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42 乳房温存術後の全乳房照射によって生じる有害事象はどれか.つ選べ. 1.肺炎 2.胃潰瘍 3.食道炎 4.肋骨骨折 5.甲状腺機能低下
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癌 / 小児甲状腺癌〔言葉で検索〕 小児甲状腺癌〔福島〕 .
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K 甲状腺悪性腫瘍 102I57 72歳の女性。前頚部腫瘤を主訴に来院した。40歳代から甲状腺腫を指摘されていたが特に治療は受けていなかった。2週前から前頚部腫瘤が急に増大してきた。身長 158cm,体温 36.2℃。脈拍 80/分,整。血圧 138/64mmHg。全頚部に横径約9cmのびまん性甲状腺腫を触れる。甲状腺腫は硬く,表面に凹凸がある。甲状腺に圧痛は認めない。頚部皮膚に発赤を認めない。右側頚部に径1cmのリンパ節を2つ触知する。血液所見:赤血球 380万,Hb 11.8g/dl,Ht 38%,白血球 5600,血小板 18万。血液生化学所見:TSH 18.5μU/ml(基準 0.2~4.0),FT3 2.5pg/ml(基準 2.5~4.5 ),FT4 0.7ng/dl(基準 0.8~2.2)。免疫学所見:抗サイログロブリン〈TG〉抗体 18.8U/ml(基準 0.3以下),抗甲状腺ペルオキシダーゼ〈TPO〉抗体 45U/ml(基準 0.3以下)。甲状腺超音波検査で右葉下部に著明な低エコー域を認める。 考えられるのはどれか。2つ選べ。 a 亜急性甲状腺炎 b 慢性甲状腺炎 c 無痛性甲状腺炎 d 甲状腺濾胞癌 e 甲状腺悪性リンパ腫 × a ○ b × c × d ○ e 正解 be 診断 慢性甲状腺炎に併発した甲状腺悪性リンパ腫 101F61 甲状腺乳頭癌について正しいのはどれか。2つ選べ。 a 女性に多い。 b 高齢者に多い。 c 血中サイログロブリンが低値となる。 d 甲状腺超音波検査で砂粒腫がみられる。 e 予後は濾胞癌より悪い。 ○ a × b × c ○ d × e 正解 ad
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最終更新日時2012-03-14 原発事故時の放射性ヨウ素の危険性 どう対処すべきか、どう対処すべきだったか(放射性ヨウ素による健康被害を最小限にするために、個々人レベルでできることは?) ■目次 なぜヨウ素の摂取が必要か。どれぐらいの量のヨウ素の摂取が必要か どうやって非放射性のヨウ素を体内にいれるかヨウ素剤の服用 食物による摂取食物による摂取の留意点 ヨウ素摂取の副作用は? 東京電力福島第一原発事故から1年でヨウ素による被曝量東京都民(東大研究者による推定値) ページフッタこのページの1階層上のページ このページの1階層下のページ このページに含まれるタグ このページへのアクセス数 ■本文 なぜヨウ素の摂取が必要か。 一言で言えば、甲状腺癌の発生確率を下げるため。 原子炉事故の時に真っ先に検出されるのは、気体か、気体状になり易い放射性元素です。放射性の希ガス(クリプトンやキセノン)やヨウ素がこれに相当します。 引用元:財団法人 環境科学技術研究所 WEBサイト内 第63号・放射性ヨウ素とヨウ素剤投与 ヨウ素(元素記号は I )には24種類の同位体があります。同位体とは化学的性質は同じですが、“重さ(質量数)”が異なる元素のことをいいます。この24種類のヨウ素の中で、放射線を出さないのは、“重さ”が127のヨウ素(127 I と書きます)だけです。核実験や原子炉事故時に検出されるのは、131 I 、132 I 、133 I などです。 引用元:財団法人 環境科学技術研究所 WEBサイト内 第63号・放射性ヨウ素とヨウ素剤投与 放射性ヨウ素は呼吸や食べ物を通じて体内に入り、血中に移行します。血中に入ったヨウ素の10~30%は甲状腺に蓄積されますが、その割合は、放射性でないヨウ素の摂取量に左右されます。通常人体には15~20mgのヨウ素が含まれていて、その70~80%は甲状腺に存在しています。 引用元:財団法人 環境科学技術研究所 WEBサイト内 第63号・放射性ヨウ素とヨウ素剤投与 甲状腺は、放射線による発がんの感受性が高い組織である チェルノブイリ事故などで多くの甲状腺がんの高発生率が確認され、特に発育過程の幼児、児童が問題となる。 引用元:福井県原子力環境監視センター 福井県原子力環境監視センター>用語集 希ガスは、化学反応しないので、人体に蓄積されることはなく、大気中に拡散し、薄められていきます。しかも半減期に従い放射能を失っていきますので、人に与える影響は極めて小さいのです。 引用元:財団法人 環境科学技術研究所 WEBサイト内 第63号・放射性ヨウ素とヨウ素剤投与 どれぐらいの量のヨウ素の摂取が必要か 年齢 日本 WHOガイドライン 新生児 12.5mg 12.5mg ~3才未満 25mg 25mg ~13才未満 38mg 50mg ~40才未満 76mg 100mg 40歳以上 不要 (確定的影響防止目的には100mg) 引用元:(財)原子力安全研究協会 WEBサイト内 「原子力災害時の放射線防護策としてのヨウ素剤予防服用の実際」 - 緊急被ばく医療研修 どうやって非放射性のヨウ素を体内にいれるか 本来であれば、ヨウ素剤(ヨウ化カリウム)という放射性ヨウ素の対策となる薬があり、国から配られる予定になっている。 必要があれば国からもらえば良い。はずだった。 しかし、後述の通り、ヨウ素剤の入手は簡単ではない。もし最悪の事態になり放射性物質が飛散した場合のことを考えると、個々人で食物からの摂取などの代替方法を模索しておく必要がある。 ヨウ素剤の入手が難しい理由は下記の3点。 1.備蓄量の絶対数が足りない。 国のヨウ素剤の備蓄は、原発のある県にしかない。 ただし、市町村単位で独自に用意している場合を除く。 さらに原発のある県でさえ、備蓄量が不足している。 当然、全国から集めても首都圏の人口には程遠い数しかない。 備蓄数については、現在別ページ にて調査中。 2.医師の処方箋が必要。 後述の副作用もあるため、薬局等で市販されておらず、医師の処方箋が必要である。 現時点でのリスク回避のための準備として、前もって手に入れることはできない。 ヨウ素剤は指定医薬品であり処方箋を必要とするので、市販では手に入りません。