約 314,504 件
https://w.atwiki.jp/yuimugi/pages/123.html
1話「ムギの恩返し」 むか~しむかし、ある村にとても仲のいい姉妹が住んでおったそうな。 唯「そんじゃあ、わだすは薪を拾ってくるだぁ」 憂「……えっと、お姉ちゃん、その喋り方は何?」 唯「えー、昔話だから雰囲気を出した方がいいと思って」 憂「もう、無理しなくていいの」 唯「はぁ~い。じゃ、行ってきまーす」 憂「美味しいご飯作って待ってるね!」 唯「ほぉーい」 やまみち! 唯「こんなもんでいいよね」 唯「えへへっ、早く帰って憂のご飯食べようっと!」 ぴぃー! 唯「ほえ?」 唯「あっ! 鶴さんが罠にかかっちゃってる!」 鶴「ぴぃぴぃ」 唯「よしよし、今取ってあげるねー」 がちゃこん 唯「あわわ、足怪我しちゃってるよ。ウチに帰って憂に手当てしてもらわなきゃ」 鶴「ぴぃぴぃ」 唯「あはは。大人しくていい子だねー」ナデナデ 鶴「ぴぃぴぃ」 唯「うんうん。今手当てしてあげるから待っててね」 唯の家! 唯「ういー、大変大変!」 憂「お姉ちゃん、お帰り~。って、どうしたの、その鶴さん?」 唯「罠にかかって足を怪我しちゃったんだよー。手当てしてあげて!」 憂「大変! お薬箱持ってくるね!」 …………… 憂「ちょっと沁みるけど、我慢してね」 唯「うぅ~」ガタガタ 憂「お姉ちゃんが怖がらないの」クス 唯「だって~」 鶴「……」 憂「わあ、この鶴さん、頭大人しくて頭いいね! もしかして手当てしてるのわかってるのかな?」 唯「ねぇ、憂。この鶴さん、怪我が治るまでウチで飼ってあげようよ~」 憂「そうだね。でも鶴さんって、何食べるのかな~?」 唯「う~ん……ちなみに今日のご飯は?」 憂「…鳥のから揚げ」 鶴「ぴぃぴぃ!」 唯「あわわ、鶴さんのじゃないよ~。ニワトリのお肉なんだよ~」 憂「でも、問題ありそうだよね。鶴さんが何食べるのか、ちょっとぐぐってみるよ!」 唯「さすが憂!」 それから! 唯「いいこいいこ」ナデナデ 鶴「ぴぃぴぃ」 憂「鶴さん、すっかり良くなったね」 唯「そ、そんなことないよね? まだ治ってないよね?」 鶴「ぴぃぴぃ」バサバサ 憂「ほら、元気になった、って言ってるよ」 唯「そんなことないもん!」 憂「……お姉ちゃん、そろそろ鶴さんを自然に還してあげよう?」 唯「…………」 憂「鶴さんにだって家族や仲間がいるんだよ?」 唯「うぅ……」グス 憂「ね?」 唯「ぐしゅぐしゅ……わかった……」ヒック 憂「いいこいいこ」ナデナデ 唯「うい~~」グスグス 鶴「……」 …………… 唯「それじゃ、鶴さん、元気でね」ナデナデ 憂「もう罠にかかっちゃ駄目だよ」ナデナデ 鶴「………」 唯「さよなら!」 ばさばさばさ…… 憂「元気でね~~~!」 唯「また遊びに来てもいいよ~~!」 ぴぃ~~~~~ 憂「…行っちゃったね」 唯「うん…」グシュグシュ 憂「さあ、帰ろう?」 唯「うい~、今日は一緒に寝てくれる~?」 憂「もちろんだよ、お姉ちゃん!」 数日後! トントン 唯「あれ? こんな雪の日にお客さんかな?」 憂「お姉ちゃん、ちょっと出てくれる?」 唯「らじゃ! どちら様ですか~」ガラガラ 紬「こんばんは。私は旅の者で紬と言います。今晩の宿を探しているのですが、もしよろしければ…」 唯「わかったよ! 上がって上がって~」 紬「は、はい」 ……………… ……………… 憂「お話はわかりました。でもこの雪ですから、今晩だけでなく、しばらくここに留まってはどうですか?」 紬「そ、そんな。ご迷惑じゃ…(なんて出来た子なのかしら)」 唯「全然迷惑じゃないよー。ムギちゃんがいた方が賑やかでいいもん!」 憂「む、ムギちゃん?」 唯「うん。紬ちゃんだからムギちゃん!」 憂「お姉ちゃん、勝手にあだ名なんて付けて」 紬「いいえ。どんとこいです///」 唯「わーい! ムギちゃんで決まりだね!」 憂「それじゃ、紬さん。ご飯を作りますから、苦手なものを教えてください」 紬「そんな、わがままを言っちゃ悪いわ」 唯「ムギちゃん、これから一緒に住むのに遠慮しちゃ駄目だよ~」 紬「そ、それじゃ、トリ肉がちょっと…」 唯「ムギちゃんはトリ肉が駄目なんだー」 紬「ええ。倫理的に問題があるので」 唯「へ?」 ばんごはん! 紬「わあ、美味しそう! 憂ちゃんはお料理上手なのね」 憂「えへへ///」 唯「ういー。あ~ん」 憂「はい、あ~ん」 唯「んぐんぐ。おいひい!!」 紬(こ、これは…///) 唯「美味しいよ、憂!」ダキッ 憂「んもう、お食事中に抱きつかないの」 唯「えへへ。面目ない」 紬(女の子同士っていいなぁ///)ドキドキ …………… 憂「紬さんのお布団、奥の部屋に敷きましたから」 紬「はい………あの」 憂「はい?」 紬「決して、部屋を覗かないでくださいね」 唯「わかったよ、ムギちゃん!(きっと寝相が悪くて恥ずかしいんだね!)」 ムギの部屋! 紬(女の子同士でいちゃいちゃしてるのをもっと見たくて、姿を変えて戻ってきてしまったけど…) 紬(あんなに優しい子たちなんだもの。何か恩返しがしたいわ) 紬(私にできること……) 紬(2人とも、喜んでくれるかしら?) 2人の部屋! 憂「お姉ちゃん、紬さんって怪しくない?」 唯「え~、ムギちゃんはいい子だよぉ~」 憂「ううん。私が言いたいのはそういうことじゃなくて、『鶴の恩返し』は覚えてる?」 唯「もちろんだよ~。はっ!? ムギちゃんってあの鶴さんなの?」キラキラ 憂「お姉ちゃん、喜ぶのはまだ早いよ。お話を思い出して」 唯「え~と、何だっけ?」 憂「鶴は恩返しをするために、自分の羽根で反物を作って贈るんだよ。そのせいで体を悪くして……」 唯「!! ムギちゃんが禿げちゃう!!」 憂「いや、それはわからないけど」 唯「ど、どうしよう、憂」オロオロ 憂「とにかくやめさせなきゃ」 唯「よし! ムギちゃんのお部屋に踏み込もう!」 憂「うーん、確か姿を知られたら、鶴は逃げちゃうんだよ」 唯「じゃあ、駄目だね…」 憂「こんな雪の日に追い出すことになっちゃうもんね」 唯「うーん」 憂「考えたんだけど、今日は黙って反物を作らせてあげようよ」 唯「それで?」 憂「でも明日、反物は受け取らないの」 唯「え~、なんか悪い気がするなぁ」 憂「聞いて。それでこう言うの。『こんなものより、紬さんが元気でいることの方が私たちにとってはずっと恩返しです』って」 唯「おぉ~、憂、いいこいいこ」ナデナデ 憂「お姉ちゃん/// お芝居だよ~。でもそう言えば、紬さんも身を削ってまで恩返しができなくなるよね」 唯「うんうん! いいアイデアだよ、さすが憂だね!」 憂「じゃあ、さっそく明日、作戦開始だね」 唯「おー!」 つぎのひ! 紬「おはようございます」 唯「おはよー!」 憂「おはようございます、紬さん。今、ご飯の用意をしちゃいますね」 紬「その前に、2人に贈り物があるの」 憂「!!(お姉ちゃん!)」 唯「(よしきた!)そんなものいらないよ!」 紬「えっ?」 憂「私もいりません」 紬「そんな……私、2人に恩返しがしたいの。受け取ってもらえないと困るわ」オロオロ 唯「だから、そんなものいらない!」 憂「紬さん。私もお姉ちゃんも、贈り物をされるより、紬さんが元気でいる方がよっぽど恩返ししてもらうことになるんです」 唯「そうだよ、ムギちゃん! だから無理するのは駄目なんだからね!」プンプン 紬「ふ、2人とも……なんて言えばいいのか……本当にありがとう」ウルウル 唯「えへへ。さあ、お話が終わったところで、朝ご飯にしようよー」 憂「うふふ、お姉ちゃんったら。それじゃ、すぐ用意しちゃうね」 紬「待って。せっかく作ったものだから、これだけは受け取って」 唯「うぅ~、もう無理はしない?」 紬「ええ、約束するわ」 唯「わかった。じゃあ今日だけね!」 紬「それじゃ、これを…」 唯憂「たくあん?」 唯「え? え?(反物じゃないの?)」 憂「そ、それじゃ、朝ご飯に…(あれぇ? おかしいなぁ)」 ぱりぱり… 唯憂「うまい!」テッテレー 紬「うふふ、良かったわ」 唯「これ本当に美味しいよ~、って、ああっ!?」 憂「あっ!!」 唯憂「まゆげがない!!」 ムギの恩返し―fin― 2話へ 戻る
