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前ページ さて、こんな茶番劇を見せられ、仲は修復などしていませんが、霊夢殿はもう泣いてはいませんし、紫様も 先程の様に恐ろしい顔をしていません。 紫様のゆっくりは、何やらはにかんでいたかと思うと―――――霊夢殿に、飛びつきました 「お久しぶりですぅ~ 可愛い霊夢ちゃぁん」 「は、始めまして」 何故か敬語。 霊夢殿は反射的に受け止め―――やはり紫様だからと思いたい―――まんざらでも無い様子で、紫様の ゆっくりをしっかりと抱き上げました。 「あ? なんかいい匂い」 「え?どれどれ? 本当ね」 よくは解りませんが、なにやらクリームの様な、チーズのような臭いはしたように思えました。 霊夢殿に続いて、紫様まで、近づいて匂いを嗅ぎ始めています。 別に直接触れている訳でもないのに、紫様のゆっくりは、いかにも気持ち良さそうに、それは勝者としても 余裕の表情を浮かべています。 恍惚と喘いでいるその顔は、ものすごく、こう、性的でした。 はっきり言いましょう こいつら、すげえムカつきます!!!! 大体、本物とは似ても似つかない霊夢殿と紫様のゆっくり――――面倒くさいので、前者を紅白饅頭、 後者を紫(むらさき)ババァと呼びましょう・ 紫ババァが御二方に可愛がってもらっているのが気に食わないらしく、ワナワナと震えながら、紅白饅頭は 自分だけずるい、と抗議しています。 「この泥棒猫!」 誰に対して言っているのか知りませんが、暴言です。 少し気になって尋ねました 「2人は、友達なんだよね?」 「と……… 友達…… 友達なんかじゃないよっ! 全く!」 「仲良さそうに見えるよ?」 「な……」 ここで、2人目を合わせて 「「こんな奴と、友達なんかじゃないんだからねっ!!!」」 と声も合わせてお互い同時にそっぽを向きます。 その演技の拙さとわざとらしさに、却って本当に仲が良くないことが伺え、ただそのコンビネーションがあまりにも 絶妙すぎ、長年こうした事を続けてきたことを思い知らされるので、一周して仲がよく見えてしまいます。 こちらは、大きな問題を抱えているというのに……… 「紫………こいつら何なの?」 「『ゆっくり』ね………私と霊夢のは初めて見たけど」 そうこうしている内に、日はとっぷりと暮れてしまいました。 「今日は――――仕事はいいの?」 「――――行きますわ。ちゃんと」 「ご飯食べる前に来てるんだって?」 「――――ええ」 悔しいですが、これは認めましょう。どうにも、紫ババァのあの匂いには、ちょっとした食欲増進効果がある様 でして、私も含め、皆腹を鳴らし始めていました。 「食べてきなさいよ」 「――――そうさせてもらいます」 こうして――――私達5人は、神社の中に入って行きました。 紅白饅頭と、紫ババァまできちんと調理を手伝ったので、ものの30分もしない内に、夕食の準備ができて しまいました。 御二方、二人並んで手を合わせています。 随分、長い長い時間です。 私は、その向かい側に正座してみておりました。 ゆっくり2人は、何故かかなり縮んで、ちゃぶ台に転がって、別に夕食を食べる様子もありません。 一体何なのでしょう 問題は何一つ解決されていないのです。 ちょっとイイ話にもなりはしません。 あのゆっくり2匹に、勝手にかき回され、はぐらかされ、そしてこれが最も重要な事なのですが、良い所を持って いかれました。 これから、御2人どうすればいいのか…… と――― 長い長い「いただきます」が終わり、少しずつ箸をつけながら―――― 霊夢殿は、泣いておられました。 「素敵ね」 「え?」 「ゆっ?」 お豆腐の味噌汁と、ジャガイモの煮っ転がし。 「食べる事ができるって、本当に幸せな事ね」 「全くね」 本当に美味しそうに、お二方は口に運びます。 紫様は、ほんの少し、霊夢殿に寄り添いました。 霊夢殿も、それに抗いはしません。 「私は、少なくともその気持ちを忘れた事はないわ」 「――――私だって」 ぐしぐしと、力強く涙を拭う霊夢殿の肩に、紫様の手が回され―――髪を優しく撫でられます。 