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SS…氷結、荒廃、イセキ S…髑髏、屍 A+…紅蓮、新緑、火孔、青雲 A…黒曜、白金、原初、キメラ、ラゴネル、煽動 B+…エイルニル、ラカン、ガーゴイル 、蒼空 B…タトロン、ケンタウロス、サンダー、ネメシス、髑髏女王 B-…ルドニック、ビッグレッド、ビャッコ、ソードルフ C+…フェニックス、アイスメア、サンダーメア、 マグママジン、セイリュウ、コウリュウ C…ペンギナス、パウリガ、グリフィン、ガブリエ 、ムビオン、ゴロゴス、ヴィナヤカ D…ラカエル、ムッカ、淡紅、笛吹き、天界、セルティナ、ドラゴンヘッド、バドヘッド、巣篭もりドラゴン、モッカ E…キファト、シサイ、ウェイロス、コブナイト、レバァイタン? Z…炎の女王、氷の女王、ゴブタンク 以上です あ゙ぁ~。テステヌテ。 -- ロード (2012-10-07 20 33 16) Dにモッカ Eにゴブタンク レバァイタン CかC+にゴロゴス ヴィナヤカ -- 素 手 の弓兵 (2012-10-07 23 58 14) B-に髑髏女王 2体の女王はEでしょww ↑を合わせて追加ヨロシク -- 素 手 の弓兵 (2012-10-08 00 29 49) Dにゴブナイト 巣ごもり 後屍の剣士はSSな気がするのだが -- 素 手 の弓兵 (2012-10-08 00 39 11) このギルドに弓兵さんなんていました? -- †シリウス† (2012-10-08 06 37 27) ↑それアーチャーさんwww -- ハイド (2012-10-08 10 31 08) アーチャーの裏ネームは素手の弓兵 -- アーチャー (2012-10-08 17 34 25) なら俺は素手のシリウスやな -- †シリウス† (2012-10-08 17 38 10) 素手の弓兵を考えたのは俺 -- 道 (2012-10-08 18 27 23) 髑髏女王そんな高っかたのか -- ファイヤー (2012-10-08 18 55 09) 髑髏女王は極でB-辺りだね、後、Zって追加なにwww -- †シリウス† (2012-10-08 20 44 16) イベントSRは純とは積まないと釣り合わないから編集しないで -- †シリウス† (2012-10-08 20 55 43) B-かなぁ? 後いくらなんでもZはやめたげて -- 弓兵 (2012-10-10 10 42 09) Zってのは弱すぎるのでFをつけるのももったいないのでついたランクです。 -- ロード (2012-10-10 16 43 35) 同ランクは1対1が可能ということだよ? -- †シリウス† (2012-10-11 00 28 47) 岩窟のせいでゴロコスの価値下がったね -- ファイヤー (2012-10-14 00 50 46) ですね。 -- ロード (2012-10-15 20 05 59) 森は、ピンからキリまでそろってるよ~ -- ハイド (2012-10-15 20 19 30) 後ランクの±1ぐらいなら薬2~5個ぐらいでトレードできるよね? -- 弓兵 (2012-11-07 22 54 44) 一気に10~100くらい価値が変わるものがあるよ -- †シリウス† (2012-11-09 01 08 43) イセキとかはたぶんラカン2でも無理だと思う -- ハイド (2012-11-09 19 56 14) ↑あくまで自分としてはだけど -- ハイド (2012-11-09 20 09 08) 確かにデバブ持ちは変わりますね -- 弓兵 (2012-11-09 23 54 22) 幽谷は新生をのぞけばイベSR最高峰 -- ハイド (2012-11-18 22 44 12) 強さだけならB+? -- 弓兵 (2012-11-22 20 45 14) 初心者的にはAとかZとかどーでも良いから標準薬価値を知りたいです… -- 味噌 (2013-09-08 16 35 17) 名前 コメント
