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422 名前: ニック ◆2HZJtGjN8E [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 00 37 44 ID LhA2TxGi 【毎日が】滝川中学校高等学校Ⅸ【夏休み】 http //p2.chbox.jp/read.php?host=school7.2ch.net bbs=ojyuken key=1154316132 ls=all (2006/07/31(月) 12 22 12~2007/07/04(水) 17 52 28) ●リーク1(ID JTGIgR4H0)…自称隣のクラス、1年の頃からを強調、死亡時刻をミス ●リーク2(ID rqLXtn5A0)…リーク1を「知ったか」と批判 ●リーク3(ID w880ryE2O 、ID w0RuaV040、ID rqLXtn5A0、ID RDWxsH2F0) …イジメの事を知ってるのは同じクラスだけ …被害者は自殺するような奴じゃなかった、明るかった …悪ふざけでおちょくってるレベルとしか受け取っていなかったのでは? …でも、イジメに気づくチャンスはあったと思う …とても明るくて尊敬していた(中学時代の後輩より) ●リーク4(ID etiIq5VbO)…Hの苗字リーク ●リーク5(ID vKYRhWio0) 961番 当日、自殺の直後から生徒の書き込みが増えていく。 20時頃には早くもHの名前がリーク。 被害者のことを知ってるという書き込みも多数あり(リーク3)。 独自に情報を集めて事実関係をまとめて報告する生徒も。 教師や保護者とおぼしき大人の書き込みも散見する。いずれも、大勢が見ている掲示板で不用意な書き込みは控えるよう呼びかけている。 423 名前: ニック ◆2HZJtGjN8E [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 01 00 17 ID LhA2TxGi 【至誠】滝川中学校高等学校X【一貫】 http //p2.chbox.jp/read.php?host=school7.2ch.net bbs=ojyuken key=1183523802 ls=all (07/04(水) 13 36 42~2007/09/18(火) 08 25 40) 1)ID S2mfqmWh0(前スレID vKYRhWio0) … 学校批判、改善策提案、加害者擁護 2)ID 7uLWE14KO … 被害者から遺書&自殺未遂を聞いていた、カコイ批判 3)ID GKMoj7gIO … イジめた奴たくさんいすぎ、野球部・アメフトのかつあげが原因 4)ID R6SRmJgs0 … アーチェリー顧問の不正行為 5)ID 0f4zH97CO … アーチェリー顧問と過去の窃盗事件、不老・小黒は辞めるべき 6)ID TsyASfyWO … カコイを擁護 7)ID U47BtQtXO … 被害者の人権・尊厳があるので詳しく言えない、学校批判 8)ID OSNtQKrqO … いじめたのは、チキン(H)?K? 9)ID 1T0a+sgKO … カツアゲに近い事、出会い系を狡猾に使った事をリーク、被害者の尊厳守る 10)ID Ci9f+1ofO … アメフト野球の3年、主犯はQB?とリーク、自分は何も出来なかったと強調 11)ID 3Lh7j54Q0 … 檄文まいた勇者、出会い系を使っていじる遊びがはやってたとリーク 12)ID UX5bx1NqO … K? 13)ID UX8cRW2p0 … 「視野瀬間」(←文体に注目) 424 名前: ニック ◆2HZJtGjN8E [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 01 01 29 ID LhA2TxGi 14)ID ug4/evZD0 … 窃盗してないのに冤罪で退学した者がいた、首謀者はBとHとリーク 15)ID ot2ubQhsO … 誰が加害者かみんな知ってる。放っといてくれ 16)ID L3aP6ioWO … 2レス、出会い系は被害者みずからやってた、直接原因は恐喝と強調 17)ID SlX47nEpO =ID CimPPgLfO … 中学時代の塾友、人気者だった、被害者のイニシャル 18)ID N/IOMaMf0 … 加害者は名乗り出ろと警告、首謀者はBとHとリーク 19)ID rByDUp1t0=ID mHmL4hAc0=ID OsXSbm6P0 … 教師の不倫、高1のH先生K先生) 20)ID RPPQbU+NO … Tって喧嘩強い? (9/15) 21)ID 5AgMn0Vj0 … ケーキ屋の元になるガセリストをリーク(9/17) 22)ID fzgOT8Jd0(「安藤」)=ID 66oZ9EAV0 … まっつんは関係ない 23)ID QmIKzdGd0 … ガセリストリーク、海外買い付けに行く常務の息子が見せびらかし 24)ID cZA5bSFjO … アーチェリー、自称卒業生、過去の窃盗もみ消しの話、学校・校長擁護 25)ID +O+0mGda0 … 犯人=ホモを示唆 26)ID o7zzFRCs0 … (しゃべった奴殺す) 425 名前: ニック ◆2HZJtGjN8E [sage] 投稿日: 2007/11/26(月) 01 15 16 ID LhA2TxGi 夜を徹して、在校生の書き込みが集中。 「フットサル」というキーワードは最後まで出てこなくて、生徒も教師も個人名が出始める。 過去の窃盗冤罪事件や、アーチェリー顧問の不正行為の話題も出る。 13番の文体、後の漢字君を思わせるような書き込み。 11番ではじめて「出会い系を狡猾に使ったイジメがあった」とリーク。 ところが16番で「出会い系は被害者みずからやってた」とのリーク。 スレの勢いは7月いっぱいでおさまり、8月~9月までは関係する話題はない。 が、9/15にいきなり、野球部エースの名前。 9/17のH逮捕後に「ケーキ屋ガセリスト」登場。 その4分後、22番「まっつんは関係ない」。後の「安藤」か? 23番が執拗にガセリストを貼り続ける。 これに対して、「安藤」がまた「まっつんは関係ない」と抗議。 最後に「しゃべった奴ころす」だが、何をしゃべったのか不明。
