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四式中戦車 チト 中戦車 移動力 5 索敵範囲 2 燃料 50 索敵海中 1 生産資金 540 搭載 不可 防御力 対空 10 対地 30 対艦 50 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 75mm砲L38 15 0 60 70 0 0 1 17 7 - - - 7.7mmMG 3 0 5 50 0 0 1 - 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - ボフォース75mm高射砲(ゲーム未登場)を模倣した新型の四式戦車砲を搭載、30tの重量を 支えるために新型の空冷エンジンを開発したことで軽快な運動性を獲得した。新型主砲の 生産遅延と資材の不足から、終戦までに完成したのは試作も含めて6輌と言われている。 正直、ここまで来てもドイツの機甲部隊と渡り合うには不安。生産も出来ず開発のみな ことも考えると、1輌失うことさえ惜しい。五式中戦車の前には、これでもまだ通過点だ。 ※最近になって九七式中戦車、ウィンザー・キャリアと共に猪鼻湖に沈められていたことが判明。 一時期は浮揚調査作業嘆願の署名が集められるほどだったが、漁業補償問題から地元漁協との 折り合いがつかず断念したとのこと。 納得いかない日本軍車両その4。 75mm砲L38とあるが、コイツは何者だ!? どの資料を見ても、主砲はボフォース製高射砲コピーの75mm砲(56口径)とあるのだが。 だとすれば、シャーマンⅡAくらいの攻撃力は欲しい。(もっと強力という説もあるが・・・) そうすれば「満州国の終焉」も、もう少し楽に・・・・ならないか。 ※そういえば昔の「丸」誌の記事で、八八式75mm高射砲搭載と書かれた記事があったが あれは44口径だしなぁ。
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中戦車講座(2015.7.27実施) 一言 EATARでもかなり初期にやった講習会です。WoTで最もオールマイティに活躍できる中戦車についての解説になります。内容はやや上級者向けとなっておりますが、初心者でも理解は可能だと思います。この講習会で言っていることが出来るようになるとスパユニになれます。 特別メモ パート①は口頭で中戦車での立ち回りについての解説、パート②は①の内容を実際にリプレイを見ながら解説していきます。パート③は質問への回答等になっています。やや音ズレや画質が悪い場面がありますが、ご了承ください。また、リプレイ鑑賞時に方角がごちゃ混ぜになって話している箇所が結構ありますので脳内変換お願いします。 1.パート①(座学) 2.パート②(リプレイ鑑賞) 3.パート③(トレーニングルームでの実地講座他質問等)
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名称 一式中戦車 チヘ 略称 chihe 弱点 砲塔、背面、上面 座席 1番席 一式 48口径47mm戦車砲、九七式 7.7mm機銃 (装甲貫徹力) AP → 62mm 2番席 キューポラ席(砲撃要請) 3番席 九七式 7.7mm機銃 4番席 デサント席 5番席 デザント席 関連 九七式中戦車 チハ 九七式中戦車 チハ改 一式中戦車 チヘ 九七式中戦車 火炎放射型海軍 12cm自走砲五式15cm自走砲 ホチチハ装甲兵車 二式砲戦車 ホイ 概要 日本の中戦車。チハよりも装甲厚が増している。 ただM4中戦車と正面切って戦うには・・・・・、という点では変わらない。 1番席は上下キーで47mm砲視点と後方機銃視点に切り替えられる。 コメント 日本の実質最終主力戦車、以降の開発車は実戦経験が無い。既に力不足の感は否めないものの優秀な火砲と言える一式47mm機動速射砲の派生型・一式47mm戦車砲を搭載し、より対戦車戦を重視した車両として開発された。装甲は相変らず頼り無いので正面戦闘は避け、相変らず高めの機動力と速射性を活かしてゲリラ的に立ち回るのが基本となる。但しチハより背がそこそこ高くなっているので、隠蔽性には注意したい。 -- 名無しさん (2013-05-15 14 07 15) 尚、新砲塔チハとは同じ砲である。また戦車砲へ改修された際に牽引砲より口径が若干落ちている。 -- 名無しさん (2013-05-15 14 09 20) ・・・はずだが、作中ではどうも同じ口径らしい。バランス調整? -- 名無しさん (2013-05-15 14 10 44) 車体ならM4の攻撃を弾くこともある -- 名無しさん (2013-05-16 19 07 17) 新砲塔チハとは違い装甲が倍になっている -- 名無しさん (2013-10-15 01 30 39) 資料によってはフィリピンに送られたと書いてるものもあるが、実際にはフィリピンに送られたことはない -- 名無しさん (2013-12-14 13 55 07) 名前 コメント
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九七式中戦車 中戦車 移動力 5 索敵範囲 2 燃料 50 索敵海中 1 生産資金 420 変形 不可 防御力 対空 10 対地 18 対艦 50 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 57mm砲L18 10 0 35 55 0 0 1 8 7 - - - 6.5mmマシンガン 3 0 15 50 0 0 1 4 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - 栄えある日本陸軍を支えた戦車。 しかしやはり能力的には貧弱な辺りも日本陸軍らしい。 「軍馬」がドイツは4号戦車、アメリカはシャーマンなことから比べると泣けるが仕方ない。 登場時ですら他国にやや劣る上に、史実ルートでは長い間使うしかないのが苦しい。 米ソの戦車相手には勝負にならないので、地上戦は野砲や高射砲で対抗しよう。 九七式中戦車改に改良、一式中戦車に進化可能。 進化チャート 八九式中戦車→→試製超重戦車オイ ↓ 九七式中戦車→九七式中戦車改 ↓ ↓ 一式中戦車→→三式中戦車 一式自走砲←一式中戦車系※→一式砲戦車 ↓ ↓ 三式中戦車→四式自走砲 ↓ 四式中戦車 ↓ 五式中戦車 一式中戦車系※:九七式中戦車、九七式中戦車改、一式中戦車
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五式中戦車 チリ 中戦車 移動力 5 索敵範囲 2 燃料 50 索敵海中 1 生産資金 580 搭載 不可 防御力 対空 10 対地 35 対艦 50 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 88mm砲L56 20 0 90 80 10 0 1 18 7 - - - 7.7mmMG 3 0 5 50 0 0 1 4 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - 1943年7月の「兵器行政本部研究方針」の変更により開発が始まった中戦車。 主砲は四式七糎半高射砲をベースに、ボフォース75mm高射砲を戦車砲用に改修した。 エンジンは航空機用液冷エンジン「ハ九」をデチューン。1輌も完成することなく終戦を迎えた。 なお本ゲームでは主砲が88mmだが、これはより大型の九九式88mm砲(88mm対空砲(日)の砲)を 搭載可能としていたことを反映したものと思われる。 ようやくいっぱしの戦車と言えるだけの能力を獲得したが、終盤で「攻撃力高いシャーマン」 「防御の低いT-34/85」程度では、既にドイツはティーガー・パンター、アメリカは パーシングが出来上がっているため、結局出番がなかったりする、気の毒な戦車。 大日本帝国陸軍フリークならば1ユニットは作ってみたいところだ。 仮想キャンペーンでは進化が早い分、まだ活躍期間をとれる。 だがその頃の敵は、アメリカ・ソビエト・ドイツタイプ。 敵もパンターだらけという訳でもないので、敵を選べば戦えるが… 結局「反撃する機動性のある盾」として使うのが一番だろう。 ただ補充が1ターンに1ユニットなので、まともに運用できるかどうか・・・
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八九式中戦車 89シキ イゴウ 軽戦車 移動力 4 索敵範囲 2 燃料 50 索敵海中 1 生産資金 360 搭載 不可 防御力 対空 10 対地 8 対艦 50 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 57mm砲L18 10 0 25 55 0 0 1 - 7 - - - 6.5mmMG 3 0 15 50 0 0 1 - 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - 日本陸軍初の制式戦車。秘匿名称はイ号。本格的な国産戦車取得を目指し イギリスのビッカースC型中戦車を参考に開発、1929年に仮制式化された。 当時は戦車運用の方向性が確立していなかったため、軽戦車と中戦車の コンセプトが入り混じった試行錯誤の域を出ないシロモノではあったが、 その経験が以降の戦車開発に活かされている。ガソリンエンジン搭載型が 甲型、ディーゼルエンジン搭載型(世界初)が乙型に分類される。 「中戦車」と名乗ってはいるが、ゲームでは軽戦車に分類されている。 これは開発当初は9tだったため「八九式軽戦車」と呼ばれていたが、 その後改修によって重量が増加したため中戦車に分類された、という史実を 反映したものと思われる。 ノモンハン前哨戦から生産・運用できる中戦車、と言えば聞こえはいいが、 所詮は旧式戦車、間違っても対戦車戦闘をさせてはいけない。これを保有 する理由は試製超重戦車オイのためと言ってよい。 それもインパール攻略かアメリカ西海岸上陸作戦まで待たされるのだが。 真珠湾奇襲作戦以降は九七式中戦車にバトンタッチするため、生産不可能。 コレクション目的で確保しようと思った人は、お早めに。
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九七式中戦車 中戦車 移動力 5 索敵範囲 2 燃料 50 索敵海中 1 生産資金 420 変形 不可 防御力 対空 10 対地 18 対艦 50 搭載武器 武器名称 対司 対空 対装 対非 対艦 対潜 射程 優先 1 2 3 4 57mm砲L18 10 0 35 55 0 0 1 8 7 - - - 6.5mmマシンガン 3 0 15 50 0 0 1 4 5 - - - NOT - - - - - - - - - - - - NOT - - - - - - - - - - - - 栄えある日本陸軍を支えた戦車。 しかしやはり能力的には貧弱な辺りも日本陸軍らしい。 「軍馬」がドイツは4号戦車、アメリカはシャーマンなことから比べると泣けるが仕方ない。 登場時ですら他国にやや劣る上に、史実ルートでは長い間使うしかないのが苦しい。 米ソの戦車相手には勝負にならないので、地上戦は野砲や高射砲で対抗しよう。 九七式中戦車改に改良、一式中戦車に進化可能。 進化チャート 八九式中戦車→→試製超重戦車オイ ↓ 九七式中戦車→九七式中戦車改 ↓ ↓ 一式中戦車→→三式中戦車 一式自走砲←一式中戦車系※→一式砲戦車 ↓ ↓ 三式中戦車→四式自走砲 ↓ 四式中戦車 ↓ 五式中戦車 一式中戦車系※:九七式中戦車、九七式中戦車改、一式中戦車
