約 6,670 件
https://w.atwiki.jp/oldmoon/pages/64.html
人は生まれたばかりの頃の記憶がほとんどない。 また、Mythをやり始めたころの記憶もほとんどない。 ただ、覚えているのは自分が幼稚だったことのみである。 ということで、私がMythを始めたのは98年1月の頃で、バンジーに入り浸ったのは2月の頃と記憶しております。Myth IIを含めて約1年Myth歴があるということですが、その間Myth上ではいろいろな出来事がありました。 チームの変遷などは編集長でもあるPrinceさんがすでに掲載していますし、98年の1月以前はほとんど知りませんので、98年の3月からのチーム戦における作戦のトレンドの変遷と実際の孫子やクラウゼビッツ、墨子兵法との関連について書いていこうかと思っています。 ---98年3月(Myth1)「境界線の魔物・キャプチャー=ザ=フラッグ」が人気--- このころは日本人部屋というものがなく、日本人だけでプレイするのも大変でした。HOSTが日本人であるというのを知るにはゲームタイトルが日本語であることや、Passwardの「iti tasu ni ha?」等から推測していたのです。(蛇足ですが、なぜかPasswardが1とか2だとHOST落ちするという話がありました。) 「境界線の魔物」における作戦・第1期 <ユニット編> 1)ACをリミット限界まで多くする 2)GLは偵察のみ(4、5ユニット) 3)WR、THは10〜15ユニット 4)WT、DWは1、2ユニットほど <作戦編> 1)両軍とも川を挟んでACを並べ、GLはマップの両サイドの偵察、WR、THはACの後ろに布陣する 2)ACの撃ち合いやGLの牽制から始まり、ACが撃ち勝った方からWR、THを前線に投入 3)WR、TH、DWが入り乱れて乱戦。 4)ここで90%近く消耗させられたほうが(大抵の場合、ACが打ち負けたほうが消耗させられる側になる)旗付近での攻防を待たずして敗北する。 <考証編> やはり、日本人チームでの戦いが少ないためか、チームワークを必要とする戦法よりも個々の技量に頼った戦法が多くとられています。ユニットの配分もユニットの種類別に個人に割り振られていました。(ACだけをやる人、WRだけをやる人、というように) <兵法・戦略編> 1)この作戦の場合、いかに早くACが川岸につくかが勝負の分かれ目となっていました。(孫子・虚実編によると、敵より早く戦場に到着して布陣すれば、十分なイニシアチブがとれる、とされています。) 2)次にACがうまく敵を射程に収めるか、自軍のユニットをいかに敵のACの射程から離れさせるかを競っています。(孫子・兵勢編では総じて戦いは正攻法で戦うべきだ、とされています。) 3)WR、THを投入するのはやはり、敵軍が1とした場合、自軍が1.2〜1.4倍以上の時が多く、結果的には1.4倍以上の兵力を単純にぶつけた場合、65%以上の勝算があるのです。(菊池宏・戦略基礎理論、勝敗公算曲線より)(孫子では10倍の兵力があれば囲み、5倍なら押して攻めるとありますが、MYTH上ではそれ程の兵力差になることはほとんどありません。) ちなみに、自軍が0.7〜1.4倍以内ならば勝敗が伯仲する範囲とされているので、負けている場合でもあきらめずにGAMEしましょう(笑) <兵法・地形編> 1)川岸にACを布陣させている場合、両軍の位置が離れているので先に仕掛けたほうが大抵不利になります。(孫子・地形編、これを「遠形」といい、敵が離れた位置にあって、双方の兵力が均衡している場合、先に仕掛けたほうが不利になるとされています。) 2)本来ならば、川岸に陣を張るのは下策(孫子・行軍編)なのですが、Mythでは川が氾濫したりすることがないので(笑)、川岸にフォーメーション2で陣を張るのが正攻法だったと言えます。 3)DWやWRが川を渡って攻撃する場合、敵の半数が岸に上がったところ(川から後退したところ)で攻撃したときがもっとも効果的でした。こちらのDWは川の中にいて敵DWの火炎瓶攻撃を受けませんし、逆に敵のDWや半数のWR、THは後方の岸に上がっているわけですから、こちらの攻撃が効くというわけです。(孫子・行軍編) 4)じつは、「境界線の魔物」では両軍の陣地の地形が違うので(^^;;)、なだらかな丘がある方が有利になっています。(孫子・行軍編では右翼、または後方に高地があり、前方が低くなっている地形が良いとされています) 以上、多少こじつけではありますが、兵法とMythの関係が少しでもわかってくだされば幸いです。この記事を見てくれている軍事評論家の方もぜひMythで兵法を使ってチームプレイをしてくださいね(いないって) MYTH兵法書 トップページ
https://w.atwiki.jp/sengoku4/pages/605.html
武将名 武将・甲 武将・乙 真田幸村 将棋でもいかがですか?あなたはお強いと評判ですので、ぜひ、一局 喜んで。あなたの玉…我が闘志の駒にて貫かん! 前田慶次 一局つきあっちゃくれないか。なあに時間は取らせねえさ、勝負はすぐにつくだろうぜ ただやるだけじゃつまらないねえ…。勝ったら負けた方を思い切り殴るってのはどうだい? 織田信長 一局、参れ。予に勝たば「名人」と褒めてやろう、ぞ 無謀な挑戦者よ…。信長は嬉しい、盤上で存分にあがいてみせよ 明智光秀 将棋など、いかがですか。じっくりと思考するのもよいものです いい勝負にまで持ち込めるかわかりません。ですが、全力でお相手を務めましょう 石川五右衛門 お前…俺様を軽く思ってるだろ?おっしゃ、将棋で頭のいいとこ、見せてやるぜえ! てめ、俺様なら勝てると踏んでやがるな?その思い上がり、あ、へし折ってやるぜ~! 上杉謙信 盤上の闘争も、またよきものなり 盤上の闘争でも、謙信が勝つ お市 私と将棋をしませんか?強くないので、手加減をしていただけると嬉しいです あっさり負けては、お互いためになりませんよね…。できる限り、粘ってみます 阿国 成り上がったり、後ろに進めんかったり…将棋の駒は人そのものどす…一局、どうどすえ? うち、駒の動かし方もよう知りませんよって、手取り足取り、教えとくれやす くのいち 将棋でもやらないかにゃ?忍び相手だと手の内が読めなくて愉しめると思いますぜ あっしの仕事は敵大将の首を取ることですぜ…。玉将の首なんて、軽い軽い! 雑賀孫市 将棋でもどうだい?俺が戦術家としてもイケてるってとこ、見せてやるぜ 見えるぜ。数刻後、俺に頭を下げるお前の姿がな! 武田信玄 さて…盤上で兵法談義としゃれ込まんかね。なんなら、こっちは飛車角落としでいいよ? 別にいいよ。言っとくけど、わしに定跡は通用せんからね 伊達政宗 一局どうじゃ?竜は、盤上の戦でも負けぬ! 将棋でわしの右に出る者などおらぬわ!竜の攻め、かわせるものならかわしてみよ! 濃姫 ねえ、二人だけでいいことしない?…将棋だけど 半端な情けは嫌よ。あなたは金銀飛車角落とし、それでいい? 服部半蔵 詰め将棋も飽いた。つきあえ 思考を冷たく保ち…勝つ 森蘭丸 蘭とただ向かい合っていてもつまらないのでは…?将棋をご存知でしたら お相手も務められますが… せっかくご指名いただいたのです。接待ではなく本気の勝負とまいりましょう 豊臣秀吉 わしゃ下手なんじゃが将棋は大好きでのう!一回、勝負してみんか? わしゃ将棋はあんま得意じゃありゃせん…。ちょこっと有利にしてくれると嬉しいんじゃが? 今川義元 一局、所望するの。雅に将棋を指し、交流を深めよう、の! 二人で過ごす穏やかな時…よいの!皆、戦ではなく将棋にて物事を決めればよいのにの… 本多忠勝 一局、参れ。この盤も駒も、すべて拙者の手彫りよ …待て! この将棋盤の造形、駒のツヤ…よい木材を使っておる… 稲姫 稲と一勝負、お願いいたします!戦に必要な読みと集中力を一緒に磨きましょう! 将棋にても正々堂々勝負するのが稲の道!まっすぐ進む駒しか、使いません! 徳川家康 わしは将棋に目がなくてな。ささ、一勝負、つきあってもらおうか おお! わしは将棋が大好きでな。今日も明日も、夜を徹して愉しみたいものよ 石田三成 あまり好きではないが、将棋でもやるか?何が面白いのか…俺に解説してくれ 俺は政務で忙しいのだよ。…手短にな 浅井長政 将棋でもやらないか?頭の鍛錬にもいいらしいぞ 某は、香車がお気に入りだ。まっすぐを貫くその姿勢がたまらなく好きなのだ 島左近 一局、やりますか?これでも頭には自信あるんでね、そこそこ強いですよ? 俺をご指名とは嬉しいですね。…後で泣いても、知りませんよ? 島津義弘 この部屋にバクチ道具はないようだな。…仕方ない、将棋でもせぬか? 理詰めの戦は好かんのだが…まあいい。バクチ打ちの将棋、見せてやろう 立花誾千代 将棋をやるぞ…駒の動かし方も知らぬが、兵法で勝敗が決するならば、勝てぬはずがあるまい 立花はいかなる勝負も拒まぬ!駒がどう動くのかも知らぬが…勝ってみせよう! 直江兼続 将棋で兵法を磨こう!それもただの将棋ではなく、愛の将棋で! 将棋は兵法の鍛錬ともなろうが、断る!取られた駒が、敵の持ち駒に寝返るのは、不義だ! ねね ね、将棋につきあってくれる?男の子がなんで夢中になるのか、知りたいの あ…大発見!この将棋盤、まな板にちょうどいいよ! 風魔小太郎 我と将棋で遊ぼう… 駒の位置はしっかり覚えておくことだ。さもなくば、すり替わっていても気づけぬぞ… 宮本武蔵 将棋でもしねえか?定期的に頭働かせとかねえと、なまっちまうぜ? 俺、こう見えても結構強いんだ。序盤を間違えたら、致命傷になるぜ? 前田利家 おう、ちょうどいい。将棋やんねえか?気楽に、家のことでも語りあいながらよ 将棋で戦を学ぶのも結構だがよ、戦で動くのは駒じゃなくて人だ。そこは忘れんな 長宗我部元親 将棋盤は天下、駒の動きは人の生だ。俺とお前で体感しよう、乱世の壮大な宿命を! 上等!駒が奏でる乾いた音が、俺の頭を激しく刺激する… ガラシャ 将棋でいろいろ教えてほしいのじゃ!わらわの挑戦、受けよ! 教えよ! なぜ「かどゆき」は斜めしか行けぬ?なぜ歩兵の裏には「と」と書いてあるのじゃ? 佐々木小次郎 将棋をやろうよ!君との駒の斬り合い…愉しいよ、きっと 誰にも邪魔されない一対一の勝負だね。決闘にも通じるし…僕も好きだよ 柴田勝家 一局、つきあえ。わぬしぐらいの相手がちょうどよい うるさいわ!黙して誘え…それで通じる 加藤清正 将棋でもやらないか。遊びながら戦について考えられる。一石二鳥だろ? 将棋は敵の駒を奪えば、味方になる…。この辺も、戦に重なる部分があるな 黒田官兵衛 一局、いかがか。卿とならば気を使わず、真剣勝負を楽しめよう うむ、すべての政務を取りやめ相手をしよう。卿との一局にはそれだけの価値がある 立花宗茂 将棋でもするか。勝負そのものより、対局中のお前との会話を愉しみたい 俺を相手に選んだ時点で詰んでいると思うが?まあ、やれるだけやってみるといいさ 甲斐姫 え…なに怯えてんの? これは凶器じゃないわよ!将棋盤! あんたと将棋がしたくて持ってきただけ! あたしとやりたいの? いいわよ。超絶穴熊戦法、破れるもんなら破ったんさい! 北条氏康 さて、じっくり腰据えて、将棋でもやるか。俺は将棋でも戦でも、持久戦が得手なんでな 将棋好きは悪友って教訓があるんだが、ま、俺は良友ってガラでもねえし、つきあうぜ 竹中半兵衛 新しい将棋の戦法を思いついちゃった!実験台になってくれる? うーん、将棋で兵法を学びたいってこと?いいよ、俺が教えてあげる 毛利元就 やあ、将棋で兵法を学んでみる気はないかな。特性の違う駒をどう動かすか…いい勉強になるはずだよ 南蛮にも似たような形式の遊びがあるらしいね。なんと言ったかな…あ、私が先手かい、ごめんごめん 綾御前 綾と将棋をしてください。手を抜いたら、その指を駒ごと砕きますよ… 綾も将棋が大好きです。相手の駒をすべて奪って、玉将を追い詰めていくのが、たまらなく… 福島正則 な~んか、暇だな~。お! 将棋あんじゃん! やってみねえ? いて! 腹が急に痛くなってきた!…負けても腹痛のせいだかんな! 藤堂高虎 俺と一局、どうだ。餅でも食いながら、互いの戦術を語ろう 玉だけは必ず守り抜いてみせる。主を守れぬようでは、なんの意味もないからな 井伊直虎 井伊家家訓、兵法を知りたくば将棋をすべし!ということで一局、お願いします! 駒がちっちゃくってなんだか可愛いなあ…。あ、駒さん、すみません! 私なんかが上から目線で 柳生宗矩 将棋をやらないか。おじさん、静かに繰り広げられる心理戦が好きでねェ うん、将棋が強い人は、総じて剣にも通じてるよォ。読みが磨かれるんだろうねェ 真田信之 私でよければ、将棋の相手をしよう。昔、真田の兵法を理解するために、よく遊んだものだ いいだろう。腕に関しては、あまり期待しないでくれ 大谷吉継 なんだ、将棋をやりたそうな顔をしているな。