約 2,765 件
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/559.html
作者:◆1m8GVnU0JM 西暦2000年2月21日。 決死の破砕作戦も虚しく落下した隕石群によって、地球は壊滅的な被害を受けた。 地震、津波、衝撃波によって蹂躙された後、舞い上がった粉塵が、人々から、月を、星を、太陽を奪う。 あの日はまさに地獄だった。 ――――いや、違う。 無間の地獄は、今も、なお―――― 真(チェンジ!)リング・デイ ~地球変革の日~ 序章 西暦2000年、3月。本来ならば暖かくなってくるはずの気温はむしろ下がる一方で、空気は淀み、空は暗い。 それもこれもみんな、数週間前に落下した隕石のせいだ――――窓の外の闇を見ながら、裏白 ななこは怨めしそうに心中でひとりごちた。 ななかはひとりぼっちだ。 家族も友人もみんな、隕石衝突とそれに伴う天災・人災で失ってしまった。 誰かに助けを求めようにも、ただでさえ災害の影響で混乱しているのだ。頼れる人なんて誰もいなかった。 たかだか12歳の子供に、こんな未曾有の災害の中、ひとりっきりでどう生きていけというのか――――やるせない気持ちと、あきらめの気持ちを抱きつつも、点けていた部屋の電気を消す。発電施設は何とか生き残っていたようで、厳しい制限はあれど電気の使用は可能だった。 ……もう、寝よう。 ♪ ♪ ♪ 妙な違和感を感じて、目が開いた。 外は暗い。塵芥のせいで朝かどうかもわからない、忌々しい。 不機嫌な目で時計を見る。午前5時、早朝だ。 真っ白な溜め息をひとつ吐くと、ふたたび布団を被った。 その時、だった。 ――――誰!? 不意に扉が開いたのは。 施錠はしていたはずだが、思い違いだったんだろうか。それともピッキングか何かか――――様々な憶測が頭の中を流れるが、とりあえず息を殺して布団の中に隠れる。 鬼が出るか、蛇が出るか。すっかり暗闇に慣れた目で、ちらりと外の様子を伺う。 そこにいたのは、鬼でも蛇でもなく―――― 「あ……まだここ、人いたんだ」 ウェーブがかった黒髪の、柔和な顔した優男だった。 「――――ッ!」 気づかれた。 「ああ、ごめん、鍵が掛かってなかったから……それより、ここにいるのは君ひとりだけ?」 「……そうだよ」 いきなり人の家に上がり込んできて、なんなんだよ突然――――苛立ちがこもった声で、ななこ。 「僕もひとりなんだ。だから生存者を捜してたんだけど……」 「なんで」 「なんでって……ひとりじゃ寂しいからだよ。情けない話だけどね」 そう言って彼は苦笑した。まったく邪気の感じられないそれに、ななこの警戒心がほぐれる。 「名前、なんていうの?」 「僕の名前? 僕の名前は……ゲンヤ。ホウヅキ ゲンヤだ。君は?」 「ななこ。裏白 ななこ」 「ななこちゃんか、かわいい名前だね」 ゲンヤがあまりに屈託のない笑顔で言うものだから、ななこは恥ずかしくなって、頬を赤らめた。 「は、恥ずかしい事言わないで」 「ははは、ごめんごめん。そうだななこちゃん、いま何時?」 時計を見る。いつの間にか一時間近く経っていたようだ。 「もうすぐ6時だけど」 「そっか。じゃあ、そろそろ僕は行かなきゃ」 おもむろにゲンヤが立ち上がり、ななこに背を向けた。 「もう行っちゃうの?」 そんなななこを見て、ゲンヤは微笑を浮かべながら言う。 「夜になったらまた来るよ」 「絶対に?」 「絶対に」 玄関の扉を開ける。 「絶対だよ」 「わかってるわかってる……じゃあ、また後で」 静かな部屋に、扉の閉まる音だけが響いた。 ♪ ♪ ♪ 「断罪の。“ムゲン”の能力者はまだ見つからないのか?」 周囲の闇に溶け込むような、黒いスーツを着た男が、宙に浮くソファーを見上げて問いかける。そのソファーには蒼い髪の女が足を組んで座っていた。 「落ち着きなさい、旭影の。まだ時間はあるわ」 「しかしな、目障りな政府の狗どもに先を越されると面倒だぞ」 「その時はその時でしっかり考えてあるわ、心配しないで」 不敵な笑みを浮かべ、女は扇を取りだし、開く。 「すべては、我らG3団の意のままに」 ♪ ♪ ♪ 薄暗い事務所の中で、男はブラインドの隙間から外を見た。電気の明かりがぽつぽつと灯っている以外は真っ暗だ。もう、日ノ出の時間だというのに。 「珍しく浮かない顔をしとるの、ブリーゼ」 声に反応し、振り返る。そこには軍服を身に纏った中年の巨漢。 「ラツィームか」 “ブリーゼ”と呼ばれた男は頭を掻きながらごまかし笑いを浮かべる。 「“レインボーローズ”の件でちょっと、な」 顎を撫でる。数日間剃ってない髭がジョリジョリと音を立てた。 「一応ウチのかわいい副隊長を向かわせたが……あいつらがどう出てくるかわからん以上どうにも不安で仕方ねーのよ」 「G3団か。あれとは間違いなく戦闘になるの」 ブリーゼが苦虫を噛み潰したような表情をする。 「あいつらとは今まで後手に回ってばかりだったからな。今回くらいは先手を打ちたいんだが……」 「今は目の前の事件の対応に忙しいからの」 ラツィームも肩を解しながら溜め息をひとつ。 隕石が落ちてからというものの、治安の悪化が著しい。それは災害に伴う混乱によるものがほとんどだが、それ意外の“特殊な事件”も――――ごく少数ではあるが――――あった。ブリーゼやラツィームらは、その“特殊な事件”のために集められたチームだ。 しかし、最初は少なかった“特殊な事件”は日を追うごとに増加していき、今では隊員を総動員してもいっぱいいっぱいになる程に膨れ上がっている。 「まったく、面倒な世の中になっちまったもんだ」 「本当にの」 二人は自嘲気味に笑うと、事務所を出た。 登場キャラクター 裏白 ななこ ホウヅキ ゲンヤ ブリーゼ ラツィーム 上へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39828.html
登録日:2018/06/27(水) 11 17 32 更新日:2024/09/08 Sun 04 07 18NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 FAIRY_TAIL ギルド クリスティーナ フィオーレ王国 ブルーペガサス ホストクラブ リア充軍団 美男美女 青い天馬 魔導士 魔導士ギルド 青い天馬(ブルーペガサス) ■概要 「FAIRY TAIL」に登場する魔導士ギルド。 マスターの趣味によりメンバーの9割が美男美女で揃えられたギルド。 馬の頭の両脇から羽がでているような紋章。 大陸最強の魔導爆撃艇「クリスティーナ」を有する。 ギルドはクラブのような仕事もしており、温泉も所有している。 ■ギルドメンバー ボブ CV:後藤ヒロキ 年齢:不明 好きな物:不明 嫌いな物:不明 ギルドマスター。 スキンヘッドでずんぐりとした体形の男性。発言や服装、所作など完全にオネエである。 かつては妖精の尻尾(フェアリーテイル)に所属しており、当時の仲間だった妖精の尻尾マスターのマカロフや 四つ首の番犬(クワトロケルベロス)マスターのゴールドマインとは現在でも友人関係。 いまでこそこのような容姿だが、若いころは完全に別人レベルの美形だった。 普段はギャグキャラだが、星霊への扱いが目に余るカレンにきつい口調で忠告するなど ギルドマスターとしての貫禄も備える。 使用魔法は不明。 右肩に青い紋章が入っている。 初登場は、「鉄の森(アイゼンヴァルド)編」。 一夜=ヴァンダレイ=寿 CV:速水奨 年齢:29歳→36歳→37歳→38歳 好きな物:世の中の全ての女性 嫌いな物:臭いもの 美男美女ぞろいの青い天馬では異色の容姿の2頭身・老け顔の男性。 作中きってのネタキャラ。 (なぜか)ギルドメンバーからは慕われているが、「先輩」「先生」「アニキ」など呼び名が一定しない。 使用魔法は香り魔法(パルファムマジック)。 香りによって自分を強化したり、相手に毒の効果などを与えたりする。 ちなみに「力の香り(パルファム)」使用時の姿はなかなかに気持ち悪い。 2頭身のほうがまだ愛嬌がある感じ。 左肩にオレンジ色の紋章が入っている。 初登場は、「ニルヴァーナ編」。登場時からエルザに蹴飛ばされていた。 トライメンズ 週刊ソーサラー常連の3人組。 ホスト風のイケメン達。一夜に付き従っている。 初登場は、「ニルヴァーナ編」。