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ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 ウズベキスタン ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 【お気楽ウズベキスタン旅行】 第4話)日本語を勉強するわけ 《ウズベキスタン旅行記|タシケント|サマルカンド|シャフリサーブス》 サマルカンドは大変居心地がよろしい。ここを拠点に近郊のシャフリサーブスやウルグット市場にも日帰りで行ける。一度一箇所に腰を落ち着けると短い旅行期間では他のところに移動するのがかったるくなる。まして今回は5月3日にここサマルカンドでS木さんやU飼ちんと集合ということになっていたので、結局4連泊してしまった。 シャフリサーブス ウルグット市場 仲間と落ち合う前日の5月2日、僕は旧市街の東にあるアミール廟を訪れた後、なんとな~く新市街の方へと歩みを進めた。大通りを渡るとなにやら大勢の若者が集まる建物の一角があった。そして若者の一人が恐ろしく正確な日本語で声をかけてきた。 「日本の方ですか?」 「そうですが、随分日本語が上手ですね」 「私たちは学生で日本語を勉強しています。今日は日本の方との交流会があります。 ぜひあなたも参加してください。」 「???」 なんだかよく分からないけど、ともかく建物の中に入ってみる。なんのことはない、そこはサマルカンド外語大学であった。 サマルカンド外語大学 ホールに通されると既に50人ほどの学生たちが集まっていて、演壇には10脚ほどのイスが学生たちの方に向かって設置されている。 「もうすぐ日本の方があそこに座られます。ほら来ましたよ」 見るとツアーの旗を掲げた添乗員にくっついて日本人ご一行様が現れた。うむむ。 待てよ、あの人たち見たことある気がする。あ、同じ飛行機に乗っていた○遊ツアーの人たちじゃないか。向こうは向こうで、「なんで学生側の席にお前がいるの?」といぶかしげな顔をしていたが、まあそんなことはどうでもよい。ようするにこの大学では旅行会社とタイアップして、学生にナマの日本語体験機会を提供していたということだ。 交流会の仕組みはこうだ。まず5人ほどの学生が一人5分程度のスピーチを日本語で行う。一人のスピーチが終わると日本人旅行者たちが質問。質疑応答が始まるというスタイルだ。ウズベキスタンの医療事情、サマルカンド伝統のお茶の入れ方、などなど学生たちはそれぞれのテーマを見事な日本語で披露する。さすがに1・2 年生はまだスピーチをする程のレベルには達していないが、3・4年生になると、日本人の質問をその場で1・2年生のためにウズベク語に訳したりしているのだから驚きである。 それにしてもたった3~4年で外国語がそんなに身に付いてしまうものなのだろうか?僕は思わず質問してしまった。 「皆さんは大学に入る前に日本語を習ったことはありますか?」 「いえ、ありません。」 「では日本語学科に入ってからそんなに日本語を身につけたのですね。」 「いえ日本語学科ではありません。私たちは英語学科の学生です。日本語は 第二外国語です。」 えっ、第二外国語!それでこんなに身についてしまうのかいな。おいらも学生時代に第二外国語とやらをたしなんだはずだが、習得具合といったら、彼らの100分の1にも及ばない。どーして人間の知能指数にそんなに開きがあるかいな。 僕やツアーの皆さんはしきりに関心するばかり。そしてツアーの一人が質問した。 「なぜ皆さんは日本語を勉強しようと思ったのですか?」 落ちぶれたとはいえわが国は世界第二位の経済大国である。優れた技術立国でもある。そういう進んだ面を学びたいといったことなのだろうと僕は思った。すると一人の女子学生が答えた。 「はい、私は日本の漫画が好きだからです。なかでもセーラームーンが大好きです 。」 セーラームーンだと! 彼らの熱い勉学に対するモチベーションがそんなところにあったとは、講談社「なかよし」の編集者も作者・武内直子も夢にも思わなかったに違いない! (続く) もどる < 4 > つぎへ ・
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ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 ウズベキスタン ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 【お気楽ウズベキスタン旅行】 第3話)ミナレットに不法登頂? 《ウズベキスタン旅行記|タシケント|サマルカンド|シャフリサーブス》 サマルカンド観光の中心はレギスタン広場である。青い装飾タイルが美しい3つのメドレセ(イスラム神学校)に囲まれた広場には、世界中から観光客が集まってくる。 レギスタン広場 夕暮れ時、そろそろツーリストの影も少なくなったころ、僕はその広場をうろうろしていた。