約 4,208,195 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/630.html
イエローハートの証明 ( 第5話:小さな手がかり(前編) ) 久しぶりに使われる大きめの寸胴鍋から、あたたかそうな湯気が上がる。 その隣りでは、フライパンがジュージューと楽しげな音を響かせる。 テーブルに並べられた四枚のお皿。出窓に飾られた、スズランの切り花。 その全てを、嬉しそうに、懐かしそうに、愛おしそうに見つめる少女――。 あゆみは、その姿を微笑みながら目で追いかけ、時折そっと目をしばたいていた。 せつなが帰って来る――パート先のスーパーにラブから電話がかかって来たのは、昼過ぎのことだった。そこからはもう仕事が全く手に付かず、食材を山のように買い込んでスーパーを早退。連休で家に居た圭太郎と一緒に、何はともあれ、ご馳走の準備に取りかかったのだ。 もっとも、せつながここに居られるのは、せいぜい数日のことらしい。それにラブの口ぶりから察すると、どうやらただ家族や友達に会うために帰って来たというわけでもなさそうだった。 おそらく、話せないこともあるのだろう。それでも、涙を浮かべて駆け寄って来た娘を抱き締められただけで、彼女の元気な顔を見て、声が聞けただけで、あゆみは十分に嬉しかった。 「お母さん、ごめんなさい。全然お手伝いしないで・・・。」 料理の皿を運びながら申し訳なさそうな顔をするせつなに、あゆみは笑ってかぶりを振る。 「そんなこと気にしないのよ、せっちゃん。じゃあ次は、スープ皿を出しておいてくれる?」 それを聞いて、せつなが嬉しそうに目を輝かせる。 「お母さんのスープ、凄く楽しみ。」 「そぉお?久しぶりに作ったから、美味しく出来てるといいんだけど・・・。」 そう言いながら、スープを小皿に取ってひと口啜ったあゆみが、もう一度スープを取って、今度はそれをせつなに差し出した。 「え・・・私?」 「ええ。味見してくれる?」 あゆみにそう言われて、真剣な面持ちで小皿に口を付けたせつなが、ゆっくりと笑顔になる。 「美味しい。」 「良かった。塩加減、ちょうどいいかしら。」 「うん・・・お母さんの、味だわ。」 言うなり照れ臭そうに真っ赤になったせつなの顔を覗き込んで、あゆみもうっすらと頬を染めた。 せつなが持って来たスープ皿に、あゆみがスープを注ぎ分けていく。その手元を見つめていたせつなが、呟くような声で言った。 「私も最近、お母さんやラブに教わった料理、作ってるの。」 「まあ、何を作ったの?」 「ハンバーグと、野菜スープとサラダ。まだ、それだけなんだけど。」 「そう。」 せつなの声に少し陰りがあるような気がして、あゆみがもう一度、その顔を覗き込む。 (何か、上手くいかないことでもあるのかしら。) だったら相談してくれれば・・・そう言おうとした時、せつなはパッと顔を上げて、ニコリと笑った。 「料理を教えてもらっていて、良かったわ。ありがとう、お母さん。」 「どういたしまして。料理のことなら任せなさい。何でも聞いてね、せっちゃん。」 あゆみは、せつなの目を真っ直ぐに見つめてそう答えてから、悪戯っぽく、パチリとウィンクをしてみせたのだった。 イエローハートの証明 ( 第5話:小さな手がかり(前編) ) 次の日の朝、一人でカオルちゃんのドーナツ・カフェを訪れたせつなは、開店準備をしている人物を見て、あ、と小さく声を上げた。 隼人が、片手に三脚ずつ、合計六脚の椅子を軽々と持ち上げて、カフェのセッティングをしている。そして、くるりとこちらを振り返ると同時に、笑顔で声を張り上げた。 「いらっしゃいませ!もうすぐ開店・・・って、なんだ、イースか。」 「なんだ、は無いでしょう?私だってドーナツ買いに来たんだから。それに、この町でその名前で呼ぶのは止めてって、何度も言ってるでしょ!」 隼人を軽く睨みながら、せつなが小声で文句を言う。 昨日の夕方、さぁ帰ろう、というときになって、隼人の宿泊先が問題になった。 ラブは、是非一緒に家に来て欲しいと誘ったのだが、公園のベンチで寝られれば十分だと、隼人は頑固に言い張った。それを見ていたカオルちゃんが、いつもの軽~い調子で隼人の肩を叩いたのだ。 「なぁ兄弟。せっかくだから、今夜は再会を祝して、男同士で一杯やろうや。そんでもってさ、ついでにこの車に泊まって、仕込みと開店準備、手伝ってくれない?」 驚いたことに、カオルちゃんのワゴンは内部に巧妙に折り畳まれたベッドを隠し持っていて、キャンピング・カーにもなる代物らしい。 大好きなドーナツ・ワゴンに泊まれるとあって、隼人はさっきまでの頑固さが嘘のように、目をキラキラさせてカオルちゃんの提案を受け入れたのだった。 そして、せつなの方は、これから祈里のお見舞いに行くところだった。ドーナツは、その手土産だ。 本当は三人で行きたいところだけれど、ナケワメーケの謎の手がかりも急いで探さなくてはならない。 そこで、お見舞いには一人が行こうということになったのだが、それならせつなが行くべきだ、せつなと久しぶりに会えたら、祈里は大喜びで具合も良くなるに決まってるからと、ラブと美希が強く主張した。 祈里のことが気になって仕方がないのは、三人とも一緒だろう。それを、一刻も早くせつなを祈里に会わせようという心遣いが嬉しくて、せつなは有り難く、二人の申し出を受けることにしたのだ。 不満そうに口を尖らせていたせつなが、改めて隼人の姿を見て、クスリと笑った。 「どうした。何か俺、おかしいか?」 「ううん。その格好、なかなか似合ってると思って。」 「ああ、これか!カオルちゃんが、予備を貸してくれたんだ。」 嬉しそうに胸を張る隼人が身に着けているのは、カオルちゃんがいつも着けているのと同じ、ドーナツが大きくプリントされたクリーム色のエプロンだ。