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「ごきげんよう、お姉さま」 ──今野緒雪『マリア様がみてる』より <3日目/佐藤聖/広間> 「おかえりなさい、お姉さま」 ……背後から聞こえたのは、私のよく知っている者の声だった。私の最愛の妹、藤堂志摩子。 視界に入った志摩子の手は、赤く汚れていた。それはすぐに血だとわかった。でも私は、それを信じたくはなかった。 「お姉さま?」 「……志摩子、無事……だったんだね」 「ええ。お姉さまもご無事で」 普段の志摩子のしゃべり方だ。何かに怯えている様子も感じられない。 ──まさか。まさか、志摩子が、この事件を起こした犯人? 「ねぇ、志摩子……いったい、何が、あったの……?」 目の前に広がる光景は、異常以外の何物でもなかった。 椅子に座るのは、祥子、令、そして祐巳ちゃん。しかし──全員、死んでいるのは明白だった。 祥子はひどく驚いたような顔だった。細い首に、くっきりとした痕が残っている。令はひょっとすると生きていると言われても信じてしまうかも知れない。でも、顔面は真っ赤に染まり、頭部は無残にも割れていた。祐巳ちゃんは祥子と同じように、首に痕をつけている。とても苦しそうな顔で、私は見ていれずに視線をそらす。 「令さまが、祐巳さんを殺したんですよ」 「なん……だって……?」 令が祐巳ちゃんを? とてもじゃないが信じられない。殺す理由はどこにもないはずだ。祐巳ちゃんが令の逆鱗に触れたのか、とも思った。姉妹を失った令が怒りに身を任せて祐巳ちゃんを襲ったのだろうか……。 「じゃあ、どうして令は死んでいるの……?」 「私が殺しました」 そこで私の頭に衝撃が走る。志摩子が令を殺しただって!? 「祐巳さんの首を絞めている令さまの頭に向かって、椅子を振り下ろしました」 志摩子は、さも当然かのように言う。 「何度も繰り返したら、令さまの動きが止まったので」 志摩子、志摩子。嘘だと言ってくれ。もうそれ以上言わないでくれ。 「祥子さまは私が殺したんですけどね。うふふっ」 私は、私の背後にいる少女が、志摩子の顔をした悪魔なんじゃないかと思った。 志摩子はこんなことをするような子じゃない。祥子と令を殺すような子じゃない。 そうだ。乃梨子ちゃんはどこだ。乃梨子ちゃんがいたなら、志摩子のこのような行動を許すはずが──。 「お姉さま、誰をお探しですか?」 歌うようにささやく志摩子。私はできる限り静かに、 「……乃梨子ちゃんを」 「あら、何のお冗談ですか? 乃梨子なら、すぐそこにいるじゃないですか」 「えっ」 私の首に巻かれていた手が動く。それはまっすぐに、開け放たれた窓を指していた。 「そうだ、お姉さまも乃梨子を見てあげてください。乃梨子ったら、私がどれだけ声をかけても起きないんですよ」 志摩子は私から離れ、横を通り、窓へと向かった。私はふらふらと、その後に続く。 「乃梨子、乃梨子。お姉さまがいらしたわよ」 「ああ……」 志摩子の背後から外を見た私は、目を閉じて、声を漏らした。 悔しそうな表情の乃梨子ちゃんが、雨に濡れていた。片腕が、無い。私の部屋の床に転がっていたのは、乃梨子ちゃんの腕だったというのか。 「──う、うえぇっ!」 私は吐き気を堪えることができなかった。床に、胃の内容物をぶちまける。 「お姉さま、大丈夫ですか?」 志摩子が駆け寄る。 「今、お水をお持ち致しますね」 厨房へと向かう志摩子。 ……もし、志摩子が持ってくる水に、毒が入っていたらどうする。 嫌な想像をしてしまった自分を殴りたくなる。 でも──。 「志摩子、志摩子!」 私は厨房へと、ガクガクと震える足を引きずるようにして向かった。 <3日目/藤堂志摩子/厨房> お姉さまったら、乃梨子のことを見て吐いてしまうなんて失礼だわ。 でも、みんな死んでしまったのだもの。無理もないかもしれないわね。 私は冷静。とても冷静。 祐巳さんを殺そうとしていた令さまを私は殺したけれども、後悔はしていないわ。 あら、でも私は怯えていた祥子さまを殺したのだっけ。 ふふ、やっぱり私は狂っているのかしらね。 だって、私の目の前には、死んだはずのあの方がいるのだもの。 いけない。挨拶をするのを忘れていたわ。 「ごきげんよう、江利子さま」 それが、私の最期に発した言葉だった。 <3日目/対峙する二人/厨房> 佐藤聖は厨房のドアを開いた時、夢を見ているのかと思った。 そこにいたのは、先に厨房に入った藤堂志摩子ではなく、この館の中で一番最初に命を落としたはずの鳥居江利子だったのだ。 「──江利子……?」 「ごきげんよう、聖。無事でなによりだわ」 江利子は相変わらずの笑顔と相変わらずの口調でそう言うと、手にしていた物を調理台に置いた。真っ赤に染まったナイフである。それは江利子の胸に刺さっていたはずのものだったが……。 「焦げてしまっても、切れ味は落ちないのね。一発だったわ」 「何を言ってるの? 江利子は生きていたの? でも、部屋で、確かに──」 「あら、こんな状況になっても貴女はわかっていないのね。そんなんじゃあホームズは無理ね。せいぜいワトスン止まりだわ」 「どういうこと? だって、江利子は部屋で」 「はぁーあ」 江利子は大げさにため息をつき、肩をすくめた。 「聖ってば、まさか本当にわかっていないの?」 「──まさか」 「やっと気づいたのね。すぐわかりそうなもんだったけど。だって、私と瞳子ちゃんじゃ、どうやったって身長が違うでしょうに」 聖はその場に崩れてしまいそうな身体を支えるべく、調理台に手をついた。 その時、江利子の足元に倒れる志摩子を見つけた。柔らかな笑顔を浮かべたまま、血まみれとなっている志摩子。その首には横一線に深い切れ込みが入っている。 「江利子、まさか、志摩子を」 「志摩子『を』というか、志摩子『も』ね」 「そんな、まさか」 「だって、瞳子ちゃんを殺して燃やすこともできたのは私しかいないでしょ? 瞳子ちゃんだけじゃないわよ。みんな私が殺したんだから。だって私は『殺人犯人』の役割を背負っているわけだし」 江利子はにっこりと笑う。 「でも、貴女は『探偵』としてはお粗末だわ。簡単に気絶させられちゃうし。スタンガンが貴女に綺麗に決まったときは驚いたわよ。まったく、一時の肉欲に溺れすぎ」 「……あの手紙は……」 「手紙? ああ、由乃ちゃんのことかしら? だって『貴女も蓉子も仲間』なのには変わりはないでしょう? 山百合会を背負ったことのある仲じゃないの」 聖は無言で、江利子を睨みつけている。 「けど、一番の誤算は志摩子と令よね。まさか祥子や祐巳ちゃんを殺すなんて考えてもみなかったから。令はああ見えて脆いからね。まぁ、ひょっとしたら元々祐巳ちゃんを殺すことになってたのかも」 「……江利子の言っている意味が、わからないよ……」 「聖……。貴女ったら、本当にわかっていないの? ポケットの中、見てみなさいよ」 「ポケットの中……?」 聖はハーフパンツのポケットを探った。すると、中から一枚のカードが出てきた。 「こんなの、私、知らない……」 「そう? 『探偵』は知らないのかしらね。ほら、見てみなさいよ」 そのカードの真ん中には、『探偵』とだけ書かれていた。 「……なに、どういう、こと?」 「ほら、私のカード。『殺人犯人』って書いているでしょ?」 江利子の差し出したカードには、確かにそう書かれていた。 「いいこと? これは『ゲーム』なのよ、聖。『探偵』は事件を解決しなければいけない。『犠牲者』の数を増やさないように、ね」 「ゲーム……? これがゲームだって? 冗談じゃない!!」 聖は一気に江利子との距離をつける。胸倉をつかみ、江利子を睨む。 「こんなに人が死んで、それがゲームだって言うのか!! ふざけるな!!」 「ふざけてなんかいないわ」 「江利子!!」 「この最高にふざけた世界を終わらせるにはね、『探偵』が『殺人犯人』を捕まえるか、『全員死ぬ』しかないのよ」 江利子は悲しそうにつぶやくと、目を閉じた。 「さぁ、聖。もう、終わりにしましょう……」 <3日目/佐藤聖/広間> 私は、江利子を殺した。 みんなを死に追いやった犯人は、もういない。 しかし──誰も助けることはできなかった。 自分以外の人間は生きてはいない。 嵐の孤島、凄惨な事件、物言わぬ屍となった哀れな子羊たち。 自分以外の人間は殺されている。それは即ち生き残っている者が他の者を殺害したということだ。 私は両手を見る。汚れている。自分の血なのか、それとも──。 ──みんなを殺したのは、私ということでもあるのかも知れない──。 開けられたままの窓から、光が射してきた。 嵐は過ぎ、眩しいくらいの光が、外には立ち込めている。 その光は、やがて私を包んで……。 私の意識は途切れた。 <12月20日/山百合会幹部/リリアン女学園> パチ、と目が開かれる。 「いかがでしたか、聖さま」 大きな眼鏡の少女が、目覚めたばかりの佐藤聖を顔を覗き込んでいた。科学部の星ノ宮あずさである。隣には文芸部の横須賀千晴もいる。 「──目覚めた時に可愛い女の子がそばにいるってのは最高だけど、夢の内容は最悪だったね」 聖は身体を起こして、そう呟いた。 「もっと、いい夢ってのはないの?」 「すみません。私が用意できたのはこのミステリしか」 「次は、さ。もっといいのをお願いしたいなぁ。私と志摩子のラブラブなやつとか──」 そう言うと同時に、咳払いが聞こえた。二条乃梨子だ。乃梨子は聖に言う。 「志摩子さんとラブラブなんて禁止ですからね、禁止!!」 「おお、怖い怖い。祐巳ちゃーん、乃梨子ちゃんがいじめるよー」 「あはは、聖さまったら。って、ぎゃう!」 「ん~、やっぱり祐巳ちゃんはもちもちしてて気持ちいいねぇ」 福沢祐巳がじたばたしていると、小笠原祥子が頭に大きな怒りのマークを浮かべながらゆっくりと近づいていく。 「聖さま? 悪夢の続きをお見せ致しましょうか?」 「冗談だよ、冗談。あ、でも祐巳ちゃんが気持ちいいのは本当だからね?」 「うう、嬉しくないです……」 「ちょっといいかしら」 水野蓉子が、あずさに話しかける。 「このようなマシンはとても素晴らしいのだけど、今回の内容はちょっと刺激が強かったわ。聖ではないけれど、もっといいお話があれば、と思うわね」 「えー? 私は楽しかったわよ? 架空の世界だから思いっきり暴れれたし」 「江利子は黙ってなさい。大体ねぇ、貴女が私を殺すっていうのが納得いかないのよ!」 「あれは自分の不注意でしょ? 毒入りのコップにひっかかるなんて素人もいいとこよ」 「それを仕掛けたのは江利子でしょうが!!」 二人を見ながら、島津由乃が呟いた。 「あーあ。被害者なんてつまんないの。私が探偵やりたかたなぁ」 「まあまあ。クジで決めた役割だったんだから仕方ないじゃない。それに、結局は協力者だったんでしょ?」 「そうよ。それだって結局騙されてたんだもん。江利子さまが『ドッキリをしかける』とか言うんだもの」 「そういうシナリオだったんだから仕方ないじゃないの。ねぇ、美晴さん?」 支倉令が美晴の方向を向いた時、由乃は思いっきり令の足を踏みつけた。 「いった!! 何するのよ由乃!!」 「ふーんだ、令ちゃんの馬鹿」 「それにしても、こんな機械があるんですね」 細川可南子は自分の頭につながれていた小さなマシンを手に取って言った。 