約 1,499 件
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/20.html
子どもの権利委員会・一般的意見10号:少年司法における子どもの権利(後編) 前編/中編 F.自由の剥奪(審判前の勾留および審判後の収容を含む) 78.条約第37条には、自由の剥奪の利用に関する主導的原則、自由を奪われたすべての子どもの手続的権利、ならびに、自由を奪われた子どもの取扱いおよび環境に関する規定が掲げられている。 基本原則 79.自由の剥奪の利用に関する主導的原則は次のとおりである。(a) 子どもの逮捕、拘禁または収監は、法律にしたがって行なうものとし、最後の手段として、かつもっとも短い適当な期間でのみ用いられる。(b) いかなる子どもも、不法にまたは恣意的にその自由を奪われない。 80.委員会は、多くの国で、子どもたちが数か月、またはそれどころか数年間、審判前の勾留による被害を受けていることに、懸念とともに留意する。これは条約第37条(b)の重大な違反である。自由の剥奪は最後の手段としてのみ用いるという、条約第37条(b)上の自国の義務を締約国が実現するためには、一連の実効的な代替的手段が利用可能とされなければならない(前掲IV章B参照)。これらの代替的手段の活用は、制裁対象となる子どもの「網を広げる」のではなく、審判前の勾留の利用も減らしていくことができるよう、注意深く構築されたものでなければならない。加えて、締約国は、審判前の勾留の利用を少なくするために十分な立法上その他の措置をとるべきである。処罰として審判前の勾留を利用することは、無罪推定原則の違反となる。とくに子どもの出廷を確保するために子どもを審判前の勾留下に置きまたは当該勾留を継続するべきか否か、および、子どもが自分自身または他の者にとって直ちに危険を及ぼすような状態であるか否かを判断するために必要な諸条件について、法律に明確な規定が置かれるべきである。審判前の勾留の期間は法律で制限し、かつ定期的再審査の対象とすることが求められる。 81.委員会は、子どもが可能なかぎり早期に、かつ必要な場合には一定の条件下で審判前の勾留から釈放され得ることを、締約国が確保するよう勧告する。審判前の勾留(その期間を含む)に関する決定は、権限ある、独立のかつ公正な機関または司法機関によって行なわれるべきであり、子どもに対しては弁護人その他の適切な者による援助が提供されるべきである。 手続的権利(第37条(d)) 82.自由を奪われたすべての子どもは、弁護人その他の者による適切な援助に速やかにアクセスする権利、ならびに、その自由の剥奪の合法性について裁判所または他の権限ある、独立のかつ公平な機関において争い、かつ当該訴えに対する迅速な決定を受ける権利を有する。 83.逮捕されて自由を奪われたすべての子どもは、当該自由剥奪(の継続)の合法性について審査するため、24時間以内に権限ある機関に引致されるべきである。委員会はまた、審判前の勾留の合法性が定期的に、望ましい頻度としては2週間ごとに再審査されることを、締約国が厳格な法規定によって確保するようにも勧告する。たとえば代替的措置を適用することによる子どもの条件付釈放が不可能な場合、当該子どもは、審判前の勾留が実行されてから30日以内に、罪を問われている犯罪について正式に告発され、かつ裁判所または他の権限ある、独立のかつ公平な機関の前に引致されるべきである。委員会は、裁判所による審理がしばしば複数回行なわれる慣行があることを踏まえ、締約国に対し、裁判所/少年裁判官または他の権限ある機関が、告発についての最終決定を、それが提出されてから6か月以内に行なうことを確保するために必要な法規定を導入するよう促す。 84.自由の剥奪の合法性について争う権利には、異議申立ての権利のみならず、自由の剥奪が(たとえば警察、検察官その他の権限ある機関による)行政決定である場合に、裁判所または他の権限ある、独立のかつ公正な機関もしくは司法機関にアクセスする権利も含まれる。迅速な決定を受ける権利とは、決定は可能なかぎり早期に、たとえば異議申立てが行なわれてから2週間以内に言い渡されなければならないことを意味する。 処遇および環境(第37条(c)) 85.自由を奪われたすべての子どもは、成人から分離されるものとされる。自由を奪われた子どもは、成人刑務所その他の成人用施設に措置されてはならない。成人刑務所に子どもを措置することがその基本的安全、福祉、および犯罪とは無縁の生活を維持しかつ再統合する将来の能力を損なうことについては、無数の証拠がある。成人から子どもを分離することに関する例外は、条約第37条(c)において「子どもの最善の利益にしたがえば成人から分離すべきではないと判断される場合を除き」という形で認められているが、この文言は狭義に解されるべきである。子どもの最善の利益は、締約国にとっての便宜を意味しない。締約国は、自由を奪われた子どもを対象とする独立の施設を設置するべきであり、これには明確に区別された子ども中心の職員、要員、政策および実務が含まれる。 86.このような規則があるからといって、子どもを対象とする施設に措置された子どもは、18歳を迎えるとただちに成人用施設に移送されなければならないというわけではない。子どもを対象とする施設に引き続き滞在することも、それがその子どもの最善の利益にかなっており、かつ施設にいる年少の子どもの最善の利益に反しない場合には、可能とされるべきである。 87.自由を奪われたすべての子どもは、通信および面会を通じて家族との接触を保つ権利を有する。面会の便宜を図るため、子どもは家族の居住地から可能なかぎり近い施設に措置されるべきである。このような接触の制限につながりうる例外的事情は、法律で明確に定められるべきであり、権限ある機関の裁量に委ねられるべきではない。 88.委員会は、国連総会が1990年12月14日の決議45/113で採択した、自由を奪われた少年の保護に関する国連指針に対して締約国が注意を向けるよう求める。委員会は、締約国に対し、関連するかぎりにおいて被収容者の処遇に関する最低基準規則も考慮に入れながら、これらの規則を全面的に実施するよう促すものである(北京規則の規則9も参照)。これとの関連で、委員会は、締約国がこれらの規則を国内法規に編入し、かつ、少年司法の運営に携わるすべての専門家、NGOおよびボランティアがその国または地域の言語でこれらの規則を利用できるようにするよう、勧告する。 89.委員会は、とくに、自由剥奪のあらゆる事案において次の原則および規則が遵守されなければならないことを強調したい。 子どもに対しては、居住型措置の目的である立ち直りに一致する物理的環境および居住設備が提供されるべきであるとともに、プライバシー、感覚刺激、仲間と交流する機会ならびにスポーツ、体操、芸術および余暇時間活動に参加する機会への子どものニーズに対して、正当な配慮がなされなければならない。 義務教育年齢にあるすべての子どもは、そのニーズおよび能力に適合し、かつ社会復帰の準備を目的とした教育に対する権利を有する。加えて、すべての子どもは、適当な場合には、将来の就業の備えになると思われる職種についての職業訓練を提供されるべきである。 すべての子どもは、拘禁/矯正施設への入所と同時に医師による診断を受ける権利を有し、かつ、施設に滞在する全期間を通じて十分な医療ケアを提供されなければならない。当該医療ケアは、可能な場合には、地域の保健施設および保健サービスによって提供されるべきである。 施設職員は、子どもがより幅広いコミュニティと接触することを促進し、かつそのための便宜を図るべきである。このような接触には、家族、友人その他の者または定評のある外部の団体の代表との連絡、ならびに、自宅および家族を訪問する機会が含まれる。 抑制または有形力は、子どもに自傷他害の直接のおそれがある場合にのみ、かつ、他のあらゆる統制手段が尽くされた場合にのみ、用いることができる。身体的、機械的および医学的抑制を含む抑制または有形力の使用は、医学および(または)心理学の専門家による緊密なかつ直接の管理下に置かれるべきである。処罰の手段として抑制または有形力を用いることがあってはならない。施設職員は適用される基準についての訓練を受けるべきであり、規則および基準に違反して抑制または有形力を用いた職員は適切な処罰の対象とされるべきである。 規律の維持のためのいかなる措置も、少年の固有の尊厳の支持および施設ケアの基本的目的に合致したものでなければならない。条約第37条に違反する規律の維持のための措置は、厳格に禁止されなければならない。このような措置には、体罰、暗室または閉鎖房への収容もしくは独居拘禁、または、対象とされる子どもの身体的または精神的健康もしくは福祉を害するおそれのある他のいずれかの処罰が含まれる。 すべての子どもに対し、内容について検閲を受けることなく、中央行政機関、司法機関または他の適当な独立機関に要望または苦情申立てを行ない、かつその返答について遅滞なく知らされる権利が認められるべきである。子どもは、これらの機構について知り、かつこれらの機構に容易にアクセスできる必要がある。 独立のかつ資格を有する査察官に対し、定期的に査察を行ない、かつ職権で事前通告なしの査察を行なう権限が与えられるべきである。査察官は、施設に措置されている子どもと、秘密が守られる環境下で話をすることをとくに重視するよう求められる。 V.少年司法の組織 90.これまでのパラグラフで述べてきた原則および権利の全面的実施を確保するためには、少年司法を運営するための実効的組織および包括的な少年司法制度の確立が必要である。条約第40条3項で述べられているように、締約国は、刑法に抵触した子どもに対して特別に適用される法律、手続、機関および施設の設置を促進しなければならない。 91.これらの法律および手続の基本的規定がどのようなものでなければならないかについては、この一般的意見で述べてきた。これ以上のおよびその他の規定については、締約国の裁量に委ねられる。これらの法律および手続の形式についても同様である。これらの法律および手続は、一般的な刑法および手続法に特別の章を置いて定めることもできるし、少年司法に関する独立の法律としてまとめることもできる。 92.包括的な少年司法制度においては、さらに、警察、司法機関、裁判制度、検察官事務所内に専門部署を設けること、ならびに、専門の弁護人または他の代理人が子どもに法的その他の適切な援助を提供することが必要とされる。 93.委員会は、締約国が、独立の部局としてまたは既存の地域/地区裁判所の一部としてのいずれであれ、少年裁判所を設置するよう勧告する。実際上の理由からこれがただちに実現可能でないときは、締約国は、少年司法事件を取り扱う専門の裁判官が任命されることを確保するべきである。 94.加えて、保護観察、カウンセリングまたは監督のような専門サービスが、たとえば通所型処遇センターならびに必要な場合には罪を犯した子どもの居住型ケアおよび処遇のための施設を含む専門施設とあわせて、設けられるべきである。このような少年司法制度においては、これらのあらゆる専門的な部局、サービスおよび施設による諸活動の効果的な調整を継続的に促進することが求められる。 95.非政府組織が、少年非行そのものの防止のみならず少年司法の運営においても重要な役割を果たすことができ、かつ現に果たしていることは、多くの締約国報告書から明らかである。したがって委員会は、締約国が、自国の包括的な少年司法政策の策定および実施においてこれらの組織の積極的関与を求めるとともに、これらの組織に対し、このような関与のために必要な資源を提供するよう勧告する。 VI.意識啓発および訓練 96.罪を犯した子どもはメディアで否定的な取り上げ方をされることが多く、これがこうした子どもたちに対する、かつしばしば子どもたち一般に対する、差別的および否定的なステレオタイプの形成を助長している。罪を犯した子どもを否定的に取り上げ、または犯罪者扱いすることは、しばしば少年非行の原因に関する誤った提示のしかたおよび(または)誤解にもとづいており、かつ、より厳しいアプローチ(たとえばゼロトレランス〔絶対的不寛容〕、3ストライク・アウト〔3度以上有罪と認定されれば例外なく収監刑〕、義務的量刑、成人裁判所における裁判および他の主として懲罰的性質の措置)を求める声に帰結するのが常である。少年非行の根本的原因およびこの社会問題に対する権利基盤アプローチに関して理解を深めるための積極的環境を創り出すことを目的として、締約国は、刑法に違反したと申し立てられている子どもに条約の精神および義務にしたがって対応する必要性および義務についての意識を高めるための教育的その他のキャンペーンを実施し、促進しかつ(または)支援するべきである。これとの関連で、締約国は、議会議員、NGOおよびメディアの積極的かつ前向きな関与を求めるとともに、刑法に抵触したことのあるまたは現に抵触している子どもに対する権利基盤アプローチについての理解の向上に関する、彼らの努力を支援することが求められる。子ども、とくに少年司法制度に関わった経験を有する子どもがこれらの意識啓発の努力に関与することは、不可欠である。 97.とくに法執行および司法機関に従事するあらゆる専門家が、条約の規定一般、とくにその日常業務に直接関わる規定の内容および意味について適切な訓練を受けることは、少年司法の運営の質にとってきわめて重要である。このような訓練は体系的かつ継続的に組織されるべきであり、関連する国内法および国際法の規定についての情報に限定されるべきではない。とくに、少年非行の社会的その他の原因、子どもの発達の心理的その他の側面(女子およびマイノリティまたは先住民族に属する子どもに対しては特別な注意を要する)、若者の世界の文化および傾向、集団活動の力学、ならびに、刑法に抵触した子どもを取り扱うために利用可能な措置、とくに司法手続によらない措置に関する情報(前掲IV章B参照)が含まれるべきである。 VII.データ収集、評価および調査研究 98.委員会は、とくに、子どもが行なった犯罪の件数および性質、審判前の勾留の利用件数および平均期間、司法手続以外の措置により取り扱われた(ダイバージョン)子どもの人数、有罪判決を受けた子どもの人数ならびにこれらの子どもに科された制裁の性質について、細分化された基礎的なデータさえ存在しないことを深く懸念する。委員会は、締約国に対し、少年司法の運営の実務に関する情報に関わるデータであって、条約の原則および規定に全面的にしたがいながら少年非行を効果的に防止しかつこれに対応することを目的とする政策およびプログラムの策定、実施および評価のために必要な細分化されたデータを、体系的に収集するよう促すものである。 99.委員会は、締約国が、少年非行の実務、とくにとられた措置(差別、再統合および累犯に関わるものを含む)についての定期的評価を実施するよう勧告する。これらの評価は、独立の学術機関によって行なわれることが望ましい。たとえば少年司法の運営における格差のうち差別に相当する可能性があるもの、および、効果的なダイバージョン・プログラムまたは新たに生じつつある少年非行活動のような少年非行分野における変遷に関する調査研究は、成功および懸念事項に関わる重要なポイントを指し示してくれよう。子ども、とくに少年司法制度のいずれかの局面に接したことのある子どもがこのような評価および調査研究に関与することは、重要である。これらの子どものプライバシーおよびその協力に関わる秘密は、全面的に尊重および保護されるべきである。これとの関連で、委員会は、締約国が、調査研究への子どもの関与に関する既存の国際的指針を参照するよう求める。 更新履歴:ページ作成(2011年4月24日)。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30027.html
登録日:2014/10/04 Sat 00 30 37 更新日:2024/09/12 Thu 01 10 57NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 インパール作戦 ジンギスカン ハゲ 中将 佐賀県 体罰 問題点しか見当たらない 太平洋戦争 日本 日本史 根性論 牟田口廉也 盧溝橋事件 精神論 軍人 近代史 陸軍 牟田(むた)口(ぐち) 廉(れん)也(や)とは、日中戦争から太平洋戦争の時期において活動した日本の軍人である。 国:日本 生:1888年10月7日 没:1966年8月2日 出身地:佐賀県 最終階級:中将 が、現代日本においては「愚将」「迷将」の代表格として真っ先に挙げられる人物であり、実際に戦後アメリカでは寺内寿一、富永恭次と共に「陸軍三馬鹿」として挙げられた稀有な存在である。 が、彼はその三馬鹿の中でもブッチギリにネタにされた人物である。これ程までに批判が多く寄せられる日本人はそうはいない。 何故そう言い切れるかといえば、それだけ彼は大変なことをしでかしているのだ。その経歴を見てみよう。 ●日中戦争まで 佐賀出身で陸軍士官学校(22期)卒、陸軍大学校(29期)卒という、大日本帝国時代において極めて典型的な高級軍人であった。当時の重臣らは彼を優等生と評価していた。 同郷の真崎甚三郎らの引き立てもあり、陸大卒業後のキャリアの大半は参謀本部や陸軍省勤務であり、このまま軍中央で官僚的軍人として出世する……かと思いきや、彼のキャリアを一変させる事件が起きる。 1936年の二・二六事件である。 これは当時の政治体制に失望し、国家社会主義にかぶれ真崎や彼の盟友、荒木貞夫に心酔した、「国体原理派」を名乗る陸軍将校らが「天皇親政を実現する昭和維新」を目指したクーデターであり、真崎の大命降下、つまり首相就任を目的の一つとしていた。 教育総監という重責を追われていたところだった真崎も悪い気はせず、事件首謀者たちに迎合する形で事態の終息を図る。 昭和天皇「朕自ラ近衛師団ヲ率イテ此レガ鎮定ニ当タラン」 真崎・荒木「」 ……が、事件と犯人に怒り心頭であった昭和天皇による事実上の反乱鎮圧命令と、生死不明であった岡田啓介首相の救出成功でクーデターは失敗。 そしてかねてから派閥抗争で荒れに荒れていた(*1)陸軍内部では真崎荒木に近しい軍人の一掃が始まる。 同年3月、牟田口は支那駐屯歩兵第1連隊に着任。事実上の左遷であった。 かくして中央から飛ばされた牟田口だが、またも思いもよらぬ形で国家の命運を左右する事件に、しかも今度は当事者として直面する。 1937年7月7日夜、連隊の夜間演習中に中国側から銃撃を受けたと具申した一木清直の意見を聞き入れて応戦。日中両軍の全面戦闘状態となる。世に言う盧溝橋事件である。 この盧溝橋事件は現地では数日後に収束に向かうも日中双方の首脳部を刺激し、上海に飛び火した結果どうなったのかというと支那事変……後年に言う「日中戦争」拡大の原因にもなったのである。 これだけで済めばよかった。 ●太平洋戦争の初戦 しかし、事変は泥沼化長期化し、その打開策とした仏印進駐(*2)と三国同盟により日本軍はアメリカの虎の尾を踏み、追い詰められた日本は開戦を決意。真珠湾およびマレー半島に進出し太平洋戦争に至った。 この時、牟田口はマレー半島の激戦地に赴任。余談だがこの時の上司はやはり皇道派で軍中央から追放された山下奉文で、信任も厚かったとか。その際、彼は敵兵に襲われて大けがを負うも、勇敢に部隊を率いて勝利に導いたのである。 あれ? いい人じゃないの? 確かに彼は、師団長クラスまでなら勇敢で有能な男だった。上に立つ者が責任を取りつつ適当に押さえつけてくれれば最適な働きをしてくれる。 つまり部下としてはやや先走りしがちではあるが「使える男」だったのだ。 当時の部下たちからも、温情ある将軍という好意的な声の方がむしろ多かったとも言われている。 …もっとも、通信が発達した時代に戦場全体を俯瞰しなければならない立場の師団長たる者が最前線で陣頭指揮というのはそれはそれで間違っている。 (最前線で得られる情報には限りがあるため、複数の部隊を統合的に指揮する立場の高級将官は後方で全体の統一指揮を執らねばならない。ある一部隊に対してだけ最前線でベストな指揮をしても、他の部隊が放っておかれては全体として勝利は摑めないのだ。前線での陣頭指揮を好んだロンメルも、西方電撃戦で起きたアラスの戦いでは部隊の混乱を招いている。また指揮する者が戦死した場合、指揮系統がバラバラになり一気に壊滅する危険を孕むという面もある。「将」とつく高級指揮官が捕虜になったり戦死したりする例が極端に少ないのはこのため) しかし、彼自身がトップに立ち、彼を押さえつける上役がいなくなったとき、その暴走を止めることは誰にもできなくなったのである。 ●インパール作戦 なんかヤバい作戦、無謀な作戦として有名だが、実際の所どういった作戦だったのかは意外と知られていない。 ここから解説していくが、先に結論から言うと作戦自体はそう悪くないのである。 まずインパールはビルマとの国境近くにおける街道の結節点であり、かつイギリスのインド植民地への玄関口に当たる。 イギリス側としてはここを奪取されると大英帝国を長年支えてきたインド植民地の失陥が現実味を帯びてくるという非常に重要な地域であった。 加えて日本側からすれば連合国から重慶の蒋介石政権への軍事支援ルート(いわゆる援蒋ルートの一つ)が存在するため、日中戦争の趨勢にも関わってくる戦略的価値の高い地域だったのである。 次に戦況だが、この当時、ビルマの日本軍は太平洋方面に陸空軍戦力を引っこ抜かれ、更にインドからビルマに掛けて聳え立つアラカン山脈によって敵襲もされないであろうと思われていたものの、第一次アキャブ作戦やウィンゲート旅団による空挺侵入といったイギリス軍の反攻を受けて緒戦の勢いを無くしていた時期であった。 幸い、ノルマンディー上陸作戦を間近に控えていた英軍は戦力の大半をヨーロッパ方面へ振り分けていたため本格的な反攻は行われていなかったが、日本軍側ではもはや英軍の総反攻が開始されるのは時間の問題だという認識が強まっていた。 牟田口はかつて、インパール方面への侵攻作戦である二十一号作戦計画に反対していた。 しかしこうした切迫した状況に、牟田口も「英軍を積極的に叩くことで反攻を抑え込む」という方針に傾いていく。 とはいえこの時点ではインパール方面を守る強力な英第14軍の存在と峻険な山脈地帯から予見される補給の困難さから牟田口を含め上層部にはまだ迷いがあったようである。 しかしここで日本軍側に決断を促す報告がもたらされる。 なんと日本軍の陽動作戦によりネックだった英第14軍が誘引されてインパール方面から離れたというのである。つまり今、インパールはガラ空きなのだ。 ことここに至り、遂に日本軍は決断した。 ウィンゲート旅団が入ってきたのだから、こちらもアラカン山脈を越えてインパールを攻める事も可能なはずだ。 この隙をついて速やかにインパールを奪取する他ないと。 そうして立案されたのがインパール作戦である。 作戦の要点を説明すると まず重砲その他の砲戦力をあえて殆ど装備せずに機動力を確保した軽師団がインパールの都市コヒマへの最短ルートである山岳地帯を踏破、ガラ空きのコヒマを電撃的に確保する。 軽師団はそのままコヒマに立てこもり、予想される現地に残る弱体な英軍の反撃を撃退しつつ、強力な装備を備えた味方主力師団の到着まで持久する。 主力師団は重砲などの強力だが嵩張る兵器と、軽師団への補給用も含めた大量の兵站物資を装備する。もちろん物資が多いので、山岳地帯の最短ルートは使えないため、遠回りだが整備された道のあるルートを進軍する。 コヒマに到着後、主力師団から補給を受けた軽師団と共に残存英軍を撃破、インパール方面を完全に掌握する。 というものだった。作戦計画だけで言えば理に適っており、成算も高いものだったのである。 脅威である英第14軍が消えたとはいえ、相変わらず兵站に不安を抱えることとなる軽師団の将校の中には反対する者も多くいた。しかし作戦司令官となった牟田口は大本営に要請して追加の自動車、輜重部隊を確保し最低限の補給は受けさせると言ってこれを宥めた。 実際に牟田口は自動車中隊150個と輜重中隊20個を大本営へ要請しこれは受け入れられた。が、蓋を開けてみれば作戦直前に大本営から届けられたのは約束の2割程度に過ぎなかったという。まあ大本営だしね 牟田口は困った。 足りない輜重部隊をどうにかして補わなければならない。 そして閃いた。 牟田口「そうだ! 牛や馬に運ばせればいい。名付けてジンギスカン作戦。その牛や馬も食糧として供ずる」 こんな感じで馬や牛をビルマのあちこちからも徴収。インパール作戦が挙行されたのである。 一応弁護するならば、足りない自動車などを牛馬で補うというのは古来より重量物を運ぶのに使われた、ごく自然な発想である。第二次大戦中においても連合枢軸問わず多くの指揮官が実行している。 加えて言うならばそもそもコヒマに到着しさえすれば主力師団から補給を受けれるので。道中の兵站はそれほど問題ではなかったのだ。まぁとあるミスで足を引っ張るのだが。 さて、いざインパール作戦が始まりコヒマへ急行する役割を請け負った軽師団は見事峻厳な山岳地帯を踏破した。それはまさに電撃的と言ってよい速度であり、後は守る者のいないコヒマを占領するだけである。インパール作戦は半ば成功したように思えた。 軽師団は「我、これより無人のコヒマに突入す」と司令部に打電し、意気揚々とコヒマに突撃した。 しかしそこで軽師団は目にするのである。無人であるはずのコヒマに英国の大軍が待ち構えているのを。 実は英軍はインパール作戦開始の2週間前というギリギリのタイミングでインパールが危険な状態にあることに気が付いていた。そしてインパールが落ちて援蒋ルートが潰されたら君らのクビが飛ぶよ?と紳士的に米軍を脅迫して譲り受けた輸送機で1週間半もの間不眠不休で兵士をコヒマへ空輸し防衛体制を整えたのだ。さすが英国紳士 当然ながら軽装備で戦闘能力が弱体な軽師団は大損害を受けた。 それでもどうにか都市部を確保するも英軍はコヒマ南西の高台に既に別の防御拠点を築いていたため戦線は膠着状態に陥った。 困惑した軽師団は「コヒマに有力な英軍在り」と司令部に打電する。しかし牟田口ら司令部は英軍の留守部隊が思ったより多く、軽師団であるため攻撃力が不足していたのだろうと事態を軽視。主力師団の到着を待って共に英軍を包囲攻撃せよと命令を下したのだ。まあ英軍が天下の米軍を脅し上げて大軍を不眠不休でピストン空輸してるなんて知るわけないもんね 当然ながら現に強力な英軍と相対している軽師団では司令部への不信感が募るものの、それでも主力師団と合流し英軍を見事に包囲し再度攻撃した。流石に主力師団は強力であり、英軍は大きな被害を負ったもののそれでもコヒマ陣地を維持し続けた。 この頃になると制空権は連合国側のものとなりつつあり、インドから英軍の増援が迫るなど作戦参加師団の間では最早作戦の達成は不可能だという認識になっていた。師団は司令部に何度も撤退を具申するも、相変わらずコヒマにいるのは英軍の第14軍の僅かな残党だけだと考える司令部はこの具申を却下する。 この時点で撤退していれば被害は軽微だったと思われる。しかしそのチャンスを逃した日本軍はその後、連日の爆撃と無謀な攻撃で戦力をすり減らしていき、遂に到来した英軍の増援により明確に窮地に立たされることとなる。 さらに、上記のジンギスカン作戦であるが牟田口はいくつかの致命的なミスを犯していた。 まず牟田口が牛は牛でも農耕用の牛を徴用した事で、急坂を登れなかった。 さらに牛に似た「水牛」を選んでいた事。水牛は見た目は似通っていても、沖縄八重山名物の水牛車とは違ってジャングルや山岳地帯での荷物運びに適用していないのである。 極め付けに牟田口はなんとヒツジまで使っていたのだが、ヒツジは1日にせいぜい3km程しか移動しない動物であり、明らかに習性を知らずに徴用した大失態であった。 結局、ヒツジは早々に棄てられ、牛に関しても発砲音で逃げられ肝心な食料を失う結果になってしまった。結果的にこれらの失態は軽装備を強いられる遠因となる。 もはや作戦の失敗は誰の目にも明らかであったが、司令部はそれでも撤退を認めなかった。 これは一説には牟田口と司令部の人間が作戦失敗の責任を負うのを嫌がり、撤退命令を出す役を押し付け合ったためだと言われている。結局正式に撤退命令が下されるのは明確に戦況が日本軍不利に傾いてから2カ月後であった。 この判断の遅れの結果、撤退は惨状を極めた。 今や完全に制空権を握った連合国軍は散々に補給路と撤退する日本軍を爆撃し、日本兵はまともに食糧を得ることもできず昼夜空爆の恐怖に晒され続けた。 撤退路には戦死者と餓死者、それに動けなくなった傷病兵が無数に倒れ、その地獄絵図から白骨街道と呼ばれた。 参加した兵隊の中にはガダルカナル島戦(兵站が壊滅して餓死者の山を築き「餓島」と恐れられた)の経験者も居たが、戦後の証言で「インパール作戦の方が酷い」と評する程の有様だったという。 この時、牟田口は反抗する多くの将兵等を更迭したり突き放したりするという横柄ぶりを見せたという。 