と言っても隼人が身に着けると、何だか妙にエプロンが小さく見えてしまうのだが・・・。 「服装なんて、今まで気に留めたことなど無かったが、これを着けただけで、何だかいっぱしのドーナツ屋になった気がするから、不思議なもんだな。」 「良かったわね。四つ葉町で一番好きな場所で、お手伝い出来て。」 隼人の言葉に、せつなが少ししみじみとした口調になる。 「手伝いだけじゃないぞ。開店前の時間を使って、何とドーナツの作り方を教えてもらえることになったんだ!そうだ、イ・・・いや、せつな。さっき作った俺のドーナツ、試食するか?」 隼人が目を輝かせ、得意そうに身を乗り出したとき、ワゴンの中から、いつもの能天気な声が聞こえてきた。 「やめときな、お兄ちゃん。ま~だまだ、人様に食べて頂くようなレベルじゃないよ~ん。」 「あ・・・カオルちゃん、いや、師匠!すまん、つい・・・」 隼人が慌ててワゴンの方を振り返ってから、バツが悪そうに頭を掻く。そんな隼人にひとつ頷いて、カオルちゃんはニカッと笑った。 「開店準備までって約束だから、今日はもういいよ、ありがと。お嬢ちゃんは、ドーナツ買いに来たんだろ?何にするの?」 いつもと同じ、のほほんとしたカオルちゃんの顔。が、せつなには一瞬、それがダンスをしているときのミユキの顔に重なって見えたような気がした。 ☆ カオルちゃんに詰めてもらったドーナツの袋を抱えて、せつなは一人、クローバータウン・ストリートを歩く。 時折、顔見知りの商店街の人たちが、親しげに声をかけてくる。それに笑顔で答えながら、せつなは降り注ぐ春の日差しに、眩しげに目を細めた。 一年前――まだイースだった頃は、人々の笑顔が胸に痛くて、これは絶対者を持たない弱い人間たちが、ただ馴れ合って生きていくための仮面に過ぎないのだと、自分に言い聞かせていた。いや半分は、実際にそう思っていた。 でも、この町で暮らすようになって、少しずつ分かってきた。 この町の人たちは、互いを思いやり、支え合って生きている。それは単に馴れ合うことでなく、一緒に生きていく仲間として――喜びや悲しみを経験し、時には困難や不幸を乗り越えながら生きていく仲間として、互いに想いを届けるということ。その想いが嬉しくて、楽しくて、あったかいから、幸せを感じ、笑顔になれるのだということを。 (そのことを――これまでお互いに関心の無かったラビリンスの人たちに、どうやって伝えればいいのかしら・・・。) いつしか考え込みながら歩いていたせつなは、 「あら、せつなちゃんじゃない!」 聞き覚えのある柔らかな声に、驚いて顔を上げた。 目の前に立っていたのは、茶色のロングヘアに優しそうな目をした女性――。山吹尚子。祈里のお母さんだ。 「久しぶりね~。こっちに帰って来るって、美希ちゃんから聞いたわ。元気そうで良かった。」 「尚子おば様!今、ちょうどお宅に伺おうとしていたんです。あの、ブッキー、いえ、祈里さんは・・・。」 心配そうなせつなの言葉に、ブッキーでいいわよ、と微笑んで、尚子はそっと目を伏せた。 「一昨日から、熱を出しちゃってね。それはすぐに下がったんだけど、その後、部屋に籠ったきりなの。具合はもうそれほど悪くはないはずよ。だから、そろそろ出て来て欲しいんだけど。」 「部屋に籠ったきりって・・・何かあったんですか?」 尚子は小さく溜息を付くと、近くにあった喫茶店を指差して、ちょっとお茶していかない?と、せつなを誘った。 「犬に噛まれた?」 相変わらず穏やかに微笑みながら話される、ちっとも穏やかではない話に、せつなが目を見開く。 「それで、怪我は?大丈夫なんですか?」 「ええ、怪我は大したことないの。ただ、祈里には初めてと言っていい経験だったし、自分がよそ見をしていたせいだったってこともあって、よっぽどショックだったみたいね。その後、入院患者のケージにも近寄ろうとしなくなっちゃって・・・。あの子は小さい頃から動物と仲が良かったから、余計に落ち込んでいるのかもしれないけど。」 「そうですね。私は動物のことはよく分かりませんけど、ブッキーが犬に噛まれるなんて、想像できません。」 心配そうな面持ちのせつなに小さく微笑んで、尚子が紅茶をひと口啜る。 「でもね。実際、動物に噛まれることは、獣医にはよくあることなの。動物は言葉を喋れないから、自分の気持ちを説明したり、誤解を解いたりなんて出来ない。だから、獣医は動物たちとたくさん触れ合って、いろんな経験をしていく中で、彼らとの付き合い方を――寄り添い方を、学んでいくしかないの。 まあ、噛まれて成長する、なんてことは言わないけど、だからこんな失敗も、大切な経験。決して無駄とは言えないのよ。」 静かな語り口ながら、はっきりとした物言い。物腰の柔らかい、大人しい人だとばかり思っていた尚子の意外な一面を見た気がして、せつなは何だか新鮮な気持ちで、祈里によく似た大きな瞳を見つめる。 その目元には、うっすらとしたクマがあった。獣医の立場から冷静に語ってはいるけれど、やっぱり祈里のことが心配で、尚子自身も消耗しているのだろう。 せつなのそんな視線には気付かず、尚子は相変わらず穏やかな口調で話を続ける。 「人間だってそうよね。言葉は喋れても、自分の気持ちが上手く伝えられなくて、喧嘩したり、言い争ったり。でも、そうすることで近付けることだってあるでしょう?私にも、覚えがあるわ。」 「おば様が?おば様は、誰かと争うことなんて無さそうに見えるのに。」 せつなの言葉に、尚子がニコリと笑う。 「それこそ誤解よ。せつなちゃんこそ、誰かと喧嘩なんか、したことないんじゃない?」 「そっちの方こそ、大きな誤解です。」 大真面目に答えるせつなに、尚子が小さくふき出す。それをきっかけに、二人は顔を見合わせて、クスクスと笑った。 「祈里には、早く立ち直ってほしいんだけど・・・でも、「よくあること」だなんて、あの子には言えなくてね。