初登場から女性たちを口説いていた。 ヒビキ・レイティス CV:近藤隆 年齢:20歳→27歳→28歳→29歳 好きな物:女性全員 嫌いな物:虫 別名「百夜のヒビキ」 週刊ソーサラーの「彼氏にしたい魔導士ランキング」の上位ランカーの明るい茶髪の優男風の美青年。 使用魔法は古文書(アーカイブ)。 仲間との通信や情報の送信、魔法界の情報の検索などができる。 真偽は不明であるが、18股の伝説を持っている。 少なくともかつてはカレンと交際しており、現在ジェニーと交際しているのは確実。 左肩に水色の紋章が入っている。 イヴ・ティルム CV:大浦冬華 年齢:16歳→23歳→24歳→25歳 好きな物:お姉さん系 嫌いな物:ピーマン 別名「聖夜のイヴ」 金髪の美少年。 元は評議院直轄「ルーンナイト」に所属していた。 隊内でも天才と呼ばれていたが、入隊まもなくジェラールの策略で評議院が壊滅し、 身の振り方を考えていたところボブにヘッドハンティングされた。 ギルドでは弟キャラで定着しているが、20代に入り限界が近づいてきたため、 ヒビキのような頭脳派キャラへの転身を考えている。 使用魔法は雪魔法。 左肩にピンク色の紋章が入っている。 レン・アカツキ CV:松風雅也 年齢:20歳→27歳→28歳→29歳 好きな物:うさぎ 嫌いな物:色白の肌 別名「空夜のレン」 褐色の肌に黒髪、ツンデレの美青年。 第2部と第3部の間に蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のシェリーと結婚した。 使用魔法は空気魔法(エアマジック)。 左肩に黄色の紋章が入っている。 ジェニー・リアライト CV:名塚佳織 年齢:25歳→26歳→27歳 好きな物:ショッピング 嫌いな物:ブラックコーヒー 週刊ソーサラーのトップグラビアモデルで、金髪をポニーテールにし、ハイビスカスをつけた美女。 使用魔法は接収【機械】(テイクオーバー マキナソウル)。 触れた機械の機能を宿した姿に変身できる。 左肩に薄紫色の紋章が入っている。 初登場は、「大魔闘演武編」。ミラをグラビアモデルの先輩として尊敬しつつライバル視しており、 グラビア勝負を挑んだところ(物理的に)負け、ヌードグラビアを披露した。 ちなみに単行本33巻に収録されている。 元メンバー カレン・リリカ CV:沢口千恵 年齢:故人 好きな物:不明 嫌いな物:不明 週刊ソーサラーのモデルもしていた、露出多めの女性。 使用魔法は星霊魔法。 所有星霊は、白羊宮のアリエス、獅子宮のレオ。 星霊を物と思っており、あまりの扱いの酷さからマスターから忠告を受けた。 アリエスに対する扱いの酷さから、レオが無理やり入れ替わり契約解除を希望したところ受け入れられず そのまま3ヶ月が過ぎ星霊が呼び出せないまま仕事へ行き、 そこで六魔将軍のエンジェルに殺害された。(*1) 左腹部に青い紋章が入っている。 追記・修正は美男美女にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この調子で双竜のギルドやカグラとミリアーナのギルドの記事、 -- 名無しさん (2018-08-23 14 15 27) ↑ミス この調子で双竜のギルドやカグラとミリアーナの記事作ってください!! -- 名無しさん (2018-08-23 14 16 15) セイバーの記事はないのにペガサスの記事はあるのか -- 名無しさん (2024-09-08 04 07 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/838.html
時は満ちた。 しけい荘とコーポ海王を巻き込み、ホームレスまでもが介入した闇討ち事件。泣いても 笑っても今日が決着の日となる。 純・ゲバルとマホメド・アライJr。両者の決闘によって白黒がつく。 しけい荘203号室。ゲバルはいつも通りロッカーの中で立ったまま目覚めると、あく びをしながら戸を開いた。 トーストを平らげ、水だけで洗顔し、歯ブラシを手に取る。毛先が若干曲がっていたが、 ゲバルが歯ブラシを高速で振ると、あっという間に毛先が整った。鼻歌を交えて陽気に歯 を磨くゲバル。 歯磨きを済ませると、寝巻きから普段着へ。締めに愛用のバンダナを巻き、いざ出陣。 靴を履き、ドアを開け、階段を降り、アパートを出る。試合場となるグラウンドは徒歩 にして十分程度。リズミカルに歩を進めるゲバル。 彼は決してこのたびの決戦をあなどっているわけではない。 海賊船でも国家でもない、しけい荘という枠組み。ゲバルは一アパート住民という新た な役割を以って、戦闘に挑もうとしている。だからこそ、朝からそれらしく振る舞ってい るのだ。彼にとって今日の戦いはアパート生活の延長上になければならない。 もう一つ、烈海王の存在がある。烈は紛れもなく強敵であった。もし百回戦ったとして、 はたして五割以上の勝率を得られるかどうか。闇討ち犯と誰よりも戦いたかったのはおそ らくは烈であろうことは、ゲバル自身よく分かっていた。勝たねばならない。 指を舐め、濡らすことで風速を感じる。 「死ぬにはいい日だ」 まだ治りきっていない喉を使い、ゲバルはお気に入りのフレーズを口ずさんだ。 ゲバルが草野球場に着くと、すでに客席代わりの土手には二大アパートの住民が勢ぞろ いしていた。入院しているはずの者まで駆けつけている。 「来タゾッ、ゲバルダ!」 スペックを皮切りに、声援を投げかけるしけい荘の面々。ゲバルは嬉しそうに、オリバ を除く全員と拳をぶつけた。 「マ、今日ハ主役ヲ譲ッテヤルゼ」肉まんを食べながら笑うスペック。 「期待しておりまず」とシンプルな柳。 「グッドラック」親指を立てるドイル。 「しけい荘と海王の誇り、君に預ける」ドリアンが微笑む。 「ヨーイドンでしか走れぬ者は格闘士とは呼べない」意味不明なアドバイスを託すシコル スキー。 一方のコーポ海王陣営では、劉が烈に問いかけていた。 「あれがおぬしが不覚を取ったという使い手か」 「はい」 「フォッフォッ……なるほど、良き面構えをしておる」 他の海王たちもただならぬ様相でゲバルを眺めていた。烈が権利を勝ち取れなかった以 上、ゲバルはコーポ海王の代表でもあるのだ。もっとも寂海王だけは試合の結果は二の次 であり、「この試合が終わったら彼(ゲバル)をスカウトしよう」と心に決めていた。 やがてゲバルが試合開始地点となるマウンドに立った。 しばらくすると、対戦相手であるアライJrがやって来た。 いつもの黒ジャージ姿ではなく、トランクスにシューズ、拳にはバンテージを巻いてい る。気合いの入ったボクサースタイルだ。 「あいつ、あの格好でこんなところまで……ッ!」驚くシコルスキー。 「いや、リムジンが止めてあるから中で着替えてきたんだろ」とドイル。 マホメド・アライJr。この若き青年が多くの格闘士を闇夜で屠ってきた、闇討ち事件 の犯人である。 アライJrと面識がない者はこう感じた。 ──こんな優男があんな騒動を引き起こしたというのか。 対戦し、面識のある者はこう感じた。 ──気のせいか、いつぞやの甘さが消えている。 ドリアンが感心したように腕を組む。 「私とやった時は彼は技量こそ凄まじかったが、甘さがにじみ出ていた。……今日の彼は まるで別人だ」 シコルスキーも同様の感想を抱く。 「いったい何があったっていうんだ。あれから一週間余りしか経っていないのに……」 程なくしてアライJrもマウンドに立った。 ゲバルとアライJrに挟まれたオリバが、改めてグラウンド内の全員に向けて試合の主 旨を説明する。 「李海王襲撃から始まった今回の事件……。全ての引き金は彼、マホメド・アライJrだ。 姿と名前で分かるだろうが、あの偉大なるボクシング王者、マホメド・アライの実の息子 でもある」 一部のギャラリーからどよめきが沸く。 「彼の最終目標は、父上が開発した全局面的ボクシングを世界ナンバーワンとすることだ。 それを証明するため、アライJrは我々に挑戦状を叩きつけた」 結果として、李海王、範海王、ドリアン海王、サムワン海王、シコルスキーの五名が倒 された。 「先日偶然にもしけい荘のゲバルとコーポ海王の烈海王との間で戦闘が発生した。激闘の 末、双方重傷を負いながら、ゲバルが勝利を収めた。彼らは戦闘時、勝った方が両アパー トの代表としてアライJrと立ち合うという約束を取り交わしていた。今日の試合はその 約束を実現した格好だ。 今ならば間に合う。“ふざけるな、俺こそが代表だ”と主張する者はいるかね? 異論 のある者はいるかね?」 この期に及んで異論のある者はいなかった。 「よろしい。では、本日ゲバルが勝てば我らの勝利、アライJrが勝てば我らの敗北とす る。決着後、両名に対する一切の手出しは私が許さん。──以上ッ!」 あと残すは試合開始の合図のみ。が、ここでアライJrがギャラリーに向かって話し始 めた。 「コーポ海王としけい荘の皆さん、今日はこんな機会(ファイト)を与えてくれてありが とう。同時に、本当に申し訳ないと何度も謝りたい気分だ。しかし──」 アライJrは不敵に微笑んだ。 「僕が必ず勝ちます」 さらに、膝をつき、手をつき、頭を下げた。 「あなたたちの期待に、最高のパフォーマンスで応えますッ!」 まさかのビッグマウスと土下座に、アパートに関係なく大いに歓声が沸き起こる。やは りアライJrは父と同じく英雄としての素質を持っている。 こうなればアパートもクソもない。余計なしがらみを捨て、構えるゲバル。 オリバが合図する。 「始めいッ!」
