約 733,016 件
https://w.atwiki.jp/wiki14_ra-men/pages/384.html
いわぶちやでたいやきを。 1171036782.jpg 生地が濃いからか何か表面に張りがあります。 (住所)宮城県石巻市宜山町9-36~11のあたり by 灯 お会計 たいやき 100円
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1453.html
ごきんじょ冒険隊 Part51-224~231 224 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 37 00 ID tgAuqc/p0 ごきんじょ冒険隊いきます。 恐らく手に入れるのは困難なゲームなので、詳しめでいきます。 須藤真澄がキャラクターデザインを手がけた、ご近所の平和を守るRPG。 町まるごと一つが丁寧に作り込まれ、イベント数も多い隠れた名作。 多分MOTHER2をリスペクトしている。 平日は幼稚園でのおべんきょうパート。ステータス上げはここで行われる。戦闘による経験値という概念はない。 日曜日は自由に探索できるRPGパート。ステータス条件を満たしていると、毎週何かしらイベントクエストが起きる。 【まな】 主人公。ぱいおにあ幼稚園の年長さん。おかっぱのかわいらしい女の子。 勇気りんりんのつよいこよいこ。というか強すぎ。ロボを体当たりで破壊する。 セリフはないが、顔グラの種類が多くて表情豊か。 【ゆず】 まなの飼いネコ。キジトラのオス。戦闘を手伝ったり、たまーにパーティーを抜けてお金を拾ってきたりする。 まなの会話レベルがあがったら、「おしゃべりできるようになりまちゅ」 モデルは、須藤先生の今亡き愛猫ゆず。 225 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 39 56 ID tgAuqc/p0 ■四月■ ■『かみさまにあっちゃった~ごきんじょきちかんせいです』 まなは、ぱいおにあ幼稚園に通う元気なよいこちゃんだ。 仲良しは、猫のゆずでいつも一緒。 パパは雑誌編集者で、休みの日はいつも寝ている。 お兄ちゃんのしゅんは、サッカー少年だけど勉強家で、ちょっと意地悪。 まなの元気は、売れない絵本作家のママから受け継いだものだ。 今日からまなは年長さん。元気よく幼稚園に行く。 途中で、ななこちゃん親子に出くわして、嫌味と自慢と喧嘩をふっかけられるが、スルー。 ななこ嬢は何故かまなを目の敵にしていて、一々相手にしてられないのだ。 【ななこ】 まなと同じクラス。大企業ワタベグループのご令嬢。 何でもデキる万能美少女なのだが、性格が悪く、自分が一番じゃないと気が済まない。 根っからのいじめっ子で、気に入らない子を痛めつけるのが一番楽しい遊び。 【ななこ隊】 ななこのお取り巻き。揃いの軍服を着た同い年の少年たちの集団。 ほぼ全員どMで、ななこに心酔している。ななこの命令なら法的にグレーな事も遂行する。 例外はマンションに住んでるエップくん。常識人でななこの悪だくみをリークしてくれる。 教室に入ると友達のシクシクが居なかった。 探しに行くと、シクシクは園庭のすみっこで泣いていた。 シクシクはななこちゃんにいつもいじめられている。今日も早速やられたようだ。 ななこと同じクラスになって絶望しているシクシクを、まなは励まして勇気づけ、一緒に教室に行く。 【シクシク】 おとなしくて優しい、そして凄く泣き虫な男の子。すぐに泣くからあだ名がシクシク。 いつも泣いているが、笑顔は戦闘中に回復魔法になる程の可愛さ。美ショタである。 ななこちゃんは、ほんとはシクシクが気になるんじゃないだろうか?シクシク自身はまなに 片思い中。 幼稚園からの帰り道、まなは神様とすれ違う。 追いかけると、神様は「わしが見える子がまだおったとは」と驚く。 神様は、まなを異界の洞窟に送り、勇気ペンダントを取って来るように頼む。 おためし戦闘をなんなくこなし、勇気ペンダントを取ってきたまなに、神様はペンダントをそのままくれた。 神様は、空き地の土管と神に会える空間をつなぎ、いつでも来れるようにしてくれる。 この空間は仲間達の集まる基地になる。 226 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 40 52 ID tgAuqc/p0 ■『なきむしくんこんにちわ』 新学期はじめてのお休みの前日。 帰り際、シクシクがななこちゃんに、明日公園に来るように言いつけられてまた泣いている。 気になったまなは、翌日ゆずと一緒に公園に行ってみたが、そこはななこ隊によって封鎖されていた。 邪魔が入らないようにして、腰を据えてシクシクを痛めつける気だ。 まなはななこ隊をぶちのめしながら公園中央まで進軍する。 広場で、ななこが泣きじゃくるシクシクの前で仁王立ちしていた。 助けに入ったまなに、ななこはパパからもらった、「ななこメカ」をけしかける。 「やすっぽい正義を振りかざした自分の愚かさを呪うことでしゅわ!」 ワタベグループの科学力の結晶、ごみばこメカダストマンと戦闘になる。 まなはダストマンをぶっ飛ばし、ななこは捨てゼリフを吐いて逃げていく。 ななこは退けたが、シクシクは泣きやまない。 「ありがとうまなちゃん、でもぼく怖い…もう幼稚園行きたくない!」 シクシクが走り去った後、まなの勇気ペンダントが光った。神様は「あの子はお前の仲間になるべき子じゃ」と言う。 シクシクの家まで行って、泣いているシクシクを勇気づける。 お友達だから一緒に幼稚園行こう。一緒なら怖くないよ。 そう言われてシクシクは泣きやみ、初めて愛らしい笑顔を見せてくれたのだった。 227 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 42 00 ID tgAuqc/p0 このように、何か事件起きる→ななこが悪だくみ→まなが阻止する→ななこがななこメカを出してきてボス戦 というのが基本パターンです。 全部書いてるとキリがないので、主要なイベント以外は簡略化、あまり意味の無い話は省略します。 ちなみにこれも省きますが、クエストを解決すると大抵ママが迎えに来て終わりです。 例えダンジョンの中、あるいは高度数千メートルの上空、海の真ん中、果ては違う時代でさえも ママは状況に応じた手段で迎えに来ます。一番よく使うのはハングライダー。 228 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 46 17 ID tgAuqc/p0 ■『シクシクくんのたからもの』 ななこが、シクシクの大切なおもちゃを取り上げて川に捨ててしまう。 まなとシクシクは、日曜日に川をさらいに行く。 いくら探してもおもちゃは見つからず、河原を下る内に二人は、下水道への入り口に辿りついた。 下水の迷路の先には、ドロドロしたヘドロの化身的な物がいて、そいつが咥えこんでいたおもちゃを倒して奪還する。 ■『じゅうどういっちょくせんだぁい』 このところ、体育に力を入れていたまな。柔道道場の娘、やわらちゃんに遊ぼうと誘われる。 【やわら】 熱血柔道少女。掘立小屋のような道場で、父娘で暮らしている。 ガサツで単細胞、男勝りの脳筋スポ魂少女だが、実は…。 日曜日、まなとシクシクは約束通りやわらちゃんちの道場に行く。 やわらちゃんはまなに、「乱取り」と称して、年上の男子練習生とのタイマン勝負を強要する。 なんだか嫌な空気だ。でもぶちのめすまな。 「情けないわね!私が相手したげるわ!いじめっ子のまなちゃんをこらしめてあげなきゃね!」 何か誤解があるような…しかし暴走特急やわらちゃんは理屈では止まらない。なのでぶっ飛ばす。 「ななこちゃんが言ってただけはあるわね…。しらばっくれちゃって、私全部知ってるんだから!」 どうやらやわらちゃんはななこちゃんに騙されているようだ。 そこに当のななこが、ななこ隊と飼い猫のマルガリータを連れて道場に入ってきた。 「だらしないでしゅわね。せっかくあなたを使って生意気なまなさんをイジメたおしてあげようと思ってましたのに。」 ななこはまたも「ななこメカ」をけしかけてくる。やわらちゃんと協力して破壊する。 ななこはまたも逃げていくが、マルガリータとゆずの間には恋が芽生える。 やわらちゃんは、まなに早とちりを謝り、打倒ななこの仲間を組もうと言う。 勇気ペンダントが光り、やわらちゃんが仲間になったのだった。 229 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 50 46 ID tgAuqc/p0 ■5月■ ■『しかくいあたまをまるくしよう』 このところ、お勉強に精を出していたまな。 幼稚園の先生に、業者の学力テストを受けるように勧められる。 クラスからで成績のよい子だけが、この日曜日に学力テストを受けるのだ。 ママは大喜びしてご近所に自慢して回り、当日会場まで送ってくれる。 教室に入ると、同じクラスのドクターが居た。 【ドクター】 冷静で頭脳明晰な天才少女。いつも白衣を羽織っている、小さな発明家。 園児なのに、マンションの一室で、サルのサリーと二人で暮らしている。 無表情で大人びているが、たまーに見せる笑顔は年相応に無邪気。 「まなちゃんもテストうけるんだ。お互い頑張ろうね」 しかしこのテストはななこ嬢も受けていた。