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水中戦車 キャラクターカード 青 (青)1L 3/3/3 マシン このキャラクターの攻撃力-Xする。 このキャラクターの防御力-Xする。 Xが4の時このキャラクターを破棄する。 Xはこのキャラクターに隣接している味方キャラクターの数に等しい。 戦闘が苦手な竜宮タワーの兵を支える強力な兵器 ただ巨大すぎるため近くに味方がいると自由に動けないのが難点である CH-00067 名前 コメント
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登録日:2011/10/07 (金) 14 15 51 更新日:2024/02/13 Tue 21 35 49NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アメリカ シャーマン 囮 戦車 歩兵戦車 無双 軍事 過小評価 M4中戦車(通称シャーマン)とは第二次大戦中においてアメリカ合衆国によって開発・製造された中戦車である 全長 7.47m 車体長 6.19m 全幅 2.62m 全高 2.67m 重量 32.3t 乗員 5人 武装 76.2mmM1 12.7mm M2機関銃×1 7.62mm M1919機関銃×2 他、ロケット砲搭載のシャーマン・カリオペやイギリスが改良したファイアフライ等様々なバリエーションが存在する さほどミリタリー物に詳しくない諸兄も結構な人数の者が映画やゲーム等で見たことや聞いたことがあると思われる 第二次大戦中の戦車と言ったら何かと聞かれたら大半がドイツのティーガーかソ連のT-34、そしてコレを挙げるだろう その圧倒的な知名度のせいでM26パーシング重戦車の影がだいぶ薄くなっているのはご愛敬(せめてもう少し登場時期が早ければよかったのだが) また、イギリス、カナダ、オーストラリアを始めとするイギリス連邦加盟国やソビエト連邦に数千輌。 その他、自由フランス軍やポーランド亡命政府にも(棺桶等と共に)レンドリースされている 開発経緯 性能(初期型) 戦中の活躍 大損害の理由 大戦後半 一方の太平洋戦域では・・・ 戦後 バリエーション 余談 開発経緯 WW2前夜の1936年当時、アメリカは中立姿勢をとっていた事等により装甲車両の開発に積極的ではなかった。 それでも欧州の戦乱の空気を感じ取り、1939年にM2中戦車を開発。 M2中戦車は37mm砲搭載、最大装甲厚51mm、重量19t弱。 総じていえば開発当時で世界水準~世界水準チョイ下といった程度の性能だった。 が、そんな性能でもそこそこ満足していた様で、米軍は小改良したM2A1中戦車を1,000両量産する計画を立てた。 だが1940年5月に始まったフランス戦の戦訓によりM2中戦車では予想される戦場で生き残ることはできないと判断。 M2中戦車の量産計画は中止され新型戦車開発が開始された。 まずつなぎとして1941年4月からM3中戦車(グラント/リー)が生産開始、1941年10月にはM4中戦車が正式採用、1942年2月には量産が開始された。 性能(初期型) 火力:37.5口径75mm戦車砲M3を搭載、1,000yard(914.4m)先の傾斜角30度=撃角60度における装甲貫徹力は以下の通り 弾種 初速 弾頭重量 装甲貫徹力 均質圧延装甲(RHA) 表面硬化装甲(FHA) M72 AP(徹甲弾) 618.7440m/s 6.323077kg 63mm 53mm M61 APCBC-HE(低抵抗被帽付徹甲榴弾) 618.7440m/s 6.785741kg 60mm 67mm T45 HVAP(高速徹甲弾※試作のみ) 868.6800m/s 3.810176kg 97mm 速力:路上時速40km/h 不整地20km/h 他国戦車に引けを取らない速力。 装甲:車体前面51mm(34°乃至43°) 砲塔前面76mm乃至89mm 他国戦車と比較して同程度か多少劣る。 信頼性:構成部品の堅牢さから40時間の戦闘行為が可能とされた。(ソ連戦車で15時間程度) 生産性:生産性を確保する為にM3中戦車に引き続き、複数メーカー・複数エンジンでの生産体制を構築。 ___||メーカーにより車体の製造方法や搭載するエンジンが異なる。 ___||大抵こういう事をすると互換性に問題が出るのが相場だが(例:チハ戦車)互換性を維持することに成功。 こうして開発されたM4は米軍内部で実施されたテストで優秀な成績を収め、高い評価を得ることとなる。 戦中の活躍 こうして完成したM4戦車を装備した米軍第1機甲師団は満を持して北アフリカ戦線に投入され、ドイツ軍と戦闘! 壊滅的な被害を受けた!・・・アレ? もうちょっと詳しく話せ? 1942年佳境を迎えていた北アフリカ戦線にて英国軍と米軍に配備されたのがM4戦車の初陣でだった。 この戦線に投入された米軍第1機甲師団は一部旧式のM3戦車を装備するなど完全な編成ではなかった事もあるが、戦闘によってしばしば小さくない損害を受けた。 また1943年のドイツ軍の攻勢作戦【春風作戦】では撃退に成功するも壊滅的な被害を受けた。 第1機甲師団自体はある程度補給を受けた事もあり、残余の少数のM4とM3を駆使して北アフリカ戦線を戦い抜いた。 この様に大戦中期に対独戦線に投入されたM4戦車は大損害を出す事が少なくなかった。 どうしてこうなった?! 大損害の理由 A.対戦車大隊ドクトリンの失敗 WW2初期にドイツ軍が披露した電撃戦ドクトリンに世界は震撼した! 装甲部隊が突破口を開き、その後梯団がドカドカ投入されるこの戦術を防ぐのにどうしたら良いのか?!という難題に米軍が出した答えの一つが対戦車大隊ドクトリンだ! 機動力のある対戦車部隊が敵装甲部隊に先回りして有利なポジションを占有! 火力を集中させ敵の攻勢を頓挫させる!! 米軍の戦闘車両はこのドクトリンに基づいて 偵察→軽戦車(M3/M5スチュアート) 対戦車→戦車駆逐車(M10/M18/M36)、 歩兵支援→M4 と分業を想定していた。 結果的にM4の性能は歩兵戦車寄りの性格が滲むものと成っており、バランスはよいが戦車と戦闘するには微妙に不安の残る性能となった。 実戦においてこのドクトリンは ドイツ軍の戦闘単位がより細分化された(大規模な対戦車部隊を一か所に集中して先回りとか無理) 対戦車ドクトリンは機動防御を主眼においた物であり、軽装甲の戦車駆逐車で攻撃はちょっとキツイ ほしい場所に必要な対戦車部隊がいるとかご都合すぎ などの理由により、結局の所機能しなかった。 その結果、M4も対戦車戦闘に駆り出される事となり大損害をうけた。 上記のドクトリンはルイジアナ演習における対戦車部隊運用の成功に気を良くしたレスリー・マックネアが推し進めたのだが、ご覧の有様となってしまったのである。 ちなみに砲兵出身の同軍人はM26パーシングの配備にも悪影響を及ぼしており、ミリオタからは無能な働き者扱いもされている。 B.ドイツ軍戦車の超進化 M4中戦車の性能自体は標準的、と言うに相応しいものであり、ソ連のT-34中戦車とおおむね同程度の性能だった (装甲貫徹力と信頼性はM4、装甲防御力と機動性はT-34に分はあったが、朝鮮戦争では錬度の差で北朝鮮陸軍のT-34に勝利した)。 しかし魔女の大釜 東部戦線 の戦訓をもとに巨大化した新型のティーガーIやパンター等の重戦車に張り合うには性能が不足していた。 それら重戦車との性能差は相当酷く、装甲、攻撃力、射程等全て劣った。 機動性もシャーマンの履帯幅が狭く接地圧が高い事から、軽いシャーマンがしずむ泥地をより重いパンターが走行するなど、負ける事もあった。 遠距離砲戦では火力と装甲の差が非常に色濃くでた。 正面から装甲を抜くには接近する必要があり、接近するまでに一方的に狩られる事も珍しくなかった。 装甲の薄さに悩んだ前線兵士は予備の履帯や土嚢、コンクリート片、撃破された戦車から引っぺがした装甲板等を貼り付けて 装甲を少しでも厚くしようとする者が続出した。 C.米兵が下手くそ 北アフリカ戦線で英国M4部隊が大打撃を受けたって聞かない。 多分戦闘童貞の米軍が(zapzapzap D.燃料や弾薬の防火対策が拙い 対地攻撃機からの攻撃を受けやすい部分の装甲が薄かった上に、其処を貫通されると一気に炎上する構造になっていた。 Hs129の搭乗員によると、「バレンタインやチャーチル歩兵戦車は被弾しても中々炎上しないが、M4はあっさり炎上して楽だった」とのこと。 大戦後半 戦争後半になるとM4戦車は、自分より火力・防御力に優れたドイツ軍重戦車をその生産性と米軍全体の物量と連携で圧殺するようになった。 数量が囮に、残りが迂回して装甲の薄い側面・後方に回り込んで仕留める 戦車駆逐車、戦闘爆撃機、重砲などの戦車キラーの部隊に支援を要請する といった感じ。米兵の練度も上がり、戦争後半にはより格上のパンター部隊と戦闘し勝利するケースもでてきた。 戦車の性能も改良が実施され 主砲の強化(37.5口径75mm戦車砲M3→52口径76.2mm戦車砲M1) 装甲貫徹力は、距離1,000yard(914.4m)・傾斜角30度(撃角60度)・均質圧延装甲(RHA)の条件だと88mm(M62 APC)乃至92mm(M79 AP)で、 同条件で60mm(M61)乃至63mm(M72)だった37.5口径75mm砲M3を上回り、実はT-34-85の85mm戦車砲(※BR-365 APCBC-HE使用時)よりも優秀だった。 高初速砲の導入で、榴弾の炸薬量減少(弾殻を厚くする必要があるので内部容量が減る)とマズルブラストの増大(射撃後に砂塵を巻き上げてしまう)を招いたため、 当初は戦車兵の間でも賛否両論だったが、バルジの戦い以降は評価されるようになり、M4A3E2ジャンボや朝鮮戦争に投入される車体も後日換装されている。 高速徹甲弾の配備(ただし対戦車部隊に優先された影響で一両あたり数発) 初速1,036m/sに達する76.2mm M93 HVAPの装甲貫徹力は、距離1,000yard(914.4m)・傾斜角30度(撃角60度)の条件だと135mm(※均質圧延装甲)。 ティーガーIの正面装甲やパンターの砲塔前面装甲を中距離以遠でも貫通できたので好評だったが、一月における割り当ては1両につき僅か1発のみ。 サスペンションの変更(垂直渦巻懸架式(VVSS)→水平渦巻懸架式(HVSS))やダックビル装着による幅広キャタピラの導入 VVSS車の接地圧は1.0kg/cm2前後で、パンターやIV号戦車よりも高く、ティーガーと比較してマシな位だった。 