「―――………私に食べられたい、なんて事だけは、もう言わないでね」 「………そんなに美味しい自信もなくなってきた」 「―――善人は何故か不味いっていうのよね」 「てか、あんた最近化粧濃いから、それで食べられるの、ちょっとだけやだ」 あ、それは私も少し思いました。 妖艶ではあるものの、濃い目の青紫という色は少し趣味が悪いかと……… 軽口を叩きあいながら、ごくごく自然に肩に手を回したまま、御2人は食事を続けました。 「全く――――こんなに近くでご飯食べられるんだから、焦る事無いのね」 「ゆっかりすればいいのに」 軽口を叩く2匹に律儀に反応しつつも、紫様も涙目です。 と、何かを思いついたように、手を離すと――――― 「ね………お願い」 目を閉じ、その花のような唇を、霊夢殿に開いて見せます。 食べさせて欲しい、という事ですね!!! 解ります! 無遠慮に、紅白饅頭と紫ババァも歓声をあげました。 「調子に乗るな!!!」 ――――もの凄い勢いで―――― 霊夢殿は箸で紅白饅頭をつまむと、紫様の顔面に、ブニュリ、という 音を立ててぶつけました。 「そういうのはまだ早い!!!」 「あらあら、本当に素直じゃないわねえ」 笑いながらも、霊夢殿の眼前に小さなスキマが生まれ―――そこから出てきたのは、至近距離にいたはずの 紫ババァです…… 「もがもごご」 「美味しそうよ?」 本当に苦しそう……… 口一杯に、紫ババァを詰め込まれ、霊夢殿は外に出す事もできずに呻いています。 「…………」 ちょうど、後頭部を咥えた形ですので、紫ババァの困った表情もよく見えたのですが――― 紫様は、 何かを思いついたように、その美しい口に、紅白饅頭の後頭部を咥えました。 両者とも、騒ぐ事も無く静かに目を閉じ、唇を突き出しています。 「霊夢」 「ふはひ(紫………)」 御二方とも目を閉じ――――途中に、ゆっくり2体分のスペースは残しながらも、一気にお互いの唇の距離を 詰められました。 代理の様に、ゆっくりの霊夢殿と、ゆっくりの紫様は、熱く口付けを交わしています。 ――――食への感謝は当然忘れないとして 距離とか 妖怪とか人間とか それぞれの役割とか 罪滅ぼしとか復讐とか 妬みとか劣等感とか 算数の問題の進行とか そんな事はもうどうでもよく 私は、「どちらかに代わって貰いたい」 と真剣に思いました 了 おまけ ※私自身の八雲藍さんと、幻想郷の一部にに対する妄想がかなり描かれていますので…… 橙も眠り、主もいつまでも帰ってこない。 自身の仕事はもう終わった。 気にならないはずもないが、これ以上介入するのも野暮というもの。 夜更けの人里を、とぼとぼと八雲の式は歩く。 「どれ………軽く行くか」 立ち寄ったのは、居酒屋。 何、大規模でも、決して強豪や名士揃いの場所でもないが―――宴が開かれるのは、神社だけではない。 「こんばんはー」 ガラリと戸を開けると―――手前の方から喧騒が止み、それが奥まで波紋の様に広がり―――そして、一気に 全体がその数倍沸き立つ 「藍様だ! 藍様じゃ!」 「おおい、藍様のご来店だ!!」 「何という幸運!」 「藍様が見えられたぞーーーー!!」 「おお、藍様、藍様!!」 人も妖怪も入り乱れての、盛大な歓迎 屈強な荒岩を蚤で削ったような筋骨と精悍な顔つきの、今年80になる店主が一際声を上げる 「野郎ども! 藍様がいらっしゃったんだ!席を開けネエか!!!」 「いや、そこまでしてくれなくてもいいのに」 「何をおっさります。 さて、こちら麦酒と!」 極端に大きな杯に注がれた酒を、豪快に藍のカウンター席に置き 「あと、いつもの奴でごぜえやす」 冷奴と油揚げの炒め物のセットである 「ご苦労。いつもありがとう」 「いえいえいえ、藍様が来ていただくだけで、この店はもう――――どいつもこいつも、藍様の尻尾を見られるだけ で眼福って奴等ばかりですだで」 誰もが、その立派な尻尾に憧れを抱くが、みだりに触ったりする愚か者は、妖怪にも人間にも、この店には いない。 