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お題 『かっこいい蒼い子』 真紅「…あと、今日は薔薇水晶が風邪でお休みだから、担当の方はしっかり自習時間の監督をして頂戴。…以上で今日の会議は終わりだけど、他に何かある人はいるかしら?」 ある日の朝、職員室ではいつもの定例会議が行われていた。 今日予定されていた議題を片付け、他に議題は無いかと皆を見回す真紅。その時、同僚の蒼星石がすっと手を上げた。 真紅「何?蒼星石。」 蒼星石「はい。最近、雨が多いですが、それに伴って傘の盗難が非常に増えています。昨日もうちのAという生徒が傘を盗まれ、そのせいで今日風邪で学校を休むとの連絡がありました。このように、自分さえよければいいという考えが、ひいては他人を傷つけることに…」 この蒼星石の発言に、ある者はメモをを取り、ある者はうなずいたりして真剣に話を聞いていた。 しかし、ある者はそんな事お構いなしに、こっくりこっくりと舟をこいでいた。 それをキッと睨むと、蒼星石はその教師に向かってこう言った。 蒼星石「…とにかく、こういう事は絶対にしてはいけないことなので、今後一切そういうことはしないように徹底してもらいたいと思います。…君に言ってるんだよ!?水銀燈…!!」 その言葉に、皆の視線は一斉に水銀燈の方へ向けられた。 対する水銀燈はというと、何故自分が怒られたのか分からないといった様子で、ゆっくりと顔を上げこう返答した。 水銀燈「…何よ。それじゃ、まるで私が犯人みたいな言い方じゃない…。一体何の証拠があって…。」 蒼星石「とぼけないで!昨日、君は傘を持ってこなかったよね?でも、帰りに駐車場に向かうときには何故か傘をさしていたそうじゃないか…!それも、A君の持ってた傘にそっくりなやつを…!!これはどういうことだい!?」 それを聞いた水銀燈は慌てるわけでもなく、むしろ落ち着いた様子でこう言った。 水銀燈「…なーんだ。ばれちゃってるのねぇ…。でもよーく考えて御覧なさい?生徒1人と教師1人が風邪を引くのでは、どっちが影響あると思う?だから、あれは仕方の無いことだわぁ…。いうなれば、『緊急避難』ね…。」 蒼星石「き…君は自分のしてることが分かってるの!?本来なら、A君に謝罪するのが正しいところなのに、それを正当化して…そんなの…」 水銀燈「はいはい、分かった。分かったわよぉ…」 そう言うと水銀燈は議論を中断させ、ポケットから何かを取り出し、その中にあるものを蒼星石に握らせた。 水銀燈「えーっと…はい。確かに渡したわよぉ?じゃ、後よろしくねぇ…。」 水銀燈が渡したもの、それは紛れもなくお金…。 そう言ってその場を立ち去ろうとする水銀燈に、蒼星石は怒りを抑えつつ、声を震わせてこう言った。 蒼星石「…一体、何のつもり?」 水銀燈「…何って、傘の代金と見舞金よぉ。2万もあれば足りるでしょう?それに、あなたのクラスの子なんだから、あなたに渡してもらえば手間が省けるじゃなぁい。」 蒼星石「そういう問題じゃないだろ!今、君がしようとした事…それはA君を馬鹿にした行為じゃないか!!」 いつもは物静かな蒼星石も、今回ばかりは我慢の限界だった。 皆もその雰囲気に圧倒され、仲裁もままならない。 しかし、当の水銀燈本人はあきれた様子でこう返答した。 水銀燈「…また、お得意の理想論?夢見るのは自由だけど、そろそろ現実に目を向ければぁ?そのA君って子だって、風邪引いてお金が貰えるならラッキーだと思うんじゃない?」 蒼星石「そんな訳無いだろ!!さっきから君は、お金お金って…!そんなにお金が大事か!?」 水銀燈「当たり前じゃない。いい?お金があればなんだって買えるのよ?地位や名誉…そして、人の心でさえもね…!」 その言葉に深くため息をつくと、蒼星石は呆れたようにこう言った。 蒼星石「…本気でそう思ってるのかい?じゃあ、君はそのお金で何を手に入れた?去年まで、君はどんな人生を送ってた!?薔薇水晶に怒られて、色んな物…例えばランボルギーニとかを取り上げられたにもかかわらず、去年より笑う回数が多くなった気がするのはどうして?」 水銀燈「そ…それは…」 答えられなかった…。いや、答えたくなかった。 『薔薇水晶に出会ってから、学校が楽しいと感じるようになったから…』だなんて… そんな様子を見て、蒼星石はどこか安心したように微笑むと、こんな言葉を投げかけた。 蒼星石「…それに、さっき君が言ってた方法で本当にA君が納得すると思う?多分、君が言ってたように『ラッキーだ』としか思わないんじゃない?それよりも、君が一言謝ってくれたほうが、ずっと気が晴れると思うけどな…」 水銀燈「う…でも、頭下げるの…?この私が…!?高校生ごときに…!?」 そんな事を10分ほど考えた末に、不意に彼女はこう言った。 「…手紙じゃ、駄目なの…?」 と。 それを仕方なく了承すると、蒼星石は時間を確認し、自身の受け持つクラスへと急いだ。 途中、すれ違う女子生徒たちに「朝から何でそんな嬉しそうな顔してるんですか?彼氏でも出来たんですか?」と茶化されながら…。 完
