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プロフィール ちの姫 年齢24歳 誕生日11月28日 セクシィ度(エロレベル)★★☆☆☆ エロは嗜む程度 性別女性 血液型AB 現住所兵庫県 出身地兵庫県 職業一級甲斐性無士 S or M or SM or N(neautral)M 好きな体位騎乗位(女性上位) 自己紹介 ┌───────────────────────── |┌──────────┐ 履歴書 平成20年04月01日 || / \ | || / ─ ─\ | 氏名: 荒巻 ちの ||/ (●) (●) \ | ||| (__人__) |. | 性別: 姫 ||\ ` ⌒´ ,/. | ||...イ.ヽヽ、___ ーーノ゙- 、 | 現住所: sexi || | ; \_____ ノ.|ヽ i....| || | \/゙(__)\,| i | | 帰省先: 声優板 |└──────────┘ | ┌───────────────────── | | 年 |月| 学歴・職歴 | ├───────────────────── | |平成14|06|声優板雑談固定(水樹信者馴れ合い職) | ├────────────────────── | |平成16|12|ニュー速VIPネカマスレ突入職員 | ├────────────────────── | |平成18|09|アダルトSNS「sexi」アイドル業務 └─────────────────────── | ─────────────────────── | 自己PR : |・2chが嫌いならさっさとhttp //www.kokoroplanet.jp/に引っ越せ。 |・釣られて泣き喚くおっさんは醜いから早く死ね |・ちなみに下半身から産まれてきましたが何か? |・オタでネカマで生意気なガキですが、顔も体も頭もベッドでの |性能もおまいらより上ですが何か? |・噛みついてくる連中が全員over30ってのが全てを物語ってる |よなwwwwwwwwwwww |・ネットは弱肉強食、関わらないように ビビって逃げたものが負けですの |───────────────────────── | ┌─────────────────────── | |その他特記すべき事項: | │ちの用語辞典「ちのペディア」はこちら。 | │http //sexi-sns.net/?m=pc a=page_fh_diary target_c_diary_id=134258 | │小悪魔の辞典はこちら | │http //sexi-sns.net/?m=pc a=page_fh_diary target_c_diary_id=190517 | └────────────────────── 説明 ネカマで携帯厨で騙されやすい。 元固定で、ネット弁慶と見せかけてネットですら弱い者にしか強くない。 ゆえに一般人以上の強さの者にはとことん媚びを売る。 鼻とちんこと態度はデカいが、器は極めて小さい。 他人に操られ無関係の人間でも個人情報晒しを実施する。 反省はしない。 オフ厨からの評価 一般的な日本人にとって彼と建設的な関係を築くことなど到底不可能であろう。 彼とオフラインで友人になることは金正日のアナルを攻めることと同じくらい困難である オンラインですら彼のマイセクはその処理に困り果て、アク禁設定することとなったり、場合によっては退会に追い込まれるケースもある。 73 名前:友達の友達の名無しさん 投稿日:2007/12/27(木) 02 47 ID myr9yQFl wikiのちのコーナーに、 「オフに出ると女の子を無理矢理“お姫様抱っこ”して嫌がられる」 ってのもつけくわえておいてください。 本人気づいてるかどうかしらないが 激しく不評だから注意した方がいいよw ウザい。 ※しかしいつも追い出されるのはオフ厨。 出会い厨からの評価 http //okamatookoge.seesaa.net/article/28695797.html 軽蔑に値する人達。 ◆次々に変名を使い分けて出没! 同じ写真を使っている事から余程の大胆さを持っているか? それとも別人?或いは、業者か? 以上の文章とともに貼られた業者釣り写メの中に、なぜかちの姫の写真があった。 sexi内での役割 凸役……つまり鉄砲玉。 コミュニティ「sexiがキッカケで出会ってもいいと思う」管理者 出会い厨の誘導 その他疑惑 ちの姫複垢疑惑……彼がこのwikiの管理人であった頃、彼のことをアクセスブロックしているユーザーまでもがプロフをコピーされていたことにより、一部の人間は彼が複垢を持っているのではと考える。 無論、複数アカウントの所持はsexiの規約に違反する行為であり、これが事実ならば彼の規約違反を根拠とする様々な行為はすべて説得力を失う。 ちの姫自演疑惑→2009/2/26sexi雑談スレpart29にて発生。
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[名前]千草貴子 [出典]バトル・ロワイアル [演優]栗山千明 [性別]女 [年齢]中学三年生 [一人称]あたし [二人称]あなた、あんた [三人称]下の名前を呼び捨て 香川県城岩町立城岩中学校3年B組女子13番。 クラスでも一、二を争う美人。 切れ長の目のラインはきつい感じもあるが、引き締まった口元やすっきりした鼻梁のライン等と相まってむしろ貴族的に見え、他には長い髪を茶色に染めたうえにメッシュを入れている。 これだけでも十分派手だが、左耳に二つ、右耳に一つのピアス、左手の中指と薬指に嵌めたデザインリング、両手首に計五つのブレスレッド、外国のコインを加工したペンダントと大量のアクセサリーを装着している。 [能力] 陸上部の短距離エースで、県内歴代二位の記録保持者。 成績も優秀であり、前述のどう見ても校則違反な格好については大目に見られている。 戦闘については自身も大分怪我を負ったが、比較的運動能力が高いといわれる男子生徒に勝利するだけの能力が備わっている。 [性格] 一言で言えば、プライドが高い。 自分にも他人にも厳しい性格であり、どんな強力な存在にも決して膝を屈することは無いと思われる。 それは彼女の格好にも現れており、校則に縛られたくないと言う思いや自己主張を示している。 それ故か周囲からの評価は尊敬出来るが友人にはなれないといった感じであり、彼女自身も人見知りする性質であったせいか友人と呼べる存在はあまり居なかった模様。 また割と挑発的な性格でもあり、心底腹の立った相手は豊富な語彙を用いて徹底的に打ちのめす。 このことから割とずけずけ言うタイプ……と思いきや、頭の中ではさらに相手を貶していることもある。 一般的に名言と呼ばれているのは「あたしの全存在をかけて、あんたを否定してあげる」。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 千草貴子の本ロワにおける動向 初登場話 014 056 075 089 104a 104b 登場話数 5 スタンス 対主催 初期支給品 ブラフマーストラ@真・女神転生if...、鉈@ひぐらしのなく頃に、織田のバイオリン@バトルロワイアル キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 関係話 稲田瑞穂 中立 クラスメート 未遭遇 三村信史 友好 クラスメート 未遭遇 織田敏憲 中立 クラスメート 未遭遇 桐山和雄 クラスメート 未遭遇 蒼嶋駿朔 仲間 シュン アンタ→あなた 同行者 014 056 075 089 104a 104b 雪代縁 敵対 アンタ H-3西側にて戦闘 075 竜宮レナ 友好 F-1にて共闘 104a 104b ヴァン F-1にて共闘 104a 104b C.C. F-1にて共闘 104a 104b シャドームーン 敵対 F-1にて戦闘 104a 104b 東條悟 あんた 殺害される 104a 104b 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A B C D E F G H I J J-1座礁船内→H-2カジノ内→H-3西側→H-3ショッピングモール内部→F-1
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オーガポン(みどりのめん) 基本データ ポケモン名 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計種族値 特性 オーガポン(みどりのめん) 80 120 84 60 96 110 550 まけんき(おもかげやどし)/-/- タイプ:くさ 特性1:まけんき :相手の技や特性で能力ランクが下がった時、自分の攻撃ランクが2段階上がる。 自分や味方の技や特性で下がった場合は効果がない。 特性2:- 夢特性:- テラスタル特性:おもかげやどし:自分がテラスタルした時、またはテラスタル状態で場に出た時に フォルムによって対応したステータスが1段階上がる。 フォルム 上昇するステータス みどりのめん すばやさ いどのめん とくぼう いしずえのめん ぼうぎょ かまどのめん こうげき タイプ相性 無効:なし 激減:なし 半減:くさ/みず/でんき/じめん 2倍:ほのお/こおり/ひこう/むし/どく 4倍:なし ダウンロードコンテンツ『碧の仮面』で登場した準伝説ポケモンでオーガポンの基本形態。 くさ単タイプかつくさテラス固定と言う強烈なデメリットはあるものの種族値、特性、習得技のすべてが強力。 とは言え持ち物が自由である点やまけんきでいかくに強い点を除いても他のフォルムと比べると優位点を見出しづらく、 どうしても同タイプで似通った数値で小回りが利くのゴリランダーの影がチラつく。 上記の通り特性まけんきによっていかくやこごえるかぜなどのデバフ系全般に強く、 テラスタル時にはおもかげやどしによって素早さが上がるため物理アタッカーとして欲しい要素は揃っている。 ただしタイプ的に有利なので問題無いがおもかげやどし込みでも最速レジエレキは抜けず、 Sブーストのパラドックスポケモンなどにも大抵上を取られるため過信はできない。 技についてはメインウエポンのツタこんぼうやウッドホーンを始めはたきおとすやばかぢからなどのサブウエポン、 対面操作のとんぼがえりなどを習得できるためアタッカーとしての攻撃範囲自体は必要最低限ある。 他にもこのゆびとまれ、アンコール、ニードルガードなど変化技も便利な技を習得可能。 基本的にはAS運用で持ち物もいのちのたまやきあいのタスキなどアタッカーに適した物を持たせるのが良いか。 上へ ポケモン一覧へ戻る Tier表へ戻る
