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属性 樹属性 最大Lv 70 初期HP 1000 最大HP - レアリティ ★5 タイプ ドラゴン 初期攻撃力 1000 最大攻撃力 - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([依代]ドラグゼロスi.jpg) 初期防御力 1000 最大防御力 - 初期スピード 1000 最大スピード - +HP上限 - 最大HP上限 - +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - リーダースキル スキル名 スキル効果 フォーススキル1 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ディレイターン - 効果持続ターン - フォーススキル2 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ディレイターン - 効果持続ターン - 進化前 - 特殊能力 - 幻獣契約 [竜騎帝]ドラグゼロス 契約素材 [英雄の魂]竜騎の魔導書 入手方法 暁の五帝各章最終話 備考 http // 資料 *ステータス。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([依代]ドラグゼロスs.jpg) コメント 名前
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プロフィール 名前:依代 里佳(えしろ・りか) コードネーム:スケープドール 性別:女性 年齢:16 血液型: 誕生日: 種族:人間(オーヴァード) ワークス/カヴァー:UGNチルドレンA/高校生 ブリード:クロスブリード シンドローム:モルフェウス/エグザイル 基本侵食率:33% エフェクト:<インフィニティウェポン>、<ヒール>、<伸縮腕>、他 自己紹介 ステータス 肉体 感覚 精神 社会 HP 行動 移動 6 3 1 2 33 7 12 白兵 回避 運転 射撃 知覚 芸術 RC 意志 知識 交渉 調達 情報 4 1 2 0 2 0 1 0 0 0 4 1 四輪 UGN 設定 容姿 パーソナルデータ記載 出生時より、弱度の色素欠乏症を患っており、特徴的な外見をしています。 これがレネゲイドに感染した事によるものか、それとも先天的なものなのかは不明です。 又、上記の疾患と合わせて、レネゲイドの能力により日常的に体組織を操っています。特に作戦行動時には痕跡を無くす為、体毛や体液の操作を欠かしません。 UGNの訓練による影響と、自身の性格によって、常に無表情です。余程の感情の変化が無いか、常日頃から親しい関係に無い限り、他人が感情を読み取る事は困難です。 出生 とある一般家庭の長女として生まれます。出生時の名前は桂木千夏。 ですが、出生後間も無く、自傷を初めとする奇怪な行動が目立ち、両親により病院へ預けられます。 その病院の関係者を通じてUGNへと話しが伝わり、千夏はウィルス性の不治の病と言う診断の元、隔離治療と言う扱いを受け、UGNの保護下に入ります。 そこで新たな名前と戸籍を与えられ、以降、チルドレンとしての教育を施されて行きます。 能力 彼女の体内を侵食したレネゲイドの力は、自己の肉体と周囲の物質を自由に操作する事が出来るものでした。 この為、彼女にとっては自分を含む、人(生命)と物質の区別が曖昧です。 時折駆られる自傷行動も、自分が人である事の証明を、無意識に求めるものです。 そうした事は頭では理解していますが、緊迫した場面では何の躊躇いも無く、自分と他人の命を危険に晒しても目的を達成しようとします。 ですが、それもジャームの脅威から人類を守る為であり、根底にあるのは万物に対する博愛精神です。 成長 UGN関係者を義理の両親とし、本来の家族は既に事故で亡くなっていると教えられ育ちます。 また、親類縁者との接触も禁忌とされ、ひたすらオーヴァードとしての能力を鍛え、社会的な知識を身につける事を最優先に生活をして来ました。 一応両親は居ましたが、こういった関係の為どうしても形上の関係となり、今でも一般的な生活感に欠けた部分があります。 現在-UGN 物心ついて間も無くは、自分の存在に大きく疑問を抱いた時期もありましたが、 UGN代表の桐谷との出会いが、彼女の目標を大きく確信させました。 今では少し盲目的な程に、直属のUGN上司からの作戦指示を黙々とこなす日々を送っています。 又、1年程前から、同僚である氷桐美沙と出会い、作戦を共にする事が多くなりました。 お互いのオーヴァードとしての能力の関係と、人格的に安定した氷桐のプライベート面でのサポートが効を則し、ペアでの運用が柔軟な作戦行動を可能にすると、司令部での方針が出来上がっています。 そしてまた今回も、ファルスハーツの陰謀を阻止する為、転校生として舞台へとあがります。 キャラシートで言及されていない設定 過去の戦歴 Gray Phantom Kingdom Come 主な人間関係 台詞集 リンク キャラクターシート
