約 391 件
https://w.atwiki.jp/kyoto-database/pages/183.html
泉涌寺 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ほか 概略 泉涌寺(せんにゅうじ)は、京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗?泉涌寺派総本山の寺院。山号は東山(とうざん)または泉山(せんざん)。本尊は釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来?の三世仏。平安時代の草創と伝えるが、実質的な開基(創立者)は鎌倉時代の月輪大師俊芿(がちりんだいししゅんじょう)である。東山三十六峰の南端にあたる月輪山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、四条天皇、江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺として「御寺(みてら)」とも呼ばれている。 歴史 仁和寺、大覚寺などとともに皇室ゆかりの寺院として知られるが、草創の時期や事情についてはあまり明らかではない。伝承によれば、斉衡3年(856)、左大臣藤原緒嗣?(おつぐ)が、自らの山荘に神修上人を開山として草創。当初は法輪寺と称し、後に仙遊寺と改めたという。別の伝承は開創者を空海とする。すなわち、空海が天長年間(824~834)に、この地に草創した法輪寺が起源であり、斉衡2年(855)、藤原緒嗣?によって再興され、仙遊寺と改めたとするものである。鎌倉時代の建保6年(1218)、源頼朝の家臣で豊前国守護の宇都宮信房が、荒廃していた仙遊寺を俊芿に寄進し、多くの人々の寄付を得てこの地に大伽藍を造営した。その際に霊泉が湧いたので、寺号を泉涌寺としたという。俊芿は肥後国(現熊本県)出身の学僧で、正治元年(1199)に宋へ渡り、足かけ13年の滞在で天台と律を学び、建暦元年(1211年)日本へ帰国する。彼は宋から多くの文物をもたらし、泉涌寺の伽藍はすべて宋風につくられることになった。2世の湛海も2度宋へと渡り、仏舎利をはじめ楊貴妃観音像や十六羅漢像のほか、多くの経典や仏画を持ち帰った。貞応3年・元仁元年(1224)には後堀河天皇により皇室の祈願寺と定められて皇室との結びつきが強まり、御堀河天皇の皇子、四条天皇の陵墓「月輪陵」が泉涌寺内に築かれた。江戸時代には後水尾天皇以後、幕末の孝明天皇までの歴代天皇が山内に葬られた。応仁の乱による焼失をはじめ、諸堂はたびたびの火災で焼失しており、現存の堂宇は近世以降の再建である。 伽藍 大門 慶長年間(1596~1614)に造営された内裏?の四脚門を移築したもの。切妻造、本瓦葺。南宋の書家、張即之(ちょうそくし)の筆による山号「東山」の額が掲げられている。 仏殿 寛文8年(1668)、徳川家綱の援助で再建したもの。一重裳階付の入母屋造、本瓦葺。正面中央に両開きの桟唐戸、左右両端に花頭窓がつく禅宗様の建物。本尊は過去・現在・来世を表わす釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来?を安置する。天井の雲龍図と本尊背後の白衣観音図は狩野探幽の筆という。 舎利殿 京都御所?の清涼殿を移築し、正面は中央に桟唐戸、その両脇二間ずつは蔀、両端は花頭窓という禅宗様の建物へと大幅に改装された。二重屋根、本瓦葺。俊芿の弟子湛海が、建長7年(1255)に南宋慶元府の白蓮寺から請来したという仏牙舎利(釈尊の歯)と南宋時代の作という韋駄天像と伝月蓋長者像が安置されている。仏殿とともに、寛文8年(1668)に徳川家綱の援助で再建された。天井に描かれた雲龍図は狩野山雪筆で、鳴き龍として名高い。通常非公開。 霊明殿 明治17年(1884)の再建。入母屋、檜皮葺で外観は寝殿造風。天智天皇から昭和天皇に至る歴代天皇皇后の尊牌(位牌)を安置する。通常非公開。 御座所・御座所庭園 安政2年(1855)に建立され、明治天皇が使用していた旧御所?の御里御殿を明治17年(1884)に移築したもの。玉座の間や皇族の間、勅使の間などの襖絵の多くは狩野派が手掛けている。庭園は元禄年間(1688~1704)に造られた池泉鑑賞式庭園で、月輪陵の前庭も兼ねる。 海会堂 御座所と同じく旧御所?から移築した建物で、歴代天皇と皇后の念持仏(守り本尊)を安置する。 楊貴妃観音堂 本尊の聖観音?像は中国・唐の玄宗皇帝が楊貴妃を偲んで彫らせたと伝えられる美しい仏像で、楊貴妃観音像と呼ばれている。建長7年(1255)に請来された。長い間100年に一度だけ公開するという秘仏であったが、請来から700年目の昭和30年(1955)から一般に公開されている。作風や材質など、明らかに日本の仏像とは異質で、寺伝どおり中国・南宋時代の作と考えられている。また脇侍として6躯の羅漢像を安置する。 心照殿(宝物館) 平成16年(2004)に完成した泉涌寺が所蔵する宝物を保存・展示する施設。名称は俊芿の国師号「大円覚心照国師」から命名された。国宝に指定されている俊芿の「泉涌寺勧縁疏」をはじめ、歴代天皇の御尊影や遺品などが展示されている。 主な塔頭 今熊野観音寺 恵美須神を祀る。天長年間(824~834)に空海が創建し、後白河上皇が熊野権現を勧請して、新那智山今熊野観音寺と称したという。本尊十一面観音像は空海が熊野権現の化身の老翁から授かったと伝わり、中風や頭痛平癒にご利益がある「頭の観音さん」として有名。西国三十三箇所観音霊場の第15番札所でもある。 雲龍院 大黒天を祀る。応安5年(1372)後光巌天皇の勅願によって創建された。応仁の乱で焼失後、御所?の黒戸御殿を移築したが地震で倒壊。後水尾天皇より写経会に必要な仏具の寄付を受けて再興された。本尊は薬師如来像。庫裏に安置されている鎌倉時代作の大黒天像は左足を一歩踏み出した姿勢がユーモラスで、「走り大黒」と呼ばれている。 戒光寺 弁財天を祀る。後堀河天皇の勅願寺として猪熊八条に創建され、正保2年(1645)に後水尾天皇の発願により泉涌寺の山内に移された。本尊の釈迦如来像は運慶と湛慶の合作で像高10mを誇る丈六仏。境内飛び地にある墓地には新選組を離脱した伊東甲子太郎ら御陵衛士の墓標がある。 即成院 福禄寿神を祀る。藤原頼通?の三男、橘俊綱の山荘内にあった阿弥陀堂を明治時代にこの地に移転させた。本堂には本尊の阿弥陀如来像と二十五菩薩像が並び、阿弥陀如来が来迎するさまをあらわしているという。境内には源平合戦での弓の名手として名高い、那須与一の墓と伝わる宝塔がある。 来迎院 布袋尊を祀る。開祖は空海。応仁の乱で焼失するが、慶長2年(1597)に前田利家によって再建された。大石内蔵助が山科に隠棲した時に建てた茶室「含翠軒」や池泉回遊式庭園の「含翠庭」がある。現存する茶室は大正14年(1925)に再建されたもので、もともとのものは行方不明という。 法音院 寿老人を祀る。嘉暦元年(1326)無人如導によって創建された。兵火により焼失したが、寛文4年~5年(1664~1665)に本多正貫夫妻が再建し菩提寺とした。本尊は不空羂索観音?で、現在の本堂は英照皇太后(明治天皇の母)大葬の御須屋を賜ったもの。 悲田院 毘沙門天を祀る。聖徳太子が四天王寺に建てた悲田院を起源とする。平安京?にも病人や孤児の救済施設として東西の悲田院が建てられ、焼失再建の後、正保3年(1646)に泉涌寺山内に移転、復興された。本尊は阿弥陀如来。境内から京都市内が一望できる。宿坊としても利用可能。 新善光寺 愛染明王を祀る。後嵯峨天皇の勅願で一条大宮に建立されたものを応仁の乱後、この地へ再建されたと伝えられる。 本尊は信濃善光寺の本尊を模刻して造られた阿弥陀如来像。 善能寺 本堂は航空機の事故により遭難した遺族により建立された。本尊は聖観音?像。庭園は重森三玲?の作庭。 文化財 国宝 泉涌寺勧縁疏 附法状 重要文化財(建造物) 大門 仏殿 無縫塔 開山塔及び開山堂 雲龍院本堂 重要文化財(美術工芸品) 絹本着色道宣律師・元照律師像 絹本着色俊芿律師像 木造観音菩薩坐像(楊貴妃観音)及び木造韋駄天立像・木造伝月蓋長者立像 太刀 中御門天皇宸翰大円覚心照国師号勅書 法華経(雲龍院所蔵) 絹本著色後円融院宸翰(土佐光信筆、雲龍院所蔵) 木造釈迦如来立像(戒光寺所蔵) 木造浄業坐像(戒光寺所蔵) 木造阿弥陀如来及び二十五菩薩坐像(即成院所蔵) 木造荒神坐像(来迎院所蔵) 木造護法神立像(来迎院) 拝観情報 住所 京都市東山区泉涌寺山内町27 電話番号 075-561-1551(泉涌寺)、075-561-5511(今熊野観音寺)、075-541-3916(雲龍院)、075-561-5209(戒光寺) 075-561-3443(即成院)、075-561-8813(来迎院)、075-551-0961(法音院)、075-561-8781(非田院)、075-561-5109(新善光寺) 拝観時間 泉涌寺 9:00~16:30(12月~2月末は9:00~16:00) 今熊野観音寺 8:00~17:00 雲龍院 9:00~16:30 戒光寺 6:00~17:00 即成院 8:00~17:00 来迎院 9:00~17:00 法音院 9:00~16:30 悲田院 9:00~16:30 新善光寺 9:00~16:30 善能寺 9:00~16:30(12月~2月末は9:00~16:00) 拝観料 伽藍拝観500円、御殿拝観300円 雲龍院200円(写経と抹茶1,000円)、来迎院300円 アクセス 市バス「泉涌寺道」下車徒歩10分 駐車場 駐車場あり(無料) 主な行事 その他 京都検定出題 平成16年(2004)第1回京都検定3級出題 「皇室とゆかりが深く、御寺と呼ばれ、皇室の香華院(菩提所)として知られている寺院はどこか。」 平成16年(2004)第1回京都検定2級出題 「泉涌寺の仏殿わきには百人一首で有名な「夜をこめて鳥のそらねははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ」の歌碑が建っているが、この歌の作者は誰か。」 平成17年(2005)第2回京都検定2級出題 「泉涌寺は、皇室の香華院(菩提所)として知られるが、最初に御陵が造られた天皇は誰か。」 「仏像の通称について誤っているものを選びなさい。 (ア)証拠の阿弥陀と来迎院 (イ)楊貴妃観音と泉涌寺 (ウ)見返り阿弥陀と永観堂 (エ)泣き弥勒と広隆寺」 リンク 泉涌寺オフィシャル http //www.mitera.org/ 今熊野観音寺オフィシャル http //www.kannon.jp/ 即成院オフィシャル http //www.mitera.com/ 古寺巡礼京都 (27)
https://w.atwiki.jp/new_jack/pages/403.html
新ジャンル「一年中風邪っぴき」 112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 13 03 42.17 ID dDEmpPkM0 女「ゴホ・・・ゴホ・・・」 男「大丈夫か?」 女「うん・・・」 男「そうか」 ライバル「ごほごほごほ・・・」 男「大丈夫か!?保健室行くか?」 女「・・・ゴホゴホゴホ・・・」 男「お前も無理するなって」 女「大丈夫・・・こうしてれば」ギュ(腕を掴む) 男「な・・///」 ラ「・・・ギュ」 男「どうしたんだよ!2人とも」 先生「どーでもいいがーそのーなんだー授業中ーだからさーたのむよー保健室にさー行ってくれないかなー」 114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 13 06 23.80 ID u2Hl7Fu40 http //www.uploda.org/uporg1442895.png 女「男くん男くん!ねえ見て!私たちのスレ、まだ残ってたんだよ~!」 男「本当だ。入れ代わりの激しいVIPなのに… 保守してくれる人達がいるって、ありがたいことだね」 女「私みなさんにお礼言ってくるね!」 男「あ、女さん!ちゃんと箱ティッシュ持って行かなきゃダメだy…あーあ」 女「ごっごめんなさいごめんなさい!あの…みなさんティッシュ3枚ずつで足りますか?」 115 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 13 15 30.63 ID u2Hl7Fu40 男「女さん、今朝からほっぺ押さえてるけど、どうしたの?」 女「えっと、顔洗う時に熱で頭がボーっとしちゃってて… うっかり洗顔料の隣に置いてあった歯磨き粉で洗っちゃったの。だからヒリヒリしてて」 男「あーやっちゃうよねーははは」 女「! その明後日を見つめるやるせない瞳…!男くんまさか…もしかして…!」 男「うん。分かってる。分かってるからその先は言わないでくれ…」 男くんみたいに逆はやったことないけど苦そうだなあ 112 男うらやましいよ男 117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 13 55 55.97 ID u2Hl7Fu40 男「もうすぐ合唱祭だね」 女「…(こくん)」 男「? あれ、女さんもしかして喉の調子悪いの?」 女「…(こくん)」 男「それならあんまり無理して声出さない方がいいよ。まだ今日は練習なんだしさ」 女子ズ『いま~わたしの~♪』 女「願~いごとが~♪(低)」 ざわっ 生徒ズ「ちょっと待った!今の女子パート、1人オッサン混じってなかったか!?」 女「…ぐすん ずずっ」 男「だから無理しない方がいいって言ったのに…」 118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 14 06 08.15 ID bQOAkgmGO 1おかえり!! つか絵可愛いなwww俺テラ要らない子\(^o^)/ バイト休憩中なのでまったりスレ見てるよー。 119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 14 28 30.86 ID dDEmpPkM0 男「先生!女が体調悪いみたいなんで保健室に連れて行っていいですか?」 渡辺先生「はわわ~大丈夫~?」 女「ちょっと・・悪化したみたいで・・」 渡辺先生「お大事にね~」 男「じゃあ行ってきます」 ~保健室~ 女「ごめんね・・・男君・・・」 男「別に気にするなって」 女「お願いがあるんだけど・・ゴホ・・」 男「どうした?飲み物か?」 女「一緒にいてくれる・・・・?」 男「あぁ・・・もちろんだ」 保険先生「・・・・」ガラガラ・・ピシャ(出て行く) おまけ ~休み時間~ 女「Zzzz・・・」 男「Zz・・・」 ガラガラガラガラ!! 素直ヒート「女あああああああああああ心配したぞおおおおおおおおおおおおお」 ゲシッ ガク 保険先生「保健室では・・・静かに・・」 終わり 女と素直ヒートは友達って設定 キャラが逆だけど合いそうな気がした 120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 14 40 42.78 ID u2Hl7Fu40 男「…はぁ」 女「男くんどうしたの?」 