すると「お前、ミナレットに登ってみないか?3ドルでいいぞ」と警官が持ちかけてきた。ミナレットとはイスラム建築にお約束の細長い塔のことである。 「 明日の朝早くに来い。そうしたら特別に登らせてやる。」 むろんこの3ドルは警官のポケットマネーと化すのだろう。3ドルといえばここウズベキスタンでは使いでのある額である。が、ミナレットの頂上からサマルカンドの街並みを一望できたら、それはそれは絶景に違いない。 翌朝僕は早起きしてまだ誰もいない広場をうろついた。すると「ピーッ」と口笛の音 。昨日の警官だ。 「おお、よく来た。ミナレット登るだろう。」 「でも2ドルにしてよ。」 「それはまかりならぬ。3ドルじゃ。」 「ええ、だったらいいや。」 僕は帰りかけるフリをした。すると案の定 「分かった、2ドルでいいぞ。オーイ!」 警官はメドレセの番人を呼びつけた。普段は閉じられているミナレットの扉の鍵を取り出し、番人は門を開けた。懐中電灯を手渡され、僕は薄暗いミナレットの螺旋階段を登っていった。階段のピッチは一定しておらず、ところどころ崩れたところもあり、頂上まで登り 着くには一瞬の気の緩みも許せない。 ミナレットと内側の螺旋階段 やっとのことで狭い天窓まで辿りついた。窮屈な空間から外に身を乗り出すと、朝日に輝くサマルカンドのパノラマが。 サマルカンドのパノラマ なかなかの絶景ではあるのだが、少々足元が不安定である。大昔は罪人をこのミナレットから突き落としていたというから、ここで足を踏み外したら天国一直線である。恐る恐る数枚の写真を撮って、また薄暗い塔の階段を下りていった。 塔を降りると、警官は満面の笑みを浮かべて2ドルを受け取った。今夜彼の家の食卓にはいつもより上等の羊肉が並ぶに違いない。まあ、こっちも3ドルが2ドルになったんだからいいんだけど。 - - - - - - - - - - - - - - - 二日後、同じゲストハウスに泊まっていた旅行者と話をした。 「私も3ドルって言われたんですよ。」 「でも2ドルぐらいまで安くなったんじゃない。」 「あら『私は学生ですぅ』て嘘ついたら1.5ドルに負けてくれたわ。」 「えぇぇぇぇ~!………」 袖の下にも学割があったかぁ、恐るべしウズベキスタン! (続く) もどる < 3 > つぎへ ・
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ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 ウズベキスタン ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 【お気楽ウズベキスタン旅行】 第6話)シュールな鉄道博物館 《ウズベキスタン旅行記|タシケント|サマルカンド|シャフリサーブス》 サマルカンドには4日連続で滞在したので、近郊も含めて見所はほとんど周ってしまった。なので、S木さんやU飼ちんより一足早くタシケントに戻ることにした。行きはバスでえらく時間がかかったから、帰りはすこし奮発して乗り合いタクシーを使った。今度はガイドブックどおり4時間程のイージードライブ。しかもホテル前まで行ってくれるので楽なことこのうえなし。 さて、ウズベキスタンの首都タシケントであるが、この街はとりえといえば馬鹿広いだけで、旧市街のバザールを除くとこれと言った見所に乏しい。とりあえず僕はトラムに乗ってタシケント中央駅に向かってみた。駅前ならいろいろ活気に満ちて面白いものがあるに違いないと思ったからだ。 これと言った見所に乏しいタシケント。 はたして中央駅付近は多くの人々が集まってはいるものの、それはそこが単にバスや地下鉄が交差するからで行き交う人も乗換え客ばかり。駅前はひたすら広いバスターミナルに過ぎない。こりゃがっかりだ。 それではこの先どうするかと、ガイドブックを取り出してみると「鉄道博物館」なるものが駅のはずれにあるようだ。子供のころ東京神田の交通博物館に祖父に連れて行ってもらったことを思い出した。あのときは館内のフロアいっぱいに敷き詰められた模型のジオラマにびっくりしたっけ。ではウズベキの博物館の方をちょっくらのぞいてみるか。 大通りをはさんで駅の反対側に車庫のような広場が見える。あれが博物館なのだろうか? 半信半疑で歩みを進めると、線路の上に野ざらしの機関車が沢山放置されていた。この状態を「博物館」と呼んでいいのであろうか? ともかくチケットを買って中に入ってみる。するとあるわあるわ、巨大な鉄の塊が 無造作に何両も。中には機関車というよりスクラップに近いようなものもあるが、いずれにしてもこんなレアなところを訪れる者など皆無に等しく、僕以外には親子連れが2、3組いるだけだ。 電車が放置されてるのではない。"博物館" なのだ。 人気のない線路脇を進んでいくと、一人のウスベク系オババが現れた。小柄なオババは手に箒を持って一台の客車の周りだけを掃いていた、まるでそこが我が家の庭であるかのごとく、、、。よく見るとその客車にだけ中古のエアコンが取り付けられ、ブンブンと鈍い唸り声を響かせていた。