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【検索用 よりしろのしらぬい 登録タグ 2024年 UTAU よ デフォ子 ニコニコ外公開曲 全てひかりの所為です。 曲 曲や】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:全てひかりの所為です。 作曲:全てひかりの所為です。 編曲:全てひかりの所為です。 唄:デフォ子 曲紹介 曲名:『依代の不知火』(よりしろのしらぬい) 全てあなたの所為です。氏をリスペクトした楽曲。 歌詞 (動画より書き起こし) 本日は に、 御アクセス頂き、 ありがとうございます。 大変申し訳ございませんが、 この動画は アップロード者が してしまった為、 ご覧になることが出来ません。 またの御アクセスをお待ちしております。 我楽多の山を宝と呼ぶのも、 不可能の夢を希望と呼ぶのも、 人間性と自意識の顕れ、 呆れ果つか未だ目覚めずいるのか、 罷りだした執着と詭辯さえ、 未練と与に芥箱に捨てた、 過去が未来がと講釈を垂れては、 薄々自分を見失う。 燃える海を、 じっと待つ、 じっと待つ。 光る星を、 追いかける、 追いかける。 添えた華を、 捥いでいく、 捥いでいく。 罪を濯うこともせず。 見えた道は崩れ、 片方だけが手招きをする。 引いて寄せて 減って増えて、 行きたくないと叫んだことを、 覚えている? 落として割れた花瓶を拾って、 継いで接いで再構成しても、 今にも崩れそうな体裁を、 支えることで一杯〳〵だろう? 目に入る物全てに噛みついて、 貌を残して轍を均して 正に型に嵌りしアナフィラキシー 今一度耳を澄ましてみて? 燃える海を、 じっと待つ、 じっと待つ。 光る星を、 追いかける、 追いかける。 揺らいでいた、 水面下 月が霧、 逃げて隠れることを厭わず。 見えた道は崩れ、 片方だけが手招きをする。 引いて寄せて 減って増えて、 行きたくないと叫んでしまえ! 突き進んで! 全てひかりの所為だ。 憧れた日々から目を背け、 愛した火之影を追いかけて、 幾度も転んで挫けること、 恐れはしないけどさ。 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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依代の化身 SR 自然 5 クリーチャー:ミステリー・トーテム 2000 ■このクリーチャーがバトルゾーンからマナゾーンに置かれる時、自分のマナゾーンから他のミステリー・トーテムを1体選び、バトルゾーンに出してよい。 作者:有余 フレーバーテキスト 収録パック DM-07AP「アペンド・パック 隠密探域の策謀」 評価 ワラシベイベーと凄く好相性ですね -- シザー・ガイ (2020-10-05 23 24 36) 名前 コメント
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電話占い@まとめwiki 電話占いサイト一覧 電話占い依代 電話占い依代の特徴 霊能者が占う、正等派の霊感占いと霊視鑑定の電話占い。 名前の「依代」というのは、神霊が依り憑く対象物のことを表すスピリチュアル用語。通常は御神体や御神域を指すことが多い。 あまりサービス内容には特徴がない。よくある霊感系の電話占いに埋もれている感じ。 住所は愛知県名古屋市になっているが、電話番号の市外局番は滋賀県。詳細は不明。 2011年3月11日に発生した東日本大震災の後、かなり長い間にわたって営業を自粛していた。あまりやる気が感じられない。 電話占い依代の基本情報 サイト正式名称 電話占い依代 電話番号 0120-37-00110749-21-4052 PC用サイトURL http //yorishiro.net/ 携帯用サイトURL http //k.yorishiro.net/ 電話占い依代のスペック 自動音声受付 ○ あり フリーダイヤル 問い合わせ ◎ 可 鑑定 ◎ 可 携帯電話から ◎ 可 占い師個人に電話番号が漏れない? ○ 漏れない 料金支払 支払タイミング ◎ 後払い(利用から1週間以内) クレジットカード ◎ 可(Visa/MasterCard/JCB) コンビニ決済 × 不可 ウェブマネー × 不可 所属霊能者 ○ 約35名 料金 1分あたりの鑑定料金 ○ 263円~420円 鑑定料金以外の料金 ◎ なし 営業 休業日 ◎ 年中無休 営業時間 ○ 午前9 00~午前4 00
