと唸る百足たちの音が、響いて声のように響く。圧倒的不快感を伴った不協和音が耳朶に障る。それは女の子の声。子供の声。怨念と憎悪と悲嘆と悲哀と、そして郷愁を込めた――哀しくもおぞましい声だった。 「……ひっ……!」 蓮華が悲鳴を上げる。 その巨大な黒い蛇は……その腹から幾つもの、白い女の子の足を生やし、まさに巨大な百足の姿になった。白い女の子の足を生やし、そして頭部は壊れた人形の、そんな滑稽な悪夢めいた百足。その顔が腐汁をたらしながら、蓮華の顔を覗き込む。 「よしこちゃん、あしをかえして」 「ねえなんでなんですてたの、なんでちょんぎったの」 「ねえ」 音が響く。百足は、蓮華を「よしこちゃん」と呼び、訴え泣き咽ぶ。 だが駄目だ。それは違うんだ。俺は知っている、この手の怪異は、もはや現実を正しく認識する能力に欠けている。蓮華は、彼女はその探し求めている「よしこちゃん」ではないんだ。 「違う、私は、違う……!」 蓮華が必死に否定する。だが百足は聞く耳を持たない。 「やめろ……!」 思わず俺は声を上げる。 その声に、百足は反応した。 「なに?」 「だれ?」 「じゃまするの」 「じゃまするんだ」 「うるさいな」 「だまってよー」 「だまらせよう!」 「だまっちゃえ!」 堤防が決壊するかのように、百足の一部が弾ける。そして鉄砲水のように、百足が俺になだれ込んだ。 「ひ……っ!」 全身を押し潰す百足たち。所々で百足の身体が千切れ潰れ、不快な汁が俺にかかる。 「う、うあああああああ!」 俺は叫ぶ。だが、その叫ぶために開けた俺の口に女の子の足先がねじこまれる。無理やりに突っ込まれ、冷たい皮膚が破れ腐汁と血の味が口の中に充満する。 「う……ごっ……!」 そしてそれだけでは収まらず、白く小さな足が次々と俺の手足を踏みつける。その憎悪が、呪いが俺に推しかかる。 俺の近くにも人形の顔が這いずりやってきて、そして俺の目を覗き込む。壊れた落ち窪んだ眼窩が俺を見る。 視る。 視られる。 ――繋がる。 俺は、視た。見てしまった。視神経を介して、それと繋がる俺の脳髄。 俺はそこにいた。今よりも新しい双葉学園の校舎。そして俺を持つのは巨大な手。いや違う俺が小さいんだ。笑い声が響く。女の子が笑いながら俺を掴み持ち上げる。その手には巨大な刃物。カッターナイフ。それが俺の太ももにあてられる。女の子は笑う。やめて。やめてくれよしこちゃん。なんで? なんで笑いながらそんなものをわたしに。ぞぶり、と音がする。激痛が走る。刃が肌にめり込む。ごり、ごり、ごりと動かされる。一思いに切り落とされたほうが楽なのに、それは何度も何度も手間取りながらゆっくりとゆっくりと食い込んで千切っていってやがてわたしの足があしがごとりと落ちていたいいたいいたいいたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!! 「ガ……」 焼き切れる。脳の神経が焼き切れそうなほどに痛む。だがようしゃなくよしこちゃんはもうひとつののこった足にカッターを押し当てる笑いながらにこにこにやにやにたにたけたけたとわらいながら。やめてなんでこんなことをいたいてすけてぞぶりきちぎちやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてごりごりごっとんぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!! そして繰り返される。ひたすらに繰り返される、足落とし。よしかちゃんだけじゃない、もう誰かもわからないいろんなよしかちゃんが笑いながら足を切り落とす。 ……集合怨嗟。心を持ってしまった人形を核として、多くの人形たちの無念怨念、そして疑念が集まり凝り、そして……こうなったしまった。呪いの魂源力の集合体。