約 1,796 件
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/402.html
僕は彼女を守ると決めた ――その約束だけは、もう誰にも違えさせない 名前 フリッツ・オストワルド 外見特徴 身長175㎝、体重62㎏。年齢は20歳。 金髪に碧眼、黒のフォーマルスーツ姿。左耳に銀の十字架ピアスを着けている。 常に和やかな笑みを浮かべた、気取った仕草も様になる好青年。 性格 誰にでも丁寧で柔らかな物腰の姿勢を崩さない、折り目正しい人物。 だが暴力沙汰に置いてもその態度を崩すことはなく、その姿は却って彼の歪つさを強調してしまう。 経歴 救いの御手に所属する以前の経歴は一切不明。 フリッツ・オストワルドという名前についても実名かどうかは疑わしい。 〝救いの御手〟の侍従長を名乗り、どうやら組織頭首のクルスという人物を探しているらしい。 スペックデータ ステータス 筋力Lv. 頑健Lv. 器用Lv. 敏捷Lv. 知力Lv. 精神Lv. -B +A -C D D B 汎用スキル 几帳面 物事を正確に終えねば気がすまない 柔和 他人に人当たりのよい印象を与える 冷徹 不必要なモノを割り切る事が出来る 戦闘スキル 防衛Ⅲ 防衛対象の付近にあるとき、頑強・精神アップ(大) 格闘Ⅰ 武器を使用できない。筋力・頑健アップ(小) 捨て身Ⅰ 防衛発動時のみ有効。筋力・頑健上昇(小)敏捷減少(極大) 能力 〝トリニタル・ヒドラ〟 身体の一部を黒い蛇(のようなもの)に変化させる能力。 ある程度の距離までは蛇の身体は伸縮するようになっている。 同時に変化させられるのは三匹まで。 うち一匹は身体が大きいが伸縮能力が弱く、主に近接戦闘で使用される。 蛇へのダメージは変化させた部位へのダメージとしてフィードバックされる。 武装 なし。 その能力ゆえに、手に武器を持って戦うことが出来ない。 戦闘傾向 近距離から中距離、特に中距離での、能力を使ったトリッキーな立ち回りが持ち味。 その性質上、遮蔽物や足がかり・手がかりの多い複雑な地形での戦闘を最も得意とする。 外見とは裏腹に、鍛えられた身体能力を誇り、組織戦闘での前衛役をもこなす。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/3429.html
八奈見乗児(やなみ じょうじ) 担当キャラ ラヴィル・クレメンテ ネタ 「パッパラパー!」 「今週の山場~~!!」「ハァ~イ、全国の女子高校生のみなしゃ~ん!」「ポチっとな!」というボタン押し専用のセリフを作り出した偉大な方。 電脳世界の自律エージェント。サレやミリッツァ、アーリアの手助けをする。ちなみに、若返るとリカルドになる。 七つ集めると竜ができてきてどんな願いもかなえる宝玉の番組ナレーション。ヒロインの父親である大会社の社長や、ダジャレ好きな天界の偉い人や、魔人コーネルピンを生き返らせた悪の魔導師もやっている。中の人はこの悪の魔導師の役は嫌いと公言しており、デジタルリマスター版では演じていない。 初の合体ロボットアニメの3号機パイロット(2代目)。野球部員だが某クロスオーバー作品では初代3号機パイロットの柔道の技を教えられ、その技の進化型まで編み出した。 カルセドニーの大切なものを摘出した医師。正直カルセドニーは怒っていいと思う。 マール星王国の侍従長。地球の小学生マローネを王子サレと婚約させるために姑息な手段を使ってくる。マローネのお目付け役としてネズミ型宇宙人を置いてきたが、彼の強引さからネズミ型宇宙人はマローネに同情している。 悪魔や妖怪のモデルになった地底人アクマ族の戦士。人間に味方する裏切り者をデールと共に討とうとするも逆に救われ、その裏切り者をリーダーに据えて悪魔三剣士として地上人のために戦うことにある。自称「良い子の味方クレメンテちゃん」と名乗っているが、その人間離れした姿故守るべき子ども達から避けられ、悩むことに。 水がないと戦えず、敵の攻撃でしばしば体から水が漏れることも。 敵が同族故、身内が敵になることも…似たような弱点を持つ刺客や幼馴染を説得するも応じなかったが故やむなく倒すことになった。 ラストは捨て身の技でラスボスを倒すも仲間共々戦死、その魂は黒幕グレバムによって封じられるが、人間の戦士に宿って本物の妖怪と戦う力となった。彼の力を宿した戦士は水属性ではなく地属性、水属性はデールを宿した戦士が継ぐことに。なぜ?という声もあるとか無いとか。 2021年12月3日に死去。享年90歳。ご冥福をお祈りします。
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/449.html