ななこは、少なくとも同じ幼稚園の中で1番にならないとおさまらない。 それには、天才少女ドクターが絶対邪魔なのである。 ドクターとまなは、ななこ隊に囲まれて殴り回され、気を失ってしまう。 目を覚ますと、会場地下に設置された檻の中に閉じ込められていた。 なんとか檻から抜け出したが、行く手には、大量のななこメカが立ちふさがる。メカの破壊が得意なドクターの力を借りて進むが、 教室に戻った時には、テストは終了していた。 あまりにも卑劣なやり口に激怒したドクターは、まなに一緒にななこをこらしめようと言う。 勇気ペンダントが光り、ドクターも仲間になった。 とぼとぼと会場を出ると、ママが待っていてくれた。笑顔のママに、テストを受けられなかったとはとても言えなかった。 ■『サッカーかめんじぇいとうじょう』 かたやななこ隊を従える女王ななこ、かたやゴジリンズを率いるガキ大将ゴジリン。 ぱいおにあ幼稚園の二大勢力である。 ななこに挑発されたゴジリンは怒り、日曜日に球戯場で決闘だ!という話になる。 【ゴジリン】 隣のクラスのガキ大将。ななこ程ではないがいじめっ子。 ぱつんぱつんにはち切れんばかりの巨体は、まさに肉屋の息子である。 【カジオ】 ゴジリンの参謀。要するにスネオ。でも二人は対等な関係のようだ。 ゴジリンと対照的に線の細い少年。ほんのりアッーの匂い。 230 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 52 41 ID tgAuqc/p0 日曜日、冒険隊は決闘見物に出かけたが、球戯場がななこ隊に封鎖されていて入れない。 嫌な予感…。冒険隊は、エップ君に入場チケットをもらって引き返し、ゲスト待遇で球戯場に入る。 グラウンドには、ゴジリンとカジオが倒れていた。 「うう…ロボットを使うなんて卑怯だぞ…」 全くもってその通りだが、勝ち誇ったななこは、まな達にもななこメカ「ボールソルジャー」をけしかけてくる。 ボールソルジャーはべらぼうに性能がよく、まな達も歯が立たず倒されてしまう。 まなを倒して有頂天になったななこ。倒れ伏す絶体絶命のまな。 「待ちたまえ!」 そこに颯爽と、ヒーローマスクとマントでキメた少年が現れた。 「わが名はサッカー仮面J!」 サッカー仮面Jは反則級に強く、まな達は彼の力を借りてボールソルジャーを撃破する。 戦闘が終わると、ななこはとっくにとんずらしていた。 サッカー仮面Jはまたも颯爽と去っていき、その後すぐに、まなの兄しゅんが迎えに来てくれる。 これ以降、まなのHPがピンチの時はサッカー仮面Jが駆けつけてくれるようになった。 ■『ぴくにっく・ぱにっく』 今日は遠足。みんなでバスに乗って出発。 途中の休憩所で、まな達はななこに、崖を見下ろせる展望台に誘い出される。 景色に感嘆していたまなは、後ろからななこに突き飛ばされて仲間ともども崖から転落してしまう。それってもう犯罪じゃ… 幸いにも全員川に落ちて無事だった。ここからどうでもいい展開が続く。 要約すると、落ちたのがカッパの棲み処で、カッパの姫と王子をくっつける手助けをする。 お礼に、と崖上まで戻してもらうと、当然だが先生はまなたちが行方不明だと大騒ぎしていた。 先生はまな達を見て、安堵のあまり泣き出してしまう(責任問題を免れた的意味で)。 その様子を睨めつけながら、ななこは「ちっ運のいい奴らでしゅ…」と呟いた。 それってもうメアリー・ベル並みなんじゃ… 231 :ごきんじょ冒険隊:2010/05/23(日) 02 56 17 ID tgAuqc/p0 ■6月■ ■『こころちゃんぴーんち』 隣のクラスが騒がしいので見に行くと、ゴジリンがこころちゃんに詰め寄っていた。 【こころちゃん】 隣のクラスの、薄幸の美少女。絵に描いたような極貧の母子家庭に育つ。 文句なしの可愛さ。結った髪の曲線にすら繊細な美が漂うようだ。褒めすぎだろうか。 とても無口だけど、遊びに行くとニコっと笑ってくれる。 ゴジリンは、何かの返事をこころちゃんに迫っているようだ。 よーく聞くと、こころちゃんは「………ぃ…ゃ……」と言っているが、ゴジリンは聞く耳持たない。 妙に気にかかった冒険隊は、日曜日にこころちゃんの家に行ってみる。 やつれたこころちゃんのお母さんが、こころちゃんが帰ってこない事を心配していた。 探し回ってみると、公園がゴジリンズに封鎖されている。ぶっ飛ばして中に入るとそこでは… ゴジリンズを神父役に、ゴジリンがこころちゃんとの結婚式を挙げていた。 「ゴジリンはこころちゃんを愛することを誓いますか?」 「誓う!誓う!絶対誓う!」 「こころちゃんは?」 「…………ぃ…や!」 「ja(ヤー) つまりドイツ語で「はい」と言う意味ですね。」 無理強いもいいとこである。乱入してゴジリンを成敗する。 ゴジリンとカジオのタッグはやたら強い。ぶっちゃけレベル相対的にラスボスより強い。 ゴジリン達を撃退して、こころちゃんを家まで送り届けてあげる。 こころ母は感謝して柿をくれる。しかしそれも渋柿。なんとかしてあげたくなる極貧家庭なのだった。 ■『こころちゃんだいぴーんち』 こころちゃんが今度は、変態ペド中年親父に性的イタズラ目的で誘拐される。 ゴジリンが、冒険隊と一時停戦し共同戦線を張ってこころちゃんを探す。 町外れの廃墟で、ゲロ以下の存在に手篭めにされかけていたこころちゃん。 ゴジリンは体を張ってこころちゃんを助け、こころちゃんに見直される。 これ以降、こころちゃんとゴジリンはいい雰囲気になり、カジオがMOTHER2のトニーっぽくなる。
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/1143.html
※ビンタネタ 紫炎姫:……世の中理不尽だらけだ ステルスモモ:来るなり早々っすね ステルスモモ:何か嫌な事でもあったんすか? 紫炎姫:…… 紫炎姫:透華にぶたれた ステルスモモ: のどっちさんが入室しました namberさんが入室しました ハッちゃんさんが入室しました ステルスモモ:あ、久しぶりに揃ったっす ~で~ ステルスモモ:……ちなみに、ぶたれる原因みたいのはあったんすよね? 紫炎姫:…… 紫炎姫:つ 超ハード系BL同人誌 のどっちさんが退室しました namberさんが退室しました ハッちゃんさんが退室しました 紫炎姫: ステルスモモ:…… ステルスモモ:取り敢えず、むらさきさんが全面的に悪い事だけはわかったっす 紫炎姫: ~で~ 紫炎姫:……うっかり食堂に置き忘れた私も悪いんだけどさ ステルスモモ:ご飯食べる所でナニ読んでんすか 紫炎姫:……自分の部屋に向かう途中でちょっと用事ができて寄っただけなの ステルスモモ:…… ステルスモモ:で、放置されてたそれをアホ毛さんが手に取ったと 紫炎姫:…… 紫炎姫:ちょっと、違ったりする ステルスモモ:? 紫炎姫:…… 紫炎姫:拾ったのは、透華じゃなくて衣 ステルスモモ: ステルスモモ:……うっわぁ 紫炎姫:後は、分かるよね? ステルスモモ:……そりゃぶつっすよ、ぶちのめすっすよ 紫炎姫:般若の形相で私の部屋に踏み込んできた時は、正直死を覚悟した ステルスモモ:……で、謝ったんすよね 紫炎姫:…… ステルスモモ:何でそこで黙るんすか 紫炎姫:…… 紫炎姫:踏み込まれた丁度その時にBLゲーやってなかったならば、或いは ステルスモモ: 紫炎姫:しかも、アレなシーン真っ最中だったりした ステルスモモ: ステルスモモ: ~で~ 紫炎姫:……と、まぁこんな感じ ステルスモモ:思いっきり自業自得じゃないっすか 紫炎姫:せめてあそこで衣が拾わなかったら… ステルスモモ:ダメだこの人、早く何とかしないとっす 紫炎姫:…… 紫炎姫:むしろ、今晩の寝床を何とかして欲しい所存 ステルスモモ: ステルスモモ:は? 紫炎姫:お願い、今晩泊めて ステルスモモ: ステルスモモ:……屋敷、追い出されたんすか? 紫炎姫:…… 紫炎姫:むしろ、私が出てった方だったりする ステルスモモ: 紫炎姫:祝・家出デビュー ステルスモモ: ステルスモモ: ~ ~で~ ステルスモモ:……いや、その後は本当大変だったんすよ 特盛りカツ丼:と、言うと? ステルスモモ:まず、むらさきさんを迎えに行く所からっすよ 特盛りカツ丼:…… 特盛りカツ丼:アイツ、稼ぎはあるからタクシーなりなんなり使えるだろ ステルスモモ:あっはっは ステルスモモ:着の身着のまま出てったらしいっすよ、えぇ 特盛りカツ丼:…… 特盛りカツ丼:うーわー ステルスモモ:だから、お迎えっす 特盛りカツ丼:……となると、電車なりバスなりの手段か? ステルスモモ:両方っす 特盛りカツ丼:おつかれさん ステルスモモ:で、乗り継いで待ち合わせ場所に付いたら居たんすよ ステルスモモ:裸 Y シ ャ ツのむらさきさんが 特盛りカツ丼: 特盛りカツ丼:いやいやいやいや着の身着のまんますぎるだろ!? ステルスモモ:……膝から崩れかかったっすよ 特盛りカツ丼:で、どうしたんだよそれ? ステルスモモ:……流石にそれを交通機関に載せるわけには行かないんで ステルスモモ:前部長さんにヘルプ頼んだっす 特盛りカツ丼:…… 特盛りカツ丼:あれ、加治木ってもう18になっていたっけ? ステルスモモ:前部長はワハハ先輩っす ~で~ 特盛りカツ丼:そんで、今は? ステルスモモ:? 特盛りカツ丼:……その話が昨日だか一昨日だかの話だろ? 