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かえんポケモン たかさ 1.1m おもさ 19.0kg タイプ ほのお 前後のしんか ヒトカゲ ⇒レベル16で『リザード』に進化 リザードン ⇒レベル36で『リザード』から進化 とくせい もうか ピンチのとき ほのおの いりょくが あがる。 レベルアップで覚えるわざ Lv.1 ひっかく ノーマル ぶつり Lv.17 りゅうのいかり ドラゴン とくしゅ Lv.21 こわいかお ノーマル へんか Lv.28 ほのおのキバ ほのお ぶつり Lv.32 きりさく ノーマル ぶつり Lv.39 かえんほうしゃ ほのお とくしゅ Lv.43 ほのおのうず ほのお とくしゅ ◆ わざマシン / ひでんマシンで覚える『わざ』 技.01 きあいパンチ 技.02 ドラゴンクロー 技.06 どくどく 技.10 めざめるパワー 技.11 にほんばれ 技.17 まもる 技.21 やつあたり 技.23 アイアンテール 技.27 おんがえし 技.28 あなをほる 技.31 かわらわり 技.32 かげぶんしん 技.35 かえんほうしゃ 技.38 だいもんじ 技.39 がんせきふうじ 技.40 つばめがえし 技.42 からげんき 技.43 ひみつのちから 技.44 ねむる 技.45 メロメロ 技.50 オーバーヒート 技.56 なげつける 技.58 こらえる 技.61 おにび 技.65 シャドークロー 技.75 つるぎのまい 技.78 ゆうわく 技.80 いわなだれ 技.82 ねごと 技.83 しぜんのめぐみ 技.87 いばる 技.90 みがわり 秘.01 いあいぎり 秘.04 かいりき 秘.06 いわくだき 赤と青版 シッポを ふりまわして あいてをなぎたおし するどい ツメでズタズタに ひきさいてしまう。 青版 もえる しっぽを ふりまわすとまわりの おんどが どんどんあがって あいてを くるしめる。 黄色版 きょうてきと たたかいつづけエキサイトすると あおじろいほのおを はきだすことがある。 金版 もえたぎるような せいかくで いつもたたかう あいてを さがしている。かたないと ちが しずまらない。 銀版 もえる しっぽを ふりまわしするどい ツメで あいてを きりさくあらあらしい せいかく。 クリスタル版 たたかいで きもちが たかぶるとしゃくねつの ほのおを ふきながらあたりを もやしまわる。 ルビー版 するどい ツメで ようしゃなく たたきのめす。きょうてきと むかいあうと きぶんが たかぶり しっぽの ほのおが あおじろく もえあがる。 サファイア版 するどい ツメで ようしゃなく たたきのめす。きょうてきと むかいあうと きぶんが たかぶり しっぽの ほのおが あおじろく もえあがる。 エメラルド版 するどい ツメで ようしゃなく たたきのめす。きょうてきと むかいあうと きぶんが たかぶり しっぽの ほのおが あおじろく もえあがる ファイアレッド版 シッポを ふりまわして あいてをなぎたおし するどい ツメでズタズタに ひきさいてしまう。 リーフグリーン版 もえる シッポを ふりまわすと まわりの おんどが どんどん あがって あいてを くるしめる。 ダイヤモンドとパール版 ???
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298 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/03(土) 23 54 25.14 ID ??? ジュドー「しかたねえなーキラ兄、俺達の仕事手伝ってよ」 ガロード「ちょっと大掛かりで人出が足りない仕事があるんだよね」 キラ「犯罪に手を染める系はちょっと」 ジュドー「ちょっと、ちょっと!」 ガロード「俺達をなんだと思ってんの!」 299 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/03(土) 23 59 05.71 ID ??? シン「MS泥棒?」 300 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 00 04 16.84 ID ??? シロー「よし、逮捕する」 ガロード「だから違うって!」 301 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 00 14 31.52 ID ??? ティファ「ガロード、私は何時までも待ちます。黄色のハンカチを部屋の前に吊るして」 307 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 15 51 38.29 ID ??? 299 つーかそれガンダム主人公全般大体そうじゃねーかwww TVとOVAだけでも アムロ:ガンダム カミーユ:Mk-Ⅱ ジュドー:Z ウッソ:シャッコー ヒイロ:リーオー ガロード:DX キラ:フリーダム コウ:デンドロビウム アル:ジムのパーツ シュウト:ボールみたいなヘリ シロー「アルとシュウトまで…」orz 308 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 17 19 40.46 ID ??? 307で挙がった全員を白い部屋送りと仮定すると、 セレーネ「もしかして私の天下?」 ロラン「させませんよ!」 刹那「…スターゲイザーはまあガンダムだ」 シロー「シーブックは?」 ドモン「理由は言わなかったが、カロッゾさんの店に荷物まとめて出て行った」 マイ「スペースが広くなったので、ビグ・ラングの改造が出来そうですね」 シン「また空中分解させる気か兄さん!」 310 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 18 20 10.25 ID ??? キラ「そういえば、アスラン・イザーク・ディアッカ・ニコル・スティング・アウル・ステラ こいつらも泥棒だよ。CEは僕だけじゃないよ。」 311 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 18 49 52.94 ID ??? 307 ハロ長官、シローはEz-8を借りパクして壊してると思います。 そして刹那も映画の冒頭でガンダム以外のMS使ってたんですが CBってガンダム以外のMS持ってましたっけ?あれもパクったんでは。 314 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 00 17.62 ID ??? ステラ「じゃあ、ステラもどろぼー?」 スティング「いいや、違うぞステラ。悪いのは俺達を騙したネオだからな?」 アウル「そうそう、年端もいかない俺達を騙して泥棒させたんだぜ?」 ステラ「じゃあ、ネオはどろぼー?」 スティング「ああ!」 アウル「おう!」 ネオ「」 315 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 07 17.34 ID ??? ムウ「ネオって誰だ?今の俺は『不可能を可能にする男ムウ・ラ・フラガ』だ。それ以上でもそれ以下でもないぜ!!!」 316 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 13 58.79 ID ??? ステラ「誤魔化しバレバレ、見~え見え~」 317 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 20 31.95 ID ??? スティング「恥ずかしくねえのかよ」 318 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 30 52.50 ID ??? ヒイロさんなんか救急隊ぶっとばして救急車パクってたよな 319 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 19 44 51.81 ID ??? アスラン「シンだってミネルバクルーをレイと殴り倒して無断出撃してたよなぁ。」 シン「あれは不問になったから無効です。残念でした。