虎ノ門事件(とらのもんじけん)は、1923年12月27日に、虎ノ門外において皇太子・摂政宮裕仁親王(のちの昭和天皇)が難波大助に狙撃された事件である。 事件発生 1923年12月27日、摂政として第48通常議会の開院式に出席するため、自動車で貴族院へ向かっていた皇太子に、虎ノ門外で群衆の中にいた難波大助が接近し、ステッキ仕込み式の散弾銃で狙撃した。銃弾は車の窓ガラスを破り、皇太子には命中しなかったが、同乗していた侍従長・入江為守が軽傷を負った。なお、皇太子は事件後、側近に「空砲だと思った」と平然と語ったとされる。 その直後、難波は周囲の群衆によって袋叩きにされ、難波の身柄を確保しようとする巡査は身をもって難波に対する殴打を防がなければならなかった。難波はのちに大逆罪で死刑判決を受けている。 この事件の背景には、亀戸事件などの労働運動弾圧があった。 影響 当時の内閣総理大臣山本権兵衛は摂政である皇太子に即刻辞表を提出した。それを受けた皇太子は12月29日に山本を慰留したが、山本の決意は変わらず、1月7日に総辞職は認められた。また、当日の警護責任を取り、警視総監湯浅倉平と警視庁警務部長の正力松太郎が懲戒免官になった。難波の出身地であった山口県の県知事に対して2ヶ月間の2割減俸、途中難波が立ち寄ったとされる京都府の府知事は譴責処分となった。また、難波の郷里の全ての村々は正月行事を取り止め喪に服し、難波が卒業した小学校の校長と担任は教育責任を取り辞職した。 庚申倶楽部に所属していた衆議院議員の父・難波作之進は報を受けるやただちに辞表を提出し、閉門の様式に従って自宅の門を青竹で結び家の一室に蟄居し、餓死自殺した。長兄は勤めていた鉱業会社を退職した。なお、難波の処刑後、皇太子は「家族の更生に配慮せよ」と側近に語った。 参考文献 今井清一 『日本の歴史〈23〉大正デモクラシー』 2006年、ISBN 9784122047174。 関連項目 大逆事件 難波大助 テロリズム 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年10月15日 (水) 09 16。
https://w.atwiki.jp/tirunanogu/pages/414.html
NO 名前 分類 101 グルームウィング 敵キャラクター(か行) 102 クルッデ 敵キャラクター(か行) 103 クルラコーン(赤服) 味方キャラクター/妖精、妖魔 104 クルラコーン(緑服) 味方キャラクター/妖精、妖魔 105 クレイゴーレム 敵キャラクター(か行) 106 グレムリン 敵キャラクター(か行) 107 グレル 敵キャラクター(か行) 108 クロウリングケルプ 敵キャラクター(か行) 109 グンナ 味方キャラクター/妖精、妖魔 110 ケイブシェル 敵キャラクター(か行) 111 ケイブドゥエラー 敵キャラクター(か行) 112 ケットシー(短毛) 味方キャラクター/魔獣 113 ケットシー(長毛) 味方キャラクター/魔獣 114 剣術士(赤服・男) 味方キャラクター/妖精、妖魔 115 剣術士(銀鎧・男) 味方キャラクター/妖精、妖魔 116 剣術士(銀鎧・女) 味方キャラクター/妖精、妖魔 117 ケンタウロス 敵キャラクター(か行) 118 コウアトル 味方キャラクター 119 ゴーゴン 敵キャラクター(か行) 120 ゴースト 敵キャラクター(か行) 121 ゴールドドラゴン 味方キャラクター/ドラゴン 122 ゴブリン 敵キャラクター(か行) 123 ゴブリン兵 敵キャラクター(か行) 124 コボルト 敵キャラクター(か行) 125 サタンクロース 敵キャラクター(さ行) 126 サッキュバス 敵キャラクター(さ行) 127 サテュロス 敵キャラクター(さ行) 128 さまよえる砂金 敵キャラクター(さ行) 129 サラマンダー 味方キャラクター/妖精、妖魔 130 サンダーハーダー 敵キャラクター(さ行) 131 サンドマン 敵キャラクター(さ行) 132 シードラゴン 敵キャラクター(さ行) 133 ジーニー 味方キャラクター/妖精、妖魔 134 シェイド 敵キャラクター(さ行) 135 シェルドラゴン 敵キャラクター(さ行) 136 しびれネズミ 敵キャラクター(さ行) 137 シャーマン(長髪) 味方キャラクター/人型 138 シャーマン(短髪) 味方キャラクター/人型 139 ジャイアントクラブ 敵キャラクター(さ行) 140 ジャイアントバット 敵キャラクター(さ行) 141 ジャイアントビー 敵キャラクター(さ行) 142 ジャイアントラット 敵キャラクター(さ行) 143 シャドードラゴン 敵キャラクター(さ行) 144 ジャバーウォック 敵キャラクター(さ行) 145 守衛長 その他キャラクター 146 侍従長 その他キャラクター 147 呪術師 敵キャラクター(さ行) 148 商人 その他キャラクター 149 ショーニー 味方キャラクター/妖精、妖魔 150 シルキー 味方キャラクター/妖精、妖魔
https://w.atwiki.jp/ccrn_mhsh/pages/9.html
“嘘を噓で重ねる完全青年” *基本情報 名前:皇唯晏(すめらぎいあん) 真名:皇 職業:刻戀国天王及び皇王朝序列第二位(皇王朝初代王弟) 年齢:見た目24歳ぐらい 性別:男性 身長体重:173cm/57kg 誕生日:和鸞歴元年(西暦303年)10月20日 趣味:特になし 特技:心理戦(悪用) 好き:自分に従えてくれる人 嫌い:姉さん、運動 *外見 黒い髪でボサボサの髪の毛(珠黯と似たクセっ毛のカモフラージュの為) 右目に眼帯をしている。その下は赤い義眼。左目は碧眼。(元は両方碧眼) 腕まくりをしたワイシャツに黒のロングパンツだが、実際は仕事着(高いスーツ)を着ていることが多い。 刻戀国で一番偉い役職についている男。本来ならば皇王朝序列一位は彼なのだが、姪である珠黯にその座を譲った。 侍従長が帝怜禎、侍従次長が帝秀叡。(決して人手不足ではry)親は藜様、姉に癒晏、姪に珠黯を持つ。 礼儀正しくまじめで誠実な男性。…というのは表の顔で、裏は人を騙すことが大好きなクズ野郎。