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■価値と硬度 世界樹の迷宮Xで登場するクエスト。 この島の大地を構成する鉱物を調査しているので、現在調査中の枯レ森の鉱物のサンプルを取ってきてほしいというクエスト。 カリナンと砂目魚の水晶体を納品するとクリア。酒場のマスターから自分には宝石を見る目は多少あるとの話が聞ける。 コメント
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無価値な一日 C ゼロ文明 (1) 呪文 ■次の相手のターンと、次の自分のターンをスキップする。 「次の次の」相手のターンになる・・・というだけ。 使い方は人それぞれ。 作者:仙人掌 フレーバーテキスト こうして一日は終わっていくのであった。 評価 うわー、うちのブラックモナークの効果が台無し……。 -- 司 (2013-04-27 19 17 18) 名前 コメント
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情報・価値および意味の一般理論 # 価値の源泉 ## 単体動物の無価値性 欲求の充足は一方的な主観であり価値は保証されない。 故にそれを希求する生存にもまた価値は保障されない。 ## 価値の保証 価値の肯定には 相互的な主観による肯定の反復が必要となる。 ## 価値創出 新規の価値の創出にはためには 既存の主観の止揚が必要となる。 その前提のためには 価値が不確定な新規主観が必要となるが 歴史的先例において確定的原則を破綻させる原因となった 主観全体の肯定的提示は 負の価値を示す。 ## 基本的人権による人間の価値の保証 人権の価値を認めた社会体制においては 人権規範に対する肯定と 社会体制の存続或いは発展的解消により 自身の主観の肯定が保証される。 ## 人間の歴史 個人の自由と幸福追求と その前提となる生存のための 資源と認識の拡張と それに必要な社会における 生産と認識の拡張を求めることが 人間の歴史である。 # 情報と意味のおける主体 ##主体の定義 beとdoとsign(意味)を持ってあらゆる主体は存在する。 一般に主体の各要素は動的であり、無限に分割可能である。 主体はroleを通してbeとdoとsignを表現できる。 客体はroleとしての存在を通してからbeとdoとsignを推認される。 主体として観測するbeの視座の変化により roleから推認されるbeとdoとsignが変化する。 ## 主体の原理 真偽とbeとdoとsignの維持へのhopeにおける トリレンマの解消を目的として 自己と環境の状態と関係性を変化させ続ける。 # 極限様相による制約 ## 価値の限界 具体的にあるbeとdoとsignは全時間の宇宙全体というroleが最大であり、 古イデアと末イデアの過程としてある。 宇宙全体より大きなbeとdoとsignを持つroleはイデアのみである。 ## 本質的価値 あらゆる表現はroleとdoにより観察されるが beとsignから導出されて表現されたものである。 最も価値を示すroleはイデアを表現するものである。
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ここに説明文など。 無価値へのカウント・ダウンCount.1『邂逅から始まるカウント・ダウン』 無価値へのカウント・ダウンCount.2『サジェスション―世界への暗示―』 名前 コメント すべてのコメントを見る
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どうも!携帯サイト「カチケの価値は」応援サイトとブログ「オタクの生きる道」の コラボサイトをウィキで作りましたwwwエヴァが好きな人は携帯サイトへ足を運んでください。 URL→http//09.xmbs.jp/uvaserial/ 更新情報や裏話をここで書いて見ます。さらには日記もここで書きます。 アクセスupに協力を!