「おお、いつ見てもええのう」 「全く、寿命が延びる思いじゃわい」 「素敵よねえ」 「ちょっと、まだこの豆腐手をつけてないから渡してくる」 一人2人と、我も我もと、藍に食べてもらいたくて、皆酒やつまみを手に、カウンター席に押しかけるのだが、決まって 暖かく笑いながら、やんわりと藍は断り、慎ましくサービスでもらった一杯と、自身で注文した分だけをちびちび呷り― ――― 「藍様」 「いつもありがとうございます。こうして何だかんだで平和に暮らせるのも、藍様が頑張って働いてくださるおかげで…」 「これ、私等夫婦からのほんのお心づくしでごぜえますよ」 老夫婦から、一杯と、あと自宅で作ったという漬物など これだけは丁重に礼を言って、嬉しそうに受け取っていた。 今日も、人間妖怪入り乱れて盛り上がる平和な居酒屋の様子を満足げに見て、藍も自身の仕事に満足と 納得を覚える。 明日も頑張ろうと思いつつ、今日の事を思い出して―――― 胸に大きく開いた穴はふさがらないけれど (一人の最愛は手に入らないが、その横で、百の憧れの眼差しか――――それも悪くは無い) そう思って一杯呷ると、少し離れたカウンターの席で、金髪のおかっぱ頭の少女が、やたらと大盛の飯をかきこんでいる のが見えた。 あれは―――― 「ルーミアかい?」 「ああ、あなたかあ。こんばんは」 妙に肉類が多い 「その――――何だ。久しぶりのエモノだったようだが、私のゆっくりが迷惑をかけてしまったようで……」 「別にいいよう」 「その、解体した肉はどうしたの?」 箸を少し休めて、ルーミアは言った。 「いやあ、美味しくいただきましたわ。 知り合いの妖怪ども集めて、皆で美味しいね って。本当に美味しかった」 皆で分けあったせいで、その分小腹が減ったので、ここで食事にしてるけど と付け足して、2人は苦笑した。 「何か振られたような顔してますねえ」 「ああ、実際にまあ……あなたも随分やつれてるけど……?」 「それなら、ちょっと紹介したい妖怪ってか、 饅頭がいますから、今度話してみますね……」 「そうね」 それにしても、こうした店は楽しい。 紫も忙しく働いてくれている。 趣味か何かで、喫茶店でもその内開こうかと、藍はぼんやり考えた。 これ名作だろ 良すぎ -- 名無しさん (2010-08-01 12 54 25) 理知的ならんしゃまの口調が新鮮。 -- 名無しさん (2010-08-01 19 01 19) 名前 コメント
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初めてあんたを見て、なんて胸糞悪いガキだと思ったのを覚えているよ。 入っては死んでいくのが俺たちだ。今更、ガキの一人が俺たちの仲間になるったって、珍しくもなんとも無い。まして、そのガキの目が死んでようと無くなってようと、俺の仕事には関係無い。だが、こんな気分になったのは初めてだ。その時の俺にはどうにも理由は分からなかった。 正直、あんたと一緒に仕事して、どういう理屈で俺があんたの下についたのかなんて、こんな嵐のような毎日の中、咽ぶような血と臓物の匂いの中でとても覚えていられない。ただ、あんたに会ったその時の感情だけははっきりと覚えてる。ああ、そう。確かにあの時俺は心底嫌な一方で多分、このガキと長く仕事をするのだろうなとも思った。 あんたは群れたがらない。部隊長なのにだ。どんなに美味しい仕事をしても、どんな苦境を凌いでも、あんたはいつもそのツラだ。会った時のまんまだ。あんたが俺たちの事を嫌ってるんだって事には最初から気づいていたよ。金だけもらったら誰より早くさっさとその場を離れるようなあんたを見て、誰があんたを部隊長だと信じるんだ? あんたは譲らない。あんたは一度として、自分の意思を覆さなかった。普段は作戦をこちらに丸投げで、指示もろくにしないくせに、行動の開始と終了だけはあんたが決め、ほかの誰にもそれを譲りはしなかった。それを不満に思うやつはいただろうが、あんたと殴り合おうなんてやつはあんたの部隊には俺を含め存在しなかった。 あんたは評価されない。