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復讐者と悪魔の出会い ◆5xPP7aGpCE 私は全ての悪魔超人を統べる者、人呼んでキングオブデビル、悪魔将軍。 正義超人どもを葬り去ろうとしていた矢先に、突如正体の解らぬ主催者二人が開催する殺し合いに招待されてしまった。 あえて名付ければハンデ付ミステリアスマッチと呼ぶぺきか、未知の相手と支給品、そして不自然な会場が用意されていた。 しかし私がその謎を一つ一つ暴いてやろう。 それにただ優勝を目指すのも面白くない、新人の発掘と育成も将としての務め。 早くも二人の候補者を見つけたが、一人は未だにご機嫌斜めらしい。 「いい加減機嫌を直したらどうだ、ノーヴェ」 「んだとっ! あんな残酷なもん見せられて平気でいられっかよ!」 外見は年頃の少女、しかし機械の肉体を持つ機械超人ノーヴェだ。 警察と敵対する毎日を送っていると言っていたが、この甘さときたらどういう事だ。 参加者の女一人を負かして敗者に相応しい扱いをしてやっただけではないか。 「残酷か。私は牛や鶏を食べんが、お前達は数え切れぬ程殺した上で誰も気にしておらん様だが?」 「うっせぇ! 人間を家畜と一緒にすんじゃねぇ!」 私にとって正義超人やただの人間は家畜と何ら変わりは無い。 それに超人同士の戦いに死はごく当然の出来事に過ぎん。 悪魔超人ですらないラーメンマンすら相手を殺しただけで飽き足らずその場で食しているというのに。 しかも全国放送の最中にだぞ。 「私にとっては同じだ。他者の命を利用している事に変わりはあるか?」 「……ふん、あんたは口も上手いんだな」 反論に困ったのかノーヴェは話題を変えて話を打ち切った。 生まれたての小娘だけあって扱うのは実に容易い、積み重ねた物が無いのだからな。 そして私がそれを与えてやろうというのだ。 「リングでお前が学ばねばならん事はまだまだ多い、私も熱意を持って教えてやろう」 「受けてやるよっ! そしてあんたを倒せるぐらいには強くなる!」 拗ねてはいるが、その心意気や十分だ。 だがそこまでの気概を持つのならばその甘さを捨てねば強くなれん。 悪魔超人としての心意気も力を入れて教えねばならんな。 その為には南部の探索を遅らせる程度安いもの。 もう一人の新人、エスパー超人古泉が戻ってくるのも楽しみだ。 二人が立派な悪魔超人に仕上がった暁には私がタッグ名を付けてやろう。 『デビルボーイ&マシンガールズ』などはどうだろうか? ※ ※ ※ そんな訳であたしと将軍は森の中を歩いていたんだ。 何言っても言い負かされて不機嫌なあたしが上を向いたら見覚えのあるでかいカブト虫が空を飛んでいた。 放送で呼ばれなかったからわかってたけど、やっぱり生きていやがった! 「ゼクトール! もう飛べる迄に回復してやがったのか!」 「ほう、あ奴がお前と古泉が戦ったという昆虫の超人か」 あたしと同時に将軍も奴に気付いた。 ゼクトールの奴はどうやらこっちに気付いてないらしくだんだんあたし達から遠ざかっていく。 蹴っ飛ばしてやりたかったけど、ガイバー無しの今のあたしじゃ勝ち目無いって解ってるから仕方ない。 そのまま見送っていると突然将軍が腕の剣を出した。 何を、思っていたらその剣を日光の中に突き出して何度も光らせた。 これって合図を送ってんのか? あたしに一言ぐらい相談しろ! 「何してんだよ! 気付かれちまうじゃないか、まさか……」 「そのまさかだ、お前から話を聞いて奴に興味が湧いたのでな。接触する価値はそれなりに有る」 おいっ! そんな簡単に決めていいのかよ! そもそも将軍は本当に解ってんのか? あいつの実力を。 「いっとくけどあいつは強いぜ? あたしが一度勝ったといっても本当に危なかったんだからな!」 将軍を心配する訳じゃないけどあたしそっちのけで戦われても困る。 あたしは強くなりたいし、その為にいろいろ教えてもらう予定だからだ。 「心配するな、お前から聞いた奴の話が本当ならまず戦う事は無い」 「……本当かよ?」 半信半疑の眼差しで将軍を見た。何を根拠にそんな事言えるんだ? 見れば奴が光に気付いたらしく真っ直ぐこっちの方に降りてくる。 こうなっちまったらもう逃げやれやしない。 あたしは将軍の背中に回った後、いつでも戦えるよう覚悟を決めた。 ※ ※ ※ 同時刻、上空。 (今度こそモールを目指すか……ん? あの光は?) 参加者をなかなか見付けられず、当初の予定地に向かおうと進路を戻したネオ・ゼクトールだったが、 突然視界の隅にチカッ、チカッと点滅を繰り返す光が写った。 少し速度を落として様子を見る。 攻撃ではない、森の中から誰かが光を反射させている。 まるで遭難者の救難信号。 繰り返し光っては消えるそれを見て、ゼクトールは興味を惹かれた。 (弱者だとしたら……願っても無い! 強者の挑戦だとしてもどうやら飛べぬ様子、戦いを避けるのは容易いか……) 素早く対応を検討した結果、接触するだけの価値は有ると判断してモール行きを中断する。 それでも尚、慎重に周囲を旋回して隠れ潜む気配が無いか確かめた後に地に降りた。 「先程の光はお前の仕業か! そしてお前も居るとはなノーヴェ」 そこに居たのは二人、残念な事に俺が求めていた弱者では無かった。 一人は知った顔、もう一人は初めて見る顔。 ノーヴェ、かっての仲間だが決別し今や敵対関係に有る少女。 片方は……一見して明らかにノーヴェより立場も実力も上と知れる男。 腕から鋭利なブレードが伸びている、どうやら先程の光の信号は奴が発していたらしい。 全身から滲み出るオーラとその貫禄。 間違いない、奴は手強い。 強者と無理に戦うつもりは無い、奴の意図を確かめねばならん。 危険と判断したらすぐにでも去らせてもうおう。 「俺はネオ・ゼクトール! わざわざ俺に居場所を教えた訳を聞こうか!」 「私は悪魔将軍だ、知っていると思うが後ろはノーヴェ。心配せずともこの場は戦う気は無い」 「ゼクトールっ! あたしから奪った荷物を返しやがれっ!」 最後の声は互いに無視して二人の強者は相対した。 距離は10メートル程離れているがどちらにとっても無いも同然の距離。 その気があれば刹那の間に詰められる。 緊張感が森を満たし、世界から音が消える。 まるで両者の間の空間が歪んだ様な錯覚すら起きる。 少女もあまりの雰囲気に飲まれてもはや口を挟めない。 