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自分とは何だろうと、考えることはありませんか? 実は、自分自身思っています。 限りなく時間のある限り。 学生で、(専門学生、ちなみに栄養士めざす) 皆さんも(高卒や大学等卒業なら)講義中寝ててもいいや っていう講義ありませんか? 自分は山のようにありますけど。 これで社会に出て行ったらどうなるんでしょうね(笑) そのうち社会ってヤツのプレッシャーから押しつぶされそうな 感じがします。 そんな大事な役についているわけでもないですが。。。
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妹が、死んだ。母さんも、父さんも、俺を置いて3人で死んだ。 家を出て10分の所での、トラックとの衝突事故。 車に乗っていた3人は即死だったらしい。 俺は3人の遺体を見た。事故に遭ったとは思えないくらい安らいだ顔で、外傷もそんなになく眠っている。 瞬間、涙が溢れだした。 あぁ…これから、俺は一人なんだ………。 3人の遺骨を部屋に置き一人佇んでいるとノックの音。 返事をするのも億劫で黙っていると、ドアが開いた。 「キョン……。」 そこには、ハルヒが立っていた。 最初は何か言いたげな顔だった。それもそのはず、俺は学校に行かなくなり2週間がたっていた。 ドアを開けてしばらく俺の顔を見たハルヒは、無言で近付き、俺を抱き締めた。 「ごめんね?……何もしてあげられなくて、ごめんね?」 ハルヒは涙を流しながら、俺を抱き締めていた。 誰が悪いわけでもない、ただ、俺が現実から逃げているだけだ。 「もう、疲れたよ。俺には、何もなくなった。」 ハルヒにそう声をかける。 顔を鏡で見ることはなかったが、たぶん生気など一かけらもない顔をしていたのだろう。 ハルヒの顔は青ざめ、俺を抱き締める力は強くなっていた。 「そんなこと言っちゃダメ!あんたには、あたし達がいる。あたし達には、あんたが必要なの!!」 ハルヒの大声が、今はやけに邪魔くさい。頭では、うれしい言葉だと理解しても、心が人を、拒む。 「気持ちはうれしいが、帰ってくれ。俺は…疲れた。」 涙など流し尽くした。それでも、夜になるとまだ、出てくる涙。孤独感。 そんな様々な感情で、俺は生命力を無くしていく。 ハルヒは、俺からゆっくりと体を離し、口を開いた。 「あたし達、かわりばんこであんたを見張りに、泊まりに来るから。……絶対に、一人になんかしないんだからっ!!」 そう言うと、走って俺の部屋から去った。 「何故、3人が死んだんだ?何故、俺じゃなかった。俺は何故、生き残った。」 そんなことを考えてしまう。 寝てる時も、目が覚めた時も。 まだ、親には何一つ恩を返していない。妹なんて、これからが成長期だ。 何故、俺だけが残らなきゃならなかった。 いっその事、俺だけが死ねばよかったじゃないか。 「キョンくんっ!!」 朝比奈さんの声が俺の部屋に響く。 「だ、大丈夫。大丈夫ですから……お願いだからそんな思い詰めた顔、しないでぇ……。」 ハルヒ同様、俺を抱き締めながら泣いている。 掴まえてないと、俺が消えるとでも思っているのか。 ……消える、か。それも構わないかもしれない。 俺は、抱き付かれながらも、何処か焦点の合わない目をしていたのだろう。 朝比奈さんに両頬を挟まれ、見つめ合わされた。 「わたしは此処にいます、からぁ……。」 それでも、俺は返事をせずにずっと考えていた。 『俺の代わりに3人を生き返らせる』、そんな事が出来るなら喜んで俺は受け入れよう。 俺にとっての家族3人は《命に代えても助けたい人》だ。今すぐにでも代わってやる……そんなことが可能なら、な。 「キョンくん。あなたまさか……後を追おうなんて考えてないですよね?」 今日は、古泉がいる。 さすがのこいつも、ニヤけ面を浮かべられないらしい。 深刻な表情をして、俺の横に座り、俺の顔を睨む。 「さぁ…な。」 それだけ伝えると、俺は目を逸らした。 古泉は、怒りを覚えたのか、俺の肩を掴み叫んだ。 「そんなこと言わないでください!あなたは…僕にとっての、かけがえの、ない………くっ…すみません。」 途中で、古泉は涙を流し始めた。 俺は、何も言わずに思案に耽ることを再開した。 順番的にいくと、明日来るのは長門だ。 あいつなら……。 