https://w.atwiki.jp/fwo_mos/pages/170.html
■キャラクター名:ハガル・ユアスレイブ 種別:アクター 性別:女 年齢:15歳 所属: 役職: 職位: 種族:魔族 メイン:サーバント サブ:アヤカシギア マスター:アークメイジ 身長:153cm 体重:42kg PL名:マガツキ イメージ: 「あ、殺ッちゃう?朝までヤっちゃう?よし、ヤっちゃう☆」 「――失礼ながら、あなた様はハガルを侍らせる覚悟をお持ちで……?」 外見 昏い紅の瞳に膝まで伸ばした金髪の長い三つ編みが特徴。 身長はそれ程長身ではない割に、大変肉付きがよく一言でいえばロリ巨。 普段は、わざとらしく胸元を強調したポップな恰好をしている。 一方で、メイド服はクラシカルメイドのそれ。胸がパッツパツでキツイ。 人格及び来歴設定 一言でいえば、ボディタッチ多めなメスガキ。陽キャメスガキギャル。 如何にも遊んでそうな服装で闊歩し、ノリよく他人をからかってはその様子を楽しむ快楽主義者。 からかいすぎて、たまに相手を喰ってしまう事もしばしば。 旅団に転がり込むまで、そうして路銀を稼ぐことも少なくなかったとか。「生きる為には必要なんですぅ~。」 相手が例え目上の者だろうが……敵であったり怪物であろうとも、人型でなかったとしても態度は変わらない。 この様な振舞いの為、サーバント仲間からはあまり好かれていない様子。 ――しかしこの振舞は全て演技である。 サーバントとしての自分と他人に奉仕する事で自らを見出すサーバントという種族そのものに誇りを持っている。 その為、仕えるべき主も相応の者であるべき。という若干拗らせた思想を持っている。 サーバントとしての職務を全うする時は、きちんとしたメイド服に身を包み落ち着いた立ち振る舞いをする。 しかし先述した思想の持ち主でもある為、主人に対する要求値も高めであり至らぬ場合は指導を行うこともあるとか。 拗らせた思考から、滅多に誰かに仕えるという事はなく今のところハガルが誰に仕えた事があるのかは不明。 他人を推し量る為に演技を行っているが、何故このような個性付けなのかというと…… 「やはり私はサーバント……。奉仕を生業とするモノですので。」 だそうだ。 ちなみにサーバントらしく家事全般は人並み以上にこなす。 + ハガルの特技 早着替え ほとんど装備変更かというような速度で服装が変わる。 奉仕 ありとあらゆる性的嗜好を網羅し、望む者に望まれるままに必要とあらばたとえ望まれていなくとも『奉仕』する。 その在り方は、遂に人ならざる者にまで彼女の目指した『快楽』を与えられるに足る絶技と化した。ただの絶倫色魔 魔力の最適化 ハガル自身は特に秀でたメイドというわけではない。 サーヴァントとして、一般メイドよりかは優れたハウスキーピング能力を有してはいるがサーバントの中では中の上程度。 料理であれば種類で。芸であれば数で。天才や専門に及ばずとも主人が満足に足るものをと努力家でもあったハガルが得た『奉仕』の副産物。 時には生死すらも彷徨い兼ねない過剰とも言える『快楽』を如何に生かさず殺さず享受してもらうか。 悩み抜いて努力の果てに得た不死鳥の加護を付与する魔法を使用し続けた結果、一度に複数人。大した量の魔力を用いずと低出力の魔力を効率的に分配・運用・調律する事で複数人を同時に生死の狭間から救い上げる程の能力を得るに至った。 所持特異点 【有利特異点】 「人たらし」 ――交渉にもいろいろな形がございます。 「肉の鎧」 ――太さも長さも大事だけどサァ~、やっぱ硬さがイチバン重要って思うワケ☆ 【不利特異点】 「激しいのがお好き」 ――お好きっていうか、好きなのはアナタなんじゃないのぉ~? 記録 20210709 作成 + 人物関係 (あだ名についてはハガルPLの気分によって変わる場合があるゾ☆) ハガル>レイファ「レイサマ☆」 むっちむちのドラコニアン。ちょっとしかめっ面多めだけど面白可愛いクね?あ、あと防具アリガトー☆ ハガル>イツキ「ツキたん☆」 もっふもふの女の子。めっちゃカタい☆でもすぐ声デちゃう☆ ハガル>ラ・ジュルネ「ルネちん☆」 何かねぇ~、ちょっちオマセさん☆でも急に真面目になった時とかイケメン☆ ハガル>エリス「エリスっち☆」 ちょっとおでこにキスしたら固まっちゃった☆ウブなんだ☆あ、でもスッごいぶっとい(火力)は私もゾクっとしちゃう☆ ハガル>ルシウス「ルッシー☆」 こっちもヤバカタ☆イケメン☆なンかさぁ…隕石受け止めてたんだけどwwwヤバすぎwwwウケるwww ハガル>アマリリス「アマ姫☆」 なんだかテスラっちと並々ならぬ縁があるご様子。ちょっと生真面目すぎるカモ?☆かわいいのになぁ☆ツンデレってやつ?☆ ハガル>カナタ「カナタん☆」 可愛いし初々しいんだー☆デモさ、その実隕石を自分だけでどうにかしちゃえるテクい子☆やーん、ハガル憧れちゃう☆ ハガル>テスラ「テスタっち☆」 三角魔女っ娘帽子がトレードマークの女の子☆なんだかオマセさんで落ち着いた雰囲気だケド?☆アマ姫との関係、ハガル気になります☆ ハガル>ケイ「ケイっち☆」 ちょっと儚そうな雰囲気のピアニストちゃん☆けどとっても気持ちイイ音色奏でてくれるんだぁ☆ちょっと尊敬しちゃう☆ ハガル>カーネル「カーさま☆」 なんだかフェロモンぷんぷんさせてそうなイケメン☆あんなイケメンで、女の子に気遣いできて、おまけにデッカくて☆なっがぁい☆の……女の子ならキュンッ☆ってなるよねぇ☆ 罪作りなお方です……。 ハガル>ブローニャ「ブロにゃん☆」 ああいうのを無垢っていうのかナ☆戦い方は結構ハゲシめ☆処女なのにね☆……そういえば無味乾燥で味が分んないっぽい?……勿体なーい。なんとかシてあげたいなぁ☆ ハガル>アナイア「イーアくん☆」 カーさまが甘いマスクの紳士系イケメンなら、イーアくんは優男系イケメンかな?☆でもそこそこ遊んでそうなカンジでぇ……ちょっとシンパシー☆
https://w.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/931.html
Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 温泉界・温泉界へご招待 ~温泉界ヲ制圧セヨ!!その2~ 温泉界へご招待 ~『温泉界ヲ制圧セヨ!!その2』~ ◆ (……しかし、奇妙な所だねぇ……) のしのしと温泉界を歩く鬼は慈仙洞嵐角。天野翔太捕縛の為、この世界に乗り込んで来た地獄の女鬼である。 事前の調査では『視姦獣』天野翔太は、二人の全裸ロリに匿われて温泉界に潜伏している筈なのだが、遥か彼方まで朦々と湯気立ち込める果てしない浴場に、不埒な三人の姿はついぞ見当たらない。 (……一体どこまで続くんだか……) 鬼の弱点である菖蒲の湯から身を守る為、全身に蝦蟇の油を塗ってきたのも悪かった。サラシに褌一丁の軽装にも関わらず、逞しい彼女の身体からは玉のような汗が流れている。いつもひんやりと涼しい慈仙洞が恋しかった。 (……ああ暑い。それこそ一風呂浴びたいところだね……) 等間隔で壁に並ぶ『浴槽内にタオルを漬けないで下さい』の文字。なんともふざけた世界だが油断は出来ない。確かに千丈髪怜角は生意気で気に食わない新人獄卒だが、決して無能な鬼ではないのだ。 ここまで来て視姦獣を取り逃がした彼女の失敗こそ、若さ故の油断によるもの。監督者として同じ轍を踏む訳にはいかない。 「ん!?」 変わりばえのしない風景のなか、ようやく小さな異変を見つけた嵐角はキッと眉を上げる。かなり遠くだが整然と並ぶタイルの地表に、ポツリと佇む小屋らしきものが確かに見える。 どことなく縁日の屋台めいたその小屋に用心しつつ駆け寄った嵐角の耳に、哀れっぽい男の泣き声が聞こえてきた。 「……さあい……誰か、助けてくださあい……」 小屋に掛かった安っぽい看板には『ピラミッドエステ』なる謎の言葉。首を捻りながらも嵐角はいかがわしい象形文字の描かれた暖簾をくぐる。粗末な部屋のなかは、看板通りエステサロンと思しき造りだ。 「……ああっ、どなたか存じませんが助けて下さいっ!! 死んでしまいます!!」 まるで場末の見せ物小屋のような下品な照明の下、必死に助けを求めている一人の男。ミイラのごとく包帯でグルグル巻きにされたその人物は、寝椅子の上でバタバタと苦しげにもがいている。 「……あんた誰?」 少なくとも、嵐角の追っている『視姦獣』ではなさそうだ。辛うじて包帯から覗く目鼻は掘りの深いアラブ系のもの……どことなく軽薄な印象だがなかなかの美男子だった。 「……わ、私はペテンカーメンという由緒正しいエジプト魔族です。悪い奴にこうして縛られて、明日あたり温泉の釜に投げ込まれるのです」 やはり温泉界というのは物騒な場所のようだ。だが嵐角の目的は天野翔太の捕獲、あまり訳の判らぬ無駄足を踏んでいる訳にもいかない。 「……あんた、天野翔太って奴を知らないかい? 奴を捕まえるのに協力すれば助けてやらない事もないよ?」 「知ってます知ってます。太陽神ラーにかけて死ぬほど知ってます!!」 ペテンカーメンの反応は迅速だった。まるで口から生まれたような奴だ、と嵐角が呆れる程の流暢さで、彼は一息に芝居がかった台詞をまくし立てた。 「……天野翔太というのは私をこんな目に合わせた卑劣な悪者です。この温泉界の恐るべき支配者……湯乃香の子分のひとりです!!」 どことなく胡散臭い。そういえば嵐角の友人に、たちの悪いエジプト男に引っかかってひどい目にあった女官がいた。それから昨年、北米魔界を大混乱させた一連のスフィンクス詐欺…… 「……エジプトねぇ……あんたまさか、私を騙そうとしてないだろうね!? この慈仙洞嵐角さまを!!」 「とととんでもない!! この包帯を解いてくれたら、すぐに天野翔太の居場所に案内します。本当です!!」 「……」 「そもそも私がここで良心的エステを開業したとたん、天野翔太とその一味が言いがかりをつけて暴れ込んで来たのです。奴らを懲らしめるなら是非お手伝いをさせて下さい!!」 腕力には絶対の自信がある嵐角は、疑わしげな視線をミイラのごときペテンカーメンに注ぎなからも、ため息をついて彼の包帯を解き始める。こんな優男ひとり、怪しい素振りなど見せたら叩きのめせば済む事だ。 「……しかし、貴女は美しい方だ。どうです、ご用が片付いたらご一緒にホトケ焼きでも?」 やはり嵐角の苦手とする軟派な人種のようだ。調子よく喋り続けるペテンカーメンを無視して包帯を外し終えた嵐角は、乱暴に襟首を掴んで彼を立たせた。 「さ、天野翔太のところへ案内するんだよ!! そしたらどこへでも消えちまいな!!」 「ち、ちょっとだけ休ませて下さい!! 身体の節々が強張って……」 弱々しく座り込んだペテンカーメンはガサゴソ商売道具を引っ掻き回し、苛立つ嵐角を尻目に探し出した香らしきものをモクモクと焚き始めた。 たちまちエキゾチックな甘ったるい香りが狭い小屋に充満し、短気な嵐角の怒りを限界まで掻き立てる。 「あんた!! いい加減……に……し……?」 「ま、イライラしちゃいけません。この香の効能は関節痛の緩和に全身のリラックス……」 呂律の回らぬ自らの怒号に驚いた嵐角は、激しい睡魔に愕然と頭を振る。しかし妖しい紫煙を睨む彼女の瞳は、すぐにぼんやりと焦点を失っていった。 「てめ……え……」 危なっかしく揺れる彼女の巨躯がどさり、と寝椅子に倒れこんだとき、ペテンカーメンはニヤリと笑って言葉を結んだ。 「……そして、安らかな睡眠を速やかにもたらします……」 しどけなく横たわる嵐角の身体はいささか規格外の大きさだが、均整のとれたプロポーションと成熟した女の色香に満ちている。しなやかにくびれた腰に、豊満で形よい尻。 しばし好色な眼差しで彼女の肢体をじっくり眺めたペテンカーメンと名乗る男は、やがて舌なめずりしながら嬉しげに呟く。 「……うふふ、またツキが戻ってきたぞ。温泉界はこのヒモホテップ様が頂いてやる。だが、その前に……」 床の包帯を拾った彼は、慣れた手つきで嵐角の身体を、破廉恥極まりない姿勢に縛り上げていった…… 続く 上へ [[]]
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/82.html
船頭多くして、船山昇る ◆F0cKheEiqE 旅籠「やませみ」の二階の一室に、6人の男女が集まっていた。 ガラスの無い窓枠に、腰を下ろしているのは、 薄汚い黒い紋付きの、総髪の牢人。 上記の如くナリは汚いが、顔立ちは中々整った精悍な顔だ。 具体的に言うと役所…ゲフンゲフン! 壁を背に、やや部屋の隅に座っているのは、 これまた特異な容貌をした男だった。 年のころは三十ほど。色は白く、背は高い方だが、 一番眼を引くのは、顔に落書きのように刻まれた無数の刀傷だ。 合戦や立ち合いの向こう傷、でもこうはならないだろうと言う、 異様な面貌をしていた。 最後の一人は座敷の中央近くに座っている優男だ。 赤毛の総髪で、背も低く、まるで少女の様な優しげな風貌をしており、 一見すると剣も握ったことないような青瓢箪さえ見える。 しかし頬には明らかに刀傷だと思われる十字傷があり、 また何気ない立ち居振る舞いにはまるで隙がなく、 尋常ならざる達人であることを感じさせる。 彼の眼前には地図と名簿が広げられており、 さらにそれを囲むようにして三人の見目麗しい少女が三人座っている。 何れも年若く美しい少女で、芯の強そうな凛々しい顔立ちの その身を包む服装は、 小袖、道着、唐人風の珍しい装束と各々バラバラだが、 何故か皆一様に髪留めで長い髪を後ろで一つの纏める、 俗に言うポニーテールの髪型をしていた。 小袖、道着の二人は、何処か似かよった雰囲気をしており、 「剣術小町」といった言葉を連想させる。 一人だけ服装の文化圏が明らかに異なる唐人服風の少女は、 まるで鳥の羽根を思わせる奇妙な耳飾りを着けている。 …実は耳飾りでなく、直接生えているのだが、回りでその事に気が付いている者はいない。 彼、彼女達6人がいるこの旅籠の一室は、今や奇妙な空気が充満していた。 険悪な空気…という感じでは無い。 何か訳のわからないモヤモヤが、6人の脳髄を満たすのみならず、 頭からモクモクと湧き出て部屋を満たしている、と言った感じだ。 その証拠に、誰しもが口をへの字に曲げて難しい顔をしていた。 はてさてどうしてこうなってしまったのか。 ◆ 最初、この旅籠にいたのは、 小袖の美少女と、赤毛の優男、 千葉さな子と緋村剣心である。 剣心は当初、初事情で気絶して寝込んでいたのだが、 ようやく覚醒して、すわ、情報の交換をしようと言う所であった。 二人は旅籠の二階にいたのだが、ひと剣心が、 何者かが旅籠に近づいてくる気配を感じ取った。 窓からこっそり覗いてみると、 「薫殿!」 「剣心!」 映画などだと別れた男女は容易に再会出来ないのがお約束だが、 何とまあ、互いの探し人がこうもあっさり見つかってしまうとは。 すぐに旅籠の一階で再会を喜ぶ二人。 二人の間柄は知らねど、素直に一緒になって喜ぶさな子。 この時、さな子が少しでも二人の背後の不気味なスカーフェイスに気を配れば、 その挙動が明らかにおかしかった事に気が付けたのだが、 幸か不幸か、それに気が付く事は無かった。 閑話休題、再会を一通り喜んだ、 神谷薫と剣心、そしてさな子と、 一人不気味な沈黙を守っていた傷男、 座波間左衛門の四人は、ゆっくり情報を交換しつつ、 今後の方針について話合おうと再び二階に上がった所で、再度一階に降りる羽目になった。 