約 3,365,106 件
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/277.html
億奏……康一……露伴…… 億奏……康一……露伴…… 億奏…… あいつ、アホアホバカにしてたけど、肝心な所では根性見せる奴だった… なにより…いい奴だった…… 康一…… 始め会ったときは気弱な奴だと思ってたけど……勇気もある…… あの承太郎さんにも頼りにされてたしな…… 露伴…… あのいけすかねえ野郎が死んだってよ…まだ俺の髪型をバカにされたときの恨みは残ってる… 一字一句覚えてるぜ…「君のそのヘアスタイル笑っちまうぞ仗助!」 「20~30年前の古くさいセンスなんじゃあないの カッコイイと思ってんのかよお」 「こぎたない野鳥になら住み家として気に入ってもらえるかもなあ」 億奏……康一……露伴…… あいつらが死んだって…?そんなわけないだろ……億奏はガタイもいいし、度胸もあった…… 康一はいざというときの根性なんて俺には真似できねえ…… 露伴…認めたくはねえが自分を省みない奴だった……ひねくれてるけれどよォーッ! あいつらが死んだなんて……そんなバカな話があるかよォーーッ! * * ガラガラガラガラ… 瓦礫が崩れた音がする。崩壊した駅の一部の下から、屍生人タルカスが瓦礫を持ち上げた。 常人のレベルでは致命傷といえる傷であったかもしれない。 しかし、生前ですら77の輝輪の試練を越えた戦士であったタルカスにとっては、 無傷やかすり傷、ではないにしろ戦うのに不都合なほどのケガでもなかった。 「ほう、タルカスよ。無事であったか。さすが屍生人、というわけか。」 主人は、瓦礫の中から這い出てきたタルカスにややひねくれている誉め方をした。 しかし、タルカスは黙ったままであった。だが、ワムウさえも威圧を感じる目であった。 「なにか言いたいことでもあるのか?お前の戦いの邪魔をしたことを怒っているのか?」 超一流の戦士であるワムウにも、その気持ちは分からなくもなかった。 しかし、気をとがめている、ということではなかった。その程度でのことで、いや、 本当に戦いを汚されたと感じているのに言葉で歯向かう程度の器ならばタルカスを見捨てようと考えた。 しかし、タルカスの答えはそうではなかった。 「いいえ、違います。ですがワムウ様、一つ言いたい事があります。」 食料である吸血鬼、その手下という身分であるはずのタルカスの言葉。 普通ならば切り捨てていたかもしれない。しかしその目と雰囲気はワムウの軽い言動を封じるものがあった。 「なんだ、言え」 「ワムウ様、私は……」 カタン…… 人間の耳では聞き逃してしまうような小さな音であったが、屍生人と柱の男の会話を止めるには充分であった。 「ほう、来客のようだ。タルカス、客の相手は俺がしておこう。その間に考えをまとめておくことだな」 * * この仗助様が男泣きかよォ~ッ誰か見てなかったよなァ~ちくしょう恥ずかしいぜェーッ 飛び出してきてよ、セッコはともかくエルメェスとウェザーには悪い事しちまったかなァ…… だけどよぉ……俺は一人でも多く「治す」って決めたんだ……もう俺みたいな奴が出ないようにな。 そのために……駅に行く。少なくとも誰かいると思うしな。 そういえば、名簿には俺の知り合いはあとどれだけ載ってるんだ? 手に握られている滲んだ名簿に目を通した。 まだ放送が流れていないのは……放送?そういえば、ジジイの名前が放送されたときに 色々聞き逃しちまったな、エルメェス達に聞いておけばよかったぜ…… で、俺の知り合いで今生き残ってるのは… 『空条 承太郎』……承太郎さんか。無敵のスタープラチナはそうやられることもないだろうし、大丈夫だろうな。 『山岸 由花子』……あの女か……殺されても死ぬようなタマしてねぇけど一応心配だぜ…… 『噴上 祐也』……あのスケコマシか。憎めねー奴だけど案外骨のある奴だ、怪我でもしてなきゃいいが。 『ヌ・ミキタカゾ・ンシ』……あの宇宙人?はどうしてるんだ?結局なんだかわかんねーけど、ちゃっかり無事でいそうだな…… ん……虹村 形兆?ってあの形兆の兄貴か?死んだはずじゃなかったのか?ど、どうゆうことだ? そういえば最初のときに出てきた重ちーも死んだはずだし……これが荒木の能力なのか? 死んだはずの『吉良 吉影』もいるようだし……どういううことなんだ? 仗助は少し考え、考えても無駄だと思い続きを読むのをやめ、名簿をしまい駅にむけて歩き出した。 なんにせよ、とにかく駅に向かうしかねぇな。 俺の知ってる奴らだけじゃなく、俺の知らない奴らでさえも、たとえそいつがどんな強面でも、 悪人面でも、ぶん殴ってきた奴でも「治す」。案外知り合いに出会えるかもしれねえしな。 治してやったらそいつも死んだあいつらのために祈ってくれるような人もいるかもしんねえしな…… あーあ、また名簿ぬらしちまった…… * * こ、こいつはヘヴィーだぜ…… 駅は半壊、一部は崩れかけていた。 しかも、これは比較的被害の少ない西側。 破壊の度合いで東から崩れ始めていることは仗助にもわかったが、東側の被害は予想できなかった。 まさかッ!このゲームに乗った奴……奴らかもしれねえな、がここで戦闘おっぱじめたってことかァーッ!? こんな目立つところでよくもここまでやりやがるぜェ~ッ! 東側に周った仗助は、いつもとは違う駅の風景に更に唖然とした。 粉々。全壊。木端微塵。どの言葉を当てはめればいいかもわからなかった。 そして、スタープラチナ。ザ・ハンド。キラークイーン。仗助の知っているスタンド全てを思い出しても ここまで破壊のできるスタンドはない、という結論に達した。 こ、こいつは、マジでヘヴィー……なんてもんじゃねーぜ……ど、どうやったらここまで建物を壊せるんだ……? とりあえずここで戦闘、ないしはなにかが起きた事はコーラを飲んだらゲップが出るくらいに確実だぜぇ…… なにかが起きたってことは、誰かがケガしてるかもしれねえな……どれ、とりあえず入ってみるか…… 粉々になったガレキの山、元駅の入り口であったであろう場所に近づく。 死んじまった者は助けれねぇけどよォ、こういうのを治すだけなら確実だぜ…… 「クレイジー・ダイヤモンド!」 仗助のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドは地面に転がっているガレキに拳を振り落とす。 すると、ガレキと化した駅の入り口は見る見る間に元の役割を果たせるよう入り口に戻っていく。 仗助は誰かが下敷きにでもなっていないか確認しつつ、この圧倒的破壊力を持った者を警戒しながらも 明かりがほとんどない、駅の中へと入っていった。 * * 「「おーい、誰かいるかァーッ!」」 「「ケガしてるなら返事しやがれーッ!」」 仗助は未知なる敵がいることをわかりつつも、彼の性格、心象上ケガ人を探さないわけにはいかなかった。 もちろん、百戦錬磨、とまではいかないものの、それなりの数の修羅場を潜り抜けてきた クレイジー・ダイヤモンドを常に出し、臨戦状態に似たような状態でゆっくりと歩いていた。 そして落ちている元々地面であっただろう破片を周りに投げ、音で暗闇でもどちらが行き止まりかわかるようにしていた。 だが、ここは仗助のホーム・グラウンド。細部まではさすがに覚えていないものの、大体の駅の内部は把握していた。 やれやれ……ここはT字型の道、突き当たりだったよなぁ……右か左か……どっちに行くかねえ…… 奇襲にも気をつけなきゃいけないしよォ・・・・・・ バリンッ! 地面の砕け散ったガラスの割れる音! な、なんだッ!?今の音はッ!方向は右のあたりの地面だ、少なくとも俺の出した音じゃないはず…… ということは……あの駅を木端微塵に破壊した「敵」か!? 仗助はT字の道の中央に荷物を置き、あたりを警戒しつつ見回す。だが、なにも見えない。 光はところどころにある木漏れ日だけだが、既に暗闇にはなれたはず。 しかしいくら目を凝らしても右の方向になにかを見つけることはできなかった。 気、気のせいだったのか……い、いや、違う…… なんとなく、勘、虫の知らせって言うのかな……気のせいじゃねーってことはなんとなく分かるぜ…… 殺気、とは違う、でもビビっちまうような気配、こんなもんはどんな相手にも感じた事はねーぜ…… 「誰だかしらねーが出てきやがれッ!こっちには戦うつもりはねーが、襲ってくるなら容赦しねーぜッ!」 少し警戒し、クレイジーダイヤモンドを出しながら何歩か下がる。 しかしなにも起こらない、あれは足音だと思ったが、次の音は聞こえてこない…… 地面からの音だ、これだけガラスや瓦礫だらけなら二歩目を踏み出す、いやそれ以前にそこまで来るのに 足音が聞こえないはずがない。 まさかもしかして気のせいだったのか…!? ヒュウウウウ…… 風を切る音。 ドガァァァァァッ! なにかが仗助にめり込む。 「うおおおお!?な、なんだァーーッ!」 なにもないところから急に大男が現れ、仗助の胴体を襲った。 が、仗助はクレイジーダイヤモンドで大男を弾き、反動で少し吹っ飛ぶ。 「ほう、『なにか』でどうやったかは分からんが身を守ったか。