特盛りカツ丼:流石にまだお前の所にはいたりしないだろ ステルスモモ:…… ステルスモモ:えぇっとっすね ~ のどっち:私の所でしたら両親揃ってしばらく家を空けてますし namber:わ、私の所もです!! ハッちゃん:つ 爺 紫炎姫: 紫炎姫: (※…お屋敷戻って早く仲直りしたい ~ ステルスモモ:大体こんな感じっす 特盛りカツ丼:…… そんなこんなな話 ……… 家出って子供の特権だと思ふ 大人がやると蒸発とか失踪とか言われる不思議 ちなみに、何だかんだで紫炎姫さんお屋敷に戻ったとかそうでないとか 取り敢えず、思いっきり怒られたり仲直りしたり色々あったぽい ……… そして、部屋に戻った時にごっそりBL物が無くなってて第2ラウンド勃発と同時に終結 ……… ハギヨシさんが気を利かせて箱に詰めて物置部屋に置いたぽい 時折、中身が持ちだされてるようなきがするのは、きっと気のせい ついでに、以下本編 酢だこ:ビンタといえば、中学時代はすごかったじぇ!! みやながさき:えぇっ!? みやながさき:・・・たかとおばらって、、そんなにきびしかったの? MUROさんが入室しました MURO:至って、普通の学校です みやながさき:あ、むろおかさん MURO:室橋です 酢だこ:ムロ!お前もあの洗礼は味わったはずだじぇ!! MURO:……今も昔も手を出すような先生や先輩に出会った事はないですよ 酢だこ:何を言うか!? 酢だこ:私達の代の部長はそれはもう凄かったんだじぇ!! みやながさき:えぇっと、、ゆうきちゃんたちのときのぶちょうさんって、、 羊さんが入室しました 羊:こんばんは、失礼しますめぇー 酢だこ:花田煌!通称すばら部長!! 酢だこ:あの人のビンタはそれはもう凄かったんだじぇ!! 羊: 羊:失礼しましためぇー 羊さんが退室しました MURO:……あぁもぅ、変な話してるから一人来たのに帰っちゃったじゃないですか みやながさき:あの、、むろはらさん MURO:室橋です MURO:……本人の名誉の為にも先代部長は、そんな人ではなかったですよ みやながさき:・・・・・・ みやながさき:そういううそはよくないよ、ゆうきちゃん? 酢だこ:嘘じゃないじぇ!! 酢だこ:あの人は、、あの人は、、、!! ~ 「部長~!」 「むむ、その声は……片岡さんですねっ!!」 クルン ヒュヒュッ! ビシィッ!! 「ぐはぁっ 目が、目がァァァァ」 「す、すばら!?片岡さん大丈夫ですか!?」 ~ 酢だこ:……あのすばらホーンに何度殺されかけたかわからないじぇ みやながさき:・・・・・ MURO:……… ~で~ きら☆きら:なんっか知らないけど、最近周りから避けられてる気がしますねぇ ~ 羊:中学時代は怖かったとかよくあるしめぇー 鶴姫:……花田がんな事ばやっとったとは思えんですけど 哩: (※すばらビンタ… 人の噂も七十五日 頑張れすばら先輩、負けるなすばら先輩! ちょ、すばらホーンw この漫画ホーンもち多いなあ。ところで、新道寺次鋒の美子ちゃんですが、美の字の本義って大きい羊なんですよね。 -- 名無しさん (2012-07-31 22 04 42) よし、宮永ホーンで対抗だ。片っぽ足りないけど -- 名無しさん (2012-08-01 00 28 53) ワハハカーで長距離移動とかモモさんの親御さんとエンカウントとか紫炎姫さん色々大丈夫だったのだろうか… -- 名無しさん (2012-08-01 11 51 29) むしろモモさんと同衾とか紫炎姫さんの貞操の無事を心配したい( -- 名無しさん (2012-08-01 13 04 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fullgenre/pages/196.html
[名前]千草貴子 [出展]バトル・ロワイアル [演優]栗山千明 [性別]女 [年齢]中学三年生 [一人称]あたし [二人称]あなた、あんた [三人称]下の名前を呼び捨て 香川県城岩町立城岩中学校3年B組女子13番。 クラスでも一、二を争う美人。 切れ長の目のラインはきつい感じもあるが、引き締まった口元やすっきりした鼻梁のライン等と相まってむしろ貴族的に見え、他には長い髪を茶色に染めたうえにメッシュを入れている。 これだけでも十分派手だが、左耳に二つ、右耳に一つのピアス、左手の中指と薬指に嵌めたデザインリング、両手首に計五つのブレスレッド、外国のコインを加工したペンダントと大量のアクセサリーを装着している。 [能力] 陸上部の短距離エースで、県内歴代二位の記録保持者。 成績も優秀であり、前述のどう見ても校則違反な格好については大目に見られている。 戦闘については自身も大分怪我を負ったが、比較的運動能力が高いといわれる男子生徒に勝利するだけの能力が備わっている。 [性格] 一言で言えば、プライドが高い。 自分にも他人にも厳しい性格であり、どんな強力な存在にも決して膝を屈することは無いと思われる。 それは彼女の格好にも現れており、校則に縛られたくないと言う思いや自己主張を示している。 それ故か周囲からの評価は尊敬出来るが友人にはなれないといった感じであり、彼女自身も人見知りする性質であったせいか友人と呼べる存在はあまり居なかった模様。 また割と挑発的な性格でもあり、心底腹の立った相手は豊富な語彙を用いて徹底的に打ちのめす。 このことから割とずけずけ言うタイプ……と思いきや、頭の中ではさらに相手を貶していることもある。 一般的に名言と呼ばれているのは「あたしの全存在をかけて、あんたを否定してあげる」。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 千草貴子の本ロワにおける動向 初登場話 014 ミスター・スプラッシュマン 登場話数 4 スタンス 対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 蒼嶋駿朔 仲間 シュン アンタ→あなた 同行者 014 ミスター・スプラッシュマン 稲田瑞穂 中立 クラスメート 未遭遇 三村信史 友好 クラスメート 未遭遇 織田敏憲 中立 クラスメート 未遭遇 桐山和雄 中立 クラスメート 未遭遇 雪代縁 敵対 アンタ H-3西側にて戦闘 075 二人の超人 女の意地 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ □ □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J-1座礁船内→H-2カジノ内→H-3西側→H-3ショッピングモール内部
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1295.html
もう何度目になるか分からない殴打を受け、まりさは畑の柵に叩きつけられた。 べちぃ、という軟体がひしゃげる音を立てて、慣性を失ったまりさの体はずるずると力無く柵から滑り落ちる。 顔にあたる部分を下にし、人間で言うとうつ伏せのような状態で痙攣するまりさを、お兄さんは無造作に掴み上げる。 無論、鷲づかみなどという優しい掴み方では無い。 土で汚れたまりさの髪を、ぶちぶちと引き千切る勢いで引き上げた。 「いっ、いぢゃいー!! やめでねえ! なんでごんなごどずるのおーっ!!」 もはや青くない箇所の方が少ない程に腫れ上がった顔面で、目に涙を浮かべてまりさは叫ぶ。 しかしこの光景を見たら誰もが察するだろう。 滅茶苦茶に踏み荒らされた畝(うね)。汚らしく喰い散らかされた畑の作物。 理由なぞ誰が見ても明白である。 「テメエが俺の育てた野菜を勝手に食うからだろうが。馬鹿を通り越して屑か? 屑饅頭か? 人間様の畑を荒らしたらどうなるか、その体に教え込んでやるから感謝しやがれ。 テメエらゆっくりの腐った脳味噌は、言葉で言っても三歩跳ねたら忘れるド低脳だからな」 自分の視線よりやや高くまりさを持ち上げたお兄さんは、下から睨め付けるようにまりさを覗き込んだ。 まりさは恐怖に身を震わせ、滂沱と涙を流し始める。 嫌だ。いたいのは嫌だ。このお兄さんはものすごくゆっくりできないことをまりさにするつもりだ。 どうして? どうして? どうして? わからない。 おやさいを勝手にたべたから? それがなんでいけない事なの? 吊り下げられたまりさは、畑をあらすゆっくりの十割がのたまう金科玉条を、多分に漏れず吐き出した。 「おやざいざんはがっでにばえでぐるものでじょう! おやざいざんのばえでぐるばじょををびどりじめずるおにいざんのぼうがいげないんだよ!」 そう、この理論はまりさの中で絶対の正義として君臨していた。 野菜とは勝手に地面から生えてくるもの。ならばそれを誰が食べようと自由なはず。 自分は悪くない。正しい自分が不当に虐げられるのは間違っている。 こういった考えがあるからこそ、まりさは絶対の強者であるお兄さんに論を反した。 「ぐすっ……いぢゃいー……いぢゃいようー……ゆぶぅ…… いげないおにいざんは、ひっく、まりざをばやぐばなじでね! ごのままじゃまりざがゆっぐりでぎないよお!」 まりさは、このお兄さんが己の過ちを認め、解放してくれるものと、そう信じて疑わなかった。 なぜなら、悪いのはお兄さんで、正しいのは自分なのだから。過ちは正されるべきものなのだから。 お兄さんが、口を開いた。 「なるほどな。”おやさいはかってにはえてくる”ってのがお前らのくだらねぇ錦の御旗って訳か。 いいぜ、ならば親切な俺が教えてやるよ屑。 