(主にNTR) というのも性格がゆがんでいたのは昔からで、これでもマシになった方だと側近は言う。 また頭はキレるが、嫉妬深く、神経質である。 基本無趣味で口調もブレブレ(一人称が変わったり)、キャラが固定されていない。だがそれが唯晏。 恋情がなく、人に対して無関心とも言える。 ネタバレ(過去)についてはこちらから *二重人格について(反転) 彼は和鸞時代から別人格がいる。解離性同一性障害。 ストレスと無意識で「唯黯」という別人格が形成された。(詳しくは唯黯の項で) 人格が変わる点としては、 声のトーンが変わる(少し高くなる) 左目も赤くなる 一人称が俺、口調が悪くなる 性格もがらりと変わる(ただしオリジンよりもいい性格) 運動ができるようになる となる。 唯晏は唯黯について全く知らない(意識がない)が、唯黯は唯晏を知っていて、かつ入れ替わるタイミングを計るのも彼。 *刻使いについて(反転) 通称「瞬刻の刻使い」 精神力を駆使して異次元を操る次元タイプの能力。 これが原因で皇唯晏は一度死んでいる(精神的に)。 詳しくは唯黯の項にて説明する。 「初めまして、皇唯晏と申します。」 「騙される方が悪いんだよ。大体、騙す方は自分が悪いだなんて思ってない輩が多いんだから」 「よしよし、珠黯こっちにおいで」
https://w.atwiki.jp/kurosabatinkerbell/pages/47.html
べリア村冒険日誌 古代の石室冒険日誌 イリヤ島冒険日誌 バレノス冒険日誌 I バレノス冒険日誌 II べリア村冒険日誌 名称 好感度 興味 効果 場所/備考 古代の石室とエダン ゴブリンと黒い石 ゴブリンの知能 魚をあえる 魚神祭 遺跡管理区域 べリア船渡し 古代トレジャーハンタートリン クロリンスの優しさ 納骨堂の実体 マリアーノの猫 馬車爆発事件 悲しい子どものインプ、レッドノーズ ゴブリン労働者 クリオとカモメ 感染者 古代の石室冒険日誌 名称 好感度 興味 効果 場所/備考 あなたという鍵 目覚めし者 古代人の巨大守護兵器 古代人の守護兵器 古代の石室、経験の壁画 V 古代の石室、経験の壁画 IV 古代の石室、経験の壁画 III 古代の石室、経験の壁画 II 古代の石室、経験の壁画 I 古代の石室、予言の壁画 V 古代の石室、予言の壁画 IV 古代の石室、予言の壁画 III 古代の石室、予言の壁画 II 古代の石室、予言の壁画 I 古代の守護兵器の発動 古代の守護兵器 古代壁画 イリヤ島冒険日誌 名称 好感度 興味 効果 場所/備考 イリヤ島の魚神祭 ミュートとニュート ニュートとミュート バレノス冒険日誌 I 名称 好感度 興味 効果 場所/備考 ベリア納骨堂の盗難事件は天罰だ! 先祖の呪い むしろラッキー! 黒い石と黒い砂漠 報告:古代の石室 古代の文章 10年前の大砂漠 黒い石の価値 老いた族長ギアスからの最後のプレゼント ゴブリンの角笛 デノムプロティが残した記録#2 デノムプロティが残した記録#1 デノムプロティの大洋秘録 サント・マンジの手紙 大きく威厳のあるゴブリンの石 物々しい形の木製の旗 トゥールの死体 カビの臭いがする試薬 すっぱい匂いがする試薬 スパイシーな匂いがする試薬 ダビド・ピントの健康食品 モンスターにはモンスター ゴブリンフェンス 囚われたオーガ バレノス冒険日誌 II 名称 好感度 興味 効果 場所/備考 タクロスの悪夢 グリシャの口 グリシャの行方 グリシャの夢 怨念の鎖を断ち切った者 王の呼び出し 旅立てない理由 II 旅立てない理由 I 恐ろしい井戸 援助の対価 ギアスの永遠 ハンナを想いながら エイリーンの返事 クロリンスの返事 禁止された錬金術に関する記録 権力の最後に存在するもの 大錬金術師の娘たち 美しく咲いた怨恨 辺境に追い出された忠臣 実権を掌握した侍従長 全権を委任した領主 西部警備キャンプの劣悪な環境 カプラスの石 カプラスの石が持った力
https://w.atwiki.jp/newsokumj/pages/67.html
ニュー速世界ランキング ν速個室(C3352)ロビー用ランキング の2010年1月から各月の通算得点、平均得点、平均順位を基に算出。 平均得点1位5P、2位4P、3位3P、4位2p、5位1p 平均順位1位5P、2位4P、3位3P、4位2p、5位1p 通算得点1位10P2位9P、3位8P、4位7p、5位6p 6位5P、7位4P、8位3P、9位2p10位1p ※同順位の場合、両プレイヤーに同じポイントを与えます。 尚大会優勝者やMVPには10P(ペアやチーム戦の場合は分割されます)。 ※12月末時点で16位迄の方には年始に開催される年間王座決定戦の出場権が与えられます。 ※どなたか開催宜しくお願い致します。 ※開催されなかったときはランキングトップが年間王者です! 2011年度ニュー速世界ランキング 4月30日付 順位 選手名 ポイント 1 ゑゑゑ 31 2 筋トレ部。 28 3 -ひつじ- 25 4 マナカナ 19 4 しめじありがとう 19 6 CNN 19 7 ironman 17 8 -INAX- 16 9 中部地方 15 9 伊東美琴 15 9 横島 15 12 キンタマーニ 14 13 柊◆mirror 10 13 田村ゆかり 10 13 ☆ゆき 10 13 もしドラ中部さん 10 ポイントに含まれている大会 1月 ニュー速 正月杯 2月 クリア麻雀大会 4月 ★ν速麻雀部 大会★ 2010年度ニュー速世界ランキング 12月31日付 + ... 