「待ってたぞ、長門。」 俺は、ドアを開けた長門に声をかけた。 「俺の命の代わりに3人を……「出来る。だけど、推奨しない。」 全てがお見通しだったようだ。 「それは、わたしもシミュレートした。しかし、推奨出来ない。」 まるで、俺が言い出すのをわかっていたかの様に言葉を継いでいた。 しかし、決意は変わらない。変えない。 「お前の推奨なんて、関係ない。決めたんだ。」 そこで、長門は俺の考えもよらないことを言った。 「それで代わっても、あなたの家族には被害が出る。」 ……なんだって? じゃあ、俺以外に誰かが死ぬ事は規定事項だと言うのか? 俺がまた、考えていると長門が口を開いた。 「シミュレート結果をあなたの頭脳に映像として送る。これは、涼宮ハルヒの力を使い、あなたと家族の死を入れ替えたシミュレート映像。」 見る……しかない。少しでも、可能性があることにかけて俺は頷いた。 ………此処は? 「あなたとわたしは、俯瞰視点で見れるように映像の中を動き回れる。」 辺りを見回す。 黒と白が基調となった服ばかりの世界。 俺の遺影、その下に佇む俺の体。 家族の姿を探す。 ……居た。来てくれた人に、まともな挨拶も出来ずに泣いている両親。 SOS団に囲まれ、みんなで泣いている妹。 よかった……無事じゃねーか…。 みんなの姿を確認し、俺は涙を流した。 「長門、ありがとう。みんなが無事ならこれでいい。力を……「まだ。」 長門が、俺の言葉を遮る。 「何がまだなんだ。みんな、無事でいるだろうが。」 俺は怒気を含んだ声で口をだした。 「これからが、問題。」 すると、長門は映像を早送りのようにした。 「な、なんだよ…これ。」 俺が早送りされる映像で見たもの。 葬式の翌日から、食事をしなくなり、入院し、栄養失調で死んでいく妹の姿だった。 「長門!!これは…これはどうにかならないのか!?」 長門は、横に首を振った。 「不可能。……あらゆる可能性の亡くなり方で、あなたの死をシミュレートしても、あなたの妹は後を追う。」 突き付けられた残酷な真実。気がつくと、俺は現実世界に戻っていた。 深くうなだれるしかない俺に、長門が声をかけてきた。 「あなたは、生きるしかない。」 張り詰めていたものが切れた音がした。 「っ!!勝手な事言ってんじゃねぇよ!!俺が…俺がどんな苦し………。」 本能のままに掴みかかった長門の目には、無表情ながらも涙が流れていた。 「わたしも、どうにかしたかった。……だけど、有機生命体の死は、どうにもならない。」 その、悲しくて澄んだ涙で俺は正気に戻った。 「ごめん、長門。……ごめん。…わりぃ。」 気がつくと、流し尽くしたと思っていた涙が、再び流れていた。 止まらない程、止められない程流れる涙。 これまでで一番多い量の涙が頬を伝い、部屋の床に落ちて弾けて、消えていった。 すると、長門が天井を見上げた。 「……この部屋の情報量が、もの凄い勢いで増加している。まさか……情報統合思念体?」 言い終わるや否や、脳に直接声が聞こえてきた。 「キョンくん、聞こえる?」 まさか…妹の声だ。 「聞こえる、聞こえるぞ!!」 「よかった!あのね、情報なんとかって人が少しだけ話していいって。」 「そ、そうか。」 「でも、時間ないから言いたいことだけ言うね?」 「お、おう…。」 「キョンくんは、生きて。あたしとお母さんとお父さんは死んじゃったけど、キョンくんの中で生き続けるからねっ!!」 俺は、溢れる涙を止められなかった。 「最後に!SOS団のみんな泣かしちゃダメだよ?全部見てたんだから!!」 ただ、頷くしか出来ない。 「幸せになってね、キョンくんっ!!……大好きだよ、お兄ちゃん!」 そう言うと、俺達の回りを包んでいた違和感が消えた。 「膨大な情報量は、消失した。」 長門は、涙を流しながらも平坦な声で言った。 「な……なが、と……今の……は…?」 俺は同じように涙を流しながらも、途切れ途切れ、声を絞り出した。 「……わたしにも詳しくはわからない。おそらく、情報統合思念体の力であることは間違いないが意図は、不明。」 「そうか…。長門、悪い…けど、……一人にしてくれ。」 長門は、小さく頷き部屋の外に出ていった。 妹は言った。 俺の中で生き続けると。 全部見てると。 SOS団を泣かすなと。 幸せになれと。 ……俺のことを、《大好きだ、お兄ちゃん》と。 生きよう。 生きて、約束を守って、天寿を全うして、胸を張って成長した妹に会おう。 