アンタの脱走といっしょにしないでください。」 322 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 02 47.24 ID ??? アリーもツヴァイぱくったよな。 ここの警察大丈夫かw 323 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 09 30.64 ID ??? 322 アリー「警察手帳見せりゃ問題ねえ!」 ハロ長官「太○にほえろ!とか見て育った世代はこれだから」 324 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 09 51.67 ID ??? 刹那「太陽炉泥棒だよなリボンズ・アルマーク」 325 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 18 02.68 ID ??? ライル「刹那は大切なものを盗みました。 『アニューの命』です。」 326 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 18 08.52 ID ??? 322 あれ、そういやグラハムもアインからビームサーベル奪ってそのままフラッグの装備用に改造してたな。 カイ「これは警察の一大スキャンダルの匂いがするぜ。」 ハロ長官「・・・少し消えてもらおうか。」 数日後 カイ「ヒャッハー!よぉ~アムロ~元気ぃ?俺ってば超超元気だぜ!」 アムロ「カイ、何があったんだ。頭を強く打ったのか?しっかりしろ。」 ハロ長官「ちょっと調整に失敗したかなぁ。」 327 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 19 41.12 ID ??? 326 小説版グラハム曰く、「フラッグの力で勝ち取ったものは私の物。お前の物はおれの物!」 328 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 40 11.56 ID ??? あれだ、警察が暴走族からバイク没収する的な感じなんだ。 グラハム「あの兄妹か。長男は更正して真面目になってるようだが」 アリー「真ん中のやんちゃ坊主はまだ駄目だな。相変わらず妹の事になると無茶苦茶やってやがる」 329 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 20 46 53.63 ID ??? 326 ハヤト「カイさんも人のこと言えないでしょう。 ベルファストで自転車借りパクして密航者連れ込んで、(1stでの話) しかもジャブロー基地に不法侵入して(Zでの話)」 330 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 21 31 00.14 ID ??? カテジナ「ウッソならアインラッドの強奪もあったわよね。 何機のゲドラフ・ゾリディアが蹴り倒されたかしら?」 331 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 22 27 21.99 ID ??? 全員ぶち込まれたら街が静かになるな 332 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/04(日) 22 45 29.44 ID ??? 「ガンダム兄弟、きみたちがいなくなったら、街ががらんとしちゃったよ…」 こうですか、わかりません! 340 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/03/05(月) 11 11 17.81 ID ??? ロラン「僕そんなに裸になんてなってないですからね! もーっ!グエン様は鼻血拭いてください! 後、本当の裸族の方は!・・・・シロー兄さん!シロー兄さんいないんですか!」 ・・・・・Ez-8借りパク疑惑で白い部屋でしたね・・・」 シン「俺達で変質者を何とかしないと、だな!」(ハリセンブンブン振り回して)
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隣接エリア メセタ高原 メルカドと同じく町機能を持たない拠点。セーブクリスタルはある。 現在はカード対戦や販売、試練の指輪装備、LV35ドッペル等が多く配置されている。 旅人たちのキャンプのNPC なし 酒場レベル:30~35 マップ
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血塗られた一月 題名:血塗られた一月 原題:Bloody January (2017) 著者:アラン・パークス Alan Parks 訳者:吉野弘人 発行:ハヤカワ文庫HM 2023.06.25 初版 価格:¥1,420 訳者で本を選ぶ。ぼくにとっては珍しくないことだ。翻訳家の方は依頼されて訳す仕事もあれば、翻訳者自らが押しの作品を出版社に提案することで自分の仕事を作ることもあるらしい。本書の訳者である吉野弘人氏と言えば、ロバート・ベイリーの胸アツ作品群で知られる方なので、遅まきながら気になった本書を手に取る。 本書はグラスゴーを舞台にしたスコットランド・ミステリー。背カバーには<タータン・ノワール>とあるが、タータンとはタータンチェックのことなのだね、なるほど。舞台も1973年と半世紀前なのである。アイルランドを舞台にしたエイドリアン・マッキンティのショーン・ダフィ・シリーズに少し似た熱い感のある本シリーズ、主人公は法律破りもものともしないハリー・マッコイ。一匹狼の気配のある前者に比して、こちらは悪っぽい主人公刑事の背後に優等生的若手刑事ワッティーがつきまとう。この凸凹コンビが、実はつかず離れずのいい感じのコンビで何ともいい感じの雰囲気を作品全体に与えるである。 本書の事件は刑務所で始まる。ある少女が殺されるという囚人の予想に端を発し、その件の少女は少年に撃たえ、少年自らも頭を撃ち抜く。予告者であった囚人も同時に刑務所内で殺害される、と緊張感いっぱいの状況で開幕。ミスリードあり、裏切りありのシナリオに翻弄されつつ、グラスゴー警察のハードボイルドさに痺れながらの緊張感いっぱいのシーンが続く。 古いあの時代、作中にはデイヴィド・ボウイやフェイセズ在籍中のロッド・スチュワートが登場。ドラッグと貧困の風が吹き抜けるグラスゴーの夜の描写が凄い。どう見ても病んでいるとしか言いようのない都市の裏路地。底に生きる悪党どもの描写が際立つ。しかし、汚れた街をゆくのは高潔な騎士ではなく、本シリーズ主人公のハリー・マッコイだ。完璧とはおよそ言えぬ弱みを見せる性格。孤児院という名の掃きだめからやって来た天性のデカ(刑事)にも見えるし、孤児院で塒を同じくした一人は闇ギャングのボス。我らがヒーローの愛人は何と薬中の娼婦。どう見てもまともではない主人公設定だが、だからこそ貫ける意地の捜査が見ものである。 それでいて、われらがダーティ・ヒーローの熱源は怒りと優しさなのだ。法に準拠しないはみ出し捜査も魅力的だ。何とも70年的なヒーローなのである。どん底から這い上がってきたヒーローが、巨人ゴリアテのような悪党どもを叩きのめすストーリーのプロットが何ともアクロバティックでスリリングこの上ない。ブラックな手法も辞さないこの古くて新手の主人公に打ちのめされた。 タイトルの通り「一月」にスタートした本シリーズは、訳者あとがきによれば現在6作まで書かれているらしい。順次翻訳が進むことを期待したい。本作、半年前の出版時に読んでいれば、間違いなく『このミス』の6作にも推したのだが、読み遅れてしまったのが我ながら惜しまれる。第二作にも期待。次は逃さぬ! (2024.01.27)
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【みんな仲良し?】 ルカ 「…旅に出てから、色んな事があったな。 イリアを襲う敵を勇敢に退け、 捕まったスパーダを救った」 「アンジュを立ち直らせ、 リカルドを従わせ、エルを保護した…。 僕ってなかなかヤルよねぇ~」 コーダ 「大変だー、しかしっ。 ルカが寝言を言ってるぞー。 みんなー」 ルカ 「!!」 イリア 「はあ? あんた、あの時のどこが 勇敢だったってのよっ! へっぴり腰だったじゃないの!」 スパーダ 「へぇ~~~~、オレを助けた、ねぇ。 お前がどう思ってんのか よーくわかったぜ」 ルカ 「うへぇえ…」 アンジュ 「立ち直らせてくれたって? 確かに落ち込んでいたけれど、 あなたが偉そうに言う程かな?」 リカルド 「フン…、まあ聞き流しておいてやろう。 だが、次そんな口を利いたら、 身の程をお前に教えてやる」 ルカ 「あうう…」 エルマーナ 「ま、ウチは別に文句ないねんけど…、 兄ちゃん、災いは口の元やな」 コーダ 「そーだ、口は元だぞ、しかし!」 ルカ 「「口は災いの元」だよ」 エルマーナ 「そ、そんなん どーでもエエっちゅうねん。 兄ちゃんのアホー…」 コーダ 「そーだ! アホのルカー」 ルカ 「うう、やっぱり独り言なんて 言うものじゃないよ…」 【みんな仲良し?2】 エルマーナ 「そういうたら、みんなの料理の腕前。 なんかみんな結構普通やなぁ。 ネタにならへん・・・」 アンジュ 「どうしたの、突然」 ルカ 「うん、突然だね。 それがどうかした?」 エルマーナ 「アンジュ姉ちゃんとかルカ兄ちゃんが 料理出来るんはわかんねん。 いかにも出来そうなカンジやん?」 