順位 選手名 ポイント 1 月桂冠 75 2 マナカナ 51 3 CA 50 4 (大阪府) 42 5 ザ・男爵 36 6 ゑゑゑ 35 6 長島ンガン 35 6 めろそ 35 9 プン山プンプン 34 10 マッシー 31 11 よしかちゃーーん 29 11 筋トレ部 29 11 自作エネマグラ 29 14 乱れ打ち 27 15 ゲキテツ 25 15 はかいこうせん 25 17 でっていうw 20 18 四方堂ナリカ 19 18 ナガヤマ 19 20 フマキラー 17 20 みょうがおじさん 17 22 mors 16 22 名前のない怪物 16 24 井脇ノブ子侍従長 15 25 AHA! 14 25 AffiBlog 14 27 ★ゆき 13 27 AM4:00 13 27 せがた三四郎 13 27 あ~ちゃんは天使 13 31 アラバマはハゲ 12
https://w.atwiki.jp/yaruo-aoiti/pages/55.html
\ー- ..__ ト ト、_> . . . . . ̄ ¨丶. /| | .ヽ . . . . . . . . . . __ . . . . .ヽ! .{ ヽ . . . . . . , ‐く {⌒ \ . . ーァ‐ ,.-ヽ . . ,イ ノ>`ーミ、_ }ヽ . ´ ̄ > _ /`ヽ / 7 . . ./-=ニ/ィ . . . ィ /ヽ-へ} . . . .// .. .ヽ /´ ̄ ヽ / .. .. .. ..ヽ / . . / . . .|>、{イ l' ,斗ハ . .ト\/ァ .. .. .. ./ .. .. .. .. .. .. .i く .. .. l .. .. .. .. .ヽ ノ-イ .; ヘ|{i 0ト' `イ0 l}|/`ト!く .. .. ../ .. .. .. .. .. .. .. .. ..l \ . l .. .. .. .. .. .ヽー‐ | ∧じ!` ー=' l〉 ` ー ''イフノ-、} . / .. .. .. .. .. .. .. .. .. . . ヽ、 ヽl .. .. .. .. .. .. .\ ..| /`jヘ'' r==ヘ ,,爪{ ̄// .. .. .. .. .. .. .. .. .. . .. .. .. .. \ l .. i,, .. .. .. .. .. .`く_ .. ,, ヘ ト.. 廴___jノ.イィ^ ./ . .. .. .. ..;,. i.;..' .. .. .. .. .. .. ..__ヽ V..''. ..;.. .. .. .. ./r ミ-ヽ {_ }` ー ´ {__! .,イー‐_、 .. .. .i .. .. .. ._ - ¨ ̄ V .. .. .. .. .. .//,, .. |`´ ハlー、} , - |/ ..  ̄, .ハV .. .. ../ ヽ . . . ..〈 { ..r、_l_ . }.. .〉 ,, j .. ..| / .. .. ..}} .ァ',ィ \ . . {t`_ニ、V ./ _.. <\ーi .__ /ノ- ' / \ .!.|`┬‐_vくィ  ̄ .. .. .. .. .ヽ ∨-‐{ィ_ー' `l V ブ/ .. .i'' .. .. .. ., -z_j ト、下 _ > ヽ∨ .. ..'.. ._ .-‐ / . ̄ ̄ .` く{ ヽヽ.-. _.z≦ \ ._ .. .. ./ 廴 イ__ >ー┬-`ン′ ヽ ̄ ̄ ヽ.__/ ̄ ー‐ァ ト--,zrーマユ__ ..イ } / | | j く/ / ー┬― '¨¨ ̄ヽ シモン・グレンラガン 12歳・ニューソクデ家・侍従長 (AA出典 天元突破グレンラガン:シモン) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/850.html
第32話 それぞれの休息 1482年 7月3日 マオンド共和国首都 「ジュー。この被害報告を見て、君はどう思うね?」 マオンド協和国国王ブイーレ・インリクは、首相のジュー・カングに聞いてみた。 「・・・・・・・・」 ジューは何も言わない。 「まあ、何も言わないか。そうだろうな。私とて、すぐに言葉が出ないからな。」 そう言うなり、インリクは重いため息をついた。 災厄は突然やって来た。 6月30日早朝、占領地域の海軍根拠地が、いつの間にか忍び寄ったアメリカ機動部隊の空襲を受けて大損害を被った。 北の占領地ゲンタールクでは、50機以上が来襲し、輸送船5隻が撃沈され、護衛艦3隻が大破した。 その南のエルケンラードでは100機以上の大編隊が来襲し、輸送船13隻、護衛艦3隻が沈没、2隻が大破し、 ワイバーン42騎が離陸する間もなく叩き伏せられ、町中の要所まで機銃掃射を受ける始末だった。 そして、日付が変わる前にグラーズレットが敵の新鋭夜間攻撃機の空襲を受け、戦艦1隻、巡洋艦、哨戒艇1隻を撃沈され、 輸送船1隻が魚雷を食らって大破した。 日付が変わった1日未明には、たまたま東海岸側に回航中であった第2艦隊が敵機動部隊を捕捉し、追い詰めようとしたが、 逆に戦艦2隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻を撃沈されて撃退され、第2艦隊は壊滅。 