また、ヨウ素剤は劇薬指定を受けており、毒性が強く、販売・授与目的で陳列してはいけないものです。人によっては副作用が出ることもあり、正しい使い方を守る必要もあります。医師への相談ののち、医師の判断により必要な人に処方されるもので予防のために貯蔵するものではありません。 引用元: 原子力発電所の災害に伴う健康に関する情報|八王子市 ヨウ素剤の服用 我が国では、原子力災害時には、予想される被ばく線量に応じて避難等の対策が取られることになっているので、安定ヨウ素剤服用についてもその仕組みの中で考える必要がある。このため、服用をより確実にするために、発災時に住民が集合した場所で服用することにした。服用回数についても、原則として1回とし、 2回目が必要になるような状況では避難等を優先させることにした。 ある対策を発動する拠となる値を介入レベルと呼んでいるが、安定ヨウ素剤服用に係わる介入レベルについては、国際機関の間でさえも一致しておらず、この問題が抱える複雑さを象徴している。IAEAは、主として実効性を確保する理由から、性別、年齢にかかわらず、甲状腺の回避線量100 mGyを推奨している。回避線量とは、ある防護対策について、それを行った場合の被ばく線量から、それを行わなかった場合の被ばく線量を差し引いた値であり、その対策がもたらす効果と言い換えることもできる。一方、WHOは、1999年に出したガイドラインのなかで、チェルノブイリ事故後、甲状腺癌の増加が圧倒的に小児に多いことを重視し、また小児では安定ヨウ素剤による重篤な副作用が報告されていないことから、安定ヨウ素剤使用によるリスクとベネフィットが釣り合う(安定ヨウ素剤服用が正当化される)のは非常に低い甲状腺線量においてであるとした上で、年齢によって異なる基準を提案している。 引用元:(財)原子力安全研究協会 WEBサイト内 「原子力災害時の放射線防護策としてのヨウ素剤予防服用の実際」 - 緊急被ばく医療研修 食物による摂取 食物中に含まれるヨウ素による効果は、ヨウ素剤と違い確実ではありません。 しかし、私が調べた限りでは、これしか代替となり得る手段はありません。 ヨウ素(安定ヨウ素)は、昆布などの海藻類に多く含まれているので、この海藻類を食べることにより甲状腺中のヨウ素(安定ヨウ素)量を多くすることも同じ効果があるといわれている。 引用元: ヨウ素剤 - 福井県原子力環境監視センター>用語集 食物でとろうとすると、一日あたり、昆布を60gほど食べる必要がある。 ヨウ素は海水中に多く存在するため、海藻類や魚介類に豊富に含まれています。 食品100g中 mg こんぶ 131 わかめ 7.8 あまのり 6.1 参考元: 「健康食品」の安全性・有効性情報 食物による摂取の留意点 含まれる安定ヨウ素が一定ではなく、十分な効果を得られるかは不明です。 コンブなどは良く噛まなければならず、消化過程が必要であり、吸収までの時間がかかります。 引用元: 独立行政法人 放射線医学総合研究所 ヨウ素摂取の副作用は? 食品として、摂取しても良い通常時の目安(耐用上限量)は、年齢によるが、0.2mg~2.2mg。 参考元:独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 放射線対策の推奨量を摂取すると、数十倍のオーバーとなる。 そのため必要以上に早くヨウ素剤等の対策をとってはいけない。 ヨウ素の過剰摂取による副作用としては、 甲状腺機能低下症、甲状腺腫、甲状腺中毒症が起こります。 この他、体重減少、頻脈、筋力低下、皮膚熱感などの症状が見られることもあります。 参考元:独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 大量の安定ヨウ素剤を服用すると、甲状腺機能が一時的に抑制される。近年、出生前後の甲状腺機能低下症が、その後の精神的発達に悪影響を及ぼすことが知られるようになった。 安定ヨウ素剤を服用した新生児、あるいは出産直前の妊婦が服用した場合には出生した児については、甲状腺機能に異常が生じないかどうかモニターし、速やかに必要な処置を行う必要がある。 引用元:(財)原子力安全研究協会 WEBサイト内 「原子力災害時の放射線防護策としてのヨウ素剤予防服用の実際」 - 緊急被ばく医療研修 WHOは、1999年に出したガイドラインのなかで、チェルノブイリ事故後、甲状腺癌の増加が圧倒的に小児に多いことを重視し、また小児では安定ヨウ素剤による重篤な副作用が報告されていないことから、安定ヨウ素剤使用によるリスクとベネフィットが釣り合う(安定ヨウ素剤服用が正当化される)のは非常に低い甲状腺線量においてであるとした上で、年齢によって異なる基準を提案している。 引用元:(財)原子力安全研究協会 WEBサイト内 「原子力災害時の放射線防護策としてのヨウ素剤予防服用の実際」 - 緊急被ばく医療研修 東京電力福島第一原発事故から1年でヨウ素による被曝量 東京都民(東大研究者による推定値) 出荷制限や乳児用ボトル水配布といった対策がなかったと仮定した際の放射性ヨウ素の甲状腺等価線量注は、成人で0.42mSv(実効線量換算で17μSv)、幼児で1.49mSv(同60μSv)、乳児で2.08mSv(同83μSv)であったのに対し、対策によってそれぞれ成人で0.28mSv(同11μSv)、幼児で0.97mSv(同39μSv)、乳児で1.14mSv(同46μSv)まで減少し、対策によって33%~45%の低減効果があったと推定された。 引用元: 東大、飲食物由来の放射性ヨウ素/セシウムによる都民への曝露量などを推定 | エンタープライズ | マイナビニュース ページフッタ このページの1階層上のページ このページの1階層下のページ ヨウ素剤備蓄量 このページに含まれるタグ ヨウ素 癌 このページへのアクセス数 今日: - 昨日: - これまで合計: -
