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事件番号7「マエストロの音楽」 現在作成中です。 街で信じがたいことが起きている。若者は一瞬にして年を取り、若い女性が今は最後の時を待っている。中央の時計は狂って逆に進んでいる。高価なワインはブドウジュースになった。獰猛な狼男は狼の子に戻り、ガーゴイルの餌食になっている。時折奇妙な音楽が聞こえ、それと共に影の街の人々の命を脅かすさらに大きな変化が訪れようとしている。あなたは差し迫った死を逃れ、大事な人々を救うことができるだろうか? 奇妙な音楽を聞いたジュリエットは一瞬にして年を取ってしまった。彼女をねたむ邸宅の女主人の仕業なのだろうか? 女主人はジュリエットの悲劇には関係がない。その時街にいなかったからだ。だが何かが時間をゆがめていることは間違いない。街の中央の時計が逆に進んでいる!街に正しい時間を示す時計は残っているのだろうか? 女狩人のとても精密な時計でさえ、間違った方向に進んでいる。しかしそのふたの下に、奇妙な文が見つかった。街の時間の異常に関係しているようだ。この文の意味を説明できる人がいるのだろうか? マーサは、時間の異常が間違いなく街の中央の時計に関連していると言う。だがもう調べたのに。何を見逃したんだろう? 時間の異常はこの異様な音楽が流れていると強くなるようだ。これは博士が作った巨大なオルガンが奏でているようだと考えている者もいる。しかしオルガンを調べると、それは静かなままだ。この時間をゆがめる音楽はどこから流れているんだろう? 恐ろしいオルガンの音楽は過去から流れてくるものだという確実な証拠が見つかった。時間そのものをゆがめることができるとは、いったいどんな力を持っているのか?オルガンの音を止める方法はあるのか? 過去に行って音楽の隠し場所を封印したことで、我々はやっとオルガンの音を止めることができた。その沈黙とともに、街は正常な時間を取り戻した。時間の異常はやみ、ジュリエットは若さを取り戻した。
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《公開済》SNM001361 シナリオガイド 公式掲示板 再び現れた混沌のアイテム。悪落ちしたPCを止めろ! 担当マスター 東雲 宮司 主たる舞台 ヒラニプラ ジャンル バトル 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2011-09-04 2011-09-06 2011-09-10 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2011-09-22 2011-09-27 2011-09-27 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 悪意の仮面をつけて悪事を行う +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 熾月 瑛菜を止める +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 金元 なななを止める +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 悪意の仮面を破壊する +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 ▼キャラクターの目的 ▼キャラクターの動機 ▼キャラクターの手段 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SNM バトル ヒラニプラ 東雲 宮司 正常公開済】
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【作品名】ユグドラ・レゾナンス 【ジャンル】タイムシンクロRPG 【世界観・共通設定】 起点世界はファンタジー世界だが星空が存在するため単一宇宙並みとする。 このテンプレには必要ないので省くが、細かい世界観・設定は主人公スレ・敵役スレのテンプレを参照のこと 主人公スレ http //w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/2798.html 敵役スレ https //w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/sp/pages/2767.html 異能者:高純度のエーテルも平気な、大自然からエーテルを取り込んで特殊能力を発現する人間達を指す。蛇足だが作中設定では現状幼い少女を中心に異能者になる傾向にある。 「異能者は特別な人間であり、普通の人とは違う時間の流れに身を置きます。」「異能者は時間軸を超えていつの時代にも現れます。」とあるので通常の時間の流れとは違う時間に生きており、時間軸を超越しているため時間無視。 高純度のエーテルを取り込んでも平気なので不思議エネルギー耐性。 「因果を操る」「世界を思うままに変えてゆく」とされる異能者も居るためその異能者は常時全能(因果律操作(任意全能)+時間無視=常時全能)。 幻影:魔物など以外で現れる敵の一種であり、エーテルを取り込むなどして進化した魔物は異能者の幻影として元となる異能者の能力を獲得し襲い掛かってくることもある。 容姿はおろかスキルまで完全にコピーしており、ステータスの劣化なども見られない。上記の常時全能の異能者をコピーした幻影も含まれる。 唯一レベルや相性で差を付けられるが、設定上、そしてゲームシステム上は先手後手が無ければ異能者とその幻影は必然的に相討ちになる。 ノルネ:古代遺物の懐中時計が少女に姿を変えた存在。