獣医が患畜に噛まれること自体はよくあることでも、ひとつひとつの経験はみんな違うから、それを大事にしてほしいし。」 「経験は・・・みんな違う?」 自分に言い聞かせるような口調で語る尚子に、せつなが小首を傾げて問いかける。 「ええ。噛まれた状況も、動物の種類や性格や状態も、それから噛まれた本人の状態もね。 何でもそうだと思うけど、経験って、同じものなんてひとつも無いんじゃないかしら。だから、前回はこうだったから、なんて、簡単には言えないのよ。」 「じゃあ、例えばおば様や正先生のようにたくさん経験を積んだ人でも、ブッキーが経験したことの全ては分からないってことですか?」 思わず叫ぶようにそう言ってから、せつなはハッと我に返った。 「・・・ごめんなさい。私、凄く失礼なことを・・・」 「いいえ、そんなことないわ。」 尚子が優しくかぶりを振って、せつなの目を覗き込むように見つめる。 何かを真剣に伝えようとするときの、祈里の表情とそっくり――そう思った時、祈里よりもきびきびとした、でも同じくらい柔らかな声が、せつなの耳に届いた。 「確かに、私たちは獣医として多くの経験を積んでいるけれど、祈里が経験したこと、全てが分かるわけじゃないわ。私たちに出来るのは、自分の経験や、反省や、そこから学んだことを大事にして、出来るだけ正確に伝えること。その中から、自分の経験に合ったヒントを見つけるのは、祈里自身なのよ。」 尚子はそう言って、フッと小さく笑う。 「ごめんなさい。祈里に言いたいことを、あなたに聞いてもらったみたいで・・・。偉そうに言ってるけど、今言ったことは、私が最近、自分に言い聞かせていることなの。私は、あゆみさんやレミさんに比べて、どうも娘に甘いところがあってね・・・。でも、祈里は真剣に獣医の道を目指しているし、それに、もう小さな子供じゃないんだし、ってね。」 さっきと違う、少し照れ臭そうな笑顔で紅茶を飲む尚子を、せつなもさっきとは違う、少し潤んだ瞳で見つめる。 娘の友人である自分――この世界ではまだ子供の部類に入る自分を、一人前の大人のように扱って、心を開いて真剣に話をしてくれた――。その喜びが、せつなの胸を満たしている。そして、その話の中から、とても大切なことを教えられた気がした。 自分は、祈里のヒントになるようなものなんて、何も持ってはいない。でも、そんな自分にもできることがあるということは、祈里も含めた仲間たちに教わって知っている。 「ありがとうございます、おば様。私もブッキーのこと、精一杯応援します。」 明るくそう言い放つ少女に、尚子はにっこりと笑って、ありがとう、と頭を下げたのだった。 ☆ 買い物に行く途中だったという尚子と別れ、せつなは山吹動物病院に向かった。さっき尚子から聞いていた通り、今日は病院は休みで、シャッターが閉まったままだ。 病院の横手にある、病院の通用口 兼 母屋の玄関に向かおうとした時、病院の周りをうろうろしている一人と一匹に気付いて、せつなは足を止めた。 「タケシ君!ラッキー!」 「あっ、せつなおねえちゃん!帰って来たんだね!」 タケシ少年がそう叫ぶより早く、ラッキーが喜び勇んでせつなに飛びついた。 「それで、どうしてこんなところに居るの?タケシ君。」 ひとしきり再会を喜んだ後、せつなが、せわしなく尻尾を振るラッキーの首筋を撫でながら、不思議そうに問いかける。 タケシ少年は、うん・・・と小さく頷いてから、二日前に祈里と会った時のことを、せつなに話した。 「僕、なんで祈里おねえちゃんが僕たちから逃げたりしたのか、気になっちゃって。それで、ラッキーと昨日も病院に来たんだ。でも、昨日も今日も病院がお休みで・・・。 ねえ、せつなおねえちゃんは、祈里おねえちゃんに会った?祈里おねえちゃんが一体どうしちゃったのか、知ってる?」 途中から真剣な顔つきで何かを考えていたせつなは、今にも泣きそうな顔になったタケシ少年と、慌てて目を合わせた。 「私も本人とは会ってないけど、ブッキー、具合が悪いらしいの。」 「具合が悪いって、病気?」 「詳しいことは分からないわ。でも、一昨日熱が出たっておば様が言ってたから、タケシ君と会った時も、そうだったのかもしれないわね。」 「そっか・・・じゃあ祈里おねえちゃん、もしかしたら僕たちに病気を伝染したらいけないと思って、それで「来ないで」って言ったのかな。」 心配そうな、悲しそうな、それでいて少し嬉しそうな、何とも複雑な少年の顔。それをじっと見つめてから、せつなは悪戯っぽくニヤリと笑って、二階の一角を指差した。 「ねぇ、タケシ君。ブッキーの部屋は、あそこなの。ここから叫べば聞こえると思うから、三人で呼びかけてみない?」 「え・・・でも、あの部屋はカーテンが閉まってるし、祈里おねえちゃん、寝てるかもしれないよ?」 せつなは少し考えてから、目を閉じてじっと耳を澄ませる。やがて、せつなの鋭い聴覚が、一階を歩いているらしい、かすかな足音をとらえた。 「ああ、祈里。何か飲むか?」 ギシッと椅子が軋む音に続いて、正の声が聞こえる。それに対する祈里の返事は聞こえなかったが、その直後に、階段を上がっていく足音が確かに聞こえた。 やがて、二階の扉がバタンと閉まる。そこからきっかり三秒数えて、せつなは大きく息を吸い込んだ。 ☆ 階段を上りながら、祈里はため息をついていた。 昨日は結局、家から一歩も出ないばかりか、部屋からもほとんど出ずに過ごしてしまった。しかも、隣町の牧場へ行っていた両親の帰りが、父の予想に反して深夜になってしまったので、大半を独りで過ごしたと言ってもいい一日だった。 こんなことは、もしかしたら生まれて初めてのことかもしれない。今回のように両親が家を空けることは幼い頃からよくあったが、今までは、幼馴染のラブや美希、それに何より動物たちがいつも一緒だったのだから。 