男「ちょっと今朝からくらくらしてて…目が回るんだ」 女「大丈夫?保健室でちょっと寝かせてもらった方がいいよ!ずずっ」 男「え、でも…」 女「いいから一緒に行こう!ずずずっ」 ガラガラッ 女「先生ー、ベット空いてますかー?けほっ」 保健室の先生「あら、女さん。今は1人分なら空いてるから良いわよ」 女「えっと、その、私じゃなくて男くんなんですが…げほんっ」 男「…先生。僕なら大丈夫ですから女さんを寝かせてあげて下さい。 女さん、後で教室から鞄持ってくるから。無理しないでね」 女「ああっ待って男く…!って先生いつの間に耳温計を!」 保健室の先生「はい女さん41度6分ー。今解熱剤あげるから大人しく寝てなさいねー」 ちょうど保健室ネタかぶっちゃった ごめん… 118 わーい珍しく褒められたww ってお前さんが要らない子だったら『キングオブ要らない子』の名を欲しいままにする自分はどうすれば\(^o^)/ アホ毛っこ好きだったからついレイプしてすまんwアホ毛っこかわいいよアホ毛っこ そして夜まで引き続きネ申絵うp楽しみにしてる! 121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 14 42 01.02 ID u2Hl7Fu40 女「男くん!げほっ」 男「女さん。どうしたの?」 女「じゃーん!今日の調理実習でうちのグループが焼いたクッキー! 美味しく作れたから男くんにもお裾分けするね ずずっ」 男「うん、どうもありがとう…」 女「…。」 男「…。」 女「あ、作ったのは私以外のグループの子達だから安心してね ずずずっ」 男「だから今日の実習中、女さん教室の隅っこに居たんだ…」 122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 14 52 02.16 ID u2Hl7Fu40 男「女さん、彩色スケッチ上手くいってる?」 女「うーん、なかなか難しくって…ふぇ…ふぇ…っ」 女「 ぶ え っ く し ょ ォ ー い っ ! ! 」 男「…。キャンバスにパレットごと絵の具もぶちまけちゃったね」 女「…。はぁ、この課題、再提出決定かぁ…」 美術の先生「なんて斬新で前衛的な色使いなんだ!!女…まさかこの学校に天才が居たとはな」 薬飲んでくるー ノシ 124 源泉徴収票 ◆IM.RhdmmmE sage 2008/05/25(日) 15 07 12.93 ID HD8RCkvkO 女「だ、駄目…男くん」 男「わがまま言っちゃ駄目じゃないか」 女「だって、おいしくないもん…」 男「みんなはちゃんと舐めてるんだよ」 女「嫌ぁ…口に押し付けないでぇ…」 男「ほら、口をあけて」 女「んぅ…」 男「噛んだらどうなるかわかってるよね?」 女「トローチはどうしても苦手だなー」 男「僕は直ぐに噛んじゃいますけどね」 125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 15 17 31.41 ID HD8RCkvkO 女「いい天気だねー、公園に来てみて正解!」 男「女も体調良さそうでなによりだ」 女「あ、鳩さんだ」 男「昼飯の残りのパンをあげよう」 女「集まってきた、可愛いね」 男「そうだな」 女「はい、鳩さん…ふぇ、ふぇ」 男「危ない!」 女「 ふ ぇ っ く し ょ ー ん !!!」 バタバタバタ 女「あー鳩さんたちが…」 男「仕方ないさ、パンは俺が食べるからいいよ」 女「でも、鼻水でベトベト」 男「お約束か、とりあえず鼻かめよ」 女「だね」チーン 126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 15 27 30.23 ID HD8RCkvkO 女「ラーメンが食べたいな」 男「帰りに寄っていくか」 女「わあ、嬉しい!」 男「ラーメン好きだったなんて意外だな」 女「ううん、嫌いじゃないけど…」 男「?」 女「ラーメン屋さんには箱でティッシュおいている所が多いから…」 男「なるほど」 女「かみ放題だよー」 女「おかわりお願いしまーす」 男「まだ麺残ってるぞ」 女「違うよ、ティッシュの」 127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 15 56 05.69 ID u2Hl7Fu40 女「あ、男Aくんおはよう けほっ」 男A「おはよう女さん。…ああ今日も体調悪そうだね」 女「うん、まだ風邪治らなくて…でも大丈夫だよ」 男A「そうか。お大事に」 女「ありがとう…げほっげほっ」 男A(おかしい…俺の記憶によると彼女は入学時からずっとあの状態だ。 いくら病弱でも流石にこんなに長引くことは…もしや何か新種のウイルスか?興味深いな) 男「おはよう女さん」 女「男くんおはよう!ねえねえ昨日のドラマ見た? 『湯煙温泉刑事の事件ファイルNO.132 熱●バナナワニ園殺人事件~ワニの瞳に眠る追憶~』!すごかったよねふぇ…ふぇ…っ」 女「 ぶ え っ く し ょ ォ ー い っ ! ! 」 男「…。うん見たよ。ワニの飼育員さんが犯人と見せかけて、まさか美人で評判な旅館の女将さんが犯人だったなんてね」 女「…。か弱そうに見せかけて大胆なことするよねーあの女将さんも。はい、ティッシュ3枚ね」 男A(どっちかっていうとあれだけ菌吹っかけられても風邪引かない、あの男の方が興味深いかもな…) それにしてもストックねえwww\(^o^)/ 129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 16 32 33.74 ID u2Hl7Fu40 女A「お願いしまーす!」 女(あ、ポケットティッシュ配ってる…えへへ私ももらっちゃおーっと♪) 女(あそこまでの距離はおよそ30m… この速度で歩けば確実にあの女Aはこちらに振り向き、この私にティッシュを渡さざるを得ないであろう…ククク) 女A「お願いしまーす!」 女(女Aよ…さあ…さあ早くこちらに振り向きそのティッシュを渡すのだァッ!!) クルッ 女A「お願いしまーす!」 女(わくわくわk… !!?) サッ ライバル「あ、どうも」 クルッ 女A「お願いしまーす!」 女「( ゚д゚)」 女(な…んだと…! この私が…ポケットティッシュを、ポケットティッシュを貰えなかったと申すのか…ッ!?) 女「( ゚д゚)…。」 ライバル「あら~女さん奇遇~wwそんな所に突っ立てたら学校遅刻しちゃうわよおwww」 女「( ゚д゚)…。」 女「(゚д゚)…。」 女「…私には箱ティッシュがあるからいいもん!…ぐすっ」 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 16 45 45.41 ID u2Hl7Fu40 女「男くん男くん」 男「何かな?女さん」 女「夏休みに旅行に行った友達がねー、お土産にお菓子買ってきてくれたの! 男くんも一緒に食べようよ!ずるっ」 男「いいの?どうもありがとう…あ。美味しいねこれ!」 女「………。」 男「女さん?どうしたの?」 女「鼻が詰まってて味がわからないの…ずずず」 131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 16 54 57.12 ID u2Hl7Fu40 129とは別の日な設定で 男(あ、前歩いてる子、女さんだ) 女「~♪ずずっ」 女A「お願いしまーす!」 女「どうも♪けほっ」 男(今日は無事にポケットティッシュもらえたんだな。良かったね女さ… !) 女「~♪♪(クルッ)」 男(!?女さん…?どうしたんだろう、Uターンしてまたこっち来るみたいだぞ?) 女A「お願いしまー…す?」 女「どうも♪けほけほっ あれ?やっほー男くんだー!見てみて今ねーポケットティッシュ2個もr…」 男「そんなにティッシュが欲しいなら僕がさっきもらったのもあげるから…っ!」 132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 17 02 24.93 ID HD8RCkvkO 女「うー今日は寒いなぁ」 男「そうかな、俺はあったかいと思うけど」 女「もしかしたら寒気かも」 男「熱出てきたんじゃないかな、どれどれ」 女「…!」 男「うんやっぱり熱あるよ、顔も赤いし」 女「ふぇ、ふぇ…」 男「女?」 女「ふ ぇ っ く し ゅ ー ん!!!」 女「ご、ごめんね…」 男「いや、大丈夫だけどさすがに至近距離は厳しいかも」 女「うぅ…はい、ティッシュ」 133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 17 15 44.92 ID u2Hl7Fu40 女「ごめんね、男くん…最近風邪薬替えたら…何だか眠気が酷くって… ほんのちょっとだけでいいから… 男くんの膝の上で…こうしててもいい…か…な…こほんっ…」 男「え、ちょ、ちょっと女さん!?」 女「…すー」 男(これじゃ身動き取れないけど…まあいいか///) 頑張りたかったんだけど凄まじく眠くなってきた…orz スレ落ちちゃうかな…ゴメン限界なんで寝てくる 136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 18 25 39.76 ID XMsYt/NbO 女「…ずびび」 これも可愛く思える。 …新ジャンルの病か 137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 18 57 27.29 ID f9ZMKPyY0 136 病でなにが悪い! 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 18 58 54.67 ID mdCfH5KK0 136 新ジャンル症候群ですね、わかります まあ病でも幸せなんじゃないのwww 140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 19 18 50.58 ID XMsYt/NbO 137-138 同志か。 新しい闘病生活の始まりだ 病が進行する方向で闘おう 141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 19 40.08 ID HD8RCkvkO 女「風邪を引いてる時にはお粥とか桃の缶詰とか食べたいって人が多いけど」 男「うん」 女「私はハーゲンダッツが食べたいなぁ、くしゅん!」 男「常にかもを引いてるお前は常に食べたいってことになるが」 女「まあそういうことになるかな、ごちそうさま」 男「まだ奢るなんて言っていない」 女「病人には優しくしないと駄目だよー」 142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 26 26.32 ID HD8RCkvkO 女「せんせー、ベッド借りますー」ガチャガチャ 女「あれ?保健室がしまっている…」 女「うう、寒気とめまいと吐き気がー」 女「くしゅん!鼻水がー」 女「?」 女「空から箱ティッシュ?」 男「忘れもの」 女「男くん」 男「保健室のティッシュ使い切ったら迷惑かと思って、ところで何床に寝てるんだよ」 女「冷たくて気持ちがいいから」 男「保健の先生いねーのか、お前熱あるんだろ、帰れ」 女「歩けない」 男「はいはい、鼻水吹いたらおんぶしてやるからな」 143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 31 47.60 ID HD8RCkvkO 女「どうしたら風邪が治るか聞いてみてもさ」 男「うん」 女「風邪薬を飲んで暖かくして寝てれば治るって言われる」 男「まあ一般的にはそうだろう」 女「でもいっこうによくならない」 男「風邪じゃないんじゃないか?」 女「私もそう思っていくつか病院を回ってみた」 男「どうだった」 女「やっぱり風邪だって」 男「どうすれば治るって?」 女「風邪薬を飲んで暖かくして寝てれば治るって」 男「ふりだしに戻ったのか」 女「そうなのよ」 144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 35 11.80 ID HD8RCkvkO 女「やあ、猫くん」ナデナデ 猫「くしゅん!」 女「君も風邪なんだ」 猫「にゃー」 女「くしゅん!」 猫「にゃ!」ビクッ! 女「あー鼻水がー、君とお揃い、なんちゃって」チーン 猫「にゃ」 146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 45 32.80 ID HD8RCkvkO 男「おい女、今日は臭うぞ」 女「女の子にむかって失礼な!」 男「なんだその首もとの植物は」 女「ネギを巻くのがいいときいて」 男「いつから巻いてるんだ」 女「昨日の夜から」 男「じゃあ大丈夫か」 女「何が」 男「今日の夜は鍋にするからそのネギをよこせ」 女「鼻水ついてるけど」 男「やっぱりいらない」 147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 19 49 22.82 ID HD8RCkvkO 男「女に借りたノート…」 男「開かないページがある」 男「思った通りだ、鼻水の跡がある」 女「男くんに貸したノート」 女「なんかパリパリになってくっついたりしてる…」 女「まさか、男くん…!」 男「いや、お前のせいだから」 女「卑猥な!」 男「は?」 148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 20 04 06.49 ID FWd9qoTD0 |ω・`) http //www.uploda.org/uporg1443735.jpg 149 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 20 12 41.89 ID dDFm664vO 148 (*´д`*)モユス 150 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 20 16 58.24 ID XwO0y0Yo0 あれ、自分が居る。 鼻が弱くて年中アレルギー+鼻風邪なんだよ・・・orz 残念ながら可愛くは無い。 このスレは萌えるけど何かフクザツな気持ち。 155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/05/25(日) 21 26 46.26 ID HD8RCkvkO 女友「なんか喉が痛いな…」 女「風邪じゃないかな、今季の風邪は喉からだから」 女友「おすすめの風邪薬は?」 女「喉からくる風邪には市販ならこれかな、おうちにストックたくさんあるからあげる」 女友「ありがとう」 女「いえいえ、次は熱からの風邪が流行りそうだから気をつけてね」 男友「すげーな女ちゃん」 男「年中ひいてれば詳しくもなるさ」 160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 22 33 53.73 ID u2Hl7Fu40 女「すー…すー…」 男(女さんてば居眠りしてる… まあ風邪の時ってものすごく体ダルいし眠くなるから仕方ないよな) 女「すー…すー…えへへ…」 女「ふごっ!」 