お前らにも分かる言い方でな。 『ここはお兄さんのゆっくりプレイスだよ! かってにはいってくるばかなまりさはゆっくりでていってね!』」 「ゆっ!?」 想像とは全く違うお兄さんの言葉に、まりさは腫れで半分塞がりかけている目を見開いた。 「『まりさがはいってきたらお兄さんはゆっくりできないよ! だからまりさはとっととでていってね!』」 「ゆ、ゆ……」 畳み掛けるように言葉を重ねていくお兄さん。 その言葉を、まりさがゆっくりと理解していく。 分からない、は通用しない。ゆっくりにも通じるように、お兄さんは言葉を選んでいる。 「『お兄さんのゆっくりプレイスにあるおやさいさんは、お兄さんのものだよ! かってにたべるまりさはゆっくりしね!』」 「ゆう゛うううぅぅぅ……!」 そして、理解と同時にまりさの中に湧き上がってくるものは、絶望だった。 真っ暗な、一片の光明すら見えない絶望の深淵に、まりさは叩き落された。 思い知らされてしまったのだ。 「ってなモンか。テメエ如きに拳じゃなくて言葉を使ってやるなんて、なんて優しい人間なんだろうな俺は。 感激しろよ? 俺以外の人間なら、こんな風にテメエらの悪を教え込んでやったりせず、問答無用でぶちのめすだけなんだからな」 「ぢ、ぢがうよっ! まりざはわるぐないっ!! おやざいざんは、がっでに……!」 がらがらと足元が崩れ落ちていくような感覚を覚えつつも、まりさは必死で言い募る。 なぜなら、ソレしか無いからだ。 ソレが間違いだと、過っていたのは自分の方なのだと、認めてしまったのなら。 まりさの救いは、もう、どこにも無いのだから。 「ああ、んじゃソレでいいよ。勝手に生えるって事でも。 だけど此処は俺のゆっくりプレイスだ。ちゃんと柵で囲ってんだから、お前にもそれは理解できるな? 俺のゆっくりプレイスなんだから、そこに何が生えてこようが生えてこなかろうが俺のモンだ。 お前が食べていい道理はどこにも無い」 「ぐ、ぎ、い゛……! で、でもおやざいざんのばじょを、びどりじめずるのはいげない……」 「テメエは苦労して見つけた自分のゆっくりプレイスを、他のヤツが来たらハイどうぞって明け渡すのか?」 「ゆ……ゆ、ぐぅうううぅう゛う゛!!! ま、まりざ、まりざは……」 「俺は、お野菜さんが勝手に、沢山生えてくる場所を見つけて、そこを俺のゆっくりプレイスにしたんだ。 これのどこが悪いことなんだ? え? テメエだって、自分のゆっくりプレイスで他のゆっくりがごはんをむーしゃ、むーしゃしてたら追い出すだろう? それとどう違うってんだ? なあ、おい?」 まりさには何一つ抵抗できない。 お兄さんの言葉の正しさを言い崩す事ができない。 つまりそれは、悪いのはまりさだということ。間違っているのはまりさだということ。罰せられるべきはまりさだということの証明。 恐ろしい勢いで崩れていくまりさの正義。 木の葉を吹き散らす暴風のようなお兄さんの言葉の中に、しかしまりさは一筋の隙を見つけた。 お兄さんの言葉に言い返す事ができる。 ただその一心で、まりさは唾を飛ばしながら、正に死に物狂いの形相で叫んだ。 「まりざはっ! まりざはまりざいがいのゆっぐりがぎでもっ!! ぢゃんどいっじょにゆっぐりずるもんんんんんん!!! おにいざんはやっばりまぢがっでだああああああ!! まりざ、わるぐながっだよおおおおおおお!!!!!」 「ああ、そう。来たのが『ゆっくり』なら、だろ? 人間が来たらどうするよ」 「 ゆ ぅ 」 その瞬間、まりさの中の何かが折れた。 「俺だってここに俺以外の人間が来ても文句は言わんし殴りもしねえよ。ただし、ゆっくりが来たなら…… は、もう身をもって知ってるよな。 そしてテメエは誰が何と言おうとゆっくりだ。 さあ、理解したな? ならばテメエの生まれを呪って俺に殴られろ」 お兄さんの言葉は既にまりさには届いていなかった。 迫り来るお兄さんの拳をぼんやりと見据えるまりさの瞳から、全てを諦観した涙が一筋、流れ落ちる。 いたいのも、くるしいのも、がまんしなくてはならない。 だって、わるいのは、まりさなんだから。 顔面をひしゃげさせながら、再びまりさは畑を囲う柵へと叩きつけられた。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/876.html
autolink NS/W04-074 カード名:ぶち抜けー! カテゴリ:クライマックス 色:赤 トリガー:扉 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (扉:このカードがトリガーした時、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) ツェアシュテーレン・・・・・・ハンマ――ッッ!!うおおおおおおォ・・・・・・っ!! レアリティ:CC illust.藤枝雅 余談だがフレーバーテキストにあるツェアシュテーレンハンマーは本来はツェアシュテールングスハンマーである。 アニメでもヴィータは『ツェアシュテールングスハンマー』と言っている。 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 鉄槌の騎士ヴィータ 2/1 5000/1/1 赤
https://w.atwiki.jp/llll_ss/pages/223.html
元スレURL ひめすずが猫を拾うお話 概要 タグ ^安養寺姫芽 ^徒町小鈴 ^ほのぼの ^友情 ^ひめすず 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53012.html
登録日:2023/01/09 Mon 22 09 46 更新日:2024/04/20 Sat 04 27 06NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 お調子者 サバンナの王者 ジューマン スーパー戦隊シリーズ ドレッドヘアー ネコ科コンビ ヤンキー ライオン レオ 兄貴 動物戦隊ジュウオウジャー 南羽翔平 単細胞 大声 大家族 女は殴らない主義 女装 愛すべきバカ 戦隊個別 歴代イエロー 漢 獅子を千尋の谷に突き落とす 男の美学 画伯 竹内康博 相手を殴ると自分も痛え……だから拳ってのは相手を傷つけるために使っちゃいけねえ! 拳ってのはな、守るために振るうんだ!それが…“男の美学”だぁ! ジュウオウライオン/レオとは、『動物戦隊ジュウオウジャー』の登場人物。 演 南羽翔平 【概要】 異世界・ジューランドの住民で、ジューランドと人間の世界とを繋ぐ「リンクキューブ」の番人の一人であるライオンの男性ジューマン。 大声を出すことが得意で、戦闘では敵を怯ませたり音波攻撃を無効化できたりするなど役に立つが周りも巻き込んで思わず耳を塞いでしまう程。 ジューマンとしての能力は垂直の壁であろうと鋭い爪で自在に駆け昇ることができる。 【人物像】 いつも陽気でテンションが高いお調子者で、ジュウオウジャーのムードメーカー的役割を果たしている。 裏表のない明朗快活とした気持ちのいい性格の熱血漢。実際、オモテウリャーの裏の顔を邪悪に増幅させて表向きにさせるコンボ技を受けても、顔がちょっと怖くなっただけで殆ど影響を受けていなかった。 早とちりで短気だが、他者への思いやりも強い。初めてあった風切大和を王者の資格を盗んだ泥棒と思って突っかかってきたが良い奴と分かるとすぐに和解した。 大和への不信感から誘いを拒むタスクに対し、「大事なのはこれからのメシだ」と返すなど現実的な面もある。 しかしただのお調子者ではなく、夢を嘲笑われたり馬鹿にされることを嫌い、仲良くなったり感情移入した相手にはトコトン付添い面倒を見るなど良き兄貴分でもある。 が、流石に操に対してはすぐ悩む性格を面倒だと正面から文句を言っている。 また女好きで良く言えばフェミニスト、悪く言えばナンパな性格でもある。そのため体格差で劣る女性を力で圧倒するのを嫌い、「女ぶちのめすくらいなら嫌われたほうがマシ」という自分なりの"男の美学"を大切にしており、クバルの自分本位で身勝手な復讐に対しては真っ先に怒りを露にし、彼に拘束されていたナリアを発見すると彼女を救出する決断をした。 セラにはそんな美学が受け入れられず、実力を認められていないと不満をぶつけられた事もあった。 その一方でアムとは甘え上手な彼女と面倒見のいいレオで相性が良く、ネコ科コンビとして行動を共にする事もある。 第12話で鳥男の似顔絵を描いた際には言葉では言い表せない独特な画力を発揮。(*1)真理夫おじさんからは好評だった。 第36話のハロウィンパーティーではメイドのコスプレを披露し、視聴者からも似合っていたと評判だった。 家は大家族で兄妹が多く、レオ曰くどんな奴でも絶対に強くなる一族に伝わるという鉄板の修行で諺にもある『獅子(子供)を千尋の谷に突き落とす』というハードな修行を子供の頃からやっていた。 最終回では、人間界とジューランドが繋がった後は兄妹達との再会を果たした。 【ジュウオウライオン】 本能覚醒! \アーアーアアアーッ!!/ サバンナの王者! ジュウオウライオン! スーツアクター:竹内康博(ジューマン態も兼任) レオが王者の資格「ジュウオウチェンジャー」で変身した「サバンナの王者」。 戦闘では豪快なパワーで敵をなぎ払うのを得意としている。 野性解放モードの能力は「鋼鉄のツメ」で、電撃を帯びた強靭な爪による斬撃で敵を豪快に切り裂く。 