ただただ哀しくて憎くも愛しい、狂おしいまでの念の塊だった。 「――――――――――――――――あ」 俺が壊される。溶かされる。もう何も考えられない。視すぎてしまった。踏み入りすぎてしまった。 おじさんに忠告されたとおりの結末が、その深淵が口を開けて俺を待っている。 もはや俺は、このまま消え去り、この百足の一部となってしまうだろう。侵されすぎて、それに抗う意思すら、俺にはもはや沸いてこない。 そうしている間に、残りの、いや大本の百足は蓮華を蹂躙していた。そして、その首たちが、声たちが話し合う。 「違うの」 「違うんだ」 「よしこちゃんじゃない?」 「よしこちゃんでない?」 「また?」 「またひとちがい?」 「ならあっち?」 「あいつ?」 「あいつなの?」 俺を見る。人形が俺を見る。 「みつけた」 「あいたかった」 「よしこちゃん」 「だいすき」 「なのになんで」 「ねえなんで?」 様々な感情が渦を巻く。だがもう俺はそれに答える事も出来ない。俺の意思は溶けている。感情が何も浮かばない。 百足たちは、蓮華を見て言う。 「どうしようか」 「コレどうしようか」 「このにせものどうしようか」 「ころそうか」 「きりおとそうか」 「ひきちぎろうか」 「もぎとろう!」 そして。 いっせいに、無数の百足たちが牙を剥く。 だが俺には、 どうすることもできなくて、 結局、 何も―― 「そこまでだ」 そして、 幾条もの閃光が、煌いた。 切り裂かれ、ばらばらと、リノリウムの床に落ちる百足達。 その怨念を凌駕する凶悪な気配に、百足たちが、潮が引くように遠ざかる。ざわざわ、ざわざわと。 「…………、あ」 呪いに侵されて一片しか残っていない自我で、俺は考える。覚えている、知っている。俺はこの気配を知っている。 「呪詛に焼かれし哀れな魂……」 闇の中に立つ姿。 「その呪い、俺が受けてやる」 その手に収まるのは、一振りの刀。 ……妖刀、千子村正。呪われた刀。その呪いを抑え、使いこなすのは…… 「来栖野……十也……」 「おう」 俺の吐き出した言葉に、いつもどおりの笑顔でそいつは答える。 祟られ屋が、そこに居た。 「が……っ、は」 俺は息を吐き出す。思考がようやく正常に戻ったが、それは全身の激痛と悪寒をまともに感じるということで、正直、もう少しマヒしていたかったと本気で思う。 「大丈夫のようですね、夕凪様」 桐夜が言う。うん、大丈夫に見えるのねこれが。死にそうなのに俺。 「蓮華様も無事なようです」 ……それはよかった。いや、俺の状態を考えると、無事なのかどうかは怪しい所だが……少なくとも命に別状はないのだろう。 「どうし、て」 俺は桐夜に聞く。何故ここに? 「どうにも、呪いが小さかったので、本体は別に居ると踏んで調べていたのです」 「……なるほど」 どうやらマヌケだったのは俺だけのようだ。 「足もぎ百足、足もぎメリー、百本足メリー……そう称される、集合呪詛。あなたは、ここで終わります」 桐夜が宣言する。 「その怨鎖、此処で断ち切りなさい、クルス」 「言われずとも」 十也が村正を構える。その怖気が走るほどに美しい刀身から立ち上るのは禍々しい気配。伝説に名高い村正、極上の呪物である。かつて徳川に破滅をもたらした妖刀。それは持ち主を破滅に導くという。だが、十也はその呪いを力ずくで組み伏せている。 「じゃまするな」 「うるさい」 「それいや」 「それきらい」 「やめて」 「あああ」 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 百足たちが絶叫し、十也に向かってなだれ込む。十也はそれに真正面から突っ込む。 それは、剣術ではなかった、剣道でもなかった。ただの力押しでしかなかった。がむしゃらに剣を振る。防御も回避も考えずに、トウヤは呪いの群れに突っ込む。 