軟弱地における踏破性はそのティーガーにさえ劣る例もあり、成形炸薬弾対策で土嚢や金網などを載せた場合は更に深刻化した (パンターが横切った泥濘地に踏み込んだらスタックした、ティーガーがM4の走破出来なかった軟弱地を易々と通過して襲撃してきた、 北アフリカ戦線で砂漠に嵌って行動不能になるという苦情が寄せられた、硫黄島の火山灰地ではダックビルを取り付けないと車体が沈むetc)。 破損し易いという欠点はあったものの履帯にダックビルを装着する事で、接地圧は0.843kg/cm2まで改善されている。 HVSS車では0.773kg/cm2に下がり、攻防力強化の影響で0.64kg/cm2から0.8kg/cm2前後へ悪化したT-34-85と並ぶ程度には良くなった。 アップリケ・アーマーや湿式弾薬庫の導入 ドイツ戦車兵からトミー・クッカー(イギリス人調理器)やストーブと陰口を叩かれる程、被弾時に燃え易いことで有名だった。 アップリケ・アーマーの効果は限定的で成功とは言えなかったが、湿式弾薬庫の導入後は炎上率が60~80%から10~15%までに改善されている。 現地改造による追加装甲(これは他国でも行われている) 等、質的向上は継続して行われた。 それでもパンターに対して性能面で劣っていたが、戦争終盤では戦車兵の練度差と運用の工夫が功を奏してキルレシオでは勝っていた。 そしてドイツの重戦車がその自重で自滅し、多種多様な戦車により補給に負荷をかけていたのとは対照的に、 その高い信頼性と潤沢な補給パーツにより常に前線に多数のM4戦車を稼動状態で配備することに成功。 連合軍の勝利に貢献した。 一方の太平洋戦域では・・・ 日本軍戦車が旧式で小型だった為、(95式軽戦車→7トン、97式中戦車→15トン、M4→30トン) M4無双状態で日本軍戦車隊を圧殺した。やったねシャーマン! 確かに日本軍から見れば重戦車そのもの。真っ向勝負で敵うはずもない。 だが決して全くの無傷ではいられなかった。 日本軍は待ち伏せによる速射砲(対戦車砲)での至近砲撃やソ連兵も真似しないトンデモ兵器で対抗した。 刺突爆雷 対戦車自爆蛸壺もあるよ!! そんな我が身も顧みない戦法に戦車兵達は戦慄し、少なくない損害を出した。 そしてまた土嚢やコンクリートで防護力強化に走るのである。 オマケに車長用12.7mm砲塔機銃も飛び乗ってきた日本兵がこれで後続の味方歩兵部隊に乱射するケースが多発、取っ払われる羽目になった。 戦後 朝鮮戦争にも後継のM26パーシングと一緒に参戦。 戦争初期は対戦車戦闘に秀でたM26の方が歓迎されたが、 北朝鮮戦車隊が摩耗しきってからはM26の路外機動性が悪かった事もあり、軽快で信頼性のあるM4が好まれて一線で戦い続けた。 M26の改良版で機動力が改善されたM46も投入されたが、整備性の面では敵わずM4の人気は衰えなかった。 朝鮮戦争後は米国の装備としては退役を開始したが、基礎設計の優秀さからM24チャーフィー軽戦車等と共に世界中の西側諸国に配備された。 紛争地帯では博物館から引っ張り出される事もある。 軽武装の歩兵攻撃にはこれで十分なのかもしれない。 自衛隊にも配備され、専守防衛や怪獣退治に使用されるが、70年代末には61式戦車と交代する形で全車引退している。 バリエーション ・M4 溶接製の車体に航空機用星型エンジンを搭載したタイプ。 ・M4A1 鋳造製の車体に航空機用星型エンジンを搭載したタイプ。 ・M4A2 溶接製の車体にトラック用ディーゼルエンジン2基を搭載したタイプ。 ・M4A3 溶接製の車体に戦車用エンジンを搭載。 ・M4A4 溶接制の車体にトラック用エンジンを5基押し込んだ狂気のタイプ。 整備が他のM4と比べて面倒くさかった為、レンドリースに回された。 ただし、クライスラー製のエンジンは意外と信頼性と動作安定性が良好で、供与された英国兵は「素晴らしい信頼性の戦車だ!!」と感涙を流した。 M4~M4A4はすべて並列生産された。 基本5型 × 前期中期後期 × 生産工場の差 × 搭載砲の違い × 戦地での改造と、バリエーションが非常に多い。 本が数冊必要なレベルで派生・改造機が多く、T-34と並んでマニア泣かせである。 ・M4 Duplex Drive(シャーマンDD) DDはDuplex Drive(複合駆動)。つまり履帯とスクリューを装備した水陸両用戦車。 通常のシャーマンに上陸用舟艇から洋上を航行して上陸地点を目指すための展張式浮揚装置を付けたタイプ。 上陸作戦に投入されたが結構沖合で沈没するケースも少なくなかった。 ・M4 Beach Armoured Recovery Vehicle(シャーマンBARV) BARVはBeach Armoured Recovery Vehicle(沿岸装甲回収車)。 砲塔を取り外し、海中で作業するために防水加工された船体のような構造物を取り付けた車両。 沿岸で動けなくなった揚陸艇や戦車の回収などをサポートする。 ・M4 CRAB(シャーマン・クラブ・フレイル) 地雷撤去用の車両。地面に回転するチェーンを接触させて起爆処理する、マインフレイルと呼ばれる処理装置を装着している。 なおDDやBARVも合わせた特殊工作車両群は、連合軍のヨーロッパ上陸作戦が多数の被害を出して失敗に終わったことを受けて英国が改造して作られたものである。 これらの車両の活躍によりノルマンディー上陸作戦は成功したのだが、米国は面倒臭がって逆輸入を見送っていたため多数の被害を出し国内で非難を受けた。 このためシャーマン・クラブだけを仕方なく採用することにしている。 ・M4A3E2(シャーマン・ジャンボ) M4A3の改造機種。後に砲塔を換装して、主砲と同軸機銃を強化した車両もあった。 装甲厚が、砲塔防楯は89mmから177mm、砲塔前面は76mmから152mm、砲塔側面は51mmから152mm、 車体前面上部は51mmから102mm、車体前面下部は51mmから140mm、と大幅に強化されている。 正面装甲はティーガーIやFlak18といった8.8cm砲弾(アハトアハト)に耐える程で、切り込み役として重宝された。 重量が増したため、最終減速機の改修やダックビルの標準搭載で機動力の低下を軽減させている。 ・M4A3E8(シャーマン・イージーエイト) M4系列の米国決定版。 戦争中の改良をすべて実施されており、戦争後期から投入された。 自衛隊が装備したのもこの機種。 ・M4VC / M4IC / M4IIC(シャーマン・ファイアフライ) 主砲を英国製17ポンド対戦車砲に換装したもの。 ファイアフライは西洋ホタル(肉食で凶暴)を指す。 長口径と砲搭背部の出っ張り(通信機兼カウンターマス)が特徴。 条件さえ整えばティーガーやパンターも喰えるため、ドイツ戦車兵の最優先目標になった。 かの有名なエース、ヴィットマンにトドメをさしたのもこいつ。 装甲貫徹力は、距離1,000yard(914.4m)・傾斜角30度(撃角60度)・均質圧延装甲(RHA)の条件だと、 Mk.VIII T APCBC(低抵抗被帽付徹甲弾)の場合は130mm、SVDS/APDS(装弾筒付徹甲弾)の場合は192mmに上った。 高初速(1,204m/s)のAPDS使用時はティーガーIIの8.8cm Kwk 43のPzgr 40/43 APCRにほぼ匹敵する威力を発揮したのである。 APCBCは初速こそ884m/sで7.5cm Kwk 42の925m/sを下回っていたが、弾頭重量が同砲の6.8kgに対して7.7kgと重く、貫徹力は凌いでいた。 ・M50 / M51(スーパーシャーマン) 仏戦車AMX-13やAMX-30の主砲を装備したユダヤ的シャーマン。 なお同国では、76.2mm戦車砲M1搭載型のM4中戦車もM1の附番でスーパーシャーマンと呼ばれている。 M50は口径こそ75mmと通常のシャーマンと変わらないが、AMX-13の75mm砲SA50は長砲身(61口径)かつ高初速で、威力は段違い。 POT-51徹甲弾(初速1,000m/s,弾頭重量6.4kg)使用時の装甲貫徹力は距離1,000m・撃角60度の条件だと118mmで、 同条件で111mmだった7.5cmKwk42(パンターが装備する70口径砲)のPzgr39/42徹甲榴弾(初速925m/s,弾頭重量6.8kg)を上回っていた(*1)。 エジプト軍のシャーマン(こちらはAMX-13の砲等を乗せている)と交戦した。 M51はAMX-30に搭載されていたCN-105-F1の短砲身・初速低下版(砲身長56口径→44口径,初速1,000m/s→800m/s)であるD1504に換装している。 G弾(高初速に対応した成形炸薬弾で、撃角90度だと360mm貫通可能)を発射可能で、M48パットンなど当時の主力戦車に混じって活躍したそうな。 余談だが、アルゼンチンのM4もAMX-13の輸出型に搭載されていた同一口径(44口径105mmライフル砲)のCN-105-57に換装されてたらしい。 ・M60 元は1970年代にチリへ渡った M50 / M51 で、主砲やエンジンが換装されている。1984年に採用されて1989年まで就役していた。 主砲はイスラエルのIHIが開発した70口径60mmライフル砲HVMS60で、原型は傑作で知られるロイヤル・オードナンス51口径105mmライフル砲L7だという。 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)で撃った際の初速は1,620m/sで、距離2,000m・撃角30度の条件だと120mm貫通できる。 これはソ連の戦後第一世代型主力戦車であるT-54/55やT-62の車体前面装甲(装甲未強化の場合は傾斜角60°の100~120mm)を貫徹しうる数値である。 余談 愛称「シャーマン」はイギリス側の呼び名であり、米軍からの呼び名は、【M4中戦車】である。 M4の戦闘力不足が露呈してからは後継のM26が前線から要望されたが、陸軍装備元締めの陸軍地上軍管理本部(AGF)の横やりで投入はヨーロッパ戦線終結直前にまで遅れた。 現地改修の定番であった「土嚢装甲」は、ある者は「デメリットしかない」と言い、またある者は「パンツァーファウスト等の貫通力を弱められる」と言ったらしいが、原理的には効果が特に見込めるHEATが主流になっていた時期ですら流行っていない点から実用性の方はお察しください。 改修の定番のその2である側面の追加装甲(写真でときおり側面装甲に張り付いている四角いアレ)もあった、…が早々に撤廃されている。そもそも機銃は貫徹しないし戦車砲はたかだが数十mmの厚さ増えたところで変わらない、どころか「ここに弾薬庫がありますよ~」と教えているに等しくドイツ兵にあっさり看破。被害が続出したので急遽撤廃することに。何故付け足し。 M4中戦車向けのエンジンとしてクライスラーがW型30気筒の「A57」というトンデモエンジンを作っていた。どんなもんかと簡単に説明すれば「直列6気筒エンジンを5セット扇型に組み合わせた」というゲテモノ。構造はむちゃくちゃだが一部では「変な形だけど整備はそんなに難しくないよ?」