約 2,765 件
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1699.html
1 / 2 ページ ―― オリジナルのスタンドを考えて絵師にデザインしてもらうスレ ―― ―― オリスタトーナメントスレ! ―― この空前のイベントを前に秘密裡に選ばれたオリスタ民達の熱気は……今まさに沸点に達した!! 「お・つ・い・ち~~~~~~~!!」 「 1さ~~~~~~~んッ!!」 「乙イッちゃんステキ~~~~~!!」 スー…… 乙1「地上最強のスタンドを見たいか―――――ッ!!!」 「「「「オ―――――――――!!!」」」」 乙1(ワシもじゃ……ワシもじゃみんな!!) 乙1「選手入場!!」 2 / 2 ページ 『全選手入場です!!!!』 親泣かせは生きていた!!さらなる研鑽を積みダメ人間が甦った!!"エロ小僧"「アリウム・セパ=エイト・ハンドレッド」だァ―――ッ!!! 物質同化型はすでに私が完成している!!サイボーグ化スタンド「バレエ・メカニック」だァ―――!!! 噛みつきしだい噛ませ犬にしてやる!!セーラー服少女「エンヴィ・キャットウォーク」だァッ!!! スタンド戦術なら俺の能力がものを言う!!優男の金髪フェミニスト「ドッグ・マン・スター」!!! 真の色気をしらしめたい!!やわらかいおっぱい「ポール・ムニ」だァ!!! ドラッグレースなら三階級制覇だがスタンドバトルなら全階級オレのものだ!!日本のプッチ神父「コスモ・スピード」だ!!! 打撃対策は完璧だ!!綻ばせるスタンド「イーグル・ハート」!!! 全世界の自然現象は私の中にある!!天気の神様が来たッ「ヒューマン・ネイチャー」!!! タイマンなら絶対に負けん!!集中線で注目集めたるフラッシュヘッド「ライン・ライダー」だ!!! なんでもありならこいつが怖い!!ドラ息子の傲慢暗器使い「マイシクル・ティアーズ」だ!!! バルセロナから気持ち悪い男が上陸だ!!トカゲスタンド「オホス・デ・ブルッホ」!!! 制約のないケンカがしたいから警察官になったのだ!!プロのケンカを見せてやる!!「ニール・コドリング」!!! 地元の土産に甲子園の土とはよく言ったもの!!選手時代の秘技が今実戦でバクハツする!!甲子園準優勝投手「トライアングル・スクランブル」だ―――!!! ナイフ術こそが地上最強の近接戦闘術だ!!まさかこの男がきてくれるとはッッ「ジャック・ナイフ」!!! カチ割りたいからここまできたッ、キャリア一切不明!!林業のスタンドファイター「バッド・バード・ラグ」だ!!! 私は空中戦最強ではない、スタンドバトルで最強なのだ!!御存知ホウキスタンド「スター・キャスケット」!!! スタンドの本場は今やブラジルにある!!センセイを驚かせる奴はいないのか!!「アナザー・センチュリー・エピソード」だ!!! おっぱいデカァァァァァァいッ!説明不要!! B101cm(推定)、Hカップ!!「メテオ・クラッチ」だ!!! 比喩表現は実際に使ってナンボのモン!!超メタスタンド!!兄貴デザインから「メープル・リーフ・ラグ」の登場だ!!! 茜はオレのもの、邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!見境なき自動操縦スタンド「エンヴィー」!!! ボールを弾ませにここへきたッ!!スーパーボールジャグラー「テンポラリー・プレジャー」!!! 占いに更なる磨きをかけ、"占い師"「ウォント・ゲット・フールド・アゲイン」が帰ってきたァ!!! 今の自分に撃ち損じはないッッ!!百発百中ガンナー「ナポレオン・ソロ」!!! 荒野の魔女のスタンド能力が今ベールを脱ぐ!!欧州から「ゴースト&ダークネス」だ!!! 観客の前でならオレはいつでも全盛期だ!!手負いの曲芸師「タイト・ロープ」松葉杖で登場だ!!! 美容師の仕事はどーしたッ!!闘士の炎未だ消えずッ!!ロケット花火も巨大ロケットも思いのまま!!「クレセント・ロック」だ!!! 特に理由はないッエージェントが強いのはあたりまえ!!財団にはないしょだ!!愛煙家「タール・ムース」がきてくれた―――!!! ライブで磨いた実戦スタンド!!ロックバンドのデンジャラスドラマー「デリケート・サウンド・オブ・サンダー」だ!!! 「引力」だったらこの人を外せない!!超A級弁護士「グラビティ・オブ・ラヴ」だ!!! 超一流ダンサーの超一流のスタンドバトルだ!!生で拝んで金よこしやがれッ!!ストリートの黒人キッド「ティー・ペイン」!!! 纏衣装着型はこの男が完成させた!!ディザスターの切り札「T-REX」だ!!! 若き騎士が帰ってきたッ!! どこへ行っていたンだッ、英国紳士ッッ!! 俺達は君を待っていたッッッ!! 「フリーズ・フレイム」の登場だ――――――――ッ!! ▼単発SS一覧へ戻る
https://w.atwiki.jp/marcher/pages/129.html
「そうやってアタシの前に立つってことはそういうことだと思っていいのかしら」 場所は光と闇、空と大地が交錯する世界の何処か。 黒衣の美女が首を傾げている。 話しかけられたのはトレンチコートに身を固めた男。 その容貌は女かと見紛うばかりの秀麗さ。 手に持ったトランプのカードを華麗な手捌きで弄んでいる。 「ええ、そういうことだと思って頂いて結構です、ミティ様」 「アタシだとわかっていながら、そういうことに持ち込むなんてあんたも酔狂だね」 「あなたがミティ様だからこそ、そういうことに持ち込むのです」 淑女をエスコートするかのような物腰を崩さない男。 しかし時折赤く光る妖しい目は、男が尋常で在らざる存在だということを、慎ましげに物語っている。 「アンタ、何ていう名前なの」 「私などの名前を訊いてどうされるおつもりですか」 「今日のアタシはいつもよりも随分と機嫌が良いもんでね」 「ほぅ、見目麗しいミティ様がいつにもましてご機嫌がよろしいとは何よりのことで」 「だからさ、サービスでアンタの墓石にアンタの名前を刻んであげようかと思ってね」 女がその美貌とはおよそ似つかわしくない不穏な言葉を耳にすると、それまで優雅な態度を守ってきた男が一変した。 「墓だとぉぉぉ。 墓碑銘を刻むぅぅぅ。このクソ女がぁぁぁぁ。 こちらが下手に出てやったらつけあがりやがって。 このアバズレの淫売がどの口でそんなことをホザきやがるぅぅぅ」 「ふん、どうやら地金が出てきたみたいじゃないか」 「魔女なんて時代錯誤の通り名を使う貴様ごときが、この俺を倒すなんておこがましいんだよ。 しかも、ミティだとぉぉぉっ。 そんなふざけ名前の女に名乗る名前など持ち合わせていない」 男の手からカードが1枚、ミティと名乗る女に向けて飛び立った。 轟音と共に土煙が舞い上がる。塞がる視界。 やがて視界が戻ったとき、ミティの立っていた地表には、サッカーボールぐらいの穴が穿たれていた。 その穴の数メートル後方に、ミティが平然と立っていた。 「なるほど、カードをジャグリングしながらエネルギーを注入したのか」 「ご明察だ。 俺はこの手に触れたありとあらゆる物質に破壊エネルギーをチャージする事が出来る。 中々に使い勝手がいいチカラだが、一つだけ欠点がある」 マジシャンのような手さばきでカードを中に舞わせながら、男はぼやく。 「チャージ出来るエネルギーと物質の質量が比例するということだ」 「あん、何言ってんだお前はよぉー」 「つまりだ、このカードのように美しく機能的なものよりも、無粋で無骨極まりない石ころの方が、破壊力が大きいってことだ。 