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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (棒.jpg) 名前:棒人間 通称: 棒人間 よく使われるタグ: 歌のお姉さん 声の特徴: はっきりした発音、可愛らしい声と凛々しい声を織り交ぜる 作品の特徴・傾向 棒人間アニメ(うp主が描く棒人間)が人気。「ぼくらの」OPを手描きで作成&アンインストールを歌ったりしている。 遊戯王をテーマにした替え歌(マイクのためか音に難アリ)が多かったが、最近はボカロオリジナルや普通のアニソン中心。 人物・その他の特徴 当初は特に名乗っていなかったが上記の棒人間アニメがインパクト大だったため、いつしかそのままうp主の名が「棒人間」となってしまっていた。 ほとんどの動画に「ごめん」「ごめんなさい」「ゴメン」というコメントを書く極端な低姿勢。 インセクター羽蛾の声マネはガチで上手い。 「ワールドイズマイン」を歌ってみた(ver.棒人間) ★mp3うp★は投稿から4日で再生数6万超えを記録する大ヒット。 動画 公開マイリスト Pick UP 【歌ってみた】遊戯王キャラで組曲『ニコニコ動画』 【歌ってみた】棒人間のアンインストール 「ワールドイズマイン」を歌ってみた(ver.棒人間) ★mp3うp★ 「星間飛行」を歌ってみた(ver.棒人間) 関連動画(合わせてみた等) コラボ 【東方】秋想い、歌ってみた@棒人間さんとカオル ※カオル(月の側面)とのコラボ 合唱 合唱 蒼穹のファフナー 「Shangri-La」 with Bonus Track ※権利者削除 編集業務連絡 名前 コメント
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___ x┬ .、___ _ -=≦{_ノ ´ ̄ \ \  ̄≧=- _ x≦// /{. _,. -=ァ‐- 、 ヽ l\ `ヽ \ / / / i ハ. /⌒  ̄ ヽ / | ヽ _\ /⌒ / / ,' ___l _У n \r一' _;レ'⌒V´ V '⌒ヽ /'⌒V´ / //// l | | l |l l∧__厂ハ レ_/___|_」 |_|_|_|l__Lハ __ ∧ `|l lrrミ ,ィfテォ'`V{ l}\ ∧ |l lド- } ┴'^ l_レ' \\ ', |l 八 ヽ / | l l l \\ ∨l_ \'こ´ イ l ',l| l l | \\ n_/ / /ヽ.ヽ< l >-─- 、 \\ , '´l / /_/ /〕 、__ l / / ∨ \\ / |_/ | ∧\ }\ \\ -, ; { |_/ ヽ. \ ヽ |ヽ \ \\. ,xく__/ .i | | \\、 , ヽ|/__ ( ̄\ \\ / } '. ! ! \\ヽi \__)__ヽ__入ヽ\\ , ' / ∧__,l ' \\ ∨__){ ハ ' ,\\. / / // / | ‘,ΤTヽ. \\ ノヽ__)V ∧ ', l\} / / ; (_/ / ; Vl_/し'∧ ト、ハ ∧__ノ l } ∧ i |l l| / / / / i (_/l ,| ハ ハ ,' Vハ. / j | | l l l ∧l| |l l|. / // /| /| l __し' l |、 | _,ノ、 Vハ/ /l |_Ll/ | l ∧」j__l| ,.. ' / / / l{ ∨ハ x≦ ヽ. / ` T´ ̄V⌒ヽー| l |´ ̄  ̄ , ' /| |∨∧ ` モリガン(出展:ヴァンパイアシリーズ原作:ウナギ・バンラー) □プロフィール(暫定) ドクターウェストの作った、人造人間の女性 様々な人外の細胞をごちゃ混ぜにしたら、なぜかサキュバスになった ただ、夢の中に入るとその姿は・・・ □キャラ情報 ドクターウェストによって作られた人造人間 エロイ格好でいるとウェストに怒られるらしい(14スレ297)
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現在では、すべての生物は細胞から構成されていることは明らかだが、 歴史的に見ればもちろん、そのことがあたりまえではなかった時期もある。 「生物の構造と機能の単位は細胞である」という説を細胞説と呼ぶ。 関連:細胞説と生物学史
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登録日:2023/12/01 Fri 10 26 33 更新日:2024/04/18 Thu 16 56 23NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アンデッド←ではない トライアルD トライアルシリーズ フランケンシュタインの人造人間 ライダー怪人 不死身←ではない 仮面ライダー 仮面ライダー剣 厄介 封印不可能 平成ライダー 広瀬義人 強豪 怪人 改造実験体 神出鬼没 穴井勇輝 雷属性 電気属性 これが剣崎の潜在能力… だが私はブレイドに、負けない… トライアルDとは、『仮面ライダー剣』に登場する改造実験体・トライアルシリーズの一体。 データ 身長 222cm 体重 117kg 種族 改造実験体 特色・力 身体の液状化 クリーチャーデザイン 韮沢靖 声 穴井勇輝 初登場回 『剣』31話「53番目の存在」 概要 広瀬義人によってアンデッドの細胞と人間のデータから開発された改造実験体・トライアルシリーズの一体にして、劇中で初めて登場した個体。 普段は広瀬の研究所の一室にある紫色の格納庫に格納されており、広瀬の指示で動き出す。 広瀬からは剣崎を"許されない存在"と刷り込まれており、ジョーカーに近づきつつある彼を安全に捕獲することが使命である。 戦闘では右腕から電撃を放って攻撃し、全身に張り巡らされたコードから対象を目掛けて搦め取ることも可能なほか、体を液状化する能力も持ち、どんな場所にも入り込めるのみならずすぐさま撤退する芸当も見せた。 また、アンデッドではないためアンデッドサーチャーで居場所を特定することが出来ない神出鬼没の存在な上に、腹部のバックルが大ダメージで開いたとしても封印することが出来ず、ブランクを投げつけてもすぐに活動を再開してしまう。 仮面ライダーブレイド(通常形態)が上級アンデッドを含めた多くのアンデッドに対して決まり手として多用してきたライトニングソニック・仮面ライダーカリスのトルネードチェイサーとも互角の威力を持つサンダースペイダーではバックルが開くだけに留まっている。 活動を停止させるにはブレイドの最強フォーム・キングフォームの必殺技、ロイヤルストレートフラッシュのような強力な一撃を与えて消滅させるしかない。 劇中での活躍 白井邸でキング/コーカサスビートルアンデッド及びスカラベアンデッドに拉致された相川始の行方を探していた剣崎一真の前に突如出現。 アンデッドサーチャーに反応がなかったため違和感を抱きながらも剣崎はブレイドに変身、戦闘を優位に進めてライトニングソニックを放ち、バックルが開いたことに伴いコモンブランクを投げつけたがアンデッドではないため封印出来ず、ブランクを吸収され、活動を再開してしまう。 決め手を欠いていた中でギャレンが駆けつけ、ギャレンラウザーの射撃を受けたところで「ギャレン…お前ではない。」と言い放ち液状化して姿を消す。 その後、橘は広瀬栞の父でこれまで行方不明となっていた広瀬義人と再会し、広瀬から剣崎が危険な状態に近づきつつあるため彼がジョーカーになる前に捕えるという目的を明かされ、トライアルDと協力するよう要請されている。 始の処遇を巡るジャックフォーム同士の戦いの後(項目冒頭の広瀬とのやり取りはギャレンに勝利したブレイドに対するもの)、広瀬はキングに敗れた剣崎の元にトライアルDを向かわせる。 再び戦闘に発展、サンダースぺイダーを喰らってバックルが開いてもやはり封印出来ず、反撃して変身解除へと追い込む。 虎太郎と栞が車で駆けつけたことにより剣崎は難を逃れられたと思いきや、トライアルDは車にもしがみつく執念深さを見せ、降車して逃げた先にいた橘と出会うも、戦ってはならないことを告げられてしまう。 ここまでの騒動を振り返って自分のせいで周りの人々が傷つくと考えた剣崎は白井邸を去ってしまい、単独行動するようになっていたが、市街地で居もしないトライアルDの幻覚を見るほど精神的に追い詰められていた。 だが再会した栞に1人で戦っているのではない、と励まされ、栞と虎太郎の協力によりキングの居場所を掴み3度目の対決を挑んで封印することに成功し、スペードスートのプライムベスタ13枚を揃えるのだった。 そして息つく間もなくブレイドを急襲、2度も苦汁を味わった相手に対し、ブレイドは先の戦いで入手した♠K・EVOLUTIONを使用しようとする。 封印間際の「気を付けなよ。レンゲルの様に封印したつもりで、ボクに支配されないようにね……。」というキングの忠告めいた台詞に躊躇いつつもカードをラウズし、激痛に襲われながらもカテゴリーKどころか剣崎自身の凄まじい融合係数によりスペードスートのアンデッド13体の力を秘める最強フォーム・キングフォームへと強化変身を遂げる。 キングフォームの強さは凄まじく、右手のライオンアンデッドのアンデッドクレストが光り輝くとパンチ一発で吹き飛ばした。 最後は封印出来ない存在ですら完全に消滅させる程の威力を持つロイヤルストレートフラッシュ(*1)を放ち、遂にトライアルDの脅威は去った。 戦いの後、体力を大幅に消耗したことによりその場に倒れ込んだ剣崎は一連の戦いを見ていた家出少女の生原羽美に回収されて彼女と行動を共にすることになった上に、時を同じくしてキングフォームの登場で始はジョーカーとしての本能を抑えられなくなってしまい、ここからまた波乱が起こるのだが、それは別の話…。 余談 モチーフはフランケンシュタインの人造人間であり、他の4体と違い昭和ライダーシリーズの強敵がモチーフになっていない。 担当声優の穴井勇輝氏は平成ライダーシリーズの怪人の声として多数出演されており、『剣』ではドラゴンフライアンデッド(36話)の声を演じられている。 スーツはトライアルGに改造された。 31話でOPが「Round ZERO~BLADE BRAVE」から「ELEMENTS」に変更され、31話におけるブレイドとの戦闘で始役の森本亮治氏が歌う第3の挿入歌「敵裸体 take it a try」が初めて披露された。 DはDamned(永久に地獄に落とされた・忌まわしい)の意。 トライアルシリーズの名が正式決定する前にデザイン作業が始まっており、白い仮面の初期案には アンデッドロイド と記載されている。 これがアニヲタの追記・修正… だが私はWiki籠りに、負けない… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 怖かったけど好きな怪人。触手としてのコード、液状化や電撃能力を察するにジェリーフィッシュアンデッドの細胞を使っていると思う。 -- 名無しさん (2023-12-01 12 57 12) ジャックフォームで戦えば…って思うけど結局倒し切ることは出来なそう。 -- 名無しさん (2023-12-01 15 38 29) フランケンシュタインの他、人体模型にも見えるデザインがグロくて良い。身体つきから男性っぽいが、使っている人間の細胞は一人称が「私」である事から女性とも解釈可能。広瀬さんのお母さんも説も当時はあった。 -- 名無しさん (2023-12-01 16 01 59) デザイン画は3種類あり、当初はスペル星人(こちらはブレイドと同じカブトムシモチーフの予定だった)をモチーフに白い仮面の女性にも見えなくもないデザインの他、ジョーカーと同じ黒と緑を基調にしたデザインもあった。 -- 名無しさん (2023-12-01 16 07 28) 配色がセンチピードアンデッドと似てるからスーツ改造したのかと思ってたが特にそんなことはなかった。 -- 名無しさん (2023-12-01 20 20 43) アンデッドが52体しかいないから敵の数に限りがある関係上、別途の敵を用意せざるを得ないという都合もあったんだろうけど、封印できないから直接倒すしかない(圧倒的な破壊力を秘めた必殺技を持つキングフォームを使わないといけない)という最強フォームを登場させる理由付けになったのが面白い。 剣崎や始が過酷な運命に翻弄されるようになったことを踏まえると、トライアルは戦闘能力もだけど、ストーリー面においても剣後半の展開に多大な影響を及ぼしているなと思う。 -- 名無しさん (2023-12-03 20 55 16) 人の業ってここまで至るのか…という事を1つの存在で示した秀逸な怪人だと個人的には思う。しかしあの人の模倣のトライアルの在り方には本当に心が痛んだ… -- 名無しさん (2023-12-04 23 35 43) ラウズカードを吸収できる他、それを糧に回復しているようにも見える。吸収、六角形のバックルという人造アンデッドの完成系であるケルベロスと共通している。倒されるまで5話を要するなどトライアルシリーズの中で長い登場期間だったが、自分を人間だと思い込んでいた製作者のほうはその倍となる。 -- 名無しさん (2023-12-14 22 42 11) 剣崎はサーチャーに反応もしなければ封印もできないアンデッドとして認識していたが、外見がいかにも人工的とは思わなかったのか。 -- 名無しさん (2023-12-17 21 03 22) 普通のアンデッドとの絡みも見てみたかったな。 -- 名無しさん (2023-12-24 08 27 51) 名前 コメント
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登録日:2010/04/12 Mon 03 17 50 更新日:2023/07/27 Thu 18 20 28NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アイシティ アブサロム インビジブル コメント欄ログ化項目 スケさん スケスケの実 ステルスリンク発祥の地 ステルス迷彩 ドラマ ピンクレディー ミラージュコロイド 不可視 全裸 大映 奇人 幻術 悪事 映す価値なし 東京事変 東名高速は関係ない 東宝 東映 男の夢 石ころ帽子 稲葉浩志 透明 透明人間 遊び心が光る項目 香取慎吾 \アッカリーン/ \俺はここにいるぞぉっ!!/ 透明化能力やそれらに類する能力についてはこちら→隠蔽能力 ●目次 【概要】 【透明人間の特徴】 【透明人間になるには】 【透明人間の行動】 【現実の透明人間】 【概要】 透明人間とは、体が透明で目に見えない人間である。 どうも、透明人間です。 英語では"Invisible man"と呼び、直訳すると『見えない人間』か、 頑張っても『不可視人間』となるが、訳者が『透明人間』としたため定着。 「透明って透き通ってるだけじゃないの? 無色ってつけなきゃモンファーのゲルみたくなるだけじゃないの?」 とか言ってはいけない。 それではただのスなんとかである。 無色透明人間……語呂悪すぎだろ……。 現在でも、透明人間と言えば誰もが『姿の見えない人間』を思い浮かべるので、非常にGJな訳だったと言えるだろう。 うむ、訳者GJ! b もちろん実在などするわけはないが、SFでは定番のネタであり、あらゆるメディアの数多くの作品で登場する。 ジー……(´・ω| 【透明人間の特徴】 前述の通り、身体を構成するあらゆる組織が透明であり、目には見えない。 科学的化学的に厳密に言えば、目は光を吸収することで視力を得ているため、目まで透明になると視力がなくなってしまうらしく、 旧来の作品(『アラバスター』)では、透明人間が鏡を見ると目玉だけ浮かび上がってたりして非常にホラー。 -=<◎>=- -=<◎>=- また、体組織に酸素を運搬する物質もないことになってしまう(ヘモグロビンに含まれる鉄は赤い)ので、透明になる→死ぬと言われたりしている。 いやいやいや俺生きてるから! だがそこはサイエンスフィクション。 なんでもかんでも現実に沿っては面白くもなんともないので、細かい矛盾は無視るが吉である。 てかウェルズの原典からして「血液の赤い成分の機能を保ったまま透明にする方法を見つけた」と作中で透明人間が言っている。 ふぅ……当たり前だろjk……。 『透明』と言っても、見えないだけで実体は存在する。 そのため、コムギコカナニカのような粉状のものやペンキ等の粘液質のものがかかると、本体でなくかかったものによって視認されてしまう。 ヤムチャ「今すぐ武天老師様とブルマを連れてきてくれ!」 こればっかりはなぁ……。 また、風呂に入ったりすると透明人間のいる場所だけ水が押しのけられたりするので、同様に視認される。 透明人間に襲われたら水が大量にあるところへ逃げよう。 したら潜っちまえばいんじゃね? うはww俺天才www ちなみに、潜られてしまった場合は水底の泥を巻き上げれば良い。 泥が押しのけられた場所に、透明人間はいる。 なん……だと……? ちなみに透明人間系の作品ではしばしば、「肉体だけ透明になるため、完全なステルスを実施するため透明人間は全裸で行動する」のがお約束な事が多い。 例えば日本テレビ系の『透明人間』で初ドラマ主役を務めた香取慎吾は「透明化が解けて町中をストリーキング状態で突っ走るシーン」から撮影したそうだし、 昔話「天狗の隠れ蓑」やアニメ版こち亀の「透明刑事あらわる!」では男の全裸がオチになっていた。 また「全裸」という事は雨が降っても傘すら差せず、炎天下で道が焼けても火傷覚悟で裸足、強風で枯葉でも張り付けば奇妙な事になること請け合い。 つまり「肉体だけ透明になった状態」で外を出歩くことは、「公衆の面前を全裸で動く羞恥心」と「寒暖差等に通常より脆弱(素足で歩くだけでも危険)」の2重苦ということなのだ…。 ちなみに「じゃあ女性ならサービスシーンじゃね?」という発想があったのか、ドラマ『透明少女エア』ではヒロインの全裸が映り、手塚治虫の『アラバスター』でもヒロインが「眼」以外透明人間だった。 エッチなゲームやマンガなんかでは、女の子を透明人間状態にして人前で恥ずかしいことをさせるという手間のかかる羞恥プレイがあったりする。 後述の「比喩的な意味での透明人間」作品が出てきたのも、「全裸主人公って存在自体犯罪じゃね?」なんて某条例対策的な意味があるかもしれない…。 もし露出狂やヌーディストが透明人間になったら、「全裸バンザーイ」なのか「視る人がいなくてヤダ」なのかどっちなんだろう…。 【透明人間になるには】 透明人間になる方法はいくつかあるが、最もポピュラーなのは何と言っても、 『透明人間になる薬を飲む』 これだろう。これだねェ。 かなりツッコミどころはあるものの、元々がSFなので、ある程度の科学根拠が必要だったのだと考えられる。 ちなみに懐かしのCM『コンタクトのアイシティ・透明人間編』でもこの薬が使われているが、覚えてる人は少ない。 しかしこのCMは、 Q.透明人間になったらメガネが邪魔じゃね? A.コンタクトにすりゃいんじゃね? ↑頭いいなお前! という、盲点をついた科学的に考えて至極真っ当な理論が出てくるので一見の価値あり。 俺もしてるよコンタクト! 他の方法には『透明人間になる魔法・超能力を使う』『透明人間になる道具を使う』などがあり、これもかなりポピュラー。 前者にはドラクエの「レムオル」、FFの「バニシュ」などが、後者には「天狗の隠れ蓑」や「透明マント」などが該当する。 隠れ蓑などは江戸時代かそれ以前の伝承に登場するものなので、ある意味人類共通の発想だったのかもしれない。 前述の全裸問題も、この方法ならクリア可能なのが魅力。 要は視認されなければいいor相手に気付かれなければいいという発想から、「透明」ではなく「保護色」の原理で姿を消すというパターンも存在する。 カメレオンがモチーフのキャラクターなんかだとだいたいこちらの原理で姿を消しているほか、有名どころだと巨人の星の「大リーグボール2号(消える魔球)」も保護色で消えている。 また、石ころ帽子やメレオロンの神の不在証明、透明人間の作り方などの『いるけど認識されない』という比喩的な意味での透明人間も存在するのでご注意。 どっちも変わんねーよ細けーな。 後はメールを返信するだけで透明人間になれたりもする。 こちらは存在が透明になる透明人間だが……。 透明人間になりませんか。 また、「透明人間になるには」という趣旨からはやや外れるが、単純に「生まれつきそういう体質」というタイプも。 近年の作品だと漫画「僕のヒーローアカデミア」の葉隠透、「亜人ちゃんは語りたい」の長谷川硝子(*1)などが該当する。 このタイプだとそもそも身体が見えないのがデフォなので「裸は恥ずかしい」という意識が希薄なパターンが多い。 【透明人間の行動】 子どもなどは、よく『透明人間になったらどうする?』ということを考える。 その発想を独断と偏見でまとめたところこうなった。 物や金盗みまくり あるあるwww…でも見えなきゃ使えない…。orz スカートめくり放題 白でござるw白でござるwww 女子風呂覗き放題 イイヨイイヨーwwwwww 気になる子の部屋に侵入・無断宿泊・24時間付きっきりで護衛 ストーカーにとっての理想?影の勇者? むしろ女子更衣室に乱入し放題 え……いやそれはちょっと……。 むしろレイ(ry おい、いくらなんでも……。 恐怖政治の率役者になろうと野心を抱く 流石にドン引きだぜ………。 ……お分かりだろうか? 誰もが、透明人間になったらまずエロイこと『悪事を働く』ことを考えるのである。 誰も『善行をしよう』とは考えない。 そそそそんなことはななないぜっ! これは、善行が多くの人にとって『褒められるためにする』ものだからと考えられる。 褒められない=徒労に終わるのだから当然である。 一応、設定上は透明人間としての能力を善行のために使っている人が主人公の作品などが少数だが存在はするが……。 ただし姿が見えないという以外にはとくに特別な能力はない場合が多いため、 基本的に悪事を働いてもスケールの小さい小悪党で終わるケースが多い。 透明人間の元祖であるH・G・ウェルズの作品でも最初に行った悪事は宿代の踏み倒しと放火だったりする。 他の透明人間を題材にした作品でも、 やた! 透明人間になったぞー!! →ヒャッハー! 