「脳波に働きかけて、人工的に夢を見れるんでしたっけ?」 「まぁ、大体は合ってます。麻帆良学園の大学と共同で開発したんですよ」 あずさは眼鏡のブリッジを指先で押し上げる。 「それにしても、瞳子の出番が少なかったですわ」 松平瞳子がプリプリと怒りながら言う。 「せっかく私の演技の本領を発揮できると思いましたのに」 「でも、夢なんだから演じるもなにもないじゃないの」 「ですが……」 「死体役じゃ不満?」 「……不満もなにも、刺されるわ燃やされるわ、散々な目にしか合っていません」 「まぁ、演技は夢じゃなくて現実で行ったほうがいいわよ」 「可南子さんは聖さまとベッドシーンまで行ったから」 「だ、だってそういうシナリオなんだもの! 本当だったら、その、祐巳さまと……」 「乃梨子」 藤堂志摩子は乃梨子の肩を優しく触る。 「いくらシナリオ通りとは言え、乃梨子が死んでしまうのは悲しいわ」 「私だって、志摩子さんが死ぬのは嫌だったよ」 「それに、令さまにも謝らなくては」 「私も一緒に謝るよ」 「乃梨子、ごめんなさいね」 「ううん、いいよ志摩子さん」 「乃梨子……」 「志摩子さん……」 「ストップストップ!!」 いい雰囲気に聖が割り込んでくる。 「せめてそういうのは、私がいないときにやってくれないかな」 「聖さまは、私がいても志摩子さんにキスするじゃないですか」 「そりゃあ、志摩子は私のものだもん」 「横暴! 志摩子さんは私のです!!」 「……あの、私はどちらも好きなのだけど……」 困ったような志摩子の声は、姉と妹の口論にかき消されてしまった。 ずっとこの光景を見ていたあずさは、「やっぱりこの方々には、血なまぐさい話は似合わない」と思った。それは美晴も同感のようで、「次があれば楽しい話を用意する」と言っている。 あずさは、この場に集まる全員に言った。 「もし次があれば、ミステリではないシナリオをご用意しますね」 <山百合会孤島事件/殺人事件編・完>
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eUaeu3dols氏の手がけた作品 075 終わった事と…… 112 危険なカード 166 過疎地脱出 200 刃こぼれした刃 239 場所を超越した会話 341 リサイクル 368 金棒を持つ鬼と地獄の仏との出会い 395 今、一人が死んだ 410 擦り抜ける灯火 420 あと1時間30分 430 裸ワイシャツも添い寝も失敗したけれど 442 忘れられた少女の物語 443 魔女の見る夢【紅と灰の願い】 461 ――そして、魔女達は夜会に集う 462 世界の裏側 473 救いの糸は千切れて散った 479 吸血鬼は何処に消えた? 486 互い違い 487 まったりとした時間 489 第三回放送 498 メロンパン 504 間隙の契約 511 ロスト・ライブス(悼む傷痕) 517 どうしてこんなに痛いの 520 疑心の芽生え 524 道は交わる 525 道は別れる 526 想いは一つも届かない 529 カウントダウン(やがて来るもの) 530 ロイヤルストレートフラッシュ(王者の往く道) 531 エース・イン・ザ・ホール(そこにある切り札) 540 大崩壊/ユートピア(美しい国) 541 大崩壊/ディストピア(憎いし苦痛) 542 大崩壊/リベンジ・ワード(放送禁止) 543 大崩壊/フォールダウン(地獄姉妹) 544 大崩壊/ストレイロード(正に外道) 545 大崩壊/デスマーチ(人生終了) 560 ペイン(私の人生)(前編/後編) 登場させたキャラ 計 名前 【17】 ダナティア 【16】 リナ 【14】 ベルガー 【13】 シャナ 【12】 慶滋保胤、竜堂終、メフィスト 【10】 海野千絵、セルティ 【09】 藤堂志摩子 【07】 十叶詠子、サラ 【06】 折原臨也 【05】 ヘイズ、火乃香、佐藤聖、古泉一樹、コミクロン 【04】 フリウ、パイフウ、光明寺茉衣子、子爵、相良宗介、零崎人識 【03】 空目恭一、BB、千鳥かなめ、福沢祐巳、風見・千里、秋せつら、美姫 【02】 クエロ、クレア、ブギーポップ、テッサ、佐山・御言、クリーオウ、アシュラム、オーフェン、アマワ、神野陰之 【01】 キノ、ティー、平和島静雄、いーちゃん、坂井悠二、マージョリー、朝比奈みくる、なっちゃん、ボルカン、ケンプファー ディートリッヒ 作品の感想 あぁ、そうか、これが滅びの美学というモノなのか。 -- 名無しさん (2007-05-27 11 45 39) 楽園組を見事に書き上げた、あなたを尊敬します。特にサラの最期は、たまに心によぎって切なくなるほどでした。マジで。 -- 名無しさん (2007-06-29 22 07 02) 名前 コメント
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第517話:どうしてこんなに痛いの 作:◆eUaeu3dols その味は甘く、その香は芳しく、その欲は狂おしい。 吸血鬼の肉体。 犯される心。 魂の汚辱。 すがれるものはもう誰も居なくて。 「人は、襲わない。人喰いの怪物になんか、ならない」 残ったものは少女がフレイムヘイズに選ばれた理由、気高く強い自尊心。 それと、坂井悠二と過ごした過去の記憶だけだった。 他にはもう誰も居ない。 独りぼっちの少女は、ひどく寒い孤独の中で震える体を抱き締める。 一人で居る事が心細かった。 一人で居る事が悲しかった。 どうしてこんなにも心細くなるのだろう。 どうしてこんなにも弱くなったのだろう。 (……だって、いつも誰かが居た) 坂井悠二が居た。 その母である坂井千草や、悠二を賭けたライバルである吉田和美が居た。 悠二と出会う前も天道宮を出る前はシロが、出た後は長く離れたけれどヴィルヘルミナが、 そして天道宮を出る前から出た後もずっと、アラストールが居た。 フレイムヘイズとしての契約を行った、シャナの中に住まう紅世の王。 彼はきっと――間違いなく――シャナにとって家族だったのだ。 (アラストールはまだ、私の中に居る) 彼女の身に力が漲り、炎を自在に操れる事がその証拠。 だけど言葉が聞こえない。姿が見えない。 心の痛みを和らげてくれない。 だから居ないのと同じこと。ここには誰も居ないのだ。 胸を突き刺すような傷みは一向に消えてくれはしなかった。 痛みにもだえ、逃れる術を求めた。 (……悠二の手記を読もう) だから悠二の足跡に想いを馳せてみようと、そう思った。 そうすれば少しは悠二を、悠二の言葉や温かさを感じる事が出来るかも知れない。 シャナは坂井悠二の手記を取りだして読み始めた。 そしてシャナは、またもや打ちのめされた。 もう絶望し、痛みと渇きに苦しんで、これより底なんて無いと思っていた。 それでも悲劇とは往々にして予想を超えた角度から襲い来る。 『管理者の謎の警告の後、僕は長門さんと出夢さんと共に城を脱出した。 あの時、僕を呼ぶ声が聞こえた事は少しだけ気になった。 赤い髪の女が襲撃してきた、という言葉も。 だけどシャナはフレイムヘイズだ。無差別に人を襲ったりはしない、はずだ』 ゲームが始まった時、もっと落ち着いて行動していれば何かが違ったのか。 全て、自らを見失っていたせいなのか。 手記は更に続きを綴る。 『通りすがりの強そうな人に食料と水を交換に化け物を引き受けて貰った。 その後に走りながら時計を見たら、確か7時過ぎだったと思う』 (あの時に……!) 丁度7時、リナの提案に乗ってあの小屋に留まらなければどうだっただろう。 その時に悠二が居た場所は隣のエリアだ。 もしもあそこで留まらず、そして調べ終わった東や、狭い南と西を無視すれば…… (考えすぎだ、そんな事) そんな“もしも”を考えて何の意味が有るのだろう。 そうは思うのに。 『メフィスト医師により人より一つ多かった制限を外してもらった。 ようやくまた、存在の力を感じ取れるようになった。 これならきっと、シャナが近くを通れば感じ取れるだろう』 『あまりに僕自身の格好が不審だったのと異様な気配を感じて物陰に隠れた。 通り過ぎたのはサイドカー付のバイクに乗った首の無いライダー――』 もしもシャナがベルガーと共に行っていれば。 (そんな仮定に意味なんか無い! 有るわけが無い!) そう、思うのに。 『紅世の従ではないようだけれどあの気配は警戒すべきかもしれない。 港を目指していたルートを変更してここは北回りに――』 (どうしてこんなに“もしも”が続くの!) シャナは声のない悲鳴を上げた。 目の前に居たのに。 ひどい偶然がなければシャナと悠二は出会えていたのに。 『4時半。階下に居るのが何者かは判らない。見つからないように離れる事にする』 それなのに、悠二と生きて再会する事は遂に無かった。 シャナは悲劇の再上映に打ちのめされる。 どうしてこんなにひどい事ばかりなのか。 疑問も悲鳴も哀惜も、全ては闇に呑まれるだけ。 何処にも光など有りはしない。 「ひどいよ、悠二」 悠二が死を覚悟していたと聞いたおかげで、しっかりしようと思う事が出来た。 何処へ進めば良いかはまるで判らないけれど、辛うじて立っていられた。 なのに歩き出せば何処を踏んでも針の山。 足の踏み場は何処にも無い。 「どうしてこんなものばかり遺していくの」 無惨な死体。 覚悟の残滓。 血に濡れたメロンパン。 悲劇を再上映する手記。 抱き締めてくれる誰かも優しい言葉も失ったこの世界。 「――ひどいよ」 シャナの側には誰も居なくて。 ただ、冷たい夜風が吹きつけた。 シャナはハッと顔を上げた。 冷たい風は、シャナに覚えの有る気配を届けた。 「これは……あの女!」 すぐさまそちらに意識を向ける。 気配がする。 あの、彼女に牙を突き立てた吸血鬼の存在を感じ取れる。 「見つけた、見つけたんだ!」 瞳に戻るのは微かな灯火。 それは最後の希望だ。 多くを失ったシャナが自らの尊厳だけでも取り戻す最後の機会。 悠二と出会った、フレイムヘイズである少女に戻れる機会。 吸血鬼化が終わる前に佐藤聖を殺す事が出来れば、吸血鬼から回復できる。 「戻る! あいつを仕留めて……戻るんだ!」 シャナは駆け出した。 * * * 「ああ、『影』の人は死んじゃったんだねぇ」 放送を聞き、十叶詠子は呟いた。 「誰なの、その人。女の子? 男の子? 詠子ちゃんの気になる人?」 「男の子だよ、『カルンシュタイン』さん。気になる人ではあったかなぁ。 死んでしまったのは、とっても残念」 残念という言葉は心から、なのにくすくすと無邪気な笑みを浮かべている。 詠子は空目恭一やその仲間達の味方のつもりだったが、彼らにとって詠子は敵だった。 きっとこのゲームの中でも、彼女に敵対していただろう。 そうは思うが、空目恭一の味方であるつもりの詠子としては残念な事には違いなかった。 彼の魂のカタチはとても綺麗だったのだから。 それでも詠子が笑うのは、その事を残念で悲しく想いながらも心から笑っているだけの事だ。 「うーん、詠子ちゃんはよく判らないな」 それは見知らぬ者の死ならどうとも思わなくなった吸血鬼の佐藤聖でも理解できない。 