人間も波紋だけではなく色々な進化をとげたようだな だが、お前のセリフ戦うつもりはないが、襲ってくるなら容赦はしない……いつでもこんな人間はいるものだな。」 大男はややしわがれた声、だがその声には凄みがあった。 「な、なにもんだてめぇはッ!?」 こ、こいつ、『なにか』だって……スタンドが見えてるってことはこの破壊力はなんらかのスタンドによるものなのか? 「柱の男、我が名はワムウ……人間、貴様は不思議な能力を持っているようだな……パワーにも驚きだ……」 「は、柱の男だって!?」 そ、そういえば承太郎さんがそんなことを言ってた覚えがあるぜェーッ! エジプトで戦った吸血鬼、DIOの話を聞いていたとき、 吸血鬼を作る『石仮面』を作ったのが柱の男達だって聞いたぜ!暗闇ならそいつらの本拠地みてーなもんじゃねーかッ! なにが俺のホームグラウンドだってッ?調子に乗りすぎたぜーッ! まともに戦ったら無傷じゃすまねえ、なんとか時間を稼いで逃げるしかねぇ…… 仗助は後ずさる。 「我々を知っているのか……?その不思議な能力はなんだ?波紋の一種か?今の人間は皆使えるのか」 「さ、さあな」 見えてるのにスタンドを知らない?もしかして柱の男はスタンドが見えるのか? スタンドが見えるのなら奇襲でラッシュもできない。くっそーッ、どーすりゃいいんだよォ~ッ! 仗助が思考をめぐらせているとき、ワムウは大声をあげた。 「タルカスッ!少々前にお前が戦った奴らはそんな能力を持っていたのか?」 奥に大男の影がぬっと現れ、ワムウよりやや小さいが、萎縮してはいない声で返事をした。 「ハッ!詳しくはわかりませんが小さな機械を持った人間や小さな機械の群れを操っているようでした!」 お、奥にもう一人いやがるのかよォ~ッ!しかし『小さな機械を持った人間や小さな機械の群れ』? もしかして形兆の『バッドカンパニー』か……?形兆はやはり生きているのか? だいたい、承太郎さんの話では波紋使いたちに柱の男達は全員倒されたって聞いたぜェ~ッ! ん?波紋使い?ってことはジジイも一枚噛んでたのか? しかし、タルカスのもう一言が仗助の思考を飛ばした。 「しかしワムウ様が吹き飛ばした拍子にその人形どもも逃げていきましたッ!あと何人か乗っていたようですが そいつらがどうだかはわかりません」 なんだとッ!ワムウという名前らしい、その大男、……まだよく状況はわかってねーが あんな奴にぶっとばされたんじゃ無傷じゃすまねーだろうな…… 「おい、ワムウという奴、そいつらをどこで吹っ飛ばしたんだ?」 「人間!ワムウ様にどういう口の利き方を……」 ワムウが手で制す。 「人間、聞きたい事があるなら……このワムウに見合うだけの戦士であることを証明してみせよッ!」 * * ま、また見えなくなりやがった……どこにいやがるんだ…… しょ、しょうがねーぜ……こうなったらあの奥の手を使うしかねえ…… じじぃがいつも言ってた手を使うのはしゃくだが、 生き残ってなんぼだからな…… 「こういうときはな、逃げるんだよォ~ッ!」 仗助は…………なんと!荷物に向かって走り出し、引っつかんで元の入り口へ一目散に走り出した! その行動にやや落胆したワムウは、逃げる仗助より速く仗助に向かって走って突っ込む。 「どうやら貴様には!戦士の証明は無理だったらしいな! このワムウでなかったならば見逃していたかもしれんが来客者をそのまま帰らすほどこのワムウは無礼ではないぞ!」 柱の男と、一般の学生。競争でどちらが速いかは一目瞭然である。その上、仗助は足をケガしているのだ。 そしてワムウは近づき、透明を解除する。 「逃げる……だってぇ?違うね。知り合いをボコったかもしれねえ奴が目の前にいて、 プッツン寸前だっていうのによぉ~本当に、俺が逃げると思ったのか?だとしたら作戦成功だぜ」 仗助は姿を現したワムウにバッグを放り投げる。 「タイマーは『0』だぜッ!」 バッグの中に入っていた仗助の支給品「小型時限爆弾」を作動させるッ! カチッ! ドッゴォォォォォンッ! バッグごと爆発させた爆弾。もちろんバッグの皮なんて薄いものッ!爆風はワムウに当たり、軽く吹っ飛ぶ。 そして仗助側だけバッグの皮を爆風が通るより先に治せばこちらには爆風は来ない。 そしてバッグを俺自身でつかむ。中身は『問題なく治す』ぜ。 しかし、この攻撃はワムウには決定的な打撃にはなりえなかった。 攻撃寸前、バッグを投げられたワムウは思いっきりのけぞることによってダメージを最小限に抑えたのだ。 爆弾の破片が少し刺さったままだったが、かすり傷は柱の男の治癒力で既にほぼ治っていた。 「人間……なかなかやるではないか……名をなんと言う……記憶の片隅に残しておこうぞ……」 「てめーみたいな相手に誰が名前を教えるか!まだ攻撃は終わっちゃいねーぜッ!」 地面に拳を近づけ、治す。 すると先ほどからバラまいていた地面であったガレキが飛んでくるッ! 行き止まり方向に投げてたんだから真後ろから飛んでくるッ!かわせるわけがねーぜッ! ヒュンヒュンヒュンヒュンッ! 何個も投げていたガレキの破片が、元の地面に戻ろうとワムウを中継点に戻ろうとするッ! パシッ!パシパスパスパシッ! しかし、当たる前に全てのガレキはなにかによって軌道を変えられ、全て地面になった。 「言い忘れていたな。私の能力……流法(モード)は風。先ほどのように体から出した水蒸気を纏って蜃気楼のように、 体を見えなくすることもできる……もちろん石ころを弾くくらい造作はない、当たっても傷にはならんがな。」 ワムウは淡々と語りだした。 「なぜこんなことをお前にバカ正直に言うか……それは、正直お前の戦い方に感服したからだ。まるでジョセ……」 「ごちゃごちゃ言ってんじゃねーッ!クレイジーダイヤモンドッ!ドラララララララララララララッ!」 ワムウのセリフが言い終わる前に仗助は正面からクレイジーダイヤモンドのラッシュを浴びせる。 しかし、柱の男であるがゆえに格闘性能は抜群である戦いの天才ワムウにはそれを防ぐことは造作もなかった。 ワムウは両腕で全て弾きクレイジーダイヤモンドのラッシュは止まる。 そして、『前ならい』に似た格好をし始めた。 「やれやれ、俺が話している途中で攻撃するとは礼儀がなっていない。だが、なかなかのパワーとスピードだな。 しかし、しょせんは人間、柱の男の能力(ポテンシャル)には敵わんのだよッ!」 「食らえッ!風の流法『神砂嵐』ッ!」 左腕を関節ごと右回転! 右腕をひじの関節ごと左回転! そのふたつの拳の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間はまさに歯車的砂嵐の小宇宙! 仗助も負けずとラッシュを食らわせる。 「ドラララララララララララララッ!」 しかし、やはりパワーでは圧倒的な差があった。直撃は免れた物の荷物と一緒に仗助は吹っ飛んでいった。 * * (さ、さすが、化け物だぜ……あんだけ至近距離で爆風を食らったのにもうほとんど治ってやがる…… しかも見えなくなりやがったが、タネはわかったんだ。仗助クンの反撃開始だぜッ!) 人間、あのタイミングで後退ではなく攻撃、しかも一度ラッシュを終えたあとだというのに続けざまに放つとは。 判断力は伊達ではないようだな……だがッ!次こそは神砂嵐を直撃させッ!終わらせてやるッ! ……ん?奴の能力、「クレイジーダイヤモンド」と言っていたな。そのクレイジーダイヤモンドの拳を振り回している。 見えないから当てずっぽうで攻撃でもしようというのか、少し残念だ、その程度の策しかないとはな。 どこを攻撃しているかこちらには丸見え、敵のリーチの外から一気に突っ込めばよい。 サクッ……サクッ…… 仗助にもワムウが近づいてくるのがわかる。音が大きくなる。 ワムウの足元地面が風のプロテクターで揺れるが、吸血鬼や屍生人でもいざしらず、暗闇の中で 一般の人間である仗助がそれを見破れるはずもなかった。 もうすぐ奴の間合いだな……少し慎重に行こうか…… スピードを落とす……仗助にもそれがわかる。近づいてくるので居る方向は少しずつ正確にわかってきていた。 しかし、当てずっぽうのラッシュでは先ほどと同じように弾かれて、今度こそ神砂嵐の直撃を受けてしまう。 サクッ…… ワムウが飛び込もうとした瞬間、ワムウの目の前をクレイジーダイヤモンドの拳が通り過ぎていった。 ガシュッ! 顔面に当たればワムウといえどもかなりのダメージを食らったであろうパンチは宙を舞うだけであった。 危ないところであった……この人間、恐ろしく勘がいいようだな…… だがッ!もうこれで終わりだッ!闘技『神砂…… 「ドラララララララララララァッ!」 透明であったはずのッ!ワムウの体に正確にクレイジーダイヤモンドのラッシュがヒットした。 神砂嵐を放とうと構えようとしたワムウの体はまさか殴られるとは思っていない状態であり、スキだらけだった。 予想外の攻撃にワムウは動揺する。 「な、なぜッ!俺の居場所が 正確にわかったッ!」 「てめー、自分の体をよくみてみるんだな。」 ワムウの体の透明化はなんと!一部であるが解除されていた! 「あんたの能力……流法は『風』だってな?俺のクレイジーダイヤモンドの能力は『治す』。 あんたが言ったんだぜ、体から出した水蒸気を纏ってるってな。