しかも、当の本人は作戦期間中は宴会を開いていたそうな。彼の居た司令部は高原のリゾート地で、前線とは日本でいう金沢から仙台くらいの距離がある場所。 聞きつけたイギリス兵はその様子をスピーカーで最前線へ流したため、前線の士気はたちまち消沈。そりゃそうだ。 また、苛立った…というよりもはや戦う前に命が危うくなった多くの将兵の中には、指揮官命令に背いて退却するという前代未聞の事態まで起こす者もいたし、牟田口に不満を持つ部下による暗殺未遂も複数起こった。 33師団隷下の輜重兵第33連隊副連隊長の逸見文彦中尉による手記によると「(33連隊本部がある)チュラチャンプールに突然姿を現した牟田口を見るや一将校が激怒、「いっそ牟田口を殺して、自分も自決する」と手榴弾を持って軍司令官の幕舎に飛び込もうとした」と残すなど、このテの牟田口の暗愚を怨み暗殺に走るケースはインパール戦後もなお続発したと言う。 牟田口はこの事態をきっかけにようやくインパール作戦の中止を決定した。 …が、これは自分の過ちを認めたからではない。部下が抗命したから負けた、という言い訳ができるからである。 なお、上記の退却を指揮した佐藤幸徳中将(*3)はやっと帰還した際当然ブチ切れており、「俺は牟田口をぶっ殺したる!」という勢いで彼の元に押し掛けようとしたが阻止され、精神病扱いで左遷されてしまった(軍法会議にかけることで佐藤の主張が公になることを恐れた故の扱いとも言われる)。もちろん後に佐藤に異常はないと診断された。まぁどれだけ恨みを買っていたのか実に解ると言うものである。 そして、帰ってきた将兵たちに精神論で説教するも、既に衰弱していた将兵たちはその説教のさなかにもバタバタと倒れてしまった。 責任を取って自決したいと殊勝な発言を部下にするも、彼がどんな人物かよく理解していた部下は「立場として一応止めるけど、黙って死んだら? 大体死ぬ死ぬと言って死んだ試しなんてないんだよね(意訳)」と遠回しにバッサリ。案の定、自決はしなかった。 もっともこの自決を巡るやりとりをした参謀の藤原岩市もインパール作戦の推進派だったり、戦後も本作戦の責任転嫁を図ってたりと大概な人物である。 こうしてインパール作戦は完全に失敗し牟田口の軍人としての人生は終わりを告げた。 作戦を振り返れば、計画自体には理があり狙いも時宜に適っており、成功も十分に見込めるものだった。作戦そのものは悪くはなかったのだ。 しかし、牟田口は英軍をナメて掛かった上に、頓珍漢な見立てで作戦を立てた結果、それが英軍の卓越した対応により破綻した後に、牟田口という人間と日本軍という組織の歪みが現れた。牟田口や司令部が将帥として責任を負う覚悟を持って判断を下していれば、撤退はより迅速で痛みの少ないものになっただろう。それが現実にならず後世に語られるような惨劇になったのは、ひとえに「勇猛果敢」を重んじて不適材不適所の人物を充ててしまったが故の彼らの保身によるものである。 牟田口は無能では無かったが、人の上に立つ器では無かったのだ。 やがて、作戦失敗の責任で予備役に転属された後、A級戦犯として逮捕されたが不起訴となる。 この「戦犯」というのが連合国の都合で決定されるもので、「インパールで連合国に利した彼は罰する必要が無かったから」……とはしばし言われる。 確かにA級戦犯は「世界侵略の共同謀議」という連合軍のストーリーを元に裁かれた事は否めない。 しかし牟田口の場合は陸軍省や参謀本部にいたとはいえ、途中で政争に敗れ、また最高でも総務部の庶務課長に過ぎなかったことや 中央にいた頃の彼の親分であった荒木は終身刑(後に減刑)だったが、もう片方の真崎は不起訴だったこと。 更には日本軍人に厳罰を与える事で有名だった英軍法務担当士官のシリル・ワイルド少佐が牟田口を尋問する直前に 飛行機事故で死亡してしまった事も重なって不起訴になった。 これらを踏まえるとむしろ彼は端役だった、と見るべきではないだろうか。 なお、「牟田口はインパールで連合軍を利した」という評価だが、 この作戦の失敗でそれまで互角だったビルマ方面は連合軍優位で推移したうえ、 蒋介石はともかくこの頃のイギリスにとって重要度の低いビルマ方面について、インパール作戦失敗後も「戦略的な敵戦力分散と消耗」を重視していたこと考えると、おおよそ否定しようがない事実である。 ●戦後 牟田口は戦後しばらくはインパール作戦における問題点について謝罪の弁があったという。 ところが、没する4年前の1962年に敵であった英軍の軍事研究家からビルマ戦線の戦記を執筆する際に「作戦の成功いかんは紙一重であった」と作戦を賞賛されたのが祟ってしまい、以降作戦は正しいという発言を続け、本まで書いて自衛隊にまで押しかける様子が語られ、この3年だけで色々と評価を貶める原因を作ってしまった。 彼が1966年に没した際、ある者は「なぜあいつが畳で死ねるんだ!?」と憤慨し、またある者は「もうこんなヤツのことなんか早く忘れてしまおう」と諦めの境地に達した。 その結果、遺言を残して自分の葬儀にあたって自分は正しいというパンフレットを配布までさせていた(*4)と言う風説をはじめ、中華レストラン「ジンギスカンハウス」を開業していたと言うものまで数々の事実に基づかない風聞が出回ってしまう事になった。 ●評価 まあ、上記の体たらくの軍人に対し、肯定的な声はそうそう上がるものではない。 日本軍否定派はもちろん、日本軍に好意的な見方をする者も、牟田口に対して好意的な見方をする者はほとんどいないと言える。 ただ、インパール作戦の結末を牟田口一人のせいにすべきかという点については、疑問があるとする意見もある。 2018年夏に出版された広中一成氏の書籍では牟田口一人に責任を負わせるのは適切ではなく、上官である河辺正三、後ろ盾である東條英機にも責任はあったのでないかと指摘している。 また、牟田口の指揮したビルマ方面軍の上層部自体、大分軍紀が緩んでいた状態であり牟田口の緩みは彼らの悪評が牟田口個人に押し付けられたという説もある。 もっとも広中一成氏が牟田口批判の急先鋒として槍玉に挙げた高木俊朗氏は牟田口個人だけではなく、 河辺は勿論のこと第15軍の情報参謀だった藤原岩市中佐や高級参謀の木下秀明大佐、南方軍総司令官の寺内寿一元帥や首相兼陸相兼参謀総長の東条英機大将も糾弾しており、 同氏は牟田口を過剰弁護している節もある。 特に河辺は軍司令部で兵站を軽視した計画に反対意見が噴出する中、唯一牟田口を支持してインパール作戦に賛成した人物でありながら、インパール作戦の失敗の責任を追及されることなく、その後大将にまで昇進している。 9万人もの兵士を動かす作戦が牟田口の一存で実行に移せるはずもない。責任を取るべき人間は他にもいるはずなのに牟田口一人だけが叩かれているのは、ある種のスケープゴートとされたのでは、悪評も意図的に脚色されたものでは、という考察がされている。特に東条英機の腰巾着たる「三奸四愚」(*5)の存在も大きかった。 周囲の意見に同調して、あるいはこのような記事を見て「牟田口は愚将」「彼だけが諸悪の根源」という印象を抱いた人は、河辺が行った印象操作にまんまと引っかかった…という見方もできるのだ。 また、インパール作戦のような無理な作戦を当てにせざるを得なくなったのも、そもそも日本が中国やアメリカやイギリスを相手に多正面作戦をすると言う無茶な戦争をしてしまったからでもある。 無茶な戦争を何とか勝利に持って行こうとすれば、無茶な作戦をバクチ的にやらざるをえなくなるのは当たり前のことである。 戦時中、作戦に失敗したり、無謀な作戦指令によって多くの犠牲が出た例は別にインパール作戦に限った話ではない。 彼の場合更にまずかったのは、戦後に自己弁護をするだけでなく、失敗を部下のせいにする発言を繰り返してしまったことであろう。 部下に対して責任を擦り付けるような態度をとらなければ。せめて発言を慎んで黙っていれば… 上記のような状況を踏まえ、ある程度は同情的な意見も出てきたのではないだろうか(*6)。 もっと言えば、当時の牟田口は敗軍の将となり、沢山の兵を死なせた挙句、配下の指揮官はおろか共に作戦を推進していた参謀にまで非難され、四面楚歌となっていたことであろう。 真っ当な人間なら、良心の呵責に押しつぶされかねない状態であるし、自分は悪くない、という考えに飛びつきたくなるのも無理からぬことでもあろう。 そこでなまじ敵から褒められるような言辞を貰い、「自分は悪くない」という考えに裏付けができてしまったことで、彼の暴走は止められなくなったのかもしれない。 もっとも、だからと言って牟田口がインパールの担当司令官としてベストを尽くしたのか、当時の観点から見てもやるべきことを全てやり、やってはならないことは避けたのか、名将といわれるべき男だったのか、というとそれはノーだろうが。 だいたい、彼にいかなる事情があろうとも、無謀な作戦で命を散らした将兵やその遺族にとって、そんなことを配慮する義理はどこにもない。 そうやって精神を保たなければいけない状態になってしまう時点で、司令官という立場には決定的に向いていなかったことは明らかだった。 しかも戦後になって、そうした遺族や今も生きている元部下たちが存在することを忘却し、自己保身に走ったというのも、人の上に立った人物としてありうべからざる行いである。 内心でどう思っていようとも、かつての部下たちやその遺族に詫びる姿を見せることこそが、彼に求められていて、彼が唯一取りうる態度ではなかったのか。 インパール作戦以外でも、 「ジンギスカン作戦のように現場をおよそ知らずに実現不能な指示を出すため部下も作戦案が作れない」 「部下(それも高級将校)に対して体罰やパワハラを連発の末、その部下より数回暗殺され掛かる」 といった、上司として問題のある行為が大量に告発されるに及び、牟田口は今日に至るまで好意的な評価がほとんどない状態になってしまったのである。 「なぜ牟田口のように本来その場にいるべきではない人が出世してしまったのか(*7)」 「なぜ牟田口のような無茶な指揮を誰も止められなかったのか(*8)」 という点で、「無謀な作戦」の代名詞として現代における組織論におけるマイナスのモデルケースとしても、著書などのテーマなどで頻繁に使われている。そのせいか牟田口が愚将の代名詞として挙げられるに至っているのである。 余談 海軍にも牟田口格郎という大佐(死後少将に昇進)がいたが、陸軍の牟田口とは特に関係ない。 こちらは軽巡洋艦・大淀艦長としてレイテ沖海戦、礼号作戦、北号作戦を潜り抜けた歴戦の猛者であったが、戦艦伊勢艦長就任後に呉で空襲を受けて戦死。 しかし、陸軍の牟田口が有名になりすぎているため、こちらはフルネームか「海軍の」とつけて呼ぶことをお勧めする。 インパール方面から浸透し、ビルマの日本軍を撹乱したウィンゲート旅団もまた補給不足が深刻で、飢えたところに赤痢やマラリアに罹患した末の死者や負傷者が続出した。 創設者のウィンゲートも軍法会議が取り沙汰されたが、膠着したビルマでの数少ない戦果から有耶無耶になっているどこも似たようなものであるうちに部隊視察中の飛行機事故で死亡した。 日本陸軍の将軍の中ではかなり知名度の高い人物であることから、仮想戦記でもそれなりに出番は多い。 史実通りの無能な人物として扱われることもあるが、意外性を狙ってなのか、驚くほどの大活躍をする作品も少なくない数が存在する。 上記の強引な性格が様々な要因から結果的に良い方向に働く、という展開が多いようである。 追記修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 愚痴や誹謗中傷、外部URLを載せる行為はりどみにより禁止されており、守られない場合はコメント欄の撤去やIPの規制といった処置がされますのでやめましょう。 ▷ コメント欄 [部分編集] 依頼によりコメントリセットと警告を追加しました -- 名無しさん (2018-09-19 14 45 22) なんでこんな人が中将に迄なれたのか。この辺の人事構造にも日本の敗戦の一因がある。 -- 名無しさん (2018-09-19 15 06 15) 昔、セガサターンのアドバンスド大戦略 鋼鉄の旋風でインパール作戦のマップ(担当は日本)をプレイしたけど無茶苦茶厳しかった。正攻法じゃまず勝てない。 -- 名無しさん (2018-11-25 23 13 30) とはいえイギリスにとってインドは生命線だからそれを叩こうというのは戦略的に間違いではない。可能かどうかは別にして -- 名無しさん (2019-04-10 19 04 34) 「シビリアンコントロール」の使い方これで合ってる? -- 名無しさん (2019-04-11 01 26 13) 無能ハゲほんとすき -- 名無し (2019-04-11 01 53 08) アルキメデスの大戦に登場しました -- 名無しさん (2019-07-02 01 21 16) 連合軍の切り札的な存在だ。 -- 名無しさん (2020-02-23 23 06 24) いたずらに兵士殺しておいて、最期はのんびり死ぬってただただ胸糞悪い -- 名無しさん (2020-02-23 23 22 29) 実はかの砂漠の狐ロンメルはスエズを攻略できていれば中東経由で牟田口率いるインパール方面軍と合流し共同戦線を張る予定だった。もしかすると違う世界線では牟田口とロンメルという奇跡のコラボがあったのかもしれない... -- 名無しさん (2020-03-07 00 55 00) 牟田口って日本軍弁護の出汁に使われてる感が否めないんだよね。確かに唯の無能なんだけど、返せばただ無能なだけで評判ほどヤベーやつでは無い。日本軍の失態を押し付けて"上の一部が無能だったせいで優秀な日本軍は負けたんだ"みたいな論法に持ってこうとする意図が見えるわ。似たようなので栗田批判や牛山批判があるけど -- 名無しさん (2020-03-17 09 52 01) 銀河英雄伝説のフォーク准将のモデルなのかな? -- 名無しさん (2020-03-17 12 57 10) ↑2 まぁ忘れられがちだけど牟田口がインパール作戦強行できたのは大本営の意向があったからなんだよね。無能は牟田口の責任だが無能が暴走した責任は日本軍の組織の問題 -- 名無しさん (2020-03-22 19 10 22) ぶっちゃけ無茶口将軍以外にも「有能な部下だが組織の頭としては無能」って日本人の大多数が抱えてる弱点だからな… -- 名無しさん (2020-04-20 17 54 19) ↑2フォークの作戦のモデルはナポレオンのロシア遠征だけどね。危険だと言う意見を退けて強行したところも含めて -- 名無しさん (2020-04-20 19 40 43) シビリアンコントロールじゃなくて印象操作じゃね? -- 名無しさん (2020-04-20 20 07 40) 牟田口格郎さんは泣いていい。 -- 名無しさん (2020-10-21 22 20 40) 久しぶりに見たらやたらふざけた感じというか刺々しい感じになっているな 前の淡々とした感じのがコメントも荒れにくいと思うが -- 名無しさん (2020-11-16 20 28 41) 牟田口だけが悪いかっていうよりは日本軍の悪い所が煮詰まった結果こうなったんだと思ってる。責任の押し付け合いやら現場の状況の軽視やらなんとも現代日本の組織にもよくよく当てはまるような点も多いし人物からも作戦からも学ぶモノが多い項目 -- 名無しさん (2021-05-16 00 59 00) 緊急事態宣言の地域を拡大しながら五輪開催は強行しようという現在の方針はクリソツと言わざるを得ない… -- 名無しさん (2021-05-16 01 53 40) ↑日本人の組織は基本的に損切りが物凄く下手なんだよな。一度初めてしまうと内心ではもうムリって分かっていても周りの空気を読んでしまい止めようって言えなくなる -- 名無しさん (2021-05-16 02 24 20) 老後に焚きつけた英国人は醜態晒すの絶対わかっててやってると思う。 -- 名無しさん (2021-08-14 17 01 34) 笑いが止まらんかったろうな多分 -- 名無しさん (2021-08-16 20 25 09) なぜか上司が牟田口にたいして及び腰だったのが謎 -- 名無しさん (2021-12-17 18 03 30) 不思議なのはインパールの地図があったのか、なかったのか、現地がどういう気候や地理であるのかは作戦において重要なのに -- 名無しさん (2021-12-17 23 23 56) 連合国を勝利に導いた英雄 -- 名無しさん (2022-02-03 17 20 02) 昭和のプーチン -- 名無しさん (2022-03-11 17 25 59) 功績だけ見て考えなしに出世させるとこうなるって典型 -- 名無しさん (2022-05-12 16 24 12) 親族が大概その後社会的に成功してるのがなんだかもんやりする。子孫に咎がないとはいえね……でも苗字のせいで苦労しただろうしなあ。もんやりする -- 名無しさん (2022-05-12 16 56 39) 21世紀にインパール作戦を曲がりなりにも常任理事国がやるとは... -- 名無しさん (2022-05-13 22 56 29) 牟田口の擁護はしたくないが…佐藤もクソなんだよなあ。犬猿の仲とは言え、私怨で勝手に持ち場離れて隣の15師団壊滅させた罪は無かったことになってるのモヤモヤするわ。佐藤こそ無能of無能だろ。 -- 名無しさん (2022-06-06 00 58 54) 誰が無能どれが貧弱と言い出せば結局全部ってなるぐらいアホみたいな国だったから仕方ない -- 名無しさん (2022-06-06 01 27 07) 「配った」という事だけは有名なパンフレットの実物は残ってないのかね? -- 名無しさん (2022-06-06 11 50 20) 「日本軍の指導者達には根本的な欠陥があるように思える。それは"道徳的な勇気の欠如"である。彼らには自分達が間違いを犯したこと、計画が失敗し、練り直しが必要であることを認める勇気がないのだ」(イギリス軍第14軍、ウィリアム・スリム司令官) -- 名無しさん (2022-08-15 23 47 17) 変な手紙が送られてこなければ一応は穏便に終わっていただろうに、どういうつもりだったんだろう -- 名無しさん (2022-08-16 00 30 46) 今となっては牛を持たせてくれただけ水食糧無しで戦場に送り付けるロシア軍よりマシだったっていう -- 名無しさん (2022-10-10 00 16 40) ↑補給部隊や物資の増派を要請して蹴られたからなかばヤケで少しでも運ぶもの増やそうというあがきだからね -- 名無しさん (2023-09-30 18 42 44) 「作戦失敗の責任を負うのを嫌がり、撤退命令を出す役を押し付け合った」これ現代企業でも本当によく見るからなあ…目に浮かぶわ。 -- 名無しさん (2023-11-12 18 05 51) 牟田口「やりたい」 上司(盟友)「南方軍さん是非やらせてくれ」更に上司(陸軍の最長老)「そうだね、大本営やってもいい?」参謀総長と陸軍大臣(陸軍のツートップ)「許可するけど補給は要求の2割ね」牟田口将軍の精神面に問題が無いとは思わないけど、作戦が日本陸軍全体の意向にまでなって尚損切り出来た人材がそもそもいたのか…当時補給面が苦しいのはどこも同じだから撤回理由としては弱そうだし、しても最悪首を挿げ替えて強行されそう -- 名無しさん (2024-02-27 16 25 03) こんなのが中将になれるとか日本軍終わってるだろ。戦後も気楽に生きれたみたいで羨ましいよこの人、その図太さ分けて貰いたいね -- 名無しさん (2024-08-13 03 17 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1254.html
『甘やかした結果』 若草の萌える季節、桜も散った森の中を2mほどもある巨大なれいむが駆けていた。 頬は大きく膨らんでいて、そこに大量の食料が詰められていることが分かる。 明らかに巨大れいむ一人が食べきれる量ではなく、今は春なので冬篭りのための食料でもない。 この食料は娘のための食糧だった。 巨大れいむのおうちである広い洞窟の入口前で大小様々なゆっくりが遊んでいた。 巨大れいむが帰ってきたのに気づいた一匹の成体れいむが洞窟の中のゆっくりに「おひるごはんだよ!!」と呼びかける。 その声に洞窟の中でゆっくりしていたゆっくり達がゾロゾロと洞窟から出てきた。 それらはほとんどれいむ種で、まりさ種はれいむ種ほどではないがそれなりにいる。 成体のれいむ数匹は全て巨大れいむの娘だ。 成体のまりさは一匹だけだが、そのまりさが巨大れいむの娘たちに子種を与えたゆっくりだった。 まりさの子種を受けたれいむの産んだ子ゆっくりと赤ちゃんゆっくりが巨大れいむの孫ということになる。 巨大れいむが頬に貯めた食糧を地面に全部吐き出すと娘や孫たちは礼も言わずにガツガツと食事を始める。 「うっめ、めっちゃうっめ!!」 「はふはふ、ちょっとすくないけどしあわせー!」 「おかーしゃん、れいみゅもたべたい!!」 「れいむのごはんをわけてあげるね!」 「わーい、ありがちょう!!」 巨大れいむは自分などそっちのけで食事する娘たちを寂しげに見ていたが、やがておうちに戻ると深いため息をついた。 いつからこうなったのだろうか。 立派な成体ゆっくりの娘たちは未だに食糧調達に出かけようともせず独り立ちをする気配もない。 成体まりさも娘を孕ませたうえに半ば無理矢理おうちに住み着き、そのくせ一度も食糧調達には出かけていない。 これでも一緒に食べ物を探しに行こうと何度か誘った。 しかし「またこんどいくよ!」だとか「あかちゃんのせわでひまがないよ!」などと何かと理由付けて断られた。 赤ちゃんの世話と言うが、一番大変な食事集めの他に何があるのだろう。まりさは赤ちゃんと一緒に遊んでるだけだった。 孫の子ゆっくりや赤ちゃんゆっくりもそんな親に育てられたせいか、 食料は危険を冒して取りに行くものではなくて運ばれてくるものだと思ってる節がある。 そんな孫たちに教育しようとした時もあったのだが、 「れいむのかわいいこどもはれいむがそだてるよ!」 「おかーさんはそれよりもたべものとってきてね!!」 「おちびちゃんはこっちでゆっくりあそぼうね!!」 といった風に娘たちが邪魔してくるのだ。 孫たちも教育なんてつまらないことよりも娘の誘いに乗って遊びに行ってしまう。 そんなうちに孫たちはどこまでも甘えさせてくれるお母さんである娘に懐き、 何かと口うるさいお婆さんの自分に甘えるのは食事を持ち帰った時ぐらいのものだ。 それすらも最近は無くなったが。 おうちの入り口付近で駆け回ったり押し合いして遊ぶ娘達を見て巨大れいむは再びため息をついた。 巨大れいむは後悔していた。娘達を甘やかしすぎたことを。 産まれて間もない娘達の喜ぶ顔が見たい一心で巨大れいむは食料を集めていた。 甘えてくる娘達を受け止めて存分に甘やかした。 娘達が子ゆっくりに育っても、平均的なゆっくり家族のように子供と一緒に食べ物集めには行かなかった。 娘を危険な目に合わせるわけにはいかないと一人で食料を探しに出かけていたのだ。 娘達が成体と呼ばれるまで大きく育っても巨大れいむは娘を独り立ちさせずに世話をし続けた。 この時はまだ自分の育て方が悪いと思ってなかったし、事実として娘達はとてもゆっくり出来ていた。 そんなある日のこと、食料を集め終えておうちに帰ると一匹のまりさが娘達とゆっくりしていた。 巨大れいむは侵入者のまりさよりもまず、娘達の頭に茎が生えていたことに驚いた。 どの茎にもれいむ種とまりさ種の赤ちゃんが実っていた。 それはつまり、どこからともなく現れたまりさによって娘が孕まされたことを意味していた。 自分の居ない間におうちに侵入した上に、可愛い娘をも汚したこのまりさを許すわけにはいかない。 強い憤りを感じた巨大れいむはまりさをこの場で潰してやると身構えたが、 「このまりさはれいむたちをすっきりさせてくれたんだよ!」 「ゆっくりできるまりさだよ!!」 「おかあさんみてみて! あかちゃんができたんだよ!」 「まりさのおかげでゆっくりできるよ!!」 幸せそうに笑顔を浮かべて喜ぶ娘達を見ると、目の前でゆっくり殺しなど出来るわけもなかった。 かといってまりさに対する怒りが消えたわけではない。 怒鳴りつけたいのを抑え、極めて冷静にまりさへ話しかける。 「まりさ、こんなにたくさんのあかちゃんをうませたけどちゃんとそだてられるの?」 「もちろんそだてられるよ! だからきょうからここをおうちにするね!!」 「よろしくねまりさ!」「いっしょにあかちゃんそだてようね!!」 どうやら娘達とまりさの間ではこのおうちに住み着くことは決定済みらしい。 それは赤ちゃんを生やした娘のことを考えるとそれでいいのだが、 まりさの返答を聞く限りでは赤ちゃんの世話について深く考えておらず、何とかなるだろう程度にしか考えていないように見えた。 逆にそうでなければ「もちろんそだてられる」などと軽々しく即答できるわけが無い。 きっと後先考えず、性欲の赴くままに娘たちに子種を植え付けたのだろう。 そうしてまりさはおうちに住み着き、次の日には赤ちゃんゆっくりが産まれ落ちた。 娘全員から5~10匹産まれたので相当な数の赤ちゃんでおうちは満たされた。 窮屈に感じられたが、元々広い洞窟なので生活するのに不都合はなかった。 それでも跳ねるときは赤ちゃんを潰さないように細心の注意が必要になったが。 「おばーちゃんゆっくちしていっちぇね!」 「おばーちゃんいっしょにゆっくりちようね!!」 と身体を摺り寄せてくる孫はとても可愛くてゆっくりできていた。 だが同時に、この可愛い孫達のために大量の食べ物が必要だと思うと不安が募るばかりだった。 念のために貯蓄しておいた食べ物だって二日と持たないだろう。 なので巨大れいむはまりさに食べ物集めを手伝うようにお願いしたのだが、 「まりさはあかちゃんのせわするからむりだよ! またこんどね!」 と断られ、娘や孫達には 「おかーさん、あかちゃんのたべものおねがいね!」 「がんばってねおかーさん!」 「ゆっくりまってるよ!!」 「ほら、あかちゃんたちもおねがいしてね!」 「「「おばーちゃん、ゆっくちたべものちょーだいね!!」」」 「まりさのぶんもわすれないでね! おおめにね!」 と頼まれた巨大れいむは可愛い娘や孫達の頼みならば仕方ないと一匹で食料調達に出かけた。 最後のまりさの頼みにはイラっと来たが、怒りを露にして赤ちゃん達を怯えさせるのも良くないと思って我慢した。 明日には一緒に食べ物を集めてくれるだろう、そう信じて巨大れいむは食べ物を集めた。 しかし次の日も、また次の日も、そしていつまで経ってもまりさも娘達も食べ物集めを何かと理由付けて手伝ってくれなかった。 そうしている間に赤ちゃんゆっくりは子ゆっくりサイズにまで成長した。 それぞれ食べる量も多くなり、巨大れいむ一匹で集めた食料だけではもう足りなくなっていた。 なので娘達には子を連れて引越ししてもらおうと思ったが、その旨を伝えようとした矢先に娘達とまりさはまた次の赤ちゃんを産み出していた。 これ以上赤ちゃんが増えると食べ物が足りなくてゆっくり出来ないからすっきり禁止と伝えていたのにも関わらずだ。 当然巨大れいむは娘達を責めたが、 「かわいいあかちゃんをみるとゆっくりできるよ」 「すっきりをがまんしたらゆっくりできなかったよ。だからすっきりしたんだよ」 などと訳の分からない言い訳が返ってきた。要は自分勝手な理由で赤ちゃんを産んだのだ。 さすがの巨大れいむもこれには呆れるしかなかった。 娘達はまた可愛い赤ちゃんが産まれたと、孫は妹が出来たと喜んでいたが、巨大れいむは全く嬉しくなどなかった。 確かに目の前の赤ちゃん達はとてもゆっくりした赤ちゃんで愛らしい。 しかしながら巨大れいむにとって赤ちゃんはこの状況下において負担でしかないのだ。 それから三日経った今、巨大れいむはこうして溜息をついているわけである。 巨大れいむは二度目の赤ちゃんゆっくりが産まれてからはほとんど休まず食料調達に出かけた。 朝は日が昇る前から出かけ、 昼は娘達に集めた食べ物を渡すと十分ほど休んでまた出かけ、 日が暮れる前に戻って疲れを取るためにすぐ眠りに付く。 ゆっくりする暇なんてとてもじゃないが無かった。 しかし疲れが溜まっていたのだろう。 娘の育て方に後悔して溜息している間に巨大れいむは深い眠りについてしまったらしい。 目が覚めると夕暮れ時だった。 本来なら夕食を持ち帰ってきているはずの時間だ。 だが昼寝をしてしまったので当然食べ物などあるわけが無かった。 「ゆ…ゆっくりねたけっかがこれだよ…」 初めは焦った巨大れいむだったが、一食ぐらい抜いても大丈夫だよねと結論付けた。 何よりも今日まで毎日休まずに食べ物を探しに出たのだ。半日ぐらい休んだっていいはずだ。 ところが夕飯は運んでもらうのが当たり前の娘や孫達からすればそんなの勝手な理由でしかない。 巨大れいむはおうちに勢揃いした家族達に口々に文句を言われ、責められた。 「なにかんがえてるの! あかちゃんがおなかすいてるよ!!」 