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/1074.html
ここはカ~コで始まるSS用語を載せるページです。 【名称】カーゴ・カルト 【概要】 イロ=コイの操る、フィジーを含めたメラネシア招神信仰『カーゴ・カルト』を下地にした模倣魔術。 類感魔術を柱とする偶像の理論のような呪物崇拝でありながら独特な形態を取っていると解釈したイロが編み出した『カーゴ・カルト』には幾つか種類がある。現在作中に登場したのは以下の三つ。 フィジー信仰において願いを叶えてくれる神や先祖の霊が暮らすとされる常世の国『ハワイキ』に向かって『ブレ・カロウ』を通じて祈ってお願いを聞いて貰う術式。 作中では『ハワイキ』に待機する仲間達から魔術に必要な魔力を『ブレ・カロウ』を通じて送って貰ったり、『ハワイキ』の認識阻害結界を『ブレ・カロウ』を通じて使用した。 即興で作った模倣品がレプリカとして有益レベルの機能を発揮し、偶像の理論における『レプリカによってオリジナルに変質を齎す』偶像の逆利用理論すら実装してしまえる術式。高度且つ繊細な扱いが求められる場合は他の魔術師との共同作業になる。 他者が扱う魔術を模倣し、それを実現するだけで無く大本たる他者の魔術の制御権さえ奪えてしまえる術式。 当然他者が扱う魔術の知識や魔力精製を含めた色んな魔術的記号の看破が必要になる。イロは『蛇黒水(ポイズンイリアコイ)』の効果の一つである『魔術的記号を含め様々な物事を見通す蛇の瞳』を併用して実現している(さすがに他者の心を見通す事はできない)。 【出典】 ~とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」~ 【名称】カウニトーニ 【概要】 イロ=コイが操る、“十字教に影響された”習合伝説となった蛇神ンデンゲイ伝承を基にした風と水の複合儀式魔術。 世界を大洪水で滅ぼした旧約聖書の創世記伝承『ノアの方舟』における神と大天使『神の火(ウリエル)』を、蛇神ンデンゲイとンデンゲイの眷属でありフィジー信仰における土着の神々カロウ・ヴに対応させる。 魔術的記号に求められる要素は神を降ろす目印と方舟。イロは目印として『ブレ・カロウ』、方舟として『ナンタヴェア』を用いた。 儀式魔術によって『神の火』の虚像が数十軒の『ブレ・カロウ』に出現し、集約される風属性の『天使の力(テレズマ)』が虚像から天に立ちこめる暗雲目掛けて殺到。同時に地脈から水属性のエネルギーを調達する。 模倣魔術『カーゴ・カルト』によって『ブレ・カロウ』を通じて『ハワイキ』の魔術師達から送られてくる魔力を用いて『天使の力』及び地脈の力を引き出す引き鉄としている。 風属性魔術の腕が他属性魔術に比べてレベルが一段下がるイロは、作中では魔力精製に気を払わずに制御に一極集中する事に徹した。 一粒一粒が強大な破壊力を有する弾丸となって降り注ぐ猛烈な豪雨となり、海に降り融合を果たした雨粒を含む大波は無人島を丸ごと呑み込む大洪水となって炎核の巨人スルトと成ったカッレラに襲い掛かり、色んな条件が組み合わさった事もあってスルトとしての肉体を排除する事に成功した。 【出典】 ~とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」~ 【名称】科学で無知な少年 【概要】 尼乃昂焚が神谷稜を呼ぶ時に使う呼称。 世界中を飛び回っている彼からすれば、学園都市の中に居る稜は無知に見えるかもしれない。 【出典】 強欲の杯 【名称】カガミン 【概要】 界刺得世が加賀美雅へ付けた渾名。加賀美本人は嫌がっているが他の176支部の面々には好評。浸透するのは時間の問題である。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】カゲトンボ 【概要】 軍隊蟻が保有する無人偵察機。 非常に軽量でありながらもミサイルでも打ち込まれない限り傷一つつかない特殊装甲に覆われ、完全なステルス性を持つことでレーダーに映らず、ロックオン出来ない。 しかし、偵察に用いるカメラのレンズは特殊装甲でないため、そこに貫通性能の高い弾丸を撃ち込まれるとレンズを貫通して内部の機械まで破壊されてしまう弱点がある。 装甲車“コウチュウ”から射出され、安定飛行に入ったらその操作をメンバーの波幅倫理に一任される。 第六学区の上空で持蒲のスポーツカーとキャンサーのワンボックスカーを追っていたが、カールの対戦車ライフルによる長距離狙撃によって上記の弱点を突かれてしまい、墜落。機密保持のために自爆する。 【出典】 強欲の杯 【名称】「かつて封印された邪神ダーク・マターの欠片。それが今ひとつになる時がきた!」 というテーマを元に構成された弁当箱の中の現代アート的なもの 【概要】 破輩妃里嶺が闇城降魔に振る舞った弁当。 上記の名前は闇城がその弁当を目の当たりにした時に口走った言葉である。 その見た目から最初闇城は食べることを拒んでいたが、味は絶品であった。 闇城いわく家庭的というか、おふくろの味みたいな………だ、そうな。 【出典】 闇城降魔「安価でめんどくさい夏休みを送る」 【名称】鎌瀬(かませ) 【概要】 不良グループの一員で『アヴェンジャー』のメンバー。仲間2人とともに第五学区の河川敷で弱い者いじめをしていた所を、 風輪学園第11位の小日向黄昏に撃退される。風輪学園の生徒ではないらしい。 【出典】 とある学園の紛争記録 【名称】神谷 秀(かみや ひで) 【概要】 神谷稜の父親。大覇星祭開催時、妻の神谷理穂子とともに息子の応援に来ていた。 【出典】 とある支部の日常生活 【名称】神谷 理穂子(かみや りほこ) 【概要】 神谷稜の母親。大覇星祭開催時、夫の神谷秀とともに息子の応援に来ていた。 【出典】 とある支部の日常生活 【名称】『capsaicin999《カラシたっぷり》』 【概要】 『恵みの大地《デーメーテール》』のロシアンルーレットメニューのハズレによく使用される、壮絶な辛さを誇るが舌を火傷しないカラシ。 常連客の中のどこぞの研究者が持ち込んだとか、そうでないとか。その意味は――『必ず泣かす』 ただし常盤台バカルテットが1人、銅街世津いわく、『腹さ減った時に食った毒キノコに比べりゃあ、ちょこっつ口ん中ばぴりぴりするくらい何てことなか』 ……………だそうな。 