闇雲にただ殴ってたんじゃない、『治し』てたのさ。 あんたの出した水蒸気を治せば体の中に戻っていくよなぁ!そしたら透明は解除されるッ!」 「むぅぅうッ!だが、致命傷ではない 食らえッ!闘技『神……」 「さっきのラッシュは、あんたにダメージを与えるためだけじゃないぜ。 爆弾って言うのはよ~手榴弾とかもそうなんだが、ケガしやすくするよう爆風より飛び散る破片でダメージを 与えるらしいぜ。あんたにも破片はまだささったままだ。そして、俺のクレイジーダイヤモンドがその破片を 『治し』たらどうなると思う?」 タイマー0の小型時限爆弾はバラバラになった破片と火薬を集めながらワムウに突進していく! そして、ワムウにささった最後の破片がジグソーパズルのようにはまり、小型時限爆弾は完成した! ドッグォォォォォンッ! 奥の男、タルカスが走って向かってくる。 「わ、ワムウ様ッ!」 「グオオオオオッ!タルカス、手出しは無用、この程度の攻撃が致命傷になるとでも……」 戦闘の天才というべきであろうか、ワムウは一瞬はやくガードを固めていた。 まずは……一旦こやつから離れねば……致命傷ではないにしろ、これ以上は危険すぎる。 だが、こいつが足をケガしているのは幸運であった。 ワムウは後ずさりし、透明化を更に始め後退していく。 そして仗助から一旦離れたところで、態勢を整えようとする。 後ろにジャンプで飛んで逃げようとした。 しかし、なんとガレキの中から忍び寄っていた『石』が変化し、鎖になったッ! そしてワムウの足に絡みつき、逃げるのを止めようとするッ! 鎖が話し出す。 「仗助さん、大丈夫ですか?」 「お、おめぇはミキタカか?無事でなによりだぜ」 「GUUUUUUッ!だが、まだ致命傷ではないッ!闘技……」 「おいおい、まだ『治す』のは継続中だぜ? あんたが纏ってる水蒸気はまだ残ってる。これを更に『治す』ッ!」 爆風がワムウの体内へと吸い込まれていく。 「へへ、外側から駄目なら内側からだぜ」 ワムウの体内で更に軽い爆発音を発し続ける。 「SYAAAAAHHHH!!!!」 ワムウは叫び声を上げた。 そして、少しずつ、倒れていく…… どうみてももう戦えるような状況ではなかった。 しかし、喋るのも辛いだろうに、それでもワムウは声を絞り出した。 * * 「手出しは……無用だ……死ぬ直前でも……私は……こんな戦士と出会えたことに……嬉しく思うよ…… もっとも、ジョセフ・ジョースターにやられて、2回目だがな……これだけは荒木に感謝しなくては……」 体中から煙を上げつつも絶え絶えに言葉を発する。 しかし仗助は違う点に目をつけた。 「ジョ、ジョセフ、ジョースター、じじいだって!?」 「じじいだと?お前の知り合いなのか?」 「し、知り合いどころじゃねえ……俺の父だ……放送では流れたようだが……シーザーって人によると ジジイはまだ生きてて、隠れているらしい」 「シーザーだとッ!……あの戦士、あいつは死んだはずでは……それにしてもジョセフの父?どう見積もっても ジョセフは若造も若造……人間年齢で見てもお前くらいの子供を持っている可能性はないはずだ……」 「若造だって?あのジジイがか?……もしかして、あんた何年ごろの記憶があるんだ?」 「人間どもの年の数え方はわからんな、だがナチスなどというところで20世紀などと言っていたな…… 人間の寿命は短いくせに20しか数えてないとはアバウトな数え方よ……ふふ……」 「20世紀……ナチス……もしかして、俺達は……?」 「話していられるのももうすぐ終わりのようだ……波紋でないからそう簡単には死ねんが……最後に……聞かせてくれ お前の名前を……」 「東方仗助、父はジョセフ・ジョースター、母は東方朋子。」 「そうか、『東方仗助』……さすがジョセフの息子と言ったところか……さて、最後くらい看取って……」 ストーン。 まぶたが重い。体が思うように動かない。体温が抜けていくようだ。 「リキエル、よくやった……ジョースター家の記憶を手に入れ、始末することに成功しそうだ。 急に言う事を変えだして驚いたが、お前の言葉を信じて駅に着てよかった……東口だけ治っていたのも運命だろうか。 では記憶DISCとスタンドDISCを奪い取らせて貰おうか……」 「クレイジー……ダイヤ……モンド……」 スタンドを出し、一撃殴ろうとするが、それは空振りに終わる。もう一撃を放つ余裕はないようだ。 ホワイトスネイクはクレイジーダイヤモンドに強烈な一撃を 「あとはDISCを抜き取るだけだ……フフ、あとはウドの大木と変身するスタンド使いのみ、 そいつらの記憶DISCをとっとと奪い取ってしまえば終わりだ…… ケガしている状態でこんなところに入るのは嫌だったが、やはり運命は私達に向いているようだ。 ホワイトスネイクが仗助に近づきDISCを抜き取っていく。 神父は背後から圧倒的な威圧感を感じた。 そこには、満身創痍だったはずのワムウが立っていた。 クレイジーダイヤモンドの攻撃は空振りではない。ワムウを治していたのだ。 「仗助ッ!貴様なぜ、なぜ治した……決闘を侮辱するな……このセリフは……ハッ!」 「あんたには……殺されかけたのに奇妙だが なんとなく『友情』みたいなもんを感じちまったのさ……なぜだかわかんねえけどな…… ジジイ……ジョセフにあんたはやられたんだろ?なんとなく、どうしたか……わかった気が…」 ホワイトスネイクが記憶DISCとスタンドDISCを抜き取り、神父に記憶DISCを挿す。 「ほう……ジョースター家の住人、あのすぐに死亡放送の流れた老いぼれのジョセフジョースターの息子か。 案外、ジョースター家など恐れるほどではないのかもしれないな……DIOも生きているようだしな」 「タルカス、お前と会ったとき、このゲームどうするかと聞いたな」 「ハッ……『戦士は戦いを愉しむ』とおっしゃっいました。」 「その件に付いて追加をしよう。お前もなにか考えていたようだが、この件に関しては断るのは許さぬぞ。」 「なにを追加するのでしょうか。」 「決闘を侮辱する者を完膚なきまでに叩き潰す。 まずは手始めに友人『2』人と決闘を侮辱したこやつらを完膚なきまでに倒してみせよう!そこの鎖にも協力してもらうぞ!」 「ハッ!ワムウ様、仰せのままに!」 (ブラフォード、なぜだかわからないが私も怒りを感じている。私の意思、運命に従ってみることにしよう。) (ヒェェェエーッ!た、大変な事になってきましたァ~ で、でも仗助さんを助けるにはまだよくわかりませんがあのDISCを取り戻せばいいんでしょうか?) 【闇の重戦士チーム 宇宙人添え】 【杜王駅内部(E-3)1日目 日中】 【東方仗助】 [スタンド]:『クレイジー・ダイヤモンド 』(抜き取られ) [時間軸]:四部終了時 [状態]:神砂嵐で全身に軽い打撲 、記憶DISCなし [装備]:無し [道具]:支給品一式、(スコップは戦闘中にどこかに置いてしまったようです) [思考・状況]: 1)昏睡 2)記憶DISCとスタンドDISCなし、スタンドDISCはまだ差し込まれてはいない様子 3)時間軸のズレに気付いたかもしれない? 【ワムウ】 [モード] 『風』 [時間軸] 首だけになり、ジョセフが腕を振り下ろした瞬間 [状態] 服が爆風でけっこう焦げたが体は治った [装備] 手榴弾×6 [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1)ジョセフと仗助、そして決闘を侮辱され神父とリキエルに対して怒っている 2)ミキタカに気付いた。 3)土壇場で邪魔されたミキタカに対してもちょっとご立腹だが、大局に影響はなかったのでまあよしとする 4)複数対複数だがミキタカは数に数えていないので2vs2だとして正当な決闘だと思っている 【タルカス】 [種族] 屍生人(ゾンビ) [時間軸] ジョナサンたちとの戦いの直前。ディオに呼ばれジョナサンたちと初めて対面する前。 [状態] 軽い全身火傷と全身打撲。 [装備] なし(爆発の拍子にミキタカを手放してしまいました) [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1)鎖がいきなり喋りだして少々驚いているが、ワムウに言われた例もあるためスルー 2)なぜか怒りを感じている。とりあえずの間ワムウに従う。 3)取り逃した虹村形兆、ブチャラティ、ミキタカへの僅かな執着心(ワムウの命に背いてまで追う気はないが) 【ヌ・ミキタカゾ・ンシ】 [スタンド?] 『アース・ウィンド・アンド・ファイアー』 [時間軸] 鋼田一戦後 [状態]:【フック付きの長い鎖】に化けた状態。千切られそうになったのと、爆発事故の影響で体全体が痛い。 [装備]:なし [道具]:ポケットティッシュ (支給品一式はブチャラティが持っています) [思考]: 1)DISCを抜き取られたから仗助は気絶したのか?と考えている 2)ワムウ達は怖いがとりあえず仗助さんを助けるために組む。 3)仗助を助けた後、ブチャラティたちとの合流を図る 4)味方を集めて多くの人を救いたい。 