そう決めたら、まずやる事は一つだ。 俺は、長門を部屋の中に呼び、手分けしてメンバーを家に呼び出した。 「すまない、みんな。もう大丈夫だ。心配かけたな。」 俺は心の底からのお詫びと感謝を伝えた。 「ぐすっ…ほんとに……心配しましたよぉ…。」 「ごめんなさい、朝比奈さん。」 「無事に元のキョンくんに戻ってくれて、僕もうれしいですよ。」 朝比奈さんは涙ながらに、古泉は元通りのにこやかな顔に戻って返事をくれた。 長門も、何も言わずに頷いてくれた。 みんなが今までと同じ対応をしてくれたことが、とてもうれしかった。 ただ、一人。ハルヒだけが俯いたまま、何の返事もくれなかった。 俺は、他のメンバーにしばらく二人きりにしてくれと頼んだ。 「さっきな、妹に会ったよ。」 ハルヒはこっちを不思議そうな顔で見てきた。 「説教されちまった。死ぬなって、みんなを泣かすなってさ。」 「そう……なんだ。」 ハルヒはまだ、涙目でこっちを見ていた。 「それでな、全部見てるからって、幸せに……なれって。」 俺の目から涙が溢れた。ハルヒも、目から頬に涙を伝わせていた。 「俺には……SOS団、みんながいなきゃ、ダメみたいだ。……見捨てないで、くれよな?」 涙でハルヒの顔が見えない。俺は、自分の袖で、自分の目を拭った。 「あ、あ……当たり前じゃないのよぉっ!!バカァッ!!」 ハルヒは俺の胸に飛び込んで、ワンワン泣き出した。……泣かすなって約束、破っちまった。 「……頼むから泣かないでくれ、ハルヒ。妹に叱られちまう。」 ハルヒは俺の苦笑いの表情を見上げると、少し頷いた。 「それにだ、約束を守るついでに…もう一つ、俺と……幸せになってくれ。」 何のことだというような顔をしているハルヒに、俺はキスをした。 「絶対に、一人になんてしないでくれよ?」 ハルヒは理解したように頷き、いつもの笑顔に戻った。 「あ、当たり前じゃないっ!これからは……ずっと、ずっと一緒なんだからっ!!」 俺はみんなを送るために、着替えている。 みんなには先に外に出てもらった。 ふと、カーテンを開けて、夜空を見上げる。 妹の笑顔が空に映った。 『おめでとう!よかったね、キョンくんっ!ハルにゃんとお幸せにっ!!』 ………今のは? あぁ、そうか。 今のは空耳なんかじゃない。今のは、俺の中で生きている妹の声なんだ………。 俺は自分の心の中の大事な人、家族達の姿に安堵しながら新しい、現実の大事な人、SOS団のみんなの所へと一歩ずつ歩きだした……。 終
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妹が、死んだ。母さんも、父さんも、俺を置いて3人で死んだ。 家を出て10分の所での、トラックとの衝突事故。 車に乗っていた3人は即死だったらしい。 俺は3人の遺体を見た。事故に遭ったとは思えないくらい安らいだ顔で、外傷もそんなになく眠っている。 瞬間、涙が溢れだした。 あぁ…これから、俺は一人なんだ………。 3人の遺骨を部屋に置き一人佇んでいるとノックの音。 返事をするのも億劫で黙っていると、ドアが開いた。 「キョン……。」 そこには、ハルヒが立っていた。 最初は何か言いたげな顔だった。それもそのはず、俺は学校に行かなくなり2週間がたっていた。 ドアを開けてしばらく俺の顔を見たハルヒは、無言で近付き、俺を抱き締めた。 「ごめんね?……何もしてあげられなくて、ごめんね?」 ハルヒは涙を流しながら、俺を抱き締めていた。 誰が悪いわけでもない、ただ、俺が現実から逃げているだけだ。 「もう、疲れたよ。俺には、何もなくなった。」 ハルヒにそう声をかける。 顔を鏡で見ることはなかったが、たぶん生気など一かけらもない顔をしていたのだろう。 ハルヒの顔は青ざめ、俺を抱き締める力は強くなっていた。 「そんなこと言っちゃダメ!あんたには、あたし達がいる。あたし達には、あんたが必要なの!!」 ハルヒの大声が、今はやけに邪魔くさい。頭では、うれしい言葉だと理解しても、心が人を、拒む。 「気持ちはうれしいが、帰ってくれ。俺は…疲れた。」 涙など流し尽くした。それでも、夜になるとまだ、出てくる涙。孤独感。 そんな様々な感情で、俺は生命力を無くしていく。 ハルヒは、俺からゆっくりと体を離し、口を開いた。 「あたし達、かわりばんこであんたを見張りに、泊まりに来るから。