【出典】 大地×…… 【名称】カレワラ 【概要】 魔術結社『多からなる一(イ・プルーリバス・ウナム)』が保管する魔道書の中でも核級の破壊力を発揮すると謳われる魔道書の原典(オリジン)。 所有者はカレワラ調韻律と呼ばれる独特なリズムを基本とし、時には高らかに唄い、時には談話形式へ主軸を置きながら詠唱を紡いで行く。 基本的に原典魔術を操る所有者に多大な魔力消費を強いるが例外が存在する。それは、魔道書原典『カレワラ』が持つ著者本人の魔力を下地に地脈・龍脈のエネルギーを引き出す場合。 原典の中には干渉を感知すると自動的にその実行犯に対し迎撃術式を発動させるタイプもあるが、『カレワラ』もそのタイプ。 そして、この迎撃術式は著者や地脈の魔力を利用し行われる性質である。つまり、『カレワラ』は“記載された術式を発動させる為に自身の魔力を基に地脈のエネルギーを引き出し、所有者の魔力消費を抑制する”行為を他ならぬ『カレワラ』が認めた所有者に実行する。 しかも、『カレワラ』内部の複雑な魔法陣によって魔術における詠唱が不要となる。他の詳細はカッレラの項目を参照。ここではSSに登場した主要魔術を記載する。 “原始の巨人”ユミル 最初の巨人と謳われる北欧神話の巨人ユミルの術式。 原始の巨人ユミルの血は海や川となり、身体は大地となった伝承を逆に解釈しユミルの身体を構成する海や海底たる大地を操る。 作中ではカッレラが海中へ潜り込ませたユミルの両腕が通り過ぎ去った後に出来た波飛沫が意思を持った怒涛のように盛り上がり、追跡者を呑み込もうと襲い掛かった。 また、ユミルは数多の巨人をその身体から産み出した始原の巨人である伝承を利用し、類似する無数の神話体系の逸話を自動的に付与・合成し、新たな物語を築き上げる『カレワラ』と組み合わせて様々な巨人の肉体を産み出す事が可能。 “霜氷の巨人”フリームスルス 霜氷の巨人と謳われる北欧神話の巨人フリームスルスの術式。 海の象徴であり氷でできた体を持つと『カレワラ』では解釈された霜氷の巨人の手が海面に触れた瞬間、海底に達する程分厚く堅牢な氷の大陸が出来上がる。 “霜の巨人”ウートガルザ・ロキ 霜の巨人と謳われる北欧神話の巨人ウートガルザ・ロキの術式。 幻と姦計に長けたロキの肉体が一瞬で粉々に砕け散る事で光を屈折させる微細な粒子となる。しかも、この粒子には特定対象の気配や魔力の感知を誤認させる『幻』の性質も兼ね備えている。 “妖精にして巨人”シェートロール 北欧各地で語り継がれる妖精にして巨人トロールの内、術者であるカッレラの出身地フィンランド伝承に登場するシェートロールの術式。 フィンランドの池に棲むとされる妖精にして巨人シェートロールは人々を水の中に引き摺り込み溺死させる逸話を持つ。 作中では海底の土を材料にした巨腕二つとして出現。 トロールに備わる特質として体組織における強力な再生能力により大地から伸びる土の巨腕は幾度破壊しても海底から材料を補給し再生する。 “炎核の巨人”スルト 灼熱の巨人と謳われる北欧神話の巨人スルトの術式。 北欧神話にて世界を焼き尽くした巨人と謳われる炎の巨人。核級の破壊力を振り撒くとされる『カレワラ』が絡み、作中では炎核の巨人と呼称される。 闇夜を煌々と照らす炎の光、体中から排出される灼熱の火、吸い込めばたちまち肺を焼くに違いない炎熱の息吹は、敵対者に不用意な接近を許さない。 スルトは太陽のように光り輝く剣を持っていると謳われ、その剣で以て世界中を焼き尽くしたとされている。 また、北欧神話における終末の日ラグナロクにて豊穣神フレイと戦い奪い取った、かの『レーヴァテイン』と同一視される事もある常勝の剣をも所持しているという説も存在する。 しかし、『カレワラ』が通常の伝承とは別の知識として書の中に秘めており、スルトが持つ世界を焼き尽くすとされる炎の剣は、実は剣そのものに巨大な炎が宿っているのでは無く『スルト自身』の力によるものであるという解釈の元、 世界を焼き尽くした炎の根源は剣では無くスルトであると定め、剣として利用できる霊装が無くともその強力無比な灼熱の力は行使できるという構図である。 作中では地脈から取り出した火属性の強大エネルギーを活用し炎核の巨人スルトを再現するカッレラが、自身の意識が振り切れてしまいかねない爆発的な力をギリギリの所で制御しながら、周囲の木々を瞬く間に塵に変える程の莫大な熱量の塊を体正面に集中させ、北欧神話にて世界を焼き尽くした太陽の如き閃光と爆炎の放射が径を絞った一本の流星となって発射した。 数瞬遅れて発生した巨大な爆発は海を蒸発させ、海底の地形を変え、甚大な爆風発生によって広範囲に真空空間を生み出した。 爆発と爆炎と爆風の暴虐が閃光と共に四方八方に無造作に噴き撒かれた後に残ったのは四方八方から爆発の中心地に殺到する莫大な強風と、蒸発した水域を埋めるべく周囲からクレーターの如き巨大な跡が残った海底目掛けて滝のように殺到する海という、まさに核兵器と同等の破壊力を示した。 【出典】 ~とある魔術の日常風景 異説「イ・プルーリバス・ウナム」~ 【名称】カロリーメイク 【概要】 コンビニなどでも普通に市販されているブロック状の携帯食料。 味にはチーズ、カマンベールチーズ、ブルーチーズがあるが監禁中に百城と嘉納に出されたのはチーズ味だけだった。 【出典】 とある学園の紛争記録 【名称】『風紀委員会 カンファレンスジャッジ 』 【概要】 幾つかの風紀委員支部が集った第三者的諮問機関。合同捜査を行う時もこの名称を用いる。 生徒で構成されている風紀委員にとって、この委員会で決定された事柄は非常に重い意味を持つ。 委員会で決定された事柄は、提言として風紀委員を統括する“上”に送られる。提言自体に拘束力は無いが、大体はこの提言によって処分や方針等が判断される。 また、合同捜査時においても重要な役割を果たす。基本的に設置された支部がある学校内の問題(=管轄範囲。文字通り校内や通学路、学生寮etc)に対処する風紀委員達が、 様々な理由でその範囲を超えた活動をする時に機能する、公式の合同捜査本部として設置される。 この場合、普段は警備員に比べて重要な任務に就かない風紀委員も、警備員並に重要度の高い任務に就くことが多い。 風紀委員会の構成としては基本的に下記の通り。 1.諮問機関の場合 ①監督係兼進行係として、議題と全く関わりの無い支部。 ②議題に関わりのある支部。 2.合同捜査の場 ①原則、合同捜査に携わる支部で構成される。 ②原則、顧問(アドバイザー)的役割として警備員が最低1人以上参加する。 尚、委員会への参加条件として禁止されてはいないが、監督係以外で議題とは関係が無い支部が委員会へ参加することは余り好ましく無いので注意されたし。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】機動掃除ロボット・ロボミ 【概要】 学園都市で放送されているアニメ。 どの層をターゲットにしたかは不明だが、何故かスキルアウトの間で人気がある。 暴走蝗のメンバーや軍隊蟻のリーダーである寅栄もかなりハマっている模様。 オリキャラの「お掃除ロボット・ロボミ」が元ネタ 【出典】 蟻群矜持 【名称】キャパジエリン 【概要】 能力者を収容する少年院などで能力を用いた逃走を防ぐために使われる予定の試作品。 