男(あんなに幸せそうな寝顔して、ふふ、楽しい夢でも見てるのかな。 …ん?何だ?女さんの表情が険しく… はっ!) 男「先生!女さんの呼吸が止まっています!」 女(は、鼻が…鼻が密閉されるゥ!!) 1ですただいま戻りました。みなさん保守㌧㌧! しかしやっぱりストックはn(ry 148 わーい待ってたGJGJ!!今日も描いてくれてありがとうー 162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 22 37 21.38 ID u2Hl7Fu40 150 女「わわ、 150さんも苦労人ですねえ…けほんっ お互い体大事にしないといけませんね。 折角来て頂いたんですから、楽しんで行って下さい。ずずっ あ、これ、つまらない物ですがどうぞ」 男「女さん、何も粉薬溶かしたイチゴシロップで御もてなししなくても…」 女「大丈夫!ちゃーんと鼻セレブもあるよ!」 男「…うん…」 163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 22 41 13.30 ID FWd9qoTD0 1 今日は何時くらいまでいる? 76のを1Pマンガ形式でうpしたいんだが 時間かかりそうなんで早めに切り上げるなら諦める 164 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 22 46 50.11 ID u2Hl7Fu40 163 マジでか? マ ジ で か ! ? YATTA!! 今日は多分12時半位までやろうかなと思ってる 166 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 22 54 31.89 ID FWd9qoTD0 164 おk。それまでには間に合うようにがんばるよ。 では引き続ききゅんきゅんさせてくれ! 167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 01 40.22 ID u2Hl7Fu40 男「ほら、女さん。そんなに暗いところじゃ、良く見えないよ…」 女「あぁ…っ男く…!」 男「もっと明るい方に寄って、僕に見せて?」 女「ん…っふぇ……は、ぁっ」 男「すごい女さん…こんなに真っ赤に…大きく腫らして…」 女「ぅ…あ、男くん…恥ずかしいからその…あんまり見つめない…で///」 男「何も恥ずかしがる事ないじゃないか。ふふ、女さんたらこんなに涎垂らしちゃって、いけないなあ」 女「や、ダメ…っもう…もう…出ちゃ…ああっ…ふぇ…っ」 女「 ぶ え っ く し ょ ォ ー い っ ! ! 」 男「…。うーん、やっぱりすごく喉の奥腫れてるみたいだし、病院で診てもらった方がいいよ」 女「…。そうだね、そうする…げほっ 見てくれてありがとう男くん」 168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 15 49.66 ID u2Hl7Fu40 男「おはよう女さん ずずっ」 女「男くんおはよう。今日はマスクして、どうしたの?ずずっ」 男「今シーズンから花粉症になっちゃったみたいで…鼻水止まんなくてさ ずっ」 女「そっか、鼻水は本当辛いよね。…ふふっ ずずず」 男「? 女さん何笑ってるのー?ずるっ」 女(男くんとお揃いの『赤い鼻の頭』…なんてね///) 170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 41 59.84 ID kFYR1bqU0 もしかして終わり? 171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 45 03.71 ID u2Hl7Fu40 幼女「あー!おんなおねえちゃんだあ!(とことことこっ)」 女「あら幼女ちゃん。あ、男くん。この子ね、私の近所に住んでる幼女ちゃん」 男「そうなんだ、どうもこんにちは」 幼女「こんにちはー!!ねーねーおねえちゃん!このおにいちゃん、おねえちゃんのこいびとなのー?」 女「えっ///ちちち違うのよ幼女ちゃん!」 幼女「えーちがうのー?じゃあなんなのー?」 女「このお兄ちゃんはね、いくらお姉ちゃんの風邪菌を浴びてもうつらなくって、 時々ふっと、『もしかして男くんは【何とやらは風邪引かない】って迷信を地でいってるのでは?』 っていう疑問すら浮かんでしまうほど健康的なただのお友達で!…ずずっ」 幼女「ふーんそうなんだあ!」 男「女さん、今まで僕をそんな目で!?」 終わり?いいえ、書くのが遅いだけです\(^o^)/ しかもネタ微妙になってきた気がする 172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 52 38.73 ID kFYR1bqU0 171 いえいえおもしろいんでまだがんばってください 174 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/25(日) 23 57 11.94 ID u2Hl7Fu40 男「あれ、女さん」 女「男くん。病院で会うなんて珍しいね。どうしたの?男くんも風邪?げほげほっ」 男「何だか夏バテ気味で体調崩しちゃっててね。 ゴメン、今トイレ探してるんだけどどこか分かる?この病院今日初めて来たから良く分からなくて」 女「トイレだったらあっちだよ。ちなみに自動販売機と売店はそっちで、TVはその奥の広間。 でも喫煙所の扉が近いからドアが開くとすごく煙いんだよね~」 男「詳しいね」 女「うん。こう見えても週に2日は通ってるベテランだからね!げほっ」 男「女さんもお大事にね…」 本当打つの遅くて情けない…ぼちぼち頑張るさー PREV 新ジャンル「一年中風邪っぴき」01_vol02 NEXT 新ジャンル「一年中風邪っぴき」01_vol04
https://w.atwiki.jp/revenator/pages/69.html
「夢を彼が叶えてくれた。だから今度は私が支えるの。それが私の幸せだって、全力で信じられるから。たとえ報われない恋の結末でも、私は彼の姉としてでも傍に寄り添い続けるから」 「U=ONE、ね。まさかルベオラが一枚噛んでいただなんて……でも、だからこそオベリスに刻まれた記録と予言は確かなんだって。最後の対龍兵器にして、弟分であるハーネイトを私は最期まで護るから」 ウイルス系微生界人であり、全身が微生物で構築された微生物人間にして病気の概念、悪霊。その中でも永遠の繁栄と生存を求め研究するウイルス系微生界人の組織、血徒の元リーダーで、別名龍女血帝。真名はエヴィラ・ブラッドフォルナ・ヴァルキュリナス。ピンクの鮮やかな髪と赤いドレスを身にまとい、手には傘剣を持つ少々ポンコツ気味なお嬢様。 彼女はエボラ出血熱を起こすエボラウイルスの微生界人であり、この一族は長らくウイルス界にて最強の一角であった。 もともと彼女の一族は危険な微生界人を封印し管理するのが一族としての責務であった。しかしある時、世界龍の手先である幻霊龍がほかの血徒を操り、自身を完全に開放し力を取り戻させるための駒として多くの仲間が離反、彼女も家族を殺され復讐と裏切り者への処罰のために遥かな旅に出たのであった。 彼女自身は龍の影響をほとんど受けなかったが、これには秘密がある。そう、彼女も無限炉を取り込み実質第4世代対龍兵器としての力を宿していたからである。 その中で、龍に操られた血徒による菌界壊滅の現場に居合わせ、伯爵と初めてそこで出会うのであった。 その後彼女は世界を渡り歩き、アクシミデロ星に流れ着く。そこで元幹部らしき存在の情報を手に入れある組織に属しひそかに暗躍していた。だがDG戦争の時にハーネイトたちと出会い、共に世界の危機を救うため立ち上がるものとなった。U=ONE(アルティメット・ワン)の力はハーネイトとの交流で獲得したものである。 性格は高飛車なお嬢様な一面が強く見えるものの、実はかなり優しく自分もハーネイト同様、過ぎすぎた力をもって生まれたことに悩んでいた。だからこそ、誰も命を奪わない存在、U=ONEという力にあこがれていた。 ルベオラの話を聞き、自分たちもその域に至ろうと決意し、抜けたヴァリオーラの後釜として2代血徒王として日夜研究と調査を行っていた。ルベオラの推薦でそうなったため彼女には頭が上がらないようであるがあまり仲がいいかと言うと怪しい。 面倒見は意外とよく、面倒だと言いながらも付き合い龍の力を持ちハーネイトにも親切に接する相手にはまとめて面倒を見て鍛え上げることも多い。 またハーネイトの後姿を見てまねているからか、教え上手な一面を持つようになった。もう、自分はあの病気を起こさない。同族の分の罪まで償うために、U=ONEにしてくれたハーネイトの力になり続けるために今日もたまに迷子になりながら活動していると言う。 結構な方向音痴であり、また所々ポンコツな面が目立つお姫様であるが敵の意図をすぐに理解し対応策を提示したり、戦闘アシストが上手な面があり戦力としてはとても大きい。 また、血徒時代に持ち歩いていた傘銃剣が手放せない。これは外敵から身を守る装備でもある。彼女はこの傘剣の先端に力を集め、一気に解き放つ戦技に長ける。傘銃剣・ブランダルというこの武器は彼女の切り札でもある。傘だけあり展開し防御血界を張ることもできるとか。 彼女の使う赤血醸剣はすさまじい破壊力を持ち、長い旅の中で磨いてきたことがうかがえる。 彼女はハーネイトに対し、姉のように振舞うことが多い。それは本当は恋をしているのだけれど自分はそれをする権利はないからせめて傍にいて、家族という物を知らない彼にそれがどういうものかを教えつつ支えるためである。 + ... 実は世界龍支配第二期計画で生み出された、女神ソラにより作られた初期の微生界人。このため龍の因子を埋め込まれている。しかしソラは、この計画の失敗に早く気づき、Pの二の舞を踏まないように微生界人全般の力を奪い、実質封印に近い状態にしていた。 けれども微生界人たちはそんなソラに対し復讐の機会をうかがっていた。特に自身だけでは眷属の数をほぼ増やせないウイルス界系の微生界人は手を組み、血徒という組織を立ち上げどうやってソラを倒し、元々の力を取り戻すかを画策していたと言う。 そこで、自分らより先に作られたPを使い、自身を強化し龍を支配することでソラを倒すための力をつけようと大事件を幾つも起こしていた。エヴィラはその血徒のリーダーとして、活動していたのだが一番大事なことはまず永遠の命と、神霊化であると考え研究と実験に趣を置いていた。それは初代血徒の王、ヴァリオーラの意思を継ぐため。 かつて最強を誇っていたヴァリオーラが至ったU=ONEという存在になれれば神霊、生みの親にすら勝てる。そのためにPが必要ではないかと考え全員動いていたが、その間にエヴィラは王の座を蹴落とされてしまう。代わりに龍に支配されたエヴィラの妹が新たに上につき、彼女は放浪の果てにハーネイトたちと出会い、そこでU=ONEの力を得た。(といっても実はこのエヴィラ、血魔人たちを始末しに来たスパイとして無限炉を生みこまれた第4世代対龍兵器である可能性が高い。しかしU=ONEの力を得ていないのは2つの事情があるとか。身バレ防止とそもそもドラギス以外それを基本施せない) U=ONEのお陰で龍因子の制御もできるようになり、炉心はない物のそれに匹敵する力で圧倒する。それから、血徒を含めた微生界人は何故生み出されたのかを知ることになり、元同胞を止めてその話を聞いてもらおうと動くようになる。 微生界人もまた、世界龍から今の世界を護るために生み出された戦士であると。少しでも多くの同胞に本来の役割と仕事を理解し世界龍復活(ドラグロク)を防ぐべく奔走する。 それと同時に、龍に操られていた元同胞である血徒17衆をどうすれば元に戻せるか考えている。のだが実のところ見つけ次第抹殺したいとか。理由は自分たちの本来やるべきことを忘れ敵となっているからなのと、ハーネイトをひどく傷つけたから。自分も結果的にそうしたため許してもらおうとは思っていないが、贖罪のため魔人たちをすべて倒そうと裏で暗躍している。 龍葬者となることと引き換えに得たU=ONEの力を手に入れた彼女の長い長い旅はいつ終わりを迎えるだろうか。 そんな中風の噂でU=ONEを秘めたものがいると聞き、DGに潜入しつつ調査していたがその中でハーネイトと出会い、彼こそがオベリスに刻まれた予言を覆す希望の神子であることを知り、自身の素性を隠しつつ傍にいることにしたのであった。 その際に、実は生き別れというか行方不明になっていたハーベルと出会いハーネイトの方針に関して揉める。それはエヴィラは修行をさらにさせ龍奏者、そしてU=ONEの力を引き出すために旅に出させろというが、ハーベルは独占しつつ彼を穏やかな暮らしにおいて彼の望む夢のために育てていくという対立があったとか。そのあと決闘し戦い勝つのだがそれが彼を絶望に追いやったことに負い目を強く感じており、妹ハーベルの意思もくみ取りながらハーネイトの保護者として活動している。 このせいでU=ONEをもつ後継者の話が出回るのが遅れ、悪い結果をもたらしたという。 セリフ + ... セリフ1 さあて、そろそろ出陣かしらね セリフ2 今でも私らを生み出し、呪いをかけたソラのことは複雑ね。だけど、事情を知った以上は、ねえ。あるべき姿に戻った今は、やるべきことをやるまでよ セリフ3 守るべき対象を、私は結局守れなかった。見つけた時にはすでに、彼はボロボロだった。だから私が代わりにあいつらを倒してやる セリフ4 U=ONEの独占、そういわれてもいい。彼の傷ついた心をこれ以上抉らせない セリフ5 悪いわね、私の一撃は格が違いすぎるのよ! セリフ6 つまらないわね、その程度で粋がってせいぜい寿命を縮めるだけよ セリフ7 私は党の昔に覚悟決めているから。だから、世界龍戦劇を生き抜いてやる セリフ8 あんな奴ら、纏めてぶっ倒してやるわ セリフ9 私を見て怖くないとか、本当かしら。強がってるならやめておいたほうがいいわ。え、あら……面白いわね セリフ10 セリフ11 セリフ12 好きなこと 嫌いなこと 目標 龍について イベント レベルアップ スキル解放 現霊:なし 微生界人特有の、無数の微生物で構築し強化した体による多彩な攻撃を軸として戦う。血徒としての力も衰えてはおらず黒血龍として龍人化する血衣を持っている。 強さでいうとハーネイトとヴァンと肩を並べるほどであるが攻撃特化な面が目立つ。 サポートは苦手ではあるが防御系の技は持っている。 クラス適正 アタッカー シューター シールダー サーチャー アサシン サポーター Aミッション 全クラスをマスターしているので、あらゆる任務に臨機応変に対応できる。ただし探索能力は他サーチャーよりも劣る。その代わり火力が非常に高く、中ボスをワンバンで沈めるほどにはある。アタッカーメインでの運用が一番活躍できるが、守りも支援もできることは頭に入れておこう。 通常戦闘 菌属性が戦技のほとんどを占めるため、弱点を突こうとなると他スキル、CPFだよりにはなる。もともと菌属性は貫通効果を持っているので相手を選ばず戦えるのでごり押しでも行けるほどには強い。また彼女もCPFの扱いがうまいため、補助で使えばさらに効率よく敵を倒せる。 ステータス Aミッション:縦横2×3マス選択 通常攻撃:単体菌属性攻撃×2HIT Lv HP CP 力 霊 速 体 心 運 50 1100 400 130 195 130 120 140 90 具現霊戦技一覧 名称 消費CP(%) 習得LV 効果 技説明 血禍呪剣 3 単体に菌属性大ダメージ+裂傷 血と眷属を混ぜて形成した赤血醸剣(しゃっけつじょうけん)で3回素早く切りつける 血禍呪弾 4 - 単体に3HITする菌属性ダメージ+浸蝕 血弾を指先から連射する 血禍葬雨 8 - 全体に物理+菌属性ダメージ+浸蝕+呪縛 血禍玉を敵頭上に形成し、呪血雨を降らせる 血闘武鎧 10 - 自身の全能力を戦闘終了時まで30%上昇 血衣の形質、デザインを変化させる簡易戦形変化 血禍刺糸 9 - 複数体に4~9HITする菌属性中ダメージ+拘束 血を糸にして振り回して切り刻む 血禍衡盾(けっかしょうじゅん) 11 - 味方全体に3回、陽光属性以外の攻撃を吸収するバリアを展開 血の盾を作り、味方に防御支援 血禍天衝(けっかてんしょう) 21 - 敵全体に壊滅級菌+物理属性ダメージ+即死、裂傷、全能力50%低下(3) 血と眷属、赤の世界龍の力を1つにした強力無比な衝撃斬 血禍呪陣 18 - 全体に浸蝕+混乱+呪縛+即死+猛毒 陣内にいる者の肉体を蝕む血徒時代に使っていた呪血領域を生み出す 呪血教典・死至無情封天陣 50 - 全体に菌属性壊滅級ダメージ+味方全体のHPとCPを与ダメージの50%回復させる 超広範囲を制圧する血の魔法陣を足元と上空に展開する 血徒解放 12 - 状態異常を完全に防御し被撃時敵全体に複数バステを付与する(3) 自身の血徒としての力を増幅させ解放 血徒哀詩 20 - 味方全体の攻撃、命中、会心、防御率を30%増加、敵の攻撃、防御、回避、命中を25%低下させる(3) ソラへの恨みを歌にして、特殊な波動を放つ 紅魔血衣(ブルートロート・シールツェン)・血華龍王 20 - 世界龍の力を開放し、龍騎士になり全能力を2倍にする(3) 紅蓮の龍鎧と変形大剣・血魔龍皇剣を手にした超攻撃形態の血衣 以下の技は他キャラとの交流で習得可能