「れいむもいっぱいあそんでおなかすいてるんだよ!」 「これじゃゆっくりできないよ! おばーちゃんはゆっくりできないね!!」 「おなかちゅいたよ! おかーちゃんたべものはー?」 「ほら! おかーさんがさぼるからゆっくりできないよ!!」 「まりさはおこってるよ! やることやらずにゆっくりしないでよね!」 「ゆ"…」 なんでここまで怒られるのか全く分からなかった。 毎日ゆっくり遊んでるだけのくせにどうしてそんな事を言えるのだろう。 今までゆっくり出来たのは自分がゆっくりせずに頑張ってきたからだ。 それなのにちょっとゆっくりした結果がこの罵詈雑言の嵐である。 夕食を用意出来なかったのは確かに悪かったとは思ってる。 だがここまで言われるような悪い事をしたのだろうか。 何も一食抜いたぐらいで死にはしないし、我慢できなければ周囲の草木を食べれば十分のはずだ。 だからこそいつまでも続く娘や孫達からの罵倒に巨大れいむはイラつき始めていた。 「おかーさんはほんとつかえないね!」 「さいきんはたべものすくないし!」 「そうだよ! さいきんおなかいっぱいになれてないよ!!」 (それはあかちゃんをふやすからとりぶんがへったんだよ) 「こどもとあかちゃんがおなかすいてゆっくりできないよ!」 「たくさんたべものもってこないからだよ!!」 「おばーちゃん、おなかちゅいたよ!!」 「たべものもってこないおばーちゃんはきりゃいだよ!!」 (たべものもってるときだけあまえてくるおまえたちなんてれいむもすきじゃないよ) 「たべものもってくるぐらいちゃんとしてよね!」 「なんでそんなこともできないの!」 「れいむたちでもやればできることだよ!?」 (やったこともないくせにかんたんなんてよくいえるね) 「ほんとだめなおかーさんだね!」 「まりさもゆっくりしてないでなんかいってよ!!」 「ゆ! まりさはあたまいいからしってるよ! しごとしないならゆっくりするけんりはないんだよ!!」 (そうだよね。たしかにまりさのいうとおりだよ。 しごとしないならゆっくりするけんりなんてないよね) 「ゆんっ、こんなおおきいだけのむのうなれいむはしんでね!」 まりさがニヘラと笑顔を浮かべて体当たりしてきた。 まりさの頭の中では巨大れいむを吹き飛ばす光景が見えているのだろう。 巨大れいむは微動だにせず、可哀想なぐらい軽い体当たりを悠々と受け止めた。 そして間髪入れずにまりさに噛みつき、歯で締め上げた。 「ゆ"っ!? あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」 まりさは巨大れいむの歯に挟まれ、痛みに悶える。 だが体に食い込むほど強く噛みついているのだから逃げられる訳もない。 出来ることと言ったら、外に出てる口で必死に悲鳴を上げるぐらいだ。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!!!」 「まりざをはなじでえぇぇ!!」 「おがーさんひどいよぉぉぉぉ!!」 周りの娘達が何だか煩いのでまりさを離してやることにした。 ペッと唾を吐き出すのと同じ要領でまりさを地面に吐きだした。 「ゆぎっ! ゅ"、ゆ"ぅ"…」 地面に落とされたまりさは体をガクガクと震わせ、大粒の涙を流しながら這いつくばっていた。 歯形が残っているとはいえ普通のゆっくりならこの程度の痛みでここまで苦しむことはない。 だがゆっくりしすぎたまりさは痛みに慣れておらず、大袈裟なほど苦しんでいた。 つい数秒前まで生意気言っていたくせに今は惨めでしかなかった。 「まりさー!」 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「いたいのゆっくりとんでってね!!」 「おかーさん! まりさになにするの!!」 まりさに駆け寄った娘たちはまりさを庇うように巨大れいむの前に立ちはだかった。 何で目先のゆっくりやすっきりしか見えないまりさを庇うのだろう。 元はと言えばこのまりさが娘たちをすっきりさせなければ食べ物に困らなかったし、 このまりさが食べ物集めを手伝ってくれれば食糧事情も少しは楽になったろうに。 いや、この娘たちはそんなの分かってないのだ。 娘たちはこのまりさと同じで目先のゆっくりしか見えていない。 そしてこんな娘に育てたのは他でもない自分だ。 ああ、そうか。 そこまで考えた所で巨大れいむはようやく理解した。 これまで娘たちを甘やかしていたからこそ自分がゆっくり出来てなかったということに。 娘たちが子供を連れて引っ越さないのも、 まりさがいつまで経っても食べ物集めを手伝わないのも、 自分が文句も言わず、叱りもしない結果だったんだ。 「あまやかしたけっかがこれだよ…」 「ゆ? なにいってるの!」 「そんなことよりまりさにあやまってよね!!」 「あとたべものもいまからでいいからとってきてよね!」 俯いていた巨大れいむは口の減らない娘たち、そして孫達を強い意思の宿った瞳で睨みつけた。 その強い視線に娘達も孫も、そして呻くだけのまりさも目を合わせられず黙り込んだ。 そして巨大れいむは娘達に告げる。 「ゆっ、きめたよ。 れいむはもうみんなのためにたべものをはこばないよ。 あしたからはじぶんでたべものさがしてね」 巨大れいむはようやく決心したのだ。 もう娘たちの世話はしない。 これからは娘たちに娘たちの家族を養わせる。 まりさには特に働いてもらおう。 何しろこれだけの子供や赤ちゃん達共通の親なのだから。 「たべもののおおいばしょはおしえてあげるからがんばってね」 「ゆっ! まってよ!!」 「そんなのなんでれいむたちがやらなきゃいけないの!!」 「そうだよ! たべものなんておかーさんがもってくればいいでしょ!!」 「さぼろうとするなんてゆっくりできてないね!!」 「やるきがないならおうちからでていってね。 しごとしないゆっくりはゆっくりするけんりはないよ」 「なにいってるの!」 「れいむはおこったよ! あかちゃんだっているんだよ!!」 「でてくならおかーさんがでてってね!!」 「とにかくきめたことだよ。 れいむはでていかないし、おまえたちがみんなのせわをすることもかわらないよ。 ゆっくりりかいしてね」 その後もゆーゆーと煩い娘たちだったが、 日が完全に暮れて真っ暗になると一匹、また一匹と眠りについていった。 まりさはその間もずっと痛みで泣いていた。異常なほど打たれ弱いまりさだ。 そこまで確認して巨大れいむも眠りについた。 翌朝。 日が昇り始めたころに巨大れいむは目を覚ました。 娘たちは今までかなりの遅起きだったようだがこれからはそうはさせない。 食糧調達に出かけてもらうまりさと娘たち、さらには子ゆっくり達を舌でつついて起こした。 「ゆぅ、なに? なんなの?」 「おばーちゃん、にゃんなの? じゃまちないでね…」 「まだおきるじかんじゃないよ。ゆっくりねさせてね」 「ねむりをじゃまするなんてゆっくりできないね!」 「たべものさがしにでかけてね」 「なにいってるの? ばかなの?」 「それはおかーさんのしごとで…ゆ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!?」 巨大れいむは一匹の娘に噛みつくとおうちの外へと投げ飛ばした。 そして他の娘たちも次々と投げ飛ばす。 「なにするの! まりさのれいむにらんぼうしないでね"っ!?」 もちろんまりさも投げ飛ばした。 娘たちよりも気持強めに噛みついておいた。 「い"だい"ぃ"ぃ"!! まりざにもらんぼうじないでぇぇぇ!!」 「いたいのがいやならたべものさがしにいってね」 まりさも娘たちも震えて泣きながら頷いた。 痛みに慣れてないのは娘たちも同じで、体罰はよく効いたようだ。 「あかちゃんはれいむがせわみてあげるからほかのみんなはたべものさがしてきてね」 赤ちゃんはまだ外に出すつもりはない。 赤ちゃんの仕事はゆっくり育つことなのだから。 しかしこれで面白くないのは赤ちゃんではない子ゆっくりだ。 「なんでれいむもいかなきゃいけないの!」 「いもうとはなんでいかなくていいの!?」 「そうだよ! おばーちゃんずるい!!」 妹である赤ちゃん達はゆっくりしていいのに姉である自分がダメなのか分からないらしい。 いや、この環境下で育った子供達が分からないのも当然か。 しかしだからといってここで甘やかしたら自分の娘のように働かないゆっくりに育ってしまうかも知れない。 巨大れいむとしては自分の犯した過ちを繰り返したくなかった。 といっても小さい孫に娘と同じような体罰は出来ない。 自然と外に行きたくなるよう説得することにした。 「ゆっ! だいじょうぶだよ。 おかあさんについていくだけだからゆっくりできるよ。 ゆっくりぴくにっくしてきてね」 「ゆ? ゆっくりできるの?」 「おかあさんとぴくにっく? ゆっくりできそう!」 「ゆーん! おかーさんゆっくりいこうね!」 「ゆ、ゆん…ゆっくりいこうね」 実の娘が自分とのピクニックを楽しみにする姿を見た娘たちは諦めがついたようだ。 むしろ子供の様子を見て外に出かけるのもいいかもと思ったのかもしれない。 「ゅー? れいみゅたちはどうしゅればいいの?」 「ゆっきゅりまってればいいの?」 「まりしゃもおかーしゃんといっしょにいきたいよ!」 「おちびちゃんたちはおるすばんだよ。 おかーさんがたべものもってきてくれるからあんしんしてね」 「ゅゅー! おかーしゃんがもってきちぇくれるの!」 「ゆっきゅりたのしみ!」 「いっぱいもってきちぇね!!」 「ゆ! わかったよれいむのあかちゃん!」 「ゆっくりまっててね!!」 赤ちゃんの声援のおかげで娘達はやる気が湧いてきたようだった。 これは良い傾向だ。 どうなるかと思って不安だった巨大れいむも今は胸のつかえが取れたような清々しさを感じていた。 その後は赤ちゃんと共に娘たちとその子供、それとまりさを見送った。 「おひるにはかえってきてね!」 「おかーしゃんまっちぇるよ!!」 「ゆっくりいっぱいもってきちぇね!!」 「ゆっ! あかちゃんのためにがんばるよ!!」 「ゆっくりまっててね!」 娘達は赤ちゃんの応援を受けて嬉しそうに駆けていった。 食べ物のある場所はすでに教えてある。 そう遠くは無いし、あそこは外敵もいないから大丈夫だろう。 ただひとつ心配なのはまりさがずっと乗り気ではなさそうだったことぐらいか。 だが今までゆっくりし続けていた娘たちは巨大れいむが思っていたよりもゆっくりしすぎていた。 お昼過ぎになっても帰ってこなかったのだ。 そうなれば当然赤ちゃん達はお腹を空かせて喚きだす。 「おばーちゃんおなかへっちゃよ!」 「おかーしゃんがかえってこないよ? どうちたのー?」 「おなかがへってちからがでにゃいよ!!」 「ゆぅ…」 一体どうしたというのだろうか。 お昼に戻るように確かに伝えたはずだ。 それに娘達は赤ちゃんのためにやる気を出していた。 もしや外敵に襲われたのだろうか? それとも何か事故でもあったのだろうか? 巨大れいむは娘の身に何かあったのかと大きな不安に襲われた。 良かれと思って娘達を外の世界に行かせたことは間違いだったのか。 しかし悩んでいても赤ちゃん達のお腹は膨れない。 仕方ないので赤ちゃんを連れておうちの周りにある草木を食べさせた。 非常食であり隠れ蓑でもあるのでなるべく食べたくないが、赤ちゃんをこれ以上飢えさせる訳にもいかなかった。 そうして赤ちゃんのお腹が膨れたが、その後も娘たちは帰ってこない。 赤ちゃん達が不安がって泣き出したりもしたので巨大れいむはその対応に追われた。 だが夕方になると娘達は巨大れいむの心配をよそに満足そうな顔して帰ってきた。 娘もその子供達もみんな無事のようだ。 巨大れいむは安心したが一応どうしたのか聞くことにした。 「ゆ! どうしてひるにかえってこなかったの? あかちゃんがおなかすかせてたいへんだったんだよ」 「ゆ、ゅー…」 何ともばつの悪そうな反応をする娘たち。 そういえば夕食のための食べ物を持っていないようだった。 「それにたべものはどうしたの? これじゃあきょうもゆうしょくぬきになるよ?」 途中で誰かに取られたのだろうか? それとも迷った? 巨大れいむはいくつかの答えを予測していたが、娘達の答えはその中でも一番最悪のパターンだった。 「ゆっ、ゆっくりわすれてたよ!」 「でも、でもしょうがないよね!! こどもたちとあそんでたんだよ!!」 「みんなでかけっこしてあそんだんだよ!!」 「そうだよ! それにれいむたちはたべものちゃんとたべてこれたんだよ!!」 「れいむたちはよるごはんをたべてきたからだいじょうぶだよ!」 「あかちゃんはゆっくりがまんしてね!!」 「ゅー! おかーしゃんおなかしゅいたよー!」 「にゃんでたべものもってきちぇないのぉぉ!!」 「これじゃゆっきゅりできないぃ!!」 「うるさいよ! おうちでゆっくりしてたあかちゃんはゆっくりだまってね!」 「おなかすいたならじぶんでとってきてよね!!」 ああ、何という。 何というバカ娘なのだろう。 巨大れいむは嘆くほかなかった。 言い訳ばかりで一番守るべき赤ちゃんに八つ当たりまでするなんて。 巨大れいむは口で叱るよりも前に娘達とまりさに対して次々とその巨体をぶつけていた。 「ゆっくりはんせいしてね!!」 「ゆぎぃっ!!」 「ゆぎゃ!」 「なにずるの…ぁ"ぅ"っ」 「ま、まりさはわるくないよ! わるいのはれいむうぅ"ぅ"ぎい"ぃ"ぃ"ぃ"っ!!!」 「おまえたちはおやとしてさいていのことをしたんだよ!! じぶんがゆっくりできればあかちゃんがゆっくりできなくてもいいの!?」 おうちに響く巨大れいむの怒声。 続くのは怒られた娘たちの、そして怒声に怯えた孫達の泣き声だった。 しばらくして娘達は泣きながら謝罪を始めた。 「ゆっくりごめんなざい"ぃ"!」 「あかじゃんごめんね"ぇ"ぇ"ぇ"!!」 「れいむだちがぜんぶわるいのぉぉ!!」 わんわん泣きながら娘は赤ちゃん達に謝った。 赤ちゃんも泣きながらお母さんに擦り寄っていた。 仲直りしたのはいいことだが赤ちゃん達の夕食が無いことに代わりはない。 どうしようかと巨大れいむが思案していたその時だった。 「ゆっ! もうこんなゆっくりできないところにいられないよ!! ゆっくりできないれいむたちはみんなしんでね!!!」 「ゆっ? どういうことまりさ!!」 「おまえたちのせわなんてかんべんだよ! まりさがゆっくりできないならこんなところにいてもしょうがないよ!!!」 ただ一匹謝らずに不貞腐れていたまりさがそんな叫びと共におうちを飛び出した。 巨大れいむはまりさを追う。 ただの癇癪なのかもしれないが、このまりさは妻と子供を見捨てようとしているのだ。 逃がすわけにはいかない。 まりさは逃げながら考えていた。 こんなはずじゃなかった。 まりさがあのおうちに忍び込んでれいむ姉妹と出会った時に聞いたのだ。 あの親の巨大れいむが全部の世話をしてくれる。食べ物も全部運んでくれるからゆっくり出来ると。 だからこそあのれいむ姉妹と乱交した後に立ち去らず、そのまま居残ったのだ。 妻や赤ちゃん達に囲まれて王様気分だったのに突然巨大れいむが食べ物集めろなんて変なこと言いだした。 なんで他のゆっくりのために働かなきゃいけないのか分からない。 赤ちゃんがどうとかあの巨大れいむは怒っていたが、赤ちゃんなんてまた作ればいいだけ。 所詮他のゆっくりは自分がゆっくり出来るための道具なんだ。 ああ、でももういいや。 もうあんなゆっくり出来ないゆっくり達とは別れてもっとゆっくり出来るパートナーを探すとしよ―――― まりさがれいむ家族との決別を決めたその瞬間。 まりさの背後から圧倒的な質量が圧し掛かってきた。 そして次の瞬間にはまりさの体は宙を飛んでいた。 (おそらをとんでるみたい) 吹き飛ばされたまりさはそんな危機感のないことを思いながら真っ直ぐ飛んでいく。 直後木の幹にぶつかってまりさの意識は途絶えた。 巨大れいむは気絶したまりさを咥えるとおうちへと持ち帰ることにした。 まりさに追いつくのは簡単だった。 体長の違いもそうだが、毎日娘や孫のためにあちこちを駆けていた巨大れいむとほとんど運動していなかったまりさとでは運動能力に差がありすぎた。 怒りにまかせてその場で潰してしまうことも考えたが、そんなんじゃ巨大れいむの気は収まらなかった。 おうちへ戻った巨大れいむはまりさをおうちの中央に置いた。 痙攣して気を失っているまりさを憎しみの篭った瞳で睨みつける娘と孫たち。 共通の夫、共通の親であるまりさが自分たち放って逃げようとしたのだ。恨まれて当然である。 巨大れいむはまりさの処罰について考えていた。 まりさをもし許したとしてもまたすぐに脱走を企てるに違いない。 許さないのは決定でいいとしてどうしたものだろう。 と、そこへ一匹の赤ちゃんが言葉を漏らした。 「おかーしゃんおなかしゅいたよ」 自分の空腹を自分の母親に伝えただけなのだろうが、巨大れいむはその言葉を聞いていいことを思い付いた。 この憎たらしいまりさに相応しい最後。それでいて実益のある処刑を。 食べ物を取ってこなかった罪、裏切った罪はその身で払ってもらえばいいのだ。 巨大れいむはうっすらと笑みを浮かべながら赤ちゃん達に話しかける。 「ねぇ、あかちゃん。たべものなら、あるよ」 「ゅ? どきょ?」 「ゆっきゅりたべものちょーだい!!」 「おばーちゃんだいちゅきー!!」 「たべものはね。これだよ」 巨大れいむは舌でまりさを示す。 頭の上に"?"を浮かべた家族だったが、 巨大れいむの考えが徐々に理解できた家族の顔が青ざめていく。 そして震えた声を出す。 「ゅ…でも、これ、まりさだよ?」 「まだ…いきてるよ。いきてる、まりさだよ…?」 「まりしゃおかーしゃんはたべものじゃないよ!」 「おかーさん…? なに、かんがえてるの…」 「まりさはたべものとってこなかったよ。だからまりさはたべものになってもらうよ」 「で、でも…」 「まりさをたすけたいの? このまりさはみんなをうらぎったんだよ? そんなまりさはたべられてとうぜんだよね?」 巨大れいむの真っ黒な瞳が娘たちを映した。 まるで捕食者に睨まれているような気分だった。 この提案を断ったら自分も食べ物にされるんじゃないかという恐怖が娘達を襲う。 「あ、あかちゃん。まりさを、まりさをたべてね!」 「ゅ? でもまりしゃおかーしゃんは…「いいからゆっくりしないでたべてね!!」 「ゅゅーっ! た、たべりゅよ!!」 母への恐怖が娘を突き動かした。 娘たちは怯えた声で赤ちゃんに親食いを命じた。 数十匹の赤ちゃんは親に従ってまりさの体に被さった。 そして小さな口で啄むようにまりさを食べていく。 少しずつ少しずつ食べられていく痛みにまりさは不幸にも目を覚ました。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!? い"だい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!!!」 全身至る所を噛み千切られる痛みに悲痛な叫びをあげる。 体を転がして痛みの原因を取りはらおうとするが、赤ちゃんが数十匹纏わりついているのだ。 力が弱く根性も無いこのまりさは身動き取れずにいた。 「なんでぇぇぇ!! なんでまりざをだべるのぉぉぉぉお!!!?」 「まりさはいったよね。 しごとしないならゆっくりするけんりはないって」 「ゆぎっ、ゆぎゅぶぉおぉおぉぉごおぉ!!!」 口を開いた結果、上唇も下唇も別の赤ちゃんに噛みつかれたようだ。 話しかけた巨大れいむの方に視線を向けているので一応聞いているのだろう。 「まりさはまいにちゆっくりばかりでしごとしなかったよ。 あかちゃんがふえてもゆっくりあそぶだけ。 きょうもたべものわすれてゆっくりあそんだんだよね?」 「おごおぉぉぉ!! ぼぎょっ、ぼごっ……!!」 まりさは涙をボロボロ流して巨大れいむに助けてとアイコンタクトで訴えかける。 開いた口から数匹の赤ちゃんが入りこんで、口の中からまりさは食べられていた。 歯茎の辺りなど美味しいのか剥がすように食われていた。 さらにまりさの片目は赤ちゃんの小さな口でちまちまと齧られている。 もう片方の目もそろそろ噛みつかれるだろう。 「でもまりさはさいごにこうしてしごとができたよね」 「………」 「たべものはもってこなかったけど、たべものになってくれたね」 「………」 まりさはもう口内をことごとく食い荒らされて喋れない。 眼球は瞳から食い破られ、中身を吸われるように食されてもう何も見ることが出来ない。 音だってもう聞こえないのかもしれない。 娘たちやその子供はおうちの隅で泣いて震えながらその惨状を見ていた。 巨大れいむもまた、心がすっきりするのを感じながら黙って見ていた。 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわせー!」 「まりしゃおかーしゃんおいちーね!!」 「ゅゅー、こっちもおいちーよ!!」 おうちの中には善悪の無い赤ちゃんによるまりさの味批評の声と咀嚼の音、あとは娘達のすすり泣く声だけが響いていた。 それから時間にして30分程度だろうか。 まりさは数十匹のプチトマトサイズの赤ちゃんに非常にゆっくりと食べられた。 ハーレムの王を気取っていたまりさは僅かな食べかすと帽子を遺してこの世からいなくなった。 赤ちゃん達は満腹になってスヤスヤとお休みモードだ。 罪悪感なんてないのだろう。とても満足そうな表情を浮かべている。 娘たちと子ゆっくり達はというとゆっくりの捕食シーンを目の当たりにして怯えていた。 何よりも巨大れいむに怯えていた。 確かにまりさが自分たちを見捨てようとしたのは許せない。 でもそれに対する罰は袋叩きにして追放する程度だと考えていた。 しかしお母さんである巨大れいむはどうだ。 お腹を空かせた赤ちゃんにまりさを食べさせたのだ。それも生きたままのまりさを。 そんなことをさせるお母さんが何よりも恐ろしく、身の危険すら感じていた。 対して巨大れいむはドス黒い快感にすっきりしていた。 あの憎いまりさが自分の赤ちゃんに食べられて体の崩れていく様はこの上なく興奮できた。 何だか物足りない気もしたが、これで赤ちゃんも満腹になれたし働かないまりさもいなくなった。 娘たちも反省しているようだし全てが上手くいったんだ。 巨大れいむはそれを確信し、幸せな気分のまま眠りについた。 翌朝、娘と子供達は昨日と同じように食糧調達に出かけた。 巨大れいむと赤ちゃん達は笑顔で見送ったが、娘達は二度と帰ってくることは無かった。 遊び呆けて赤ちゃんの世話を忘れた昨日とは違った。 恐ろしい母とはもう居られない。 生きていたまりさを食べ、同種の味を知った赤ちゃんも連れていきたくなかった。 それゆえに子を連れて旅立ったのだ。 こうして甘やかされた娘達は巨大れいむの意図しない形で独り立ちを果たした。 子と共に食糧調達に出かける楽しみを知った彼女たちはもう大丈夫だろう。 きっと野生に生きるゆっくりとして生き、野生に生きるゆっくりとして死ぬのだ。 一方おうちに残るのは巨大れいむ一匹になっていた。 辺りには孫の赤ちゃんの名残である飾りが散らばっている。 巨大れいむが食べ物を探しに出かけている間に赤ちゃんは共食いを始めた。 生きたまりさを食べさせたのが間違いだった。 同種の味を知っただけでなく、悪いことをしたゆっくりは食べ殺してもいいと勘違いしたのだ。 お腹の減った赤ちゃんは巨大れいむが出かけている間にちょっとしたことで姉妹を悪者に仕立て上げた。 それは「ぶつかってちょっといたかった」とか「じぶんのおもちゃ(小石)をとった」だとかほんの些細なことだ。 そしてお互いに悪いゆっくりを食べた。 そしておうちに戻った巨大れいむに最後に残った赤ちゃんが噛みついた。 巨大れいむはそれがまりさ種だと確認すると、自分の顎に食いつく赤ちゃんまりさをそのまま壁に押し付けて潰した。 巨大れいむは深い溜息をつく。 自分はどこで間違ったのだろうか。 甘やかした娘達を更生させようとした結果がこの孤独だ。 寄生虫のようなまりさは処刑してやった。 なのに娘達は食べ物を探しに行ったきり行方知れずになった。 そして孫達はどうしたことか共食いして全滅した。 ああ、なんということだろう。 結局自分は家族を崩壊させてしまっただけじゃないか。 取り返しのつかないことをしてしまったと巨大れいむは嘆いた。 だが巨大れいむは気付いていなかった。 娘達は形だけではなく本当の親としての第一歩をしっかりと踏み出せていた。 その点で言えば巨大れいむは間違ってなかったのかも知れない。 しかし巨大れいむがそのことに気づくことは永遠にない。 結局巨大れいむは死ぬ間際までどこで何を間違えたのかと後悔し続けた。 終 by ゆっくりしたい人 巨大れいむに運命の分岐点があるとすれば逃げたまりさに追いついた時。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/bmrog/pages/1030.html