能力の暴走を誘発させることで能力を制御できないようにする。 毒島帆露が能力を使えないようにするため、木原故頼の仲間が彼女に投与し、実験について話せない様に口止めした。 その後、冥土返しによって取り除かれる。 【出典】 蟻群矜持 【名称】闘食の王者(キングフーディスト) 【概要】 仮屋冥滋が持っていた学園都市中の大食い記録を次々に塗り替えているフードファイター羽千刃最乃の異名。 余りにも目立たないためか羽千刃が“闘食の王者”と気付く者は殆どおらず、フードファイター達の間では都市伝説化している。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】金ピカドクロ(正式名称:金色頭蓋ノ杯(こんじきずがいのさかずき)) 【概要】 第六天魔王が所持する霊装の1つ。 金色に塗った人間の頭がい骨を逆さまにし、そのまま器にしたような何ともキモい一品。 第六天魔王の血と水を混ぜた赤い液体を中に注ぐことで、霊装として使用できる。 触れた者を彼の術式『天魔波旬』にかけることができる。 ただし直接『天魔波旬』をかけるよりも効力も範囲も弱く、範囲はせいぜいラジオブース1部屋分くらい。 期間も長くて1晩くらいで、術にかかっている者の欲望が消えた時も効果が切れる。 この霊装もまた同じ異名で呼ばれている、とある英雄を意識した品かもしれない。 【出典】 電脳歌姫の学園都市レイディオ 【名称】キラキラボーヤ 【概要】 大地芽功美が界刺得世を呼ぶ時の呼称。界刺が無駄にキラキラしていることが起因。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】筋肉コンビ 【概要】 成瀬台高校が誇る熱き筋肉の持ち主である寒村赤燈と勇路映護を指す。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】グラサン男 【概要】 2年前の葉原命誘拐未遂事件やショッピングモールでの放火・殺人未遂事件などで稜が遭遇したスキルアウトの男。 もしかしなくてもあの人 【出典】 強欲の杯 【名称】暴走蝗《グラスホッパー》 【概要】 15人のメンバーで構成されるスキルアウトチーム。 拳銃やショットガン、RPGなどスキルアウトにしてはかなりの重武装。 一応リーダーはいるが、テキトーに集まっては好き放題やるので統率力は皆無。毒島には烏合の衆と言われている。 霞の盗賊とその日に参加した榊原兄弟と藤原悠二によって壊滅させられる。 【出典】 蟻群矜持 【名称】クリア・シー 【概要】 アミューズメント施設が多い第6学区にあるプールテーマパークの1つ。 夏場は『海』を再現したプールをはじめとする様々な種類のプールを、 冬場はスキーやスケートも楽しめる水のテーマパーク。 中には能力トレーニングに訪れる学生もいるらしい。 『明知中等教育学院』で最も水泳とプールと水を愛する女、宿曜徇お勧めのスポット。 【出典】 とある暑い日の思い出 【名称】グリグリ 【概要】 実在する西アフリカのお守り。 その形が女性器を連想させるため古来アフリカでは女性や生命力の象徴として祭具、偶像、宗教用品、装身具などに用いられ、 現在でも子安貝を使ったお守りなどが西アフリカの日常の中に深く根付いている。 不幸な息子を心配する“カミジョウ”という名前の外資系営業マンに昂焚がプレゼントした。 無論、それはあの術式の一部を担うことに・・・ 【出典】 とある土産の珍奇騒動 【名称】『食物奉行 グルメマネージャー 』 【概要】 常盤台中学に通う津久井浜憐憫と菜水晶子のことを指す。『食』に関するアドバイザー的役割を自主的に請け負っている。 貧乏性の性と『食』への飽くなき探究心が融合した結果、「お残しは絶対に許しません」的風潮を常盤台に通う生徒の多くに流布した元凶でもある。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】『紅碧の二翼 クレアフランク 』 【概要】 “不良”が集まる男子校成瀬台高校に存在する2人の強大な光学系能力者を称する肩書き。 思春期の“不良”が集まる高校なせいか、“成瀬台の裸王”や“成瀬台の韋駄天”等々妙な肩書きが“不良”の間で流行しやすい気質を有する今年の成瀬台の1学期において、 自分の名付けた肩書きが何処まで流行するかを競い合う“不良”間で結構流行した肩書きである。 『紅碧の二翼』と称される光学系能力者は以下の2人。 『碧翼 ブルーフランク 』:“成瀬台の変人”界刺得世 『紅翼 レッドフランク 』:“成瀬台の探偵(シャーロキアン)”小鳥遊麗一 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】『創世の主 グレイトスピリッツ 』 【概要】 ウェイン・メディスンが呟いた言葉。彼の一族が崇拝する創造主の名であり、万物を生み出した創造主の下では十字教が掲げる『神の子』でさえ万物と平等な存在と見做されている。 だが、一族の中でも異常者と断じられたウェインは『創世の主』における“平等”の捉え方を彼独特の解釈でもって為しているので、彼が必ずしも一族の共通理念を体現しているわけでは無い。 他にも、死後は無条件に創造主が創りし狩りの楽園で過ごすことができるとして地獄の存在を否定している(これにはウェインも同意している)等、十字教とは明確な差異が見られる。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ、電脳歌姫の学園都市レイディオ 【名称】黒にゃん 【概要】 白高城が見つけた小さな黒猫。人為的な遺伝子の操作により毛並みは全身の黒に金の縦縞が入っている。 女には優しいが、男に対してはすぐに引っ掻いてくる一風変わった硬派(?)な猫。 そのフェミニストさといい、金と黒の特徴的な見た目といい、ある人物によく似てる。 【出典】 とある学園の紛争記録 【名称】黒猫 【概要】 『獣耳衆』リーダー黒井錬児の通称名。メンバー以外の人物が用いることが多い。 どう見ても虎かライオンとか言ってはいけない。 とあるメンバーいわく「実は頭領、そのことけっこう気にしてるんですから。ああ見えてナイーブなんすよ」 【出典】 獣耳衆の華麗な日常 【名称】黒歴史 【概要】 “風紀委員の『悪鬼』”こと固地債鬼の失態及び醜態。己が作戦を界刺得世に看破された挙句に界刺に恋する少女達の逆鱗に触れ、結果としてボッコボコにされた。 もちろん、この醜態は他の風紀委員にも知る所となったため、“『悪鬼』”の凄みが何処と無く薄れてしまった。 一七八支部と当事者である他支部の風紀委員しか知らない、『悪鬼』がセクハラの罰としてブレーンバスターをくらったという別の黒歴史も存在する。 でもあっさりバラしちゃいそうな人が一七八支部に複数名いたり、既に広まってるかもしんないことは気にしてはいけない。 また、樫閑と界刺の会話から「界刺の黒歴史」の断片が語られている。 「このシャツの恨みは忘れない…この女装野郎」と発言していることから、その女装が界刺にとって黒歴史となっている。 