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介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる 【政策目的】 ○全国どこでも、介護の必要な高齢者に良質な介護サービスを提供する。 ○療養病床、グループホーム等の確保により、介護サービスの量の不足を軽減する。 【具体策】 ○認定事業者に対する介護報酬を加算し、介護労働者の賃金を月額4万円引き上げる。 ○当面、療養病床削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する。 【所要額】 8000億円程度
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NYA/067 R プールサイドのニャル子/惑星保護機構 女性 パートナー 不満そうなニャル子/惑星保護機構 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 5500 【すごい水着で真尋さんを悩殺ですよ!】《混沌》《土》 【自】〔リング〕このカードのパートナーアタックの終わりに、あなたは自分の山札を上から1枚、自分のエネルギー置場に置く。(技によるパートナーアタックも含む) 作品 『這いよれ!ニャル子さんW』 備考 2013年7月1日 今日のカードで公開 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
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更新:2011/05/08 17 50 18合計: - 今日: - 昨日: - 戻る 【以下、震災後に宮城県で保護されたペットたち】 写真、詳細、収容場所、収容期限等あり。 (情報が載っていなくても保護されている場合があります!必ずお近くの保健所、役場や役所、警察に連絡をしてください。) 特に犬は遠くに移動している可能性もあるため、離れた場所の保健所や警察にも届ることをお勧めします。 お探しのペットが見つかったら、必ず届け出を出した保健所や警察にもご報告下さい! 【宮城県】 登米市 http //www.pref.miyagi.jp/et-tmhwfz/inuneko3.htm 石巻市 http //www.pref.miyagi.jp/et-hc/jyuekiyakuji/hogoken/hogoken.htm 仙台市動物管理センター(犬) http //www.city.sendai.jp/shizen/dobutsu/pet/1133.html 仙台市動物管理センター(猫) http //www.city.sendai.jp/shizen/dobutsu/pet/1134.html 亘理郡亘理町 http //www.town.watari.miyagi.jp/index.cfm/7,16228,64,html 塩釜保健所(本所管内) http //www.pref.miyagi.jp/sd-hohuku/hogoken/hogokensiogama.htm (↑塩釜市、多賀城市、松島町、利府町、七ヶ浜町) 塩釜保健所(岩沼支所管内) http //www.pref.miyagi.jp/sd-hohuku/hogoken/hogokeniwanuma.htm (↑名取市、岩沼市、亘理町、山元町) 塩釜保健所(黒川支所管内) http //www.pref.miyagi.jp/sd-hohuku/hogoken/hogokenkurokawa.htm (↑富谷町、大和町、大郷町、大衡村) 大崎保健所 http //www.pref.miyagi.jp/nh-hwfz/syokuhinzueki/hogokenjouhou/hogo1(dog cat).html 栗原保健所 http //www.pref.miyagi.jp/nh-khhwfz/shokuhinyakuji/hogoinu080206.html (栗原市内) 気仙沼保健所(気仙沼市・南三陸町) http //www.pref.miyagi.jp/ks-health/kisou/shokuyaku/juekigaiyo.htm#yukuehumei 南三陸町 http //www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/benri01/index.php?content_id=186 仙南保健所 http //www.pref.miyagi.jp/sn-hohuku/hanbetu/kasei/jueki/jueki-jueki.htm#jyuueki-freedogs 宮城県動物愛護センター http //www.pref.miyagi.jp/doubutuaigo/ 他、宮城県内の動物収容状況 http //www.pref.miyagi.jp/doubutuaigo/dobutsu-syuyojyokyo.htm 以上 宮城県: http //www.dogrhythm.com/center_miyagi.html http //goo.gl/ms8bC 参照 宮城県の愛護団体 バトンタッチhttp //batontouch.chu.jp/ (携帯) バトンタッチさんのHPにも保護された犬が画像付きで公開されています! 宮城県警察 落し物検索 http //www.police.pref.miyagi.jp/hp/kaikei/lost/ishitukouyou.html (↑動物も検索できます。加美町の犬の情報もありました) 宮城県警察 http //www.police.pref.miyagi.jp/ (iモード版 http //www.police.pref.miyagi.jp/hp/imode EZweb版 http //www.police.pref.miyagi.jp/hp/ez/ Yahoo!