「本体は懐中時計」と書かれており、触れることが可能なので、本体とは別の実体を持つ化身のようなものらしい。 エーテルの波動を感知する能力があり、エーテルを体内に蓄える異能者を測位することも可能。 一度検索した異能者は任意で瞬時に別の場所に転送することも可能らしく、原理は不明だが理論上はどこにでも、異能者を空間を超えて転送できるらしい。 【名前】ノルネ 【属性】古代遺物、自称つよつよAI 【大きさ】少女並み+懐中時計 【見た目】人間の少女となんら変わりない見た目だが「本体は懐中時計」とゲーム内の設定解説に書かれている。つまり少女の外見のノルネは主人公の持っている懐中時計から現れたアバターのような存在。 【攻撃力】少女並み 【防御力】少女並み 【素早さ】主人公と協力して異能者を指揮する形で異能者と敵の戦闘に参加可能なため時間無視。 【特殊能力】転送:任意の異能者を任意の場所に空間を超えて転送することができる。プロローグでは複数の異能者を一度に主人公の元まで転送した。 最大何人までかは不明だが、プロローグの描写から3人程度なら同時に呼び出せる模様。 主人公と仲間の異能者と協力して常時全能の異能者(の幻影)と戦闘し勝利できる 【戦法】殴りかかる 【長所】自称つよつよAI 【短所】ユーザーからの扱い 【備考】時系列と設定の問題で、非人類として参戦するノルネは全能超えにはならないし異能者も召喚しないとする 参戦vol.8 527 修正vol.8 529 vol.8 529格無しさん2022/08/17(水) 13 24 08.45ID l0+0Bx3D ノルネテンプレ修正 URLの貼り方が拙かったせいで糞程見辛い あと項目名も「ノルネ(ユグドラ・レゾナンス)」に変えとく (省略) 532格無しさん2022/08/18(木) 22 10 09.70ID hVbMfKd5 ノルネ(ユグドラ・レゾナンス)考察 早い話時間無視の少女 ポグル・ザ・レッサー辺りまでは時間無視を活かして手数を重ねれば勝てるが、その上は硬いので無理だろう。 一応ちょこちょこ勝ちはあるが連勝出来る程ではないので位置は ティモン=ノルネ(ユグドラ・レゾナンス)>ポグル・ザ・レッサー
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基本的な状態異常 名前 アイコン 効果 継続ターン数 AP技「レスキュー」 AP技「リフレッシュ」 ESP「ニュウエアー」 その他の回復手段 無効化手段 スタン STUN 回避、退避不能 1ターン 〇 ? × - 薬「クラット」、AP技「アンチスタン」 毒 POIS 毎ターン最大HPの10%ダメージ 数ターン × ? 〇 - 薬「解毒薬」、AP技「アンチポイズン」 くらみ(眩み) BLIN 攻撃対象の回避率2倍 数ターン × ? 〇 - 薬「くらみ耐性薬」、AP技「アンチブラインド」 酸 ACID 防御力が半分になる 数ターン × ? 〇 - 薬「耐PH体質薬」、AP技「アンチアシッド」 眠り SLEE 行動、回避、退避不能 数ターン 〇 ? 〇 ダメージを受ける、シンクロ覚醒 薬「不眠薬」、AP技「アンチスリープ」 痺れ PARA 攻撃行動の失敗率30% 数ターン × 〇 〇 - 薬「しびれない薬」、AP技「アンチパラライズ」 病気 SICK 攻撃行動の失敗率15%、再生力低下 数ターン × ? 〇 - 薬「アイム」、AP技「アンチシック」 ESPジャマー JAMM ESPとAP技が使用不能 数ターン × 〇 〇 シンクロ覚醒 アクセサリ「無心の極み」、AP技「アンチジャマー」 ※退避とは、行動しない仲間が場外に避難して1ターンの間ダメージを受けない状態のこと ※シンクロ覚醒とは、覚醒ゲージが満タンの状態で、他のキャラの覚醒に連動して自動発生する覚醒のこと ※再生力とは、ターン毎のHP、WPの回復のこと
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医学各論 Ⅰ 先天異常,周産期の異常,成長・発達の異常 約5% Ⅱ 精神・心身医学的疾患 約5% Ⅲ 皮膚・頭頚部疾患 約11% Ⅳ 呼吸器・胸壁・縦隔疾患 約7% Ⅴ 心臓・脈管疾患 約10% Ⅵ 消化器・腹壁・腹膜疾患 約13% Ⅶ 血液・造血器疾患 約5% Ⅷ 腎・泌尿器・生殖器疾患 約12% Ⅸ 神経・運動器疾患 約9% Ⅹ 内分泌・代謝・栄養疾患 約8% ⅩⅠ アレルギー性疾患,膠原病,免疫病 約5% ⅩⅡ 感染性疾患 約8% ⅩⅢ 生活環境因子・職業性因子による疾患 約5% このページを編集
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ソースからほとんどそのまま持ってきたので存在しないものもあります。 具体的にどのようなときに起きるかは書き足していってください。 生きていますか死んでいますか あなたはアンデッドだ。 種族でグールかミイラを選択する。 あるいは、魔法『死者の躯』の詠唱に成功する。 あなたは生ある者だ。 種族でグールかミイラ以外の種族を選択する。 あなたは死のとば口への道に立っている。 魔法『死のとば口』の詠唱に成功する。 変身 あなたは蜘蛛の形態を取っている。 魔法『蜘蛛の躯』の詠唱に成功する。スパイダーマンや怪人蜘蛛男と言う形態ではなく単に蜘蛛らしい。 素手の攻撃力が3から5に増え、命中率にrandom2(10)のボーナスが付き、AV+3、EV+3、DEX+5、移動速度が8(通常は10)になり、徒手格闘でたまに敵を毒に冒す事ができるようになる。 しかし、全ての防具と武器を装備できない。 あなたは氷の生物だ。 魔法『氷の躯』の詠唱に成功する。 素手の攻撃力が3から12に増え、命中率にrandom2(10)のボーナスが付き、HPが1.2倍になり、AC+3、徒手格闘に氷の追加攻撃が付き、毒の耐性を1段階、氷の耐性を3段階得る。 