百足の牙が十也の身体を刻む。 傍から見ていても判る圧倒的呪波が、十也を飲み込もうとする。それは先ほどの俺の時の非ではない。 「憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!」 だが…… 「足りねぇな」 そう、静かに十也は言う。まっすぐに、百足を……人形たちを見据えて。 「確かに強い恨みだ、強い呪いだ。お前自身の呪詛に、噂話の、人形たちの、そして女の子たちの妬み恨みを上乗せして組みあがったラルヴァ……確かに強い」 そう、強すぎる呪いだ。だが…… 「だがそれでも、今の俺を押し潰す事はできねぇよ」 十也は言い放つ。 そして、その言葉の通り……その呪いの奔流は、しかし完璧に止められていた。十也の身体が盾に、堤防になり、俺や蓮華の元には一片の呪いも届いていない。 その全てを――受け止めていた。 その光景を、当然のように涼しげに眺めながら桐夜が言う。 「そう、クルスは呪われ体質。ずっと周囲の呪いと悪意を一身に受けて生きてきました。 何人も何十人もの呪いを、十数年、延々と。 今や妖刀村正すら抑える程の呪詛をその身体に宿している。 それに比べればたかだかこの程度の呪詛、クルスの敵じゃない」 そして、十也は、村正を振りかぶり、そして振りぬく。 一閃。 それだけで、巨大な黒い呪詛の波が切り裂かれ、押し潰される。 壁にたたきつけられる百足たち。それに悠然と対峙しながら、十也は言う。 「俺を呪い殺したければ――この島ひとつ呪い潰すつもりで来い」 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 絶叫する。百足たちが、人形たちが絶叫する。自らの呪いが通用しない、それすらも彼女たちは理解していない。理解できない。何かを呪い、その呪いに自ら押し潰されて壊れてしまった怨嗟の成れの果て、それにはもう時間の前後も、因果も何もありはせず、永遠の責め苦という今があるだけだ。 それを救う事は出来はしない。少なくとも、俺には無理だ。 だが―― 十也は何を思ったか、村正を鞘に収める。そして、桐夜へと投げよこす。 「おい、何を――」 その俺の言葉を無言で制し、そして十也は言う。 「いいんだよ」 「!?」 その十也の笑顔に、ムカデたちはわななく。 十也はゆっくりと、無防備に一歩、また一歩と足を踏み出す。 「俺もそうだった。 何かを恨み、憎み、呪う事のつらさ、魂を焼く痛み……その地獄、判る。 だから……」 笑う十也。その笑顔に、俺は……思い出していた。昔を。彼らと初めて出会った時を。 燃える街並みに雨が降りしきる。その中で二人は対峙していた。 呪詛と怨嗟と憎悪をその身体に受け、全てに嫌われ憎まれ疎まれてきた十也。それは鏡のように、全てを憎んでいた。そして今、その憎悪と殺意は眼前の少女に向けられている。 血を吐くように絶叫する十也。 「――黙れ、貴様に俺が救えるかぁ!!」 その怨嗟を向けられながら、桐夜は平然と言う。 「いいえ」 その言葉には、勝者の驕りとか、そういうものは何も無く、ただただ、不思議な暖かみが溢れていたと俺は思った。 温かみと、そして……喜び。欲しいものを手に入れたという嬉しさがあったように思えた。 「――貴方が私を救うの」 「……!?」 十也は驚愕に瞳を見開く。その言葉は想像していなかったものだろう。 「私は呪われている。呪詛と悪意を食べなければ生きていけない」 カースイーターと呼ばれるラルヴァとして生まれてしまった少女。彼女は呪いを食べなければ生きていけない。だがそれは、口で言うほど簡単なものでは、なかった。 「世に災いの種は尽きず、呪いの火種は消える事は無い。だけどそれでも、手の届く所にそれが常に在るわけではないから」 この世界に、肉も野菜米も麦もお菓子すらも沢山ある。