とも評されている奇っ怪なエンジン。 WW2後に未使用車両も込で大量に余った為、あちこちに半ば放置される事状態となった。朝鮮戦争時には稼働できるシャーマンを相当少なくなっており、かき集めるのに苦労した。 76㎜砲の装備は結構初めのほうから試験が実施され開発も完了していた。しかし・弾薬の種類が増える事・75㎜砲を過信していた事・対戦車ドクトリンとの兼ね合いなどから、配備を渋られた結果76㎜砲シャーマンの投入は結構遅れてしまった。ただし1942年に試験搭載された76mm砲はM1よりもカートリッジがコンパクトに設計されていないM7(※M10GMCで採用された50口径3インチ砲)で、砲塔もT23中戦車からの転用品では無く既製品の改造で火砲の規模に比して狭小だったため、操砲や内部容積の面で問題があったとされている。 パラグアイ陸軍は2018年まで現役に就かせていた。 1945年春、ライン川渡河に成功した米軍戦車部隊がプファルツ地方へ進撃した際に反撃に遭い、M4中戦車を置き去りにして退却した事があった。現地のドイツ人農家がそのM4中戦車を干草で埋めて隠してしまったのだが、20年経って厄介払いする時にキーを回したらエンジンはちゃんと稼動して何のトラブルも無く自走できたという。ただし、この逸話は実話であるか定かではないという。 追記・修正は戦車を5万台生産してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バリエーションが少な過ぎる ジャンボとか90㎜砲を積んだ90Vもあるのに -- 名無しさん (2013-10-21 22 39 42) 有名ドコロだけでいいじゃん、上げ始めたらキリがない そういうのはWikipediaの仕事 -- 名無しさん (2014-01-20 23 35 47) なんだ、901ATTは大日本帝国にもいたのか -- 名無しさん (2014-01-20 23 47 32) ガルパン関係の記載とかリンクはないのね -- 名無しさん (2014-01-22 23 38 21) アメリカ将校「ティガー一両に対しシャーマン四両無ければ戦うな」 ドイツ兵「シャーマン10両までなら相手にできる だが奴らは常に11両目を持ってきやがるんだ…」 等の逸話に事欠かない戦車であります -- 名無しさん (2014-01-23 00 04 54) Ez8の元ネタでもある ↑5追記ヨロシク -- 名無しさん (2014-03-25 14 11 08) 生産性はともかく、整備性はアレよね 構造がどうとかじゃなくて、「各社得意なエンジン作って積んでね」って戦車だし それで大量の戦車作ってくるんだからとんでもねぇ話 -- 名無しさん (2014-04-07 02 43 47) でも機械的信頼性は抜群。コメットやパットンに転換した戦車兵が懐かしがるほど -- 名無しさん (2014-11-15 01 26 28) パイナップルアーミーでこいつが道路の先からやってくるシーンは度肝抜かれた -- 名無しさん (2014-12-18 18 22 41) 沖縄戦で随伴歩兵と分断させられて30両中22両が破壊されるという悲惨なことになったそうな -- 名無しさん (2015-01-16 22 52 04) つうかどの戦車も個々のエピソード見ると酷い体たらくの戦闘はあるよ。何故かシャーマンばかり槍玉にあげられるけど -- 名無しさん (2015-01-17 09 40 07) ウルトラマンでよく溶かされたり焼かれてるのもこれ? -- 名無しさん (2015-02-07 12 02 35) ヨーロッパじゃティーガーに対して人海戦術食らわせてたのに、太平洋ではチハよりおそろしい日本兵の人海戦術を食らう羽目になるとは・・・ -- 名無しさん (2015-04-08 16 43 30) 日本兵はカミカゼアタックだけでなく、航空爆弾転用のIEDで文字通りに吹っ飛ばしたりホニ車で正面から撃破してるんよ -- 名無しさん (2016-01-26 19 27 40) AMX-13の75mm砲については本当にKwK42が原型なのか最近は疑われてるんだよなあ -- 名無しさん (2016-03-24 00 11 32) インフラが整っている欧州戦線と整っていない太平洋戦線を同列に扱ってはいけない。太平洋だと接地圧の関係でうごけなくなるM4もかなりいたらしい。それを上回るペースで補充されるのだが・・・ -- 名無しさん (2017-01-14 04 33 23) こいつは戦車という小さな枠組みに入りきらないくらいの万能兵器だよな。基本的な戦車としての性能は中の上で、アプグレ次第では重戦車並の火力と装甲を持たせれるし、信頼性も高いし、互換性もあるから補給も楽だし、とにかく前線での数が多いから、全ての部隊にこいつが回せて、歩兵部隊では野砲や突撃砲がわりにも使えたり、運用面では本当に素晴らしい戦車。前線の指揮官があまり不満が無かったのが頷ける。まあ機甲科の乗員しては重戦車かジャンボにアプグレしてほしい気持ちもわかるけどね。 -- 名無しさん (2017-02-25 19 47 28) ガルパンでは5対10で数の力を見せてたから、次は8対20やね。あとあまり目立たなかったが、劇場版ではボロボロになってたアリサのM4A1がいつの間にか動いていたから信頼性の良さが出てたと思うな。 -- 名無しさん (2017-03-26 03 56 10) 前期型と後期型のキメラとかどえらいカオスな修理もできる超互換性戦車。 -- 名無しさん (2017-09-22 11 43 09) 土嚢やキャタピラ、工具箱などを装甲として搭載するのはメルカバもやってるけどスペースドアーマーの考え方で、HEATには効果がある(隙間があると爆発の圧力が逃げてしまってメタルジェットの効果が得られない) -- 名無しさん (2017-09-24 17 15 49) 項目名が中飛車に見えた俺は病院に行った方がいいかな -- 名無しさん (2018-01-28 21 48 08) 南方戦線でM4と随伴歩兵がジャングルを進む→樹上にアンブッシュしてた日本兵が飛び降りてきてハッチ上の対空機銃を奪い随伴歩兵を撃ち殺す→M4乗員が慌ててハッチを開けたところへ手榴弾を車内に投下、のコンボで被害が続発したせいで対空機銃がオミットされたりしたって聞いたけど、あれどこまで本当なんだろうな -- 名無しさん (2018-02-02 11 30 39) ↑ 実際には、対空用であって地上には照準を合わせづらい角度なのと、外付けな上位置がハッチ脇なので交戦中に外れたりして車長が負傷したりすることがあったため、各部隊の判断で外したりしていたらしい。英軍なんかは搭載している部隊のほうがレアだったとか。 -- 名無しさん (2018-02-02 12 21 04) コイツと言い、なんでアメリカの兵器はイギリスで愛称がつけられるのか -- 名無しさん (2018-03-05 02 59 55) さり気に沖縄に投入されたシャーマンは結構対戦車砲の攻撃で撃破されていたり -- 名無しさん (2019-11-02 00 54 29) え……もしかして、第08MS小隊のガンダムEz-8って、元ネタこのM4A3E8?……って、もう書いてあった。 -- 名無しさん (2021-01-30 15 27 35) 絶対コイツ、「M4戦車であることには間違いないが、各モデルの特徴が入り混じっていてよくわからないやつ」とかいただろ。 -- 名無しさん (2021-05-16 12 36 35) ↑ 「なに、口金のサイズが合えばいいのさ。機械なんてそんなもんさ」 -- 名無しさん (2021-05-16 14 39 10) 強い戦車というより完成された工業製品というイメージが強い。個人的には。 -- 名無しさん (2022-02-08 22 58 18) 朝鮮戦争でシャーマンがT-34に優位に立っていたのは練度もあるけど山がちな地形である朝鮮半島ではT-34の俯角が取れない欠点が大きいからというのもありそう -- 名無しさん (2023-12-03 04 35 19) 名前 コメント
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登録日:2021/03/29 Mon 10 07 11 更新日:2024/01/14 Sun 20 56 21NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 NO金ヤスリ 「大和魂を見せてやる!」 「敵の潜水艦を発見!」 「駄目だ!」 おチヌちゃん やっぱりやわらか戦車 アリクイさんチーム ストップギャップ チヌ チヌたん チヘちゃんファイアフライ 三式中戦車 中戦車 兵器 司馬遼太郎 大日本帝国 太平洋戦争 帝国陸軍 後継機 戦争処女(実戦未経験) 戦車 日本 決戦兵器 第二次世界大戦 軍事 軟鉄? 量産機 魚ではない 三式中戦車 チヌ とは!アホ毛がキュートな大日本帝国陸軍末期の中戦車(自称)である。 【どんな戦車?】 おそらくミリタリー、あるいは戦車について多少なり興味をお持ちの人なら、加齢臭が出るまで働かされたみんなのアイドル九七式中戦車ことチハたんをご存じのことであろう。 あるいはもうちょっと詳しい人なら、「でもチハたん以外でもなんか作ってたよね?日本の戦車」ぐらいの認識はあるかもしれない。 そう、その「なんか」に相当するのがこの三式中戦車チヌ(「チ」ュウセンシャ 「ヌ(第10)」ガタ の略)であり、チハたんから見ると「後継機の後継機」、つまり孫世代に相当する戦車である。つまりチヌたん。 まあ要するに太平洋戦争開戦後、あっという間に時代遅れになってしまったチハたんを更新すべく鋭意開発された新型戦車というわけなのだが…… 他の多くの日本戦車同様、「頑張って開発したけど完成したころにはとっくに時代遅れになってた」という悲しみから逃れられなかった可哀想な子であった。 というかそもそもこの子、一個前世代にあたる「チハたんの後継機その1」こと「一式中戦車 チヘ」の砲(と砲塔)を乗せ換えただけのものであり、「新型戦車です!」と大きな声を上げるのがそもそもちょいと微妙かもしれない。 一式中戦車ファイアフライだコレ。 【性能】 「走」 基本的に車体は一式中戦車とほぼ一緒なので、チヘたんの項も参照のこと。→一式中戦車 大雑把に言うと全体的な足回りはチハたんのそれをほぼ踏襲しており、日本戦車独自の機構であるダブルボギーサスペンション、通称「シーソー式独立サスペンション」を搭載。 これは大雑把に言うと「車体の右側と左側で、それぞれの側全ての転輪が連動してバランスを取る」方式のサスペンションで、 ●・エネルギーロスが少なく速度を出しやすい ●・平地での走行安定性が非常に高く、多少の起伏なら動揺も小さい ●・乗員の乗り心地がいい などといった長所がある反面、 ●・登坂能力が低くなる(坂道、特に地面が柔らかい坂が登りにくい)(*1) ●・地雷や泥詰まりに弱い ●・一か所ダメージを受けるだけで全体に影響が波及する、最悪動けなくなる などと言った弱点も持つ。