約 1,989,154 件
https://w.atwiki.jp/yogaribitotrpg/pages/25.html
吸血鬼や人狼、鬼、妖怪など、夜の闇に潜む人外の存在です。 一般社会に溶け込んで暮らしていますが、本質的には人ならざるものです。 能力:【心】+1 【技】-2 【体】+1 【命】+1 【魂】+0 特徴:日中はあらゆる判定のダイスが-1されます。 夜間はあらゆる判定のダイスが+1されます。 また、あなたが受ける【心】属性ダメージは常に+1されます。 《新参者》 《真祖》 《昼を歩く者》 《夜を行くもの》 《蘇る金狼》 《血盟》 《空裂眼》 《鬼神の力》 《スカイウォーカー》 《灰は灰に、塵は塵に》 《超越種》 《狩りの夜》 《夜王の戴冠》 《死の騎士》 《目覚める衝動》 《ディレッタント》 《狼王の血脈》 《カインの末裔》 《武器人間》 《新参者》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは人間上がり、夜の世界の新参者(ニオファイト)です。それだけに人の世界の機微に敏いでしょう。 あなたがメインクラスとしてナイトウォーカーを取得している場合、あなたの【技】を+2します。 また、あなたは人間に擬態する事に長けています。 正体を看破しようとする判定に対して、常にダイスを+2して抵抗できます。 あなたは《真祖》《昼を歩く者》を取得することはできません。 《真祖》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは生まれながらの夜の貴種、真祖(トゥルーブラッド)です。強大な力を持ち、昼から拒絶されています。 あなたは日中の判定ダイスがさらに-1,夜間の判定ダイスがさらに+1されます。 またあなたが受ける【技】【体】属性ダメージは-1され、あなたが受ける【心】属性ダメージがさらに+1されます。 あなたは《新参者》《昼を歩く者》を取得することはできません。 《昼を歩く者》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは人と魔の間に生まれた子供です。そこに愛があったのかどうかは、あなたにもわかりません。 あなたが与える【心】属性ダメージを常時+1します。 あなたはナイトウォーカーの特徴による影響を有利な面も不利な面も、一切受けません。 あなたは《真祖》《新参者》を取得することはできません。 《夜を行くもの》 タイミング:マイナー 射程:なし 対象:自身 代償:【魂】1 あなたが普段隠している夜を行くものとしての本性、魔性を顕にします。 このシーンの間、あなたの【心】【技】【体】の能力値をすべて+1します。 このシーンの間、あなたが受ける【心】属性ダメージは+1されます。 《蘇る金狼》 タイミング:マイナー 射程:なし 対象:自身 代償:【魂】1 あなたの強靭な生命力は、あなたに簡単に真の滅びを許さない。 あなたの【命】を1D6回復します。 この特技は1シナリオに3回まで使用できる。 《血盟》 タイミング:メジャー 射程:なし 対象:自身 代償:【魂】1 あなたは食い殺した相手を、同族として蘇らせる事ができます。それは魂と命の取引です。 あなたは死亡した対象を【命】1の状態で蘇生させることができます。 蘇生した相手はナイトウォーカーとなり、あなたに付き従います。 詳細はGMの判断で裁定すると良いでしょう。 迷うようなら、そのシナリオ中のみ使用できるコネ:従者として扱う事を推奨します。 この特技は1シナリオに1回だけ使用できます。 《空裂眼》 タイミング:メジャー 射程:シーン 対象:単体 代償:【命】1 あなたは目や指先から超高圧で体液を噴射し、敵を撃ち貫く能力を有しています。 【体】能力値を用いた射撃攻撃を行います。命中した場合、【体】属性のダメージ1点を与えます。 この攻撃は防具による【体】属性ダメージ軽減の効果を受けません。 《鬼神の力》 タイミング:マイナー 射程:なし 対象:自身 代償:【命】1 あなたの恐るべき部分は、ただ単純に「力持ち」であるという点にあります。 あなたが次のメジャーアクションで行う【体】能力値判定のダイスを+3個します。 もしそのメジャーアクションでダメージを与える場合、そのダメージを+1します。 《スカイウォーカー》 タイミング:マイナー 射程:なし 対象:自身 代償:【命】1 あなたの超絶した身体能力は、壁や天井を自由自在に踏みしめ、空を歩く事さえ可能です。 あなたはこのマイナーアクションで移動を行います。この時の移動は飛行状態として扱われます。 《灰は灰に、塵は塵に》 タイミング:オート 射程:なし 対象:自身 代償:【魂】1 あなたを滅ぼすことはそう容易い事ではありません。灰になったあなたは、いずれ灰の中から蘇ります。 あなたの【命】が0になった際に宣言します。 あなたは戦闘不能になる事無くシーンから退場し、【命】を1点回復します。 この特技は覚醒中には使えません。 この特技は1シナリオ1回まで使用できます。 《超越種》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは人を超えた存在です。あなたの能力の前では人など猿にも等しいでしょう。 全てのスーパーナチュラル系特技の中から一つを選んで取得します。 《狩りの夜》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは狩りが好きです。そのために趣向を凝らした様々な武器を有しています。決して人には扱えないものを。 あなたはナイトウォーカー専用武器の中から一つを選んで取得し、常備化しています。 この特技で取得する武器はシナリオ開始毎に選択できます。 《夜王の戴冠》 タイミング:セットアップ 射程:なし 対象:自身 代償:効果参照 あなたは夜の支配者たる真祖として、自らの肉体を王に相応しい形に作り変えることができます。 この特技は《真祖》の習得を前提とし、あなたが覚醒中のみ使用できます。 あなたの【心】【技】【体】の能力値を全て0にし、合計した元の数値を自由に割り振ることができます。 この時、0の能力値が一つでもあってはいけません。 あなたはこの効果を発動した次のターンから1Tの終了ごとに【魂】を1点消費します。 そしてこの効果中【魂】が0になるとあなたは死亡します。 この効果はあなたの任意のタイミングか、シーンを終了することで解除されます。 戦闘中に解除した場合、以後は通常の覚醒状態として扱います。 この特技は1シナリオに1回まで使用可能です。 《死の騎士》 タイミング:メジャー 射程:シーン 対象:単体 代償:【魂】3 あなたは元人間だからこそ、吸血鬼の力を磨き上げ真祖に匹敵する業を得ました。 この特技は《新参者》の習得を前提とし、あなたが覚醒中のみ使用できます。 この特技を習得する際、【体】か【技】のどちらかを選択します。 【命】の最大値を能力値として用いた白兵攻撃を行います。 命中した場合、選択した属性の1D6ダメージを与えます。 この特技は1シナリオに1回まで使用可能です。 《目覚める衝動》 タイミング:オート 射程:なし 対象:自身 代償:なし 吸血鬼の本能は、あなたに強大な力をもたらします。ですがそれは危険な代償を伴います。 この特技は《昼を歩む者》の習得を前提とし、あなたが覚醒した直後に使用できます。 あなたの【心】【技】【体】を+3し、攻撃で与えるダメージに+1します。 この効果は戦闘が終了するまで持続します。 効果が終了した直後、あなたは【心】の能力値を用いた判定を行います。 この判定の達成値が0だった場合、あなたはシナリオ終了時にキャラロストします。 この特技は1シナリオに1回まで使用可能です。 《ディレッタント》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし 長き時を生きるあなたの懐には、人が羨むほどの財貨が秘められています。 あなたの常備化ポイントに+5します。 この特技は特別に3回まで取得できます。 《狼王の血脈》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたの身体には、誇り高き狼王の血が流れています。 満月の夜であるなら、あなたは全ての判定ダイスに+1します。 また戦闘中である場合、あなたのメインフェイズ終了時にあなたの【命】を1点回復します。 《カインの末裔》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは最も古き祖の血を引いています。その血は、あなたに並ぶ者のない夜の力をもたらすでしょう。 この特技は、あなたのメインクラスがナイトウォーカーの場合にのみ習得できます。 あなたは習得するのに前提が必要なナイトウォーカー特技を、その前提を無視して習得できます。 あなたのクラスがナイトウォーカーのみの場合、回数制限のあるナイトウォーカー特技の使用回数の上限が+1されます。 《武器人間》 タイミング:常時 射程:なし 対象:自身 代償:なし あなたは未知の技術で改造されたか、悪魔との契約によって武器と肉体が一体化しています。 この特技は、あなたのサブクラスがナイトウォーカーの場合にのみ習得できます。 この特技を取得する際、あなたが常備化している武器一つを選択します。その武器を体内に格納しておけます。 体内に格納された武器は未装備扱いとなりますが、分類:違法であっても自由に持ち運べます。 オートアクションでいつでも装備できます。選択した武器は武器封じの対象となりません。 あなたがナイトウォーカー以外のメインクラスを持つ場合、選択した武器だけで《二刀流》の効果を受けられます。
https://w.atwiki.jp/astrogate/pages/80.html
ナイトウイプス レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 1~30 120 60 60 15 120 60 31~60 60 15 120 240 240 60 61~99 312 78 156 78 156 156 1~99 492 153 336 333 516 276 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 2 5 3 3 1 4 1 3 3 3 3 0 8 3 4 7 2 1 0 4 2 5 1 1 1 0 4 1 6 6 1 3 1 3 3 7 6 3 2 0 4 2 8 1 1 3 0 5 1 9 3 2 0 2 1 1 10 6 2 0 0 5 4 11 5 3 4 0 6 3 12 4 1 3 1 0 2 13 1 1 3 1 9 0 14 5 3 1 1 3 5 15 5 4 3 0 4 0 16 5 0 0 0 3 2 17 2 4 1 1 3 3 18 1 1 2 0 5 1 19 8 1 4 1 3 4 20 6 3 2 1 6 1 21 1 1 0 0 1 2 22 7 1 5 0 2 2 23 3 3 0 0 3 2 24 4 4 2 1 5 2 25 4 2 2 1 7 3 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 26 5 1 3 0 4 1 27 1 2 1 1 6 2 28 2 2 1 0 3 3 29 4 0 5 1 3 1 30 9 5 2 1 6 3 31 1 0 3 4 8 0 32 2 0 3 8 7 2 33 3 1 5 9 2 3 34 0 0 4 7 9 2 35 0 0 5 10 7 2 36 6 1 5 7 6 1 37 1 0 3 8 9 4 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 レベル HP MP 攻撃力 守備力 素早さ 賢さ 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/329.html