《GM》 さーててかきだしますればね~ 《GM》 その間に自己紹介なぞあればー! 《GM》 《GM》 《GM》 《マドカ》 【円】「こんにちはっす。ぼくは円。緋野尾 円。珍しい苗字だろ?」 《マドカ》 【円】「んー、まあ、あんまり何するのかはわかんないけどさ。とりあえず、お手伝いくらいするよ」 《マドカ》 【円】「んじゃよろしくな」 《マドカ》 ボーイッシュ系スポーツ女子。実はドMだが、カミングアウトできずにいる。 《マドカ》 というより、本当にその認識でいいのか悩んでいる。 《マドカ》 褐色の肌と、切れ長の目がチャームポイント。 《マドカ》 ヒロインとして覚醒済みではあるが、任務に難しいものはなく、犯された事もない。(話は聞いている) 《マドカ》 ちょっと変わった性癖持ちだが自覚があり、日々そういった知識を仕入れている。 《マドカ》 《GM》 あい! でははじまりまーっす! 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 日も傾き、日中は多くの学生が学び活動する学校も今はシンと静まり返り、いっそ不気味に感じてしまうほど。 《GM》 グラウンドには部活動の片付けをする生徒は多少残ってはいますが、特別学校として力を入れている部があるわけでもなく。基本的にはどこの部活も活動を終了してしまっています。 《GM》 さて、そんな部室棟の一室。陸上部と銘打ってあるソコもすでに部員は帰ってしまい、いないのですが……定の部活動には参加していないものの、運動が得意な事もあり各種部活の助っ人などをお願いされる事もある円さんは放課後、趣味の自転車でかいた汗を流すために間借りしているここで着替えをしているのですね。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「ふーぃ」汗でベタベタの体を椅子の上に投げ出し、しばし。少しは空気が冷たくなっても、この部室内はまだ熱い。洗濯を後日に回したジャージなんかは、ロッカーに入りっぱなしだろう。「は、ぁ……」自分ではそうと気づいていない、悩ましげな吐息。ごろん、と横になって、自分の服をつまんで臭いを嗅いでみる。汗の臭いが染み付いて大変な事になっていた。「(……うん、シャワー浴びよう)」残念そうにしながら、シャワールームへと向かうた 《マドカ》 め、立ち上がる。▽ 《GM》 嘆かわしい事か……年頃の娘さん達である部員の彼女達にもこのように、洗濯を後日に回そうとロッカーにおいて帰ってしまう子は少なくはありません。 《GM》 カギはかかるはかかりますが、そもそも活動中、活動前に関わらず鍵は部長が預かり施錠するようにと決められています。そもそも、帰りに食べ歩きが日課だという子もいますので貴重品が置かれていることもなく……。ようするに、ロッカーは基本的に施錠はされていないのでした。 《GM》 円さんはというと、信頼され鍵を預けては頂いているのですね。素晴らしい! 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「……」こくり、と喉が鳴った。唾液が喉を潤し、けれど、頭は冷えていかない。手近なロッカーに手を伸ばす。今年入ってきた新入生の子のロッカーだ。毎日毎日きっちり練習するけど、ちょっとズボラで、よく、シャツなんかは中に放りっぱなしなのは周知の事実。ということは、つまり……悪い事をやっている、という実感に背筋をゾクゾクさせながら、かちゃん、と扉を開けて。▽ 《GM》 そこには……予想通り。女の子の据えた匂いが噴出すようでもあります。一応は消臭剤もおいてはあるのですが……その原因のモノ。シャツや靴下から立ち上がるそれはそんなものではどうしようもないという感じ。 《GM》 もし、それに手を取り漁ってしまったならば……腋部から溢れる蒸れた汗の匂いに、そしてその下では濡れ過ぎ、スカートをその上からはいてしまうのも躊躇してしまったのか。女の子らしいリボンのついたパンティが転げ落ちるのですね。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「はぁ……・すぅっ」震える手をそっと伸ばし、掴む。たぐり寄せる手は素早く、可愛らしいショーツを、顔に押し付けていた。胸いっぱいに空気を吸い込んで、吐き出す。とたんに膝が笑い出して、慌てて椅子に座りなおした。「(そう、いえば……扉、締めたか、確認しな、きゃ……)」そうは思っても、香しい香気を胸一杯に吸い込むのをやめられない。大気の温度よりも自分の体温が高くなった事を感じるほど、感じていた。臭いが残るから、下手に 《マドカ》 自分を慰める事は出来ない。 《マドカ》 【円】「(かえ、ったら、今日はこれで……)」ハァ、ハァと熱い吐息を吹きかけ、吸い込む。まずい、まずい。見られたら、優等生の仮面もアウトだ。あと最低一年は、大人しくしていなければいけないのに……体が、動かない。▽ 《GM》 この悪癖もいつの頃からだったのか。助っ人での活躍もあり周りから信頼される優等生の円さんが使わせて欲しいといい、嫌だという部は存在もせずそれがまた助長してしまうのでしょう。室内の温度、湿度がムワリと上がったような気さえしますね。 《GM》 扉は……見る余裕があったか否か。鍵は開いたままではあったのですが経験上、部室へと戻る部員もいないはず。しかし、それも絶対とはいえません。見られれば、優等生としての自分はもとより学校にだっていられるかわかりません……しかしあるいは、あやういスリルが知らず円さんの気持ちを昂ぶらせているのかもしれませんが。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「(あの子、可愛かったなぁ。こんな臭い、するんだ、へぇ、へぇ……)」好奇心と、性的な興奮と。シャワールームですれ違った、まだ幼げな肢体を思い出し、鼻に擦りつける布地を強く、更に強く。「(み、見られたら、終わり、だよね。でも、でも、誰もこない、はず、きっとこない、から……あ、あ、でも、見られたら、た、ら……♪)」部室での自慰行為は、今まで禁じていた。けれど、それすら破ってしまいそうなほど、今日は頭が沸騰していた 《マドカ》 らしい。そろそろと、レーサーパンツの股間に手が伸びる。下着一枚すらつけていない薄い布地の上を撫でるために、指を鉤爪状に曲げて、ゆっくり、伸ばして…… 《マドカ》 ▽ 《GM》 同じ部でもありませんが、ある意味で有名な先輩として懐く小動物のような彼女を思い浮かべてしまいますね。以前着替えの際にみた、ぷにりとした布に包まれたクロッチ…まさにそこが触れた部分に鼻を埋め。 《GM》 そこの、鼻を埋めている部分が当たっている所と同じ部位に指が伸び――――…カシャリ!! 《GM》 そんな音が響き、眩いフラッシュが瞼を通し瞳に感じられることでしょう。その光りも音もいやに現実味が無く。まるで自らの被虐的な妄想が具現化してしまったのか……そんな風にさえ思えてしまうかもしれませんが。次に聞こえてきたのは……。 《GM》 「おぉおぉ……“回収”しに来たらなんじゃこりゃあ……緋野尾ちゃんにこぉんな趣味があったなんてなぁ……」 《GM》 野太く、喉を鳴らすような声。開けたままの扉は開き、いつのまにか真っ暗になっていたグラウンドをバックに上下ジャージの太いタルのようなシルエットの男がしそこに立っているのでした。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「……?」反応は、鈍かった。その、ショーツを顔面に当てたままの変態的な格好で、フラッシュを焚かれた方をのろのろと眺める。「え、おま……」ぽとり、とショーツを取り落とした。見られた? しかも、想像出来る中で最悪の奴に。身を震わせ、キっと睨みつける。「あ、アンタもなんかやってたんじゃないのか?」務めて平静を保つように、言葉を投げかける。▽ 《GM》 【怨田】「なぁにをいっておるのかわからんなぁ? ワシは見ての通りほれ。見回りの最中でなぁ……まったく、鍵も閉めておらんと無用心なと思えば、まさか優等生の緋野尾がこんな……なぁ?」 《GM》 その姿に声。怨田と言う体育教師であると円さんは言葉を放ちながら気づいたことでしょう。先ほどのこの場、陸上部でも話にあがっていた……過剰なボディータッチと舐めるような視線がウザイと評判の男性教諭だ。 《GM》 【怨田】「大体、ワシのことよりも……自分の格好のほうを見返すのがよいと思うがなぉ♪ なんなら……」と、カメラを再度構え、何度もシャッターを切る。乾いた音とフラッシュが責めるように円さんに何度も襲い掛かり…。、 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「う、ぐぅ……」何か仕掛けているかもしれない、という言葉を聞いた程度でしか、ない。それに、このタル男は、校内で相手したくない教師ナンバー1。様々な行動言動からセクハラで訴えられてもおかしくないにもかかわらず、未だにこの学校に居座り続けている以上、何かあるのだろうとは思っているのだが……「(くそっ、こんな奴に……!)」しかも教員相手ともなれば、成績操作は自由自在だろう。ばれたら、推薦の話もパー。いや、それどころ 《マドカ》 か、人間関係や、築き上げたものが一晩で……青い顔をしながら、思考が空転する。ショーツを膝の上に載せたまま、呆然と見上げる格好が何枚も、写真に収められていく。 《マドカ》 【円】「(デブだし顔最悪だしクサいし……ん?)」一瞬、胸がキュっと締め付けられた。いやいやいや、ありえない。ありえないから。こんな奴と。でも、ヤらされるだろうか? 先ほどまでの不安と恐怖に、好奇心が混ざり始める。だが、しかし、イヤだ、こんな奴と始めてなんて……ぐっと視線を逸らした。▽ 《GM》 【怨田】「さてさて、こんなものかな……みてみぃ。ほれぇ♪」くるっとデジカメをひっくり返すと。そこには一枚目のショーツに顔を埋め、正に自慰を始めようとする姿が……。 《GM》 【怨田】「とりあえずはぁ……」と、づかづかと我が物顔で女子更衣室へと歩みを進めて。近寄れば少女の匂いを≠ォ消す程の中年の匂い……それだけではない。ジャージを押し退ける股間のふくらみに、ズボン越でも鼻に感じる……興奮した牡の匂い。 《GM》 舌舐めずりをし、円さんを舐めるように見て。醜い顔が見下してくる。 《GM》 【怨田】「もう締めてしまうからな。宿直室だ……指導がなぁ、必要なようだからのぉ……♪」 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「う、ぐぐぐぐ……」言葉も返せない。椅子についた手をギュっと握り締め、ちらちらとデブ田に視線を向けた。自分の映る写真が、酷く卑猥に見える。自分の姿でなければ、きっと自分の隠しフォルダ入りしていたところだろう。「そ、そんなトコ連れ込んで、ぼくを、どうするつもりだ?」必死になって、問いかける。男の加齢臭、それと同時に感じる、酷く脳髄の奥を刺激する、雄の臭い。 《マドカ》 【円】「(うぁ、臭っ、臭っ……!?)」ツン、と鼻を突く臭気に、半分涙目になってしまう。 《マドカ》 ▽ 《GM》 【怨田】「指導っちゅうとるやろぉ……? ヒヒッヒッ ほれ、行くで?」腕を掴み立ちあがらせ。もう誰も校内にいないとの強みからか、我が物顔でくびれた円サンの腰を抱き、その贅肉の余ったからだに押し付ける! 《GM》 頭の芯がクラクラするほどの匂い。汗まみれで着替えができていないままに……。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「うぁ、離せ、離、せぇっ!!」いくら騒いでも誰もこない。それくらい人がいないという現状が、今は災いしていた。必死になって離れようとするが、大人と子供という体格差はいかんともしがたく。しかも中学三年生にしても小柄な円は、贅肉にべったり張り付かれた上に雄臭い空気に包まれれば、たちまちのうちに全力で抵抗する、という意思を奪われつつあった。「(やばいやばい、いくらなんでも、こんな奴のはイヤだっていうのに!!)」自分の 《マドカ》 感情に激しく戸惑いながら、連行されていくしかなかった。▽ 《GM》 【怨田】「あんまり暴れるんじゃないってのぉ? ……緋野尾も、どこから漏れたかわからん写真で後ろ指さされるのは困るだろうがのぉ?」 《GM》 必死の抵抗も気にせず。ずんずんと進むのでした。その間にもお尻に手が伸び、レーサーパンツを食い込まされたり……悪戯をされながら、結局は狭い離れの宿直室へと連れ込まれ……。 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 せんべい布団にちゃぶ台。小さな冷蔵庫にブラウン菅のテレビ。タイムスリップしてきたかのようなその光景ですが、私物なのかノートパソコンに真新しい地デジ対応のアンテナだけが妙に浮いてしまっています。 《GM》 【怨田】「いやしかし、驚いたなぁ……あの緋野尾が、まさかあんな趣味とはなぁ……匂いフェチの変態で、部室にしのび込んでは下着の被ってオナニーなんざ……バレちゃあ大変な事だなぁ!?♪」ガハハと楽しげ 《GM》 愉しげに嗤い。冷蔵庫からビールを取り出しプルタブをあけ、クチをつける。若干頬が赤らんだ気もしますが……それ以上に漂うアルコールの匂いが不快感を増す気がしますね。 《GM》 ▽ topic 【怨田の指導 TP38】が設置されました 《マドカ》 【円】「はぁ、ふぅ……か、被って、ない、ったらっ!」さっきから、反論する度にパンツを食い込まされ、焦らされっぱなしだった股間は目に見えてわかるほど汗以外のもので濡れており。尻肉を揉む脂ぎった手にすら反応してしまう事が悔しくて、キっと睨みつけて唇を噛んだ。 《マドカ》 【円】「……い、言っとくけど、手なんて出したら、ただじゃおかないからな」部屋の隅っこにへなへなと座り込みながら、険しい視線を向ける。ジリジリと逃げるように動くが、狭い室内、しかも唯一の入口付近には奴が陣取っている。逃げるのは、絶望的だ。▽ 《GM》 【怨田】「だぁ、かぁ、らぁ……わかっとんのか? 自分の立場を……」ガンッ と缶をちゃぶ台に。そのまま円さんに近づき捕まえ。顔を寄せて……。 《GM》 【怨田】「最近はアレだ。すぐ体罰だなんだのというが、ワシは必要なモンだとおもっとるでな? ……もし逃げたり逆らったりすりゃあ……全部公開した上で親御さんにも直接話を聞いてもらわなあかんなぁ?」 《GM》 座り込んだ円さんを抱き締め。湿っぽく脂ぎったその顔を間近までよせ……ぢゅるりと舌なめずる音、興奮し盛り上がった股間のカタイモノが内腿へとジャージ越しに当てられ、この教師の考えていることは行為の経験がない円さんにももろわかりになってしまうことでしょう…。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「う……」泣きそうな顔で、口元を隠して黙りこくる。例え魔族や化け物と闘う力を持っていても、所詮は一介の中学生。メンタルは人並みなのだ。しかも、こんな妙な趣味を持ってる事は「悪い」事だと認識している。圧倒的に、不利だった。体罰だなんだは、まあ、いい。でも……ばれるのだけは、恐ろしかった。 《マドカ》 【円】「……何、を……」ここまでいいかけて、口をつぐむ。狭い部屋。蒸した空気。汗ばむ体に、濃い雄と雌の臭い。こんな変態性癖を持っている事を、今は心底後悔した。「お、男の悦ばせ方なんて、知らない、ぞ……それに、処女奪ったら、絶対殺してやる」先ほどよりは僅かにマシな態度で返事を返す。ベッタリと肌に張り付く双方の汗。最悪な事に、体は徐々に反応を始めていた。▽ 《GM》 よしし、ではこれで戦闘を開始するとしますね! 《GM》 トラップのみで開幕も無いようですので! 《マドカ》 OK 《マドカ》 ぼ、ぼくは負けないからな、負けないからな……!! 《GM》 2d6+20 《速効Ⅲ》《堕落》《淫毒》 【ダイス】 2D6+20 = [3,2]+20 = 25 《GM》 うふふ、期待しています…! 《マドカ》 ぎゃぴー!? 《GM》 ざんねん! 6ではなかった! 《GM》 では受動とアクトお願いします! 《マドカ》 そ、それじゃあ 《マドカ》 ガーディングと 《マドカ》 ……ん? 《マドカ》 あ、受動いらないや。 《マドカ》 胸AP飛ばして、耳年増、罵倒、突き刺さる視線に、小さすぎる胸! 《マドカ》 以上! 《GM》 あいあい! 《GM》 えっと、そうだな! 《GM》 RPからしちゃいましょー! 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 【怨田】「ええわいええわい……ワシに任せておけば、なぁ……♪」やがて諦めたかのように、そんな事を話し出した円さんに満足気に嗤いますね。汗ばみ、匂い立つ牝の香りにジャージの下でビクンビクン!! 大きくそのナニかが跳ねるのを感じることでしょう。 《GM》 【怨田】「処女かぁ……♪ ヒヒッまぁそうとは思っておったがな……ワシが身体の使い方もなにもかも、一つ一つ教えてやるからなぁ……♪」ぐいっとシャツも下着も一気に。バンザイをさせるように持上げてしまいますね! 《GM》 濡れたそれは縄のようにもなっていて。丸まり、その体勢のまま拘束さえしてしまいます。 《GM》 【怨田】「どぉれ……緋野尾の味はどうかのぉ……♪」そのまま。顔を露になった乳房に寄せて…ねとりと熱く爛れた舌先で。ぬるぅ―――……ぷるんっ♪ 僅かの乳房を持上げ、乳首を揺らし……。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「(うぁ、べたべたする、ヤだ、これっ……)」唇をかみしめ、黙って耐える。ムっとくる雄の臭いが、思考をくらくら揺らし、異臭だとわかっているのに、何故かチラチラと男の股間を見るのがやめられない。すらりと伸びたふとももに押し付けられた竿の部分が震えているのがわかる。気持ち悪い、そんな感想しかモテなかった。 《マドカ》 【円】「ちょっ、や、ひゃっ!?」女の子らしい悲鳴を上げながら、腕を拘束されていく。小さな乳房を、生暖かいナメクジのような舌でねぶられると、ゾワゾワっと悪寒が走った。「ちょ、馬鹿、やめろ、やめぇえっ!!!!」真っ赤になって暴れようとするが、押さえ込まれた格好ではわずかにみじろきすることしか出来ない。しかも、こんな馬鹿に処女を奪われるくらいだったら、玩具で破ったほうがよっぽどマシだ! なんとしてでも、回避しないと……そ 《マドカ》 んな風な思考を他所に、ナメクジは乳房の上を這いずり。既に勃起し始めていたサクラ色のてっぺんを覆い隠した。「ひ、ぁ……!?」今まで感じた事が無いほど、しびれるような刺激が脳天を直撃した。なんだ、これ、わけが、わからない……!?▽ 《GM》 【怨田】「んろぉぉぉぉ―――~~~~ッ べぢゅるっ、ぞぶっ♪ ふひひひ……しょっぱい汗の味がたっぷりするのぉ……匂いも大分蒸れて……おっ、おぉ……♪ 興奮するのぉ……っ♪」口を窄め、充血しはじめた桜色のニップルを吸い、舐めシャブリ……それだけに飽き足らず、乳房涎塗れの中年の匂いでたっぷりにされ、腋までも匂いを嗅ぎ……蛇のような視線でその合間にも円さんの表情を、身体をのぞき見て発情の兆しに暗い悦びを感じているようですね。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「ん、くぅ、ぁ、ぃっ……!?」自分でも異常と思うほど、体が昂っていたらしい。乳房を舌でなぞられただけで、胸が締め付けられたように苦しくなり、息も荒く、汗も大量に溢れ出てきた。泣きそうなくらいに顔をしわくちゃにして、声が出そうになるのを必死に堪える。「(もぉ、きつ、ひぃっ!? こんな、奴にぃ、あ、腋、やめ、汗、多いから、舐めるな、馬鹿、死ねぇえっ!!)」心の中で罵倒するだけで手一杯。現実は、浅く何度も吐息を零し 《マドカ》 、押し倒されて惨めに悶えるだけ。普段の利発的で颯爽とした面影は、どこにおもなかった。 《マドカ》 【円】「(臭い、臭いよぉ、やだ、ぁっ……)」顔が、近い。クサい。泣きたい。でも、体は素直に興奮を高めていく。乳首でイった事なんて無いせいで、完全に追い詰められてはいないものの……精神的には、かなり、追い詰められていた。 《マドカ》 ▽ 《GM》 【怨田】「随分感度はええなぁ……こりゃあ家ではお友達の匂いでオナニーしまくりってかなぁ!?」ゲハゲハと罵倒をクチにだす余裕もない円さんの変わりに。隙を見逃さない狡猾な体育教師は忙しげにズボンをずらし、曝け出した野太く、皮あまり気味でカウパーで蒸れ、酷い匂いを放つ魔羅を取り出し……。 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 そんな所で戦闘再開だ! 突破からどうぞ…! 《マドカ》 ではポテ5で突破なのだ。知力で! 《マドカ》 6d6+6 アタッカー修正強い。 【ダイス】 6D6+6 = [2,5,2,5,2,5]+6 = 27 《マドカ》 惜しいなァ……(・・ 《GM》 いきなりとっぱするきまんまんだわΣ topic 【怨田の指導 TP11】が設置されました 《GM》 これはHPアクトまでもたないよかんですね(わはは 《GM》 では攻撃ですーっ 《GM》 2d6+20 【ダイス】 2D6+20 = [3,3]+20 = 26 《マドカ》 腰APはげた! 《GM》 ワーイ 《マドカ》 アクトは 無し(・・ (きらーん 《GM》 あい!でははんげきどうぞー 《マドカ》 普通に突破しちゃうよ(ふふん 《マドカ》 1d6+6 ていぺし 【ダイス】 1D6+6 = [5]+6 = 11 《GM》 わはー!おちたな! 《GM》 まぁ、ともかくエンディング処理的なさむしんぐー! 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 【怨田】「その様子じゃあキスもまだっちゅう感じやのぉ……こっちで頑張るんなら、勘弁したってもええでぇ……?」と、手を掴むと自らのそそり立った肉棒を掴ませる。 《GM》 【怨田】「握るんじゃないぞ? 定番だが、ワシになにかありゃああの写真は……後はわかるなぁ?」そのまま、ぐちっ、ずるぅっ!! 上下へと扱き立たせ。指でカリ裏を削がせるとこってりとした黄ばみチンカスがへばりついて……気持ちいい部位に触れるたび、ぶるんと大きく脈動しそれを伝える指導っぷりですね。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「え、ぇえ……っこれ、を……」体育系にしては細くい指先。黒々した肉竿に褐色の肌がひっかかり、びくんと怯えるように震えた。「うぁ、あ、うわ……」手にこびりつく、汚れの感触。露骨に顔をしかめながら、肉竿が震える感触を、無意識で覚えていく。「(なんか、臭くて、泣きたいけど……面白い、かも)」深く、長く、呼吸する。自然、汗と交じり合ったチンカスの汚臭が鼻腔を通り抜けるが、それを意識してもまだ、呼吸は深いまま。 《マドカ》 【円】「わ、わかってるっ! だから、絶対、ばらまく、なよ……」声は段々尻すぼみになり、また、チンポの動きに意識が集中する。何分、昼間熱い中を勉学に励み、その後炎天下でのレース練習。疲労も、蓄積しているのだ。加えてこの想定外の【事故】に混乱し、段々、頭がモノを考えるのを放棄し始めてきていた。半分投げやりな気持ちが増える一方、この状況に適合しつつある自分もいた。 《マドカ》 【円】「(にぎ、っちゃ、駄目なのかな……そのほうが、もっと、すごく、ネチョネチョのグチョグチョになって、汗、混じって、スゴいことになりそうなのに……コイツ、臭い、なぁ)」ぺたんと座り込んだまま、シャツで拘束された手を玩具にされている。ムレムレの肉竿の臭いは、子種の残滓の芳香すら増幅し、円の意識を改変していく。当人は、全く、意識していないのだが。▽ 《GM》 【怨田】「ほっ、お゛おぉぉ……っ♪ そうだっ、そこをなっ! ……さすが優等生は飲み込みがええなぁ?♪」ブビュッ!! カウパーが飛沫を飛ばし、まどかさんの顔にまで……。その後も、まるでマグマが溢れるようにだくだくと漏れ零し、指も手も臭い牡汁汚しきってきまいますね。 《GM》 【怨田】「そぉれ……緋野尾―――…円にも気持ちのええところを教えてやるかのぉ……♪」自分から探るように動き出した指に満足げに手を離し。そちらの手は真っ直ぐに円さんのレーシングパンツ。そのクロッチの部分に、指を置き、ぢゅぅぅぅぅぅ―――…っ! そのまま圧迫するように指の腹で押し込むとやわらかな大陰唇がたわみ、盛り上がって……みるみるうちに、お漏らしをしてしまったような染みが広がってしまうのをニヤニヤとしながら観察していて。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「わぶっ!? ぺ、ぺっ!」薄く開いた唇にも汚汁がひっかかり、舌に絡みついたエグ味が円を襲う。吐き出そうとするが、全く味は落ちない。むしろ空気がふれるほどに、頭が痛くなるような苦い味が広がっていくのだ。 「こ、この、変態っ! 何が、優等せっ……~~~~~!!!!」勢いあまってしごいたせいだった。先走りどころか、汚い汚い汗まみれのチンカスまで、唇に飛び込んできたのだった。頭の中は大混乱の上思考停止して、怨田に言わ 《マドカ》 れるがまま手を動かすほどしか、体の動きがなくなってしまう。いや…… 《マドカ》 【円】「(うわ、うわ、最悪、チンカス食べちゃった、食べちゃったっ!? ぼくもうお仕舞い、お仕舞いだって! こんな変態教師のチンポの垢食べたとか、人間終わりだよ!!!!♪)」思考が吹っ飛んでいるさなかであったせいか。伸ばした手の先も、どこなのか気付かない。 《マドカ》 【円】「ァ……!?」自分と親以外、誰も触れた事の無い場所に、他人の指が触れた。その事が引き金となり、反射的に体が跳ねる。気持ちいい、なんてのはわからない。頭が一瞬で沸騰して、思考が吹き飛びそうになった。じゅわぁ、と染み出た雌汁は、股間をまんべんなく濡らし、レーシングパンツに大きく黒い染みを作る。何も知らなければ、漏らしたと言われても納得しただろう。円は、この年にしては、体は成熟していた。胸と尻は、小さく硬いままだが 《マドカ》 。動かしてもいないのに、これだけ反応してしまい……意識が戻った時には、躍起になって怨田を睨みつけるのだった。チンポを、教えられた通り丁寧にしごいているのは、本当に無意識の行為だったが。▽ 《GM》 【怨田】「うぅぅん? おお、クチに入ってしもうたかなぁ……♪ 味あわせるのはまだ先のつもりではあったがァ―――…♪」別段、その行為を咎めるでもなく。今度は円を描くように、指でクロッチを責め押し。染みを広げていくようです。 《GM》 【怨田】「しかしその顔は良くはないなぁ……ほれっ、ほぉれっ♪」睨む視線も何処吹く風といった感じで。しかし指を止めず扱き続ける手の中で脈動は徐々に早く。スパンが狭まりまるで鼓動のようで。カウパーも熱く、匂いキツイ……もまるで湯気でも出ているのかと思う程、そのオチンポを中心に熱が篭ってきているようで。 《GM》 また指はスジをなぞり、軽くもぐりこみ……その秘裂に隠れた肉芽を穿りかえし指で挟みこみ揉み込んで……レーパンの中がどのようになっているかは想像に難くはありません。 《GM》 【怨田】「さあってぇ……っ♪ 大分馴染んできたなぁ♪」さらに腰を抱いていた手はお尻へと降り、我が物顔で揉みたくります。かなりつよく、それこそ手形残るほど……よじれる双尻はすりあわされ、その奥の窄みが擦れてしまっているかもしれませんが…。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「(あ、破れる、そんな、奥まで、するな、あ、あっ!?)」張り詰めた体の筋肉。指が押し込まれる度に、不安で心が千々に乱れ、下衆な野郎に犯されている自分に、たまらなく興奮する。怖いのに、辛いのに……一部のみ円熟した体は、火照ったまま汁を垂れ流す。自分が愛液の多いほうだ、というのは知らなかった。こんなにも溢れ出たのは始めてだったから。 《マドカ》 【円】「ひ、はっ、あっ……!? や、め、ひょぁっ!?」くさい、くさい、くさい。ちんぽ、くさい。にがい。マズい。なのに、なのに……なんでこんなにも、体は幸せなのだろう。大洪水になっているレーパンの下は、自分でも把握していた。きっと、2cmもあるデカクリはベッチョリと押しつぶされ、転がされ、今にもイってしまいそう。ガチンコでしごかれれば、多分、数分ともたない自信がある。しかも、おまんこもやらしい手つきでほぢくられれば 《マドカ》 、このままほだされてしまいそうだ。完全に食い込んだレーパンは、尻の谷間に押し込まれ窮屈そうにしていた。こぶりだがハリのある尻肉は、逃げ出そうとモジモジ動くが、大きく太い指にはかなわず、好き勝手に蹂躙される。そして、何か、排泄用の穴が熱くなってきて……「(なん、だろ、これ、まさか、お尻、え、まさか、まさか……)」当人ですら、知っていて、実際ちょっといじった事があっても、まさか他人に触れられる事なんて考えもしていない。 《マドカ》 ゾっとすると同時に……妙な好奇心が、理性制御の邪魔をした。 《マドカ》 【円】「(って、駄目、絶対イヤ、イヤなんだってばっ! ぼくはこんなトコで初体験なんて、死んでもヤなんだっ!!)」理性が、必死に警鐘を鳴らす。だから、行動が裏目に出た。目の前で膨れ上がる肉竿に、反射的に、手錠と化していたTシャツをかぶせる。汗を大量に吸っているにもかかわらず、意外にすべすべした感触が、肉竿とカリを刺激して、その上からペニスをぎゅっと、両手で握りしめる。折れたりするような強さではなく、この後に吹き出 《マドカ》 す何かを、せき止めるように。ただ……円は、それの勢いを知らなさすぎた。だから、今から自分のTシャツが迎える運命も、気づくのが大いに遅すぎるのである。▽ 《GM》 【怨田】「なんだなんだぁ? ケツもまれ始めてから、まぁた感度がよくなって……もしかして、お前アレか……こっちの方がってぇ……」お尻の谷間に指をもぐりこませ、軽く。爪の先ほど沈めてしまうのでしたね! 《GM》 【怨田】「んぅっ、ふうぅぅぅ――――…っ!!♪ まったくっ、もうワシのチンポの扱いをよう覚えてっ、しもうてのぉ……ほぉっ!?♪ 円ァ、イクぞっ、おぉぉぉぉ――――ッ!!」湿ったTシャツを被せられる。その瞬間に一際大きく脈動した肉棒が膨れ、先端の鈴口がクパつき、開き……ドブンッ!! ドビュルッ、ドビュッ、ボビュボビュボビュゥ――――!!!! 眩暈がするような濃い匂いを発する黄濁したザーメン、ゲル状ですらある濃度それが着て帰ら 《GM》 なければいけないTシャツの中へとブチまけられていくのでした……。 《GM》 それと同時に。射精の快楽に戦慄く怨田の手が強張り、責めていたクリ肉芽、肛門に力が入り……いっそ暴力に近い感覚が円さんへと送られるかもしれません…。 《GM》 ▽ 《マドカ》 【円】「っ、ぁ、や、め、違、違っ……!!!」にゅるぅ、と汗に濡れた指が押し込まれる。運動している分キツい括約筋が指を締め付けるが、汗と愛液がローション代わりになり、教師の想像よりも従順に、太くゴツゴツした指を飲み込んでしまうのだ。「(違う違う違う違う違う絶対感じてなんてないっ!!)」認めるのが怖くて、必死に自己暗示をかける。けれど、けれど……「ッーーーー!!!!」歯がきしむほど噛み締めて、声だけは必死に殺した。カっ 《マドカ》 と目を見開き、クリと肛門の刺激に悶えて。そして……愛液とは違う、さらさらした液体を吹き出しながら、びくん、びくんっと痙攣した。イかされた、と気づいた瞬間、涙が溢れ出し。同時に、黄ばんだゲルザーメンで重たくなっていくシャツに視線を落とした。だんだん、段々重たくなっていき……「(あ、これ、ヤバい、欲しい……)」空白になった思考の隙間に、雌の愉悦への願望がねじ込まれていく。イった後で、普通なら落ち着くはずなのに。物足りな 《マドカ》 い。足りない。アナルで変態アクメまでしたのに、一番敏感だと思っていたクリトリスでもイったのに。 《マドカ》 【円】「あ、あ、あ……で、出、た……」ほうけたようにつぶやいて、壁に背中をもたらせかける。しょろしょろと音がして、部屋にアンモニア臭が篭もり始める。イった衝撃と自分の現時点での境遇に思考が限界を迎え、尿道を締める筋肉が緩んでしまったのだった。また、【指導】される口実を作ってしまった事を感じながら、射精後の下卑た笑を浮かべる怨田に、薄ら笑いを返す。解放して貰えるまで、まだ、ずいぶん時間がかかりそうだった。▽ 《GM》 【怨田】「……まったく、優等生はトイレの仕方すらわからないらしいのぉ……♪ まぁ、安心してもええわ。今週はずっとワシが宿直で……一週間もありゃあ、出来のいい円にゃあ十分すぎる程に覚え込ませる事ができるわなぁ……♪」 《GM》 これからの指導に思いを馳せ、あれだけの射精でも一切萎えない肉棒と腹を揺らし笑い声を高らかに上げるのでした…。 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 ~くらくら!~ 《GM》 『放課後特別指導』 《GM》 《GM》 《GM》 《GM》 これにて閉幕とあいなります! ちょいオーバーでしたがありがとうござりました! 《GM》 リザルトでーす! 《マドカ》 いえいえ! 《マドカ》 楽しいよ!