【余談】 近年レッドになることが多いライオンがモチーフの戦士でイエローになるのは、『超獣戦隊ライブマン』のイエローライオン/大原丈以来である(*2)。 レオ役の南羽翔平氏はかつて『仮面ライダーW』最終話でEXEメンバーの遠藤士郎役として特撮デビュー。さらに当時ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユ役の小池唯女史も出演しており、お互いまだ戦隊ではなかった。そして今作の第28話『帰ったきた宇宙海賊』で再び共演することになった。 それもあってか『風都探偵』のアニメ版第5話にレオ人間態とそっくりなEXE残党のリーダー格の男が登場。ビーストのガイアメモリを所持していたが、使用寸前に照井竜に阻止されている。 言葉ってのはな、追記・修正するために振るうんだ!それが…“アニヲタの美学”だぁ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 裏表のないってさらっと書いてあるけど、確かこのキャラ本気で裏表がほぼ無かったんだよな… -- 名無しさん (2023-01-09 23 20 49) 後はセラとアムだけか…。 -- 名無しさん (2023-01-09 23 24 00) ライオンモチーフのイエローって、イエローライオン以来じゃなくて、ハリケンイエロー以来じゃない? -- 名無しさん (2023-01-09 23 35 58) キルメンチとのメンチ勝負→「上等だゴルァ!!!!!」 -- 名無しさん (2023-01-10 00 21 17) ↑訂正 キルメンチとのメンチ勝負→「上等だゴルァ!!!!!!」の場面はいつ見ても吹く -- 名無しさん (2023-01-10 00 21 50) 当時の特番のクイズサバイバーに南羽翔平氏がレオの姿で出てクイズに答えていた記憶がある。格好が格好なのでくりぃむ有田に動物と話せそうみたいなこと言われてた気がする(うろ覚え)。 -- 名無しさん (2023-01-10 07 08 27) 演者の南羽翔平さんは5年近くブログやSNSの更新が途絶えて、事務所の所属一覧にも名前がないから動向不明。タスク役渡邉剣さんも引退したけどツイッターは今も更新してるし、他のメンバーも芸能活動続けてるからマジでレオだけ行方不明状態になっちゃってる。ジュウオウジャー当時の共演者なら連絡先は知ってるかもだけどね… -- 名無しさん (2023-01-10 07 12 35) 裏話じゃ最後までレッド枠のオーディションで残って大和役の人と争ったとかなんとか -- 名無しさん (2023-01-10 16 21 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/savagetide5th/pages/257.html
Focalor, Prince of Tears/涙の公子 痕跡霊レベル3 フォケイラーは嵐と海に関するパワーを持つ。彼を呪縛した者には、魂を悲しみに溺れさせ、船を涙の海に沈めるパワーを与える。 伝説 フォケイラーの起源についての説話はさまざまな変種が流布している。 彼がかつてはデーモンであったという話もあれば、彼はプラネターのようなエンジェルであったという話もある。 この絶えず泣いている霊は、これまで決して首尾一貫した言葉を述べることがなかったため、バインダーの学者たちは、彼がいかにして痕跡霊となったかの秘密を解明するために他の情報源をあたらなければならない。 しかしながら、フォケイラーが悲しみによって死んだイモータルのクリーチャーであり、巨大な苦悶ゆえに彼の魂は故郷の次元界に吸収されることなく存在し続けることになったのだと言う点については、衆目の一致するところである。 しかしながら、彼の悲しみの原因については、彼の起源と同じくらい不明なままである。 特殊条件 フォケイラーの秘文は液状の媒体で描かれなければならない。 霊の発現 フォケイラーはゆっくりと姿を現すことになり、まずはどこからともなく一滴の涙が地面へと零れ落ちる。 次に、彼の涙目が現れ、徐々に彼の全身が見えるようになってくる。 フォケイラーは、深い悲痛に顔を歪めたハンサムな人間の男性のように見える。 彼は衣類を着用していないが、背中から生えたグリフォンの翼で身を包み、苦悩のすすり泣きに身を震わせている。 徴候 君がフォケイラーの宿主である間、気分や心持ちに関わらず、君の目は涙を流し続ける。 影響 フォケイラーの影響を受けている間、君は彼の計り知れない悲痛と、気難しい行動のいくらかを感じ取り、微笑んだり大声で笑ったりすることがほとんどなくなる。 君がクリーチャーを殺害した時にはいつも、フォケイラーは君に対してすぐに静かな時間を持つように要求し、君の行動によって生命を絶ってしまった事についての悲嘆と後悔の言葉を捧げるために1ラウンドを費やさせる。 付与能力 Granted Abilities フォケイラーは水中で呼吸する能力、電撃で敵を打ち倒す能力、吐息で敵を盲目にする能力、そして君が存在することによる悲しみで敵を打ちのめす能力を付与してくれる。 悲しみのオーラ 君は、強固な意志を持ったクリーチャーすらも打ち破る憂鬱と苦悶のオーラを放散する。君の5フィート以内でターンを開始したあらゆるクリーチャーは、【魅力】セーヴィング・スローを行なわなければならず、失敗すると悲痛によって打ちのめされ、君の5フィート以内にいる限り、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、そして技能判定に“不利”を受ける。いったん5フィート以内から出ればその効果は終了するが、5フィート以内でターンを開始すると再びセーヴを行なわなければならない。 フォケイラーの吐息 アクションとして、30フィート以内にいる1体の敵に向かって息を吐きかける事ができる。 【耐久力】セーヴィング・スローに成功しない限り、その目標は1分間盲目状態に陥る。 その各ターンの終了時に、目標は【耐久力】セーヴィング・スローを行なうことができる。 成功するとこの盲目状態は終了する。 いったんこの能力を使用したなら、君は大休憩か小休憩を取り終えるまでは、再びこの能力を使用することはできない。 電撃攻撃 アクションとして、60フィート以内にいて、君が視認できて指定した任意の目標1体に対して、電撃を呼び落とす事ができる。 この電撃はフォケイラーと契約を結ぶために消費した呪文スロットのレベルあたり1d6ポイントの[電撃]ダメージを与える。 【敏捷力】セーヴに成功すればこのダメージを半減できる。この能力は屋外、屋内、地下、さらには水中であっても機能する。 水中呼吸 君は水中と空気中の両方で同じように呼吸する事ができる。 痕跡霊の説明トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/kannjyoubousou/pages/31.html
一方通行は非情な現実を生きてきたと言えるだろう。 最強が能力を有してしまったが故に訪れた孤独。 そして、それを利用せんとして群がる者達に闇へと引きずり込まれ、そこで地獄を見た。 己より遥かに脆弱な存在と幾度となく戦闘行為を行い、殺害してきた。 殆ど虐殺といってもいい。 それでも彼は力を欲した。心の片隅で己の所業が畜生にも劣る卑劣な行為だと理解しながらも、相手は人形だと言い聞かせ、力のために殺戮を続けた。 結果、彼は一人の青年と出会い、その歪んだ幻想をぶち殺されることとなった。 幻想は粉々に砕かれ、後に残ったのは現実だけだ。 そこで彼はもう一つの重要な出会いを果たし、孤独から抜け出し、新たな葛藤を胸に戦い続けた。 文字通り次元の違う敵との遭遇、許されることのない過去との対面。 様々な難題が立ち塞がり、彼を苦しめた。何度も折れそうになり、挫けそうになった。 だが、彼が本当の意味で折れることはなかった。 時に支えられ、時に説き伏せられ、彼は進み続けたのだ。 彼は手に入れたのだ。幻想などではない、本当に守りたい現実を。 そう、これは幻想などではなく現実を守る物語(ストーリー)。 幾度ととなく挫折を味わった者が描く、そんな物語である。 ◇ カツンカツンと、固い金属音が響き渡る。 場はD-5に位置する病院。本来ならば夜間も稼働しているそこも、この殺し合いに於いては死んだかのように静まりかえっている。 一方通行はそんな病院の中を一人で歩いていた。 抜け目なく周囲に視線を飛ばしながら、一歩一歩身体を傾がせて歩く。 非常灯に照らされる廊下を見ながら思考を回していた。 この趣味の悪い催しものについて、自身の置かれている状況について、主催者の二人について。 数十人からなる殺し合い。一方通行の能力からすれば数十人の人間を殺害するなど容易なことだ。 能力の使用に問題はなく、スイッチ一つで障害者から最強の超能力者へと早変わりできる。 だが、と懸念することもある。いや、こちらの方が重大と言える。 この見知らぬ空間においてですら能力が使用できるということは、即ちミサカネットワークも支配下に置かれているということ。 ミサカネットワークを支配下に置くということは、彼女を支配しているということと同義だ。 ラストオーダー。彼が何としてでも守りたいと思う大切な人。 「……クソが……」 殺意が言葉となって漏れる。 今この瞬間、プレシアやDR.