ケータイ http //www.police.pref.miyagi.jp/hp/js/) 迷子ペット探し掲示板等一覧http //www47.atwiki.jp/poyacchio-jishin/pages/46.html 掲示板や迷子ペットサイトに登録されているかもしれません! 被災地で活動中の動物愛護団体等一覧 http //www47.atwiki.jp/poyacchio-jishin/pages/30.html 動物愛護団体のHPにも保護された動物が掲載されている場合があります! 宮城県気仙沼保健所管内(気仙沼市・南三陸町)に問い合わせた人からの情報で、気仙沼保健所に一時保護された犬は、その後ドッグトレーナーの斉藤さんが善意で30頭ほど預かっているという情報を入手しました。 斉藤さん宅にはそのような犬が沢山いるが、特に写真を公開したり情報を発信しているわけではなさそうとのこと。 二ヶ月は殺処分はしない予定とのこと。 このようなケースもきっと沢山あるので、ペットがいなくなったら、必ず保健所、警察、役所に問い合わせしてください。 保健所にも警察にも届けが無く、役所に問い合わせたら見つかったケースもあります。 どこにかけてもみつからず、ゴミ処理場に連絡したら見つかったケースもあるそうです。 張り紙も効果的です。 また、保護している人も必ず保健所、警察、役所等に連絡をお願いいたします。 余裕があればインターネット上に画像や保護した場所、特徴等を記載し、迷子ペット探し掲示板などに投稿していただけたら幸いです。 【その他の県 収容先】 http //www47.atwiki.jp/poyacchio-jishin/pages/1.html 【携帯からうまく表示されない時は】 こちらから各保健所へアクセスしてください。 PC向けのページが携帯向けに変換表示されます。 東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)@ウィキ ペットの情報
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星鋼京は、皆様もご存知の通り伏見藩国と奇眼藩国が合併した藩国です。 政府としては、今までそれほど熱心に過去の歴史遺物・伝承について積極的保護を行ってはおらず、歴史に埋もれ、皆の記憶から消えていったものも多くあると思います。この度、それらの保護・復活を目的とし、歴史の収集と保護を目的とした部署“歴史課”を設立する事になりました。 主な職務は、 ・過去の伝承や文献の収集と保護 ・歴史遺物の補修・保存 ・合併前からの歴史の編纂 と、なります。 ゆくゆくは学校の教科書に一部掲載も視野に入れています。 星鋼京の第一層、神殿の南部には、奇眼の塔があります。奇眼の民だった方々には、思い入れも深いものではないでしょうか。 業務第一弾として、まずはこの塔にまつわる伝承を収集、及び保護に取り掛かる予定です。勿論、関係者の意見を無碍にするつもりはありませんので、意思を最大限尊重して。
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(1)子どもの最善の利益を考慮し、子どもの福祉を重視すること。 (2)保護者とともに、子どもの成長の喜びを共有すること。 (3)保育に関する知識や技術などの保育士の専門性や、子どもの集団が常に存在する環境など、保育所の特性を生かすこと。 (4)一人一人の保護者の状況を踏まえ、子どもと保護者の安定した関係に配慮して、保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること。 (5)子育て等に関する相談や助言に当たっては、保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に、保護者一人一人の自己決定を尊重すること。 (6)子どもの利益に反しない限りにおいて、保護者や子どものプライバシーの保護、知り得た事柄の秘密保持に留意すること。 (7)地域の子育て支援に関する資源を積極的に活用するとともに、子育て支援に関する地域の関係機関、団体等との連携及び協力を図ること。 (1)子どもの最善の利益 (2)保護者との共感 (3)保育所の特性を生かした支援 (4)保護者の養育力向上への寄与 (5)相談・助言におけるソーシャルワークの機能 (6)プライバシーの保護及び秘密保持 (7)地域の関係機関との連携・協力
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アスキーアート保護協会(仮)定款草案 こちらは、質問状を送る際に「権利能力亡き社団」として団体を作ろうという運動があった際の有志団体のものです。 現在設立準備中の、「NPO法人 アスキーアート保護協会(AAAP)」のものではありません。 「NPO法人 アスキーアート保護協会(AAAP)」の定款は、只今準備中ですので完成したらUPします。 定款草案 426 名前:ちりがみ ◆awGXElxcsk 本日のレス 投稿日:2005/09/14(水) 21 06 07 発信元 61.112.211.38 ttp //nomaneko.x0.com/file/up0057.txt 重要な質問状ができてないので意味を成さないですが定款作っときました。 ないよりは、という程度でみてください アスキーアート保護協会定款 ■第1章 総則 (名称) 第1条 本会は、アスキーアート保護協会(英文名Association of Ascii Art Protection)と称する。 (事務所) 第2条 本会は、主たる事務所を東京都○○区に置く。 (目的) 第3条 本会は、アスキーアートの保護及び適正な利用の促進を図り、もって我が国文化の発展に寄与することを目的とする。 (事業) 第4条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 1.アスキーアートの保護及び利用に関する資料の収集、加工及び提供。 2.アスキーアートの保護及び利用に関する調査及び研究。 3.アスキーアートの保護及び利用に関する指導及び相談。 4.