5)仗助の話を一緒に聞いていたため、形兆ゾンビ説に疑問 【エンリコ・プッチ】 [スタンド]:『ホワイトスネイク』 [時間軸]:刑務所から宇宙センターに向かう途中 [状態]:ホワイトスネイクの暴走状態:歩けるが走れない程度の負傷 [装備]:無し [道具]:無し(ゾンビ馬は左耳の治療に使いました) [思考・状況]: 1)無傷でジョースター家の一人を始末して少しハイ、残りはスタンド使いではないと 2)DIOに会いたい。そして、ディオ・ブランドーと話がしてみたい。(強い好奇心) 3)ジョースター家の抹殺。しかし、彼らの事を知りたいとも思う。(興味程度だが両方達せられたのでよしとする) 4)天国への道を探し出す。DIOを天国に連れて行き、そこに自分もついていく 【リキエル】 [スタンド]:『スカイ・ハイ』 [状態]:右手首を骨折(添え木&包帯で応急処置)。疲労は回復。感情の起伏が少ない。 [装備]:未確認飛行生物ロッズ(多数。呼べばいつでも来る) [道具]:支給品一式×2、植物図鑑、ディアボロのデスマスク(シュトロハイムのランダム支給品)(リキエルの支給品は未確定) [思考]: 1)神父へ出会えた運命に感謝 2)指し示す運命が変わったため西へ向かった。丁度戦闘後に来ることができ成功、ではないかと思っている。 3)神父の願いを叶える手助けをする。『運命』が神父を導くはず、と信じている 4)神父、あるいはDIOに対立するものを狩り、排除する(なおDIOへの敵対は神父への敵対、と判断) 5)噴上裕也の言動に動揺、落胆。(次にあったら殺し合いを宣言) 6)神父のために自分の感情を出す訳にはいかないと考えている [補足1]ガレキに埋もれたミキタカは石やガラスに変身しながら少しずつ仗助に近づいていました [補足2]運命が噴上裕也のマーダー化や駅周辺にジョースター家やその仲間が集まったため変わったようです [補足3]仗助は放送でジョセフ死亡と言われた後はほとんど聞こえていません 禁止エリアはかろうじて聞いていたようです [補足4]仗助は荒木の能力に気付き始めました [補足5]吸血馬1頭+チャリオットは駅の中に置いたままです。 [補足6]杜王駅の東入り口は治されたため通行可能になりました。プッチ達はここから入った様子。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 92 イカれてるのさ、この状況で 東方仗助 95 Judgment Day 70 Excuse Me!考え中 ワムウ 95 Judgment Day 70 Excuse Me!考え中 タルカス 95 Judgment Day 70 Excuse Me!考え中 ヌ・ミキタカゾ・ンシ 95 Judgment Day 71 奪われたスタンド エンリコ・プッチ 95 Judgment Day 71 奪われたスタンド リキエル 95 Judgment Day
https://w.atwiki.jp/yariba/pages/329.html
信じられない!【しんじられない!】 瑛士、公輝、メロディー 「えーいじくん。」 只今、何かのスイッチが入ったゴウキが俺にベタベタ触ってきてますが…ちょっとは周りを気にしてほしい。 「触るな、ほら見てる、見てるから」 俺の中では完全に不思議っ子ちゃんなメロディーちゃん。こっちをずーっと見てる、目が合っても逸らそうとしない。 「メロディーは知ってるから大丈夫。」 「は?何を、何で」 「俺がエイジ好きなのを、相談したから」 信じられない、そんな簡単に言えるもんかそれ。 「バカじゃねぇの!…ね、ねぇメロディーちゃん!」 バカだ、ゴウキはいつからそんな子になったんだ。メロディーちゃんの不思議な力…あるわけないか。 (めろは見てるだけから気を遣わなくて大丈夫だよー) (さすがめろ!) (バカだろおめーら!)
https://w.atwiki.jp/tyuu2nouryoku/pages/95.html
連絡メモ 皆さんから管理者への意見や、管理者から皆さんへの通知など 様々な用途で利用するメモです 意見等あれば自由にご利用ください 確認した意見等は対応後削除させていただきます
https://w.atwiki.jp/datui/pages/157.html
各自で名前を付ける企画です ※しかし名乗れるかは限らない ◆MUMEIngoJ6 「をいをいをいをいスッゲェな、コイツはよォォォ!」 エリアB-4の道端にて、デイパックの中身を確認していた男が思わず声を張り上げた。 巨大な魔物に秒殺されたと思えば、何だか分からないうちに殺し合えと強制される。 こんな不幸が二度も続くかと絶望していた男は、しかし歓喜の表情を浮かべている。 その理由は、彼に支給されたアイテムにあった。 となれば腰に携えた短剣だろうか――ノゥ。 纏っているクリスタルの鎧か――これまたノゥ。 答えは、男の眼前に鎮座している。 白と赤の鮮やかなボディ、大地を力強く踏みしめる二つのタイヤ、巨大なエンジン。 人間の自由のために戦う男の駆る、暴風(サイクロン)の名を関するモンスターマシン。 付属の説明書に目を通していくうちに、男も思わず感嘆の声をあげてしまったのである。 「これさえあれば、ずーっと逃げたまま最後の一人になれるじゃねえか! ハッハッハッハァーーッ!」 一しきり笑って落ち着くと、男はサイクロン号に跨る。 いかに性能が優れていようとも、使いこなせなければ意味はない。 その判断からエンジンをかけようとして、男はサイクロン号から飛び退いた。 接近してきた気配に反応して、即座の行動。 だというのに、襲撃者は男の回避行動に対応する。 振り下ろした両刃の西洋剣を即座に返して、鎧に覆われていない右の太股を切り付けた。 「グ……ッ!」 苦悶の声をあげながらも、男は受身を取って体勢を立て直す。 傷口より溢れ出す赤黒い液体に意識を向けることなく、装備していたミスリルナイフを握り締める。 「貴様ァ、誰だと思って仕掛けているッ! 俺はエクスデス様直属の部下――――」 言葉の続きが告げられることもなく、地面に二つの鈍い音。 男が言い終えるよりも前に、襲撃者は西洋剣を横凪に振るっていたのだ。 鎧で守られていない首元を綺麗に狙われた以上、胸元で握ったミスリルナイフなど何の意味もなさない。 静かに呼気を整えると、襲撃者は西洋剣に付着した血液を拭い取った。 ■ 「…………ふむ、だいたい分かった」 剥ぎ取った鎧を身に纏った襲撃者が、誰にともなく呟いた。 彼のいた世界にバイクなど存在しなかったが、説明書を見て練習したのだろう。 最高時速には程遠いが結構なスピードで、サイクロン号を操縦している。 全身に風を浴びながらも一切表情を変えず、彼はアクセルによりいっそうの力を篭めた。 いち早く、全員を殺しきるために。 どうしても、彼は帰らねばならないのだ。 光と闇の均衡が崩れていることは、感覚から分かっていた。 光の戦士たちが、いずれ目の前に現れてくれることも。 だからこそ、彼らによって闇のクリスタルの封印を解かれるのを待っていたのだ。 しかし――――その前に、この場に呼び出されてしまった。 世界がだいぶ闇に傾いてきており、もうどれだけ持つかも分からないというのに。 暗闇の雲を守るバリアを消し去れるのは、自分たち闇の四戦士しかいないというのに。 困惑しつつも、彼は殺し合いのルールを何とか理解した。 この殺し合いの最後の一人になれば、元の世界に戻れるという。 ならばやるしかあるまい。彼がそう決断するのに、大した時間はかからなかった。 かつて光の力が氾濫した時にしたように、今回も世界を守るために動く。 たった一人での行動となるが、かつてのように未熟な腕前ではない。 防具や得物がかつてより劣るが、それは道中で奪い取ればいいだけのこと。 道中で倒すのが人間になっただけ。ただ、それだけの話だ。 すでに分かりきっているはずなのに、胸中で同じことを自らに言い聞かせ続けていた。 【リヴァイアサンに瞬殺されたヤツ@FF5 死亡確認】 【B-4/平原/1日目/日中】 【名前不明(闇の四戦士の一人)@FF3】 [参戦時期]:封印中、光の戦士を待っている頃 [状態]:特に問題なし、新サイクロン号を運転中 [装備]:新サイクロン号(一号)@仮面ライダー、クリスタルメイル@FF5、バスタードソード@DQ3 [道具]:支給品一式×2、ミスリルナイフ@FF3 [思考] 基本:いち早く帰還 1:全参加者の殺害 [備考] ※ジョブは魔剣士。 ※名前は次以降の人に任せます。 【残り人数22人+α】 012 ゆとりってレベルじゃねーぞ! 投下順 014:はるかなる故郷 012 ゆとりってレベルじゃねーぞ! 時系列順 014:はるかなる故郷 初登場! 名前不明(闇の四戦士の一人) 031:『無名』 ▲
https://w.atwiki.jp/kodoku_band/