今宵は千客万来、旅籠の主人のいないが御気の毒、 さらなる二人の来訪者、 センゴクこと牢人、久慈慎之介と、 エヴェンクルガの武士、トウカの来訪であった。 ◆ 幸い、腹に一物ある者も一人いるものの、 『今のところは』6人のうち誰一人として殺し合いに乗っている者はいなかった。 取り敢えず今だ状況がよく解らぬ6人は、 兎に角一室に集まって仲良く情報交換と行こうと思ったのだが… 所がどっこい、ここで一行は暗礁に乗り上げてしまった。 何せ剣心、薫は同時代とは言え、 座波は寛永初期、さな子は幕末、千石は江戸中期、 トウカに至っては、人の世が一旦崩れた後の遠未来(本人は知らないが)とくれば、 話が噛み合う筈もない。 「座波さんにも言ったけど、この人別帖だけど、まるで信用できないわ」 「同感にござる」 「全くだ」 「宮本武蔵とか、塚原卜伝とか、終いには柳生十兵衛とか坂本龍馬とか… 死んでる人ばっかりじゃない!」 「ちょっと、龍馬さんを勝手に殺さないで欲しいわ」 「はて、十兵衛殿は、あの白州の但馬殿と同じく御存命だったと思うが…」 「「へっ!?」」 (ん・・・・何か妙な流れになってきやがったぞ・・・) (某、全然話しについていけない…) 「じゃ、桃香さんの知り合いはこの“朧”って人一人なの?」 「左様…それ以外はまるで…」 「コイツは蝦夷の出身だからな。わからんのも仕方ねぇだろう」 「やーねー、蝦夷なんて…ちゃんと北海道っていいなさいよ」 「あん!?何だそりゃ?」 「ちょっと!?蝦夷が北海道に改称されて何年たったと…」 「何ですそれ?私もまるで知らないわよそんな事!?」 「おろ?」 「蝦夷っつたら蝦夷だろ。ほら松前の領地の」 「はて、蝦夷と言えば蠣崎殿の…」 「「「「はあっ!?」」」」 「むっ!?」 (某、またも置いてきぼり) 「えっ!?じゃあ、あの白州の人が柳生但馬だって言うの!」 「うむ、間違い御座らん」 「ちょっと待て。流石に冗談がきついぞ。今何時だとおもってる」 「そうよ今は明治11年よ!」 「はいっ!?今は安政でしょう!?」「待たれい、今は寛永でござろう」 「えっ?」「むっ?」「はいっ?」「おろろ?」 「ああんっ?…どうなってんだ一体…」 (某・・・) とまあ、上の如く、 結局話はまるで纏まらず、6人はみんな黙りこくってしまった。 そして話の冒頭に戻る。 ◆ 結局6人は各々考え込んでしまったのだが、 内4人、剣心、薫、トウカ、さな子の4人は、 どうしてこうも話がこじれてしまっているか? というただ一点について考えていた。 一方、4人の輪から少し外れた二人の男衆は、 少し4人と別の事を考えていた。 ◆ (はてさてどうしたものか・・・) 座波間左衛門は考えていた。 しかし、その思考内容は4人とはまるで違った物だった。 この自分の歪んだ欲望にとても忠実な男は、 4人の美男美女をどうやって味わいつくすかという謀略に思考を巡らせていたのだ。 当初、思いのほか早く済んだ剣心、薫の再会に、 剣心が修羅道から立ち直った話などもはや欲望の奔流に吹き飛んで、 いざ、思い人を恋人の前で斬ってくれん、と間左衛門は臍を固めたのだが、 ここで予期せぬ事態が起こる。 薫の思い人、緋村剣心が、思いのほか美しかったのだ。 凛々しい美貌の薫に対し、少女の様な柔らかな美貌の剣心。 とてもではないが、かつて修羅道にあったとは信じられない、 可憐な美『少年』ではないか!? 間左衛門は剣心を美少年だと思い込んでいた。 恐らくそんな彼が剣心の実年齢を聞いたら飛びあがるだろうが、 そんな事は今はどうでもいい。 兎に角重要なのは、剣心が美しいと言う事だ。 しかも彼好みの、柔らかな美貌である。 間左衛門の狼狽は、遅れて出てきた千葉さな子を見たことで頂点に達した。 薫一人でも我慢するのが苦痛な美少女なのに、 それに剣心、さな子を加えて三人… もはや両手に花と言うレベルではない。 間左衛門は必死で、己の体を貫く欲望の濁流を抑えなくてはならなかった。 間左衛門は改めて、美しい美男美女に眼をやる。 自分達に遅れて旅籠にトウカと千石が来た時は、 余計な邪魔が増えたと思ったが、はたしてトウカも彼好みの美少女であった時は、 彼は一瞬天にも昇る高揚感を覚えた。 (ああっ!今にでも斬られたい、斬られたい!しかし…) 今はまだ駄目だ。いかに自分の腕でも、一度に相手出来るのは一人が限度。 特に、剣心は恐るべき使い手。じっくりと腰を据えて、一人ずつ料理していかねば… (と、なると) チラリと、流し目で窓枠に腰かけ、外を見るムサい男に眼をやる。 (邪魔な奴…速い事始末したいが) こちらの視線に気が付いたか、ジロリと此方に顔を向ける千石。 間左衛門は慌てて視線を四人の方へ戻した。 (クソッ!抜け目のない奴よ。しかしそれ故に尚更…) 厄介者は出来るだけ早く始末したい。 間左衛門の脳内で、千石を如何に効率よく葬るかの算段が、 現われては消え、現われては消えた。 ◆ (気味の悪い野郎だ…何か不埒なこと考えてやがるな…) 視線に気が付き眼をやれば、すぐに逸らしてしまった間左衛門に、 千石は内心で毒づく。 この不気味な傷達磨。一見紳士面しているが、 その腹で何を考えているか解った物では無い。 最初にトウカを見たとき、その目つきが尋常で無かったのを、 千石は見逃してはいなかったのだ。 (緋村の野郎も何か感づいてるみたいだったが…とにかく目が離せねぇな) 千石は他人に対するぶっきらぼうな対応が目立つが、女には意外と優しいのだ。 この不気味なスケベ親父から、あの花の様な娘たちを守ってやらねば鳴るまいと、 意外とお節介焼きな千石は一肌脱ぐ覚悟を決める。 しかし、間左衛門の怪しさに気が付いた千石も、 その異常性と、馬鹿げた欲望の本質にまでは気がつけて居なかった。 それが彼の運命にどう作用するかは、まだ解らなかった。 【はノ伍 旅籠の二階/一日目/黎明】 【緋村剣心@るろうに剣心】 【状態】健康 全身に軽度の打撲、混乱、座波に不信感? 【装備】斬鉄剣@ルパン三世 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:この殺し合いを止め、東京へ帰る。 一 何が何だか解らない 二 座波殿の視線が気になるが… 【備考】 ※京都編終了後からの参加です。 ※京都編での傷は全て完治されています。 ※座波の異常性に少し感づいているようです 【千葉さな子@史実】 【状態】健康、混乱 【装備】物干し竿@Fate/stay night 【所持品】支給品一式 【思考】 基本:殺し合いはしないけど、腕試しはしたいかも。 一 何が何だか解らない 二 龍馬さんや敬助さんや甲子太郎さんを見つける。 【備考】 二十歳手前頃からの参加です。 【神谷薫@るろうに剣心】 【状態】健康、混乱 【装備】「正義」の扇子@暴れん坊将軍 【道具】支給品一式 【思考】基本:死合を止める。主催者に対する怒り。 一:何がどーなってんのよ! 二:人は殺さない。 三:間左衛門の素性、傷は気になるが、詮索する事はしない。 ※京都編終了後、人誅編以前からの参戦です。 ※人別帖は確認しました 【トウカ@うたわれるもの】 【状態】:健康、決意 混乱 【装備】:打刀 【所持品】:支給品一式 【思考】 基本:主催者と試合に乗った者を斬る 一:某、浮いているのでは? 【座波間左衛門@駿河御前試合】 【状態】健康、極度の興奮(抑えている) 【装備】童子切安綱 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いの場で快楽を味わい尽くす。優勝してきぬと再戦するも一興。 一:この4人、どうやってしゃぶり尽くすか… 二:千石を早く始末したい 三:剣心と活人剣についての興味と、薫を斬る事への僅かな躊躇と不安。 ※原作死亡後からの参戦です。 ※過去の剣豪は自分と同じく本物だと確信しています。 ※犬坂毛野、川添珠姫、沖田総司の姿を白州の場で目にしています。 【久慈慎之介@三匹が斬る!】 【状態】:健康、座波に不信感 【装備】:木刀 【所持品】:支給品一式 【思考】 基本:試合には積極的に乗らない 一:この傷達磨、妙な真似しやがったら… 二:柳生宗矩を見つけたらぶっ殺す 【備考】 ※トウカを蝦夷と勘違いしています ※人別帖の内容をまるで信用していません 時系列順で読む 前話 すれ違う思惑 次話 怪力乱心を語らず 投下順で読む 前話 すれ違う思惑 次話 怪力乱心を語らず 血化粧に染まりし村に犬二匹 久慈慎之介 妖怪たちの饗宴 血化粧に染まりし村に犬二匹 トウカ 妖怪たちの饗宴 活かす剣、愉悦の剣 神谷薫 妖怪たちの饗宴 活かす剣、愉悦の剣 座波間左衛門 妖怪たちの饗宴 おろ!?湯煙の出会いは要注意!! 緋村剣心 妖怪たちの饗宴 おろ!?湯煙の出会いは要注意!! 千葉さな子 妖怪たちの饗宴