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属性 火属性 最大Lv 70 初期HP 1000 最大HP - レアリティ ★5 タイプ 獣 初期攻撃力 1000 最大攻撃力 - #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([依代]グラハ=ザールi.jpg) 初期防御力 1000 最大防御力 - 初期スピード 1000 最大スピード - +HP上限 - 最大HP上限 - +攻撃力上限 - 最大攻撃力上限 - +防御力上限 - 最大防御力上限 - +スピード上限 - 最大スピード上限 - リーダースキル スキル名 スキル効果 フォーススキル1 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ディレイターン - 効果持続ターン - フォーススキル2 スキル名 スキル効果 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ディレイターン - 効果持続ターン - 進化前 - 特殊能力 - 幻獣契約 [獣剛帝]グラハ=ザール 契約素材 [英雄の魂]獣剛の鉱石 入手方法 暁の五帝各章最終話 備考 http //crw.lionsfilm.co.jp/news/detail.php?id=392 k=2 資料 *ステータス。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 ([依代]グラハ=ザールs.jpg) コメント 名前
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Break Card 阿羅耶識 2F/2C ゴースト/スチューデント 4/3/4 パーマネント-1/シールド/バインド1 ≪このキャラクター≫は、プロジェクトカード・ファストカードの効果を受けない。 X:目標の≪あなたのデッキまたはあなたのダメージ置き場の、このキャラクターと同じネームを持つ ブレイクカード1枚≫を、このキャラクターを目標に使用宣言する。 その後、このエフェクトのコストをこのキャラクターにパワーカードとしてセットする。 あなたのデッキのカードをこのエフェクトの対象としていた場合、そのデッキをシャッフルする。 Xは目標のコストに等しい。 No.1053 abrity UC Illustrator 津路参太 Expansion 月光の秘儀 カード考察 怪しげなテキストを携えて再び姿を現した美作。 何も神様を降ろしていない状態をあらわすために、スチューデントアイコン。シックな制服姿。 Saga1登場時から今まで、ほぼ何も着ていないイラストばっかりだったのでなんか新鮮でかわいい。(そういやこの子何歳だよ?) ↑処女宮時点で11歳 Saga1では小学生だったが、セーラー服を着ているところを見るとさすがに成長しているようである。 制服の小学校もあるけど。 やたら固いスキルの羅列である。アビリティでファスト、プロジェクトを食らわないので相手はスキル無効化も焼くことも出来ない。 パーマネント-1は気にしない。全ては大物主と月読命の布石に過ぎない。 エフェクトに関して。エフェクトコスト+ブレイクコストではなく、エフェクトコストのみで、デッキの中またはダメージ置き場からブレイクカードをイースターとほぼ同様の効果でこのキャラクターにセットできると言う公式裁定が出た。条件は限定されているが、エフェクトタイミングなので、青タッチでイースターを使うよりも手間が掛からない。 このおかげで強カードになる可能性が飛躍的に上がった。 エラッタにより、デッキの美作壱与を持ってくる場合はデッキをシャッフルしなければならなくなった。 ○関連カード 大物主の依代“美作 壱与” 月読命の依代“美作 壱与”