悪い事しまくりだずぇー! →……おい……誰か気づいてくれよ…… →誰かー……Daaaレェかぁあaぁァaaaa!! →ウっキョョォオーーッッ!!! みたいに人格崩壊する鬱展開もしばしば。 というか、透明人間作品は「透明人間が死んで終わる」というケースがほとんどである。 おいやめろ……いや、やめてください……。 このせいか、『透明紳士』や『透明少女エア』では「悪の組織に透明化された。早く透明人間辞めたい」というのが物語の動機になっていた。 一方、海外SF小説『透明人間の告白』では事情が一変する。 特殊実験に巻き込まれて建物ごと透明になった主人公は、 手当たり次第に透明な物品を回収して、そそくさと現場を脱出する事に成功。 当時流行していた健康食品通販のゼリーなら味も豊富で消化も早いことがわかったし、 さらにもともと投資信託のアドバイザーとしてバリバリやっていたため、 「これからは電話で既存顧客の対応だけに絞って、世界旅行でもしてくるよ」と同僚に伝え、 きっちり収入源を確保したまま、彼を貴重な被験者として狙う秘密機関から逃走を開始するのである。 不法侵入と電気水道類の拝借以外は犯罪らしい犯罪もせず透明人間ライフをエンジョイし、果ては恋人まで手に入れた彼の運命はぜひ一度本を読んで頂きたい。 ちなみにハロウィーンの時は包帯を巻いて「透明人間のコスプレ」で大手を振って外出したりデートできるのが楽しいらしい。 ……本屋で立ち読みしてみるか。 軍事目的で光学ステルスなども研究されているが、 実際に人間自体を見えなくするのは不可能だし考えない方が良いのである。 透明人間を題材にした曲もあるが、稲葉浩志の「透明人間」は聴くと気が重くなる曲として知られる。 昭和時代に『透明人間』を歌ったピンク・レディーは、主演映画のワンシーンや『ザ・ベストテン』出演時(映像上)本当に透明になった。 東京事変の曲でも透明人間という曲があり、解散ライブの最後をこの曲で締めくくった。 とある正月や改変期にやってるバラエティ番組では、不正解を出しまくった芸能人モドキを『いるけど映像的に処理して認識してあげない』という透明人間にしてしまう。 いわゆる、『映す価値なし』というヤツである(チラッ ちちちちち、違うぞ、お、俺は映す価値のないヤツとかじゃない!(震え声) 【現実の透明人間】 透明人間になるのが完全な夢物語かというとそういうわけでもなく、実際に光学迷彩が研究されている。 原理は二つあり、一つは「光を透過させる」という方法。 人間が物を見ることが出来るのは、物体に当たって反射した光を目でキャッチするからであり、光を反射させずに透過させればその物体を見ることはできなくなる。 アニヲタ的に言うとプレデターやセイバータイガーホロテックがこの方法で透明になっている。 米英のグループは、「光を反射せず、後方へ迂回させる繊維」の研究を行っているという。 ただし欠点もあり、薄いガラス一枚くらいならともかく、人間ほどの物体が光を曲げると屈折が起きて景色が歪み、輪郭が浮かび出てしまう。 実際、プレデターもこれが原因で居場所がばれていた。 また、目に当たった光まで透過させてしまってはこっちまで何も見えなくなってしまう。 よって目に当たる部分だけは透明にできないのだ。 プレデターは元々見えるのが赤外線のみ、つまり赤外線だけ透過させなければいいのだが、人間の場合はそうもいかない。 もう一つは「背景に同化する」という方法。 上で挙げられているカメレオンの保護色と同じ原理である。 方法は、スクリーンに当たるマントを着てカメラで後ろの景色を撮影し、それをマントに投影する。 するとマントが背景に溶け込み、それを着た人物があたかも透明になったかのように見える、というわけ。 テレビで実際に紹介されたこともあり、アニヲタ的にはライガーゼロ イクスがこの方法で姿を消している。 また、「インディージョーンズ 最後の聖戦」の最後の試練で、最初橋が見えなかったのは、橋が背景に完全に同化していたからである。 ただし、複数の人物の視点から同時に姿を消すことはほぼ不可能。 例えばAという人物の視線から完全に姿を消せるようにしていたとする。 Aの視点から見える背景を完全に投影していれば可能なのだが、斜め後ろにいるBからはどう見えるだろうか? 目線の高さも見る角度も違うBには、当然背景の見え方も違う。 よってAからは姿を消せても、Bにはその部分だけ非常に不自然な状態に見えるはずである。 つまり複数の人物がいた場合、姿を消すことが実質的に不可能になるのだ。 ライガーゼロイクスのように「暗闇を」「高速で動き回る」ことが可能な兵器があれば役に立つかもしれないが、そもそもそんな兵器自体存在しない。 結論として、既存の技術でカモフラージュを施したほうがずっと安上がりかつ確実なのだ。 透明人間が実用化されるのはまだまだ先のようだ。 追記・修正はバイク乗車でお願いします。 ∧ ∧ , ( =◎(`ω) ("⌒( /_/ 〉⊂ノ ("⌒(" !〈/ )/_ ≡≡≡("⌒ (д)(_/^′ ("⌒  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ドラマの透明人間はかなり大好きだった 盲目の少女だけが透明人間の姿を見れる設定がすごくいい -- 名無しさん (2016-10-14 20 15 33) 透明人間ならではの善行って中々思いつかない、って記述を上で見て、厨二病真っ盛りだった頃透明人間が主人公の超人アクション物を妄想してたのを思い出したなぁ。火炎や電気を自在に操る敵と透明人間が戦うとしたらどう戦うか、とか。 -- 名無しさん (2016-10-14 20 29 32) ↑7上の件や『透明人間 犯せ!』を聞いて思ったんだが、公衆の面前で相手を襲った場合「誰もいないのに脱いで悶えたり苦しんだりする妄想狂」ってことになって相手が社会的にも破滅するんじゃ…。 -- 名無しさん (2016-12-19 16 20 45) 透明になりゃ、昼の内に図書館等公共の施設に潜入、そして夜になって自由に行動して寝床って言う事もできるよなあ。そうすりゃ水と屋根が確保できるし、開いている間外で食い物探し・食事すりゃ最高だ。 -- 名無しさん (2016-12-19 16 25 24) 素手で戦えるような武芸者であれば、「肉体のみ透明」でもかなり強そうだな -- 名無しさん (2017-05-23 22 27 55) ↑ただでさえ強い上に見えないからガード不可だもんな。実質幽霊と戦うようなもんだ。 -- 名無しさん (2017-05-23 22 50 25) それいけアンパンマン「アンパンマンとみえないまん」 -- 名無しさん (2017-08-11 17 21 28) スマイルプリキュア(透明人間みゆきとあかねがミエナクナール) -- 名無しさん (2017-08-11 17 23 50) とある少年漫画で未だに姿がわからないヒーローのような透明人間の女子高生が登場している -- 名無しさん (2018-08-15 17 02 16) マリオデの透明帽 -- 名無しさん (2018-08-15 17 43 06) ↑5.6 Fateの李書文とかだな、気を消して事実上透明状態になって相手暗殺したりとか -- 名無しさん (2018-08-15 18 02 47) 服ごと透明になれるのは斉木楠雄もだ -- 名無しさん (2019-09-01 12 53 54) 映す価値なし -- 名無しさん (2020-01-02 13 17 50) ヒロアカの葉隠透 -- 名無しさん (2020-01-02 14 17 02) ↑すみません、それ追記した後なんですよ -- 名無しさん (2020-01-02 14 28 11) ああ、透明人間だ!(超速理解) -- 名無しさん (2021-01-21 19 55 57) 透明ネズミ(トムとジェリー) -- 名無しさん (2021-08-11 22 06 02) スケスケなめざえもん(ぜんまいざむらい) -- 名無しさん (2021-08-11 22 07 57) かのキャプテン・フューチャーも透明化できる装置を持っていたりする。そして上述の理由で、起動中は使用者も周囲がまったく見えなくなる。 -- 名無しさん (2021-08-11 22 34 23) 透明人間は衣服がそのままなのが定番だけどワンピのスケスケの実は衣服も透明になるのはいちいち裸にならなくて済むのがちょっとした利点かもしれない。 -- 名無しさん (2021-09-22 01 35 34) TRPGで、「薬は残り時間が短くなると自覚症状がでる」のに「ただし透明薬だけはいきなり切れる」という設定のものがあったような? -- 名無しさん (2022-01-29 16 50 06) マイクラにも透明化薬があるけど、あくまで透明になれるのは自分だけで防具や武器・道具はそのままなものだからコレを使う時は装備を全て外した上で手に何も持たない丸腰状態じゃないと速攻で気付かれる。でも装備が揃ってるのに敢えて丸腰状態でステルスする意味があんまりない気がするんだよね。せめて装備が整ってない序盤で入手できれば便利だったけど、コレ自体がちゃんと装備を整えてさいくべき場所 -- 名無しさん (2022-02-04 16 24 14) ↑ミス 装備を整えてから行くべき場所の素材がないと作れないからコレを作れるようになった時点でそもそもそんなに必要なくなってるという。 -- 名無しさん (2022-02-04 16 25 35) 人が悪人に襲われているところへ出くわしたけど、通報するだけでも顔を見られたら報復されるかもしれないから助けてあげられない…という場合は透明化で善行ができると思う。それどころかこちらが多少非力でもチンピラ程度なら、偶然相手の手にぶつかって捕まりでもしない限りは有利に立ち回れる。警察来るまで粘れれば勝つ必要ないんだし。 -- 名無しさん (2023-06-04 21 34 49) 海外映画で透明人間になれる薬?だかを発明してそれ体内に注入するんだけれど消えていく過程がグロい。外側から内臓までゆっくり見えなくなっていく様は…しかも結局精神に異常をきたして暴れ狂ったからやっぱり碌なもんじゃない。特に寝ようとしても光や景色を遮れなかったのは滅茶苦茶辛いだろうなと思った -- 名無しさん (2023-06-26 10 59 33) 厳密には消化管は体外になるから胃腸の中空っぽにしてから透明化しないとな -- 名無しさん (2023-06-26 14 23 48) 透明人間とはちょっと違うが『週間ストーリーランド』で透明になる石鹸を全身に塗った主人公が犯罪を成し遂げるもうっかり自動車事故にあって誰にも気づかれずそのまま死亡って回がえぐかった記憶。 -- 名無しさん (2023-06-26 16 49 00) 映画で「事故に巻き込まれて透明人間になり最終的に戻れないままだが恋人とラブラブで子供までできた」ってオチのがあったんだよな。取り立てて悪いことしてなかったからだろうけど。 -- 名無しさん (2023-06-26 19 27 05) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-07-18 15 04 23) コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-07-25 16 53 14 名前 コメント すべてのコメントを見る