「……本当の様だな、俺としても今戦う気にはなれん」 「話が判るな。お前の事情はノーヴェから聞いている、『アプトム』とやらへの復讐が目的だそうだな」 しかし突如張り詰めた空気が緩む。 自らの実力を図らせつつ動こうとしない悪魔将軍に、ゼクトールが警戒を緩めたのだ。 無論、それを狙った悪魔将軍の策という可能性も彼の頭にはあった。 (ミサイルを見せても動かんとは……そうまでして態度を示されたら信じぬ訳にもいくまい) 万が一に備え、何時でもミサイルやバイオブラスターを放てる体勢は整えていた。 それでも先手を打とうとしない悪魔将軍の姿に、ゼクトールは腹を割って話すべき相手と判断したのだ。 (更に話題がアプトムの事となれば俺としても話さんわけにもいかん) 最低限の警戒はしつつ、復讐者は悪魔との対話を決意する。 その事に表情無き悪魔の頭部が満足げに頷いた。 ここに、ノーヴェも交えて三者会談が開かれる事になった。 ※ ※ ※ 「ほう、ノーヴェの後で出会ったのはあのMONONOKEだけとはな。貴様、真面目に復讐する気はあるのか?」 正義超人どもの情報が得られる可能性に過大な期待していなかったが、その他大勢の参加者とすら会っていないとはその羽は飾りか? この男、実力は相当なものだが人探しについてはそうでもないようだ。 人には得意不得意があるものだがこれ程とは度が過ぎるな。 「……言うな、俺も要領と運の悪さに嘆いていたところだ」 「ふん、あたしを裏切った罰が当たったんじゃねえか?」 反論する気さえ無いか。 ノーヴェもいい気味だと言いたげな態度だ。 罰など私は信じないが、手を切ったのが判断ミスだったのは間違いないな。 ならば私が導いてやれば良いだけの事。 人の多い方向へ誘導し、殺し合いの活発化を図るのも奴を呼び寄せた目的の一つだ。 それに『アプトム』とやらについて情報を得たいという理由もそこには含まれている。 こやつ程の強者が狙う相手となれば、実力は劣ったとしてもやはり相当な強者に違いない筈。 事前に情報を得ておいて何ら損は無い。 「そのアプトムとやらについてもっと詳しく話してみろ、そやつを探す手掛かりになるかもしれん」 「そうだな、人間態の時は顔に目立つ傷がある男だが……獣化すれば今の俺に似た黒い甲殻を持つ姿に変わる」 指を顔に当てて傷の特徴を示しながらゼクトールが語る。 私はすぐ気付いた、闇夜ではあったがそれ程目立つ特徴ならば間違える事は無い。 だが……下せんな。 「念の為に聞くが、そやつはもっと様々な獣に姿を変える事が出来るか?」 あの時の男は三度その姿を獣や怪人に変えた。 傷だけで判断するのは早計、しかし特徴が二つ重なれば参加者数からして人違いの可能性は消える。 「無論だ、更に言えば分裂して別々に行動するという芸当さえこなす。俺の仲間もそれでやられた」 「おい! まさかそれって!」 裏付けの言葉とほぼ同時に確かめる様な声が私に浴びせられる。 『様々な獣に姿を変える男に出会った』、ノーヴェは湖畔で私が言った事を覚えていたようだな。 ゼクトールもノーヴェの態度に手掛かりの臭いを掴んだ様だ、私に言葉を促している。 しかし結論を出すのはまだ早い。 「二人共結論を急ぐな。ゼクトール、そやつの実力はどの程度だ?」 アプトムはゼクトールにとって『仲間の仇』、ノーヴェを通してそう聞いている。 こやつの仲間となればやはり相当の実力者だろう、アプトムとやらの実力もそれで知れる。 最も、ミートの様な『力無き仲間』の可能性もあるがな。 「この姿になってから戦っていないが……超獣化兵でも相手になる奴は居ないだろう。恐らくは俺一人、後は獣神将ぐらいのものだろうな」 「相当な実力者って訳かよ! まだそんな化け物がいんのか!」 ……ふむ、どう考えるべきか 奴の実力はゼクトールにとっても侮れぬ程らしい。 だが、私が出会った相手は―――『弱い』 「加えて奴には恐るべき特徴がある、接触した相手の細胞を捕食融合してその外見や能力を取り込む。俺の姿と似ているのも以前に脚を奪われたからだ」 「そいつはかなりヤバいんじゃないか? 知り合いと思って近づいたら化け物なんてメチャクチャだろ!」 ノーヴェは言うがそこまでの心配は無用だろう。 私のスネークボディが使えないのと同様に強力な能力についてはハンディの対象となっている可能性が高い。 それに制限されていなかったとしても生物以外―――私のような存在は取り込めんやもしれん。 「こんなところだ、そろそろお前が何を知っているのか教えてもらいたい」 どうやら奴の特徴はこれで終わりか。 言葉を発しない私をゼクトール、ノーヴェ共揃って注目している。 いい加減結論を聞きたがっている事だ、そろそろ私の考えを話さねばならんな。 「ゼクトールよ、私は恐らく奴と出会っている筈だ。しかもこの手で投げ飛ばしているが……奴の実力がお前に匹敵するとはお世辞でも言えんぞ?」 そう前置きした上で開始直後、顔に傷が有り次々と獣の姿に変身する男を市街地へと追いやった事を私は語った。 途端、ゼクトールも身を乗り出すように話に耳を傾ける。 私の結論、それは最初に会ったあの男がアプトムで間違いは無い。 そして私が一度手合わせした相手の実力を見誤る事は絶対に無い、怪我や体調といった要因と関係無しに奴は『弱い』 だがゼクトールも嘘を言ってはいない、この認識の差はどういう事だ? 「感謝するぞ! 悪魔よ! 奴では無かったとしてもそれだけ特徴が一致した相手なら探す価値はある!」 あの時の男は怯えて逃げた、その部分を語った時にゼクトールも何らかの疑問を感じていたようだが他の材料が揃いすぎている。 いずれにせよ直接二人が顔を合わせれば探している本人であるかははっきりするだろう。 しかし話の中座は感心せんな。 「慌てるな! 奴がまだ市街地に居るとしてもお前の今までの探し方を聞く限り簡単にいくとは思えんが?」 「それに話だけ聞いてすぐサイナラってふざけてんのか! あたしの荷物はどうなるんだよっ!」 すぐさま飛び出そうと羽を広げた奴を直前に止める。 ノーヴェも何やら喚いているようだな、私もゼクトールも全く意に介しては無いが。 ふむ、これが馬耳東風というものか。 馬の耳に念仏という言い方もあるな。 「策はある! 三人を殺せば『褒美』で奴の行動が知れる! 市街地なら弱者を見付けるのも簡単だろう!」 飛んでいた理由もそれだろうが、そこまでは誰もが思いつく。 