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海神の依代(OCG) 効果モンスター 星4/水属性/水族/攻 700/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。 以下の効果から1つを選んで適用する。 このターン、自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。 ●エンドフェイズまで、このカードは対象のモンスターと同じレベルになり、同名カードとして扱う。 ●フィールドに「海」が存在する場合、対象のモンスターを守備表示で特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「海」1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 モンスター除外 レベル変動 下級モンスター 墓地再利用 水属性 水属性補助 水族 蘇生 関連カード 海 海(OCG) 海(DM1) 幻煌の都 パシフィス(OCG) 伝説の都 アトランティス(OCG) 忘却の都 レミューリア(OCG)
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邪なる依代 「…ロイド、少し、待ってな」 そうロイドを呼び止めたのはメルディだった。 「そうか、疲れたよな、結構急ぎ足だったし」 ロイドはメルディを気遣い、立ち止まる。 やっと橋に差し掛かった所だった。目指すC3村まではまだ距離がある。ここで少し休憩しようとロイドは提案した。 「…はいな、ごめんなロイド」 「あんまり…ほら、色々と無理するなよ」 メルディはロイドと歩いている途中、色々な事が頭を駆け巡っていた。 このゲームが開始されてからは様々な事が起きた。 沢山の人が死んだ。 自分も女の子と戦った。 常に死が隣り合わせにある。 そしてファラは。ファラは無事なのだろうか。 何よりも恐ろしかったのはメルディがまだ実際にその眼で人が死ぬ所を見ていないことにある。 自分の知らぬ、気づかぬ所のどこかで血が流れている。自分が笑っているその瞬間、確実に屍の山が築かれていっている。 そう、今こうして息をしている瞬間にもきっと。 自分は血の入り混じった空気で呼吸をしている。 肺が見えない死の文字に埋め尽くされてゆくようだ。 メルディの中では不安が増大していった。 考え深げにメルディが眼を伏せる。ロイドもその様子に掛ける言葉が見つからなかった。安易に大丈夫だと声を掛けても現実が違っていたら?放送のファラの様子はロイドにも厳しいものだというのが分かったからこそだった。 ロイドはメルディの横に座って口を閉ざすしかなかった。 暫くの時間が過ぎ、ロイドは立ち上がった。 「行こうか、メルディ」 そう言って手を差し出した。 しかし。 「やだあ!!」 メルディはその手を声を上げて振り払った。 「メルディ!?」 いきなりの行動にロイドは驚く。 そしてその目で見た。 メルディの足元から黒い霧の様なものがにじみ出てくるのを。 「ど、どうしたんだ!?」 メルディは立ち上がり、目に涙を溜めて叫んだ。 「やだ、メルディ怖いよ! もし…もしファラが死…」 「わからないだろ、そんな事!」 ロイドも望まぬ結果を口にしようとするメルディの言葉を遮るように、叫ぶ。 「やだ、怖い、メルディは苦しむファラも見たくないよ!」 メルディの脳裏にアイメンの悲劇がよぎる。 みんな、死んでいった。 交わり自分の胸にダイレクトに響く慟哭。 しかもこのゲームでは自分の知っている人までその手を血に濡らしているのかもしれない。 「だから助けにいくんだろ、ファラって子はお前に呼びかけていたんだ。絶対にファラに会いにいかなきゃ…」 「メルディもそう思たよ!!だけど…」 足元の霧がどんどん濃くなり、メルディの体を上っていった。 まるで負の感情がメルディに迫ってくるかのように。 メルディをそれが喰らい尽くしてゆく。 「ヒアデスも死んだ…ロイドの友達も何人か死んだ。 もうこのゲームおかしいよ!」 悲壮な声。ひどく混乱している。 「ああそうだ!だけどファラはそれを止めようと頑張っている。 だからこそ村まで行かなきゃいけないんだ!」 メルディの目からぼろぼろと涙がこぼれだし、体が次第に震えてくる。 そして黒い霧は更に溢れてきた。 まるで邪悪なものでできたようなそれを、ロイドは直感的にまずいと判断した。今のメルディの状態はこの霧が巻き起こしていると、そう感じた。 「とりあえず、落ち着こう、もう少し休もうか、メルディ」 メルディを落ち着かせようとロイドが頭に手をやろうとしたその時 「触らないでえ!」 再びその手を振り払い、走り出した。 「ど、どうしちゃったんだよ!」 黒い霧はメルディを完全に覆っていた。まるでメルディの嘆きの感情に呼応するように。 