仕方のない奴だ… わかった。だが…この籠手を外すまで待ってくれないか 松永久秀 さて、将棋でもいかがかな~?誓って、盤上をにらむ無防備な頭を叩くまねはせんて うむ、我輩のドス黒き脳細胞も、将棋によって鍛えられたからなあ…すみませんウソです 片倉小十郎 ご無礼ながら、今少し知略を磨かれたほうがよいかと。将棋の相手ならば、務めさせていただきますが? ご無礼ながら、あなたが私に勝つ姿が想像できません。それでもよろしければ、お相手いたしますが? 上杉景勝 …将棋を …受けて立つ! 小早川隆景 戦術、読み、臨機応変…将棋にはそのすべてがある。どうです? 共に知恵の泉に身を浸しませんか? いいですよ、本を読むのはもちろん好きですが、将棋で相手の心を読むのもまた、愉しいですから 小少将 ねえ、これって将棋盤よね…。やってみる? ほこりかぶってるけど…ふっ♡ いいわよ?参りましたって、可愛い声で鳴いてほしいな♡ 島津豊久 将棋やろうぜ!体だけじゃなく頭も鍛錬しなくっちゃ! お、俺だって将棋ぐらい…。な、なあ…「待った」は何回まで許してくれる? 早川殿 将棋を指南してくれない?兵法を覚えるのに、役立つって聞いたの あまりうまくないんだけどいい?回り将棋や山崩しなら得意なんだけど… (II)井伊直政 一局、どうです?その時の最善手を考えることは、戦にも通じますよ ただ漫然と指しても意味がない。この将棋をどう活かすかは、己次第ですね 新武将(男・熱血) 兵法を学ぶのに将棋はいいらしいからな。一局、勝負しないか ああ、願ってもない申し出だ。お前が相手なら、すごく兵法の勉強になる 新武将(男・冷静) 一局、勝負しないか?将棋は、戦術の整理に役立つ うむ、いいだろう。将棋を通じて、戦場で己の動きを客観視できる 新武将(男・生意気) ねえ、将棋やんない?ま、僕に負けるのが嫌ならいいけどさ 僕に挑むとか百年早くない?ま、こてんぱんにされるのが好きなら相手したげる 新武将(男・老練) 盤上の戦場とはいえ、兵法のいい経験が積める。どうだ、将棋を一局? ああ、何局でも受けて立とう。こうして疑似的に戦場を経験できるのはいい (E)新武将(男・威厳) 将棋をせぬか。いや、遊びではない。一種の模擬戦じゃ おお、受けて立とうぞ。時間の許す限り、盤上で戦を研究しよう 新武将(女・活発) あなたと兵法を競ってみたいの!あ、本当の戦場では嫌だけど、将棋の盤上で… 盤の上でも戦場は戦場。そこであなたと戦を交えられるなんて、光栄だな! 新武将(女・冷静) 一局、勝負願う。戦場を共にする者として、兵法のほどを知っておきたい 貴君が相手ならよかろう。本物の戦場同様の好勝負ができそうだからな 新武将(女・生意気) ねね、無敗のボクと将棋やろ?遊びじゃなくって、ほら、兵法の勉強になるし…たぶん うんうん、兵法を将棋で競い合おう!…いざとなったら、必殺「盤返し」があるし♪ 新武将(女・妖艶) 恋も戦場も、駆け引きが大事。将棋で、あなたの手練手管、見せてくれない? 将棋であたしの兵法を裸にする気? (E)新武将(女・優美) 実際に戦場に出るのは恐ろしいので、将棋で戦を学ばせてくださいませ 盤上の戦でも、私、体がこわばってしまうのです。どうかお手柔らかに… 汎用武将(熱血) おう、将棋やらねえか。戦場で、部隊をどう動かすかの練習にもなるだろ? おう、やろうやろう。あ、でも、「待った」はありでいいか? 汎用武将(冷静) 将棋はいかがか。我ら両人が互いの兵法を学べば、お家のためとなろう ふむ、音に聞くお主の兵法を知る好機。喜んでお相手つかまつろう 汎用武将(猪突) 将棋を一局、いかがでござる?盤上の戦にて兵法を教えてくだされ お相手いたそう。ただし、「待った」はなしで願いまするぞ 汎用武将(若輩) 兵法を将棋にてご教授いただきたく!一局、お相手くだされ! これは兵法を磨く好機ですね。ぜひお相手させてください 汎用武将(老練) 将棋を通じて、わしの兵法をそなたに伝えたい。つきおうてくれるか? おお、よかろうて。戦場に年を重ねたわしの力量、見せてくれようぞ 汎用武将(猛将) 一局、相手願おう。よもや、逃げはしまいな? 逃げたとあっては名が惜しい。我が武辺、盤上にても見せてくれん 汎用武将(知将) これこれ、一局相手せよ。お主の戦術眼を、わしが将棋にて磨いてやろう わしに挑むとは身の程知らずめが。我が兵法の恐ろしさ、見せてくれるわ! きえええ! 森蘭丸の表記は原文ママ(読点が欠落)。
https://w.atwiki.jp/sengokusaga-mixi/pages/543.html
山[畿内一の女兵法家]柳生宗厳 (レア) 山[畿内一の女兵法家]柳生宗厳+ (レア) 山[畿内一の女兵法家]柳生宗厳++ (レア) 山[新陰流皆伝の女剣士]柳生宗厳 (ハイレア) imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 攻2600 防1740 戦力19 攻3120 防2088 戦力19 攻3640 防2436 戦力19 攻 防 戦力19 スキル:柳生左太刀効果:自分の攻撃 中アップ -新陰流の剣技を磨く剣豪-「真の兵法家を目指すため、ひたすら己の剣技を磨くのみ!私と勝負がしたい?ごめんなさい。そんな暇は私にはないの」 -新陰流の剣技を磨く剣豪-「真の兵法家を目指すため、ひたすら己の剣技を磨くのみ!いいわ、相手してあげる。私の太刀筋を見切れるのかしら」 -新陰流の剣技を磨く剣豪-「真の兵法家を目指すため、ひたすら己の剣技を磨くのみ!フッ…往生際が悪いわね。次は一思いに斬り伏せてあげるわ」 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 売却価格 貫 [津軽の謀略姫]津軽為信 ← 戻る → [天下統一]徳川家康
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40169.html
登録日:2018/08/17 Fri 00 07 28 更新日:2024/09/01 Sun 17 46 30NEW! 所要時間:約 43 分で読めます ▽タグ一覧 ためになる項目 三十六計逃げるに如かず 中国史 兵法 兵法三十六計 兵法書 勉強になる項目 古典 基本にして奥義 基礎 忍術 戦争 戦法 戦略 戦術 所要時間30分以上の項目 攻略 教養 策略 謀略 軍事戦略 軍師 軍略 兵法三十六計とは、中国の兵法書で五世紀に東晋~南朝宋の将軍・檀道済が記したとされる書物である。 一旦歴史の中に埋もれてしまったが、1941年に再発見された。 三字または四字熟語の形で、戦争に役立つ戦術・戦略が36個書かれている。 戦術を6つごとに6つの段階に分けて書いてある。六計六組で三十六計。 日本なら「三十六計逃げるに如かず」の言葉が有名だが、三十六計とはこの兵法三十六計である。 誤解されがちだが、本当に第三十六計の全てを出し尽くして勝ち目がない場合の要点は「逃げるに如かず」である(後述)。 内容面は粗削りな部分もあるとされ、ガチで兵法を学びたいならこれよりも孫子や呉子などを読んだ方が良いとされる。実際、武経七書に本書は入っていない。 権威付けのために「易経」から引用しているがどれも名文とは言い難かったり、六計六組も入れ替えたほうが良いと指摘されたりもする。 そういった点も一旦歴史に埋もれてしまった理由だろう。 しかし、何といっても分かりやすいことが受けており、中国での浸透の度合いは孫子にも引けを取るものではない。 三十六計は中国の故事などに由来する熟語も少なくなく、その故事を知らないと「なんでこの熟語がこんな意味になるのか分からない」ということも少なくない。 他方で、三国志や春秋戦国時代をはじめ、古代中国の戦史をかじった人たちが読めば「もしかしてあの武将のこの計略は三十六計のこれなのでは?」とピンとくることも多いはずである。 戦記物の創作をするなどして軍師や参謀の頭脳戦を考えるならば、これらの戦略に目を通しておいて損はない。 また、戦争ではなくビジネス・生活においても応用できる考え方も少なくない。 「こういう考え方があると知っておく」というだけでもひらめきの源泉にはなる。 他方、これらの戦略を猿真似すれば勝てると言うほど戦争もビジネスも単純なものではない。 それぞれの計略にはそれぞれなりの弱点もあるし、自分が三十六計を学んでいるということは、相手も三十六計を学んで逆にハメてくる可能性があるということ。 騎兵や歩兵・伝令に頼る群雄割拠の時代と現代では状況が違ってしまい、そのまま使うには適さない例があるのもまた確か。 三十六計を知ったとして、それを生かせるかはまさしくアニヲタの皆さんにかかっていると言える。 三十六計の簡単な解説1. 瞞天過海(まんてんかかい) 2. 囲魏救趙(いぎきゅうちょう) 3. 借刀殺人(しゃくとうさつじん) 4. 以逸待労(いいつたいろう) 5. 趁火打劫(ちんかだこう) 6. 声東撃西(せいとうげきせい) 7. 無中生有(むちゅうしょうゆう) 8. 暗渡陳倉(あんとちんそう) 9. 隔岸観火(かくがんかんか) 10. 笑裏蔵刀(しょうりぞうとう) 11. 李代桃僵(りだいとうきょう) 12. 順手牽羊(じゅんしゅけんよう) 13. 打草驚蛇(だそうきょうだ) 14. 借屍還魂(しゃくしかんごん) 15. 調虎離山(ちょうこりざん) 16. 欲擒姑縦(よっきんこしょう) 17. 抛磚引玉(ほうせんいんぎょく) 18. 擒賊擒王(きんぞくきんおう) 19. 釜底抽薪(ふていちゅうしん) 20. 混水摸魚(こんすいもぎょ) 21. 金蝉脱殻(きんせんだっかく) 22. 関門捉賊(かんもんそくぞく) 23. 遠交近攻(えんこうきんこう) 24. 仮道伐虢(かどうばつかく) 25. 偸梁換柱(とうりょうかんちゅう) 26. 指桑罵槐(しそうばかい) 27. 仮痴不癲(かちふてん) 28. 上屋抽梯(じょうおくちゅうてい) 29. 樹上開花(じゅじょうかいか) 30. 反客為主(はんかくいしゅ) 31. 美人計(びじんけい) 32. 空城計(くうじょうけい) 33. 反間計(はんかんけい) 34. 苦肉計(くにくけい) 35. 連環計(れんかんけい) 36. 走為上(そういじょう) 三十六計の簡単な解説 考え方を示すのには有用なため、実例に限らず、創作あるいは真偽不明の事柄も例として挙げている。 これ史実じゃねーから!!系なツッコミはご勘弁願いたい。 以下は6つづつ組に分かれており、上から勝戦計(主導権を握っている場合の定石)、敵戦計(優勢な場合の作戦)、攻戦計(相手が一筋縄でいかない時の作戦)、 混戦計(相手がかなり手強い場合の作戦)、併戦計(同盟間で優位に立つための策謀)、敗戦計(非常に劣勢の場合の奇策)となっている。 1. 瞞天過海(まんてんかかい) 「『王手飛車取り』だ…すでにおまえの敗北の形…!」 「天を騙して海を渡る」の意味。天とは皇帝のことで、海を渡るのを嫌がる皇帝に対して船に土を盛り陸上に見せかけて海を渡ったという故事から。 戦術としては、あえて何食わぬ顔で何回も行うことで、敵に「なーんだ、ただの習慣か」と思わせる。 しかし、実際はそれは策略の仕込みであり、相手が油断を誘うためのものなのだ。 実例としては、太史慈が包囲を破った例がある。 まだ彼が孫策に降伏する前のこと、太史慈の恩人で北海郡の太守・孔融が、黄巾軍の残党に攻撃された。 太史慈は恩人の窮地に駆けつけたが、味方は弱くて敵は多く、このまま籠城しても勝ちはない。外に援軍を求めるにしても、包囲している黄巾残党を突破するのは困難だ。 そこで太史慈は、ある朝いきなり馬に乗って弓を片手に門を出た。黄巾残党が色めき立つが、太史慈は悠々と弓の練習を始めて、しばらくすると帰ってしまった。 この門前での弓馬術の練習を、彼は毎日繰り返す。 ある日、太史慈がまた弓を手に馬に乗って現れても、黄巾残党は「また練習か」と思って、のんびり過ごしていた。 すると太史慈は突然馬に鞭を入れると全力疾走し、黄巾の包囲網を突破してしまった。彼はそのまま、当時平原の相だった劉備の元に赴き、援軍を引き連れて戻り、黄巾残党を蹴散らした。 「ただの習慣か」と思われるまでの間は本腰を入れられてしまう可能性があり、その間をどうしのぐかがカギ。 あからさますぎるとバレやすいのもネック。 優勢の時の作戦なのも、「相手が本腰を入れてそちらに対応することが難しいからこそ仕掛けやすい」からであろう。 日本では「雨鳥の術」といい、「雨の日に鳥は飛ばぬ」という常識・考えの裏をかく技で「いつもと違う物事に対しては注意が働くが、いつも通りの事に対しては注意が行きにくい」という心理の裏をかいている。 破り方としては「微徴の術」があり、相手が何かしらの行動を起こせばそれがどんなに些細であっても変化となって現れる。 