https://w.atwiki.jp/teito/pages/53.html
最後の一弾 2002年 初夏 国連軍百里基地 301部隊 教官控え室 「氷室教官、坂上訓練生参りました。」 隙の無い坂上の敬礼、しかし氷室はある事に気づいた。 「その癖は直らんな、坂上。 未だに潮気が抜けないようだがここは帝国陸軍基地でもあるという事も忘れるな、 無用なトラブルを招くぞ」 大抵の国がそうであるように帝国でも陸軍と海軍は犬猿の仲だ。 坂上の敬礼は狭い艦内でぶつからないよう肘を畳む海軍式。 海兵団時代に、文字通り鉄拳で"叩き込まれた”習慣だけになかなか抜けない。 「申し訳ありません、以後気をつけます。」 慌てて敬礼し直す坂上だったが氷室は気にした風でなく 「まあいい、この度、帝国技術廠が開発中の戦術機用の支援火砲が提供されることになった。 交換条件として評価試験を行う際に戦術機の派遣を求むという事だ。用兵者側の意見も聞きたいということらしい。 急な話だが明日の実射試験に参加してくれ。得物は155㎜砲だ、やれるな?」 坂上は困惑した。 自分の能力に自信がないわけではないが、どう考えても訓練生風情の任務ではない。 「了解しました。教官殿・・・ですが、ひとつ質問よろしいでしょうか」 「どうした。」 「何故、正規の衛士を差し置いて訓練生の自分なのでしょうか、射撃を得意とする衛士は当基地には他にもいると・・」 日頃、訓練生からアイスレディと畏怖される氷室だが、珍しく苦笑を浮かべている。 「お前の砲撃の腕をこの目で確かめたからだ。あの時の射手に此処で再会できるとは思わなかった。 佐渡ヶ島の"最後の一弾”だ。観測手の"雪の女王”を覚えているか?」 2001年12月23日 帝国海軍舞鶴鎮守府 第2戦隊戦艦「信濃」射撃指揮所 「各主砲、徹甲弾装填・・目標ニュージャージー撃ち方はじめ」 引き金を引く小さな音。 「何遊んでるんですか、田村少尉」 帝国海軍一等兵曹坂上史郎は主任射手席に座る無精髯の壮年士官に声を掛けた。 「いいか坂上、射撃手たる者は日々是精進、鍛錬を怠ってはならん。 沖を見てみろ、国連艦隊の到着だ。ニュージャージーにアイオワ、ミズーリときたか。何が国連軍だ、 舞鎮に米艦とはな。世が世なら逃がしはせんところだが。」 物騒な事をいうのは『信濃』の主任射手である田村 輝元 特務少尉、射撃の腕だけで2等水兵から 士官にまで登り詰めた叩き上げだ。 田村より年長の勤務者は『信濃』にも艦長以下数名もいない。 「少尉、妙な気をおこしても無駄だぞ、火力支援を任務とする『信濃』にもはや徹甲弾は存在しない。」 苦笑しながら答えるのは砲術長の野村中佐、『信濃』の副長にして坂上ら戦闘部門のトップである。 戦闘時は艦長と共にCICに詰める野村だ、出撃前の巡検として指揮所まで登って来たらしい。 「でも"公式”にはってことですよね?『演習弾』は降ろしてないんでしょ」 「おい、その話はやめとけ」 野村の後ろで坂上にこっそり耳打ちをするのはオペレーターの相田初音二等兵曹。 物怖じしない性格と優れた管制能力が買われて最近砲術学校より配属された。 今回が初の実戦だが、いつも微笑んでいて緊張知らずに見える。 あどけない外観とその性格から男所帯の砲術科にもすぐに打解けた。 最初に初音を見た坂上の印象は"尻尾をパタパタ振っている元気な子犬”だった。 坂上は人当たり良い方だ、だがその本心をさらすことはなかった。 相手が近づいてくると、どうしても自分から引いてしまう。 だが初音はその距離をあっさりと踏み込んできた。 最初坂上は自分の距離を守ろうとしたが、いつも無邪気な子犬のようについてくる初音の前に坂上は 負けを認めざるを得なかった。 今ではかわいい弟分?のようなものだ、彼女との会話はいつも軽口の応酬となる。 「知らないのか初音、今の言葉は『信濃』砲術科員が決して口にしてはいけない禁句だということを」 あと数年で除隊する年齢の田村にしてみれば初音は娘のようなもの、つい坂上の冗談に便乗する。 「そうだぞ初音、『演習弾』の件は絶対誰にも言うな。 あれは艦長もご存じない砲術科の切り札だ。 ばれるとしたら"火元”は新入りのお前だけだ、その時は"アレ”だ、判っているだろうな?」 「りょっ了解しました。少尉」 "アレ”とは死んだ方がマシという位の猛訓練を課すこと、昔はいざ知らず『信濃』においては体罰は禁じられている。 そんな暇があれば技量を磨くべきだという安部艦長の意向は『信濃』の新たな伝統になりつつあった。 田村の真剣な態度に直立不動で答える相田、その様子に坂上は思わず噴き出した。 「まぁ "演習弾”を使うような事にならないよう祈ってるよ、少尉」 野村副長も笑いをこらえている 信濃級1番艦『信濃』 改大和級として1944年に生を受け半世紀、世界最大最強の称号こそ紀伊級に譲ったとはいえ、 46センチ砲9門の威力はいまだ衰えることを知らない"女帝”の1人である。 対米戦をにらみ建造されたが、戦局に間に合わず終戦を迎える。 戦後の冷戦下、ソ連の極東南下への抑止力として温存されてたが、BETA大戦勃発後は海上からの後方支援 に従事している。 "彼女”は還暦を前にしていまだ敵と直接砲火を交えた経験がない"戦闘処女”だった。 坂上らの配置は「信濃」艦橋の最上部にある射撃指揮所。 これはBETA大戦の推移と関係がある。 航空機や誘導兵器の発達は戦艦を時代遅れのものとした。 ところがBETA大戦の勃発、そして光線級の出現が事態を一変した。 航空機は接近すら出来ず、ミサイル等の飛翔兵器の無力化された。 また光線級対策の為開発されたAL弾頭だが、使用時に発生する重金属雲はレーダーの精度を著しく阻害した。 これ等の要因が再び戦艦と光学照準の組合せを有効な手段としたのだ。 高い所の方が遠くまで見渡せる、それが彼らがこの場所に居る理由だった。 さすがに全てが往年のままではない、照準装置はデジタル化され、艦長は艦内のCICで戦闘指揮を取るようになった。 搭載火器の多くは自動化されレーダーや航空兵装も一新されている。 だがその独特のシルエットは建造時のままで、その優美な姿は海の"女帝”の名にふさわしい。 いよいよ2日後には国内に存在する最後のハイブ、帝国軍呼称甲21号目標の攻略作戦が発動する。 帝国の存亡がかかった本作戦には帝国海軍もその可動水上艦艇の殆んどが投入される事になる。 「大和級にミズーリ級、日米の主力艦の揃い踏みか、太平洋側の大半が集結してるだけあって壮観だな」 「作戦まであと2日です、いよいよ帝国からBETAを追い出すことが出来ますね。」 坂上の呟きに答える初音、作戦の成功を疑っていないようだ。 確かにこの光景を見れば無理もない。 「そうだな」 相槌を打つ坂上、しかしその胸中はそれほど単純ではなかった。 (帝国から全てのBETAを駆逐する。 それはいい、だがその先俺はどうしたらいい?) そんな坂上達に田村少尉の檄が飛ぶ 「いいか、佐渡が陥落した日、海軍は何も出来なかった。今度は俺達が奴らを海に追い落とす番だ」 「「了解。」」 軍港の町、佐世保に生まれ育った坂上にとって海軍に入る事はごく当たり前の事だった。 当時はまだ戦火は遠い大陸での事、海の防人たる海軍に入って郷土を守る、その程度の気持ち だった。 帝国にBETAが侵攻して来るあの日までは。 1998年夏、北九州から上陸したBETAはたちまち九州全島を蹂躙した。 当時、佐世保の海兵団に在籍し基礎過程を終えていた坂上たちは臨時の陸戦隊を編成し、一般市民の 避難誘導にあたった。 しかし予想以上のBETAの進行速度と物量の前に、所詮基礎訓練程度ではなす術もなく、文字通り ”喰い散らされた”。 海防艦に救助された彼らが復旧作業のため再び佐世保に戻った時、目にしたのは廃墟すらない瓦礫の山だった。 その光景は坂上が心のどこかで信じていた父や母、妹ら家族の生存の希望を完全に打ち砕いた。 明星作戦成功後、生残った水兵たちに再教育が始まった。坂上は進路を館山の砲術学校を選んだ。 水兵である坂上が直接BETAに復讐する為にはこの道しかなかった。 2001年12月25日 佐渡島 真野湾 ハイブモニュメント崩壊より14分後 「信濃」射撃指揮所 第二戦隊は真野湾に向け最大戦速で航行中だった。 既に残ったAL弾頭は撃ち尽くした、後は通常弾頭のみで戦うことになる。 幸いな事に現在のところ光線級による迎撃はまだない。 しかし重光線級の連続照射に対し、大和級譲りの耐熱対弾装甲とは言え、果たしていつまで持つか? むしろ先手をとって光線級を殲滅すべしという方針が下された。 「大型種は俺に任せろ坂上、お前はともかく光線級だ、まず前線に浸透して来る小型種を焼払え。」 「初音、統制射撃の準備、各艦とのデータリンクを確認しろ。後方支援じゃない、本当の砲戦だ、 射手の腕に全てが掛かっているぞ」 「「了解」」 真野湾突入を前に、CICからの方針に従い次々と指示を出す田村少尉、既に先程のAL弾頭にて重金属雲が発生し、 レーダー射撃は著しく精度が落ちている。 いよいよ射撃指揮所による光学照準を中心とした統制射撃が始まろうとしていた。 統制射撃とは同一緒元で複数艦が集中砲撃を行うことであり、第二戦隊の場合、計27門の46センチ砲は 戦隊の先頭を航行する旗艦『信濃』の主任射手である田村の指に委ねられる事になる。 坂上が担当する『信濃』の二つの副砲塔、155㎜計6門。主砲の1/3の口径しかないが装填、旋回 速度ともに主砲より速く、俊敏で脆弱な表皮の小型種に対し最適の武装といえた。 (遂に奴等をこの手で叩く日が来た) 坂上の脳裏に家族や仲間の顔が浮かんでは消えた。 さすがに緊張知らずの初音も表情が硬いが緊張するのも無理はない。 作戦開始早々、W(ウイスキー)揚陸艦隊だけでも100隻近くの艦が、光線級の迎撃で沈められている。 気になった坂上は思わず声を掛けた。 「初音、お前がそんな様子だと他艦の連中まで不安になる。心配するな、いつもどおりにやればいい」 「坂上さんありがとうございます・・心配してくれるんですね」 本当にうれしそうな表情に初音に坂上は意外な一面を見たような気がした。 (初音の奴もこんな顔をするんだな) 「美濃と加賀の連中のな」 「折角感謝しているのに、素直じゃないですよ坂上さん。」 照れ隠しに冗談で返す坂上に初音はいつもの調子で切り替えす。 (しっかりしているようでもまだ子供だな) 田村はそんな二人のやり取りをきいて苦笑した 同時刻 「信濃」CIC室 安部の目に映る赤い大地にかつての緑の島の面影はない。しかし海の青さはあの日と同じだった。 (この海に眠る英霊達よ、あの日の雪辱を晴らすべく我々は帰ってきた) 佐渡がBETAの手に陥落したあの日も、安部は『信濃』と供にこの海にいた。 (あのハイブを砕いた超兵器こそ人類反攻の希望、そのメインコンピューター回収の為とはいえ 非常に危険な陽動作戦だ。全容を知らせる事は出来ないが、この任務の持つ意味を伝えねばなるまい。) 「艦長、各艦より入電、砲戦準備完了とのことです」 「航海長、例の信号旗を頼む」 『信濃』に掲揚されたその信号旗を確認した戦隊にどよめきが起きる。 安部はマイクを握ると、告げた。 「『Z旗』諸君らも知っての通りこの旗は帝国海軍において特別な意味を持つ。 第二戦隊各員に告げる、この一戦は帝国の、いや人類の興廃が掛かっている。 各員になお一層の奮励努力を期待する。」 一度言葉を切る 「我々は3年待ったのだ。今、その借りをかえす時が来た。 遠慮はいらん、彼奴等と存分に撃ち合い 戦艦乗りの本懐を果たせ・・・・・全艦一斉撃ち方はじめ」 戦艦1隻の火力は地上7個師団に相当する、合計21個師団分にあたる全ての火砲が火を噴く。 閃光、一瞬おいて襲い掛かる轟音と衝撃波、活火山の噴火に形容される情景が海上に出現する。 甲21号作戦における帝国海軍呼称『真野湾海戦』、その火蓋が切って落とされた。 同時刻 佐渡島 旧河原田一帯 作戦開始より既に数時間 西部方面隊W(ウィスキー)部隊は混乱を渦中にあった。 降下兵団に引き続きW部隊もハイブに突入、順調に作戦は推移していたはずだった。 だが、突然フェイズ4ハイブの統計値を超える大量のBETA群が地下より出現しそんな 楽観論を打ち砕いた。 さら今までW部隊を支援していた艦砲砲撃の要請が拒否された事が混乱に拍車をかけた。 自暴自棄になって吶喊を行う者、恐慌をきたし跳躍して逃げようとして光線級に灼かれる者。 「退くな、海兵隊魂はどうした、このラインを維持できないと前線が崩壊するぞ。」 「畜生、支援要請がなぜ通らないんだよ」 「知るかよ、俺たちの命より重要なモノがあるんだろ」 誰もが無秩序に無線に叫び、もはや誰が誰と話しているか判らない。 指揮系統は崩壊しつつあった。 そんな戦場の片隅にBETAに包囲され孤立した戦術機の一団があった。 前衛の突撃級は何とか回避したが小型種の浸透により退路を断たれている。 彼らは墜落したHSSTが作り出したクレータ-に潜んでいたが蹂躙されるのは時間の問題だった。 所属部隊が全滅し、再編の為後方へ下がろうとした伊隅あきら少尉もその包囲の中にいた。 「俺が援護する。ガンパレード(全機抜刀・全機突撃)だ。俺の砲撃を合図に、一気に囲みを破って脱出しろ。」 この場での最先任ということで指揮を執る海兵隊大尉の指示は自分の生存を省みないものだった。 「でもそれじゃ大尉が取り残されます!」 伊隅の心配に大尉は一喝する。 「馬鹿野郎、海兵隊はな、決して戦友を置いては逃げないんだ、どのみち陸に上がったドン亀で突撃なんてな・・」 自嘲気味に笑う大尉、砲撃の着弾観測の為、海岸線から出て来た所でBETAの奔流に巻き込まれた。 彼の乗機の海神(わだつみ)は火力と重装甲による砲撃戦に特化しており機動力は無に等しい。 突撃砲の残弾も乏しく、支援砲撃も拒絶され、救援の望みが無い状況だ。 もはや血路をひらき、独力で後退するしかない。 しかし味方までの距離は余りにも遠く、たどり着ける可能性は限りなく低い。 (ごめん、みんなの分まで戦うつもりだったけど、どうも此処までみたい。 だけどせめて、あいつらだけでも倒さないと先に逝ったみんなに合わせる顔がないよね。) 一体でも多くのBETAを倒す、伊隅はそう覚悟を決めた。 原隊からはぐれ、その場に居合わせた様々な所属の様々な機種の戦術機が長刀を手に構える。 大尉の合図で突撃に掛かろうとしたそのとき、W部隊の全通信周波数帯に警告音が鳴り響いた。 「警告音!何っ?」 「馬鹿野郎、砲撃だ! 来るぞ、さっさと防御姿勢をとれ」 「はっ、はい」 彼らの上空でその砲弾は光線級に迎撃されたかに見えた。 だが砲弾はその刹那に空中で炸裂し大輪の花を咲かす、その無数の火の粉はBETAに降り注いだ。 三式弾、本来対空用に開発された焼夷弾である。対BETA用に調整された信管は光線級の予備照射を感知し作動、内蔵された1000個近くの焼夷弾子が迎撃不能な火の雨となって小型種の表皮を焼き尽くす。 やがて硝煙が晴れた時、彼らは見た、単縦陣で湾内に突入する三隻の戦艦を。 その姿は古の唄に歌われた"黒鉄の城"そのものだった。 「"浮べる城ぞ頼みなる”か、もっと速く来いってんだ馬鹿野郎!」 相変わらず文句を言う大尉も喜色を隠し切れない。 再び全通信周波数帯に通信が入る。 「W部隊の戦友諸君、お待たせした。我ら帝国海軍連合艦隊第二戦隊、これより参陣する。」 電波、音声を問わず、佐渡島の大気はありとあらゆる歓声で満たされた。 最後の一弾続に続く
https://w.atwiki.jp/fysl/pages/21.html
外国人処女と結婚する方法を考察をする トップページ メニュー メニューページ サブメニュー サブメニューページ ページ一覧 AVページ AV男優ページ AV女優ページ セックス セックスページ アイドル アイドルページ 乃木坂46の乱 結婚物語 本まとめwiki 処女の外国人女性と結婚する方法を考察する - Seesaa wiki https //seesaawiki.jp/kaigai-konkatsu/ 地域別情報 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/ 地域別 - 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/pages/88.html 日本人女性の現状を確認 ○夫をATMとしか思ってない? ○国際離婚 ○日本人女性の性に対する意識 ○”結婚適齢期”という言葉に騙されるな! 貞操観念について ○貞操の重要性 ○様々な見解 国別情報 前提として※初めに 現地で探す際の具体的な方法の例 世界 世界 国際 国際ニュース万博 首相 大統領 外国企業 外資系企業 日本企業 アジア アジア アジア日中韓 香港・台湾 シンガポール アジアンビューティー天皇 皇族 反日 日本 日本人 日本論 日本企業 日本文化 日本社会 日本政府 日本戦争 自衛隊 生活保護 地方自治体 都会と田舎 都会 田舎 関東 東京 関西 大阪 兵庫 沖縄 長野 新潟 秋田 和歌山 北海道 東京都知事選挙 東京大学 札幌医科大学 東京女子医科大学 京都式排除アート 日本の闇 日本のメディア 日本のメディアの闇 中世ジャップランド 牛角 チャイナドレス 三体 華僑 中国 中国情報 台湾 台湾情報 台湾人 台湾人美女 台湾風俗 台湾ナンパ 韓国 韓国情報 韓国語 韓国人 韓国人美女 韓国風俗 韓国ナンパ 韓国ゴシップ 韓国ゴシップ記事 北朝鮮 シンガポール情報 シンガポール風俗 シンガポール人 東南アジア 東南アジア 東南アジアベトナム タイ※応用可能※ インドネシア ミャンマー ミャンマー情報 フィリピン フィリピン情報ベトナム情報 ベトナムサイト ベトナムブログ ベトナム語 ベトナム人 ベトナム人美女 ベトナム人ハーフ ベトナム風俗 ベトナムナンパ ベトナムの歌手 ベトナムのアイドル ベトナムのニュース タイ情報 タイサイト タイブログ タイ語 タイ人 タイ人美女 タイ人ハーフ タイ風俗 タイナンパ タイの歌手 タイのアイドル タイのニュース インドネシア情報 インドネシアサイト インドネシアブログ インドネシア語 インドネシア人 インドネシア人美女 インドネシア人ハーフ インドネシア風俗 インドネシアナンパ インドネシアの歌手 インドネシアのアイドル インドネシアのニュース仲川遥香 中央アジア 中央アジアウズベキスタン ウズベキスタン情報 ウズベキスタンその他 バングラデシュ バングラデシュ情報 欧州 欧州 欧州 ヨーロッパ ヨーロッパ人のイギリス人像ロシア ロシア情報 ロシアの今時の女子高生 ロシア人 ロシア画像 おそロシア ポーランド ポーランドその他 イタリア スペイン フィンランド フィンランド人彼女 ベラルーシ アルメニア トルコ トルコ情報 トルコの恋愛観 トルコ人 ウクライナ ウクライナ情報 ウクライナ人 イスラエル イスラエル情報 イスラエル人 その他の国 その他の国 その他 南米 中米 北米 米国 米兵 ハワイ パラオ共和国 ニュージーランド ニュージーランドブログ 本まとめwiki 処女の外国人女性と結婚する方法を考察する - Seesaa wiki https //seesaawiki.jp/kaigai-konkatsu/ 地域別情報 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/ 地域別 - 海のむこうに ~外人嫁・海外脱出など~ - atwiki(アットウィキ) https //w.atwiki.jp/uminomukou/pages/88.html 在外 在外 在外日本人 在外ブログ 在外ブロガー iYuta@4カ国語話すPUA iYuta - lit.link(リットリンク) https //lit.link/iyutac 水商売 キャバクラ キャバ嬢 風俗 風俗Q&A 風俗 風俗嬢 ソープ ソープ嬢 デリヘル デリヘル嬢 パパ活 パパ活 パパ活男 パパ活女 パパ活男ブログ パパ活女ブログ 海外夜遊び 風俗 ナンパ 海外風俗 海外ナンパ 海外夜遊び 海外風俗まとめ 海外ナンパ師 iYuta PUA 海外PUA ナンパ師 海外ナンパ師 夜遊びブログ 風俗ブログ 海外風俗ブログ 夜遊びYouTuber 風俗YouTuber 海外風俗YouTuber 海外夜遊びまとめ iYuta 夜遊び 海外夜遊び 風俗 海外風俗 海外風俗まとめ ナンパ 海外ナンパ PUA 海外PUA ナンパ師 海外ナンパ師 風俗YouTuber 海外風俗YouTuber 売春が合法な国 体験談 エロい体験談 海外まとめ ポッカキット 恋愛婚活結婚 上昇婚 下方婚 トロフィーワイフ トロフィーハズバンド パワーカップル 奢り収入身長 奢り 収入 賃金 身長 身長差別 恋愛 恋愛と奢り 恋愛と収入 恋愛と身長 婚活 婚活と奢り 婚活と収入 婚活と身長 結婚 結婚と奢り 結婚と収入 結婚と身長 マウンティング マウンティング男子 マウンティング女子 学歴 学歴 学歴差別 学歴差別YouTuber 警察 警察 警察問題 警察犯罪 警察VSドライブレコーダー 冤罪 交通違反 交通違反冤罪 お金 残クレ 情報 テンプレ ”オタク”が武器に? オタク オタク文化 ドルヲタ アイドライザー アイドル アイドルページ AVページ AV女優ページ セックス セックスページ セックスの同意 女のセックス 童貞 処女 処女婚 ブログ ブロガー まとめブログ まとめブロガー トレンドブログ トレンドブロガー アイドルトレンドブログ アイドルトレンドブロガー ポリコレ 核 核爆弾 原子力爆弾 原子力発電所 絵 画力 芸術 贋作 マネーロンダリング お金 投資 株価 時代 世代 炎上 謝罪 炎上と謝罪 文化 文化資本 資本主義 民主主義 外交 外交特権 国際問題 領土問題 地政学 意見 宇宙 戦争 中東戦争 中東戦争と被爆地 難民 移民 移住 海外移住 海外移住について アンチエイジング アンチエイジング薬 年齢 高齢者 認知症 独身 独身男性 独身女性 婚姻 結婚 結婚生活 恋愛結婚 幼馴染 夫婦 心理 恋愛心理 蛙化現象 据え膳 夫婦 夫婦観 国際夫婦 国際夫婦 恋愛 恋愛観 国際恋愛 結婚 結婚観 国際結婚 結婚物語 婚活 婚活観 国際婚活 婚活体験談 友達の婚活 友達の婚活体験版 婚活市場 婚活男性 婚活女性 国際結婚 恋愛詐欺 結婚詐欺 結婚相談所 国際結婚相談所 メールオーダーワイフ ロマンス詐欺 国際ロマンス詐欺 頂き女子りりちゃん 頂き女子のんちゃん NR・NSX殺人事件 ハニートラップ 恋愛 モテ 非モテ モテと非モテ モテと非モテの恋愛論 ぬいぐるみペニス現象 デート デートなう デート商法 プロポーズ 年の差 年の差婚 年の差有名人 年の差カップル 歳の差 歳の差婚 歳の差恋愛 歳の差有名人 歳の差カップル ロリ婚 ロリコン ショタコン わいせつ 公然わいせつ ハラスメント セクハラ マルハラ アカデミックハラスメント いじめ 学校 教育 教師 教師の正体 塾講師 職業 職業一覧 職業ページ 建築 医師 看護師 保育士 警察 警察問題 警察犯罪 検察 検察問題 刑務所 お役所 お役所仕事 公務員 公務員の収入 公務員の犯罪報道 ボランティア 家賃 収入・物価 男女の収入 身長 身長差別 スペック 自己啓発 遺伝 遺伝子 化粧 美容 男性美容 睡眠 睡眠法 個人情報 個人情報流出 セキュリティ サイバー サイバー攻撃 AI AI美女 AIモデル CG CG史 IT IT法 IT職 IT業界 IT資格 PC PCスペック CGPCスペック PCデポ炎上 PCショップ炎上 Microsoft WWDC Apple Apple信者 Apple Watch Apple Pencil Mac MacBook iPhone iPad DJ DJブログ スマホ スマホシェア 趣味 無趣味 モテない趣味 筋トレ スポーツ スポーツ選手 スポーツ選手の彼女 スポーツ選手の妻 美人スポーツ選手 美少女スポーツ選手 フィギュアスケート 雑誌 週刊誌 男性誌 女性誌 ナンパ ナンパAV 逆ナンパ 逆ナンパAV オフパコ マッチング 出会い 出会いナンパ 不倫 不倫男 不倫女 電通不倫 不倫サレ妻 ヤリチン ヤリマン ニンフォマニアック 学校 教育 教師 部活 体罰 学力 学習 語学 語学データ 留学 英語 英語力 英語動画 英語教育 発音 日本人と英語 日本人と発音 通訳者 歴史 アサシンクリードシャドウズ弥助騒動 意見 人間 人間研究 人種 差別 人種差別 人種問題 警察 警察問題 価値観 美醜 子育て 人生観 死生観 少子化 高齢化 老人 反出生主義 反出生主義の往復書簡 日本論 日本人口論 はてな日本論 日本人の恋愛と結婚と子作りと日本の人口推移 コミックエッセイ 同人 同人誌 同人作家 漫画 漫画家 映画 映画用語 俳優 男優 女優 ドラマ 朝ドラ 夜ドラ バンド 音楽 歌手 姉妹歌手 シンガーソングライター 小説 官能小説 生配信 生配信アプリ ニコニコ生放送 インターネット クールジャパン テーマパーク ディズニー ディズニーリゾート ジブリ ジブリパーク レゴ レゴランド 声優 不倫声優 中絶声優 芸人 芸人妻 女芸人 不倫芸人 中絶芸人 文化 日本文化 海外文化 国際交流 出会い アプリ SNS LINE Instagram Instagramの世界の美女画像集 世界の美女情報 美醜 美女 美女雑多 美女その他 美女まとめ 巨乳 ロリ巨乳 CM CM美女 CM美少女 CM制作会社 二世 二世美女 二世美少女 ハーフ ハーフ姉妹 ハーフ美女 ハーフ美少女 ハーフグラドル ハーフ顔 ハーフ顔美女 ハーフ顔美少女 ハーフ顔グラドル クォーター クォーター姉妹 クォーター美女 クォーター美少女 クォーターグラドル クォーター顔 クォーター顔美女 クォーター顔美少女 クォーター顔グラドル そっくり そっくり美女 そっくり美少女 そっくりグラドル 長身 長身美女 長身美少女 長身グラドル デカ女 デカ女ブーム ミスコン ミスコン美女 ミスコン美少女 ミスコングラドル ミスコンノミネート ミスコン廃止 ミスコン女王 ミスコン女子アナ グラビア グラビアニュース グラドル グラドルズ 巨乳グラドル 爆乳グラドル モデル モデルグラビア アイドル アイドルグラビア 下着 下着CM 下着モデル Seventeen Seventeenモデル 坂道 坂道顔 コスプレ コスプレイヤー コスプレイヤーズ ハーフコスプレイヤー 外国人コスプレイヤー アジア人コスプレイヤー アシュリー・グラハム(バイオハザードRE 4) コンパニオン コンパニオンズ レースクイーン レースクイーンズ 撮影会 露出 露出コーデ カップル イケメン ブサメン イケメンとブサメン ドルヲタ アイドル アイドルページ アイドル女優 アイドル熱愛 アイドル結婚 アイドルトラブル アイドルグラビア 平成アイドル 男女混合アイドル 男女混合アイドルランキング 男性アイドル ジャニーズ ジャニーズ事務所 ジャニーズ事務所報道 ジャニーズ事務所と芸能界 ジャニー喜多川 ジャニーズ百科事典 元ジャニーズ ジャニーズ圧力 ジャニーズ熱愛 ジャニーズ食い ジャニ丼 メイルレイプ アナウンサー アナウンサーの収入 女子アナ 女子アナの収入 玉の輿女子アナ 美人女子アナ 美少女女子アナ ハーフ女子アナ ハーフ顔女子アナ NHK女子アナ NHK記者 美人記者 記者 人物 芸能 芸能界 芸能事務所 芸能人 芸能人の収入 社長 社長の収入 会長 会長の収入 公務員 公務員の収入 企業 起業 起業家 スタートアップ 脱税 タックスヘイブン 就職 就職差別 入社 入社エントリー 退職 退職エントリー マネージャー ガーシー ガーシー情報 熱愛 いじめ 揉め事 裁判 セレブ NTS GI PG PA PT PS XV IR BBC AMWF 自殺 殺人 事件 容疑者 殺人事件 事件その他 紀州のドン・ファン 紀州のドン・ファンの妻 ゲーム ゲーム機 ゲーム会社 ゲームソフト ゲームレビュー ゲームセンター ゲームコントローラー CD オーディオ エネルギー オリンピック オリンピック不正 東京オリンピック 東京オリンピック不正 北京オリンピック パリオリンピック パリオリンピック不正 パリオリンピック誤審 パリオリンピック性別騒動 パリオリンピックいじめ パリオリンピックひいき ぼったくり男爵 スポーツ 野球 サッカー 国家 選挙 政治 政治家 タレント政治家 政党 自民党 政治活動家 環境活動家 ロイヤル 旅行 観光 観光客 観光客美女 外国人観光客 外国人観光客美女 オーバーツーリズム 世界一周 自転車 自転車法 ママチャリ モペット スーパーカー高速道路クレジットカード偽造詐欺事件 車のページ一覧 車 車2 新車 車女子 車美女 車屋 中古車 中古車屋 愛車 改造車 バス 高速バス 運転 煽り運転 ロードレイジ レース レーサー 自動車 電気自動車 自動車メーカー 自動車メーカー不正 車種 車比較 車中泊 車の技術 高速道路 バイク バイク男子 バイク女子 バイク美女 バイク関連 車とバイク 自動車の種類 スポーツカー スーパーカー ハイパーカー スポーツカー購入 スーパーカー購入 ハイパーカー購入 日本車 アジア車 アメリカ車 ヨーロッパ車 フェラーリ スモールフェラーリ ランボルギーニ ベビーランボルギーニ メルセデス・ベンツ ポルシェ GT-R レクサス テスラ 日本車 アメリカ車 ヨーロッパ車 その他の車 マフラー セレブ ジョニー・デップ MeToo 岡田斗司夫 ハーヴェイ・ワインスタイン お茶の水女子大学セクハラ事件 不祥事 性犯罪 わいせつ レイプ メイルレイプ デートレイプドラッグ デートレイプドラッグ事件 ストーカー ジェンダー ジェンダー海外 トランスジェンダー トランスジェンダー差別 フェミニスト フェミニスト海外 フェミニスト炎上 フェミニストの裏垢 フェミニストVS.アンチフェミニスト ツイフェミ はてフェミ まなざし村 LGBT LGBTQ ゲイ レズ パワーレズ 男女の収入 国際性差 夫婦同姓 夫婦別姓 男女 男女平等 男性 弱者男性 弱者男性の姫 女性 女性専用 女性専用車両 女子枠 日本人 外国人 日本人と外国人 外国人と日本人 日本人男子 日本人男性 日本人女子 日本人女性 日本人女性の海外売春 日本人女性の日本人男性像 日本人女性をナンパする外国人 ヨーロッパ人のイギリス人像 日本人と外国人 外国人と日本人 日本人 日本人差別 アジア人 アジア人差別 外国人 外国人差別 差別 差別用語 性差別 男性差別 女性差別 同人性差別 性差別主義者 熱愛 熱愛リスト 熱愛リンク 熱愛その他 統一教会 統一教会の分派による売春 宗教 宗教二世 宗教三世 風俗まとめ 売春が合法な国 立ちんぼ 立ちんぼ動画 パパ活 売春 売春ツアー 買春 買春ツアー 売買春法 風俗 海外風俗 海外夜遊び 海外ナンパ 風俗の種類 風俗の料金 男性用風俗 女性用風俗 恋愛と風俗の間 ハニートラップ 歌舞伎町 整体師 ヤリ部屋 ラブホテル エロ アオカン セックス セックスページ セックステクニック AVページ AV女優ページ AV AVリスト AVリンク AVその他 AV作品 AV作品リスト AV作品リンク AV作品その他 AV総集編 AV総集編リスト AV総集編リンク AV総集編その他 AV検索ワード AV検索ワードリスト AV検索ワードリンク AV検索ワードその他 AVシリーズ AVシリーズリスト AVシリーズリンク AVシリーズその他 AV男優 AV男優リスト AV男優リンク AV男優その他 AV女優 AV女優リスト AV女優リンク AV女優その他 AV女優の収入 AV女優の恋愛 AV女優の結婚 AV女優の婚活 AV女優のセカンドキャリア AV女優プロフィール 元AV女優 blank XV女優 XV女優リスト XV女優リンク XV女優その他 XV女優プロフィール ナンパAV ナンパAVリスト ナンパAVリンク ナンパAVその他 グラビア グラビアリスト グラビアリンク グラビアその他 グラビアアイドル グラビアアイドルリスト グラビアアイドルリンク グラビアアイドルその他 K-POP K-POPリスト K-POPリンク K-POPその他 K-POP記事 K-POP犯罪 K-POP海外 K-POP事務所 宝塚歌劇団 YouTube YouTuberグラビア YouTube創作動画 エロYouTube 性教育YouTube YouTuber 美人YouTuber 離島YouTuber 在日YouTuber 在外YouTuber 海外YouTuber 外国人YouTuber ロシア人YouTuber 海外風俗YouTuber カップルYouTuber 国際恋愛YouTuber 国際結婚YouTuber 国際カップルYouTuber 迷惑系YouTuber 私人逮捕系YouTuber バーチャルYouTuber 女子アナYouTubeチャンネル YouTuberの海外新進 note 映画note 推し活note 推し活ビジネス 推し活他界 テレビ テレビ局 NHK NHKの闇 NHKサイト NHK出演者 NHKスタッフ 放送倫理・番組向上機構(BPO) 訃報 ニュース ニュースサイト ヤフーニュース ヤフーニュース個人 本 雑誌 タイム誌 週刊誌 週刊誌記事 現代ビジネス 女性自身 女性セブン 週刊女性PRIME スマートフラッシュ ベッキー ベッキー・クルーエル ビリー・アイリッシュ バラク・オバマ ジョー・バイデン ドナルド・トランプ ドナルド・トランプとイーロン・マスク イーロン・マスク イーロン・マスクの献金 イーロン・マスクの発言 イーロン・マスクによる差別 イーロン・マスクによる女性差別 イーロン・マスクによるフェイク動画共有 イーロン・マスクによるフェイク動画拡散 エマ・ストーン エマ・ストーンによる人種差別 エマ・ストーンによるアジア人差別 GACKT ダウンタウン 松本人志 ワイドナショー ワイドナティーン ラヴィット ラヴィット姉妹 トラウデン直美 トラウデン都仁 バンクシー エミネム 暇空茜 安倍晋三 河野太郎 長谷川岳 竹田恒泰 大谷翔平 水原一平 木村拓哉 長瀬智也 高橋一生 山寺宏一 荻上チキ しみけん 貞松大輔 菅井秀憲 井手上漠 上川陽子 山口真由 三浦瑠麗 鈴木愛理 市川美織 山下美月 金川紗耶 影山優佳 松田好花 岸帆夏 菜々緒 森香澄 佐々木舞音 山之内すず 安田菜津紀 勝間和代 北村紗衣 雨宮紫苑 国際性差 出羽守 フワちゃん 滝沢ガレソ 妹尾ユウカ 小島アジコ コロンブス Mrs.GREEN APPLE なかやまきんに君 アメリ 謎コメント まとめブログ 雑多 レスバ 記事 記事その他 記事その他ネット 記事その他のその他 記事まとめブログ 記事 Wikipedia 記事 Wikipedia雑多 痛いニュース 痛いニュース記事 痛いニュースまとめ Yahoo知恵袋 まなざし村 増田文学 はてな はてな村 はてな不倫 はてフェミ はてなユーザー はてな村学級会 はてな匿名ダイアリー はてな匿名ダイアリーとは はてな匿名ダイアリーレスバ はてな匿名ダイアリー記事 はてな匿名ダイアリー記事まとめ はてなブックマークとは はてなブックマーク論争 はてなブックマーク検索 はてなブックマーク記事一覧 はてなブックマーク検索ワード はてなブックマーク検索キーワード はてなブックマーク記事ランキング はてなブックマークコメント非表示機能 はてなブックマークとヨッピー はてなブックマークとは差別主義者集団 はてなブックマークとは憎悪を増幅するプラットフォーム はてなブックマークとはURLに勝手にコメントつけるWebサービス はてなブックマーカー はてなブックマーカーの反応 はてフェミ ニュース 国際報道 リンク集 リンク集ETC リンク集その他 リンク集その他その他 感想 魚拓エラー blank アイドル Bot(ページ名リンク) メールオーダーワイフ メールオーダーブライド Mail-order bride https //en.m.wikipedia.org/wiki/Mail-order_bride 対BBA用資料 BBA用語集 アットウィキ アットウィキ メッセージ アットウィキの使い方 アットウィキ(@WIKI)ご利用ガイド https //www.atwiki.jp/guide/ https //www1.atwiki.jp/guide/ https //www1.atwiki.jp/guide/sp/