何をするでもなく、何かをする気も起きず、ただベッドの中で膝を抱えて、昨日からの悪夢をグルグルと頭の中で繰り返す――。 が、そんな祈里の目を覚まさせるようなニュースが、今朝になって飛び込んできた。 せつなが帰って来たというのだ。昨日、母の出がけに美希が知らせに来てくれたのだという。母は、急いで祈里に知らせようとしたのだが、彼女が眠っているようだったので、そのまま出かけてしまったらしい。 昨日、リンクルンに何度も着信があったのは、このためだったのだ。ひょっとしたら、せつなと連絡が取れたのかも・・・という程度にしか考えていなかったのだが、まさか本人が帰って来るだなんて。 ごめんね、と謝る母に、ううん、と首を横に振りながら、祈里は久しぶりに、心の奥からやる気が湧いてくるのを感じた。 (せつなちゃんに会いたい!) リンクルンに連絡することは、最初から頭に浮かばなかった。 会って顔が見たい。声が聞きたい。話がしたい。 そのためには――何とかこの状況から抜け出さなくては! あれから一日以上経っているし、シャワーも浴びてあんなに丁寧に洗ったのだから、もう大丈夫――それを確かめるために、まずは患畜のケージの前まで行ってみることにした。 だが、現実は・・・。 (やっぱり、また動物さんたちに嫌われるかと思ったら、わたし・・・。) ケージがあるスペースへと続く母屋の扉を、どうしても開けることができない。動物たちの怯えた目を、威嚇する声を思い出すと、足が前に進まないのだ。 しばらく扉の前に立ち尽くしてから、祈里はまたのろのろと、自分の部屋へと歩き出した。 「ああ、祈里。何か飲むか?」 久しぶりの休みで新聞を読んでいた父が、そう声をかけてくる。祈里は何とか笑顔を作ると、小さくかぶりを振って、部屋を出た。 階段を上りながら、思わずため息が出る。 (ダメね、こんなんじゃ・・・。) このまま自分の部屋に閉じ籠っていても何も始まらないのは、昨日一日でよく分かっている。 ならば、何か自分に出来ることから――そうだ、まずはリンクルンのメールをちゃんと確認しよう。そう思いながら、自分の部屋に戻って扉を閉め、机に歩み寄ろうとした、その時。 「ブッキー!」 窓の外から聞こえてきた声に、祈里は大きく目を見開いた。 聞き間違えるはずがない。この声は――。 「せつな・・・ちゃん?」 気が付いたら窓を開けていた。見下ろすと、病院の夜間通用口の前に、懐かしい親友の姿がある。 「せつなちゃん!」 窓から身を乗り出してそう叫んだ時、彼女の隣にいる人物に気付いて、祈里の動きはそこで止まった。 「タケシ君・・・。ラッキー・・・。」 一瞬、祈里の脳裏に、一昨日の光景が蘇る。タケシ君の戸惑った顔。そして、そんな飼い主を庇うように立ちはだかり、歯をむき出して唸り声を上げていたラッキーの姿が。 だが。 ――ワン!ワン!ワン! 高らかな犬の吠え声が、祈里の悪夢を吹き飛ばした。ハッハッとせわしない息を吐きながら、ラッキーがこちらを見上げて、その尾を千切れんばかりに振っている。 キルンがいなくても、ラッキーが自分の顔を見て喜んでくれていることがひと目で分かる。そしてその隣で、タケシ少年も笑顔で手を振っていた。 「祈里おねえちゃーん!もう、熱は下がったの?早く元気になって、また遊ぼうね~!」 「タケシ君、ラッキー・・・ありがとう!」 涙声で、ようやくそれだけ言えた。元気よく手を振って去っていく一人と一匹を見送ってから、せつなが優しい眼差しを祈里に向ける。 「ブッキー、お見舞いに来たわ。でも、まずは先客の二人に会わせなきゃと思って。お邪魔してもいい?」 「もちろん!」 祈里は、久しぶりに満面の笑顔で頷くと、さっきとは違って軽快に階段を駆け下りた。 「じゃあ、動物さんたちがわたしに怯えていたのも、そのダイヤの力のせいかもしれないってこと?」 驚いたような顔で問いかける祈里に、せつなは伏し目がちに、ええ、と答える。 タケシ少年の話を聞いて、少し違和感は覚えたものの、まさかそんなことになっているなんて思ってもいなかった。祈里の苦しみを想像すると、胸がギュッと締め付けられるような気がする。 「ごめんなさい。ブッキーが熱を出したのも、もしかしたら・・・」 「なんでせつなちゃんが謝るのよ。どっちかって言うと、お礼を言わなきゃいけないのは、わたしの方だよ?」 祈里は、少しおどけた調子でせつなの言葉を遮ると、右手をそっと、せつなの肩に置いた。 せつながお見舞いに持って来たドーナツを真ん中に、二人は祈里の部屋で向かい合っていた。と言っても、二人とも真剣に話し込んでいて、ドーナツにはまるで手を付けてはいなかったが。 「その、ナケワメーケの元になった瓶に、コアの力が残っていたのかもしれないわ。ブッキー、それに触ったのは、あの工事現場なのよね?」 せつなの問いに、今度は祈里がコクリと頷く。 「でも、私たちが行ったときには、もうその瓶は無かった・・・。現場も片付けられていたようだから、誰かが捨ててしまったのかもしれないけど・・・。」 「もし、誰か持って行った人がいるのなら、その人が事件の関係者ってことよね。」 祈里がそう呟いて、じっと考え込む。 「どうしたの?ブッキー。」 「あ、ううん。あの香水瓶に、小さな模様が付いていたんだけど、わたし、それをどこかで見たことがある気がして・・・。」 「模様?」 「うん。えっと、こんなの・・・かな。」 祈里が紙を取り出して、記憶を頼りにそれを描いてみせる。だが、その模様はせつなには見覚えが無いものだった。 気を取り直して、せつなが祈里に、昨日現場で起こったことを詳しく話す。その途中で、祈里が、あ、と声を上げた。 「もしかして・・・。」 飛びつくように勉強机に駆け寄り、そこに立っている手紙の束を手に取って、何やらごそごそと探し始める。