しかし、武器とクローク以外の全ての防具を装備できず、火炎が弱点となる。 あなたの手には刃がついている。 魔法『刃の手』の詠唱に成功する。 素手での攻撃方法が「切り」になり、素手の攻撃力が3から(12+STR/4+DEX/4)になり、命中率にrandom2(12)のボーナスが付く。 しかし、武器、盾、グローブが使用できなくなる。 あなたは石像だ。 魔法『石像の躯』の詠唱に成功する。 素手の攻撃力が3から(12+STR)に増え、命中率にrandom2(9)のボーナスが付き、HPが1.5倍になり、AC+20、EV-5、STR+2、DEX-2、毒・電撃・衰弱の耐性を1段階得る。 しかし、鎧、盾、グローブを装備できず、全ての行動が1.5倍遅くなる。 あなたはドラゴンの形態を取っている。 魔法『ドラゴンの躯』の詠唱に成功する。 素手の攻撃力が3から(20+STR)に増え、命中率にrandom2(10)のボーナスが付き、HPが1.6倍になり、AC+10、EV-3、STR+10、飛行能力、炎のブレス、毒の耐性を1段階、炎の耐性を2段階得る。 しかし、全ての武器と防具が装備できず、氷が弱点となる。 あなたはリッチの形態を取っている。 魔法『死者の躯』の詠唱に成功する。 素手の攻撃力が3から5に増え、命中率にrandom2(10)のボーナスが付き、AC+3、STR+3、徒手格闘に衰弱の追加効果が付き、魔法耐性、毒・氷の耐性を1段階、衰弱耐性を3段階得る。 他に、アンデッドの特性を全て得る。装備制限はない。 あなたは巨大で悪魔的なサーペントだ。 未実装 あなたは拡散するガスの雲だ。 魔法『大気の振る舞い』の詠唱に成功する。 ただし現在のところ、この魔法はどの魔法書にも乗っていない。 その他の状態異常 あなたは息があがっている。 ブレスを吐くとしばらくこの状態になる。 この状態異常が消えるまでブレスを吐くことができない。 あなたは聖なる霊気によってアンデッドから護られている。 「ジン」「輝けるもの」の信仰パワー『アンデッドの退散』の発動に成功する。 アンデッドからの打撃を失敗させることがある。 但し、デーモン(*1)とアンデッドに対する隠密値が著しく下がる。 あなたは燃えたぎる液体を被っている。 斑紋ドラゴンなどから焼夷の炎攻撃を受ける。 消えるまではターンごとに火炎属性のダメージを継続的に受け、更には巻物を失う可能性もある。 あなたは氷の盾に護られている。 魔法『大気の盾』の詠唱に成功する。 バックラーよりも防ぐ可能性は低いものの、両手がふさがっていても使える盾を持っている状態。 毎ターン、インベントリの中の薬が割れる危険がある。 炎の魔術の魔法を使ったり、テレポートしたり、さまざまなことですぐ消える。 あなたは飛び道具から保護されている。 魔法『飛来物の防御』の詠唱に成功する。 魔法インプレッション参照 あなたは飛び道具を偏向させる。 魔法『飛来物の阻止』の詠唱に成功する。 魔法インプレッション参照 あなたは祈祷している。 神を信仰している状態で祈るコマンドを実行する。 この状態だと神によってはいろんな効果を授けてくれる場合がある。 あなたは再生している。 魔法『再生』の詠唱に成功する。 HPの自然回復が、毎ターン辺り1ポイント増加する。 あなたは軽快に動いている。 魔法『俊足』の詠唱に成功する。 移動速度が-2され早くなる。 あなたは電気から絶縁されている。 『絶縁化』の詠唱に成功した状態。 あなたは石の鱗で覆われている。 魔法『石の甲冑』の詠唱に成功する。 ただし現在のところ、この魔法はどの魔法書にも乗っていない。 あなたは飛行を制御できる。 魔法『飛翔』の詠唱に成功する。 ケンクの特殊能力『飛行』の発動に成功する。 翼の変異を得ている時に使える特殊能力『飛行』の発動に成功する。 あなたはテレポートしようとしている。 魔法『テレポート』の詠唱に成功するなどして、テレポートしようとしている状態。 数ターン後に同一階のランダムな場所にテレポートする。 あなたはテレポートをコントロールできる。 魔法『精密テレポート』の詠唱に成功する。 あなたは死と交信している。 魔法『死の霊媒術』の詠唱に成功する。 あなたは予感能力がある。 魔法『予見術』の詠唱に成功する。 あなたは静寂を放っている。 魔法『静寂』の詠唱に成功する。 あなたはショゴスの寄生体を宿している。 未実装 あなたの皮膚は石のように硬い。 魔法『石の皮膚』の詠唱に成功する。 あなたは目に見えない存在を見ることができる。 呪術魔法、『透明体視認』の詠唱に成功した状態。 もしくは種族でナーガを選んだ場合。(スプリガンも見えるのに表示されないのはバグ?) 透明なものを見る事が出来る。 あなたは目に見えない。 何らかの方法(透明化の薬を飲むなど)で透明状態になっている。 あなたは混乱している。 混乱の薬や魔法や悪臭の雲その他の要因で混乱している状態。 まっすぐ歩けず、照準がうまく合わず、特殊能力が使えず、巻物・魔法もきちんと使えない。 他にも様々なところでペナルティがある。 あなたは麻痺している。 巨大眼球の睨みや麻痺の薬などによる行動不能状態。 …って、この状態の間は一切操作できないから、このメッセージは見れないような気がするけど。 あなたは疲れきっている。 狂戦士化終了状態。回復するまでは狂戦士化を再度使うことができない。 耐減速の護符を装備していなければ強制的に減速状態となり結構危険。 あなたは減速と加速両方の効果を受けている。 減速状態の時に加速効果を受ける、またはその逆で加速中に減速を受けるとこうなる。 ステータス欄には加速とも減速とも表示されなくなるが、内部的にはそれぞれの効果時間がしっかりカウントされており、どちらか一方が切れた時点でもう一方の効果が表れることになる。 あなたの動きは非常に遅い。 減速状態。 行動に倍の時間がかかるのみならず、回避力そのものにもペナルティーが科せられる。