「メルディ…苦しいよ。だいぶ、怖いよ。 きっと…みんな死んじゃう。ファラも、メルディも、ロイドも」 「そんなこと言うな!メルディは俺が守る! ファラだってまだ間に合うかもしれない!」 橋の上で両者が叫び合う。それは吹き抜ける強い風にも浚われることはなかった。 「でも沢山死んでるよ! あのね、メルディの中でネレイド言ってるよ。もう無駄かもしれないからって。ファラ見たらきっとメルディ駄目になっちゃう。本当だって、分かっちゃう」 「ネレイド…?」 メルディが遠くからでも分かるほどの悲しそうな顔で言う。 「うん…、メルディの中の強くて、怖い力。メルディに沢山酷いこと言ってる」 「そんな声聞いちゃ駄目だ!」 ロイドはメルディに駆け寄ろうとした。 「こないで!」 メルディはロイドを制止した。 いつものにこやかに笑っているメルディとはかけ離れた様子にロイドはそれ以上近付く事は出来なかった。 「すごく、すごく恐ろしいよ。メルディもいつか、殺されちゃう。誰かに、殺されちゃう。 ファラも生きてても、殺されちゃう」 悲痛なメルディの言葉。ロイドは拳を握り締めた。 「俺がそんなことさせない!」 違う。 ロイドだって怖いのだ。 自分のいつもいた仲間は現にこのゲームに殺された。 「だけどっ…!」 握り締めた拳に更に力が入る。 「俺達は生きなきゃいけないんだ! 俺も、死にたくない!元の世界で待っている人が沢山いる!こんなゲームで殺し合いなんて馬鹿馬鹿しいんだ!お前だってそうだろメルディ!! ファラだってそう思っているからあんな必死に呼びかけたんだ!この会場の奴らにも、メルディ、お前にも生きて欲しいから!!」 「ロイド……」 メルディはその言葉に暫く口を閉ざした。 みんな生きて帰れる? きっとファラも無事か? きっと…? メルディの黒い霧が少しずつおさまってゆく。 「だから…、少し休んだら行くぞ。きっと、ファラも待っていてくれるはずだ」 「…本当に?」 ロイドは少しリッド達に似ていると思った。 きっと自分が苦しんでいたら手を差し伸べてくれる。 こんな自分にも優しくしてくれる。 メルディのなかのあったかいおもいでのひとつ。 必死なロイドに胸が暖かくなっていった。 メルディの表情に明かりが灯しだした。 すると――― 『それはまやかしだ』 「!!?」 メルディの顔が一気に青ざめた。 「メルディ!?」 ロイドはその様子に声を上げる。 「やだ…、こないで…」 内なる声がメルディを唆す様に、甘く、そして残酷に囁きかける。 『我にその身を委ねよ。 誰もが死ぬ。誰もがだ。 お前も分かっているはずだ。 非力な人間は、いずれ死ぬ』 「違う…、違うよ」 メルディが両耳を押さえてうずくまった。 沈静化してきたはずの黒い霧が更に湧き出てくる。 「メルディ…一人で何を…ネレイドって奴か!?」 再びロイドは駆け寄ろうとする。 「駄目!きちゃ駄目!!」 俯いたままメルディは止めた。 『辛いだろう、苦しいだろう。 我ならばお前を救う事ができる』 はあ、はあ、とメルディの息が荒くなる。 寒気が体を支配する。震えが止まらない。心臓がどんどん氷に覆われてゆくようだ。 メルディの繊細な心を、闇が貪る。 『馬鹿なぬくもりに身を預けるのはよせ。それはお前を守ってなどくれない。そうだろう?そうやってそれをあてにしていたが為にお前はまた悲しむ』 ネレイドの言葉ひとつひとつが、メルディに灯ったはずの暖かさをかき消してゆく。 そして心の深淵を執拗に掘り返していった。 怒り、悲しみ、憎しみ、嘆き、絶望 みるみる内にメルディの心までもを霧が覆っていった。 暫しメルディは無言になった。 「大丈夫か、メルディ」 ロイドが駆け寄った。 「あのな、ロイド」 メルディがゆっくり立ち上がりながらロイドに語り掛ける。 随分と落ち着いた声だった。しかし霧は止むところはない。 それでもロイドは一見冷静さを取り戻した様子のメルディに少し安堵を覚える。 「なんだ、メルディ」 メルディが少しだけ笑った。しかしどこか悲しげな笑顔。 メルディは袋からあるものを取り出した。 それは手のひらに収まるほどの石の欠片の様だった。 日の光を乱反射してきらきらと光る、美しい石だった。 「これのせいでメルディの中、変な声するよ。メルディを食べていっちゃう。 でも捨てれなかった。 どうしてかわかるか?」 「どうしてって…」 メルディは手の上の石をそっと両手で握り締めた。 「メルディ、怖かったよ。このゲーム。 ネレイド大きくて、悪いもの。メルディ呑み込んじゃう。 だけどな…、メルディ悪い子だよ。 捨てれなかったのは、それでもネレイドをどこか心強く思ってたよ」 胸元で、石を抱き締めた。 「それって…」 メルディはロイドと目を合わせることなく話を続ける。 