https://w.atwiki.jp/ebi_guilds/pages/29.html
フェンサー(笑顔) ◆目次プロフィール経歴ギルド参加の経緯人物作中での行動・活躍人間関係名前の由来・元ネタ等 ◆プロフィール 種族:アースラン 二つ名:瑠璃の剣士(迅雷の剣士) ボイス:14(さわやか:CV石田彰氏) 20歳、男性。フルネームはコーデリウス・フィーア・ド・ギヌメール。深い青の髪と黒い瞳をしている。 ◆経歴 裕福な家庭に育つ。妹のティアナに対しては優しくよき兄であるが、だいたいいつも妹にはつんけんされている。長年教育係として世話になったグレゴリオとは「爺」「坊ちゃま」と呼び合う仲だが、内心ではそろそろ「坊ちゃま」は勘弁してほしいと思っているようだ。 ◆ギルド参加の経緯 元はティアナ、グレゴリオと3人でギルドを組み樹海探索に挑んでいたが、魔物に遭遇した際は、速さと力に頼ってただ突っ込んでいく戦法をとることしかできなかったという。互いに未熟であったためにティアナともなかなか息を合わせることができず、グレゴリオには守ってもらってばかりであった、と本人は語っている。そんな冒険の日々に限界を感じ、先が見えず悩んでいた矢先、冒険者ギルドへ登録しに来ていたイレーヌ達と出会う。仲間を探しているならぜひ自分たちのギルドを併合してくれないか、と懇願し(イレーヌとミレイユの美貌もまた一因ではあったが……)、イレーヌもまた「願ってもない話」と快諾。その日から「キルガント」のメンバーとして、改めて樹海探索を続けることになった。 ちなみに3人で探索していた頃のギルド名は「薔薇色騎士団」。これに関して妹は「ノーコメント」とのみ述べている。 ◆人物 パッと見は優男風の美形で、日常会話でも気取った言い回しが目立つ。見目麗しい女性には積極的に声をかけるため、節操がないように思われがちだが、その実はきちんとマナー教育を受けてきた立派な紳士である。老若を問わず女性へ敬意を払うことを信条とし、その察し力・先回り力によるエスコートは完璧といって差し支えない。 本人はあくまでヘテロセクシャルであるものの、「愛」という概念については“究極の愛に、種族も年齢も性別も関係ない”というのが持論だそう。色恋沙汰については熱いロマンチストといえる。 何かにつけて「美しい」「美しくない」と言うのが口癖。それは対象の見た目の美醜に限った話ではなく、相手の志や精神性、努力・腕前などを高く評価し称賛する場合には心から「美しい」の言葉を贈る。それに対して、やり方が汚く卑怯であったり、器が小さかったり、言動があまりにも見苦しい相手には、たとえ相手が絶世の美女であったとしても容赦なく「美しくない」と言い放つ。また「美しい」はしばしば感動の言葉としても用いられる。 ◆作中での行動・活躍 案の定美女の頼みにはめっぽう弱く、ジェネッタの頼みを率先して引き受けた結果少々痛い目を見たり、メリーナに対して「貴女の頼みならどんなことでも!」と言ってのけたこともあった。 キルガントで仲間達の多彩な戦い方に触れたこと、特にチェイス攻撃で連携を取りやすいフローリアン、ミレイユとの出会いは彼に大きな影響を与えた。己を知り、友を知り、力を合わせて共に戦うことの喜びを学び、彼は新たな自分の可能性に気付く。そして二つ名選択の際には迷わずチェイス攻撃特化型のフェンサーとしての道を選び、ついに戦闘面でそりの合わなかった妹とも連携攻撃を編み出すことに成功した。 そうして乗りに乗った彼の勢いはもはや留まるところを知らず、現在ではキルガント随一のアタッカー・斬り込み要員となっている。初期はキザな台詞ばかりが目立っていた節があったが、今となってはそれが実力に裏打ちされた言動であることに違いはないだろう。 その察し力は友人に対しても発揮されるようで、水晶竜戦以降でのロランの異変とその原因=イレーヌへの恋心にも真っ先に気づいていた。ある夜にじっくりと腰を据えてその話を聞いてやり、無事その苦悩と涙を吐き出させることに成功した。恋だけでなく己への抑圧傾向に苦しんでいた彼に対し、男として、友人としてアドバイスと応援の言葉を送り、以降は恋路を往くその姿を静かに見守っている。 ◆人間関係ティアナ:実の妹。だいたい冷たくあしらわれている。日頃あまり口に出すことはないものの、心の中では肉親としてその身を案じ、成長を見守り続けている。実利を兼ねるだろうとみて、幸運のネックレスをプレゼントしたことも。グレゴリオ:教育係。コーデリウスのエスコート術は本人の資質もさることながら、彼の教育の賜物のひとつでもある。また、人物としてもその哲学性には大きく影響を受けている。イレーヌ:ギルドリーダー。「強く優しく美しい騎士の鑑」と絶賛し敬意を払っている。面と向かって「美しい」と告げて本気で照れさせたことがあり、その時の語り口はまるで口説き文句のようであったが、結局本気では取り合ってもらえなかったようだ。マイト:二つ名修得後の特訓に付き合ってもらった仲。また、ヒポグリフ戦では彼の目にも止まらぬ怒涛の連撃に舌を巻いている。ロラン:同じく特訓に付き合ってもらった仲。さすがと言うべきか、彼がイレーヌへ向けていた感情には真っ先に気付いている。カザン:要因がまさか恋心の芽生えと知らずロランの様子を心配していた彼に対し、「ここは自分に任せてほしい」と申し出た。フローリアン:謎の少女のことでちょっかいをかけた前科があるが、同時に真実に迫ろうとする彼の背を強く押してもいる。また、水晶竜戦にあたっては自分の持っていた剣「アンサラー」を貸してやった。 ◆名前の由来・元ネタ等 名前含め、キャラクター造形はUTAUのシンガーキャラクター「吟音(ぎんね)コウ」にヒントを得ている。 「コーデリウス」はFF1に登場する街の名前……を筆者が間違えて記憶しており(本当は『コーネリア』)、それを男性形としたもの。 ミドルネーム「フィーア」はRPG「Ruina~廃都の物語~」に登場するアイテム「青金石のフィーア」から。姓の「ギヌメール」は「吟音」の「ギ」から始まる苗字を欧羅巴人名録より探して命名。 また、口癖の「美しい」はアニメ「戦国魔神ゴーショーグン」に登場する美形の敵幹部「レオナルド・メディチ・ブンドル」から拝借している。
https://w.atwiki.jp/toragaku2/pages/156.html
IDdata Name 四十物谷 宗谷(あいものや そうや) Alias 【ホーンデットアックス(怪奇斧男)】 Class グラップラー&ミスティック Rank リード&マエストロ++ Money 230,102,324,007W¢ Point 1021957320pt Ranking 62/6473226 OOPARTS Link 四十物谷調査事務所所属 Age 19 学年 四十七年度入学 予科程五年終了 本科四年目 職業 四十物谷調査事務所所長 人種 日系伊人 所在地 イーストヤード 四十物谷調査事務所 連帯保証人 ラッセル・フォートラン PROFILE 見た目は髪の長い優男。怪奇現象や猟奇的事件をこの上なく愛している。尊敬する人は、切り裂きジャックとエリザベート。猟奇的で格好いいという理由から、序列2位【スカベンジャー(腐肉拾い)】骸手 想月に憧れている。しかし、まだ知り合いにはなれていない模様。 【ホーンデットアックス(怪奇斧男)】のエイリアスの由来は、この性癖と背中にいつも背負っているクレセントアックスという戦斧。クレセントアックスは三日月形の美しい刃を持ち、世界で最も美しい斧の一つとされるが、外見に反して長い刃を相手に押し付けて致命傷を与えるなど、性悪な使い方のできる武器でもある。 先天的ミスティックだが能力がまったく戦闘向きでないため、それを補おうと戦闘技術を学び始めたのだが、なぜか斧にはまり、現在ではグラップラーのほうを優先させている。彼が言うには『斧はもともと仕事に使う道具だけど、歴史を見れば戦にも処刑にも使われている。