えっ、まさかオババよ、あんたこの博物館の客車に住み付いちゃ ってるの? なんともおおらかと言うか、、、、 こちらに気づいたオババが何やら現地語でまくし立てる。が、何を言ってるのか僕にはさっぱり分からない。ともかく客車に上がれと言ってるようだ。そこまでいう ならオババの「我が家」訪問といこうではないか。 脚立のような階段を登って、客車の中に入る。すると何のことはない。そこはオババの自宅などではなく、博物館の展示室兼事務所であった。そして奥の事務机には、小錦クラスのでっぷり太ったロシア系大オババが鎮座していた。 「おや、まあ。客が入ってきたわ、珍しい」といった顔の大オババはよほど暇をもてあましていたのだろう。格好の暇つぶしが舞い込んできたわいと得意げに展示パネルの一枚一枚をロシア語で説明し始める。説明してくれるのはいいのだが、こちらはロシア語のロの字も分からない。何を言っているのかさっぱり分からないのだが、分かったフリをしておかないとこの大オババ、大変不機嫌な顔をして最初から説明を始めなおすから始末に終えない。 やっとのことで大オババの説明攻撃を切り抜け外に出た。するとガサッガサッと木の葉の揺れる音がする。何だろうと目を凝らすと、先ほどのウズベク小オババが、線路脇の木を揺すって果実を振り落としていた。得体の知れない小粒の実がパラパ ラと地面に落ちる。 「ほら、あんた食べなさい」とオババは果実を拾ってくれた。すっぱいラズベリーのような味だった。でも博物館の内で勝手に「収穫」しちゃっていいのだろうか。なんだかとてもシュールな博物館であった。 (続く) もどる < 6 > つぎへ ・
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ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 ウズベキスタン ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 【お気楽ウズベキスタン旅行】 第5話)ガイドをゲット 《ウズベキスタン旅行記|タシケント|サマルカンド|シャフリサーブス》 有意義な交流会が終わり、僕はサマルカンドの我が家、チムール・ゲストハウスへ戻ろうとした。すると一人の学生が「すみません、私はガイラットと申します。明日お時間がありましたらガイドさせていただけませんか?」と声をかけてきた。 「日本語の練習をしたいのです。」 日本語を学ぶガイラット君。ガイドを申し出てくれた。 なんとも健気な申し出! 午前中は授業があるので、午後からならOKだと言う。それに明日はS木さんやU飼ちんと12:00にレギスタン広場で集合ということにしていた。これは絶妙のタイミングである。ガイドを手配していおいたよ~ん、とさりげなく話したら、仲間内で僕のカーストが急上昇なのは間違えなし。「では明日12:00に広場で」ということに相成った。 翌朝、まずS木さん親子が泊まっているレジェンド・ゲストハウスを訪れてみた。僕の泊まっているチムールも家族経営のフレンドリーなゲストハウスで好感が持てるが、レジェンドもまたしかり。宿泊客ではない僕にも「まあお茶でも飲んでお待ちなさい」と気さくである。 他人の泊まってるゲストハウスで、勝手にお茶を飲いただく。 すると「あんた、なんで人の家でお茶飲んでるのよ!」とS木さん登場。だが決して僕は厚かましいことをしていたわけではない。ここサマルカンドではどんな客人にもお茶を出してもてなすのが習慣なのだ。昨日の学生のスピーチでもそう言っていた(ような気がした)。 S木さん親子はタシケントからブハラを回って昨晩サマルカンド入りをしたが、お母様がやや体調を崩されて今日は宿でゆっくりしていたいという。むむむ、せっかくガイドを手配しておいたのだから、お母様からはありがたいお褒めの言葉をいただき、ついでに夕飯ぐらいもいただけるかもと思っていたが、どうやらその目論見ははずれたようだ。世の中そう上手くはいかない。まあいい、ともかくS木さんと僕は約束の広場でU飼ちんを待つことにした。 あ、いたいたU飼ちんだ。U飼ちんはふらふらっーとだらしなく現れた。次に「こんにちわ」とガイドのガイラット君が爽やかに登場。日本人以上に折り間正しいガイラット君。U飼ちん見習いたまえよ。 カイラット君は見事な日本語でガイドをしてくれた。時折ノートに目をやり史実を確認するさまが几帳面な彼の性格を物語っている。そんなガイラット君に、「彼女いるのー」とS木さんはノー天気に質問し、彼の顔を赤くさせて、そのさまを随分と楽しんでいた。年下の男をいたぶるのは彼女の得意とするところである。 レギスタン広場やアミール廟などをガイドしてもらいつつ、そろそろお腹がすいてきた。が、サマルカンドは意外にレストランの数が少ない。とりわけここが4日目になる僕はこの辺りのほとんどのレストランに行っていまったといっても過言ではない。そうだ!大学生のガイラット君といっしょなら学食に入れるはずだ。 