アスキーアートの保護及び利用に関する講習会の開催及び図書刊行物等の発行。 5.アスキーアートの紛争に関する斡旋、調停及び仲裁。 6.アスキーアート保護機関の業務の連絡及び調整。 7.アスキーアートの保護に関する行政施策に対する協力。 8.前各号に掲げるもののほか、本会の目的を達成するために必要な事業。 ■第2章 会員 (種類) 第5条 本会の会員は、次の2種とし、正会員をもって民法上の社員とする。 (1)正会員:本会の目的に賛同して入会したもの (2)準会員:本会の目的に賛同し電磁的方法にて仮入会したもの (入会) 第6条 正会員として本会に入会しようとするものは、入会申込書を理事長に提出し、理事会の承認を受けなければならない。 (退会) 第7条 会員は、退会しようとするときは、書面でその旨を理事長に届け出なければならない。 2.会員が死亡し、又は解散したときは、退会したものとみなす。 (除名) 第8条 会員が、次の各号のいずれかに該当するときは、総会において、正会員総数の3分の2以上の同意により、これを除名することができる。 (1)1年以上所在不明のとき。 (2)本会の名誉をき損し、又は本会の設立の趣旨に反する行為をしたとき。 2.前項第2号の規定により会員を除名しようとするときは、その会員に、あらかじめその旨を書面で通知するとともに、除名の決議を行う総会において、その会員に弁明の機会を与えなければならない。 ■第3章 役員及び職員 (役員の種類) 第9条 本会には、次の役員を置く (1)理事長 1人 (2)副理事長 1人 (3)理事(理事長及び副理事長を含む) 5人以上30人以下 (4)監事 2人以上5人以下 (役員の選任) 第10条 理事及び監事は、総会において選任する。 2.理事長及び副理事長は、理事の互選により定める。 3.理事及び監事は、相互に兼ねることができない。 (役員の職務) 第11条 理事長は、本会を代表し、業務を総括する。 2.副理事長は、理事長を補佐し、理事長に事故があるとき、又は理事長が欠けたときは、理事長があらかじめ定めた順序により、その職務を行う。 3.理事は、理事会を構成し、業務の執行を決定する。 4.監事は、民法第59条の職務を行う。 (役員の任期) 第12条 役員の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。 2.補欠又は増員により選任された役員の任期は、前任者又は現在者の残任期間とする。 3.役員は、辞任し、又は任期が満了した場合においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。 (役員の解任) 第13条 役員に、役員としてふさわしくない行為があったときは、総会において、正会員総数の3分の2以上の同意により、その役員を解任することができる。 2.第9条第2項の規定は、前項の規定により役員を解任しようとする場合に準用する。この場合において、同項中「前項第2号」とあるのは「前項」と、「会員」とあるのは「役員」と、「除名」とあるのは「解任」と読み替えるものとする。 (報酬等) 第14条 役員には、報酬を支給しない。ただし、常勤の役員には、報酬を支給することができる。 2.役員には、費用を弁償することができる。 3.報酬及び費用の弁償については、理事長が総会の議決を経て別に定める。 (事務局) 第15条 本会の事務を処理するため、本会に事務局を置く。 2.事務局には、事務局長その他の職員を置く。 3.事務局長その他の職員は、理事長が任免する。 4.事務局長その他の職員の事務分掌、給与等ついては、理事長が理事会の議決を経て別に定める ■第4章 会議 (種類) 第16条 本会の会議は、総会及び理事会とし、総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。 (構成) 第17条 総会は、正会員をもって構成する。 2.理事会は、理事をもって構成する。 (権能) 第18条 総会は、この定款に別に定めるもののほか、本会の運営に関する重要な事項を議決する。 2.理事会は、この定款に別に定めるもののほか、次の事項を議決する。 (1)総会の議決した事項の執行に関する事項 (2)総会に付議すべき事項 (3)その他総会の議決を要しない業務の執行に関する事項 (開催) 第19条 通常総会は、毎年1回開催する。 2.臨時総会は、次に掲げる場合に開催する。 (1)理事会が必要と認めたとき。 (2)正会員総数の5分の1以上から会議の目的たる事項を記載した書面により開催の請求があったとき。 (3)監事が民法第59条第4号の規定により招集するとき。 3.理事会は、次に掲げる場合に開催する。 (1)理事長が必要と認めたとき。 (2)理事現在数の3分の1以上から会議の目的たる事項を記載した書面により開催の請求があったとき。 (招集) 第20条 会議は、前条第2項第3号の場合を除き、理事長が招集する。 2.理事長は、前条第2項第2号の場合には請求の日から7日以内に臨時総会を、同条第3項第2号の場合には請求の日から7日以内に理事会に招集しなければならない。 3.会議を招集するには、会議の目的たる事項及びその内容並びに日時及び場所を記載した書面により、開会の日の5日前までに通知しなければならない。 (議長) 第21条 総会の議長は、その総会において出席した正会員のうちから選任する。 2.理事会の議長は、理事長がこれに当たる。 (定足数) 第22条 会議は、総会においては正会員総数の過半数、理事会においては理事現在数の過半数の出席がなければ開会することができない。 (議決) 第23条 会議の議事は、この定款に別に定めるもののほか、出席した正会員又は理事の過半数の同意をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。 2.前項の場合においては、議長は、正会員又は理事として議決に加わる権利を有しない。 (書面表決等) 第24条 やむを得ない理由により会議に出席できない正会員又は理事は、あらかじめ通知された事項について、書面若しくは電磁的方法をもって表決し、又は他の構成員を代理人として表決を委任することができる。