お知らせ 08/10/07 生存者確認で以下 ○孤独なバンドマンリスト ○孤独なグループリスト ○孤独な企画 をリセットしました。 新規一転リニューアル 弧男バンドやりたい方は、書き込んで下さい やめる方は自分が登録した箇所を削除してください ここは孤男板の「孤独すぎるからバンドやりたい」スレのまとめWikiです。 今日は楽器買った\(^o^)/人からテクニシャン/(^o^)\まで、 やっと18禁解禁キタ\(^o^)/人から定年退職/(^o^)\まで、手広くカバー! 楽器はなんでもおk。参加資格は孤独な音楽好き、や ら な い か。 さっそく参加してー!と思った人は↓ 1:「孤独なバンドマンリスト」に登録 2:「孤独な企画」で近日の開催日をcheckし、【参加者】欄にHNを書けばOK 3:できる人は課題曲を練習 4:当日集合場所へ・・・ 素朴な疑問は孤独なFAQに載ってるかもしれませんので 初めての人は見るといいかもしれません。 きっと、『あなた』を待ってる『誰か』が居ます。 Wikiはみんなで積極的に編集しましょう。 ♪♪(((≧▽≦)八(≧▽≦)八(≧▽≦)))♪♪ 【注】携帯ブラウザからの編集は、難しいかもです。失敗するようであれば孤独なFAQを見て、孤独な独り言に書き込んでおいてね 現行スレ 孤独すぎるからバンドやりたい7 前スレ 【孤独?】バンドやりたい人来て【関係ない】
https://w.atwiki.jp/esekouhaotoge/pages/573.html
うちさぁ、音ゲーあんだけど、やってかない?*143(重複スレ) 201 : 爆音で名前が聞こえません[sage \] 投稿日:2016/08/01(月) 13 37 36.78 ID FQ58XjH0O.net [3/5回] チラシの裏ですらおすすめ楽曲が言えないような奴が なんか言ってますね・・・ んなこと言うんだったら今すぐ書き込んできて! 202 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 13 42 17.44 ID 6bfSrazg0.net [2/6回] 別人なんだが 203 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 13 49 07.95 ID E77C/RXw0.net [1/3回] そんなに別人説を多用していたら硬派一味は誰一人としてオススメ曲を挙げられない無能集団になってしまうんですがそれは大丈夫なんですかね…… 204 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 13 51 32.39 ID 6bfSrazg0.net [3/6回] お前らなんかに教えてやる義理はないね 曲が汚れるわ 205 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 13 53 41.51 ID CEIvJB+t0.net [1/1回] EDM好きの池沼無能軍団(1人)ほんとすき やっぱ低俗な曲ばかり聞いてると頭おかしくなるんすね 206 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 13 57 30.79 ID 6bfSrazg0.net [4/6回] 黙れ EDMも理解できないクソ軟派ガキ 207 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 14 00 09.12 ID E77C/RXw0.net [2/3回] クソ硬派のせいでEDMの話を出せない雰囲気になってて頭にきますよ~ うちさぁ、音ゲーあんだけど、やってかない?*136(重複スレ) うちさぁ、音ゲーあんだけど、やってかない? *146 (再利用) 412 : 爆音で名前が聞こえません (アウアウT Sa47-wLiW [182.251.245.37])[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 18 22 20.51 ID LG7glLy2a.net [1/1回] クソエアプ野郎が風評被害を撒き散らしたせいでYSTK楽曲について語りづらい雰囲気になってるのが頭にきますよ~ 41 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 18 25 38.28 ID p1t22IUB0.net [3/8回] 411 エアプじゃねえわカス 48 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 19 04 17.51 ID 1EwfgKe60.net [5/14回] 41 じゃあまずニテデルルァの段位を教えてくれるかな? 56 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 01 29.86 ID 1EwfgKe60.net [6/14回] 逃げたかな? 57 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 04 44.98 ID p1t22IUB0.net [6/8回] は? 59 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 17 29.18 ID 1EwfgKe60.net [7/14回] 57 ニデルルァの段位教えてくれよなー頼むよー 60 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 20 44.43 ID p1t22IUB0.net [7/8回] 何でお前にそんな事言わなきゃいけないんだよ 61 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 25 40.81 ID 1EwfgKe60.net [8/14回] じゃあ段位はいいや 硬派曲教えてくれよなー頼むよー 63 : 爆音で名前が聞こえません[sage] 投稿日:2016/08/19(金) 20 28 53.44 ID p1t22IUB0.net [8/8回] 答える義理はないね 硬派曲が汚れる
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/441.html
【作品名】Katamari Dancing内の宇都宮隆の語り 【ジャンル】邦楽内語り 【名前】奇跡を信じている星 【属性】星 【大きさ】星並み(地球と思われる) 【攻撃力】星並み 【防御力】星並み 【素早さ】何も無い宇宙でも精一杯泳いでいる これから進むべき道を探している 【長所】作ろう 僕達だけのヒストリー 【短所】正直無茶かもしれない vol.131 0108 格無しさん 2021/01/27 21 56 52 奇跡を信じている星 ムサシ、主人公機(Planet Protector D3DX) とはお互い倒せない。主人公(ちきゅうをまもれ!)には倒される 主人公(ちきゅうをまもれ!)>ムサシ=主人公機(Planet Protector D3DX)=奇跡を信じている星 vol.13 251 :格無しさん:2008/04/14(月) 13 27 38 奇跡を信じている星考察 ○○ヴァルシオーネ、サイバスター 移動は速くないので体当たりに巻き込んで勝ち ○劉王羽+砕紅龍 体当たり勝ち △統原無量 当たらない倒されない ○イナズマン 体当たり勝ち ○イービィ 体当たり勝ち ○龍虎王 一撃で切断はされない 体当たり勝ち ×アールガン 体当たりじゃ倒せない 削られ負け ×則巻アラレ 殴られ負け ×ドロレス 削られ負け ×ガンバスター イナズマキック負け イングラム・プリスケンwithアールガン>奇跡を信じている星>クスハ・ミズハwith龍虎王 vol.12 915 :格無しさん:2008/04/09(水) 22 55 58 奇跡を信じている星もバイア達と=だな 917 :格無しさん:2008/04/09(水) 22 57 11 泳いでるから大きさ相応にはあるんじゃない 918 :格無しさん:2008/04/09(水) 22 59 38 まあ、歌は参戦禁止じゃなかったのか。 何で地球だと分かるのか不明だし。 919 :格無しさん:2008/04/09(水) 23 00 49 歌そのものが禁止ってわけでもない この場合は微妙だが 930 :格無しさん:2008/04/09(水) 23 57 33 奇跡を信じている星がある 何もない宇宙で精一杯泳いでいる 奇跡を信じている星がある これから進むべき道を探している 作ろう僕たちだけのヒストリー 奇跡を信じている星の情報 比喩表現が多すぎるから、ジバンと同じで除外じゃねーの 931 :格無しさん:2008/04/09(水) 23 59 21 地球並みと判断できる根拠が何処にも無いように見えるが 947 :格無しさん:2008/04/10(木) 07 22 15 931 「僕たちだけの~」と言ってるから僕達の星=地球でしょ
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5037.html