43 :ナイトウィッチな俺[地の文は進むにつれて少なくなるよ]:2010/09/30(木) 22 13 09.51 ID dU6sSSX30 ミーナ「皆さんも分かっていると思いますが、ネウロイの活動が活発になってきています。 最近では、夜間のネウロイによる襲撃も増えてきており・・・・・・」 俺が配属された部隊の隊長が10人ほどの隊員に向かって色々と喋っている中、 俺は欠伸を噛み殺しながら、なんとか意識が途切れないように背筋を伸ばして立っていた。 ミーナ「・・・・・・・・・・・・新たな仲間になる、俺少佐です」 その言葉に俺は半ば反射的に敬礼をする。 俺「えーっと、中佐から紹介にあずかりました、俺です。皆さんの輝かしい活躍は・・・・・・耳にしております。 私もこの501に来たからには、自分の役目をしっかりと果たしたいと思っている所存です。 これから、よろしくお願い致します」 途中の間は、欠伸をこらえたものである。多分ばれていないと思う。 ミーナ「では、男少佐。我々501のメンバーを紹介します・・・・・・」 44 :ナイトウィッチな俺[修正忘れあっても気にせずにw]:2010/09/30(木) 22 17 21.43 ID dU6sSSX30 それにしても、この部隊は中々面白そうだ。 いかにも堅そうなカールスラント人から、まだまだ無邪気なロマーニャ人まで、さまざまな隊員がいる。 一通り紹介が終わった後で、俺は一人の少女に視線を向ける。 これでも自分の『嗅覚』には自信を持っている。 ミーナ「先ほども言った通り、今回、俺少佐がこの501に来たのはネウロイによる夜間襲撃の対策の為です。 今までは夜間哨戒をサーニャさん一人でやってきましたが、明日からは俺少佐と共に夜間哨戒に出てもらいます」 鋭い視線を感じた気がするが、きっと眠気による勘違いだろう。 やはり、自分の『嗅覚』は正しかったらしい。 サーニャ「よ、よろしく、お願いします・・・・・・」 と、おどおどとした様子で挨拶する一人のか弱そうな少女。 その挨拶に俺は顔に微笑みを浮かべ、 俺「よろしくお願いします」 と返す。 45 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 19 14.29 ID dU6sSSX30 夜間任務にあたっているウィッチの殆どは昼間を寝過ごすため、 他の隊員とのコミュニケーションをとる機会が少ない。 多分、あの子もそうなのであろう。 ミーナ「では、一旦解散します。俺少佐は、私が部屋まで案内しますので」 と、隊長の言葉で隊員が去ってゆく。 質問でもされるのかと思ったが、そのようなことはせずに解散したのは自分への配慮なのだろうか。 だが、そうしてくれたのは今の自分にとってはありがたい。 ミーナ「では、こちらへ」 そういうと、隊長はすたすたと歩いていく。 俺はそれについていきながら、つい欠伸を漏らしてしまった。 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 22 20 16.30 ID SgqBR8gY0 支援 47 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 21 52.61 ID dU6sSSX30 ミーナ「やはりお疲れですか?」 気付かれてしまった。 俺「いえ、すみません・・・・・・」 ミーナ「今日は休んでもらって構わないですから。きっとしばらく寝ていないんでしょう?」 俺「ばれてましたかね・・・・・・」 ミーナ「ふふ・・・・・・、きっと私以外にはばれてないと思いますよ」 そんな話をしながら、俺は隊長の後についていく。 ミーナ「ここが、俺さんの部屋です。必要なものはこちらで用意しましたので」 俺「ありがとうございます。えーと・・・・・・」 ミーナ「ミーナで構いませんよ」 俺「はい、ミーナ中佐」 ミーナ「うふふ・・・・・・」 部屋に案内されたあとベッドに倒れこむと、自分でも気づかぬまま深い眠りへと落ちてしまった。 48 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 23 24.37 ID dU6sSSX30 俺「・・・・・・」 目が覚めると共に、ぐぅ、と腹の音が鳴った。窓から日が差していないので、きっともう夜なのだろう。 思えば朝も昼も食べていないのである。腹が減っては戦どころか寝ることさえ出来ない。 食事はどうすればよいのだろうか、と考えていたとき、ドアからコンコンと音がした。 『あの、そろそろ食事の準備が出来るので呼びに来たんですけど、起きていらっしゃいますか・・・?』 この声の主は記憶に残っている。確か扶桑人のウィッチで、並外れた魔力を持っているらしい。 これは風の便りに聞いたものだが、一昔前には軍が開発した対ネウロイ兵器の暴走を止めたとか。 ここまで考えたところで思考を止め、 俺「わかりました。今行きます」 と、ドアに向かって返事をする。 宮藤『あ、はい!』 と、声が聞こえ、ドアの向こうから気配が消えた。 49 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 26 03.15 ID dU6sSSX30 そういえば、どこで食事をするのか聞くのを忘れた。 何故気づかなかったのだろうか。しっかりと考えておけばよかった。 そもそもあの子が案内してくれれば。 そんなことを考えながら廊下に立ち尽くしていると、一人の隊員が近づいてきた。 バルクホルン「どうかされましたか、俺少佐」 と、声をかけてきたのは、『いかにも堅そうなカールスラント人』である。 男「あ、えーっと・・・・・・」 眠気で殆ど残っていない午前中の記憶を必死に搾り出して名前を探していると、 バルクホルン「・・・・・・ゲルトルート・バルクホルン。バルクホルンと呼んでいただければ」 と、呆れの混じった声で言われる。 俺「すみません、バルクホルン大尉」 顔と階級だけはなんとか覚えている。 俺「どこで食事をするのか、わからなくて・・・・・・」 50 :前1[]:2010/09/30(木) 22 27 16.63 ID ODjQWD1kO 支援 51 :男→俺 修正忘れまくりんぐ[sage]:2010/09/30(木) 22 29 02.56 ID dU6sSSX30 そのまま、バルクホルン大尉に案内され、食堂へとたどり着いた。 自分とバルクホルン大尉以外は既に席についていた。 テーブルには扶桑料理が並んでいる。扶桑料理は割りと好みなので自分としては嬉しい。 俺「いただきます」 料理の味は、かなり美味しかった。 腹が減っていたのもあるだろうが、味付け加減も自分の好みにピッタリと当てはまった。 俺「ごちそうさまでした」 久々に満腹になるまで食べた気がする。小食を自称していたが、そうでもないらしい。 52 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 32 05.65 ID dU6sSSX30 椅子に座ったまま、何をしようかと考えていた頃、横からか細い声が聞こえてきた。 サーニャ「あの・・・・・・」 俺「ん・・・・・・、サーニャさん、でしたっけ」 サーニャ「は、はい。あの、改めて、ご挨拶を・・・・・・」 俺「そんなに気を遣ってくれなくても構わないですよ。これから夜間哨戒を共にするんですから、 お堅いことは気にせずに、ね」 うまく笑って返せたと思う。 あまり気を遣われるのは慣れていない。階級を考えるとこの態度は正しいのであろうが、 そもそも自分は階級を意識しないほうである。 今は少佐ということになっているが、所詮成り行きに過ぎないのである。 53 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 35 03.57 ID dU6sSSX30 その後は、出身が同じということもあって、なんだかんだで話が弾んだ。 彼女も最初はおどおどとして、何故かこっちが申し訳なくなってくるような感じだったが、 話していくうちに、少しずつ笑顔を見せるようになった。 この調子なら、明日からの夜間哨戒も気楽にできるはずだ。 時々、あの時の鋭い視線を感じたような気がしたが、深くは考えないようにする。 さらに話していくうちに、あの鋭い視線の主が現れた。 エイラ「・・・・・・サーニャ、そろそろ戻らナイカー」 あからさまに不機嫌な声音で、ちらちらとこちらに敵意に満ちた視線を送りながらそういうのは一度も被弾したことがないというスオムス人のウィッチである。 サーニャ「あ・・・・・・。それじゃあ私はこれで・・・・・・」 俺「はい。改めて、明日からよろしくお願いしますね」 サーニャ「はいっ。よろしくお願いします」 その後は自室に戻り、ベッドに寝転がりながら今日の事を思い返してみたりしていると、 自然と眠りに吸い込まれていった。 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22 35 38.26 ID 6LfdTnxW0 しえんしえん 55 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 38 01.40 ID dU6sSSX30 翌朝、早くに目が覚めた。 時計を見るとまだ6時を回っていない。いつもならこの時間から眠りについている。 今日から夜間哨戒の任務にあたる訳だが、この時間に起きてしまうと飛行中に寝てしまわないかが心配になってくる。 俺「散歩でもするか」 この基地の周りは海に囲まれていて、外を歩くと実に気持ち良い。 俺「・・・・・・お、あれは」 海岸で刀の素振りをしているのは坂本少佐であろう。 話しかけるか否かを考えながらその姿を眺めていると、坂本少佐に気づかれてしまった。 坂本「俺少佐、おはようございます」 俺「おはようございます。坂本少佐。朝早くから訓練とは精が出ますね」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 22 38 51.96 ID 7hA2vjR6O さるよけ 57 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 40 07.96 ID dU6sSSX30 坂本「いえ、これくらいは当たり前です。それより、どうされたんですか?」 俺「いえ、珍しくこんな時間に目が覚めたものですから、散歩でもしようかと思いましてね。 邪魔になってしまったのなら申し訳ありません」 坂本「いえ、そんなことは」 俺「ははは、これ以上邪魔になるわけにはいかないので、私はもう行きますね」 とりあえずそう言って、この場をあとにした。 別に坂本少佐が嫌いな訳ではないが、どうも話しづらい相手である。 ただ単に相性の問題だろうか。 58 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 43 03.29 ID dU6sSSX30 基地に戻った後、しばらく風呂に入っていないことを思い出した。 この時間帯なら誰もいないだろう、ということで早速風呂に行ってみることにした。 俺「しかし立派な風呂だな・・・・・・」 よくよく考えてみれば、この基地自体が豪華である。この風呂も然り、食堂も然り。 やはり実績をあげているからなのだろうか。 そして、その実績を上げている部隊に自分が配属された訳だが、 その理由はネウロイによる夜間襲撃の対策のためである。 元々ナイトウィッチが少ないということは知っている。 自分が知っているナイトウィッチはこの部隊にいるサーニャさんとカールスラント最強のナイトウィッチと謳われるシュナウファー大尉くらいである。 だからと言って、何故この部隊に来る必要があったのだろうか。 なんだか最近、ふとしたことで無駄なことを考えるようになってきたな。 そこまで考えたところで、思考が止まった。否、止めざるを得なかった。 シャーリー「お?」 ルッキーニ「???」 59 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 46 04.55 ID dU6sSSX30 シャーリー「これはこれは、俺少佐じゃありませんか」 今、俺の眼には美しい海が映っている。 シャーリー「こんな朝早くにどうされたんですか?」 そんな風に話しかけてくるのは・・・・・・、イェーガー大尉であろう。 俺「いつもより早く目が覚めただけですよ。そちらこそ、どうしてこんな時間に?」 直接顔を見ずとも、相手がどんな表情を浮かべているのかは手に取るようにわかる。 