彼はもっと街をガイドしたかったようだが、根性なしのわがまま旅行者のリクエストに応えて学食に連れていってくれた。学食といっても侮るなかれ。さすが国立サマルカンド外国語大学。ガラス張りの小洒落た建物が学食なのだ。しかも身分不相応にも僕らを教授様専用のお席に通していただいたのだ。天晴れガイラット君。 サマルカンド外国語大学の学食、教授様専用のお席にて。 その食堂で、あるものが僕の物欲をそそった。食器である。学食といえど教授さまのお使いになる食器はちゃんと陶器のお皿なのである。しかも威厳ある大学のロゴマーク入り。人が見てないうちにそっとリュックの中に忍ばせてしまおうかといけない考えが一瞬頭の中をよぎったが、さすがにそれは我慢した。 「ガイラット君、これって売ってもらえるのかしら?」 「えっ、その皿ですか!」 こんなものを買いたいとのたまうバカはいなかったのだろう。彼も困った顔をしつつ、どこかに確かめに行った。 「4ドルでいいそうです。」 4ドル!ここウズベキスタンの物価を考えると4ドルはかなりの額である。「2ドルに負けてくれない。」と喉の奥まで出かけた言葉を飲み込んで、見送った。帰国した今振り返ると、たった4ドルなら買っておけば良かったぁ! と後悔しているのだが、、、、(泣)。 (続く) もどる < 5 > つぎへ ・
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ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 ウズベキスタン ウ ズ ベ キ ス タ ン に つ い て 調 べ て み る。 【お気楽ウズベキスタン旅行】 第1話)おいらは「+1」 《ウズベキスタン旅行記|タシケント|サマルカンド|シャフリサーブス》 サマルカンド - ウズベキスタン 2005年GW、S木さん親子&U飼ちんとウズベキスタンで会おう!ということになった。なぜウズベキスタン?と問われても、こちらも「なんでだろう?」としか答えられないが、ともか く5月3日にサマルカンド集合とだけ大雑把に決めて、U飼君はGW数日前に名古屋から、S木 さん親子はGW初日の4月29日に同じく名古屋から、そして僕も29日に東京からと各自勝手に出発。とはいえウズべキへのフライトは限られているので、結局はみな週2便しかないアシアナ航空のソウル=タシケント便を利用することになり、出発日が同じS木さん親子とはソウルから、帰りはU飼君も一緒にそろってタシケント=ソウル便を使うことになった。 インチョン空港でS木さん親子と合流。意外に長い7時間あまりのフライトの後、夜中のタシケント空港に到着した。 GWということもあり日本人の団体客でイミグレの前はごった返していた。旧共産圏らしく係員の対応はいたってトロい。長蛇の列が窓口の前にできあがる。幸い僕は列の前の方に入れたがS木さんたちは団体客の後のようだ。入国手続きを済ませS木さん親子を待つが、なかなか出てきそうにない。それでは今のうちに明日の国内線の予約をしてしまおう。 国内線カウンターでは体格のいいロシア系のおばちゃんが暇そーにしていた。「明日朝一番のヒヴァ行きは空いてますか?」と英語で尋ねると、早口のロシア語でわけのわからない答えが返ってきた。いくら国内線とはいえ国際空港なんだから多少の英語ぐらい分かってくれよ! オバチャンとの会話が全く成り立たないの見かねた青年が通訳してくれたところ、ウズベキ随一の観光地ヒヴァへの明日の飛行機は日本からの団体様ご一行で満席だとのこと。 国内線のことは諦め、再び国際線の建物に向かうと「Ms.S +1」と書かれたプラカードを持ったタクシーの運ちゃんを発見。そうそう、S木さんに頼んで市内までのタクシーをシェアさせてくれるようお願いしてあったのだが、さすがS木さん、その旨キチンと先方に伝えてくれていたようだ。 僕 :「ハロー、アイアム +1」 運ちゃん:「オー、ユーアー +1」 僕 :「オーケー、ウイ アー ウェイティング Ms.S」 で、いつの間にか僕がそのプラカードを持ってS木さん親子を待っていた。「なんであんたがそんなもの持ってるの?」とS木さんには笑われたが、そんなことはどーでも良い。日本時間ならもう夜中の2時だもの、さっさとホテルに行って寝たいんだよ!僕は運ちゃんに、最初に僕の泊まるビバホテルへ、次にS木さん親子のポイタフトホテルへ行くように告げた。無論ビバホテルの方がポイタフトより空港に近い。 僕 :「ファースト、マイ ホテル。ビバホテル」 運ちゃん:「OK。」 僕 :「ネクスト、ハー ホテル。ポイタフト。OK?」 運ちゃん:「OK。OK。」 全然OKではなかった。タクシーは空港に近い僕のビバホテルは完全に無視して、S木さん親子の泊まるポイタフトに直行した。 運ちゃん:「ユー ポイタフト、5ダラー。」 運ちゃん:「ネクスト、ユー ビバホテル、5ダラー。レッツゴー」 ちょっと待て、これじゃ全然相乗りになってないではないか? 自分のホテルまでの分は3ドルにまけさせたが、後になって分かったことは、プラカードの「+1」は僕のことではなくて、S木さんのお母様のことだったらしい。 ここウズベキではそう簡単に物事は進まないのであった。 (続く) もどる < 1 > つぎへ ・