界刺の返しからその時、樫閑は男装していたようだが、こっちは黒歴史になっていない。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ、とある高校の中華麺王(ラーメンマスター)、(界刺の黒歴史については)強欲の杯 【名称】形製病院付属精神医療研究センター 【概要】 学園都市にある大手の病院であり、カウンセリング、人格・精神治療に特化した「形製病院」の傘下の研究施設。治療だけでなく独自の設備で研究も行っている。人間の精神に関わるものであれば節操なく手を広げることで有名であり、病院・カウンセリング施設・研究所などを統括した『形製グループ』は学園都市における心理学、精神医学において無視できない大きな存在となっている。 『自分だけの現実』が超能力の土台とされている学園都市では『自分だけの現実』を構成する人格・心理といった人間の精神に関わる研究が外部以上に重要視されており、それに特化した形製病院は学園都市から多額の支援を受けている。これが『形製グループ』が大きくなった要因の一つでもある。 ここの会長の孫娘が常盤台中学に通っている。 【出典】 強欲の杯、とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】『警棒をお尻に突き刺す刑』 【概要】 界刺得世が嘘を付く一厘鈴音に敢行しようとした必殺技(大嘘)。 その名の通り警棒を一厘のお尻に突き刺そうとした(大嘘)ために、一厘鈴音は泣きながら本当の事を白状した。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】ゲコイラルラッシュ 【概要】 “ヒーロー戦隊”『ゲコ太マンと愉快なカエル達』のNo.13“ゲコイラル”の必殺技。ぶっちゃければ中の人である速見翔の“速見スパイラル”である。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】『ゲコ太マンと愉快なカエル達』 【概要】 正式名称は“ヒーロー戦隊”『ゲコ太マンと愉快なカエル達』。リーダーは“ゲコ太マン”が務める。 ゲコ太マスク・免力強也・盛富士泰山がボランティアとして赴いていた『置き去り』の施設である『太陽の園』の取り壊しによって一時的に離れ離れになる子供達を元気付けるため、 啄鴉発案の元結成されたカエル集団。学園都市内のラヴリーミトン製マスコットであるゲコ太とその派生カエル達の着ぐるみを各自着用している。 後に、ある事情から追加組として成瀬台の風紀委員も着用する。着ぐるみは1体を除いて全てゲコ太マスクの自作である。 その1体は界刺得世が着用している“カワズ”。もちろん、ラヴリーミトンシリーズには無いカエルで、『根焼』の店長奇矯杏喜製作の試作型着ぐるみである。 ゲコ太マスクの愚痴を耳にした奇矯がノリノリで製作した一品で、装着者の体に完全にフィットしてしまう学園都市の技術の粋が注ぎ込まれた着ぐるみでもある。 耐火・耐熱・耐水・防弾・絶縁性等が付いた特別製スーツだが、一度着用すると数日間は脱ぐことができない。しかも、その日数はランダムという始末である。 生理現象が発生した場合は、それを察知したスーツの該当する“部分”だけが開くようになっている。風呂は諦める他無い。ゲキダサのネーミングにツッコミを入れるのは野暮である。 構成メンバーは以下の通り。 No.1“ゲコ太マン”(啄鴉。着ぐるみの上からマントを羽織り、模造剣を二振り身に付けている“暗黒ヒーロー”) No.2“ゲコ太マスク”(ゲコ太マスク。カエルにレスラー的服装を着色させたような姿をしている“レスラーヒーロー”) No.3“ゲコ太”(仲場志道。髭とスーツが着ぐるみに着色されたような姿をしている“ゲコチックヒーロー”) No.4“ピョン子” (葉原ゆかり⇒春咲林檎。カエルの頭に赤色の髪留めがプリントされたような姿をしている“サークルヒーロー”) No.5“ケロヨン1号”(免力強也。唯のカエル) No.6“ケロヨン2号”(盛富士泰山。カエルに花柄のエプロンを着色させたような姿をしている“ぷよぷよヒーロー”) No.7“ゲコっち”(月ノ宮向日葵。カエルにキラキラピカピカが着色されたような姿をしている“キラピカヒーロー”) No.8“ゲコゲコ”(真珠院珊瑚。口紅が着色されたタレ目のカエルの姿をしている“お嬢様ヒーロー”) No.9“ゲロゲロ”(風路形慈。カエルとフランケンシュタインが合体したような姿をしている“暴れん坊ヒーロー”) No.10“ゴリアテ”(仮屋冥滋。橙色のデブガエルの姿をしている“大食いヒーロー”。何時もお菓子片手にムシャムシャしている) No.11“カワズ”(界刺得世。新世代の“ヒーローガエル”。“詐欺師ヒーロー”という名札が、胸の真ん中に付けられている。着ぐるみなのに表情がコロコロ変わる) ○追加組 No.12“ゲダテン”(押花熊蜂。カエルに色んな食物が着色されたような姿をしている“パシリヒーロー”) No.13“ゲコイラル”(速見翔。『止まれ』の標識に着ぐるみの至る所に着色された“暴走ヒーロー”) No.14“ゲオウ”(勇路映護。褌一丁のカエルの姿をしている“裸王ヒーロー”) No.15“ゲルマ”(寒村赤燈。カエルにダルマが着色されたような姿をしている“ダルマヒーロー”) 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】月刊ショタコンホイホイ 【概要】 ミランダが昂焚に依頼していた書物。 ショタに関することなら純愛から鬼畜まで何でも揃っているショタコン歓喜本。 ミランダのあまりの狂喜っぷりから昂焚には魔導書と揶揄されている。 ちなみに月刊と銘打っているため、毎月発売されており、通販でも購入可能。 【出典】 とある土産の珍奇騒動 【名称】“決行” 【概要】 殺人鬼対策として『ブラックウィザード』が立案・実行した作戦。主目的は新“手駒達”の材料となる一般人200名の拉致である。 これを隠蔽するために成瀬台に存在する風紀委員会本部の殲滅や第176支部所属風紀委員焔火緋花の拉致を狙った。 また、イレギュラーとして関わって来た第178支部所属風紀委員真面進次及び殻衣萎履両名に対して、 証拠隠滅と“自浄作用(=片鞠榴・江刺桂馬の抹殺)”を兼ねた多層同期爆弾による殺害を目論み、総じて風紀委員会を物理的・精神的に打ち砕き、 見当違いの捜査展開へ誘導し、治安組織側の目を“手駒達”の安定的供給源である『置き去り』から逸らそうとした。 結果として一般人200名及び焔火の拉致には成功したものの、『シンボル』の助力によって風紀委員会本部の殲滅に失敗、 更に、殺人鬼ウェイン・メディスンの介入によって真面・殻衣・江刺は救出されてしまった(片鞠はウェインの凶弾によって死亡)。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】『獣耳衆のわくわく☆ケモミミマガジン』 【概要】 『獣耳衆』が運営及び管理を行っているケモミミ愛好メールマガジン。最近登録者が千人を超えたらしい。 【出典】 獣耳衆の華麗な日常 【名称】剣神 【概要】 176支部のエース神谷稜の異名。『閃光真剣』を片手に図抜けた戦闘能力を示すことから名付けられた。