そんなの許せねえっ」 今度は3枚。 軌道と高さを変えて、ミティの元へ向かう。 歴戦の魔女も為す術も無く、破壊のチカラに晒されるばかりかと思われたが。 3枚のカードは魔女が出現させた氷壁を砕き、破片を散らせただけだった。 「どうしたい、優男。 威勢がいいのは口だけかい」 …詠唱破棄であれだけの氷隗を瞬時に生成するとは、デタラメな魔女だ。 自分の名前を知らない男。 何処で生まれたのかさえも知らない。何処へ向かうのかも知らない。 なのに、目の前の女の名は知っていた。 自分の身に帯びたチカラの使い方も知っている。 そして、この世界で果たすべきこと。 「魔女なんて中世の遺物など滅んでしまえばいい」 宙で舞わせているカードを高速で回転させ、最大限のエネルギーをチャージする。 魔女の根絶。 それこそが自分の使命。 眼前の魔女を狩ることが自分の存在意義に他ならない。 「行くぞっ」 崩壊の力が籠められた48枚の魔弾が一斉に放たれた。 「・・・ぎゃあああああああ!!!」 黒衣の魔女の叫びが大地に吸い込まれていく。 「足が・・・アタシの足がぁあああああああ!!!」 “破壊エネルギー”がチャージさせられたカードの攻撃は、氷壁を貫き魔女の身体を傷つけた。 中でも両足に受けたダメージが大きかった。 体を支えることが出来ず転びまどう魔女。 「ミティ様。 そのような身なりで地面を転げ回るとははしたないですぞ」 自らの勝利を確信した男は、慇懃無礼な態度に戻る。 懐から新しいカードのセットを取り出し開封する。 「ひぃぃぃっ、ぎゃあああああっ!!!」 魔女の右腕に新たな一撃が炸裂した。 「まったくもって口ほどにもない。 本当に貴女は氷の魔女として恐れられている方なのですかな」 ゆっくりと魔女に歩み寄る男。 「ひゃぁああああああっ!」 空気中の水分を凝縮、再構成して創り出した氷の槍で反撃を試みる魔女だったが。 小脇に抱えていたステッキで魔女の起死回生の攻撃を打ち砕く男。 自らの終わりを予期したのだろうか、狂気に満ちた笑い声を上げる魔女。 「あは、あは、あははは、あははははははは、ふは、ふはははははははははは」 そんな魔女を冷然と見つめる男。 「ふはははははははははは、ぐわぁははははははははははっ。 あははははははははははは、ひはははははははっはあははっ。 楽しい、実に楽しい。 こんなに楽しいのは久しぶりだ。 うわははははははははは、楽しいぞ、全くもって楽しいぞ。 おい、お前。 優男、お前の名は何という」 気圧されてしまった。 新聞紙で叩き潰された断末魔のゴキブリのような状態の女に畏怖を覚えてしまった。 「苦痛と死の恐怖で忘れてしまったのか。 お前などに名乗る名は持ち合わせていな・・」 「そうか、名無しの案山子野郎か。 つまらない奴だ。 まあいい、おめでとう、案山子君。 第一ラウンドはお前のものだ。 ではこれより第二ラウンドを始めよう。今度は人外の闘争を楽しもうじゃないか」 魔女を中心に圧迫感と共に目に見えない気配がタールの如く大地に漏れ出し、拡がっていく。 魔女が唯一自由の利く左腕を天にかざすと同時に、体中の疵口から漆黒の霧が立ち上がった。 眩霧―魔女がその犠牲者を異界に誘い込む際に発生させる幻の霧だ。 こんこんと湧き出る霧に魔女の姿が一瞬霞む。 そして、魔女の肉体がバラバラと音を立てて崩れたかと思うと夥しい数の毒虫、大鴉の群れへと姿を変えた。 毒虫達はぞわぞわとおぞましい音を立てながら地を這い回り、大鴉は不吉な鳴き声を上げながら辺りを舞う。 「何……これは一体どうしたことだ……」 夥しい大鴉の羽ばたきの中を縫って、妖しく赤く光る男の目。 黒い羽を残し、数十羽の大鴉を消し去ったが、余りにも数が多すぎて、到底減ったようには見えない。 宙を舞う黒い羽は地に落ちると、毒虫に姿を変え自らを裂いた煌きの発生源である男を追う。 気がつけば禍々しい瘴気を放つ毒虫の川が男を取り囲もうとしている。 大鴉達を引き付けて、ステッキで薙ぎ払いながらその間を駆け抜ける。 「ひぃがぁぁぁーっ」 過って毒虫の川に踏み込んでしまった右足が激痛を訴える。 ほんの僅か、靴の爪先が触れてしまっただけなのに、その部分は焼けただれてしまっている。 ステッキを本来の用途で用いながら、毒虫の川の切れ目を捜し退路を探る。 襲い来る大鴉の嘴を防ぐことも叶わず、体中は啄ばまれ、洒脱なトレンチコートは襤褸きれに変わり果てていた。 …落ち着け、これは幻戯に過ぎない。 魔女の本体がどこかに潜んでいるはずだ。 その本体を叩けば…しかし、どうやって捜す。 それ以前に、どうやって大鴉と毒虫から難を逃れる。 痛みの範囲は段々と広がっている。 この分では体の中枢を蝕まれるのも時間の問題だ。 ―来る。 何かの襲来する気配を感じた。 己の肉体の数倍近い大きさの氷塊が頭上から降ってくる。 …くっ、間に合え。 痛む右足に体重がかかってしまうのにも構わずに、ステッキを回転させて破壊エネルギーをチャージしてぶつけた。 弾けろ! 窮余の一手は功を奏したが、その代償も大きかった。 自らの間近で生じた激突と破壊の衝撃を受けて吹き飛ばされてしまう男。 「ぐわぁぁぁぁーっ」 両腕は毒虫の河に浸り、その瘴気で侵された。 もう顔を狙う大鴉の嘴から、身を守ることも出来ない。 為すがままに顔面を啄ばまれ、滴り落ちる血で視界を塞がれる。 ……… 攻撃が止んだ。 体中を走る激痛は変わらないが、新手の攻撃は行われなくなった。 しかし大鴉や毒虫の放つ禍々しい気配が去ったわけではない。 むしろ、より密度が高くなっていくのを感じる。 自分の間近に結集しつつあるのを感じる。 「何なんだ。 お前一体何なんだ」 男の声は悲痛な響きに変わっていた。 「どうした。 優男。 アタシをどうにかするつもりだったんじゃないのか」 魔女の声がする。 恐る恐る目を開く。 目に血が入り痛んだが、気にもならなかった。 男から10メートルばかり離れたところでは無数の毒虫が結集して、女の肉体の形を模ろうとしていた。 しかしその肌の表面はおぞましい毒虫の姿のままで、無数の足が繊毛のように蠢いていた。 「お前は何なんだ一体。 いや、お前は身体の中に何を飼ってるんだ」 魔女の形をした毒虫の群団が声を発した。 「ほう、お前には見えるのか。 アタシの中にいるやつのことが」 どこか感心したような響きは、この場には似つかわしくない。 「ああ、見えるとも、おぞましい化け物の姿が。 感じるとも、とてつもなく邪悪な存在を」 「かつて、世界の半分を滅亡の危機に陥れた存在があった。 人間への憎悪、世界への呪詛。 その存在は世界にとって災厄そのものだった。 その名はへケート。 月を司る冥府神の一柱にして、妖怪変化の女王、そして黒魔術の本尊」 「バカな、そんなやつがお前の中に巣食っているというのか。 有り得ない」 醜悪な毒虫の群団から、元の美しい女へ着々と姿を変えつつある存在は、男を憐れむような口ぶりだった。 「志を遂げることなくその最期を迎えたヘケートは自らの記憶を情報化した。 人をチカラに目覚めさせる為に、脳のどの部位を圧せばいいかという該博的な知識。 チカラを具現化する技術としての、魔術に関する膨大な学識。 そして、何よりも人間に対する圧倒的なまでの悪意。 それらは二進数で暗号化して、人間伝いに継承されていった」 「お、お前も継承者の一人だというのか」 「アタシは簒奪者」 「簒奪者だと」 「暗号化されたヘケートの記憶は、継承者の心臓のパルスに変換される。 つまり、継承者は脈打つ心臓に膨大な情報を保管した記録装置として、その生涯を送ることになる。 