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奥の細道 答えてねっとでは「トクサン7342」だったデタラメ野郎 ◆参加スタイル 質問文内に検索できる文字列があればとにかく検索してその結果を貼り付ける。内容の検証はしない。追加の質問や間違いの指摘に対するレスはしない。レスはしないが、自分の誤りに気づくと何も補記せずに書き直すか消してしまう。質問者や閲覧者のことなど何一つ考えていない公開自慰野郎(ただし性別未確認)。 ◆得意技 クリーンブートとブルースクリーン絨毯爆撃 http //social.answers.microsoft.com/Forums/ja-JP/w7programsja/thread/992b50b8-5323-4600-8aac-780b04c1e1fe これもクリーンブートか・・・、おっとおまけに消しやがった http //social.answers.microsoft.com/Forums/ja-JP/w7performanceja/thread/f9ff4f96-fa70-434e-9509-c761428b3c32 これもクリーンブート・・・ http //social.answers.microsoft.com/Forums/ja-JP/vistawuja/thread/cb344d62-fb3e-4dcc-bdbd-8c571040e046 ブルースクリーン http //social.answers.microsoft.com/Forums/ja-JP/vistanetworkingja/thread/7d64fad7-cc24-4584-aada-54e0bd696bac こちらは、得意の後出し。 ◆対抗法 ■発言例 質問者の環境を破壊したスレ マイクロソフトSilverlight の削除がどうしてもできません。エラー 2753 - Microsoft Answers http //answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_vista-windows_programs/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD/8ebecea0-4bbb-4370-a16e-6edb0f8be678
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人間台風 Summon 5(光) / 100f 人間の召喚 Atk=2 HP=1 先手 人間台風が戦闘に参加する場合、戦闘に参加したクリーチャーの下にあるランドスペルを破壊する。 -- http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/27456/1135510382/165 コメント欄 名前 コメント
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動物のクローン 同一のDNAを持つ個体や細胞をクローンと呼ぶ。 動物のクローンの作り方には、大きく分けて二種類のものがある。 一つが、発生初期の段階で割球をバラバラにして、それぞれの割球をそれぞれ発生させる方法である。 これは、調節卵のケースに適用することができる。 もう一つが、目的の細胞の核を取り出して、あらかじめ除核しておいた他の細胞の細胞質に移植することで作成する方法である。 核移植によるクローン作成は、どのような細胞の核を使用するかで、大きく二通りに分けることができる。 一つが発生初期の胚の細胞を使う方法、もう一つが分化の完了した成体の体細胞を使う方法である。 方法としては分化がほとんど進んでいない発生初期のものを使うほうが容易で、クローンヒツジ「ドリー」が大きな話題を呼んだのは、後者の方法の初の成功例だったためである。 キメラ 遺伝子の異なる細胞から構成される個体をキメラと呼ぶ。 キメラマウスの作成にはES細胞(後述)を用いる。 ノックアウト生物 目的とする特定の遺伝子を人為的に欠損させた突然変異体をノックアウト生物と呼ぶ。 ノックアウト生物と通常の生物に見られる形質の違いから、ノックアウトした遺伝子のはたらきを明らかにすることができる。 トランスジェニック生物 動物の受精卵の核に外部からDNAを注入して新たな遺伝子を取り込ませた動物をトランスジェニック動物(形質転換生物)と呼ぶ。 ES細胞 ES細胞とはEmbryonic Stem Cellの略で、胚(性)幹細胞と訳される幹細胞(Stem Cell)の一種である。 幹細胞は基本的にさまざまな種類の細胞に分化することが可能だが、血液幹細胞が神経細胞に分化できないように、その分化能には一定の限界がある。 それに対してES細胞は、生殖細胞を含めたあらゆる細胞に分化することが可能(多分化能)である。 マウスのES細胞は、次のようにして作成された。 受精3.5日目のマウス胚盤胞の内部細胞塊の細胞をin vitroで培養 。 細胞塊の解離・継代 を繰り返す。 多分化能を保持し、正常な核型を維持したまま無制限に増殖しつづける幹細胞を樹立することに成功。 多分化能を持つES細胞は、白血病をはじめとする様々な病気の治療(再生医療)への応用が期待されているが、ES細胞の作成には、通常に発生させれば一つの個体を生じる受精卵が必要だったり、クローン人間やキメラ人間などの作成に応用される可能性もあることから、特にヒトにおける研究には倫理的な課題が多い。
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「月」(ウィミンシス)を閉じ込めた「星空」 ってのは 夜空に 「月」が出てると周りに「星空」が広がってる所から つまらない自慢ばかりの本は 「月」から見下ろした「地上」 誕生が本になるから、色んな「争い」とかの負の誕生ばかりに目が行っちゃってる。 レンターに出会うは「レンターの誕生」 勝手に、「レンターが生まれてから最初に行った死ぬための実験」を作ってました。 生まれてから最初に行った死ぬための実験。 月の魔力を星空に閉じ込める事で 月光、月紅の夜の地上への放出魔力を抑える代わりに抑えた分の魔力を補完。 魔力を抑えても「凶暴化する魔物」「光る月の石」等への影響は大きい為、何百年、何千年と魔力を溜めて一気に自分に向かって放出すれば、細胞が再生とか言う前に朽ち果てれるのではないかと予測。 着手 ウィミンシスを星空に閉じこめ、計画開始 それからFW内のレンター設定(タタラとか朱雀さん一族とか)に至る。 これは、レンターの細胞達から始めた事だからレンターは知らない。 でも、細胞がこれを行った事で、レンターの知識の隅に、「死ぬための実験」が芽生える。 ここは、過去のレンターの言動、保管庫にない設定知らないから矛盾が生まれたり、再作者の意思にそぐわないって判断したら没で。 【レンター七細胞】 レンターから抜け出た七つの細胞。上記の行動をレンターに取らせた細胞もこれである。 レンター誕生から、彼らはレンターと共に生き、共に暮らしてきた。 その内、彼ら一つ一つは個としての自我を持ち、感情を持ち、そして『彼女』への愛を持った。 七つは共通した『彼女への愛』と「死の渇望」と、個々が司る「レンターの感情」の3つを有している。 彼ら七細胞は、多種多様な生物の遺伝子を有しており、「他種族との交わりにより稀に生まれる病【レミクォーフ】」の基礎の様な形となっている。 1.【翁面「ムザラ」】 司るレンターの感情 「愛情」 レンター七細胞において、最も自我の強大な細胞。 レンターの持つ『彼女』への愛と共鳴増幅し、レンターを操っていた。 操っていた、聞こえは悪いがレンターが、それまでの人生において瞬間的に感じた最も強大なモノ。 「彼女への愛」に共鳴『してしまい』自我を持った二つ目の細胞。 レンターを「器」と呼び、自身、レンター、他六細胞、他の生命、形あるもの全てを「彼女」への愛の為に利用する。 一時的な肉体形成 古翁面を付けた痩せこけた人間の様な見た目。 全てを「彼女」へ捧げる為に、自身の容姿など一切を切り捨てた事を暗喩しているかのよう。 彼女への愛をブツブツ語り続け、変な詠唱が確立している。 他生物への寄生状態 年齢等に関係なく、痩せこけ、毛は抜け、肉体の栄養素が無くなり、まるで年老いた様になってしまう。 2.【魚「イムイム」】 司るレンターの感情 「無傷の攻撃性」 レンター七細胞において、最も自我のあやふやな細胞。 レンターの持つ「誰からも理解されない、されたくない」と言った突き放す感情と共鳴増幅し、レンターの心を乱す外的要因を排除しようと、自我を持った一つ目の細胞。 行動や仕草、反応など全てが反射的であり、そこに生物としての感情はあまり感じられない。 レンターを「海」と呼び、自身、レンター、他六細胞に害を成すもの全てを排除しようとする。 故に最もレンターと他六細胞の感情を揺さぶる『彼女』への愛と攻撃の矛盾により、自我があやふやとなっている。 一時的な肉体形成 擬態を習性とする捕食魚類全般になれるが、あやふやな自我により、自身の思い通りには形成できず、周りの景色に合わせただけの擬態のみでサイズ等は感情に左右される。 他生物への寄生状態 通常時は虚空を見つめるだけになり、何にも反応を示さないわりに、感情の浮き沈みが激しく、一度感情を乱すと静止が効かなくなる。 3.【蛇「とんび」】 司るレンターの感情 「何もかもを飲み込んでしまえば怖くない」 レンター七細胞において、最も臆病な自我を持った細胞。 レンターの持つ「いい事も嫌な事も楽しい事も辛い事も飲み込んでしまえばいい」と言う抱え込む等の感情に共鳴増幅し、自我を持った。 ムザラ、イムイムのような決定的な自我の芽生える瞬間がなく、他の四つの細胞と五つ子に近い。 七細胞の中で一番幼い行動、反応をするが、感情の起伏があまり見られず何を考えているのか解らない。 レンターと他六細胞を「兄」と呼び、『彼女』を「母」と呼ぶ。 『彼女』を見た時だけ、飲み込んでいた感情を表に出す。 子供の持つ純粋な愛を『彼女』へ持っており、彼女が笑顔になるならばどんなに辛くても我慢する。 一時的な肉体形成 木製の可動式な蛇のおもちゃで、口を開くと虚の様な黒で全てを飲み込む。 皮膚の質感は蛇そのもの。 「ニャー」と鳴く。 他生物への寄生状態 精神的な依存願望が強くなり、依存対象が見つけれないと暴飲暴食等に走る。 精神的依存対象へは、対象が恐怖を感じるレベルまでデれと依存が起きる。 4.【犬「キフタ」】 司るレンターの感情 「執着の先への知識欲」 レンター七細胞において、最も知能の高い細胞。 レンターの持つ「『愛』と『死』への執着」と「その二つに関係するものへの知識欲」に共鳴増幅し、自我を持った。 話し方、行動、仕草全てが鼻につく意識高いインテリ感があり、ストーカー的。 一度気になった事はとことん追求してしまうタイプ。 