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南蛮貿易情報 東南アジア 高価格で売却出来る交易品 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン スイギュウ 家畜 15,400 〇 〇 リンジャオ(安平) 食料品 15,360 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 鹿皮 繊維 15,352 〇 〇 紫水晶 宝石 15,300 〇 〇 〇 〇 〇 そば 食料品 15,288 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 サンショウ 香辛料 15,036 〇 〇 〇 〇 〇 醤油 調味料 14,896 〇 〇 〇 日本からの交易品 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン そば 食料品 15,288 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 醤油 調味料 14,896 〇 〇 〇 清酒 酒類 0 ナス 嗜好品 8,736 〇 〇 〇 〇 〇 柚子 香辛料 9,600 〇 〇 〇 〇 〇 菖蒲 医薬品 9,196 〇 〇 青苧 繊維 9,648 〇 〇 イグサ(長崎) 繊維 12,760 〇 〇 西陣織 織物 8,820 〇 五倍子 染料 9,360 〇 佐摩銀 貴金属 8,480 〇 〇 白磁鉱石 鉱石 9,240 〇 〇 〇 クチナシ 香料 8,544 〇 〇 〇 〇 〇 紫水晶 宝石 15,300 〇 〇 〇 〇 〇 イノシシ 家畜 0 〇 〇 日本刀 武具 9,160 〇 種子島銃 火器 9,240 日本画 美術品 9,400 〇 漆器 工芸品 8,880 〇 狭織(堺) 工芸品 2,680 〇 和紙 工業品 9,072 〇 〇 〇 〇 〇 和書物 雑貨 9,744 提灯(江戸) 雑貨 2,616 台湾からの交易品 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン カラスミ 食料品 10,560 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 リンジャオ(安平) 食料品 15,360 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 沙茶醤 調味料 9,408 〇 〇 〇 台湾米酒 酒類 0 アイギョク 嗜好品 9,024 〇 〇 〇 〇 〇 金針花(淡水) 嗜好品 2,600 〇 〇 〇 〇 〇 コウズク 香辛料 10,740 〇 〇 〇 〇 〇 ボレイ 医薬品 7,524 〇 〇 鹿皮 繊維 15,352 〇 〇 麻織物 織物 8,640 〇 ショロウ 染料 9,408 〇 金瓜石金 貴金属 9,432 〇 〇 北投石 鉱石 7,632 〇 〇 〇 ハマナス 香料 7,308 〇 〇 〇 〇 〇 台湾サファイア 宝石 9,036 〇 〇 〇 〇 〇 スイギュウ 家畜 15,400 〇 〇 籐製鎧 武具 8,172 〇 銅手銃 火器 8,280 台湾木彫 美術品 8,316 〇 角細工 工芸品 8,172 〇 籐 工業品 8,228 〇 〇 〇 〇 〇 籐細工 雑貨 7,272 朝鮮からの交易品 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン チャムタシマ 食料品 15,224 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 揚州栗(漢陽) 食料品 2,576 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 チョシ 調味料 7,092 〇 〇 〇 安東焼酎 酒類 0 朝鮮茶 嗜好品 8,928 〇 〇 〇 〇 〇 覆盆子(浦項) 嗜好品 2,632 〇 〇 〇 〇 〇 サンショウ 香辛料 15,036 〇 〇 〇 〇 〇 朝鮮人参 医薬品 7,596 〇 〇 百年草(釜山) 医薬品 2,656 〇 〇 虎皮 繊維 7,308 〇 〇 明紬 織物 8,820 〇 紫根 染料 7,128 〇 朝鮮銀 貴金属 7,420 〇 〇 麦飯石 鉱石 7,524 〇 〇 〇 チンダルレ 香料 7,272 〇 〇 〇 〇 〇 虎目石 宝石 7,084 〇 〇 〇 〇 〇 韓牛 家畜 8,400 〇 〇 大刀 武具 8,244 〇 投てき爆弾 火器 8,280 螺鈿漆器 美術品 8,424 〇 高麗青磁 工芸品 8,208 〇 韓紙 工業品 9,072 