もっとも佐藤聖は狂気などとはまた違う精神状態なのだから狂気を理解しえないのは当然なのだが。 「他に死んだ人は……うん……うん……」 詠子は放送の続きを聞いて知った名が有るかを確認する。 一つ、知った名が有った。 (『ジグソーパズル』さんも死んじゃったんだね) 夜会で出会った、詠子より少し年上の女性。 夜闇の魔王に挑み戦うと宣誓した力有る魔術師、楽園の魔女サラ・バーリン。 彼女の死はゲームに抗する力の損失を意味する。 更に詠子が仕掛けた刻印を破る物語は偶然と、時空の秘宝によって防がれてしまった。 神野陰之とその友アマワが支配するこの世界は未だ攻略の糸口すら掴めない。 (でも、『法典』君や『女帝』さんは生きてるみたい) そして佐山・御言とダナティア・アリール・アンクルージュの生存を知る。 参加者を解放する術は見つからなくて、だけども結束する術だけは残された。 それは確かに希望だけれど、光差し込まぬ闇を駆けるとても危険な脱出口。 「うん。他にはこれといって居ないみたい」 「そっか。私も知り合いは死んでないかな」 そんな理由も有るから、世界に挑む者達の名はあげなかった。 単に佐藤聖が獲物に狙ったら困るからでもある。 『次に禁止エリアを発表する。 19 00にC-8、21 00にA-3、23 00にD-6が禁止エリアとなる』 「……ここはどこだったかな?」 「D-8の北端辺りだよ、『カルンシュタイン』さん」 「そう、それじゃなんとか平気だね」 そこまでを聞き終えて、吸血鬼と魔女はようやくの一息を吐いた。 「じゃあさっき言った通り、何か滋養の有る物を作ってあげる。 詠子ちゃんは何が良いかな? 鉄分を多目に取る事を推奨するよ」 「血の材料だね。太らせて食べちゃうつもりなんだ、吸血鬼さんは」 「冗談だって。何か温かい物が良いね。おかゆで良いかな?」 「うん、それで良いよ」 本音は本気だった事は言うまでもない。 * * * 微かに感じ取ったその場までは思ったよりも距離があった。 (悠二が死んだあの場所の近く……) 同じ島の東端の港町。 もうじき禁止エリアとなるC-8よりは若干南のD-8エリアだ。 たまたま近くを彷徨っていたとはいえ、それでも丸1エリアは離れていた。 これまでこの島で、これほど遠くの気配を感じ取れた事は無い。 (……まだ吸血鬼にはなりきってない。だからそれで判ったんじゃない) 風に乗って飛び火したようなほんの僅かな気配を偶然感知した。 きっとそういう事なのだろうと自分を納得させる。 そして物陰から覗き見たその場所は一件の民宿だった。 (ここがあの女の根城?) 明かりの灯った部屋も暗い部屋も有ったが、どうやら個室には居ないようだ。 回り込み、他の部屋を捜す。明かりのついている部屋を重点的に。 浴場にも居ない。厨房にも居ない。 ――食堂で、その姿を見つけた。 * * * 「はい、詠子ちゃんあーん♪」 「…………うーん」 にこにこ顔で差し出されたスプーンを前に困り笑顔を浮かべる。 「『カルンシュタイン』さん、いちおう言っておくけれど。 私は、普通に食事ができる位には大丈夫だよ?」 「判ってるって。だからこれは、お姉さんのちょっとした好意」 (好意、というより遊び心だよねぇ) まあ考えてみれば、少なくとも悪意や敵意は無いし、危険が有るわけでもない。 となれば詠子にとって断るほどの理由もなかった。 「仕方ないなあ。あーん」 詠子が開けた口に聖がそっとスプーンを差し入れる。 口を閉じてお粥を咀嚼。 「うん、温かくて美味しいよ、『カルンシュタイン』さん」 「そりゃ良かった。それじゃどんどん食べてね。はい、あーん」 「あーん」 奇妙な関係の奇妙な夕食が続いていた。 * * * ………………どうしてだろう。 どうしてこんなにも悲しいのだろう。 どうしてこんなにも悔しいのだろう。 どうしてこんなにも……理不尽なのか。 (おまえは人喰いの怪物じゃないか。 それなのにどうして……どうしてそんなに暖かい場所にいるの!!) 人の血を啜る吸血鬼と、見たところおそらく人間である少女。 2人の団欒は暖かく心癒されるもので、だからこそシャナの心を凍え傷つけた。 人のために、人を護るために戦って、何もかもを失った孤独に凍えた。 それなのにあの女は、人を傷つける化け物なのにあんなに暖かい場所にいる。 この違いは何だというのか。 どうして。 どうして。どうして。 どうして。どうして。どうして。 ……答えは、とても簡単な物だった。 これまでもずっとそうだったのだ。 フレイムヘイズはみんなそんな場所にいて、人喰いの紅世の従共はみんなそうしていた。 紅世の王達にとって愛とは喪失の悲しみに狂う事もある危険な物だった。 アラストールはかつて、道は外れなかったが最愛の契約者を失った。 愛や絆など戦いには不要なものだった。 そして紅世の従どもは、愛に生きて愛に死んでいた。 狩人フリアグネは最愛の従者に確たる肉体を与える為に戦った。 愛染の兄妹、あのティリエルという紅世の従は、最初から最後まで最愛の兄と共に在った。 アラストールは言った。 「フレイムヘイズとて人を愛していい」のだと。 けれどアラストールは最愛の前契約者と死に別れた。 シャナもまた最愛の少年と死に別れた。 (望む事は許されるのかもしれない。だけどきっと……) きっと、フレイムヘイズが得られる幸福など全て儚い夢なのだ。 そう思うと悲痛な感情が怒濤の如く押し寄せて……逃れようと前に走った。 「死ねえぇっ!!」 絶叫と共に振り下ろした刃は食堂のテーブルを叩き割った。 「シャナちゃん!?」 直前で自らの血の気配を感じた聖は詠子を抱えて距離を取っていた。 目の前に居るのは4時間くらい前に血を吸った少女。 間には真っ二つに砕けたテーブルの残骸と転けた椅子が転がっていた。 シャナは無言で聖に向けて刃を構える。 その瞳に滾るのは怒りと焦り、そしてようやく彼女を見つけたという僅かな希望。 吸血痕は確認していないが、全力で耐え続ければあと10時間後まで保ったはずだった。 心が折れて一気に進行したからといって、まだ完了はしていないはず。 (ここで仕留めれば吸血鬼にはならない!) その目に明らかな殺意を感じ取り、聖はくるりときびすを返すと詠子を抱えて走り出す! 「逃さない!」 跳躍。 僅かな距離を咄嗟に生やした炎の翼で滑空し散らばる残骸を飛び越える。 聖は食堂を出てエントランスに飛び込み四足飛ばしで階段を駆け上がる。 追撃するシャナは手すりを蹴り翼で羽ばたき二階に上る。 客室の並ぶ長い通路。 聖は全速で駆ける。 シャナは全速で翔る。 一度は聖が勝った競争は、しかし荷物のせいか見る間に距離が詰まっていく。 「ヤバイ……!!」 聖はそのまま加速し詠子をしっかりと抱え込んで窓に突っ込んだ! 硝子の割れる音と共に夜空を舞う聖を、シャナは遂に射程に捉える。 加速。跳躍。飛翔。 「もらったっ」 斬撃。 ――墜落。 * * * 「いたた……」 足を押さえて蹲る聖。 足には大きく刀傷が開いていた。 尋常ではない肉体能力と再生速度を持つ美姫の直の眷属である聖だ、再生はすぐに済む。 「ここまでよ」 「ひ……っ」 だが顔を上げた聖の目の前には贄殿遮那の刃が有った。 今はその短い再生時間すら与えられない事は明白だった。 這いずって逃げようとするが、その腕さえも落下の打撲で今しばらくは動かない。 (ここまでって事なの……?) 横目で見ると、幸い詠子に大した怪我は無いようだ。 だが聖は死ぬ。 殺される。 どうしようもなく殺される。 その恐怖にギュッと瞼を閉じて…… 「ねえ、どうして『カルンシュタイン』さんを殺すの? 元『誇り高き炎』さん」 ――“魔女”十叶詠子の言葉が聞こえた。 (なんだ、こいつは) 聖と共に居る少女の言葉に、振り上げていた刃を止めた。 「……人喰いの怪物に、吸血鬼にならない為よ。決まってるじゃない」 なぜそんな当然の事を聞くのか。 そして、元『誇り高き炎』。 どうして私がフレイムヘイズである事を知っているのか。 「それと訂正して。私はまだ……ううん。私はフレイムヘイズよ。今も昔も、これからも」 その事に迷ってはならないと、そう思う。 だけど。 「でもあなたは吸血鬼だよ。もう人には戻れない」 魔女の一言はそんな薄っぺらい思いを微塵に粉砕した。 「……………………………………………………そんなはず、ない」 長い沈黙の後に必死の言葉を絞り出す。 「まだ噛まれて5時間も経ってない! 耐え続ければ明日の朝日だって見れたかもしれない! もう終わってるはずがない! そんな事あるわけがない!」 「本当だよ」 「うそだ!」 「本当。吸血鬼の噛み痕だってもう残ってないってカタカタさんが言ってるよ」 「うそ!!」 「じゃあ確かめてみたらどうかなあ。はい、手鏡」 詠子はポケットから小さな手鏡を差し出すと、シャナを鏡に映した。 明かりのない森の中だったけれど、紅い瞳は鏡の向こうに鮮明に、自らの姿を見て取った。 その肌は僅かに青白く、そして聖に噛みつかれた首筋は…… 「貸して!」 「きゃっ」 詠子から手鏡を奪い取り食い入るように覗き込む。 毛穴一つ見逃すまいと必死に傷跡を探す。 だけど何度見ても、その肌には痕一つ残ってはいなかった。 吸血痕は消えていた。 「どうして!? なんで、どうして!!」 悲鳴のような声を上げる。 有り得ない。そんな事、あるはずがない。 そんな事…… 「それはきっと、あなたが望んでしまったからだよ」 魔女は親切にもその理由を教えた。 「あなたは自らの力と精神で吸血鬼になるのを遅らせる事ができた。 でもそれは諸刃の刃なんだよ。 もしもあなたがそうある事を望んでしまえば、変わる事に時間は要らない」 優しさで少女の心にナイフを刺した。 ――シャナはその意味を理解した。 『きっと、フレイムヘイズが得られる幸福など全て儚い夢なのだ』 『…………それなら、いっそ』 一瞬の、しかし完全な過ちが、少女の道筋を定めてしまったのだ。 シャナは呆然と立ちつくす。 そしてそんなシャナに魔女は繰り返し問い掛けた。 「それで、『カルンシュタイン』さんは殺さなくて良いのかな?」 「それは……」 シャナは言葉に詰まる。 (もう、そんな事に意味は無い) 思った。そう思ってしまった。 すると詠子はにっこりと笑ってこう言った。 「だからあなたは『誇り高き炎』じゃなくなったんだよ。 炎は悪い罪人を裁くものだけど、あなたはもうその役目に縛られないものね」 「え…………あ……!!!」 更なる慈愛がシャナの心を打ち砕いた。 人喰いの怪物を滅ぼし世界のバランスを守るのがフレイムヘイズの役目。 その役目すらも忘れ去り、自らの為だけに生かし殺そうとした。 誰かにすがる事なくただ共に在るという誓いを忘れ、すがるものを求めて泣いた。 「さしずめ、今のあなたは『痛み』の人かな。 あなたはとても傷付いてしまった。 誰かの牙で、絆で傷付いて。 そして自らの真っ直ぐな想いと情熱で焼き焦がしてしまった。 あなたに残る傷はもう無いけれど、熱い痛みが消える事は無い。 あなたの魂のカタチは『痛み』で埋め尽くされた。 それはとても悲しい事だけど、でもそれが、あなたの新しい魂のカタチ」 その言葉はどこまでも優しくて、新たなカタチをも祝福する想いに満ちていた。 優しいのにこれほど残酷なものはなかった。 