マンハッタンが場に現れでもすれば、彼は理性をなくして飛びかかるであろう。 現状、表向きとはいえ冷静を保てているのが奇跡のようなものだ。 それほどに彼にとってラストオーダーという存在は大きいのである。 ラストオーダーを人質として取られている以上、彼のとれる選択肢は限られたものとなる。 殺し合いに乗るか、否か。 見知らぬ数十人の参加者を殺して、ラストオーダーを救うか。 誰もが誰も幸せを掴むハッピーエンドを目指すか。 選べる解答は一つだけ。 廊下を進みながら、思考を募らせていくが、そうしている内に廊下の突き当たりへと到達してしまう。 立ち止まり、窓の外を眺める一方通行。 非常時に活用するのであろう滑り台のような金属スロープが見える。 その先には、殺し合いが繰り広げられているであろう市街地が続いていた。 灯の点らぬ街。暗闇に包まれたそこを見続け、 「……クソやろうが……!」 そして、彼は小さく吼えた。 同時に首元のチョーカーへと手を伸ばし、能力を発動させる。 思い切り、何にも構わず一方通行は右手を前方の窓へと叩き付けた。 瞬間、病院そのものが震撼する。 窓は無惨にも壁ごと砕かれて、数多の瓦礫となって外界へと飛び散っていった。 見晴らしのよくなったそこに、外からの冷気が流れ込む。 その冷たい空気の中に身を置きながら、彼は選択した。 己が進むべき道を。 選択からの行動は早かった。 タン、と爪先で床を叩く。 たったそれだけの動作で、病院の床はまるで砂糖菓子か何かのように亀裂が入り、ついには砕けてしまう。 軽い調子で行われた行動であれど、それに一方通行の能力が組み合わさると、凄まじいまでの破壊をもたらす。 廊下の破片とともに、重力に任せて一方通行は階下へと移動した。 着地と同時に再度床を蹴り、加速。 とある病室の前まで辿り着く。 行儀良く扉を開けるなどという真似はしない。ただ触れるだけで、爆破でもされたかのように扉が吹き飛んだ。 そこは数人の患者さんが泊まる用の大部屋であった。 その左隅のベッド。そこに参加者が隠れている。ベクトル操作能力を発動させた今、音波ですらも彼の思うがままだ。 数百メートル離れた距離ならまだしも、1フロア下に隠れる人間の音くらいなら聞き漏らすことはない。 再びの加速と共にベッドの前へと移動する。 ひっ、という恐怖に息をのむ音が聞こえた。 一方通行の視界に最初の獲物の姿が飛び込む。 「……い、いや……」 その少女は―――泣いていた。 ベッドの上。布団にくるまりながら、身体を震わせて、泣いている。 制服を見るに、年は一方通行とそうは変わらないだろう。 整った顔だが、今は涙と鼻水とでぐちゃぐちゃに染まっている。 一方通行が来るよりずっと前から泣きはらしていたのだろう。 目は赤く充血し、目元を走る涙の跡が痛ましい。 「殺さ……ないで……」 震える声。 その瞳、その声に一方通行は動き方を忘れる。 殺すのは簡単だ。ただ触れるだけで、軽く十を越える殺害方法を選択できる。 だが、彼は分からされた。 彼が成そうとしたことの本質を、その狂気をまざまざと見せ付けられた。 動けない。動けない。動けない。 小動物のように震える少女の前に、最強の能力者は沈黙する。 「―――ッ、ガあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 そして、爆発する。 せめぎ合う心と心。 何がなんでも救出せねばならない少女。そのためには殺さなければいけない少女。 救いたい。でも、殺したくない。 どうすればいいのだ。どうすれば。 ほとんど八つ当たり気味に振るわれた手は、触れたベッドを易々とひしゃいでくの字にへし折る。 床は何の前兆となしにひび割れ巨大な亀裂を創った。 声と破壊の音が響き渡る。ごうごうと、その他の全ての音を包み隠してそれらが場を支配する。 少女もまた眼前の破壊現象に甲高い絶叫を飛ばすが、そんなものは轟音にかき消されてしまう。 そうして十数秒、破壊現象は続いた。 静寂が舞い降りたのは、破壊現象が止んで直ぐのことである。 まるで、推し測ったのかのようにピタリと音が止まり、それまで通りの静けさが舞い降りた。 少女が静寂に気付いたのは、破壊が止んでからたっぷりと一分ほどが経過した後だ。 それまでは恐怖で叫ぶことしかできず、全てを拒絶するかのように耳を塞いで、目を固く閉ざしているだけであった。 「…………?」 突如として訪れた静寂に、少女は恐る恐るといった様子で目を開く。 そこには変わらず不気味なまでに白い青年が立っている。 肩で荒く息をしながら、だがしかし視線は少女から外れていた。 首をわずかに回して、視線だけを後方へと向けている。 少女も無意識のうちに一方通行の視線を追った。 そこには、もう一人の人物が立っていた。 薄暗がりに立つ全身タイツの人物。 頭から顔、下半身い至るまで赤色を基調としたタイツに身を包み、背中には二本の刀のようなものを差している。 異様な外見。 加えて、その両手は突き付けるように此方へと向けられていて、何かを握っているように少女には見えた。 「ようようよう、盛り上がってんじゃねーの。アルビノボーイ! 俺も混ぜろよ!」 ふざけた調子の声が聞こえた時だった。 暗がりの中で目を凝らしていた少女は、男が両手に握っているものの正体に気付いた。 拳銃だ。映画やTVの中でよく見かけるそれが、男の両手にはあった。 しかも、それはこちらへと向けられている。 その仄暗い銃口が。 「……え……?」 そう、銃口が向けられているのだ。 真っ直ぐと、まるで狙われてでもいるかのように。 「う、嘘……いや、やだ……」 意味もなく首を振る少女。 相次ぐ急展開に思考は殆ど停止しているも同様だ。 「―――ジャックポッドだぜ、お嬢ちゃん!」 そして、あまりに呆気なく引き金は引かれた。 ピクリとも動くことすらできやしない。 ただ凄まじい炸裂音が鼓膜を叩くのを知覚し、眼瞼を強く閉じるだけであった。 だが、どうしてだろうか。 来ると思っていた筈の衝撃が来ない。 そりゃ拳銃で撃たれた経験がある訳ではないから、撃たれてどうなるかなど分かりやしない。 それでも何も知らないながらも、すごい痛いんだろうな程度の(言ってしまえばその程度しかないが)想像は付く。なのに、痛みは疎か衝撃すらない。 もしかして外れたのだろうか? そんな風に思いながら少女は目を開く。 すると、視界に飛び込んできた。 細い、押せば倒れてしまいそうな背中。 だが、その背中は自分を守るように銃口の前へと立ち塞がってくれている。 「あ、」 庇ってくれた? なぜ、どうして、初めてあっただけの私を? しかも、最初は凄い音と速さで襲ってきた人が? あんなにも思い詰めた顔で自分をにらんできた人が? ―――どうして? 「……あいつは俺がぶちのめす。お前は逃げろ」 頭を埋める疑問符に呆然とする少女に、声が掛かる。 前方の青年―――一方通行からだ。 一方通行は前を見詰めたまま、少女の方を見ずに言った。 「えっ! え、えっと……で、でも、あなたは……?」 「お前が気にすることじゃねェ」 「で、でも……あの人拳銃もって……それに……」 一歩通行のことを知らない少女は、一人逃げることに不安を覚えた。 助けてくれた人を置いて一人で逃げてしまっていいのか。 そもそも、この人はさっき自分を庇って撃たれた筈だ。 そんな人を置いていくなんて、本当にいいのか。 「つべこべ言ってンじゃねェ。お前は黙って逃げてろ」 だが、そんな憂いもあまりに揺るがぬ一方通行の様子にどこかへ消え失せた。 力強い言葉であった。自分にはないものだ、と少女は羨望を含めてそう思う。 「良いかァ。俺が合図したらあの出口に向かって全力で走れ。出たら後ろを振り向かずに走り続けろ、分ったか?」 前方にある唯一の出口は、あのタイツの男が塞いでいる。 男はあれきり襲いかかろうともせずに黙ってこちらを見ている。 とはいえ、視覚的にはまるで黙っておらず、頭と腰に手をあててありがちなお色気ポーズと投げキッスを飛ばしているが。 そのふざけた様子と、両手に握る拳銃がミスマッチして何とも云えぬ不気味さを醸し出している。 しかし、逃げ道は男が塞ぐ前方だけ。 後ろにも窓はあるが、地上4階ほどの高さであり、到底飛び降りられる高さではない。 少女に残された道は一つだけだ。 行くしかないのだ。一方通行を信じて前へ。 「―――行け!」 そして、合図が掛かる。 同時に一方通行の身体が少女の視界から消え、前方から轟音が響き渡った。 続いて聞こえるのは断続的な炸裂音。 少女に、そちら見ている余裕は既になかった。 ただ前へと、一方通行に言われた通りに走り出す。 (前に、前に、前に―――!) 少女が出口に辿り着いた時、そこにタイツ男の姿はなかった。 破壊音や炸裂音も遙か遠くで聞こえている。 それでも少女は脇目もふらずに走り続けた。 こんな状況で自分を助けてくれた人、その気持ちに報いるために今は足をがむしゃらに動かす。 こうして数分とせずに少女は病院からの脱出に成功したのであった。 ◇ そうして二人だけとなった病院。場所は少し移って屋上。 そこで一方通行とマスクの男とは相対していた。 睨み合い、どちらも動かない。 わずかに下にやった視界の端では、先程の少女が市街地を暗闇の中へと走っていった。 マスクの男もそれを把握しているだろうが動くことはない。 動いたところで一方通行が許さない事を分かっているのであろうし、既に男の興味は一方通行に移っているようであった。 「やるじゃないの、白色セロリちゃんよお。