団長やその周りがどう思っていたかは知らねえが、あんたは俺たちにとって石ころを詰め込んだカタパルトみたいなもんだ。放り投げれば多くの敵が死ぬ、便利なやつ。それ以上でも以下でもなかった。あんたが居たことで楽になった戦場は多い。だがそれはどっちかてーと、兵器が予想以上の効果をだしただけ、と受けとられてた。あんたの直感で俺たちが生き残ったきっかけになった事もあるが、大半は忘れさられてる。あんたは役職ではなく呼び捨てで呼ばれることや、誰一人敬語を使わないことにも何も言わなかった。 それなりに長い付き合いだってのにあんたの事で思い出せるのはこのくらいだ。 ああ、そういやあ、いつだったか、俺はあんたに聞いたことがある。隊長は何が不満なんすか、みたいな事を。 確か俺は酔ってた。それに仕事明けで少しばかり浮かれてた。でなきゃ、あんたが大好きな一人でいる時にわざわざこんな事聞きゃあしないだろう。 意外にもあんたは俺を無視しなかった。空から俺に視線を写して、少ししたらまた空を眺め出した。踵を返した俺に、あんたはここの全部だと答えた。続けて、気に入るか気に入らねーかは生きる事と関係ないと言った。 その目とその言葉で、そこでようやく分かった。この女のこの目はここにも、俺たちにも、自分自身にも、なんら興味がないってことだったんだろう。真実、この女は生きる事にしか目的がない。こいつの目には熱がない。戦いの高ぶりも、自分の力が通用する興奮も、成り上がろうとする欲望も何もない。ただ、俺たちを諦めというには色素の薄い感情で傍から見ていたんだろう。 切りつけた傷が黒い泡と共に煙を上げて治っていく。あんたはその唯一抱え込んだ異常な生への執着心で踏みとどまった。 俺の体は、力を失って慣れ親しんだ泥に落ちていく。俺たちが今まで多くの連中にしてきたように、俺たちもまた、落ちて、泥と一体になり戦場の匂いの一部となる。 滅びゆく意識に俺は、やっとの事で絞り出した。今まで見たことのないツラで自分を置いて逃げろなんて似合わない事を言ったあんたへ。 「隊長、あんた、新しい居場所を見つけたようですな」 あんたは初めて俺に無関心ではない顔をした。心底嫌そうなツラをしてるあんたのその言葉を聞いてみたかったがどうやら、もう命が続かない。 だがまあ、満足だ。おかげさまでヘドが出るほどに嫌いだったあの時のあんたの顔をもう思い出すことも出来なくなっちまったようだ。
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唯「憂ーっ!プレゼントは私だよっ!」ギュッ 憂「わっ!」 唯「えへへー」 憂「お、お姉ちゃん…」 憂「…お姉ちゃん。ありがとね。最高の誕生日プレゼントだよ」 憂「本当にありがとう。お姉ちゃん♪」ギュッ 憂「大切な思い出にするね」 唯「あ、憂。これは実は冗談で別でプレゼントを用意して…」 憂「(最高のプレゼント…ありがとね。お姉ちゃん)」 唯「(き…聞いてない…)」 憂「あっ、そろそろケーキ食べよっか」 唯「あっそうだね。食べよー」 唯「(ロウソクを消して乾杯の後でいいかな)」 憂「はい、ケーキだよっ。お姉ちゃん!」 唯「おお~っ!改めてすごいね」 憂「じゃあ、ロウソクに火を点けるから電気消してくれない?」 唯「オッケー」パチッ 唯「それじゃあ、憂の17歳を祝って」 唯「ハッピーバースデー憂っ!」 憂「ありがとう。お姉ちゃん」フゥー 唯「電気点けるね」パチッ 唯「改めておめでとう。憂」 憂「ありがとう。私、お姉ちゃんに祝ってもらえて幸せだよ」 唯「う~泣かせる妹だよ~っ(さぁ、このタイミングでっ!)」 唯「あっ、あのさ…」 憂「あっ!シャンパン出さなくちゃ。飲むでしょ?お姉ちゃん」 唯「あ、うん」 唯「(は…外した……)」 憂「それじゃあ、お姉ちゃん。危ないから離れててっ」 憂「えいっ!」 ボンっ! 唯「あっ!憂っ!零れてる零れてる」 憂「本当だっ!お姉ちゃん、タオル取ってきてくれない?」アセアセ 唯「ラジャーっ!」ビシッ 憂「ふぅ…ごめんね?お姉ちゃん」 唯「いえいえー。