戦を仕掛けようとすれば増税があったり薬や炭の大量購入があったりするので日頃からよく観察しそれを見逃さない事が肝となる。 2. 囲魏救趙(いぎきゅうちょう) 「もっとだ、もっと、もっと来い!」 同盟国である趙の国の首都が魏国軍に包囲されてしまった。何とか趙の国を助けたいがどうしようか。 よし、趙を攻めている魏に兵を向けよう!!趙本国?ほっとけ!!という戦略に由来する。 本国を攻撃された魏は趙の包囲を解いて本国の救援に向かってしまったのだ。 その後救援に来た魏軍を大破し、趙を救うことに成功した。 包囲軍を攻める、というのは誰にも思いつく作戦であるが、敵を警戒させてしまう可能性がある。 場合によっては包囲軍こそ囮で本当に狙われているのはこちらだったという可能性すらある。 それよりも、敵に分散を余儀なくさせる戦略が有効だ、ということなのである。 またこちらが動くのではなく、相手を奔走させて疲れさせるという意味もある。 桶狭間の戦いにおいて、織田軍は今川軍に鷲津砦、丸根砦を攻撃されたが信長率いる本隊は義元のいる本隊を襲撃。 今川軍自体は25000人~45000人の兵力だったが本隊は精鋭揃いとはいえ非戦闘員である荷駄兵も含む6000人であり、対する織田軍本隊は2000人と兵力の差は拮抗、結果圧倒的不利を跳ね返し歴史的な大勝利を収める事となる。 3. 借刀殺人(しゃくとうさつじん) 「ジャック・ザ・リッパーは確かに暴走を始めているが、私が殺しの指令を送れば、まだ従う筈だ。そこを君たちが抑えれば良い」 群雄割拠だったり、こちらに有力な同盟国がいる場合などに取られる戦術。 要は、他人に肩代わりさせてしまえというものである。 正面切って戦うのは、例え勝っても自軍に大損害が起こりやすい。 そこで同盟者や第三者、敵国の内1つを恫喝したり、騙したり、利益で釣ったりして敵を攻撃させることで、自分以外に損害の多い役回りを引き受けさせるという方法である。 敵に多正面作戦を強いるというだけでも、戦略としては非常に有効である。 欠点としては、下手な恫喝や騙しは逆に同盟国まで敵に回す可能性があること。 同盟国だって都合よく刀を借りようとしていると思えば簡単にへそを曲げる。最悪の場合、同盟を破棄されて敵と同盟を組まれる可能性さえある。 いかに同盟国にそれを悟らせないか、あるいは悟られたとしても同盟国に「それでも乗ろう」と思わせるかがカギとなる。 自分勝手で目立ちたがり屋な敵兵がA、Bと二人いる場合、「A(B)には敵わないので降参したいけどB(A)が攻撃してくるので動けません」とそれぞれに言えば同士討ちが発生する事もある。 4. 以逸待労(いいつたいろう) 「弾幕が薄いぞ! 相手は動いてくれるんだ、なまじ狙わずに撃てと言え!」 敵を無理やり攻める手法よりも、「こちらの動きに敵が対応しなければならない」という状況を作り出して引きずり回し、主導権を握る方法が有効だよ、というもの。 三国志において、袁紹の幕僚である田豊は、曹操対策を問われて 「いきなり決戦を挑むべきではない。勢力的にはこちらが勝っている。あちこち代わる代わる攻めて曹操軍を対策に疲れさせた上で戦えば曹操軍は潰せますよ」 と答えた。 が、袁紹はこれに従わず短期決戦を挑み、結果官渡の戦いで大逆転負けを喫することになる。 そして田豊の計略を後に知った曹操は「それをやられてたらこっちの負けだった」と評したのだった。 (官渡でも曹操軍が勝てたのは奇跡的だったので、決戦策が間違いと言い切れないのも確かだが。当時の曹操は連戦でもっとも弱っていた時期 主要な敵が滅んでこれから回復していく時期だったので、むしろ「以逸待労」は今発動するべきだったとも言えるし) 現代だと湾岸戦争の初期における、イラク軍の防空用ミサイル陣地を制圧するために囮と対レーダーミサイルを使った例があげられる。 航空機にとって地上から発射されるミサイルというのは大変驚異である。回避機動によって回避できるのはほぼゲームの中の話であり、発射されたら欺瞞装置でやり過ごす可能性に賭けるか機体を捨てて脱出するしかない。 航空機のほうもやられっぱなしではなく、防空用のレーダーから出る電磁波に反応して誘導する対レーダーミサイルというのが開発されたが、レーダーを起動している対空兵器にしか誘導できない欠点があった。 湾岸戦争のときもイラク軍は対空ミサイル陣地を偽装しており、発射前に発見して攻撃するのは困難であった。 そこでアメリカ軍は訓練用の標的ドローンをイラクの上空に飛来させ、それに反応してレーダーを起動した対空兵器に対し対レーダーミサイルで攻撃するのという方法でイラク軍の防空網をほぼ完全に破壊した。 イラク軍にしてみれば事前情報なしでレーダー上に多数映る航空機が囮なのか中の人がいる攻撃機なのかを見分けるのは難しかったと思われる。 主導権を握って相手をコントロールするのが重要ということで、単に動かず待っていろと言うことではないことに注意。 5. 趁火打劫(ちんかだこう) 「赤木さん……あと4巡……ムチャさせてもらう。予感がする。地の鼓動。この龍、地に潜らせる……!」 敵が火事になっているときにつけこんで押し込み強盗してやれ!!というある意味ヒャッハーな戦略。火事場泥棒。 つまり、敵が何か被害に遭っていたり混乱が起きている間はチャンスなので攻め込もうという考え方。 ただし、敵の混乱の原因が内輪もめである場合は注意。 うまいこと混乱が助長されればよいが、一致団結させてしまう可能性が高い。 これでは9番「隔岸観火」に引っかかってしまう。 忍術においては「参差えの術」といい、混乱が起こっている時は当然人が動いており、出入りも激しくなる。 それを利用して忍び込もうという作戦。 6. 声東撃西(せいとうげきせい) 「だが我々は打倒する 君の未帰還を以って 我々はアーカードを打倒する」「さようなら中尉 ヴァルハラで会おう さようなら さようなら中尉」 部隊を分けて相手の注意を一方に向けさせ、そこから別の部隊が違う場所を攻める作戦。 例えば東の城付近で小競り合いを起こさせるなどして、「東の城を攻めるぞ東の城を攻めるぞ!!」と見せかける。 敵も警戒して東の城に兵力を集中する。 ところが、実際の主力軍は西におり、本当の狙いは西の城でしたという陽動戦術。 陽動戦術は割とポピュラーな作戦で、歴史小説などでも見かけるが、情報が漏れると逆用される可能性があったりする。そういったリスクの高い側面もある。 敵を騙すには味方にも真の目的をあまり伝えられない(相手に察せられたり間諜にすっぱ抜かれる可能性がある)が、そうすると味方内部で足並みが乱れる可能性が出て来る。 また、「声東」のためには本隊以外にも兵をある程度分けざるを得ないため、読まれて片方に電撃的に戦力を集中されると各個撃破される危険性もある。 第四次川中島合戦でこの応用である「キツツキ戦法」を取った武田軍が危機に陥ったのは、上杉謙信に計を読まれ、兵力を片方に集中され、さらに予想外の事態にパニックになってしまったのが原因であった。 7. 無中生有(むちゅうしょうゆう) 「お前、ボーザツラウフを知らないのか。曲がった銃身でも、弾を撃つ事は出来るんだ!」「こ、今度は本当だったのか……」 「犯行に使われたのは‥‥この小ビンだった!その、猛毒の小ビンからあなたの指紋が発見された。いかがですか、証人ッ!」 こちらの嘘を相手にわざと気づかせ、次の攻撃を嘘だと思わせる。 オオカミ少年の心理を戦略に用いたものだと思えばよい。 この無とはすなわち嘘であり、相手に嘘だと思わせて、有すなわち実で攻めるという意味。 まずハッタリをかます。 例えば「兵1万近くと見せかけて」大攻勢に立ったが、実際は兵1千程度で容易く追い散らされてしまう。 それを何度か繰り返す。 そうすると、敵は段々「1万近く攻めてきました!!」と言われても「どーせ1千程度だろ、容易く追い散らせるさ。敵は兵力が尽きてコケ脅ししかできないだけだよ。」と油断する。 その油断をついて本当に1万近い兵で攻め、油断した敵をフルボッコにさせる、という作戦である。 あまりに力を入れるとハッタリのために損害が増えるが、力を抜きすぎるとあっという間にハッタリと見破られ、裏で何か企んでいるのではと疑われるため、加減が難しい。 8. 暗渡陳倉(あんとちんそう) 「右と思い、左に動く。上と念じ、下へと動く。思念は読めても動きは読めまい!」 「だが、この程度じゃ盛大には出火しねぇだろう。オペ室で使われているのは、燃えづらい不織布だぞ」「でも煙は立ち上るだろうね。つまり、これを仕掛けた者の目的は……火事を起こすことじゃない。ガス式の消火器を使わせることにあったのさ」 声東撃西と似た考え方だが、向こうは攻撃開始を敵に知られるべき(*1)だが、こちらは攻撃開始を敵に悟らせないことが重要。 例えば、道路を作ることで、敵は「この道路を使って攻める気だな。当然道路の出口の近辺を守ろう」と思わせるが、実際は全く別の目標を狙うというもの。 本来は「明修桟道、暗渡陳倉」という。陳倉とは地名でありこれを行ったのはかの韓信。 項羽に対して翻意無しと示すために焼き払った蜀の桟道を、おおっぴらに修復しはじめる。 すると相手は「修復完了にはまだ時間がかかるな。」と考えるだろう。 その裏で密かに山脈を大きく迂回して陳倉に至り、そこから旧道を利用して関中を奇襲した。 結果、守っていた章邯らは次々に敗れることとなる。 9. 隔岸観火(かくがんかんか) 「敵は億……学び、団結し、増える億。片や百人、減る一方……30余りになっても、団結さえできない……」 「敵陣に火が立っているなら対岸の火事扱いにして何もするな」というものである。 敵陣で内部分裂などが起こっているときに無理に攻めたりすれば、外敵の存在によって敵の内部分裂は急速に収まってしまう。 無理に攻めないで内部分裂を大きくさせてやれ、という考え方である。 火事になっているときに攻めるのが有効!!という趁火打劫もあるので、見極めは難しい。 三国志において、袁紹の後を継いだ袁家三兄弟と従弟の高幹は、当初は共同して曹操と戦っていた。 袁紹死去と言えど元々の勢力自体が曹操より上であり、一丸となって向かってこられたら曹操と言えど危ない。 だが、曹操の参謀・郭嘉は「戦うと彼らは共同するが、放っておけば彼らは勝手に戦い始める」と進言。 曹操はある程度は戦ったようだが、その後は放置・様子見。三兄弟(というか長男の袁譚と三男の袁尚)は勝手にバトルを始め、ついには袁譚が曹操に降参。内部分裂の果てに自滅していったのだった。 10. 笑裏蔵刀(しょうりぞうとう) 「第八銀河系の中にあるザラブ星人。我々の言葉で『兄弟』という意味だ。仲良く平和に暮らしていく事が、我々のモットーだ。だから、地球の諸君とも兄弟同士という訳だ。」 「『なぜ、僕は今からこの子に殺されなければならないのか』だろ」 敵と事を構える前には友好的なふりをして油断させましょう!!というものである。 いわゆる面従腹背である。 荊州に陣取る蜀の関羽に対し、呉の呂蒙の後を継いだ陸遜は関羽にへりくだりまくり、関羽はすっかり油断。全兵力を樊城攻略に投入してしまった。 結果として呂蒙に背後をつかれ、関羽は敗死することになる。 日本では、河越城の戦いが有名か。 足利・上杉の連合軍に要衝・河越城を囲まれた北条家。 当主氏康は、わざと負けたり、和睦を持ち掛けたり、酒を秘密裡に敵陣に配ったりなどして、すぐに戦うことをしなかった。 それによって、連合軍が『氏康恐れるに足らず』と油断するのを待っていたのである。 そしてその目論見の通り、油断しきったところを奇襲した北条軍は、数倍もの敵軍を撃破したのである。 敵が油断してくれなかったり、状況が変化してこのまま友好的にしておいた方が得策になったなら、裏の刀だけをしまって形だけの友好を本物の友好にする…という手も取れたりする。 11. 李代桃僵(りだいとうきょう) 「グレート・デギン、どこへ配備されたのです?ズム・シティですか?」「沈んだよ。先行しすぎてな」 「戦争だから……私たち、軍人だから!? そう言われたら、そうやって死ななきゃならないの!?」 敵と戦うときには、どうしても損害をある程度は覚悟しなければいけない。 そんな時には価値の高い桃の木を守り、スモモの木(桃より価値が低い)を犠牲にしましょうと言うもの。 全体の損害を抑えつつ勝利するように図ろうということ。 現代で言うところのコラテラル・ダメージ、軍事目的のための、致し方ない犠牲である。 味方の犠牲が前提となるので、味方の士気の問題と切り離して考えられない。 犠牲前提に考えると、価値の低いと見なされた者はおろか、大事な主力にまで見限られる可能性がある。 見限られると敵に寝返られたり反乱を起こされたりでろくなことがないので、味方を統率する能力や将自身のカリスマが問われることになる。 島津義弘が関ヶ原の戦いで撤退した時の「捨て奸」もこの一つだが、逆に兵たちの士気は高く妖怪首おいてけらが次々と討ち死にしていく中、脱出に成功。 