問題はそれを私に最大限都合の良い結果をもたらすよう結びつける事だ。 会談の目的はまだ半分、もう少し付き合ってもらわねば困る。 「具体的にどう行動するか話してみろ、それだけでは行き当たりばったりにしか聞こえんぞ?」 『褒美』目当てでかつ、私やノーヴェと戦わないという事は確実に勝てる相手を選ぶつもりと知れる。 弱者を何人殺そうが私にとってはどうでも良いが、こやつの要領の悪さを見ていると任せてはおけん。 「まずは……服を探す、この姿のままではいかにも見た目が悪いからな」 「へえ、あんた人間の姿にもなれんのか! ずっとその姿で暮らしてるのかと思ったよ!」 聞いてみたのは正解だったな、そんな悠長なやり方ではとても成果を期待できん。 更に言えば市街地に投げ込む火種は大きければ大きい程良い。 その騒ぎを正義超人どもが黙って見ている筈が無い、そこが私の狙い目だ。 尚、判っているとおもうが横からの声は互いに無視を決め込んだ。 ※ ※ ※ 「ゼクトールよ、服を探す必要など何処にある。むしろその姿のままで居る方がアプトムとらやと出会えるのではないのか?」 悪魔将軍から放たれたこの言葉に俺は戸惑った。 無用な争いは避け、慎重に行動すべきだと決めたばかりだ。何故警戒されても仕方ない姿で行動する理由がある? 「どういう事だ、この姿のままではとても人に話を聞いてもらえるとも思えんが?」 「だろうなあ、フツー見た目で避けるよ 危ない奴だってさ」 ノーヴェが俺を指差しながらそんな事を言い放つ。 本人の気持ちは知れているが一応援護射撃と受け取っておこう。 「簡単な事だ、お前の姿を見て逃げ出す参加者は弱者と知れる。話を聞く必要は無い、『褒美』の為に役立てればよい」 成る程、確かに『褒美』があればアプトムの手掛かりには十分だ。 しかし強者に危険視されるリスクも大きいのではないか? 「弱者ばかりとは限らないだろう、お前の様な強者と出会った場合はどうするのだ?」 「その羽は飾りか? 空を飛べば距離を取る程度は容易い筈だ」 即断された。 事実俺の他に空を飛んでいたのはあのカナブンのみ、筋は通っている。 「逆にお前が現れる事でガイバーが引き寄せられ、アプトムも釣られて来るかもしれんではないか」 「……確かに可能性はあるな」 アプトムが俺を捕食しようと出てくるかもしれんし、深町晶は近くに居れば確実に姿を現すだろう。 この悪魔将軍という男、どうやらかなりの切れ者らしい。 利用されると判っている道に俺を進ませるとはな。 「それでお前は無傷のまま俺に参加者を減らさせようという魂胆か? さすがに俺でも道化扱いされるのは癪に障るのだがな!」 実際に戦う気は無いが、ここまで堂々と俺を利用したいと言い放つのは我慢がならん。 俺の意思を見せ付ける為、全てのバイオブラスター発射器官を露わにして眼前の男に狙いを定めた。 「フフフフ、焦るなゼクトール。私がお前に求めているのはここから先だ」 「何だと! どういう事だ!」 俺の怒りを余裕の態度で受け流し男は先を続ける。 まるで動じぬこの様子、どうやら俺に戦う気が無いのを完全に見切っているという事か。 「お前と同様、私にもどうしてもこの手で倒したい相手が存在している。キン肉スグル、ウォーズマンといった正義超人どもだ。 高町なのは、という魔法使いにも興味がある。いずれも実力者だが出会ったら戦わずとも良い、私の事を伝えて欲しい。18時頃まで湖のリングに居るとな」 この男、俺と違い強者との戦いが目的か! しかも言い方からして相当の因縁があるらしいな、殺気が滲み出ているぞ。 「成る程……その正義超人連中や高町なのはが俺を危険視したとしてもお前の名を出せば矛先が逸れる、という訳か」 その通りだ、と言う様に悪魔将軍は無言で頷いた。 俺がアプトムと弱者狙い、奴が正義超人と強者狙いだとしたら確かに怒る理由は無い、バイオブラスター発射器官を収納する。 一人相撲をした俺の方が短気過ぎたという訳か、悔しいが実力や知恵だけでなく格もこの男には有る。 ではその正義超人となのはについての情報を聞いておくとしよう 実際に会えるかどうかは別としても強者の情報は俺も知っておきたいからな。 「……以上がキン肉スグルの特徴だ、ウォーズマンは全身黒ずくめでベアクローという鉄の爪を使う。キン肉万太郎とやらは会った事が無いので何も言えんな」 以上で悪魔将軍による正義超人の特徴説明は終わりだ。 ブタ鼻でトサカ付きのマスク姿に、全身黒ずくめの男か……俺も人の事は言えんが超人とやらのセンスも判らん。 まあ、それだけの特徴があれば遠目でも判別は可能だろう。 その時、俺に向かって奴から何かが投げ付けられた。 「念の為それを持っていくがいい。正義超人どもに見せれば必ず反応が有る筈だ」 受け取ったそれを見れば黄金に輝くマスクと説明書。 判別の手助けにしろ、という事か。この男の執念が知れるな。 説明書がある事からして只の装飾品や防具では無い様子、後で調べてみるとしよう。 「高町なのはについてはあたしが話すよ。茶髪で、髪型がツインテールの若い女だ。年は……あたしより3~4歳上って感じに見えると思う」 次はノーヴェが身振り手振りを交えてなのはの背の高さや髪型などを俺に説明する。 とはいっても女の特徴など俺にはよく判らん、背格好や年の程で判断するしかないか。 「なのはに会ったらフェイトを殺したのは私だと伝えろ、死体はE-05の廃屋近くにあるだろうともな」 「それとヴィヴィオってガキに会っても殺すんじゃねえぞ! あたしが捕まえんだからな!」 不適な態度で悪魔将軍は俺に伝言を言付けた。 楽しみにしているぞ、と言いたげな声だ。 このバトルマニアめ! しかし不思議と嫌いにはなれん、俺の周りには似たような奴が多かったからな。 そんな事と思っていたら腕に何か違和感を感じた。 リスでも乗っているのかと思えばノーヴェの奴が俺をぽかぽか叩いている。 「だからあたしの荷物を返せって言ってんだろ! このっ! このっ!」 叩くのを諦めたと思ったら次はティバックを引っ張られるがその程度の力で俺から奪う事など出来ん。 どうしたものかと思ったが、保護者役の男から俺とノーヴェに声が掛けられた。 「ノーヴェよ、無駄な事は止めておけ。お前程度が何をしようがこの男は動かんだろう」 「うっさい! これは元々あたしの荷物なんだからなっ!」 それでもバッグから手を離そうとしないノーヴェに俺と将軍は顔を見合わせる。 