やがて目的のものを探し当てたらしい祈里が、やっぱり・・・と呟いた時、ふいにせつなのリンクルンが鳴り出した。 「ラブからだわ。」 電話に出たせつなの表情が、一層真剣なものに変わる。短い受け答えの後に電話を切ったせつなは、その真剣な表情のままで、祈里の顔を見つめた。 「サウラーが、ナケワメーケの画像の中に何か新しい手がかりを見つけたらしいの。今こちらに向かってるから、みんなで四つ葉町公園に集合しようって。」 「わかった。行くわ。」 いつになくきっぱりとした祈里の声に、せつなが少し驚いたように、目をパチパチさせる。 「もう・・・大丈夫なの?」 「わからない。でも、わたしももう、こうしているのはイヤなの。 せつなちゃん、先に下りてて。すぐ支度するわ。」 「わかった。」 やがて、山吹動物病院の通用口から、二人の少女が飛び出した。腰にお揃いの白い携帯電話のケースを付け、肩を並べて一目散に走っていく。 悪戯な春の風が土埃を巻き上げて、二人の後を追いかけてくる。少女たちの瞳はしっかりと前を見据えて、何かに挑むように、そして心なしか嬉しそうに、キラキラと輝いていた。 ~第5話・終~ 小さな手がかり(後編)へ
https://w.atwiki.jp/bankett/pages/302.html
《大平原の小さな胸“リナ・インバース”》 魔法使い/女 ●●●5/5 攻撃力 5/耐久力 5 [[イラストレーター]]:松乃かねる このキャラクターが場に出たとき、このキャラクター以外のすべての キャラクターに3点のダメージを与える。このキャラクターが場から離れたとき、 全てのキャラクターに3点のダメージを与える。 すべての食料を食いつくし、懐が寂しくなれば盗賊をいぢめる。 それが彼女の処世術であり生きる道だ。胸が小さくても気にしない!! ・考察etc ここに記入する予定です。
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/5015.html
14 :名無しの心子知らず:2010/03/19(金) 00 50 41 ID nTuCxV5N スケールが小さいとはいえ、盗みは盗みなので。 子供の落書き用にミスコピー紙の余白部分や裏の白いチラシを 箱に入れてとってあり、友人達の子供を家に呼ぶたび枚数が減っている。 もちろんそれは子供たちが絵を描いたりして遊んでいるからで、 微笑ましく思っていたが つい先週恐ろしいことが起こった。 我が家に遊びに来ていた子供を迎えに来た友人Aを見送っていると、 彼女のセーターの裾から大量の紙切れが舞い落ちた。 拾い上げてみると、どう見ても箱に入れていたミスコピー紙。 (そのときのミスコピー紙は一部に「インクの跳ね」があったので 一目瞭然だった) 何でそれを持ち帰ろうとしていたのか、と尋ねてみたところ 「(Aの子供ではなくA自身が)趣味の色鉛筆画の練習用紙に使いたいから」 だそうで、そのためにわざとチラシではなく(色鉛筆のノリのよい) ミスコピー紙ばかりをより分けて失敬したらしい。 どうせミスコピー紙なのだから、言えば快くあげたのに無断で ごっそり持っていくのはダメだろう。 15 :名無しの心子知らず:2010/03/19(金) 00 56 31 ID Ngr965A2 つーか、これを理由にCOコースじゃね? 16 :名無しの心子知らず:2010/03/19(金) 01 02 03 ID IpelJBu4 14 バレても全然反省無しなのか… 19 :名無しの心子知らず:2010/03/19(金) 01 32 13 ID HaX4znHc スケールが小さいとはいえ、反省のない人間は同じことを繰り返す。 そして気付かれなければそのスケールは大きくなっていくだけ。 このタイミングで切れるいいきっかけになったね。 20 :名無しの心子知らず:2010/03/19(金) 01 44 47 ID Dz3T0w0J うわぁ…反省なしそう… でも、スケールの小さいうちに発覚してよかったね。 親が平気で盗みをするみたいだから、子供もそのうち そうならないとも限らないし…。 次のお話→23
https://w.atwiki.jp/umekonbucha/pages/35.html
意識調査 皆はどう思ってるの? このページを編集するにはログインする必要があります。 調査1 キャラが小さい格闘ゲームは面白くない? 選択肢 投票数 投票 面白くない 21 どちらかと言えば面白くない 15 面白いゲームは面白い 49 小さいと逆に萌える 2 格闘ツクールは何やってもダメ 2 調査2 絵が下手な格闘ゲームは面白くない? 選択肢 投票数 投票 面白くない 35 どちらかと言えば面白くない 12 面白いゲームは面白い 37 下手だと逆に萌える 6 格闘ツクールは何やってもダメ 2 調査3 アニメ枚数は多い方が良い? 選択肢 投票数 投票 多ければ多いほど良い 15 多い方が良い 19 わかりやすければ少なくても良い 45 少なすぎると逆に萌える 0 格闘ツクールは何やってもダメ 2
https://w.atwiki.jp/icfcjpn/pages/18.html