結果敗北した西軍の中で領土安泰を得ることとなる。 12. 順手牽羊(じゅんしゅけんよう) 「私がずっとずっと、一番伝えたかった言葉を言うよ。 梨花ちゃん、君を助けに来た!!」 「お前は足軽組頭だろう?気付かなかったのか?」 羊の大群から一匹の羊を盗んだ者がいたが、あまりに堂々としていたので誰にも盗人だと気づかれなかったという故事に由来する。 敵が大軍になってくると、どうしても細かい部隊の管理まで手が回らず、連絡がうまくいかない。 雑兵は何百、何千人といるし、装備は統一され入れ替わりも激しいので自身の隊以外の者の顔や名前を一致させるのは至難の業。 連絡がうまくいかないことにつけこみ、連携をさせずに各個撃破していこうと言うものである。 忍術では「賎卒の術」といい、敵の雑兵や使用人に紛れ込み情報収集や破壊工作を行うもの。 無線通信が発達した現代においては戦術レベルでは使い辛いが、敵に気付かれないように細かく損害を与えていく作戦という意味では今も生きている。 13. 打草驚蛇(だそうきょうだ) 「奴の怒りのすさまじさが分かる。どうやらおれたちは、触れてはいかんものに触れてしまったらしい……」 「オレはおこったぞー------!!!フリーザー--ッ!!!!!」 「てめーの敗因は…たったひとつだぜ……DIO…たったひとつの単純な答えだ………『てめーはおれを怒らせた』」 いわゆる「ヤブヘビ注意」。 不必要な挑発・仕掛けをした結果、思わぬ反撃を食らうことがあるので気をつけましょうね!というもの。 籔にヘビがいても事前に分かっていればそんなに問題はない。 そのため、「よく分からないならきちんと情報を収集せよ」という意味ともされる。 14. 借屍還魂(しゃくしかんごん) 「先帝の無念を晴らす!」 戦争における大義名分の重要性を示している。 既に実質的に滅亡していたり、形骸化してしまった権威を持ち出すことで、「自分の戦争」に大義名分を作ると言うもの。 大義名分のない私利私欲のための戦争では、部下もついてこないし同盟者もできない。 そして、下手に「本当に強大な権威」を持ち出すと、本当に強大な権威の言うことを聞かなければならなくなり、「自分のための戦争」が出来なくなってしまう。 その意味でも持ち出すのは形骸化してしまった権威による大義名分が望ましいのである。 この計略の弱点は形骸化した権威の使い方の難しさである。 権威を抱えていると周囲の勢力に「権威を自分で抱え込み操り人形にする佞臣だ!救出せねば!」という形での大義名分を与えてしまう可能性がある。 また、当の形骸化した権威も、ボスと仲良くやれていればよいが復権に動き出してボスと諍いを起こすと厄介になる。 部下もボスと権威のどちらにつくか困惑することとなり、重大な内紛の種となる可能性がある。 劉備のように自分が形骸化した権威の子孫であると言う立場は、そういう諍いが起こりにくいと言う意味では便利と言える。 日本では、織田信長が将軍である足利義昭を担いで上洛したのが有名か。 もっともこちらは、室町幕府の権威がまだ有効だったこともあり、義昭に背かれ、信長包囲網に苦しめられることになるのだが。(異説あり? 15. 調虎離山(ちょうこりざん) 「お前は罠に嵌ったのだ! GUYSと分断されたお前は、いつも通りには戦えない!」 虎が本拠地である山にこもっているのを無理に攻めようとすれば、勝てないか勝っても大損害は必至である。 それなら、虎をうまく山からおびき出して離してしまえば、虎にも容易に勝てるというもの。 人間の戦争になおせば、城攻めが下策なのは古今東西言われていることなので、それなら敵を城や本拠地から打って出させ、釣りだして攻めるのが有効なのである。 三方ヶ原の戦いはこの典型例。 武田信玄は徳川家康のいた浜松城をスルーしたが、家康はそれなら攻めてやろうと出撃して籠城戦の有利を自ら放り出してしまう(坂道を下る武田軍を上から攻めるのを狙ったともいわれる)。 ところが、信玄はここまで計算。坂道を下る前に進軍を止め、兵を整えて待ち構えており、家康はフルボッコにされてしまった。 また、かの韓信の「背水の陣」は実はこれが目的。背水の陣なんか敷いてるアホ相手なんか楽勝!と思って相手が城から出てくることを狙っていたのだ。 実際に敵軍が総攻撃するも韓信の軍は耐え抜き、いざ城に戻ろうとしたら別働隊に城を占拠されていた。帰る「山」を失った敵軍は動揺し総崩れとなった。 16. 欲擒姑縦(よっきんこしょう) 「ネズミは逃げ道があるかぎり闘わない。逃げることだけ考える……。希望によってネズミは死ぬ……! 戦う意志を失い無力となる……!」 「敵に逃げ道をひとつ与えておいて、その逃げ道に敵が集中した時逃げ道もろとも叩きつぶす!! 兵法の基本だ」 「あんたがたはガンバのいいなりになって飢え死にしたいのか?せっかくこれほどのご馳走を用意したというのに。バナナ、パイナップル、リンゴ、メロン、米やあらゆる穀物…それに水や酒まで!どれも勇者のために選び抜いたおいしいものばかりだ!」 直訳すると「敵を捕らえようとするなら逃がしてやれ」という一見意味の分からない文章になるのだが、これも実はきちんとした理由がある。 もし敵が完全に包囲されてしまったと知ったらどうなるか。敵は死に物狂いで最後の抵抗をかけ、こちらの戦力を削ってくることだろう。 しかし、もしここでこれ見よがしに「はーい、こっからなら逃げられますよー」と出口が示してあったらどうなるか。 敵はこちらを倒して脱出することよりも出口に逃げ込むことに死に物狂いになる可能性が高く、こちらの損害を抑えられるのである。 逃がすと言っても別に放免してやれと言うことではない。逃げる道をこれ見よがしに示してやれ、ということなのである。その後闘志を失った敵を攻撃すれば良いのだから。 え?天下分け目の大戦が決着したと思ったら本陣めがけて突っ込んできた? 17. 抛磚引玉(ほうせんいんぎょく) 「安いもんさ……8000点なら安い買い物……。浦部は点棒を拾い、つかのまのリードを広げた。オレはこの8000で、「後の3巡」を買う……」 「よく聞けキラ、もし今おまえがテレビに映っていたリンド・L・テイラーを殺したのなら、それは今日この時間に死刑になる予定だった男だ。私ではない」 「海老で鯛を釣る」に近い言葉。 例えば食糧に余裕がある場合、敵にあえて「ここに食糧が貯めてあります!!」と情報を流す。 敵が喜んでそこに攻め込んで来れば待ち伏せして放火してフルボッコという手法。 敵をフルボッコにできるなら食糧ちょっとなくなるくらいはいいでしょ、ということなのだ。 もっとも、敵だって小さなメリットのためにリスクの大きい戦いはそうそう仕掛けてこない。 かといって大きなメリットをちらつかせると、こちらも失うものが大きくなってしまう。 いかに「こちらにとっては大して惜しくもないものを、敵にとっては美味しい餌と見せかけるか」がキモ。 18. 擒賊擒王(きんぞくきんおう) 「ウハハ、見ろ!! この切り刻まれた身体を!!」「風だけが、旅の終わりを告げていた」 「仕方ないですよ……総理も官房長官も花森大臣もみんな……もう、誰もいないんですから……」 「敵の大将さえとらえれば、その他は賊と同じ」というもので、要は「大将を狙え!!」ということである。 末端の部隊などいくら潰してもキリがない。大将に逃げられると、また兵を整えてこちらに歯向かってくる。 なら、その大将を戦死させるなり捕らえるなりすれば、下っ端の兵など山賊同然で雲散霧消というのを狙えと言うもの。 …といっても、それくらい大将が大事だからこそどこの軍でも大将はしっかり守っている。 現代戦ともなれば無線通信が発達して司令官はそもそも現場におらず狙いようがない場合が多い。また交代要員がすぐに準備され、個々の兵の力量も高く司令官がいなくても活動できるため、現代の戦争での出番はまずないだろう。 ただし特定人の技術などでもっているビジネスなどを想定した場合、その特定人を引き抜きすれば勝ち、なんて応用がきく。 19. 釜底抽薪(ふていちゅうしん) 「目の前の一勝でなく、全体……全体としてどう勝つか、考えたよなそんなこと。小市民のマイホーム購入計画、人生設計みたいなこと! 死ねっ! ズレてんだよ! そんな考えは安全なベッドの中、うたた寝しながらしろや!」 釜の水が煮えたぎる(=敵兵の戦意が強い)のは薪が燃えている(=エネルギー源がある)から。 なら薪(=エネルギー源)を抜いてやれば敵は怖くなくなるという作戦。 擒賊擒王の敵の大将以外バージョンとも言えるだろう。 敵が「殺されるのが怖いから必死」なら、「投降しても殺したりしないし、何なら故郷に返してあげてもいいし、取り立ててあげてもいいよ」と言って懐柔する。 そうすると「殺されるのが怖い」という薪を失った敵兵の戦意はあっという間にさめてしまうのである。 籠城戦においても救援や援軍・勝算の見込みがあれば長篠城や千早城の様にどんな弱い城、不利な状況でも守り通すが逆に見込みがないと大阪城や小田原城の様にどんな堅い城でも落ちるのである。 20. 混水摸魚(こんすいもぎょ) 「キールの檻の場所なんざ最初から眼中に無ぇよ……。要は、その場所を我々に知られたと覚らせ、奴らの脳天に恐怖の楔を打ち込む事だ……後は急いたハエどもが……どう飛ぶか……!」 水をばちゃばちゃとたたけば、水中の魚は混乱してしまうので、その魚を狙うと言う意味。 趁火打劫で想定されている敵軍のパニックをこちらが動いて起こしてやろうというのが混水摸魚とも言える。 敵がきちんと組織立っている間に攻めるのは容易ではない。 それなら、敵を混乱に陥れ、仲間割れを起こさせたり、パニックを起こさせたりしましょう、というもの。 敵陣に放火を仕掛けたり、裏切者が出ると言うようなデマを飛ばすのが典型だろうか。 敵がうまい具合に混乱してくれればよいが、勢い余って味方まで混乱させないように注意。 例えばデマを流して味方にそのデマが広まったりすると、敵どころか味方までパニックになってしまう。 日本では「蛍火の術」といい、偽の重大情報が書かれた手紙を持たされた忍者が捕縛されることでその情報が敵に伝わり混乱を発生させるもの。 重大情報を持っていたのでその忍者は口封じに殺される可能性が高く、何も知らなかったとしても真実は闇の中となる。 そのため、『敵将Aがこちらに寝返っている』と書かれていても確かめる術はなく、Aは潔白を証明すべくその忍者を自らの手で切り捨てたとしても「味方を自分の手で殺すことで疑われないようにする常套手段」として信じてもらえず互いに禍根を残すこととなる。 21. 金蝉脱殻(きんせんだっかく) 「バッカヤロー!そいつがルパンだ!」 蝉が脱皮すると中身はなくなるが、蝉の形の抜け殻が残ることになぞらえたもの。 敵が強大な場合にはいったん撤退して体勢を立て直したい。 あるいは、主力軍を移して別の所で戦いを始めたい。 しかし、こうした移動中を狙われると大損害が起こりやすいし、そうでなくとも戦略を読まれてしまいやすい。 なので「撤退はしていないよ」と見せかけるために、陣地の資材を残したり、僅かな人員を残してかがり火だけはそのまま焚かせるなどという方法で 「軍を動かしていないように見せかける」という作戦である。 太平洋戦争中、キスカ島撤退作戦において日本軍は天候などに恵まれ、キスカ島の兵員を全員撤退させることに成功した。 撤退されていたとは気づかないアメリカ軍は予定通りキスカ島に上陸して総攻撃を開始。 人がいないから占領には成功したものの、緊張のあまり100人以上もの同士討ちが発生し、大量の資材を無駄にした。 オマケにある日本兵がイタズラ心で残しておいた「この先、ペスト患者収容所」の看板に大パニック。 中身のいないセミの抜け殻を本腰を入れて潰そうとした結果、米軍は無駄な損害を重ねたのである。 22. 関門捉賊(かんもんそくぞく) 「あなたは今お金がとても必要なんでしょう?勝てばいいじゃないですか」「夜明けにはまだ間があります」 しっかりと門や関所を閉じ、敵の退路を断って攻撃しましょうというもの。 もちろん、逃げようとする敵を無理やり追撃しようとすると16番の欲擒姑縦にひっかかるので、見極めが難しい所。 ただ包囲したら包囲したで、逃げ道の無くなった敵は死に物狂いで反撃に出てこちらの被害が大きくなる可能性がある。 孫子は「敵兵の10倍いるなら包囲せよ」と言っており、基本的にはこちらが十分に優勢になって、敵が窮鼠猫を噛むこともできない状態で一気呵成に行いたい。 (このため、勝戦計などもっと優勢な時の計略に分類すべきという意見も強い) もし包囲するのに味方の戦力が不足だと感じるのなら、兵糧攻めにして相手の士気を鈍らすか、あえて包囲を解いて欲擒姑縦するのも手段の一つ。 ただし万が一にでも逃がすといろいろとまずい相手にはこっち。 まあ撤退するのに敵陣ド真ん中突っ込んでくる軍勢にはどうしようもないが…。 23. 