この場合において、書面表決者又は表決委任者は、会議に出席したものとみなす。 (議事録) 第25条 会議の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。 (1)会議の日時及び場所 (2)正会員又は理事の現在数 (3)会議に出席した正会員の数又は理事の氏名(書面表決者及び表決委任者を含む) (4)議決事項 (5)議事の経過の概要及びその結果 (6)議事録署名人の選任に関する事項 2.議事録には、議長のほか、出席した正会員又は理事のうちからその会議において選任された議事録署名人2人以上が署名押印しなければならない。 ■第5章 資産、事業計画等 (資産の構成) 第26条 本会の資産は、次に掲げるものをもって構成する。 (1)財産目録に記載された財産 (2)寄付金品 (3)事業に伴う収入 (4)資産から生ずる収入 (5)その他の収入 (資産の管理) 第27条 本会の資産は、理事長が管理し、その方法は、理事長が理事会の議決を経て別に定める。 (事業年度) 第28条 本会の事業年度は、毎年9月1日に始まり、翌年8月31日に終わる。 (事業計画及び予算) 第29条 本会の事業計画及び予算は、理事長が作成し、その事業年度開始前に総会の承認を得なければならない。 2.前項の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、理事長は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前年度の予算に準じて収入し、又は支出することができる。 3.前項の規定による収入及び支出は、新たに成立した予算に基づくものとみなす。 4.理事長は、第1項の事業計画又は予算を変更しようとするときは、総会の承認を得なければならない。ただし、軽微な変更については、この限りでない。 (事業報告及び決算) 第30条 理事長は、事業年度ごとに次の書類により事業報告及び決算を調製し、事業年度終了後60日以内に監事の監査を受け、総会の承認を得なければならない。 (1)事業報告書 (2)収支計算書 (3)正味財産増減計算書 (4)貸借対照表 (5)財産目録 (定款の変更) 第31条 この定款は、総会において、正会員総数の4分の3以上の同意を得なければ変更することができない。 (解散及び残余財産の処分) 第32条 本会は、民法第68条第1項第2号から第4号まで及び同条第2項の規定により解散する。 2.民法第68条第2項第1号の規定による総会の決議に基づいて解散する場合は、正会員総数の決議4分の3以上の同意を得なければならない。 3.解散のときに存する残余財産は、総会の議決を経て、本会と類似の目的を有する他の団体に寄付する。
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◆ 「ハルミ……! サトシ……!」 忘れはせぬ。あの絶望を、怒りを、苦悩を。殺され、復讐を誓い、地獄から甦った時を。 当の仇に謀られ、必要なき殺しを行い、さらなる悲劇を生んだとしても。地獄で死んで、神々の奴僕となっても。 俺の生前の記憶が薄れ、死後の記憶が薄れても、なお。妻と子を、その死を、忘れた時はない。 復讐。復讐こそが、今の俺の存在理由だ。地獄の力で奴を殺す。そのためだけに……! 『……では、ひとつ機会を与えよう。とある戦場が用意されている』 これは、俺か。あるいは、俺の意識の残滓か。 地獄で永遠に悶え苦しむ時間を過ごしていた時、そいつは呼びかけてきた。 目の前が急に明るくなり――――― ◆ 雨の夜。自宅の寝室で記憶を取り戻した途端―――目の前に恐ろしい、悪魔か死神のような男が立っていた。 黄色と黒の装束を纏い、2本の剣を背負っている。むき出しの腕は筋肉隆々。 顔の下半分は金属質のマスクで覆われ、頭には黒頭巾。手甲と脛当て。目は白く輝き、纏う空気は地獄の炎。 彼は腕を組んで見下ろし、マスクから炎を噴きながら、地獄めかした声で問いかけてきた。 「……お前が、俺のマスターか」 つい、顎に指先をあて、小首を傾げる。彼が私のサーヴァント、ということか。 「そうみたいね。私の名は『蛙吹梅雨(あすい・つゆ)』。あ、タメ口でいいかしら。ケロ」 「かまわん」 男は眉根を寄せ、名乗る。 「俺は『アヴェンジャー(復讐者)』のサーヴァント。真名は『スコーピオン』だ」 アヴェンジャー。スコーピオン。なんと禍々しく、恐ろしい。 見かけで判断するのもなんだが、見るからに「ヴィラン」だ。 「よろしくね。……あ、ちょっと待って。気持ちと情報を整理する時間を頂戴」 「もっともだ。よかろう」 目を閉じ、記憶をたぐる。今までの記憶、与えられた記憶、聖杯戦争の情報。 真名を知ったことで閲覧可能となった、アヴェンジャーのステータスと簡易プロフィール。 聖杯戦争とかいう、よくわからないイベントに突然放り込まれてしまったが……やることはまあ、今までと同じだ。 ヒーローとして弱者を救助し、生還すること。可能ならば主催者の思惑を探り、可能ならば打倒すること。 魔術や幻術の心得はないものの、超自然的なパワーを振るう連中は、自分を含め見慣れている。 また英霊、サーヴァントを倒すには、別の英霊によるか、マスターを倒すかせねばならないらしい。 彼はぼちぼち強いが、無敵ではない。やるべきことは、彼のサポート。 幸い令呪というものがある。これを活用すべきだろう。 ◆ 俺を地獄から……今回は英霊の座から喚び出したのは、蛙のような、とぼけた面と声をした妙な小娘。 それなりに鍛えられており、さほど動揺してもいないが―――少しは震え、汗を滲ませてはいるが――― よりにもよって俺を喚んだ割には、妖術師にも復讐者にも見えん。 しかもこいつを殺されれば、俺は消えねばならんらしい。護衛しろというのか。 「…………お待たせ。まずはブリーフィングね。なにか聞きたいことあるかしら」 「……マスター。次に問う。貴様が聖杯にかける望みはなんだ」 「ないわ。私は巻き込まれただけ。自分の望みは自分で叶えるわ」 即答された。妙に肝の座った女だ。 