https://w.atwiki.jp/ddffneta-collect/pages/102.html
51 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 25 13 ID lbUMCcLx0 49 ごめん、ただ思いつくままに書いた 他にも気を悪くした人がいたらごめんなさい 調子に乗ってすいませんでした 52 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 29 02 ID bjK/WCL+O 51 そんな恐縮しないで 前スレで延々とガンダムネタ続いたこともあったので こういう意見もあるって言いたかったので あなた限定で槍玉にあげてるわけじゃないんだ 声優の力に頼らないあなたの今後のネタ楽しみにしてるよ 53 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 29 21 ID RRTLd47EO 51 49は声優ネタ使う言った私の 44宛じゃないかな? 54 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 31 00 ID kx7zZvRcO 屋上から約束の地へ… を毎日してそうなイカ ティーダ「今日もセフィロス跳んでるっスね!あの人何がしたいんだろう!」 玉遊び中 55 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 31 30 ID 5jJQb/V00 50 なるほど、ケフカはバレエ部か 56 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 31 51 ID j+w9GmTnO ティーダ「いいか、指笛を使うんだ。女の子は指笛でイチコロだからな。」 スコール(意味不明、黙れ) ティーダ「何だよスコール。言ってくれなきゃわからないぞ」 玉ねぎ「頭の悪いティーダの言うことは信用できないってさ」 ティーダ「何だと!スコール、そうなのか!?」 スコール「……ああ」 ティーダ「おう、そうか」 スコール(いや、それだけなのかよ) 57 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 34 33 ID B+KqIkk2O 50 今カオス勢の昼休みの行動考えてたとこw クジャ→ラブレター装ってジタンを呼び出す(校舎裏に) 皇帝と先生→皇帝があまりにも自滅するので先生に鍛え直されている アナゴ→体育館で重量あげしたり、筋トレ 暗くもとミッシー→女子トイレでペチャクチャ ガーランド→武器引きずってグラウンドにお絵描き ゴル兄→セシルと一緒 ケフカ→ティナにちょっかいを出す セフィロス→クラウドに嫌がらせ ジェクト→ティーダとブリッツかアナゴと筋トレか ガブラス→EXチャージ(笑) 58 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 37 33 ID ZH8NuDkLO 50 ゴル先生はしょっちゅうカウンセリングとかしてそうだ もちろんお気に入りはセシル 59 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 37 37 ID bjK/WCL+O 個人的に便所飯してそうだなと思うメンツ クラウド、スコール、セフィロス 60 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 40 41 ID j+w9GmTnO 59 原作ではスコールって学園中の生徒に慕われてるんだぜ 61 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 46 47 ID 7UIEcmk2O エクスデス「ファファファ!明日から三者面談を行う!各自親御さんを…」 WoL「自分の名前も分からない私に親の事など分かるわけないだろう!」 フリオ「親は…帝国軍に殺された」 タマネギ「ボクも本当の親は知らないよ」 セシル「既に両親共に鬼籍に入ってます」 バッツ「既に両親共に鬼籍に入ってます(ものまね)」 ティナ「これ…父さんです…(魔石マディン)」 クラウド「興味ないね…(知らんがな)」 スコール(親父は大統領だぞ?明日連れてこいとか無理に決まってるだろ…) エクスデス「先生が悪かったぁぁぁぁぁッ!この話はなかったことにしよう!誠に申し訳御座いませんでした!」 ティーダ「あー、ウチのなら明日でも多分大丈夫ッスよ?」 エクスデス「アレとは毎日顔合わせてるから別に今更やってものう?」 62 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 48 18 ID HHSq13L7O セフィロスは英語教師だと思うんだ。 JE「NOVA」的な意味で…。 ここでウサミミとピンクタイツに身を包んだタシロスが踊ってるのが頭に…いや何でもない。 63 :名前がない@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 49 14 ID ffu0hy8T0 クラウド「昼飯か・・・あそこで食うか」 スコール(昼か・・・食堂はいっぱいだろうからな、あそこならだれもいないだろう) 屋上 ガチャ クラウド「ん?」 スコール「あ」 次の日 スコール(体育館裏で食べるか) ざっざっざっ スコール(だれだ?) くらうど「あ・・・」 次の日 空き教室 クラウド「ここならゆっくり ガラガラガラ スコクラ「「あ・・・」」 64 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 51 42 ID rguzbBS/0 アルティミシア「……頼むから、フラッドを使うのは止めてくれ。」 ティナ「え?なぜ……」 暗闇の雲「ずぶ濡れになるのに耐えられんのじゃそうだ。」 アルティミシア「この間など、危うく風邪を引きそうになるわ、 男どもの視線が落ち着かないわでやってられん。 別に、メテオとフラッドの連発が強いからという理由からではないぞ?」 ティナ「……そうですか、わかりました。HP攻撃、メルトンに変えておきますね。」 アルティミシア「分かってくれて何より (突然のフラッド」 バッツ「へっへー。俺もフラッド使えるんだな~これが。」 ティナ(至近距離なのでずぶ濡れ「……そうね。あなたも使えたわよね、物まねで。」 アルティミシア(対象に取られてもろに直撃「……何も考えていないにも、ほどがあるな。」 暗闇の雲(近くにいたので巻き添え「覚悟は出来ておろうな?」 バッツ「へっへ~みなさんそろって水も滴るいい女~なんてねっ」 集束式はどうほう 騎士の剣 メルトン 一斉攻撃をひらりとかわして、ぶみっ バッツ「っと、危なかった……って、何を踏んだ?」 シャントット「このわたくしを踏んづけるとは覚悟はよろしくて?」 バッツ「え?」 シャントット「そもそも、女性をずぶ濡れにして謝りもせずに逃げ出そうとするお馬鹿さんには体罰が必要です。」 バッツ「ちょっと待て、流石にいくらなんでも……」 シャントット「ぶちきれましたわー!」 65 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 21 54 28 ID bjK/WCL+O 61 ゴルベーザ「私でも、いいですとも?」 クジャ「本来ならばこんな面倒なことは御免だがジタンが地べたに頭と尻尾をこすりつけて 『誰よりも美しく気高いクジャ様お願いします』と頼むなら行ってやらないこともないよ?」 66 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 00 20 ID PnPw3AGP0 ここのネタスレみていると10戦士を綺麗にまとめたコスモスが改めてパネェと思えるwww お母さんというか、ストーリー各所で助言するあたり保母さんポジションだよな。 67 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 01 21 ID c2bwlKyr0 63 腐キモイ自重しろ。 返事はいらない 68 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 04 13 ID 7UIEcmk2O 65 やべ、ジタン素で忘れてた。 ガラガラ ガーランド「話は聞かせてもらった!宿命の三者面談だ!」 ジタン「帰れ同姓同名!」 69 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 05 43 ID RRTLd47EO 61 クラウドの親は、セフィロスに殺されたんじゃ? 70 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 08 05 ID WALka5wqO ラグナなら喜んでサボって面談来そうだなw しかし自分は傭兵学校のトップクラスで親は大統領 彼女の親も大佐と歌手ってセシルに次ぐリアル勝ち組すぎる 71 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 12 33 ID mJFC30hdO 61 ティナが切ない 72 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 21 52 ID D2osiTbKO なんとなくティナは声で好きになれなかったけど、このスレみてたらかわゆす レベル100にしてこよっと 73 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 23 10 ID GqgAtWg/0 61 フリオの両親殺したのは帝国じゃないだろ 皇帝が魔物呼び出して世界征服始める前から フリオは両親亡くしてレオンハルト家に居候してたはずだぞ 74 :フルーツポンチ侍:2009/01/15(木) 22 23 11 ID OQ6RBmI/0 69 村もろとも焼かれちゃってたな 75 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 32 48 ID E4m3T4XiO 学園もので シャワー室裏 玉葱「フリオもうちょっと詰めろよ」 フリオ「…待て、もう見えるから。ゴクッ」 その頃、シャワー室内では 雲「さすがにティナの肌は張りがあるのぉ」 ミッシー「ホント、うらやましい」 ティナ(胸を気にしながら)「…でも」 雲「大丈夫じゃ」 ミッシー「私たちが大きくしてあげるから、揉んで」 声だけは聞こえ、 玉葱「…これは」 フリオ「ゴクッ」 WOL「そこの二人何をやってる。…覗きは感心しないな。光よ」 玉葱、フリオ避けて壁に大穴が 続く 76 :63:2009/01/15(木) 22 34 01 ID ffu0hy8T0 おれって腐だったのかwww 77 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 36 47 ID j+w9GmTnO 76 どうも目が腐ってる人にはそう見えるらしい たぶん二人の名前の最初の二文字を組み合わせたからだね それにしても過剰な反応 78 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 39 23 ID 9RvAal/8O 63は一人になりたい奴らの行動被っちゃって一人になれないって話だと思ってたがw まあスコールはジタンやバッツが誘ってくれるかも試練が 79 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 39 29 ID E4m3T4XiO 土煙りの中から小さな人影が シャントット様「…何をしてくれやがりますか」 WOL「いや、この二人が覗きを…」 シャントット様「あなたしかいませんことよ」 WOL「ま、待て」 あがる悲鳴を遠くに聞きながら 玉葱「まさか入っていたのがれでぃだったなんて」 フリオ「危なかった」 80 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 40 54 ID ZmdSxyCAO 気にせずほのぼのとネタを出していきましょうぜ! 81 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 41 33 ID uMQMW8ha0 ジタン「お前らやんちゃだなwwwww」 セシル「こんなことやっちゃいけませんよ」 バッツ「こんなモン見てうれしいのか?」 82 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 42 50 ID G0F5MvwP0 オブライトさん・・・きっと鎧や下着が細切れになっても兜だけは脱いでないんだろうな・・・ 83 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 22 52 12 ID PnPw3AGP0 食べ物の好みでケンカとかありそうだ。 作中であった好物、苦手な物とかで絡みないかなぁ。 84 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 06 51 ID LjoHf+C80 俺の脳内で、あずまんが大王の大阪みたいに辛いもの苦手なセシルが降臨した 85 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 10 50 ID ZH8NuDkLO セシル「僕はガリが反吐が出るほど嫌いなんだ」 クジャ「僕はコーラはコカコーラしか認めないよ…ペプシなんてクズだね」 ジタン「…二人ともなんでそんなに忌み嫌うんだ?」 セシル クジャ「「生理的に嫌いなんだからしょうがないよ」」 ジタン「一体何があったんだろう?」 ゴル「……私にもわからん。」 86 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 12 29 ID dv3eLcyp0 カオス勢でケータイ使えるヤツいるのかな。 87 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 15 40 ID 9+gGEh13O 56 シュールでなんか良いなw 88 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 16 51 ID WJmaQawt0 セフィロス、未来人のミシア、ザナルカンドにいたジェクト、迎撃システムなどを使いこなせるゴル、かな? 89 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 17 22 ID pHYgpfiT0 86 金剛番長みたいに携帯をどうやって使うのか分からずミシミシやってるのを想像した 90 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 17 45 ID 2hy7bZRQO カオスはコスモスに持たされた通話のみ携帯電話 ミッシーはどっちが本体かわからなくなるくらいストラップをつける ジェクト様は持たせた瞬間うっかり食べちゃう。 などと現実逃避 91 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 21 52 ID z1KraJvm0 迎撃システムが送迎システムに見えた 92 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 23 20 ID jU3BTgqQ0 バッツ「ジンギスカン・・・か」 ジタン「どーしたよ?美味いぞ、コレ?」 セシル「まぁ、独特の風味があるから、苦手と言う人も多いと聞くが・・・」 WOL「好き嫌いは良く無いぞ?」 バッツ「キライじゃないんだが・・・昔、ある村で ①宿屋で無料で歓待を受ける ②無料の料理で全回復&ポーションまでもらう ③何回か利用したらやってもらえなくなった ④外を見ると、羊の群れが一匹もいなく・・・ バッツ「・・・ということがあったんだ。それからどーしても羊料理を見るとおもいだしちまってなー・・・」 スコール「(想像するとえぐいな・・・)」 クラウド「それが摂理だ、しょうがない」 バッツ「でもなー・・・料理はともかく・・・」 T田「まだなんかあるっスか?」 バッツ「 ポ ー シ ョ ン が 実 は 羊 の 体 液 製・・・とか考えるとどーも・・・な」 一同「・・・・えぐい」 93 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 23 51 ID NyJQS1Cm0 63 クラウドは単独行動とみせかけて ちゃっかり一人でぽつんとしているティナと合流しそうだ さすがクラウド汚いクラウド 94 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 24 24 ID xXslr2Dh0 みんな短縮キー押すより手軽にテレポってるしなぁ 95 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 28 52 ID uMQMW8ha0 86 ガーランド→爪でパキッとやっちゃう 皇帝→使いこなす 暗雲→使い方が分からない ゴル兄→セシルとのコミュニケーションツール エクスデス→爪でパキッとやっちゃう セフィロス→クラウドにイタ電 ミッシー→案外使いこなす クジャ→画像フォルダは自分の写真でいっぱい ジェクト→息子とのコミュニケーションツール ってイメージ 96 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 29 16 ID 5jJQb/V00 ティナ「トルネド」 皇帝「うお、壁があって逃げられん!」 ティナ「トルネド!」 皇帝「ぐわああああ!ウボァー注意報発令!」 ティナ「トルネ…うぶ」 皇帝「ウボ…冷たっ。おや?雨か?」 オニオン「駄目だ!今すぐ電源を切るんだ!」 ジタン「もしかして酔ってゲr…」 オニオン「切れー!」 皇帝「ウボァー」 ティナ「ごめんなさい、風引いてて鼻水が…」 皇帝「それはそれでウボァー」 97 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 30 48 ID F0nlh4AR0 暗闇は本体よりも触手が携帯使いそうだ 98 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 31 15 ID 3Up3pxL90 95 4と10は極めて平和な使い方だな 8はなんかチェーンメール広めそうで怖い 99 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 31 36 ID ko2b5Qmx0 92 シャントット「そんな馬鹿な話有るわけ御座いませんでしょう?」 バッツ「だよなぁwいやぁ、食事中に悪い悪い」 シャントット「ポーションは、セージと蒸留水とト カ ゲ の 尻 尾を水のクリスタルで混ぜ合わせ・・・」 一同「(  ̄3);.;.ブーッ!!」 シャントット「お行儀の悪い方々ですわね! 因みにハイポーションは、セージと蒸留水とモ ル ボ ル の つ る を・・・」 100 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2009/01/15(木) 23 32 00 ID rBtwKL1+0 96 発令すんなwww
https://w.atwiki.jp/twin-kochi/pages/16.html
未整理LINK 新しい学習指導要領 Google Platform 2.0 駅探:乗り換え案内 souse(オンラインマイカレンダー) postica Zoho-Notebook (m_mizobuchi) Zoho Work Online (m_mizobuchi) WhiteBoard Dropbox ドコイク?地図 Googleサービスの使い方 lifehacker IT+PLUS シンプルライフできれいに暮らす JTB Cow Scorpion 窓の杜 Vector Craving Explorer twin-kochi Laputa-World ジオログ (m1_mizobuchi) GyaO(ギャオ)をGetASFStreamで完全攻略 Windows必携の無償セキュリティツール10選 素人限定簡単散髪講座 金魚を飼う ガチンコ土佐金魚道 DAIHATSU Oh!軽 走ルンです(Twin) TWIN おもちゃなくるま SYZUKI TWIN 気象庁 高知新聞 高知県の天気 高知県の天気Mapion 高知県中学校野球応援サイト キレイ生活を送るコツ COOKPAD お料理レシピ集 ツナ缶レシピ こんにゃくレシピ 節約倶楽部 節約暮らし 生活の知恵ブログ 節約DAYS+月10万円 シンプルライフブログ 目指せ!手作りライフ シンプル家事をめざそう! 家庭菜園健康法 FreeStyleWiki MicroSoft Small business ウィキペディア 無料ホスティングベストスペース! 無料ホームページ作成のベストサイト 初心者のblog,wiki,CMS構築入門 ストレスフリーでサクサク仕事 島人の沖縄方言 シンプルライフできれいに暮らす Wikiの使い方 OFFICE ISHIMARU 写真をスライドショーするFLASHフリーウェア 結城浩 - The Essence of Programming 結城浩の心がけ 結城浩のYahoo!日記 初心者のblog,wiki,CMS構築入門 TOKYOU SOURCE ubuntu AUSGANG SOFT(ZakuCopy) Twitter (mmizobuchi) えひめe気分 城川自然ロッジ 森の国ホテル ペンション南南西 ペンション木のくじら 国民宿舎 椰子 花の森ホテル 宝泉坊ロッジ 天狗荘 RAUM KOKURIKO古久里来 ペンションBEE [ペンションもみの木] 海癒 クルマ・ポータルサイトGoo-net タケオカ自動車工芸・電気自動車ミリュー 軽キャンピングカーで行こう! オートショップアズマ ネットで楽しむ主婦の節約生活 わらしべ長者 節約ゆんたく リサイクルインク販売JITSUPPLYDIRECT プリンタのインク代を確実に安くする方法 プリンターのインク詰まりを直す Canon BJS700 の場合 インク詰め替え手順 インク詰め替え専門店 tumekaelink.com daico2001.co.jp WEB SHOP 詰め替えインクが100円だったので試してみた 大洲シネマサンシャイン YouTube (mizobuchi1958) 超簡単!うさうさレシピ ビンボ飯★はなこ亭 中華のツボ! COOKPAD NWLab.com スローカフェ 鬼速(2ch) ネットでフリーマーケット amazone 本の書き方講座 売れる本の書き方講座 Hohoko Style ウィキで本の原稿を書こう! 原稿の作り方 製本工芸の世界 バーチャル本自動作成サービス ワードでアナログ原稿を作る 自費出版サービス DIY住まいの修理・リフォーム Google Platform 2.0 MYBOOKLE(mizobuchi) マイコミジャーナル SocialMedia 無料情報フォルダ wikia Web Liberty WEB MARKETING Opus125(Perlで書かれたWikiやBlogツールをインストールして遊ぶサイト) RingBlog FreeSoft100 DesignWalker 素材のプチッチ 商用・非商用で使用できるフリーの写真素材サイト集 FreeDigitalPhotos.net KILAT(100円ショップ) ひゃくえもん My Blog Option Operator メニューが表示されるまでの遅延時間などの Windows にあらかじめ用意されているけれど、 コントロール パネルからは変更できない設定を一つにまとめて、簡単に変更できるようにした のが Option Operator です。 お得WEB お得WEBフリーソフト 日経PC Online Cow Scorpion Enchanting Sky 知恵の実.com FreeSoft Navi フリーソフトパソコン快適フリーソフト集 ファイラハンタァ 紙 O s Page 秀まるおのホームページ パソコン工房高知店 DO夢 USED-PC 中古パソコンを安く買って性能を引き出す法 窓の杜 Vector これは使える!?