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本日の閲覧数 - 昨日の閲覧数 - 総閲覧数 - 平成23年3月14日開始。 平成25年5月25日更新。 東京電力の福島の原子力発電所の事故処理は困難を極めています。現場の方々は命を掛けて仕事をされています。政治家と国民は彼ら英雄を支援する必要があります。骨髄移植専門医は作業員の方々の骨髄移植のための骨髄液の採取を提唱しましたが、何故か政府は骨髄移植のための骨髄液の採取を却下しました。開いた口が塞がりません。もはやこの政府は作業員の命を守る意思はない事がはっきりしました。東京電力と民主党政府の報道は当てにならないし、国民はその報道をまともに信じることはないし、海外から嘘を付いていると非難される有様です。福島県の方々の内、放射性同位元素が多く飛散してしまった地域の住民は避難した方がいいでしょう。福島市の方々は汚染地域に住んでおられます。福島市の若い方々は、福島市からは避難又は移住を考えた方が良いと思います。 原子力災害時の放射線障害予防薬として 非放射性のヨウ素をカリウム塩にしたものを安定ヨウ素製剤として用いる。 動物の甲状腺は、甲状腺ホルモンを合成する際にヨウ素を必要とするため、原子力災害時等の放射性ヨウ素を吸入した場合は、気管支や肺または、咽頭部を経て消化管から吸収され、その10~30%程度が24時間以内に甲状腺に有機化された形で蓄積される。放射性ヨウ素はβ崩壊により内部被曝を起こしやすく、甲状腺癌、甲状腺機能低下症等の晩発的な障害の危険性が高まる。そのため、非放射性ヨウ素製剤である本剤を予防的に内服して甲状腺内のヨウ素を安定同位体で満たし、以後のヨウ素の取り込みを阻害することで放射線障害の予防が可能である。この効果は本剤の服用から1日程度持続し、後から取り込まれた「過剰な」ヨウ素は速やかに尿中に排出される。また、放射性ヨウ素の吸入後であっても、8時間以内であれば約40%,24時間以内であれば7%程度の取り込み阻害効果が認められるとされる。本剤に副作用は少ないが、ヨウ素への過敏症や、甲状腺機能異常を副作用として惹起する可能性がある。 原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について (一部引用します。) 5-5服用回数及び服用量 (1)服用回数 安定ヨウ素剤予防服用については、その効果を最大とするため、安定ヨウ素剤の配布後、対象者は直に服用するものとする。服用回数は、過剰は安定ヨウ素剤の服用による副作用を考慮し、原則1回とする。1回目の服用は、安定ヨウ素剤の効果が1日は持続することが認められていることより、2日目となるが、2日目に安定ヨウ素剤服用を考慮しなければならない状況では、避難を優先させることが必要である。 (2)服用量 WHOの推奨量(17)や各国の介入レベル等(参考資料Ⅲ)を参考にしつつ、過剰な安定ヨウ素剤の服用による副作用を考慮し、服用量は、ヨウ素量として、新生児12.5㎎、生後1か月以上3歳未満25㎎、3歳以上13歳未満50㎎、13歳以上40歳未満100㎎とする。40歳以上は服用する必要はない。 服用に当たっては、原子力災害時に備え準備されている医薬品ヨウ化カリウムの丸薬を分割するのは適当でないため、安定ヨウ素剤として医薬品ヨウ化カリウムの原薬(粉末)を水(減菌蒸留水又は精製水)に溶解し、それぞれの年齢に応じた正確な服用量としたものを用いることが現時点では適当である。ただし、13歳以上40歳未満の服用については、安定ヨウ素剤として医薬品ヨウ化カリウムの丸薬が既に準備されている場合、丸薬(1丸はヨウ素量として38㎎、ヨウ化カリウム量として50㎎を含む。)2丸分であるヨウ素量76㎎でも、十分な効果はあると考えられるため(25) 、丸薬2丸を用いてもよい。 当院はある程度ヨウ化カリウムを蓄えています。
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追加分1 代謝と内分泌と時々読影 GHによる臓器肥大作用 先端巨大症:手指末節骨カリフラワー様肥大変形、 種子骨の肥大、ガンマナイフ使用 腫瘍が大きい⇔Cushing病はmicroadenoma 通常の尿浸透圧:300mOsm/L以上 抗精神病薬使用者に低Na血症 →緊張による水の多飲とADH分泌促進作用 →SIADH、 水制限+食塩(10~15g)経口摂取 SIADHの原因:肺癌、髄膜炎、脳腫瘍、COPD、結核 水制限+高張食塩水+ループ利尿薬 甲状腺亢進→高血圧、心房細動 +飲酒・過食により四肢弛緩性麻痺 甲状腺機能を低下:リチウム、ステロイド、 アミオダロン(抗不整脈) →フィードバックによる下垂体前葉過形成 無痛性甲状腺炎→βブロッカーで治療 橋本病:70~80%は甲状腺機能正常 透析に続発して副甲状腺亢進 偽性副甲状腺低下:腎・骨のレセプター機能異常 →Albright徴候:知能低下、低身長、肥満、 短指症 病型分類のためにElsworth-Howard試験 →PTH負荷による腎尿細管の反応性 偽性Ⅰ型:尿中cAMP不変 ⇔Ⅱ型では上昇 Cushing症候群:伸展性皮膚線条+毛細血管拡張・ 血管壁脆弱性により皮膚が赤~赤紫色 DHEAS:ACTHの刺激により上昇、 副腎アンドロゲン 偽性Bartter:拒食、慢性下痢、下剤・利尿薬乱用 による、低K、レニン↑など 褐色細胞腫:高血圧、代謝亢進、高血糖、頭痛 発汗↑の5H、機能検査はクロニジン試験 大動脈造影は高血圧・ショックになるので禁忌 α受容体の亢進状態→先にα1遮断薬を使用 ガストリノーマ:腫瘍の治療と並行して 潰瘍も治療→PPI 低K:心・腎・筋に注意する 不整脈、尿細管、脱力 インスリン分泌能:グルカゴン負荷試験 糖尿病ケトアシDKA:電解質・脱水・血糖値の補正 アシドーシスによる胃腸障害(腹痛・悪心) 血糖の急降下により脳浮腫→頭部CT PAS陽性=グリコーゲンの存在 家族性高コレ血症:Ⅱa型、腱黄色腫、常優の3徴 LDLレセプターの欠損、総コレ↑、TG正常 Ⅰ・Ⅴ型高脂血症で腹痛があれば膵炎を疑う 低張性脱水では口渇なし 傍濾胞細胞からカルシトニン 副作用で浮腫:インドメタシン、 アルドステロン様作用の薬剤=ステロイド骨格 →プロゲステロン、グリチルリチン メトピロン:副腎皮質の11β-OH-lase阻害薬 Cushing病の検査、Addisonではコルチゾールが 下がりすぎるため禁忌 ブドウ糖がソマトスタチン分泌促進 ソマトスタチン:GH、TSHに対して抑制的 ドパミン:PRL、TSH、ゴナドに対して抑制的 立位で上昇:レニン、カテコラミン、ADH コルチゾールにより骨髄からの多核白血球の 放出促進 飢餓・ストレスで成長ホルモン↑ Laurence-Moon-Biedl症候群:肥満、多指症、 網膜色素変性、知能低下、 低ゴナド性性腺機能低下 単純性肥満:尿中17-OHCS↑、 インスリン分泌反応↑、GH分泌反応↓ 中枢性尿崩症治療にデスモプレシンDDAVP点鼻薬 Kallmann症候群:嗅核脱失+ 低ゴナド性性腺機能低下 低ゴナド性類宦官症ともいう Simmonds症候群:何らかの原因で下垂体前葉が 破壊されて下垂体機能低下⇔Sheehan 尿蛋白1g/日以上の糖尿病は運動療法禁忌 α‐グルコシダーゼ阻害薬: 小腸での糖吸収を遅らせる SU薬、フェニルアラニン誘導体: 膵臓からのインスリン分泌を促進 チアゾリジン誘導体:インスリン抵抗性を改善 ビグアナイド薬:肝での糖新生を抑制 反応性低血糖症:甲状腺亢進や胃切除後 食後の糖吸収亢進でインスリンが 反応性に分泌され低血糖 乳糖不耐症:ラクターゼ活性↓により 分解できない。