全てが絶望よりも鋭い痛みに染まる。 「……あ…………ぁ………………」 そう、全ては魔女の言葉の通り。 「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!!!」 シャナの心は『痛んで』いた。 * * * 「ふう…………恐かった、死ぬかと思った。詠子ちゃん、ありがとね」 「どういたしまして、『カルンシュタイン』さん。 でも私は、あの『痛み』の子が自分のカタチに気づけるように教えてあげただけだよ?」 もっともそれが聖が殺される前だったのは、シャナがあのまま聖を殺していれば、 それでも吸血鬼から治らないシャナが暴走して殺されるかもしれないという考えと。 「それに『カルンシュタイン』さんも庇ってくれてありがとう」 「あはは、どういたしまして」 墜落時に聖に庇われた恩返しという意味合いも有った。 シャナに襲われたのは聖のせいだが、巻き込んでも怪我をさせないように誠意を見せもしたのだ。 それに報いるのは別に変な事ではない。 「あー、でもお腹が減ってきちゃった。どうしようかな」 「……できるだけ、他の人を捜して欲しいかなあ」 「うん、出来るだけね。…………出来るだけ」 聖の視線は見るからに『おいしそうだなあ』という気配に満ちていた。 詠子は早くも、ほんの少しだけ後悔した。 【E-7/森/1日目/19 30】 【吸血鬼と魔女】 【十叶詠子】 [状態]:やや体調不良、感染症の疑いあり。 [装備]:『物語』を記した幾枚かの紙片 [道具]:新デイパック(パン5食分、水1000ml、魔女の短剣(アセイミ)) [思考]:どうしたものか。 [備考]:右手と聖の左手を数mの革紐で繋がれています。 【佐藤聖】 [状態]:吸血鬼(身体能力大幅向上) [装備]:剃刀 [道具]:デイパック(支給品一式、シズの血1000ml) [思考]:身体能力が大幅に向上した事に気づき、多少強気になっている。 詠子は連れ歩いて保存食兼色々、他に美味しそうな血にありつければそちら優先 詠子には様々な欲望を抱いているが、だからこそ壊さないように慎重に。 祐巳(カーラ)の事が気になるが、状況によってはしばらくそのままでも良いと考えている。 [備考]:詠子に暗示をかけられた為、詠子の血を吸うと従えられる危険有り(一応、吸血鬼感染は起きる)。 詠子の右手と自身の左手を数mの革紐で繋いでいます。半ば雰囲気 【D-8/住宅地/1日目/19 30】 【シャナ】 [状態]:吸血鬼(身体能力向上) [装備]:贄殿遮那 [道具]:デイパック(支給品一式(パン6食分・水2000ml)) 悠二の血に濡れたメロンパン4個&保存食3食分、濡れていない保存食2食分、眠気覚ましガム 悠二のレポートその2(大雑把な日記形式) [思考]:――――痛い [備考]:内出血は回復魔法などで止められるが、体内に散弾片が残っている。 手術で摘出するまで激しい運動や衝撃で内臓を傷つける危険有り。 吸血鬼の再生能力と相まって高速で再生する。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第516話 第517話 第518話 第511話 時系列順 第518話 第487話 十叶詠子 第540話 第487話 佐藤聖 第540話 第498話 シャナ 第518話
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ミズー・ビアンカ 【登場作品】 エンジェル・ハウリング (秋田(あきた) 禎信(よしのぶ)/富士見ファンタジア文庫) 【出典時期】 9巻後 【本名】 ミズー・ビアンカ 【異名】 ハート・オブ・レッドライオン、絶対殺人武器 【年齢/性別】 20/♀ 【立場】 精霊使い、元暗殺者、契約者 【人称】 一人称: わたし 二人称: あなた 呼び捨て。特別な呼称をつけることはない 三人称: あの男/女 【身体的な特徴】 9巻時の服装だと思われる。 緩やかな長い真紅の髪。一部を後ろでまとめている。 皮の胴鎧の上に真紅のマントを羽織っている。 【精神的な特徴】 感情を表現するのが苦手。 以前は常に冷淡であらゆるものを拒絶していたが、巻を追うごとに大分丸くなった。 だがいざというときには情があっても容赦しない。 【技術/特殊能力】 身体能力: 高い技術を持つ。人間の急所を熟知している。 剣術: 主要攻撃方法。長剣を扱う。 重い長剣を逆手に持って投擲できる。知っている距離なら絶対にはずさない。 斧、投げナイフなども扱う。 念糸: 対象に熱を送り込み燃焼させる。 きわめて優秀な(元)職業的暗殺者。イムァシアという工房都市で絶対殺人武器として育てられる。 幼い頃に別れた双子の姉を探し、アマワとの接触を試みる。 その後精霊となってしまった姉を倒し、アマワを失望させて契約を破棄させた。 現在は暗殺者を辞めて、友人とともに暮らしている。 【関連用語】 【念糸】 一言で言えば思念の糸。銀色の細い糸のように見えるが、触れられない。 対象に意識をまとめて念術の糸を出現させ、相手にそれを繋げる事によって何らかの影響を及ぼす。 このため、意識を集中できない状況または極度の疲労時には使えない。 効果は術者によって異なる。 基本的に不可避だが、魔術的な力に影響を及ぼす能力を使えば防御可能だと思われる。 唯一の欠点として、念糸を相手に繋いでから効果を発動させるまでに一呼吸程度のラグがあり、その瞬間は隙だらけ。 このため白兵戦には不向き。 また、精霊もしくはそれに準ずる意識体に対して使用すると、相手の強さに比例して術者に反動が返る。 彼我の力の差がひどければ、全身から血を吹き出して倒れるほどにもなる。 しかし反動に耐えきれなくなる前のわずかな間ならば、多少の効果をもたらすことができる。 水晶檻に使用すると、中に精霊を封印することができる。そこから解放するときにも使用する。 【開門式/閉門式】 精霊を水晶檻から解放する際に必要な文言。省略不可能。 また、封印する際には開門式とは異なる閉門式を唱える必要がある。こちらも省略不可だが、あまり詳細な描写がされていない。 ミズーの開門式は「出(いで)よ」 【登場キャラとの関係】 【フリウ】 フリウ・ハリスコー、あなた 二回顔を合わせている。友人とまではいかないものの好感はある。 【ウルペン】 ウルペン、あなた 双子の姉と結婚しているため、義兄にあたる。 姉や契約を巡って常に対立していたが、最後に討った際にはその信念を認めていた。 ←013 フリウ ↑参加者名簿 015 ウルペン→ 以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意 【追跡】 計16話 No. 題名 No. 題名 021 絶対殺人武器の憂鬱 340 アイネスト・メッセージ(伝える言葉) 085 本で戦う暗殺者 105 鋼の後継の憂鬱 119 離散 136 デュアル・ビースト(絡み合う運命) 140 凡人と美少女と 171 リトル・ファイア(しばしの休息) 207 見ることの出来ぬ敵 217 彼女の覚悟 256 希望 265 まロい朝 291 金属の斧は磁力に引かれる 303 サモナーズ・ソート(獅子と蛇の思索) 315 敵の敵は? 339 切れた運命、散る薔薇、そして眠る獅子 【現在状況】 +開示する。 最新スタンス 人探し(フリウ / 佐山・御言) 生存状況 1日目・11 51に死亡(小笠原祥子) 支給品 神器グリモア 最新データ 第340話 アイネスト・メッセージ(伝える言葉) 遭遇中の人物 なし 殺害数 1人(小笠原祥子) 【遭遇人物】 計9人+2魔神+1霊 名前 呼称 関係 解説 話 × マルコシアス 支給 支給品の話す本。 021 085 105 119 × キノの師匠 中立 マージョリーと交戦していたところを割り込む。 105 119 オーフェン 中立 マージョリーと交戦していたところを割り込む。 105 119 × マージョリー 中立 師匠たちと交戦していたところを割り込む。マルコシアスの契約者。 105 119 × 新庄・運切 新庄 仲間 仲間だったが祥子に殺害される。つかんで引っ張る。 136 140 171 207 217 256 265 291 303 315 339 ウルペン ウルペン 敵対 元の世界での対立者。戦闘を行おうとするが新庄に止められる。 131 × ガユス ガユス 仲間 仲間だったがはぐれる。 140 171 207 217 256 291 303 315 × ベリアル 中立 情報交換中になっちゃんに割り込まれる。 303 315 なっちゃん 敵対 ボン太くんスーツを着た姿に遭遇。ガユスとベリアルを追い掛け回した。顔と名前は知らない。 315 アラストール 不認知 なっちゃんがボン太君スーツの下に付けていたペンダント。存在自体に気付いていない。 315 × 小笠原祥子 敵対 新庄を殺害され、相討ちになる。名前は佐藤聖? 339 アイネスト? 特殊 340 名前 呼称 関係 解説 話 フリウ 捜索 元の世界での知り合い。 --- 佐山・御言 捜索 直接の面識はない。新庄から情報を入手。新庄の元の世界での知り合い。 171 ギギナ 情報 直接の面識はない。ガユスから情報を入手。ガユスの元の世界での知り合い。 207 × 萩原子荻? 察知 狙撃される。顔と名前は知らない。 207 折原臨也 不認知 子荻の仲間だが、存在は知らない。 207 × 物部景 情報 直接の面識はない。ベリアルから情報を入手。ベリアルが探している。 303 甲斐氷太 情報 直接の面識はない。ベリアルから情報を入手。ベリアルが探している。 303 海野千絵 情報 直接の面識はない。ベリアルから情報を入手。ベリアルが探している。 303 佐藤聖 情報 直接の面識はない。祥子から情報を入手。祥子が名前を騙る。 339 福沢祐巳 情報 直接の面識はない。祥子から情報を入手。祥子の元の世界での知り合い。 339 × 藤堂志摩子 情報 直接の面識はない。祥子から情報を入手。祥子の元の世界での知り合い。 339 × 島津由乃 情報 直接の面識はない。祥子から情報を入手。祥子の元の世界での知り合い。 339 名前 呼称 関係 解説 話 【最新状態】 小笠原祥子から銀の短剣により刺殺される。 死体はD-1の公民館に放置。 【踏破地域】 【D-5】森の中→【C-5】長い石段→【B-5】長い石段→【B-6】森近くの平原→ 【B-3】ビルの一室→ビル一階→ビル2F、廊下→【D-1】公民館 1 2 3 4 5 6 7 8 A B C D E F G H 【本編での動向】 ←013 フリウ ↑参加者名簿 015 ウルペン→