アンジュ 「教会では「自分の事は自分で」って 決まってたから、料理は自然と 出来るようになってたなぁ」 ルカ 「僕は、お母さんの料理作る所を 結構見てたから・・・かな。 見よう見真似で、何とかなるもんだね」 エルマーナ 「お二人はエエねんて。 悔しいんは、イリア姉ちゃんと スパーダ兄ちゃんやな」 「絶対料理でけへん思てたのに、 案外キッチリやりよるもんなぁ~」 スパーダ 「オイオイ!聞き捨てならねェな! こー見えても、いい所の貴族の出だ。 それなりにいいモン食って来たんだぜ」 「それに加えて、この包丁さばきだ! 料理なんざぁ軽いもんよ!」 イリア 「あたしんちも、一家総出で 働いてたからさぁ、家事とか ママに任せっきりにできないじゃん?」 「だから結構料理は経験あんのよね~」 スパーダ 「肉と野菜切って、焼くだけの 大雑把なもんだけどな」 イリア 「いーじゃん、まあまあ美味しいでしょ? あんただって、いっつも微妙に 失敗してんじゃないの」 「調味料入れ過ぎたり、 火を通しすぎたりしてさぁ、自分の 腕前以上の事を求め過ぎてんのよね~」 スパーダ 「ほぉ~~~、 言ってくれるじゃねェか」 イリア 「なーによっ、ホントの事じゃん!」 エルマーナ 「ああっ、もう! ケンカするんやったら、 アッチ行きぃ!」 「ホンマうっさい人らやで・・・」 リカルド 「で・・・」 エルマーナ 「うわっ、びっくりしたっ!」 「んで、どないしたん?」 リカルド 「俺の腕前が語られていないぞ?」 エルマーナ 「なんや、寂しかったんやな」 「リカルドのおっちゃんのいう事、 なんか予想つくねんて。 どーせ戦場の話なんやろうし」 リカルド 「ああ、それはだな」 エルマーナ 「戦場で補給が滞って、 んで虫や雑草を無理矢理食べた~とか、 なんかそんなん言うんやろ?」 「せやから、どうせ食べるんやったら 美味い物を食いたいから料理を 覚えたとか、うんたらかんたら・・・」 リカルド 「・・・・・・・・・」 エルマーナ 「なんや、やっぱそうなんかぁ」 【閑話休題】 イリア 「そういやあんたってさぁ、なんで 自分の殻に閉じこもっちゃったのよぉ」 ルカ 「・・・・・・・・・」 「ま、僕も若かったって事だよ」 イリア 「何ソレ? 全然答えになってないじゃんっ! いいから言いなさいよ」 ルカ 「・・・・・・・・・」 「僕は、自分がアスラだと信じてた。 現世の僕の姿は、本当の僕じゃない。 白日夢みたいなもんだって信じてたんだ」 「だからアスラのように振る舞い、 アスラのような態度で人と接したんだよ」 イリア 「はぁ? だって、あんたはあんたじゃん!」 ルカ 「・・・・・・・・・。 僕は変人扱いされて みんなにからかわれた」 「何年か前、あまりに行き過ぎた 僕の事を、とうとう学校の先生が 僕の親に注意をしたんだよ」 「・・・父さんすっごい怒ってたし、 母さんは大泣きしてたなぁ」 イリア 「うぇええ・・・、 そりゃホント行き過ぎね」 ルカ 「それ以来、僕はみんな遠ざけた。 たとえ変人扱いされたって、僕が アスラである事を否定されたくなかった」 「僕の中のアスラを見られないように ひっそり生きていこうって決めたんだよ」 イリア 「う~ん・・・、記憶だけじゃなく、能力も 同時に覚醒してればねぇ」 「そうじゃないと、 ただ態度がエラそうなだけの ヤなヤツだもん」 ルカ 「う~ん、どうだろうね。 その力でマティウスと同じ道を 辿っていたかもしれないよ?」 「イリアはそんな事なかったの?」 イリア 「あたしは・・・イナンナみたいな女、 キライだもん」 「能力は便利だと思ってたけど、 記憶に関しては、 ちょっとわずらわしかったなぁ」 ルカ 「・・・スパーダやリカルド、アンジュも そんな感じだったのかな」 「みんな、前世の記憶と能力に 現実との折り合いをつけてたのに 僕だけが出来なかったんだ」 イリア 「・・・ま、いいじゃん♪ それも昔の事だもんね。 あんた、若かったのよっ」 ルカ 「もう、だから僕 そう言ったじゃないかぁ」 イリア 「でもあんた、あたしに 会わなかったら、今頃アルカに 入信してたかもよ~?」 ルカ 「多分そうなってたんだろうね・・・。 イリア、感謝してる」 イリア 「な~によぉ、改まっちゃってさっ」 ルカ 「いや、本当に感謝している」 「君だけじゃない、スパーダにも アンジュにもリカルドにも エルマーナにも・・・」 「旅で出会ったすべての人達にもね。 みんなが僕を繋ぎ止めてくれていた ような気がするんだ」 「これが「絆」なんだね」 イリア 「大げさじゃない?」 ルカ 「そうかも・・・」 「でも、感謝の気持ちは本物だよ。 僕は「絆」の大切さを忘れない・・・。 死んで、転生したとしてもね」 イリア 「やっぱ大げさだって・・・」 【みんな仲良し…か?】 ルカ 「う~ん、剣を背負うと 肩がこっちゃうなぁ。 重いよ。これ…」 スパーダ 「ってか、お前の剣、デカ過ぎだって。 もっと体格にあった剣を選べよ」 リカルド 「まったくだ。 体を壊しかねんぞ」 ルカ 「でもアスラが使ってたし…」 リカルド 「アレはいうなれば怪物だ。 身の丈ほどの剣を 片手で振り回していたろ?」 スパーダ 「それによォ、お前の理屈なら オレ自身を武器として 振り回さないといけねェじゃん」 ルカ 「う~ん…、でも僕、 アスラみたいに なりたいんだよなぁ」 リカルド 「無理だな」 スパーダ 「ああ、無理だって」 ルカ 「はぁ…」 「みんなはなんで その武器を選んだの?」 リカルド 「便利だからだ。 俺も昔は様々な武術をかじったが、 結局白兵では銃に勝てんと判断したのだ」 スパーダ 「へっ、みくびんなよ! オレなら弾丸を弾き落とせるぜ」 リカルド 「転生者の力のおかげだ。 過信はするな」 スパーダ 「ちぇ…」 ルカ 「スパーダは、なぜ二刀流なの?」 スパーダ 「ま、こう見えて武門の家系だからな。 剣と槍と馬術をガキの頃から 叩き込まれたもんだ」 ルカ 「へぇ~」 スパーダ 「たださ、オレより弱ェえ 兄貴たちや親父が剣について 偉そうに語るのが腹立ってよォ」 「家族がまだ極めていない 二刀流を開眼して、ヤツらの鼻を 明かせてやろうと思ったのさ」 リカルド 「お前らしい、馬鹿みたいな理由だな」 ルカ 「でもホントに極めちゃったのが 凄いと思うよ」 「女性陣はどうなのかな…。 後で聞いてみようっと」 【みんな仲良し…か?2】 ルカ 「ねえ、みんなは、 なぜそういう戦い方になったの?」 イリア 「はえ? 何でそんな事に興味あんの?」 ルカ 「僕が大剣を使っている理由と、 みんなが武器を選んだ理由が 全然違うみたいでさぁ」 「なんか気になったんだよね」 アンジュ 「ルカ君は、なぜそんな大きな剣を 使っているの? 剣術の経験も無さそう立ったのに」 イリア 「アスラのモノマネなんでしょ?」 アンジュ 「ああ…、ナルホド」 ルカ 「もうっ、そんなのどうでも いいじゃない!」 「イリアはなぜ銃を選んだの?」 イリア 「あたしは、土地柄のせいよね。 銃があってナンボの環境だったもん」 ルカ 「でも、なんで二丁拳銃なの? 実際にはかなり非実戦的な戦法だと 思うんだけど」 イリア 「派手でいいじゃん?」 アンジュ (ヘタな鉄砲、 数撃ちゃあたる…かな?) ルカ (だよね…) イリア 「ちょっと、 何ゴショゴショ言ってんのよっ!」 ルカ 「ア、アンジュは?」 アンジュ 「わ、わたしの場合は 教会で護身術を教わったのが きっかけね」 イリア 「へ~、そこで短刀術を?」 アンジュ 「ん~…、他の武具を振り回せるほど 体力が無かったのよねえ」 「だから一番楽そうな短刀術ばかり 訓練していたの。 結局大して身に付かなかったけどね」 ルカ 「エルは…、 って聞くまでもないかぁ」 エルマーナ 「ズコ~っ☆」 「って一応聞いてぇやぁ~」 ルカ 「だって、エルは白兵の訓練はおろか ケンカもした事ないんでしょ?」 「覚醒した龍の力を そのまま使っているだけでさ」 エルマーナ 「ん、まあ、そうなんやけどね」 「仲間はずれがイヤやってん」 ルカ 「そ、そうだね。 じゃあ、エルはどうして素手で 戦ってるの?」 エルマーナ 「そんなん決まっとーやん。 ウチ、ケンカした事ないねんで。 覚醒した力、そのまま使おとるだけや」 ルカ 「そのまんまだったね…」 【みんな多分仲良し】 イリア 「ねえ、ルカ ちょっといい?」 ルカ 「え、何?」 イリア 「うっわぁ~、あんた サラッサラの髪の毛ねぇ」 アンジュ 「もう~、ずるいなぁルカ君。 わたしクセが強いから、 クシの通りが悪くて困ってるの」 イリア 「あたしも、毛先がどうしても ハネちゃうのよね~」 ルカ 「あ、でも、僕より リカルドの方が綺麗なんじゃない?」 リカルド 「なんだ? 呼ばれたような気がしたが…」 イリア 「ちょっと髪見せて!」 リカルド 「こ、こら! お下げを解くな!」 アンジュ 「うわぁ…、ツヤツヤですね…」 イリア 「ほーんと、 カラスの濡れ羽色ってぐらい真っ黒! あんた手入れ、どうやってんの?」 リカルド 「ちょっと待て…」 「手入れなど特にしていない。 マメに毛先を揃えたり、 朝晩にクシを入れたりするぐらいか」 イリア 「地味にやってんじゃん!」 アンジュ 「やっぱり地道な努力が 身を結ぶのですね」 「わたしも頑張らないと…」 リカルド 「そうだな。 髪の美しさはやはり 女性の魅力の一つだと思うぞ」 アンジュ 「い、いえ、まずやっぱり ダイエットからかなぁ、と 思いまして…」 イリア 「…早く髪の健康に 気を使えるようになるといいね」 リカルド 「ああ、まったくだ…」 【みんな多分仲良し2】 アンジュ 「………」 スパーダ 「おお…?」 