レンター、他六細胞を「諸君」と呼び、『彼女』を「君」と呼ぶ。 『彼女』への愛が一番歪んでおり、「解剖して隅々まで君を知りたい」とか呟いたりする。 一時的な肉体形成 下半身は岩、上半身は岩に絡みつくキヅタが、犬人の形を作り動く。 キヅタの一本一本が、対象の匂いを覚え何処までも追尾する。 唯一オプションで眼鏡を付けている。 他生物への寄生状態 探究心、追求心、等の知識欲が昂り、高い知能と哲学的な物言いのサイコパスと化す。 動植物への寄生時は、その種の習性等は関係なく、知識欲優先になる為、好奇心旺盛になってしまい、痛い目を見る。 5.【竜「リース」】 司るレンターの感情 「怒り」 レンター七細胞において、最もシンプルな細胞。 レンターの持つシンプルな「怒り」に共鳴増幅し、自我を持った。 レンターと他六細胞、『彼女』に害なすモノ全てを憎み、邪魔するモノは全て破壊しようとする。 【アニマの月影】を壊滅させた「たった一つの細胞」とはリースを示す。 自身の事をレンター、他六細胞の一部と思っており、彼等の怒りに過剰反応する。 『彼女』を護るべき塔の姫のように考える。 平均的スペックは他六細胞を凌駕するも、自制が効きにくく暴走気味。 一時的な肉体形成 紅蓮の甲殻をした3mほどのドラゴン。 動作がとても遅いが、その動作一つ一つが協力。 他六細胞に比べ、形成維持時間が極端に短い。 他生物への寄生状態 感受性がとても豊かで、神経質に。 怒りやすくなるが、その分1人への忠誠心が半端ない。 6.【蠍「ユウコク」】 司るレンターの感情 「保身」 レンター七細胞において、最も保守的な細胞 レンターの持つ「人と向き合うことは恐ろしい」「2度と人と別れたくない」という苦しみからの逃避等の感情に共鳴増幅し、自我を持った 他のあらゆる生き物…他の七細胞ですらも意味なく恐れており、パラノイアを発症している 1人だけ他生物への寄生状態のまま人里離れたダンジョンの中で自分を裏切らない人形や絵画と共に暮らしているが、とんびとは案外仲がいいらしく彼?の気まぐれでたまに外に連れ出される 一時的な肉体形成 毒を持った無数の針のような塊の中に弱々しい真っ白な蠍がいるという姿 その毒を喰らうと深い眠りに陥ってしまう 他生物への寄生状態 不眠症、パラノイアを発症する 吐く息が甘く猛毒をもったものに変わってしまう 7.【?「■■■■」】 他の細胞すらその行方も、どのような性質を持っていたのかも気づかなかった細胞
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(2006年2月27日) 地球の生物史上、とんでもないことが3回おきています。 一つ目はなんといっても生命が発生したことでしょう。 本によると今から35~40億年も前に、生物は発生したと書いてあります。 それまで単なる物質にすぎなかったものが生命をもち、それが現代まで綿々と続いているのです。 前にも書きましたが、物質の集合の確率からすると、それはとんでもない奇跡なのです。 しかもそれが何十億年間もとぎれることなく続いているのです。 なんという生物の偉大さ、不思議さ、そして尊さ、私達は皆等しくこの奇跡の子供なのです。 なによりも命が尊い、こう考えて生きていかなければ、この軌跡の最初の一匹に対して、申し訳がたたないように思えます。 そして二つ目は現代でしょう。 その奇跡の最初の一匹からはるかな時を経て、人間という生物が誕生し、地球の歴史からみるとほんのわずかな間に、素晴らしい文明を築き上げました。 宇宙のはてから素粒子まで、幅広い知識をもち、物質を利用することで他のどんな生物ともまったく異質の生活様式をもつにいたっています。 単なる物質の集合体がここまで進化した奇跡に対し敬意をはらい、人間としての自覚をもち、精一杯生きることが、人間を支えてきている他の生物達への恩返しであり、当然の責務ではないかと考えています。 そして三つ目、つまり発生から現代までの途中でおきた最大の出来事、私は古生代の初めにおきたであろう、進化のビックバンという現象をあげたいと思っています。 (2006年2月28日) 古生代の初め、今から5~6億年前に生物は驚異的な発展をとげたようです。 それまでの時代にも生物はいたようなのですが、ほとんどめだった化石も発見されていないようです。 それがこの時代を境に一気に豊富な化石が出土するようになり、文字通り生物の時代をむかえることになるのです。 DNA進化という面からも、この時代に一気にいろいろな生物の種が誕生したと考えられているようです。 いったいこの時代になにがおきたのでしょうか? 私はまた素人の勝手な想像で、この時代について書いてみようと思います。 そしてこの時代におきたことは、当然現在の生物の基本にもなっていると思われるので、うまくすればガンの治療法などにも、大きなヒントになるかもしれないという期待をもっています。 生物の基本単位は細胞です。 細胞には代謝し成長をする性質と、分裂し増殖する性質があります。 私は生物の進化のビックバンは、このうちの分裂・増殖に関するシステムが変化したことが原因であると考えています。 システムが変化したことにより、分裂・増殖の能力が大幅にあがり、その結果単細胞生物だけの系では、地球全体の栄養が不足する事態になったのです。 そして分裂・増殖の能力が単細胞生物より劣る多細胞生物が地球の主役になる、その時代が古生代の初めであると思っています。 それを考えるにはやはり遺伝子のことが中心となります。 今までにも何回も書いてきて、その繰り返しになる部分や、今までと変化したり、またこれを書きながらでも変わる部分もあるかもしれません。 今までよりもさらに退屈でわかりにくい文章になるでしょうが、今うっすらと頭の中に浮かんでいることが、これを書くことによって少しでもハッキリしたイメージになればと思い始めることにします。 (2006年3月6日) まず現在の生物がどのようなシステムで分裂増殖あるいは成長しているかを考えてみましょう。 現在地球には多種多様な生物が住んでいますが、これを分類すると大きく五つにわけることができます。 これを五界説といい、最も一般的な分類方法とされています。 原核単細胞生物界、原生動物界、菌界、植物界、動物界です。 このうちで最も単純なつくりで、それ故最も早くから地球に存在していると考えられるのが、原核単細胞生物です。 彼等はどのようなシステムで分裂増殖、そして代謝成長しているのでしょうか? 私の知識の範囲内で書きますので、間違っていることやたりないことがあったら、ご指摘いただけたら幸いに存じます。 原核単細胞生物には核がありません。 DNAは細胞質中に存在しています。 細胞内小器官もほとんど無く(リボソームだけはあるはずです)大きさも真核細胞の十分の一から百分の一の大きさしかありません。 ちょうどその大きさは真核細胞の細胞内小器官の、ミトコンドリアや葉緑体と同じくらいなので、真核細胞は細胞同士の共生関係によって生まれたと考えられています。 また細胞膜につつまれていて、その膜を通して物質交換をおこなっています。 ちなみに陸上にいる細菌類は、植物細胞のような細胞壁をもっていて、一般に抗生物質とは、この細胞壁を破壊する能力をもっている物質です。 動物細胞には細胞壁がないので、人間が抗生物質を飲んでも直接的な影響がでないため、薬として使うことができるのです。 しかし実際には、腸内細菌など人間にとって必要な細菌も身体の中にいっぱいいるので、これらにも影響を与えることになり、それが副作用としてでてくることになります。 DNAに含まれている情報の量も真核細胞に比べるとかなり少なく、最も小さい生物と考えられている肺炎球菌のマイコプラズマでは、その数は480個といわれています。 つまり最低480個のたんぱく質があれば、生物は成長し・分裂増殖できることになります。 そのマイコプラズマのDNAは環形になっていて、二本鎖になっているのは、真核細胞と同じです。 また同じ情報をもつDNAを2000~3000対も持っているそうです。 真核細胞は2対ですよね。 何故そのように多くのDNAを持っているかというと、純系を回避する意味があるのだそうです。 原核単細胞生物は、分裂でのみ増殖します。 ですから全てがクローン生物であるといえます。 仮に真核細胞のようにDNAが2対くらいしかないとすると、ほとんどの個体のDNAの塩基配列が同じになる確率が非常に高くなります。 少し補足します。 DNAの塩基配列はほとんど正確に写されますが、ごくわずかの確率で必ずミスも生じます。 そのミスをたくさんあるDNAが増幅する効果をもっています。 つまり2対ではミスの数もほんのわずかでしょうが、2000対にもなると、かなりのミスが生じる可能性があるのです。 それをランダムに二つに配分することにより、新しくできる二匹の細胞に差をつける、そういう意味合いを持っています。 (2006年3月7日) 生物の基本的な性質の一つに進化をするものというのがありますが、原核単細胞生物はこのような方法をとっているのです。 我々の眼からみれば全く同じにしかみえない原核単細胞生物も、彼等の視線にあわせると、一匹一匹個性があるのです。 まさに生物とは、似て非なるものを作り続ける装置なのです。 しかしだからといって、最初に地球上に誕生した原核単細胞生物にも、このようにたくさんのDNAがあったという保障はありません。 真核細胞の遺伝子の情報量は原核細胞に比べると、格段に多くなっています。 これは細胞の大きさや構造からも、当然のことと思われます。 (2006年3月9日) 多細胞生物ともなるとさらに情報量は増えます。 DNAの長さもそれにつれて長くしていかなければなりません。 そのため真核細胞のDNAは、ヒストンというたんぱく質を軸にまきつくことで、長さをかせぐ工夫をしています。 原核細胞のDNAにはヒストンはありません。 そして真核細胞のDNAには両端があります。 原核細胞と真核細胞のもう一つの大きな違いは、情報部分の遺伝子に、イントロンがあるかないかということです。 原核細胞にはこれがありません。 そして真核細胞のDNAの端っこにはテロメアという部分があります。 以上DNAからみたおおまかな原核細胞と真核細胞の相違点ですが、質的にかなりの違いがあるように思われます。 ですから単純に原核細胞が進化して、真核細胞になったとは考えにくいようです。 原核単細胞生物の中に、古細菌というグループがありますが(化学合成細菌などです) 通説では、はるか昔に古細菌と単細胞生物系に枝分かれし、その古細菌から、真核細胞の祖先がうまれたと考えられているようです。 その真核細胞の祖先と(現在では絶滅していると考えられています)原核単細胞生物の好気性細菌(ミトコンドリア)や藍藻類(葉緑体)などが、共同生活をするようになったものが、現在の真核細胞系の生物の祖先と考えられているようです。 ここで一番大事なことは、生物とは似て非なるものを作り続ける装置だということです。 見た目まったく同じようにみえる原核単細胞生物でも、現在のものと数億年前のものとでは、性質が違っていることも、充分ありえることなのです。 このように質的に違う原核細胞と真核細胞ですが、共通している部分もあります。 それはたんぱく質合成のシステムです。 