そして、夜が明けてから開始されたワイバーンの反復攻撃は、大損害を受けて失敗し、 攻撃を担当した第97空中騎士軍は戦力を半減された。 アメリカ機動部隊は、何事も無かったかのように悠々と帰還していった。 ボストン沖海戦以来、再び味わった大敗北である。 「こっちにも竜母があれば・・・・建造中の竜母が既に完成していれば!」 インリクは血を吐くような表情で、そう言い放った。 「国王陛下、今後の対応はどうすべきかと思われますか?」 「方針は前と変わらない。沿岸区域の監視を続けて行う。今後は、就役してくる新鋭艦を西海岸防備にあたらせる。 監視艇の数を2倍に増やして、敵に寝首をかかれぬようにするしかない。」 インリクはそう言いながら、玉座から立ちあがった。 「ジュー。シホールアンルは、とんでもない戦上手に喧嘩をふっかけたようだ。敵の動きからして、 私から見ても惚れ惚れとする鮮やかさだ。今後は、失った海軍戦力の充実に取り組みながら、 シホールアンルとの情報交換にも力を入れよう。そうでもしなければ。」 インリクは、背後に掲げられているレーフェイル大陸の地図を眺めた。 「明るい未来は二度とおがめんだろう。」 1482年 7月4日 シホールアンル帝国首都ウェルバンル 午後2時 「陛下!陛下はどこにおられる!?」 皇帝の住処でもあり、仕事場でもある荘厳な宮殿に、快活な声音が木霊していた。 「侍従長、どうなされました?」 1人のメイドが侍従長に聞いた。 「皇帝陛下がおらんのだよ。ここ数ヶ月ほどは、ずっと宮殿の中におられたのだが。」 「心配に及ばないでしょう。陛下は散歩好きですから、城下町を練り歩いているだけですわ。」 「馬鹿者!この北大陸を統べる大帝国の皇帝がそこらの街に出歩くのはあってはならんことだ!」 侍従長は怒声を発しながら、宮殿の中をどすどすと歩き回った。 「散歩ねぇ。陛下も困った性格してるわね。」 メイドは苦笑しながらそう呟いた。そこで、メイドははっとなった。 「そういえば・・・・・陛下が宮殿から居なくなることは随分久しぶりね。」 侍従長は、またぞろ城下町に出て街娘を口説いているに違いないと確信していた。 そう思われているシホールアンル帝国皇帝、オールフェス・リリスレイは、 「はあ。」 どこぞで、仰向けに寝転がって、空を見渡していた。 「どうしたもんかねぇ。」 その表情は、どことなく暗い。 「南大陸では戦線が膠着状態。グンリーラ島では未知の新鋭機現る。レーフェイルではアメリカさんの奇襲攻撃。 どうも、悪いことばかり起きまくってるぜ。」 と、深くため息をついた。彼が寝転がっている場所は、宮殿より西に1ゼルド離れた小高い山である。 山のなだらかな斜面は草原となっており、心地よい風が常時流れている。 季節はもう夏なのだが、さほど暑くはない。 「こっちは涼しいが、南は熱いな。」 オールフェスは他人事のような口調で、そう呟いた。 アメリカとの戦争が始まって早7ヵ月以上。最初に立てた予定は、もはや狂いまくっていた。 4月に行われた地上戦では、満を持して開始された攻勢がわずか1日で粉砕された。 ガルクレルフの前線には、見たこともない巨大爆撃機や、高速の戦闘機が飛び回り、前線軍や後方の基地に 定期便のように爆弾の雨を降らせている。 ここ最近は、対処法もつかめてきており、アメリカ軍機の撃墜数は上がっているが、もはやシホールアンル軍に 昔日の強さは無い。 海軍は一応それなりの活躍を見せてはいるが、グンリーラ島沖海戦では、デヴァステーターに代わる未知の新鋭機によって 貴重な竜母を撃沈破された。 陸でも、空でも、海でも、シホールアンルは負け続けている。 「本当に、どうしたものかねえ。」 同じ言葉を言って、再びため息をついた。 政務が忙し過ぎるときは、散歩したり、この小高い山で寝転がって気分転換をしている。 だが、ここ最近はこの方法でも、思うように気が楽にならない。 「ストレスの溜めすぎだな。」 そう言って、彼は苦笑する。ふと、どこからか気配を感じた。 「誰かな?」 オールフェスはそう言った直後、体を左脇に転がした。 ザクザク!という何かが突き刺さる音が聞こえた。彼は転がる際にそれが何であるかが見えた。 太く、黒光りする鉄の矢。 「く、何で!?」 困惑の様子を敵は浮かべた。オールフェスは、2本の矢を放った相手を見た。 そこには、黒いショートヘアに、上は薄手の赤い半袖、下は長い丈の服を付けた女性がいた。 その手には、クロスボウが握られている。 「おっ、こいつぁかわいいね。ふむふむ、俺好みのスタイルだ。これなら引く手数多だな。ねえ、お姉さん。 いつもなら一緒に遊んでくれと言うところだが、悪いけど今日は帰ってくれねえかな?」 オールフェスは満面の笑みで暗殺者に問いかけた。 「うるさい!あんたはここで死ぬのよ!」 暗殺者は凶暴な眼つきでオールフェスを睨み、手慣れた手つきで矢をクロスボウに取り付け、構える。 動きからしてかなりの使い手のようだ。 「俺、今ちょっと機嫌悪いんだわ。」 「黙れ!」 暗殺者は容赦なく矢を放った。 クロスボウは2本ずつ矢を同時に放てる。そのうちの1本を放ち、オールフェスを串刺しにするはずだった。 距離は近く、避ける暇は無い。彼女は暗殺は成功したと確信した。だが、 「えっ!?」 オールフェスの姿は消えていた。そのオールフェスは、 「う、あ・・・!」 後ろから女性の手と、顔を後ろから掴んでいた。クロスボウを握っていた手は、後ろに捻られていた。 「いい腕だ。でも、まだまだ甘いね。」 