そんだけ頑張りゃママも大喜びだぜ」 マスクの男は愉しげにうそぶいた。 ふざけた調子を崩すことなく、最強の超能力者と対峙している。 「……てめェは何なンだァ?」 対する一方通行は男を推し量れずにいた。 唐突に現れ、問答無用で少女を銃殺しようとした男。 交戦に入って尚も軽口を止めず、ふざけた挑発を繰り返しては一人で笑っている。 その特異な格好もさることながら挙動も異常尽くしだ。 かといって決して雑魚ではなく、人間離れした俊敏性と戦闘技術を駆使して第一位の能力者に縋ってくる。 何らかの能力者ではあるだろうが、それが一方通行の知る理のものなのか、また別種のそれに類するものなのかは分からない。 身体能力だけをとってもレベル4クラスはあると言えた。 そして、なにより特筆すべきは―――、 「何だよ、びびっちゃってんの? 腕の一本や二本や三本ちぎれたところで支障なんかねえんだぜ?」 「……ふざけた体してやがる。トカゲか何かか?」 「オーウ、その例えはないんじゃないの! 俺ちゃんショック!」 その治癒力。 今現在、一方通行の右手には人間の腕が握られている。 先の激突にて男の身体から千切り取ったものだ。 そう、眼前の男は今片腕を失った状態なのだ。 常人ならばショックで死亡してもおかしくない状態で、男はこれまでと変わらぬふざけた様子を貫いている。 腕から大量の血液を噴出させながらジョークを飛ばすその姿は、流石の一方通行も薄ら寒くなる光景であった。 だが、出血も見る見るうちに止まっていき、傷口から肉が盛り上がってきている。 治癒が始まっているのだ。腕の欠損という人体の許容を越えた傷に対して。 「てめェは不死身か?」 「んな訳ないでしょーが。死ぬときゃ死ぬもんさ、俺も、おまえもな」 一方通行は言い知れぬ狂気を眼前の男から感じていた。 どこかネジがぶっ飛んでいる。 闇の中で生きてきた一方通行には、そんな雰囲気を纏った人間を何人も見てきた記憶がある。 その最期は大抵ろくでもないものだった。 そしてこいつも同じ道を辿るんだろうな、と思いつつ一方通行は動いた。 握る男の右腕をベクトル操作の能力でもって投げ付ける。 右腕は音速を越えて、男のどって腹を貫き、突き刺さった。 大量の鮮血がマスクの下から零れるが構いはしない。 こんな程度で死ぬような輩じゃないことは既に把握しているからだ。 冗談のような治癒力ではあるが痛覚はしっかるあるようで、攻撃に対しての怯みは見られている。 その隙に間合いを詰める一方通行。 空手となった右腕が真っ直ぐとマスクの男へと伸びた。 「面倒だからよォ。素直に死んでろ」 胴体に触れると同時に、男の身体が弾け飛んだ。 パン、と風船を限界まで膨らませたみたいに。 男は一瞬で赤色のシミと化す。 「死ににくいなら、念入りに殺すだけだ。聞こえてるかよ、トカゲ男」 唯一原型を留めているのは、そのマスクに覆われた頭部だけであった。 血だまりの中に浮かぶ生首を見下ろしながら、一方通行は思考する。 自身が選んだ選択肢についてを。 結局、一方通行は殺戮者としての道を進むことをしなかった。 その選択は殆ど反射的にしたものであった。 葛藤の中、襲い掛かって来たマスクの狂人。少女に向けられた銃口を見た時、身体は意志とは離れたところで動いていた。 身を挺して守った後で理解する。 本当の意味で彼が目指したかったものを、彼自身理解することができた。 そして、一度理解してしまえば、もはやそれに背く事もできなかった。 彼は決意する。 かの主催者陣営と対抗し、出し抜き、大切な人もこの殺し合いに巻き込まれた光側の人間も守り抜くことを。 そんな奇跡のような道程を行くことを、一方通行は決意する。 「……ちっ、ガラにもねェ」 チョーカーに触れ無能力者となった一方通行は、杖に体重を預けながら歩き始める。 追いかけるのは、先程逃した少女であった。 あんな臆病者の女だ。誰かが傍にいなければ忽ち殺害されてしまうだろう。 彼はゆっくりと、だが確実に前へと進む。 心を浸食していた苛立ちは、何時のまにやらもう何処かへ消え去っていた。 打ち止めが敵側にあるという逸りはまだ存在するが、明確に決定した方針に既に迷いはない。 己の全能力でもって救い出して見せると、決意するだけであった。 ◇ そして、歩き始めて十数分。 既に病院を出た彼は少女が走り去った方角へと足を進めていた。 どうせ何処の建物にでも隠れているのであろう。 追いつけるかどうかは怪しいところだが、あれで捨て置くのも寝覚めが悪い。 一方通行は勘を頼りに周囲を探索し続けた。 能力を使用すれば遥かに効率的に探し出せるだろうが、制限時間が気になる。 この場で充電行為が出来るかどうかも不安なところだ。 ともかく、能力を使わずに歩き続ける一方通行。 「……いたか」 更に数分ばかりが経過した時だ。 一方通行は街灯の下に立つ少女の姿を発見した。 向こうもこちらに気付いているようで、先程のような怯えたような視線を向けてくる。 一度は命を助けたのだ、出会いは最悪に近いものだったにせよ、そろそろ警戒心を解いても良いと思うが、あいにく少女の臆病風は筋金入りのようであった。 そのくせ街灯の下という周囲から丸見えの位置に陣取るという無鉄砲さ。 先程の襲撃で懲りてはいないのかと、一方通行の口からため息が漏れる。 「オイ、何だってそンな見つかりやすい所に突っ立ってんだ―――」 言って、彼は気付いた。 光と闇の境目―――街灯により照らされている範囲の外に、何かが立っていることに。 「よう、遅かったじゃねえか。一方通行チャンよ」 同時に彼は気付いた。 己が犯した致命的なミスに。 「ウサギとカメって童話をしってるか? あんたが手を抜かずに能力使ってこいつを追いかけてりゃあよお、こんな風にはならなかったのによお。 サボリはダメだぜえ、人生を台無しにしちまう。今みたいにな」 光の中に現れたのは、先程確かに爆散させた筈の男であった。 地面のシミと化した筈の身体が、まるで何事もなかったかのようにそこにある。 有り得ない。 どれほどの治癒能力であろうと、あんな状態から復活ができるのだとすれば、それこそ不死身の肉体だ。 だが、現実として男はそこに立っていて、手中の拳銃を少女の頭へと突き付けている。 「お前は一体……」 「俺は俺さ。何てことはねえ、知り過ぎちまったただのイカレポンチさ」 咄嗟にチョーカーへと手を伸ばす。 今の状態では話にもなりはしない。拳銃もあるにはあるが、眼前の存在には水鉄砲程度の役割しか持ちやしない。 「残念。お前のターンはもう終わってんのさ」 しかし、それより早く銃声が響き渡る。 同時にソプラノの叫び声も。 蹲る女。その脚からは決して少なくない量の血液が流れだしている。 撃ったのだ。 その動作に躊躇いは感じられなかった。 「次は頭をいくぜ。いいのかよ、全国の萌え豚どもから顰蹙くらうぜ。今流行りのエンジョーってやつだ」 必死に思考を回転させるも、打開策は浮かばない。 能力をオフにしたのが致命的だった。それと先の発砲に気後れし、チョーカーを押してしまわなかったこともだ。 能力さえ発動させてしまえば、まだ打開の可能性はあった。 それを成せなかった時点で勝負は決したようなものである。 最後の好機を逃した勝負師は、あとは敗北を待つのみだ。 「ようやく諦めたかよ。お前も惜しかったぜ。俺の身体じゃなくて頭でも吹き飛ばしとけば、終わってたのによお。ここでの俺はそういう『ルール』があるみたいだしな。 まぁ、これもクソッタレな思し召しって奴だ。所詮俺たちは手の平の上の存在……甘んじて罰を受けるしかねえよな」 男が語るが、やはり一方通行には理解のしきれぬ内容であった。 それきり男は真上を見詰めて、動きを止める。 「さぁて、お待ちかねの時間だ。そろそろぶちかますとしますか」 沈黙はそう長くはなかった。 視線を戻した男は、拳銃を少女へと向けたまま、一方通行の方へと歩み寄ってくる。 腰を下ろすと自らの手で一方通行のチョーカーを押し、最強の能力者が腕(かいな)を己の頭へ当てる。 「おっと、妙な真似は起こすなよ。頭がふっとびゃ俺も死ぬが、それでも引き金ぐらいは押せるんだぜ?」 機先を制する形で、男は告げる。 常人であれば不可能なことでも男の治癒力を見た今、そんな分の悪い賭けに応じる事はできなかった。 いざとなればそれしかないが、今はまだ男が取っている行動の真意を読み解く段階だ。 「お前の能力で俺の頭の中を覗きな。できんだろ? 記憶の共有なんざ、ミコトちゃんや妹達だって出来んだ。お前にできねえとは言わせねえぞ」 命じられるが、それは一方通行の裁量を超越したものであった。 記憶の読み取りなど試そうと思ったことも、試したこともない。 ベクトル変換という能力だけでは、到底及ばない領域である。 「ちっ、使えねーな。あの車いすハゲの方が遥かに有能じゃねえか。なら、これを使えばどうよ。てれれっれてれーん、サイコフレーム(ダミ声)!」 次いで取り出したのはT字の金属体であった。 サイコフレームと呼称された、それを一方通行へと握らせる。 「これは人の脳波とやらを送受する機能があるみたいでな。その脳波のベクトルを操作すりゃあ、俺の頭の中も覗けるだろ」 触れただけで、一方通行は察知する。 その異様さ。彼の知る科学では説明のできぬ未知の物質が、さも当然のようにそこにあった。 「さぁ、観ようぜ。本当の世界を。それでお前もウルトラハッピーさ」 これにベクトル変換をすれば確かに記憶の読み取りも可能なのかもしれない。 だが、と一方通行は躊躇する。