非常に危険。 あなたの動きは非常に速い。 加速状態。 あらゆる行動にかかる時間が通常の半分になる。 あなたは力強くなっている。 何らかの方法(怪力の薬を飲むなど)で腕力が上昇するとこの状態に。 腕力に+5の修正に加えて、白兵戦時の攻撃のダメージ自体も1d10ポイント上昇する。 あなたは狂戦士の激怒に駆られている。 バーサーク状態。 加速状態+腕力強化状態+HPが元の50%上昇。 ただし[Z]や[E]、[r]といった知的・魔法的な行為が封じられ、[q]もできない。また意外なところでは[w]や[f](武器装備や射撃)まで封印される。 あなたは床の上を浮いている。 浮遊状態。この状態だといくつかの地形に対して問題なく移動できる。 また、若干隠密行動にもボーナスが与えられる。 あなたは{"極めてひどく", "ひどく", "かなり", "少し"}毒に冒されている。 毒の薬を飲んだり敵の毒付き打撃を受けたりして毒に冒されている状態。 「極めてひどく」は11以上。「ひどく」は6以上。「かなり」は4以上。「少し」は3以下。 程度に応じた頻度と威力でもって継続的にダメージを受ける。 毒ダメージを受けるたびに、1/9の確率で1ポイント減る。 あなたは{"ひどく", "", "少し"}病気にかかっている。 腐った肉を食べるなどして、病気にかかっている状態。 「ひどく」は121以上。「少し」は40以下。40以上120以下の場合は何もつかない。 毎ターン1ポイントづつ減少する。 ただし、コボルドであったり、魔法『再生』の影響下にあると3ポイントづつ減少する。 病気の間はHPが自然回復しなくなり、さらに能力値が減少してしまう可能性がある。 あなたの肉は{"みるまに腐っていく!", "急速に腐っていく。", "腐っていく。"} 腐敗病にかかっている状態。 「みるまに」は16以上。「急速に」は9以上。8以下の場合何もつかない。 HPの最大値が1減るたびに、1ポイントづつ減少する。 あなたの肉は{"普段より速く腐っていく。", "腐っていく。"} グールの場合上のようなメッセージが出る。"腐っていく。"が平常。 あなたの手は{"極めて明るく", "明るく", ""}赤色に輝いた。 魔法『混乱の一撃』の詠唱に成功する。 「極めて明るく」は41以上。「明るく」は21以上。20以下は何もつかない。 毎ターン1ポイントずつ減少し、敵に命中させた場合1d20-1ポイント減少する。 あなたは剣と{"強く", "", "弱く"}結合している。 魔法『確かなる刃』の詠唱に成功する。 命中率が上昇する。
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今日のハルヒは少し変だ。 どいつよりも一番長くハルヒと付き合ってきた俺が言うのだから間違いない。 いつもは蝉のようにうるさいハルヒが、今日は何故か静かだし、 顔もなんだか考え事をしているような顔だ。 「どうしたハルヒ。」 俺は休み時間になってからずっと窓の外を眺めているハルヒに話しかけた。 「なにがよ。」 「元気ないじゃないか。」 俺がそう言うと、ハルヒは眉と眉のあいだにしわをつくって、 「私はいつでも元気よ。」 「そうかね。そうは見えないんだがな。」 ハルヒは俺の言葉を無視し、窓の外に目をやり、 「今日も来るんでしょうね」 「どこにだ。」 「SOS団部室によ。」 いちいち聞くこともないだろうよ。 「ああ、行くよ。」 ハルヒは窓のそとにやっていた視線を俺の目に向け言った。 「絶対よ。」 今日の授業も全て終わり、俺はいつものようにSOS団部室―実際は文芸部室なのだが―に向かった。 ドアをコンコンとノックする。これもまたいつも通りだ。 「どうぞ。」 朝比奈さんの声でドアを開けると、ハルヒはもう既に団長席に座っていた。 「遅いじゃない。」 何を言ってる、いつも通りだ。 「来ようと思えばもっと早く来れるでしょう?まったく、意識が薄いのよ。 部室への集合にも罰金制度を取り入れようかしら・・・。」 なにやら不穏なことをぶつぶつ言っている。おいおい勘弁してくれ。 休日のオゴリだけでもきついのにそれに上乗せされちゃあ、たまったもんじゃねぇぜ。 「なら、明日からはもっと早く来るって約束しなさいよ。」 へいへい。だが、どうせ早く来ても俺のやることといったら古泉とのオセロぐらいしかないのだが。 「今日は負けませんよ。」 古泉は長テーブルにオセロのボードを広げて既にスタンバイOKのようだ。 お前はそう言って毎回負けるんだよなぁ。 俺と古泉がオセロをしている間、ハルヒは珍しくいつものようにパソコンをつけずに、 俺と古泉の勝負風景をじっと眺めていた。 「なぁハルヒ。」 俺は視線はオセロのボードに落としたまま言った。 「なによ。」 「見られてると非常にやりにくいのだが。」 「プロの将棋師とかはたくさんの人に注目されてる中でやるのよ? これぐらい耐えられなくてどうするのよ。」 どうもせん。大体、俺はプロじゃないし、今やってるのは将棋でもない。オセロだ。 そんなツッコミを入れつつ、俺は古泉の白を黒に変える。 「いやぁ、参りました。完敗です。」 古泉は両手をあげて言う。 「古泉くん弱いわねー。」 ハルヒはパイプ椅子から立ち上がった。何だ? 「私がやるわ。古泉くん代わって。」 マジで? 「どうぞどうぞ。でも、彼は強いですよ。」 お前が弱いだけだろうが。 ハルヒは古泉から譲りうけた席にでんと座り、 古泉はさっきまでハルヒが座っていた席に腰掛けた。 「さぁ、キョン。始めるわよ。私が黒ね!」 そう言ってハルヒはボードに一手目を置いた。 やれやれ。 結果。 俺が勝った。 「何よコレぇ!キョン!もう一回よ!」 またかよ。お前は勝てるまで続けるような気がする。 今度は俺が先手で始まった。 そして結果。 俺が勝った。 「なーにーコーレー!!なんで私が馬鹿キョンに負けるのよ!!」 毎日糞弱い古泉と鍛えているんだ。