遠交近攻(えんこうきんこう) 「大和田さん、あなたに頼みがあります」「死んでも嫌だね!」 近くの敵を片づけるためには遠くの勢力と手を結ぼうというもの。 遠くの勢力と自分たちの勢力。二正面作戦を強いられれば、敵も苦慮せざるを得ないことになる。 戦国時代の秦の外交政策として有名。 今でもよく使われる言葉であり、現代の外交戦の基本でもある。 日露戦争では日本と同盟国にあったイギリスがスエズ運河を封鎖したことでバルチック艦隊はアフリカ大陸南端の喜望峰を通るルートを余儀なくされる。 平均7ノットの低速、半年間の航海で乗組員は多数死亡、やっと日本海に来たところでボッコボコと最新鋭戦艦4隻を誇った巨大艦隊はその真価を発揮できぬまま沈んでいった。 24. 仮道伐虢(かどうばつかく) 「不二子を使えば、もし潜水艇が潰れても、自分は助かる。上手く金塊の回収に成功すれば、その後、不二子を始末すれば良い……」 攻略対象が複数ある場合の作戦。要は「多正面作戦をせず、各個撃破を狙え」というもの。 まず片方を買収するなり脅しつけるなりして味方につけ、味方にならなかったもう片方を攻め滅ぼす。 そして用が済んだらその味方も滅ぼしてしまえ、というえげつないやり方である。 もちろんバレると敵同士で手を組まれたり、「こいつらと組むとあいつのように使われるだけ使われて最後はポイだ。絶対組むもんか」と思われて次の同盟相手が見つからず孤立するリスクもある。 25. 偸梁換柱(とうりょうかんちゅう) 「仰る通りです、この程度の熱では無理……でも変えれば良いんです……! 一部分でも良いから、別の素材に……!」 「今回の委員長改選は六年生がそれぞれ戦えないような配置になっているんだ」 「あなた実は‥‥霊媒ができないんじゃないですか?」 梁(はり、建築で横棒などに用いる)を盗んで柱に交換してしまうと言う意味。 梁は柱より細く、梁の材料を柱なんぞにしたら家は一発で崩壊してしまう。 要は、敵にとって大事な柱となる部分を弱いものに入れ替えさせて弱体化させろということ。 春秋戦国時代の秦と趙の戦いである長平の戦いでは、秦は趙のベテランの将軍である廉頗の持久戦によって攻めあぐねていた。 そこで秦の宰相范雎は趙にスパイを送り込み「秦は廉頗よりも趙括が将軍になることを恐れている」という偽情報を流す作戦をとる。 趙括は頭は良いものの実戦経験が乏しく、将軍としては廉頗よりはるかに劣っていたので范雎はそこに目を付けたのである。 趙の王はこの偽情報を信じてしまい廉頗を更迭し趙活を将軍とした。そして目論見通り趙括は采配ミスを犯し秦の白起に大敗。趙は大きく弱体化するのである。 三国志演義で、魏にとっての大黒柱である司馬懿が何としても邪魔であったため、馬謖が手を打ち司馬懿が反乱を考えているという流言飛語を飛ばさせた。 これにまんまと引っかかった魏は司馬懿から兵権を取り上げてしまい、能力で劣る曹真らに迎撃を命じ、彼らは司馬懿が復帰するまで諸葛亮にフルボッコにされることになる(*2)。 落第忍者乱太郎51巻では学園長先生が6年生の生徒に対し使用。 火薬の扱いに長けた立花仙蔵を毒虫などを扱う生物委員会に、武闘派の潮江文次郎と食満留三郎をそれぞれ保健委員会と作法委員会に異動、他の3名も違う委員会に異動させた事で得物と行動を封じる事で自ずと主戦力は5年生以下の生徒となり実戦経験を積ませた。 このように味方に対しても不利な状況をどうにかする経験を積ませるために使うこともある。 現代のスポーツでいえばコンバートさせることも偸梁換柱の一つになりえる。 2010年、中日ドラゴンズの荒木雅博内野手は「打球を足ではなく目で追うようになった」としてセカンドからショートにコンバート。 セカンドの頃はショートを守る井端弘和内野手と共に華麗な守備を見せていたが、ショートになった途端にエラーが急増。 パワプロ2011では守備力こそ7段階中6のBランクであったが(*3)、エラー回避は最低のGランクと名手にしては厳しい数値になったがこれによって守備が鍛え直された。 2012年に再びセカンドへコンバートされてからは引退まで守備の名手として活躍した。 相手が使う場合となるとやはりFA移籍による引き抜きか。 2019年、巨人はカープの主軸打者である丸佳浩選手を獲得。 チームの主軸打者にして守備の要を失ったカープは前年までリーグ3連覇を成し遂げていたが大失速して5位に沈んだ。 一方移籍した丸も日本シリーズでは4タテ2回含めた12連敗を喫している。 26. 指桑罵槐(しそうばかい) 「か、勘違いしないでよね!あんたのことなんか全然好きじゃないんだから!」 「お任せください。前任者のような失敗は、繰り返しません」 敵をどうこうするのではなく、味方に対して向ける訓示の方法。 槐(えんじゅ)の木を罵倒したいなら、直接槐を罵倒するのではなく、桑の木を指して罵倒することで間接的に槐を罵倒しろ、というのである。 軍事をやっていれば、どうしても失敗をした者、これから失敗をしそうな者に対して厳しい叱責や罵倒をすることも必要になることがある。 だからといって、直接罵倒すれば、罵倒された側も意固地になり、逆に言うことを聞かなくなってしまったり、最悪機密情報ごと敵に寝返ってしまう。 桑を指して罵倒することで「これは自分も直さなければいけなかった!!」と気づかせるのが重要なのである。 本人に「これは自分も直さなければいけなかった」と気づく脳みそや直そうとする精神があるのが大前提であることを忘れてはいけない。 例えば三国志の魏の大将軍曹真の次男曹羲は父の跡を継いだ兄曹爽の専横を諌めようと、享楽に溺れる弟達への訓戒として間接的に兄を諌めた。しかし曹爽は不機嫌になるだけで態度を改めず、政治をさらに乱した。そのため司馬懿にクーデターを起こされ三族皆殺しとなってしまった。 また、罵倒される桑役にされた人のケアも忘れずに。自軍の誰かではない人の失敗談を使えるとベネ。 27. 仮痴不癲(かちふてん) 「誰が教えるか。世の中は無智なふりをしていた方が、立ち回りやすいのだ」 「台風がしでかしたことであれば、それが何であれ、責任がどうこうという問題にはならんと思いますが…。なんせ台風のすることですから…」 あえて愚か者や凡人を装うことで、敵からの警戒を緩ませる作戦。 「愚か者・野心のない者を装っておけ」という「能ある鷹は爪を隠す」とほぼ同じ意味。 敵はもちろん、同盟者であっても人は勢力の主を警戒する。敵に「こいつらこっちに攻めてくるんじゃないか」などと警戒されれば、やりにくくてたまらない。 なので、用もないのに能力を見せつけたりせず、自分たちは平凡な存在だと見せかけておくのが重要なのである。 あまり愚か者の装いが上手すぎると味方にまで「こんな大将についていくのは不安なので離れよう」と思われかねないリスクに要注意。 また「癲」とは気が狂っていることだが、この場合は「癲」ではなく「痴」でなくてはならない。 「癲」を演じて損得が関係ないように振る舞えば偽装に気が付かれるかもしれないが、「痴」を演じて「知らない、理解してない」前提で振る舞いとしては合理的だが愚かな結果になっている、ならばより欺きやすい。 敵以外でも身内からの警戒や疑いをそらすための作戦にも使える。 漢の三傑の1人である蕭何は主君である劉邦からの粛清から逃れるために、わざと悪政を行って自らの評判を落とすことで何とか難を逃れることが出来た。 同様に漢の丞相の陳平は時の権力者である呂雉(劉邦の妻)の粛清を避けるため、女色に溺れるなどの乱行をわざと行っている。 一番有名なのは「織田信長」の若い頃のうつけと呼ばれるエピソードの数々であり、多く家臣、一族、周辺国が彼を侮り後に信長に手痛い仕打ちを受けた。 中国では荘王 (楚)も有名。日本では「泣かず飛ばず」の由来の人物で、全く政治を見ず、酒に溺れていた。だが、荘王は3年間、愚かな振りをした演技をしていて、悪臣を数百人誅殺し、目を付けておいた者を新たに数百人登用した。 三国志では司馬懿が政敵である曹爽の警戒を緩ませるためにボケ老人のふりをしたのが有名。 曹爽一派の李勝の前でわざと聞き間違いをしたり、飲み物をダラダラをこぼしてしまう演技をしたりすることで曹爽からの警戒を解かせることに成功している。 また、曹操が袁紹と睨み合っていた頃に程昱が寡兵で守っていた城へ援軍を送ろうとしたところ、程昱が「援軍を送ったら却って警戒され攻められます。どうか援軍は送らないでください」と進言した。 言う通りにすると程昱の守っていた場所は無視され、程昱は城を無事に守り切ったという。 またこちらは三国志演義の話だが劉備が曹操を油断させるために、わざと雷に驚いたり、百姓の真似事などをしている。 28. 上屋抽梯(じょうおくちゅうてい) 「閣下、そんな事をせずとも、入れますよ。――さあ、何を躊躇うのです……中にお進みください……!」 日本語の「はしごを外す」の語源とも言われている。 言葉巧みに相手を屋上に上げた上ではしごを外してしまえば、敵はもう抵抗の術がない状況に追い込まれている。 しかも、追い込むのにガチバトルが必要ない。 言葉や利益などの方法で巧みに「梯子」をのぼらせ、敵を逃げ場のない場所に誘い出せ、という作戦である。 曹操の名軍師・賈詡は、当初は張繍に仕え、曹操軍と戦っていたことがあった。 張繍の立てこもる宛城を攻め落とそうと、曹操は6番、声東撃西の応用である「偽撃転殺の計」を用いた。 西門を集中攻撃して城兵の守備を西門に集中させ、実は東門を集中攻撃して落とそうという仕掛けであった。 ところが、賈詡はこれを見破り、上屋抽梯の応用である「虚誘掩殺の計」で逆に曹操をはめることを献策した。 曹操軍が本命である東門に突入してきた際、味方の損害を出させないようにしてわざと突入させた。 曹操軍は最初は作戦成功と思い勇んで突入していったが、城に招き入れて逃げにくくして死地に誘い出す策略。 自ら死地に飛び込んだ曹操軍はフルボッコにされてしまった。 賈詡は「敵の作戦に引っかかったふりをする」ことで曹操軍に危険な梯子を上らせたのである。 1939年にフィンランド、ソ連間で起こった冬戦争において、圧倒的不利だったフィンランド軍は自国の村を焼き払った上で撤退し続けソ連軍の進軍・占領を許した。 しかし、村の真ん中あたりに来たところで潜んでいたフィンランド兵が十字砲火を浴びせソ連軍は壊滅、生き残った兵も地元の人間すら迷う自然の中で行方不明となっていった。 武器・弾薬ともにソ連より劣っていたフィンランド軍はほぼ無傷でソ連製の武器を得ることに成功し、終戦まで戦線を維持し続けた。 29. 樹上開花(じゅじょうかいか) 「端的に言えば『張子の虎』。だが、張り子であっても虎は虎と言う事か。」 樹上に咲いている花は、実際以上に大きく見えることが多い。 転じて、実際以上に自分たちを強く見せかける作戦である。「示強の計」とも。 もちろん、こちらに十分な兵力が最初からあれば問題はないが、戦場においてそんな都合のいい話ばかりではない。 援軍到来までの時間稼ぎなどのためには、十分でない兵力で敵を迎え撃たなければならないこともある。 また、囮部隊をできる限り強く見せかけることで、敵に囮に対してたくさんの兵力を割かせ、あわよくば囮を本隊と見せかけたいということもある。 そんな時にはなんとかして兵力を大きく見せかけ、敵をビビらせると言う戦略が有効になることがある。 役に立たない傷病兵や女子供に旗だけ立てさせるとか、援軍到来の噂を流す、炊事の煙をたくさん出すなどという手がある。 一見すると「旗とか動いてないのに兵がいるのか?」と思うかもしれないが、逆に旗が動く=兵が動いている=統率が取れておらず混乱状態にあるという証でもあるので、 旗が動かない事は兵がみな統率され、規律の保たれた状態にある=迎撃用意は万全、殴り合い上等、来るなら来いと言っているようなものなのだ。 武田信玄は、プレゼントされた3700ほどの貝殻をまとめ、部下に見せて数を聞くと、部下たちの答えは1万以上というものばかりであった。 信玄はここから、「一目で全貌が見える貝殻ですら数が多く見えるのだから、戦いには多くの兵はいなくとも敵はこちらの兵力を過大に見積もる」と言ったという逸話が残されている。 三国志演義で、諸葛亮は北伐から撤退しなければならなくなった。当然撤退時を敵である司馬懿は狙っている。 そこで諸葛亮は撤退しながらも野営地に作らせるかまどを後になればなるほど増やしていくという作戦を取った。 引き払われた陣地を調べた司馬懿は「段々かまどが増えているのは援軍が来ている証拠では?撤退に見せかけて自分をつり出そうとしている?」と疑心暗鬼に陥り、追撃を諦めてしまったのである。 30. 反客為主(はんかくいしゅ) 「いいかい、今日からお前の主人はかぐやだ。言う事をよく聞くように。そして、かぐやの信頼を勝ち取り、一挙一動を報告しろ」 敵の臣下となって内側から乗っ取りを仕掛けよう!!というスパイ作戦。 