現在では人間に必要な酵素(インスリンなど)は大腸菌を使って作る技術が、確立されています。 インスリンの遺伝子を大腸菌のDNAの中に組み込んでやると、大腸菌は人間が作るインスリンと全く同じものをね大量生産してくれます。 大腸菌は原核単細胞生物です。 このことから原核細胞と真核細胞のたんぱく質合成のシステムは基本的に同じであると考えることができます。 (2006年3月10日) ここまでのことから、生物の進化のあらすじを想像することができます。 はるか昔に現在の生物と同じようなたんぱく質合成のシステムをもつ生物ができ、そこから現在の原核細胞の祖先と、真核細胞の祖先に枝分かれしたという考え方です。 たんぱく質合成をする生物――原核細胞の祖先 (始原生物) ――――――――――――真核細胞の祖先(通説では古細菌もふくまれます) ちなみにこの始原生物に分裂増殖の能力があったとはいいきれません。 それはたんぱく質合成をするにはDNA(もしくはRNA)が1本あればできますが、分裂増殖には、それが2本必要だからです。 (2006年3月11日) 成長するけど繁殖しない生物の系(準生物)を考え、その中で分裂増殖の能力をもったものが始原生物となり、それから現在の生物系が誕生したと考える方が、生物は繁殖するものだと決め付けるよりも考えやすいと思います。 さらにいえば、たんぱく質合成のシステムをもたなくとも、膜に包まれその中で成長(代謝’)をする系も考えることができます。(古準生物)その源となるのが自然現象でできた有機化合物で、それがその当時の海水に多量にふくまれていたミネラルの力を借り(触媒の作用をします)太陽や地球内部からのエネルギーを使い、だんだんと複雑な化学反応をおこなうようになっていったのでしょう。 このような系は当然地球のあちらこちらで、できていたと思います。 その中でより優れたシステムをもったものが、勝ち残っていくのです。 それは現在の生物系と同じシステムであるとは限りません。 現在の生物系と全く違うシステムで、ある程度繁栄しているグループがあっても不思議ではありません。 それらがあるときは戦い、あるときは混ざり合いながら、だんだんと優れたシステムに進化していったのでしょう。 ですからパージェス動物や、エディアカラ動物が現在の生物と同じシステムであったと、完全に決め付けてかかる必要もないと思います。 しかし現在の生物は、細菌からヒトにいたるまで(たぶんウイルスも含めて)みな同じようなたんぱく質合成のシステムをもっています。 そして細胞単位で考えると、みな分裂して増殖する性質をもっています。 (2006年3月13日) これから現在の生物系の進化の流れを、次のように推測することができます。 化学進化―膜を持つ―たんぱく質合成能力―分裂増殖能力―原核細胞 ………………(古準生物)(準生物)………………(始原生物)………………真核細胞 それではたんぱく質合成能力をもったものが、どのようにして分裂増殖能力をえたかを考えていきましょう。 たんぱく質はアミノ酸が多数結合してできる分子です。 そのアミノ酸の並び順を指定するのが遺伝子です。 たんぱく質は生物体の成分の中で、水に次いで多い分子です。 生物体の構造物質になるとともに、酵素として特定の化学反応をおこさせる機能も持っています。 ですからたんぱく質が決まれば、生物のだいたいの特徴が決まるといっても過言ではないのです。 たんぱく質を合成するには、一本の遺伝子と、その遺伝子とアミノ酸の橋渡しをする物質(tRNA)が最低限必要です。 一本の遺伝子に一つのたんぱく質の情報があるとすると(mRNA)その遺伝子から一種類のたんぱく質を多数作ることが可能です。 たくさんの種類のたんぱく質を作ろうと思ったら、たくさんの種類の遺伝子が必要です。 そのたくさんの種類の遺伝子を一続きにして、しかも構造を丈夫にしたものがDNAです。 つまりたくさんの情報を持つ丈夫なDNAから、一つのたんぱく質の情報を持つmRNAを作り、その情報の順番にアミノ酸との対応を持つtRNAを指定します。 そしてその情報の順番にアミノ酸が結合して、DNAの情報どおりのたんぱく質が作られるわけです。 ところで生物が分裂増殖するためには、成長しなければなりません。 そのために栄養を吸収し、エネルギーを使い、今あるものと同じものを作り出す必要があります。 その要となるのがたんぱく質です。 構造体となるとともに、酵素としての働きで他の物質をあやつるための、化学反応をおこす能力もあるのです。 そして当然のことながら、遺伝子も複製しなければなりません。 元になるDNAを二つにして、新しくできる各々の細胞にわければ、今までと同じたんぱく質が作られるので、だいたい今までと同じ細胞になるという原理です。 (2006年3月14日) DNAはリン酸と糖と4種類の塩基で構成されています。 4種類の塩基とは、アデニン(A)グアニン(G)シトシン(C)チミン(T)で、この並び順によりどのアミノ酸と対応するかということが決まります。 4種類の塩基にはAはTと、CはGとだけ結合できるという性質があり、それを利用してDNAの複製や、RNAへの合成がおこなわれることになります。 すなわち元になるDNAの塩基の並び順がTGCであれば、それから作られるmRNAはACGになります。 そしてそれはUGC(Uはウラシル、RNAではチミンがウラシルにかわります)の並び順をもつtRNAと結合し、それと対応するアミノ酸がメチオニンという原理です。 ですから元になるTGCの並び順をもつDNAを複製するには、もう一本ACGの並び順をもつDNAが必要になることになります。 この二本のDNAをそれぞれ複製すれば、元と全く同じDNAができることになります。 すなわちこういうことです。(図1) これで元と同じDNAが二組できることになります。 この二組のDNAをそれぞれ新しくできる細胞にわければ、それらはまた同じような反応をするので、だいたい同じようなものになるはずです。 これが生物の分裂増殖の基本原理です。 (2006年3月17日) 普段はこの二本のDNAは、塩基同士が水素結合により、くっついています。 DNAの複製の時や、mRNAを作る時はこの結合をとかなければなりません。 この水素結合の力はあまり強くなく、だいたい70℃~80℃の温度でその結合はほどけるそうです。 ここから地球上最初の生命は、そのくらいの温度の場所、例えば海底の熱水噴出孔のようなところで、誕生したとも考えられているようです。 現在でもそのくらいの温度のところに生息する、耐熱細菌というものが実際にいます。 もちろん他の生物はその結合をとくのに、酵素を使っていることはいうまでもありません。 これで問題なく、分裂増殖する生物が誕生することになります。 ところがまだ大きな問題が残っているのです。 それはDNAの情報を読む方向です。 例えばT.G.Cと読めばトレオニンになるわけですが、これを逆にC.G.Tと呼んでしまったら、全く別のアミノ酸になってしまいます。(アラニン) 似たようなことで、二本あるどちらのDNAの情報を読むかということも、大切なことです。 T.G.Cからできるアミノ酸とA.C.Gからできるアミノ酸(システィン)も違うことは明らかです。 しかしこの問題はリン酸と糖の結合方法によって、解決されるようになっています。 DNAには方向性があるのです。 DNAは図2のようなかたちでねリン酸と糖と塩基が、多数結合してできる分子です。 DNAの糖はデオキシリボースといい、炭素(C)を5個含んでいます。 そのうち塩基と結合する炭素を①として、時計回りに順番をつけると、リン酸と結合しているのは③と⑤の部分の炭素になります。 DNAの方向は③~⑤で、この方向でのみ情報が読まれるようになっています。 DNAが一本の時はこれで解決です。 ところがDNAが二本になると、もう一方のDNAの向きは反対になることになります。 つまり本当に必要な情報がT.G.Cだとすると、T.G.Cと読む他に、G.C.Aと読むおそれがあることになります。(図3) C.G.TとA.C.GはDNAの向きから、読まれる心配はありません。 なんらかの工夫が必要なようです。 DNAの情報を読むのは、ポリメラーゼをはじめとする酵素群です。 このポリメラーゼがある一定の方向にしか流れない性質があるとすれば、問題は解決するのですが。 逆にいえばDNAに頭と尾の区別があり、尾の方にポリメラーゼをこばむようなものがあるとしても、よいと思います。 それがテロメアであれば尚面白そうなのですが、とりあえずそういうことにして、話を進めていきます。 なんせ大昔の話なのですから、証明することは不可能です。 いろいろなものがいたが、そのような方法をとったものが、現在の生物系になったと考えればいいでしょう。 それでは次に分裂増殖のことを考えていきましょう。 分裂増殖するには、DNAを複製しなければなりません。 歴史的にみて、たんぱく質合成のシステムの方が先にできたと思えるので、今まで考えてきた条件をみたす複製の方法を、考えてみます。 まずT.G.Cの並び順のDNAを複製してみましょう。 T.G.Cと相補的に結合するもう一方のDNAはA.C.Gなので図4のようになります。 この水素結合がほどけ、T.G.C側の複製がおこります。(図5) 新しくできたA,C,Gは回転しながらよそにいき、T.G.CとA.C.Gは再び結合します。 回転したA.C.GはG.C.Aとなり、それが複製されます。 新しくできるC.G.Tの方向は右向きです。(図6) G.C.Aが一周してC.G.Tと結合しようとしますが失敗です。(図7) DNAがこんなに器用に動くものかと思われるかもしれませんが、現在の生物はこれよりさらに複雑な方法で、DNAを複製しています。 それは後述します。 (2006年3月18日) これは失敗に終わりましたが、この方法で複製できる場合があります。 それはDNAの並び順がC.G.Cなどのように、上から読んでも下から読んでも同じ時(回文)です。 もう一度同じ手順でC.G.Cの場合を試してみましょう。 図8 みごとに成功しました。 DNAの塩基配列が、回文の構造をとっていれば、なんとかこの方法で複製できそうです。 21個の塩基配列でもう一度試してみましょう。 図9 うまくいきました。 私はこれから大胆にも、最初にDNAの複製に成功し、分裂増殖をした生物の塩基配列は、回文の構造をとっていたと推測しました。 もちろん証明することはできません。 しかし状況証拠をいくつかあげることができます。 一つ目は現在の生物のDNAの中にも、回文構造が残っているということです。 もう一つの理由は、現在の生物のやり方よりは、少し簡単そうな気がするのです。 現在の生物のDNAの複製の仕方はとても複雑です。 図10 なんとも複雑怪奇なやり方で、とても私の説明では理解できないでしょうが、とにかくこのような方法で現在の生物はDNAの複製をおこなっています。 ちなみにこのことを発見したのは日本人の科学者だそうです。 私はこれを本で読んだとき、地球上に最初に誕生した生物は、とてもこのような複雑な方法はとれなかったであろうと感じました。 そして何か簡単な方法はないかと思って、回文のことを思いついたのです。 (2006年3月19日) そしてこれは状況証拠といえるかどうかわかりませんが、少しおもしろいことをみつけました。 現在の生物が3連の塩基で1つのアミノ酸を指定しているのは、もうすでに何度も書いています。 4種類の塩基の3連ですから64通りになります。 それで20種類のアミノ酸に対応させているわけです。 その中で回文の構造をとるのは16通りです。 それを書き出してみましょう。(図11) ちなみに塩基の配列はmRNAの配列です。 ですからTがUになっています。 なんと20種類のアミノ酸のうち、15種類までを特定できるのです。 ダブっているのはC.G.CとA.G.Aのアルギニンだけです。 これは単なる偶然でしょうか? 残っているのはトリプトファン、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸と、開始記号でもあるメチオニンです。 メチオニンは実際のたんぱく質として使われることはないそうなので除外すると、残り4種類の第一字目はそれぞれU.C.A.Gになります。 仮にトリプトファン、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸だけで厚生されているたんぱく質があるとすると、それが地球に誕生した、最初のたんぱく質かもしれません。 最初は1文字の塩基とアミノ酸が対応した可能性があるわけです。 そうだとすると1文字の塩基も上から読んでも下から読んでも同じなので、開始記号メチオニンを除く19種類のアミノ酸が、回文の塩基と対応していることになります。 ちなみに終止記号は回文ではありません。メチオニンと組んで、回文構造にはなりませんが・・・ 全てのアミノ酸が回文の塩基で指定できるとなると、DNA全体が回文構造をとるのがだいぶ楽になると思います。 以上のような状況証拠から、私は最初に分裂増殖した生物、つまり始原生物は、回文構造のDNAを持っていたと推測します。 システムが違っていても、できるたんぱく質が同じであれば、現在の生物系と見た目はそれほど変わらないはずです。 しかし分裂速度が遅いことと(DNAを二度読みするので)あまり多くの情報量を持てず(回文構造を維持するのがたいへんだから)身体の構造は単純であったと思われます。 この生物から現在の原核細胞系と真核細胞系にわかれていくのですが、その分岐点になるのは、分裂増殖をメインにするか、成長代謝をメインにするか、ということであったと思います。 分裂増殖をメインに考えれば、自分の身体は小さければ小さいほど、分裂に使うエネルギーも少なくてすみ有利です。 こちらの系の生物は、早くからかなり繁栄することができたと思います。 それに対し代謝成長をメインにした系は、成長するためには、それだけ多くのたんぱく質が必要となり、DNAの情報量も増やす必要があります。 そして分裂に要するエネルギーも大きくなるので、そのための代謝のシステムも複雑化していき、自然身体も大型化していく傾向にあると思います。 こちらの系の生物の発展には、非常に長い時間がかかったと思います。 (2006年3月21日) ところでDNAの複製は、ある程度の確率でミスが生じるようです。 回文方式の方が、現在の生物のやりかたより簡単なので、ミスする確率は低いと思いますが、それでも全くミスがないとは考えられません。 DNAの複製にミスが生じると、回文構造は崩れてしまいます。例えば ACA.GTG.CCC.GTG.ACAが ACA.GTG.CCC.GTG.TCAになったような場合、どのように直せばよいでしょうか? 単純に考えるとミスしたTをAにもどすか、左から3番目のAをTにかえればよいのですが、生物にとってこれは意外と難しいことなのかもしれません。 もう1つ直す方法があります。それは ACA.GTG.CCC.GTG.TCACT.GTG.CCC.GTG.ACAのように 新たな塩基を加える方法です。 私は成長代謝をメインにした生物は、このような方法をとったのではないかと考えています。 この場合チョット気をつけてほしいのですが、塩基の3連にこだわるとすると、TCAから後は、塩基の回文構造が崩れています。 現在では3連の塩基全てに意味がありますが、この当時はTCAに対するアミノ酸がなかった可能性もあります。 すると全く意味のない塩基配列が出来上がり、しかも意味のない部分の方が多くなっていく傾向があります。 これがイントロンができた理由ではないでしょうか? 分裂をするため回文にこだわるので、無駄な塩基配列が長々とできていってしまったのです。 自然DNAの長さは長くなります。 その中には全くの偶然で、新しい意味を持つ部分が生じる可能性もあります。 このような感じで真核細胞系の生物は、少しずつ成長し、ごくゆっくりとしたペースで分裂増殖していたと思われます。 この時代に長くなったDNAを効率良く収納するために、たんぱく質(ヒストン)にまきつける工夫や、さらに長くなると途中で切れて2本になる、つまり全く違う塩基配列を持つDNAが、複数できる等の変化があったと考えられます。 さてこのように新しいDNAを補充して、回文構造を保つやりかたですが、それほど驚いて複雑な工程ではありません。 一つ一つの塩基の回文構造にはこだわっていません。 この時代にはもうその必要もなくなり、現在と同じようなアミノ酸と延期配列の対応になっていたと考えられるからです。 図⑭ 意外と簡単にできました。 ここで一つ大事なことは、このようなことがおこる細胞は二つに一つであるということです。 元のDNAはそのままで、新たにできたDNAが告ぎの分裂をするために変化をするのです。 この二つに一つという概念は、生物を考えるうえで、非常に重要なものだと思います。 つまり分裂により誕生する二つの細胞のうち、一つは保守的な、もう一つは革新的な性質をもっているということです。 ですから現在でも、耐熱細菌や古細菌のように、非常に古い時代からの生物がいる一方で、複雑に進化した多細胞生物もいるという、バラエティーにとんだ世界になるのです。 二つに一つとは、まさに遺伝と進化という二つの相反する性質を、生物に与えているのです。 さてもう一方の分裂増殖をメインにした系は、DNAの複製ミスに対し、別の対応を容易しました。 それは同じ塩基配列を持つDNAを何組も作ったことです。 (2006年3月23日) これは細胞分裂をせずに、DNAの複製だけを繰り返せばいいので、わりと簡単な方法だといえます。 こうしてたくさんできたDNAを、分裂の際、母細胞と娘細胞に、ランダムに分配するのです。 DNAがたくさんあるということは、それだけ代謝速度も速くなり、結果分裂に要する時間も短くなることが予想されます。 またたくさんあるDNAをランダムに分配することにより、母細胞と娘細胞で若干の差ができます。 DNAの本数自体にも差ができることも、当然あるでしょう。 このようにしてこちらの系の生物も、進化をしていくわけですが、DNAの長さ、つまり情報の種類としては、あまり増えることにはならないので、質的な大きな変化はみられないと思います。 身体もあまり大きくなることはなく、それが現在に至り、原核単細胞生物界をつくっているのだと思います。 こうして生物化意は大きく二つにわかれていくのですが、細胞という微視的な世界では、我々多細胞生物の巨視的な感覚からは、想像できないようなことも、ままおこるようです。 その一つに細胞同士が融合するという現象があります。 二匹の違う性質を持った細胞が合体し一匹になり、それがまた分裂して二匹になる、その時にはまた性質の違う新しい生物が、誕生していることになります。 このようにして新しい性質を持った生物が多細胞生物も含めた、真核細胞系の生物になっていったと考えられます。 そして進化のビックバンがおこります。 多細胞生物時代の幕開けです。 この時期(古生代の初め)から一気に豊富な化石が出土するようになるのですが、私はこの原因を、真核生物系のDNAの複製方法の変化だと考えています。 (2006年3月26日) 回文方式から現在の生物がとっている、リーディング鎖とラギング鎖を同時に読む方法に変化したのです。 二本同時に読むのですから、単純に考えて分裂速度は2倍になります。 ところがそれだけではありません。 今までは一本のDNAを一つのポリメラーゼが、端から端まで読んでいました。 そして新たにできたラギング鎖全体が反転して、また一つのポリメラーゼが端から端まで読んだと思います。 ところが元々のラギング鎖に部分的に反転できる能力ができたので、一本のDNAの何箇所からも同時に情報を読むことも可能になってのです。 仮に10箇所その複製開始点があるとすると、DNAの複製の速さは20倍にもなることになります。 当然真核細胞系生物が大繁殖することは予想されます。 しかしそれだけでは、進化のビックバンという現象にはならないと思います。 それ以前はほとんどが単細胞生物だけの世界だったと思われますが、これを境に多細胞生物時代が始まったといってもよいでしょう。 その理由として三つ考えられます。 一つはあまりにも増殖力が強くなりすぎ、単細胞生物だけの系では、栄養不足をおこすことになったのでしょう。 そのためやむをえず細胞同士が共同生活をはじめ、それが多細胞生物化していったと考えられます。 実際粘菌類は、栄養状態がいいときは単細胞、栄養状態が悪くなるとそれが集合して、多細胞化することが知られています。 そして二番目の理由は、DNAの意味のある部分を、増やすことができるようになったということです。 それまでの生物はDNAの回文構造にこだわるあまり、意味のない塩基配列を長々と作ってきました。 それがラギング鎖が読めるようになり、回文構造にこだわる必要がなくなったおかげで、意味のない部分の塩基配列を少し変え、意味をもたせることが容易になりました。 それにより作られるたんぱく質の種類が増えるのですから、身体は大型、複雑化していくでしょう。 また新しい酵素も作られることになるので、誘導される化学反応もより高度なものになり、いろいろな機能を身につけていったと想像されます。 その中には細胞同士の連絡をとるようなものもあり、それが直接的な多細胞化の原因になったと思われます。 こう考えると、エクソンとイントロンの環形も、新しい観点からとらえることができそうです。 すなわちエクソンがあり、その間にイントロンがはさまってきたのではなく、元々がほとんどイントロン部分で、その中に少しずつエクソン部分が増えてきて、より高度な生物に進化しているという見方です。 そうすると生物はまだまだ進化の余地が多く残されていることになります。 ヒトのDNAのエクソン部分はわずか3~5%くらいだそうですので。 そして三つ目の理由は、細胞に寿命ができるようになったということです。 これについてはDNA複製の際の、ラギング鎖のふるまいについて説明しなければなりません。 図12 おわかりいただけるでしょうか? ごらんのようにラギング鎖の最後の部分を、ポリメラーゼは読むことができないのです。 その結果どうなるでしょう? 元々のDNAは当然長さはそのままです。 リーディング鎖はポリメラーゼに全部読まれるので、それからできるラギング鎖の長さもそのままです。 