ロマーニャ人に至っては、こちらのことなど気にせず思い切り湯船に飛び込んだ。 シャーリー「いつもより早く目が覚めただけですよ」 俺「・・・・・・」 60 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 49 00.35 ID dU6sSSX30 俺「何をする気です?」 挑発だろう。 シャーリー「ふふん」 どうやら続ける気らしい。 あろうことか、今度はこちらに近寄ってきた。恐らく人一人分くらいあけた距離であろう。 俺「・・・・・・もしかして俺以外にもこういうことしてます?」 シャーリー「そもそもこの風呂に男が入ったのは俺少佐が初めてですよ」 反論できない。 俺「いつまで続ける気です?」 シャーリー「そちらが降伏するまで」 降伏ということは、即ち自分が振り向くということだろう。 このまま湯に浸かり続けて上せるよりは素直に降伏したほうが良いだろう。やましい意味では断じてない。 ロマーニャ人がこちらに興味を示したのか、ちらちらと見ているのが窺える。 61 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 52 00.69 ID dU6sSSX30 少し考えてから、俺は覚悟を決め、後ろを振り向いた。 俺「・・・・・・」 そして、俺はそのまま手を額にあて、がっくりと項垂れた。 俺「・・・・・・完敗ですよ」 イェーガー大尉は既に立ち上がっており、こちらには形の良い尻が向けられていた。 シャーリー「ふっふ~ん」 次は負けない、と心の中で静かに誓った。 62 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 54 07.21 ID dU6sSSX30 その後は、最近頻繁に現れているネウロイが出るわけでもなく、気がつけば夜になっていた。 俺「そろそろ時間だな・・・・・・」 ハンガーへ行くと、既にサーニャさんは準備を済ませていた。 俺「こんばんは」 サーニャ「こんばんは」 俺「それじゃ、早速行きますか」 サーニャ「はい」 63 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22 57 00.50 ID dU6sSSX30 クランプに固定されているストライカーユニットを履く。 俺「・・・・・・」 体中を魔法力が巡って行くようなこの快感は、どんなにいい女を抱いても超えることはできない。 もっとも、女を抱いたことは一度もないのだが。 俺(男性ウィッチの性ってやつか・・・・・・) 俺(覚悟はできているつもりなんだけどなぁ) サーニャ「・・・・・・?」 俺「・・・・・・あ、ごめんごめん。行こうか」 クランプを外し、一気にハンガーを出て、空へと飛ぶ。 64 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 00 00.23 ID dU6sSSX30 ひとつ深呼吸をする。 夜の冷えた空気がたまらなく気持ちいい。 高度を上げ、低速で哨戒飛行を続ける。 気持ち良いのは隣で飛んでいる彼女も同じなのか、薄っすらと、上品な笑みを浮かべていた。 サーニャ「・・・・・・あの」 その声で我に返った。そして思わず、 俺「はえ?」 と間抜けな声をあげてしまった。 俺「いや、あの、えっとですね」 そんな自分の様子を見て、彼女はくすくすと笑っている。 65 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 03 00.39 ID dU6sSSX30 ただ、笑われっぱなしというわけにもいかない。 俺「月明かりに照らされた貴方がとても美しかったのでね。つい見惚れてしまいました」 自分でもあまりうまく言えていないというのはわかっていたが、それでも彼女には十分だったらしい。 サーニャ「っ・・・///」 すっかり顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。 俺(やっぱり、いくらウィッチとはいえ) 俺(こういうところは女の子なんだなぁ) 66 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 06 00.34 ID dU6sSSX30 すると、彼女は頬を膨らませてこちらを睨み、こう言ってきた。 サーニャ「冗談はよしてくださいっ」 俺「冗談じゃありませんよ」 更に頬を膨らませる彼女をなだめるように、 俺「嘘なんかじゃありません」 と続ける。 すると彼女はまた顔を少し赤くしてしまった。 そんな彼女の様子を見ていると―――不意に違和感が体を襲った。 67 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 09 00.99 ID dU6sSSX30 サーニャ「・・・・・・俺さん?」 俺「・・・・・・いる」 サーニャ「え・・・・・・」 俺「ネウロイだ」 サーニャ「でも・・・・・・私は何も」 俺「今は俺を信じてほしい」 サーニャ「・・・・・・」 俺「これでも『嗅覚』には自信があるんだ」 サーニャ「・・・・・・わかりました」 俺「ありがとう」 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23 10 46.74 ID SgqBR8gY0 wktk 69 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 12 00.28 ID dU6sSSX30 サーニャ「基地への連絡は?」 俺「いや、大丈夫だ。敵は恐らくラロス級が3ケファラス級が1。十分に対処できる」 少し速度を上げながら、ネウロイのいる方へと向かう。 俺「・・・・・・いた」 サーニャ(私は全然気づかなかったのに・・・・・・) 俺「俺がまずラロスの撃墜に向かいます。その間にサーニャさんはケファラスを削ってください」 サーニャ「わかりました」 俺「それじゃ、行きますよっ」 70 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 15 00.15 ID dU6sSSX30 ミーナ「・・・・・・何故、連絡しなかったんですか?」 俺「それは自分が十分に対処できると判断したからです。責任は自分にあります」 ミーナ「俺少佐の言ってることに間違いはありませんか?」 サーニャ「は、はい・・・・・・」 ミーナ「・・・・・・わかりました。今回は厳重注意ということにしておきます。今後は気をつけるように」 俺「はっ」 ミーナ「二人とも、戻っていいわよ」 俺「中佐、今回発生したネウロイについて話したいことがあるのですが」 ミーナ「・・・・・・わかりました。話は執務室で聞きます」 71 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 18 00.02 ID dU6sSSX30 ミーナ「・・・・・・それで、話というのは?」 俺「今回のネウロイは、普段のネウロイとは明らかに違いました」 ミーナ「・・・・・・続けて」 俺「今回のネウロイの発生に気付いたのは、私だけです」 ミーナ「俺少佐は気付いて、サーニャさんは気付かなかったと・・・・・・?」 俺「ええ、恐らく軍のレーダーにも反応しなかったかと思われます」 ミーナ「・・・・・・どういうことかしら」 俺「中佐はご存知かと思いますが、私の固有魔法と、リトヴャク中尉の固有魔法は似ているようで全くの別物です。 そして、レーダーのような能力を持つ彼女は気付かず、全く別の能力を持つ私は気付いた。 そこから導き出される結論は―――」 72 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23 20 01.11 ID dU6sSSX30 ミーナ「まさか・・・・・・そんなことが起こり得るというの?」 男「・・・・・・私が、今までの事を踏まえた上で出した結論です」 ミーナ「そんな・・・・・・」 ミーナ「―――ステルス型のネウロイなんて」 第一部 終 73 :ナイトウィッチな俺 おまけ[sage]:2010/09/30(木) 23 22 00.06 ID dU6sSSX30 全くだ。全くだ、全くだ。 なんなのだ、あの男は。急にうちの部隊に来て、サーニャと夜間哨戒を共にするなんて。 しかもサーニャとなんだかんだで打ち解けてしまっている。 サーニャがあんな男に心を開くなんて思いもしなかった。 大体、夜間襲撃の対策なんて、私がサーニャと一緒に出ればいいだけの話ではないか。 それなのに、それなのに。 ミーナ中佐に、私がサーニャと共に夜間哨戒行く、と言ってはみたものの、 ミーナ「いいえ、それは許可できないわ。あなたにはネウロイとの戦闘に控えて できるだけ体力を温存しておいてもらわないと。そのために、男少佐がうちに来たのよ?」 などと返されてしまった。勿論、反論もしてみたが、やはり許可はしてくれなかった。 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23 22 24.47 ID K70FU2C50 きっと夜鷹だ! 75 :ナイトウィッチな俺 おまけ[sage]:2010/09/30(木) 23 25 00.48 ID dU6sSSX30 今はネウロイが発生する回数が増え、だんだん厳しくなってきているのもわかる。 だが、だからといって。 なんだか、こんなことを考えるのも馬鹿馬鹿しくなってきた。 気分は最悪だ。そんな気分は寝て忘れてしまおうと、ベッドに倒れこんだ。 急に、何かがどさっとベッドに落ちて来た。 エイラ「うわっ」 ベッドに落ちてきたのは――― エイラ「・・・・・・ショウガネーナー」 エイラ「・・・・・・今日だけだかんナー」 エイラ「今日だけだかんナ・・・・・・」 ナイトウィッチ 第二部へ続く
https://w.atwiki.jp/vipdemaplesakura/pages/36.html
ナイトウォーカー(投げ)についての説明 ナイトウォーカー(以下NW)はほぼ冒険家の盗賊(投げ)と同じ。 相違点は2次の時点で冒険家の3次スキルであるFJが使える事と範囲攻撃を持っている事。 属性は闇と毒。厨二のキミに超オススメの職である。 NWのステータス振り ステータスの振り方は二通りある、攻撃力はLUKに大きく依存するのでLUKに振るほど攻撃力は高くなる、 しかし、武器や防具を装備するにはDEXが必要な為ステータスをDEXに振らなければならない。 だが武器の中にはDEXを必要としない物もあり、防具もDEXのいらない物を選択すればLUKに多く振る事が可能である 通常投げ賊 自分のレベルで装備できる武器の必要DEX分を他の装備の補正込みで補えるだけ振る、 残りは全てLUKに振る。 防具は専用の物が装備でき、補正も大きく防御力もある。 極振り投げ賊 最終武器はメイプルパイロープスカンダ(Lv77)を装備。 それまではつけられるDEX補正によってはティタンズかメーバ、メイプル装備などで繋いでいく。 防具はほぼ全職装備可能なものに絞られ装甲が薄い。 ナイトウォーカー Ⅰ 説明 スキル アイコン スキル 説明 重要度 シックスセンス 盗賊の秘術を修練し、命中と回避を永久的に増加させる。 ロングスロー 手裏剣など投擲武器の射程距離を延ばす。 ディスオーダー 一定時間、対象の攻撃力と防御力を減少させ自分を攻撃しない状態にする。但し、同じ敵に重複使用はできない。 ダークサイト 一定時間影に体を隠す。ダークサイト状態では敵の攻撃を受けないが、敵を攻撃することもできない。 ラッキーセブン 対象に幸運を込めた2個の手裏剣を連続で投げる。ジャベリンマスタリーに関係なくLUK数値によって攻撃する。 ダークネス 自分を守護する精霊を召喚する。ダークネスは周りの近接した敵を自動で攻撃する スキル振り ナイトウォーカー Ⅱ 説明 スキル アイコン スキル 説明 重要度 ジャベリンマスタリー 篭手系武器の熟練度と命中を向上させ、所有している手裏剣の最大チャージ数を増加させる。 クリティカルスロー クリティカル率とクリティカル最小ダメージを増加させる。 ベニシュ ダークサイト中に攻撃スキルを使用すると追加ダメージを与える。スキルを使用する瞬間、ダークサイトは解除される。必要スキル ダークサイト10レベル以上 ジャベリンブースター MPを消費し一定時間、篭手の攻撃速度を2段階上昇させる。 ヘイスト 一定時間、グループメンバー全員の移動速度とジャンプ力を増加させる。 フラッシュジャンプ ジャンプ中に使用する進行方向へもう一度ジャンプする。スキルレベルが上がるほどジャンプ距離が延びる。 バンパイア 複数の敵を4回攻撃してダメージの一部を吸収しHPを回復する。一度にキャラクターの最大HP1/2以上、モンスターの最大HP以上は吸収することができない。 スキル振り ナイトウォーカー Ⅲ 説明 スキル アイコン スキル 説明 重要度 アルケミスト ポーションなどの回復アイテムの効果が上昇し、状態変化アイテムの適用時間が延長される。但し、エリクサーのような%で回復するアイテムには適用されない。 ベノム 永久的に篭手に毒を塗る。対象は一定確率で中毒状態になり持続的にダメージを受ける。毒は重複されず、対象のHPは1以下に落ちない。 シャドーパートナー 一定時間自分の同じ行動をする影を召喚する。別途体力はなく召喚時間が経つと消える。 シャドーウェブ 自分の影を蜘蛛の糸にして6体以下の敵の動きを封鎖する。 アヴェンジャー 風車手裏剣を投げる。風車手裏剣は複数の敵を貫通し攻撃する。 トリプルスロー 対象の物理防御率を無視する3個の手裏剣を連続で投げる。 ポイズンボーム 毒霧を作り出す猛毒爆弾を投げる。毒霧範囲内のモンスターは持続的にダメージを受ける。 スキル振り 毒狩りなんてのもあるが、スキルの振り方とかもちょいちょい違ってくるのでその辺はまぁググってください。 これはダメだろwwwwって奴は勝手に修正してね☆