エルマーナ 「アンジュがめっさウチらの方 見よんで?」 スパーダ 「オ、オレ、何も悪い事 してねェのに…」 エルマーナ 「先、謝っといた方が エエんちゃう?」 「あ、こっち来よったっ…」 アンジュ 「あなた達の髪の色。 結構珍しいよね」 スパーダ 「へ?」 エルマーナ 「ふええ?」 アンジュ 「ま、わたしも人の事 全然言えないんだけど」 スパーダ 「そ、そーかな? 緑色の髪なんてありふれて…」 エルマーナ 「ないない。 ウチ、兄ちゃんみたいな 髪の毛の色、実際見た事あらへん」 スパーダ 「そーいや、エルとアンジュの髪の色も、 現実にはそうそう無い色 してるよなぁ…」 アンジュ 「ステキでしょ? わたし気に入ってるんだけど」 エルマーナ 「ウチも髪の色、 気に入っとんねんけどなぁ~。 目立ちよんよ、コレ」 アンジュ 「いいんじゃないの? 可愛いんだから、 見せびらかしてやればいいのよ」 エルマーナ 「ちゃうねん。 悪さしたらイッパツで 特定されるからなぁ~」 「「また、あの薄紫髪や!」って。 せやから、ほっかむり 欠かせへんかったわ~」 スパーダ 「………」 アンジュ 「ピンク色じゃない?」 エルマーナ 「ええ~、薄紫やぁ言われとったで?」 スパーダ 「論点はソコかよっ!」 【みんな、仲良しっぽい】 ルカ 「ねえ、エル。 鼻の頭、どうかしちゃったの?」 スパーダ 「色、変わってる…? 何か塗ってんのか」 エルマーナ 「ああ~、コレな。 コレにはふっか~いワケが あったり無かったりでな」 スパーダ 「どっちだよっ」 ルカ 「ひょっとして怪我でもしたの?」 エルマーナ 「いやあ、 古い話になんねんけどなぁ?」 「そう、あれはさかのぼる事、 40年前の事…」 スパーダ 「さかのぼり過ぎだっての!」 「ケッ、気にして損したぜ…」 ルカ 「それで、結局その鼻の頭は どうしたのさ?」 エルマーナ 「う~ん…、そんなん 言われへんわぁ。 アレやで、乙女の秘密ってヤツ~?」 ルカ 「い、いや、僕に聞かれても…」 【みんな、仲良しっぽい2】 イリア 「ね~、そーいや、 リカルドの額の傷ってさぁ~、 どーやってついたんだと思う?」 アンジュ 「戦傷じゃないの?」 「というよりあの人、 戦場以外にいる場面を 全然想像出来ないのよね」 イリア 「そーよねぇ、 なんか、どこ行っても 浮きまくりってカンジだもん」 アンジュ 「やっぱり 戦場で付けられた傷以外 考えられないなぁ~」 イリア 「金とか酒とか女とかの トラブルって、アイツに限って なさそうだもんねぇ」 「あ…」 リカルド 「…なんだ? 幽霊でも見るような顔をして」 アンジュ 「あ、いえ、ちょうどあなたの お話をしていたもんですから…」 リカルド 「ほお、陰口か? 感心せんな」 イリア 「ば~か! 違うっての! あんたの額の傷の話をしてたのよっ」 アンジュ 「よろしければ、 その由来をお教え願えますか?」 リカルド 「…これは、思い出すのもはばかれる、 俺の若き日の過ちってやつだな。」 イリア 「…お、重そう」 アンジュ 「戦傷…、では無いのですか?」 リカルド 「ああ、若い頃 ヒモ同然だった女に逃げられてな」 「ヤケ酒をあおっていたら、 グデングデンになってしまったのさ。 その時に便所で転んだ…」 イリア 「はぁ…?」 リカルド 「あの日ほど酔っ払った事はなかった…」 アンジュ 「そ、そうだったのですね…」 リカルド 「顔から便器に突っ込む経験など、 生涯一度で十分…」 「それから俺は自分を戒めたのさ。 だからこそ今の俺がある」 「フン、つまらん話をしてしまった…」 イリア 「…だってさ」 アンジュ 「えーっと…、 苦労は若いウチに、 買ってでもしておくもんだ」 「って事…かな」 【みんな結構仲良し】 ルカ 「こう、色々町を巡って来たけれど、 やっぱ僕、レグヌムが好きだな」 スパーダ 「なんだぁ? またホームシックってかぁ?」 ルカ 「ちっ、違うったら! 純粋に都市機能としての 話ってワケで、その、あの…」 スパーダ 「だったらいいけどよォ」 エルマーナ 「ああ、でもウチもエエ所やった 思うでぇ? 露店とか多くてにぎやかやし」 スパーダ 「工場での労働者が多いからな、 そういう忙しい人にとっちゃあ 露店の方が利用しやすいんだろう」 エルマーナ 「そうそう、ウチも利用してん。 ま、主にアレでやけど」 スパーダ 「そ、それ以上詳しく言うなよっ」 ルカ 「あ、でもスパーダんちって、 王城とかがある方向でしょ? 上流階級の人達が住んでる区画の」 「なのに下町に詳しいんだね」 スパーダ 「そりゃあ、お前、 家になんて帰ってなかったからさ」 「不良友達んトコ、泊まり歩いてたら 詳しくなるってもんよ」 エルマーナ 「上流階級が住んでる区画なんか、 ウチ、足踏み入れた事なんてないわぁ。 エエなぁ、スパーダ兄ちゃん」 ルカ 「だよね~。 あそこに行っちゃいけないって 教わってたもん」 スパーダ 「そんなイイ所じゃねーよ」 ルカ 「スパーダは出入り自由だから、 ありがたみを感じてないんだよ。 僕、一度行ってみたいなぁ」 スパーダ 「ま、まあ連れてってやっても いいけどよォ」 エルマーナ 「あ、ウチも! 多分、就労意欲が増すと思うねん」 スパーダ 「何する気だよっ! お前は絶対連れていかねぇっ!」 【みんな結構仲良し2】 アンジュ 「色々な町を巡って来たけど…、 やっぱりわたしは田舎が好きだなぁ」 イリア 「ええ~? あたしは、レグヌムがいいなぁ。 あ、マムートでもいいや」 アンジュ 「そぉ? のんびりした地方がいいなぁ」 リカルド 「………」 イリア 「ね、リカルド。 あんたはどこがいいの?」 リカルド 「どこかに定住しようなんて 考えた事もなかった。 俺は戦地を転々としてたからな」 アンジュ 「ご出身は、どちらでしたっけ?」 リカルド 「ガラムの山地だ。 代々傭兵をしている民族の出さ」 「稼いだ金の一部を送金する程度で ほとんど関わりがないから、 故郷という実感が少ない」 イリア 「親や兄弟は?」 リカルド 「母は生きてはいるが、父は十年前に 戦死している」 リカルド 「兄弟親戚は各地に散っていて、 もう一堂に会する機会もないだろう」 アンジュ 「ガラムに帰ろうとは思わないのですか?」 リカルド 「…どうかな、それも悪くないが…。 どうせ住むなら、戦争に縁のない地方も いいかもしれん」 イリア 「じゃあ、ガルポス辺りが いいんじゃない? あたし、マムート取った~♪」 アンジュ 「あ、ズルいっ! それって早い者勝ちなの?」 「わたしは…、まあナーオスでも 全然構わないけど…」 イリア 「そーよ、そうしなさいって☆」 リカルド 「…定住、か。 傭兵なんて いつまでも続ける稼業じゃないしな」 「俺も色々 考えておく年齢なのかもしれん…」 【みんな仲良し!】 ルカ 「………」 コーダ 「んー? ルカー、何ぼーっとしてるんだ?」 「お腹がすいたんだな。 しかし、それ以外考えられないな」 ルカ 「ははっ、コーダは相変わらずだね。 僕、将来の事を考えてるんだ」 コーダ 「しょーらい? それ、どーいうメニューだ?」 ルカ 「これから どうやって幸せになって行くか、を 考えているんだよ」 「イリアは学校を作る。 アンジュは教会勤めを続ける。 スパーダは、人を守る仕事…」 コーダ 「んあー?」 ルカ 「エルは考え中。 リカルドは…、まだ傭兵を 続けるんだろうね」 「僕は、どうしようかな。 医者の夢を追いかけるのか、 それとも家業を継ぐのか…」 コーダ 「んー、頑張るがいいぞー?」 ルカ 「頑張る、か。 それって学校に行って、 そして普通の僕に戻るって事だね」 「僕にソレが出来るのかなって、 少し不安に思ってたんだ」 「…きっとみんなは上手くやる。 僕だけ、つまづくワケには いかないよね」 「みんないい人だから、僕を助けようと してくれるに違いない。 でも甘えちゃ駄目なんだ」 コーダ 「んー……」 ルカ 「僕自身がつまづいたみんなを 助けてあげられるぐらいにならなきゃ。 それが仲間ってものだよね…」 「紡いだ「絆」。 大切にしていかなきゃいけない。 僕の宝物なんだから」 コーダ 「………ZZZ」 ルカ 「………」 イリア 「やっほ~。 何してんの~? ありゃ、コーダ寝てんじゃん」 スパーダ 「やれやれ、この寝顔。 何にも考えてねーな、コリャ」 ルカ 「あ、起こしちゃ駄目だよ。 可哀相だから」 エルマーナ 「ほんならウチが うるさぁしたらアカン言うこっちゃな! まかしときっ」 アンジュ 「ほ~ら。 言ってる側から声が大きいってば。 あっち行きましょ?」 リカルド 「…ミルダ、そろそろ行こう。 準備はどうだ?」 ルカ 「万全だよ」 リカルド 「そうか。 ならいい」 ルカ 「………」 「行かなきゃ」 「みんなで紡いだ「絆」の糸を 解きほぐしてしまうわけにはいかない」 「…何に代えても失いたくない。 みんなとの「絆」…」