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/5780.html
【キャンペーン方針アンケート】 設問1.自キャラ妊娠: 設問2.獣姦/モンスター姦: 設問3.モンスターのハーフ受胎: 設問4.強制属性変更(性別/年齢、[[その他]]): 設問5.堕落/邪悪化: 設問6.苦手シチュ列挙: 設問7.禁止シチュ列挙: 設問8.希望シチュ列挙: [部分編集] 【基本情報】 名前:アイリス 愛称:アイリス 年齢:16 性別:女 種族:人間 経験点/全 -(GM-・PC-)/使用 -/未 - クラス:ウォーロード/ドラグーン CL:20 出自:滅んだ民族の血 境遇:- 運命:- 追加:鈍感 特徴:- 【所属ギルド】:神聖ヴァンスター帝国 【基本能力】HP+-/- MP+-/- HP 181/181 MP 100/100(100) EP 104/104 F 25/25 DH10/10 移動力:-(m) クラス修正 基本: 成長 : 他 :ボーナス:メインC/サポC: 他 :合計 筋力 37 : +2 : 15 : 18 : 1 / 1 : - : 20 器用 30 : - : - : 10 : 2 / - : - : 12 敏捷 8 : - : - : 2 : 2 / - : - : 04 知力 5 : -2 : - : 1 : - / 1 : - : 01 感知 8 : - : - : 2 : - / - : - : 02 精神 27 : - : - : 9 : - / 1 : - : 10 幸運 9 : - : - : 3 : - / - : - : 03 【スキル】 スキル名 レベル コスト 対象 射程 タイミング 効果 ■1シナリオ1回 ≪ボルテクスアタック≫ : CL : - : 自身 : - : ダメージ直前 :白兵ダメージ+10d6 ≪トルネードブラスト≫ : CL : - : - : - : メジャーアクション :CL以下のモブを消滅させる。 ≪インタラプト≫ : - : - : 自身 : - : - : ≪エンカレッジ≫ : 1 : 10 : 自身 : - : - : ■パッシブ ≪両手剣マスタリー≫ : - : - : 自身 : - : - :命中ダイス+1個 ≪インテンション≫ : CL : - : 自身 : - : - :[HP]+[CL*5] ≪イーグルアイ≫ : 3 : - : 自身 : - : - :命中判定をSPL*2する。 ≪ファインドトラップ≫ : - : - : 自身 : - : - : ≪キャリバー≫ : - : - : 自身 : - : - : ≪ファミリア≫ : - : - : 自身 : - : - :[MP]+[SL*10] ≪アームズロジック:両手剣≫: - : - : 自身 : - : - :命中ダイス+1個 ≪オーヴァードライブ≫ : - : - : 自身 : - : - :≪バーサーク≫使用中、命中ダイス+1個 ≪ハイパーゲイン≫ : - : - : 自身 : - : - :[白兵攻撃]に+【筋力】する。 ≪エレメンタルパワー:闇≫ : 6 : - : 自身 : - : - :チェンジファング中風属性攻撃ダメージ+SL*3する。奥義 ≪ファイティングロウ≫ : - : - : 自身 : - : - :命中+4 ≪シールドスラム≫ : 1 : - : 自身 : - : - : ≪バーストスラッシュ≫ : 1 : - : 自身 : - : - : ■セットアップ ■イニシアチブプロセス ≪カリキュレイト≫ : 1 : 8 : 自身 : - : - : ■マイナーアクション ≪バーサーク≫ : 1 : 3 : 自身 : - : マイナーアクション :[武器攻撃]のダメージを+[SL*2]する。 ≪スマッシュ≫ : 1 : 5 : 自身 : - : マイナーアクション :[白兵攻撃]に+【筋力】する。 ≪インヴィジブルアタック≫ : 1 : 3 : 自身 : - : マイナーアクション :命中ダイス+1D6 ≪ファストセット≫ : 1 : 6 : 自身 : - : マイナーアクション :即座に、マイナーアクションを2回行う。 ≪エンハンスブレス:闇≫ : 1 : 6 : 自身 : - : マイナーアクション :武器攻撃のダメージが風属性魔法ダメージとなる。 ≪レイジ≫ : 2 : 6 : 自身 : - : マイナーアクション :[メインプロセス]中に行う[白兵攻撃]にくらったダメージを足す。 ≪奥義チェンジファング≫ : 6 : 8 : 自身 : - : マイナーアクション :シーン終了まで攻撃ダメージ+SL*3する。クリンナップに8点消費する。 ■メジャーアクション ≪ストラグルラッシュ≫ : 1 : 12 : 単体 : 近接 : メジャーアクション :対象に白兵攻撃を2回行う。 ■リアクション ≪ダンシングヒーロー≫ : - : - : 自身 : - : - :判定ダイス1個追加 10回 ≪ディフレクション≫ : 1 : 6 : 自身 : - : リアクション :SL回 魔法ダメージ反射 ≪ストライクパック≫ : 1 : 4 : 自身 : - : リアクション :ダメージ+1D6 ■その他 ≪エナジースクイーズ≫ : 2 : - : 自身 : - : - :≪エナジーフロウ≫の効果をダメージ1点を2点に書き換える。SL回使用可能 ≪エナジーフロウ≫ : 6 : - : 自身 : - : ダメージ直前 :[SL*5]点のMPを消費する。ダメージに消費したMP分を一度だけ足す。奥義 ≪インデュア≫ : 1 : - : 自身 : - : - : ≪ディスコード≫ : 1 : - : 自身 : - : ダメージ直前 : ≪ソウルバスター≫ : 1 : - : 自身 : - : - : ■エロスキル ≪リジェクション≫ : 5 : - : 自身 : - : - :[性的防御力]に+[(SL)×3]の修正を得る。 ≪サディズム≫ : 5 : 4 : 自身 : - : ダメージ直前 :あなたが与える[HPダメージ]を+[(SL)×2]する。その後、あなたはこの攻撃によって与えた実ダメージの半分を[EPダメージ]として受ける。 ≪ドサディズム≫ : 1 : - : 自身 : - : - :サディズムの効果を5d6に固定する ≪マゾヒズム≫ : 5 : 5 : - : - : - :あなたが受けた[HPダメージ]を-[(SL+1)D6]点軽減し、代わりに[(軽減した値)×2]の【EP】を失う。 ≪ドマゾヒズム≫ : 1 : - : - : - : - :HPダメージにより《戦闘不能》になった場合自動的に使用される。《戦闘不能》を回復し、[HP]が1d6、[EP]1d6となり行動済みとなり、バッドステータス[発情]を得る。1シナリオに一回のみ使用可能。 ≪スーサイド≫ : 2 : 5 : - : - : - :[EPダメージ]を受ける際に使用する。受けるはずの[EPダメージ]を[HPダメージ]として処理する。 1シナリオ中[SL]回使用可能。 ≪ストラップブレイク≫ : 1 : 7 : 単体 : 近接 : メジャーアクション : 【戦闘[[データ]]】 能力:命中:攻撃:回避:防御:行動:スキル:その他:合計(ダイス数) 命中判定 : 12 : -2 : - : - : - : - :10+1D6: +1D6 : 20 (+4d6) 攻撃力 : 20 : - : 18 : - : - : - : 10 :15+2D6: 63 (+4d6) 魔法攻撃力: 20 : - : 18 : - : - : - : 48 :15+2D6:101 (+4d6) 回避判定 : - : - : - : - : - : - : : : - (+2d6) 物理防御力: 43 : - : - : - : 42 : - : 17 : : 59 魔法防御力: 10 : - : - : - : - : - : : : 10 行動値 : 06 : - : - : - : - : +2 : : : 08 【性的戦闘データ】 能力:装備:スキル:その他:合計(ダイス数) 命中判定: 14 : - : - : - : - (+2d6) 攻撃力 : - : - : - : - : - (+2d6) 回避判定: - : - : - : - : - (+2d6) 防御力 : 28 : - : 15 : - : 43 【装備品】 装備品 : 重量 :命中:攻撃:回避:防御:行動:射程:備考 右手 :運命の剣 : 15 : -2 : 18 : - : - : -2 : - :F3クリティカルにする。 盾 :漆黒のブーツ※4: 10 : - : - : - : 11 : - : - :ダメージ+2d6 左手 : : - : - : - : - : - : - : - : 頭部 :漆黒のリボン※1: 7 : - : - : -2 : +7 : - : - :白兵ダメージ+5 胴部 :漆黒のドレス※2: 15 : - : - : -2 : 22 : +4 : - :白兵ダメージ+5 補助防具:漆黒のブラ※3 : 2 : - : - : - : 3 : - : - :基本筋力+15 装身具 :漆黒のパンツ※5: 1 : - : - : - : - : - : - :ダメージ+5 合計 : :-/-: - : - : - : - : - : - : ※1:ライオンマスク、※2:剛神の鎧、※3:巨人の手袋、※4:フォースバックラー、※5竜爪の髪飾り 【オリジナルアイテム】 【所持品】 道具名 : 種別 :重量:コメント 生命の呪符 : 呪符 : 1 : 1 : 理力符(無) : 呪符 : 1 : 2 : 暗視ゴーグル :装身具: 1 : 1 : 魔法のテント : 道具 : 8 : 1 : 冒険者セット : 道具 : 5 : 1 : ────────────────────────────────────────────── 重量合計 : - = 所持金:190100G 【コネクション】 【その他設定】 【外見設定】 髪の色:金 身長:144cm 服装:ドレス(黒)と頭部にリボン(黒)を付けている。 【[[セッション記録]]】 【成長記録】 01Lvバーサーク/トゥーハンドマスタリー/エナジーフロウ1 02Lvスマッシュ/エナジーフロウ2 03Lvエナジーフロウ3/ソウルバスター 04Lvエナジーフロウ4/シールドスラム 05Lvエナジーフロウ5/エナジースクイーズ1 06Lvストライクパック/レイジ 07Lvでリフレクション/レイジ 08Lvイーグルアイ1/インタラプト 09Lvイーグルアイ2/エンカレッジ 10Lvイーグルアイ3/カリキュレイト 11Lvアームズロジック/エンハンスブレス:闇 12Lvチェンジファング1/エレメンタルパワー1 13LVチェンジファング2/エレメンタルパワー2 14Lvチェンジファング3/エレメンタルパワー3 15Lvチェンジファング4/エレメンタルパワー4 16Lvチェンジファング5/エレメンタルパワー5 17Lvファストセット/オーヴァードライブ 18LVファイティングロウ/ハイパーゲイン 19Lvバーストスラッシュ/ストラグルクラッシュ 20Lvインデュア/エナジーフロウスクイーズ 職業 1Lvウォーリア/モンク 6Lvサムライに転職 8Lvシーフに転職 9Lvダンサーに転職 10Lvガンスリンガーに転職 11Lvウォーロード/ドラグーンに転職 20Lvモンクに転職 20Lvバードに転職 20Lvフォーキャスターに転職 20Lvドラグーンに転職 成長:筋力/精神/器用 初期:筋力12精神8 初期:HP 33 MP 27 成後:HP 131 MP 100
https://w.atwiki.jp/varealpj/pages/12.html