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/1768.html
メニュー>サポートクラス>バートル>ライトウィンド [Spc,-,U,-,3,1/騎.Dg:MV5’orLv(1/Sn)] ☆ 騎乗状態を維持でき、必要な時に狙って回避ができ、《脚止め》や決戦状態に対策し、かつ緊急離脱は1回で十分という戦術を構築して初めて活きるスキル。少々ハードルが高い気がする。《アボイドダンス》とはタイミングが違うのだが、結局《アボイドダンス》の代替はできないと思う。 移動力に依存しないので何らかの理由で移動力を0に固定された時には役立つのかも知れない。無限分の1を想定するのも冒険者らしいと言えばらしい。 -- 灯 (2013-06-13 20 02 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pikuaku/pages/53.html
一見するとどこにでもある会社。しかし、社員はみな『裏の顔』を持っている。 全ての悪事を許容、また隠蔽するが、殺人鬼だけはその存在を認めない。 イトウカレイナ社員募集要項 構成員一覧 キャラクター名 キャラ名読み 性別 年齢 身長 役職等 派閥 許可 備考 伊東基夏 いとうもとか 男(?) ? ? 社長 無所属 R どこに出しても恥ずかしい『ネタ社長』。かつては有名な怪盗だった。 ローズ・グ・ザンダー ろーず・ぐ・ざんだー 女 27 164 オンラインショップ管理 迷怪盗 R 聖夜の夜にだけ現れる悪党。普段は地味な女性
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/16.html
ナイトウィザード 異世界から現れる敵「侵魔【エミュレーター】」と戦う「魔法使い【ウィザード】」と呼ばれる者たちの物語。 常識を越えたキャラクターが活躍する現代魔法ファンタジー。 公式ページ:http //www.fear.co.jp/nw/index.htm レギュレーション NW巡り会い異世界 GM:国紫(kunashi) 巡り会い異世界外伝 ガイナベルク戦役 GM:rouge 夜のウイザード! GM:0cp 司 新シリーズ GM:無名祭祀書 突発NW GM:持ち回り 英霊たちの鎮魂歌 GM:ゆき 夜の戦場 GM:雪 スクールパニック NW2GM:雪 突発ナイトウィザード The 2nd EditionGGM:無名祭祀書 龍の御子GM:高嶋ぽんず NW我妻市GM:ゆ 突発NW2@学園闘技場GGM:孤狐 短期キャンペーン 「Blooming Lily」=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン2 「とある魔王の侵略計画(インベイション)」=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン3 「屍鬼忌譚~Soul Refrain~」 =完結! GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン4 「Falling Down」=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) ささにしき ナイトウィザード 3rd クローズドキャンペーン=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) キャンペーン6 「CRYSIS CLIMAX」 =完結! GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン7 【輝くもの天より堕ち】=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン8 【愛は虚数】=完結!GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン9 【さらば愛しき人よ】=完結! GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン10 【~淫夜より来る(Fall into Nightmare)~】=完結! GM:ささにしき(SASAMkII)} 短期キャンペーン11 【LAMENT of DEMON’S CASTLE】=完結! GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン12 【NIGHTMARE on the HEAVEN】=完結! GM:ささにしき(SASAMkII) 短期キャンペーン13 【人形は紅月に踊る(Dances with Dolls)】 GM:ささにしき(SASAMkII)} 不定期短編集 「銀月短編集」GGM:阿修羅猫 NW3rd夜闇の魔法使いGGM:Let コメント投稿】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/577.html
350 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 14 01.01 ID o1W+B1Nj0 外は戦火に包まれている。 俺は、誰かの背中にただただおぶさっている。その背中は火薬の匂いがした。 後ろを振り返ると、両親がいた。手を伸ばそうと思っても、腕に力が入らない。 優しい母の姿と、逞しい父の姿は、やがて見えなくなった。 『・・・・・・さん、男さん!!』 俺「っ!!・・・・・・はぁ、・・・・・・はぁ」 サーニャ「俺さん・・・・・・」 ミーナ「良かった・・・・・・目を覚ましたのね」 エイラ「まったく・・・・・・サーニャに心配かけさせやがッテ」 次第に、記憶がよみがえってくる。 俺「あれ・・・・・・あぁ、そうか」 351 :修正忘れ\(^o^)/[sage]:2010/10/01(金) 23 18 48.10 ID o1W+B1Nj0 俺「あはは・・・・・・、美女に囲まれてるもんだから、天国にでも来たのかと思っちゃいましたよ」 ミーナ「はぁ・・・・・・、今はそんな冗談言ってられる状況だと思いますか?」 中佐はそんな事を言っているが、サーニャさんとエイラの二人は頬を朱に染めている。 ミーナ「私は別にあなたを咎めるようなことはしません。寧ろ責任は私にあります」 俺「そんなこと、気にしなくてもいいですよ。俺が勝手にやったことですから」 ミーナ「でも、許可したのは私です」 俺「許可がなくても、やってましたよ。俺は」 ミーナ「・・・・・・とにかく、今はゆっくり休んでください。難しいことを考えるのは、 こっちの仕事ですから。あ、それと」 ミーナ「バルクホルン大尉には、ちゃんとお礼言っておくこと」 俺「・・・・・・?」 そういって、ミーナ中佐は部屋を出た。 352 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 23 58.19 ID o1W+B1Nj0 サーニャ「良かった・・・・・・ほんとにっ・・・・・・よかっ・・・・・・グスッ」 心配かけて済まない、と謝る代わりに、ベッドの脇に顔を埋めて泣く彼女の頭を撫でた。 エイラ「あ、サーニャ・・・・・・。オイオマエ・・・・・・、サーニャを泣かせた罪は大きいカラナ」 俺「・・・・・・ごめんな」 それは、サーニャさんにも、エイラにも向けた言葉である。 俺が素直に謝ったことが想定外だったのか、エイラは明らかに戸惑っていた。 エイラ「なっ、え、えっと、ま、まあ、今回は、私も助けられた身だから、ナ。ソノ、なんていうカ」 サーニャ「グスッ・・・・・・ふふっ」 サーニャさんもベッドから顔を上げ、なにやら戸惑っているエイラの様子を見て笑っていた。 353 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 27 58.48 ID o1W+B1Nj0 サーニャさんが笑っているのを見て、安心したのか、恥ずかしく思ったのか、 エイラは一つ咳払いをしてこう言った。 エイラ「ゴホンッ、・・・・・・ナァ、オマエ、あの時何したんダ?」 サーニャさんは、そんなことを聞いてもいいのかと困惑しながら、俺とエイラの顔を交互に見ていた。 俺「ん・・・・・・、まあ、あれが俺の固有魔法みたいなものかな」 エイラ「アレガ・・・・・・オマエの固有魔法?」 俺「ああ、ネウロイの動きをコントロールする。・・・・・・勿論、こちらの消耗も激しいけど」 エイラ「ソンナ・・・・・・」 354 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 31 56.70 ID o1W+B1Nj0 俺「・・・・・・厳密に言えば、ネウロイのコアをジャックするんだ。 だからコアを持たない子機のネウロイは直接操ることはできない。親機を通して操ることになる。 当然、ネウロイが大型になるほど消耗が激しくなる」 サーニャ「じゃあ、これからはもっと・・・・・・」 俺「ああ、そうなるかな。でも、使うたびに倒れてしまうほど俺も軟弱じゃないからね。 言い訳させてもらえば、あの能力を使ったのは久しぶりだったし、加減を誤ったのかもしれない。 というか、あの時の使い方は本来の使い方とは異なるからね。 どちらかといえば、俺がネウロイの動きを止めている間に僚機に撃墜してもらう、って感じだから」 355 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 34 10.82 ID o1W+B1Nj0 エイラ「ソレナラ、私たちがもっと頑張らないとナ」 その言葉に、サーニャさんも力強く頷いた。 俺「・・・・・・頼もしいよ」 すると、部屋の扉からコンコンと音が聞こえ、勢いよく開かれた。 バルクホルン「む・・・・・・」 エーリカ「やっほー」 エース二人のお出ましである。 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 36 25.99 ID 8NPAinQT0 ④ 357 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 38 01.85 ID o1W+B1Nj0 エーリカ「二人ともここにいたんだー」 サーニャ「あ、うん・・・・・・」 そういえば。と、ミーナ中佐に言われたことを思い出した。 あの状況のあとで、謝っておけと言われれば、何があったのかは大体分かる。 