情報をコピーする次の継承者が現れるまで」 「黒魔術を学び、ヘケートに関して研究を重ねた人間はその事実に突き当たる。 私もその一人だ。 そして、私は奪った。 ヘケートの記憶を内に秘めた人間の心臓をな」 男はミティと会話をする中で反撃の機会を窺っていた。 何かに触れて、運動エネルギーを与え、破壊エネルギーへの変換と蓄積を行おうとしたが、傷口から侵食し始めている魔女の瘴気は腕の感覚を奪っていた。 闘争の敗北は認めよう、しかし魔女への敵意を消すことは出来ない。 そしてその思いを魔女の論説への反駁という形で晴らそうとする。 「…あ、有り得ない。 そんな莫大な知識と途轍もない憎悪を一身に受けて平気でいられるなんて有り得ない」 「平気なもんか」 魔女が自分の言葉に賛同したことに耳を疑う男。 「平気なんかじゃない。 クソババアは、油断していたらアタシの自我を飲み込んで、アタシの存在に取って代わろうとしている。 だから、アタシもそれなりの手を打たなけりゃならなかった。 ヘケートの記憶を利用して、黒魔術を操るアタシに、アタシは本来の自分とは別の名前をつけることにした。それがミティ。 命名とは呪縛、そして支配権の確立。 アタシ、藤本美貴は氷の魔女ミティの主、そしてミティは藤本美貴の忠実な僕。 黒魔術を行使するミティを別人格として隔離して支配することでアタシはヘケートの侵食から逃れられている。 まあ言ってみれば、病院の無菌室みたいなもんさ。 ミティという隔離室によって、ヘケートというウィルスの感染を防いでる、みたいな」 毒虫の群団は、女の姿形を復元することに成功していた。 女の名は、ミティ? それとも藤本美貴? それとも…。 瘴気に体中を侵された男に、女は宣告した。 「お前、名前は無いんだったな。 つまんねえ男だ。だったら、墓は要らないな。 粉々にして鴉どもの餌にしてやるよ。そして、地獄に落ちて蛆虫になりな」 男の目に映ったのは、瞬時に凍結させた大地を滑走して、殺到してくる女の姿だった。 宙に舞い上がった女の両膝が迫ってくるのが、男が目にした生涯最後の光景だった。 …思い出した、俺の名はRemy LeBe・・・ ぐしゃりと押し潰した男の頭蓋から飛び出した脳漿が大地に飛び散った。 争うように群がる大鴉たち。 ぴちゃぴちゃと啄ばむ音、ばたばたと羽同士が触れ合う音が収まってくるに連れて、霧も晴れてきた。 男の残骸に無感動な一瞥を送ると、魔女はその場を去ろうとする。 ……随分な言われようだな。 妖怪変化の女王だとか、クソババアとか。 挙句の果てにはウィルスだの黴菌扱いか。 私はお前よりも若いというのに余りな仕打ちではないか。 魔女に話しかける声。 それが現実にそこに響いている声なのか、魔女の意識に直接訴えている声なのかは魔女自身にもわからない。 「違ぇーよ、ババア。テメエ生まれたのはいつだっつーの。 くたばった時点で時計を止めんなっつーの」 まるで友人に話しかけるような口ぶりで、見えない存在に答える。 …藤本美貴。 人類の歴史の中で私の記憶を継承した他の誰よりも、お前は世界を憎み、チカラを渇望している。 ならば何故こんなまどろっこしい手段を講じる。 ミティなどというくだらん仮想の人格に、私のチカラを委ねるのだ。 お前が直接私のチカラを行使すれば、お前はこの世界を壊せるというのに。 「くだらん言うな」 ポツリと呟く。 「意味がねーんだよ。 どんなに強いチカラを手にしたところでアタシがアタシでなくなっちゃ意味がねーんだよ」 …青いな。それがお前の弱さだ、しかし同時に強さなのか。 「ババア、テメエこそさっきアタシの足を引っ張って、そいつに勝たせようとしたな。 あの野郎の赤い瞳に心奪われたのか? さしずめ老いらくの恋っってところか、あぁん」 …ババア言うな。 確かにあの者の瞳には心焦がす力があるが…私の欲しいものが何か、お前にはわかってるだろう 「渡さねえよ、この身体も、心も。 お前はこの先ずーっとアタシがこき使ってやる」 …どうかな。 いくら抗ったところでお前の心に力への渇望がある限り、結局は収まるべきところへ収まるだろう。 自らの意思で闇に足を踏み入れた人間は、決して光の下で生きていくことは出来ない。 「関係ねーよ。 闇も光も。 悪も正義も関係ねーよ。 この先、何があろうと、何処へ行こうとアタシはアタシさ」 霧が晴れ、声が途絶えた。 光と闇、空と大地が交錯する場所を目指して、魔女は歩き始める。 己自身の掌に、己自身を握り締めながら。
https://w.atwiki.jp/ooorowa/pages/170.html
英数字行の用語 【■】 【DCS】 【Wアンコ】 【5103】 【■(おじさん)】 我らが薄幸中年、間桐雁夜の死後についたあだ名。 報われないことにかけてはさやかちゃんに引けを取らない、彼の極地といってもいいかもしれない。 雁夜を殺したXは、被害者をかっ捌いて透明な箱に収める猟奇殺人の常習犯なのであるが、それをこのオーズロワでやったのが良くなかった。 某キャラの変貌っぷりを称して、「● → ◆」とファンの間で囁かれた原作を持つこのパロロワにおいて、である。 ……その死に様ゆえ、死者スレにおいて「■」が雁夜の代名詞となるのに時は要しないのであった。 おなじ不憫キャラのさやかちゃんはああなのに、どこで間違った雁夜さん……。 【DCS(ディーシーエス)】 支給品・ドーピングコンソメスープの略称。転じてその開発者のあだ名。 ドラッグや筋肉増強剤、コンソメなどの多様な食材と薬物を精密なバランスで配合、特殊な味付けの下に七日七晩煮込み続けて完成する究極料理。 曰く血液・尿からは検出されず、効果もあらゆる薬物の数倍、血管から食えば更に数倍となる料理。……料、理……? 「魔人探偵脳噛ネウロ」が流行る切っ掛けとなったハイレベルなネタアイテムである。 が、開発者の死後、優男をマッチョにしたり幼女を大人にしたり重傷を完治したりと、三面六臂の大活躍である。 恐るべしDCS……!! 作った本人は噛ませ犬になって死んだけどな! 【Wアンコ(ダブルアンコ)】 オーズ、まどマギファンの間で密かに囁かれていた、アンクと佐倉杏子のコンビのこと。 この2人(?)、メインカラーや性格、お菓子好き、なによりあだ名が「アンコ(アンクは作中で、杏子はファンから)」と符号するところが多い。 仮面ライダーとのコラボが多いまどマギのファンアートでこのコンビは時たま見られ、競演となるこのロワでもそれが実現する形となった。 あだ名=アンコの二人(?)組、ゆえにダブルアンコ。決して2人が仮面ライダーWに変身するからではない。 それはそれで見てみたい気もするが。 【5103(ゴトウサン)】 仮面ライダーオーズ出典の本ロワ参加者、後藤慎太郎のあだ名。同義語に誤砲さんがある。 後に仮面ライダーバースとして熱血漢に覚醒するクールな二枚目の彼だが、本ロワ参戦時期に当たる番組初期では平成ライダーお約束のネタキャラの一人として名を連ねていた。 そんな残念な5103時代から参戦した5103だが、5103に対抗するにはオーズが要るとアンクに評されるだけのことはあり、登場話ではあの伝説の犯罪者・葛西善二郎に先手を取り、橋田至の介入がなければ危険な状況だったと彼に言わしめる有能さを見せる。 しかし、彼がシリアスに輝いていたのは114話時点では未だこの登場話のみである。 続く話で彼は、強豪怪人に変身できるステルスマーダー・園咲冴子に騙され、彼女をか弱い善良な女性と勘違いしてしまったのだ。 それだけならまっとうに心配されるだけで済むのだが、非力な彼女を守る自分に酔った5103は実際の力関係は逆だというのに思い上がり、「あなたは俺に守られていれば良いんだ!」