フリーソフト 仕事を速くする設定10ケ条 鈴木文具店 はじめての無料でできるホームページ作成 完璧画像検索 しんむけいげ 人生を安く楽しむ 秋葉原ジャンクパラダイス ジャンクノートパソコン情報サーチ PortableApps Microsoft Office Live [貧乏神髄 大東京ビンボー生活マニュアル] 全日本貧乏協議会 節約倶楽部 YOUTORRENT Tokyo Toshokan BitLet 2ちゃんねる過去ログ Biz.ID eMuleを使いこなそう! Figator.com バモスホビオ OSの日本語化 bitoogle office2007 珍問屋 Searching 軽キャンピングカーで行こう! 覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 Torrent Finder Homebrew - 市民参加型コミュニケーションソフト DR DOS 7.0x/V Japanese DR DOS User s Group 起動ディスクの作成 私的DOS起動ディスクめも iGoogle kizimuna-kochi SkyCenser http //xxz.jp/sky Yoshi 鈴木文具店 Find.2ch HDDを丸ごとバックアップ FreeSoft Navi Cow Scorpion ソフトアンテナ 無料情報サイトEnchanting Sky フリーソフト100 FreeSoftでグラッチェ! Freeな部屋 Ferret(みんなで作る検索エンジン) ALPSLAB略地図 Design Walker やくダーツ 名言集.com 今日は何の日〜毎日が記念日〜 Web中学教育 雑誌のオンライン書店 Flib(電子書籍図書館) [MiChao] I know (mizobuchi) FREEPAPER NAVI あとで新聞 RemaiderMailer GoogleMania Chocolate (世界の便利なサービスを紹介) 朝時間.jp めさましテレビ シゴタノ(スピードハックス) 節約時間 100円グッズの輪 覚え書き(コンピュータ) 仕事に役立つプログラミング入門 2ip.com (mizobuchi.go2net.ws mizobuchi.ecv.ms) マイコミジャーナル パソコンを快適に使おう CGI製作 ホットダイニング Blogn Cow Scorpion 夢幻 靴ひもの結び方 wethernews 仕事に役立つウェブページ 宅ファイル便 HIRAKI Shopping 高知県学校生活協同組合 Postica Penzu 百式 CMS Square(CMSの無料レンタル) firestorage(容量無制限) Filemail(2GBのファイルを無料で送信) KeyHoleTV stikkit pota (Start Page) Google Page Creator croc(瞬時にウェブページ) eysOS (mizobuchi) YouOS (mizobuchi) StartForce (mizobuchi) Exploratree SkyCenser (@PAGES) MEGAUPLOAD (mizobuchi) Box.net(Free Storange (1GB)) (m.mizobuchi m1.mizobuchi m2.mizobuchi m3.mizobuchi) Adrive (m.mizobuchi m1.mizobuchi Pssword) Adobe SHARE Plaxo (mizobuchi) RoundPic (四隅を丸く加工) あとで読む imagination at work workstyle memo @PAGES Docs Spreadsheets ThinkFree Num Sum(表計算) (mizobuchi) nexImage(WebでPhotshop) FD s Flickr Toys JOYPIX (mmizobuchi) フォト蔵 stock.XCHNG(無料写真サイト) Priea(写真プリント&宅配)(mizobu58 mizobuchi19580413) MEDIA-CONVERT GIGAZINE All About ITデジタル お得WEB 朱の鳥(Linux フリーソフト ライブラリ) Tips検索 MB-Support(パソコン初心者のサポートページ) GIGAZINE WindowsXP高速化 やくダーツ 名言集.com 今日は何の日〜毎日が記念日〜 仕事に役立つ便利なサイト ビジネスに役立つプレゼン素材集 理想教育財団 教育技術.net フリーイラスト集・郵便局 サンワテンプレート集 最新教育基礎用語 素材のPプチッチ 学校教育のためのイラスト集(神奈川県総合教育センター) 風と樹と空と(フリー素材) 学校の素材集 Yahoo! イラスト 似顔絵イラストメーカー イラスト工房 Free Photo IchiTaroWeb 高知リハビリテーション学院 R25 はたもーら bitplus どこやねっと コミック・ガンボGUMBO (mizobuchi) スゴイ地図 DDLBoost ネットでライフハック 海(テンプレート) wisdom(プレゼン素材集) 健康 ハイゲンキ つかれ酢 仕事が速くなるフリーソフト活用術 ShortText 教材 メモ帳で ホームページを作ろう 7日でつくるタグ打ちホームページ コピペで飾ろうホームページ 四万十市教育研究所 教育に役立つフリーソフト 宿泊施設 高知アネックスホテル 7days Hotel 国民宿舎土佐 森の国ホテル 城川自然ロッジ 椰子 Memo Yahoo動画 脳内メーカー やすものじゃぱん Seria あきばお〜 インポート屋 価格.com DO夢 窓の杜 Vector Enchanting Sky ALL FREE SOFT 学校管理職試験 PC21 ドットPC yuzu-kochi@ウィキ (yuzu-kochi) manbo-kochi@ウィキ (manbo-kochi) mizobuchi@ウィキ (mizobuchi) NFACE(無料で証明写真) コメントの部屋(毎日読む) PDFescape ZOHO Work. Online(m_mizobuchi) オンライン ノート(m_mizobuchi) オンライン ワード プロフェッサー(m_mizobuchi) オンライン ワード プレゼンテーション(m_mizobuchi) オンライン ワード 表計算(m_mizobuchi) Empressr OpenOffice.org 独自ビルド テンプレート(ER Sozai) 日本語化OpenOffice.org Portable 情報教材 プレゼンテーションへの8つのステップ 使わなきゃ損!便利なフリーソフト! PochetMod @niftyメール(m_mizobuchi) Skype活用術 フリーソフト100 百式 snipshot meebo WorkStyle Memo お得WEB eALTECH 日本語で探せる世界のソフトウェア 無料オンライン快適仕事術 JTB oline Amazon Yahoo テレビ DO夢 窓の杜 校務文書テンプレート集 Blogn @CMS @PAGES @PAGES(mizobuchi) 手作りメモ COOKPAD (レシピ検索No.1) ALL FREE SOFT penguin-kochi (infoseek m-penguin penguin-kochi) Terios-Kochi (infoseek) m-nonbiri (infoseek) お得WEB/おすすめフリーソフト Terios(nanoty) (m.mizobuchi) nanoty(ナノティ) かがやお好み焼きソース、かがやウスターソース 日本語で10行プログラム GSMoN(グループスケジューラ) CMSNAVI フリーソフト100 軽カーBB モバイルノート工人舎 Cyber Trading Co. Buzzurl DYI Handicraft 素敵な生活 都会での自給自立生活 癒し&やすらぎのページ リンク節約やりくり 1に楽しく☆贅沢しない幸せ生活 350日節約生活 人気Web Ranking 格安ショッピング「WING」 9坪ハウス e-BOOK・OFF 湯治・食養やすらぎの里 プロフェッショナル仕事の流儀 情報教育活用ネット FreeStyleWikiのデザインがすばらしい IncrediMail WOW! 中国新聞 DDO! (211.7.254.54) NO-IP Note Creater Free Online Graph Paper Notepaper Generator Cornell Method PDF Generator Notepad Generator Yoshi netcommons Group-Office Group-Spirit3 節約生活〜シンプル生活への一歩 車購入で数十万節約 鶏ハムくらぶ 楽しい猫との生活と節約ネット 360日の節約生活 豊かな節約生活研究会 節約生活ドットコム せつやくびより 3分クッキング PyukiWiki PyukiWiki共同開発サイト wifky! A single file wiki Opus125 WikiやBlogツールをインストールして遊ぶサイトです Web Libery ブログWeb Diary Professionalの配布 ALL FREE SOFT Print out Factory IDEA*IDEA 時間管理術研究所 ろんぴの簡単節約生活 ひゃくえもん 100円ノートの超メモ術 楽天ディスカウントショップ 100スキ好きクラブ TEAMGEAR (mizobuchi) 校務文書テンプレート 先生も思わず納得!? 反省文の書き方教室 早起き生活をはじめよう!! シゴタノ! ストレスの無い仕事フローを目指す プリント生活 SEが薦める役に立つ フリーソフト ソフト Google Adsense こだわりキャンプ術 キャンプに行こう 花いっぱい.com ネット生活快適レシピ 田舎で楽しむ節約ライフ 簡単節約生活 わらしべ長者 All About Feel Good Cooking 1に楽しく☆贅沢しない幸せ生活 ネットで楽しむ主婦の生活 お役立ち情報サイト 教職の道 教育名言集 60億人の名言 私が感動した名言 NETを徹底活用 新生活に役立つサイト 知っていると仕事に役立つ Hatena (mmizobuchi) Willustrator (mmizobuchi) MOON GIFT(Wiki) 出版ドットコム(無料出版) Xaraya Japan PageManager やくダーツ リンクをFSWikiに移行すること StarForce (mizobuchi) minimemo.net GroupSprit3 Office4 無料で使えるWebグループウェア BCOOL Pink CGIのサイト NetCommons File O Cool ぶたさんアート お役立ちサービス なでしこ ポスカグリーティングカード ムーミン公式サイト らくがきメール SmartOCR FSWikiの本が発売されます! 入門Wiki〜みんなで投稿/編集できるWebの作りかた {{ref_image wikibook_mini.jpg}} Livedoor Wiki、FreeStyle Wikiの使い方をわかりやすく解説しています。 また、上級者にも役立つ利用事例、カスタマイズ、運用テクニック等につ いても触れています。さらに付録としてPukiWiki、Hiki、YukiWiki、MediaWiki の整形ルール一覧、FSWikiのテーマ、サイトテンプレート、プラグイン開 発など高度なカスタマイズテクニックも紹介しています。 教育用ソフト H.M.PAGE FreeSoft(四万十市情報教育研修会) 仕事に役立つサイト 海 (ビジネス用のテンプレート) ThinkFree(日本語) Netvibes wTag (m.mizobuchi) ネットでライフハックリンク集 minimemo.net Loope Freeitem(m.mizobuchi) お得WEB ライブPDF BB-WAVE(m.mizobuchi) 教育技術net パソコンで学級通信を作ってみませんか! 学校だより巻頭言集 先生のための保護者だより発行術 学校通信(西中だより) HTML2PDF.BIZ(HTMLやWebページからPDF作成) TiddlyWikiのすすめ livedoor Wiki(m_mizobuchi) Ajax IME checkpad Koyomi365 あとで読む wTag タグ付けできるwebメモアプリ ScanR オンラインでできる文書のPDF化 nexImage Choix アンケートシステム質問くん goo RSS リーダー (m_mizobuchi1958) Biz.ID ポスコミ (無料はがきサービス) 楽天グリーティング i-Card! いい色 (mizobuchi) PXN8 YesYes.jp (mizobuchi) Yahoogle! モラタメ Mizobuchi WebPaint (masakazu) Imagination Cubed 仕事の達人 D-Project2 goo辞書 JapanKnowledge 直子の代筆 @wiki 本・書籍通販検索 Yahoo! Japan Yahoo! Calendar Yahoo!翻訳 livedoor翻訳 enjoy Korea翻訳ツール BB-WAVE お得WEB ビジネス便利ガイド 唯宿(宿予約) あら100yen.DE {{ref_image okurin.jpg}} おくりん坊(mizobuchi) filebank(mizobuchi) D-FAX(020-4623-7294 Gmail) gooメーリングリスト ThinkFree(m.mizobuchi) gOFFICE(m_mizobuchi) 仕事のPC 11月号(shigoto0311 soukanGO) PowerPoint Free Design Template パワーポイント119 ちず丸(5028760340) 郵便番号検索 大野内科 Memo(書きとめておきたいこと) 中高一貫校入試問題 公立校中高一貫校専門情報サイト 自修館中等教育学校の入試問題 三重県教育振興ビジョン Yoshi Cornell Method PDF Generator The PocketMod MouRa リフィルBOX winFAQ ddo.jp no-ip Link 朝鮮日報 HappyTown land.to WING2 教育 画像 コンピュータ 役立つ情報 CGI FreeSoft オープンソース/Linux MediaWikiを使いたい GTD Style Wiki 1.1.0 ALLSERVERメーリングリスト 観光写真のお貸しやさん Server構築関係 Server CMSの研究サイト 高知県の情報 気象庁 高知新聞 高知県の天気 ビジネスホテル ANNEX HOTEL illust LITTLE HOUSE (original free web graphics) 子どもと動物のイラスト屋さん 教師のコンビニ 学校イラスト Tool entre! (テレビ会議 mailadress) spreed.jp(テレビ会議 m.mizobuchi) cybozu.net Priea(写真プリント&宅配)(mizobu58 mizobuchi19580413) SOBA CITY(テレビ会議 mizobuchi) Google Page Creator Google Labs Weblio ThinkFreeOnline Thumbstacks(ブラウザでプレゼンテーション) Writely Gliffy(ブラウザで図版) Krunch(ウェブで圧縮・解凍:ファイル名は英数字で) PDF Online Ajax IME(海外のパソコンで日本語入力) Cross Translation(複数の翻訳エンジン) JOYPIX SnipShot(画像を補整&加工) Snapmania Flickr Preloadr fd s Flickr Toys retrievr Polaroid-o-nizer Web2.0Logo Creater ImageChef(好きな言葉を入れた画像を) ICON EDITOR(アイコン作成) crooc(瞬時にウェブページ) WikiMapia(1ステップで地図) はてなRSS(高機能RSSリーダー) Rinca.cc(付せん) スタートフォース(mizobuchi mmizobuchi) ウェブデスクトップ (m_mizobuchi1958) My Koyomi Googleカレンダー ブラウザでワープロエクセル メモ WebFile (ファイル管理) 著作権フリーの素材 Wikiwedia Stockphoto 縦長ウェブページ保存 Picolix spreed.jp(コンファレンスと会議) SOBA CITY(テレビ会議システム)(mizobuchi) Skype HandM@il(メールアドレスを画像に変換) 無料PDFファイル作成 PDF Online 履歴書 PDF Pad Free Online Graph Paper Notepaper Generator 僕の好きなもの 台所の穴 食生活研究家であり、生活改善実践家、酒の探し人、アーティストで もある魚柄仁之助さんの情報サイト 大洲シネマサンシャイン TV会議システム研究会 * * 体罰データベース
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12696.html
登録日:2009/07/12(日) 00 14 05 更新日:2024/09/15 Sun 00 58 16NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 SLAM_DUNK みんなの先生 オヤジ ケンタッキーおじさん スラムダンク タプタプ顎 バスケットボール バスケ部 ホワイトヘアードデビル ホワイトヘアードブッダ 三井の恩師 人格者 先生 名将 名監督 名言製造機 安西先生 安西光義 宝亀克寿 既婚者 湘北高校 白髪仏 白髪鬼 監督 結構暗い過去持ち 置物 西村知道 諦めたらそこで試合終了ですよ 遺影 人気漫画及びアニメ作品SLAM DUNKに登場する人物。 本名:安西(あんざい) 光義(みつよし) 声:西村知道(TV版)/宝亀克寿(THE FIRST SLAM DUNK) 湘北高校バスケ部の監督。 「ホワイトヘアードブッダ(白髪仏)」と呼ばれるほど温厚な風格。 「ケンタッキーおじさん(*1)人形」呼ばわりされる程にかなり太っている。 桜木は、ことあるごとに彼の二重あごをタプタプする。実に気持ちよさそうである。 監督なのだが普段の練習に口うるさく指示を出すことはなく、基本赤木任せ。 試合の時もいつも置物のように座っているが、ここぞというときに冷静かつ大胆な戦術を指示し、 選手の才能を見抜く眼力も素晴らしく、選手からの信頼も厚く、ライバル校の監督からも尊敬の意を込め「安西先生」と呼ばれる名監督である。 ただ桜木からは「オヤジ」と呼ばれている。 また選手のモチベーションを高めるのも得意である。 『あきらめたらそこで試合終了ですよ…?』 はあまりにも有名。 この言葉は中学時代の三井、山王戦での桜木を奮い立たせた。 赤木・三井・宮城は彼を慕って湘北に入ってきた。 …流川は近かったから。 太っているが実は元全日本の選手であり、豊玉高校の元監督の北野とは同期。そのためシュートフォームはかなり綺麗である。太っているのに。 原作設定かどうかは不明だが、アニメでは175cmという設定がある。 「昔の日本のバスケ選手」と考えれば妥当な身長と言えよう。 湘北に来る前は某大学の監督をやっていたが、当時は今と違ってバリバリの鬼監督。 その気性の激しい性格から「ホワイトヘアードデビル(白髪鬼)」と呼ばれ恐れられた(*2)。 このときの才ある教え子・谷沢を日本一の選手に育てバスケ界を去ろうとしていたが、すれ違いの果てに谷沢は事故死を遂げてしまった。 これをきっかけに大学監督を引退、その後性格も体格も丸くなり、 谷沢への夢がちゅうぶらりんとなったままバスケ界を去れずに高校の監督をやっていた。 そのため類い稀なる素質をもつ流川・常人離れした成長を見せる桜木、2人の成長に谷沢の夢の続きを見ている。 時たまホワイトヘアードデビルの片鱗を垣間見せ、山王戦では1ページ丸々使って桜木を黙らせるほどの威圧感を見せる。 「聞こえんのか?あ?」 家族には妻が確認されている。 バスケ界の有名人であるからか、妻と住む自宅は結構な和風豪邸に見える。 上述の肥満が災いしたのか、インターハイ予選期間中の練習時に桜木のシュート練習を見ていたところ倒れてしまうが、桜木の処置のおかげで大事には至らなかった。 そのためか原作終了後の黒板漫画では医者に言われてダイエットに励んでいた。 ───以下名言─── 「諦めたらそこで試合終了だよ」 「下手糞の 上級者への 道のりは 己が下手さを 知りて一歩目」 「お前のためにチームがあるんじゃねぇ、チームのためにお前がいるんだ」 「まるで成長していない…」 「聞こえんのか?あ?」 「君たちは強い」 「谷沢‥見ているか?ここにお前を超える逸材がいるのだ…それも二人も同時にだ‥。」 「ホッホッホッ」 「桜木君がこのチームにリバウンドとガッツを与えてくれた」 「宮城君がスピードと感性を」 「三井君はかつて混乱を ほっほっ……のちに知性ととっておきの飛び道具を」 「流川君は爆発力と 勝利への意志を」 「赤木君と木暮君がずっと支えてきた土台の上に これだけのものが加わった」 「それが湘北だ」 諦めたらそこで追記終了だよ。 ──安西先生………修正がしたいです………。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「下手糞の~」は忘れられない言葉だわ -- 名無しさん (2013-08-23 13 07 12) 白髪鬼時代のオヤジだったら桜木はタプタプしてたかな? -- 名無しさん (2013-12-25 21 25 06) ゴリ相手でも地雷を踏みに行くのが桜木 -- 名無しさん (2013-12-25 21 32 09) 桜木がオヤジにタプタプ→ミッチー「やめんか‼」の流れが好きだ。 -- 名無しさん (2013-12-26 17 03 03) 選手時代はどれほどの実力だったのかな?シュートめちゃくちゃうまいからな -- 名無しさん (2013-12-27 01 09 40) ほっほっほ -- 名無しさん (2013-12-30 22 12 03) タプタプタプタプ -- 名無しさん (2014-01-06 22 59 52) 安西先生って子供いんのかな? -- 名無しさん (2014-01-22 12 18 05) タプタプが可愛い。女性人気高いデブである -- 名無しさん (2014-01-22 12 50 37) ↑かわいいよなw -- 名無しさん (2014-01-22 13 55 10) 作中で一番の萌えキャラである -- 名無しさん (2014-01-25 18 53 21) タプタプでいつも笑う -- 名無しさん (2014-01-27 21 57 56) 豊玉戦のハーフタイムでも怒ってたな -- 名無しさん (2014-01-29 21 58 22) 赤木は眼鏡にかなわなかったのかな・・・; -- 名無しさん (2014-01-29 22 03 02) ↑眼鏡ってメガネ君のこと? -- 名無しさん (2014-02-01 10 16 41) しかし谷沢の件があったのになぜ三井がグレたのを放置してたのか・・・ -- 名無しさん (2014-02-01 10 39 15) ↑メタ的なこと言うと、三井の改心イベは途中で考えたものだから。てか三井、怪我でバスケ辞めてたわけだし。 -- 名無しさん (2014-02-01 10 58 14) ↑2 去る者追わずって感じなんかもな。ゴリと合わなくて辞めた部員もいるし -- 名無しさん (2014-02-01 11 12 21) 安西先生…タプタプがしたいです… -- 名無しさん (2014-02-01 14 29 28) 桜木と流川を目の当たりにしたり三井が戻って来たりで谷沢の頃に見ていた夢をもう一度って気分になったってとこじゃないか? -- 名無し (2014-02-01 19 08 20) 二万本シュートのときの安西先生の準備運動がかわいい -- 名無しさん (2014-02-05 21 53 54) モイチが湘北最大の不安要素に安西先生不在を挙げているので人望が厚い -- 名無しさん (2014-02-22 21 33 05) 桜木を試合に出さなかったり、ベンチ送りにするとタプられる -- 名無しさん (2014-03-28 15 44 31) 谷沢に強く深く指導した結果自分の元から去ったのがトラウマだったんじゃないかな。だから三井に対しても放置になってしまったんじゃないだろうか? -- 名無しさん (2014-03-28 16 03 36) 元全日本でその後も大学の監督で白髪鬼と恐れられていた男が赤坊主のおもちゃに… -- 名無しさん (2014-04-03 12 59 31) 彩子さんが「ああ見えても若い頃は全日本選手だったらしい」って言ってたがその頃を見てみたかった。 -- 名無しさん (2014-04-09 18 46 44) ↑当時からおっかなかったんだろうか。さすがに白髪ではなかったろうけど -- 名無しさん (2014-04-09 19 24 40) 安西先生って体重何kgあんだろ?ゴリより重そうなんだがw -- 名無しさん (2014-04-17 21 38 22) 桜木にタプタプされたときにほっほっと喜んでるときもある -- 名無しさん (2014-05-11 17 58 59) このタプタプが花道のリラックスの源なのかも知れない。 -- 名無しさん (2014-05-11 18 05 00) 安西先生の奥さんも桜木にタプタプされてる安西先生見て喜んでそう -- 名無しさん (2014-05-11 18 44 22) 桜木流川育て上げたら監督引退すんのかな? -- 名無しさん (2014-05-14 19 08 41) 理想の指導者。カーネル… -- 名無しさん (2014-05-22 08 54 24) タプタプしたい、花道がうらやましい。こんな素敵な先生にあえて。 -- 名無しさん (2014-05-22 09 39 38) 無能扱いするやつもいるけど山王戦とか監督が安西先生じゃなきゃ勝てなかったろ。 -- 名無しさん (2014-05-22 11 41 34) 白髪仏安西は一人称が私だが白髪鬼安西は一人称がわし -- 名無しさん (2014-05-23 13 06 02) 山王戦で一瞬だけ見せたデビル安西先生は怖かったな。イメージかどうかは分からんがあの怖いもの知らずの桜木ですらもビビってるんだから読者の俺はマジでビビった。普段が穏やかな人ほど怒らせたら怖いものはないってのの典型だな。まあちゃんと愛情に裏打ちされた厳しさだから嫌いじゃないけど。 -- 名無しさん (2014-05-23 13 12 27) 海南戦でおきもの扱いされてんのはなぜか笑った -- 名無しさん (2014-05-23 22 08 40) 桜木がマンツーマンでコーチをしてもらえることに宮城と三井がガチで羨ましがっていたのが印象的 -- 名無しさん (2014-05-23 23 00 30) もう60代ぐらいなのにかわいいキャラ -- 名無しさん (2014-05-24 18 52 45) 君たちはケンカしたからオシオキです。プイッ -- 名無しさん (2014-06-04 00 31 37) マツコデラックスも見事な安西顎の持ち主だな -- 名無しさん (2014-06-07 12 15 39) 白髪鬼安西も雰囲気とか言動が怖かっただけで体罰はしてないよな -- 名無しさん (2014-06-14 22 13 56) 安西先生がダンクしてるコラは笑ったな -- 名無しさん (2014-06-22 22 47 07) あ…安西先生…そしてエージさん、お久しぶりです。 -- 名無しさん (2014-06-28 05 38 26) 安西フライドチキン -- 名無しさん (2014-07-18 20 57 50) 過干渉で谷沢を死なせちゃったから、反動で三井に対しては放任気味になっちゃったんじゃないか -- 名無しさん (2015-01-21 22 40 31) 赤木があれ程全国制覇と言ってるなら山王戦のビデオをどうして見せなかったのだろうかと思う。(全国ベスト4の海南に30点差で葬る事が出来る山王位じゃないと無理)谷沢の時みたいに過干渉した結果がアレだったからもうそこまでの熱意は無かったのか。 -- 名無しさん (2015-01-27 00 31 43) ↑ 自信喪失する可能性があるから。 -- 名無しさん (2015-02-09 13 26 11) 三井なんて尊敬どころか崇拝してるから一回でも見舞い行ってやりゃ立ち直るだろうにな。2年ぶりに顔見ただけであれなんだし。まあ相手からどれだけ慕われてるかなんてわからないだろうけど -- 名無しさん (2015-02-19 18 02 11) ホントページ一つ使っての「聞こえんのか?あ?」の時の先生はアッチの筋、しかもそれなりに偉い人だと言われても納得の迫力 -- 名無しさん (2015-09-05 11 14 34) あきらめたら?のコラには北斗の拳の時の「命は投げ捨てるもの」に通ずる面白さがある -- 名無しさん (2016-01-15 11 37 24) 三井は本人がやめたがってるのを無理に強要したらまた谷沢の時みたいになるんじゃないかと思ってたんじゃね? 赤木が県内トップクラスになれたのは先生の指導あってこそだろうし『やりたい人にだけ教える』状態だったんだろう -- 名無しさん (2016-05-23 00 09 12) 桜木のシュート2万本の特訓の際に出てた道楽の流れは好きだった。 -- 名無しさん (2017-05-01 13 14 49) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2017-11-16 21 02 07) 「諦めたらそこで試合終了だよ」で人生に絶望しかけていた元Jリーガーは車椅子バスケの日本代表に…バスケ界に影響のある偉大な教師 -- 名無しさん (2018-01-22 00 26 49) 道楽云々のセリフも好き -- 名無しさん (2018-03-17 17 33 04) 正直、選手育成に関しては田岡監督の方が優秀なイメージ。 戦術やカリスマ性は絶大なんだが、赤木と三井の件でストーリーの割を食った印象が強い。 アイドルアニメでプロデューサーが肝心なところで役立たずなように。 -- 名無しさん (2020-06-07 19 36 32) 監督としてはともかく教師としては正直割と…… -- 名無しさん (2020-07-13 23 41 30) あきらめたら、そこで滅殺だよ(声優ネタ) -- 名無しさん (2020-10-12 20 09 46) 選手の才能を引き出すのには手腕を発揮する一方で、小暮以下の凡人キャラに指導するシーンが皆無なのが指導者としての両極端ぶりを示してる。 -- 名無しさん (2021-03-21 20 15 27) やってることだけ見ると才能の有無で指導するしないを決めるというよりただ単に桜木が好きって感じだよねこの人。 -- 名無しさん (2021-06-22 08 21 36) 桜木や流川に対して、ずっと矢沢の面影を見てるんだろうな。特に桜木。矢沢に対してこう言ってやればよかった、という反省というか後悔をずっと抱いていて、それを桜木に対してやってたんじゃないだと思う。 -- 名無しさん (2022-02-11 20 00 41) 安西先生「おや。もともと君に怖いものなどあったのかね?」花道「ない」というアドバイスをしれっと寄越しておきながら「聞こえんのか?あ?」と、恐れ知らずの花道を震え上がらせている。白髪仏と揶揄されながらも往年の闘志は消えておらず「諦めたらそこで試合終了」のとおり、湘北で誰より諦めてなかったのもまた安西先生だった -- 名無しさん (2022-07-22 20 02 54) 一応、三井に関しては今回の映画で三井本人が避けてるって描写になってた。 -- 名無しさん (2023-03-16 14 01 06) 流川に対して「(米国に行くのは)日本一の高校生になってからでも遅くはない」と止めてた割には具体的には誰がその日本一の高校生プレーヤーなのかを説明してなかったという(仙道に1on1挑んだときに仙道から自分より上は少なくともいる位しか教えてもらってないし、南から怪我させたことに対しての謝罪を受けた時に南の口から山王の沢北が高校NO1だから沢北に勝てるならNO1になれるかもしれんと助言を貰った程度) -- 名無しさん (2023-05-19 13 17 06) 一般の授業等を行っているシーンがないため、教師としての専門科目等が不明な人でもある。あるいは教師ではなくて、あくまでバスケ部の外部コーチなのを「学校における指導者への総称」として先生と呼んでいる可能性もある -- 名無しさん (2024-02-11 22 34 34) ロクブルにも似たような老教師が出てたな -- 名無しさん (2024-02-16 08 06 47) 赤木君と木暮君がずっと支えてきた土台の上に これだけのものが加わった リョータ・安田・角田・塩崎「あの…俺たちも一応…後リョータも入院する前は…」 -- 名無しさん (2024-09-15 00 58 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1659.html