だが、それを口に出来ずに餓えて死ぬ子がいるのと同じように。 「私は、餓えて渇いて、今にも死んでしまいそう」 呪いは、都合よく彼女のそばに現れるわけでは、ない。 だが……現れたのだ。呪いを一身に受け、集めてしまう存在が。 それが、来栖野十也。呪われた忌み子。 それは運命の出会いだった。 「食べさせて、貴方のその呪いを。私の為に生きて、私を救って。貴方はそう、私の為に生まれてきた」 桐夜は言う。十也に言う。その祝福と呪いを告げる。 「私を救いなさい。私の為に生きて、死になさい」 ……それからだった。十也が変わっていったのは。 存在理由。おそらくあの瞬間、十也はそれを得た。憎まれ嫌われるばかりだった十也は、初めて誰かに必要とされたのだ。 そして後は、みるみるうちにというか、ころげおちるようにというか。 誰かの為に存在する、誰かの役に立つという喜びを知った十也は、一転して博愛精神の固まりになった。憎しみと愛は表裏一体、とはよく言ったものだと思う。そして十也が周囲を愛すれば愛するほど、周囲もまた変わっていった。 元々、その異能による、由縁無き忌避と嫌悪だ。きっかけさえあれば、変えることは容易だったということだろう。 そして、来栖野十也は、その自身を焼く呪いから開放された。 そして今――十也は。 「――俺の中に、全ての呪いを吐き出せ」 両手を広げ、笑顔で、そう言った。 百本足メリーを、自身を焼く呪いから開放する為に。 その呪いを、自ら受け入れた。 爆発する。黒い怨念が、呪詛が、十也へと雪崩れ込む。圧倒的呪詛の奔流が、黒い閃光となって唸る。 見ているだけで呪詛に当てられそうなほどだが、しかし俺たちへの影響は全く無い。本当に、その全てを受け入れているのだ。 ぶつけて発散される呪い。それは怨念に縛られた魂の開放を意味する。 「すごい……」 これは俺もはじめて見た。こんな戦い方があるのか…… 「何故、かつて呪いに押し潰されそうだった彼が今はあれだけの呪詛を受け止められるか判りますか?」 桐夜が俺に言ってくる。 「……わからない」 呪われ体質を克服できたのは知っている。だがこれほどとは…… 「愛」 桐夜は、そんなことを言った、 「かつての彼は自分に向けられる呪いを憎んでいました。ですが、何が彼を心変わりさせたのかは知りませんが、今の彼は……その呪い、自らに向かう呪詛怨嗟を受け入れている。博愛の精神で……馬鹿馬鹿しい話ですが」 ……心変わりさせた理由、か。それは……いや、野暮な話だな。 なるほど、愛か。あいつらしい。 俺は十也を見る。そこにはもう、黒い呪いの百足は一匹も残されては居なかった。 あるのは、足の無い人形がひとつ。それを十也は慈しむ瞳で抱いている。 ……これで終わった、ということだろうか。俺はなんとか、残った力でその人形を見鬼する。……悪いモノは、もう残っていなかった。 「終わったな」 「ああ」 極上の笑顔を返して、十也は、 「……ふぅ」 その場にぶっ倒れた。 「お、おい?」 「……流石にキツいわコレ」 青い顔してピクリとも動かずに十也は言う。いや、よく見たら動いていた。 ていうか、痙攣していた。 ……ああそうだった、呪いを受けるの、平気じゃなくて痛みや疲労といったダメージを受けるんだった。夕方の、蓮華の足から百足の呪いを移していたときも苦痛にあえいでいたものな。 都合のいい、無効化系の異能とは違い、普通に食らっていたわけだ。なんというか、身体張ってるなあ本当に。 それをこんな大質量の呪詛を一片に受けたのだ、そりゃ動けなくもなるというものか。 「救急車、呼ぼうか?」 黄色い奴だけど、この手の怪異相手には役に立つだろう。呼んだらすぐ来るだろうし。 「おかまいなく、夕凪様」 桐夜が言ってくる。 「大口叩いて情けない。死ねばいいのに」 相も変わらず、十也には辛らつだった。 