とか言い出すウザキャラと化してしまう。 いよいよそのウザさに耐え切れなくなった冴子に始末しようかとも思われたが、合流したメズールにその正義感を鉄砲玉として利用できると判断され、正義を謳いながら悪女コンビに騙されたまま難を逃れる道化となってしまった。 しかも送り出したメズール達は先にキャッスルドランにたどり着き、5103に起こして貰うはずだった騒動が既に起こっているから5103のことなんかもう良いやという扱いである(でもよほどウザかったのか冴子には本人不在でも状態表でディスられている)。 気づけばオーズロワでも有力なネタキャラと化し、現在は暴走したプトティラ、参加者最強候補のカオス、上級怪人の悪女コンビが繰り広げる乱戦の場に、「この俺が映司よりオーズの力に相応しくないわけがない」とか思いながらショットガン一丁で向かう5103に果たして明日はあるのか。もうダメかもしんないね ただ、その場で孤軍奮闘する虎徹は間違いなくもっとマシな奴に来て欲しいと思っていることだろう。 用語集一覧 英数字の用語あ行の用語か行の用語さ行の用語た行の用語な行の用語は行の用語ま行の用語や行の用語ら行の用語
https://w.atwiki.jp/sentairowa/pages/92.html
【名前】矢車 想 【登場作品】仮面ライダーカブト 【本名】矢車 想(やぐるま そう) 【異名/愛称/コードネーム】マスクドライダーザビー、マスクドライダーキックホッパー 矢車さん(加賀美、影山)矢車(天道、三島、田所)アニキ(影山) 【年齢/性別】27歳 男性 【人称】自分→俺 後輩→苗字呼び捨て 上司→○○さん 影山(やさぐれ時)→相棒 【立場】対ワーム秘密対策組織ZECT本部直属精鋭ゼクトルーパー部隊「シャドウ」隊長 ザビーの資格者、後にキックホッパーの資格者、影山瞬の直接の上司、後に義兄 【身体的な特徴】身長179?58?(やさぐれ前はコレより数?重かったらしい) 精鋭部隊の隊長として鍛えられている。優男だが眉が凛々しく知的な印象。 スーツ姿が多い。よく手の入れられた印象の茶髪。トップや襟足長めのヘアスタイル やさぐれてからは右袖のない黒い皮のロングコートに黒い皮パンツ ネックレス等の刺々しいデザインのシルバーアクセサリー数点 所々破れた白いタンクトップ、左足にのみ拍車がついたブーツを着用 右肩から二の腕にかけて大きな傷跡が1本走っている 髪色は黒。前髪、襟足は長いままサイドは短く刈り込まれていて 顔つきもかつての甘さは消え非常に精悍なものに変わっていた 【精神的な特徴】隊長時代は部下思いで調和と協調性、チームプレーを重んじる紳士的な性格 精神的にはあまり強い方ではない模様。 やさぐれて後は全てにやる気をなくし積極的に戦いに参加することはなくなる 【技術/特殊能力】訓練を受けていて(射撃訓練込み)生身でもある程度戦える。小隊の指揮。 料理はかなりの腕前で麻婆豆腐対決で1度天道を破っている。 ザビーの時はパンチ主体の戦闘スタイルだったが やさぐれ後はガードまで足を使うキックのみの戦闘スタイルに変化 【紹介】シャドウを率いるザビーの資格者として登場。ザビーに選ばれる前から田所も納得するほど 精鋭部隊の中でも抜きん出て優秀な人格者だった。座右の銘は「完全調和(パーフェクトハーモニー)」 スタンドプレーを嫌い非常に部下思い。彼の指示の元、各隊員が整然と行動し ワームを倒していく様は加賀美を感動させ、一時期「矢車の元で働きたい」と田所の元を離れるほど。 料理が趣味でかなりの腕前。よく手料理を部下に振舞っていたがその味はやはり完全調和で それぞれの材料が主張することなく互いを活かしあう味付けらしい。 豆腐料理対決では審査員役のひよりの味の好みが出たとはいえ天道に勝っている。 スタンドプレーの塊のような天道とは馬が合わず、カブト抹殺指令が下ったため完全に対立。 一度はカブトを倒しベルトを破壊するが、それまで失敗や挫折を経験したことがなかったのか 復活したカブトを前にらしくなく動揺。彼を再び倒すことに固執するあまり自ら完全調和を乱し 部下を見捨て犠牲にする行動に走ったためザビーゼクターに見放され資格を失う。 新たにザビー、及びシャドウ隊長となったかつての部下、影山瞬に騙され作戦に利用された挙句 「不協和音」と言い放たれ切り捨てられるとその後しばらく物語から姿を消していたが いきなりかつてのスマートさ柔和さは微塵もないワイルドなやさぐれ姿で登場。 王蛇並みにダルそうに出自が謎のゼクターでキックホッパーに変身。圧倒的な強さをみせつける。 失敗続きでシャドウから放逐された影山を「弟になれ」と拾いホッパーゼクターを与えると 互いに「アニキ」「相棒」と呼称。全てに興味をなくし自虐的な発言を繰り返しながら無目的に ワームと戦ったりカブトやガタックと交戦してみたりと完全に世捨て人のような生活を送る。 好きだった料理からも遠ざかってしまい橋の下でカップラーメンをすすったりしていた。 この頃にため息混じりに彼が吐いた数々の名台詞は一世を風靡(?)している。 唯一執着し続けた影山の事は何か裏があるのかと思いきや本当に弟として可愛がっていたようで ため息をつきながらも常に行動を共にし、なんだかんだ言いながら面倒を見ていた。 負けて帰ってきた影山の仇討ちにカッシスワーム戦に参戦した際はぶっつけ本番で天道、加賀美と トリプルライダーキックを決めてみせるなど戦闘のセンスは例えやさぐれても超一流。 その後再び世界と向き合おうと旅立ちを決意した矢先に影山がネイティブに変容。 絶望した彼の望み通りにライダーキックを放つ。 影山の生死は不明だが(諸説あり)その傍らに寄り添っていた矢車のその後の行方は描かれていない。 【関連アイテム】ザビーゼクター、ホッパーゼクター、麻婆豆腐、カップラーメン(塩、味噌)
https://w.atwiki.jp/ova-v/pages/334.html
―ばれなければお得、ばれても英雄、それが悪事― 「グーテンモールゲン! おお、そこを優雅に歩くは、湖でもあったらその美しさに蒸発しちまうお方! 性根の悪い魔女が『世界で一番美しい人は誰』と魔法の鏡に聞けば、鏡が世界で一番美しい方はこの人ですって、裸足で走り出して、号外まき散らし、スピーカーで叫び散らすバンガードの眠れる森のスノーホワイトか。あとは、なんだ、ビーンズじゃん。なんだ。がっかり。すんげーがっかり。落胆したから、金くれ」 基地の入り口すぐに広がるホールで、待ち構えていたかのような二人組を発見し、両手を広げて杖を振り回して非常に大げさで芝居かかった挨拶をしたのは杖をついた男だった。通り係の兵士達が、何事かと一瞥していくが、派手なサングラスをかけた杖の男が、いかにも厄介そうに見えたのか、見なかったことにして通り過ぎていく。 その言葉に、金髪で軍人にしてはやけに優雅な空気を漂わせる優男の方が、微笑みのような苦笑のような曖昧な笑顔を作る。横にふてくされたように立っていた男は、明らかに不満を顔に出す。 「バーンズだ。わざと間違えるな、この厄介者が。そして、俺と中尉の扱いの差はなんだ!? 病院に送り返すぞこの野郎! 」 アルフレッド・バーンズ伍長が腕を組み、苛立った様子で訂正をする。 「おうおう、やってみろよバカヤロウ伍長殿。軍曹に楯突くとは流石のバカヤロウだぜ。流石に上官と喧嘩別れして流れてきただけある。そして、あれが病院だと? 若くて可愛いドジっ娘ナースなんていなかったぜ。