……絶対に、一人になんかしないんだからっ!!」 そう言うと、走って俺の部屋から去った。 「何故、3人が死んだんだ?何故、俺じゃなかった。俺は何故、生き残った。」 そんなことを考えてしまう。 寝てる時も、目が覚めた時も。 まだ、親には何一つ恩を返していない。妹なんて、これからが成長期だ。 何故、俺だけが残らなきゃならなかった。 いっその事、俺だけが死ねばよかったじゃないか。 「キョンくんっ!!」 朝比奈さんの声が俺の部屋に響く。 「だ、大丈夫。大丈夫ですから……お願いだからそんな思い詰めた顔、しないでぇ……。」 ハルヒ同様、俺を抱き締めながら泣いている。 掴まえてないと、俺が消えるとでも思っているのか。 ……消える、か。それも構わないかもしれない。 俺は、抱き付かれながらも、何処か焦点の合わない目をしていたのだろう。 朝比奈さんに両頬を挟まれ、見つめ合わされた。 「わたしは此処にいます、からぁ……。」 それでも、俺は返事をせずにずっと考えていた。 『俺の代わりに3人を生き返らせる』、そんな事が出来るなら喜んで俺は受け入れよう。 俺にとっての家族3人は《命に代えても助けたい人》だ。今すぐにでも代わってやる……そんなことが可能なら、な。 「キョンくん。あなたまさか……後を追おうなんて考えてないですよね?」 今日は、古泉がいる。 さすがのこいつも、ニヤけ面を浮かべられないらしい。 深刻な表情をして、俺の横に座り、俺の顔を睨む。 「さぁ…な。」 それだけ伝えると、俺は目を逸らした。 古泉は、怒りを覚えたのか、俺の肩を掴み叫んだ。 「そんなこと言わないでください!あなたは…僕にとっての、かけがえの、ない………くっ…すみません。」 途中で、古泉は涙を流し始めた。 俺は、何も言わずに思案に耽ることを再開した。 順番的にいくと、明日来るのは長門だ。 あいつなら……。 「待ってたぞ、長門。」 俺は、ドアを開けた長門に声をかけた。 「俺の命の代わりに3人を……「出来る。だけど、推奨しない。」 全てがお見通しだったようだ。 「それは、わたしもシミュレートした。しかし、推奨出来ない。」 まるで、俺が言い出すのをわかっていたかの様に言葉を継いでいた。 しかし、決意は変わらない。変えない。 「お前の推奨なんて、関係ない。決めたんだ。」 そこで、長門は俺の考えもよらないことを言った。 「それで代わっても、あなたの家族には被害が出る。」 ……なんだって? じゃあ、俺以外に誰かが死ぬ事は規定事項だと言うのか? 俺がまた、考えていると長門が口を開いた。 「シミュレート結果をあなたの頭脳に映像として送る。これは、涼宮ハルヒの力を使い、あなたと家族の死を入れ替えたシミュレート映像。」 見る……しかない。少しでも、可能性があることにかけて俺は頷いた。 ………此処は? 「あなたとわたしは、俯瞰視点で見れるように映像の中を動き回れる。」 辺りを見回す。 黒と白が基調となった服ばかりの世界。 俺の遺影、その下に佇む俺の体。 家族の姿を探す。 ……居た。来てくれた人に、まともな挨拶も出来ずに泣いている両親。 SOS団に囲まれ、みんなで泣いている妹。 よかった……無事じゃねーか…。 みんなの姿を確認し、俺は涙を流した。 「長門、ありがとう。みんなが無事ならこれでいい。力を……「まだ。」 長門が、俺の言葉を遮る。 「何がまだなんだ。みんな、無事でいるだろうが。」 俺は怒気を含んだ声で口をだした。 「これからが、問題。」 すると、長門は映像を早送りのようにした。 「な、なんだよ…これ。」 俺が早送りされる映像で見たもの。 葬式の翌日から、食事をしなくなり、入院し、栄養失調で死んでいく妹の姿だった。 「長門!!これは…これはどうにかならないのか!?」 長門は、横に首を振った。 「不可能。……あらゆる可能性の亡くなり方で、あなたの死をシミュレートしても、あなたの妹は後を追う。」 突き付けられた残酷な真実。気がつくと、俺は現実世界に戻っていた。 深くうなだれるしかない俺に、長門が声をかけてきた。 「あなたは、生きるしかない。」 張り詰めていたものが切れた音がした。 「っ!!勝手な事言ってんじゃねぇよ!!俺が…俺がどんな苦し………。」 本能のままに掴みかかった長門の目には、無表情ながらも涙が流れていた。 「わたしも、どうにかしたかった。……だけど、有機生命体の死は、どうにもならない。」 