俺「あの、バルクホルン大尉」 俺「迷惑をかけてしまって、すみませんでした」 バルクホルン大尉は表情を変えずに、 バルクホルン「何故謝るんです、寧ろ謝らなければいけないのはこちらです。 ・・・・・・私たちの力不足のせいで、男少佐に無茶をさせてしまいました。 申し訳ありません・・・・・・」 そんな風に謝られると、どんな顔をしていいのかわからない。あと、少し苛々来た。 358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 23 51 23.96 ID D8rG17u+0 支援 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 56 55.07 ID 7FY6XdYO0 4 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 01 04.97 ID eMBv2Eau0 新しいの書き始めようとしたけどなんか浮かばないわ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 09 50.17 ID SlJwh4ox0 4 ところで、おんぶするなら 誰をおんぶしたい? 362 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 09 50.67 ID IjXIRKGl0 俺「いえ、あれは自分で勝手にやったことです。それに、そんな風に謝られると こっちも反応に困りますね」 バルクホルン「・・・・・・申し訳ありません」 エーリカ(こんなトゥルーデ見るのは初めてかも・・・・・・) 俺「あと、重くありませんでしたか?」 バルクホルン「・・・・・・これでも、私は武器よりも、貴方よりもずっと重いものを背負っている」 この人とは、意外と話せるかもしれない。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「背負えるものがある貴方が、羨ましい」 バルクホルン「何も背負っていない者などいないのですよ。男少佐」 俺「ふふふ・・・・・・違いない」 363 : 361おんぶされて恥ずかしがってるお姉ちゃん可愛い[sage]:2010/10/02(土) 00 12 01.29 ID IjXIRKGl0 少しの沈黙が訪れ、その沈黙を世界でもトップクラスのウルトラエースが破る。 エーリカ「ねぇねぇ、一つ質問があるんだけど」 大体、予想はつく。 俺「なんです?」 エーリカ「あの時何したの?」 バルクホルン大尉は一瞬何か言おうとしていたが、好奇心には勝てなかったらしい。 俺「まあ、エイラにも聞かれたんだけど・・・・・・」 364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 15 29.59 ID eMBv2Eau0 リーネ 365 :ナイトウィッチna[さっきさるさん食らったsage]:2010/10/02(土) 00 15 52.79 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・というわけだ」 エーリカ「ほえー、すごいねー」 バルクホルン「そんな能力を持ったウィッチもいるのか・・・・・・」 サーニャ「あの、私も質問していいですか・・・・・・?」 俺「ん、何かな」 サーニャ「どうして、ネウロイがどこにいるのかがわかるんですか?」 男「ああ、それは俺にも良く分からないんだけど・・・・・・まあ、直感的なものかな。 固有魔法が関係してるんだろうけど」 俺「サーニャさんの固有魔法は、電波を発信・感知してネウロイの場所を特定するものだろう? 俺はそういうのじゃなくて、特に意識しなくても勝手に頭の中に浮かび上がって来るんだよ。 こう言っちゃうと失礼だけど、要はおまけみたいなものなんだ」 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 16 25.76 ID SlJwh4ox0 しえん リーネとお姉ちゃんか。 367 :男→俺 修正忘れは許してください[sage]:2010/10/02(土) 00 20 01.01 ID IjXIRKGl0 サーニャ「おまけ・・・・・・ですか」 ここで何か気の利いた台詞をかけてあげられればよかったのだが、 頭の中に浮かんでくる言葉は、今の彼女には逆効果になってしまうようなものばかりだった。 エイラ「サーニャ・・・・・・」 俺「・・・・・・そういえば、今回発生したネウロイについてのことなのですが」 バルクホルン「・・・・・・ミーナから説明されたよ」 俺「そうですか・・・・・・」 バルクホルン「大方予想はついていたが、当たって欲しくはなかったな・・・・・・」 エーリカ「でも、やることは今までと変わらないでしょ?」 バルクホルン「お前な・・・・・・、そう簡単に片付けられる問題では」 エーリカ「じゃあ、どうするってのさ?」 368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 23 07.75 ID MdZUhWcZO 361 天姫 369 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 25 00.92 ID IjXIRKGl0 バルクホルン「・・・・・・それは」 エーリカ「もっと警戒態勢を強める?新しく出てきたネウロイの為に新しいものでも開発する? でもそんなことすれば、ウィッチたちの負担は増えるし、開発なんてする時間もないでしょ?」 エーリカ「・・・・・・だから、私たちは今までと変わらない。 ネウロイが来れば、皆を守るために戦うし、来なくなれば、それで万々歳だし」 どうやら、ハルトマン中尉に対する認識を誤っていたらしい。 ただの間抜け、なんて思ってた自分が恥ずかしくなる。 やはりトップクラスのエースとなると、実力だけじゃなく、物事に対する考察も常人とは違う。 エーリカ「ま、トゥルーデの言う通り、流石にそう簡単にはいかないんだろうけど」 {サーニャさんとエイラの二人も、普段は見ないエースの姿に驚いているようだ。 バルクホルン大尉に至っては、口を開けたまま唖然としていた。 370 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 30 00.96 ID IjXIRKGl0 再び訪れた沈黙を、今度は自分が破る。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「でも、簡単に終わらせる方法もあるんですよ」 ハルトマン中尉は、きっとわかっているだろう。 それ以外の三人は、一体何だという表情でこちらを向いた。 エーリカ「ほほう?」 俺「単純なことですよ。ネウロイが来て困るのであれば、ネウロイが来ないようにすればいい」 エイラ「エ・・・・・・」 バルクホルン「あっははは・・・・・・、確かにそうだ、そうすれば問題なんて全部なくなる・・・・・・くくく・・・・・・」 バルクホルン大尉は、腹を抱えて必死に笑いを堪えていた。 サーニャさんは、そんな様子を見てぽかん、としていた。 371 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 35 01.48 ID IjXIRKGl0 俺「まあ、それを決めるのは上の人なんですけどね」 バルクホルン「だが、そうなる日が来るのも近いだろう。このままの状態じゃ長くは持たないだろうからな」 エーリカ「それにしても、俺少佐もそういうこと考える人なんだ。ちょっと意外だったかな」 俺「空想に浸るのは得意ですから」 エイラ(ナンダカ着いていけないゾ・・・・・・) サーニャ(この人達・・・・・・すごいな) 急に、ぐぅ、と大きな音が鳴った。 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 36 07.73 ID SlJwh4ox0 しえん 373 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 40 07.31 ID IjXIRKGl0 エーリカ「うあ・・・・・・お腹空いたー。今何時ー?」 バルクホルン「もう19時になるな・・・・・・。俺少佐は、夕食はどうするんだ?」 俺「俺のことは気にしなくてもいいですよ。それに、まだ立って歩けるかどうかすら怪しいから」 バルクホルン「そうか・・・・・・、なら私たちは行かせてもらうが・・・・・・あとで運ぶように言っておこうか・・・・・・」 エーリカ「それじゃ、ゆっくり休んでね」 エイラ「私たちも行くカ」 サーニャ「うん・・・・・・、それじゃあ」 374 :書き溜めが・・・書き溜めが・・・[sage]:2010/10/02(土) 00 45 11.82 ID IjXIRKGl0 少し時間がたった後、再び扉がノックされた。 シャーリー「失礼するぞー」 俺「・・・・・・あんたか」 てっきり宮藤さんが来るものと思っていたが、その予想は見事に外れた。 シャーリー「なんだよーそんな顔して。私じゃそんなに残念か?」 俺「いや、まさかイェーガー大尉が来るとは思わなかったのでね」 シャーリー「失礼な、私だって料理くらいはできる。あと、その呼び方はやめてくれ」 多分、料理くらいできるというのは嘘だと思う。 俺「・・・・・・上官に対してその口の聞き方はなんだ?シャーリー」 シャーリー「そうそう、それでいいよ。あと、互いに裸同士で向き合ったんだから別にいいだろ?」 俺「・・・・・・その言い方はやめてくれ」 375 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 50 01.67 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・っと、あれ」 体を起こそうと思ったが、うまく力が入らず失敗した。 シャーリー「大丈夫か?」 シャーリーに手を貸してもらって、なんとか体を起こすことができた。 俺「・・・・・・すまんな」 シャーリー「どうする?飯は自分で食えるか?」 俺「ああ、それは大丈夫だ」 シャーリー「遠慮しなくてもいいんだぞ?」 俺「是非遠慮させてもらう」 シャーリー「はっきり言うな~、お前」 376 :弾切れ。ちなみに料理はズッパディファッロを想像してくれ[sage]:2010/10/02(土) 01 03 55.41 ID IjXIRKGl0 持ってきてくれた料理を食べようと、スプーンを手に取ろうとしたが、 俺「・・・・・・あれ」 どうやらスプーンさえ握れないらしい。 そして、その様子を見てシャーリーはにやにやとしていた。 シャーリー「だから言ったのに、遠慮しなくていいって」 俺「はいはい・・・・・・すみませんね」 シャーリーはスプーンで料理をすくって、俺の口の高さまで持ってきてこう言った。 シャーリー「ほれ、あ~ん」 その言葉に背くことは、できなかった。 俺「・・・・・・あーん」 377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 01 05 32.43 ID mtP8EWce0 羨ましくて悶え死ぬ 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01 07 13.72 ID eMBv2Eau0 おつかれ 379 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 01 07 34.42 ID IjXIRKGl0 スプーンの上に乗った料理を口の中へと運ぶ。 シャーリー「どうだ?」 俺「・・・・・・うまい」 その言葉は、素直に嬉しかったらしい。 シャーリー「そうかそうか。なら遠慮せずどんどん食べてくれ」 その後も、ずっとこんな調子で食べさせられ続けた。 俺「・・・・・・ふぅ、ご馳走さま」 シャーリー「お粗末さま~♪」 食べ終わった頃には、シャーリーはかなり上機嫌になっていた。 520 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 48 29.55 ID lTnmvJk60 379から シャーリー「よし、私はもう行くな」 その言葉に、俺は少し冗談めかして、 俺「ああ、ゆっくり休めよ」 と言った。