振り解くのは容易いが、これ以上の関係悪化は避けたいところだな。 さて、どうするか。 「……ゼクトール、ノーヴェの荷物は返してやれ。私としてもあまりヘソを曲げられると特訓に支障が出る」 それが一番か。 将軍の頼みという形ならば俺としても格好は付く。 バッグから腕の力を緩めるといきなり離されたノーヴェがどてん、と尻餅を付く。 股が広がり、年頃の少女とは思えぬ格好になるが俺も将軍も興味は無い。 「バカ野郎急に離すなっ! ケツを打ったじゃねぇか!」 尻をさすりながらノーヴェが立ち上がる。 そのまま今度は渡さないとばかりバッグを胸に抱え込んでしまった。 「これでお互い遺恨は無いな? 勝負も既に付いている筈だノーヴェ」 将軍が俺をノーヴェを交互に見た後、ノーヴェだけに言い聞かせる様に宣言する。 俺としても負けたままというのは気分が悪いが今はアプトムの事だけが大事、これで敵対関係が終わるのなら問題は無い。 見ればノーヴェも将軍に面と向かって言われると渋々納得するしかないようだな。 それでも俺を睨んでいるあたり、怒りは収まらないってとこか。 「強くなったらぶっとばしてやる!」 その時に俺が生きていたらな。 とにかくこれでアプトムの行方や強者の情報も知れた、後は北へ向かうだけか。 俺がそろそろ出発しようと思っていたその時、またしても飛び立つ事を許されず引き止める声が掛かる。 「待てゼクトール、まだ大事な話が残っている」 どうやら将軍はまだ俺に何かをさせたいらしいな。 だがアプトムについての話も、将軍が探したい参加者の話も既に終わっている。 なら、大事な話とは何だ? 時系列順で読む Back 不屈の心は… Next 空気少女ノーヴェと導く悪魔 投下順で読む Back 残酷な『彼女』のテーゼ Next 空気少女ノーヴェと導く悪魔 彼の心乱せ魔将 悪魔将軍 空気少女ノーヴェと導く悪魔 ノーヴェ 古泉一樹の戸惑 ネオ・ゼクトール
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小川麻琴はいつものように保田からのおつかいを済ませて静岡の樹海の研究所に帰る途中だった。 「まったく、保田さんへの買い物は多すぎるんだから。」 小川は保田への愚痴をこぼしながら帰っていた。 「まだパトロールのおじさんはきてないね。樹海に入ろうとすると自殺者と勘違いされるからな。うん?」 小川が見つけたのはパトロールのおじさんではなくひとりの少女だ。 何やら様子がおかしい。歩き方がおぼつかない。 バタン!少女が倒れた。 「君!大丈夫!どうしよう、この辺じゃあ人通り少ないし。」 「小川、どうしたの?」 通信機から保田の声が・・・ 「ああ、保田さん生き倒れです!」 「落ち着きなさい。あんたの位置からすると人を呼んでる暇はなさそうね。転送装置で一旦は研究所に運ぶわ。」 398 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/01/30(日) 22 37 14.08 0 研究所に転送された小川は少女を寝かせた。 「ずいぶんとひどい有様ね。服はボロボロ。」 「遭難者でしょうか?」 「かもね、一応検査はしたけど怪我をしている様子はないわ。とにかく目を覚ますまで様子を見ましょう。」 少女は夢を見ていた。 どこかの施設。拘束されている手足。迫りくる手。 「やめて!」 少女は夢から覚めた。 「あ、目が覚めた?」 「あの、ここは?」 「詳しいことは教えられないけど、樹海の中の研究所だよ。」 「もしかして、あなた小川麻琴さんですか?」 「えっ、なんで私の事を?」 「私、Mの人間なんです。」 少女は保田と会った。 「私、譜久村 聖と申します。Mのエージェントをしています。」 「なるほどねMの人間なら私たちのことを知っていてもおかしくないわね。でも、どうしてあんなところにいたの?」 「それは・・・私、Mの任務で能力者が消える事件を追っていたんです。その事件に関連ある施設が静岡にあると聞いて、潜入したんです。でも、捕まってしまってそして能力を奪われたんです。」 「力を奪われたの?」 「はい、敵の手が触れた瞬間に力が抜けたんです。」 「どうやって脱出したの?」 「助けてもらったんです。男の人に・・・名前は名乗りませんでしたけどかなり戦闘訓練を受けていたように思います。 でも、途中ではぐれちゃってなんとか樹海まで逃げられたんです。」 「なるほどね、とにかく本当に力が奪われたかどうか確かめさせて。」 3人はラボに場所を移した。 「あなたの力は?」 「発火能力が使えます。」 「じゃあ、やってみて。」 「はい。」 聖は力を込めるが、何も起こらない。 「だめです。」 「他にはあるの?」 「ええ、あるにはあるんですが・・・」 聖は何やらためらっている。 「どうしたの?」 「あまり人前では・・・」 「気にしないでここで見た事は言わないから。」 「じゃあ、やってみます。」 聖が力を込めると聖の体が液状化し始めた。 「ちょっと、聖ちゃんが溶けましたよ。」 「あっ、力が使える。この力は奪われなかったみたいです。」 液状化した聖がそのままの状態で麻琴に話しかける。 「なるほどいわゆるスライム化ね。確かにあまり人前ではやりたくないわね。」 「でも、これだけじゃあ戦うのに不十分です。」 「落ち込まないでよ、力を取り戻す方法はあるはずだよ。」 「思ったより事態は深刻ね。」 保田が検査データを見て、言った。 「あなた、能力だけでなく体力まで奪われているわ。おそらく普通の生活はできても訓練で得た身体能力まで奪われている。おそらく男ひとりすら殴り倒せないわ。スライム化する以外は普通の女の子ってところね。」 保田の残酷ともいえる告知に聖はさらに落ち込んだ。 「保田さん、もう少しは彼女の気持ちを考えてください。」 「でもね、逆に私の研究には好都合よ。」 「保田さん!いい加減にしてください!」 「小川、あんた何勘違いしているのよ。その子をなんとか戦えるようにできる研究があるのよ。」 保田はあるボタンを押した。 すると天井から何か降りてきた。 「こ、これは・・・」 「研究していたパワードスーツよ。」 「や、保田さん。これはどう見てもサ○ス・アランの戦闘服ですよね。」 「さて、何のことやら?主な装備には様々な状況に使えるレーザーやミサイル。そして最大の特徴は。」 保田がボタンを押すとパワードスーツが球形になった。 