変換 ダイアログは右脳的発想の場であり、外へ生み出していくものである。一方で企業は事前に設計をし定量的な評価をすることが多い。このためダイアログの良さを一般企業には伝わり難いことが多い。 一つにはそれぞれの価値観が違うためであり、企業が求める価値に変換して伝える必要がある。企業にとってのメリットを明示化し、対話の良さをロジックに落とし込むことが望ましい。企業運営と対話的要素の両者特徴を把握している人が変換することにより、相乗効果を生み出す仕組みづくりが必要である。 生活者という共通的な視点を持つことも一つのやり方である。また、雑談からアイデアが生まれることも多くあり、遊び部分の必要性を学術的な根拠を添えて伝えることも効果的である。 手法 企業が理解するために、手法を考える必要がある。既存企業のたとえに落とし込んだり、ビジネス全体の中での役割定義などを示すことが有効である。タバコ部屋での対話が重要であったことを引き合いに出すなど、具体的な事例に落とし込む必要がある。 対話はプロセス手法であり、それ自体で何かを生み出すものではない。元々持っていたアイデアや考えを引き出すツールである。ファシリテーション手法として認知度を高めることも良い。 定量化 企業にとっての一番の物差しは定量評価である。ダイアログによるメリットを様々な指標にて効果提示することは有効である。また、企業では多くの課題を抱えており、それらの課題解決の手法として提示することも価値がある。多くの事例、具体的な実例を列挙し、成果として示すことが重要である。 一番効果的なことはビジネス、すなわち利益をもたらすことであるが、それ以外でも知り合い数の増加度合いや教育プログラムの回数を削減できるなど、既存の企業活動に組み入れることによる効果を定量的に提示することが大切である。 普遍性 対話の様な活動は新たに何かを生み出したりイノベーションを起こすことを得意とする。しかしながら、企業活動においては全て変わることが望ましいわけではなく、普遍的なものも残していく必要がある。 変化を生み出す際に、変化が必要なところと普遍的にあり続ける部分があるという認識が必要である。どの程度の変化を生み出すことが必要なのか、変化/普遍比率を考えて、行動する必要がある。 多様性 グローバル化が進む中、企業は多様性を求めている。ダイアログはまさに多様性を感じ取るための有効な手段でり、その特長をストレートに届けることも必要である。とかく、企業社会においては「やらされ感」が多いから意見を出さない。積極的に個の意見を出し合うことは、企業が求めている姿でもある。自主性を重んじ、草の根的な活動を示し続ける。今の社会、ゴールには果てが無く、その歩みとしてのダイアログの必要性を唱える。 新規発想 成熟社会においては、ビジネスにおいて新たな価値創造が必要である。人の感覚を重んじ直感的に良いものを示しだすことは企業も求めている。フリーのビジネスモデルといった新しい価値観の創出もダイアログでは起こり得る。また、継続するには人々が好奇心を持ち続ける必要があり、スタート時点では何が起きるか分からないダイアログが、その役割を担う可能性が高い。 ダイレクトに 時にはダイレクトに伝えることも大切である。素直に話をし、ダイアログにおける自分の感じた価値を語ることも重要である。ズレを提供することにより、新しい視座を与えることができ、それが企業側が考えるきっかけとなる可能性がある。 前のページ トップページ ■
https://w.atwiki.jp/kagerou/pages/80.html
< 勾玉の位置は分からないよ! 取得条件 ステージ内より取得 概要 使用すると綺麗な鈴の音が鳴り、白い光の球体が出現 祭壇への最短ルートを案内してくれる 速度は主人公の通常時の歩きと等速 敵が居たり鍵がかかっている扉も平気で通っていくため 周囲の地形によっては追いつけなくなってしまう 出す際には少し注意が必要だ よく「勾玉の位置を教えてくれる」と勘違いされているが 勾玉がステージ内に大量に設置してあるため、行く先々に 勾玉とバッタリ出会うだけである 小ネタ 霊魂の淵叢ステージにて、ゴール前が水門のエリアの際 水門の奥の道しか祭壇に進むルートがないため 小さな鈴が裏手の壁にスタックして進まなくなる バグとも仕様とも取れない偶然の産物である ちなみにこの場合憎悪を振りまく影や彷徨う魂も水門に阻まれ うるさいだけのステージになる
https://w.atwiki.jp/etrobocon_pattern/pages/40.html
状況 全てのモデル図が完成して、最終的にモデルを提出する段階に入っているとき 問題 最後はすべてのモデルをまとめて提出するのだがモデル以外にも、説明の単語の定義や第三の目から見て理解しやすいものになっているか、開発者自身には分からない フォース モデルが完成している 第三の目を利用できる 評価されているモデルが存在する 解決策 提出するモデルを以下の内容に重視して第三の目にみてもらう。 単語の意味 単語の定義 モデルの配置 項目に対しての図が正しいか などの点である。また、毎年おなじみのコーディネート方法があり、 学ぶは真似ぶを行って例年のレイアウト方法をきちんと把握する必要がある。 レイアウトはセンスを要するのでレイアウトに長けた人が居ると尚よい。 事例 2012年度のモデルワークショップにて、 煌びやかなモデルが多い チカチカして見にくい 字が小さすぎる モデルが小さい などの意見がでた。
https://w.atwiki.jp/pardei_lustalie/pages/26.html