本土決戦に全然向いてない特徴ですね。 エンジンはチハたんから大きく強化されており、1940年に開発された三菱製「統制100型」12気筒V型空冷ディーゼルエンジンが搭載された。 馬力は240馬力でチハたんの170馬力(実用的には140ぐらいが限界)に比べると約1.4倍にまで上昇しており、それに対して車重は約1.2倍なので、出力重量比、つまり戦車の重量あたりのエンジン出力はチハたんよりも高い。 ただしチハたんから継承し続けてきた足回りがそろそろ荷重限界に達しつつあったたため、出力重量比が高いにも関わらず、最大速度は約39km/hとチハたんと大差なかったりする。 総じていうなら「中戦車」を名乗ることには不足ない機動性と言っていいだろう。 またチハたんよりも幅広の履帯を使っておりこの時代の基準からするとぶっちゃけ軽戦車なので接地圧も低く、弱い地盤でもそれなりに軽快な動きが出来た・・・ハズ。 「攻」 三式チヌたんの(日本陸軍基準で)最大のセールスポイント。 37mmとか57mmとかの豆鉄砲を使っていた先輩方とは一線を画す大口径砲「三式7センチ半戦車砲II型」を主砲として搭載する。 これは砲兵科の野砲(*2)だった「九〇式野砲」を車両用に改良した砲で、大正期にシュナイダー社へ発注した試製野砲を参考にして開発した経緯がある。 趣味誌でM1897の派生型と記載されることも珍しくないが、発注先の手掛けたM1912やM1914がM1897と弾薬の互換性があるだけに過ぎず、全くの誤解である。 比較対象 M1897 試製野砲 九〇式野砲 設計担当 仏国営兵器廠 シュナイダー社 陸軍技術本部 砲身全長 36口径 40口径 38口径 閉鎖機 偏心螺式 偏心螺式 水平鎖栓式 高低射界 -11°~+18° -8°~+45° -8°~+43° 方向射界 左右各6° 左右各27° 左右各25° 放列砲車重量 1,544kg 1,660kg 1,400kg 弾量 5.4kg 7.09kg 6.56kg 最大射程 11,000m 14,500m 13,890m やたらと重かったので運動性や機動性を重視する参謀本部からは人気がなかったが、反面初速と射程に優れていることに目をつけられて戦車砲へと転用されることになったという経緯を持つ。 四式中戦車も備砲変更時には、三式七糎半戦車砲の改造型が検討されていたという。 なのでこの砲はそれまでの戦車に搭載されていた砲に比べて段違いの大きさ・重さとなり、三式には日本中戦車として初めて砲塔の電動旋回機構が搭載されることになった。 副武装としては車体前方に九七式重機関銃を1基搭載し、ほかに頭のアホ毛こと対空用機銃のマウントラッチに機銃を1つ装備可能。 肝心の貫通力は「通常弾」にあたる一式徹甲弾を使用時、1000mで約70mm。 新砲塔型チハたんの47mm砲ですらせいぜい同条件で50mmちょっとであったことを考えると、まさに格段の進歩と言っていいだろう。 しかも口径が圧倒的に大きいため、貫通時の破壊力や榴弾の威力は比較にならないほど勝っている。強い!チヌたんは強いぞ! 具体的に言うと旧砲塔チハたんの57mm榴弾が加害半径約10mで機銃座や軽掩蓋なら吹き飛ばせるぐらいなのに対し、チヌの75mm榴弾は半径25mに及び、戦車の大敵である対戦車砲陣地も独力で対処できるのだ! ただしこの三式戦車砲II型だが、正確には「シュナイダーの試製野砲」を小改修した「九〇式野砲」……を三式砲戦車ホニIIIに搭載できるように急いで小改修した「三式7センチ半戦車砲」……をさらに三式に急いで小改修したという代物。 「急いで」と「小」がしつこく推されてることからもわかるように、ぶっちゃけ原型である野砲の特徴を非常に色濃く残しており、 ●・軽量化がろくにほどこされておらず無意味に重い → 車両や砲塔の速度に悪影響 ●・駐退機(*3)をそのまま使っているためパーツごと車外に露出する形に(砲身の下についてるでっぱりの部分) → 弱点が真正面にむき出しに…… ●・発射方式がトリガーやボタンに接続されておらず、縄を引っ張る拉縄式のまま → 照準手と撃発手(発射する人)が別なので狙ってから撃つまでにタイムラグが出る&砲塔の角度によっては撃発手が撃てないので車長がやる必要があり指揮に集中できない ●・高速徹甲弾や被帽付き徹甲弾など、対戦車用の高貫通砲弾が用意されていない(*4) → シャーマンなどの傾斜装甲に対して貫通力の減衰がひどい などなど、実戦で走り回って戦車と殴りあうにはちょっと……いやだいぶ難のある部分がてんこ盛り。 もしかしてこれ戦車じゃなくて対戦車自走砲なのでは・・・? 【守】 日本戦車なので全身の装甲はむろん大和魂によって守られており、乗員たちの燃える護国の志が消えぬ限りその装甲もまた神武の超鋼である。 物質には限りがあるが、ただ無限にして無尽蔵なのはこの精神力で……… ……あるのかどうかは不明だが、物質的に見る限りでは「全身ペラッペラの装甲」と言ってまあ差し支えない。 もっとも強固な正面でさえその厚さは50mmでしかなく、しかもこの期に及んで傾斜がろくについておらず、ほぼ垂直におっ立てた挑発っぷり。 無論側面・背面と言った他の部分の装甲は言うまでもなく、36mm以上の数値が一つもないほど。 この装甲厚では戦車の交戦距離だと37mmクラスの対戦車砲ぐらいしか防ぎようがなく、1944年10月という完成時期を考えるとちょっとヤバイってレベルじゃねーぞ!な防御力である。 まあ一部装甲が溶接になったことで被弾時の乗員の危険性も下がっているし、37mm砲相手でももうヤバかったチハたん比では防御面も相当改善されてるのは事実だが…… 基となった一式中戦車チヘは37mm対戦車砲よりもワンランク上の45mm対戦車砲を想定していて、一式機動47mm砲の貫通力(一式徹甲弾を使用した場合に、距離1000mで着角90度の第一種防弾鋼板ならば約50mm、第二種防弾鋼板であれば35mmを射貫可能)に合わせた装甲厚を採用していた。 ちなみに同条件の貫通力は、37mm対戦車砲M3/37mm戦車砲M6(米)はAPC使用時で59mm、2ポンド砲(英)はAPCBC使用時で57mm、45mm対戦車砲M42(蘇)はAPBC使用時で51mmとなっており、実際に着角90度で命中する機会は限られるため概ね想定通りだと言える。 一式中戦車チヘの量産開始時期には、6ポンド砲やそれをライセンス生産した57mm対戦車砲M1、57mm対戦車砲ZiS-2が配備されていたので気休めにしかならないが。 あと装甲のペラさに比べれば些細なことではあるが、弾薬庫の配置が大和魂あふれるatk全振り仕様なのも危険と言えば危険。 一般的に戦車の内部には所狭しと詰めこまれている砲弾だが、これは当然危険極まりない可燃物。 大戦中の米軍の調査によれば、シャーマンの被撃破要因の実に6~8割が弾薬の発火だという統計があがっているほど。 なのでどこの国の戦車も「取り出しやすく、しかし被弾しにくい場所」に置くことに知恵を絞っている。 そのため多くの戦車では、一番被弾率の高い砲塔に大量の弾薬を搭載することは基本避けられているのだが、チヌたんの場合搭載弾のなんと半分以上を砲塔後部弾薬庫にみっちみちに詰め込んでいる。 これは確かに連射速度を上げるには最適の配置なのだが、一番被弾率が高い場所に最大の弱点があるというおっそろしい配置でもある。 有名どころでいえばティーガーIIやIS-2なども同じところに結構な量の砲弾を積んでいるのだが、あちらには砲塔側面でもそれなりの装甲があるのに対して(*5)、三式の砲塔側面後部は垂直25mmでしかないわけで……ナムサン!! ていうかやっぱしこの防御を捨てた攻撃特化っぷりは自走砲のソレでは・・・? 【開発経緯】 冒頭で「チハたんの後継機の後継機」と大雑把にあらわした開発経緯だが、実際のところはもうちょっと複雑なもの。 太平洋戦争開戦と共に急速に明らかになったチハたんの時代遅れっぷりだが、実は「はよ!チハたんの後継機はよ!」との声はそれ以前から(それこそ1939年のノモンハン事件のころから)存在はしていた。 しかし ●・軍上層部が戦車を兵器としてそれほど(ソ独仏英のような戦車先進国に比べて)重要視していなかった ●・当時の帝国陸軍のメイン戦場だった中国大陸では、対戦車兵器をろくにもっていない敵が相手だったためチハたんでも必要に充分であり、早急な更新の必要性が認められなかった ●・歩兵装備や大砲、航空機など、より陸軍内で発言力の強い分野&優先度が高いと見なされた分野に予算を取られた ●・日本の生産力の貧弱さから、新型の生産はチハたんの生産に著しい悪影響を与えると考えられた ●・チハたんがかわいすぎた などの理由からどんどん先延ばしにされていき、「最初の後継機」である一式中戦車が完成したのはなんと1943年の6月。 チハたんの生産開始から実に5年が経過していたのである。 ちなみに量産型はM24軽戦車と同じ1944年の4月に登場している。 戦車開発史的にこの時期を見ると 1942年6月……ドイツでIV号戦車G型(増装ver)生産開始 1943年1月……ドイツで初期型パンター(D型)生産開始 1943年6月……イタリアでP26/40生産開始(※イタリア王国降服の約3ヵ月前で、量産体制は機能不全) 1943年9月……ドイツでティーガーII生産開始 1943年11月……イギリスでクロムウェルMk.IV生産開始 1943年12月……ソ連でIS-2生産開始 1944年1月……ソ連でT-34-85生産開始 1944年1月……アメリカでM4中戦車(76mm砲型※イギリスではA型に分類)生産開始 1944年1月……イギリスでM4中戦車(17ポンド砲型※C型ファイアフライ)への改修開始 と言った感じであり、それぞれの性能をざっと示すと 戦車 重量 主砲の口径 貫通力 装甲厚 最高速度 IV号G型(増装ver) 23.5t以上 75mm 107mm(*6) 車体正面_80mm(*7) 40km/h パンターD型 43t 75mm 149mm 車体上部140mm 55km/h P26/40 26t 75mm 82mm 車体正面_70mm 40km/h ティーガーII 69t 88mm 204mm 車体上部200mm 38km/h クロムウェルMk.IV 28t 75mm 73mm 砲塔正面_76mm 51km/h IS-2 46t 122mm 162mm 砲塔正面160mm(*8) 37km/h T-34-85 32t 85mm 105mm 車体上部_94mm 55km/h M4A1(76mm砲型) 32t 76.2mm 106mm 車体上部_90mm 38km/h M4VC(17ポンド砲型) 32.4t 76.2mm 150mm 車体上部_90mm 40km/h といった感じになる(*9)。 そしてここに 重量 主砲の口径 貫通力 装甲厚 最高速度 一 式____ ___17t 47mm _40mm 車体正面_50mm 44km/h が混ざってくるのはもはやなんというか「お客様……失礼ですがお越しになる所をお間違えでは?」という気分に…… しかし当時の戦車の「水準」がこれときては、チハを更新したところで九七式棺桶が一式棺桶になるだけであり、陸軍的には一式中戦車を超える戦車が、それも今すぐにでも必要となってしまった。 