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ミサカネットワーク上のアリア ~Aria_ on_ MISAKA-NETWORK ――東京都の西部に位置する、学園都市と呼ばれる科学技術の頂点を極める街があった。――そこに暮らす多くの少年少女が繰り広げる群像劇の中で、彼らは成長しやがて大人に近づいていく頃。――物語の主人公(ヒーロー)を務める、不思議な能力を右手に宿す不幸な男子学生と、同じく主人公(ヒロイン)を務める、電撃系超能力者の女子学生がいた。――そのとある不幸な青年と、とある電撃乙女の想いが交差した時、ひとつの恋物語が始まり、たくさんの悲恋物語が幕を開けた。――そんな悲恋物語の中に、およそ一万人近くの恋が、一度に終焉を迎えるという悲劇に襲われた世界があった。――電撃系超能力者のDNAマップを元に生み出された、クローンたちが構成する電脳世界。その空間のことを、『ミサカネットワーク』という。 その夜は真夏のうだるような暑さも、夕方近くに降った雨のおかげでぐっと落ち着いた。 これまでの連日続いた熱帯夜も、今夜だけはそのなりを潜めそうで、公園の木々の合間を縫うように吹き過ぎる、雨上がりの風が爽やかに感じられて気持ちいい。 完全下校時刻はとっくに過ぎて、すっかり日が落ちたこの公園には、とある青年以外の人影はない。 その青年こと、上条当麻は、ある人物に呼び出され、なじみの公園の自販機の前に、ひとり静かに佇んでいた。 頭上から照らす青白い光の街灯と、正面に黒い影を作る自販機の照明だけが、彼の姿を周囲の闇から浮かび上がらせる。 指定された時間にはまだ間があるのか、上条は時折、携帯電話を開いて時間を確認し、また閉じては大きくため息をつくという動作を繰り返していた。 暗い影が落ちた彼の顔には、普段のにこやかで快活そうな表情は見られない。 それはこれから迎える憂鬱なひと時をどう受け止めるか、それだけを考えている顔だった。 やがて暗がりの中からひたひたと足音が近づいてきたかと思うと、彼のそばで立ち止まると、声を掛けてきた。「やっほう、幻想殺しさん。待たせちゃったかな」 街灯に照らされたその姿は、上条の恋人たる御坂美琴によく似ており、ぱっと見たかぎりでは、彼女と間違うこともあるだろう。 だが彼女は、成長してより女性らしくなって品格をも持つようになった恋人とは違い、より野性的で、猫科の大型肉食獣のように、しなやかな中に残忍さを併せ持つように感じられる。 それは学園都市超能力者第三位たる御坂美琴のDNAマップを元に作成された軍用クローンのひとり、番外個体だった。 しかし今の彼女の表情は、その溌剌とした野性味を窺わせるには程遠い、気だるく青白い顔をしていた。 それでもその声に、まだ多少なりとも張りがあるのは、こうして出歩けるまでに回復したからだろう。「いや、大丈夫だ。それより体調はどうなんだ? まだ辛いんじゃないのか……?」 上条は体調が悪いのをおして、気丈に振舞おうとしている彼女に、出来る限り優しく応じようとする。 だが……、「その原因を作った人に言われても、ミサカ、困っちゃうんだけどね……?」「――っ」 彼女のその言葉に、彼は何も答えられず、ただじっと黙するのみだった。 番外個体はそんな上条の表情さえも伺おうともせず、ここへ来た目的を果たすことを最優先にする。「――それはともかくさ、ミサカ、あなたと少し話ししておかないとやっぱりダメみたいなんだよねぇ。ぎゃは!」 彼女は、その顔に嫌悪と悲嘆の表情を浮かべたまま、上条に向かって辛辣な言葉を放った。「ミサカ達の『元ヒーロー』さん?」 番外個体は、ミサカネットワークを構成する『妹達(シスターズ)』より、彼女たちが持つ『負の感情』を拾い上げる性質を持たされていた。 本来それは、学園都市第一位の超能力者、一方通行を抹殺するためのもの。 だが『妹達(シスターズ)』が持つ、彼への殺意や憎悪と言うものが存在しない今日、彼女が持つ感情は穏やかになった、はずなのだが。「やっぱり、ネットワークから、だよな?負の感情を拾いやすいってやつか……?」 上条が目の前の自販機で買った缶コーヒーを、番外個体に渡しながらぽつりと話す。「そうだよ。おかげでこちらはいい迷惑なんだからさ」 そう言う番外個体の顔色は、あれからまた少し青ざめたように感じられ、頭痛もまだ残っているようだった。「――ごめんな」 上条はそう言って、深々と頭を下げた。「俺に何か出来ることがあるのなら教えてくれ。お前も含めて、『妹達(シスターズ)』が納得してくれるのなら、俺は……」 そう言いかけた上条に、突然番外個体が怒りの表情を浮かべて、彼の胸倉をぐいっとつかむ。 その迫力に押されて、上条がずいっと後ずさるが、すぐに背中を後ろの自販機へ押し付けられ、それ以上の後退を許されなくなった。「――じゃあさ、お姉さまと別れてって言えば、あなたは別れてくれるの?」「――ッ」 必然、番外個体の顔が、上条のすぐ目の前に迫る。 自分の恋人とよく似た顔から、眼光鋭く睨み付けられ、彼は力なく目を逸らしていた。「それ、ほんっと最低の言葉だね。あなたにそんな言葉かけられたら、振られた方は惨めな思いしか残らないよ!」 詰るような眼差しを上条に向けて、番外個体の言葉が彼の偽善を打ち砕く。「すまん……」 上条の呟くような言葉に、彼女は彼の身体から手を離すと、ふっと視線を和らげて言った。「そんな出来もしない、慰めにもならないような上っ面な言葉を、ミサカ、姉たちへ向けて言って欲しくないんだよね。ま、このミサカはあなたに恋愛感情なんて、端から持っちゃいないからさ……」 手渡された缶コーヒーに視線を落とした彼女は、その銘柄を確認するように、ためつすがめつしていた。 やがて甲高い金属音と共に、缶コーヒーのプルタブを開けた彼女は、中味をごくりと一口飲んだ。「――堂々と開き直ってくれた方が、いっそ清々しくてせいせいしたかもね」 上条が渡したのは無糖のコーヒーだったようで、番外個体の口元が歪む。 それは苦いコーヒーの味なのか、それとも『妹達(シスターズ)』の悲嘆にくれた涙の味なのか。「俺はあいつを……美琴を選んで、後悔なんてしていない。ただ御坂妹達までが、俺をそう思ってたとは……」 同じように缶コーヒーを開けた上条が、苦味とともに飲み込んだのは後に続く言葉と、泣かせた女たちの涙。 彼の瞳からは、それまでに見せていた照れや、はにかみ、他人から向けられる好意へのためらいなどはすっかり消えていた。「それこそ男の勝手な言い分だよね。でも恋愛なんて、ひとりが笑う陰で、誰かが泣くことは当たり前だと思うんだけどさ」「ああその通りだと思う。それでも俺は、誰かが陰で泣くようなことはいやなんだ。現実には不可能だとわかっちゃいても、さ」「だったらヒーローさんの本気ってやつを、ミサカに聞かせてもらおうかな。姉たちが納得できるようなのを、ね?」 そう言う番外個体の表情は、彼から納得いく回答を得られなければ承知できないかのように、真剣な顔をしている。 『妹達(シスターズ)』の怒り、憎悪、嫉妬に妬み、そして悲しみなど、負の思考、感情を拾い上げる働きを持つ彼女は、自らの気持ちとは違う行動さえも強いられる、損な役回りを果たさざるを得ないのだ。「――でないとミサカ、あなただけでなく、お姉さまもぶちのめしたくなってしまうからさ」「おい! 俺をってのはわかるが、なんで美琴までってことになんだよ!! お前たちの姉なんだろ? 自分の命をかけてまで、お前たちを守ろうとしたたった一人の姉なんだろうが!!」 恋人をぶちのめすと言う『妹達(シスターズ)』の意思は、何としても認めるわけにはいかないとばかりに、上条が言葉を荒げた。「だからそれが女なんだって。ミサカも知ったこっちゃないんだけどさ。でもそう思う『妹達(シスターズ)』もいるってことなんだから。嫉妬、羨望、悲しみ、虚しさ、痛み、やりきれなさに自己嫌悪。挙句に諦めきれないし、あなたに振られてもまだ好きでいたいだなんて思ってるんだよね。姉たちも愛憎半ばで、振った男が憎いだとか、奪った女が憎いだとか、人それぞれなんだってこと。そんな女の情念が、まるで有線の演歌のように流れ込んでくるんだよねぇ。ミサカ、もういい加減に勘弁してーって思うよ。だからさ……」 そんな彼の抗議を承知しているかのように、番外個体が上条に向けてぎこちなく笑顔を見せた。「――ヒーローさんの手で、ミサカたちの幻想をぶち殺してやって欲しいんだ」 どこかにまだ辛さが残っているのか、こめかみを押さえてふう、と大きくため息をつく番外個体。 上条は苦虫を噛み潰したような表情をしていたが、それでも妹達に様々な感情と個性が生まれていることは、喜ぶべきことだと思う。 だから彼は、『妹達(シスターズ)』が失恋の辛さ、悲しさを乗り越えて、その先にまた新たな恋を見つけ、幸せになってくれるのであれば、自分はどんな目に遭っても構わないとも思っている。「俺は……たとえ誰が泣くことになろうと、それでも美琴とお前たちは泣かせたくない。今更『妹達(シスターズ)』を泣かせたことの言い訳はしねえ。嫌われようが、疎まれようが、俺はどう思われたって構わねえ。お前たちの気持ちを知った今だって、やっぱりお前たちのこれからのことだって気にかかるし、俺たち以上の幸せを見つけて欲しいとも思ってる。だから俺はお前たちにどんな目に遭わされても構わないけど、美琴にだけは手を出して欲しくないんだ。もしそうなったら、美琴だけじゃなくて、『妹達(シスターズ)』だって絶対に後悔する。だからなにがあろうと、何としてもそれだけは避けなければだめなんだ」 上条が、じっと番外個体を見つめながら言葉を重ねていく。「言わせてもらえるなら、あの時……、ロシアから戻ったとき、俺と同じ道を行くって言ってくれたのは美琴なんだ。俺の手を掴んで、ひとりじゃないと言ってくれたのは、美琴なんだよ。俺の不幸に巻き込まれても構わないって言ってくれたのは美琴だけなんだよ。アイツとならたとえ闇の中だって、地獄の底でだって一緒にやっていけるんじゃないかって思った。自分のために、俺が守りたいものを守るために、美琴ならこの先も一緒に戦ってくれるんじゃないかって思ったんだ」 いつしか上条は、自分の右手を確認するように、拳を握ったり開いたりしていた。 彼が持つ『幻想殺し(イマジンブレイカー)』と呼ばれる、すべての異能の力を消す不思議な力。 