そして、返ってくる答えは予想通りのものである。 シャーリー「お前が言うなよ」 すると、シャーリーはそのまま立ち上がることもなく、言葉を発することもなく黙り込 んでしまった。 俺「・・・・・・?どうし・・・・・・」 た、とまでは言えなかった。 シャーリーが突然顔を近づけてくると思えば、頬に何か柔らかいものが当たった。 521 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 53 00.25 ID lTnmvJk60 俺「・・・・・・」 シャーリー「い、今のはサービスだ。そんじゃなっ」 シャーリー「・・・・・・あと、お前、結構いい男だと思うぞ」 俺が呆然としている間に、シャーリーは部屋を出てしまった。 無意識に頬を撫でていた手を、慌てて止めた。 俺「・・・・・・いい男、ね」 俺はベッドに倒れこみ、そのまま目を閉じた。 するとまた、扉がノックされた。 俺(次は誰だ・・・・・・) サーニャ「し、失礼します・・・・・・」 522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 16 55 26.34 ID SlJwh4ox0 おれ、ちょっくらネウロイ化して夜間戦闘してくる! 523 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 57 00.51 ID lTnmvJk60 俺「あ、サーニャさん・・・・・・」 サーニャ「あ、も、もしかして、寝てるところ、起こしちゃいましたか・・・・・・?」 俺「いえ、大丈夫ですよ。それよりどうしたんです?」 サーニャ「今日は夜間哨戒は休んでいいって言われたので、ちょっとお話したく て・・・・・・」 俺「そうですか。俺でよければいくらでも相手しますよ」 サーニャ「はい、ありがとうございます・・・・・・」 そう言うと、彼女は黙り込んでしまった。 俺「・・・・・・もしかして、悩み事でも?」 その言葉に、彼女はビクッ、と反応した。いくらなんでもわかり易過ぎる。 524 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 01 00.54 ID lTnmvJk60 俺「ステルス型ネウロイについてのことですか?」 サーニャ「・・・・・・はい」 サーニャ「私は今、必要なのかなって・・・・・・」 俺「・・・・・・」 サーニャ「あのネウロイには、私の能力は全く役に立たないし、だからと言って それを補えるほどの戦闘技術も持ってないし・・・・・・」 サーニャ「それに、今は俺さんがいるし、私はもう必要ないんじゃないかなっ て・・・・・・・」 そう言った彼女に、俺は 俺「そんなことないですよ」 と、ありきたりな言葉を返す。 525 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 05 00.88 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・でも」 俺「11人、今は俺がいるから12人ですが、全員いてこそのストライクウィッチーズでしょう? なのに、自分は必要ないのではないか、なんて言っちゃいけない」 サーニャ「・・・・・・そうですけど、なら、なんで、なんで」 彼女は震える声で言った。 サーニャ「皆、私に同情するような態度をとるんですか?」 今にも泣きそうな表情を浮かべながら、彼女は続けた。 サーニャ「エイラだって、芳佳ちゃんだって、ミーナ中佐まで、私に同情してるかのように接してくるんですよ? 今じゃ、全然、役に、立たなくなった、私、に・・・・・・」 それ以上は、続けさせなかった。 526 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 09 00.25 ID lTnmvJk60 サーニャ「っ・・・・・・」 咄嗟に、彼女を片腕で抱き寄せた。 俺「・・・・・・ごめん」 サーニャ「・・・・・・どうして、謝るんですか?」 俺「・・・・・・・・・・・・ごめん」 サーニャ「どうして、どうし、てぇ・・・・・・」 彼女は、俺の胸に顔を埋めて抑えていた感情を解き放った。 俺は余ったほうの手で、彼女の頭を撫でた。 溢れ出した感情が止まるまで、俺はこうすることしかできなかった。 527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 11 43.08 ID eMBv2Eau0 さーにゃん‥‥ 528 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 13 00.23 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・ぐすっ」 そのままどれくらいの時間がたっただろうか。 彼女はやがて落ち着き、涙に濡れた顔をあげた。 俺「もう、大丈夫かい」 サーニャ「はい・・・・・・」 腫れた目を手でこすりながら、彼女はそう言った。 俺「・・・・・・もう、自分は必要なのか、とか。そういうことは考えちゃいけない。 そんなことを考えた時点で、君は仲間を疑ってしまっている。 それは君の事を信用している仲間への冒涜だ」 我ながら、何様の立場でこんなことを言っているのだろう、と思った。 サーニャ「・・・・・・はい。すみませんでした。こんなことになっちゃって」 529 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 17 00.16 ID lTnmvJk60 俺「残念ながら、俺の胸はいつでもフリーなんでね」 そして、返ってきた言葉は予想外のものだった。 サーニャ「じゃあ、私がもらってもいいんですか?」 俺「・・・・・・勿論。大歓迎ですよ」 サーニャ「ふふっ」 サーニャ「それじゃあ、失礼しますね」 俺「ええ、また明日」 サーニャ「おやすみなさい」 彼女が最後に見せた笑顔をしっかりと瞼の裏に焼き付けて、俺はそのままベッドに倒れこんだ。 530 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 19 01.06 ID lTnmvJk60 第三部終了。実はそんなに長くなかったという・・・・・・ 多分第五部くらいで終わるかなwwwww このスレで終わらせるのが目標だったんだが無理そうだなwww 531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 22 15.47 ID eMBv2Eau0 おつー 532 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 23 44.83 ID lTnmvJk60 347から微妙に変更 加筆 俺 年齢 17歳 誕生日 11月3日 身長 176cm 階級 少佐 使い魔 シベリアオオカミ「セレブラ」(ロシア語で『銀』) 通称「ナイトフォグ」 使用火器 MG42×2 固有魔法『遠隔操作』 ストライカーユニット ノーチヴォルカ(ロシア語で『夜の狼』) ・Mig60に独自の改良を加えたもの。 ・高高度性能はそのままに、速度性能や操縦性が大幅に上昇している。 撃墜数192 不確実撃墜8 協同撃墜32 ・性格は温厚であり、誰に対しても優しく接し、気遣いをすることができる。 戦闘時は冷静に状況を判断し、如何なる状況に置かれても、その冷静さを欠くことはない。 ・戦闘では、ネウロイの数が少なければ積極的に攻める。多いときは固有魔法を駆使してサポートに徹する。 ・オラーシャのモスクワ出身であり、両親はネウロイによる侵攻の際に喪っている。 ・ウィッチに志願したのは他の誰かが自分と同じような目に遭って欲しくないため。 ・専らコーヒー派。 ・実は喫煙者。だが、501に配属されることが決まってからは禁煙している。 ・階級などは気にしないお気楽主義で、バルクホルン大尉や坂本少佐のようなタイプは苦手。 ・朝には滅法弱い。ナイトウィッチになった理由の一つである。 ・普段は一人でいることが多いが、人付き合いが苦手という訳ではなく、部下からも慕われている。 ・ナイトウィッチとしてはかなりの実力を持っているが、本人はさほど気にしてはいない。 ・酒にはかなり強い。 ・瞳の色はアンバー(琥珀色)。狼の目。髪色は灰っぽい白。肌は色白。 ・上官命令にも納得がいかなければ反抗する。但し、無謀なことはしない。 ・仲の良い者には普段とは違う一面も見せることも。 ・女性との交際経験はない。本人はそのことを「男性ウィッチの性」と割り切っている。 だが女性に対しての振舞から、実はあるのでは、と思われることもある。 ナイトウィッチ 第四部へ続く
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/3978.html
エスパー・イトウ マスコットキャラクター メニュー コメント 北海道札幌市のスープカレー店。 マスコットキャラクター スプーンマン フーディン:細身の体形に両手のスプーンと言えば。店名にちなんで「れいとうパンチ」を覚えさせるとよい……かも アンノーン:配色、体形からは。形はF、Q、Yあたりから。 持ち物:まがったスプーン必須。 メニュー ネイティオ:エスパーチキン ブーピッグ:エスパーポーク ランドロス:エスパーの畑 モココorエルフーンorウールー:エスパーラムちゃん レシラムorブリザポス:エスパーホワイト コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る メニュー レシラムorブリザポス:エスパーホワイト -- (公太郎) 2021-03-15 16 56 28 草案 メニュー ランドロス:エスパーの畑 モココorエルフーン:エスパーラムちゃん レシラム:エスパーホワイト パンプジン:エスパーイトウのかぼちゃ添え自家製シナモンアイス ヒウンアイス必携 -- (ユリス) 2019-09-29 20 37 06
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/331.html
350 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 14 01.01 ID o1W+B1Nj0 外は戦火に包まれている。 俺は、誰かの背中にただただおぶさっている。その背中は火薬の匂いがした。 後ろを振り返ると、両親がいた。手を伸ばそうと思っても、腕に力が入らない。 優しい母の姿と、逞しい父の姿は、やがて見えなくなった。 『・・・・・・さん、男さん!!』 俺「っ!!・・・・・・はぁ、・・・・・・はぁ」 サーニャ「俺さん・・・・・・」 ミーナ「良かった・・・・・・目を覚ましたのね」 エイラ「まったく・・・・・・サーニャに心配かけさせやがッテ」 次第に、記憶がよみがえってくる。 俺「あれ・・・・・・あぁ、そうか」 351 :修正忘れ\(^o^)/[sage]:2010/10/01(金) 23 18 48.10 ID o1W+B1Nj0 俺「あはは・・・・・・、美女に囲まれてるもんだから、天国にでも来たのかと思っちゃいましたよ」 ミーナ「はぁ・・・・・・、今はそんな冗談言ってられる状況だと思いますか?」 中佐はそんな事を言っているが、サーニャさんとエイラの二人は頬を朱に染めている。 ミーナ「私は別にあなたを咎めるようなことはしません。寧ろ責任は私にあります」 俺「そんなこと、気にしなくてもいいですよ。俺が勝手にやったことですから」 ミーナ「でも、許可したのは私です」 俺「許可がなくても、やってましたよ。俺は」 ミーナ「・・・・・・とにかく、今はゆっくり休んでください。難しいことを考えるのは、 こっちの仕事ですから。あ、それと」 ミーナ「バルクホルン大尉には、ちゃんとお礼言っておくこと」 俺「・・・・・・?」 そういって、ミーナ中佐は部屋を出た。 