オールフェスは笑みを浮かべながら、暗殺者に語りかけた。 この時点で、女暗殺者はもう逃げ切れないと悟った。 これまで、血の滲むような訓練を行い、既に何度か仕事をこなしている。 仲間内からは一流といわれていたが、オールフェスの動きは全く見えなかった。その時点で、彼女の敗北は決定している。 「ほほう、こっから見ると、結構いいね。特にその2つの大きい物に目がいってしまうぜ。」 オールフェスは愉快そうな口調で言った。 「く、くそ。私は何も喋らないわ!」 彼女は意を決したように叫んだ。 スパイはなるべく殺さないのが常識であり、知っていることを吐き出すまで自白を強要される。 しかし、彼女はそのための訓練を受けており、口は堅いと自負していた。 「うん、喋らなくて良いよ。」 オールフェスは相当すると、いつの間にか奪い取ったクロスボウを彼女の背中に押しつけた。 暗殺者の表情が青白くなった時、ズグッという何かが突き刺さる音が鳴る。 「あ・・・・は・・・・」 暗殺者は、うつろな視線をゆっくりと下し、2つの膨らみの真ん中から生えた、血の付いた矢を見た。 「さっきも言っただろ?今日は機嫌が悪いって。だからさ、ゆっくり眠ってくれよ。」 暗殺者は、自分の武器で背中から貫かれたと理解すると、急に意識が薄れた。 頭の中では必死に意識を鮮明にしようともがくのだが、それも徒労に終わった。 オールフェスは、掴んでいた手を離して、暗殺者の体は草原に倒れた。 女性の背中と胸元が、赤みをじわじわと増しつつある。 「全く、こんな下手糞の相手もしなくちゃならんとは。それもこれも、アメリカのせいだな。」 オールフェスは、死体に目もくれずにその場を離れた。 「さて、宮殿に戻ってから、侍従長のありがたいお話でも聞くか。」 自分が乗っている軍艦が、主砲や副砲を雨霰と撃ちまくる。 4基あると言われていた3連装式の主砲は、6~7秒おきに、連装式の副砲はそれよりも短い間隔で弾を撃ちまくる。 その砲撃を受けている前方の軍艦らしい影も、こちらに砲を向けて発砲する。 次の瞬間、もの凄い水柱が乗っている艦の絃側に立ちあがる。 敵と思われる軍艦は、形からして戦艦に間違いない。 「無理よ・・・・勝てるわけがない・・・・」 フェイレは、甲板でへたりこみながら、空しい抵抗を試みる軍艦に言い放つ。 だが、軍艦はその声を聞くはずもなく、より激しく砲弾を撃ちまくる。 向こうの船の形をした影に、12発の砲弾が降り注ぎ、連装式の砲から放たれる砲弾も次々に影に落ちていく。 影は多量の砲弾に包み込まれ、確実に数発ずつが命中し、破片を飛び散らせるが、応えた様子もなく主砲をぶっ放す。 もの凄い衝撃と共に、乗っていた軍艦が飛び上がるように感じられる。 だが、軍艦は自艦より口径の大きい巨弾に叩かれようが、退く事無く主砲と副砲を撃ちまくる。 後ろに視線を向けると、この軍艦と同じ形の艦が、全部2基の主砲とその後ろの連装式の副砲を同じように乱射している。 そのずっと後方には、乗っている軍艦とは違う形の船が、炎上しながら右に傾いている。 階段式に3つ積み上げられた連装式の砲は、まだ戦えると言っているかのように砲身を右に向けているが、火を噴く様子はない。 「あっちは重い砲弾でも耐えられるように作っているのに、この艦の軽い砲弾では・・・・・・ 話にならないじゃない・・・・・なのに・・・・」 どうして?どうして諦めない? 疑問がわき起こる。ふと、遠くから何かの会話が聞こえる。 「無茶です!戦艦相手に軽巡の豆鉄砲は通用しません!」 その声は、恐怖にわなないていた。だが、 「馬鹿野郎!クリーブランドが敵のへっぽこ弾にやられるか!このクリーブランドとコロンビアが撃ちまくればいずれ・・・・」 目が覚めた。 フェイレは、自分の体が汗をかいていることに気が付いた。 「うわ・・・・」 彼女は顔をしかめながらも、姿勢を起こした。 ここは山奥の木陰。夜間は涼しいはずなのに、体は汗で濡れている。 だが、なぜか、 「体が、熱い?」 体が熱かった。ふと、風邪でもこじらしたのかと思ったが、違うようだ。 珍しいことに、体の芯が熱かった。おまけに興奮もしているようだ。 「どうして、また。」 ふと、今見た夢を思い出した。場所はどこかの暗い海。フェイレはその暗い海で、船に乗っていた。 船と言っても、異常なほど大砲を積んだ船だった。 おおまかながらも、夢に出てきたその軍艦は、前と後ろに2基ずつの3連装式の主砲を持ち、それだけのみならず、 見ただけでも3基の連装式の副砲を持っていた。 それに、名前もつけられていた。夢にしては、嫌にリアルだ。 「クリーブランド?コロンビア?船の名前のようだけど、これって・・・・・」 フェイレは、前にもリアルな夢を見たことがあった。 それは、自分が住んでいた村が、不可思議な現象に襲われ、村人達が喉を押さえながら次々と倒れ伏していくものだった。 あまりにも現実味を帯びた夢に、フェイレは飛び起きて、凄まじい吐き気と恐怖を感じた。 それは、2週間後に現実のものとなり、フェイレはその後、シホールアンル軍に連れて行かれたが、護送中に脱走した。 その夢と、今さっきの夢はどこか似ていた。 何よりも、まるでそこにいるかのような酷く現実味を帯びていた。だが、 「前とは、違う物もある。」 フェイレはそう呟きながら、胸元に触れる。心臓は、未だに鼓動が早い。 不思議なことに、彼女は軽い高揚感に見舞われていた。 以前はそのような事は起きず、底知れぬ不安と体の不調に襲われていた。 