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ、強欲の杯 【名称】皇光双里《こうごうそうり》 【概要】 二年前の風輪学園で第七位だった少女。 容姿端麗、頭脳明晰で表向きは非の打ち所がない完璧な少女。しかしその本性は醜く歪んでいて、黒丹羽に順位を奪われたというだけの理由で能力を使って黒丹羽を破滅へと追い込んだ。 最終的には黒丹羽自身の手にかかり、身体を分子レベルで分解されて死亡したとされる。 能力は『感情加速』。特定の人物への感情を何倍にも増幅させることが出来る能力。 【出典】 とある学園の紛争記録 【名称】公衆の面前で小学生向け計算ドリル解答の刑 【概要】 以前、樫閑が粗相をした部下(軍隊蟻のメンバー)に下した罰。 詳細は不明だが、罰を与えられたメンバーはきっと恥ずかしい思いをしたに違いない。 【出典】 蟻群矜持 【名称】コウチュウ 【概要】 軍隊蟻が保有する装甲車で8つの有人兵器の一つ。 6月の事件で木原故頼が使用していた装甲車を軍隊蟻が横流しして入手(※蟻群矜持を参照)。 上部に電磁狙撃砲が搭載されていたが、無尽偵察機“カゲトンボ”を射出するための電磁カタパルトに改造されている。 戦車二台を繋げたような装甲車で異様なまでの頑丈さを持っているが、大き過ぎて目立つため、動かさずに指令室として利用している。内部はCIC(戦闘指揮所)としての機能が集約されており、樫閑と数名のオペレーターが内部で情報のやり取りや指揮を執っている。 【出典】 強欲の杯 【名称】剛力演舞 【概要】 それは、喩えるなら筋肉の車。立ち塞がるもの、障害となるものを全て木っ端微塵に蹴散らす肉の戦車。 それは、喩えるなら“剛”の極み。仕掛け・小細工一切関係無しに問答無用で踏破する筋の結晶。 その男―寒村赤燈―こそ、筋肉の神に愛された漢。神の祝福を受けた人間に敵う者などこの世に存在しない・・・筈である。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】国際特殊環境研究所 【概要】 第二三学区にある研究所。自然界には存在しない条件の環境を再現することで新たな研究データを得ることを目的としている。 放射線に関する実験も行っている模様。 六年前から木原故頼が所属し、スパイとして冷牟田花柄も所属している。 【出典】 蟻群矜持 【名称】孤皇 【概要】 『ブラックウィザード』のリーダー東雲真慈の異名。正式には“孤独を往く皇帝”。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】コミュニケーションツール 【概要】 言語を言語として理解できず、ジェスチャーや絵のような概念的なものしか理解できい茜のために開発されたツール。 ヒエログリフ方式に基づいて概念的に漢字を理解した茜の頭の中では、自分の意思は中国語のような漢字の羅列として表されるが、それを他者に理解させるためにタブレットに搭載された超小型AIがひらがなを補足して分かり易くして画面に文字を表示する。普通の人間が間違いを訂正してあげれば、AIはそれを学習してより違和感のない言語の構築に反映させる。まだAIの学習が足りないのか、アホな中学生が英語を和約した様な文章になっている。 そして、同時に相手が喋ったことを茜に分かり易いように漢字だらけの文章にする機能も備わっている。また、直接文字を打ち込むことも可能。 かなり高性能なツールであり、これだけで数百万円はするらしい。 作中ではツール、タブレットとも呼称される。 【出典】 強欲の杯 【名称】ゴリラさん 【概要】 警備員・緑川強のこと。 多くの子供が彼の容姿に怯える中、数年前まだ「小柄な少女」だったころの焔火緋花が親しげに呼んでいた。 この後に緑川はゴリラさんどころか、人並みはずれすぎた強靭な生命力・身体能力から野生のゴリラ3頭分の力を持つ猛者「三ゴリ川さん」と呼ばれる。 現在は焔火緋花も普通に「緑川先生」と呼ぶため、この呼び名を用いる人物は現時点ではいないと思われる。 【出典】 とある風紀委員たちの志「176支部・焔火緋花の場合」 【名称】『根焼』 【概要】 “変人店長”である奇矯杏喜が開いた、最近安くて旨いと評判になっている焼肉屋。店長の趣味を反映しているせいか店員は全員女性である。 店長自らが奇想天外な発想で色んなサービスを発案したり、賞金を掛けた大会を急に開催することもよくあるので、リピーターも結構多い。 “ジワジ~ワ”というゲキダサネーミングを付けた出張店も存在する。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ 【名称】昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍 【概要】 昆虫怪人軍団(インセクトリアン)の幹部。 名前からして筋骨隆々としたカブトムシ型の怪人と思われる。 ヒナミンが初恋の人の名前をごまかすために用意して、秒数安価での数は多かったが、 全く当たらなかったため出番ナシで名前だけの出オチとなってしまった。 【出典】 闇城降魔「安価でめんどくさい夏休みを送る」 【名称】コンテナターミナル 【概要】 過激派救済委員達の溜まり場。第6学区にある。救済委員事件の主戦場となった。 【出典】 とある男子高校生の日常シリーズ
https://w.atwiki.jp/chikugogawa/pages/244.html
別のところでも書いたけど、同じフレーズが別のパートに少し時間をずらして書かれている場合の演奏の基本は、細かいアーティキュレーションを含めて、先行したフレーズにならうこと。とくにフーガでは、同じようにしろ、という意味にとらえてOK。 ここではまずアルトが最初に「まつりよかわをよびおこせ」と歌い、テナーが続く。ここでテナーはアルトのやった細かいニュアンスをコピーしなければならない、という意味だ。たとえばもしアルトが「まつりよ、かわをよびおこせ」と祭りに対する呼びかけの様子を強調するような「よ」の後ろの小さな間を作ったら、テナーも同じタイミングでそれをやるべきだし、もしアルトがついつい勢い余ってか、「わ」に鋭いアクセントをつけてしまったら、テナーも「わ」に鋭いアクセントをつけるべきだ。 楽譜どおりに演奏することは大切だけど、楽譜に書き込めることにはおのずと限界があって、どう演奏するかは指揮者の考えや気分、その場の雰囲気やメンバーの技量、ホールの鳴り具合、客の反応などいろんな要素が絡んで決まってくること。ある意味自由なのだけど、フーガがフーガらしく、繰り返しが、繰り返しらしくきちんと演奏されるためには、先行して起こったことに正しい影響を受けなければならない。フーガでは、先行の主題を模倣すべき。だからこそ、アルトの責任は重大。後続のパートにメッセージをこめて歌いきって欲しいところ。でも、難易度が高いので精一杯しっかりやった結果ついたアーティキュレーションが今回の主題だ、と思うのでもいいはず。 次に責任を被るのがテナー。アルトが作った流れをきちんと受け継いで音楽を作らなければならない。そのために是非やりたいことは: 1)自分なりにアルトが歌うべきor歌うだろう抑揚、アーティキュレーション、ニュアンス、ネタ、癖を予想しておく。その上でアルトの演奏を聴いて楽譜以上に何を起こしたのかを感じ取るべし。 2)日頃の練習で、調子のいいとき、悪いときのアルトの演奏を理解しておくべし。 3)自分がつけたいアーティキュレーションを練習の中でアルトに見せ付けて本番でやらせるように仕向けるべし。 4)何が起こっても追随できるようにテクニックを磨くべし。 5)本番には練習で一度も見せないような演奏になる場合があることを知っておくべし。 6)パート内の音をそろえるという意識は、これらに優先して重要なことだというのを理解しておこう。