さっ、食べよっか」 憂「うんっ!」 ~~~~~~~~~~ 唯「ふぅー食べた食べた。お腹一杯だよ、憂~」 憂「じゃあ、お皿洗っておくからお姉ちゃんはお風呂に入ってて」 唯「うん、わかったー」 憂「(お姉ちゃん…あったかかったな)」 憂「(今度のお姉ちゃんの誕生日ケーキはもっと気合を入れなくちゃっ!)」 ~~~~~ 唯「じゃあ、おやすみー」 憂「うん、おやすみ。お姉ちゃん」 唯「早く寝よう~♪」 唯「はて…何かあったような……」 唯「しまったっ!憂のバースデープレゼントっ!」 唯「まだ起きてるかな…」コソー 唯「憂ー…まだ起きてる?」ボソボソ 憂「あっ、お姉ちゃん。どうしたの?寝れないの?」 唯「今日一緒に寝ない?」 憂「うんっ!いいよ」 唯「それじゃあ、失礼させて頂きます」 憂「(お姉ちゃん…あったかいなぁ…。眠くなってきちゃった…)」 憂「お姉ちゃん…あったかいね」 唯「憂もあったかあったかだよ」 唯「…憂は今日楽しかった?」 憂「うん、楽しかったよ。ありがとね、お姉ちゃん」 唯「私ね、憂にいつも迷惑ばかりかけてるでしょ」 唯「そんな憂にね。あげたいものがあるんだ」 唯「ちょっと待ってね」ガサゴソ 唯「はいっ!憂っ!ハッピーバースデーっ!」 憂「…………」 唯「憂…?」 憂「」スーピースーピー 唯「また…外しちゃった……」 唯「ど…どうしよう…」 唯「起こすのもなんだか悪いし…」 唯「うーんと…えーっと……」 唯「そうだっ!朝憂より早く起きてサプライズプレゼントにしよう」 唯「ベッドの下に入れてと…」 唯「これでよしっ!あー、何て言って渡そうかなー」 唯「何て言おうかなー。できれば素晴らしい名台詞を…」 唯「どうしよう…どう…しよ……う…」 唯「......zzz」 翌日 憂「お姉ちゃーん。起きてーっ!」 唯「うーん…」 憂「お姉ちゃん。起きて、遅刻しちゃうよー」 唯「うーん…ういー…。おはようー…」 憂「着替えて降りてきてね」 唯「うーん…」ウトウト 唯「はっ!」ガバッ 唯「しまったっ!寝坊してしまった!プレゼントはっ!」バッグ 唯「良かった。隠してたのはばれてないか…」 唯「ど…どうしよう…」 憂「お姉ちゃーんっ!朝ごはん冷めちゃうよーっ!?」 唯「う…うんっ!今行くよっ!」 唯「と…取り敢えず私のカバンに…」 学校 唯「…というわけで、どうしようっ!?澪ちゃん…」 澪「何でシャンパン拭いた後に渡さなかったんだよ…」 唯「ケーキが食べることに夢中になっちゃって…」 律「何やってんだよ、まったく」 紬「でも誕生日プレゼントに抱きつくって何だか素敵…」 律「おーい、どこが素敵なんだー」 澪「で、いつ渡すんだ?長引けば長引くほど価値が薄れるぞ」 唯「澪ちゃん、ひどいっ!」 紬「じゃあ、演奏して渡すのはどうかな?」 唯「え?」 紬「部室で演奏してその後に渡すとかっ!」 律「おっ!それサプライズだな。講堂でも借りるか?」 唯「そうだねっ!憂のために演奏しようっ!」 ―――― 梓『放課後の4時に講堂に来て。絶対だよっ!絶対』 純『どうしたの?なんかあんの?』 梓『うん、ちょっとね。絶対来てねっ!』 純『私も行っていい?』 梓『うん、いいけど…とにかく憂は絶対に来てねっ!』 純『ちぇーっ』 憂『うん、わかった』 憂「梓ちゃん、どうしたんだろう…」 憂「うぅ…寒い……」ガチャッ ウィーン 憂「え?」 唯「ハッピーバースデーっ!憂っ!!」 律澪紬「バースデーバースデー憂ちゃんっ!」 梓「誕生日おめでとう。憂」 憂「これって…」 唯「憂のために演奏するよっ!聞いてくれる?」 憂「…うん、うんっ!」 唯「それじゃあ、聞いてくださいっ!『U&I』」 ジャーン♪ 唯「ふぅ……」 唯「ど…どうだった?」 憂「すごかったよっ!お姉ちゃんっ!ありがとうっ!!」 バンッ 和「あんたたちっ!講堂使用届け出してないでしょっ!?」 律「しまったーっ!また忘れてたーっ!」 澪「律っ!?お前また…」 唯「ごめんね、和ちゃん。どうしても憂のために演奏したかったんだ」 和「まぁ、そういうことなら…」 律「いいんかい」 唯「憂」 憂「何?