「くっ……」 アメリカのとある路上、そこのマンホールの蓋が動いたかと思えば、中から人が這い出てきた。 疲れきった様子だが、目は死んでいないその男――イシドシュウジは汚れを払うとアメリカの地に立った。 レジスタンススイス基地で消息を絶った彼は、無事だったのだ。 「藍さん……みんな……」 基地が内部から爆破された直後、八雲藍は数名のレジスタンスを地下の隠し通路に避難させていたのだ。 イシドもその一人であり、途中生き残りとははぐれてしまったが、こうして生きている。 彼もまた、ウザイ連合の放送を地下で確認していた。 自分を逃がしてくれた八雲藍をはじめ、多くの仲間たちが虐殺される様子に彼は激しい憤りを感じた。 だが冷静さを欠いてはすぐに死んでしまうと自らを戒め、今まで地下に潜んでいたのだ。 しばらく待機していたおかげか、少しは頭も落ち着いている。 「まずは……誰か生き残りを探さなくては……」 イシドは助かったとはいえ一人だ。 周りに転がる死体の山を見れば、ウザイ連合がどれほどの勢力を持っているのかがわかる。 とてもではないが、まともにやりあって勝てる相手ではない。 少なくとも、仲間を集めるまでは。 「ん?」 そんな時、イシドは必死に走っている少女を見つけた。 「おい君……」 「!?」 そして突然声をかけられた少女、柊つかさはびくりと身体を震わせた。 なにしろ彼女は今、過激派の連合兵に見つからないよう必死だったのだから。 慌てて声のした方向に振り向き…… 「レ、レジスタンスの残党!?」 再びその身体を震わせた。 穏健派とはいえ、自分はウザイ連合の一員。 そしてレジスタンスがウザイ連合に必ずいつか逆襲をしかけてくるであろうことも想像できていた。 つかさ自身、連合が放送した公開処刑と死に際集には嫌悪感を憶えていたからである。 レジスタンスの仲間であれば、その怒りは尋常ではないだろう。 このままでは、自分は確実に殺される。 「こ、こないで!」 だから彼女は、無我夢中でアサルトライフルの引き金をひいた。 パァン つかさは何が起きたのかわからなかった。 確かに引き金をひいたと思ったらその瞬間にライフルは弾きとばされ、遠くに転がっている。 「……随分と物騒だな」 ころころと転がるサッカーボールを回収し、イシドはため息をついた。 彼は驚異的な動体視力で、ライフルをサッカーボールで破壊したのだ。 「あ……あぁ……!」 つかさはその場にへたりこんでしまう。 そういえば魔理沙から確か聞いた気がする。 『あいつら、みんなどこかしら変だけど、結構すごいし面白いんだぜ? とんでも○○○ーとか、大豚ダブル全マシマシ5秒で食ったりとか、絵札が実体化したり……』 彼女は最後の締めくくりに、ボーグさえなけりゃ、みんな即戦力なのになぁとぼやいていた。 連合は確かに現存する組織では最大派閥であり最大戦力を保有しているであろう。 しかし、レジスタンスやDCと異なり、構成員単体の質は明らかに見劣りしている。 大量の重火器と人員の多さで、実力差をカバーしているにすぎない。 連合の一部には勿論強力な幹部がいるが、下っ端は複数人で一人を囲んで銃撃が基本だ。 さて、特に目立った実戦経験もなく、武器を弾かれた非力な自分が。 目の前の復讐に燃えるレジスタンスに一対一で勝てるだろうか? 答えはノーだ。 「た、助けて……」 だからできることは、命乞いしかなかった。 無駄だとわかっていても、本能がそうさせる。 「……」 イシドの手が、無言のまま伸びてくる。 「ひっ……」 「……安心しろ。そんなに震えなくても、殺しはしない。 君は何故、そんな似合わない格好でウザイ連合に手を貸しているんだ?」 「え……?」 だがつかさの予想とは裏腹に、イシドは少し屈むとつかさの頭をくしゃりと撫でた。 「嘘……」 「悪いが本当の話だ。俺が知る限り、主だったレジスタンスメンバーにボーガーは一人もいない」 イシドとつかさはとりあえず並んで腰掛け、ぽつぽつとお互いの知っていることを話し始めていた。 つかさもまだイシドへの恐怖が完全になくなったわけではなかったが…… よく考えれば、連合内の仲間以外でここまで自分の話を聞いてくれた人は始めてであることに気がついた。 つかさからイシドに話されたのは、連合内部でも複数の派閥があり、過激派の勢いが特に強いこと。 そして謎の女に、首領の正体がケンであると明かされたことだ。 (内部分裂……首領の疑惑……そしてこの子は一応穏健派ということか) イシドからつかさに話されたのは、レジスタンス内に目立ったボーガーはいなかったこと。 そして少なくとも自分は今は連合に戦いを挑むつもりはないということだった。 これにはつかさも驚いた。 レジスタンスは大量にボーガーを匿っていたために滅ぼしたと聞いていたのに…… もしレジスタンスがボーガーの集まりでもないのに滅ぼされたのだとしたら、つまりそれは…… 「……ただ……目立ちたかっただけ……なの……?それだけで、ボーグと無関係の人を……」 つかさの脳裏に、連合が放送した映像が鮮明に蘇る。 まわりの仲間は、ボーガーを匿った罰だ、神罰だとおおはしゃぎだった。 だが、短い時間だが話していてわかった。イシドの言葉に偽りはない。 「そもそも疑問なんだが、何故そこまでカブトボーグを嫌悪する?」 「だ、だって……カブトボーグは危険な玩具だって、それにカブトボーグがある限り…… 私達は目立てないって……」 それを聞いたイシドは、やれやれと言った様子で立ち上がった。 「……俺は生粋のボーガーではないが、ボーグバトルをしたことがある」 「え?」 「……作戦の一環とわかってはいたが、とても充実していた。まあ、サッカーには負けるがな」 イシドは語りながら、足元にサッカーボールを置く。 「はっ!」 イシドがボールを蹴ると、ボールは炎を纏いながらゴールに突き刺さった。 突然のありえないシュートにつかさは目を丸くするが、別の場所を見てさらに目を丸くした。 たった今燃えるサッカーボールが凄い勢いで刺さったというのに、ゴールは新品同様ピカピカなのだ。 「ど、どうして……!?」 「要は、なんでも加減が大切ということだ」 2発目のシュートが、全く同じシュートが再びゴールに迫り…… 「!?」 そして今度はゴールネットを焼ききり、ゴール全体を衝撃で原型崩壊させてみせた。 「……わかっただろう。カブトボーグが駄目だというなら、サッカーも駄目だとは思わないか?」 イシドの言葉に、つかさはただ唖然とすることしかできなかった。 「……なら、右を見てみろ」 「滅びよ……!」 右側にはテニスコートがあった。 物騒な掛け声でリベンジを狙う高校生のラケットが振るわれると…… 「ごふっ!」 対戦相手が滅び去った。 【安心院なじみ@めだかボックス 死亡確認】 「え?……テニスで……人が死んだの……?」 「次、そのままもう一度右を見てみるんだ」 「最初はグー、ジャンケン……」 次のグーの掛け声の瞬間、もはや識別不可能な何かがばらばらになって吹き飛ばされていた。 「……え?」 「じゃんけんでも人が死んだな。サッカー、テニス、じゃんけん、そしてカブトボーグ。 みんな子供だってやる。そしてみんな大好きだ。だが、その度に死者がでるか?」 イシドの問いに、つかさはぶんぶんと首を横に振る。 もしそんなのが現実に起こったら、世界はとっくに破滅している。 「……あれ?」 「そうだ。どんなものでも、使い方を誤れば人を殺める。だが誤らなければ、とても楽しい。 カブトボーグが駄目ならサッカーもテニスもジャンケンも似たようなもの、許されないから滅ぼす? そんなことできるものならやってみろ。誰一人生存できないぞ」 「じゃ、じゃあどうして連合はカブトボーグだけを……」 「言っただろう。君の所属している組織の大半は目立ちたがりやなだけだ。 そしてあのドゥバイがカブトボーグに倒された……カブトボーグが当時一番活躍したからこそ。 連合はカブトボーグを妬んだだけにすぎない。連中は、なにかと理由をつけて…… 自分達が目立ちたいだけなんだ……俺の仲間を、レジスタンスを滅ぼしたのも、な……」 イシドは悲しげに顔を伏せた。 その様子にもはやつかさは二の句がつげなかった。 あの処刑もただ『連合はレジスタンスより力がある』ことをアピールしたいがため。 二度目の放送も『レジスタンスは滅んだ。諦めてうちに所属しな』という悪質な勧誘のため。 連合はとにかく自分達を強く見せたかった。目立ちたかった。 自分も、確かに目立ちたい願望がある。あるのだが…… 「仮に君が目立てたとして……」 「この屍の山、他者を踏み台にして、恐怖の対象として目立って、本当に満足か?」 「嫌だ!」 つかさの口から、考えるよりも先に言葉が出ていた。 「こんな、こんなこと……!」 確かに目立ちたいという願望はあった。 だけどつかさが目指していたのは、もっと別の……言い方を変えれば頼られたかった、認められたかった。 一般人の身でありながら次々に人を助けてみたり、主催の強敵を倒してみたり。 でもそれが難しい世界だから、ついつい逃げてしまい……そして連合の甘い言葉に惑わされた。 『カブトボーグは悪』たったそれだけの言葉に。 任務を始めて最初のうちだけは酔えた。だが今や、連合のやっていることは無差別テロだ。 そして今、唯一信じられていたカブトボーグが悪だということすら否定された。 