角色建立過場動畫 大家請相信我,我們一定能逃出去的所以……請跟我來 少女激昂的說著這樣的話語 聚集在這裡的人們原本充滿了灰心與絕望 …… 虛空降臨世界,已經有些時日了 但迫在眉睫,彷彿要將天空吞噬,那紫色的異樣的光輝,為眼前的人們帶來絕望 虛空突如其來的擴張,星森聯盟提出的撤退計畫來不及應對 撤離運輸設施、工作人員等等都還來不及抵達, 我所能做的,只能帶領大家努力的奔跑 祈願虛空會如同他突然的擴張一般,突然的停止 然而,現實並非童話故事,沒有救世的勇者,亦無阻止虛空的奇蹟 在狼狽的奔跑下,人們逐漸被紫黑色的渦流吞噬…… 諾克小鎮 少女從虛空中墜落了下來 但伴隨著這道光芒,少女失去了記憶 殘留在腦中徘徊的,僅有「我好像帶著在虛空中迷路的人們逃離虛空什麼的」 但最後只有自己一個人成功離開,這聽起來也太自私了吧。 米莉亞姆看見虛空中墜落的光輝,開著車子衝往墜落地點勘查,意外的將少女救起,並從少女身上感知到了與平凡人不同的異能量,便在救助少女的同時,希望少女能幫助諾克小鎮面臨迫在眉睫的危機 與眾人交談後,少女的名字是希爾妮特,商人聯盟遇到熟面孔便上來打了招呼,並和諾克小鎮的眾人講了希爾妮特曾經的一些事情 不過那只是自己參與星森民間救難隊時,曾經與商人聯盟的諸位有過一面之緣的小事 在控制區43的戰鬥中,希爾妮特展現出了與不同於一般異能者的力量,米莉亞母也因此感知到眼前的是新生的「靈魂行者」 但,希爾妮特看起來又不那麼擅長戰鬥,雖然能妥善的處理襲來的靈魂暗影,但又與以往他所認識的靈魂行者來說有些落差 且希爾妮特在現場時,自己的異能有不同於平常的波動 在經過控制區43與R廣場的觀察後,了解到希爾妮特的靈魂能量性質主要是「增幅他人」,能將周圍的人們的力量強化出來的能力,但她的自主戰鬥能力也就相對的差 因此在這之後的重要任務中,都會盡量隨伴星森聯盟的兵力共同作戰 解決了傑克王與青焰小丑帶來的騷亂後,班傑明希望我們前往狀況一樣不太好的康都城幫忙 對於米莉亞母與班傑明來說,覺得最異常的是這孩子似乎很樂於幫助他人,且為此樂此不疲的樣子,與常人思維有所落差 在支線中由美會被希爾罵又在賺國難財,在希爾的連番抱怨之下只好打折把補給品賣給需要的人 畢竟商人聯盟也是要形象的,對吧? 由美很討厭希爾妮特,因為她會對價格斤斤計較。 康都城 到達了新的城鎮,受到奧隆的委託前往破舊的市街清掃靈魂暗影,但他的女兒凱薩琳不斷的跟希爾妮特撒嬌,很想與她一起大冒險 混凝之林 希爾妮特耐不住凱薩琳的三催四請,只能在戰鬥中盡力的援護她,但也因此讓凱薩琳有著過度的信心,認為自己的能力很強大,足以幫上大家的忙 實際上只是一個擁有輕微異能的小孩子罷了。 捕食者巢穴 就在眾人完成混凝之林的壓制作戰後不久,發現凱薩琳消失了 根據傭兵拉爾夫所說,他曾看到凱薩琳往捕食者巢穴的方向前進了 在奧隆的萬分擔憂之下,希爾妮特與部分星森兵力前往搜索 最後在擊殺暗影蜘蛛女王後帶回了令人遺憾的消息,凱薩琳遭到了靈魂暗影的毒素侵蝕,身體每況愈下 此時,名為亨利的NED研究者提供了可能的解方,希望我們去混濁水池尋找暗影實驗體樣本、與前往N-102避難所尋找眼魔蜘蛛獲得毒素分析樣本 與此同時,前往捕食者巢穴重新取得蜘蛛女王的黏液,以製作臨時解毒劑 雖然亨利一副把凱薩琳當作實驗體來對待,但解毒劑打下去以後,凱薩琳氣色似乎好了許多 但對於希爾妮特來說,她總覺得亨利隱瞞了些什麼 混濁水池、N-102避難所 在混濁水池看見了與靈魂暗影嵌合為一體的人類,那個情境讓希爾妮特感到一陣噁心,因此臨時終止了作戰計畫 除了尋找實驗體樣本以外,作為給亨利的報酬必須清理完地下水道,不然亨利就不願意幫忙了 經過了數次的努力與心理建設,將暗影騎士擊倒,並從他身上取得了被靈魂暗影吞噬的人們的樣本交給亨利 「我能感覺到……我們是同類……」 「你也,誰也……救不了。」 暗影騎士說著令人不適的話語,希爾妮特不認同他所說的話 她所要做的,只有帶領他人往更好的方向前進罷了,與被暗影吞噬後陷入瘋狂的他迴異 - 在N-102避難所中,維克托為了尋找所需的樣本,隻身一人深入研究所中樞 沒想到遇到了徘徊於此的眼魔蜘蛛,被捆成了佳餚 為了不讓凱薩琳的悲劇再一次發生,普蘿特與希爾妮特帶領兵力前往盡速救出維克托,幸好是趕上了,也從眼魔蜘蛛身上取得了靈魂暗影的樣本 交與亨利以後,亨利便著手於最終解毒劑的製作了 同時康都城由於兵力不足,同時也得不到其他城鎮與星森中央的支援,狀況並不理想,奧隆希望能將女兒凱薩琳帶往格雷斯城避難,避免進一步的病情惡化 亨利將解毒劑施打予凱薩琳後,看似狀況逐漸好轉 作戰指令 康都城NED分部中樞 希爾妮特潛入康都城的NED中樞,希望能找到有關於實驗的數據 為了確定凱薩琳所使用的解毒劑是安全的,如果有任何不對勁的地方也能及時做出策略 在這個副本過程中不能被任何敵方單位發現,同時也不能進行戰鬥 一旦戰鬥或被發現會導致與亨利的合作關係破局、同時任務失敗 在亨利的辦公室中發現了有關凱薩琳使用的解毒劑的相關報告 得知雖然確實有產生抗體、延緩毒素侵蝕的性能,但會因為體內的靈魂暗影濃度增加,更容易引來同類接近 因為凱薩琳外貌尚是人類,靈魂暗影也會無情的將其吞噬 意識到這一點的危險性,希爾妮特將凱薩琳更嚴謹的看管了起來 除此之外,還有一個無法解析的檔案,但根據檔名所寫,與凱薩琳的實驗有關 將這份檔案Copy一份後,希爾妮特離開了此地 突破 奧隆在撤離凱薩琳的同時,執行了大撤離計畫,希望無關戰鬥人員的民眾也往更加安全的格雷斯城撤退 因此,星森聯盟的兵力與平民們開始往運輸機整頓物資,為撤離做準備 這段期間希爾妮特除了看護凱薩琳外,也向亨利聊了不少話 亨利從希爾妮特的話語中了解到,希爾妮特或許也對實驗與科技一類的事物有著見解與熱誠 但希爾妮特並不知道這是為什麼(殘留幾乎只剩渣的西露本身的潛意識) 雖然知道亨利的實驗是為了人類的進步,但太多都過於殘忍了 雖然希爾妮特彷彿能瞭解犧牲的必然性,但對於希望引領所有人前進,而不是有所犧牲的她,觀念上還是有所牴觸 兩人也因此進行了一次激烈的爭吵 最後因為二人的見解不同不歡而散 悲嘆的天空 撤離計畫實行當天,人們搭上運輸機準備撤離 但令人想不到的是,具有飛行能力的靈魂暗影突襲了運輸機 為了援護機上的市民們,希爾妮特與靈魂暗影進行激烈的交鋒 在過程中發現凱薩琳失蹤了,於是前往運輸機各處尋找她的蹤影 發現凱薩琳時,她已因為體質被大量的靈魂暗影包圍,靠著自己微不足道的異能力驅趕著前來的暗影們 好在希爾妮特即時趕到,在危機一髮之際救下了凱薩琳 「果然還是大姊姊最讓人放心……」 然而,出人意料的,本應倒下的萬物掠奪者從凱薩琳背後發起了襲擊,將凱薩琳的心臟捅了個對穿,並將凱薩琳拖到了運輸機外 希爾妮特眼見這副情景,不由得將早午餐全都吐了出來,但現在首要之務是打倒萬物掠奪者,嘗試對凱薩琳進行搶救 在與萬物掠奪者的戰鬥中,在並未完全侵蝕的情況下救下了凱薩琳,就在父女將要重逢的感人之際,天上降下了金色的光輝,對重傷的凱薩琳施以了重擊 這金色的光芒……究竟是? - 凱薩琳的生命即將走向終點,但在飛機甲板層出現了意想不到的人 那是亨利。 他拿著一管針筒往凱薩琳走去。 「你想幹什麼?亨利!」 奧隆對著亨利怒吼著,他在撤離時從希爾妮特處得知了解毒劑的副作用,將現狀的所有責任歸咎於亨利頭上 「白癡!你想救你女兒吧?這是現在的唯一方法了!」 亨利將針筒內的液體注入了逐漸冰冷的凱薩琳的身體中,奧隆見到亨利口中說出這樣的話,一時也不知道該阻止或不阻止是好 希爾妮特因為不知道那管試劑的來歷,只能先一時聽從亨利的說詞 在試劑的注入後,亨利說必須嚴謹的觀察,允許星森人員進入實驗所監督自己行為的同時,對試劑的影響與變化進行嚴謹的監督 希望之芽 I 進一步清理N102避難室後,亨利將深處的危險個體監控室作為凱薩琳的觀察場所 雖然奧隆與普蘿特、維克托都對亨利的計畫有所懷疑,但這也是目前唯一的方法 在星森兵力的監控下,亨利應該不會做出什麼錯誤的行為 雖然速度緩慢,但凱薩琳殘破的肉體有著恢復的跡象……即便那些恢復的部位與靈魂暗影一樣黑的令人害怕 亨利說那是藉由靈魂暗影化活性的基礎修復身體的方法,但需要嚴格的監控,因為實驗的不完整性,無法預料接下來會發生什麼事 奧隆得知實驗的真相,為了還能見到女兒的笑容,也只能期望這個實驗的結果是好的。 希爾妮特也因此對亨利進行的嚴密的監控。 希望之芽 II 為了抑制靈魂暗影細胞的過度活性化,亨利希望希爾妮特去尋找萬物掠奪者同類型靈魂暗影的樣本 這份工作好像也沒其他人勝任,希爾妮特只能出發前往 但在取回樣本後,才得知凱薩琳的狀況急轉直下,亨利已經趁著人們慌亂之際偷偷離開了康都城 留下的只有不斷回報著Error、泛著警示紅光的實驗室…… 作戰指令:深淵綻放的彼岸花 靈魂暗影劇烈活性化下,凱薩琳的軀體不斷膨大,精神失常與對虛空能量的乾渴令其無法控制的吞噬著周圍的事物 包含封存於N-102避難室的實驗體們。 奧隆得知消息後氣得腦中風了,由醫療班進行救護中,由普蘿特指揮暴走狀態凱薩琳的鎮壓作戰 即便於心不忍,但事到如今已經沒有回天之策了,只能在災害進一步波及之前阻止進一步的擴大。
https://w.atwiki.jp/kotozora/pages/149.html
十一、蘭洲の學術著書 蘭洲家學を承けて程朱を尊奉し、其の說中正を尙びて、務めて偏固支離の弊を去れり、故に往々性命理氣の說に於て、別に一見解を具ふと雖も、學問の大本は程朱を以て依歸と爲せり、竹山は蘭洲の卓識獨見、往々前賢未發の旨を得たるを稱せしが、蓋し其長ずる所は攻駁に在り、故に莊より老に至るまで、程朱の爲めに侮を禦ぎて、排異を以て己の任と爲し、非伊、非物、皆壯時に成り、朱陸の辯口を衝きて而して發す、嘗て學弊を論じて曰く、陸王の學を爲す者は、問學を廢して事物を棄つ、其の弊や禪莊なり、仁齋の學を爲す者は、義氣を蔑して心性を疎んす、其の弊や管商功利なり、徂徠の學を爲す者は、修辭に局し、敬以て內を直くするの訓を遺る、其の弊や放蕩浮躁なり、闇齋の學を爲す者は、頗る嚴毅に過ぎて、雍容和氣に乏し、其の弊や刻薄寡恩なり、惟ふに玆の四學は、爭辯强聒して、道學乃ち四分五裂し、學者をして從ふ所に眩せしむ、若し孔孟之を觀ば、則ち必ず之が爲に長大息せんのみ、偏なく黨なく、中正の道、蕩々平々、唯聖賢の遺訓己に切なるを以て、心術德行の基と爲さんに如かず、如此くにして而して後乃ち四學の弊を免れん、夫れ水至りて而して渠成り、花謝して而して實結ぶ、物皆然り、學を甚だしと爲す、陸王の學は、是れ水未だ至らずして渠を求め、花未だ謝せずして實を求む、亦太早計と謂ふべし、是れ速ならんと欲するの私心なり、仁齋徂徠の學を爲す者は、涵養素なし、是れ始より水を潘ふるを知らず、渠の成る可き無し、樹を種ふるを知らず、實の結ぶ可き無し、不學無術と謂ふ可し、朱子の學、先づ地を掘て而して流を引き、根に培ふて而して實を待つ、固り頓悟直入の教に非ず、陸子の喜びざりしは宜なり、又心性を遺れ功利に志すの教に非ず、仁齋徂徠の悅びざりしも亦宜なりと、其說未だ必ずしも悉く蘭洲に發せず、而して其の前賢を視ること淺きに失するを嫌ふと雖も、亦能く其の末弊を言へり、那波魯堂の學問源流、及び柴野栗山の大江尹に答ふる書等、其の中崎伊物の弊を論ずるや、往々蘭洲の言と相似たり、豈原く所あるなきを得んか。 竹山は又蘭洲の學風を稱して曰く、史子百家鬭はざる靡し、汪洋閣肆、之を約に反せり、旁ら國史群籍を治め、讀史訪議、泊び萬葉集話、古今通、勢語通、源語通、源語提要を著はして、以て千載の深病を砭し、註家沿習の譌を訂せり、柝微闡幽の功實に偉なり、豈學は萬古を洞貫する者に非ずやと、其の道學を稱して曰く揭ぐるに博約の旨を以して、偏を矯め頽を拯ひ、以て人心を正し、文を行に合す(中略)豈道は以て邪說を息むるに足る者に非ずやと、其の文章を稱して曰く、文士爭ふて王李の餘唾を拾ふ、乃ち振ふに雄渾の辭を以てして、痛く頑習を懲らせしかば、四方轍を改めて之に歸しき、豈文は能く旣倒の瀾を回す者に非ずやと、竹山の先師を表彰する所以の者、必しも溢美ならず、父祖の傳を承け、和漢の學を兼ねしは、大家の典型あり、而して名節を尙びて文行一致せるは、道學先生たるに背かず、其の文瑕瑜並に見はるゝも、暢達雄健、能く言んと欲する所を言ひて、言能く物あり、翩々たる文士の比に非ず、此の比の學者にして、文章を能くすること蘭洲の如きは希なり。 竹山は蘭洲の墓に銘して通儒全才の語あり、蘭洲の學術は如何にも多方面なり、一に道學、二に文章、三に經術、經術甚だ深からざるも、最も易を好み、懷德堂にても易傳を講じたり、四に史學、是れ曾祖父守香以來の家學にして、顯家義貞檄、豐相國復明主書等の擬作、往々其の史眼を窺ふ可し、五に詩は多く作らざれども、往々誦すべき者あり、六に和歌は儒者の歌人と云はれし執齋に劣らず、萬葉古今勢語源語に通ず、七に神道は十厄論あり、夙に神儒一致の說を持したりき。八に排佛は承聖篇あり、經濟を說きては郷校私義あり、最も名節を尙び行義を砥礪したるは、太宰春台が四十六士論を駁せし一篇に徵すべし、而かも獨り文のみならず、武道は弓を好み、又兵論三篇ありて、兵學をも講じたりしを知る、氣魄頗る大、規模小ならず、眞に是れ通儒全才にして、竹山履軒の師たるに背かざる慶元以來の一大家なり。 蘭洲は等身の著書あり、其の目左の如し。 刪正日本書紀四卷▲非伊篇▲非費篇▲承聖篇(二冊)▲讀史訪議▲萬葉集詁▲古今通二十卷(五册)▲勢語通四卷▲源語詁三卷▲源語提要▲蘭洲先生若話三卷(實は二卷)▲和歌新題百首▲喩叢一卷▲駁太宰春台四十六士論▲文章廻瀾一卷(以上未刊) 非物篇六卷▲鷄肋篇二卷(後に辯ず)▲質疑篇一卷▲瑣語二卷(以上既刻)以上懷德堂遺編目錄所載 左傳蓄疑附事態一卷都十二冊▲爾雅翼四卷▲冽菴日纂一卷 以上太田氏蒐錄書目 鷄肋篇八卷四冊(濱氏藏)▲蘭洲遺稿二卷(太田氏藏) 以上或は目ありて其の書現存せざるもあらん、人の祕篋に現存するも、世上に流傳せざるもあらん、今予が見し所の者を概說すべし。 非物六卷は物學攻擊の先鞭にして、蘭洲の名を馳せし所以なり、蘭洲は家塾に在りし時、護園隨筆を讀みて徂徠の能文を知り、學則を讀むに及びて、異撰の書なるを悟り、後ち江戶に游び、辨名辨道及び論語徵を得て之を讀み、聖人の道と相背馳し、且つ疏脫考を失ふを以て、抄錄して疵瑕を指摘し、津輕より歸阪せし後ち、蒐輯して篇を成せりといふ、時に大阪に井狩雪溪(通稱彥三郞、大阪の人、字義に精し、明和三年丙戌十月十九日歿す、享壽不詳)として、隱れたる學者あり、嘗て文を爲りて論語徵を駁しけるが、醉墨生(名字不詳)といふものをして其の文を蘭洲に示さしむ、蓋し非物の著あるを知てならん、蘭洲雪溪に與ふる書には、議論明備、鑿々據あり、一二鄙見と相符する者ありと云へり、其の後ち二人の交は結ばれけん、奧田拙古の筆記に、蘭洲教を雪溪に請へりとあるは、我佛尊しの誤なり、當時蘭洲は今猶時々改竄しつゝありとて、非物を雪溪に示さゞりき、既にして蘭洲歿し、竹山謹んで遺編を守りしが、明和三年非物を完校し、又其の說を祖述して、非徴八卷の稿を翌四年に脫し、天明四年甲辰を以て非物非徵七冊を合刻せり、是より先き尙齋門下の蟹養齋が非徂徠學一冊を尾張に刻せしは、明和二年にして、非物非徵の刻に先つこと二十年なれども、非徂徠學の自序は寶曆四年に成りて、蘭洲が徂徠歿後直に非物の稿を起せし享保十四五年に後るゝこと、殆ど二十餘年なるべし、其は兎まれ、物氏を攻めて程朱を護する者、皆關西に起れるは奇ならずや、質疑篇一冊、瑣語二冊の刻に入りしは最も早く、明和三四年比ならんか、質疑篇の五常の辯は得意の說なり。 蘭洲若話二冊近刻の二字、瑣語の奧に見ゆれど、遂に刻するを果さず、寫本を以て傳はる、國字の隨筆なり、承聖篇二冊も亦寫本にして、寶曆七年に成り、國字もて佛法を破せしものなり。 萬葉集點と源語提要とは未だ見ざるをもて、其冊數を知らず、勢語通は、伊勢物語を內卷二冊外卷二册に分ち、業平の時を慨き世を憂へし事蹟を內の卷として、好色の寃を雪ぎ、實事に非ずして淫れたる物語を外の卷として注を施せり、一人の女に讀ませんとて寳曆元年に作りしものなれば、いと親切にして、女學校などの參考書と爲すに足れり、古今通五册は定家の遺書、顯昭の注、榮雅の抄、契沖の餘材抄などに、意見を附して注解したる者なり、源語話は天文、地理、時候、居處、宮室等の目を分ちて之を注したり、此の書天明四年に、浪華黃備園主人と匿名せる醫師、源語梯と改題して、いろはに分類し、或は略し或は敷衍して出板せしことあり、竹山絕板せしめんとせしも、書林の愁訴已むを得ず、辯を卷首に載せて賣らせたりき、新題和歌百首は、題奇にして歌面白し、甃菴其の外和せしも多かりけり、以上は寫本にて世に行はる、但し先哲叢談に載せし春曙百首は未だ見ず、以上蘭洲の歌學なり。 非伊は仁齋攻擊ならん、其の大意は遺稿に在り、非費は何の書なるやを知らず、刪正日本紀、讀史訪議は、家傳の史學にもや、文章廻瀾は、先儒の明文を評論せしを輯めし者なること、其の序文に見えたり、以上並に未だ之を見ず、其の餘左傳蓄疑、冽菴日纂、爾雅翼、喩叢等は、其の名に因て其の書を推知すべきも、亦現存するや否やを知らず。 蘭洲の文は、先哲叢談にも世多く傳らずとて、烈婦溺死記一篇を收錄したり、予も亦散逸傳はらざるにやと思ひしに、鷄肋篇及遺稿の儼存せしは誠に幸なり、特に濱氏藏本は蘭洲の手稿らしく、筆跡頗る相似て、塗抹の痕、後人の加筆とは見にず、最も珍重すべきなり、鷄肋篇を遺編目錄に已刊とあるは誤なり、總て四卷合本二冊、文凡そ壹百首、詩凡二十七首にして、壯時の作多く、彼の駁春臺四十六士論、及び兵論、狐妖論、郷校私議等、得意の作皆本篇に收載せり、別に冽菴漫錄四卷二冊を附して、合本四冊と爲し、題して蘭洲先生遺稿と云へり、料の項語質疑篇は、此漫錄中より抄出したるものなり、太田氏藏の蘭洲遺稿は、鷄肋篇と重複する者十六篇を除きて、文の題ある者凡そ三十五首詩凡そ十三首。中に就て古學論、懷德論、性論、天論、知行論等、學術に渉る者多く、其餘無題の隨筆は、長短百餘條、或は學を論じ、或は人を品し、或は往事を叙したる、悉く皆晩年風後の作なり、蘭洲中風を病むも、右手纔に健にして、筆を執るを得ければ、一室に閉居して唯筆硯に親しみけるが、平生不遇の上に貧苦病苦に迫られしを以て、其の筆一種航髒不平の氣を帶びて、痛快の語多く、往々平允を失ふと雖も、異彩陸離、光焰人に迫り、蘭洲の面目躍如たり蘭洲屢自ら不佞言に訥なりと云へり、而して著撰に從事して風後猶廢せず、何ぞ其の筆に敏なるや。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/41191.html