お姉ちゃん」 唯「実はまだ渡して無かったプレゼントがあるんだ」 唯「はいっ」 憂「これは…お守りとカスタネット…」 唯「お守りは手づくりだよっ」 憂「ありがとうっ!お姉ちゃんっ!大切にするねっ!」 唯「えへへー」 憂「でも、昨日『プレゼントは私だよ!』って…」 唯「あれは冗談だよ。本当はこっち」 唯「でもね」 唯「憂のことが大好きなのは冗談じゃなくて本当だよ?」 憂「お…お姉ちゃん……」 憂「ううっ…今までで最高の誕生日だよっ!ありがとう~っ!!」ギュッ 唯「よしよし」スリスリ 澪「やれやれ…」 律「本当に」 紬「仲良し」 梓「ですねっ!」 終わり 戻る
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元スレURL 栞子「私のことが好き?冗談はやめてください。あなたは姉さんのことが好きなのでしょう?」 概要 みたいなね タグ ^三船栞子 ^短編 ^恋愛 ^コメディ 名前 コメント
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BPM EASY BASIC ADVANCED EXPERT MASTER 256 - - - 1 - EASY BASIC ADVANCED EXPERT (256) {1},,,,,,,,,,,,,,,,2^7[1 64],,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, {4}4b,4b,4b,4b,,,,,5b,5b,5b,5b, {1},,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,5b,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, {8}8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b,8b, {1},,8b,,E MASTER 名前 コメント
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戻る 小ネタ 何か中途半端。 ここから先がないのか? -- (名無しさん) 2012-07-06 21 37 38 意外とふつうの話だった。 -- (通りすがり) 2012-07-07 03 24 04 普通のSS -- (名無しさん) 2012-07-07 09 45 17 本当に「ふつう」のSSですね。 それ故に、本編であっても違和感のない話。 原作っぽいかな? -- (むい) 2012-07-08 02 04 28 別バージョンで梓に聞かれなかった展開も作って欲しい -- (名無しさん) 2012-07-08 03 09 28 梓は聞いてたのに聞いてない振りをして、本当に律が泣いてしまう展開とかも善いかもな。 -- (名無しさん) 2012-07-08 04 27 11 ふつうが最高! -- (名無しさん) 2012-07-08 23 49 24 つまらん -- (名無しさん) 2012-07-10 00 47 22 淡々とした中にけいおん愛がある。 つまらんなどというコメントでは片づけられないな。 -- (名無しさん) 2012-07-10 23 37 55 うん。平常運転。 -- (けいおん!) 2012-07-27 16 20 16 良いと思うよ! -- (名無しさん) 2012-08-10 18 24 22 キャラアンチが書く糞みたいなSSなんかより普通の話しのSSの方が数百倍良いと思う。 この作品は普通の話しだけど良かったよ。 -- (名無しさん) 2012-08-10 19 14 21 中々良いじゃないか -- (じゅわ〜) 2012-08-10 20 11 58 至って普通な面白さDA 本来のけいおんの面白さ?