これまで幾度となく彼と世界を救ってきたその不思議な力を宿した右手の拳を。「アイツになら俺の背中を預けてもいい。アイツの背中は、俺が守るんだとも思った。誰がなんと言おうと、俺は美琴となら一緒に生きていけるって思ったんだ。正直俺は、これからも美琴を悲しませない自信はない。多分泣かせることもあると思う。でも俺は一生かけて、美琴をもっと笑顔にしてみせるってお前たちに誓いたい。お前たちの大切な姉、御坂美琴と、アイツの周りの世界であるお前たち『妹達(シスターズ)』を守りたいんだ」 そこには1人の男として、愛する女のために生き、彼女の想いも大切にしたいと誓った上条の姿があった。 先程からその一挙手一投足、さらには一言一言を余さず、番外個体はミサカネットワークに流し続けているようだ。 おそらくネットワークには、『妹達(シスターズ)』の全個体、10032号から最終信号までの全員が接続し、上条の発言と、彼への想いを天秤にかけて、それぞれ判決を考えているのだろう。 普段なら何かあると騒がしいミサカネットワークが、この瞬間はしんと静まり返り、次々流れてくる上条の様子を、じっと見守り続けているだけのようだった。 ネットワークが静かなためか、『妹達(シスターズ)』の負の感情が落ち着いたためなのか、今は番外個体の態度もいくらか軟化しているようにも思えた。「さすが、言うねえ。お姉さまが惚れるわけだよ。でもミサカ、やっぱりもう1人の当事者の話も聞かないとダメだと思うんだよね。――どうかな、お姉さま?」 突然彼女は振り返ると、公園の茂みの奥へと声を掛けた。「え……?」 番外個体のその言葉に、さすがの上条も戸惑いを隠せないようだった。 やがてざわざわと、茂みをかき分けるようにして、公園の暗闇から姿を現わしたのは、上条の恋人、御坂美琴。「あははっ。やっぱりばれちゃってたかぁ。ごめんね当麻。心配だから、ついてきちゃった」「み、美琴ぉ……」「お姉さまってば、エレクトロマスターに、かくれんぼは無理なんだからさ」 番外個体がしてやったりとニヤニヤした顔をしている。 美琴は恥ずかしそうに顔を赤らめ、胸の前で手をもじもじとさせながら、上条の方へと近づいてきた。「当麻のさっきの言葉を聞いちゃったら、私、また惚れ直しちゃったよぉ。エヘヘ……」「さすがの上条さんも、ちょっと恥ずかしいです……」 彼の言葉をしっかり聞いていた美琴は、傍へ寄ると彼の身体をぎゅっと強く抱き締めた。 抱き締められた上条も、まんざらではなさそうな顔をして、紅く染まった頬をぽりぽりと掻いていた。 そんな2人のいちゃつく姿を見て、番外個体はやれやれと言わんばかりの呆れ顔になる。 が、じきにその表情を引っ込めて、元の剣呑な顔を作った。「――で、そこのバカップルさん。そんな暢気にいちゃついてていいのかなぁー? ぎゃは!」 その声を聞いて、美琴が二人の間に割り込むように立つと、じっと番外個体の顔を見つめる。「それで『妹達(シスターズ)』は、私と当麻をぶちのめさないと、気がすまないってことなのかな?」 美琴はいつもの彼女らしい、柔らかな表情をしているが、その瞳には強い覚悟の光を宿していた。 その視線を跳ね返すように、番外個体も美琴を鋭い目付きで睨み返している。「お、おい、ちょっと2人とも落ち着けって……」 只ならぬ気配を感じて、あわてた上条が2人の間を引き離すように割って入ってきた。 しかし彼をずいっと押しのけるように、再び美琴が上条の前に出て、番外個体の正面に立ちはだかる。 それは姉妹喧嘩のような生易しいものではなく、むしろ女同士の修羅場であるかのような雰囲気を漂わせていた。「お姉さま。ミサカは個人的な気持ちを言ってるわけじゃないよ。それにお姉さまが、ヒーローさんと恋仲になったのを喜んでる個体だっている。『妹達(シスターズ)』だって、もういろんな個性や感情が生まれているんだ。だからお姉さまだけずるいっていう嫉妬や妬みもね、彼女たちは持つようになってるんだよ」 番外個体は、美琴へ向ける鋭い視線と、何か言いたげな表情を崩さない。「私もね、妹たちがそうやって人間らしく成長していくのは、本当にうれしく思ってる。だから私に向けて、嫉妬や妬みをぶつけてくるのは構わないけど、でもそれを当麻に向けるのだけは許さない……」 美琴の瞳がいつしか柔らかく、温かなものに変わっていた。 それは姉という立場から、いつも彼女たちに向けている、家族という愛情からのもの。「――あなたたちが自分をあくまでも女だって言うのなら、私だってひとりの女なの。私の大切な、愛する当麻を傷つけるようなことは、たとえあなたたちでも、絶対にさせないし、させるわけにいかない。あなたたちから大切な当麻を奪ったのはこの私よ。私が当麻の分をすべて引き受けるから、ぶちのめすなら私だけにしなさい。あなたたちの思いは、私がすべて受け止める。その代わり当麻には、指一本たりとも触れさせないから」 美琴のその言葉と表情を受けて、先程まで挑戦的だった番外個体の表情が、ふっと緩んだ。「お姉さま。それはヒーローさんと私たちと比べたら、ヒーローさんのほうが大切だってことでいいのかな?」 彼女たちが交わす会話の真意をつかみ切れず、上条が不安そうな面持ちで2人の表情を窺っている。 美琴はそんな上条の気持ちなど一顧だにせず、これはあくまでも私たち姉妹の問題なんだという顔をしていた。「それは違うわ。むしろあなたたち次第、かな。あくまでも女として挑んでくるのなら私、容赦なんてしない。絶対に当麻は渡さないし、向かってくるなら叩き潰すまでよ。恋する女って残酷だから。でも私の大切な妹だっていうのなら、私はあなたたちの気持ちは無碍にはしないわ。私の妹達は強くて優しくて、自分たちの痛みを人に押し付けるようなことはしないって知ってるもの。だから私はそんなあなたたちを、絶対に見捨てないし、これからも守っていく。もちろん私だけじゃない。当麻と2人で、私たちの、そしてアンタ達の世界を守ってみせる。そしてアンタ達には、私たち以上の幸せを見つけて欲しいって思うし、出来る限りの手助けもしてあげたいって思ってる。それじゃだめかしら?」 美琴はそれだけ言うと、番外個体に向けて、もう一度にっこり微笑んだ。 それはいつも彼女が、愛する恋人や両親、そして友人達ら、大切な人たちに向ける笑顔とまったく同じものだった。「どうやらお2人さんに、ミサカたちからお願いがあるみたいなんだけど、聞いてもらっていいかな?」 番外個体がやっと落ち着いたような表情をして、2人の顔を交互に見る。 ネットワーク上の負の感情は、今はかなり少なくなっているようだ。「いいわよ。私たちに出来ることなら……」 そう言って美琴が上条へ向けて、彼に同意を求めるかのように視線を交わす。 上条も美琴からのアイコンタクトに、無言で頷いた。 そんな2人のやりとりをよそに、番外個体が微かに黒い笑みを浮かべていることに彼らは気付かない。「あのね、『妹達(シスターズ)』がヒーローさんからのキスをお望みのようなんだけど……」「――えっ!?」「――はぁっ!?」 一瞬、その言葉が何を意味しているのか、上条と美琴には理解できなかった。「――失恋の思い出に、キスして欲しいんだってさ」 番外個体がニヤリとする。「え……っと、そ、それは……私と当麻がキスしてるのを見てもらえば良いのよね?」「だ、だよな?上条さん、美琴以外の女の子とキスだなんて、ちょっとそれは……」「――『妹達(シスターズ)』を代表して、このミサカがヒーローさんにキスしてもらうの」 番外個体が上条と美琴に向かって、口元に黒く笑みを浮かべながら言った。 彼女から突然の思いもよらない言葉に、2人ともたじたじとするばかりだ。「お姉さま、いまさらとぼけるのは無しだよ。ヒーローさんもミサカたちの幻想を殺してくれるんでしょ。でないとミサカ、いつまでたっても姉たちの負の感情から逃れられないんだけどね? ぎゃは!」 番外個体が2人を更に挑発するかのごとく、いたずらっぽい視線を向ける。 だが番外個体の視線の先にいたのは、2人ではなかった。「なんだったら、ミサカの方からヒーローさんにキスしても……」 彼女がそう言いかけたその時、公園の向こうからビュンッと白い影が飛んでくるや、番外個体のすぐ横に立った。 片手で杖を突き、もう片方の手をわなわなと握り締めた、白髪灼眼の青年。 それは学園都市第一位の超能力者、『一方通行』だった。「――か、勝手なことしてンじゃねェぞ!! 番外個体ォォオオ!!!」「「ア、一方通行ぁぁぁアアア!?」」「何しにきたのかなぁ? 白モヤシさん」 驚く上条と美琴の2人を尻目に、更にあたふたと一方通行が番外個体に向かって大声を上げる。 そんな一方通行へ、引っかかったと言わんばかりに、ニタニタと真っ黒な微笑を向ける番外個体。「――さ、三下と超電磁砲に迷惑かけてンじゃねェぞ!」「ほう? 第一位さんは、ミサカがヒーローさんとキスするのがそんなに気になるんだ?」「ち、違ェよ! テメェはすぐに人に迷惑かけンだからなァ!」「それ、ミサカの意思じゃないもん。『妹達(シスターズ)』からのお願いなんだからさ」「し、しかしそれでもだなァ……。い、いいからテメェはちょっと、こっちへ来い!」 一方通行が2人の前から、番外個体を引き離すように連れて行く。 ぎゃあぎゃあと、いきなり始まった2人のそのやり取りに、上条と美琴は呆気に取られていた。 そして立ち尽くす美琴に向かって、背後から飛びついて来たもうひとりの影。「やっほー、お姉さまー、ってミサカはミサカは抱きついてみたり!」「え、あっ!?ラ、打ち止めじゃない。ねえ、いったいこれ、どうなってんの?」 いきなり打ち止めに背後から飛びつかれて驚く美琴だったが、考えてみれば当然だ。 