便が水様、酸性、発酵性 ラクターゼ製剤が有効 SIADH:体内貯留液増加で低Na血症、浮腫(-) 尿量の変化はなし、尿>血漿浸透圧 甲状腺ホルモンが有効→ 内因性TSH分泌を抑制する目的 橋本病、単純性甲状腺腫 甲状腺は単位体積当たりの血流が最多の臓器 Lamberts徴候:甲状腺低下でのアキレス腱反射 の弛緩相の遅延 甲状腺低下で高コレステロール: 胆汁中へのコレ排泄が阻害されるため 亜急性甲状腺炎:夏季、ウイルス感染 →CRP軽度上昇、WBC正常 ステロイド有効、数か月で自然軽快 乳頭癌:リンパ行性⇔濾胞:血行性転移 分化癌=乳頭・濾胞、進行例で反回麻痺 扁平上皮癌との共存あり 小児期の頚部放射線が誘因となる 未分化癌:50歳以上に多い 慢性腎不全で低Caにより副甲状腺亢進 高Caで消化性潰瘍 副甲状腺亢進の骨病変:骨膜下吸収像、 歯槽硬線の消失、punched out lesion Cushing病のmicroadenoma:好塩基性が多い ステロイドの精神症状:抑うつ傾向、易刺激性 不眠 ステロイド下では副腎皮質・下垂体とも抑制状態 血清コレステロール上昇 MENⅠ型=Wermer症候群 脾静脈(膵の背側を走行)と上腸管膜静脈 (膵頭部が取り囲む)が合流して門脈 腹腔内は大体右に静脈、左に動脈 腸管ガス:閉塞域より末梢にガスはない 小腸3cm、大腸5cm、盲腸8cmが上限 これ以上を拡張とみなす 麻痺性イレウス:拡張(-)、全体的にガス Kerckring襞が目立つのが空腸 stucked coin appearance 激しい腸炎でも母指圧痕像 中毒性巨大結腸症:UC、Crohnから 平滑筋の障害、結腸の拡張、 便の停滞→感染やガス像 HCC:遅く濃染・早くwash out、被膜形成 Ⅱa型:総コレ↑、TGは正常 Ⅱa、Ⅱb、Ⅳ型が多い、他は稀 Ⅰ・Ⅲ型は常劣、他は常優 Ⅲ型では手掌に黄色腫 Ⅰ・Ⅴ型で腹痛があれば急性膵炎を疑う(TG上昇) ポルフィリン症の40%でLDL↑によるⅡa型合併 特発性ヘモクロマ:腸管からのFe吸収が異常亢進 海藻・野菜等のアルカリ性食品が尿酸の排泄を促進 痛風:関節の範囲を超える関節炎、慢性化で間接変性 痛風結節:皮下か骨 Fanconi症候群で尿酸再吸収が抑制→血清尿酸↓ 尿細管性アシドーシスでも再吸収抑制 細胞内液で最多の陰イオンはリン酸イオンHPO42- 薬剤性SIADH:シスプラチン、カルバマゼピン、 クロルプロパミド、ビンクリスチン 低Naなのに血漿浸透圧上昇:脂質異常症、高血糖、 尿毒症(高窒素血症) 高Caの症状:腸管運動抑制、胃潰瘍、ADH不応性、 高血圧、QT短縮、うつ傾向、意識障害、筋痛 急性膵炎:壊死した脂肪とCaが結合して低Ca 血清Caが7.5以下で重症化の指標 Mg欠乏によるPTH分泌障害 尿濃縮障害をきたす電解質異常:低K、高Ca 高P血症をきたす内分泌疾患:副甲状腺低下、 甲状腺亢進、先端巨大症(尿細管でのP 再吸収↑) 意識障害をきたす血液異常:高Ca、高or低Na、 Bartterの治療にインドメタシン AG上昇するアシドーシス:腎不全(硫酸・燐酸が蓄積) 糖尿病性、乳酸性(嫌気性代謝により陰イオン蓄積) メープル:側鎖アミノ酸代謝異常による乳酸性アシド pH上昇でイオン化Caが低下 膵全摘後はHCO3低下でアシドーシス 閉経後骨粗鬆症:骨吸収が形成を上回る高回転型 第3腰椎の側面X線が判定に良い 副甲状腺亢進で線維性骨炎 VitB1欠乏:高拍出性心不全、胸腹水、全身浮腫 追加分2 肝胆膵 A~C型肝炎を否定→E型、薬剤性を考える B型:急性の20~30%、慢性の20%、 2%が劇症化、ラミブジン C型:AST・ALTの上昇が多峰性の場合は ほとんど慢性化する、60~70%が慢性化 針刺し:s原(-)s体(-)→48時間以内にHBIG s原(+)s体(-)→すでに感染 s原(-)s体(+)→感染の恐れがない 口で吸ったら駄目 劇症急性型:発症から10日以内に肝性脳症 亜急性:10日以降8週以内 イソニアジド・リファンピシンで肝障害 肝細胞障害型薬物性肝障害には グリチルリチン製剤投与 ⇔胆汁鬱帯型にはステロイド、ウルソ 脂肪肝ではAST ALT、過栄養でChE↑ アルコール性:WBC↑、IgA↑ 肝細胞の風船様変形(balooning) 胆汁長期鬱滞で胆管増生 ICG:正常は10%以下、肝硬変は25%以上 PBC:小葉間胆管の減少、胆管上皮内へリンパ球浸潤 胆管上皮の重層化、胆管基底膜の破壊 →慢性非化膿性破壊性胆管炎(CNSDC)の所見 PSC:20代と60代の二峰性、UCにPSCが合併 PBCとAIHのmixed type:早期に肝硬変、肝不全 肝性昏睡:早期から徐波化・平坦化、三相波 Fisher比:分枝鎖/芳香族 低下 分枝鎖アミノ酸製剤(Fisher液) →脳内アンモニア代謝を促進 halo:黒色帯状の辺縁低エコー体 肝切除の適応:浅い、脈管侵襲(-)、腹水・黄疸(-) ICGが30%以下の単発例 ラジオ波焼灼RFA:小肝癌(3cm以下3個以内) 非代償性肝硬変でも可 TAE:多発の場合はまずこれ、T.bilは最大5以下まで 禁忌:高度黄疸、門脈本幹閉塞 転移性肝癌:低エコー部の中心に高エコー (bull s eye sign)、hypovascular 肝血管腫:造影剤の貯留像(pooling)、 cotton wool appearace 肝嚢胞:大部分が先天性で無症状 肝膿瘍:アメーバ性か化膿性(大腸菌) チョコレート色粘稠/腐敗臭を伴う黄色膿汁 弛張熱、右季肋部痛、肝腫大が3徴 CTで辺縁増強するmass 肝外門脈閉塞:門脈本幹の途絶、 側副増生で海綿状変化(cavernous transformation) 下大静脈閉塞で両側下肢の浮腫+縦軸の腹壁静脈怒張 Budd-Chiari:東洋では肝部下大静脈の 膜様物による閉塞が多い 肝静脈周囲の肝細胞壊死 急性胆嚢炎の90%以上に胆嚢結石を合併 