恐怖を覚えたといっても良いだろう。 異次元の物体を通して、精神破綻者の脳内を覗かなければいけないのだ。 さしもの一方通行とて素直に聞き入れることはできない。 それでも、彼に残された道は一本しか存在しなかった。 既に叫び声も枯れ果て、弱々しく啜り泣く少女。 その命を守るためには、もはやこれしかなかった。 「決心したようだな。偉い、それでこそ男の子だ! お兄ちゃんは嬉しいぞお!」 そして、一方通行は己が能力を行使する。 ベクトル変換。 全てを超越する科学の力。 第一位が力を存分に振るって見せた。 「あぁ、そうそう。お決まりの台詞を言っておかねえとな―――」 流れ込む膨大な情報の中、男の声が響き渡る。 「―――その現実を、ぶち壊すってかあ! HAHAHAHA、HAHAHAHAHAHAHA!!」 狂ったような笑い声が、ひたすらに。 そして、そして、そして、 ◇ 秋山澪は痛みと失血に鈍くなった思考で、その光景を見ていた。 自分を助けてくれた青年が、マスクの男が取りだした金属片に触れる、その光景。 青年は一切抵抗をしなかった。凄い力を持っているのに、たぶんあのマスクの人なんか倒せるくらいの力を持っているのに、ひたすらに従順であった。 少女にも分かっていた。自分が人質にとられているから、だからあの男の人は動けないんだと。 だからこそ、情けなく、不甲斐なかった。 その思いは、ともすれば脚の痛みすら押し退けて心を暗く深く沈めていく。 マスクの人が何をさせたいのかはさっぱり分からない。 でも、何か危険な真似をさせようとしているのは見ていて分かる。 (……止めな、くちゃ……) 両の手をコンクリートの地面に食い込ませ、動かぬ脚を引き摺るようにして動く。 近付いたところで何ができる訳でもない。でも、何かをしなければいけない。 そんな背中を押されるような思いでもって、芋虫のように地面を這いながら澪は進んでいた。 使命感に燃えてか、恐怖も痛みも何故だか薄れている。 恐怖や痛みに人一倍弱い筈の秋山澪という少女が、脚を撃たれて尚も抵抗しようとしていた。 マスクの男に辿り着くまでそう時間は掛からなかった。 そして、躊躇なく澪はマスクの男の足を掴んだ。 「……や、やめて……あげて……」 青年は金属片に触れたきり動こうとしなかった。 俯いてしまいその表情は伺えないが、痛みに悶える様子などは見受けられない。 それでも、澪はマスクの男へと声を飛ばした。 止めろ、と。幾許から恐怖を交えつつも、力強い瞳でそう言った。 「どうして……こんな酷いことを……するんです……」 男は澪の方を向こうともしなかった。 ただ動かなくなった青年を見詰めている。 「どいて……ください……その人は、私を―――」 助けてくれたんです、と続けようとしたその時である。 「はぁ~~~~~~、うるせええええええええええええええええええ!! いいよ、そういうのは。ぶっちゃけ観てる奴らも飽き飽きだっつーの! とっても臆病でひ弱な女の子が足撃たれて、それでも助けてくれた人のために力を振り絞って頑張ります? そんな展開、何回やったと思ってんだよ!! 見飽きたよ! 毎回似たような展開読まされる側になってやれよ!! まあ、俺ちゃん的には『そっち』の奴等が苦しんでくれるのは、むしろ快感だけどさ!」 男が、唐突に叫んだ。 支離滅裂な、これまで以上に意味の分からない内容を一息に喚き散らした。 「そもそもよお。ただの一介の軽音部?ごときが脚撃たれて動けるとでも本当に思ってんの? 毎日身体鍛えてる軍人さんだって無理だっつーの。そこらへん、お前は何ら疑問に思わねえほどに脳内お花畑なの? ちょうちょが舞ってるの?」 あまりの剣幕に澪は言葉を失った。 言われてみればそうだが、動けるのだ仕方がないだろう。 とは、思いつつも決して口には出せなかった。 「まぁ、何も知らねーお前に言っても仕方ねえことだろうけどよ。ともかく終わりだ。下らねえ三文芝居だよ、まったく」 言うだけ言って、男は澪へと背中を向けてしまう。 青年に何かをする訳でもなかった。澪にもトドメを刺そうとしない。 「じゃあな。恨むんなら終盤まで生き残っちまった『別のロワ』の自分を恨みな。どこかで活躍すりゃあどこかで早死にする。これもお約束の一つさ」 それだけ言い残し、ヒラヒラと手を振りながら男は闇の中へと消えていった。 最後の最期まで理解不能な内容であった。 青年を助けるという使命感すら忘れて呆然としていた澪であったが、男の姿が消えたことで我に戻る。 訳は分からないが助かったのだ。 今はその事実だけがあれば良かった。 「だ、大丈夫ですか……?」 俯く青年へと恐る恐る声を掛ける澪。 声に反応してか、青年もゆっくりと澪の方へと視線を向けた。 「……え……?」 そして、見た。 見てしまった。 青年の表情を。 眼から、鼻から、口から血を零す青年の顔。 元から真っ赤だった瞳は更に血走り、まるでウサギのそれのようであった。 表情はなく、まるで魂が抜け落ちてしまったかのように緩み切ったものである。 「ひっ」 思わず叫んでしまいそうになる澪だったが、それより早く青年の腕がその口元を塞いだ。 推し留められた声。鼻腔ごと覆われてしま呼吸すら困難となる。 澪は目を見開いて青年を見詰める事しかできなかった。 愕然の中で、澪の耳に音が届く。 それは前方の青年の口元から零れだしたもの。 ブツブツと、何かが呟かれている。 少しして澪は、青年が何を言っているのかが分かった。 それは―――、 「間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。間違いだった。 間違いだった。」 ―――壊れた蓄音機のようであった。 そして、それが秋山澪が知覚した最後のものであった。 【秋山澪@けいおん 死亡】 ◇ 血濡れの男がそこを歩いていた。 彼は知ってしまった。 サイコフレームという人と人とを繋げる金属を介して、あの男の頭の中を覗き、全てを知った。 本当の世界とは何か。己の世界とはなんだったのか。全てが全て知ってしまった。 自分も、あの悲劇も、あの大戦も、あの決意も、あのヒーローですら、全ては幻想でしかなかったのだ。 観客が楽しむだけの愉快なショー。自分で考えていたと思っていたそれは、台本どおりに従って動いていただけ。 とんだ喜劇である。 男は己の内側を操作して、自殺を試みる。 脳やら心臓やらの血管を破裂させるだけで全てが終わる。この狂気の喜劇から解放されるのだ。 男は迷いなく能力を行使した。 「―――ハ、」 崩れ落ちる男。 だが、男は死んでいない。脳も、心臓も、全てが正常に動き続けていた。 「ハ、ハハ、ハはははあっはあははははははははあはあははははあははあははははははははははははははハハハハハハハハ!!」 笑い転げる。 おかしくて堪らない。 全てを知って尚も、男には在ったのだ。 砕け散っていない幻想(げんじつ)が、あった。 打ち止め。ラストオーダー。 そう、全てが狂っていると知っていても、その幻想(げんじつ)を捨てることだけが出来なかった。 主催者陣営に捕えられているであろう少女。彼女だけは助けださなければならない。 それが幻想だとしても、無意味なことだとしても、敷かれたレールをなぞっているだけだとしても、それでもだ。 「お前は何も知らないでいいンだ。こんな狂った現実は何も」 かくして、男は何をなしてでも救出することを決意した。 そう、これは幻想などではなく現実を守る物語(ストーリー)。 「こンな下らねェ現実、俺が全部ぶち壊してやるから―――」 どうしようもなく捻じくれ、歪んでしまった現実を、だが。 【D-5/市街地/一日目・深夜】 【一方通行@とある魔術の禁書目録】 [状態]:絶望 [装備]:なし [道具]:基本支給品、一方通行の杖@とある魔術の禁書目録 一方通行の拳銃@とある魔術の禁書目録 [思考・状況] 基本行動方針:打ち止めの救出 ◇ 「はぁ、つまんないねえ。全くもってつまらねえ。踊る掌の上が変わっただけじゃねえか。しかも視聴率も大激減。これじゃあやる気なんて出やしねーよ」 そうして惨劇を創りだしたマスクの男・デッドプール。 彼は手中のサイコフレームをいじりながら、誰にともなく一人ごちた。 「紹介ありがとうよ。死ぬまでマスクの男で通されるのかと思ったぜ」 彼は正真正銘の異常者であり、ある意味では世界の真理に辿り着いてしまったと言える存在である。 そんな彼にとって今回の殺し合いなど、何の意味も持ちやしない。 下らない演劇が下らなく続いているだけだ。一つの得にもなりやしなかった。 「まあ、いいさ。俺はやりたいようにやらせてもらうぜ。だから、お前らも読みたいように読み、書きたいように書きゃいい」 彼はもはや止まらない。 完全に狂い切った、あるいは全てを超越した頭脳でもって、殺し尽し、遊び尽すのだろう。 「だけどな―――お前らも油断して寝首をかかれるなよ! 赤いマスクにゃご用心だ!」 全てを知った者が、哀れな子羊たちに救いを与えるべく進んでいく。 【D-4/市街地/一日目・深夜】 【デッドプール@キル・ザ・マーベル】 [状態]:健康 [装備]:デッドプールの拳銃@キル・ザ・マーベル、デッドプールの日本刀@キル・ザ・マーベル [道具]:基本支給品、サイコフレーム@機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [思考・状況] 基本行動方針:やりたいようにやる ※制限により頭部を完全に破壊されると死亡します。その他の部位はどれだけ破壊されても復活します