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評価 選択肢 投票 見たら押してください。 (1) Wikipedia 安藤聖 クチコミ #bf Blog #blogsearch #blogsearch2 NEWS 第73回毎日書道展主要役員 - 毎日新聞 毎日書道展 都内昇格者発表 /東京 - 毎日新聞 アニメ「あはれ!名作くん」の公式カードゲームが発売中 - 4Gamer.net 少女道士テンテンが舞台に登場「幽幻道士 キョンシーズ THE STAGE」幕開け(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 次世代型ショッピングポータル事業会社【日テレ7】との協業による行政連動・地方創生ライブコマースを12月11日14時から配信:時事ドットコム - 時事通信 【高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第18節】清水が横浜FCとの一進一退を制す (2021年12月5日) - エキサイトニュース [最新JTAランキング/国内テニス] 2021年12月1日(2021年第48週)付(テニスマガジンONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース haruka nakamuraによるNujabesトリビュートアルバム 『 Nujabes PRAY Reflections』 リリース。 - PR TIMES 救命の現場、5Gで共有 聖マリで実証実験へ 映像通じ遠隔医療 - 東京新聞 「ご当地アナウンサーが発見! 地元の魅力聞き上手グランプリ」を楽天市場で開催:時事ドットコム - 時事通信 「おジゾク学園オンライン予備校~東京ホテイソンと一緒に学ぼう!~」:時事ドットコム - 時事通信 男子部からは4選手が出場 1年生の中野が準優勝の快挙達成! - wasedasports.com JCX琵琶湖で織田聖がUCI2連勝、女子は福田咲絵がUCI/JCX初優勝 - 関西シクロクロス2021 UCI資生堂琵琶湖グランプリ - cyclowired(シクロワイアード) 「前回の仕返しをしよう」。逞しく成長を重ねた清水ユースが青森山田との激闘を制し、今季初の首位浮上!(ゲキサカ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 鳥取がホーム2連勝で最下位脱出! 今治は終盤に追撃も及ばず J3第28節(サッカーマガジンWeb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 古家蘭が“合唱が大好きな少年”に、超青春合唱コメディ「SING!」開幕(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「全力坂」「情熱大陸」など実績ある映像クリエイターと連携 - PR TIMES 不破聖衣来に22年世界陸上代表の可能性 東日本女子駅伝でも群馬の逆転Vに貢献(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 元日本ハム岩本勉氏「ビッグマイクになります」 ビッグボス新庄監督に刺激? 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第339話:切れた運命、散る薔薇、そして眠る獅子 作:◆Sf10UnKI5A 公民館の一室。テーブルとソファが置かれた談話室に、新庄とミズーは腰を落ち着けていた。 「ガユスさん達遅いね。大丈夫かな……?」 「あの変な化け物、頭の方は空っぽみたいだったわ。そんなに気にしなくても平気よ」 「う、うん……」 黄色い獣ことボン太くんの強襲を受け、二手に分かれてビルを逃げ出したのが約二時間前。 重傷を負っているミズーのことを考慮し、市街地を避け、どうにか公民館に着いたのが十時ごろ。 幸い中には誰もおらず、館内を捜索し、銃弾のような物――咒弾の入った小箱を見つけていた。 それからもう大分経つのだが、ガユスと緋崎は未だ訪れない。 もしかして捕って食われたんじゃ、と新庄は思うが、縁起でもないとかぶりを振る。 ――でも、やっぱり遅いよね……。 「ねえミズーさん。やっぱりボク外に――」 「駄目よ。何度言わせるの? 今から動いても行き違いになる可能性があるし、 もし襲われでもしたら私は満足に戦えないわ。あなたの剣だって、何か弱点があるかもしれない」 「う、うん……」 「ともかく、今は彼らを信じて待ちましょう」 信じる。昔の自分なら絶対口にしないであろう言葉を、見ず知らずの他人を安心させるために使っている。 ミズーの口元に苦笑が生まれるが、それも一瞬のことだ。 彼女は改めて、自分達の現状を分析する。 新庄はガユスらを気にしているが、怪我人を連れ回す、もしくは一人で置いていく気にはなれないらしい。 外を気にしながらも、大人しく座っている。 自分は左腕が全く動かせない。念糸は使えるし素人に遅れを取るとは思えないが、 ウルペンのような達人に出会う可能性も充分にある。 結局、今は動かないことが一番安全なのだ。 もっとも、ミズーが新庄を抑えている理由は他にもある。 ――この子は人を殺せない。襲われて戦ったとしても、……止めは刺さない。 優しすぎる。甘えと言ってもいいかもしれない。それがミズーの新庄への評価だ。 初めて会ったときも、いざ戦わんとする自分とウルペンを制止した。 そして――宿敵同士とはいえ――殺し合いをしようとしていた自分を信用し、今こうして横にいる。 その性格が命取りになるかもしれない。これは、そういう『ゲーム』だ。 ミズーは、ふう、と溜め息を一つついた。問題ごとが多すぎる。 しばらく経った後、玄関の方からかすかに足音が聞こえてきた。 「やっと来たのかな?」 そう言って腰を浮かせる新庄。しかしそれを制止する声が掛けられる。 「待ちなさい。足音が一つしかないわ」 ソファーに体を横たえていたミズーは右手だけで体を起こし、傍に置いておいた斧を手に取った。 「新庄も剣を」 小声でそう指示する。襲撃者の可能性は十分にあるが、しかし、 ――随分と派手な足音ね。 本当の殺人者ならば、足音を消して館内を調べるだろう。なら、この足音の主は何者なのか? ミズーは気配を消してドアの横に張り付き、新庄をドアから離れさせた。 かすかに聞こえるドアの開閉音。各部屋を調べて回っているのだろうか。 無用心だ、とミズーは思う。そして足音の主にますます疑問を抱く。 しばらくして、二人の潜む部屋のドアが開かれ―― 「動かないで」 「……ッ!?」 ドアが開けられた瞬間、ミズーはその人物の喉首に斧を突きつけていた。 ノブを握ったまま固まっているのは、長身の、腰まで届くような長い黒髪の女性だ。 背にデイパックを背負ったきりで、手には何も持っていない。 「ゆっくり両手を上げて。変な真似さえしなければ、危害を加えるつもりはないわ」 女性は指示通りに手を上げた。 体がかすかに震えているのは、斧を突きつけられている恐怖からだろうか。顔には怯えの色がありありと浮かんでいる。 「まず中に入って。……名前、あとここに来た目的を言いなさい」 「ちょっと、ミズーさん……」 ほとんど尋問に近いミズーの話し方に、新庄までが怯えた声を出す。 迂闊に名前を呼んだ新庄に内心で舌打ちを返すが、しかしミズーはそれを表情には出さない。 そして、女性が口を開いた。 「――佐藤聖と申します。ここには、誰か知り合いがいないかと思って……」 「――そう。佐藤さんも色々大変だったんだね」 「ええ。ですが、祐巳や志摩子達も大変だと思います。由乃ちゃんも、何でこんなことに……」 佐藤聖と名乗った彼女は、ソファーに腰掛け横の新庄と話していた。 ミズーはテーブルを挟んだ反対側に座っている。しかし先ほどから一言も喋らず、射すくめるかのように聖を見ていた。 警戒の証か、斧は手を伸ばせばすぐ届くように置いてある。 「それにしても、ガユスさん達まだ来ないのかな……」 「先ほど話していた二人ですか?」 新庄の呟きに、佐藤聖が興味を示す。 「そうそう。変な着ぐるみに追われてて、ここで合流しようって言ってたんだけど……」 「そうなんですか……」 「うん、でも多分大丈夫。ガユスさん頭良さそうだし。 えっと、それで佐山君がまた壊れちゃってね?」 「……あの、すみませんが御手洗いに行ってもよろしいですか?」 「へ? ……あ、ご、御免なさい……」 話しすぎたかな、と思い、新庄は軽く頭を下げる。 「それでは、少し失礼します」 優雅な動きで立ち上がると、聖は談話室から出て行った。 新庄は逃げやしないかと一瞬考えたが、しかし荷物が残っていることを理由に否定した。 何より、友人の死を悲しむ表情は本物だったし、彼女はとても殺人を犯すような人には見えなかった。 きっと、この状況から抜け出すために自分達と協力してくれるだろう。 ――何とか上手く誤魔化せたみたいね……。 女性用トイレの個室に座り込む女性――小笠原祥子は、大きく息を吐いた。 オドーと別れた後、商店街に留まることは出来なかった。 もしまた会ったら、あの恐ろしい老人は自分に何をするか解らない。 しかし森林部に逃げるのは、人並み程度の体力しか持たぬ自分には無謀に思えた。 近くで落ち着けそうな場所は学校があったが、地図に記され目立つ建物であるそこよりは 島の端に近い公民館の方が安全だろうと思ったのだ。 もし夜明け前にいた人間が残っていても、二人のままなら取り入ることも出来ようと判断しての行動だった。 あの時聞いた声は男と女のものだったので、彼女らが来る前に移動していたのだろう。 ――それにしても、あの新庄って子がお人よしで助かったわ。 首筋にかすかに触れた斧の感触を思い出すと、今でも身が震える。 もし新庄がいなかったら、あのミズーという女に殺されていたのだろうか。 無用心に踏み込んだことも、聖の名を騙るのも、迂闊な行為だったのかもしれない。 結果的に情報が引き出せたのは良かったとは思うが。 ともあれ、過去を振り返る余裕は無い。祥子は、これからどうするべきかと改めて考える。 ――彼女らと一緒には動けないわね。 新庄はともかく、ミズーの眼光、物腰、声の圧力。とても自分達のように平和に暮らす人間のものとは思えない。 もしかすると、オドーのように何か特異な力を持った『戦士』なのかもしれない。 そんな人間を生かしておいて、祐巳を助けることが出来るのか、と思う。 先ほど新庄が話していた二人が来れば、もはや殺害のチャンスなど訪れやしないだろう。 ……殺るなら、今しか――――ッ!? そこまで考えて、祥子は自分の正気を疑った。 彼女は、ごく自然に自分に対する脅威であるミズーを『殺す』ことを考えた。 「おかしくなんかないわ。私が彼女の動きを止めるには、殺すしか方法がないもの……」 頭を抱え、小声でブツブツと呟く祥子。 殺人という行為への恐怖と、ミズー自身の持つ恐怖が彼女の中でせめぎ合う。 しかし、苦悩の時間はさほど長くはなかった。 もう、二人も殺した。一条豊花も呉星秀も、自分を信頼し、――油断しきっていたところを殺した。 今更殺すことが何だというのか。この島には、自分以外にも他人を殺して回る人間が存在している。 もしかすると、彼女達だってそうなのかもしれないではないか。 そう、彼女達を殺せば、祐巳が生き残る可能性が高くなる。妹の身を守ってやらないで何が姉だ。 「……祐巳……絶対に、守るから…………」 一度人間を殺した人間は、その瞬間に別の人間に変化してしまう。 