実はこの当時、「新型戦車」の研究自体は既に複数のプランで進められており、チハたんの、そして一式の更なる後継としても 新中戦車甲型こと「チト車」。重量25t級で、装甲は75mm、57mm砲搭載(後の四式中戦車) 新中戦車乙型こと「チリ車」。重量30t級で、装甲は75mm、75mm砲搭載(後の五式中戦車) の2系統の戦車が開発中だった。 しかしこれは明らかにチハたん→一式の流れよりさらに大きい技術的飛躍を必要とするものだったため、開発は超難航。 また開発陣が悪戦苦闘している間にも「英米ソが新戦車を投入したらしいぞ!」→「なんて性能だ……」→「新型戦車への要求性能変更!」といった仕様変更デスマーチが止まらず、一向に完成が見えてこない状況が続いていた。 しかし時はすでにアメリカが太平洋戦線にもシャーマンを投入しつつある頃。 新型の完成を待っている余裕など一切全く金輪際なかったため、陸軍は窮余の末、急場しのぎの策として「砲だけでも新型戦車レベルにしてくれたらそれでいいから!!!」と要求。 この要求によって開発されたのが、一式中戦車の砲塔を引っこ抜き、ターレットリング(車体に砲塔を刺すための穴)を無理やり広げ、大型化した新型砲塔と75mm砲を無理やり乗せた三式中戦車なのである。 ……やっぱり経緯からしてもコレほぼほぼ対戦車自走砲ですよね? ちなみに最初の段階では、主砲には小型軽量な「九五式野砲」が搭載される予定だったが、これは貫通力が低くシャーマンなどの新型戦車に対しては無力なこと、また砲兵に配備される分すら足りていなかったので「戦車になんぞ回せるか!」とクレームがついたことでお流れとなっている。 一応低速・低貫通の砲であっても、ドイツの75mm戦車砲のように成形炸薬弾(日本軍における呼称は穿甲榴弾)を使うことで無理やり対戦車火力を出すことも不可能ではないのだが、低速なので命中率がどうにも悪く、さらに貫通後爆発する徹甲榴弾に比べると、貫通できても車内へのダメージも小さい……という問題があった。 それでも成形炸薬弾の使用を前提にした「九九式七センチ半戦車砲」を搭載した二式砲戦車ホイなんかも一応いるにはいるのだが、生産台数は車体が同じチヘよりも少ない30両に留まっている。 【活躍】 そしてそんな陸軍の期待を一身に背負った三式中戦車が完成し、生産が始まったのが1944年11月。 そう、レイテ沖海戦で日本海軍がほぼ壊滅した後である1944年11月。 もはや日本がシーレーンの防衛力を喪失し、後は衰弱死を待つだけとなった1944年11月。 アメリカ軍によるフィリピン攻略がガンガン進んでいた1944年11月。 本土決戦に備えた松代大本営の建設が始まった1944年11月だったのである。 もはや新型戦車を海外の戦線に届ける力などどこにもなく、それどころか「新兵器や状態の良い兵器は本土決戦に備えて温存!」の方針が示された後であり、生産された三式中戦車は残らず全て、連合軍上陸のその時に備えて本土で温存されることになった。 そしてご存じの通り、日本は連合軍の上陸と「一億総玉砕」を待たずして無条件降伏した。 つまり三式中戦車の「活躍」は、 そんなものはない の一言で簡潔に表現が可能である。 生産数は所説あるが、最小でも30両、最大だと200両近くが生産されたと言われている。 ※そんなの悲しすぎる!って人のための簡易的IF(クリックで展開) 当初の予定通り太平洋戦線に配備されていた場合、その相手は初期型シャーマンの、それも75mm搭載型が主力となるはず。 既にヨーロッパ戦線では新型の3インチ(76.2mm)砲を搭載したシャーマンが投入されていたが、ドイツ戦車基準で採用された3インチ砲は日本戦車に対しては貫通力過剰で意味がなかったため、太平洋戦線には回されなかったからである。もっともダウンフォール作戦時にはM26とその派生型の投入も検討されていたが。 この両者を比較した場合、大雑把に言えば「攻撃力ではほぼ互角、防御力ではシャーマンが圧倒的に勝り、機動性もまあだいたい互角?」ぐらいな感じになる。 まあ率直にいえば、シャーマンの側が明らかに一歩か二歩、または三歩か四歩か五歩か六歩ぐらい有利と言わざるを得ない。 仮に両者が1000mの距離で撃ち合うとすると、三式の砲弾はほぼ確実に弾かれてしまうが、シャーマン側は三式のどこにあたっても高確率で貫通が望める。 三式がシャーマンと少なくとも相打ちに持ち込むためには、計算上600~700m程度まで近づく必要がある……のだが、これは三式の貫通力とシャーマン側の実効厚を単純に比較したものであり、実際にはこの条件でも厳しい可能性が高い。 跳弾(弾が装甲表面で滑ったり跳ねたりして別の方向に反れること)を誘発させやすいシャーマン車体の傾斜装甲に対し、三式の主砲弾はキャップ(弾頭の先にかぶせる柔らかい金属などのカバー。跳弾の可能性を抑えられる)なしの徹甲弾で跳弾させられやすいからである。 同じ砲を搭載した一式七センチ半自走砲ホニIなどの戦闘報告を受けた上層部も、基本的に「最低でも600m、できればそれ以下か側面から撃て!」との命令を出している。 フィリピン戦でそのホニIが距離500mからシャーマンを正面撃破した例もあり、十分とする声も根強かったのだが、日本戦車の防御力を考えれば相対的に不足気味だったことは否めない。 実は友邦のドイツがフランスの重戦車対抗用として三式七センチ半戦車砲相当の火砲(砲身長40口径,弾頭重量6.8kg,初速670m/s)を試作していて一旦は採用に踏み切りながらも、独ソ戦勃発後のT-34ショックで貫通力不足(*10)を理由に取り消した経緯があるのだが、それは砲塔防盾で3.5インチ・砲塔正面で3インチ(60度)・車体正面で2インチ(34度)ないし2.5インチ(43度)の装甲厚を持つシャーマンを相手にした場合でも同じことが言えてしまうのだ(*11)。 またカタログスペックではなく実戦で、ということになると、何よりも重大な「数」の差を考慮に容れざるを得ない。 ヨーロッパ戦線で圧倒的な高性能を誇ったパンターも、結局シャーマン側の数の暴力で踏みつぶされたように、多少の性能差なら数によって覆されてしまうのが実戦というものなのである。 ましてやこの場合、性能が劣る側が数でも劣るわけだから……その……うん。 三式と同等の火力や装甲防御力(*12)に軽快な運動性能を併せ持つM24軽戦車が、朝鮮戦争で性能的にはM4A3E8と互角なT-34-85に苦戦した実例があるため、三式とシャーマンの対戦でも同様の結果が予想されてしまうのである。 【ノー!ノーヤスリ!アイム決戦兵器!アイム決戦兵器!】 さてここで三式中戦車の名前を知ってる人なら(あるいは知らない人でも)知っているであろう、司馬遼太郎先生と三式戦車にまつわるエピソードを紹介しよう。 エッセイ『歴史と視点』に記載されたエピソードで、かいつまんで言うと 「私が幹部候補生として戦車隊で教育を受けていた時、教官から『これが九七式中戦車だ。装甲を削ってみろ』と言われて金ヤスリを与えられたが、いくら削っても傷がつかなかった。」 「しかし見習士官として配属された後、部隊に配備された三式中戦車に同じことをやってみたらバッチリ傷がついた。つまり三式は装甲用の鋼板じゃなくてただの鉄で出来ていたのだ!」 というもの。 「戦争末期とは言えなんて有様だ・・・こんなことを平気でやる旧日本軍ってほんとにダメだな!」 とか 「常識的に考えてそんなわけないだろ!印象操作だ!司馬史観だ!」 とか 「九七式の装甲は表面を硬化させていて硬い代わりに脆いのだが、三式の装甲は柔らかく粘りがある新型装甲材が使われていたから、削れるのはむしろ自然だ。司馬遼太郎は軍事知識が足りなかったから知らなかったのだ」 とか 「虚弱体質に見合わない立派なものをお持ちのチヌたんいいよね……」「いい……」 とか、いろんな方々がいろんな意見を投げつけ続けていることで知られる有名な逸話である。 しかし実のところ、「戦車の装甲表面が金ヤスリで削れる」こと自体は別に不思議ではない。 当たり前だが金ヤスリとは金属を削り取るためのヤスリであり、ちゃんとしたものならブリネル硬度(硬さの単位の1つ)でいうと600とか700ぐらいまで削れるのが普通である。 これに対して戦車の装甲に使われる鋼板はせいぜい600ぐらいが上限なので、つまりどの戦車も基本的に装甲はヤスリで削れちゃうのだ。 ちなみにチハたんも三式も、装甲の表面硬度は500~550ぐらいの間。 ※マニアむけのもうちょっと詳しい解説(クリックで展開) 三式に使われている装甲材は、日本軍で言う所の「第三種防弾鋼板」に分類されるもの。 基本的に戦車の装甲というのは、構造上 鋳造装甲……鋳型に溶けた金属を流し込んで冷やして固めるもの。いわばチョコレート式。 圧延装甲……溶けた金属をローラーで圧し延ばして作るもの。いわばパイシート式。 複合装甲……接着剤や溶接、はめ込みなどで複数の装甲を張り合わせたもの。いわばミルフィーユ式。 のいずれかに分けられる。 チハたんのメイン盾である第二種も、三式に使われている第三種も、同じく「圧延装甲」の外側を硬くした「表面硬化装甲」に分類されるが、違うのはその表面硬化のさせ方(*13)。 第三種の場合は「炎焼入れ」、つまり鋼板の表面を高温で焼くことで変質させ、表面部分に炭素を集めることで硬くしている。 第二種の場合は「浸炭焼入れ」といって、鋼板の表面に薬剤を使って炭素をしみこませることで硬くするというちょっと手の込んだ方法が使われている。ちなみにこの薬剤、日本の場合だと味噌と食用油が使われていたりする。チハたんの装甲はおふくろの味がするぞ。 ただしシェフがブチ切れそうなベリーベリーウェルダン焼入れを施している第三種鋼板の場合、おそらく表面の脱炭層(炭素が深いところへ抜けたためもろくなった層)がかなりの厚さになっていたものと思われ、その部分の硬度は相当に下がっていたはず。 普通は製品として出荷する場合にこのもろい部分は削り取るのだが、仮に節約とか少しでも装甲を厚くしたいとかで残したままだったとすると、そりゃもう低質なヤスリでもゴリゴリと削れたことだろう。 なのでこの場合、三式が削れてしまったことよりむしろ、チハたんが削れなかったことの方が不思議現象と言える。 普通に考えれば、チハたんの時には教官が新兵への士気高揚のため、わざと低強度なヤスリを渡して安心させたのだとするのが自然だろうか。 だが大戦末期の日本の生産能力や品質管理はガバガバだったので、実際にただの鉄材で代用しちゃった可能性も否定はできない。その場合強度的にまともに動けるのか微妙だが…… そして第3の可能性として、司馬先生はチハたんに「イヤ…もうむしろ好きだな」系の屈折した愛情?を抱いていたという証言があるので、実はその愛情?の故にチハたんに対してのヤスリがけに無意識化でデバフをかけていた……という線も考えられる。 シバチハキテル…… まあぶっちゃけただの鉄板だろうが鋼板だろうが、どっちみち三式の装甲厚では対戦車火器を喰らったが最後、速攻でゴートゥー靖国なので、一緒っちゃ一緒なのだが。 【バリエーション】 「チヌ改」 主砲を「五式7センチ半戦車砲」に換装した火力強化モデル。 