つまり、それだけ汎用性の高い物体なんだよ。すごいと思わないかい?』ということらしい。よく分からない。ちなみに彼は斧のせいでそれほど速く動くことはできないが、それでも特に問題はないらしい。 校内ではスナッチや各種探偵事務所の個性的な面子に押されて目立たない四十物谷調査事務所だが、事件よりも物質調査や品質検査などで高い実績を上げている。ただ、腕が良すぎて余計な場所まで暴いてしまい、詐欺行為や表示違反などをしていた企業と紛争を起こすこともしばしば。そのため、調査会社とは思えないくらいに戦闘能力が高い。 もっとも有名な『東南アジア製薬会社事件』と呼ばれる事件では、医薬品の精度を落として長い間薬を使わなくてはならないように細工をしていた製薬会社の行為を病院からの依頼で暴き、結果その企業との戦争に突入。相手企業が持っていた小さなドームシティを落して、相手を倒産に追い込むという過剰防衛な行為に出た。そのため、自力で取引相手や内部の派閥の不正を暴き断罪する能力のない中小企業から頼りにされている。 猟奇事件から、怪談、心霊現象、呪詛や魔術などオカルトまで広い範囲で『怖いもの』に興味を持っている。髪が長いのも、長い髪には霊力が宿るという迷信を信じているため。だが、そのどうしようもない嗜好と奇行に反し、仕事では有能。他の調査会社が投げ出したような事件でも、時間は多少かかっても毎回きっちりと成果を出してくる。 四十物谷調査事務所は彼が作った調査専門会社。交際相手の身辺調査から石油発掘予定地の調査、海底探索にいたるまで、調査を名のつく仕事ならなんでも請け負う。ただし、比較的マイナーで人数の少ないリンクなので、すべての依頼を受けるわけではない。自分たちの手に負えない、あるいは他に優先する仕事がある場合、宗谷の個人的なネットワークを使って、学園内の他のリンクを責任を持って紹介する。そのため、仲介業者代わりに使ってくる依頼人もある。仲介する場合は双方から少量の仲介料を貰う。また外部発注や契約している無所属の生徒に、仕事を頼む場合もある。 その辺に落ちているものを『せっかく縁があったのだから』と意味の分からない理由とともに拾ってくるくせがある。調査事務所の所員も拾われた人間がさり気に多い。たまに拾われた人間に恩をあだで返されるが、そういう時はにっこり笑い、『どうやら君とは縁がなかったようだね』と言って武器の斧で対応する。遠心力を利用して振り回される斧はかなりの高速。 おっとりした人の良い部分と残虐な殺人者の部分が同居している。こちらが好意と誠意を持って接せば、同じだけの好意を返してくれる。そのかわり、こちらが不義や悪意を持てばそれ以上の悪意と敵意で返してくる。実のところ、実にこの学園らしい人格をしている。 保証人であるラッセルとは、科学とオカルトについて喧嘩腰の議論をしているうちに仲良くなった。学者肌の彼をたまに連れ出して飲みに行く。 ABILITY 【立体捜査(スリーディーリサーチ)】 自分の周囲5メートル以内の空間に存在するものを分析する能力。 それがどのような物質で構成されており、どのような用途に使い、どういう経歴を持つかを知ることができる。直接触れることで、さらに詳しく知ることができる。ただし、生物とオーパーツに対しては効果がない。死体や切断された体の一部などには使えるが、それには生前の持ち主の信念や持ち主の記憶が残留していて、それが事実としての情報をかき乱すので正確な情報を読むのは難しいらしい。 制約として、分析するまでに最低でも3秒、詳しく調べるには対象の複雑さによって数十秒から数分の集中が必要になる。また、雨の日や特に物の多い場所などに長時間いるときは、能力をセーブしないと、入ってくる情報を処理しきれず『空間酔い』して倒れる。一度それで雨の中倒れているところを、所員に発見されて引きずって連れて帰ってもらったことがある。情けない。 斧による攻撃は、斬撃に自分の気を上乗せして相手を切り裂く。 斧がもともとある程度高い殺傷能力を持っていること、彼が卓越した斧使いで遠心力を利用した鋭い斬撃を繰り出せることから、気功を使わなくても殺傷能力は高い。だが、そこに外気功の力を加えることで威力を増大させることができる。たとえプロであっても半生かな防御では、防護ごと打ち砕かれて一発で致命傷になる。ただし、クレセントアックスは刃が大きいのでそれに合わせて気を放つのは消耗が激しく、そう何度も連続して打てるわけではない。 最大威力では一日二回、最小に絞っても20回が限界だという。勿論、ただの斧の攻撃は体力が続く限りいくらでも出来るが、ある一定以上の使い手相手では決め手に欠ける。
https://w.atwiki.jp/hisame/pages/7.html
●ブリュンデル隊● リザ・ブリュンデル中尉率いる少数精鋭のワイルドダガー部隊。別名、狂犬部隊。 反政府ゲリラやテロリスト撲滅を主な任務とし、COIN(COUNTER INSURGENCY)戦において敵に対して恐ろしいまでの威圧感を与えていた。 先のデュランダル議長の声明によってロゴスの存在が明らかになると、各地から反ロゴス同盟軍が終結し小競り合いが続いていた。 そんな中、ついに所属するベリーズ基地が襲撃されシャトルで宇宙に上がりフォース所属となる。 ○エリス少尉(エリス・メルヴェーユ)22歳・女性 リザの士官学校時代からの親友で副官を担っている。 気さくな女性で誰よりもリザの事を気に掛けている。 よく言えば隊のお姉さん的存在、悪く言えば口煩い人。 近中距離戦を得意とする。 一人称はわたし。 ○ウィーニア少尉(ウィーニア・クラウディス)19歳・女性 元空軍所属のスカイグラスパー乗り。 その性格と操縦能力の高さからリザに誘われ隊に入る。 陽気な性格でよくヴィニッツと共に皆を笑わせている。 ドラグーンからシルヴィーを庇い自機は大破、左腕に大怪我を負って医務室で安静中。当分は戦列復帰は不可能。 長距離支援砲撃役。 一人称はわたし。 ○シルヴィー少尉(シルヴィア・ヴァレンタイン)24歳・女性 非常に気の強い女性。 隊の斬り込み役で9.1m対艦刀の二刀流で数々の敵機を葬っている。 ヴィニッツからは般若だの姐さんだのと呼ばれているが、実際は繊細な一面を持つ健気な女性である。 ザフトレッドのエグザ・グラハイムに対抗するため、現在WDDSを強化中。 近距離格闘戦を得意とする。 一人称はあたし。 ○ヴィニッツ曹長(ヴィニッツ・ランカスター)20歳・男性 先の任務で抜けた穴を埋めるために補充された自称・優男。 ウィーニアと共に隊のムードメイカー的存在。 オールレンジ戦を得意とする。 一人称は俺、俺っち。 ●GAT-X399/Q ワイルドダガー● 地球連合のある組織がザフトより入手した新型四足獣可変MS、ZGMF-X88Sガイアのデータを解析してダガーLの多数のパーツを利用して作られている。 試作可変MSとしては破格の低コストが魅力の機体で70機量産されている。 ○対地用46㍉六銃身ガトリング機関砲 ○175mm多目的滑腔砲 ○トーデスシュレッケン・12.5mm自動近接防御火器×4 ○ビームサーベル×2 ○ビームカービン 以上が各地に配備されている純量産機体の武装である。 ●ブリュンデル隊仕様ワイルドダガーカスタム● ブリュンデル隊のカスタム機は大幅に機動力が上がっており、大容量のエネルギーを補うためのバッテリーが組み込まれている。 また、旧GAT-Xシリーズのノウハウを生かしてバッテリーやシールド等にオーブの技術力が利用されているのも特徴の一つ。 そしてオーブ軍ムラサメ等に組み込まれているサポートOSを使用している為にその動きには定評がある。 ○地上用通常武装○ ○対地用46㍉六銃身ガトリング機関砲 ○175mm多目的滑腔砲 ○トーデスシュレッケン・12.5mm自動近接防御火器×4 ○ビームサーベル×2 ○52㍉機関砲ポッド ○展開式アンチビームコーティングシールド ○宇宙用通常武装○ ○六銃身ビームガトリング機関砲(先のガトリング機関砲を廃止してビームガトリング機関砲に換装。) ○175mm多目的滑腔砲(MA時に四脚を調整して仰角、俯角を制御し精密射撃を行う事が可能で、当然四脚移動時にも発砲可能。追撃を振り払う時に大変有利。) ○トーデスシュレッケン・12.5mm自動近接防御火器×4(頭部に二つ、胸部に二つ装備されている機関砲。