「ネレイド、怖い。でもゲームずっとずっと怖い。 メルディ逃げてたよ。ネレイドは悪いけど強いから、この石と一緒にいると守ってくれるみたいで少しほっとした」 『我だけがお前を守ることができる』 メルディは顔を上げた。 ロイドを見た。 霧が顔までも覆い、表情までもは分からなかった。 だが闇の間からはっきりと見えたその眼は 別れを告げているようで。 消え入りそうな声でぽつりと呟く。 「ごめんな…ロイド。 メルディ、ネレイドに…負けちゃったよ」 ドッ!と黒い霧が一気に勢いよく吹き出した。 「メルディ!!」 ロイドはとっさに木刀を構えるが、霧の奔流に吹き飛ばされる。 「うわあ!!!」 そのまま橋の欄干の上を体が越える。 下は、海だ。 「くっ…!」 とっさに左腕をのばし、なんとか橋の床の縁に手を掛けてぶら下がる。 しかし 目の前にはメルディの姿があった。 ロイドを見下げるその目は、残酷な邪神そのものだった。 何がおきた? 何が? 何が? ロイドには吹き飛ばされ、人が変わったような邪な力を身に纏うメルディを見てもなお、状況が飲み込めなかった。 「なんだ、あれは!?」 丁度その橋に差し掛かった者達がいた。 金髪の青年と少年。萌葱の髪の女性。 黒いまがまがしい気に覆われた少女が映る。 そしてその足元の橋から今にも落ちそうな少年。 端から見るとどの様な状況なのか、理解するには簡単な構図だった。 両者の顔が険しくなる。 「仕方がない。あまり時間はないが…いくぞ、ミトス」 「当然だよ!」 ダオスとミトスは少女に向かって駆けて行った。 【ダオス 生存確認】 所持品:エメラルドリング 状態:TP3/5消費 第一行動方針:メルディを退ける(状況によっては殺す) 第二行動方針:マーテルを守る 第三行動方針:マーテルと行動 第四行動方針:打開策を考える 第五行動方針:敵は殺す 現在位置:B5橋の上 【ミトス 生存確認】 所持品:ロングソード 邪剣ファフニール アトワイト ???? 状態:後頭部に打撲、足に軽裂傷、TPを微消費 第一行動方針:ロイドを助ける 第二行動方針:マーテルを守る 第三行動方針:マーテルと行動 第四行動方針:打開策を考える 第五行動方針:クラトスとの合流 現在位置:B5橋の上 【マーテル 生存確認】 所持品:双眼鏡 アクアマント 状態:悲哀 第一行動方針:ロイドを助ける 第二行動方針:ダオス達と行動 第三行動方針:ユアン、クラトスとの合流 現在位置:B5橋の上 【ロイド:生存確認】 状態:健康 所持品:ウッドブレード(自作)、トレカ、カードキー 基本行動方針:皆(Sの仲間及び協力してくれる仲間)で生きて帰る 第一行動方針:メルディを説得する 第二行動方針:シースリ村に向かう 第三行動方針:協力してくれる仲間を探す 第四行動方針:メルディと行動 現在地:B5橋の上 【メルディ 生存確認】 状態:ネレイドの干渉 所持品:スカウトオーブ、リバヴィウス鉱 行動方針:ネレイドに操られている 現在地:B5橋の上 前 次
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Break Card 阿羅耶識 3F/3C ゴースト 5/4/5 このキャラクターがバトルする際、≪バトル相手≫の攻撃力に-(X)・-Xして判定する。 Xはこのキャラクターのパワーに等しい。 ≪このキャラクターを効果範囲に含む、または目標とするプロジェクトカード・ファストカードのコスト≫ は捨て札置き場に置かず、そのオーナーのダメージ置き場に置かれる。 No.0476/0990 Rarity R/SP Illustrator ひな。 Expansion 悪魔の契約 カード考察 SagaⅠ、SagaⅡから続投する古参ネームレベルの一つ。 純真無垢な依り代で、様々な神を下ろすことが出来るという設定の元、以前からバリエーションの多いネームである。 今回は、パワー分の値だけバトル相手の攻撃力を減衰させ、また、生けるカウンターという強烈なアビリティを引っさげて帰ってきた。 やたら耐久性の高い打点4が一方的に殴ってくるのはとても苦痛に感じる。 また、昇仙“瑪瑙”のエフェクトでオフェンシブを与えたり、パワー補給をするというやり方もいいかもしれない。 デッキに入れる場合は、美作のアビリティに注意しつつ、構築を心がけること。 月光の秘儀で、2F級の依代“美作 壱与”が収録された関係で、タッチ青にしてイースターを使わずに済むようになり、赤単色でも奇襲的な攻め方が一応、出来るようになった。 同ネームレベルの月読命の依代“美作 壱与”も十二分に強力。 ○関連カード 依代“美作 壱与” 月読命の依代“美作 壱与”