首領がもし本当にケンだとすれば、当然彼もカブトボーグを所持している。 もはや、何を信じればいいのか…… 「……」 「え……?」 そんなつかさの前に、イシドが手を差し出した。 「もし君が、本当に連合のやり方が間違っていると思うなら……俺に力を貸してくれ」 「で、でも私……!」 「組織を裏切るのが怖いか?それとも資格がないとでも思うのか? 確かに既に罪を犯しているかもしれない。だがそれを悔い改めるのは、全てを終わらせた後でいい。 ……俺も、スパイとはいえ一時は主催者側だった男だ」 「!」 「さらに言えば、君ら連合が流した映像の中に、アンゼロットの姿もあった。彼女も主催幹部だ」 「!?」 「彼女にどんな心境の変化があったかはわからないが……遊星たちは命を捨てて彼女を逃がしている。 つまり、彼らが彼女を『味方』と判断したわけだ。 さあ、このバトルロワイアルの主催幹部が揃ってレジスタンス側に転んでいるんだ。 疑問を抱いている連合から抜け出す方が、よっぽど簡単じゃないか?」 「……」 やがて、つかさはゆっくりとだが、イシドの手を握った。 「……ごめんなさい、私末端の兵士だから本部の正確な場所も構成員もわからなくて……」 「いや、十分だ。少なくとも君の他にまだ連合に疑問を持っている者がいるだけ救いがある。 とはいえ、反旗を翻すのは待ったほうがいい。連合のやり口を見てわかると思うが、即座に消される」 「ど……どうするんですか……?」 「まずはなにより仲間を集めることが優先だ。 レジスタンスの仲間だろうが、君のように連合を疑問に思って抜ける者だろうが、誰でも構わない。 目立ちたい派におそらく説得は通用しない以上、強行突破できるだけの戦力が」 「一人、アイムさんって人がいるけど……」 「厳しいか……おそらくレジスタンス生き残りも連合は警戒して戦力を各地で復活させているはずだ。 できれば、アンゼロットとも話がしたいところだが……」 イシドとつかさは、連合軍への対処に悩んでいた。 二人が手を組んだところで、連合にはまるで歯がたたないどころか、最悪モブ兵士にも殺されかねない。 イシドがアンゼロットに会いたいもう一つの理由としては、おそらく同行者に黒とベルがいるからだ。 「ところで、イシドさん?」 「なんだ?」 「……あの人、ちょっと誘ってみませんか……?」 (見かけによらず度胸あるな、おい……!) 【二日目・21時20分/アメリカ】 【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】 【状態】健康、連合への怒り、仲間の死に悲しみ 【装備】サッカーボール 【道具】ジャミング装置 【思考】 基本:まずはレジスタンス残党、新たな対主催との合流 1:つかさと行動をともにする 2:できればアンゼロット一行と接触したい 3:あれは、近寄って大丈夫なのか……!? ※8期世界の住人のようです 【柊つかさ@らき☆すた】 【状態】健康、決意 【装備】手榴弾×10、コンバットナイフ、ガスマスク、防弾チョッキ 【道具】支給品一式 【思考】基本:連合を変えるために仲間を集める 1:イシドと行動をともにする 2:アイムさんとも合流したい 3:滅びよ……とか言ってるけど悪い人じゃなさそうだし…… ※謎の首領の正体を聞かされました 【平等院鳳凰@新テニスの王子様】 【状態】健康、正真正銘本物の天才、髭が剃れた 【装備】日本代表のバッチ(No.1)、テニスラケット、テニスボール×∞ 【道具】支給品一式、リバースドール(使用済み) 【思考】基本:主催者達を滅ぼす 1;マーダーも滅ぼす 2:ステルスマーダーも滅ぼす 3:こっちを見ている小娘たちはなんだ……?
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/12991.html
【検索用 さめるかゆめ 登録タグ 2010年 GUMI VOCALOID takumi さ 動画削除済み 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:takumi 作曲:takumi 編曲:takumi イラスト:takumi 唄:GUMI 曲紹介 思い出せない距離まで離れてしまうなら 曲名:『冷めるが夢』(さめるがゆめ) 弦楽器カルテット色が強いミディアムロック 非意図的ではあるが、「サヨナラを教えて」の男性目線アンサーソングになっている タイトルは「冷める(「醒める」とのかけ)が夢の様に」を略称したもの 歌詞 (ピアプロより転載) もし自分の心が 白紙のページみたいなもので そこに書き足す未来に 信じれるものなんて在るかな? 生命が縺れる音が雨音に紛れた日も 夢の色は瞬いて感じるままに居られたのに 悲しみはいつか消えるものなんて 君の居ない世界に 響かす歌は夢の様に 冷たく消えていった 此処に在る「もしも」を今更叶えた処で 誰が喜ぶっていうのだろう 君も僕も離ればなれで 微睡む景色の中に幸せを描いてみた 泣けない心の為に 降り続いて雨…明日も 君の面影も 君の優しさも 思い出せない距離まで離れてしまうなら いっそ 醒めない眠りに落ちたい 現を抜かす間に飛び散った生命の色 言葉で綴る未来でいつか君に逢えたら 置き去りにしてた想いの丈までちゃんと伝えたいよ こんなに離れた心を繋いで だけど… 夢から醒めたら 瞼を開けたら 君の居ない朝に 涙一縷滴って気付く 今日も雨 止まないで 夢の名残は未だ続いている―― コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vippar/pages/68.html
2 :名無しさん:2013/06/10(月) 06 57 10 ID eQxIuAVk0 大正― 日本の歴史の中でも、たった15年という短期間で幕を閉じた時代。 デモ・震災・戦争…多くの大事件が起こるなか、その裏で人知れず日本の平和を守り続けた者たちがいた。 その名を―――“魔法警察” 「ごめんなさああい!」 多くの人々が行き交う町中で、一際大きな叫び声が響いた。 声の主である少女は、今にも泣き出しそうなほど崩れた顔で太った男を見つめている。 「ごめんで済んだら警察いらねんだよお嬢ちゃん。これ、どうしてくれんの?ん?」 男は横に止めてある自家用車を指差して怒鳴り立てた。 そのドアには小さなキズがついてしまっている。どうやら少女が何かの拍子につけてしまったものらしい。 「えと…その…」 「お嬢さんにはわかんないかもしれんがなぁ、今の時代に車持ってるってどういうことかわかる?私がどういう立場の人間かわかるかね?」 時は大正。都市化が進み、日本の交通はかなり整備されていた。タクシーなどもこの頃から登場し、町で車を見かけることも少なくない。 とは言っても車の普及率はそんなに高くはなく、一部の上流階級や富裕層が自家用車を所持している程度に留まっている。 「つまり、選ばれた人間なんだよ俺は。そんな俺の車に傷つけたんだ。どうしたらいいかはだいたいわかるよな?」 「うぅ…ごめんなさい」 「だ・か・ら!ごめんで済んだら警察は――― 「あ、あのー警察ですが、どうかなさいましたか?」 「ああ?なんだてめえは?」 男の声を遮るように一人の青年が姿を現した。 服装や装備から警官だと判断した人々は、厄介事には巻き込まれまいと次々と距離を置く。 青年はキズのついた車を見つけると大体の事情を察し男に話しかけた。 「えーと…この子も反省してるみたいですし、ここはひとつ、僕に免じて許してあげてくれませんか?」 「…ちっ、わかったよ。大したキズでもねえし、おまわりさんと喧嘩しても得しねえしなあ」 そう言うと、男は不満そうな顔つきで車に乗り込みそのまま走り去ってしまった。 案外あっさり引き下がったもんだな、と少し違和感を覚えながらも青年はひとまず少女の方に目をやる。 今の自分の状況を理解したのか、泣き出しそうだった顔もしばらくすると安堵の表情に変わっていった。 「あの、助けてくれてありがとうございました!なんとお礼を言えばいいか…」 「はは、そんなの要りませんよ。なんたって僕は警察官ですから。市民の皆様の平和と安全を守るのが僕の仕事です。それより、ご自宅は遠いんですか?よろしければお送りしますよ」 「そんな、ご迷惑じゃありませんか?」 「大丈夫です。どうせ暇ですし」 「ではお言葉に甘えて。そういえばあなたのお名前は?」 「本官は○○○○巡査部長であります!」 3 :名無しさん:2013/06/10(月) 07 37 11 ID eQxIuAVk0 「ほえー…」 目の前に佇む豪邸を前に○○は間抜けツラを浮かべていた。 先ほど助けた少女を家まで華麗に送り届ける、という任務を受けた彼だったが、いざ家に到着するとそのあまりの巨大さに言葉を失ってしまったのである。 「あの…どうかいたしましたか?」 「い、いえ、なんでも。では、僕はこれで。」 「あ、待ってください。せっかくですからお茶でもどうですか?」 「え?」 「先ほどのお礼です。誰かに助けてもらったら必ずお礼をする、というのが我が家の家訓なんですよ。父が言い出したことなんですけどね。」 