馬鹿にしないでほしい。 「もう一回よ!!」 ・・・やれやれ。 「やった、勝った!キョン、あんた大した事ないわねー。」 俺に5回も負けといてよく言えるな。 「あんたはいつも古泉君と鍛えてるでしょー?私はオセロなんて滅多にやらないもん。」 なんじゃそりゃ。小学生か。 ふと、横を見ると古泉がニヤニヤしながらこちらを見ていた。何が面白いんだ。 「古泉くん!」 「なんでしょうか?」 「他にゲーム持ってないの?なんかこう、SOS団みんなで遊べるようなもの!」 そんなにたくさんゲームを学校に持ってきてるわけないだろう。 「ありますよ。」 あるんかい。 古泉はバッグのファスナーをあけると、中からずるずるとなにか取り出した。 「何だそれは?」 古泉はニコリと笑って見せた。 「人生ゲームです。」 「人生ゲームね!面白そうじゃない!有希!みくるちゃん!あなた達も参加しなさい!」 ハルヒの顔は輝いている。朝の鬱モードはもう既にどこかに吹っ飛んでしまったらしい。 「ふぇ?」 編み物をしていた朝比奈さんは、何の話か聞いていなかったらしく、きょとんをした表情で顔を上げる。 「だから、人生ゲームよ。有希ちゃんも、ほら。」 ハルヒが言うと、長門は読んでいた本をぱたんと閉じ、すたすたと俺の横の席まで歩いてきてすとんと座った。 「始めるわよ。みくるちゃんと古泉くんも席に着きなさい。」 朝比奈さんと古泉も着席し、ゲームが始まった。 「やった、結婚よ!いいでしょ、キョン。羨ましい?」 羨ましくない。ボード上の世界で結婚してもしょうがないだろう。 「でもあんた、現実でも、結婚はおろか彼女すらできないんじゃない?」 痛いところを突くな。と、次は俺の番か。 俺は出た数だけ駒を進める。 ん?「株で1000万儲けた」、ねぇ。本当にあればいいのにな。 現実はそんなに甘くないのだよ。 最終的に勝者になったのは長門だった。 その次からハルヒ、俺、朝日奈さん、古泉の順だ。 古泉お前、全員でやってもやっぱり弱いのな。 「面白かったわ!古泉くん、明日はあのスゴロク持ってきてちょうだい!」 あの スゴロク・・・?っていうとあれか。 大晦日のときにやったSOS団オリジナルの、やたらと俺いじめのマスが多いスゴロク。 あれはもうやりたくないな・・・。 それから数十分して。 ぱたん。と、長門の本が閉じられた。 「今日は皆で帰るわよ!」 ハルヒは両手を腰に当てて、偉そうに言った。 「すまん、ハルヒ。俺は今日早めに帰って見たいドラマがあるんだ。」 「何言ってるのよ。そんなの録画しとけばよかったんじゃない。 いい、キョン?団長の命令は絶対なのよ。例外は認められないわ。」 ハルヒは眉を吊り上げながら、俺に顔をぐいっと近づけて言った。やれやれ。 帰り道、ハルヒはいつも以上にやたら活発だった。 急に競争をしようだとか、荷物持ちのじゃんけんをしようだとか小学生レベルの事を言い出したり、 どこから持ってきたのか、眼鏡を長門にかけさせて遊んだり、 朝比奈さんの胸を・・・っておい!!何をしているハルヒ!! お前がもし男だったら俺の鉄槌の拳が飛んでいたところだ。 しばらくすると、はしゃぎ疲れたらしい、歩くのがゆっくりになってきた。 「ハルヒ、お前今日はやけに元気がいいな。」 「そう?いつももこれぐらいだと思うけど。」 ハルヒは軽く息を切らしながらハイビスカススマイルで答えた。 「そうかねぇ。」 しばらくそのまま歩いていると、ハルヒは急に足を止めた。どうした? 見ると、ハルヒの顔は先程のようなスマイリーな表情ではなく、 真面目な顔になっていた。 「ねぇ皆。ちょっと聞いて欲しいんだけど・・・。」 他の奴等も足を止め、ハルヒに注目する。 「・・・・・・・・・。」 ハルヒはそのまま黙り込む。何だ、言いたい事があるなら早く言えよ。 「・・・・・・。」 ハルヒは小さく口を開いて声を発しようとしたが、すぐにやめて口を閉じた。 焦らすな。早く言え。 それからまた黙り込んだあと、急にまたさっきのようなスマイルに戻って口を開いた。 「いや、ごめん。なんでもないわ。つまらないことだから気にしないで。」 そう言うと、ハルヒはまた歩き出した。合わせて俺達も歩き出す。 ハルヒが前で歩いていた朝比奈さんのところに駆けていったのを見計らって、 古泉は俺に近づいてきて小声で言った。 「何かありますね。」 「・・・ああ。」 次の日、朝になるとハルヒはまた鬱モードに突入していた。 「よぉ。」 俺がバッグを机の上に置きながらハルヒに話しかけると、 ハルヒは挨拶を返すことなく言った。 「今日何日だっけ?」 そんなの前の黒板の日付みればいいだろ。 「3月・・・9日よね?」 ああ。 「金曜日よね?」 ああ。それがどうした。 「いや・・・、なんでもない。」 やっぱり何かあるな。昨日のハルヒも今日のハルヒも何かおかしい。 テンションも不規則に上がり下がりするし。 「ねぇキョン。」 ハルヒは顔をずいっと近づけてきた。 「今日も部室来なさいよね。」 昨日ハルヒに部室の集合に関してあーだこーだ言われたため、 今日はホームルームが終わってすぐに部室に向かった。 部室につくと、古泉がいつものニヤケ顔でパイプ椅子に座っていた。 「やぁ。」 古泉はさわやかな表情で慣れ慣れしく左手を挙げた。 「朝比奈さんはまだか。」 「えぇ。長門さんならいますけどね。」 古泉が片手で示した先には、いつも通り窓辺で本を読む長門がいた。 よくそんなに本ばかり読んで飽きないものだ。 「ところで、涼宮さんはまだでしょうか?」 「岡部に話があるんだとさ。まだ来ないと思うぞ。」 「それは都合がいいですね。話があるのですが、良いですか?」 なんだ。また何か面倒ごとに巻き込むつもりか? 「実は、昨日の夕方から夜中にかけて、大量の閉鎖空間が発生したんですよ。 はっきり申し上げますと、昨日の量は異常でした。 最近落ち着いてきたと思ってたんですがね。」 古泉はやれやれ、と肩をすくめた。 「・・・どういうことだ?」 