「あなたの望みは……復讐よね。アヴェンジャーだもの」 「そうだ。俺は妻子と一族と主君を殺され、俺自身も殺された。その復讐のために地獄から甦った亡者だ」 怒りが募り、体から炎が噴き上がる。そうだ、甦った。妖術師によって甦らされた。復讐のために。 「しかし、復讐によって彼らが生き返るわけではない。生き返らせるには聖杯が必要だ。 俺はそのために喚ばれたのだろう」 俺を甦らせた妖術師クァン・チーは、俺を騙し、利用していた。 俺と妻子と一族と主君を殺したのは、クァン・チーだったのだ。 真の仇であるクァン・チーは、俺を地獄へ送り返そうとした。 俺は奴を道連れに地獄へ戻り……しかし……それからの記憶は定かでない。 分かっているのは、俺が神々の代理戦士『サーヴァント(従僕、聖戦士)』となったこと…… そしてクァン・チーが滅んでいないことだ。 俺は何を望むべきか。俺が復活し、妻子と一族と主君が復活し、平和な日常を取り戻すことか。 あるいは復讐か。サブ・ゼロは殺したが、奴は仇ではなかった。妖術師クァン・チーを今度こそ滅ぼさねばならない。 どちらを選ぶにせよ、聖杯が複数必要。神々の力をもってすれば願いは叶うかも知れないが、奴らもあまり信用ならない。 まずは、復讐。己の手で禍根を絶つ。それから復活だ。地獄暮らしも長くなったが、いよいよチャンスが巡って来たか。 聖杯戦争。試合場での一対一の闘いではない、なんでもありの殺し合い。 幾度も殺し、幾度も死んだが、忍者として戦うにはこちらの方がよい。姿を隠し、闇に紛れて標的を暗殺するのだ。 恨みはないが、俺のためだ。死んでもらおう。死闘(Mortal Kombat)の幕開けだ。 「なるほどね。……あなたの能力はざっと見たわ。私は……」 小娘は舌を出し、鞭のように伸ばして振り回すと、電気のスイッチを押した。 「『蛙っぽいこと』ならだいたいなんでも出来るわ。舌を伸ばしたり、高く跳躍したり、水中を泳いだり。 あんまり破壊力とかはないけど、人助けには充分。あとは頭と心の使いようね。サポートするわ」 「……人助け? 俺に人助けをさせる気か」 「そうね。私はヒーロー『フロッピー』。仮免だけど。……今、この街には殺人鬼とかのウワサもある。 私の性格上、受けた教育上、困ってる人は見捨てられないの。人殺しはしたくないし、放置したくもないわ。 帰還だけを望む人々は、帰還させなきゃ。場合によっては、この聖杯戦争の主催者に挑まなくてはならないかも」 荒事には慣れており奇妙な能力はあるが、性格は善良な小娘のようだ。やりにくい。 「……聖杯を手に入れるには、他の英霊を狩らねばならん。時にはマスターの方を殺さねば、手に負えんものもいよう。 お前に出来なくとも、俺には出来る。地獄でも現世でも数え切れぬほど殺した。 お前がやりたくないなら、俺が勝手にやる」 小娘は、ふるふると首を振る。 「英霊だけを倒し、悪人は無力化出来ればいいの。 私が殺したら、あなたに殺しを許したら、生きて還っても心の汚点になる。 それはヒーローじゃなくて、ただの敵(ヴィラン)、悪役への道なのよ。そこは譲れない」 言葉を切り、じっと俺の目を見る。私ごときが、とは言わず。 「あなたに起きた悲劇を、繰り返してはいけないわ」 ◆ 「……よかろう」 地獄の亡者、復讐鬼は、禍々しい声で宣告する。 「なぜお前が俺を喚んだのかは知らん。興味もない。俺は自らのために、聖杯を獲得するために動く。 だが―――お前に免じて、生きた人間は殺さん。敵対する英霊だけを殺す。お前の命を守ってもやろう」 「わかってくれて嬉しいわ。ありがとう」 「聖杯は俺に必要だし、帰還のためにはお前にも必要だろう。聖杯が一つ余れば、お前を現世に返してやる。 お前がそれまで生き残っていればだがな。見返りは、俺をサポートすることだ」 「もちろんよ」 彼にも人間性は残っているようだ。ほっ、と息をつく。しかし……安心は出来ない。 不吉なことだが、海外の寓話に『蛙とサソリ』というのがある。亀とサソリ、とも。 対岸へ渡ろうと蛙の背を借りたサソリが、つい蛙を刺してしまい、共に沈んで死ぬというものだ。 なぜサソリは、自分の破滅を招くと知っていて蛙を刺したか。それがサソリの本性だから、というのだが……。 ◆ 心正しき者の歩む道は、心悪しき者のよこしまな利己と暴虐によって行く手を阻まれる。 愛と善意の名において、暗黒の谷で弱き者を導く者は幸いだ。 彼こそは真に兄弟を守り、迷い子達を救う羊飼いであるから。 よって我は、怒りに満ちた懲罰と大いなる復讐をもって、我が兄弟を毒し、滅ぼそうとする汝に制裁を下す。 そして、我が汝に復讐する時、汝は我こそが主である事を知るだろう。 ―――――『エゼキエル書』25 17、映画『ボディガード牙』序文 【クラス】 アヴェンジャー 【真名】 スコーピオン@モータルコンバットシリーズ 【パラメーター】 筋力C+ 耐久B 敏捷B+ 魔力C 幸運D 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 復讐者:A 復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。 周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。 被攻撃時に魔力を回復させる。 忘却補正:A 復讐者は英雄にあらず、忌まわしきものとして埋もれていく存在である。 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。 忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃は、正規の英雄に対するクリティカル効果を強化させる。 自己回復(魔力):B 復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。 微量ながらも魔力が毎ターン回復し、魔力に乏しいマスターでも現界を維持できる。 【保有スキル】 忍術:A++ 忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。各流派によって系統が異なる。 