手術不能時は経皮経肝胆嚢ドレナージPTGBD コレ結石:体内胆汁酸分泌↓、胆嚢濃縮能↓時に好発 割面は放射状、胆嚢内に多い⇔胆管内にビリ結石 胆嚢・胆管の収縮抑制目的で抗コリン 胆石非発作時に利胆薬、胆石溶解薬 急性閉塞性化膿性胆管炎AOSC:Charcot(+) 経皮経肝胆道ドレナージPTCDで減黄+抗生物質 先天性胆道拡張→肝外胆管切除+胆道再建 長期にわたると癌化しやすい 膵体部癌:CA19-9:70%、CEA:50%で陽性 膵体尾部癌の切除可能例は10% 側腹部:Grey-Turner⇔臍周囲:Cullen 慢性膵炎:アルコール多飲によるのが68%、 特発性が21%、膿瘍・疼痛持続の場合は膵部分切除 膵管内乳頭粘液性腫瘍IPMN:高齢男性、緩徐 主膵管型、分枝型、混合型の3種類 幽門輪温存膵十二指腸切除術・膵体尾部切除術など 漿液性嚢胞腫瘍:薄い被膜、小嚢胞(0.1~2.0cm) 粘液性:厚い嚢胞壁の単房性、 内部に隔壁様構造や嚢胞内嚢胞 膵仮性嚢胞に血清アミラーゼ高値を合併 マルターゼは腸粘膜より分泌 膵島腫瘍ではインスリノーマが多い コレステは肝内でエステル化を受ける トマト食べ過ぎで赤色便⇔赤ワイン飲み過ぎで黒色便 Courvoisier徴候:悪性腫瘍の胆管閉塞による胆嚢腫大 →膵頭部癌、総胆管癌、乳頭部癌など Mirizzi徴候:胆嚢内結石の頚部嵌頓による炎症で 総胆管が狭窄 AST:肝細胞、心筋、骨格筋に含まれる 骨性ALP↑:甲状腺亢進、副甲状腺亢進 PT時間:24時間後には減少、急性肝障害重症度判定 マクロアミラーゼ血症:アミラーゼがグロブリンと 結合して糸球体を通過できなくて血清値↑ BT-PABA:キモトリプシン活性 腸管から吸収、肝で抱合、腎から排泄 ICGに反映:肝血流量、摂取能力、排泄能力 C型インターフェロン効果予測:HCV-RNA量、 遺伝子型(2a,2bに効く)、繊維化の進展度 劇症肝炎生存率:急性型で50%、亜急性型で10% 慢性肝炎:肝小葉辺縁の持続炎症→ALT bridging necrosis(門脈域相互の連なり)があると 肝硬変へ進展しやすい、赤色紋理→肝炎の活動性 斑紋→再生した細胞集団 piecemeal necrosis=限界板の破壊、肝炎進展の指標 肝血管腫:静脈相後期まで造影剤が貯留、ほぼ均一 化膿性:単発~多発、内容物は黄色、 アメーバ性:経門脈、単発、吸引排膿 蛋白同化ホルモン・経口避妊薬で肝細胞腺腫 特発性門亢:肝外門脈系に閉塞なし、脾機能亢進 肝内門脈閉塞→WHVP閉塞肝静脈圧は正常 先天性門脈閉塞症:肝前性、肝門部から肝内門脈叢が 海綿状血管腫様変化、肝自体はほとんど障害なし 直ビ(親水性)は胆汁から血中に漏出して尿へ排泄 ビ石:多発、音響陰影弱い、石灰を含むのが多い 肝内、胆管内、胆嚢壁内に多い 経口胆石溶解薬の適応:コレ石、Ca成分が少ない、 直径<15mm、胆嚢造影良好、症状が軽微 Vater乳頭部癌:腫瘍の壊死脱落でビリルビン値変動 低緊張性十二指腸造影、黄疸で発症 インスリノーマは良性が多い 膵頭部癌:腺管上皮由来の腺癌が多い、門脈合併切除 急性膵炎後のアミラーゼ↑遷延で仮性膵嚢胞を疑う 急性膵炎手術適応:膿瘍・大血腫・仮性嚢胞・ 慢性膵炎、胆道疾患の合併時 保存的治療で悪化した場合 慢性アルコール性障害で大腿骨頭壊死 減圧症でも二次性に大腿骨頭壊死 膵石:炭酸石灰、リン酸石灰 仮性膵嚢胞→内瘻造設術⇔真性では嚢胞摘出 主膵管数珠状拡張→慢性膵炎 膵島腫瘍はhypervascular 膵石症で膵由来のHCO3が低下して十二指腸内pH↓ 気管支と併走するのが動脈 心臓による圧迫で末梢の方で無気肺 奇形腫の脂肪は上皮成分から分泌 褐色:10%は副腎外に腫瘍 副腎で脂肪を含んだ腫瘤は良性 リンパ節短径1cm以上で腫脹を疑う 正常リンパ節内に脂肪像 右肝静脈で前/後区域 海綿状血管腫でもリング状濃染 RCC:血管に浸潤→腎静脈の塞栓 腎移植は左を使う←血管が長い 腺癌で内部に脂肪を含んでCT上±0 ミュラー管嚢胞:前立腺正中背側 結核:O2濃度の高い所に感染巣=上肺野 追加分3 産婦人科 循環器 プロゲの作用で高体温、牽糸性↓ DHA-S:エストリオールの前駆物質、頸管の熟化作用 hCG:25~50IU/lで妊娠陽性 人工妊娠中絶の合併症:付属物遺残で持続性器出血、 子宮内感染、子宮外妊娠の見過ごし 死亡胎児が長期間子宮に留まるとフィブリノゲン消費 尿中hCGを測定:胞状奇胎、子宮外妊娠、 切迫流産の予後推測 切迫早産:多くは感染が原因 1500未満が極、1000未満が超 インドメタシン:強力な子宮収縮抑制作用があるが 胎児動脈管収縮作用があるため使用不可 子宮収縮抑制として塩酸リトドリンが第一 妊娠中の正常頸管長:30~45mm 絨毛膜羊膜炎の呼吸促迫症候群に対し ステロイドを経口投与 早産の指標:頸管粘液中顆粒球エラスターゼ↑、 胎児性フィブロネクチン↑ メソトレキセート:絨毛性疾患(絨毛癌、侵入奇胎、 胞状奇胎)、子宮外妊娠の治療 子宮頚管妊娠→内診で雪ダルマ状に肥大した頸部 NST:20bpm以上の一過性頻脈が20分間に 2回以上でreactive 遅発一過性徐脈→急遂分娩 マイクロバブルテスト陽性=肺は成熟 妊娠高血圧PIH:重症化で肺水腫、脳出血、 常位胎盤早期剥離、HELLP 双胎間輸血症候群TTTS:Ⅰ絨毛膜性のものでリスク 受血児:羊水過多、心負荷、皮下浮腫 供血児:羊水過小、貧血、栄養障害、発育遅延 出生児がRh(+):分娩後72時間以内に 母体へ抗D人免疫グロブリン投与 子宮筋腫合併妊娠:妊娠中に増大傾向、保存的治療 Bishop:分娩誘発の条件、 9以上で成熟、4以下で未成熟 頭血腫=骨膜下血腫、黄疸が増強する SPは棘間線上から上方か下方か、-2~-1で児頭は固定 早期破水例:抗菌薬投与、骨盤を高位、モニタリング 子宮下部のFrankenhauser神経叢が児頭で 刺激されて陣痛が増強、CPDがあると微弱陣痛 子宮底:分娩直後は臍下6cm、12時間後で臍の位置 大泉門先進:第1回旋の異常、短頭形となる 低在横定位:第2回旋の起こらない状態で児頭が低在 に達して矢状縫合が骨盤横径に一致 鉗子分娩の適応:子宮口全開大、破水後、SP+2以下、 胎児機能不全(胎児ジストレス):子宮内で呼吸、 循環機能が障害→高度徐脈、遅発一過性、 高度変動一過性、基線細変動の消失 在胎週数確認:初期(7~12週)における頭殿長 RI(resistance index)低下=胎児が低酸素で代償で 脳動脈の血流増加を示す 