その、悲しくて澄んだ涙で俺は正気に戻った。 「ごめん、長門。……ごめん。…わりぃ。」 気がつくと、流し尽くしたと思っていた涙が、再び流れていた。 止まらない程、止められない程流れる涙。 これまでで一番多い量の涙が頬を伝い、部屋の床に落ちて弾けて、消えていった。 すると、長門が天井を見上げた。 「……この部屋の情報量が、もの凄い勢いで増加している。まさか……情報統合思念体?」 言い終わるや否や、脳に直接声が聞こえてきた。 「キョンくん、聞こえる?」 まさか…妹の声だ。 「聞こえる、聞こえるぞ!!」 「よかった!あのね、情報なんとかって人が少しだけ話していいって。」 「そ、そうか。」 「でも、時間ないから言いたいことだけ言うね?」 「お、おう…。」 「キョンくんは、生きて。あたしとお母さんとお父さんは死んじゃったけど、キョンくんの中で生き続けるからねっ!!」 俺は、溢れる涙を止められなかった。 「最後に!SOS団のみんな泣かしちゃダメだよ?全部見てたんだから!!」 ただ、頷くしか出来ない。 「幸せになってね、キョンくんっ!!……大好きだよ、お兄ちゃん!」 そう言うと、俺達の回りを包んでいた違和感が消えた。 「膨大な情報量は、消失した。」 長門は、涙を流しながらも平坦な声で言った。 「な……なが、と……今の……は…?」 俺は同じように涙を流しながらも、途切れ途切れ、声を絞り出した。 「……わたしにも詳しくはわからない。おそらく、情報統合思念体の力であることは間違いないが意図は、不明。」 「そうか…。長門、悪い…けど、……一人にしてくれ。」 長門は、小さく頷き部屋の外に出ていった。 妹は言った。 俺の中で生き続けると。 全部見てると。 SOS団を泣かすなと。 幸せになれと。 ……俺のことを、《大好きだ、お兄ちゃん》と。 生きよう。 生きて、約束を守って、天寿を全うして、胸を張って成長した妹に会おう。 そう決めたら、まずやる事は一つだ。 俺は、長門を部屋の中に呼び、手分けしてメンバーを家に呼び出した。 「すまない、みんな。もう大丈夫だ。心配かけたな。」 俺は心の底からのお詫びと感謝を伝えた。 「ぐすっ…ほんとに……心配しましたよぉ…。」 「ごめんなさい、朝比奈さん。」 「無事に元のキョンくんに戻ってくれて、僕もうれしいですよ。」 朝比奈さんは涙ながらに、古泉は元通りのにこやかな顔に戻って返事をくれた。 長門も、何も言わずに頷いてくれた。 みんなが今までと同じ対応をしてくれたことが、とてもうれしかった。 ただ、一人。ハルヒだけが俯いたまま、何の返事もくれなかった。 俺は、他のメンバーにしばらく二人きりにしてくれと頼んだ。 「さっきな、妹に会ったよ。」 ハルヒはこっちを不思議そうな顔で見てきた。 「説教されちまった。死ぬなって、みんなを泣かすなってさ。」 「そう……なんだ。」 ハルヒはまだ、涙目でこっちを見ていた。 「それでな、全部見てるからって、幸せに……なれって。」 俺の目から涙が溢れた。ハルヒも、目から頬に涙を伝わせていた。 「俺には……SOS団、みんながいなきゃ、ダメみたいだ。……見捨てないで、くれよな?」 涙でハルヒの顔が見えない。俺は、自分の袖で、自分の目を拭った。 「あ、あ……当たり前じゃないのよぉっ!!バカァッ!!」 ハルヒは俺の胸に飛び込んで、ワンワン泣き出した。……泣かすなって約束、破っちまった。 「……頼むから泣かないでくれ、ハルヒ。妹に叱られちまう。」 ハルヒは俺の苦笑いの表情を見上げると、少し頷いた。 「それにだ、約束を守るついでに…もう一つ、俺と……幸せになってくれ。」 何のことだというような顔をしているハルヒに、俺はキスをした。 「絶対に、一人になんてしないでくれよ?」 ハルヒは理解したように頷き、いつもの笑顔に戻った。 「あ、当たり前じゃないっ!これからは……ずっと、ずっと一緒なんだからっ!!」 俺はみんなを送るために、着替えている。 みんなには先に外に出てもらった。 ふと、カーテンを開けて、夜空を見上げる。 妹の笑顔が空に映った。 『おめでとう!よかったね、キョンくんっ!ハルにゃんとお幸せにっ!!』 ………今のは? あぁ、そうか。 今のは空耳なんかじゃない。今のは、俺の中で生きている妹の声なんだ………。 俺は自分の心の中の大事な人、家族達の姿に安堵しながら新しい、現実の大事な人、SOS団のみんなの所へと一歩ずつ歩きだした……。 終