将軍に仕える白井流の師範級忍者であった。 Aランクの「気配遮断」に相当し、忍法により相手の背後に瞬間移動して攻撃する(テレポート・パンチ)。 魔力放出(炎):A 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。 燃え盛る地獄の炎が常時武器と肉体に宿る。拳や蹴りに纏わせ、口や眼窩からも噴いて敵を火達磨にする。 霊体をも燃やす超常の炎であり、敵は肉体を焼き尽くされて骨だけになる。トースティ! 旧き神々の加護:EX 宇宙最高の全能の神々「エルダーゴッズ」の加護。危機に際してなんらかの形で様々な加護が与えられる。 神々にとって都合の悪い敵を排除するため「サーヴァント(従僕)」として使役された逸話によるもの。 しかし神々は人間を虫けら程度にしかみなしておらず、彼が要求した「妻子の復活」も アンデッドとしての不完全な復活であったという。 【宝具】 『忍者の戦に耐える剛健な銛(バトルハープーン・オブ・スコーピオン)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:10 スピアー(槍)とも。縄(MK9からは鎖)の先に苦無をつけた投擲武器。 標的に投げつけて突き刺し、引っ張って引き寄せる。 頭や胴体を貫き、首や手足をもぎ取るほどの威力がある。カメェ!ゲロオバヒア! 実は2本ある。 映画版やTVドラマ版では掌を突き破って飛び出す蛇めいた生体武器で、かなりの距離まで伸びる。 『奈落より来たれ亡者(インフェルノ・ミニオン・ヘルファイア)』 ランク:C 種別:対人/結界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:10 地獄(Netherrealm)から燃え盛る亡者を召喚し、一瞬だけ戦わせる。 標的の足元に喚んで拘束させたり(ミニオン・グラブ)、空中で喚んで飛び蹴りを食らわせたり、 敵の背後に喚んで体当たりさせたり(ミニオン・チャージ)使い勝手がよい。 固有結界として展開すると、掴んだ相手を燃え盛る熔岩が流れる地獄へ引きずり込み、自分に有利な舞台で戦える。 【Weapon】 宝具、2本の忍者刀、己の肉体。 カニバサミで相手をダウンさせる「蠍双脚」、空中で巴投げをかます「幻空脚」などの技を使う。 【人物背景】 アメリカの残虐対戦格闘ゲーム『モータルコンバット(Mortal Kombat)』シリーズに登場するダークヒーロー。 地獄から甦った復讐の忍者。CV:エド・ブーン他。身長188cm、体重95kg、髪は黒く、目は白い。 黄色い忍者装束と黒頭巾、面頬を身に着け、地獄の炎とハープーン(銛)で戦う。 実は顔はマスクで、その下は髑髏である。生前は髭面。 もとは日本人で、本名を「ハンゾウ・ハサシ(Hanzo Hasashi,波佐志半蔵)」といい、 忍者組織・白井流の師範(グランドマスター)であった。だがある時、彼の妻子(ハルミ、サトシ)と一族は、 凍気を操る忍者サブ・ゼロが属する中国の忍者組織「リンクェイ(燐塊/林鬼)」によって皆殺しにされてしまう。 彼もサブ・ゼロの手にかかり死んだ(享年32歳)が、地獄へ落ちた彼の魂は妖術師クァン・チーによって甦り、 スコーピオン(全蠍人)と名付けられた。 そしてサブ・ゼロへの復讐のために、彼が出場する暗黒少林武道会「モータル・コンバット」に参加したのだった。 首尾よく仇を討ったスコーピオンであったが、不死の肉体となってしまった為救われず、永遠に地獄を彷徨うことになる。 MK4ではクァン・チーに唆され「旧き神々」に反逆するが、実は彼の仇はサブ・ゼロではなくクァン・チーであったことが 明らかになる。これを知った彼はクァン・チーを巻き添えに地獄へ戻る。DAでは地獄での戦いで敗れ肉体を失うが、 旧き神々によって救われ「サーヴァント」となった。その他にも彼にはいろいろな逸話・異説があり、 このスコーピオンはそういういろんななんかが座に登録されたスコーピオンである。 彼の人気は高く、本来の主人公リュウ・カンを差し置いて『モータルコンバット』シリーズの主役的存在となっている ほどである。またライバルのサブ・ゼロを含め多数のコンパチ・カラバリがいる。 『ニンジャスレイヤー』に登場する様々なニンジャたちの原型のひとつ。 クロスオーバー作品ではスーパーマンやバットマンとも戦った。 アサシン、ランサー、バーサーカーなどの適性もあるが、今回はアヴェンジャーとして現界。 【サーヴァントとしての願い】 クァン・チーへの復讐、妻子と一族と自らの復活。 【方針】 邪魔する者は殺し、聖杯を獲得する。敵対すれば女子供でも無慈悲にフェイタリティする。 ただしマスターに誓った手前、殺すのは英霊に限る。マスターは殺さないまでも再起不能ぐらいにはするかも。 【把握手段】 『モータルコンバット』シリーズのどれか。 YouTubeとかWikiとかを参照したり、ご近所のモータリアン(MKのファン)に聞いたりしよう。 勝利後に自分の人形を宣伝したり、ペンギンや巨大サソリや赤ん坊に変化したりは(多分)しない。 【マスター】 蛙吹梅雨@僕のヒーローアカデミア 【Weapon・能力・技能】 『“個性”:蛙』 「蛙っぽいこと」ならだいたい出来る特異体質。蛙を人間大にスケールアップしたような様々な身体能力を持つ。 水中(海水含む)での自在な活動が可能。強靭な脚力を持ち、50mを5秒58で駆け抜け(現実世界なら男子世界記録級)、 人間二人を抱えて高く跳躍でき、キックも強烈。走るときは四つん這い。壁に両手足の裏を吸着させて移動する。 舌は最大20mまで伸びて標的を鞭打ち絡め取り、胃袋は物を飲み込んで収納でき、胃袋自体も出し入れ自由。 多少ビリっとする程度の毒性粘液を分泌したり、体色を変化させて周囲の背景に溶け込んだり(保護色)も可能。 火力は低いが汎用性に富む。突出した長所も短所もないが、寒さには弱い。 家族一同蛙めいた容姿であり、“個性”は遺伝によるもの。 『ヒーローコスチューム・フロッピー』 緑を基調とした水中戦想定のボディスーツ。大き目のグローブ、ゴーグルを着用。そのシルエットはまさに蛙。 