「やっぱり、メ○ロイドのサ・・・」 「小川・・・」 「はい、黙ってます。」 「ここまで作ったのは良かったんだけど、球形になった時の装着者の事を考えてなかったんだよね。でも、もしあなたのように形態を変化できるのならこのスーツの機能を最大限に使えると思うわ。」 「すごい。」 「でも、このパワードスーツは戦闘力がある代わりに使いこなすのも大変だし。相当のGがかかるわ。それに戦闘機能があっても使いこなす体力はあなた次第よ。」 「保田さん、私このスーツ必ず使いこなします。ですから、私にやらせてください!お願いします!」 聖が頭を下げた。 「わかったわ、でも一度決めたからには根を上げても責任をとらないわ。」 「はい、覚悟はできてます。] そして聖の訓練が始まった。 訓練開始当初、スーツを一歩動かすのでさえ時間がかかった。 それもそのはずだ。腕にはレーザー砲とミサイルを発射できる装置を組み込んでおり、空間移動装置を駆使した装填装置もスーツに組み込まれている。 それなりに重量があり、多少の支援機能があっても体力を奪われた聖には酷な話である。 たった数分の稼働でも聖はかなりの体力を消耗している。 (だめだ、こんなんじゃあ全然スーツを使いこなせない。) 聖はスーツの実験だけでなく、体力を取り戻すために訓練も始めた。 かつての体力を取り戻すためにかつてMで受けた以上のメニューをこなした。 そして・・・3か月後 「さぁ、これが最後よ。」 スーツを着た聖はレーザーやミサイルを正確に的に命中させていき、スーツも通常稼働させられるようにまでなった。 そしてスーツの最大の機能である球形変化は・・・ 「モーフィング!」 聖はスライム化と同時に球形になり、その姿で移動を開始した。 「保田さん、やりましたね。」 「うん、あの子完全にスーツを自分のものにしたわ。」 その後、知らせを受けた吉澤が聖を迎えにきた。 「聖、大変だったな。」 「はい、ご心配おかけしました。すぐに事件の報告をします。」 聖は保田と小川の方に振り向いた。 「保田さん、小川さん本当にありがとうございました。」 「このスーツを使いこなせたのはあなた自身の努力の結果よ。そのことを誇りに思いなさい。」 「はい。」 「こちら、吉澤・・・わかりました、すぐに向かわせます。」 「どうしたんですか?」 「ボスがお前に用があるらしい。」 譜久村 聖は戦士として大きく成長した。 そして彼女は後にさらなる重要な出会いをすることにもなる。
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分岐シナリオ1 第15話 A「孤島の出会い」 第16話 A 第15話 A「孤島の出会い」 勝利条件 1.敵の全滅。 敗北条件 1.いずれかの味方ユニットの撃墜。 ▼ 増援1出現後に変更1.味方戦艦の撃墜。2.アンジュの撃墜。 SRポイント獲得条件 マップクリアまでに、いずれかの味方パイロットに1ターンに3機以上、敵を撃墜させる。 選択出撃可能数 機体 14 機 母艦 0 隻 シナリオ概要 シナリオ開始 ▼ 3ターン目 味方フェイズ または 敵を全て撃墜 増援1出現 ▼ 敵を全て撃墜 シナリオクリア イベント <新規参入> パイロット 機体 タイミング アスラン ∞ジャスティスガンダム シナリオ開始時 シナリオクリア報酬 ・TacP「100」 ※ クリア後インターミッション「ファクトリー」にて獲得 マップ 部隊表 味方 No. パイロット 機体 Lv 備考 1 アンジュ ヴィルキス - 強制出撃 2 アスラン ∞ジャスティスガンダム 15 新規参入 敵 No. パイロット 機体 Lv HP 所持資金 TacP 強化パーツ 1 ドラゴン ドラゴン スクーナー級 15 6000 1800 8 - 2 ドラゴン ドラゴン スクーナー級 15 6000 1800 8 - 3 ドラゴン ドラゴン スクーナー級 15 6000 1800 8 - 4 ドラゴン ドラゴン スクーナー級 15 6000 1800 8 - 5 ドラゴン ドラゴン スクーナー級 15 6000 1800 8 - <増援1> 3ターン目 味方フェイズ または 敵を全て撃墜 味方 No. パイロット 機体 Lv 備考 3 テッサ トゥアハー・デ・ダナン - 4 スメラギ プトレマイオス2改 - 5 主人公 ヴァングレイ - 6 - 選択機体1 - 7 - 選択機体2 - 8 - 選択機体3 - 9 - 選択機体4 - 10 - 選択機体5 - 11 - 選択機体6 - 12 - 選択機体7 - 13 - 選択機体8 - 14 - 選択機体9 - 15 - 選択機体10 - 16 - 選択機体11 - 17 - 選択機体12 - 18 - 選択機体13 - 19 - 選択機体14 - ※ 初期配置の敵が生存している場合は全て撤退 敵 No. パイロット 機体 Lv HP 所持資金 TacP 強化パーツ 6 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 7 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 8 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 9 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 プロペラントタンク 10 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 11 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 12 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 13 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 14 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 15 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 16 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - 17 AI アールヤブ 15 8900 3000 10 - ポイント 以下の要点を抑えれば、SRポイントを獲得することが可能。 ・1ターン目の味方フェイズでは、アンジュ(ヴィルキス)で精神コマンド「集中」を使用し、敵機の方向へ移動して HPを削る。 この時、アスラン(∞ジャスティスガンダム)は南下して味方増援位置を目指して移動。 ・敵フェイズではアンジュ(ヴィルキス)に攻撃が集中するが、反撃でHPを削ることに専念して撃墜しないようにする。 ・2ターン目の味方フェイズでHPを削っておいた1機を撃墜し、敵フェイズで残りの敵を撃墜。 ターン制限のないシナリオとなるため、もし初期配置の敵で調整がうまくいかなかった場合は、増援出現後に 落ち着いてSRポイント獲得条件を満たせばよい。