352 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 23 58.19 ID o1W+B1Nj0 サーニャ「良かった・・・・・・ほんとにっ・・・・・・よかっ・・・・・・グスッ」 心配かけて済まない、と謝る代わりに、ベッドの脇に顔を埋めて泣く彼女の頭を撫でた。 エイラ「あ、サーニャ・・・・・・。オイオマエ・・・・・・、サーニャを泣かせた罪は大きいカラナ」 俺「・・・・・・ごめんな」 それは、サーニャさんにも、エイラにも向けた言葉である。 俺が素直に謝ったことが想定外だったのか、エイラは明らかに戸惑っていた。 エイラ「なっ、え、えっと、ま、まあ、今回は、私も助けられた身だから、ナ。ソノ、なんていうカ」 サーニャ「グスッ・・・・・・ふふっ」 サーニャさんもベッドから顔を上げ、なにやら戸惑っているエイラの様子を見て笑っていた。 353 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 27 58.48 ID o1W+B1Nj0 サーニャさんが笑っているのを見て、安心したのか、恥ずかしく思ったのか、 エイラは一つ咳払いをしてこう言った。 エイラ「ゴホンッ、・・・・・・ナァ、オマエ、あの時何したんダ?」 サーニャさんは、そんなことを聞いてもいいのかと困惑しながら、俺とエイラの顔を交互に見ていた。 俺「ん・・・・・・、まあ、あれが俺の固有魔法みたいなものかな」 エイラ「アレガ・・・・・・オマエの固有魔法?」 俺「ああ、ネウロイの動きをコントロールする。・・・・・・勿論、こちらの消耗も激しいけど」 エイラ「ソンナ・・・・・・」 354 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 31 56.70 ID o1W+B1Nj0 俺「・・・・・・厳密に言えば、ネウロイのコアをジャックするんだ。 だからコアを持たない子機のネウロイは直接操ることはできない。親機を通して操ることになる。 当然、ネウロイが大型になるほど消耗が激しくなる」 サーニャ「じゃあ、これからはもっと・・・・・・」 俺「ああ、そうなるかな。でも、使うたびに倒れてしまうほど俺も軟弱じゃないからね。 言い訳させてもらえば、あの能力を使ったのは久しぶりだったし、加減を誤ったのかもしれない。 というか、あの時の使い方は本来の使い方とは異なるからね。 どちらかといえば、俺がネウロイの動きを止めている間に僚機に撃墜してもらう、って感じだから」 355 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 34 10.82 ID o1W+B1Nj0 エイラ「ソレナラ、私たちがもっと頑張らないとナ」 その言葉に、サーニャさんも力強く頷いた。 俺「・・・・・・頼もしいよ」 すると、部屋の扉からコンコンと音が聞こえ、勢いよく開かれた。 バルクホルン「む・・・・・・」 エーリカ「やっほー」 エース二人のお出ましである。 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 36 25.99 ID 8NPAinQT0 ④ 357 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/01(金) 23 38 01.85 ID o1W+B1Nj0 エーリカ「二人ともここにいたんだー」 サーニャ「あ、うん・・・・・・」 そういえば。と、ミーナ中佐に言われたことを思い出した。 あの状況のあとで、謝っておけと言われれば、何があったのかは大体分かる。 俺「あの、バルクホルン大尉」 俺「迷惑をかけてしまって、すみませんでした」 バルクホルン大尉は表情を変えずに、 バルクホルン「何故謝るんです、寧ろ謝らなければいけないのはこちらです。 ・・・・・・私たちの力不足のせいで、男少佐に無茶をさせてしまいました。 申し訳ありません・・・・・・」 そんな風に謝られると、どんな顔をしていいのかわからない。あと、少し苛々来た。 358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 23 51 23.96 ID D8rG17u+0 支援 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23 56 55.07 ID 7FY6XdYO0 4 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 01 04.97 ID eMBv2Eau0 新しいの書き始めようとしたけどなんか浮かばないわ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 09 50.17 ID SlJwh4ox0 4 ところで、おんぶするなら 誰をおんぶしたい? 362 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 09 50.67 ID IjXIRKGl0 俺「いえ、あれは自分で勝手にやったことです。それに、そんな風に謝られると こっちも反応に困りますね」 バルクホルン「・・・・・・申し訳ありません」 エーリカ(こんなトゥルーデ見るのは初めてかも・・・・・・) 俺「あと、重くありませんでしたか?」 バルクホルン「・・・・・・これでも、私は武器よりも、貴方よりもずっと重いものを背負っている」 この人とは、意外と話せるかもしれない。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「背負えるものがある貴方が、羨ましい」 バルクホルン「何も背負っていない者などいないのですよ。男少佐」 俺「ふふふ・・・・・・違いない」 363 : 361おんぶされて恥ずかしがってるお姉ちゃん可愛い[sage]:2010/10/02(土) 00 12 01.29 ID IjXIRKGl0 少しの沈黙が訪れ、その沈黙を世界でもトップクラスのウルトラエースが破る。 エーリカ「ねぇねぇ、一つ質問があるんだけど」 大体、予想はつく。 俺「なんです?」 エーリカ「あの時何したの?」 バルクホルン大尉は一瞬何か言おうとしていたが、好奇心には勝てなかったらしい。 俺「まあ、エイラにも聞かれたんだけど・・・・・・」 364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 15 29.59 ID eMBv2Eau0 リーネ 365 :ナイトウィッチna[さっきさるさん食らったsage]:2010/10/02(土) 00 15 52.79 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・というわけだ」 エーリカ「ほえー、すごいねー」 バルクホルン「そんな能力を持ったウィッチもいるのか・・・・・・」 サーニャ「あの、私も質問していいですか・・・・・・?」 俺「ん、何かな」 サーニャ「どうして、ネウロイがどこにいるのかがわかるんですか?」 男「ああ、それは俺にも良く分からないんだけど・・・・・・まあ、直感的なものかな。 固有魔法が関係してるんだろうけど」 俺「サーニャさんの固有魔法は、電波を発信・感知してネウロイの場所を特定するものだろう? 俺はそういうのじゃなくて、特に意識しなくても勝手に頭の中に浮かび上がって来るんだよ。 こう言っちゃうと失礼だけど、要はおまけみたいなものなんだ」 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 16 25.76 ID SlJwh4ox0 しえん リーネとお姉ちゃんか。 367 :男→俺 修正忘れは許してください[sage]:2010/10/02(土) 00 20 01.01 ID IjXIRKGl0 サーニャ「おまけ・・・・・・ですか」 ここで何か気の利いた台詞をかけてあげられればよかったのだが、 頭の中に浮かんでくる言葉は、今の彼女には逆効果になってしまうようなものばかりだった。 エイラ「サーニャ・・・・・・」 俺「・・・・・・そういえば、今回発生したネウロイについてのことなのですが」 バルクホルン「・・・・・・ミーナから説明されたよ」 俺「そうですか・・・・・・」 バルクホルン「大方予想はついていたが、当たって欲しくはなかったな・・・・・・」 エーリカ「でも、やることは今までと変わらないでしょ?」 バルクホルン「お前な・・・・・・、そう簡単に片付けられる問題では」 エーリカ「じゃあ、どうするってのさ?」 368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 00 23 07.75 ID MdZUhWcZO 361 天姫 369 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 25 00.92 ID IjXIRKGl0 バルクホルン「・・・・・・それは」 エーリカ「もっと警戒態勢を強める?新しく出てきたネウロイの為に新しいものでも開発する? でもそんなことすれば、ウィッチたちの負担は増えるし、開発なんてする時間もないでしょ?」 エーリカ「・・・・・・だから、私たちは今までと変わらない。 ネウロイが来れば、皆を守るために戦うし、来なくなれば、それで万々歳だし」 どうやら、ハルトマン中尉に対する認識を誤っていたらしい。 ただの間抜け、なんて思ってた自分が恥ずかしくなる。 やはりトップクラスのエースとなると、実力だけじゃなく、物事に対する考察も常人とは違う。 エーリカ「ま、トゥルーデの言う通り、流石にそう簡単にはいかないんだろうけど」 {サーニャさんとエイラの二人も、普段は見ないエースの姿に驚いているようだ。 バルクホルン大尉に至っては、口を開けたまま唖然としていた。 370 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 30 00.96 ID IjXIRKGl0 再び訪れた沈黙を、今度は自分が破る。 俺「なるほど、ね・・・・・・」 俺「でも、簡単に終わらせる方法もあるんですよ」 ハルトマン中尉は、きっとわかっているだろう。 それ以外の三人は、一体何だという表情でこちらを向いた。 エーリカ「ほほう?」 俺「単純なことですよ。ネウロイが来て困るのであれば、ネウロイが来ないようにすればいい」 エイラ「エ・・・・・・」 バルクホルン「あっははは・・・・・・、確かにそうだ、そうすれば問題なんて全部なくなる・・・・・・くくく・・・・・・」 バルクホルン大尉は、腹を抱えて必死に笑いを堪えていた。 サーニャさんは、そんな様子を見てぽかん、としていた。 371 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 35 01.48 ID IjXIRKGl0 俺「まあ、それを決めるのは上の人なんですけどね」 バルクホルン「だが、そうなる日が来るのも近いだろう。このままの状態じゃ長くは持たないだろうからな」 エーリカ「それにしても、俺少佐もそういうこと考える人なんだ。ちょっと意外だったかな」 俺「空想に浸るのは得意ですから」 エイラ(ナンダカ着いていけないゾ・・・・・・) サーニャ(この人達・・・・・・すごいな) 急に、ぐぅ、と大きな音が鳴った。 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00 36 07.73 ID SlJwh4ox0 しえん 373 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 40 07.31 ID IjXIRKGl0 エーリカ「うあ・・・・・・お腹空いたー。今何時ー?」 バルクホルン「もう19時になるな・・・・・・。俺少佐は、夕食はどうするんだ?」 俺「俺のことは気にしなくてもいいですよ。それに、まだ立って歩けるかどうかすら怪しいから」 バルクホルン「そうか・・・・・・、なら私たちは行かせてもらうが・・・・・・あとで運ぶように言っておこうか・・・・・・」 エーリカ「それじゃ、ゆっくり休んでね」 エイラ「私たちも行くカ」 サーニャ「うん・・・・・・、それじゃあ」 374 :書き溜めが・・・書き溜めが・・・[sage]:2010/10/02(土) 00 45 11.82 ID IjXIRKGl0 少し時間がたった後、再び扉がノックされた。 