連合帝国内務省鉄道庁の説明と歴史 説明 ユミル・イドゥアム連合帝国内務省鉄道庁が管理する地上交通として運用される鉄道について。 共立公暦1000年時点で本線級の路線は約1200路線あるが、簡易軌道や鉱山路線を含めると約85300路線存在する。 レール幅は高速鉄道用の3000㎜、本線用の1500㎜、簡易鉄道用の1000㎜がある。 歴史 宇宙新暦1511年イドラム1世が帝国鉄道庁を設立、内務省の一部門としてレシェドルティとジャゴラスの間に鉄道を敷いて運用させた これが連合帝国における鉄道運用の始まりである 当初はレール幅1500㎜で現在の在来線規格となっている 惑星フォフトレネヒトや惑星ヘズレルでも1623年ぐらいに連合帝国と共同で鉄道が開通する、この路線は現在でも帝国鉄道庁の路線として運用されているが、フォフトレネヒトで開通したのは地下鉄だった フォフトレネヒトの地下鉄は建設費を削減する目的で小型車体を採用し、現在連合帝国鉄道庁地下鉄道整備局の標準型となる 2110年魔導機関船が無動力の客船を連結牽引し星系間の運行を始めた、これが航宙軌道の始まりだが この航宙軌道の運用権を巡り内務省と外務省が争い始めた 結果的に他国に接続する国際交通機関である航宙軌道は外務省の担当になり鉄道庁の管轄では無くなった 2250年スクルシ王国に経済支援の一環として鉄道を建設、身長が小さいスクルニ用に地下鉄用の小型車体を採用、木々の発育を阻害しないよう全線高架鉄道として建設される 2300年以降は戦時体制が発動され終戦まで新規の旅客鉄道は建設されなかった。代わりに貨物鉄道と軍用鉄道が138億路線建設されたが、そのうち18億路線は貧弱な軌道であり大半が戦時中に破壊された 4700年、停戦条約締結から1年後に鉄道庁は旅客運用を大々的に開始したが 戦時中に破壊された路線や列車が多く、更にかろうじて残った120億の路線用の旅客列車を用意出来ず慢性的な車両不足に悩まされていた 4761年に発生した惑星統括AIによる暴走に巻き込まれて3億本もの路線になんらかの被害が発生、うち56000の路線は復旧困難な状態になり廃線になる 4801年、帝国政府による混乱の終息宣言があったが鉄道庁は被害が甚大で急いで復旧にあたる 4960年、混乱がようやく収まって来たため更に大規格の、列車を計画レシェドルティ〜ジャゴラスに線路幅7メートル、車高11メートルの巨大列車を走らせる 以後幾つかの路線で採用し鉄道庁高速鉄道整備局が運行を担当した 4993年、首都星フォフトレネヒトの帝都カーマフォルトでイドラム3世となるトローネの誕生パレードがあり、鉄道庁もこの日のために制作した新型皇室列車を運用 以降トローネの国内視察に使われる
https://w.atwiki.jp/torco/pages/15.html
■目次 ウェステックエナジー株式会社電凸(再)結果(2009.08.28) ←New! 産経新聞担当者様からの電話(2009.05.21) ←New! ウェステックエナジー株式会社電凸結果(2009.05.20) ウェステックエナジー株式会社電凸結果(2009.03.17) ウェステックエナジー株式会社(参考)トルコ建国の父像横倒し 柏崎の文化村跡地 あらすじ年表によれば、ウェステックは現在柏崎市に対して訴訟を起しているところ。 ウェステックエナジー株式会社電凸(再)結果(2009.08.28) ←New! 241 名前:串本町”代表”電話 ◆JPEE6i/ork[] 投稿日:2009/08/28(金) 20 22 42.07 ID 3pvAwD.0 お伝えします。 先日、有志のヘタリアさんよりアポイントの[[結果報告]]をして頂きました。 結果としては、受付から広報の事務方さんまでは電話をつないでいただけましたが、 銅像の活用予定までは教えていただけませんでした。 得られた情報は、 ・銅像の今後については社長がお決めになるため、事務員でお答えできるものはいない ・社長のスタンスも、社員ではなく弁護士にお任せしている ・ウェステックエナジー社の社長様次第でもある とのことです。 同時に、銅像を保管いただいているお礼もして頂けたそうです。 今まで私が電話問い合わせした時は、受付の従業員様までしか繋いでもらえなかったので、今回もまた一歩前進したと言えます。 銅像の命運を握る社長様にもきっと今回の話が届いています。 良い方向に進むことを期待しております。 有志のヘタリアさん、大変お忙しい中協力して頂いてありがとうございました。 問題解決に向けて精一杯頑張っていきますので、今後ともどうぞご協力を宜しくお願い申し上げます。 253 名前:有志のヘタリア ◆AiWCtkiyjU[] 投稿日:2009/09/15(火) 01 22 08.69 ID 58T7UOE0 串本町”代表”電話様、有志の紙芝居作家様、 私事ですが、スレでの報告が遅くなりましてすいません。 何とか1歩でも進んで、解決の手がかりを得られればと思いましたが、 串本町”代表”電話様書き込みの通り、ほぼ現状確認となりました。 ・銅像の今後については社長がお決めになるため、任せられた部署・社員はいない。 (事務員でお答えできるものはいない) ・社長のスタンスも、社員ではなく弁護士にお任せしている。 というものです。 力不足ですいません、しばらく状況を見守るしかなさそうです。 (良いニュースとしては、柏崎トルコ友好協会様が5年ぶりに活動を再開されました。) 産経新聞担当者様からの電話(2009.05.21) ←New! 984 名前:串本町”代表”電話 ◆JPEE6i/ork[] 投稿日:2009/05/21(木) 21 55 49.64 ID 72dUHP20 遅くなりました。報告します。 本日1231に、産経新聞の担当者様から電話がありまして、銅像等の現状を教えて頂きました。 まず、銅像は再建されてはおらず、これまで通り施設屋内にて保管されているそうです。 担当者様が弁護士様と連絡を取って頂けたおかげで、この情報を手に入れる事が出来ました。 担当者様と弁護士様にはこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 このほかにもウェステックエナジー社側の主張もお教え頂けました。 まず、柏崎市の要求する銅像の無償譲渡(返還)に応じる準備はあるが、それには一つ条件があり、 それは『施設と銅像を一緒に売却したことを謝罪すること』だそうです。 これは昨年の市長選前から主張していたことで、選挙前は不利になることを恐れ謝罪してこないだろうと考えていて、 再選が決まればすぐに謝罪してくれると期待していたそうです。