https://w.atwiki.jp/shakemid/pages/141.html
技名 ASIDEMATOI/宇宙遊泳灯台返し 演技者 ASIDEMATOI/宇宙遊泳灯台返し 説明 宇宙遊泳の要領で投げてから玉を取り、そこから灯台返し。 備考 宇宙遊泳、灯台返しはそれぞれのページを参照してください。 タグ 宇宙遊泳 灯台返し コメント 名前
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/602.html
一昨日も雨。昨日も雨。今日も…天気予報は、一日雨。 トレードマークの向日葵の傘を広げ、裏門を通り抜けながら、キリノは溜息をついた。 ――――別に雨はきらいじゃないけど、これだけ続くとねえ。 洗濯物が干せない。手の平がパサつく。学校に行くにもバス代が嵩む。 勿論、ジメジメとした梅雨の空気は微妙に日本独特の「和」を感じて嫌いではないし、 この時期特有の苔生す防具から薫る香りは中学の頃から何よりの大好物、なのだが。 ――――にしたって、続きすぎでしょお…? そう一人ごちながら、いつもと変わらない道場を一瞥して通り過ぎようとした、その時。 よく見ると、見慣れないみかん箱が道場の植え込みの脇に捨てられている。 「おりょ?」 その中を覗き込めば、白い生き物がぽつん、と中にいる。 猫のような猫でないような、ふてぶてしい面構えのその奇妙な生き物は、 こちらが覗き込むと同時に、開いているのか分からないような目姿をし、しかし強い眼光でこちらを見上げ返してくる。 「…捨て…ネコ?」 「………」 見た所、ぽわぽわの毛は既に随分雨足に晒され、じとじとしている。そもそもみかん箱自体がもう、グショグショだ。 身体も小刻みに震えており、すぐにどうこうという事はなさそうだが、このまま放置しておけば……少々後味の悪い事になりそうだ。 そう考えたキリノがみかん箱の端に手をかけ、まず道場の屋根の下へ運ぼうとした所。 「………!!」 何故かは分からないが、箱の内側から激しい抵抗運動が起こり、爪でがりがりと中の箱を引っ掻く音がする。 どうやらここを移動してはいけないらしい。或いは、ご主人様がお迎えに来るのを、待ってるのだろうか。 キリノは少し眉間に皺を寄せ、そっとみかん箱にかけていた手を離すと。 「ふぅ、まあ、しょうがないか…」 そのまま、みかん箱を覆うように、植え込みに自分の向日葵模様の傘を挿すと、 鞄から取り出したハンドタオルで優しく白い生き物の身体をくるむ。 入れ替わりにキリノ自身の体が雨足に晒され始めると、心配そうに箱から見上げる目線。 「なに?心配してくれてるの?大丈夫大丈夫、あっはっは……よし!拭けたよ」 「………」 そのまま、ブルブルブル、と体を震わせ雫を飛ばすと、多少のぽわぽわ感を取り戻す体毛。 それを見て満足したキリノがタオルを底に敷き、じゃあね、と立ち去ろうとすると。 「…~~~…」 にゃー、でもなければ、なーお、でもない。 およそ一般的な猫の鳴き声からイメージできる響きとは全く異なる人間の言の葉が、 しかも耳を通じてでなく、頭の中に直接聞こえた気がキリノにはした。 数メートル進んだ先でおそるおそる振り返ると、みかん箱はそのまま、傘もそのまま、雨足を凌ぎ続けてくれている。 「……ありがとうね、変な生き物ちゃん」 そのまま、駆け足で雨と戦いながら校舎の方へと翔けて行くキリノ。 道すがら、その心の中には、先程聞こえたような気がする言葉が残響音のように響いていた。 ――――"叶えて、あげるよ。"って……どういう意味だろ? ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ さて、放課後になったというのに、雨は一向に止む気配を見せずに勢いを増している。 ソフト部の友達二人は練習がお休みになって嬉しそうに顔を見合わせると、そそくさに帰ってしまったが… 剣道部ではそうも行かない。雨の日であろうと、たとえ槍が降ろうと、部活は恙無く行われる。 ――――でも。 自分には部活を休みたいと思う理由など何一つも無い。あの貴重な、大切な時間を。 そう思うとキリノには、剣道が屋内競技である事にむしろ感謝したいくらいの気持ちであった。 てきぱきと日直の仕事を仕上げると、片付けを終え、いざ道場へ。――――しかし、心配事がひとつ。 ――――あのみかん箱…大丈夫かな? やっぱり強引にでも屋根の下に運んであげるべきではなかっただろうか。 傘を借りて、お昼に様子を見に行けばよかったという後悔が、道場へ向かうキリノの足を少し急がせた。 なおも雨足を強め、吹き付ける豪雨にめげずに道場に辿り着くと……箱は、ない。 「…もう誰か、持ってっちゃったかな…」 思わず口に出しながら、入口の屋根の下でどうにか雨露を掃うと、いつものように挨拶を―――と。しかし。 今日はどうしたものか、大きなタオルで頭を拭く先生が居るだけだ。 「よぉ、おはようさん。……なんだ、ずぶ濡れだな」 「なんで今日、先生一人なんですか…?」 「ここ、校舎から遠いだろう?流石にこんだけ雨だと、出席率悪いんだ、昔から。……てかお前、タオルは?」 「あ…えっとぉ…」 変な生き物にあげました、ではなんの説明にもならない。 そもそも先に来ていた先生なら、ひょっとしてあの子の事も何か見ているのではないだろうか。 まず何から尋ねるべきか、答えるべきか。キリノが頭の整理をつけていると。 ぽさ。 ずぶずぶのキリノの頭に、かけられる大きなタオル。 そのままコジローがわっしゃわっしゃと両手を動かすと、 髪の乾き具合と反比例するように混乱を極めるキリノの脳内。 「……うそだよ」 「…ほへ?」 「これ、お前のだろ?」 そう言ってコジローが差し出す傘は、 向日葵の模様がぎっしりと描かれている―――紛れもない、キリノの傘。 「タオルの方は今、洗濯機で洗ってるよ。でもこんな悪趣味なの、お前のだってすぐ分かったぞ」 その言葉の端々に見える断片情報から、どうにかあのみかん箱をどけた人物にアタリはつく。 では、その中身はどこへ行ってしまったのだろう。 「あの…変な生き物は……」 「ん、ああ…」 軽く汗をかきながらコジローがちら、と道場の隅に目をやると。 その先にはまるでこの道場の”主”のように居座る白い生き物が一匹。 気のせいか、見つけた時よりもその姿は白く光っているように見える。 「俺がきた時にもう、ドロドロだったから…シャワー浴びるついでにちょっと洗ってやったんだよ」 「……先生、猫とか飼ってた事あったんですか?」 「ああ。…知らないか?酒屋と猫って相性いいんだぜ。