シャーリー「失礼するぞー」 俺「・・・・・・あんたか」 てっきり宮藤さんが来るものと思っていたが、その予想は見事に外れた。 シャーリー「なんだよーそんな顔して。私じゃそんなに残念か?」 俺「いや、まさかイェーガー大尉が来るとは思わなかったのでね」 シャーリー「失礼な、私だって料理くらいはできる。あと、その呼び方はやめてくれ」 多分、料理くらいできるというのは嘘だと思う。 俺「・・・・・・上官に対してその口の聞き方はなんだ?シャーリー」 シャーリー「そうそう、それでいいよ。あと、互いに裸同士で向き合ったんだから別にいいだろ?」 俺「・・・・・・その言い方はやめてくれ」 375 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 00 50 01.67 ID IjXIRKGl0 俺「・・・・・・っと、あれ」 体を起こそうと思ったが、うまく力が入らず失敗した。 シャーリー「大丈夫か?」 シャーリーに手を貸してもらって、なんとか体を起こすことができた。 俺「・・・・・・すまんな」 シャーリー「どうする?飯は自分で食えるか?」 俺「ああ、それは大丈夫だ」 シャーリー「遠慮しなくてもいいんだぞ?」 俺「是非遠慮させてもらう」 シャーリー「はっきり言うな~、お前」 376 :弾切れ。ちなみに料理はズッパディファッロを想像してくれ[sage]:2010/10/02(土) 01 03 55.41 ID IjXIRKGl0 持ってきてくれた料理を食べようと、スプーンを手に取ろうとしたが、 俺「・・・・・・あれ」 どうやらスプーンさえ握れないらしい。 そして、その様子を見てシャーリーはにやにやとしていた。 シャーリー「だから言ったのに、遠慮しなくていいって」 俺「はいはい・・・・・・すみませんね」 シャーリーはスプーンで料理をすくって、俺の口の高さまで持ってきてこう言った。 シャーリー「ほれ、あ~ん」 その言葉に背くことは、できなかった。 俺「・・・・・・あーん」 377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 01 05 32.43 ID mtP8EWce0 羨ましくて悶え死ぬ 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01 07 13.72 ID eMBv2Eau0 おつかれ 379 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 01 07 34.42 ID IjXIRKGl0 スプーンの上に乗った料理を口の中へと運ぶ。 シャーリー「どうだ?」 俺「・・・・・・うまい」 その言葉は、素直に嬉しかったらしい。 シャーリー「そうかそうか。なら遠慮せずどんどん食べてくれ」 その後も、ずっとこんな調子で食べさせられ続けた。 俺「・・・・・・ふぅ、ご馳走さま」 シャーリー「お粗末さま~♪」 食べ終わった頃には、シャーリーはかなり上機嫌になっていた。 520 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 48 29.55 ID lTnmvJk60 379から シャーリー「よし、私はもう行くな」 その言葉に、俺は少し冗談めかして、 俺「ああ、ゆっくり休めよ」 と言った。そして、返ってくる答えは予想通りのものである。 シャーリー「お前が言うなよ」 すると、シャーリーはそのまま立ち上がることもなく、言葉を発することもなく黙り込 んでしまった。 俺「・・・・・・?どうし・・・・・・」 た、とまでは言えなかった。 シャーリーが突然顔を近づけてくると思えば、頬に何か柔らかいものが当たった。 521 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 53 00.25 ID lTnmvJk60 俺「・・・・・・」 シャーリー「い、今のはサービスだ。そんじゃなっ」 シャーリー「・・・・・・あと、お前、結構いい男だと思うぞ」 俺が呆然としている間に、シャーリーは部屋を出てしまった。 無意識に頬を撫でていた手を、慌てて止めた。 俺「・・・・・・いい男、ね」 俺はベッドに倒れこみ、そのまま目を閉じた。 するとまた、扉がノックされた。 俺(次は誰だ・・・・・・) サーニャ「し、失礼します・・・・・・」 522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/02(土) 16 55 26.34 ID SlJwh4ox0 おれ、ちょっくらネウロイ化して夜間戦闘してくる! 523 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 16 57 00.51 ID lTnmvJk60 俺「あ、サーニャさん・・・・・・」 サーニャ「あ、も、もしかして、寝てるところ、起こしちゃいましたか・・・・・・?」 俺「いえ、大丈夫ですよ。それよりどうしたんです?」 サーニャ「今日は夜間哨戒は休んでいいって言われたので、ちょっとお話したく て・・・・・・」 俺「そうですか。俺でよければいくらでも相手しますよ」 サーニャ「はい、ありがとうございます・・・・・・」 そう言うと、彼女は黙り込んでしまった。 俺「・・・・・・もしかして、悩み事でも?」 その言葉に、彼女はビクッ、と反応した。いくらなんでもわかり易過ぎる。 524 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 01 00.54 ID lTnmvJk60 俺「ステルス型ネウロイについてのことですか?」 サーニャ「・・・・・・はい」 サーニャ「私は今、必要なのかなって・・・・・・」 俺「・・・・・・」 サーニャ「あのネウロイには、私の能力は全く役に立たないし、だからと言って それを補えるほどの戦闘技術も持ってないし・・・・・・」 サーニャ「それに、今は俺さんがいるし、私はもう必要ないんじゃないかなっ て・・・・・・・」 そう言った彼女に、俺は 俺「そんなことないですよ」 と、ありきたりな言葉を返す。 525 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 05 00.88 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・でも」 俺「11人、今は俺がいるから12人ですが、全員いてこそのストライクウィッチーズでしょう? なのに、自分は必要ないのではないか、なんて言っちゃいけない」 サーニャ「・・・・・・そうですけど、なら、なんで、なんで」 彼女は震える声で言った。 サーニャ「皆、私に同情するような態度をとるんですか?」 今にも泣きそうな表情を浮かべながら、彼女は続けた。 サーニャ「エイラだって、芳佳ちゃんだって、ミーナ中佐まで、私に同情してるかのように接してくるんですよ? 今じゃ、全然、役に、立たなくなった、私、に・・・・・・」 それ以上は、続けさせなかった。 526 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 09 00.25 ID lTnmvJk60 サーニャ「っ・・・・・・」 咄嗟に、彼女を片腕で抱き寄せた。 俺「・・・・・・ごめん」 サーニャ「・・・・・・どうして、謝るんですか?」 俺「・・・・・・・・・・・・ごめん」 サーニャ「どうして、どうし、てぇ・・・・・・」 彼女は、俺の胸に顔を埋めて抑えていた感情を解き放った。 俺は余ったほうの手で、彼女の頭を撫でた。 溢れ出した感情が止まるまで、俺はこうすることしかできなかった。 527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 11 43.08 ID eMBv2Eau0 さーにゃん‥‥ 528 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 13 00.23 ID lTnmvJk60 サーニャ「・・・・・・ぐすっ」 そのままどれくらいの時間がたっただろうか。 彼女はやがて落ち着き、涙に濡れた顔をあげた。 俺「もう、大丈夫かい」 サーニャ「はい・・・・・・」 腫れた目を手でこすりながら、彼女はそう言った。 俺「・・・・・・もう、自分は必要なのか、とか。そういうことは考えちゃいけない。 そんなことを考えた時点で、君は仲間を疑ってしまっている。 それは君の事を信用している仲間への冒涜だ」 我ながら、何様の立場でこんなことを言っているのだろう、と思った。 サーニャ「・・・・・・はい。すみませんでした。こんなことになっちゃって」 529 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 17 00.16 ID lTnmvJk60 俺「残念ながら、俺の胸はいつでもフリーなんでね」 そして、返ってきた言葉は予想外のものだった。 サーニャ「じゃあ、私がもらってもいいんですか?」 俺「・・・・・・勿論。大歓迎ですよ」 サーニャ「ふふっ」 サーニャ「それじゃあ、失礼しますね」 俺「ええ、また明日」 サーニャ「おやすみなさい」 彼女が最後に見せた笑顔をしっかりと瞼の裏に焼き付けて、俺はそのままベッドに倒れこんだ。 530 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 19 01.06 ID lTnmvJk60 第三部終了。実はそんなに長くなかったという・・・・・・ 多分第五部くらいで終わるかなwwwww このスレで終わらせるのが目標だったんだが無理そうだなwww 531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/02(土) 17 22 15.47 ID eMBv2Eau0 おつー 532 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/10/02(土) 17 23 44.83 ID lTnmvJk60 347から微妙に変更 加筆 俺 年齢 17歳 誕生日 11月3日 身長 176cm 階級 少佐 使い魔 シベリアオオカミ「セレブラ」(ロシア語で『銀』) 通称「ナイトフォグ」 使用火器 MG42×2 固有魔法『遠隔操作』 ストライカーユニット ノーチヴォルカ(ロシア語で『夜の狼』) ・Mig60に独自の改良を加えたもの。 ・高高度性能はそのままに、速度性能や操縦性が大幅に上昇している。 撃墜数192 不確実撃墜8 協同撃墜32 ・性格は温厚であり、誰に対しても優しく接し、気遣いをすることができる。 戦闘時は冷静に状況を判断し、如何なる状況に置かれても、その冷静さを欠くことはない。 ・戦闘では、ネウロイの数が少なければ積極的に攻める。多いときは固有魔法を駆使してサポートに徹する。 ・オラーシャのモスクワ出身であり、両親はネウロイによる侵攻の際に喪っている。 ・ウィッチに志願したのは他の誰かが自分と同じような目に遭って欲しくないため。 ・専らコーヒー派。 ・実は喫煙者。だが、501に配属されることが決まってからは禁煙している。 ・階級などは気にしないお気楽主義で、バルクホルン大尉や坂本少佐のようなタイプは苦手。 ・朝には滅法弱い。ナイトウィッチになった理由の一つである。 ・普段は一人でいることが多いが、人付き合いが苦手という訳ではなく、部下からも慕われている。 ・ナイトウィッチとしてはかなりの実力を持っているが、本人はさほど気にしてはいない。 ・酒にはかなり強い。 ・瞳の色はアンバー(琥珀色)。狼の目。髪色は灰っぽい白。肌は色白。 ・上官命令にも納得がいかなければ反抗する。但し、無謀なことはしない。 ・仲の良い者には普段とは違う一面も見せることも。 ・女性との交際経験はない。本人はそのことを「男性ウィッチの性」と割り切っている。 だが女性に対しての振舞から、実はあるのでは、と思われることもある。 ナイトウィッチ 第四部へ続く