【人物背景】 堀越耕平の漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する少女。CV:悠木碧。国立雄英高校ヒーロー科1年A組所属の15歳。 身長150cm。腰でリボン状に結んだ長い黒髪、どんぐり眼にひの字口、下睫毛の蛙顔ケロイン。 手足が大きく小柄で猫背だが割とナイスバディ。個性は『蛙』。 自分で考案したヒーロー名は「梅雨入りヒーロー『FROPPY(フロッピー)』」。 友達になりたい人には「梅雨ちゃんと呼んで」と言う。 思ったことを何でも言っちゃう性格だが、常に冷静で洞察力・判断力・先見性も高い。 善良で正義心は強く、勇敢かつ仲間思い。「課題らしい課題のない優等生」「人々の精神的支柱となり得る器」 と評される。表情は乏しいものの笑顔はカワイイ。コミュ力は意外に高いが割合繊細。 何かしら思うところがあると、口元へ人差し指を当てる癖がある。 【ロール】 高校生。超人社会ではないため、普段は“個性”を人前で出さないよう注意する。 家族もNPCとして存在しているが、蛙っぽいだけで“個性”は持たない。 【マスターとしての願い】 なし。自分の願いは自分で叶える。 【方針】 弱者を保護・救助し、帰還希望者を率いて脱出する。 また主催者の思惑を探り、可能ならば打倒する。殺人はしないし、させない。 【把握手段・参戦時期】 原作。仮免取得後。
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NYA/077 C 青春時代の真ん中 ニャル子/惑星保護機構 女性 パートナー ちびニャル子部隊/惑星保護機構 女性 レベル 1 攻撃力 2000 防御力 4500 【DAISUKI!】《混沌》《土》 【スパーク】【自】 あなたのリタイヤ置場に《土》がいるなら、そのターン中、このカードを+0/+3500。 作品 『這いよれ!ニャル子さんW』 備考 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
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NYA/065 C 二人きりのロッカー ニャル子/惑星保護機構 女性 パートナー 魔法使い ニャル子/惑星保護機構 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 5000 【私…真尋さんのことが…】《混沌》《土》 【スパーク】【自】 あなたのターンの終わりまで、あなたのベンチの《土》1枚につき、このカードを+500/+1000。 作品 『這いよれ!ニャル子さんW』 備考 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
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―――――――――――――――――――――――――――――――― 満天星犬士保護政策 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 発布日:72601102 ■ A.政策対応についての前提 【A-1】 政策的な動きとして、下記3点を要点として立てる。 (1)法的な保護措置を強く推し進める (2)保護環境の充実を図る (3)保護からの犬士の自立道筋を段階的に構築・実施していく 【A-2】 法的措置を進行する理由として下記3点を置き、断固とした施策実行を行う。 (1)現在の満天星国の犬士は、重度の迫害状況におかれており、社会的弱者であることは事実として疑いようが無い。 (2)これまでteraにおいてたびたび提示されてきた知類との共存の方針からすれば、現在の犬士に関する状況は大いに問題であり、アンモラル(非道徳的)行動として非難されて然るべきものである。 (3)奴隷化はteraにおいてたびたび問題化しており、情勢不安定な現状においては、その影響として満天星国内外での奴隷や人身売買などの活性化・拡大化の可能性もあり、対応の必要がある。 (4)現段階として、満天星国の人間が犬士に対して抱くイメージは、大多数が劣等種族としてみなすものであり、心象的な方向性からの行動だけでは十分な保護を行うことは難しいと考えられる。 以下の項目について、満天星国政府が全責任を持って取り行う。 ■ B.保護法政の構築と整備 【B-1】 犬士保護法政の骨子として「満天星犬士保護政策」を置く。その目的として、以下2点を置く。 (1)危機的状況にある満天星犬士の保護及び満天星国内に所属する知類としての生存権を保障する。 (2)長期的視野のもとで、生活に関しての自立、社会的な主体性を犬士が獲得できるよう促進する。 【B-2】 法政対応の概要について、以下3点を置く。 (1)現法の内容について、人間と犬士との間に、生存と生活の基礎的な水準での深刻な格差が発生することの無いよう、その是正を精査検討および改定を行う。 (2)上記改定が進行し、B-1に設定した目的が充分に達成されたと判断されるまで、「満天星犬士特別保護法」を制定し、犬士の生存と生活を政府が保証する。 (3)今後、人間および犬士への人身売買行為については、営利目的に関して1年以上10年以下を目安とした懲役刑を制定して禁止し、またその制定を「満天星犬士保護政策」の発布と同時に行う。 ■ C.保護環境の充実 【C-1】 短期的措置として、基本的な生活用件(住居・食事・住居など)の保障を行う。 (1)「寮」を保護施設として設置し、全ての犬士を収容したうえで、当面の生活の場として機能させる。施設運営には、初期段階として、政府から運営要員を配置し、施設の管理,犬士の生活サポートを行う。 (2)生活に必要な物資については、犬士たちの要望を取りつつ、基本的な生活ができるレベルで配給を行っていく。 (3)心身に傷病を負った犬士の治療手段を充分に用意し、これを継続する。 【C-2】 長期的措置として、犬士の生活、経済における一定の自立を促していくための環境を構築していく。 (1)寮の運営については、定期的に実態調査及び話し合いを設け、その時々の状態に合わせながら、犬士への運営権限の段階的移譲を行っていく。 (2)満天星国社会との正常な関係性を構築,保持することができるように、段階的に寮以外の場所への犬士の進出について、犬士の希望に基づいてサポートを行う。 ■ D.犬士の自立促進 【D-1】 まず、自立促進の理由として。犬士はこれまで慣習的に「奉仕種族」としての役割が与えられていたが、満天星における犬士への迫害要因の一つとして、犬士が過度に従属的立場に置かれてきたというものがある。これに対して、迫害を今後繰り返さないための方策として、犬士を生活・経済の両面である程度以上の自立した社会的存在とすることとしたい。 重要な点は、犬士が人にただ従属する、あるいは保護されるだけの存在とならないよう充分に注意し、犬士と人が一定の共存,共栄を、お互いの意思のもとで行えることを最善の目標とし、そのための環境を構築することである。 【D-2】 自立とはそもそも、生活と経済の両面において、特定の社会の中で、自発的な意思と行動を他者との関係の中で発しながら、日々の活動を行っていける状態であるとする。 満天星犬士にとっての自立とは、まず現状の生存に関する危機という前提の問題を解決するとした上で、前段階として犬士自らの意思と行動を持つことのできる環境を満天星国内に構築すること。また、後段階としてその意志と行動を満天星国の社会の中で発せられるよう現実的な権利と実行力を持つこと、そのための前段階で述べた環境を拡充していくこととする。 【D-3】 自立促進のための具体項目として以下を設ける。 (1)保護の場として設置する寮について、運用・利用に関する段階的な権利の委譲を行うこととし、犬士との話し合いによってこれを推進していく。 (2)満天星犬士についての、合併前も含めた歴史的な活動を体系的に捉えなおし、事実に基づいた社会的,文化的にポジティブな犬士のイメージの構築を行う。 (3)国内外の犬士を含めた人々との交流を進め、実際に生活する社会存在としての確立をコミュニケーションの上で行う。 (4)犬士が自らの判断で経済活動を行うことが可能なよう、まずこれまでのような警察・軍での勤務先の整備と勤務内容に見合った適切な労働賃金を支払う。それ以外の労働を望む犬士に対しては、職業訓練および雇用機会の創出、斡旋を行うとする。 (5)犬士に関わる全ての事柄について、人間・犬士双方に対しての意見窓口を設け、情報・状況の把握と自立促進に関する施策へのフィードバックを行う。 満天星犬士保護政策・補 r:「満天星犬士保護政策・補」の内容は、【E-1】で設定する一定期間の情報統制を行い、その期間中満天星国政府の許可された一部の職員しか閲覧することができないとし、全職員はその内容について守秘義務を持つとする。(関連質疑) ■ E.「人から生まれた犬士」についての対策 【E-1】 満天星国内において、これまで「人間から犬士が生まれてくる」という事態が確認されていたが、これについて最近の調査により、満天星国イグドラシルに存在する「犬妖精」の職業アイドレスが影響していたという可能性が高くなった。つまり、これまで「人間から犬士が生まれてくる」とされていた事態は、実のところ「人間から犬士の形質を持った人間が生まれてきていた」という可能性が高く、いわば身体障害に似た状況であったとも言える。 この情報について、即時に国民に対して広く情報開示を行うことは、該当する「人間から生まれた「犬士」」として扱われてきた子供たちや、その親、周辺の社会環境に対して、重大な精神的影響を与える可能性もある。そのため、この情報については一定期間秘匿事項として扱い、開示については満天星国の社会的状況を加味しつつ段階的に行うとする。最終的な情報開示を完了する期間については、情報の意図しない拡散(噂など)も考えられるため目処を1年として立てるが、保護状況とアフターケアの状況から、「人間から生まれた「犬士」」とその関係者の保護を最優先として延長についても考慮を行う。 【E-2】 「人間から生まれた「犬士」」への対応について、現在、昨今の動乱などにより、その生存は絶望視されているが、充分な調査と捜索を行い、「満天星犬士保護政策」本文通りに、一時的に「犬士」として法的措置による保護を行うとする。これは、満天星国内における犬士に対しての評価が相当に低く、「人間から生まれた「犬士」」についても同様に扱われていると見られるためであり、法としての実行力を備えた形での対応が必要とされるためである。 実際の保護に際しては、従来の意味における犬士も同様に、「犬士」として一時的に扱う他、民間における保護・隔離状況の善意悪意に関わらず実行するとする。これは、迅速に、悪意を持った人物の狡猾な手段から、徹底して「犬士」の保護を最優先とするため、感情的な判断ではなく、明確な基準を持って対応することを意図している。また、保護実行にあたっては【B-2】(3)で定める人身売買禁止法の運用を行うとし、所在国外に移送した場合においても港湾関税施設における状況停止と法に準じた処分を行うとする。それ以前の人身売買については、現時点での雇用法や人権的な観点からの差し止めなどの法政的手法を最大限に活用し、身柄保護を行うとする。 【E-3】 「人間から生まれた「犬士」」は、今回の種別の明確なる分別を取るためのイグドラシル別化の影響として、人種族としての形質を自動的に取り戻すことになると見られている。その為、情報統制の視点からは、迅速な対応が望ましい。 前述の通り保護を行った後の「人間から生まれた「犬士」」への対応として、保護後に迅速な情報の開示およびカウンセリングを行うこととする。中長期的には、「人間から生まれた「犬士」」の人権復帰と、彼,彼女らが自己で望む範囲で、家庭への帰還、社会への復帰、保護施設での受け入れを政府としてサポートを行う。 また、「人間から生まれた「犬士」」の親類縁者および実質的な保護者に対しては、状況を考慮しつつ、段階的な情報開示を行っていき、面会や引き取りなどについての調査,支援を行っていく。 【E-4】 その他、「人間から生まれた「犬士」」へのカウンセリング、相談などを保護後も含め、長期的に可能な限りの支援継続を行うとする。 満天星国政府 満天星国藩王 都築つらね