キラキラアイの無駄にさわやかで厳つい野郎が『頑張って☆』って言いながら歩行訓練という名の拷問をしてくるんだ。逆らえば『その調子ですよ☆』って言いながら、トレーニング量を増やしてくるんだぞ。三歩進めるようになれば、『おめでとう☆』って言いながら、我が子が初めて歩いたときのように喜んで、バカでかいケーキを用意してお祝いして来やがる。ようやく退院出来れば、『バンザーイ☆』って言いながら全員で胴上げしてくるバカヤロウどもだ。あんな人権無視があるかバカヤロウ。ムショの方がまだ人権守ってるに間違いない。今度は、お前にその地獄を見せてやろう。フハハハハハ!」 今現在も同じ独立機動部隊所属の杖をついた男が挑発的な笑みを見せて態とらしく高笑いをする。 「お前が階級云々言うな。 無事な右足を折るぞ! 」 「ほう、俺の黄金の右足を折ると宣言するか? ふむ、名誉の負傷をした身内に手を挙げるとは、バンガード軍人の風上にも置けないバカヤロウだ。ハートマン鬼軍曹の再教育が必要じゃねーの? ね? 」 と優男の方、イニョル・アンダーセン中尉に向かって相づちを求める。なにやら笑顔でけんか腰の二人を見守っていた。 「元気そうで良かったですよ。脚のことは残念ですけどね。あと、再教育についてはもう依頼してありますよ」 「なっ!? 」 バーンズ伍長の顔が歪む。ハートマン軍曹の訓練は、未だに彼を始めとした数多くの隊員に心の傷を持たせている。 「お、流石はレジェンドオブその歳で中尉さん」 「な、勘弁してくださいよ中尉! 」 ハートマン軍曹のキャンプでのトラウマが、今再び走馬燈の様によみがえってくる。 例えば、約20キログラムの荷物を背負って、全長50㎞に渡り渓谷を行進したこと。杖をついた男も、当時は偶然ながら同じトレーニングに参加していて、その男が自分の荷物にダンベルを忍ばせていて、約25キログラムにされていたこと。そのことに気がついたのは、全てが終わった後だった。 真夜中に、暗闇の中で、突然腕立て伏せを命じられ、日が昇るまでし続けてきたこと。精神を鍛えるために、どれだけやれば終わりという宣言がない突然のトレーニングはよくあることだった。しかしながらその時は、ハートマン軍曹の声を録音し、変装した目の前の男の犯行であったこと。気がついたのは、朝日が部屋に差してきたときだった。 何故だろう、ハートマン軍曹が怖いのは間違いないが、被害の何割かは目の前の男のものだ。因縁が昔から続いているのは、どういうわけだ。本当に病院送りしたくなってきた。 「そんなに焦らないでくださいよ。冗談ですから」 中尉がニコニコしながら窘めるように言った。杖の男は残念そうに肩を落とし、バーンズ伍長は安堵した様子で、額の冷や汗をぬぐった。 「だから、中尉のジョークは心臓に悪いんですよ」 「でも、半分は警告ですからね? 」 「……い、イエス・サー・イエス」 非常に強ばった表情だった。 微笑を浮かべながら、イョルンが杖の男に向き直る。 「急がないと行けないので、本題です。こちらを」 イョルンが茶封筒を差し出し、杖の男が間髪入れずに受け取り、とりあえずは封筒の口を開けて中身を見る。 「遺品の一部です。というか、まだ形が残っている遺品がそれだけです」 「……だろうな」 杖の男が、「もってろ、ジーンズ」と言いながら杖をバーンズに投げて、封筒の中身を手のひらに開ける。カチャカチャと金属音を立てながら、手の平にはところどこかが欠けて、焦げ付き、変形した金属片が現れる。杖の男は「ビーンズだ。間違えるな! 」というバーンズの言葉も気にしない様子で、金属片を睨み付けていた。 「なるほどな。たかが認識表でも、受け取り拒否か」 「何故その話を? 何か知っているんですか? 」 「詳しいことは何も。だが、ことあるごとに、あのバカヤロウはうちのクソ親父がどうこうは言ってたな。懐かしい。ふん、’懐かしい’になっちまったか。もう、あのバカヤロウは’懐かしい’ってことになったのか」 杖の男は、金属片、かすかにバンガードのV、A、Nの文字程度がかすかに読み取れる。Gであった字は左側だけ見え、Cかもしれないし、OやQとも推測できる。が、他は何も読み取れない認識票を睨みながら呟く。どことなく上の空で感情が籠もっていない声だった。 「貴方に預けておくのが良いのかと思いまして。よく組んでいましたし。時が解決してくれるなら、貴方からなら受け取ってくれるかも知れません」 「そうか」と男は呟き、認識表を封筒に戻すとクチャクチャに丸めてズボンのポケットへと押し込む。 「ほら、ボーンズ。俺様のダサイ脚を返せ。いい加減にしねーと車が出ちまう」 「バーンズだ。ほらよ」 杖をひったくるように奪って、再び杖の男になり、改めて独立機動部隊の二人を眺める。 「そんじゃ、結婚するなら連絡くれ。上等のシャンパンを送ってやる」 「ええ。楽しみにしてます」 「だから! 心臓に悪い冗談をやめろ! 」 「ガキが出来たら、プラズマジェットエンジン付のベビーカーを送ってやる」 「期待してます」 「だーかーらー! やーめーろー!」 軽口に平然と応える二人に、アルフレッドが再び、慌てながら不満げに叫ぶ。が、杖の男は無視して、また軽い調子で口を開ける。 「つーか、スノーホワイトなら杞憂だろうが、本当に悪い魔女の毒リンゴをうっかり食うなよ? 」 「そうですか。でも、そのときは、アルフ君がキスして目を覚ましてくれますよ」 「だから、俺はノーマルだ! 」 杖の男が肩をすくめ、イョルンが少しだけ困った顔をする。 「隠喩ぐらいわかれ、バカヤロウ」 「はぁ? 」 「そうだな。判りやすいように電気工事で例えると……俺が乗り遅れるんだ。早く、街について洒落た杖を買いたいんだよ。あとはスノーホワイトから教えて貰ってくれ」 「はぁ? 」 腑に落ちないままのアルフレッドをそのまま置き去りにして、杖の男は背筋を正し、右手を挙げて敬礼をする。独立機動部隊の二人も、敬礼をする。 「お前らにも、最後に会えて良かった。イョルン・アンダーセン中尉、アルフレッド・カーンズ伍長」 「バーンズだ」 「世話になった」 杖の男は、敬礼をやめて、きびすを返してゆっくりと歩いていく。二人揃って、らしく無いなと思い、思わぬ行動に言葉が出ない。 その責任感だけは無さそうな背を見送りながら、アルフレッドは相変わらず不満げに、腑に落ちない顔をし、イョルンは曖昧な表情のまま見送る。 「……あの野郎、最後の最後まで、名前を間違えやがった」 「ふふ」 「笑い事じゃねーっすよ。中尉も、スノーホワイトなんて呼びやがって」 「今更、行儀良くされてもね。彼なりに、心配していると思います」 「心配? 」 あの男がそんな事をするのだろうかと疑問に思う。 「例えばですけど、コネクションを使って、パッと入ってきた年下の上官の命令って素直に聞きますか? 」 「そりゃ、ききますよ」 「例えば、長年勤めてきた人から見て、そんな出る杭は気に入るでしょうか? 」 「あー、いやー、その」 「毒リンゴってそういうことですよ」 「あー」 敵が身内にいるとは思いたくないが、バンガードといえど、クーデター時に政府側についた者達も所属しているわけなので、ある日、突然、背中を撃たれる可能性もある。その点についての忠告であるが、アルフレッドとしてはそこまで警戒する必要があるだろうと考える。年下の上官であり、経験も少ないイョルンだが、そういった策には対抗できるのではないかと小さな背中だが頼れる気もする。 「さて、僕たちも行きましょうか。急がないと」 「そうですよ。本当は昨日、出る予定ですよ」 とまたまた、アルフレッドが不満げだったが、二人の横を杖をついた男が通り過ぎようとしていた。 「間違えた。あっちだ。頼むから、まだ出るなよ。出てたらヘリで追いかけて威嚇射撃してジャックするぞバカヤロウ」 と二人を見ることもなく呟いて去っていく。 「……最後の最後で締まらないな」 「らしいじゃないですか」 杖の男の背中が見えるうちに、二人も早足で歩き出す。 去る者。 残る者。 行く者。 一つ終わり。 一つ始まる。 ホールは、行き交う軍人が絶えることもなく。 遠くからは、喧噪が絶えることはなく。 Back/Home/Next