そして近づいた桐夜は、倒れている十也に向かってしゃがみ、そして……その唇に自分の唇を重ねる。 「ん……っ」 舌を絡め、吸い上げる。 ……なんというか、正直目の毒だ。 だが、それは恋人同士の睦みあいというわけでは……多分無い。 食事、だ。 カースイーターの食事。呪われた対象に口をつける事で、その呪詛を吸い取り、文字通りに食べる。 呪詛を受けすぎてオーバーヒートした十也から吸収することで、十也の体調を戻そうというのだろう。いや単におなかがすいただけというのも考えられるが……まあいいか。 流石にこれ以上は野暮というものだろう。 俺の身体もまだ少し後遺症はあるものの、動けないというほどではない。 俺はぐったりと倒れている蓮華の身体を抱きかかえ、そしてその場を離れ、救急車を呼んだ。 そう、あの人形霊の悲劇、その経緯と顛末は、もはや俺が語るべきことではなかった。今回は俺は、結局のところ部外者に過ぎず、ここから後のことはもはや俺の知るところでもなかった。 蓮華を呪いから救ったのも十也と桐夜の二人。俺はその場に居合わせただけにすぎない。 その全てを語る資格も義務も、俺には無い。 呪いを背負い、呪いを喰らう、祟られ屋と呪われ姫の、二人の物語だ。 だから、このお話は――ただの蛇足である。 了 トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/futabaren/pages/39.html
【行方不明者一覧】 MIA(Missing in action)及び音信不通 長い間不在で消息がつかめない方々や既に使われていないキャラ等の一覧です。 尚、関係筋によれば彼らは戦死、若しくは何らかの事情により放逐、隠居させられた様ではあるが詳しい事情は不明。 フラウ・ニー・ノグ ティル・ニー・ノグ バン・ニー オムニ社 ゼロ シエル 妖将レヴィアタン フロスト兄弟 フォルテ・シュトーレン クゥロと飼いパグ(クゥロ) バーザム隊 ゼンガー・ゾンボルト ナデシコB サイバトロン部隊 バルキリースカル小隊 MSブルーフレーム 双葉毎日 FM双葉 苺原桃子 コルサント通信 ギャブレット・ギャブレー 藤原忍 式部雅人 豪和ユウシロウ 屋台ニキイタ(猫のおっちゃん) アーエル ラカン・ダカラン 宝条博士 KOS-MOS 草薙 素子 カイーナ ジュデッカ トロメア アンティノーラ
https://w.atwiki.jp/shikyuukinsyu/pages/181.html
青梅市立総合病院 コメント 名前 コメント ブログサーチ #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/syukensya1990/pages/211.html
概要 所在地 〒000-0000 新都府水田区2丁目7-1 水田センタービルディング 所管官庁 健康保健省 理事長 金村 百合子 内部組織 総務部 企画部 経理財務部 医療部 看護部 地域統括本部 人事厚生部 国立病院、国立医療センターなどの管理・運営を行う独立行政法人。全病院の3割が赤字経営でコスト削減や病院の統廃合・民営化など赤字圧縮が進められている。ただ国立病院の統廃合・民営化には地方からの反発も根強くなかなか進んでいない。 コスト削減は順調に進んでおりシステムの電子化や職員の採用抑制、部署の統廃合、支部の統合などの影響を受けて3年間でコストを30%も削減した。
https://w.atwiki.jp/nisioisinnbr/pages/72.html
【名前】傍系の病院坂迷路 【出展】世界シリーズ 【種族】人間 【性別】男 【声優】 【年齢】 【外見】 【性格】 【口調】 一人称: 二人称: 【呼称】 [[]]→ [[]]→ 【特異能力】 【備考】