分娩後に子宮収縮良好なら産道裂傷による出血 弛緩出血に対して子宮底輪状マッサージで収縮を促す 鬱滞性乳腺炎:産褥期2~4日から、初産婦、乳管に 一致した腫大・発赤、発熱は軽度、積極的に哺乳 急性化膿性乳腺炎:上のに続発、高熱、授乳中止、 膿瘍形成あれば穿刺、切開排膿 産褥熱→アンピシリン・クリンダマイシンの併用 L/S比2以上は肺成熟 先体反応により透明帯反応が起きて透明帯を 通過可能になる 初期の卵胞発育はFSHに依存しない 排卵時期:LHサージの16~24時間後 受精卵は分泌期内膜に着床 血流再分配:脳・心・副腎は保たれる 胎盤重量は妊娠末期で500g 妊娠中の栄養:低カロリー・高蛋白、 末期の付加エネルギーは500kcal 前置胎盤は妊娠中期の終わりまで診断できない マイクロバブルテスト:胃液を使う、泡の数 HELLPで最初に肝酵素が上昇 新生児メレナ:新生児ビタミンK欠乏性出血 妊娠中に安静が必要: 早産をおこす:切迫早産、PROM、多胎、前置胎盤 胎盤血流を増やしたい:妊娠高血圧、IUGR 切迫流産で下腹痛は軽・欠如⇔進行流産は陣痛様激痛 Arias-Stella反応:子宮外妊娠により子宮内膜の 腺細胞の膨化、巨核球の存在、細胞境界不明など 流産、奇胎でも認める 前置胎盤の診断は20週以降 胎児水腫:皮下、胸腹水、心嚢液、羊水過多を伴う 非免疫性が多い、血液型不適合で免疫型 羊水ΔOD450で溶血の程度、 妊娠中も抗てんかん薬を継続投与 HIVの20~30%で垂直感染、全種類 妊婦のムンプス→母体の発熱 性器ヘルペス感染直後は帝王切開の適応 帽状腱膜下血腫:骨縫合を越える、輸血治療 産瘤:皮下の浮腫、圧迫による浸出液の貯留 分娩陣痛:1時間に6回以上、周期が10分以内 子宮底長:33cm以上で巨大児→肩甲難産のリスク 排臨:SP+5ほど、間欠時に隠れる 早期産褥出血500ml以上で異常 SP±0で児頭最大通過面が骨盤入口部を通過→固定 羊水はアルカリ性 低在横定位→側臥位で経過観察、駄目なら鉗子分娩 メトロイリーゼ:子宮拡張器 骨盤位:単殿位が最多、7か月時30%→3~4%まで低下 臍輪娩出までは児の娩出を急がない CST:オキシトシンによる子宮収縮でCO負荷 胎児に心拍数低下があれば反応陽性 子宮破裂は腹腔内、後腹膜腔への内出血が主 産褥一ヶ月で子宮の復古が終了、尿路系の復古は遅い 血栓塞栓症:産褥期が最多、妊娠でリスク5倍 高エストロで乳腺レベルのPRLの感受性は低下 PRL:妊娠末期でピーク、産後減少し授乳で復活 産褥熱:産道損傷からの感染で10日目までに発熱 帝王切開後の産褥期:子宮復古不全、悪露滞留症 30週未満の分娩では母体にステロイド投与(肺成熟) 新生児の頭:頭部大斜径が13cmで最長 前後径=肩幅=11cm 大横径=小斜径=殿幅=9cm Light-for-dateは肝のグリコーゲン蓄積不足で低血糖 新生児脳室内出血:未熟児に多い、脳室上衣下、 低酸素、循環不全が原因、診断に頭部超音波 胎芽病:妊娠8週までの病毒・化学物質の作用 風疹、サリドマイド、放射線被曝など 胎児性ワーファリン症候群:催奇形因子、 鼻梁低形成、脳梁欠損、骨端形成異常 婦人科 排卵に一致した下腹痛、中間期出血、水様性帯下 神経性食思不振:精神的因子の作用でゴナド分泌不全 →LH,FSHは低下、LH-RHテストは正常 陣痛様下腹痛:子宮内貯留物を排除する子宮筋の収縮 腟鏡診の後に双合診 腹腔鏡検査の気腹針はモンロー点から 排卵直前の子宮内膜厚は10mm クロミフェン:排卵はさせても抗エストロ作用で頸管 粘液は増えない 子宮内部荒廃により前置胎盤、癒着胎盤 多嚢胞性卵巣症候群PCOS:月経異常、LH>FSH ネックレスサイン、男性ホルモン高値 エストロ高値のためゲスターゲンで消退出血 機能性子宮出血:不正出血の30%、 ゲスターゲンorエストロ・プロゲ合剤投与 不妊症の30~50%に子宮内膜症 黄体機能不全:黄体期短縮、内膜の分泌期変化(-) 黄体期血中プロゲが10未満、高温相が10日以内 卵巣過剰刺激症候群OHSS:ドパミンで循環維持 ゴナド療法で排卵誘発した際など アンドロゲン過剰→尿中17-KS↑ Turner:エストロ分泌(-)のためgrowth spurtがない エストロ+プロゲで月経は発来 Fitz-Hugh-Curtis症候群:クラミジアの肝周囲炎 偽妊娠療法:エストロ・プロゲで内膜を脱落膜化 偽閉経療法:ダナゾール療法:体重増加をきたす LH-RHアナログ療法:開始後に更年期症状 子宮内膜症:20~40歳、ダグラス窩病変、CA125↑ 卵巣チョコレート嚢胞、腹膜blueberry spot 頸癌:正常⇔異形上皮→上皮内癌→浸潤癌 異形上皮までは自然治癒あり 頸部上皮内癌:モザイク、赤色斑、異型血管 細胞診でclassⅣ、傍基底・基底細胞型悪性腫瘍 子宮頚部腺癌:頸癌の5%、帯下が増量 子宮内膜異型増殖症=子宮体癌0期、内膜肥厚、不妊 子宮肉腫:平滑筋肉腫、紡錐形の悪性細胞 閉経後に増大する、特異的腫瘍マーカーなし 侵入胞状奇胎:子宮筋層内に侵入、絨毛形態、 先行妊娠が胞状奇胎の人、メトトレキセート 絨毛癌:先行妊娠の60%が胞状奇胎、血流が豊富 早い時期から血行感染、hCG 黄体嚢胞:絨毛からのゴナドの刺激で卵巣が腫大 無痛性、12週以降自然消退する可能性が高い 濾胞性で表面平滑(良性)⇔充実性で表面不整(悪性) 漿液性嚢胞腺癌:腺上皮が悪性化したもの、乳頭状 砂粒小体(サモマ・ボディ)を伴う、CA125高値 卵巣粘液性腺癌:アルシアンブルー染色陽性、 CA19-9強陽性、化学療法が効きにくい 明細胞癌:多房性腫瘤、大型の明るい細胞を持つ hobnail pattern、化学療法無効 顆粒膜細胞腫:エストロ産生腫瘍、多房性嚢胞 莢膜細胞腫もエストロ産生、良性 Sertoli・間質細胞腫瘍:若年女性、アンドロ産生 成熟膿胞性奇形腫:3胚葉成分を含む、CA19-9↑ 閉経後に悪性転化、扁平上皮癌が多い 子宮内膜:基底層-海綿層-緻密層 海綿+緻密が機能層 エストロ作用で増殖期、エストロ+プロゲで分泌期 黄体の持続期間は2週間 増殖期:ドーナツ状腺管構造、腺腔分泌像、間質浮腫 分泌期の内膜腺上皮細胞にグリコ蓄積による核下空胞 腺管の屈曲、蛇行 原発性視床下部性無月経:Kallmann、Frohlich Laurence-Moon-Biedl症候群 子宮内膜日付診;月経周期と子宮内膜の関係を見る 高温期(黄体期)に行う 性器ヘルペス症:HSV-Ⅱによるものが多い 