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/761.html
魔神フラウロスはクラスビーストなんじゃないかな? - 名無しさん 2015-12-20 16 43 01 バトルのみでADVパート的なのなかったんだけど、不具合じゃないよね? - 名無しさん 2016-01-01 10 35 07 アルジュナはADVパート有ったけど。カルナは不具合か知らんが無かった。 - 名無しさん 2016-01-01 11 10 47 自分だけじゃなかったんですね。ありがとうございます - 名無しさん 2016-01-01 11 25 24 突然バトルだけ始まると驚きますね - 名無しさん 2016-01-01 13 43 33 問い合わせたら不具合じゃないよ仕様だよって返事来た - 名無しさん 2016-01-03 14 48 46 カルナは導き手は必要無いみたいな事を言ってたからそのせいかもね。 - 名無しさん 2016-01-03 14 54 47 バトルだけは寂しい。ランサーの全体宝具って初かな? - 名無しさん 2016-01-01 14 07 59 エ、エリザ…… - 名無しさん 2016-01-01 14 09 16 ドラゴン系アイドルのコンサートに行く権利をやろう - 名無しさん 2016-01-01 14 10 06 体験イベのおかげでガチャ欲失せて助かる。やっぱtnk反応しない男鯖はないわ - 名無しさん 2016-01-01 14 43 16 気持ち悪すぎる… - 名無しさん 2016-01-01 17 03 45 ドン引きだわ - 名無しさん 2016-01-01 18 10 10 キモい告白とかいらないです - 名無しさん 2016-01-01 21 18 37 まったくだな。tnkの反応するイスカンダルはよ!優男はもういらぬ。 - 名無しさん 2016-01-01 21 59 22 悪いがホモは帰ってくれないか - 名無しさん 2016-01-03 14 55 33 男キャラじゃ反応しないからガチャ欲せるってことじゃないの? - 名無しさん 2016-01-04 22 38 46 どうでもいいから口を閉じろよ… - 2017-02-07 18 30 12 アルジュナにもカルナにも反応しないとか不能かよ - 名無しさん 2016-01-01 22 43 50 カルナ欲しかったけど、使ってみてますます欲しくなった。ガチャ、はよー(明日だけど - 名無しさん 2016-01-02 17 42 56 アルジュナくんがtntn無い可能性があることを知らん奴が多いようだ - 名無しさん 2016-01-04 00 34 56 ダニィッ!? - 名無しさん 2016-01-04 09 53 04 地球少女(ボソッ) - 名無しさん 2016-01-05 18 21 01 ああ!ダヴィンチちゃんが歌い始めたぞ! - 2017-01-20 21 34 07 ブリリアント・サマーのNPCに表記されてる玉藻と清姫だけど(騎)じゃ無くて(槍)だよね。 - 2016-12-03 13 51 59 修正しました。報告ありがとうございます。 - 2016-12-03 15 03 11 宮本武蔵の幕間3、強い方と弱い方の選択肢出たけど敵パラメーター変化するのかな。強い方だとHP198972、開幕1ターンのスキル封印してきた。 - 2017-01-01 09 20 04 弱い方だとHP54958で開幕特に何もなかったよ - 2017-01-01 09 29 26 強い方だとセイバー忍法とかいう酷いスキル連発してくるな。開幕のスキル封印以外にもダメージカットと毒付与は確認。 - 2017-01-01 09 35 51 弱い方も普通にスキル使ってきたぞ。開幕は無かったはず - 2017-01-01 18 22 08 前の時のガッツに比べりゃかわいいもんよ - 2017-01-01 18 29 17 武蔵可愛いけどイベント見て思った。柳生のほう召喚してくれ!w - 2017-01-01 14 56 28 爺様の強者感半端ないよな - 2017-01-02 16 44 45 プロトアーサーの体験クエ1戦目は竜の逆鱗×1と槍の輝石×1、2戦目呪獣胆石×2ドロップ。 - 2017-03-11 19 05 05 ホームズ体験クエのメタネタや今まであえて触れなかったタブーギリギリを攻める会話好き - 2017-07-31 19 30 14 ブリュンヒルデ体験クエ、デーモンから心臓×1 (2019-10-21 23 48 15)
https://w.atwiki.jp/niconico2nd/pages/94.html
【名前】グラハム・エーカー 【出展】機動戦士ガンダム00 【性別】男 【外見】金髪の優男。 【性格】一つのことに執着するタイプであるとともに、自分が決めたことは絶対に曲げない。 量産型ガンダムに乗る機会を無視してまで、フラッグでガンダムを倒すことに拘った。 【能力】作中最強レベルのパイロットであり、性能の劣るフラッグでガンダムと渡り合うほどの技量を持つ。 指揮能力も極めて高いが、ガンダムに部下を殺されたことで指揮は行わなくなった。 【一人称、特徴的な口調など】自分は私、他人は君、少年。基本は呼び捨てにする。どこか古風な話し方をする。 また、「好意を抱くよ」「口説けません」「この気持ち、まさしく愛だ!」など恋愛感情に例えて話す。 【把握用参考動画】ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm4382954 【解説】 ただひたすらにガンダムに執着する、ガンダム00のライバルキャラ。 ニコニコでは女性キャラをガンダム呼ばわりして愛を告白する変態キャラである。 二期では仮面を……おっと誰か来た様だ。 以下、本ロワでの動向(ネタバレ) +開示する 初登場話 sm09 射命丸文は大変な変人どもに振り回されてデデーン!されて逝きました 登場話数 17話 スタンス 対主催(保護:射命丸文)→対主催(保護:チルノ) 現在状況 二日目・早朝の時点で生存 現データ sm228 焦燥時点 キャラとの関係 名前 関係 解説 初遭遇話 ブロリー 敵対 sm09 射命丸文は大変な変人どもに振り回されてデデーン!されて逝きました 射命丸文 仲間 愛機フラッグのような存在。守る。襲撃されるが、その記憶は無い。 sm09 射命丸文は大変な変人どもに振り回されてデデーン!されて逝きました 野々原渚 敵対 襲撃される。再会時も結局戦闘に陥る。 sm47 愛の嵐 ブロントさん 敵対 誤解から戦闘に。再会時は警戒を緩めなかった。 sm47 愛の嵐 囲炉裏 中立 渚との戦闘を目撃される。 sm47 愛の嵐 バルバトス・ゲーティア 敵対 襲撃される。 sm90 塩くれてやる! -若本製塩編-(前編) キョン子 仲間 バルバトスに襲撃されていたところを助ける。 