「まさか、あたしの未来は・・・・・・・」 フェイレは、あの夢の光景はいつか来る自分の未来なのでは?と思いった。 「馬鹿馬鹿しい。きっと、旅の疲れで体のどこかがおかしいんだわ。」 彼女はその思いを振り払って、夢のことは忘れようと思った。 1482年 7月6日 カレアント公国ロゼングラップ 午後4時 誘導路沿いに、B−17は駐機場にゆっくりと入ってくる。 誘導員の指示に従いながら、機長のダン・ブロンクス大尉は慎重に機体を定位置に持ってくる。 機体は無事に、元の駐機位置に着いた。 「よし、これでしまいだ。」 ブロンクス大尉は安心したかのようにそう言い放った。回っていたエンジンが回転を緩め、やがて止まった。 「さて、降りようか。」 ブロンクス大尉は副操縦士のリーネ・カースル中尉に微笑んだ。 「ええ。任務後のアイスが待ってますぜ。おい、野郎共!先に行ってアイスを確保してこい!」 カースル中尉は後ろに向けて叫ぶと、気合いの入った返事が返ってきた。 「これで17ソーティーか。今日の敵の迎撃は気合いが入っていたな。」 ブロンクス大尉は機体から降りながらカースル中尉に感想を言う。彼も同感ですと、返事する。 「敵さんは足の早いミッチェルには光弾で、こっちには光弾とブレスを混ぜて攻撃してきます。それに、敵の対空砲火も最初と比べて激しくなっています。」 「あいつらも学習してるんだよ。」 ブロンクス大尉は、ぶっきらぼうな口調で言った。 この日、飛行場から発進したB−17爆撃機40機は、護衛のP−38を60機引き連れてシホールアンル軍の後方支援基地を叩いた。 この任務で、B−17の2機が対空砲火で、ワイバーンの襲撃で戦闘機4機に爆撃機2機が撃墜された。 損傷を受けたのはこれの倍以上で、シホールアンル側の防備態勢が格段に強化された事を如実に物語っている。 「ミッチェル隊は1機の喪失のみで済んだようです。」 「ほう。出撃の度に未帰還機を2、3機ずつ出していたのに珍しいな。」 「敵の迎撃が薄い時間を狙ったようですよ。」 「そうか。」 ブロンクス大尉はそう言いながらタバコに火を付けた。 ふと、飛行場の一角、B−25の駐機場のほうで、10数人ほどが宴会のように騒いでいた。 「その件のミッチェル隊はお祭りのようだ。ちょっくら見てくるか。」 と、機長は副機長を連れて偵察に出た。 近づくなり、1人の若い兵が周りからやっかみをあびせられたり、肩を叩かれている。 「イヤッホウ!トカゲ野郎をハチの巣にしてやったぜ!」 「あの泣き虫リチャードが初撃墜とはな、驚いたもんだぜ。おい、どうやってやっつけたんだ?」 「ああ、シホットのワイバーンが俺達の機を前から襲ってきたんだ。だが、あちらさんの射弾は外れちまって、 ワイバーンは後ろに飛び抜けていった。」 中尉の階級章をつけた機長が説明する。その説明に一同は黙って聞き耳を立てた。 「そしたら、こいつが後ろからバリバリバリ!気が付けばワイバーンは錐もみになって落ちていった。」 「「ヒュゥー、やるぜ!」」 なぜか、皆が言いながら、再びリチャードをもみくちゃにする。 「なるほど、高速で飛び抜けていくワイバーンに命中させるとは、見事な腕前だな。」 ブロンクス大尉はおもむろに口を開いた。何人かが後ろに振り返る。 「ああ、そうさ。って、気を付け!」 中尉が慌てて命じ、全員が直立不動の態勢を取る。 「おいおい、そう堅くなるなよ。いくら大尉の階級章をつけているからといって、年齢的には君らと近いんだ。 普通に行こうぜ普通に。」 陽気な口調で機長が言うと、ミッチェルの搭乗員達は破顔して頷いた。 「大尉はどの機体に乗って居るんです?」 「B−17さ。愛機の名前はイリス・ブリジットだ。そうだ、君たち、明日は非番かね?」 「ええ、非番です。これからリチャードの初戦果祝いをやろうとしてたんです。」 「そうか。ならイリス・ブリジットの皆と飲まんか?俺のおごりだ。」 「ええ!?良いんですか?」 ミッチェルの搭乗員達が仰天して聞き返した。 「ここにいるメンバー限定ならオーケーだ。俺もそこのリチャードに酒をおごりたくなったよ。 金の心配なら不要だ。1週間前にポーカーで1500ドルを稼いで使い道に困ってたんだ。」 「ワオ、太っ腹だぜ!」 リチャードが素っ頓狂な声をあげると、その声を聞いた皆が爆笑した。 「よし!今夜7時からバーに集合!貴様ら、遅れるんじゃないぞ!」 ブロンクス大尉の言葉に、ミッチェルの搭乗員達は、 「イエッサー!」 と、今まで以上に見事な敬礼で答えた。 その後、ブロンクス大尉らは楽しい夜を過ごしたが、翌日の非番は、飲み会に参加した半数以上の者がベッドで唸る事になった。
https://w.atwiki.jp/memotyors/pages/106.html