近接戦に有効な兵器。) ○ビームサーベル×2 ○ビームマシンガン(バッテリーカートリッジ型) ○展開式アンチビームコーティングシールド(オーブ製の上下に展開可能なABCシールド。通常のものより遥かに防御力が高い。) 背部スラスターを強化しブースター出力をUPしている。 エネルギー兵器特化に仕上がっているためにバッテリー消費が激しいが、容量を大幅にUPした新型のバッテリーを採用している為にその問題もクリアしている。 以上がブリュンデル隊に配備されたカスタム機の武装である。 以下に記したCW(コンビネーションウエポン)は、状況に応じて使用する。 ●長距離精密射撃用CW[WDHW]● ○大型ロングレンジビームキャノン(高威力のビームキャノン砲で長距離からの狙撃に向いている。) ○連装ビームキャノン(二砲身のビームキャノン砲。近中距離などで使用する。) ○高出力ビームライフル(バッテリーカートリッジ型の威力出力ともに強化されたビームライフル。) ○両肩5連マイクロミサイルポッド(射出後更に大量の小型ミサイルが分離する。) ●近中距離用CW[WDMW]● ○両肩5連マイクロミサイルポッド ○背部12連マルチミサイルポッド(用途に合わせた弾頭を積む事が出来るミサイルポッド。) ○ビームサーベル×2 ○前脚ビームガン×2(近接で使用する威力の低いビームガン。) ○52㍉機関砲ポッド(105ダガーで使用されている物と同様にグレネードランチャーを使用可能。) ●近距離格闘用CW[WDDS]● ○ブレードヘッド(ヘッド部分に収納式マイダスメッサーを装備した物。) ○9.1m対艦刀×2(ビームサーベル程の長さの対艦刀。威力は十分にあり二つ合わせる事によって更に威力を増すことが出来る。MA時には背部で翼のように展開させ敵を斬り裂く事が可能。) ○両肩展開式アンチビームコーティングバックラー(オーブ製の上下に展開可能なABCバックラー。内側にビームサーベルをマウントさせ攻撃する事が可能) ○前脚ビームガン×2 ○高出力ビームサーベル×2 背部のターレットは規格がユニバーサル化されており、様々多数の装備を搭載することが可能。 腰部にはティルト式ピボットにマウントされたビームサーベルを装備できる。 四足獣形態時、機体側方に展開して移動しながら目標を切断する事が可能。 様々な用途に応じてストライカーのようにコンビネーションウェポンを換装する事で色々な局面に対応することが可能。 コンビネーションウェポン発案はエリス少尉である。
https://w.atwiki.jp/ktmoon/pages/47.html
パーソナル 人の名:黒騎(クロナイト) 種族:来訪 性別:男 魔の名:探偵騎士 年齢:外見年齢17才 PL名:犬丸 外見:黒いマントに丸サングラスの優男 カヴァー:探偵 経験点:10 ──────────────────────────────────────── ライフパス 出自:古き血統 エゴ:人を救いたい 邂逅:黒翼の王(憎悪) 変異:全身黒尽くめの格好になる ──────────────────────────────────────── スタイル&ブラッド (EXP=0) スタイル/人間性 ブラッド(ルーツ) スタイル:サポーター プライマリ:ストレンジャー(名探偵) 初期人間性:48 セカンダリ:ストレンジャー(名探偵) ──────────────────────────────────────── 能力値 (EXP=0) 基本能力値 【肉体】 【技術】 【感情】 【加護】 【社会】 元値 5 5 5 4 6 ボーナス値 2 2 2 2 3 アーマー値 6 6 6 6 7 ──────────────────────────────────────── 戦闘能力値 【白兵値】 【射撃値】 【回避値】 【行動値】 【FP】 元値 6 6 5 12 35 修正値 ──────────────────────────────────────── アーツ (EXP=10) 名称 種別 LV TI 判定 対象 射程 Cost 解説 魔獣化 自動 1 Mn 自動 自身 なし 1 変身、シーン持続 アレナ展開 自動 1 Mj 自動 場面 シーン 3 結界構築、シーン持続 サポートフォーム 自動、魔獣 1 常時 自動 自身 なし 0 回復/支援+【最高B】、In魔獣化 絆の救済者 自動、回復 1 死直後 自動 単体 シーン 愛 真の死を回復、シナリオ1回 ワンモアチャンス 自動 1 判定後 自動 単体 シーン 2 判定振り直し、ラウンド1回 超推理 自動 1 判定後 自動 自身 なし 4 命中以外の【社会】判定をクリティカルに。シナリオ1回 アタックアシスト 支援 1 ダメージロール前 自動 単体 シーン 2 ダメージに+〔【社会B】+1D6〕点する。1ラウンド1回まで。 ストレンジアーツ:ハードワイアード なし 1 セットアップ 自動 自身 なし 5 即時行動。行動後行動済みとなる。シーン1回まで。 謎はすべて解けた 純血 1 参照 自動 単体 シーン 罪 メジャー以外のアーツか、ドミニオンアーツを打ち消す、シナリオ1回。 表裏一体 なし 1 常時 自動 自身 なし 5 常に《魔獣化》。登場する際に低下する人間性+1 機械式トリック なし 1 メジャー 自動 範囲 シーン 6 対象は【技術】で難易度14の判定を行い、失敗した場合〈技術〉ダメージを20点受ける。シーン1回。 凶器消失トリック なし 1 メジャー 自動 単体 シーン 6 対象は【回避】で難易度14の判定を行い、失敗した場合〈肉体〉ダメージを25点受ける。シーン1回。 死を呼ぶ職業 なし 1 常時 自動 自身 なし 3 あなた以外のキャラクターが受けるダメージ+1d6 トリックによるダメージは更に+【社会B】 ──────────────────────────────────────── 武器 (EXP=0) 名称 種別 命中 攻撃力 ガード値 行動値 射程 解説 常備化 素手 白兵 0 【肉体】5+1d6 3 0 至近 ―― ―― 合計 ―― ―― ―――――― ――― ―― ―― ―― ──────────────────────────────────────── 防具 (EXP=0) 名称 種別 ドッジ アーマー値 行動値 解説 常備化 強甲外皮 防具 0 4(魔獣化時) 0 4 ──────────────────────────────────────── 一般アイテム (EXP=0) 名称 種別 TI 対象 射程 解説 常備化 タイピン 回復 In 自身 なし 思い出の品、【FP】絆d6回復、シナリオ1回 2 探偵事務所 その他 常時 自身 なし 住宅、舞台裏【FP】回復+1d6 2 魔の触媒 使い捨て DMR直前 自身 なし 特殊攻撃のダメージ+1d6、使用後、人間性を2点失う 5 情報コネクション 使い捨て 判定直前 自身 なし 情報収集の達成値+2 5 超再生薬 使い捨て マイナー 単体 至近 【FP】4d6回復 6 治癒薬 使い捨て マイナー 単体 至近 BSTを一つ回復 3 携帯電話 その他 参照 自身 なし 通信機器 0 ──────────────────────────────────────── 絆/エゴ 種類 名称 関係 内容 絆 血族 誇り まぁ縁も切れてますけど、一応は感謝してますかね 絆 黒翼の王 憎悪 貴方は結局何がしたいんですか…ッ! ──────────────────────────────────────── エゴ 人を救いたい なんつーか言葉にすると超薄っぺらいですよね ──────────────────────────────────────── 設定他 [設定] 学校を修繕した際、何処かから混ざった「滅んだドミニオンの欠片」からあらわれた青年。 「探偵部部長」を名乗り、空き教室であったはずの場所にただ一人の探偵部員として在籍している。 黒翼の王の介入によって滅んだドミニオンの生き残りであり、名探偵という特性から、何が行われたかもほぼ理解している。 同じ事を起こさせるわけにはいかない、という正義感からか羽根関連の事件には自分から首を突っ込む。 ──────────────────────────────────────── セッション参加履歴 (取得EXP=0)