敵の組織を丸ごと乗っ取るという壮大な計略のため、長期的なビジョンが必須となる。 考え方としては非常に分かりやすいが、当然「元敵」がやる以上相手も警戒するので、非常に慎重かつ時間をかけて行わなければならない。 計略者が無能だとすれば乗っ取りを仕掛けることが出来る地位に行くこともできないだろう。 急激に動こうとしても警戒されるのがオチである。 乗っ取る組織にどれだけの穴があるかどうかで成功が左右する計略と言える。トップが有能で結束が盤石な組織ほど難易度が高くなる。 日本では「身虫の術」という。身虫とは寄生虫の事で内部から食い荒らすように敵の弱体化を図る。 特に侍大将のような高い地位にいれば抜けたときの混乱も大きくなるので効果が増す。 31. 美人計(びじんけい) 「……そうだ、もっと良い和解案があるんだけど。お前、京子の事好きなんだろ? 今日うち来いよ」 古今東西女に弱いのが男の性。英雄色を好む。 相手の戦意を萎えさせるにはハニートラップ・色仕掛けである。 土地や財宝などで釣る手ももちろんあるのだが、それらはどうしても自軍に必要で渡しにくい場合も多い。また領土や金銀財宝を手に入れた相手がより軍備に力を入れることも大いにあり得る。 だが、女性一人なら渡しやすいのである。 現代で策略としてそれを行えばセクハラどころの騒動ではないが。 32. 空城計(くうじょうけい) 「気づく、気づくさ……優秀なんだから……! 優秀だから、気づいた後、疑うんだ……決してそのまま受け取ったりはしない……!」 「樹上開花」に近いが、これは三国志演義にある例を出そう。 諸葛亮は、司馬懿の10万の兵に小城に包囲されてしまった。 手持ちの兵力では出撃しても敗北確定であり逃げても追いつかれる。例え籠城しても守り切れない。 そこで諸葛亮はあえて城門を開け放ち、余裕の態度で琴をひいていた。 司馬懿は「突入すると罠でもあるのか?」と疑い、兵を引き上げてしまったのである。突入されたらアウトのハッタリ作戦であった。 戦国時代には三方ヶ原の戦い後の徳川家康が武田信玄の軍をこれで追い払ったともいわれる。 こんな風に、相手が知恵者である場合に相手の疑心暗鬼を誘発する計略。 相手が脳筋司令官なら「損害上等!ツッコめ!」となる可能性が高く、相手の司令官の力量の読みも必要になる心理戦である。 よって諸葛亮の様な空城計を実行するのなら、相手が司馬懿みたいな知恵者であるかどうか見極めること。そうでなければ「お! 開いてんじゃーん(歓喜)」で終了である。 日本では「驚忍の術」といい、人々の迷信や怪異なことを利用して驚かし、それによってできる心の隙や動揺に付け込んで目的を達成するというもの。 名探偵コナンでは犯人をおびき寄せるために使用 下着ドロやらカツアゲなどの演技をすることで犯人に「警察は張り込んでない」と思わせ御用とした。 33. 反間計(はんかんけい) 「行くぜ、チェシャ猫作戦だ!!」 「忍たまどもの動きをどう見るのじゃ?カワタレトキ忍者の動きをどう見るのじゃ?考えてもみよ」 反間の「間」は間者、スパイの意味。要は、敵のスパイを逆用してやれ!!という作戦である。 スパイは、自分の握った情報がニセ情報だと気づかない場合が多い。そしてスパイから流された情報を敵も信じ込みやすい。 つまりスパイに嘘情報を嘘と悟らせずに掴ませれば敵を騙すのが簡単、という作戦である。 嘘が露見しても「嘘の情報を持ってきたこのスパイは、実は敵側に寝返っているのではないか」なんて勝手に疑ってくれれば万々歳である。 日本では「天唾の術」といい、自分の持ち帰った情報がかえって自軍に損害を与えるもの。 毛利元就の厳島の戦い前のものが有名か。 ただし、誰が敵の間者か完全に分かっていれば楽だが、基本そんなことはあり得ない。 そうすると、敵の間者を騙すには味方にも同じ誤情報を流さないと意味がない。 それは味方の足並みを乱す重大なリスクとなる。 逆にこの計略の破り方としては、多数のスパイを用いれば様々な角度からの情報を得ることができ、その中には全く逆の情報も入ってくる。そうすれば他の情報と合わせてどちらが偽でどちらが正しいかの判断もできる。 このように多数の情報を精査・判断し客観的なデータとすることを「節を揃える術」という。 併せて覚えておこう。 34. 苦肉計(くにくけい) 「撃て! 撃つんだ狐門! ……うわぁっ!」 これも三国志演義におけるものが有名なので、例にとろう。 赤壁の戦いで、呉の周瑜は老将黄蓋と陣中でケンカし、百叩きにした。黄蓋は百叩きにされたことで周瑜を憎み、曹操に使者を出し、コッソリ投降。 曹操は最初疑ってかかったが、スパイからの情報で黄蓋が百叩きにあったことが真実であると知り、黄蓋への警戒を解いてしまった。(*4) しかし黄蓋は百叩きを我慢した上での偽装投降をする腹積もりであり、黄蓋への信用を逆用されて赤壁で大敗北を喫するのである。 人は、好き好んで痛い目に遭おうとはしない。痛い目に遭ったとすれば、それは本人に企みがないことの証明だ。 またある人を害そう、攻撃しようという人間が、そのある人の配下であるはずがない。 人間はついついそう考えてしまうことがある。 その心理を逆用してあえて自ら痛い目に遭うことで敵を騙すと言う戦略である。 欠点としては当然敵も疑っているため、その疑いを晴らし、信用を得る時間が必要なので短期決戦には向かない。 長年睨み合ってる時に使うべきと言える。 自分が痛い目に遭う度合いが大きいほど、敵も信じやすくなりやすい傾向がある。 戦国春秋時代の呉の刺客、要離はターゲットを信じ込ませるために自分の腕を一本斬り落とし、自分の妻子を殺害するという凄まじい苦肉計を実行。 こんなことをされたら疑うなんてことはできるはずもなく、要離は見事ターゲットに近づき殺害することに成功した。 逆に三国志演義の石亭の戦いでは呉の周魴が魏への投降を信じ込ませるために自らの髪を切る程度で済ませたが、1部の敵将から投降を疑われてしまった。(計略自体は成功したが) なお、一般には苦し紛れの戦略というような使い方をされることも多いが、本来の意味ではない。 創作物においては、この計であると明示されることは少ないものの ・身内にターゲットを襲わせてそこから救うことでターゲットと接触する ・逆に身内に自分を襲わせてターゲットに救ってもらうことで接触する ・連続殺人の途中で共犯者(や自動装置)に自分を襲わせることで容疑者リストから外れる ・卑怯な献策・行動をした部下・同僚を厳しく処罰することで自分自身は誠実であるように思わせ油断させた上でより決定的な場面で卑怯な行動をとる 等々この計に当てはまる展開は多い。 日本では「山彦の術」といい、同一の主をもちながら仲の悪い武将A,Bの二人が酷い仲間割れをしてBが敵軍に仕える。 この時、Bが「Aの面はもう見たくない!Aを仕えさせているような主のアホ面もイカのように輪切りにしてやりたいぐらいだ!」と憎しげに語るが当然敵軍も疑う。 そこである程度敵軍の中で功を挙げて信用を得たところでAに呼応し敵軍に反逆すれば地位も手伝い混乱の渦に叩き込むことができる。 似た名前に「山彦試聴の術」もあるが、こちらは「極秘の情報を流し、寝返っていれば当然極秘の情報が敵にも伝わっている、寝返っていなければ当然敵にも伝わっていないと判断する」ものなので異なっている。 35. 連環計(れんかんけい) 「ブラボー、ブラボー。さすがは星のカービィ。よく、ジャマなドラゴン…ランディアをたおしてクレタネェ。」 「まわりがみんな敵に見えるキモチ。ククク。オレにはよーくわかるよ。小さなキッカケで恐怖が爆発する。あとは‥‥みにくい共食いさ。オレはそのユカイなショーを、客席から見物させてもらっただけ。そして、アンタが最後のコマだ。アンタの推理がアイツらにトドメをさす凶器になったんだよ!」 どうしても敵の数が多い場合に正面から迎え撃つのは止めた方が良い。 鎖が連なるように複数の計略を用いて、戦うことをせずに敵が自分から疲弊したり、仲間割れしたりするように仕向けるのが得策だよ、というもの。 苦肉計の項目で記載した例は、敵の間者を逆用しており、反間計と苦肉計の合わせ技であることが分かる。 三国志の読者の方は、敵の船と船を繋げる計略じゃないの?と思われた方もいるかもしれないが、少なくとも三十六計の連環計はそのようなものではない。 36. 走為上(そういじょう) 「命あってこそ、また次の機会をねらえる」 「将が生きていれば、お前さえ生きていれば桂家は滅びぬ。臆病者と呼ばれてもいい。生き残れ小太郎。何と罵られようが儂らは知っている。お前は立派な将であると」 「逃げるんだよォォォー----ッ」 「三十六計逃げるに如かず」。 要は勝てないなら逃げろと言うことである。 戦って玉砕するなど愚策も愚策。降参してしまうと命を永らえたとしても戦力などは取り上げられるリスクが高い。 それなら逃げて戦力を温存しとけということなのである。 もちろん、ただの逃げ腰では勝てるものも勝てなくし、味方にも見限られるリスクがある。 大事なのは戦力を温存したまま逃げることであり、闇雲に逃げ回って戦力を霧散させては元も子もない。 「逃げる」という非戦的な行為ながらも、高い指揮力が必要とされる作戦と言える。 ちなみに著者の檀道済はこの逃げを多用し北魏に脅威を与え続けた。 前漢の劉邦、蜀漢の劉備、中華人民共和国の毛沢東といった歴代建国者も、格上の相手にはこの走為上を駆使して機を待ち続けた。 日本ではキスカ島撤退作戦が有名か。 撤退させようにも艦隊の陣容で大きく劣る日本軍は北太平洋独特の濃霧を頼って出撃したが、幾度となく途中で霧が晴れた結果、制空権も制海権も無い状況となったため断念していた。 軍部からの猛烈な批判を浴びる中、確実に濃霧が発生するとの予報を得て出撃。 対するアメリカ軍も出撃していたが、レーダーに映った謎の影を日本艦隊と誤認し砲撃、弾切れを起こすなどして一時撤退する。 この隙にキスカ島に突入した日本軍は見事無傷で守備隊を収容し帰投することに成功した。 追記・修正は逃げながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 三十六計逃げるに如かず、ってのは「兵法三十六計にあるどの戦術よりも逃げるに勝る作戦はない」って意味だと思ってた・・・ 36番目の作戦が「逃げるに勝る戦略はない」って意味の戦術だよ、ってことなのね -- 名無しさん (2018-08-17 06 35 35) 逃げるべき時に逃げるのが戦略的に有利に働くのであって、その逃げるべき時を見定めるには兵法を全て熟知していなければならない。三十六計、いずれも使い時を誤れば愚策にもなるし、その逆も然り。 -- 名無しさん (2018-08-17 07 02 33) ちなみに三十六計とあるが、それぞれ使うべき状況で六計六組に分けられる。具体的には最初の方はかなり優勢、後方は劣勢時に適用。つまり逃げるというのは三十六計においては降伏・停戦よりマシという程度の手段であるし、ただでさえ劣勢時に兵力を温存し退く決断ができるかという難しさもある。ただし上手に運用できれば、兵力を残し形勢逆転の機会を残すことができた。逃げることが全てに勝るのはガチで全く勝算がない場合なので、いつでも逃げたら何とかなるとかそういう話ではない。 -- 名無しさん (2018-08-17 07 17 54) 遊戯王ゼアルの遊馬vsアストラルで遊馬が仕掛けた「通れば自分が負ける自爆特攻を自信満々で仕掛ける事で相手に裏があると思わせ攻撃無効効果を無駄撃ちさせる作戦」も、ここでいう空城計に当たるのかな -- 名無しさん (2018-08-17 08 16 53) 反間計で有名なのは、厳島合戦かな。元就が、陶軍を厳島におびき寄せるために、『厳島に城を築いたのは失敗だった』と、間者に吹き込むって話。例にのせてもいいのでは? -- 名無しさん (2018-08-17 09 25 36) ↑2遊馬先生ほんとデュエルスフィンクス成長したよな -- 名無しさん (2018-08-17 09 39 16) 落乱(忍たまの原作)で見たことあるのもちらほらあるね。3.23.32は名前も出てた。33は天唾の術で34は山彦の術。35は十面埋伏の計が近いかも。 -- 名無しさん (2018-08-17 10 40 23) 苦肉の策の本来の意味がこういうこととは知らなかった。捨て身作戦みたいなものだったのね -- 名無しさん (2018-08-17 10 59 17) ???「へい……ほう……?」 -- 名無しさん (2018-08-17 12 31 45) 5と9の見極めは、相手方が問題の対処を後回しに出来るか否か、だな。 -- 名無しさん (2018-08-18 09 48 14) 「兵法三十六計逃げる勝ち」って言い回しならなんかの漫画で読んだ事がある -- 名無しさん (2018-08-18 18 09 26) ↑2中の人にまで心配された君はまずそのオツムをどうにかしよう -- 名無しさん (2018-08-20 10 54 29) 追記修正しますね。