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新学期。新入生。新しい風が運んでくる素敵な予感。 ……そう、新しい出会い~そして恋の予感~ 俺は親愛なる親父殿からの手紙に胸の高鳴りを隠せなかった。 技師課で学んでいる俺の従弟。 ――親父殿達曰くはガラクタらしい、確かに信じられない程のバカだが バカなりにいい機械作るしいい奴だと思うんだが。 で、今度新入生としてそいつの妹が術師一年に編入されるらしい。 俺は速やかに親父殿に尋ねた。従弟のユーリに聞いてもいいが兄貴じゃ主観が入る。 ……その娘はかわいいのか、と。 気立てが良くて頭脳も聡明、少し気が弱いけれど優しい、かわいいお嬢さん。 素晴らしい返事が来た。これはあれだよな!フラグの予感がビンビンするぜ! しっかり学園を案内してあげて「頼りになるお兄ちゃんキャラ」アピールで、いける! 本家の血筋が嵩にならないように。キザになりすぎないように。 入学直後テンションと新生活への不安。絶好のチャンスだ。これは来た勝つる! 入学式。 桜草色の髪が不安げに揺れている。新しい生活への期待と不安。 金色の瞳が縋るように俺を見上げている。 ――かわいいお嬢さん、ね…… いくつかと聞けば今年9歳。ハハハ素敵な出会いだふざけんな。 俺は「女の子」としてかわいい女の子かどうか聞いたのであって 誰がかわいいちびっ子を寄越せっつったよこの野郎。 まぁ。不機嫌な様子を見せて周囲の女子の評判が下がる事態は避けたい。 ここは一つ優しい頼れるお兄ちゃんキャラで周囲の女子にアピールしよう。 それしかねぇよ……チクショウチクショウチクショウ!! 拝啓。親愛なるクソ親父殿。 情報の説明は的確に。未来の部下より「無用のヌカ喜びをさせんなこの野郎」と言わせていただきます。 ふざけんんな9歳じゃねぇか!!!
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083話 奇妙な出会い ――午前9時。 最初の放送から既に三時間も経過していた。 ふすまの間からはかすかに光が入り込み、かすかにスズメの囀りが聞こえてくる。 それ以外からは人の足音も、ましてや銃声も聞こえては来なかった。 だが、今も殺し合いが続けられている現状に違いは無い。それが南条圭をひたすらに追い詰め、何度も自分の運命を呪わせた。 己の境遇を呪い、かと言って状況を打破する方法も思いつかず、 また、例えその方法が見つかったと言っても力量が遠く及ばない現実を呪い、 そして、孤独であることを呪った。 園村麻希の死が確認され、自分が信頼する仲間たちも行方知れず。そして今一歩動き出すことすら躊躇う自分。 今、この瞬間ほど自分がいかに小さな存在であるかを思い知ることは今後二度と無いだろう。 絶望――その単語がよく似合う。 その中で、何度も、何度も、誰よりも大切だった執事である山岡のことが頭を反芻した。 彼はいつだって自分の傍らにいて、仕事で殆ど顔を合わせることも無く、 たまに会ったとしても殆ど会話らしい会話を交わさない両親に代わって自分を此処まで育ててくれたと言っても過言ではない。 (こんな時、山岡は…) 園村麻希が入院していた先の病院で、ゾンビから看護師を庇い、自分の腕の中で息を引き取った山岡の最後の言葉が蘇る。 『必ずや、日本一の男子に――』 南条は、自らの首元を飾る『NO.1』と書かれたマフラーをぎゅっと握り締めた。 今更のように涙が溢れそうで米神辺りが少し痛んだが、こんな所で泣いていても始まらないと悟り、何とか堪える。 そう、こんな所で燻っていても仕方が無いのだ。 動き出さなければどうにもならない。此処にいて、万が一殺意を剥き出しにした誰かに襲われてしまえば何もせずにで終わってしまう。 一番になるなんて遠い夢として終わってしまう。 幸い、まだ生きている仲間はいるのだ。彼らを探し、合流すれば互いに良い知恵を出し合い、この地獄を抜け出す手立てが見つかるかもしれないのだ。 「山岡、僕は行く。だから、見守っていてくれ。」 南条は握り締めたマフラーにそう呟き、シルバーマン邸を出た。 「これは…」 シルバーマン邸の檜造りの立派な門を出た時、彼は門柱に布の切れ端が括り付けられているのを見つけた。 布はカラフルなストライプで、強引に破いた形跡があるが、しっかりと固結びで縛り付けてあるので明らかに人為的に残された物であることが判る。 だがそれよりも南条はこの布に見覚えがあることが引っかかった。 これは軽子坂高校の制服の布地だ。 かすかに糊の効いた折り目がいくつか残っている辺り、おそらく女子のスカートの切れ端だろう。 確か、この殺し合いの地獄に叩き込まれた人間の中に、このスカートを纏った女子が二人ほどいたのを覚えている。 南条の同級生である内田たまきも軽子坂高校から来た転校生だったが、 最初に集められた教室のような空間では今在籍している聖エルミン学園の制服姿だったから、この切れ端は彼女以外のどちらかが付けて行ったのだろう。 (さすがにこんな物が罠というわけでは無いだろう…。) 南条はスカートの切れ端を解き、それを手にとった。と、その時切れ端の隙間から爪先辺りに小さな紙切れがはらりと落ち、彼はそれを拾い上げた。 手帳か何かを破ったメモのようだ。 それにはボールペンで短い文章が書かれている。随分と丁寧な文字で、やはり女の書くような、若干丸みを帯びた字体である。 「なっ…!」 その文章を読んだ瞬間、南条の心臓は大きく跳ね上がった。 