俺は目を細めてみせる。 「わかりません。僕達の機関の調査では。」 古泉はニコニコ顔を崩さず言う。 「悩み事とかあるんじゃないでしょうか。 恋の悩みとか。ベッドの中であなたのことを考えるあまりに、 異常な量の閉鎖空間を生み出してしまった、とか。」 冗談にしては笑えないぞ古泉。 「完全に否定はできませんよ?フフフ。」 ・・・何が面白いんだ古泉。というか、何故俺なんだ。 古泉は心外そうな顔をして、 「おや?あなたもしかしてまだ・・・」 そこで言いとどまると、ニヤケ面を5割増しして言った。 「いえ、言わないでおきましょう。」 何故か古泉のニヤケが無性に憎く見えた。 「何にせよ、涼宮さんが何かに苛立っているというのは明らかです。 ただし、僕達と一緒にいるときは閉鎖空間の発生はみられないそうです。」 何に苛立っているというんだ。 「ですから、それがわからなくて困っているのです。」 昨日今日のハルヒの様子が変なのもそのせいか。 「そのようですね。ところで、昨日の話ですが。 昨日涼宮さんが言いとどまった言葉、なんだと思いますか?」 さぁな。 「僕達になにか伝えようとしていましたね。 あの表情からして、とても重要な話だと思うのですが、どうでしょう?」 知らん。 「全員に呼びかけたってことは、告白ってわけではないでしょうね。」 古泉はニヤケ顔を更に5割増する。なんだその目は。 「いえ、何でもありませんよ。フフフ。」 そう言って微笑む古泉の顔が不気味に見えて仕方が無い。 「あの涼宮さんが言いとどまった言葉、 あれが涼宮さんの苛立ちと関係があるような気がするのですが。」 さぁな。 「涼宮さんに聞いてみたら早い話ですがね。」 ハルヒが言いたくないことを無理に聞く必要も無いだろう。やめとけ。 「当然そのつもりですよ。まぁ、聞かずともいずれ彼女から話してくれるでしょう。」 そうだな。 「ヤッホー!!皆元気~?」 毎回のようにドアを蹴り破って登場した我らが団長。後ろには朝比奈さんがついている。 「みくるちゃんとそこの廊下であって、一緒に来たのよ。」 そうかい。 「さて、キョンと古泉くん。」 「なんだ。」 俺が言うと、ハルヒは少し顔をしかめ、ドアの方を指さした。 ああ、そういうことね。と、俺は朝比奈さんをちらりと見て、 ドアの元まで行き、一礼して部室を出た。遅れて古泉も。 「どうぞ」 朝比奈さんの声を確認し、ドアを開けると、意外な光景を目にした。 朝比奈さんがメイド服を着ているのはいつも通りだが、 なんとハルヒが朝比奈さんが前に着ていたナース服を着ているではないか。 「これはこれは。」 古泉も少なからず驚いているようだった。 「たまには私も着てみたわ。どう?」 ハルヒは得意気に髪を掻きあげた。 「いいんじゃないか。」 「何よ、その薄いリアクションは! もっとこう、『わー!ハルヒ可愛い!!』とかないの?」 わー。ハルヒかわいー。 「あーもう、イライラするわねー。もういいわ。」 とりあえず薄くリアクションしておいたが、内心、可愛いと思っていた。 朝比奈さんのナース姿も良かったが、ハルヒのそれもなかなかのものだ。 「僕は似合ってると思いますがね。可愛いですよ。」 「でしょ?ありがとう古泉くん。 やっぱりわかる人にはわかるのよねー。」 喜べハルヒ。その格好で秋葉原に行けば注目の的だぞ。 お前が言う わかる人 ってのもいっぱいいる。 …ところで、いきなりナース服を着だしたりだとか、 やはり最近のハルヒは変だ。 まぁいいか、楽しそうだし。教室のときのように鬱にしてるのより何倍もましだな。 「さぁ、スゴロクやるわよ、スゴロク!!古泉くん、持ってきてるでしょうね?」 げ。 「はい、もちろん。」 げげ。 古泉はバッグのファスナーを開けると、ずるずると大きな紙を取り出した。 やれやれ。 今日は日曜日、不思議探索パトロールをすることになってる日だ。 少しばかり寝坊した俺は、大急ぎで歯を磨き、髪を直し、服を着て待ち合わせ場所に走った。 他のメンバーは既に揃っている。 「遅い! 遅刻!! 罰金!!!」 このフレーズを聞くのも何回目だろう。これを聞くたびに俺の財布は打撃を受ける。 「と、言いたいところだけど、今日は私がおごるわ。」 は? 今ハルヒ何と言った?パードゥンミー?ワンモア、プリーズ? 「だから、今日は私がおごってあげるって言ってるじゃない。」 俺の耳は故障してしまったのだろうか。すまん、もう一度だけ頼む。 「今日は私のおごりよ!」 なんと。なんとなんと。思わず目眩がした。 今日は雪でも降るんじゃないか。いや、もう隕石が雨のように降ってきそうな勢いだ。 「何馬鹿なこと言ってんのよ。行くわよ、キョン。」 やはりおかしい。絶対におかしい。ハルヒがおごるなんて普通考えられない。 「キョンは何にするの?今日は高いもの頼んでもらっていいわよ!」 こんなことを言う事も、だ。どういう気の変わりようだ? 「何もないわよ。ほら、さっさと選んじゃいなさいよ。」 俺は何かハルヒの陰謀があるのではないか、と あえて高い物を選ばず、中くらいの物を注文した。 「何よ、遠慮することにないのに。」 何か怖くてな。すまん。 そして俺達は食事を済ませ、毎回恒例のくじ引きタイムに入った。 まず古泉が引く。無印。 次に朝日奈さん。無印。 次に俺。赤印 次に長門。無印。 「て、ことは私は赤ね。」 ハルヒは爪楊枝を掴んでいた手を開く。 爪楊枝の先には赤い印がはっきりと刻まれていた。 横に彼女を連れて、手を繋いで歩く。これはモテない男誰もが夢見ることだろう。 しかし、俺が手を繋ぐのではなく、手首を掴まれているのは何故だろう。 答えは簡単。連れている女が涼宮ハルヒだからだ。 「ちょっとキョン!もっとシャキシャキ歩きなさいよ! まず何処行く?デパートの食料品店で試食品でも食べ歩く? それとも、服でも買いに行こうか?今日はたくさんお金持ってきてるしね。」 どうやらこいつは 不思議 を探す気などさらさら無いらしい。 「どこでもいいぞ。