コメントはちょっと控えてくださると編集競合にならなくてすみます -- 名無しさん (2018-08-20 13 11 01) 編集終了しました -- 名無しさん (2018-08-20 14 55 21) 苦肉計が誤って >一般には苦し紛れの戦略というような使い方をされることも多い のは、「肉を切らせて骨を断つ」との混同があるのかもしれない。なお、本来の意味が「苦肉の“計”」誤った方は「苦肉の“策”」として使い分け可能 -- 名無しさん (2018-08-26 02 08 16) 「逃げ道をひとつ開けておいて、敵がそこに集中したとき逃げ道もろとも叩きつぶす!! 兵法の基本だ」 -- 名無しさん (2019-02-07 17 00 17) モンゴル帝国「逃げるが勝ちで~(弓矢ぶっぱ)」 -- 名無しさん (2019-06-25 17 04 24) ↑2 ヤンがヴァーミリオンで、包囲から逃げようとしたカルナップを袋叩きにしたのは、まさにそれだよね。 -- 名無しさん (2020-08-29 17 00 16) これを書いた著者の檀道済は自滅してんな。借刀殺人とか、書いてて気付かなかったのかな -- 名無しさん (2021-05-18 15 26 31) 各計略に、象徴的に合致しそうな一言を添えてみよう……と思ったものの、途中で挫折した。なるべく元ネタを散らしつつ、上手く合うようにしてみたつもりだけど、他の計に良いのがあったら誰か頼む -- 名無しさん (2021-06-23 20 48 21) 瞞天過海に関して思うところがある。FE烈火の剣でヘクトルが「侯弟は変わり者だと有名だからな。こういう時こそ日頃の行いがものを言うんだぜ」と言っていた。対外的にオスティアの統治をウーゼルに丸投げするどうしようもない奴と見せかけ、その実リキアの情勢が緊迫しているとき兄に代わって動けるよう準備をしていたのだろうか? -- 名無しさん (2021-07-14 21 33 23) 指桑罵槐で門倉立会人を思い出したが、セリフを入れるには長すぎるな -- 名無しさん (2021-07-16 13 25 23) 30や34のように敵方に寝返り前提の味方を送るのは 送ったが向こうを「そのまま寝返ってしまうリスクを考えないといけないのでよっぽどの信頼がないとできないな -- 名無しさん (2021-07-16 16 17 31) 函谷関の戦いでの桓騎(順手牽羊)のように、マンガ「キングダム」はこの36計そのままをやってるシーンが多い印象がある -- 名無しさん (2021-07-27 22 50 55) 項目の筆者と思ってしまった>著者の檀道済 -- 名無しさん (2021-07-27 23 39 07) 「ご心配めされますな。『偽撃転殺の計』あれば、『虚誘掩殺の計』がございます」この時の賈詡はめっちゃ格好良かったなぁ -- 名無しさん (2021-07-29 19 09 23) ↑4 古代中国はどうか知らんが、日本の戦国時代は寝返り、出奔はよくあることなのよ。むしろその主君のカリスマが低いんだなと思われる。だから主君としても感状という「あの戦では大手柄だったね。その武功を忘れないからいつでも再雇用するよ」って書状を用意してたりするし。藤堂高虎も7回主君を変えてるな -- 名無しさん (2021-08-01 17 22 30) ↑高虎が出奔したのは3回くらいだろ、水野勝成の方が出奔してるはず -- 名無しさん (2021-08-02 15 09 01) コナンの死亡の館回のは、空城計じゃなくて上屋抽梯の方じゃないのか? -- 名無しさん (2021-08-02 21 29 05) ↑ 大和警部と諸伏警部、コナンが「やっぱここは・・・空城の計だよね?」とそれぞれケータイのメモ機能で示し合わせるシーンがあるのよ。もちろん、本来は「近寄らせない」策であり、その裏をかいた「おびき出す」策って説明もされてる。 -- 名無しさん (2021-08-03 09 43 14) なんだか知らんが○○計ならいいけど、△△の術だと途端にダサく感じる -- 名無しさん (2021-09-18 07 54 36) 薩摩人類には効かないじゃねえか!w -- 名無しさん (2021-11-03 07 13 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/6999.html
登録日: 2009/12/12(土) 22 15 41 更新日:2024/07/29 Mon 15 57 53NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 にゃむ バガボンド 人物 僧侶 兵法家 十文字槍 奈良県 宝蔵院胤栄 日本史 槍使い 槍術 歴史 院主 1521年生~1607年没 戦国~安土桃山時代の兵法家。 奈良興福寺の子寺・宝蔵院の院主。 32歳の時、旅の途中で奈良へと寄った剣聖・上泉信綱に出会い、友人の柳生宗厳と共に弟子入りする。 信綱の下で武芸を学び、特に槍術の扱いに関してめきめきと実力を付けていった。 信綱が帰郷した後、更に香取神道流槍術を学び、柳生宗厳らの協力の元、九つの型と六つの奥義を編み出し、自らの流派【宝蔵院流十文字槍術】を興した。 しかし胤栄は仏に仕える身でありながら殺人術を教える事に次第にジレンマを抱き、胤栄死去の際には一番弟子に武器や稽古道具を全て預けている。 だが胤栄の跡を継いだ息子・宝蔵院胤舜は宝蔵院道場を復興。 それ以来、宝蔵院流槍術は近年まで受け継がれる事になる。 【宝蔵院流十文字槍術】 従来の槍術では、真っ直ぐな素槍を使用するものが全てであった。 しかし宝蔵院流では槍に三日月形の鎌刀を付けた《十文字槍》を使用する。 『突く、斬る、掛ける』を一本でこなすこの槍は槍の革命と呼ばれる程の兵器であり、常識を覆す物であった。 また奥義は基礎が完成された時点で教える。早い段階で教える事により、十文字槍という武器に素早く順応させる事が出来るのである。 胤舜の開発したという裏奥義は失伝している為に不明だが、胤栄の残した六つの奥義は書物(皆伝目録)が現存する。 追記・修正よろしくお願い致す △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 『剣豪』タグとはまた別なんだろうなあ。引っかかりやすくなると思うけど。 -- 名無しさん (2013-12-02 17 48 56) 兵法家くくりでいいじゃない。 -- 名無しさん (2014-05-19 17 39 06) 江戸以前の坊主って武器もちまくりだよね -- 名無しさん (2014-05-19 17 47 34) 中国の少林寺も武術修業するらしいし、僧兵てヤツもいたし。話聞くと、坊主の修業って武術家より苛烈で、自然、鍛えられたろうし。 -- 名無しさん (2014-05-19 18 12 12) なぜ、弁慶といい、胤舜といい、坊主は長柄武器を好むのか。 -- 名無しさん (2016-02-22 18 33 05) ていうか長柄武器は普通に強いし。剣豪が刀にこだわるのがむしろおかしい -- 名無しさん (2016-02-22 20 31 39) 何も知らなかった頃はなんで坊主が槍なんて当たれば即死するような得物を発明したりするんだ?と思ったものだが、本人も矛盾した行いとは思ってたんだな -- 名無しさん (2016-02-22 23 08 59) まさか息子がFateに出るとは思わなんだw -- 名無しさん (2018-03-04 21 43 58) ↑2 刃はダメ…? 鈍器ならセーフ! という方向性にいたった僧侶も世界的にはいるのが面白い -- 名無しさん (2018-10-22 13 15 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oldmoon/pages/65.html
人間の進化というのは、猿人、原人、旧人、新人と旧世代人が淘汰され、変化していったものと一般的には考えられていますが、猿人の前後から2つの進化に分かれてそれぞれチンパンジー、猿人・原人へと進化していったとも言われています。つまり、猿人が完全に絶滅した後に原人が出現したわけではなく、進化途中の原人、猿人が同時に生息していたということになるのです。 ということで、今回のMyth兵法書第2回は98年3〜4月ごろのお話です。 この頃はいろいろな作戦が考え出されては試され、勝てない作戦は淘汰されるという作戦の進化の時代でした。様々な作戦が同居していたのです。 -----98年4月(Myth1) 様々な作戦が考案され始める----- すでにこの頃になるとINUなどのチームが2チーム戦について試行錯誤の研究をしており、「BOMB系」が流行しだしました。 1)GL Bomb WTをJMで砕いて肉片をGLに持たせ、それを投げることによって敵をまひさせる。この技は個人戦でも多く使われるようになりました。 2)メテオ 「もしトラウがいたならば」で使われたMYTH上もっともド派手な大技。DWの火炎瓶が空中にあるうちにFDの電撃で撃ち、遠くに飛ばす。「お入りは自由(暗黒)」でもしばしば使われました。 今回説明する作戦は(1)のGL Bombを使った作戦です。 GL Bombを使ったマップというのは多々ありますが、主に「境界線の魔物」と「耳状砂漠」における作戦について書いていこうと思います。この2つのマップについては地形的には違うものの、登場するユニットの種類が同一であることから同じ作戦を使えるので、ユニットの動きを中心にして書いていきます。 「境界線の魔物」・「耳状砂漠」における作戦・第2期 <ユニット編> 1)ACはリミットから5ユニットほど少ない程度 2)GLはMaxに近い数 3)WR、THは10〜15ユニット 4)DWは1、2ユニットほど 5)WTは2、3ユニットほど 6)JMは1、2ユニットほど <作戦編> 1)GLはWT Bombを持った後、偵察を兼ねて両サイドに周り、敵の背後を突く位置に持ってくる。 2)ACの撃ち合いが中央で始まった後、Bombを持ったGLがACに攻撃をかけ、混乱している間に、WR、THを前線に投入 3)WR、TH、DWが入り乱れて乱戦。 4)ここで90%近く消耗させられたほうが(大抵の場合、ACが打ち負けたほうが消耗させられる側になる)旗付近での攻防を待たずして敗北する。 <考証編> 作戦編で気づかれた方もいらっしゃるとは思いますが、第1回で紹介した、「AC同士の撃ち合い」という作戦と(2)の後半からはほぼ同じ手順です。また、Bomb作戦が多用される以前はGLがBombを持たずに敵の背後を突いてACやDWを狙って倒すこともありました。 <兵法・戦略編> 1)この作戦の場合、いかにしてGLを敵に気づかれずに敵の背後へ持ってくるかが勝負の鍵でした。大抵のケースの場合、GLが攻撃を仕掛けるまでAC以外のユニットは攻撃を控えて待機することが多かったです。(孫子・始計篇では、敵の内部を混乱させた上で攻撃するのが良いとされ、その不備を攻め、その不意に出づと書かれています。) 2)何故、敵ACが攻撃を開始したあとにGLが背後からの攻撃を仕掛けることが多いかというと、敵のACの攻撃ベクトルが後方のGLでなく、味方の本隊に向かっているため、GLが敵ACに攻撃されることなく侵入できるからなのです。(孫子・兵勢篇、総じて戦いは正攻法で行うべきだ、そして戦況の変化に応じ適作を用いて勝利を収める、としています。) 3)ただし、この戦法はGLの侵入するタイミングが難しかったり、GLが回り込んでいることに気づかれて万全の防護をされるとなかなか侵入は難しいものとなります。 (武田信玄の配下、山本勘助は「キツツキ戦法」といって妻女山に陣取る上杉軍の背後に分隊が回り込んで奇襲をかけ、上杉軍が混乱し八幡原に逃げるところを本隊が攻撃するという作戦を立てましたが、上杉軍に感づかれ、兵力の少ない本隊を叩かれて大きな痛手を受けています。) <兵法・地形編> 1)今回はユニットの動きが中心なので多くは書きませんが、「境界線の魔物」・「耳状砂漠」でWRやTHが攻める場面に遭遇した場合、川の中に長く布陣したりするとあまり良い結果は生みません。(孫月賓兵法・地葆篇、「逆流・絶水」といってしてはいけない布陣とされています。)Mythの場合、川が氾濫することはありませんが、そのかわりWTが出てきて戦況が逆転することもあります。(^^;;) 注(1) AC=アーチャー、Myth2ではボウマン WR=ウォーリャー GL=ゴリ、Myth2ではゴール WT=ワイト TH=ソラル DW=ドワーフ JM=ジャーニーマン FD=フェドラ、Myth2ではフェッチ (2)孫月賓=(そんひん)ひんの文字が外字となってしまうため、月と賓を一つの文字として読んでいただきたい。また、孫子として紹介しているのは春秋時代の孫武のことである。 MYTH兵法書 トップページ