だな -- (あずキャット) 2012-08-11 00 34 40 普通? このSSの魅力がわからないのか -- (名無しさん) 2012-09-04 03 58 04 梓が聞いていなければ・・ -- (おすし!) 2012-09-04 20 28 49 なんかいいな -- (名無しさん) 2012-09-06 02 43 29 原作やアニメにあっても全然違和感がないな -- (名無しさん) 2013-03-25 09 03 51 結構好き -- (名無しさん) 2014-03-08 12 47 46 ↓2 同感、違和感は全然感じられないしけいおんの世界観そのものですね。 -- (名無しさん) 2016-08-08 21 47 24 若干物足りないが、けいおんらしいと思います。 -- (名無しさん) 2016-08-09 20 33 26
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レ「旅行ですねー」 女「旅行だなー」 レ「この部屋快適ですねー」 女「快適だなー」 レ「女さん水着ですねー」 女「お前もなー」 レ「そんな激しい水着着てると襲っちゃいますよー?」 女「(ふん、からかってみるのも面白そうね)できるものならやってみなさい?」 頭の後ろで手を組み、全身を晒す女 レ「(女さんの腋!胸!そして股と足!あぁもうこんなの見せられたら…) 女さぁん!私にっ、私にご慈悲をっ!」女「ていっ!」 レ「お約束…です、か…グハッ」
https://w.atwiki.jp/iamkenzen/pages/89.html
「作っておいてなんですが、この冗談で作ったwikiが活用される日が来たら、頭お菓子界隈は終わりです。」とは、当wikiの開設当初からトップページに書かれている文章である。 当wikiの開設は2017年7月6日。 「PIU界隈の使うワードが独特すぎてまったくわからん」というツイートがあったものの、別に正式名称でも何でもないからPIU JE wikiに載せるのは忍びないという理由で開設された。 当ページを記載している2020年2月17日時点では、全ページ一覧を確認すると次のようになっていたことからも頭お菓子関連とPIU周りの何かしらのみが書かれていたことが分かる。 CROSS†OVER (220日前) ココアックス (709日前) 頭お菓子封印の壺 (895日前) チノパン (895日前) 決定事故 (895日前) つっちょ地帯 (912日前) ダウト (950日前) 健全 (950日前) ア健 (950日前) 初夢 (951日前) すしざんまい (952日前) のっけからゴミ (955日前) 方正 (955日前) 森鴎外 (955日前) 耳ポテ (955日前) 肛ビブ (955日前) 2018年は完全に放置されていたが、当wikiの管理人がやることが無くて暇だった時に、ふと思い出して当wikiの記事を増やしていったのが2019年の7月で、上の表でのCROSS†OVER以降の個所である。 この「存在を思い出して以降」からは割と思い付きで記事を作るようになっており、「頭お菓子界隈」から「踏みゲー界隈」へと多少範囲を増やしていった。 この際、左メニューとトップページには「【重要】このwikiに記載されている内容は悪意があります。真に受けないようにしましょう」の記載が追加された。 当ページ作成日の2020年2月17日からは当ページへのリンクが追加された。 2021年04月11日より、バー持ちの是非を問う記載を禁止といたしました。経緯につきましては『バー持ち議論』の項をご覧ください。 なお、理由といたしましては「話題にすると確実に荒れる」ということと「是非の根拠として当wikiがやり玉にあげられても困る」ということが挙げられます。 当wikiに記載されていることは身内ネタであることを理解すること 「身内」であることを前提とした嘘、暴言があることを理解すること 嘘は嘘であると見抜くこと 書いてあることを鵜呑みにせず、正しいかどうかは自分で考えること 内輪ネタは輪の外に持ち出さないこと