しかしそれも実現しないまま。 そして、確か以前にもウェステックエナジー社側から発言があったと思いますが、 『とにかく早くこの裁判を終わらせたい。』だそうです。 ウェステックエナジー株式会社電凸結果(2009.05.20) 981 名前:串本町”代表”電話 ◆JPEE6i/ork[] 投稿日:2009/05/20(水) 22 20 53.49 ID f1jmgtI0 遅くなりました。報告します。 本日1039にウェステックエナジーに電話して銅像の現状をお聞きしたところ、 『担当に直接聞いてくれ』とのことで担当弁護士事務所のお名前と電話番号を教えて頂きました。 続いてそこへ電話したところ、出たのは事務員と思われる方で、弁護士様本人は裁判で外出中だとのこと。 当団体、私の名前、電話番号、事の顛末、銅像の現状を教えて欲しいという事を伝えて、会話は終了しました。 以来、返答の電話はまだありません。 お教え頂いた法律事務所は実在することをインターネット検索で確認を取ったのですが、 メールアドレスはどこにも書いていないようで…。 引き続き担当の弁護士様からの連絡を待ちつつ、産経新聞社の担当者様にもメールして、 何か新たな情報があるか教えて頂けるようお願いしてみます。 ウェステックエナジー株式会社電凸結果(2009.03.17) 262 名前:串本町”代表”電話 ◆JPEE6i/ork[] 投稿日:2009/03/17(火) 19 45 36.45 ID BAtOgko0 報告します。 仕事の合間を縫って、遂にウェステックエナジーに電話しました。 ・ウェステックエナジーとしては全て弁護士に任せているので何も答える事は出来ない ・私(電話対応係)自身も何も知らないので答えられない これだけです。 物凄い早口で一方的に切られました。通話時間は僅か90秒。 腹が立たなかったと言えば嘘になりますが、向こうにしてみれば裁判中だし仕方のないことですかね。 しかしこちらから一言だけ、『我々からすれば銅像を元に戻してくれるだけで十分』と伝えておきました。 そしてその発言に少し驚いているような返事をしていました。 彼らの良心に期待しましょう。 ウェステックエナジー株式会社 http //www.wastec.co.jp/wastec.html 主な事業内容 ・ホテルブライダル事業企画運営 ・資源再生事業 ・ホームサービス事業 ・各自治体委託廃棄物処理 ・環境関連機器設計施工販売 ・プラスチック製品成形加工 ・環境分析及び作業環境測定業務 ・各リサイクル製品製造施工販売 (参考)トルコ建国の父像横倒し 柏崎の文化村跡地 http //sankei.jp.msn.com/life/trend/070930/trd0709301643010-n1.htm 飛田尚芳社長は「いつまでもトルコのことを言われるのは正直、迷惑な話。市が移転するなど至急対処してほしい」 と市長あてに通告書を突きつけたが、会田洋市長は「想定外。市の物ではないので、市が補修したり買い取る ことはない」との対応に終始している。
https://w.atwiki.jp/sohomon/pages/26.html
企業は開発生産組合の集合体、ブランドはそのうちの有力な組合 出雲産業座 本拠:IZUMO 教譜:神道 主製品:航空艦・衣食住・通神など何でも 新進気鋭 神州全域に展開、杵築神社が構築、天鳥舟などの再現により航空艦技術が発達 出雲産業座 IZUMOの母体、神道と航空産業が主、武蔵を建造 IZUMO メインブランド、神道ネットワークでいろいろ展開 白砂台座 神社系ブランドの子企業組合、別社化、本社は旧IZUMOの地、真面目 備前 BIZEN、鉄工関係、賢鉱石 INARIFOX 稲荷系開発部、マウス 出雲通神 プロバイダ、天津神派通神網も一任 MINO 武神関連 猛者バーガー ハンバーガー 献堂 本拠:富士山 教譜:仏道 質素堅実、各派有志集合のため活動的、白砂台座と連動 KENDO 献堂のブランド? 範鋼 本拠:清 教譜:輪廻道 主製品:衣食住に騎馬製品 国営、薄利多売、円形大好き、やや荒いが値段でカバー 業運 (サダル) 本拠:P.A.Oda 教譜:唯協 国営、品質いまいち、大型物は少ない、ムラサイネットワークで通神管理 大属の芸術 (ArchsArt) 本拠:英国 教譜:英国恊 主製品:術式、家財や日用品 国営、貴族的上品or庶民的質素、IZUMOと連動 露西亜国営産業所 本拠:上越露西亜(国営) 教譜:聖協 主製品:開拓、農作業、武具類 頑丈重量級、最低限で最大限の効果、寒冷地仕様 黒金侍 (アイゼンリッター) 本拠:M.H.R.R. 教譜:改派 主製品:鉄鋼製品 品質重視、質実剛健、黒とか大好きです 神聖騎士団鉄工会 (H.R.R.M.) 本拠:M.H.R.R. 教譜:旧派 主製品:鉄鋼製品 国営、大量生産、手堅い、白とか大好きです 見下し魔山 (EDELBrocken) 本拠:M.H.R.R. 主製品:魔術品 通神販売、白黒いけます、女性向、巨大な浮上山岳 機械仕掛けの明星 (フィーノ・アルバ) 本拠:K.P.A.Italia 教譜:旧派 主製品:旋条式動力転換システム 国営、小規模ながら広い展開、開発は他に任せ生産と販売 女神万歳 (エウロパ) 本拠:六護式仏蘭西 教譜:仏式旧派 文化面展開、王権と共同経営、組織同盟 清らか大市 (サン・メルカド) 本拠:三征西班牙 雑多、商人中心、K.P.A.Italiaと密接 旧派救羊会 (C.A.S.) 清らか大市のブランド一つ 堺屋 本拠:堺 物知り魔女 (ウームヌイヴェージマ) 本拠:上越露西亜 術式工房 呉造神船企業座 本拠:呉 航空産業 コメント すべてのコメントを見る