〇 〇 〇 〇 〇 朝鮮書物 雑貨 7,344 華南からの交易品 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン 中華麺 食料品 10,620 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 豆板醤 調味料 9,456 〇 〇 〇 羅漢果(澳門) 調味料 2,696 〇 〇 〇 紹興酒 酒類 0 中国茶 嗜好品 10,472 〇 〇 〇 〇 〇 スターアニス 香辛料 10,024 〇 〇 〇 〇 〇 冬虫夏草 医薬品 10,080 〇 〇 バショウ 繊維 11,368 〇 〇 唐錦 織物 8,676 〇 ロカオ 染料 9,552 〇 雲南銀 貴金属 9,720 〇 〇 赤銅鉱 鉱石 9,984 〇 〇 〇 キンモクセイ 香料 9,744 〇 〇 〇 〇 〇 羊脂白玉 宝石 9,252 〇 〇 〇 〇 〇 ロバ 家畜 12,540 〇 〇 青竜刀 武具 10,944 〇 単眼銃 火器 11,040 中国書画 美術品 11,232 〇 綿竹年画(重慶) 美術品 2,776 〇 宋白磁 工芸品 10,992 〇 湖筆(泉州) 工芸品 2,744 〇 呉須手(杭州) 工芸品 2,888 〇 竹 工業品 8,976 〇 〇 〇 〇 〇 中国書物 雑貨 9,792 古墨(雲台山) 雑貨 2,648 同盟100%価格 耐性 ブルネイ クチン バンジェルマシン マカッサル スラバヤ ジャカルタ パタニ マラッカ パレンバン ジャンビ アチン
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テレビ http //delicast.com/tv/Cambodia ラジオ http //tunein.com/radio/Cambodia-r100317/ 気温と降水量 http //www.ryoko.info/Temperature/cambodia/cambodia.htm 物価 http //asia-price.com/cambodia/ この地域@Wikipedia 関連スレ 関連ページ一覧 海外一般 ●関連ページ一覧はこちら! アジア イスラエル、ユダヤ系 イスラム系 オセアニア ヨーロッパ 北欧 北米 南米>ブラジル 東欧 この地域の関連ページ このページのもくじ 情報女 いろいろ 情報 女 画像検索 https //www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%80%80%E5%A5%B3 oe=utf-8 aq=t rls=org.mozilla ja official hl=ja client=firefox-a um=1 ie=UTF-8 tbm=isch source=og sa=N tab=wi ei=rqsoUM78Au-ViQfHiYDwBw biw=1024 bih=615 sei=sKsoUM_9DuqRiQfC2IDwCA いろいろ カンボジア | 国際結婚ブログリンク集! http //kokusaikekkon.jp/asia/cambodia.html 2010年08月15日 カンボジア人との国際結婚① http //fanblogs.jp/thavongmitsuko/archive/3/0 海外生活ブログ 人気ランキング カンボジア情報 http //overseas.blogmura.com/cambodia/ 【ベトナム・カンボジア】東南アジア女性と国際結婚【フィリピン・タイ】 http //logsoku.com/thread/hato.2ch.net/news/1296986123/
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2010年11月14日 「海外ミステリ」、または「翻訳ミステリ」と聞くと、多くの人はアメリカやイギリスなどの英語圏の推理小説や推理作家名を思い浮かべるだろう。あるいは、ポール・アルテなどのフランスの推理作家、『ミレニアム』のスティーグ・ラーソンなどのスウェーデンの推理作家を思い浮かべる人もいるかもしれない。日本語に由来する特異な筆名を持つボリス・アクーニンなどのロシアの推理作家を知っている人もいるだろう。いずれにしろ、日本で「海外ミステリ/翻訳ミステリ」と言えば、通常は欧米のミステリを指す(指していた)と言ってしまってもそんなに差し支えはないと思われる。(この場合の「米」は「北米」の意味である) 翻訳数から考えれば、「翻訳ミステリ」≒「欧米のミステリ」という傾向自体は今後も変わらないだろうが、近年は欧米以外の推理小説の紹介も少しずつなされるようになってきている。