sm90 塩くれてやる! -若本製塩編-(前編) 逢坂大河 仲間 塩との漢の誓いにより、塔から脱出させる。考え方の違いから別行動に。 sm90 塩くれてやる! -若本製塩編-(前編) 伯方の塩 仲間 大河のことを託される。 sm90 塩くれてやる! -若本製塩編-(前編) スプー 敵対 襲撃されるが、撃退する。 sm90 塩くれてやる! -若本製塩編-(前編) アポロ 友好 情報を交換する。追いかける。 sm151 「正解」と「理想」 -Killer Queen-(前編) 古手羽入 友好 目前で死亡。 sm151 「正解」と「理想」 -Killer Queen-(前編) 日下部みさお 友好 目前で死亡。 sm151 「正解」と「理想」 -Killer Queen-(前編) タケモト 仲間 首輪・誰得の部屋に関する議論を行う。 sm189 魔法少女十字軍 -Magic girl crusade- 獏良了 仲間 sm189 魔法少女十字軍 -Magic girl crusade- チルノ 仲間 恋敵。文の分まで守る。共に行動。 sm200 渦巻く欲望……てか、お前ら我侭すぎる。 フランドール・スカーレット 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 赤木しげる 警戒 危険人物と認識。 未遭遇 ドナルド・マクドナルド 敵対 情報交換をするが、その記憶は無い。襲撃される。 sm217 Burst Behavior 鏡音レン 仲間 情報交換をするが、その記憶は無い。 sm217 Burst Behavior ときちく 仲間 情報交換をする。 sm217 Burst Behavior 鏡音リン 警戒 拘束して館に放置する。 sm226 正義の味方Ⅱ -Face of Fact- メタナイト 仲間 共に行動。 sm228 始動 馬岱 仲間 共に行動。 sm228 始動 藤崎瑞希 仲間 共に行動。 sm228 始動 ソリッド・スネーク 仲間 共に行動。 sm228 始動 桂言葉 共に行動。 sm228 始動 べジータ 仲間 共に行動。 sm228 始動
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/56938.html
登録日:2024/08/31 Sat 07 48 56 更新日:2024/09/04 Wed 15 16 49NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 8月31日のロングサマー エンドレスエイト モーニング ループ 伊藤一角 漫画 該当日に建てられた項目 講談社 週刊モーニングで連載されている漫画。 作者は伊藤一角。 高校生の鈴木くんと高木さんは8月31日をループしている。 記憶を持ち越せるのは二人だけで、後は全てがリセットされてしまう。 タイムループの原因が「夏にやり残した未練」だと考えた鈴木くんは高木さんと仲良くなろうとするが、恋愛経験のない鈴木くんの言動はズレていてなかなか進展しない。 それでも、真摯に向き合い続けて少しずつ先に進んでいく。 【登場人物】 ・鈴木鷹也 8月31日をくり返している高校生。あだ名は「ホーク」。男子校に通っている。 ループの原因がこの夏に立てた「彼女を作って童貞を捨てる」という目標を達成できなかった未練だと考え、同じように8月31日をループしている高木さんと恋人になろうとしている。 高木さんに対する気持ちは決してループから脱出するためだけという訳ではなく、本気で真摯に向き合っている。 学校は進学校で頭はよく、東大を志望するほどで一見優男だが実は柔道で県3位と文武両道。 背も高く顔もイケメンで、身を挺して他人を庇うなど人間もできている。 プロも認めるほどのギターの腕があったりバイクの運転が得意だったりと、普通にモテそうなのだが、恋愛に関しては全てがズレまくっていて何もかも台無しになっている。 例えば、高木さんと出会う前に女性と仲良くなるためにしていた事は、「街中で見かけた女性に近づき、黙って日傘をさして歩く」という怖すぎるものだった。 当然というかお約束というか、ファッションセンスも壊滅的。(*1) しかし、拒絶されたりすれ違ったりしながらも少しずつ距離を縮めて行っている。 ・高木佳夏 鈴木くんと同じく8月31日をループしている高校生。処女ではない。 何故か8月31日をループしており、同じくループしている鈴木くんと行動を共にしている。 ちなみに、二人が知り合ったのはループしているはずのテレビ中継に、毎回違う服装で映り込んでいる鈴木くんを見つけたから。 鈴木くんのキモい言動を目の当たりにしても完全には拒絶しない優しい人物だが、簡単に家に入れたり男性への距離感がおかしく、友人から釘を刺されている。 鈴木くんのキモ言動には引きながらも、経験がない故の正直かつ真っ直ぐすぎるアプローチには意外とまんざらでもない。 特に、周囲に言えていなかった実は美大志望という話を肯定や否定をせずに聞いてくれたあたりから、意識するようになっている。 しかし、ファッションセンスだけは認められない様子。 ・赤羽根くん 鈴木くんの同級生。 リーゼントヘアーの一見ヤンキーのような人物だが、ただリーゼントが好きなだけで実際はかなりいい人。 何故か学校の渡り廊下に1.5リットルサイズのコーラを持って佇んでいる。 鈴木くんが何らかのステップアップが必要と感じた時に訪ね、相談している。 鈴木くんの相談には、初めてのデートの場所を提案したり、無自覚にしていた「おうちデート」について「おうちデート1回で普通のデート10回分くらいだからキングスライムみたいなもんだ」と分かりやすく説明したりと真面目に答えている。 しかし、どうやら実際に女性と付き合った事があるのではなく、その知識は全て恋愛ゲームによるもののようだ。 登場はだいたい単行本一巻に一回程度でそんなに多くないのだが、やたら人気があるらしい。 【その他】 作者の伊藤一角氏は中高一貫の男子校出身で、大学で初めて彼女ができたりした時の衝撃が作品の根っこになっているかもしれないと語っている。 同じサイズのコマを連続で配置し、少しずつ台詞などを変えていく演出が特徴だが、これは映画でいう長回しのシーンの手法である。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これまんまエンドレスエイトじゃ? -- 名無しさん (2024-08-31 10 28 43) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/5432.html