しかしラギング鎖からできるリーディング鎖は、その長さが短くなってしまうのです。 つまりこういうことです。 図13 このように何回かの分裂の後には、DNAがなくなってしまう細胞がでてきます。 それではいずれ生物は滅びる運命にあるのでしょうか? そうではありません。 何回分裂しても、全くDNAの長さが変わらない細胞もあります。 図13で一番上に書かれている差志望は、いつまでたっても元のままです。 このようなサイクルでできる一つの集合体を、新しい生命としてとらえたものが、多細胞生物ということができるでしょう。 集合としては寿命があることになりますが、全くDNAの長さが変わらないものが、また新たな分裂を開始する、そのようなシステムが出来上がってきたのだと思います。 そしてこのDNAの減っていく部分に、あらかじめ特別な塩基配列を用意するようになりました。 テロメアです。 そのテロメアがなくなった時、細胞は分裂能力を失い、寿命を迎えることになるのです。 (2006年3月31日) このようにラギング鎖が読めるようになった生物は、多細胞化への道がひらかれてきました。 しかしそれはあくまでも、多細胞化の下地ができたということにすぎません。 具体的にどのような機能が備わったら、またどのような条件が整ったら、実際に多細胞生物として、新しいタイプの生命をもつことができるかを考えていかなければなりません。 多細胞生物と単細胞生物の間に、細胞群体という生物があります。 これはある程度多数の細胞が共同生活しているものですが、バラバラにし一つ一つの細胞にすると、そのそれぞれが単細胞生物として、生きていける性質をもっています。 つまり単細胞生物の集合体ということができます。 このような細胞群体も、ある程度大きなかたまりになると、細胞間の働きに分業化がおこってくることがあるそうです。 これは集合体の各所で、環境が違うためにおこる現象でしょう。 同一のDNAをもっていても、各々の細胞をとりまく環境が違えば、当然代謝系に変化がみられるはずです。 だいたい生殖担当の細胞と、栄養担当の細胞にわかれるそうです。 ところで単細胞生物にとっての生殖能力、つまり分裂能力は、生きるための必須条件であるような気がします。 テロメアがなくなり分裂能力を失った単細胞生物に、生きる目的はみあたりません。 ところが集合体としてとらえるとどうでしょう。 分裂能力を失った細胞は、もう分裂をするための代謝をする必要がなくなったということですから、他の能力、つまり成長に関する能力を、最大限に発揮できる細胞ということができそうです。 そして分裂能力のある細胞には、いつでも無限の細胞を作り出せる能力があるのです。 これが多細胞生物のからくりです。 (2006年4月2日) つまり多細胞生物に必要なのは、一つの分裂能力を持った細胞と、多数の成長するための機能を最大限に活かせる細胞ー機能細胞とよびましょうーであるということができます。 元々単細胞生物だけの系では、栄養が足りなくなるので、やむをえず細胞同士が共同生活を始めたという背景があります。 その不足気味の栄養を最大限に活かすには、それを全ての細胞に平等に分配するのではなく、機能細胞をより早く作るべく、つまりテロメアの数をどんどん減らす方向で分裂する細胞に、優先的に栄養を与えるのが、自然の考え方だと思います。 この生物の個々の細胞には、分裂能力がないので、バラバラにして一匹ずつにしたら生きてはいけないと思います。 この点で明らかに細胞群体とは違う、多細胞生物ということができるでしょう。 そして分裂能力を持った細胞が新たな分裂を始めると、DNAの塩基配列は同じはずですので、また同じような多細胞生物が生まれるはずです。 ここでいう分裂能力を持った細胞というのは、テロメアの数が減っていない細胞と考えるのが、最も自然だとは思いますが、まだいろいろな点で謎が残ります。 まず中途半端にテロメアの減った細胞は、どうなるかということです。 新しい世代の個体を作るには、テロメアが全然減っていない細胞が一つあればできます。 その細胞は次世代のために温存するとして、その他の細胞はテロメアの数が減っています。 その中でもテロメアの減る方向の分裂を優先させると考えましたが、取り残されたテロメアのあまり減らない細胞は、どの段階からでも無限個の細胞を、作る能力があるのです。 そうすると多細胞生物の大きさは無限大になり、寿命もないということになってしまいます。 もちろん他の要因もありますが、人間を例にとると、10cmの人間も10mの人間もいませんし、200年生きた人もいません。 何か根本的な理由で、多細胞生物の大きさと寿命は決まっていると思います。 ここからはまた完全に私の想像です。 (2006年4月4日) 図14 まずスタートはテロメアが完全にある細胞(仮に10個としましょう)が分裂します。 この時点でテロメアが10ある細胞と9の細胞の二つができます。 このうち10の方は次世代のために温存するとして、9の細胞がこの生物の身体を作るために、使われるとしましょう。 するとこの二つの細胞は性質の違う細胞、つまり機能分化をしたことになります。 今度はテロメア9の細胞が分裂して、9と8の二つの細胞になります。 白血病編で考えたように、このテロメア8の細胞が、分化の方向が決定した細胞になるとしましょう。 この8の細胞が分裂すると、テロメア8と7の二つの細胞になるはずですが、この二つの細胞の将来の運命が同じであれば、(分化の方向が決定しているので)このときの分裂でテロメアの数は短いほうにあわせると仮定します。 するとテロメア7の沿い某が二つできることになります。 この行為自体は、DNAの複製後、整列して、酵素というハサミで長い部分をきればいいのですから、それほど難しいこととも思えません。 それ以降は同じようにテロメアを減らし、テロメアが1になった時に機能細胞になるとします。 仮に体細胞の種類が3種類だとすると、この時点でこの生物の細胞の数は決定します。 すなわち10の細胞が1個と、9の細胞が1個と、192個の体細胞です。 この生物は体細胞に寿命がきたら真でしまうでしょうが、その前に10の細胞か9の細胞が分裂を始めれば、また体細胞の数が192個の生物が生まれることになります。 しかもDNAの塩基配列は同じなのですから、ほとんど同じ姿かたちになるわけです。 192個の体細胞は、次世代に命を伝えることができる細胞のために、一生懸命働いて、寿命がきたら真でしまうのです。 だいぶ多細胞生物らしくなってきました。 ここでちょっと考えておきたいことは、この生物のテロメアの数を一つ増やしたら、体細胞の数は384個になります。 一方体細胞の種類を一つ増やしたら、体細胞の数は256個です。 同じように二つ増やしたら、テロメアの場合は768個、体細胞の種類の方は320個とだんだん差が大きくなってきます。 これから生物の身体の大きさ(体細胞の数)は、テロメアの数に大きく影響されると考えられます。 ガン細胞が検査でみつかる大きさは小豆大くらいで、10億個ほどの細胞のかたまりだそうです。 10億は約2の30乗です。 それに対し、人間の身体は60兆個の細胞からできているといわれています。 60兆は約2の40乗なので、小豆大の生物、例えばアリのテロメアの数が人間のそれより、10個程度少なかったら、私の屁理屈もマンザラではないことになるのですがどうでしょう? とはいっても、実際には白血病編で考えたような、器官系から組織系への階層的な分化や、体細胞の種類が多くなったときのこと、また補充細胞である幹細胞のことも考えなければなりません。 高等な生物のことを説明するには、あまりにも不十分な屁理屈です。 しかしそれらはまた次にゆっくり考えることにして、これから少し進化のことについて考えていきたいと思います。 進化といえばダーウィンの進化論があまりにも有名です。 その頃は獲得形質(その生物が一生の間に経験したこと)が遺伝するかで、大きな論争がありました。 結果は獲得形質は遺伝しないという説が勝利をおさめました。 私の屁理屈もそれを支持することができます。 すなわちまず生殖細胞と体細胞が分化すると考えているので、次世代にその生物が獲得した形質はつたわらないのです。 (2006年4月6日) 進化とは、生殖細胞が偶然にDNAの塩基配列を変えたことによりのみおこり(突然変異 )その時発現する新しい形質が、環境に適している場合にのみ繁殖するのです(自然淘汰)。 私は白血病編で、細胞の分化は二つに一つの消去法のような形でおこると推測しました。 まずテロメアも完全にあり、分化全能性もある生殖細胞が分裂をします。 この時できる二つの細胞のうち片方は、元々の細胞のDNAがそのまま受け継がれるはずです。 ですからテロメアも完全にあり、分化全能性も残っているはずです。 しかしもう一つの細胞は、ラギング鎖からできるリーディング鎖のDNAが短くなることになるので、テロメアも減り、それに連れ分化全能性も消えると考えました。 その全能性の消え方は、もうこの細胞にはなれない8個の場合ですと生殖細胞)という消去法的な感じです。 進化の原因ともいえるDNAの塩基配列の変化は、DNAの複製の時におこると考えられます。 その変化がおこる確率はテロメアが減る細胞(娘細胞)の方が高くなるはずです。 テロメアの減らない細胞(母細胞)には元のDNAがそのまま受け継がれるはずなのですから。 つまり母細胞は保守的な細胞、娘細胞は革新的な細胞ということができます。 そう考えると、生殖細胞は保守的な細胞ということになり、進化しにくい細胞といえます。 (2006年4月6日) 多細胞生物は一つの生殖細胞があれば、無限に作れるというのは、先ほど考えました。 これは生殖の方法でいうと、無性生殖になると思います。 しかしその生物が進化するのは、非常に難しいことに思えます。 実際無性生殖をする原始的な生物が、現在でも多く生息しているのは、無限に作れるが進化しにくいという特徴の一つの証拠ではないでしょうか? ですから進化のビックバンということを語るには、有性生殖をする生物のことを考えなければなりません。 つまり進化のビックバンとは、生物がDNAの複製時に、ラギング鎖を読めるようになったことにより、圧倒的な増殖力と、豊富な遺伝情報を持つことが可能になりました。 その結果単細胞生物だけの系では、栄養が不足することになり、それがきっかけで多細胞生物が誕生します。 その多細胞生物が、有性生殖の能力を持ち繁栄するまでの期間をいうと思います。 それが地球の全歴史からみると、ごく短い間に実現したのです。 それを可能にしたのは、それまでの何十億年という長きにわたり、試行錯誤を繰り返しながら、ゆっくりゆっくり繁栄してきた古い生物達です。 彼等を土台にして進化のビックバンという、生物史上最大の出来事がおこったのです。 そして現在では、高等な多細胞生物を中心とした、比較的安定の時期にはいっていると思います。 その時代のつい最近に我々人類が誕生し、文明という全く新たな大変革をおこしています。 この大変革が地球上の全ての生物にとって、いい方向に向かうようにするのが、我々人間の当然の責務だと思うのですが、どうでしょう? 次章では、この有性生殖をする高等な生物の、生から死までを考えていきたいと思っています。 「はじめに」へ戻る >