昨年(2009年)末刊行の原書房『2010 本格ミステリ・ベスト10』に収録されている「「海外本格」座談会」(参加:川井賢二、佳多山大地、横井司)は、副題が「長編ミステリの曙からアジア・南米の異色〈新本格〉まで」となっており、アルゼンチンの推理小説として、日本の新本格を彷彿とさせるというギジェルモ・マルティネスの『ルシアナ・Bの緩慢なる死』と、パブロ・デ・サンティスの『世界名探偵倶楽部』が話題にのぼっている。そしてその座談会でも取り上げられている、アジアの推理小説を日本に紹介する叢書として講談社が刊行を始めた叢書が、このページで紹介する〈アジア本格リーグ〉である。2009年9月に刊行が開始され、下記の6作品が紹介された。アジアの推理小説は今までほとんど邦訳がなされていなかったので、非常に画期的な叢書だと言えるだろう。 アジア本格リーグ 作家一覧 地域 筆名 性別 生年 創作に使用する言語 1 台湾 藍霄 (ランシャウ) 男性 1967年 - 中国語 2 タイ チャッタワーラック 男性 ? タイ語 3 韓国 李垠 (イウン) 男性 ? 韓国語 4 中国 水天一色 (すいてんいっしき) 女性 1981年 - 中国語 5 インドネシア S・マラ・Gd (エス・マラ・ゲーデー) 女性 ? インドネシア語 6 インド カルパナ・スワミナタン 女性 1956年 - 英語 アジア本格リーグ (2009年9月 - 2010年6月、全6巻) ※奥付けの表記は「アジア本格リーグ」、表紙や背表紙では「島田荘司選アジア本格リーグ」 発行 講談社 装幀 坂野公一 (welle design) 編集協力 藤原編集室 サイズ 四六判ソフトカバー 2010年、第10回本格ミステリ大賞 評論・研究部門 候補 (出版企画に対して) 候補作選定経過: 「本格ミステリ作家クラブ通信」第38号 2010.03.01 受賞作決定: 2010年度 第10回本格ミステリ大賞 結果 - 評論・研究部門は、谷口基『戦前戦後異端文学論』(新典社)が受賞した。 1 台湾 『アジア本格リーグ1 錯誤配置』 2009年9月10日 第1刷発行 藍霄(ランシャウ、男性、1967年 - ) 玉田誠 訳 316ページ ISBN:978-4-06-215759-9 定価:1800円(税別) 巻末解説:玉田誠「台湾の本格ミステリー事情」pp.307-315 原書:藍霄 『錯置體 Mislocation The Tapeworm Murder Case』 出版社:大塊文化、出版日:2004年8月1日 (原題の日本の漢字での表記:『錯置体』) 言語:中国語(繁体字) ISBN:978-986-760-063-9 推薦文:黄鈞浩(黃鈞浩)(→ネット書店の『錯置體』のページで読むことができる) 巻末解説:傅博(島崎博) 神経外科医の秦(チン)博士が探偵役を務める秦博士シリーズの長編1作目。台湾ではほかに長編2作目『光與影 A Maze Murder Case(光と影)』(ネット書店リンク)、長編3作目『天人菊殺人事件』(ネット書店リンク)が刊行されている。 現在、藍霄の作品の邦訳は『錯誤配置』のみ。 2 タイ 『アジア本格リーグ2 二つの時計の謎』 2009年9月10日 第1刷発行 チャッタワーラック(男性、生年非公開) 宇戸清治 訳 286ページ ISBN:978-4-06-215760-5 定価:1700円(税別) 巻末解説:宇戸清治「タイ・ミステリーの過去と現在」pp.275-283 原題英文表記:"The Time for Dead" (講談社版奥付けより) 原書:จัตวาลักษณ์ 『กาลมรณะ Nanmeebooks Award C M Collection』 出版社:Nanmeebooks、出版年:2007年 (原題直訳:『死亡推定時刻』、原題発音『カーン・モーラナ』) 言語:タイ語 ISBN:9789748478135 その他リンク ナンミー・ブックス 著者紹介 ナンミー・ブックス 『二つの時計の謎』関連記事 - 日本語訳の刊行が決まったことを伝える記事 タイのネット書店 Googleブックス 『二つの時計の謎』は、それ以前に詩や短編小説などを本名で発表していた著者の初の書き下ろし長編作品。この作品でナンミー・ブックス出版社ミステリー大賞を受賞した。 現在、チャッタワーラックの作品の邦訳は『二つの時計の謎』のみ。 3 韓国 『アジア本格リーグ3 美術館の鼠』 2009年11月20日 第1刷発行 李垠(イウン、男性、生年非公開) きむふな 訳 238ページ ISBN:978-4-06-215900-5 定価:1600円(税別) 巻末解説:米津篤八「韓国ミステリー百年の現在」pp.231-237 原書:이은(李銀) 『미술관의 쥐』 出版社:위즈덤하우스(Wisdomhouse)、出版日:2007年10月12日 (原題の漢字ハングル混じり表記:『美術館의 쥐』) 言語:韓国語 ISBN:978-89-5913-265-2 その他リンク 韓国のネット書店アラジン 著者の長編3作目。なお、ペンネームの李垠という漢字表記は『수상한 미술관(不思議な美術館)』(2009年11月)(ネット書店リンク)から使用しており、それ以前は李銀という表記だった。 現在、李垠の作品の邦訳は『美術館の鼠』のみ。 