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、あまのむらくものつるぎ)は、三種の神器の一つ。草薙の剣(くさなぎのつるぎ)とも言う。熱田神宮の神体である。三種の神器の中では天皇の持つ武力の象徴であるとされる。 動向 神代 スサノヲ命(須佐之男命)が出雲国で倒したヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智)の尾から出てきた太刀で、天叢雲という名前は、ヤマタノオロチの頭上に常に雲気が掛かっていたためとしている。別名 草薙剣(日本書紀)・草那芸之大刀(古事記)。剣はスサノヲ命から天照大神に奉納され、天孫降臨の際にニニギ尊(瓊瓊杵尊)に手渡された。 人代 ニニギ尊が所有して以降、皇居内に天照大神の神体とされる八咫鏡(やたのかがみ)とともに祀られていたが、崇神天皇の時代に皇女豊鍬入姫命により八咫鏡とともに皇居の外に祀るようになったが、『古語拾遺』によるとこの時、形代の剣(もう一つの草薙剣)が作られ宮中に残された。 垂仁天皇の時代、倭姫命に引き継がれ、あわせて約60年をかけて現在の伊勢神宮内宮に落ち着いた(「60年」以降の部分は『倭姫命世記』に見られる記述である。)。 景行天皇の時代、倭姫命から、東国の制圧(東征)へ向かう日本武尊に渡された。東征ののち、尾張国で結婚した宮簀媛の元に剣を預けたまま伊吹山の悪神を討伐しに行くが、山の神によって病を得、途中で亡くなってしまった。宮簀媛は剣を祀るために熱田神宮を建てた。 古代 668年、新羅人による盗難にあい、一時的に宮中で保管された。 近現代 戦災を逃れるため、一時飛騨一宮水無神社に遷座した。 名の由来 諸説あるが、実際は余り判っていない。草薙剣(くさなぎのつるぎ、くさなぎのけん)、都牟刈大刀(つむがりのたち)、八重垣剣(やえがきのつるぎ)、沓薙剣(くつなぎのけん)ともいう。 『海部氏系図』、『先代旧事本紀』の尾張氏系図、津守氏古系図等に載る「天村雲命」との関係も推測され、また外宮祀官家の渡会氏の祖先にも「天牟羅雲命」の名が見える(『豊受大神宮禰宜補任次第』)。 天叢雲剣 八俣遠呂智由来説 一部の『日本書紀』にある説より。ヤマタノオロチ(八俣遠呂智)の頭上にはいつも雲がかかっていたので「天叢雲剣」と名付けられた。 実際、山陰地方は曇り日が多く、安来地方の山奥、奥出雲町にある船通山(鳥髪峯)山頂には天叢雲剣出顕之地の碑があり、毎年7月28日に船通山記念碑祭・宣揚祭が開催される。 『古事記』などもあわせて考えると、本説がもっとも主流の説となっている。「天叢雲剣」や「叢雲」の名は『日本書紀』において本文の注として記されるのみであり、『古事記』には一切その名は見られない。 また、「天叢雲剣」の名の由来である、「大蛇の上に雲気有り」という表現に関して『史記』や『漢書』からの引用だと説かれることもある。 草薙剣 「草を薙いだ剣」 日本武尊が伊勢神宮でこれを拝受し、東征の途上の駿河国で、この神剣によって野火の難を払い、草薙剣の別名を与えた。この説は広く知られている。現在の静岡県には、焼津、草薙など、この神話に由来する地名が残る。 「蛇の剣」 クサは臭、ナギは蛇の意で、原義は「蛇の剣」であるという説。神話の記述でも、この剣は蛇の姿をしたヤマタノオロチの尾から出て来ており、本来の伝承では蛇の剣であったとも考えられる。 高崎正秀は『神剣考』「草薙剣考」において、クサ=串=奇、で霊威ある意とし、ナギ=ナダ=蛇であるとして、この剣の名義を霊妙なる蛇の剣であると説いている。また、その名はヤマタノヲロチに生贄にされかけた奇稲田姫に通じるものであり、本来奇稲田姫はヤマタノヲロチに対する祭祀者でありながら同時に出雲を支配する女酋的存在ではなかったかとする。なお、蛇の形状をした剣として蛇行剣がある。 現在の所在 熱田神宮 草薙剣は、神話の記述の通りであれば熱田神宮の奥深くに神体として安置されている。 この剣は盗難にあったことがあり、天智天皇7年(668年)に新羅の僧・道行が熱田神宮の神剣を盗み、新羅に持ち帰ろうとした。しかし船が難破して失敗し、その後は宮中で保管されていた。朱鳥元年(688年)6月に天武天皇が病に倒れると、これが神剣の祟りだということで熱田神宮に戻された。 江戸時代の神官が神剣を盗み見たとの記録がある。それによれば長さは2尺8寸(およそ85センチ)ほどで、刃先は菖蒲の葉に似ており、全体的に白っぽく、錆はなかったとある。神剣を見た神官は祟りで亡くなったとの逸話も伝わっている。 昭和天皇の侍従長であった入江相政の著書によると、太平洋戦争当時に空襲を避けるために木曾山中に疎開させようとするも、櫃が大きすぎて運ぶのに難儀したため、入江が長剣用と短剣用の2種類の箱を用意し、昭和天皇の勅封を携えて熱田神宮に赴き唐櫃を開けたところ、明治時代の侍従長山岡鉄舟の侍従封があり、それを解いたところで明治天皇の勅封があったという。実物は検分していないが、短剣用の櫃に納めたという。 皇居 草薙剣の形代は、崇神天皇の時に作られ、現在は皇居の「剣璽の間」に勾玉とともに安置されているが、かつて水没、偽造、消失と様々な遍歴を辿った。 まず平家滅亡の折に、二位の尼が腰に差して入水しそのまま上がっていない。『吾妻鏡』の壇ノ浦の戦いの元暦2年(1185年)3月24日の条で「二位ノ尼は宝剣(天叢雲剣)を持って、按察の局は先帝(安徳天皇)を抱き奉って、共に海底に没する」とあり、戦いの後の同年4月11日の条に、戦いでの平氏方の戦死者、捕虜の報告に続いて「内侍所(八咫鏡)と神璽(八尺瓊勾玉)は御座すが、宝剣(天叢雲剣)は紛失」と記されている。また、安徳天皇の都落ち後に即位した後鳥羽天皇はその後も宝剣の捜索を命じたが結局発見されず、以前に伊勢神宮の神庫から後白河法皇に献上されていた剣を形代の剣とした。ついで、一説によると南北朝時代に後醍醐天皇が敵を欺くために偽造品を作らせたことがあったという。また室町時代には南朝の遺臣らによって勾玉とともに強奪されたことがあったが、なぜか剣だけが翌日に清水寺で発見され回収された。これが現在の皇居の吹上御所の「剣璽の間」に安置されている剣である。