自分の手で人を殺した人間は、そうでない人間とは全く違う別の生物になる。 小笠原祥子。彼女は、この異常な環境で人を殺した。しかも、理由を他者に求めてしまった。 もはや彼女は人間ではない。理由のため、目的のために殺人を繰り返す、――ただの獣。 まだ未熟な獣なれど、妄執とすら呼べる彼女の祐巳への想いは、祥子の心を醜く変化させていた。 ……いいよ、ミズーさんはここで…… ふと、新庄の声が耳に入ってきた。どうやらトイレの外にいるらしい。 ……二人で行ったら驚くよ。大袈裟だって…… 気がつけば、随分と長い間トイレに篭っていたらしい。心配して見に来たのだろうか。 ――今なら殺せる? 人を殺すというのは、不意を突くということ。それを、祥子は過去二回の殺人で学んでいた。 ソースケと呼ばれた男には見破られたが、新庄はとても同類には見えない。 それに、今はあの時と違う。目をそらさずに殺す覚悟がある。 「佐藤さんいる? 遅いから気になったんだけど、大丈夫?」 ほら、新庄は心配して声を掛けてきた。優しい子だ。まるで祐巳みたいに。 ――でも、私には祐巳以外何もいらないわ。 「御免なさい、気に掛けさせてしまったようで。ちょっと待ってくださる?」 そう言って水を流す。その音に紛れて、スカートの中に隠していた銀の短剣を取り出した。 たまたま見つけたタオルで縛り付けていたので心配だったが、すぐに役立つことになろうとは。 スカートを直し、右手で剣を握り、それを背に隠す。 剣は一瞬見えなければ、それで十分。何よりも躊躇わないことこそが、殺人のコツなのだから。 開いた左手で扉を開ける。キィッと立て付けの悪さが目立つ音がした。 「あっ、佐藤さん。御免ね、御節介な真似しちゃって」 「いえ、そんなこと……」 微笑みながらそう言って、静かに新庄に歩み寄る。 新庄のあどけない顔は、疑念や警戒というものが全く無い。 ――幸せ者ね。 スッと背中に隠していた右手を前に出し、そしてそのまま体ごと新庄にぶつかった。 新庄の体が揺れる。その顔は、祥子へと向けた笑顔のまま。 しかし、すぐに一滴、二滴、そしてだらだらと血が溢れ出す。 「えっ……?」 自分の体の中に何か別の物が入ってきた。 初めての感覚に、新庄は戸惑いを覚え、間の抜けた声を上げる。 祥子は、新庄の体内へと侵入する短剣の感触に悦びすら覚えた。 皮を破り、肉を裂き、腑を掻き分けるその感触。確実な死を相手に与える愉悦の感触。 深く深く差し込んだ短剣をぐいとねじる。抵抗と共に手に伝わる、内臓が壊れる感触。 そして引っ張る。ぐいとねじって広がった刺し傷は、簡単に短剣を吐き出した。 「佐藤、さん……?」 祥子は新庄の横を歩いて抜ける。 そして、別れの挨拶を送った。 「――ごきげんよう、新庄さん」 手洗い場の鏡に映る彼女は、服が、手が、握った短剣が――赤黒く濡れていた。 「うぁ、あ……ああぁぁぁぁあぁぁあぁぁああッッ!!!!」 「新庄!?」 濁った叫びが耳に入る。ミズーは壁にもたれていた体を翻し、トイレに入ろうとした。 しかし、その体は飛び出してきた佐藤聖――祥子と激突する。 予想外の激突に、体重の差で祥子はよろめき膝を落とすが、ミズーは、 「ぐぅっ……!」 激痛の走る左肩に、右手を当てて苦痛のうめきを漏らしていた。 凶弾に打ち抜かれた左肩に、祥子の体がぶつかっていたのだ。 痛みをこらえ、トイレの中へ視線を送るミズー。彼女の目に映るのは、 ――何なの、これは……。 既に立ち上がっている祥子の右手には、血に濡れた短剣。 その奥、床に座り込む新庄の下に、大きな血溜まりが出来つつあるのが見える。 しかし、それを見るのはわずかの間しか許されなかった。 短剣を腰だめに構えた祥子が、肩を押さえたミズーへと突進する。 「――ッ!?」 ミズーは罵声を吐く間も与えられず、痛みの走る体を強引に制御して祥子の突進をかわした。 彼女の手には、祥子と違い武器になるものは何も無い。 ――斧は置いてきた。なら念糸? いや……。 考える。彼女の動きは甘い。素人だろうか? もし手練ならば、最初の激突の時に自分は殺されている。 ――それなら! 念糸を紡ぐ間すら惜しい。激痛を生み全く動かぬ左手を無視して、ミズーは祥子に殴りかかった。 祥子の顔面を狙ったミズーの拳は、受け止められることも無く綺麗に入る。 ――やはり素人? ならば、このまま潰す! 鍛えられた拳はそのまま凶器になる。祥子は一発で既に膝を着いていた。 ミズーは素早く右拳を引き、追い討ちの一撃を浴びせんとする。 この時、彼女の左手が生きていれば、その左拳で祥子は沈んだだろう。 もしミズーの中に獣が生きていれば、――祥子が獣になりつつあることに気がついただろう。 片膝着いていた祥子は、その姿勢から一気にミズーへと飛び掛った。 止めを加えんと構えなおしていたミズーの右拳は、狙いをそれて祥子の体へと突き刺さる。 強靭なミズーの拳に打たれながらも、祥子の殺人への勢いは停止しなかった。 ミズーの右拳は祥子の肋骨を砕き、祥子の銀の短剣はミズーの腹に深々と突き刺さった。 「……くっ!!」 短い刀身の半ばまで――あるいはそれ以上が、ミズーの腹に刺さっている。 遠くなる意識を自分の身体に留め、ミズーは短剣を無理矢理引き抜く。 ――この娘を生かしてはならない……! 紛れも無くあれは獣だ。たとえどれほどに未熟であろうと。 肋骨を砕かれ床に横たわったまま動かぬ祥子へと、既に銀と朱のまだらになった短剣が振り下ろされる。 避けることなど到底出来ず、振り下ろされた勢いのまま祥子の体に突き刺さった。 祥子の体がビクリと一度跳ね、そしてそのまま動かなくなる。 「……祐巳…………貴方は、これで…………生きれるわね…………」 小笠原祥子の時は、その呟きを残して止まった。 死をもって、やっと殺人の衝動から解放されたのだろうか。 血にまみれた喧騒の時間。わずかな間に起きたこの騒ぎは、あっさりと終結した。 既に新庄と祥子は物言わぬ体となり、血溜まりと共に冷たい床に横たわっている。 ただ一人、壁に寄りかかるように腰を下ろしたミズーだけが、荒い呼吸をしながら止血をしようとしている。 しかし左肩は激痛しか生まず、全く動かない。右手でどうにか止血しようとするが、それは到底無理な行為だ。 もっとも、既に止血して助かるような怪我ではないとミズー自身察している。 ――ほんの一瞬なのね、終わる時って。 それは、何も今初めて知ることではない。 幾度となく死線を潜り抜け、殺し続けてきた他の人間は勿論、自分とて死に瀕したことすらある。 ――今度も生き残れたら良かったのだけれど。 気がかりは二つ。フリウ・ハリスコーと、ウルペン。あの二人は今どうしているのだろうか? 「精霊アマワ……。あなたは、この『ゲーム』すらも見越していたの……?」 今となっては、もはや何が真実で何が虚偽かなど解らない。 ただ、どうやら自分の体から血が減っていくのは紛れも無い真実のようだ。 意識が混濁していく。それは初めて味わう感覚ではない。 しかし、今回は今までになく、深く静かに失っていく――――。 【D-1/公民館/1日目11:50】 【014 ミズー・ビアンカ 死亡】 【061 小笠原祥子 死亡】 【072 新庄・運切 死亡】 【残り81人】 [備考]:公民館の一室に、 火災用の斧 ・蟲の紋章の剣 支給品一式(支給品の地図にアイテム名と場所がマーキング)、缶詰、救急箱 支給品一式(懐中電灯、支給品の地図にアイテム名と場所がマーキング)、部屋で発見した詳細地図 支給品一式(青酸カリ) が置かれています。 また、公民館のトイレ周辺は血の匂いが充満しています。 祥子の死体には銀の短剣が刺さったままです。 2005/05/19 修正スレ107-8 2005/06/13 全面改稿 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第338話 第339話 第340話 第307話 時系列順 第399話 第315話 ミズー 第340話 第264話 小笠原祥子 - 第315話 新庄・運切 第380話
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第五回放送までの死亡者 参加者一覧 死因一覧 辞世の句 殺害数ランキング 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 第五回放送まで 【参加者一覧】 2/4【Dクラッカーズ】 ×物部景/○甲斐氷太/○海野千絵/×緋崎正介(ベリアル) 1/2【Missing】 ○十叶詠子/×空目恭一 1/3【されど罪人は竜と踊る】 ○ギギナ/×ガユス/×クエロ・ラディーン 0/1【アリソン】 ×ヴィルヘルム・シュルツ 1/2【ウィザーズ・ブレイン】 ○ヴァーミリオン・CD・ヘイズ/×天樹錬 2/3【エンジェル・ハウリング】 ○フリウ・ハリスコー/×ミズー・ビアンカ/○ウルペン 0/2【キーリ】 ×キーリ/×ハーヴェイ 1/4【キノの旅】 ○キノ/×シズ/×キノの師匠(若いころver)/×ティファナ 2/4【ザ・サード】 ○火乃香/×パイフウ/×しずく(F)/○ブルーブレイカー(蒼い殺戮者) 0/5【スレイヤーズ】 ×リナ・インバース/×アメリア・ウィル・テスラ・セイルーン/×ズーマ/×ゼルガディス/×ゼロス 1/5【チキチキ シリーズ】 ×袁鳳月/×李麗芳/○李淑芳/×呉星秀/×趙緑麗 1/3【デュラララ!!】 ×セルティ・ストゥルルソン/×平和島静雄/○折原臨也 0/2【バイトでウィザード】 ×一条京介/×一条豊花 1/4【バッカーノ!】 ○クレア・スタンフィールド/×シャーネ・ラフォレット/×アイザック・ディアン/×ミリア・ハーヴェント 1/2【ヴぁんぷ!】 ○ゲルハルト=フォン=バルシュタイン子爵/×ヴォッド・スタルフ 2/5【ブギーポップ】 ○宮下藤花(ブギーポップ)/×霧間凪/×フォルテッシモ/○九連内朱巳/×ユージン(天色優) 0/1【フォーチュン・クエスト】 ×トレイトン・サブラァニア・ファンデュ(シロちゃん) 0/2【ブラッドジャケット】 ×アーヴィング・ナイトウォーカー/×ハックルボーン神父 2/5【フルメタル・パニック!】 ○千鳥かなめ/○相良宗介/×ガウルン/×クルツ・ウェーバー/×テレサ・テスタロッサ 2/5【マリア様がみてる】 ○福沢祐巳/×小笠原祥子/×藤堂志摩子/×島津由乃/○佐藤聖 0/1【ラグナロク】 ×ジェイス 0/1【リアルバウトハイスクール】 ×御剣涼子 2/3【ロードス島戦記】 ×ディードリット/○アシュラム/○ピロテース 0/1【陰陽ノ京】 ×慶滋保胤 3/5【終わりのクロニクル】 ○佐山・御言/×新庄・運切/○出雲・覚/○風見・千里/×オドー 0/2【学校を出よう!】 ×宮野秀策/×光明寺茉衣子 1/2【機甲都市伯林】 ○ダウゲ・ベルガー/×ヘラード・シュバイツァー 0/2【銀河英雄伝説】 ×ヤン・ウェンリー/×オフレッサー 2/5【戯言 シリーズ】 ×いーちゃん/○零崎人識/×哀川潤/×萩原子荻/○匂宮出夢 2/5【涼宮ハルヒ シリーズ】 ×キョン/×涼宮ハルヒ/○長門有希/×朝比奈みくる/○古泉一樹 0/2【事件 シリーズ】 ×エドワース・シーズワークス・マークウィッスル(ED)/×ヒースロゥ・クリストフ 0/3【灼眼のシャナ】 ×シャナ/×坂井悠二/×マージョリー・ドー 0/1【十二国記】 ×高里要(泰麒) 1/4【創竜伝】 ○小早川奈津子/×鳥羽茉理/×竜堂終/×竜堂始 1/4【〈卵王子〉カイルロッドの苦難】 ×カイルロッド/×イルダーナフ/○アリュセ/×リリア 1/1【撲殺天使ドクロちゃん】 ○ドクロちゃん 1/4【魔界都市ブルース】 ×秋せつら/×メフィスト/×屍刑四郎/○美姫 3/5【魔術士オーフェン】 ○オーフェン/×ボルカノ・ボルカン/○コミクロン/○クリーオウ・エバーラスティン/×マジク・リン 0/2【楽園の魔女たち】 ×サラ・バーリン/×ダナティア・アリール・アンクルージュ 全117名 残り37人 死因一覧 致命打となる攻撃を与えた人・物で表記。 話 時間 名前 殺害者 死因 凶器 詳細 552 00 00 慶滋保胤 臨也 焼殺 ジッポライター スピリタスに発火させられる 話 時間 名前 殺害者 死因 凶器 詳細 辞世の句 話 名前 最期の言葉 補完後 552 慶滋保胤 「継がれる意志がある限り、僕らの道は絶たれない!」 話 名前 最期の言葉 補完後 殺害数ランキング スタンスは殺害時のものを表記。 順位 殺害者 殺害数 被害者 スタンス 1位T 折原臨也 6人 朝比奈みくる / 緋崎正介 / ガユス / サラ / 藤堂志摩子 / 慶滋保胤 保身 × 神父 6人 ゼロス? / 袁鳳月? / 趙緑麗? / アイザック? / ミリア? / 哀川潤? 救済 2位T フリウ 5人 オフレッサー / シロちゃん / ダナティア / メフィスト / パイフウ 無差別 ウルペン 5人 リリア / いーちゃん / キーリ / ED / ハーヴェイ 無差別 5位T キノ 4人 キノの師匠 / ヴィル / イルダーナフ / 物部景 無差別 × 小笠原祥子 4人 一条豊花 / 呉星秀? / 新庄・運切 / ミズー 奉仕(祐巳) 7位T ドクロちゃん 3人 アーヴィー / クエロ / ヒース 天然 × パイフウ 3人 クルツ? / 鳥羽茉理? / 高里要 ジョーカー × リナ 3人 ズーマ? / ディードリット / リナ 脱出 10位T 甲斐氷太 2人 李麗芳 / 屍刑四郎 好戦 佐藤聖 2人 シズ / 光明寺茉衣子 享楽 零崎人識 2人 シュバイツァー / 坂井悠二 天然 × クエロ 2人 ゼルガディス? / 秋せつら? 保身 × ゼロス? 2人 天色優 / マジク? 無差別 × ff 2人 ガウルン? / シャーネ? 好戦 × アーヴィー 2人 竜堂始? / カイルロッド 天然 × ガウルン? 2人 一条京介? / 涼宮ハルヒ 無差別 × 光明寺茉衣子 2人 しずく / セルティ 暴走 × シャナ 2人 平和島静雄 / メフィスト 暴走 × マージョリー? 2人 ff / 空目恭一 無差別 23位T 十叶詠子 1人 ティー 天然 ギギナ 1人 霧間凪 好戦 相良宗介 1人 キョン 無差別 福沢祐巳 1人 アメリア? 暴走 アシュラム 1人 宮野秀策 警護(美姫) 古泉一樹 1人 竜堂終 奉仕(SOS団) なっちゃん 1人 ボルカン? 分類不能 コミクロン 1人 シャナ 脱出 × ガユス 1人 萩原子荻? 脱出 × ミズー 1人 小笠原祥子 脱出 × シズ 1人 島津由乃 脱出 × 一条京介? 1人 御剣涼子 脱出 × ジェイス? 1人 天樹錬 無差別 × 御剣涼子 1人 ヤン 暴走 × ディードリット 1人 ヴォッド? 暴走 × オドー 1人 ジェイス? 脱出 × 哀川潤? 1人 神父 脱出 × 竜堂終 1人 オドー 被支配(カーラ) × サラ 1人 マージョリー 脱出 × ダナティア 1人 テッサ 脱出 順位 殺害者 殺害数 被害者 スタンス おまけ 順位 殺害者 殺害? 数 被害にあったもの スタンス 1位T アマワ? 1精霊 ギーア 黒幕 × 霧間凪 1脚 ヒルルカ 脱出 × マージョリー 1頭 地獄天使号 無差別 順位 殺害者 殺害? 数 被害にあったもの スタンス 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 第五回放送まで
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うほっ リアルでは基本的にショタ属性だが女性もいける・・と思っていた頃もありました。 幼女は毎日の元気の源。 ミリオタ?なにそれ、美味しいの? ・・美味しかった^^ 自己紹介 「アッー」ネタが割と好きでフザケてやってたら、そのうちネタか本気か判らなくなってきた危うい人。 いや、ネタですよ? メカ描きを主張したくてガンダムやらに手を出して案の定ハマるが、結局日頃描いてるおにゃの子描きとして定着。 ちなみに漫画はロクに描けないヘタレイラスト専門。 ミリタリーヲタクとしての業は深く、特に軍用機分野でそれが顕著。 幼稚園児時代に映画TOPGUNのビデオの空戦シーンを巻き戻して何度も見ていた事実が指摘されている。 運転は上手いと言い張ってるが実は大したことはない。かなり愛車の性能に助けられている。 雪道泥道砂利道大好きなグラベルキチガイ。 好きな物色々 漫画作品 トライガン・マキシマム、ハヤテのごとく!、ザ・コクピット、スクールランブルetc. 漫画家 松本零士、かわぐちかいじ、こがわみさき、金田一蓮十郎、新谷かおる、etc. 映像作品 機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争、ファンタジア、時をかける少女、etc. ゲーム Fate/staynight、MetalGearSolid、地球防衛軍、大戦略、くにお君の時代劇だよ全員集合、etc. メカ A-10A、インプレッサWRC2003、MS-06F2ザクⅡ後期型、我が青春のアルカディア、etc. キャラクター ライダー(Fate)、マリア(ハヤテのごとく!)、トチロー、ニコラス・D・ウルフウッド、佐藤聖、etc. ミュージシャン 影山ヒロノブ、TheOffspring、Mr.Children、中島みゆき、Nightwish、etc. 女の子 ポニテ、釣り気味目、クーデレ、( ゚∀゚)o彡おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい! ・・というかやっぱり男の子。 コメント欄 書いたからと言ってどうなるわけでもない だれだよ最後に やっぱり男の子 加えやがったのwwww -- あだ。 (2007-01-02 22 44 28) こがわみさきいいっすよねー -- がとー (2007-01-02 22 55 28) にとろアタックは使いにくいと思うんですよ。 -- みを (2007-01-03 03 02 57) えー俺はにとろあたっく強いと思うけど?とにかく俺はじぶんぎょらいとやまだのじゅつを奨める -- ぽぎ (2007-01-03 03 21 02) おいおい、何言ってんだ?普通はずつきすぺしゃるだろ。。 -- ふろ (2007-01-03 04 22 01) だぶるぎょらいが好きな俺は厨wwwww -- あだ。 (2007-01-03 08 33 59) 運動会とかだとじぶんぎょらいが半分ハメ技だと思う。時代劇はこがねむしでいいんじゃね? -- ぇ (2007-01-03 08 46 11) 名前 コメント
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第250話:Marionette 作:◆Wy5jmZAtv6 突如、空に轟音…しかし、それから何か慌てふためくような声がしたかと思うと、 それっきり音沙汰がなくなった。 参加者たちは時計を見る…AM10:45。 まだ放送には早すぎる…何があったのだろうか? 「びっくりした」 鳥羽茉理は手にしたメガホンのスイッチを切って、隣にいるシズの顔を見る。 このメガホンは草原に放置されていたディバックの中から回収したものなのだが、 まさか島中全てに…おそらく何らかの仕掛けがあるのだろう、聞こえるようになっているとは思わなかった。 だが、これは思わぬ拾い物だ…。 もともとこれで仲間たちの名前を呼びながら人探しをしようとしていたのだが、これで手間が省けた。 2人は顔を見合わせ頷き合った。 市街地の入り口で時間を確認するパイフウ、あと一時間ほどで放送だ。 あれからまだ誰も殺せていない…早く結果を出さないことには…。 途中何人かには遭遇したが、すべてやり過ごした…見かけた者たちのほとんどがかなりの手練れだということは挙動を見るだけで理解できた。 今は単独のようだが…彼らが団結すると、厄介なことになるはずだ、その前に何か手を打たねば…、 そんな彼女の視界に2人組の男女が目に入った。 AM11 00。 2人はとあるビルの屋上にいた。 はやる気持ちを抑え、深呼吸をする茉理…頭の中で何度も何度も考えた言葉を反芻する。 大丈夫だきっと出来る…。 (始さん…私を守って) 頷くとおもむろに茉理はメガホンのスイッチを入れた。 また島中に声が響きわたった。 『皆さん聞いてください、愚かな争いはやめましょう、そしてみんなで生き残る方法を考えよう』 まずはシズが口火をきる。 『確かに私たち個々の力は微々たるものかもしれないが、だからこその協力だ! みんなで一緒に戦おう』 『そうよ! あいつらの好きになんかさせちゃダメ! …わたしは…ダンダンダンッ!!』 銃声が茉理の声を掻き消した。 背後からの銃声にいちはやく気がついたのはシズ。 放たれた弾丸は3発、その内1発はシズのレイピアが弾いた。 だが外れたかに見えた2発は屋上の手すりに当たって跳弾し、1発は背中からシズの胸板を、 そしてもう1発は茉理の腹部を無情にもそれぞれ貫いていた。 さらに2発、今度もシズは茉理をかばおうとするが、傷ついた身体では間に合わず弾丸は茉理の肩口と、わき腹を抉る。 『ああああっ!』 悲鳴がメガホンに乗せられ、島中に響き渡る。 (どこだ…どこに…いる…) シズは激痛に顔を顰めながらも必死で気配を探る。 もう自分たちは長くない、だが…それでもせめて刺し違える、でなければ後に続く者たちに申し訳がたたない。 (そこか…) 射撃地点を割り出したシズはレイピアを構え、ふらふらと屋上の給水塔の影へと回りこむ。 (頼む…せめてこの一撃だけでも) 裂帛の気合と同時に繰り出した一撃、しかし… レイピアは無情にも空を切る、と同時にその背後…非常階段脇に潜んでいたパイフウの気を帯びた手刀が、 振り向く間もなく、シズの片腕をレイピアもろとも切断し、さらに返す一撃がシズの背中をなぎ払う。 そして止めの一撃がシズの胸板を貫こうとしたのだが、それは残念ながら空を切った。 何故ならシズはもうすでに、自らの血で足を滑らせ無様にも非常階段を転がり落ちてしまっていたからだった。 その様子を冷めた瞳で見つめるパイフウ…彼女だって本当は彼らに協力したいに違いない。 だが…それはもはや叶わない。 