番外個体も打ち止めも、今は一方通行と一緒に暮らしている。 そして彼女はミサカネットワークの運営制御者にして、『妹達(シスターズ)』の上位管理者でもある。 だから当然『妹達(シスターズ)』がネットワークに流す負の感情の様子だってわかっているのだ。 番外個体が上条らを呼び出したことは、打ち止めも一方通行も承知の上であり、彼女が暴走しないよう付き添いもかねてそっと物陰から見ていたのだった。「あのね、『妹達(シスターズ)』はお姉さまとヒーローさんがお付き合いすることに、最初から賛成だったんだよ、とミサカはミサカはぶっちゃけてみる」「ええっ?いったいどういうこと?」 美琴が打ち止めに尋ねた。「もちろん10032号みたいに、ヒーローさんに恋した妹達もたくさんいるの。だからもちろん失恋して悲しいって感情はたくさんあったんだよ。でもみんな、お姉さまのことも大好きだから、お姉さまとヒーローさんが結ばれるなら、ミサカたちも嬉しいと思ってるの、ってミサカはミサカは続けてみたり。失恋は悲しいけれど、お姉さまが幸せになるのはそれ以上に嬉しいから、みんなの立ち直りも早かったんだよ、ってミサカはミサカはお姉さまとヒーローさんなら、お似合いだねって笑ってみたり。だから番外個体は、もうそれほど苦しんでないんだよ、ってミサカはミサカはお2人さんを安心させてみる」「そうだったのか……」「ありがとうね、打ち止め」 打ち止めの言葉に、上条も美琴も納得と、感謝の気持ちを新たにした。 すると当然のように、別の疑問も沸いて出てくるわけで。「じゃ、番外個体の今のあれは……」 上条が打ち止めに向かってたずねた。 彼は番外個体に、彼に振られた『妹達(シスターズ)』の思いを聞いてやって欲しい、と言われてここへやってきた。 なので上条は、『妹達(シスターズ)』の悲しみ、憎しみ、嫉妬など、番外個体が抱える負の感情を黙って受けいれる覚悟でもいた。 目の前で泣かれたっていい。殴られたっていい。それで彼女達の気持ちが少しでも晴れるならと、彼はひとりでそれを受け止めるつもりでいた。 もちろん『妹達(シスターズ)』のオリジナルにして、彼女たちの姉役である自分の恋人、美琴にはそのことを黙っていた。 もっともそれは、それとなく気付いた美琴が、こっそり彼の後をつけてきたことで、こうして一緒に聞くことになりはしたのだが……。「――『妹達(シスターズ)』のどんな『負の感情』なんだ?」 彼女たちは自分たちの恋路を応援してくれているという。 なら番外個体の言う『負の感情』とはいったい……。「ね、あの人と番外個体を見て、何かわからないかな?ってミサカはミサカは意味深発言してみたり」 打ち止めにそう言われて、2人は改めて一方通行と番外個体のやり取りを眺める、と……。 番外個体に詰め寄る一方通行の言葉に冷たさがない。普段している素っ気無さやぶっきらぼうな口調が、なにやらぎこちなく聞こえるのだ。 学園都市最強の超能力者が、あたふたとまるで目の前の相手を意識しているかのように、視線をあちこちへ泳がせ、白い頬をサーモンピンク色に染め、恥じらいと焦りを浮かべた表情になっている。 一方品のない言葉と口調でもって、最強超能力者を翻弄している番外個体も、同じように顔を紅くさせて、あちこちへ視線が流れている。 何かの拍子に目が合うと、二人とも――ずびしっ と音がしそうな勢いでもって顔を逸らしていた。 やがて再びちらちらと、互いに意識し合うかのようにまた、顔を見合わせ視線を交え始めた。 その姿に上条も美琴も、かつて自分たちが歩んできた道を思い出し、思わず笑みを浮かべていた。。 今にして思えば、傍目八目とはよく言ったもので、周りの者には初心な自分たちの遣り取りや気持ちなぞ、全て丸わかりだったのだろう。 こうして素直な気持ちで互いのことを想い合える間柄になると、そんな初心な恋心さえもどかしく思えてしまうから不思議だ。 もうお前たち、さっさとくっついちまえよ、と。「ああ見えて、あの人は『妹達(シスターズ)』ではヒーローさんの次にもてるんだよ、とミサカはミサカは末妹にちょっとやきもちを妬いてみたり」 そのとたん、番外個体がその身体をくねくねとさせたかと思うと、顔をかあっと、より一層赤くして、いきなりふにゃーと漏電を起こしていた。 上条と違い『幻想殺し』のない一方通行は、あわてたように番外個体を抱き締めると、その能力で彼女の漏電を上空へと向けて放電させ、周囲に被害の及ばぬようにしている。 もちろん顔を赤らめて、「――こ、これは周りに被害を及ぼさねェためなンだからなァ」などと、誰に聞かせるでもなくぶつぶつと呟きながら。 上条は彼らの姿にふと既視感を覚え、つい無意識に、自らの右手で美琴の肩に触れていた。 美琴も番外個体の様子に、自らのDNAを強く意識するとともに、肩に触れてきた恋人の右手に、そっと手を添える。「つまり、一方通行と番外個体は……ってことなんだよな。俺、てっきりアイツはロリコンなんだと勘違いしてたよ」「しかし……あの2人がねえ。全然知らなかったわ」「でもなんとなく、お似合いだって思わない? とミサカはミサカは同意を求めてみたり」 打ち止めが上条と美琴の顔を見上げて、にっこりと微笑んだ。「そうね。良いんじゃないかな?」「ああ。お似合いだと思うぞ」 言われた上条も美琴も、互いに顔を見合わせると、打ち止め同様に微笑んだ。 付き合う直前のカップルを見守るような感覚で、3人はいつしか、一方通行と番外個体の方を眺めていた。 目の前の2人からは、かつての悪党として姿や、闇の中にいた過去のような、禍々しい雰囲気は消えている。 外見的には、素直になれない不器用な、それでいて互いに恋心を抱く普通の年頃の美男美女カップルとしての姿でしかなかった。 おそらくそういう事態になれば、2人とも手を携えて、共に戦いの中へ飛び込んでいくのだろうが、こうして平穏が続いている限りは、ただの恋する男女でいられるのだ。「番外個体はね、元々あの人のために生み出されたようなものだから、どうしたってあの人のこと、意識しちゃうようになってしまうの、ってミサカはミサカは言ってみる。それにあの人に好意を持つ『妹達(シスターズ)』からの負の感情もたくさんあるからね、ってミサカはミサカは正直に打ち明けてみる。ミサカや番外個体に妬いてる妹達がいるうちは、あの子の苦労も続くんだよ、ってミサカはミサカはふうっとため息ついてみたり」 一万人近くのネットワーク管理者である打ち止めは、『妹達(シスターズ)』らの心理、感覚を常時見ているためか、その肉体年齢以上に成長した精神年齢を持っている。 もしかすると、彼女はオリジナルである自分よりもずっと、精神的に大人なのかもしれない、と美琴は感じていた。「――あの子が自ら『妹達(シスターズ)』の心の闇を引き受けて、独りで辛い思いをしてくれているから、ミサカたちはそれほど苦しまずにいられるの。でもあの子はそんなこと一言も言わないし、ネットワークに接続しなくても良いように出来てるのに、ずっと負の感情を拾い上げ続けて、ミサカ達を助けてくれてるんだよ、ってミサカはミサカは打ち明けてみたり。それを一番良くわかっているのが、あの人だし、そんなあの子が一番頼りにしているのも、実はあの人なんだよ、ってミサカはミサカはこのことは内緒にねってお願いしてみたり。あの人もあの子も今は素直じゃないけど、ちゃんとお互い心の底で思い合って、支え合ってるから大丈夫。だからミサカも家族として、あの人と末妹をずっと支えていくんだよ、ってミサカもミサカもお姉さまとヒーローさんに決意表明!」 そんな打ち止めの言葉に、美琴は思わず彼女を抱き締めて言った。「ね、打ち止めは辛くないの? アンタだって、一方通行のことは、好きなんでしょ?」「うん、ミサカもあの人のこと、好きだし、愛してるよって、ミサカはミサカは正直に言ってみる。でもね、ミサカは『妹達(シスターズ)』のお姉ちゃんだから、いつも汚れ仕事ばかりを引き受けてる、優しい妹の幸せも考えてあげたいなって思ってるの。いつもミサカのために一生懸命なあの人たちが幸せになれるのなら、それだけでミサカも幸せなんだよー、ってミサカはミサカは大人な発言に陶酔してみたり」 そう言って少し照れたように優しい微笑を浮かべる打ち止めの表情を目にして、美琴は思わず鼻を少し詰まらせた。目尻にも光るものが浮かんでいる。 そんな美琴の様子に、打ち止めは優しく気遣うように彼女の手を握って、その顔へいつもの笑顔を見せる。 上条も笑顔を浮かべて、そんな打ち止めの頭をやさしく撫ぜていた。「ミサカも番外個体も、それに『妹達(シスターズ)』にあの人だってちゃんと幸せになるから、大丈夫だよ。だからお姉さまもヒーローさんも、幸せになって欲しいなって、ミサカはミサカはお2人さんを祝福するよ!」「「ありがとう、打ち止め」」 上条も美琴も、声をそろえて打ち止めに深い感謝の気持ちを伝える。 実は今この瞬間に、世界のあちこちで『妹達(シスターズ)』全員が、それぞれの思いを胸に2人の幸せを祈っていることを、上条も美琴も知らない。 どこまでも広がるミサカネットワークの上を、『妹達(シスターズ)』の祝福の言葉と思いの丈が、まるでゆっくりとした詠唱のように流れていく。 その美しい旋律のような記録は、ミサカネットワークがある限り、これからもずっと保管され続ける。 いつか迎えるであろう、上条と美琴が本当に結ばれるその日まで、2人の愛の記憶を紡いでいくために。 ~~ THE END ~~
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よく夜鳴きしているツンデレ猫。猫の集会のリーダーであり、彼女の一声は大勢の猫たちとその他の動物を集めることができる程よく遠くまで響き渡ると言う。