「は、はぁ…」 これは断れる雰囲気じゃないな、と思った○○は華やかな笑みを浮かべる少女に誘われるように豪邸へと足を踏み入れた。 警護任務などで上流階級の家へ赴くことはあるが、ここまで大きな豪邸はなかなかお目にかかれるものではない。 家具や内装も高そうなものばかりだななどと考えながら廊下を進むと、突然奥の部屋から悲鳴のようなものが聞こえた。 「今の…お父様の声!?」 慌てて奥の部屋へ急ぐ少女と○○。中に入ると、一人の男性が部屋の真ん中で佇んでいるのが見えた。おそらく少女の父親だろう。 「どうしたの?お父様…」 「ああお前か…許可なくこの部屋に入るなと言ったはずだが…?」 「そんなことはどうでもいいです!なにがあったのか話してください」 「…盗まれたんだよ。大事な大事な紋章が…」 (紋章…?) 父親の口から出た紋章という単語を○○は無視することができなかった。 紋章とは、この時代の裏で密かに海外から伝わり、極々一部の者のみにしかその存在を知られていない禁断の技術“魔法”に大きく関与するものである。 紋章を銃や剣といった武器に装着することで魔法を発動させ、通常の物理法則を無視した現象を引き起こすことができるのだが、誰でもその力を使っていいわけではない。 日本で唯一、その使用を許可されているのが――― 「魔法警察です。」 「…え?」 「魔法…警察?」 「はい。おそらくあなたが盗まれたのは魔法の力を宿した紋章。魔法絡みの事件となれば僕が動かないわけにはいきません。詳しくお話を聞かせていただけませんか?」 「…わかりました。」 疲れきった様子の父親とともに部屋をあとにした○○は別室で話を聞くことにする。 少女が不安そうな顔をしていたのが印象的だった。 別室での話を終えた○○は、少女のいるリビングへと足を運んだ。 「あの…父は?」 「今は自室で休んでもらっています。相当参ってるみたいですね」 「……あんなもの見つからなければいいのに」 「え?」 「あの紋章、一度だけ見たことがあるんです。十字架のようなものについていて、とても綺麗でした。でもそれが家に来てから父は変わってしまった。一人であの部屋にこもるようになって他人を全く受け付けない。私のことすらも…あれさえなければ…」 「お嬢さん…とにかく、この件は僕に任せてください。盗人の根城はもうわかっています。」 4 :名無しさん:2013/06/10(月) 08 36 45 ID eQxIuAVk0 「で、それが時間に遅れた理由か?」 「す、すまねえ」 日が傾き、空が紅く染まり始める中、人気のない空き地で二人の男が話し込んでいた。 「ち、これだから成金は…女相手に小遣い稼ぎかよ。まあいい。とにかくブツは回収した。ずらかるぞ」 「お、おう」 黒い帽子を被った男の手には十字架が握られている。つい先ほど太った男が持ってきたものだ。 「待て!」 車に乗り込もうというまさにその瞬間、後方から聞こえた声に二人は動きを止めた。 「魔法警察です。魔導具不正所持の容疑であなたたちを拘束します!」 「ち、犬どもに感づかれたか…だが予想以上に早いな」 「あ、あいつ魔法警察だったのか…!」 「あれ?あなたは昼間の…とにかく、無駄な抵抗はやめるんだ!」 「うるせえよ!」 怒号とともに帽子の男は銃を構えた。銃には紅い紋章があしらわれている。 「く、やはり魔法ですか!」 炎に包まれた弾丸を掻い潜りながら接近のチャンスを待つが、容易に近づけそうにない。 時間だけが過ぎていく中、太った男の方が車へ向かって走り出すのが見えた。 「まずい、このままじゃ逃げられる…一か八かだ!」 ○○の体を金色のオーラが包み込んでいく。 「なんだあ?」 「僕のこの力…まだあまり上手く使えないんですが…」 少しふらつく体を立て直し、○○は全力で二人へ向かって駆け出した。 そして一瞬で帽子の男の背後に回り込む。 「な…」 思い切り後頭部に拳を食らった男は意識を失い、その場に倒れ込んだ。 「次はあなたです。」 「くそ……ん?…よし」 何かに気づいたように太った男は右方向へと走り出した。 その先にはここにいるはずのない少女の父が佇んでいる。 「な、なぜここに!?」 「大方、この十字架目当てだろうよ!俺たちを倒したところで十字架は警察に回収されちまうからなあ!この戦いのどさくさに紛れて何とか手に入れようとしたんだろうが…バカが!」 「まずい…!」 先ほどの力を使った影響か、○○の足はすぐには動きそうにない。 そうこうしている間に父親は太った男に捕まってしまった。 「ひゃひゃひゃ!こいつ本当に何しに来たんだよ!おらおら魔法警察さんよお!こいつの命が惜しけりゃ俺が逃げ切るまで動くんじゃねーぞお!」 「く…十字架を返してくれ…それがないと私は…」 「はっはっは!バーーかあ!死者を蘇らせる紋章…こんなの超高位魔法でも聞いたことがねえ。もしかしたら神の領域にまで手が届くかもしれねえんだ。渡すわけねーだろーがよお!」 醜い笑い声が響く中、微かに、だがしっかりと○○は口を開いた。 「君は何故、その紋章を求める?」 「んなもん決まってんだろ?力さ。これほどまでの紋章があれば、おれは絶対的な力を手に入れられる!」 「そうですか…わかりました。なら見せてあげましょう…絶対的な力ってやつを」 強大なオーラが再び○○を包む。だがその輝きは先ほどのもとは比べ物にならないほどにあたり一面を金色に染めていた。 そして次の瞬間目にも止まらぬ速さで○○は車両のうえに着地する。 もちろんこれは太った男の自家用車である。 5 :名無しさん:2013/06/10(月) 08 52 37 ID eQxIuAVk0 実はオチがまだなので、ラストは今晩 読み返すと父親人質の展開が酷すぎるwww もしかしたらこの部分手直しするかも 期限に間に合えばですが 6 :名無しさん:2013/06/10(月) 23 55 10 ID eQxIuAVk0 「お、おい何をするつもりだ!?俺の車から離れろ!」 太った男は慌てて○○に銃を向ける。だが車の上の○○は全く動じない。しかもその後方には少女の父親が倒れていた。今の一瞬で○○が救い出したのだ。 圧倒的に不利な状況に、太った男は声をあげ必死に抵抗する。 「いいか、俺は選ばれた人間なんだ!強者なんだよ!貴様らごときチンケな存在が楯突いていい相手じゃねーんだ!」 ゴシャ!! 太った男が叫び終わるとほぼ同時に何かが潰れる音がした。 自家用車は見事にぺちゃんこになり、その上には先程までとは違う雰囲気を纏った○○が立っている。 「んなもん知ったこっちゃねえんだよ…!」 静かではあるがとてつもない怒気を孕んだ声に太った男は動けなくなっていた。 「さあ…終わりだ」 「ま、待て!待ってくれ!実はこの十字架の紋章で生き返らせたいやつがいるんだ!不慮の事故で死んだ弟なんだが…」 「言っただろ?知ったこっちゃねえって。困ってる人を助ける。俺にとってはそれが全てだ」 男の発言が全くのでたらめであることは誰が見ても明らかだろう。 だが○○はそもそもその真偽にすら興味がないかのように太った男を追い詰める。 「て、てめえ!それでも正義の警察官かよ!」 「俺は正義なんてものに従った覚えは一度もない…俺が背負ってるのはいつだって自分の信念だけだ」 直後、日の沈んだ夕闇を突き刺すように巨大な金色の柱が立ち昇った。 目を覚ますと見覚えのない部屋にいた。どうやらベッドか何かに寝かされているらしい。 体を起こそうと力を込めるが、全身を襲う激痛のせいでまったくもって起き上がれそうにない。 諦めてもう一眠りしようとしたとき、傍らで不安そうな顔をした少女を見つけた。 「目が覚めました?」 「ここは…」 「病院です。警察の方がいっぱい来てあなたを運んできたんです」 「そう…ですか。お父さんは無事ですか?」 「はい、今は別の部屋で安静にしています」 「それならよかった」 「あの…結局あの十字架の紋章はなんだったんですか?」 当然の疑問だな、と○○は思った。今回の事件の中心であり父を変えてしまったもの。その正体を知りたいと考えるのはごく自然なことだろう。 どう説明したものかと言葉を詰まらせていると、突然ドアをノックする音が聞こえた。 「それは私が直接話そう。」 部屋に入ってきたのは少女の父だった。 「あの十字架の紋章は、死者を生き返らせる力を宿しているのだ」 「死者を?」 「そう。あれを手に入れてから今までわたしの目的はただ一つ…母さんを生き返らせることだ」 「そんな…なら私にも言ってくれれば…」 「魔法に関わると我々警察だけでなく危険な連中からも目をつけられる。あなたを巻き込みたくなかったんですよ。」 「うむ…」 「でも、あなたはもう自分の行動に疑問を抱き始めている。娘さんを悲しませていることに気づいているはずです。」 「……」 「お父様…お母様が亡くなったのはお父様のせいではありません。何もかも背負う必要なんてないんです。」 「今まで…すまなかったな…」 「お怪我の方はもう大丈夫なのですか?」 「ええ。体が動かなくなるのは一時的なものですから。」 「この度はありがとうございました。なんとお礼を言えばいいか…」 「だから言ったじゃないですか。気にしなくていいって。市民の皆様の平和と安全を守るのが僕の仕事です」 完