https://w.atwiki.jp/san-puz/pages/40.html
【金曜限定】兵法を学ぶ 覚醒アイテムである各国の兵法書を入手できます。 【開催履歴】 2014/6/30(月)0 00~23:59 特別イベント(クエスト内容は同じ) 2014/7/28(月)0 00~23:59 特別イベント(クエスト内容は同じ) 魏の兵法書 【難易度:18、体力:21、合戦:10】【優劣:蜀→魏→呉→蜀。漢←→群】 【獲得目安】資金:5600~8300、EXP:3700~4200 【ミッション】「魏」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【魏軍超指南】于吉×1体) + 【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、兵法の天才が著した秘伝の兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 ドロップ 魏 鮑信 3 735 ★1Lv5 魏 程イク 3 850 ★2Lv5 魏 張コウ 5 1540 ★2Lv5 魏 徐晃 3 2880 ★3Lv3 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』 B5 魏 徐晃 上記参照 B10 魏 【魏の兵法書】左慈 4 3660 100,000 『魏の兵法書』 呉の兵法書 【難易度:18、体力:21、合戦:10】【優劣:蜀→魏→呉→蜀。漢←→群】 【獲得目安】資金:6400~7900、EXP:4200 【ミッション】「呉」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【呉軍超指南】于吉×1体) + 【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、伝説の兵法家・孫武直筆の兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 ドロップ 呉 朱治 4 870 ★2Lv5 呉 祖茂 4 1224 ★1Lv5 呉 韓当 5 1502 ★2Lv5 呉 程普 3 2880 ★3Lv3 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』 B5 呉 程普 上記参照 B10 呉 【呉の兵法書】左慈 4 3560 『呉の兵法書』 蜀の兵法書 【難易度:18、体力:21、合戦:10】【優劣:蜀→魏→呉→蜀。漢←→群】 【獲得目安】資金:5100~7300、EXP:3900~4800 【ミッション】「蜀」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【蜀軍超指南】于吉×1体) + 【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、稀代の天才軍師が著した兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 ドロップ 蜀 簡雍 4 1072 ★1Lv5 蜀 関羽 5 1367 ★2Lv5 蜀 張飛 5 1550 ★2Lv5 蜀 厳顔 3 3000 ★3Lv3 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』 B5 蜀 厳顔 上記参照 B10 蜀 【蜀の兵法書】左慈 4 3490 400 『蜀の兵法書』 人智を超えた兵書 【難易度:30、体力:25、合戦:5】【優劣:蜀→魏→呉→蜀。漢←→群】 【獲得目安】資金:3100、EXP:2400 【ミッション】コンティニューなしで攻略!(報酬:孫子の兵法書×1個) + 【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 近年、孫家の遠い祖先、兵法という概念を打ち立てた兵家の祖が、この山に一時期、庵を構えたという噂が立った。 なにかが遺されているかも知れない。 軍師を志す者達が、霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 ドロップ 魏 程イク 3 4440 ★2Lv5 魏 張コウ 3 5151 ★2Lv5 呉 朱治 3 4710 ★2Lv5 呉 韓当 4 5440 高防御 ★2Lv5 蜀 関羽 3 5307 ★2Lv5 蜀 張飛 3 5401 ★2Lv5 漢 朱儁 2 3901 ★1Lv3 漢 廬植 3 4855 高防御 漢 皇甫嵩 4 6000 ★1Lv3 群 李カク 1 2340 ★1Lv5 群 郭シ 3 4777 ★1Lv5 B2どちらか出現 漢 【漢の兵法書】左慈 2 3660 『漢の兵法書』 群 【群雄兵法書】左慈 2 3680 『群雄兵法書』 B5 呉 【孫子の兵法書】左慈 2 6600 351060 『孫子の兵法書』 コメント 反映されてないから、もう一度書くけど、12回で漢漢群漢漢群漢漢群漢漢群だった -- 2014-01-25 23 22 15 漢ばっかり 正直飽きてきたよ運営さん笑 -- 2014-01-31 02 12 26 漢ばかり、、、群、漢分けてくれ!イライラ -- 2014-01-31 08 22 22 孫子確定じゃないのかい、いらないけどさ -- 2014-02-07 01 08 03 上級韓当 高防御 5406ダメージ -- 2014-02-07 09 43 30 ★反映 -- 2014-02-13 15 59 24 群ばかり。。。 -- 2014-03-07 19 51 03 魏の兵法書の途中で、群の兵法書ドロップしました。 -- 2014-03-14 08 29 41 孫子の兵法書は、呉の張昭の覚醒に必要ですよ。 -- 2014-03-14 08 34 10 人智を超えた 獲得金3100、経験2400 -- 2014-08-22 12 32 17 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/2389.html
Character Card [[阿羅耶識]] [[アスリート]]/[[スカラー]] 0/2/2 ▼/[[シールド]]/チャージ1 No.1927 Rarity C Illustrator 西脇ゆぅり Expansion 皇帝の宝冠 カード考察
https://w.atwiki.jp/san-puz/pages/374.html
【限定開催】兵法書探求 2014/4/24(木)0 00~4/26(土)23 59 期間限定のクエストとして初登場 【開催履歴】 2014/4/29(火)0 00~4/30(水)23 59 2014/5/4(日)0 00~5/6(火)23 59 2014/6/16(月)0 00~6/22(日)23 59 中級 魏の兵法書 【体力:21、合戦:5】【優劣:魏→呉→蜀→魏。漢←→群】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】「魏」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【魏軍超指南】于吉×1体) +【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、兵法の天才が著した秘伝の兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 備考 魏 鮑信 3 735 ★1鮑信Lv5をドロップ 魏 程イク 3 850 ★2程イクLv5をドロップ 魏 張コウ 5 1540 ★2張コウLv5をドロップ 魏 徐晃 3 2880 ★3徐晃Lv3をドロップ 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』をドロップ 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』をドロップ B3 魏 徐晃 上記参照 B5 魏 【魏の兵法書】左慈 4 3660 100,000 『魏の兵法書』をドロップ 中級 呉の兵法書 【体力:21、合戦:5】【優劣:魏→呉→蜀→魏。漢←→群】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】「呉」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【呉軍超指南】于吉×1体) +【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、伝説の兵法家・孫武直筆の兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 備考 呉 朱治 4 870 ★2朱治Lv5をドロップ 呉 祖茂 4 1224 ★1祖茂Lv5をドロップ 呉 韓当 5 1502 ★2韓当Lv5をドロップ 呉 程普 3 2880 ★3程普Lv3をドロップ 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』をドロップ 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』をドロップ B3 呉 程普 上記参照 B5 呉 【呉の兵法書】左慈 4 3560 『呉の兵法書』を確定ドロップ 中級 蜀の兵法書 【体力:21、合戦:5】【優劣:魏→呉→蜀→魏。漢←→群】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】「蜀」勢力のみの部隊で攻略!(報酬:【蜀軍超指南】于吉×1体) +【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 そして、この山には、稀代の天才軍師が著した兵法書が隠されているという噂も…。 噂の真相を確かめるべく、調査部隊が霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 備考 蜀 簡雍 4 1072 ★1簡雍Lv5をドロップ 蜀 関羽 5 1367 ★2関羽Lv5をドロップ 蜀 張飛 5 1550 ★2張飛Lv5をドロップ 蜀 厳顔 3 3000 ★3厳顔Lv3をドロップ 漢 【漢の兵法書】左慈 2 1130 『漢の兵法書』をドロップ 群 【群雄兵法書】左慈 2 1140 『群雄兵法書』をドロップ B3 蜀 厳顔 上記参照 B5 蜀 【蜀の兵法書】左慈 4 3490 400 『蜀の兵法書』を確定ドロップ 上級 孫子の兵法書 【体力:25、合戦:5】【優劣:魏→呉→蜀→魏。漢←→群】 【獲得目安】資金:、EXP: 【ミッション】コンティニューなしで攻略!(報酬:『孫子の兵法書』×1個) +【序文】 巴蜀の西方にそびえ立つ霊峰・峨眉山。その高さと険しさから、霊験あらたかな聖地として信仰の対象となっている。 近年、孫家の遠い祖先、兵法という概念を打ち立てた兵家の祖が、この山に一時期、庵を構えたという噂が立った。 なにかが遺されているかも知れない。 軍師を志す者達が、霊峰の頂きを目指す…。 戦 勢 武将 ターン 攻撃 HP 防御 備考 魏 程イク 3 4440 ★2程イクLv5をドロップ 魏 張コウ 3 5151 ★2張コウLv5をドロップ 呉 朱治 3 4710 ★2朱治Lv5をドロップ 呉 韓当 4 5440 高防御 ★2韓当Lv5をドロップ 蜀 関羽 3 5307 ★2関羽Lv5をドロップ 蜀 張飛 3 5401 ★2張飛Lv5をドロップ 漢 朱儁 ★1朱儁Lv3をドロップ 漢 皇甫嵩 ★1皇甫嵩Lv3をドロップ 漢 廬植 高防御 群 李カク 1 2340 ★1李カクLv5をドロップ 群 郭シ 3 4777 ★1郭シLv5をドロップ B4どちらか出現 漢 【漢の兵法書】左慈 2 3660 『漢の兵法書』をドロップ 群 【群雄兵法書】左慈 2 3680 『群雄兵法書』をドロップ B5 呉 【孫子の兵法書】左慈 2 6600 351060 『孫子の兵法書』をドロップ コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sengoku_muramasa/pages/1299.html
[天下兵法者]宮本武蔵 バレンタイン台詞 「貴方と共にこの南蛮の黒き甘さを口にし……」 --