『葛葉さんへ ほんの少しだけ此処に立ち寄ったのでメモを残しました。でも此処もやはり目立つのですぐに移動するつもりです。 民家は静かな分、人に見つかりやすいかもしれないので次は商店の方へ向かうつもりです。 一緒にいる藤堂尚也さんはとても優しく接してくれます。なので私は大丈夫です。心配しないでください。 赤根沢レイコ』 藤堂尚也が、此処を通りかかったと言うのか――! 自分の親友とすら呼べる人物の生存確認が出来た喜びとは正反対に、南条は自分の不運に泣きたくなった。 こんなに近くにいてすれ違っていたとは……。 だが、がっかりしている場合では無く、彼は気を取り直すともう一度そのメモに眼を落とした。 このメモを残した赤根沢レイコという人物は十中八九、軽子坂高校の生徒であろう。 そして藤堂尚也と行動を共にしていると言うことは少なくとも殺し合いに乗った人物ではない。 当然だ。殺し合いに乗るような人間ならば、まず誰が見るか解らないような場所にこんなメモを残さないだろうし、 生きてこの街を出ることが出来る者がたった一人というルールである以上、個人行動を取っていると考えるのが自然だ。 そしてこの赤根沢レイコなる人物がメモを残した相手、葛葉という者。 この人物も、おそらくはルールに乗った者では無い筈。それが一体何者なのかまでは南条の知る所では無いが。 この葛葉という者に対するメモを残すということは、 赤根沢レイコ、そして藤堂尚也は葛葉なる人物と行動を共にしていて、何らかの事情ではぐれてしまったと言うことになる。 今この街でその何らかの事情とはつまり――殺し合いだ。 そしてその殺し屋が狙ったのは赤根沢レイコと藤堂尚也ではなく、葛葉――。 その後、赤根沢レイコと藤堂尚也はこの場所に危険を感じ、この開けた道路よりも死角の多い商店街の方へ移動。 何故、危険を感じたのか、それはこの近くで藤堂の友人である自分以外の誰かに接触、もしくは目撃したからだろう。 ……だが残念ながらこのメモに書かれている情報から南条が推理できるのは此処までだ。 そもそも葛葉とやらがどんな人物であるか解らない以上、此処から先の詮索は無理である。 大体、先ほど眼を通したルールブックの中の名簿には葛葉という名前の人物は二人もいるのだ。 彼らの関係も血縁者なのか、たまたま苗字が同じというだけなのかも不明だ。 (余談だが南条はシルバーマン邸に篭城していた数時間の間、ただひたすら絶望に打ちひしがれていたわけではない。 彼なりに状況を分析し、その一環として名簿の名前全てを暗記していたのだ。) 兎に角、篭城から出てきた以上は動くしかない。 このメモがいつ残されたのかは解らないが、まだ藤堂はこの近くにいるかもしれないのだ。 ほんの少しだけ希望が持てた矢先、目の前の曲がり角からひょっこりと見知らぬ男が現れたのが見えた。 「!!!」 南条は反射的にシルバーマン邸から拝借してきた刀に手を掛けた。 右手に持っていたスカートの切れ端とメモ用紙がはらりと落ちる。 だがそれに注目している場合ではない。 緊張の瞬間だが、彼は刀を抜かなかった。 抜いてしまえば相手は宣戦布告と見なし、破れかぶれに襲い掛かってくるかもしれないからだ。 「ちょっ…待って!」 男は曲がり角を出てすぐに刀に手を掛けた南条と鉢合わせになったことに余程驚いたのだろう。 眼を丸く見開き、ややオーバーリアクションな動作で仰け反り、両手を挙げ、南条に向かって敵意が無いことをアピールした。 そして、バサバサと男が両手に抱えていた物が地面に落ちた。 傷薬、包帯、消毒液、ビニール袋に入ったパン、それと何故か日本酒の紙パック(荒々しい筆字で「からじし」と書いている)、 それから全員に配布された黒いカバン。 見たところ凶器になるような物は見当たらない。強いて言うならやや大振りの鋏くらいの物だろうか。 落とした物だけを見ると、どう考えても殺しに乗った者の持ち物では無かった。 だが、両手こそ挙げていても、ジャケットの下に拳銃でも隠しているかもしれない。 南条は刀の柄から手を離さなかった。この男が少しでも変な行動を起こしたら、容赦無く斬り捨てる覚悟はもう決まっていた。 自然、眼に力が入る。 「まままま待ってくれっ、またこんなのって嘘だろ~。畜生、ついてねぇ…。」 男は両手を挙げたまま、先ほどと同じくオーバーリアクションで盛大な溜息を付いた。 「まったく、さっきは知らないお姉ちゃんに銃で撃たれるし、今度は俺、刀で斬られるの? カンベンしてよ…」 言葉の内容の割に随分と軽い口調だが、それらの端々に敵意は感じられない。 それに、男は自分で言うように左肩から血が滲んでいた。 ジャケットに付いた血が既に乾きかけている辺り、自分である程度の手当ては済ませているのだろうが、 挙げている両手の内、左手だけがやや震えているのだから、それなりのダメージは蓄積されているようだ。 「解った。もう手を下ろしていいぞ。」 「マジで? 良かった、今度こそまともに交渉が出来る。 先に名乗っとくよ。俺の名前は塚本新。コンゴトモヨロシク…なんてな。」 男はやっと自由になった両手を軽くストレッチしながら陽気にそう言った。 変わった男だ。 そんな言葉を飲み込みながら、南条は少し表情を緩め、自己紹介に応じた。 「俺は南条圭。お前、怪我をしているようだから俺が診てやろう。ちょっとこっち来い。」 「はあ…」 自分と同い年か、それ以下と思われる眼鏡の尊大な態度に文句の一つでも言いたいという表情を露骨に浮かべてはいるが、 塚本新は、此処でようやく何とか〝交渉〟まで漕ぎ着けた。 その時、二人の間を一陣の風が通り、南条の足元に落ちていたメモとスカートの切れ端はあっという間に飛ばされてしまった。 <時刻:午前9時頃> 【南条 圭(女神異聞録ペルソナ)】 状態:正常 武器:アサノタクミの一口(対人戦闘なら威力はある) :鎖帷子(刃物、銃器なら多少はダメージ軽減可) 道具:ネックレス(効果不明) 快速の匂玉 降魔ペルソナ:アイゼンミョウオウ 現在地:蓮華台 行動方針:仲間と合流 【塚本新(主人公・ソウルハッカーズ)】 状態:銃創による左肩負傷・応急手当済み(ただし左手が動かせない) 武器:作業用のハサミ 道具:物反鏡×1 傷薬×3 包帯 消毒液 パン(あんぱん) 銘酒「からじし」 現在位置:蓮華台 行動指針:蓮華台の民家で家捜し、スプーキーズとの合流 Back 082 Next 084