お前のすきなところで。」 なんだか今日のハルヒの足取りは軽い。全身からウキウキオーラが放射されまくっている。 「あっそうだキョン!あたし観たい映画があるんだったわ! 一緒に観に行きましょう!」 映画・・・か。まぁ、このままハルヒに色々連れまわされるよりはいいだろう。 「決定ね!じゃあ行きましょう!」 俺は手首を掴まれたまま、映画館まで連れて行かされた。 なにやら甘ったるい匂いがするのは、受付の横の、なにやら色々飲食物を売ってる店のせいだろう。 「チケット2枚。」 俺がハルヒの分のチケットも買ってやっていると、ハルヒがポップコーンとコーラを持ってきて、 「はい、これ。あんたの分よ。私のおごりね。」 今日のハルヒは気前がいいな。 「それじゃあ行きましょう。早く行かないと始まっちゃうわ!」 そう言ってハルヒはまた俺の手首を掴んだ。やれやれ。 映写機がじりじりとスクリーンに映画を映し出す。 観ている内にわかったが、これは流行りの 感動モノ の映画らしい。 そして、今が一番泣き所のクライマックスのシーンだと思われるが、 どうした事か、俺の目からは涙の一滴すら落ちてこない。 もう少しピュアな心を持っていれば泣けるのだろうが、 俺の心はとっくにがさがさに荒んでいるのでな。 俺がふと横を見ると、意外な光景がそこにあった。 映画にかぶりついているハルヒの目に、若干涙が浮かんでいるではないか。 ハルヒはしきりに、服の袖で目を拭っている。 そのままハルヒはしばらくスクリーンを凝視していたが、俺の視線に気付くと、呆れ顔をつくって言った。 「何であんたこれで泣けないの?馬鹿じゃない?」 馬鹿ではないと思う。 外に出てみると、さっきは暗くてよくわからなかったが、ハルヒの目元が少し赤くなっていた。 「よかったわー、あの映画・・・。 あんなクオリティの高い映画はこの先そうそう作れないと思うわ。」 俺は全然泣けなかったけどな。 「あれで泣けないってのがおかしいのよ! あれで泣けないなんて信じられないわ。人間じゃないわ!」 おいおい、ついには人間以下かよ。 「まぁいいわ。楽しかったし。 おっと、そろそろ集合時間ね。待ち合わせ場所に急ぎましょう!」 ハルヒはそう言うと俺の手首を掴む。もうちょっと穏やかにできないのか。 せめて手を繋ぐとか。 「手、手ってあんたと?私が?」 冗談だ。本気にするなよ。 「あ、冗談ね。冗談か。 そうよね、あんたと手繋いで恋人同士だと思われたらとんでもないわよ!」 ハルヒは何故か少し動揺しながら言った。なにを焦ってんだか。 ハルヒが俺の手首を掴んでずんずんと商店街を行く。 と、ここで見慣れた二人組が目に入った。 「あ、谷口と国木田じゃねぇか。」 俺は足を止める。と、同時にハルヒも足を止めた。 「ようキョン。」 「奇遇だね、何やってたんだい、キョン。」 谷口と国木田は私服姿だ。お前等こそ男二人で何やってんだ? 「別に。ゲーセンとか行ってぶらぶらと遊んでただけさ。」 そう言うと、谷口は俺とハルヒを舐めまわすように見てきた。何だ? 「お前等は二人してデートか?いいねぇ、お熱くて。」 馬鹿言うな。これはSOS団の不思議探索パトロールだ。 「不思議探索パトロール?それって何するんだい?」 国木田の言葉に少し返答に困った。まさか 映画をみたりすること とは言えまい。 「街中で不思議な事が無いか探すんだよ。」 適当にごまかしておく。 「ふーん。変なことしてるねぇ。まぁいいや。じゃあ、僕達は行くよ。じゃあねキョン。」 「またな。」 「おう、じゃあな。あ、そうだ、待て谷口。チャック、開いてるぞ。」 「うわっマジかよ!!っていうか何で国木田教えてくれなかったんだよ!」 「え?それって新しいファッションかなんかじゃないの?」 「違ぇよ! やべーさっきこのままナンパしちまったよ。変態だと思われたかも・・・。」 「大丈夫だよ、谷口。君はもう顔が変態的だから。」 「えっ!?何それ?どういう意味!?」 「それじゃあね、キョン。」 「無視するなよ国木田!なんか今日お前悪い子だぞ!」 「じゃあな。国木田、谷口」 そう言って俺達は谷口達と別れた。 何やら後ろから「谷口ウザイ」という国木田の声が聞こえた気がするが空耳だろう。 集合場所につくと、既に他三人は揃っていた。 「ゴッメーン。遅れちゃった!」 ハルヒは右手を挙げる。 「それでは、また喫茶店に入りましょうか。」 本日2度目の喫茶店。今度もハルヒのおごりだった。 「それじゃあ、くじ引きしましょう。」 ハルヒは慣れた手つきで爪楊枝に印をつける。 まず長門が引いた。赤印。 次に俺。無印。 次に朝比奈さん。無印。やった朝日奈さんと一緒だ。 次に古泉。赤印。 「じゃ、私が無印ね。」 班分けは俺とハルヒと朝日奈さん、古泉と長門になった。 俺はいいのだが、古泉と長門は二人で話すことなどあるのだろうか、と少し心配になる。 ハルヒは今度は片手は俺の手首、もう片方の手は朝比奈さんの手首を掴んで歩き出した。 「出発よ!さて、キョン、みくるちゃん?何処に行きたい?」 俺はさっきも言っただろう、お前に任せると。 「みくるちゃんは?」 「えーっと・・・じゃあ、お茶の葉を買いに行きたいです。」 「じゃあまずはお茶の葉ね!行きましょう!」 やれやれ。 歩く事数分、茶葉の専門店みたいなところについた。 朝比奈さんは目を輝かせていたが、俺とハルヒはお茶の葉のことについてなんて全然知識ないから 店内に置かれた椅子にすわって暇を持て余していた。 朝比奈さんは店長さんとお茶の話で盛り上がっている。 少し耳を傾けてみたがさっぱりわからん。 しばらくして、 「お待たせしました。では行きましょう。」 楽しそうに駆け寄ってきた朝日奈さんは、茶葉の入った箱を抱えていた。 その後、デパートに行って試食品を食べ歩くなど地味ーなことをしたり、 ゲームセンターに行ってUFOキャッチャーを楽しんだりした。 楽しい時間は瞬く間に過ぎるもので、時刻はあっという間に集合時間前だ。 「楽しかったわー。キョンのUFOキャッチャーの腕前は意外だったわねー。」 ハルヒは俺が取ってやった熊のぬいぐるみを両手に抱えて、もこもこさせながら言った。 ゲーセンは谷口達とよく行ったからな。SOS団に入ってからは、あまり行くことも無くなったが。 「私も楽しかったです。ありがとうキョンくん」 いや、俺にお礼を言われても困るんですけど・・・。 「あ、有希!古泉くん!」 まだ集合10分前なのに、長門と古泉は既に集合場所に到着していた。 やはりやることがなかったのだろう。 そしてその日はそのまま解散することになった。 涼宮ハルヒの異変 下