子宮内膜症:ダグラス窩に好発 チョコレート嚢胞が卵巣癌発生と関連 子宮内膜増殖症:エストロ分泌腫瘍に合併しやすい 顆粒膜・莢膜 子宮体癌:肥満がリスク 【心・脈管系】 フロセミド:速効性利尿薬、肺うっ血の改善効果大 TdP:頻拍発作のうち、QSRの振幅・軸が逐次変化し、 全体として紡錐形を形成したもの 心房細動AFの治療: 心拍数コントロール:Ca拮抗、β遮断、ジギタリス リズム:キニジン、ジソピラミド 心不全があればジゴキシンが第1、抗凝固療法 洞不全症候群SSS:高度の洞性徐脈、洞房ブロック アトロピンが第1、無効ならドパミン、アドレナ →さらに無効ならイソプロテレノール 血行動態が不安定な時は大体このやり方 WPWの治療:ジソピラミド、プロカインアミド 心房不応期を延長、副伝導路を抑制して除細動 Valsalva手技:40mmHgの怒積を20~30秒継続 迷走の刺激が房室伝導を抑制→PSVTの病態を改善 効果がなければATP、Ca拮抗、β遮断 HOCMでは左心室内腔↓により雑音増強 不安定狭心症:無治療だと20~40%の頻度で 心筋梗塞へ移行 PTCAが不成功だったらバイパス術 急性心筋梗塞にアドレナリンは禁忌 MRの所見:Ⅲ音亢進による奔馬調律 左室容量負荷、拡張により広範囲での心尖拍動 MS:心臓弁膜症の35%、20~40代の女性 ASD:30~40代以降に心不全症状、女性に多い ジェット血流:AR、AS、MR、VSD、PDA IEの眼所見:眼瞼結膜皮下出血、網膜出血、Roth斑 抜歯、カテーテル処置後 粘液腫:拡張早期に僧帽弁に嵌頓→拡張期ランブル音 弁口持続閉塞で突然死の危険性 粘液腫がIL-6を産生して慢性炎症症状 病態がMSに類似するため肺高血圧症 MSの拡張期ランブル:左側臥位でよく聴取 ARの拡張期灌水様雑音:座位前屈の深呼気で聴取 ACE阻害、ARBが慢性心不全に対して有効 肥大型心筋症HOCMの収縮中期雑音が増強 →立位、息こらえ、利尿薬投与、左室容量減少時 硝酸薬、ジギタリスでは左室流出路狭窄が増強 急性心膜炎:先行感染+炎症所見、広範囲の誘導で 下に凸(上に凹)のST上昇、心嚢液貯留 心膜ノック音:拡張早期の心室拡張不全による右室圧 上昇→高調な過剰心音 巨大舌:先端巨大症、甲状腺低下、アミロイドーシス 収縮性心膜炎:心膜炎の治癒過程で瘢痕化、石灰化 右心不全所見 大前根動脈:Adamkiewicz動脈 急性大動脈解離:鎮痛剤+降圧剤(収縮期を100~120) B型でも破裂例、上下肢・臓器虚血があれば手術 大動脈炎症候群=高安病:不定愁訴,上を向くとめまい 血行再建術後症候群MNMS:乳酸、ピルビン酸、K、 ミオグロビンなど、閉塞後24h以内なら血栓摘除術 Buerger病=閉塞性血栓性血管炎TAO、cork screw像 膝窩・前腕動脈以下の細血管に好発、静脈炎の合併 薬物療法、交感神経切除術 閉塞性動脈硬化症ASO:上肢は稀、虫食い像 深部静脈血栓症:7日以内なら血栓溶解剤投与 血栓溶解(ウロキナーゼ)、 抗凝固(ヘパリン、ワーファリン) 広範囲閉塞例:血栓摘除術 慢性期なら患肢挙上、弾性包帯 リンパ浮腫:非陥凹性、色素沈着(-)、疼痛(-) 保存療法、無効なら顕微鏡下リンパ管臍静脈吻合術 悪性高血圧症:拡張期の著しい上昇、進行性臓器障害 腎小動脈のフィブリノイド壊死、増殖性動脈内膜炎 拡張期>130mmHg、強力な降圧、透析 160/100mmHg以上で重症 僧帽弁前尖から大動脈後壁へ線維性連続 房室結節:心房中隔、右房側へ凸面、右冠から供給 肺活量:呼気予備量+吸気予備量+一回換気量 肺癌で血ガス正常でもばち指出現、関節症状 →Marrie-Bamberger症候群 心拍出量低下による失神発作:急性心筋梗塞後、 AS、TOF、HOCM、粘液腫、肺高血圧 Adam-Stokes発作:循環停止後3~10秒で生じる 収縮期のみ高い:動静脈シャント、hyperdnamic AR、PDA、甲状腺亢進、大動脈弾性低下 速脈:左室の一回拍出量の増大、AR、PDA Ⅲ音:左側臥位(心尖部がより近づく)でよく聴取 拡張早期の血液の流入音、容量負荷 Ⅳ音:拡張後期の心房収縮により心室壁の振動 連続性雑音:動静脈系が直接交通 PDA、Val破裂、大動脈中隔欠損症 M弁雑音:左側臥位でよく聴取 A弁雑音:前傾坐位でよく聴取 Valsalva手技で右心系逆流性雑音は減弱 吸気時には増強(Rivero Carvallo徴候) Wolff、Parkinson、White 左脚前枝ブロック→左軸偏位⇔後枝で右軸偏位 Blalock-Taussig手術:TOF、肺動脈弁閉鎖に 対する姑息、術後に鎖骨下の離断による 内胸動脈の血流低下でrib notching 血管吻合:内膜同士⇔腸管では外膜同士を接合 Bentall:大動脈基部置換術、AAE、ARに対して Rastelli:cTGAの根治術、人工血管使用 圧負荷による心不全:左室:肺高血圧症、AS 右室:肺高血圧(COPD、肺線維)、PS 褐色細胞腫による高血圧にはα・βブロッカーの併用 ジギタリス禁忌:高度の徐脈、側副↑による心室頻拍、 洞停止、WPW、 心室頻拍をきたす:徐脈性不整脈、低K、心筋障害 QT延長、ジギタリス 異型狭心症のスパスムは右に多い 安静時にST上昇を伴って出現する LDH:12~24時間後に最高、8~14日で正常化 心室瘤:発症後2~4週、心破裂:1~2週以内 Libman-Sachs型心内膜炎:SLEでみられる心内膜の 小さい卵円形状の結節、M弁、A弁に形成される 梅毒性大動脈炎:上行大動脈の基部に病変→AR 心室中隔欠損I型:日本人に多い、大動脈弁下に できてARを伴いやすい 三尖弁閉鎖の雑音最強点は胸骨下端 VSDでQp/Qs<1.4なら自然閉鎖or一生放置可能 goose neck sign:ECDで左室流出路が細長い 先天性風疹により肺動脈狭窄 全肺静脈還流異常症TAPVR:肺静脈が右心房へ還流 ASDの合併がないと死ぬ、雪ダルマ TOF=主体は漏斗部狭窄=右室流出路狭窄 =肺動脈下狭窄 蹲踞により体血流抵抗を増大させて右→左シャント を軽減させる 特発性拡張型心筋症:心筋の錯綜配列、Mモード 僧帽弁B-B ステップの出現(拡張末期の上昇) 肥大型心筋症:錯綜配列と線維化、サルコメア蛋白 の遺伝子異常、巨大陰性T波、 期外収縮後に増強する収縮期雑音 βブロッカー、Ca拮抗薬を使用⇔ジギタリス、硝酸 は左室流出路狭窄を強めるため禁忌 心膜炎:膠原病、尿毒症、急性心筋梗塞、癌転移 Dressler症候群:心筋梗塞後2~6週で心外膜炎 心タンポ:右心不全(肝腫大)はあるが左心不全はなし MarfanのAAE:嚢胞性中膜壊死による ⇔Buergerでは全層性血管炎 ACE阻害薬:腎動脈狭窄があると糸球体濾過量低下 して腎機能悪化→β遮断、Ca拮抗を用いる 高K血症、空咳 サイアザイド長期投与で光線過敏性皮膚炎