ウィスキーキャットつってな…」 コジローの語る薀蓄はともかく、拾ってくれていた事でもう既にキリノの胸は一杯であった。 しかし同時に、引っ掛かる点がひとつ。 「あの子、ダンボールから出そうとした時に…渋りませんでした?すごく」 「…いや?最初から随分人懐っこい奴だなって感じだったけど」 「……あれえ?」 では、あの抵抗は何だったのか。 ふと少しキリノは思い悩んだが、案外考えてみれば簡単な事ではあった。 ――――じゃあ、先生を待ってたんだね、あの子も。 とりあえずそう思ってしまえば、何とはなしに笑みがこぼれる。 「…何がおかしいんだ?」 「…ううん、なんでも!」 そのまま思い切って近付き、抱き上げる。―――今度は、抵抗はない。 嬉しそうにはしゃぐキリノに、コジローはやれやれ、とひとつ嘆息をつくと。 「しかし、どこで飼うかだな…俺んちは下宿でペットNGだし…」 「あたしんちのお店も、衛生面の事で何か言われるかも…」 言葉の上でのやり取りがそう交わされ、しばらく悩んだような素振りを見せると… どちらから、というでもなく、ぷっ、と同時に笑い出す二人。 結論は既に、お互いの胸の内にある。 「じゃあ、やっぱり…」 「ここで飼ってあげるって事で!ですね?」 そういって、キリノがぱあっと笑顔を輝かせると、どこか茫洋とその光景を見ていたコジローははっと我に返り、目を逸らす。 照れ、と言っていいのかも知れないが、それ以上にこうした気持ちは中々態度や言葉に表せるものではない。 ……変な物を愛でるその姿に、一瞬自分の母親を重ねていた、などとは。 堪らずに違う話題を振ろうとするが、それも僅かにキリノの方が早かった。 「この子…なんて名前にしましょうか?」 「ん?うん…そうだな…猫っぽいし猫っぽくない…」 「じゃあ…」 『”ねこ”!』 声が被さり、再びどちらからともなく失笑が漏れる。 一緒に居て、どうしようもなく楽しいこの時間。―――永遠に、なんて…続くはずもないのだけど。 ふと、今朝の不思議な声が脳裏を過ぎる。 ―――"叶えて、あげるよ。" 思わず頬を上気させ、抱き締めたままねこの頭を撫でるキリノ。 「…ありがとうね」 「???」 「…何でもないっすよ、さあ、練習練習!」 しかしその願いが、本当の意味で叶えられるには……更に、もうしばらくの時間を待つ事になる。 【終】
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1428.html
561 名前:【SS】三倍返し 1/2[sage] 投稿日:2012/03/14(水) 16 51 28.38 ID JL65EL/L0 [2/5] 桐乃「おはよーあやせ」 あやせ「おはよう、桐乃。 あれ? その大きな袋はなに?」 桐乃「これ? ホワイトデーのお返しだよ。 三倍返しだからこんな量になっちゃった。 はい、これ。 あやせの分」 あやせ「ありがとう! でも、お返しなんていらなかったのに」 桐乃「いいって。 こういうのはちゃんと返さないとあたしの気が治まらないし。 これはランちんのね」 ラン「わぁい! あたしのもあるの!?」 桐乃「当たり前じゃん。 それじゃあ、あたしは他の人に配ってくるね」 加奈子「あれ? 加奈子の分は?」 桐乃「加奈子はあたしにくれないで自分で食べちゃったじゃん」 加奈子「ぐぅ」 桐乃「なんてね。 加奈子だけあげないのも可哀想だから、ちゃんと持ってきてあるよ。 はい、加奈子の分」 加奈子「おおっ! 桐乃ってマジ天使じゃね? ……ってやけに大きくね?」 桐乃「量が少ないと寂しいでしょ?」 桐乃(本当はバレンタインキャンペーンの『メルルのバレンタインチョコ』のお返しもあるんだけど) 桐乃「じゃあ、今度こそ行ってくるね」タタタ ラン「桐乃んも大変だねー。 一体どれだけもらったんだろ」 あやせ「20はいってたと思う。 でも……」 ラン「でも?」 あやせ「なんであんなに女の子にモテるのか、よくわかるよね」 ラン「ほんと、カッコいいよね」 加奈子「うめー」モグモグ あラ「「もう食べてる!?」」 562 名前:【SS】三倍返し 2/2[sage] 投稿日:2012/03/14(水) 16 52 00.15 ID JL65EL/L0 [3/5] ・・・放課後・・・ あやせ「ねえ、桐乃。 帰りにちょっと寄っていかない? わたし桐乃にバレンタインのお返し持ってきてなかったから、代わりに何か奢らせて欲しいの」 桐乃「ありがとう! でもごめん。 今日は用事があるんだ」 あやせ「そうなんだ……」シュン 桐乃「あ、明日ならいいよ」アセアセ あやせ「良かったぁ。 じゃあ明日デートしようね! それで、桐乃は今日何の用事があるの?」 桐乃「えっとね…… 今日ってホワイトデーじゃん?」 あやせ「そうだね」 桐乃「ホワイトデーは三倍返しが基本でしょ?」 あやせ「うん」 桐乃「それならさ、一時間もあんなことされたら、三時間やり返さなきゃダメでしょ?」 あやせ「え?」 桐乃「あたしもあいつに一時間もあんなことしちゃったし、そうなると三時間やり返されちゃうじゃん」 あやせ「ええ?」 桐乃「そうなると合計で六時間……早く始めないと今日中に終わらなくて今日は寝れなくなると言うか、 寝かせてくれなくなるというか……」 あやせ「えええ!?」 桐乃「あ、もうこんな時間だ! じゃあね、あやせ。 また明日!」タタタ あやせ「桐乃!? 桐乃ぉ~!?」 加奈子「今夜はあの日の三倍うへぇかヨ…… うへぇ」 -------------
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/3329.html
TLD/T09 TD 仕返しするナナ/デビルーク星人 女性 パートナー フォローするナナ/デビルーク星人 女性 レベル 2 攻撃力 3000 防御力 5000 【このぉ~!やったなぁ~!!】《宇宙人》《動物》 【サプライズ】【自】[相手のターンの、1回目のアタック終了ステップに、そのアタックがパートナーアタックの時] → あなたのベンチのカードを1枚まで選び、あなたの控え室に置く。そのターン中、あなたのリングのカードを+0/+500。このカードをあなたの、フィールドか控え室に置く。 作品 『To LOVEる-とらぶる- ダークネス』 備考 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
https://w.atwiki.jp/darkdeath/pages/232.html
No.2005 符の参「追灘返しブラックホール」 條件:萃香2 屬性:集中 咒力:3 攻擊:3 迎擊:2 命中:4 [戰鬥階段]常時 這張符卡的戰鬥中,所有領導人獲得「回避-1」。 [戰鬥階段]咒力1 這張符卡在戰鬥中的場合,到階段結束前,對方戰鬥中的符卡獲得「攻擊-1」「迎擊-1」。 (每階段只能使用1次)
https://w.atwiki.jp/touhou398/pages/2.html
https://w.atwiki.jp/touhou398/pages/3.html
カウンター 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人 現在-人が閲覧中。 更新履歴 取得中です。