4 中国 『アジア本格リーグ4 蝶の夢 乱神館記』 2009年11月20日 第1刷発行 水天一色(すいてんいっしき、女性、1981年 - ) ※奥付けでは「すいてんいっしき」、解説や著者紹介では「シュイティエンイースー」 大澤理子 訳 396ページ ISBN:978-4-06-215901-2 定価:2200円(税別) 巻末解説:池田智恵「発展途上の中国ミステリー」pp.383-394 原書:水天一色 『乱神馆记系列之蝶梦』 出版社:内蒙古人民出版社、出版年:2006年 (原題の日本の漢字での表記:『乱神館記系列之蝶夢』) 言語:中国語(簡体字) ISBN:9787204088256 その他リンク(中国のミステリ雑誌『歳月・推理』『推理世界』公式サイトより) 《乱神館記之蝶夢》已由日本講談社出版!(2009-12-24) - 『蝶夢』が日本で刊行されたことを伝える記事。 蝶夢——水天一色訪談(2010-2-25) - 中国のミステリ雑誌『歳月・推理』2010年3号に掲載された水天一色インタビュー 乱神館記シリーズの1作目。水天一色の最初の長編作品でもある。陰陽道に通じ、鬼神をも操ると噂される女性・離春(リーチュン)を探偵役とするシリーズ。乱神館というのは、彼女の暮らす館のことである。2010年11月現在、2作目は執筆されていない。 ほかの著書に、学生探偵・杜落寒(ドゥールオハン)が活躍する「杜公子シリーズ」の長編『校園惨劇(学校の惨劇)』、『盲人与狗(盲人と犬)』がある。 現在、水天一色の作品の邦訳は『蝶の夢』のみ。 5 インドネシア 『アジア本格リーグ5 殺意の架け橋』 2010年3月10日 第1刷発行 S・マラ・Gd(エス・マラ・ゲーデー、女性、生年非公開) 柏村彰夫 訳 (柏村彰夫、岩田真由子、森山幹弘 共訳、訳文調整:柏村彰夫) 396ページ ISBN:978-4-06-215943-2 定価:2200円(税別) 巻末解説:柏村彰夫「インドネシアの推理小説」pp.387-395 原書:S. Mara Gd "Misteri Rubrik Kontak Hati" 出版社:Gramedia Pustaka Utama、出版年:1993年 (原題直訳:『心のコンタクト欄の謎』、『殺意の架け橋』というタイトルは島田荘司の発案による) 言語:インドネシア語 ISBN:978-979-22-2679-9 その他リンク インドネシアのネット書店 Googleブックス コサシ警察大尉(警部)と、元泥棒の刑事ゴザリのシリーズ、20作目。コサシとゴザリシリーズは、著者のデビュー作『消えた光の謎』(1985)から『妨げられたメロディの謎』(2008)まで30長編が刊行されている。 解説では特に触れられていないが、筆名の由来はおそらく宝石の「エメラルド」を意味する"Smaragd"(ドイツ語)。 現在、S・マラ・Gdの作品の邦訳は『殺意の架け橋』のみ。 6 インド 『アジア本格リーグ6 第三面の殺人』 2010年6月23日 第1刷発行 カルパナ・スワミナタン(女性、1956年 - ) 波多野健 訳 364ページ ISBN:978-4-06-215942-5 定価:2200円(税別) 巻末解説:波多野健「インドの本格ミステリーの歴史と現在」pp.351-362 原書:Kalpana Swaminathan "The Page 3 Murders" 出版社:Roli Books、出版年月:2006年2月 言語:英語 ISBN:978-8186939192 その他リンク Amazon.co.jp "The Page 3 Murders" 元刑事の女性ラッリが探偵役を務めるシリーズの一作。この作品以前にシリーズ最初の著書として短編集"Cryptic death and other stories"(謎めいた死)(Googleブックスリンク)が刊行されており、『第三面の殺人』はシリーズ初の長編作品。シリーズ2作目の長編"The Gardener's Song"(園丁の歌)も刊行されている。 現在、カルパナ・スワミナタンの作品の邦訳は『第三面の殺人』のみ。 関連文献 「各国から届いた挑戦状! 日本発・本格ミステリー、アジアからの逆襲」講談社文芸X出版部 蓬田勝(『本格ミステリー・ワールド2010』南雲堂、2009年12月、pp.31-32) 「「アジア本格リーグ」とは」(『ジャーロ』No.40、2010年11月、pp.102-103) リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート2009-10-02 講談社今月の新刊 - 『錯誤配置』、『二つの時計の謎』の紹介 2009-11-22 講談社 11月の新刊 - 『美術館の鼠』、『蝶の夢』の紹介 2010-03-18 講談社 3月の新刊 - 『殺意の架け橋』の紹介 2010-01-26 円堂都司昭の読んだアジア・ミステリー5作 - 円堂都司昭氏による、アジア本格リーグ1~4と『コリアン・ミステリ 韓国推理小説傑作選』の書評。