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E 無痛性甲状腺炎 100F52 28歳の女性。2週前からの動悸を主訴に来院した。階段昇降時に息切れがする。体温 37.3℃。脈拍 120/分,整。血圧 158/60mmHg。頸部に弾性硬のぴまん性甲状腺腫を認める。甲状腺に圧痛はない。心雑音はない。血液所見:赤沈 15mm/1時間,赤血球 420万,Hb 13.0g/dl,Ht 42%,白血球 6000。血清生化学所見:TSH 0.1μU/ml未満(基準 0.2~4.0),T3 320ng/dl(基準 80~220),FT4 4.6ng/dl(基準 0.8~2.2)。99mTcO4-甲状腺シンチグラムを別に示す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (100F52.jpg) 治療薬として適切なのはどれか。 a 抗菌薬 b 無機ヨード c 抗甲状腺薬 d β受容体遮断薬 e 副腎皮質ステロイド薬 × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 無痛性甲状腺炎
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大血管障害の予防 代謝 糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内分泌 甲状腺機能亢進症 副甲状腺機能亢進症 その他 Bisphosphonateのiv投与と関連して顎骨壊死が増加する(100人あたり5.5対0.3イベント、Wilkinson GS et al. J Natl Cancer Inst 2007; 99 1016-24.)
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F 内分泌・代謝機能検査 小項目 視床下部,下垂体,甲状腺,副甲状腺〈上皮小体〉,副腎皮質・髄質,消化管,膵,腎臓,性腺・胎盤,心臓 101B88 検査と適応疾患の組合せで正しいのはどれか。 a ICG試験――――――――――胆石症 b 水制限試験――――――――腎不全 c インスリン負荷試験――――糖尿病 d Ellsworth-Howard試験―――副甲状腺機能亢進症 e デキサメサゾン抑制試験――Cushing症候群 × a × b × c × d ○ e 正解 e 100G103 病態と検査の組合せで正しいのはどれか。 a 低カリウム血症―――ブドウ糖負荷試験 b 低カルシウム血症――Ellsworth-Howard試験 c 低クロール血症―――高張食塩水負荷試験 d 低ナトリウム血症――ピトレッシン試験 e 低リン血症―――――Fishberg濃縮試験 × a ○ b × c × d × e 正解 b 99F38 35歳の女性。人間ドックで右副腎部に径1.5cmの腫瘤を指摘されて来院した。身長 162cm,体重 58kg。脈拍 76/分,整。血圧 126/78mmHg。血液所見:赤血球 400万,Hb 13.0g/dl,Ht 40%,白血球 7000。血清生化学所見:空腹時血糖 96mg/dl,Na 142mEq/l,K 3.8mEq/l,Cl 102mEq/l。コルチゾール 18.5μg/dl(基準 5.2~12.6),アルドステロン 8.2ng/dl(基準 5~10),血漿レニン活性 2.1ng/ml/時間(基準 1.2~2.5)。 次に行う検査はどれか。 a インスリン負荷試験 b アルギニン負荷試験 c メトピロン負荷試験 d デキサメサゾン抑制試験 e フロセミド負荷試験 × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 副腎性preclinical Cushing症候群が考えられる。(ただし,preclinical Cushing症候群の診断基準では,早朝血中コルチゾール値は基準値以内の場合が多い)
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疫学 ・男女比 女性の発症率は男性の約4倍 病態生理心臓の変化 ・POTS患者では健常人と比較して以下のような心臓の所見があることが指摘されている ・左室容量の減少 ・左室拡張末期容積の減少 ・立位での1回拍出量の減少体液の状態 ・POTS患者では健常人と比較して以下のような状態であるとされている ・血漿量が少ない ・全血液量が少ない 臨床症状心臓症状 ・動悸 ・めまい(浮遊感) ・呼吸苦 ・胸部不快感非心臓症状 ・頭痛 ・振戦 ・嘔気 ・睡眠障害 ・精神状態の変化 ・運動不耐 ・慢性疲労 診断病歴 ・急性のストレス因子が先行していることがある. ・先行感染 ・Kimpinskiらの報告では, POTS患者の34%(20/58)でPOTS発症に先行するウイルス感染症を認めた. ・Thiebenらの報告では, POTS患者の28%でPOTS発症に先行するウイルス感染症を認めた. ・その他のストレス因子 ・大きな手術 ・外傷 ・妊娠診断基準 ・以下の基準を満たす場合に診断できる. ・症状が慢性的( 6か月)である. ・仰臥位から立位となって10分以内に以下の基準を満たす. ・心拍数の40bpm(成人では30bpm)以上の上昇 ・血圧低下がない(収縮期血圧が20mmHg以上, 拡張期血圧が10mmHg以上上昇しない) ・以下のようなPOTS様症状をきたす原因を除外する. ・甲状腺機能低下症 ・膠原病/血管性疾患 ・貧血 ・糖尿病 ・全身性感染症 ・炎症性疾患 ・摂食障害 ・傍腫瘍症候群 臨床検査血清ビタミンB12 ・Onerらの報告では, 思春期POTS患者は対照群と比較して血清ビタミンB12値が低かった. 治療水分補給 ・潜在的な血液量不足があるため, 十分な水分補給(通常2-3L/日程度)を行う.塩分補充 ・塩分摂取量を増加させる.運動療法 ・段階的に強度や時間を増やしてく運動療法が効果的であることが示されている.薬物療法 ・β-blockerなどが用いられている.