379: 名無しさん :2018/10/31(水) 22 35 28 HOST p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp 【ネタ】OGクロス・特地派遣軍設定 組織設定 第零特殊作戦群 表向きは別の名前を付けられ、隠されている大洋軍の対オカルト部隊。 宮内庁(皇室)直属の組織であるヤタガラスと違い、政府直属の対オカルト部隊である。 ヤタガラスよりは人員の質が劣る代わりに規模が大きい(群と呼称しているが師団規模)。基本的にはヤタガラスよりも低い脅威の事件を処理する。 優秀とみなされた隊員は、ヤタガラスに出向という形で一時所属することもある。 キャラクター設定 ヒデオ・フツノ 身長:176cm 体重:68kg 性別:男 年齢:22歳 階級:大尉 特地派遣軍に編入された第零特殊作戦群選抜隊の一員。 転生者で真・女神転生でNルートをクリアした主人公――つまり、ザ・ヒーローの魂が宿っている。 前世と同じく母子家庭で育った。前世の記憶が早くから戻ったため、母を守るために己を鍛え、中学になってから悪魔召喚プログラムを探していた。その行動で夢幻会の情報網に引っかかり、そのまま加入。自分の生きた世界が、ゲームになっている世界もあることに驚いていた。 中学卒業後は幼年士官学に進み、そのまま選抜試験を受けて第零特殊作戦群に入る。 一応、人型機動兵器の扱いは学んでいるが、実戦で使用したことは今までない。その代わり生身での戦いの経験は転生後だけでも豊富で、たまにヤタガラスに出向するレベルである。 指揮する部隊は副官として同じく転生したヒロイン(中尉)と、10名の伍長以上の下士官。編成はグリーンベレーのAチームを真似たもの。 使用できるスキルは士気高揚、チャージ、貫通、霞駆け、三日月斬り、一刀一閃、勝利の雄叫び、不屈の闘志と真女神転生ⅣFINALのDLCより高性能になっている。 名前は漢字で書くと蓬野英雄。 真女神転生世界を生き抜いた記憶のせいか、日企連世界の前世の転生者並みに生死観がドライな部分があるが基本的には善良な若者である。この性格と比較的細身で優男風な外見のせいか、よく脳筋連中にナメられる。 隠れた特技に中学生レベルの技量だがヴァイオリン演奏がある。(学んだ理由のヒント:魔人デービット) ケイ・タイラ 身長:180cm 体重:70kg 性別:男 年齢22歳 階級:少尉(臨時) 特地派遣部隊所属の傭兵。 白人系日本人であり、転生者。 白い肌にプラチナブロンドと碧の瞳、そして名前のせいで欧米人と間違えられる。男色家に色目を使われるほどの美男子。現在は名門の次期党首と愛人との間に三男として生まれた。(連合の法では一応一夫多妻は認められていたが、母親の生まれが悪かったため妾という形になった) 兄二人とは仲がいいものの、本妻である義理の母親とは虐待等はなかったが隔たりがあり(彼自身は妾とその子供をいびったりしないだけ立派だと思っている。父親は論外)、大学の予備役将校訓練課程卒業と同時に傭兵――カラードになった。 カラードとしての名はノーザン・ハンターで、ACネームはクリティカルヒット。 セッティングは虎鶫に近いが、多少接近戦もできるようにしてある。 新人でありランクは低く、危険性が低いと思われた特地で経験を積ませようという上の思惑で送り込まれた。銃の腕は魔人と称されるほどで、7.62mmの狙撃銃で1マイル先のマンターゲットにスマイルマークを描けるレベルである。しかし立ち回りを含めた戦闘力では虎鶫より劣る。 大学時代はバイアスロンの選手であったが、金持ちに対する偏見から監督に徹底的に嫌われて公式戦には出られなかった。 人見知りが激しいが、一度気を許した相手には一気に口数が多くなる。オタクで、特撮とプリキュアシリーズ(特に初代)が好き。「萌えより燃え」と公言しているが、別に萌えを馬鹿にしたりしてはいない。 漢字で名前を書くと平慶。 380: 名無しさん :2018/10/31(水) 22 36 02 HOST p413239-ipbf305imazuka.yamagata.ocn.ne.jp 以上です。 ウィキへの転載は自由です。 ゲートネタを書く人が増えるといいなぁ。
https://w.atwiki.jp/tisnrail/pages/160.html
【クラス】 セイバー 【真名】 痣城双也@BLEACH Spirits Are Forever With You 【ステータス】 筋力:E 耐久:EX 敏捷:EX 魔力:A 幸運:D 宝具:A+ 【属性】 秩序・中庸 【クラススキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 【保有スキル】 鬼道:A+ 死神が自らの霊力と霊圧を用いて行使する術。 相手を直接攻撃する『破道』と防御・束縛・伝達などを行う『縛道』に二種類が存在する。 セイバーは高位の術も行使することの出来る技量を持ち、更に後述する宝具との兼ね合いもあって脅威度は非常に高い。 死神:B 広義における死神ではなく、尸魂界(ソウル・ソサエティ)の守護を請け負う存在の名称。 悪霊及びそれに準ずる存在に対する攻撃判定にプラス補正を受ける。 セイバーの場合、自らの行いで投獄されているためランクが落ちている。 『剣八』:- (元はAランク) 護廷十三隊最凶の戦闘集団・十一番隊の隊長を務めた者に与えられる称号。・・・ それが意味するのは“最強”の肩書であり、セイバーは八代目の『剣八』であった。 今や彼はこの名前から解放されている。 単独顕現:E 例外として英霊の座ではない地点から単体で電脳世界に出現したサーヴァント、その証。 とはいえ、単独顕現が持つ“即死耐性”“魅了耐性”を備えている。 【宝具】 『雨露柘榴(うろざくろ)』 ランク:A 種別:対人/対軍/対城宝具 レンジ:1~10000 最大補足:1~10000 セイバーの振るう斬魄刀。通常、斬魄刀には始解と卍解の二つの形態が存在するが、セイバーは例外的に常時の卍解状態にある。 物質と融合し、融合した対象と自らを同化させて支配することが出来る。 霊子レベルの超細密な操作まで可能であり、融合範囲内で起こった事象の全ては常にセイバーによって知覚され、また同範囲内の如何なる空間にも瞬間移動で出現出来るなど万能と言っていい性能を誇る。 平時セイバーは空気と融合しており、これによりほぼ全ての攻撃を素通りさせている。 生物と融合するのも可能だが、拒絶反応による反動が激しく使うセイバーは基本的にこの使用法に頼らない。 更に支配可能な範囲も非常に広大であり、生前には計算上日本の国土に迫るサイズになる都市『瀞霊廷』の全域と融合していた。 前述の通り事実上万能の性能を持つ宝具だが弱点も存在し、一つは卍解の使用中セイバーは世界そのものと融合している為“魂魄が固定され変化しない”。即ち鍛錬や成長で自己を鍛え上げることが完全に不可能である。 実際、セイバーはこの宝具の能力を取り除いて見た場合、単なる見てくれ通りの優男でしかない。 そして霊子そのものを吸収する攻撃には非常に弱く、融合範囲で使用された場合、その攻撃による痛手を魂魄全体に数十倍の規模で受けるという絶大な被害を被る。 また奥の手として、『雨露柘榴』を始解状態にあえて戻すというものがある。 この際、融合した霊子を凝縮することで極めて絶大な攻撃力を取り出すことが可能。 その威力は対城宝具の域にさえ達するが、代償としてその後卍解を一年間使用出来なくなってしまう。 聖杯戦争では魔力さえ賄えれば再度の卍解使用も不可能ではないだろうが、しかし要求される魔力量は令呪三画を費やしてもまるで足りないほど莫大な為、やはり現実的とは言い難い。 【weapon】 『雨露柘榴』 【人物背景】 元・護廷十三隊十一番隊隊長。八代目『剣八』。 本名を痣城双也と云う。 誰よりも死神の使命に忠実で、それ故に道を踏み外してしまった合理の男。 本来、痣城剣八は現在も尸魂界の牢獄『無間』に収監されている。 しかし“黒い羽”と云うイレギュラーに触れたことで、例外的な単独顕現を果たして花邑ひなこのサーヴァントとなった。 その為彼の旅はまだ終わっていない。彼は今も、今まで捨ててきたものを拾い直す旅路の途中にある。 【サーヴァントとしての願い】 願望器に代行して貰うような願いはない。 ただ、この戦いが少しでも己の何かを埋めることを望む。