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のざらしかんじょうろん【登録タグ の デフォ子 文無 曲 松田っぽいよ 水音ラル】 作詞:文無 作曲:文無 唄:松田っぽいよ(水音ラル・デフォ子) 曲紹介 17年目の異常気象 荒れた感情訥々と、瞼の雨戸は漏れ易く 2015年に公開されたフリーDLのアルバム『曇天係数』にはリメイク版が収録されている。 歌詞 (動画歌詞より転載) 秋の風からアスファルトの臭いがした 泣き叫び出しそうな空 折り畳み傘じゃ役に立たない 骨も皮も散らばりそうな近頃の荒れ模様 台風来る つむじから逆立つような風のせいで 上面を吹き飛ばされ 野ざらしになった僕には何もなくて ただただ虚無感だけがうなじを滑り落ちました あの時もっと頑張れば 今何かが残ったかな でも今年の僕はちょっと五月病過ぎて これ以上窓を開けていたら バラバラになってしまうと思ったんだ そう悪かったのは僕の硝子のハート 飛来物に傷付かぬように強くなったはいいけれど 軽い皮肉で引っ掻くだけで金切り声を上げるんだ 17年目の異常気象 45°攻め来るゲリラ 部屋の奥まで濡れないように鋼の雨戸を立ててみたのです あの時もっと踏ん張れば 今何かが残ってたかな でも今年の僕はちょっと運がなさ過ぎて 観測史上最大の人間不信に立ちすく(竦)んだんだ 嗚呼悪かったのは僕なのかな 飛来物に傷付かぬように強くなったはいいけれど 光も差さぬこの窓辺はいつしか少しカビ臭くて 17年目の異常心情 散らかり切った部屋で僕は 青春ってものに疲れたようで 鋼の格子をはめ込んだのです いっそいっそ暴かれてしまいたいと 思って走って脆さを突き付けられて 土砂降り こんな日はあんたが迎えに来てくれた でも それも去年まで 飛来物に傷付かぬように強くなったはいいけれど 軽い皮肉で引っ掻くだけで金切り声を上げるんだ 17年目の異常気象 45°攻め来るゲリラ 部屋の奥まで濡れないように鋼の雨戸を立ててみたのです 飛来物に傷付かぬように硝子が散らばらないように 固く扉を閉ざしたはずがいつしか少し濡れていて 18年目も異常気象 泣き叫びたいのは僕だ 話すことなど何もないけど今夜電話しても良いですか (オトナニナルッテドウイウコトデスカ) 秋の風からアスファルトの臭いがした こじらせたノスタルジア 今日も今日とて硝子のハート ただただ虚無感だけがうなじを滑り落ちました コメント 名前 コメント
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366 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 01 08 02.50 ID ??? 適度に犠牲者出して「殺意の高いGM」と認知された方がスムーズに行く事も多いしね 411 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10 07 20.67 ID ??? 366 「殺意の高いGM」ってどういう基準で認知されるんだ 全滅どころかPCを殺したことすらない俺が全滅経験のある他の人を差し置いて「殺意の高いGM」と認知されてるぜ 412 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10 32 34.20 ID ??? 411 AD Dから通算で俺まだ2人しかキャラロストさせた事がないけど(ゲームはブレカナとアルシャード)、 全滅3回やらかしてる人より殺意高いとされてるな トラップ影牢コンボが好きだったり、 戦闘中にボス強化していい?とか聞いてるからかしら? ちなみにPLは一度も強化していいよと言ってくれた事はない 413 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10 49 38.58 ID ??? 殺意云々の前に真顔でそういう事ぶっちゃけるGMとやりたくないわ。 414 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/08/11(木) 10 51 19.21 ID ??? 412 もしかしてそれはギャグで言っているのか? スレ279
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・毒 一定ターン、序々にHPが減少。 敵:しいたけ、メディスン ・暗闇 一定ターン、視界が狭くなる。 ・減速 一定ターン、動く速度が2分の1に。 アイテム:減速の杖 敵:コチョボ系 ・眠り 行動不能。攻撃すると起きる。 アイテム:眠りの杖 ・スタン 一定ターン、行動不能。 アイテム:衝撃の魔導書 ・混乱 一定ターン、まっすぐ移動&攻撃が出来ない。 ・幻視 一定ターン、HPがわからなくなる。 アイテム:幻視の杖 ・封印 一定ターン、アイテムメニューが開けない。敵の場合は特殊能力が使用不可。 アイテム:魔方陣の魔導書、封印の杖 ・操り 一定ターン、勝手に行動させられる。 敵:アリス ・凍結 動けなくなる。 ダメージを受けて動けるようになる。 アイテム:凍結の杖 冗談の魔道書