登録日:2019/1/3(日) 19 37 00 更新日:2024/09/20 Fri 14 50 38NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ミステリー 八つ墓村 因習村 宝探し 小説 屋敷 岡山県 悪夢 旧家 村 横溝正史 死蝋 津山事件 祟り 落武者 虐殺 金田一耕助 金田一耕助の事件簿 鍾乳洞 鎧武者 八つ墓村へ帰ってきてはならぬ。おまえが村へ帰ってきたら、26年前の大惨事がふたたび繰り返され八つ墓村は血の海と化すであろう。 概要 「八つ墓村」は横溝正史の長編推理小説で、金田一耕助シリーズの一つ。 実在の事件を下敷きに山村の根深い因習や落武者の祟り、宝探し等の多くの要素を織り混ぜた独特の作風は後世のミステリーに大きな影響を残した。 あらすじ 終戦後の神戸で天涯孤独の身で暮らしていた青年寺田辰弥は、ある日自分を探すラジオ放送が流れていることを聞きつける。 探し主である弁護士の下を訪れると、自分は岡山県は八つ墓村にある旧家「田治見家」の人間で、そこの跡取りの位置にいることを聞かされ、 後日に肉親の祖父(母方で田治見家の者ではない)と引き合わされるが、会って早々に祖父は口から血を吹いて死んでしまった。 それから程なくして、辰弥は名前すら知らなかった生まれ故郷に舞い戻るが、そこで自分の身の回りの人間が死んでいく奇妙な事件に巻き込まれる。 舞台 本作の舞台である八つ墓村は岡山県と鳥取県の県境にあり、田畑はそうでもないが炭焼きと牛飼いで栄えている辺境の山村である。 この「八つ墓村」という気味の悪い名前になった発端は、戦国時代にまで遡る。 尼子義久の家臣だった8人の落武者たちが財宝とともに逃げ延びてきて、村人たちは彼らを歓迎してかくまっていたのだが、やがて毛利氏による捜索が厳しくなるにつれ災いの種になることを恐れ、また財宝と褒賞に目がくらみ、武者達を皆殺しにしてしまう。武者大将は死に際に「この村を呪ってやる! 末代までも祟ってやる!」と呪詛の言葉を残す。 その後、村では財宝を探す者達が怪事に巻き込まれるなど奇妙な出来事が相次ぎ、しまいに村の頭だった田治見庄左衛門が発狂して村人7人を殺して自分も自害するなどの惨事となり、祟りを恐れた村人たちは野ざらしになっていた武者達の遺体を手厚く葬るとともに村の守り神とした。これが「八つ墓明神」となり、いつの頃からか村は「八つ墓村」と呼ばれるようになった。 時は下って大正時代、庄左衛門の子孫である村の旧家「田治見家」の当主が発狂し、村人32人を殺す前代未聞の事件が発生。 奇妙なことの積み重なりで村人達は深い因習に囚われていた。 ◆登場人物 【主役】 寺田辰弥 本編の主人公。7つの時に母を亡くし、以後は父親に育てられるも彼は実父ではなく母親の連れ子だという事を知っていた。 諏訪弁護士の捜索で「君は要蔵の息子で田治見家の跡取り」として、八つ墓村に呼び戻される。 金田一耕助 私立探偵。じっちゃん。 【田治見家の人々】 「東屋」と呼ばれる村の分限者(金持ち、資産家)の一族。 元々近隣の山林を支配する大地主で、戦後の農地改革の際にも山林が対象外だったので西屋と違い勢力を失わなかった。 近代以後は牛を放し飼いにする牧畜も始めており、下記の要蔵が逃亡後、彼によってこの放し飼いの牛が食い殺されていたという恐ろしい(*1)エピソードが語られている。 田治見小梅・田治見小竹 一卵性の双子の老姉妹。辰弥の大伯母。両親を失った要蔵を育てた。 辰弥が跡取りとなることを望んでいる 田治見要蔵 田治見家先代当主。 本編の約27年前(*2)、妻子がありながら井川鶴子を無理矢理、自分の妾にした。 それでも大正11年の9月に鶴子が子供(辰也)を産んだときは素直に喜んだものの、半年ほど後(後述の凶行は4月下旬)に辰弥の父親が亀井陽一という噂を聞いて、鶴子と辰弥に暴行。 鶴子母子が家出して10日余り後、「見つからないのは村中で鶴子の味方をしている」と思い込み(*3)、猟銃と日本刀で武装して32人を虐殺し、山の中へと姿を消した。 田治見久弥 要蔵の長男で、田治見家当代当主。 なお、やつれていること以外は父親に瓜二つ。 末期の労咳(肺結核が進み肺壊疽に達している)で先がないことを理由に辰弥を探していた。 薬とすり替えられていた毒によって病死に見せかけて毒殺されてしまう。二番目の犠牲者。 死に際に辰弥に「ほんまにええ男やな…。田治見家でこんなええ男が産まれるとは…」と意味深な台詞を残す。 田治見春代 要蔵の長女。 1度嫁いだが、病気で子供が産めない体となったため離縁され、実家に戻って小梅、小竹の身の回りの世話をしている。 美人で良識のある人だが、「弟」である筈の辰弥に惹かれていく。 【里村家の人々】 田治見家の分家筋(母方の里村家を継いだ要蔵の弟)の一族。 小竹&小梅は「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねえ!」というような考え方だったので、上記の(兄より優秀だった)要蔵の弟を嫌っており、 久弥もその影響を受けて自分が死んでも慎太郎には跡を継がせたくないと思っていた。 里村慎太郎 要蔵の甥。元軍人(階級は少佐)。 里村家は没落し現在貧しい暮らしを送っているがプライドが高く、後述の美也子から恩義を受けれる立場なのに断っており、自力で事業を立ち上げる計画をしている。 なお、要蔵の弟はすでに故人であり、他の親戚の久野恒実より彼の方が近親者なので要蔵の子供が全員死ねば、小竹&小梅が反対しても彼が田治見家を継ぐことになる(*4)。 里村典子 慎太郎の妹。26年前の事件のさなかに8か月で生まれた。天真爛漫な性格。 【その他の人物】 井川丑松 辰弥の母方の祖父。 田治見家の使者で、法律事務所で辰弥と再会するが、何者かがぜんそく薬のカプセルに毒を混入しており、それを飲んで死んでしまう。 最初の犠牲者。 野村荘吉 「西屋」と呼ばれる村の分限者だった一族(戦後農地改革で農地を失い没落)。美也子の亡き夫・達雄の兄。 森美也子 荘吉の義妹で、未亡人。 慎太郎の助言で戦後財産管理をしっかりしておいたので、西屋没落後も彼女は金銭的に余裕があり、慎太郎の事をよく思っており、 典子曰く「兄さんが頼めば美也子さんは必ず助けてくれる」が、慎太郎は彼女に頼ろうとしないので彼女も協力できないらしい。 長英 麻呂尾寺の住職で英泉の師匠。老齢で中風にかかり、伏せっている。 英泉 長英の弟子で、長英にかわって麻呂尾寺のことを取り仕切っている。度の強い眼鏡をかけている。 洪禅の死後、辰弥が自分を殺そうとしていると疑ってしまう。 洪禅 蓮光寺の若い住職。 三番目の犠牲者で、酢の物に混入されていた毒で死んでしまう。 それを運んだのがたまたま辰弥だった(+辰也だけ自分の酢の物を食べてなかった)為、また辰弥は疑われる羽目に。 妙蓮 通称「濃茶の尼」。 要蔵の32人殺しによって家族を殺され、気が触れてしまった女。 迷信深く八つ墓明神の祟りを恐れている。手当たり次第他人のものを盗む癖があるため、村人達からは疎まれている。 梅幸尼の死後、何者かに崖から突き落とされて死亡。5番目の犠牲者。 なお、これまでの殺人はいずれも「村で対になるものの片方が死ぬ」であったが、 この時だけはすでに「尼」の梅幸が殺されたにもかかわらず、彼女も殺されてしまった… 梅幸 慶勝院の尼。妙蓮とは対照的なきちんとした尼で、村人の人望もある。 辰弥の「ある秘密」を知っており、それを密かに打ち明けようとしていたが、その矢先、洪禅と同じ方法で殺されてしまう。4番目の犠牲者。 久野恒実 村の診療所の医者で、田治見家の親戚筋(要蔵のいとこ)。 しかし医師としての腕は心もとなく、診療所の薬品管理も杜撰である。 それでも戦前は他に頼るもののない村人たち(田治見家なども含む)からは敬われていたのだが、戦後下記のサービスも腕前もいい新居医師が来たことで、 患者が向こうの方に行って彼の診療所は閑古鳥が鳴く状態になり、子供もたくさんいるので生活が困窮。身内の情けで久弥の主治医を任されていた。 中盤、ある手記を残して行方不明となり、警察から最重要容疑者として疑われるが… 新居修平 疎開医者。確かな技術と円満な人柄で、村人の信頼を得ている。 余談 ネット上ではよく犬神家の一族(特にスケキヨ)と混同され、 両脚を八の字に突き出しさかさまに突っ込む図式 に「八つ墓村」とキャプションがつけられることも。ただし逆パターンは少ない気がする。 映像化されると「〇〇(犯人か辰弥のことが多い)が落ち武者の末裔」という設定がつくことが多いが、実は原作でも要蔵の32人殺しの事件についてはこれを匂わせる描写があり、要蔵の逆恨みとはいえ事件の火種になった鶴子の恋人だった男の名は「亀井陽一」というのだが、尼子氏の重臣に「亀井氏」というのがいるため、実際に血縁があったかはさておき村人が連想した可能性は大いにありうる。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 首狩り武者殺人事件は祖父の雰囲気を受け継いでるけど、この話が基になってるのかな -- 名無しさん (2019-01-03 20 23 42) 都市伝説の杉沢村では八つ墓村は杉沢村伝説から作られたと言う部分が入るのもあるな -- 名無しさん (2019-01-03 22 38 36) 古い作品だし、折りたたみで事件の真相とかも付け加えてもいいんじゃないかしら。 -- 名無しさん (2019-01-04 21 18 02) 金田一は狂言まわしで、主人公が苦難の末に財宝と嫁を手に入れる冒険活劇。金田一主役にした映像化作品では大抵典子の存在が薄くなる。 -- 名無しさん (2019-01-06 17 29 40) 鶴太郎の金田一では最後に村を立ち去ろうとするとなんと武将たちの霊がさわやかに見送ってくれるというすごい終わり方だった。観月ありさもそこに居た。 -- 名無しさん (2019-01-15 09 38 57) 渥美清のはある意味ひでぇ。金田一は「洞窟が危険」という理由で村人相手に推理を披露しているがその間にショーケンが妖怪と化した真犯人に追っかけまわされていた・・・。 -- 名無しさん (2019-01-15 09 40 41) 辰弥が死ぬバッドエンドは「横溝正史シリーズⅡ」だけかな? -- 名無しさん (2020-05-02 19 21 27) ↑4というか渥美清の完全に金田一が脇役なホラー状態の奴でも扱いが悪い……出会うほどに(色を知って)美しくなっていく、というのがやはり演じさせにくいのだろうか…… -- 名無しさん (2020-06-27 22 00 15) 他の作品に出てくる村や島もそうだけど祟り神にでも取り憑かれてるんじゃないかと思うレベルで曰く付きな風習が多いな。 -- 名無しさん (2020-08-29 21 53 37) 複雑で撮影に手間が掛かる為か原作通りに映像化されるのが稀な作品 -- 名無しさん (2020-09-21 00 04 22) 故郷に戻ってきた主人公が、タイプの違う三人のヒロインに囲まれるラノベ -- 名無しさん (2021-02-18 23 42 32) 稲垣吾郎版は典子が出てこないことを除けば傑作だと思う。しっかりホラー一色ではなくミステリーに落とし込んでた -- 名無しさん (2022-02-08 23 17 08) 古谷一行版は尺もあったのにレギュラーキャラ以外全滅なバッドエンドにしちゃったんだろうな… -- 名無しさん (2023-11-04 00 52 11) DS版だと辰弥は典子と結婚するんだっけ? -- 名無しさん (2024-04-30 06 02 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jutsuden/pages/236.html