『甘やかした結果』 若草の萌える季節、桜も散った森の中を2mほどもある巨大なれいむが駆けていた。 頬は大きく膨らんでいて、そこに大量の食料が詰められていることが分かる。 明らかに巨大れいむ一人が食べきれる量ではなく、今は春なので冬篭りのための食料でもない。 この食料は娘のための食糧だった。 巨大れいむのおうちである広い洞窟の入口前で大小様々なゆっくりが遊んでいた。 巨大れいむが帰ってきたのに気づいた一匹の成体れいむが洞窟の中のゆっくりに「おひるごはんだよ!!」と呼びかける。 その声に洞窟の中でゆっくりしていたゆっくり達がゾロゾロと洞窟から出てきた。 それらはほとんどれいむ種で、まりさ種はれいむ種ほどではないがそれなりにいる。 成体のれいむ数匹は全て巨大れいむの娘だ。 成体のまりさは一匹だけだが、そのまりさが巨大れいむの娘たちに子種を与えたゆっくりだった。 まりさの子種を受けたれいむの産んだ子ゆっくりと赤ちゃんゆっくりが巨大れいむの孫ということになる。 巨大れいむが頬に貯めた食糧を地面に全部吐き出すと娘や孫たちは礼も言わずにガツガツと食事を始める。 「うっめ、めっちゃうっめ!!」 「はふはふ、ちょっとすくないけどしあわせー!」 「おかーしゃん、れいみゅもたべたい!!」 「れいむのごはんをわけてあげるね!」 「わーい、ありがちょう!!」 巨大れいむは自分などそっちのけで食事する娘たちを寂しげに見ていたが、やがておうちに戻ると深いため息をついた。 いつからこうなったのだろうか。 立派な成体ゆっくりの娘たちは未だに食糧調達に出かけようともせず独り立ちをする気配もない。 成体まりさも娘を孕ませたうえに半ば無理矢理おうちに住み着き、そのくせ一度も食糧調達には出かけていない。 これでも一緒に食べ物を探しに行こうと何度か誘った。 しかし「またこんどいくよ!」だとか「あかちゃんのせわでひまがないよ!」などと何かと理由付けて断られた。 赤ちゃんの世話と言うが、一番大変な食事集めの他に何があるのだろう。まりさは赤ちゃんと一緒に遊んでるだけだった。 孫の子ゆっくりや赤ちゃんゆっくりもそんな親に育てられたせいか、 食料は危険を冒して取りに行くものではなくて運ばれてくるものだと思ってる節がある。 そんな孫たちに教育しようとした時もあったのだが、 「れいむのかわいいこどもはれいむがそだてるよ!」 「おかーさんはそれよりもたべものとってきてね!!」 「おちびちゃんはこっちでゆっくりあそぼうね!!」 といった風に娘たちが邪魔してくるのだ。 孫たちも教育なんてつまらないことよりも娘の誘いに乗って遊びに行ってしまう。 そんなうちに孫たちはどこまでも甘えさせてくれるお母さんである娘に懐き、 何かと口うるさいお婆さんの自分に甘えるのは食事を持ち帰った時ぐらいのものだ。 それすらも最近は無くなったが。 おうちの入り口付近で駆け回ったり押し合いして遊ぶ娘達を見て巨大れいむは再びため息をついた。 巨大れいむは後悔していた。娘達を甘やかしすぎたことを。 産まれて間もない娘達の喜ぶ顔が見たい一心で巨大れいむは食料を集めていた。 甘えてくる娘達を受け止めて存分に甘やかした。 娘達が子ゆっくりに育っても、平均的なゆっくり家族のように子供と一緒に食べ物集めには行かなかった。 娘を危険な目に合わせるわけにはいかないと一人で食料を探しに出かけていたのだ。 娘達が成体と呼ばれるまで大きく育っても巨大れいむは娘を独り立ちさせずに世話をし続けた。 この時はまだ自分の育て方が悪いと思ってなかったし、事実として娘達はとてもゆっくり出来ていた。 そんなある日のこと、食料を集め終えておうちに帰ると一匹のまりさが娘達とゆっくりしていた。 巨大れいむは侵入者のまりさよりもまず、娘達の頭に茎が生えていたことに驚いた。 どの茎にもれいむ種とまりさ種の赤ちゃんが実っていた。 それはつまり、どこからともなく現れたまりさによって娘が孕まされたことを意味していた。 自分の居ない間におうちに侵入した上に、可愛い娘をも汚したこのまりさを許すわけにはいかない。 強い憤りを感じた巨大れいむはまりさをこの場で潰してやると身構えたが、 「このまりさはれいむたちをすっきりさせてくれたんだよ!」 「ゆっくりできるまりさだよ!!」 「おかあさんみてみて! あかちゃんができたんだよ!」 「まりさのおかげでゆっくりできるよ!!」 幸せそうに笑顔を浮かべて喜ぶ娘達を見ると、目の前でゆっくり殺しなど出来るわけもなかった。 かといってまりさに対する怒りが消えたわけではない。 怒鳴りつけたいのを抑え、極めて冷静にまりさへ話しかける。 「まりさ、こんなにたくさんのあかちゃんをうませたけどちゃんとそだてられるの?」 「もちろんそだてられるよ! だからきょうからここをおうちにするね!!」 「よろしくねまりさ!」「いっしょにあかちゃんそだてようね!!」 どうやら娘達とまりさの間ではこのおうちに住み着くことは決定済みらしい。 それは赤ちゃんを生やした娘のことを考えるとそれでいいのだが、 まりさの返答を聞く限りでは赤ちゃんの世話について深く考えておらず、何とかなるだろう程度にしか考えていないように見えた。 逆にそうでなければ「もちろんそだてられる」などと軽々しく即答できるわけが無い。 きっと後先考えず、性欲の赴くままに娘たちに子種を植え付けたのだろう。 そうしてまりさはおうちに住み着き、次の日には赤ちゃんゆっくりが産まれ落ちた。 娘全員から5~10匹産まれたので相当な数の赤ちゃんでおうちは満たされた。 窮屈に感じられたが、元々広い洞窟なので生活するのに不都合はなかった。 それでも跳ねるときは赤ちゃんを潰さないように細心の注意が必要になったが。 「おばーちゃんゆっくちしていっちぇね!」 「おばーちゃんいっしょにゆっくりちようね!!」 と身体を摺り寄せてくる孫はとても可愛くてゆっくりできていた。 だが同時に、この可愛い孫達のために大量の食べ物が必要だと思うと不安が募るばかりだった。 念のために貯蓄しておいた食べ物だって二日と持たないだろう。 なので巨大れいむはまりさに食べ物集めを手伝うようにお願いしたのだが、 「まりさはあかちゃんのせわするからむりだよ! またこんどね!」 と断られ、娘や孫達には 「おかーさん、あかちゃんのたべものおねがいね!」 「がんばってねおかーさん!」 「ゆっくりまってるよ!!」 「ほら、あかちゃんたちもおねがいしてね!」 「「「おばーちゃん、ゆっくちたべものちょーだいね!!」」」 「まりさのぶんもわすれないでね! おおめにね!」 と頼まれた巨大れいむは可愛い娘や孫達の頼みならば仕方ないと一匹で食料調達に出かけた。 最後のまりさの頼みにはイラっと来たが、怒りを露にして赤ちゃん達を怯えさせるのも良くないと思って我慢した。 明日には一緒に食べ物を集めてくれるだろう、そう信じて巨大れいむは食べ物を集めた。 しかし次の日も、また次の日も、そしていつまで経ってもまりさも娘達も食べ物集めを何かと理由付けて手伝ってくれなかった。 そうしている間に赤ちゃんゆっくりは子ゆっくりサイズにまで成長した。 それぞれ食べる量も多くなり、巨大れいむ一匹で集めた食料だけではもう足りなくなっていた。 なので娘達には子を連れて引越ししてもらおうと思ったが、その旨を伝えようとした矢先に娘達とまりさはまた次の赤ちゃんを産み出していた。 これ以上赤ちゃんが増えると食べ物が足りなくてゆっくり出来ないからすっきり禁止と伝えていたのにも関わらずだ。 当然巨大れいむは娘達を責めたが、 「かわいいあかちゃんをみるとゆっくりできるよ」 「すっきりをがまんしたらゆっくりできなかったよ。だからすっきりしたんだよ」 などと訳の分からない言い訳が返ってきた。要は自分勝手な理由で赤ちゃんを産んだのだ。 さすがの巨大れいむもこれには呆れるしかなかった。 娘達はまた可愛い赤ちゃんが産まれたと、孫は妹が出来たと喜んでいたが、巨大れいむは全く嬉しくなどなかった。 確かに目の前の赤ちゃん達はとてもゆっくりした赤ちゃんで愛らしい。 しかしながら巨大れいむにとって赤ちゃんはこの状況下において負担でしかないのだ。 それから三日経った今、巨大れいむはこうして溜息をついているわけである。 巨大れいむは二度目の赤ちゃんゆっくりが産まれてからはほとんど休まず食料調達に出かけた。 朝は日が昇る前から出かけ、 昼は娘達に集めた食べ物を渡すと十分ほど休んでまた出かけ、 日が暮れる前に戻って疲れを取るためにすぐ眠りに付く。 ゆっくりする暇なんてとてもじゃないが無かった。 しかし疲れが溜まっていたのだろう。 娘の育て方に後悔して溜息している間に巨大れいむは深い眠りについてしまったらしい。 目が覚めると夕暮れ時だった。 本来なら夕食を持ち帰ってきているはずの時間だ。 だが昼寝をしてしまったので当然食べ物などあるわけが無かった。 「ゆ…ゆっくりねたけっかがこれだよ…」 初めは焦った巨大れいむだったが、一食ぐらい抜いても大丈夫だよねと結論付けた。 何よりも今日まで毎日休まずに食べ物を探しに出たのだ。半日ぐらい休んだっていいはずだ。 ところが夕飯は運んでもらうのが当たり前の娘や孫達からすればそんなの勝手な理由でしかない。 巨大れいむはおうちに勢揃いした家族達に口々に文句を言われ、責められた。 「なにかんがえてるの! あかちゃんがおなかすいてるよ!!」 「れいむもいっぱいあそんでおなかすいてるんだよ!」 「これじゃゆっくりできないよ! おばーちゃんはゆっくりできないね!!」 「おなかちゅいたよ! おかーちゃんたべものはー?」 「ほら! おかーさんがさぼるからゆっくりできないよ!!」 「まりさはおこってるよ! やることやらずにゆっくりしないでよね!」 「ゆ"…」 なんでここまで怒られるのか全く分からなかった。 毎日ゆっくり遊んでるだけのくせにどうしてそんな事を言えるのだろう。 今までゆっくり出来たのは自分がゆっくりせずに頑張ってきたからだ。 それなのにちょっとゆっくりした結果がこの罵詈雑言の嵐である。 夕食を用意出来なかったのは確かに悪かったとは思ってる。 だがここまで言われるような悪い事をしたのだろうか。 何も一食抜いたぐらいで死にはしないし、我慢できなければ周囲の草木を食べれば十分のはずだ。 だからこそいつまでも続く娘や孫達からの罵倒に巨大れいむはイラつき始めていた。 「おかーさんはほんとつかえないね!」 「さいきんはたべものすくないし!」 「そうだよ! さいきんおなかいっぱいになれてないよ!!」 (それはあかちゃんをふやすからとりぶんがへったんだよ) 「こどもとあかちゃんがおなかすいてゆっくりできないよ!」 「たくさんたべものもってこないからだよ!!」 「おばーちゃん、おなかちゅいたよ!!」 「たべものもってこないおばーちゃんはきりゃいだよ!!」 (たべものもってるときだけあまえてくるおまえたちなんてれいむもすきじゃないよ) 「たべものもってくるぐらいちゃんとしてよね!」 「なんでそんなこともできないの!」 「れいむたちでもやればできることだよ!?」 (やったこともないくせにかんたんなんてよくいえるね) 「ほんとだめなおかーさんだね!」 「まりさもゆっくりしてないでなんかいってよ!!」 「ゆ! まりさはあたまいいからしってるよ! しごとしないならゆっくりするけんりはないんだよ!!」 (そうだよね。たしかにまりさのいうとおりだよ。 しごとしないならゆっくりするけんりなんてないよね) 「ゆんっ、こんなおおきいだけのむのうなれいむはしんでね!」 まりさがニヘラと笑顔を浮かべて体当たりしてきた。 まりさの頭の中では巨大れいむを吹き飛ばす光景が見えているのだろう。 巨大れいむは微動だにせず、可哀想なぐらい軽い体当たりを悠々と受け止めた。 そして間髪入れずにまりさに噛みつき、歯で締め上げた。 「ゆ"っ!? あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」 まりさは巨大れいむの歯に挟まれ、痛みに悶える。 だが体に食い込むほど強く噛みついているのだから逃げられる訳もない。 出来ることと言ったら、外に出てる口で必死に悲鳴を上げるぐらいだ。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!!!」 「まりざをはなじでえぇぇ!!」 「おがーさんひどいよぉぉぉぉ!!」 周りの娘達が何だか煩いのでまりさを離してやることにした。 ペッと唾を吐き出すのと同じ要領でまりさを地面に吐きだした。 「ゆぎっ! ゅ"、ゆ"ぅ"…」 地面に落とされたまりさは体をガクガクと震わせ、大粒の涙を流しながら這いつくばっていた。 歯形が残っているとはいえ普通のゆっくりならこの程度の痛みでここまで苦しむことはない。 だがゆっくりしすぎたまりさは痛みに慣れておらず、大袈裟なほど苦しんでいた。 つい数秒前まで生意気言っていたくせに今は惨めでしかなかった。 「まりさー!」 「ゆっくりだいじょうぶ?」 「いたいのゆっくりとんでってね!!」 「おかーさん! まりさになにするの!!」 まりさに駆け寄った娘たちはまりさを庇うように巨大れいむの前に立ちはだかった。 何で目先のゆっくりやすっきりしか見えないまりさを庇うのだろう。 元はと言えばこのまりさが娘たちをすっきりさせなければ食べ物に困らなかったし、 このまりさが食べ物集めを手伝ってくれれば食糧事情も少しは楽になったろうに。 いや、この娘たちはそんなの分かってないのだ。 娘たちはこのまりさと同じで目先のゆっくりしか見えていない。 そしてこんな娘に育てたのは他でもない自分だ。 ああ、そうか。 そこまで考えた所で巨大れいむはようやく理解した。 これまで娘たちを甘やかしていたからこそ自分がゆっくり出来てなかったということに。 娘たちが子供を連れて引っ越さないのも、 まりさがいつまで経っても食べ物集めを手伝わないのも、 自分が文句も言わず、叱りもしない結果だったんだ。 「あまやかしたけっかがこれだよ…」 「ゆ? なにいってるの!」 「そんなことよりまりさにあやまってよね!!」 「あとたべものもいまからでいいからとってきてよね!」 俯いていた巨大れいむは口の減らない娘たち、そして孫達を強い意思の宿った瞳で睨みつけた。 その強い視線に娘達も孫も、そして呻くだけのまりさも目を合わせられず黙り込んだ。 そして巨大れいむは娘達に告げる。 「ゆっ、きめたよ。 れいむはもうみんなのためにたべものをはこばないよ。 あしたからはじぶんでたべものさがしてね」 巨大れいむはようやく決心したのだ。 もう娘たちの世話はしない。 これからは娘たちに娘たちの家族を養わせる。 まりさには特に働いてもらおう。 何しろこれだけの子供や赤ちゃん達共通の親なのだから。 「たべもののおおいばしょはおしえてあげるからがんばってね」 「ゆっ! まってよ!!」 「そんなのなんでれいむたちがやらなきゃいけないの!!」 「そうだよ! たべものなんておかーさんがもってくればいいでしょ!!」 「さぼろうとするなんてゆっくりできてないね!!」 「やるきがないならおうちからでていってね。 しごとしないゆっくりはゆっくりするけんりはないよ」 「なにいってるの!」 「れいむはおこったよ! あかちゃんだっているんだよ!!」 「でてくならおかーさんがでてってね!!」 「とにかくきめたことだよ。 れいむはでていかないし、おまえたちがみんなのせわをすることもかわらないよ。 ゆっくりりかいしてね」 その後もゆーゆーと煩い娘たちだったが、 日が完全に暮れて真っ暗になると一匹、また一匹と眠りについていった。 まりさはその間もずっと痛みで泣いていた。異常なほど打たれ弱いまりさだ。 そこまで確認して巨大れいむも眠りについた。 翌朝。 日が昇り始めたころに巨大れいむは目を覚ました。 娘たちは今までかなりの遅起きだったようだがこれからはそうはさせない。 食糧調達に出かけてもらうまりさと娘たち、さらには子ゆっくり達を舌でつついて起こした。 「ゆぅ、なに? なんなの?」 「おばーちゃん、にゃんなの? じゃまちないでね…」 「まだおきるじかんじゃないよ。ゆっくりねさせてね」 「ねむりをじゃまするなんてゆっくりできないね!」 「たべものさがしにでかけてね」 「なにいってるの? ばかなの?」 「それはおかーさんのしごとで…ゆ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"!?」 巨大れいむは一匹の娘に噛みつくとおうちの外へと投げ飛ばした。 そして他の娘たちも次々と投げ飛ばす。 「なにするの! まりさのれいむにらんぼうしないでね"っ!?」 もちろんまりさも投げ飛ばした。 娘たちよりも気持強めに噛みついておいた。 「い"だい"ぃ"ぃ"!! まりざにもらんぼうじないでぇぇぇ!!」 「いたいのがいやならたべものさがしにいってね」 まりさも娘たちも震えて泣きながら頷いた。 痛みに慣れてないのは娘たちも同じで、体罰はよく効いたようだ。 「あかちゃんはれいむがせわみてあげるからほかのみんなはたべものさがしてきてね」 赤ちゃんはまだ外に出すつもりはない。 赤ちゃんの仕事はゆっくり育つことなのだから。 しかしこれで面白くないのは赤ちゃんではない子ゆっくりだ。 「なんでれいむもいかなきゃいけないの!」 「いもうとはなんでいかなくていいの!?」 「そうだよ! おばーちゃんずるい!!」 妹である赤ちゃん達はゆっくりしていいのに姉である自分がダメなのか分からないらしい。 いや、この環境下で育った子供達が分からないのも当然か。 しかしだからといってここで甘やかしたら自分の娘のように働かないゆっくりに育ってしまうかも知れない。 巨大れいむとしては自分の犯した過ちを繰り返したくなかった。 といっても小さい孫に娘と同じような体罰は出来ない。 自然と外に行きたくなるよう説得することにした。 「ゆっ! だいじょうぶだよ。 おかあさんについていくだけだからゆっくりできるよ。 ゆっくりぴくにっくしてきてね」 「ゆ? ゆっくりできるの?」 「おかあさんとぴくにっく? ゆっくりできそう!」 「ゆーん! おかーさんゆっくりいこうね!」 「ゆ、ゆん…ゆっくりいこうね」 実の娘が自分とのピクニックを楽しみにする姿を見た娘たちは諦めがついたようだ。 むしろ子供の様子を見て外に出かけるのもいいかもと思ったのかもしれない。 「ゅー? れいみゅたちはどうしゅればいいの?」 「ゆっきゅりまってればいいの?」 「まりしゃもおかーしゃんといっしょにいきたいよ!」 「おちびちゃんたちはおるすばんだよ。 おかーさんがたべものもってきてくれるからあんしんしてね」 「ゅゅー! おかーしゃんがもってきちぇくれるの!」 「ゆっきゅりたのしみ!」 「いっぱいもってきちぇね!!」 「ゆ! わかったよれいむのあかちゃん!」 「ゆっくりまっててね!!」 赤ちゃんの声援のおかげで娘達はやる気が湧いてきたようだった。 これは良い傾向だ。 どうなるかと思って不安だった巨大れいむも今は胸のつかえが取れたような清々しさを感じていた。 その後は赤ちゃんと共に娘たちとその子供、それとまりさを見送った。 「おひるにはかえってきてね!」 「おかーしゃんまっちぇるよ!!」 「ゆっくりいっぱいもってきちぇね!!」 「ゆっ! あかちゃんのためにがんばるよ!!」 「ゆっくりまっててね!」 娘達は赤ちゃんの応援を受けて嬉しそうに駆けていった。 食べ物のある場所はすでに教えてある。 そう遠くは無いし、あそこは外敵もいないから大丈夫だろう。 ただひとつ心配なのはまりさがずっと乗り気ではなさそうだったことぐらいか。 だが今までゆっくりし続けていた娘たちは巨大れいむが思っていたよりもゆっくりしすぎていた。 お昼過ぎになっても帰ってこなかったのだ。 そうなれば当然赤ちゃん達はお腹を空かせて喚きだす。 「おばーちゃんおなかへっちゃよ!」 「おかーしゃんがかえってこないよ? どうちたのー?」 「おなかがへってちからがでにゃいよ!!」 「ゆぅ…」 一体どうしたというのだろうか。 お昼に戻るように確かに伝えたはずだ。 それに娘達は赤ちゃんのためにやる気を出していた。 もしや外敵に襲われたのだろうか? それとも何か事故でもあったのだろうか? 巨大れいむは娘の身に何かあったのかと大きな不安に襲われた。 良かれと思って娘達を外の世界に行かせたことは間違いだったのか。 しかし悩んでいても赤ちゃん達のお腹は膨れない。 仕方ないので赤ちゃんを連れておうちの周りにある草木を食べさせた。 非常食であり隠れ蓑でもあるのでなるべく食べたくないが、赤ちゃんをこれ以上飢えさせる訳にもいかなかった。 そうして赤ちゃんのお腹が膨れたが、その後も娘たちは帰ってこない。 赤ちゃん達が不安がって泣き出したりもしたので巨大れいむはその対応に追われた。 だが夕方になると娘達は巨大れいむの心配をよそに満足そうな顔して帰ってきた。 娘もその子供達もみんな無事のようだ。 巨大れいむは安心したが一応どうしたのか聞くことにした。 「ゆ! どうしてひるにかえってこなかったの? あかちゃんがおなかすかせてたいへんだったんだよ」 「ゆ、ゅー…」 何ともばつの悪そうな反応をする娘たち。 そういえば夕食のための食べ物を持っていないようだった。 「それにたべものはどうしたの? これじゃあきょうもゆうしょくぬきになるよ?」 途中で誰かに取られたのだろうか? それとも迷った? 巨大れいむはいくつかの答えを予測していたが、娘達の答えはその中でも一番最悪のパターンだった。 「ゆっ、ゆっくりわすれてたよ!」 「でも、でもしょうがないよね!! こどもたちとあそんでたんだよ!!」 「みんなでかけっこしてあそんだんだよ!!」 「そうだよ! それにれいむたちはたべものちゃんとたべてこれたんだよ!!」 「れいむたちはよるごはんをたべてきたからだいじょうぶだよ!」 「あかちゃんはゆっくりがまんしてね!!」 「ゅー! おかーしゃんおなかしゅいたよー!」 「にゃんでたべものもってきちぇないのぉぉ!!」 「これじゃゆっきゅりできないぃ!!」 「うるさいよ! おうちでゆっくりしてたあかちゃんはゆっくりだまってね!」 「おなかすいたならじぶんでとってきてよね!!」 ああ、何という。 何というバカ娘なのだろう。 巨大れいむは嘆くほかなかった。 言い訳ばかりで一番守るべき赤ちゃんに八つ当たりまでするなんて。 巨大れいむは口で叱るよりも前に娘達とまりさに対して次々とその巨体をぶつけていた。 「ゆっくりはんせいしてね!!」 「ゆぎぃっ!!」 「ゆぎゃ!」 「なにずるの…ぁ"ぅ"っ」 「ま、まりさはわるくないよ! わるいのはれいむうぅ"ぅ"ぎい"ぃ"ぃ"ぃ"っ!!!」 「おまえたちはおやとしてさいていのことをしたんだよ!! じぶんがゆっくりできればあかちゃんがゆっくりできなくてもいいの!?」 おうちに響く巨大れいむの怒声。 続くのは怒られた娘たちの、そして怒声に怯えた孫達の泣き声だった。 しばらくして娘達は泣きながら謝罪を始めた。 「ゆっくりごめんなざい"ぃ"!」 「あかじゃんごめんね"ぇ"ぇ"ぇ"!!」 「れいむだちがぜんぶわるいのぉぉ!!」 わんわん泣きながら娘は赤ちゃん達に謝った。 赤ちゃんも泣きながらお母さんに擦り寄っていた。 仲直りしたのはいいことだが赤ちゃん達の夕食が無いことに代わりはない。 どうしようかと巨大れいむが思案していたその時だった。 「ゆっ! もうこんなゆっくりできないところにいられないよ!! ゆっくりできないれいむたちはみんなしんでね!!!」 「ゆっ? どういうことまりさ!!」 「おまえたちのせわなんてかんべんだよ! まりさがゆっくりできないならこんなところにいてもしょうがないよ!!!」 ただ一匹謝らずに不貞腐れていたまりさがそんな叫びと共におうちを飛び出した。 巨大れいむはまりさを追う。 ただの癇癪なのかもしれないが、このまりさは妻と子供を見捨てようとしているのだ。 逃がすわけにはいかない。 まりさは逃げながら考えていた。 こんなはずじゃなかった。 まりさがあのおうちに忍び込んでれいむ姉妹と出会った時に聞いたのだ。 あの親の巨大れいむが全部の世話をしてくれる。食べ物も全部運んでくれるからゆっくり出来ると。 だからこそあのれいむ姉妹と乱交した後に立ち去らず、そのまま居残ったのだ。 妻や赤ちゃん達に囲まれて王様気分だったのに突然巨大れいむが食べ物集めろなんて変なこと言いだした。 なんで他のゆっくりのために働かなきゃいけないのか分からない。 赤ちゃんがどうとかあの巨大れいむは怒っていたが、赤ちゃんなんてまた作ればいいだけ。 所詮他のゆっくりは自分がゆっくり出来るための道具なんだ。 ああ、でももういいや。 もうあんなゆっくり出来ないゆっくり達とは別れてもっとゆっくり出来るパートナーを探すとしよ―――― まりさがれいむ家族との決別を決めたその瞬間。 まりさの背後から圧倒的な質量が圧し掛かってきた。 そして次の瞬間にはまりさの体は宙を飛んでいた。 (おそらをとんでるみたい) 吹き飛ばされたまりさはそんな危機感のないことを思いながら真っ直ぐ飛んでいく。 直後木の幹にぶつかってまりさの意識は途絶えた。 巨大れいむは気絶したまりさを咥えるとおうちへと持ち帰ることにした。 まりさに追いつくのは簡単だった。 体長の違いもそうだが、毎日娘や孫のためにあちこちを駆けていた巨大れいむとほとんど運動していなかったまりさとでは運動能力に差がありすぎた。 怒りにまかせてその場で潰してしまうことも考えたが、そんなんじゃ巨大れいむの気は収まらなかった。 おうちへ戻った巨大れいむはまりさをおうちの中央に置いた。 痙攣して気を失っているまりさを憎しみの篭った瞳で睨みつける娘と孫たち。 共通の夫、共通の親であるまりさが自分たち放って逃げようとしたのだ。恨まれて当然である。 巨大れいむはまりさの処罰について考えていた。 まりさをもし許したとしてもまたすぐに脱走を企てるに違いない。 許さないのは決定でいいとしてどうしたものだろう。 と、そこへ一匹の赤ちゃんが言葉を漏らした。 「おかーしゃんおなかしゅいたよ」 自分の空腹を自分の母親に伝えただけなのだろうが、巨大れいむはその言葉を聞いていいことを思い付いた。 この憎たらしいまりさに相応しい最後。それでいて実益のある処刑を。 食べ物を取ってこなかった罪、裏切った罪はその身で払ってもらえばいいのだ。 巨大れいむはうっすらと笑みを浮かべながら赤ちゃん達に話しかける。 「ねぇ、あかちゃん。たべものなら、あるよ」 「ゅ? どきょ?」 「ゆっきゅりたべものちょーだい!!」 「おばーちゃんだいちゅきー!!」 「たべものはね。これだよ」 巨大れいむは舌でまりさを示す。 頭の上に"?"を浮かべた家族だったが、 巨大れいむの考えが徐々に理解できた家族の顔が青ざめていく。 そして震えた声を出す。 「ゅ…でも、これ、まりさだよ?」 「まだ…いきてるよ。いきてる、まりさだよ…?」 「まりしゃおかーしゃんはたべものじゃないよ!」 「おかーさん…? なに、かんがえてるの…」 「まりさはたべものとってこなかったよ。だからまりさはたべものになってもらうよ」 「で、でも…」 「まりさをたすけたいの? このまりさはみんなをうらぎったんだよ? そんなまりさはたべられてとうぜんだよね?」 巨大れいむの真っ黒な瞳が娘たちを映した。 まるで捕食者に睨まれているような気分だった。 この提案を断ったら自分も食べ物にされるんじゃないかという恐怖が娘達を襲う。 「あ、あかちゃん。まりさを、まりさをたべてね!」 「ゅ? でもまりしゃおかーしゃんは…「いいからゆっくりしないでたべてね!!」 「ゅゅーっ! た、たべりゅよ!!」 母への恐怖が娘を突き動かした。 娘たちは怯えた声で赤ちゃんに親食いを命じた。 数十匹の赤ちゃんは親に従ってまりさの体に被さった。 そして小さな口で啄むようにまりさを食べていく。 少しずつ少しずつ食べられていく痛みにまりさは不幸にも目を覚ました。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!? い"だい"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"!!!!!」 全身至る所を噛み千切られる痛みに悲痛な叫びをあげる。 体を転がして痛みの原因を取りはらおうとするが、赤ちゃんが数十匹纏わりついているのだ。 力が弱く根性も無いこのまりさは身動き取れずにいた。 「なんでぇぇぇ!! なんでまりざをだべるのぉぉぉぉお!!!?」 「まりさはいったよね。 しごとしないならゆっくりするけんりはないって」 「ゆぎっ、ゆぎゅぶぉおぉおぉぉごおぉ!!!」 口を開いた結果、上唇も下唇も別の赤ちゃんに噛みつかれたようだ。 話しかけた巨大れいむの方に視線を向けているので一応聞いているのだろう。 「まりさはまいにちゆっくりばかりでしごとしなかったよ。 あかちゃんがふえてもゆっくりあそぶだけ。 きょうもたべものわすれてゆっくりあそんだんだよね?」 「おごおぉぉぉ!! ぼぎょっ、ぼごっ……!!」 まりさは涙をボロボロ流して巨大れいむに助けてとアイコンタクトで訴えかける。 開いた口から数匹の赤ちゃんが入りこんで、口の中からまりさは食べられていた。 歯茎の辺りなど美味しいのか剥がすように食われていた。 さらにまりさの片目は赤ちゃんの小さな口でちまちまと齧られている。 もう片方の目もそろそろ噛みつかれるだろう。 「でもまりさはさいごにこうしてしごとができたよね」 「………」 「たべものはもってこなかったけど、たべものになってくれたね」 「………」 まりさはもう口内をことごとく食い荒らされて喋れない。 眼球は瞳から食い破られ、中身を吸われるように食されてもう何も見ることが出来ない。 音だってもう聞こえないのかもしれない。 娘たちやその子供はおうちの隅で泣いて震えながらその惨状を見ていた。 巨大れいむもまた、心がすっきりするのを感じながら黙って見ていた。 「むーちゃ、むーちゃ、ちあわせー!」 「まりしゃおかーしゃんおいちーね!!」 「ゅゅー、こっちもおいちーよ!!」 おうちの中には善悪の無い赤ちゃんによるまりさの味批評の声と咀嚼の音、あとは娘達のすすり泣く声だけが響いていた。 それから時間にして30分程度だろうか。 まりさは数十匹のプチトマトサイズの赤ちゃんに非常にゆっくりと食べられた。 ハーレムの王を気取っていたまりさは僅かな食べかすと帽子を遺してこの世からいなくなった。 赤ちゃん達は満腹になってスヤスヤとお休みモードだ。 罪悪感なんてないのだろう。とても満足そうな表情を浮かべている。 娘たちと子ゆっくり達はというとゆっくりの捕食シーンを目の当たりにして怯えていた。 何よりも巨大れいむに怯えていた。 確かにまりさが自分たちを見捨てようとしたのは許せない。 でもそれに対する罰は袋叩きにして追放する程度だと考えていた。 しかしお母さんである巨大れいむはどうだ。 お腹を空かせた赤ちゃんにまりさを食べさせたのだ。それも生きたままのまりさを。 そんなことをさせるお母さんが何よりも恐ろしく、身の危険すら感じていた。 対して巨大れいむはドス黒い快感にすっきりしていた。 あの憎いまりさが自分の赤ちゃんに食べられて体の崩れていく様はこの上なく興奮できた。 何だか物足りない気もしたが、これで赤ちゃんも満腹になれたし働かないまりさもいなくなった。 娘たちも反省しているようだし全てが上手くいったんだ。 巨大れいむはそれを確信し、幸せな気分のまま眠りについた。 翌朝、娘と子供達は昨日と同じように食糧調達に出かけた。 巨大れいむと赤ちゃん達は笑顔で見送ったが、娘達は二度と帰ってくることは無かった。 遊び呆けて赤ちゃんの世話を忘れた昨日とは違った。 恐ろしい母とはもう居られない。 生きていたまりさを食べ、同種の味を知った赤ちゃんも連れていきたくなかった。 それゆえに子を連れて旅立ったのだ。 こうして甘やかされた娘達は巨大れいむの意図しない形で独り立ちを果たした。 子と共に食糧調達に出かける楽しみを知った彼女たちはもう大丈夫だろう。 きっと野生に生きるゆっくりとして生き、野生に生きるゆっくりとして死ぬのだ。 一方おうちに残るのは巨大れいむ一匹になっていた。 辺りには孫の赤ちゃんの名残である飾りが散らばっている。 巨大れいむが食べ物を探しに出かけている間に赤ちゃんは共食いを始めた。 生きたまりさを食べさせたのが間違いだった。 同種の味を知っただけでなく、悪いことをしたゆっくりは食べ殺してもいいと勘違いしたのだ。 お腹の減った赤ちゃんは巨大れいむが出かけている間にちょっとしたことで姉妹を悪者に仕立て上げた。 それは「ぶつかってちょっといたかった」とか「じぶんのおもちゃ(小石)をとった」だとかほんの些細なことだ。 そしてお互いに悪いゆっくりを食べた。 そしておうちに戻った巨大れいむに最後に残った赤ちゃんが噛みついた。 巨大れいむはそれがまりさ種だと確認すると、自分の顎に食いつく赤ちゃんまりさをそのまま壁に押し付けて潰した。 巨大れいむは深い溜息をつく。 自分はどこで間違ったのだろうか。 甘やかした娘達を更生させようとした結果がこの孤独だ。 寄生虫のようなまりさは処刑してやった。 なのに娘達は食べ物を探しに行ったきり行方知れずになった。 そして孫達はどうしたことか共食いして全滅した。 ああ、なんということだろう。 結局自分は家族を崩壊させてしまっただけじゃないか。 取り返しのつかないことをしてしまったと巨大れいむは嘆いた。 だが巨大れいむは気付いていなかった。 娘達は形だけではなく本当の親としての第一歩をしっかりと踏み出せていた。 その点で言えば巨大れいむは間違ってなかったのかも知れない。 しかし巨大れいむがそのことに気づくことは永遠にない。 結局巨大れいむは死ぬ間際までどこで何を間違えたのかと後悔し続けた。 終 by ゆっくりしたい人 巨大れいむに運命の分岐点があるとすれば逃げたまりさに追いついた時。 このSSに感想を付ける