自分はたった一人で戦わなければならない、いかなることになろうとも… したがって標的たちが団結されることは非常に困るのだ。 『たす…たすけ…始さん…』 一方の茉理はか細い声で…メガホンに向かい今はもういない人の名前を呼ぶ。 もう島のみんながとかそういう気持ちはどこにもなく、ただ愛しい人への思い… それのみが彼女の心を支配していた。 だがパイフウはそんな彼女にも無慈悲な一撃を放つ。 『がっ!』 弾丸は茉理の太股を貫いていた、一撃で仕留めるつもりがやはり動揺してるのか狙いが外れてしまった。 『いや…やめて…こないで…始さん…聞こえているんでしょう? なんできてくれないのよお! 始さんっ! 続さん! 終くん! 余くんっ!』 もう一度銃口が、泣き叫ぶ彼女の頭を捉える。 『死にたく…ない』 狙いをつけるパイフウ、噛み締めた唇からは一筋の血が流れ出す。 (ごめん…ごめんね) ガンッ! その銃声を最後に放送は終了した。 そして苛立ちを隠せず路上をさまようパイフウ。 この襲撃は紛れも無く自分の意志で行ったことだ…だが今の行為がどれほどディートリッヒらの思惑に沿うことに、彼らのやっていることを助けることにになるのかも、彼女は承知していた。 「なによ…これって…」 彼らの誘いに乗った時点で、彼女は自分を犬と自嘲していた…だが、 今の自分に比べれば犬ですらまだ自由だ、自分の思い通りに動いたようで、実は何一つままならない…、 自分はもはや犬以下の操り人形に成り下がってしまった。 そして操り人形の糸を操るのは…。 (殺す…殺してやるわ…絶対に) あの悪魔だけは…ディートリッヒだけは許さない! 屈辱で狂いそうな心を憎悪で繋ぎ止めながら、パイフウは次の標的を求めていた。 「待ってて…かならず…助けを…」 シズは全身を朱に染めながらも、未だ生き永らえていた。 もっとも片腕は切断され、胸は撃ち抜かれ、さらに背中を引き裂かれて…両足は転落の際に砕けてしまっている。 それでも…とうに死んでいるはずのダメージを受けながらもシズは、 強靭な意志と責任感で命の灯火を燃やし続けていた。 「何も…できない…まま死ぬわけには…いかない…から」 ずるずると血に染まった身体を引きずり着いた先は。 (地下か…) 坂道を上がれないため低いところ低いところと転がるようにしていたら、結果的にたどり着いてしまった。 中は妙にがらんどうでやけに広かった、駐車場だろうか? 先の見えない闇の中に身を進めるのはさすがに気が引けたのだろう、シズは壁にもたれるようにして ずりずりとカニのように鈍く進んでいく。 と、背中に何かを感じた途端、彼は背中からずりおちるように床に倒れてしまう。 (トイレか…) 男子便器のチューリップがいくつも並んでいるのが彼の瞳に写る。 (あれは…) 清掃用具入れのロッカーが半開きになっている、妙に気になる。 ふらふらとシズが扉を開けると…中にはまるで夢見るように寄り添い眠る、いや息絶えている2人の少女の姿。 (死んでいる…) おそらく事態を儚んで自ら命を絶ったのだろう…。 (惨い…可哀想に) 自分ももう死に瀕しているというのにそれでも目の前の死者を悼む心を忘れないシズ。 「せめて…こんな狭い場所で眠るのは可愛そうだ…」 少女らの死体に手を伸ばすシズ…だが。 ロッカーの正面には洗面台の鏡がある、何気なく覗き込んだシズだが… その鏡には血まみれの自分の姿しか映っていないのだ。 シズは緩慢な仕草で振り向く、そこには確かに彼女らの死体がある、 だが鏡には映らない…。 鏡に映らない死体…そのココロは。 (ヴァンパイア!!) 気がついたときにはもう手遅れだった。 「…男か…私いらないや、死んで」 目を開いた少女の口元に牙が光ったようなそんな気がしたかと思うと、もうシズの喉は命もろとも、 剃刀で切り裂かれてしまっていたのだった。 「佐藤さん飲まないの? おいしいのに」 四つんばいになってぴちゃぴちゃとシズの血を啜る千絵、壁や路面にこぼれた血も丁寧に舐め取っていく。 「だから私男の血は飲みたくないんだってばさぁ」 「根っからレズなのね…やっぱりあそこの生徒ってみんな…」 「ふふふっ、それは歪んだ情報…心配ないって、みんな素朴で可愛い女の子ばっかりよ、私が保証するんだから」 聖はまるでどこかの占い師のような怪しい言葉で千絵に説明する。 あれから倉庫で陽光を凌ごうと考えていた2人だったが、 倉庫付近で奇怪なラジヲ体操もどきをしていたアイザックとミリアを見て、 夜明け近い時間にトラブルは得策ではないと方向転換、その後色々あってこのマンションに辿りついたのだった。 人一人としていないマンションはかなり不気味だったが、入ってみるとなかなか居心地がよい。 敷地内に何棟かあるマンションは全て地下の駐車場での行き来が可能だし、隠れ場所にも事欠かなかった。 「その素朴な女の子をみんな吸血鬼にしちゃうのよね、悪い人ね」 「そうよ、あーあ、由乃ちゃんもあんなに早く死んじゃうなんて勿体無い…せっかく仲間にしてあげようと思ってたのに」 その言葉には死者に対する手向けなど一片たりとも含まれていなかった。 「で、ころして欲しいんじゃなかったの?」 聖は意地悪く千絵の耳元で囁く。 「そうなんだけど…飲み終わったらまた考える」 「ふーん」 聖もそれ以上は聞かなかった。そもそも本気で死ぬつもりなら外に飛び出せばそれですむ。 まぁ、あれで死ななかったのだから…多分太陽もそれほど恐れる心配はないのかもしれない。 多少肌がヒリヒリするが…。 そんな聖の足元にゆっくりと赤が広がっていく…、 「でも…やっぱり欲しいのよね?」 千絵は物欲しげな聖の表情を見逃さなかった。 「私の血ならいいでしょ…はい」 千絵は自分の唇を聖の唇に重ね、そこから飲んだばかりのシズの血を口移しで流し込んでいく、 「あは…おいし…しおりぃ…」 恍惚の表情でうっとりと喉を鳴らす聖、血を受け入れると同時に傷の治癒が早くなっていく、 そして千絵は千絵でまた次の準備に取り掛かっていた。 「飲み終わったら死体の処理をして、また隠れましょ…次の隠れ場所も任せて…」 【鳥羽茉理 シズ 死亡】【残り88人】 【C-6/住宅地/1日目・11 00】 【パイフウ】 [状態]:健康 [装備]:ウェポン・システム(スコープは付いていない) [道具]:デイバック一式(茉理の分も回収) [思考]:主催側の犬になり、殺戮開始/火乃香を捜す 【C-6/住宅地/1日目・11 00】 『No Life Sisters(佐藤聖/海野千絵)』 【佐藤聖】 [状態]:吸血鬼化/身体能力等パワーアップ、左手首に切り傷(徐々に回復中) [装備]:剃刀 [道具]:支給品一式/カーテン(シズの荷物を回収) [思考]:次の隠れ場所に移動 吸血、己の欲望に忠実に(リリアンの生徒を優先) 【海野千絵】 [状態]:吸血鬼化/身体能力等パワーアップ [装備]:なし [道具]:遮光カーテン [思考]:聖についていく/己の欲望に忠実に (今でも死にたいかは不明) ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第249話 第250話 第251話 第319話 時系列順 第264話 第249話 海野千絵 第333話 第174話 シズ 第520話 第240話 パイフウ 第311話 第249話 佐藤聖 第333話 第174話 鳥羽茉理 -
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マリア様がみてる 【作者/レーベル】 今野(こんの) 緒雪(おゆき) / コバルト文庫 【略称】 マリみて 【世界観】 【内容紹介】 【登場キャラの把握】 【名前】 福沢祐巳 【登場巻】 【出典時期】 【名前】 小笠原祥子 【登場巻】 【出典時期】 【名前】 藤堂志摩子 【登場巻】 【出典時期】 【名前】 島津由乃 【登場巻】 【出典時期】 【名前】 佐藤聖 【登場巻】 【出典時期】 【既刊一覧】 タイトル 発行年月日 定価 備考 マリア様がみてる 1998/04 480円 マリア様がみてる 黄薔薇革命 1999/02 440円 マリア様がみてる いばらの森 1999/04 540円 マリア様がみてる ロサ・カニーナ 1999/12 540円 マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物〈前編〉 2000/03 500円 マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物〈後編〉 2000/04 500円 マリア様がみてる いとしき歳月〈前編〉 2001/02 460円 マリア様がみてる いとしき歳月〈後編〉 2001/04 460円 マリア様がみてる チェリーブロッサム 2001/07 500円 マリア様がみてる レイニーブルー 2002/03 460円 マリア様がみてる パラソルをさして 2002/06 460円 マリア様がみてる 子羊たちの休暇 2002/12 460円 マリア様がみてる 真夏の一ページ 2003/03 460円 マリア様がみてる 涼風さつさつ 2003/07 500円 マリア様がみてる レディ、GO! 2003/10 460円 マリア様がみてる バラエティギフト 2003/12 440円 マリア様がみてる チャオ ソレッラ! 2004/03 440円 マリア様がみてる 特別でないただの一日 2004/10 440円 マリア様がみてる イン ライブラリー 2004/12 440円 以降企画スタート後刊行 マリア様がみてる 妹オーディション 2005/04 460円 マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ 2005/07 440円 マリア様がみてる 未来の白地図 2005/12 460円 マリア様がみてる くもりガラスの向こう側 2006/03 440円 マリア様がみてる 仮面のアクトレス 2006/06 440円 マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 2006/10 440円 マリア様がみてる クリスクロス 2006/12 440円 マリア様がみてる あなたを探しに 2007/03 440円 マリア様がみてる フレーム オブ マインド 2007/06 500円 マリア様がみてる 薔薇の花かんむり 2007/10 460円 マリア様がみてる キラキラまわる 2007/12 460円 マリア様がみてる マーガレットにリボン 2008/04 460円 マリア様がみてる 卒業前小景 2008/10 460円 マリア様がみてる ハロー グッバイ 2008/12 480円 マリア様がみてる リトルホラーズ 2009/07 480円 マリア様がみてる 私の巣 2010/01 460円 タイトル 発行年月日 定価 備考 【メディアミックス】 アニメ、webラジオ、OVA、コミックス、ドラマCD 【参考資料】 マリア様がみてる - Wikipedia ←【フルメタル・パニック!】 ↑【原作紹介】 【ラグナロク】→