累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 術伝流一本鍼no.45 (術伝流・養生の一本鍼・病証編(4)) 少陽の病 1.基本的に 2.ツボが出やすい所、狙い目 3.手順3.1.応急的予防処置 3.2.慢性期 3.3.眩暈発作、突発性難聴 3.4.子供の喘息 4.写真付き症例 お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想など 間違いなど 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 1.基本的に 少陽の病は、体の横・側面に主な症状が出る病で、ツボが深 く、変わりにくく、再発が多いことが特徴です。また、軽くて も治りにくい病は、少陽位にツボが出ていることが多いです。 代表例は、先ず、体の横側面に関係のある病、つまり、脇痛、 偏頭痛、耳鳴り、眩暈などです。耳鳴りや目眩は、内耳に関係 し、内耳は、体側面に有る器官ですね。また、古典にも書かれ ています。 「少陽之為病、口苦、咽乾、目眩也」(『傷寒論』) 次に、経過が長く、軽くても治りにくい傾向の病です。喘息、 アトピー、花粉症などのアレルギー疾患でも、少陽経にツボが 出ます。また、経過が長くなると、肩凝り、腰痛、瘀血証など でも、少陽よりにツボが出ることが多くなります。カゼでも、 経過が長くなると、少陽病とされることが多いですね。 片麻痺になることが多い脳血管障害の原因になることもあり ます。そういう人は左右どちらかの横腹の筋張りが酷く、脈の 左右差も大きいです。特に上腹部の中焦に水毒が多い場合には 可能性が高くなります。邪気が上衝する時に、体側面片側に上 衝し易いためのようです。 なかなか変わらず、良くなっても再発することが多いです。 また、良くなっていく過程で、昔の症状が復活することも多い です。特に、薬などで症状のみ消した場合には、症状の復活が 多くなります。 この典型例は、アトピー性皮膚炎と喘息の複合症状です。治 療の過程で、喘息症状と皮膚炎が繰り返し出現しながら軽くなっ ていくことが多いです。患者さんにそういう点をよく話し、時 間が掛かることも伝えます。 また、ツボの出ている側面が、体の上下で、左右入れ替わる ことも、よくあります。歯科医で、体全体ほぼ右が凝っていて、 左耳の直下だけ左が凝り、左耳の耳鳴りのある人がいました。 仕事中の特有の姿勢に由来すると思われます。 追記:2017,01.10ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー また、耳鳴り、目眩、アトピーなどは、上腹部の水毒も関係 していることが多いです。心下痞、胸脇苦満があれば、そちら の対処も必要です。 詳しくは、「病証(6)中焦の病」→術伝流一本鍼no.47 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.ツボが出やすい所、狙い目 先ずは、手足の少陽経。手では、手甲の2~3間、3~4間、 4~5間(中渚)と、外関など。灸では、中指と薬指の拳先、骨 空、指端も使えます。足では、足徹腹(外承扶)、風市、外丘〜 飛揚、足甲3~4間、足臨泣〜地五会など。 次は、体の横側面。首では、横頚中央。背側では、肩貞、痞 根、腰徹腹、環跳。腹側では、横腹、章門、五枢〜維道、居髎。 また、少陽経と表裏の手足厥陰に出ることもあります。内関、 上曲沢、陰包、蠡溝など。 経過が長いので、古い病でツボが出る体の境目にも多くなり ます。左右境界では、背の肩甲間部の華佗経、胸の膻中、腹の 臍の周り。上下境界の横隔膜の辺りでは、背の膈兪〜督兪、腹 の心下部や章門。体と手足の境目では、肩貞、居髎、足徹腹。 この辺りは、「古いツボ、古い病」というテーマで、病証編 の後の応用編で解説する予定です。 (術伝流一本鍼no.50 応用(2)古い病、古いツボ) その他、症状に応じてツボは出ます。 耳関連では、耳の近くの翳風、完骨、風池。耳関連で、内耳 の水毒が関係するときは、足太陰にもツボが出ていることがあ ります。また、耳鳴りの場合は、患側の耳の直ぐ下の首の部分 に、ツボが出ていることが多いです。 中風の予防には、横腹の筋張りなど。 花粉症は、上衝もあるので、合谷に引きます。鼻水には、印 堂や上星、鼻の後ろの玉沈など。 喘息では、肩甲間部の胸椎3辺りの華佗経、膻中など。 追記:2017,01.10ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー また、耳鳴り、目眩、アトピーなどで、上腹部の水毒も関係 する心下痞、胸脇苦満があれば、胸椎7〜11の華佗経にツボが 出ていると思います。 詳しくは、「病証(6)中焦の病」→術伝流一本鍼no.47 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3.手順 経過が長いので、慢性期や応急的予防処置が多いです。急性 期は慎重に。脳血管障害など重度の病変が疑われるときは、救 急医療と連携します。 3.1.応急的予防処置 先ず、仰向けかうつ伏せで横側面のツボの出方を調べます。 その後、横向きに寝てもらい、施術します。 左右入れ替わりのあるときは、途中で寝方を変えてもらいま す。 手甲〜内関の順で引き鍼した後に、頭から足に上から下の順 で、出ているツボを刺鍼するのが基本手順です。体の上下境目 の辺りは、痞根→章門→腰徹腹の順になります。「陽→陰→陽」 の基本手順ですね。足の陰経にツボが出ていれば刺鍼し、頭を 散鍼し手甲に引いて仕上げます。 手足陰経や腹への刺鍼は、状況を見ながら慎重にします。刺 鍼しないことも多いです。腹の章門に刺鍼しないときは、内関 と足の陰経以降の刺鍼は、省略も可能です。ただし、上衝しそ うなら省略はできません。 症状に応じて、症状ごとのツボを、そのツボが出ている辺り を刺鍼するときに加えます。耳鳴り、難聴のときは、耳の周り に熱のあることが多く、そのときは散鍼します。 3.2.慢性期 ツボを考慮して、慢性期の型の順で刺鍼します。必要に応じ て、灸・灸頭鍼をし、手の指端の灸で仕上げます。 喘息で肩甲間部の華佗経に細い溝状の窪みがあるときには、 その中で一番深い所に出ているツボへの灸頭鍼が効果的です。 灸や灸頭鍼と置鍼を中心とするときは、手の中指か薬指の骨 空に灸した後、横向き、または、うつ伏せで、頭から足に、次 に、仰向けで上から下に施術し、手指端の灸で仕上げます。 花粉症では、鼻関連の頭のツボに置鍼すると、鼻水対策にな ります。 3.3.眩暈発作、突発性難聴 これらは、少陽病でも発作的な病ですので、手早い刺鍼が大 切になります。体の横側を邪気が突き上げる病態、つまり、上 衝の一種と考えます。 手甲、内関の順に引き鍼した後、完骨、翳風、風池など耳の 周りに出ているツボに刺鍼し、体の横側に出ているツボを首か ら足に向かって刺鍼していきます。横頚中央、肩貞、大包、痞 根、風市、外丘、地五会など。 途中でツボの出方が左右逆になる場合もあります。ツボが出 ていないときには省略しますし、発作が軽減したらその時点で 止めます。頭に散鍼した後、手甲に引き鍼して仕上げます。 眩暈が酷い場合などは、内関に鍼しないで施術した方が良い こともあります。患者さんの状態を良く確かめながら施術する ことが大切になります。 表位の急性症状でもあるので、以前に書いた「先急の一本鍼」 の「表位・少陽経の急性期」(術伝流一本鍼no.23)も参 照してください。 3.4.子供の喘息 子供の喘息には、肩甲間部や命門〜横腹の小児鍼、背骨揺す り、くすぐりが効きます。応用編の「子供にコロコロ」で、詳 しく書く予定です。 (術伝流一本鍼no.54 応用(6)子供にコロコロ) 4.写真付き症例 酷いアトピーだったのが良くなったけれど、その影響が残っ ていると言う人。 時間の関係もあり、応急的予防処置で、体の横側、体側面の 左右差の調整をしてみました。 うつ伏せになってもらい(写真1)、左右差のツボの出やす い所を順に調べていきました。 写真1 上半身は左側にツボが出ていました。横頚部中央(写真2)、 肩甲骨外上側の肩貞(写真3)。 写真2 写真3 脇腹あたりから下は、右側にツボが出ていました。痞根(写 真4)、腰徹腹(写真5)、足徹腹(写真6)、風市(写真7)。 写真4 写真5 写真6 写真7 この人にこの手順で刺鍼するのは初めてのこともあり、陽経 陽位のみ刺鍼することにしました。先ずは、左を上にした横向 き寝になってもらい、左手甲3~4間に出ていたツボ(写真8) に刺鍼しました(写真9)。 写真8 写真9 次は、左横頚部中央(写真10)と左肩貞(写真11)。鍼を 刺す向きが分かりやすいように、鍼管で方向を示しています。 写真10 写真11 それから、右を上にした横向き寝になってもらい、右痞根と 右腰徹腹に順に刺鍼しました(写真12)。この2つのツボは、 前にも書きましたが、脊柱起立筋の一番外側で、肋骨よりと骨 盤よりです。 写真12 それから、足少陽に出ていたツボに、上から順に刺鍼してい きました。風市(写真13)、飛揚~外丘(写真14)、丘墟 (写真15)。 写真13 写真14 写真15 座位になってもらい、頭に散鍼し(写真16)、左手甲3~4 八邪(写真17)に刺鍼し、仕上げました。八邪も、鍼管で刺 鍼方向を示しています。 写真16 写真17 つぎへ>>>術伝流一本鍼no.46 >>>目次へ・・・・・・・・・術伝流一本鍼(あ) >>>このページのトップヘ・・術伝流一本鍼no.45 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想など 感想などありましたら、「術伝」掲示板に書いてください。 また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、 養生についての雑談や症例相談などもしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。 間違いなど 間違いなど見つけた方は、術伝事務局あてにメールをください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 「術伝」では症例相談用メーリングリスト( 術伝ML(muchukand))の 参加者を募集しています。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/1006.html
陸奥国 耶麻郡 五目組 熱塩(あつしほ)村 大日本地誌大系第32巻 112コマ目 この村もと慈眼寺村という。後今の名に改めしが再び示現寺村に作り、寛文中(1661年~1673年)より古名に復して今の村名とす。村中に塩湯ある故(ゆえ)名くという(示現寺の条下に詳なり)。 府城の北に当り行程6里20町余。 家数20軒、東西2町4間・南北40間。 四方山環れり。 東1里計小田付組入田付村の山に界ふ。 西3町4間黒川村の界に至る。その村まで5町余。 南12町20間栗生沢村の界に至る。その村まで14町30間。 北3町4間日中村の界に至る。その村まで14町10間。 また 丑(北北東)の方13町56間水沢村の界に至る。その村まで18町40間余。 未申(南西)の方7町38間金屋村の界に至る。その村まで11町余。 端村 間瀬(ませ) 本村の北11町余にあり。 家数4軒、東西21間・南北1町15間。 東に山覆い西は日中川に傍ひ南北僅かに田畠を開く。 山川 護法山(こほふやま) 村西にあり。 日中川西の麓を流れ、示現寺東の麓にあり。 南に続いて湯館山(ゆたてやま)あり。天正17年(1589年)磨上原の戦の後、示現寺17世樹芳要害を構え近郷の民を集め横難を避し跡とて今にその頂にあり。 東に並んで高松山(たかまつやま)あり。 その北に高井田山(たかいたやま)あり。 その西に間瀬館山(ませたてやま)あり。 これを合せて五峯といい、因て五峯山とも名く。峯巒(ほうらん)(*1)高く聳(そびえ)て村の四方に環拱す。 日中川(示現川) また示現川ともいう。 村西2町にあり。 広15間計。 日中村の境内より来り、20町余南に流れ栗生沢村の界に入る。 この川示現寺の境内を経る故、この村の境内にては網罟(もうこ)を入るることを許さず。 温泉 村中にあり。 小屋を架す。その西にも1ヶ所ありまた屋を構ふ。これを目洗湯という。 この湯味鹹(しおから)く中風・脚気・頭痛・打撲及びその余の諸病をいやし、殊に婦人の病に験ありとて他国よりも来り浴する者多し。家々に屋室を設置て四方の遊客を宿せしむ。 またこの村にて豆腐を造るにこの湯を用いて塩鹵汁(にかり)を用す。 土産 榧実 五峯山より出す。 実小なれども殻薄く味よし。奇品なり。 関梁 橋 村西3町にあり。 日中川に架す。長14間・広1間。 府下の通路なり。 間瀬橋(ませはし) 端村間瀬の西、日中村にゆく道にあり。 日中川に架す。長10間の土橋なり。 神社 諏訪神社 祭神 諏訪神? 相殿 伊勢宮 幸神 草創 不明 村東3町にあり。 鳥居拝殿あり。上三宮村高村能登が司なり。 麓山神社 祭神 麓山神? 草創 不明 村より丑(北北東)の方2町、山上にあり。 村民の持なり。 温泉神社 祭神 温泉神? 草創 不明 村中にあり。 鳥居あり。示現寺これを司る。 愛宕神社 祭神 愛宕神? 草創 不明 村中にあり。 鳥居あり。示現寺これを司る。 熊野宮 祭神 熊野宮? 草創 不明 村中にあり。 鳥居あり。示現寺これを司る。 山神社 祭神 山神? 草創 不明 端村間瀬の西1町余、山中にあり。 源翁この山に入りし時現れし給うによりここに祭りしといい伝う。 鳥居拝殿あり。村民の持なり。 寺院 示現寺 村西にあり。 曹洞宗護法山と號す。能登国総持寺の末山なり。 縁起を案ずるに、この寺昔は真言の道場にて空海の建立なりという。その時は護法を五峯に作り示現を慈眼に作れり。五峯は湯館・高井田・間瀬・高松・護法とて5つの峯この寺の境内を繞(めぐ)れるに取り、慈眼は千手観音の像あるにより慈眼視衆生(じげんじしゅじょう)の経文に取れり。永和元年(1375年)源翁ここに住し今の名に改む。 源翁、諱は能昭、越後国荻村の人なり。初生れし時空中に異音あり、人みなこの児最尊(さいそん)の瑞(しるし)とせり。幼うして陸上寺に入て沙彌(しゃみ)となる。7歳にして俱舎論を誦(しょう)し、16歳にて薙髪(ちはつ)し、18歳にて峩山禅師に謁して禅門に入り五位三玄の密旨を頓悟(とんご)せり。 應安元年(1368年)にこの地に来り慶徳村慶徳寺を開く。禅余この境に遊て林巒(りんらん)の美を賞す。時に1老翁、源翁の前に至て拝謝して曰く「吾はこの山の護法神なり。願くは禅師ここに住して衆を度せよ」。源翁が曰く「この山真言の道場たること久し。何我を容して住せしめんや」。老翁曰く「満山の僧徒破戒邪行、霊場を穢すこと久し。我この輩を軀て師を招ん。師忘るることなかれ」といい畢てその貎(しし)見えず。 その後この寺回禄し山谷震動し怪異多かりしにより、密徒畏れて離散し残るものなし。この神約により源翁慶徳寺より来てこの山の開山となる。雲水の僧多く集り、林昌庵・三光院・東林庵・秀洞庵・則雲庵・琥珀庵・永福寺・格庵・慶昌庵等の子院あり。また山中の大木雷火に逢て自ら焼ること三日、その根より温泉迸(ほとばし)り出つ時に神人に託していうやう。「我は前日の老翁なり。和尚のためにこの温泉を出し大衆の沐浴に供す」といい畢て神去りぬ。これよりこの村に温泉あり。 また源翁曽安芸国に遊て厳島神祠に謁す。乍(たちまち)海波起て船前まさりしが、俄(にわか)に風静まり龍神波間に現し源翁の前に至り示を請う。因て三帰五戒を授く。龍神水底に没し波上に黄金を盛れる一盂(ひとはち)を浮む。源翁笑て曰く「我この物を用いることなし。惟(ただ)吾山塩に乏し。願くは神力を以て塩を請ん」といい畢て舟を進む。これよりこの山に塩井ありという(慶長16年(1611年)8月21日地震ありて温泉・塩井共に絶しが、間もなく温泉は本の如くに湧出れども塩井は埋れてその跡なし)。 明徳元年(1390年)に鎌倉より能登国総持寺の住僧大徹に命じて那須野殺生石を加持せしむるに験なし。應永2年(1395年)に源翁治病のため那須の温泉に至りしが、人民の苦を救わんとて垂示(すいし)していう 問汝元来石頭呼曰殺生石靈自何来受業報 如此乎去々自今以後稱汝作佛性真如全體 會那會那頌曰法々塵々端的底本来面目末 曽蔵現成公案大難事異類中行任度量 と。拄杖(しゅじょう)を舉て一下すれば、毒石碎(くだけ)て三片となり、これより民の患なしという(源翁が事諸書の載する所年記の異同あり。或は弘安3年(1280年)に寂せしという説あり当寺の伝える所と大に異なり。白河郡中寺常在院2世大仙が永享元年(1429年)に記する所の行状にも應安・永和の頃の人とす。また塔寺八幡宮長帳明應7年(1498年)の所に、源翁百年忌のこと見ゆ。この年より逆(さか)しまに数れば、應永5年(1398年)に卒せしにや)。 今寺料50石を付す。 末寺27ヶ寺あり。 惣門 四建作なり。 制札 惣門の前にあり。 山門 2間余に2間。 上に鐘を懸く。径2尺2寸余、承應3年(1654年)当寺19世計外が鑄所を、享保11年(1726年)24世義諫が時改鑄る。 銘あれども略す。 客殿 11間に7間、東向き。 本尊虚空蔵座像、長2尺2寸。作者知らず。 庫裏 客殿の北にあり。 11間に7間。 禅堂衆寮 客殿の南にあり。 7間半に4間。 開山塔 客殿の西にあり。 東向き。3間四面の堂なり。 源翁の像を安ず。長2尺8寸5分、作者知らず。 左右に2世空廣、3世玄光が像あり。 また空海の像あり。長8寸5分。 この北に源翁の碑あり。 その南に空海の碑あり。 その外住持世代の碑多くあれどもみな無銘なり。 観音堂 3間四面、北向き。 千手観音を安ず。長2尺の立像なり。 左右に童子の像あり。 千手観音の腹に源翁所持の観音の小像を蔵むという。 会津三十三所順禮の一なり。 笠掛松(かさかけまつ) 護法山の頂にあり。 伝いう。昔天狗人を掛衣を曝(さら)せし松なりとて人掛・笠掛の2株ありしが、人掛松は枯れてこの笠掛松は今に存す。 鏡石(かかみいし) 庭の池中にあり。 源翁この石の上にて水影をうつし自らその像を画けりという。 古墳 客殿の南にあり。 何人の墓なること詳ならず。 上に高4尺余の野面石をたつ。幅1尺計。 表の四方に縁あり。上に梵字三を彫付け下に蓮華座、その下に『正安三年七月廿三日』と彫付け(正安3年:1301年)、左右に『諸行無常是生滅法生滅滅已寂滅為樂孝子敬白』の二十字あり。 寶物 藜拄杖 1本。源翁殺生石済度の時の拄杖という。 袈裟 1頂。また柴衣の袖1隻あり。共に源翁の着せしものなり。 地蔵像 1軀。長1寸8分。恵心作。 十三佛像 1軀。榧実の内に彫刻す。作者知らず。 観音像 1軀。長3寸。作者知らず。 数珠 1貫。菩提樹子にて源翁殺生石済度の時後小松帝より賜るという。 対朱香箱 1箇。同上。 源翁自筆画像 1幅。 同名號 1幅。 笈 1荷。源翁所持のものなり。 香炉 1箇。焼物なり。 古文書 14通。左に載す(※略)。外に永正6年(1509年)の牒1通舊事雑考にあれば末に附す(略)。 古蹟 慶昌庵・格庵跡 村東1町余にあり。 昔應永の比(1394年~1428年)今の中村の端村堰根に老たる夫婦の貧しきあり。或る日媼(おうな)布1端を織て翁をして中田付の市に鬻(ひさ)ぎしむ。翁布を売て百銭を得たりしが、偶(たまたま)源翁この所に来て伝法の血脉(けちみゃく)を授く。翁もやがて百銭を布施とし血脉を受て家に帰り爾々(しかじか)の事を語る。媼事々敷(ことごとしき)腹立て翁を罵りかば、翁やむことをえず、さらば血脉を和尚に返して布施物を乞戻さんとて心ならず家を出しが、歩毎に1銭を拾て百歩に百銭を得たりければ翁奇異の思をなし帰信(*2)浅からず、家に帰て媼が慳貧(けんどん)を恥しめ忽(たちまち)に髻(たぶさ)切て出家す。これ慶昌庵の祖なり。媼も懺悔の恵心を起こし佛門に帰依せり。これ格庵の祖なりとぞ。 源翁(Wikipedia) 殺生石(Wikipedia) Google Map熱塩地区 間瀬地区 護法山?風土記の記述から五峯の位置を想定 日中川 - 現在の押切川 熱塩温泉 諏訪神社熱塩温泉神社に合祀 麓山神社熱塩温泉神社に合祀? 熱塩温泉神社温泉神社・諏訪神社・大山祇神社(麓山神社?)を合祀。 愛宕神社? 熊野神社示現寺の境内にあります。 山神社(間瀬)?地理院地図を見ると、この辺りに神社のマークがあります。 曹洞宗五峰山示現寺示現寺観音堂 護法山三十三石仏群 他に著名人の石碑や墓、慰霊塔、稲荷神社の御神体を収めた蔵?も境内にあります。 池の傍にある小さな社はひょっとして愛宕神社でしょうか? つんぽの神様(耳の神様)大きな木のウロの中に穴を開けたお椀を吊るしている所です。 子育地蔵尊 間瀬地蔵尊(間瀬) 日中線記念館/旧熱塩駅舎ラッセル車キ100/オハフ61形客車(ストリートビュー) 余談:殺生石 殺生石の伝承は全国にいろいろな場所に残っていますが、会津風土記では この村 - 源翁 川西組土田新田村の村南にある殺生石 高田組高田村の殺生石稲荷神社 東尾岐組東尾岐村の稲荷森 に記載があります。また高久組天満村の十二天神社には、三浦義明(佐原義連の父親)が那須で狐退治をしたと伝承があり、野沢組縄沢村の肝煎宅にはその時彼が使った脇差「狐丸」が残されているそうです。
https://w.atwiki.jp/kotozora/pages/25.html
萬葉集總索引の編纂を思ひ立つたのは明治四十三年五月である。之れより先、國歌大觀が出版せられた頃の事である。同書が如何にも歌學研究上に便利であるのに刺戟せられて、敕撰集よりは家集類の索引を編輯したならば日頃目にふれぬ書だけに一層有益で有らうと考へて、其頃は歌學に熱心してゐた頃で有つたから、先づ歌仙家集、六家集さては歌合部類のやうな物の歌の五句索引を編纂しかけた。やゝ仕事が進行してゐた頃で有つたと思ふ、續國歌大觀の豫約募集が發表せられたのは。是れはつまらぬ事であつた。人が幸にも大體同じやうな本を出版して呉れるならばカード整理だけでも大變の事で有るから、其本を購求して自分の仕事は中止するのがよいと早速力ードは捨ててしまつた。(今思へば惜しい事をした物で、其から續國歌大觀は本文篇が三冊出てあとは中々出來ず、近年改めて出來た本は五句索引で無いから役立たぬ場合が多い。人の仕事の結末を見ぬ間にカードを捨ててしまつたのは若い折の無分別であつた)其で何か自らが田舎にゐて出來る相當の事業は無いか、何か見付けたい物と考へてゐた。其の考案中に萬葉集辭典もあつた。 明治四十三年私の歳は三十歳の五月に上京し本郷の友人の許に一泊して其から出かけた折に方角を誤つて大學の前へ出て來た。よい序で有るからと思つて大學の國語研究室に立寄つて橋本君に逢つて歌文珍書保存會の話をしたり、續國歌大覿の編纂を中止した事、其から一つ畢生の事業として萬葉集の辭典を編纂して見ようかと思ふなど談した。私は若い時から萬葉集がすきであつたが、世間は其頃まだ萬葉は餘り流行してはゐなかつた。私の趣味から萬葉辭典が著はしたかつたので今日の如く賓れさうだからと云ふ氣では無かつた。處が橋本君の説に、辭典を編纂するにした處で、完全な索引が無ければ良い辭典は出來ない。むしろ索引を編纂してはどうか、根本的な仕事で天下後世の爲にもなるがと勸められた。一つ其をやつて見ようかと云ふ氣に成つて、若い折の事とて畢生の大事業を極めて簡單にきめて橋本君に編纂の樣式方法の考案を立てて貰ふ約束をして歸つた。橋本君は其年の夏休みに房州の海邊に避暑して組織體裁に對する立案をして送られた。其から度々指導と教示を受けつゝ此の事業に專念した。事業の進むにつれて此事業が國歌大觀式に簡單に行かぬ事が知れて來て、己が知識にも大なる缺陷が有る事が知れて來、參考書も大に不足する事が知れた。是は大變だ、私の仕事には荷が過ぎたなと考へられて來たが、然し多少間違つてゐても出來さへすれば其れで用は便ずるので有るから、正確な點は脱落の無いと云ふ事を第一にして進めば、分類上の誤は有つても漢字篇で檢索すれば出ては來るから、ともかくも一々本集を盲探に捜索するよりは極めて樂に探り得るからと思つて進んだのである。或友人は無用の仕事ではないが其れは金さへ有れば極めて簡單に出來る事業である、其んな仕事に從事するよりは今少し力の入つた仕事をした方が賢明だ、一生が惜しいではないかと注意してくれた。今一人は仕事が存外大きいから遂には困りはせぬかと云つてくれた。又反對に森鴎外先生は極めて此仕事の有意義である事、西洋にも類稀なる事業で有るが沙翁の物には其に類せる索引が有る。萬葉は訓と云ひ文字の用法と云ひ一通でないから並大抵の仕事ではないが、其れだけに索引の必要も有るので我國上代文學の研究には極めて必要で根本的の仕事で有る、是非成功するやうに努力するがよい、出版の如きは又何とか工夫が付く、自分も考へて置かう、仕事は專念にやれと云ふやうに勵まされた。又山田先生も其編纂をいたく悦ばれて一々に教へられた事は少々ではない。斯くてともかくも餘暇を利用して事業は進んだ。いよ/\カード整理を大略了したと云ふ時に成つて、父の關係してゐる銀行が破産した。其れは大正十二年暮春の頃であつた。父が老身なる爲と、頭取が病氣してゐた爲とで餘儀なく私は二三ヶ年を此整理に沒頭せざるを得なかつた。やゝ銀行の整理が片づいた大正十四年の秋頃から與謝野寛先生の勸めによつて先生と共に日本古典全集を編纂するやうに成つた。大正十五年一月に井上先生の萬葉集新考を國民圖書株式會社から出版させる話を與謝野先生と私が井上先生にした。其時に與謝野先生が私の索引を出版する事にして新考と共に豫約募集をすればよいと云ふ計畫を立てて井上先生とも相談が調ひ、國民圖書の方も悦んで引き受けた。其處で私の方は急に原稿の清書をせねばならぬ必要が生じて來た。私は古典全集の方が忙しかつたから與謝野先生の御世話で慶應大學を出た河野道明君に來て貰つてカード整理の殘務と原稿紙への筆寫をして貰ふ事とし、一方親族の岡田眞君と息甫一をして清書を手傳はせた。十二月に大體完了したので河野君は東京へ去られた。其から橋本君と相談の上森本治吉君に一應目を通して貰ふ事にした。分類上の疑義が多く遠方では一々橋本君に相談も出來す、私は忙しい、約束の時までには中々原稿が出來上りかねるからである。處が昭和二年の初冬かと思ふ,いよく國民圖書株式會肚が新考出版豫約募集を取きめる折に成つて社長の中塚氏が多少索引に不安を感じてゐるやうなロ吻が有つた。實は私は本書と新考とを合併豫約をした爲に新考の賣行が悪いやうな場合が生じたらば井上先生に濟まぬと考へてゐた時で有るから、中塚氏の口振を聞くやいなや、是れは切り放して、新考だけの募集にさすに及はなしと考へて與謝野先生同道にて中塚氏を會社に訪ひ其了解を得、直に余は井上先生を訪て其旨を通じた。先生は索引出版の困難なるを以て此際出して置いた方がよからう。公刊の時が又來ぬと困るではないかと惜まれたが、私は其の心配は無しと云つて分離出版と決定した。斯くて私は少しは氣が.樂になり原稿整理も無理をする必要も無くなつた。其から森本君は段々整理上の疑問を持ち出されて橋本君と相談し給ひ、又私と協議した。同君は冬の休暇にわざ/\私方へ相談に來てくださつたりなどした。一應同君の異見も添へられて原稿は私の方へ歸へつた。其から妻の貞子と息甫一とが私も暇ある折は手傳つて此原稿を本にして底本に當つて一々有無を檢し、探録せるは一々に底本を消して行つた。最後に全部を引きてしまつて、全部の消えてゐるか否かを調査をした。たま/\消し殘れるは又索引の原稿を調べて、いよ/\脱落せるを補ひつつ親子三人で幾囘となく底本を檢した。見落しは次々に發見せられて先づ脱落は無いと云ひ得るまでになつた。是れは案外に手間の入る仕事で有つた。一方國民圖書株式會社と談を切つてから誰か相當の出版書肆を見付けたいと考へてゐた折に、古典全集の出版者長島豊太郎君が同店にゐた石井貞助君をして白水社の福岡易之助氏に相談してくださつた。妙に談が進行して私も福岡氏を鎌倉に訪問して原稿を御目に懸けて近く出版にかゝらうと云ふ迄に成つた。私は原稿を毎日整理してゐた。處が福岡氏の方の談がゆるぎ出したからむしろ原稿保存の目的で自賓出版をする決心を立て、活版等の見積をさせたりなどした。實は直ちに出版する積りで粗悪な原稿用紙を用ゐたので引合等にくり播げ繰り繙げて既に原稿用紙の折目なぞは切れてしまつてとても保存する事も出來ず、又寫すにも獨りで仕事をすれば二年以上を要するから大に決心せざるを得なかつたのである。いよ/\昭和二年夏頃から私が專心に原稿に目を通して改訂に從事した。自費出版の決心が付いたからで有る。白水社の方の談は一時中絶が断絶と決定して福岡氏からも手紙が來たので私も其の積りでゐたが日ならずして又出版すると云ふ談が持上つて店の人が私方に來てくれた。其が昭和四年三月二日で有つた。其から談が急に進行して四月に豫約募集する事になり、三月廿三日に此度出版の主任石田貞一郎君と森本君が内容見本の件で來訪、石田君は一泊して歸られ、私は森本君と同道二十六日出發上京の途に就いた。斯くて豫約募集の廣告を出し見本を配布して一先づ片がついた。私は歸宅して本文篇の頭註原稿の作製と原本手入れを急いだ。手入れのしやすい點から先づ下卷を先にして昭和四年七月に配布し、次に上卷を十月に配布した。單語篇原稿の手入れと校正とは懸命に努力したのであるが何分にも組版困難なると組版の工揚が準備不足で一向進行せす、殆ど中絶の姿と成つたときも有つた。私は氣が氣でない、上京して協議すると云ふ有様であつた。遂に中途より工場を變更して凸版株式會社が組版を引受けてくれたから事業は直ちに進行した。出版が大變に遅延して讀者諸君に申譯が無いので年内に配本さす積りで校正を急いだ。今一校の處を責任校了とした處が其が爲に誤植が多くなつた。殊に太字の文字は不足勝で初校はもとより二三校にも伏字が多い、之れが爲に遂に提出の太文字には案外に誤植が多い。之れは又本書使用上甚だしくよくない事で本書の價値を減じ、天下後世の學者を誤る事となる。其處で此度の漢字篇原稿で一々檢査して正誤を作製して卷末に添へた。其れによつて標出の文字の誤だけは必す訂正を行ひたい。其他に附訓の誤植や本文の誤脱は有ると思はるゝが本日までには其を謌査する暇が無い。斯くて昭和五年の十二月中に刷らして一月早々配本に成つた。其から漢字篇・丁數篇・諸訓説篇の原稿清書引合せ等をして大略組版も出來た校正も漢字篇以外は大體に出來た。何れ此度は先度に懲りたのと配本を急ぐ爲に上京して校了にする考へで有る。 私は人間は先づ五十歳を目安として置く、其以上の命が有れば其人の幸輻である。自然仕事の目安は五十歳に置く。是れが私の若い時の心積りで有つた。丁度私は本年の十一月で満五十歳に成るので有つて此書が正に讀者諸君の許に到着する時かと思ふ。私の目安にした歳が來て、事業は不出來なれど諸君援助のもとに完成した。私は是からの餘りの年を俗事に煩はさるゝ事なく學問と著述に專念したいと思つてゐる。 本書は前述の如く橋本君が考案と指導によりて出來たので有る。又山田先生にも一方ならぬ御面倒をそなへた。又森本君は自らの著述のやうに骨を折つてくださつた。本書がともかくも出來上つたのは以上三氏の御蔭である。外に河野、岡田の二君が有り、大正十五年以後息甫一は編纂に校正に從事した。又石田君は常に出版上に全力を盡してくれた。是等の人々の力で本書は完成したのである。又井上先生は推薦の辟を執筆し給ひ、出版に就ては木村自老君が有る。此人が無かつたならば本書の出版は如何に困難で有つたらうと想像にかたくない。以上の人々に私は謹んで感謝の意を表する。斯くて完成喜悦の心の中に遣憾極まりないものが有る。其れは森鴎外先生は本書編纂中に白玉樓中の人となり給うた。福岡君も單語篇配本後程なく故人となられた。然して本年七月十八日に石田君は本書の完成を見ずに遂に彼の世の人となつた事で有る。 筆を擱くに當り一言しるして置きたいのは本書の扉及び背の書名は父が筆を執りて書き給うた。父は先年から中風症ですきな筆も執り難いので有るが、つとめて書き給うた。此の書の完成を見給はゞよいがと常に私の心に懸つてゐたので有るが、今も其頃と大した變化もなくおはする事は一家の幸である。裝釘は弟得三郎が書いてくれた。 昭和六年十月十一日 正宗敦夫 追記 音讀は一定の形を定めて讀んだ爲に不便であるから漢音・習慣音から引ける索引を附する旨單語篇凡例七頁に云つて置いたが、漢字篇に據らるれば直ちに知り得らるるから其必要が無いので之を省畧した。