「急場しのぎの火力だけ新型戦車」として開発された三式だったが、例によって「開発中に時代遅れになる」という日本戦車の持病からは逃れられなかった。 実際上でもちょっと触れているが、三式が搭載する三式戦車砲II型はシャーマンの防御性能に対してちょいと力不足だったため、いわば「急場しのぎの火力だけ新型戦車の急場しのぎの火力だけ強化版」として開発されたのがこのタイプにあたる。 主砲である五式戦車砲は本来後継機である四式、五式中戦車への搭載を予定していたもので、スウェーデンのボフォース社製高射砲「m/29」のパk……改良品。 アハトアハトの原型になった強力なボフォース砲をデッドコp……参考にしただけあって肝心の貫通力は1000mの距離で約110mmと飛躍的にアップしており、75mm搭載型シャーマンを上回り、3インチ砲搭載型シャーマンと並ぶ対戦車火力を持つことになった。 防御力?聞くな……と言いたいところだが、一応防御面で若干の改修も予定されてたらしい。 実車を作って各種テストも終えたものの、生産が始まる前に終戦を迎えたため、制式採用はされていない。チヌ改という名も便宜的なもの。 【フィクション作品】 「チハたんじゃない日本戦車」の中では比較的有名な方であり、国内での各種創作作品での出番もそこそこある方。日本戦車自体の人気がアレといえばアレなのだが。 戦車ゲームなどでも登場率は高い方だが、絶対に外せないチハたんや、「大日本帝国が完成させた中では最強の戦車」である四式等に比べると若干押し出しは弱く、ライトな戦略SLGとかだと省略されちゃったりすることも…… 各種仮想戦記 この手のジャンルではあんまり…いや全然人気がない。 やっぱし戦局を挽回するような活躍をさせるとしたら、より新しくて強い四式や五式の方が相応しいからだろうか(それでも性能が足らずに超強化されてたりするけど)。 アニメ 『ガールズ&パンツァー』 言わずと知れた戦車と美少女のスポ根アニメ。 主人公の所属する大洗女子学園の戦車道チームに所属する「アリクイさんチーム」の戦車として登場。 アリクイさんチームはテレビシリーズも最終話近くとなってからの登場となったため、テレビの時点では活躍の場がろくになく三式ファンが涙したとかしないとか。 しかしテレビ放映後に作られた劇場版ではきっちり成長した姿を見せることができ、前半のエキシビションではT-34を撃破し初戦果を挙げ、更に後半ではM26パーシングを一対一で撃破するという大金星を挙げた。 なお劇場版後半以降は乗員の練度と筋力が向上した事により、本来の2倍以上の速度で連射できるようになっている。 さらにその後の「最終章」第三話ではついに…… 詳しくはアリクイさんチームの項目を参照されたし。 ゲーム 『World of Tanks』 日本ツリーの中戦車ルートのtier5に登場する中戦車。チヌ改も登場するが、こちらは同tierのプレミアム戦車(課金戦車)。 Wotにおけるtier5といえば、T-34やIV号戦車H型、M4A1など第二次大戦の主役級といっていいメジャーどころが出そろった華やかなtier帯となっており、三式もそれなりの存在感を放っている。 性能傾向的には「典型的な日本中戦車」と言った感じで、優れた俯角に加えて貫通・単発火力・精度などいずれも優秀と高い攻撃性能を持つ反面、機動性がちょっと鈍く、装甲はいうまでもなくペラペラ。 しかしここまで記事を読んできた人なら「シャーマンやIV号H型相手だと三式じゃ厳しいんじゃ?」と思われたかもしれないが、無論ゲームバランス上調整はしてあるのでそこは大丈夫。 というかこのゲーム、構想だけはされていた砲とか、試作段階の砲とか、あるいは改良型に搭載された砲とか、要するに「史実の実車よりも1~2ランク上の砲」を殆どの戦車が搭載できる(*14)ため、全体的に貫通力が過剰気味。 なので史実だったらそれなりの防御力を発揮していたT-34やIV号H型も、ゲーム内では等しくスポスポ抜かれる紙装甲の部類に入るので、三式の防御面も特に目だった弱点になってないのである。ばんざーい!(吶喊) 『パンツァーフロント bis』 無印PS時代の古豪戦車シミュレータ。 bisは第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、しかもその中の北アフリカ戦線に絞ってゲーム化した超絶ニッチナンバーなのだが、日本シナリオとしてただ一つ用意された「串良ステージ」にて三式中戦車が登場する。 その内容は「沖縄に上陸したシャーマンとパーシングを、本土で温存されていた四式+三式で迎え撃つ」という旧軍ファンならテンションMAX待ったなしのシナリオである。 しかしリアル寄りの戦車シミュレータであるパンフロシリーズで、三式でパーシングに挑むという時点でちょっとヤバイ香りがしてくるが、その難易度は……各種動画サイトに「クリアしてみた」系の動画が結構あることから察してほしい。 萬谷ーーー!お前ほんとに戦車学校出てきたのか萬谷ーーーー!! 『War Thunder』 チヌとチヌ2(チヌ改)が登場。 特に後者はプレミアム扱いで、よくゲーム内通貨を稼ぐのに向いているといわれる。 いつでもではないが、無料ユーザーでも12個課題を達成し、3000枚以上の軍票(ランク3以上の車両で挑戦できる課題のクリア報酬などでもらえるチケット)を用意することで引き換えることができる。ただ、強すぎた(実装当時は同じBRでは最高の貫通力を持っていたとか)ので弱体化…は避けられたものの、少し苦戦しやすいように上のクラス(BR)(*15)に移動させられた。BRやランクを参考にするならば、一応、IV号F2(3.7)やM24(3.3)より強い(H形相当)ということになっている(または、飛行機と比べるのも変だが零戦22型程度)。…そのBRはやや過大評価気味(*16)だと思うが。 『KARDS』 WW2をテーマとしたデジタルカードゲームの日本勢力に、なんと日本最強の戦車として登場。このゲーム日本の戦車自体層が薄い?知ら管 4/5という高めのスタッツに加え(なんとM4シャーマンより高い、コストも1高いが)、サポートラインにいる間は「待ち伏せ」と「保護」を持つ、まさに本土決戦兵器としてのスペックを持っている。 ……コスト比のスタッツが高く、日本の主力である歩兵にバフがつくチハたんの方が使いやすいとか、攻撃的な日本の特性と合ってないとか、その辺はまあその、ね? ※ 600m以下の距離まで近づいてシャーマンの正面装甲をぶちぬいてやる!という大和魂にあふれた烈士の追記:修正を切に望む次第であります! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 表を見るとなんですかこの擬人化したらムキムキのアマゾネスの中にちんちくりんの幼女紛れ込ませた様な数値は… -- 名無しさん (2021-03-29 10 46 50) 砲弾の先端に軟鉄の被帽をつけるっていうのは海軍はやってたけど仲が悪いので陸軍に技術を回さなかったんだったか -- 名無しさん (2021-03-29 11 05 06) BFVで大活躍の戦車 -- 名無しさん (2021-03-29 12 00 43) >チハを更新したところで九七式棺桶が一式棺桶になるだけ もうここにすべて集約されてるなあ。というかあの表の格差がひどすぎる(笑) -- 名無しさん (2021-03-29 12 14 17) 大和魂万能説 -- 名無しさん (2021-03-29 12 22 15) チヌ改はマジでかっこいいと思う。なんだろ?あの不思議な魅力 -- 名無しさん (2021-03-29 12 26 39) 戦中の兵器を比較する度にドイツすげぇって感じるわ -- 名無しさん (2021-03-29 13 42 33) 一式砲戦車ならやり方次第で多大な戦果を挙げられたのに、完成品の「戦車」にこだわらなければ -- 名無しさん (2021-03-29 13 52 17) ↑2 ソ連再評価の中でt-34の傾斜装甲とかと比べて低評価されがちだけどやっぱドイツ戦車は完成度高いわ -- 名無しさん (2021-03-29 17 12 10) ↑7 BFVやってる人はぜひ追記してくだされー!あとソシャゲ関連とかWTとかも… -- 名無しさん (2021-03-29 21 00 42) 司馬遼太郎のところもうちょいマイルドにするかバッサリカットでいいんじゃないでしょうか? -- 名無しさん (2021-03-29 22 03 27) ↑ カットには反対。「その様に誤解されがちだが実際には……」という旨の記述だし、あって損な部分ではないはず -- 名無しさん (2021-03-29 22 39 53) 「速攻でゴートゥー靖国」って表現に草生えちらかした -- 名無しさん (2021-03-29 22 59 53) 司馬遼太郎氏のエピソードはとりあえず見出しをストレートなものにしてみた。内容に知波単学園関係ないし。 -- 名無しさん (2021-03-29 23 06 22) ↑4 具体的に言うとどの辺をマイルドにする感じでしょう?今の形でいいのかな?このエピソード自体は事典系の三式中戦車の記事だと確実に触れられるぐらい有名なエピソードなので、外すべきではないと思う。というか書いておかないと後から偏った記述で書かれないとも限らないし、多分そっちのほうがトラブルになりそう。 -- 名無しさん (2021-03-29 23 59 04) ↑2 知波単学園の福田は司馬遼太郎(福田定一)をもじった(正確にはそこから生まれた仮想戦記常連のキャラを?)キャラだから、そのネタだったんだけど、わかりづらいようなら止めといた方がいいかな。福田の記事とかができた時に改めて考えましょう。 -- 名無しさん (2021-03-30 00 00 55) いえ、単純に「パヨク作家乙www」みたいな文は不快感を煽るだけで余計なトラブルを招くだろうと思っただけでした。不躾なことをして申し訳ありません。 -- 名無しさん (2021-03-30 00 22 42) ↑2 それはなんで福田かわからなかった。注釈付けて戻すのがいいと思う -- 名無しさん (2021-03-30 05 16 19) 速攻でゴートゥー靖国でもう駄目だった -- 名無しさん (2021-03-30 09 55 04) wotだと雑に狙ってもどの相手戦車もスポスポ抜けるので慣れたらかなり強い。BFだとクソ強い -- 名無しさん (2021-03-30 17 17 13) 足回りが本土決戦に向かないとありますが、一式砲戦車はフィリピンで半年近く奮戦しましたが足回りが原因で脱落したことはありません。また、開発年表にオーストラリアのセンティネルAC-1、イタリアのP-40、スウェーデンのStrv.m/42といったチヌに近い能力の戦車を記載していなのはなぜでしょうか。さらに、砲塔の弾薬庫を問題としながら同じ位置に弾薬庫があるティーガーⅡを問題視していませんが何故でしょうか。こういった点からこの記事は三式中戦車、ひいては旧日本軍を嘲笑する意図があると見受けられても不思議ではありません。項目作成者様には是非この疑問にお答えいただきたく存じます。 -- 名無しさん (2021-03-30 19 22 56) 上記の疑問加えて、二式砲戦車の事が一言も触れられていないのは何故でしょうか。二式砲戦車はタ弾(形成炸薬弾)の試験も実施されており、一式中戦車より強力な対戦車能力を持つ車両が同時期に日本に存在したことがこの記事では不都合にあたるからでしょうか。 -- 名無しさん (2021-03-30 19 33 54) 項目作成者じゃないけど返信19トンに近い三式チヌは重量過大の問題を引き起こしてたけど一式ホニ1は約16トンで母体の新砲塔チハと変わらず許容範囲内他の戦車については主要参戦国が開発したP-40はともかく他はマイナーで言及する必要性が薄いティーガーⅡの砲塔は三式チヌと違って厚い装甲に覆われており側面でも野砲級徹甲弾に耐えられる二式砲戦車は三号N型と同様に二線級の戦力としては足りえても主戦力にはなり得ない75mm成形炸薬弾を多用していたドイツはT-34を完全に無力化するのは5発KV-1にはそれ以上の命中が必要とレポートに残してる -- 名無しさん (2021-03-30 19 49 49) ↑2.3 当wikiのルールとして立て主アピールは禁止されているので簡潔に答えます(これ以上の返信もできません、申し訳ない)が、別に作成者に日本軍を嘲笑するなどの意図はありません。wikiの性質上「そのジャンルに興味がない人にもわかりやすい」「長くなりすぎない」「嘘をつかない範囲で可能な限りネタ多く」という観点から記述していますが、それで誤解を招いたようでしたら申し訳ありません。 -- 名無しさん (2021-03-30 21 02 45) 司馬遼太郎のあたりはこれでいいかな?「いろんな立場(左・右・ミリ好き・HENTAI)の意見」なことを明示しつつ、マイルドになったかな? -- 名無しさん (2021-03-30 22 11 51) ↑3 申し訳ありませんが答えになっておりません。まず、項目中の「走」に重量が足回りに比して過大なため本土決戦に向かないという記述はありません、私の述べた例は同じ足回りでも防衛戦闘においては戦闘で破損するケースが多発するものではなく、その意味においては本土決戦に向かない足回りという指摘は事実と異なると書いているのです。次いでマイナー戦車は比較しなくて良いというのは何故でしょうか、工業力が低い国ではこの程度の車両になりやすいという好例を敢えて取り上げないのは所謂「報道しない自由」の様なもので誤解を招きやすいものです。三つ目、項目内で問題にしているのは位置の問題です装甲の厚さは車体も砲塔も同じで大柄な車体でもないので誘爆の危険性は湿式弾庫でもない限り何処に置いてもあまり変わりはありません、加えてM4A3でも砲塔内に砲弾架があるものもありますがそれも取り上げれれておらず記事はフェイク状態です。最後にその反証は二式砲戦車が一式中戦車に劣るというものではありません。 -- 名無しさん (2021-03-30 22 20 26) ↑2 ご丁寧にありがとうございます、ではこの項目は現時点で」「嘘をつかない範囲で可能な限りネタ多く」に反してはいませんでしょうか、ファクトではないことが記載されております。 -- 名無しさん (2021-03-30 22 30 40) シーソー式サスの原理上「難地盤での登坂力が低いので本土の地形に向かない」「一か所の破損で行動不能になりやすい」ため、これは「(各種サスペンション形式の中では原理上、相対的に)向かない」わけでライではない。 弾薬庫に関しては「被弾率が最も高い砲塔に、ブローオフ機能も無しで砲弾を大量搭載するのは危険」「即応弾どころか搭載弾数の半分超を搭載する戦車は当時では非常に珍しい」「別に三式だけの特徴とは書いてない」のでこれもライではない。 そして「報道しない自由だろそれ」って言われるとそりゃちょっとファクトなので言い返しようがないけど、全部を書くわけにもいかないしそこは当時の日本の一式戦車の「倒すべき敵」とあと有名どころぐらいでご勘弁いただくしか…… -- 名無しさん (2021-03-30 23 10 27) ↑サスペンションに関しては「本土決戦に向かない」と書いてありますが、ご指摘ですとそもそも戦車に向かないが正しいはずです。「本土決戦」に限定しているのでファクトではないということです。また実運用上は戦車壕で待ち伏せになる訳でそういった運用を無視して「本土決戦に向かない」は書く必要がありますか。それにサスペンションは同一形式でも四式中戦車は箱根峠を超える試験をクリアしていますので、サスペンションの問題に限るのではなく出力重量比や変速機及び出力重量比等の諸条件を加味すると本土決戦に向かないと考えられる程度の記載になりませんか。また、砲塔弾庫に関しては「殆どない」としたうえでソ連戦車のみ例外の様な書き方がなされていますが、実際は米独にも採用しているケースがあるのにそれを無視して、チヌ固有の欠点の様に記載するのはファクトではないでしょう、要は砲塔弾庫を敢えて欠点として書く根拠が薄いということです。 -- 名無しさん (2021-03-30 23 54 55) 弾庫の位置に関しては日本以外の戦車の場合弾庫の位置を補う工夫はしてるわけだからそれが=欠点というのは違うのでは。チヌの場合は対策らしい対策がなされてないからそれを欠点として書かないなら何を書くならいいのって話になると思うけど。装甲が薄い戦車が他にもあるからそれは欠点じゃないって言ってるのと同じでしょう -- 名無しさん (2021-03-31 00 19 20) ↑ですから「複合的に考えると」チヌの砲塔弾庫は「欠点となってしまった」と言うのが正解であって、砲塔弾庫自体が極めて珍しいわけでも欠点な訳でも無いですよね。加えて、車体の大きさからここに置かないと十分な弾薬が確保できないといった事情も説明されていません。現状だと即応性のみしか考慮していない、まるで旧日本軍は脳筋だと茶化しているように見えますが、実際は砲塔正面が最も防御が厚い部位であり、他に置いても車体の大きさから誘爆の危険性が大きいことや弾薬確保の必要性などからここしかなかったという考え抜かれた末の配置と分からないじゃないですか、それを伝えたうえでネタにするなら分かりますが、今の書きぶりだと旧日本軍は何も考えないバカだからこんな欠点が出来たと書いているようなものですよ。なので、問題の根源である装甲の薄さにみを問題視するのが正しいのではないですか、非常に極端なことを言っているは承知の上ですが、装甲の薄ささえ解決できれば問題ではないわけですから。 -- 名無しさん (2021-03-31 06 41 43) 「装甲の薄さに比べれば些細な事」「戦車では避けがちな配置」「珍しい配置」「速射速度は高い配置」と、これを読んで「旧日本軍は何も考えないバカだからこんな欠点が出来た!」なんて受けとる人あんまりいないと思う。全体的にそうですが、なんかうがった見方をしすぎでは?ベタボメしてなければすなわち日本軍への侮辱だ!ぐらいの勢いになってるような…… -- 名無しさん (2021-03-31 19 48 58) というか結局のところ、ここが「ぼくのかんがえるりそうの3しきちゅうせんしゃのきじ」にならない限りいつまでもゴネ続けるつもりの手合いでしょこの人 -- 名無しさん (2021-03-31 21 26 52) ↑2、繰り返しになってしまいすいませんが「よって殆どの戦車では、一番被弾率の高い砲塔に大量の弾薬を搭載することは基本避けられている(ないわけではない。特に人命が軽い当時のソ連戦車などではよくやった)」と記載されていますが、M26やティーガーⅡ及びM4A3等の有名車両が砲塔に弾庫を設けておりまして、「殆ど」とは言いすぎと考えられませんか?それにこういった車両も同様のは位置であることが記載されていれば印象が変わることは確かだと思いますが。また、チヌに欠点が多かったのは事実なのでサスペンションの特徴や装甲の薄さを改訂すべきとは申し上げておりませんよね?別にベタ褒めすべきということではなく、前提条件を端折るべきではないのではということです。↑そう思われたいのでしたら、そうお考えになっていただいて結構ですが、このwikiにおけるチハのページの様にネタと共にフォローが記載されている方がチヌについて正しい理解をできると考えておりますし、それが間違っているとは考えておりません。 -- 名無しさん (2021-03-31 22 33 13) 「即応弾(またはさらにその一部)を積んでいる」のと「メイン弾薬庫がある」のは別です。砲塔内(のリングより上)に即応弾を積んでいる戦車は珍しくないですし、だいたいは数発ですが、虎IIやIS系のように何発も詰め込んでいるものもあります。ただ三式のようにメイン弾薬庫をバスルを埋め尽くして置いている例は当時としては非常に珍しく、充分特徴として特筆に値すべき事項だと思います。そしてこの配置が(そうでない場合に比して)危険なのも、それがどれほどの差なのかはともかくとして、間違いありません。 -- 名無しさん (2021-03-31 23 41 36) ↑ご丁寧にありがとうございます、しかし、私は以前「複合的に考えると」チヌの砲塔弾庫は「欠点となってしまった」と書いております、危険性が無いという認識では勿論ありません。がしかし、その危険性は装甲が薄いことに起因する割合が大きい訳でして、実際、このwikiにもティーガーⅡの頁がありますがそこでは砲塔内に多くの弾薬があり危険とは記載されておりません。何故かと言えば、砲塔の装甲が極めて堅牢であるからでしょう。ですがこの項目においての記述は、「あと装甲のペラさに比べれば些細なことではあるが」とあり砲塔弾庫と装甲の薄さが結び付けられた表現とはやや言い難いものではないでしょうか?装甲が薄い+砲塔弾庫だから危険という記載であれば何ら問題ないと思っておりますし、以前の私の書き込みとも矛盾しないと考えております。 -- 名無しさん (2021-04-01 00 51 39) 近年の架空戦記だと、覇者の戦塵サイパン邀撃戦で活躍してたな -- 名無しさん (2021-04-01 00 56 58) ↑2 ちょっと表現を改めました。ただ被弾率が高い砲塔への弾薬庫積載は、装甲の薄さに関わらず危険な配置ではあります。虎IIやIS-2が多めの砲弾を積んじゃっているのは、あれが重装甲だから平気というよりは砲弾が大きすぎて置き場所に困っているため、という理由が大きいと思います(ドイツもソ連も基本的には砲塔には弾を置きたがりませんし、イギリスも同様です)。なのでそこは残しつつ、「装甲が薄いからさらに危険」というニュアンスにしてみました。 -- 名無しさん (2021-04-01 21 44 23) えっ何このコメント欄… -- 名無しさん (2021-04-01 21 48 57) ↑2 意見を取り入れていただき、ありがとうございます。また、場を荒らしてしまったこと、誤った実例が含まれていたことをお詫び申し上げます。 -- 名無しさん (2021-04-02 17 36 15) ベルデハがいい例だけどT26レベルの戦車すら自力生産開発できない国が世界の大半。旧軍戦車をdisる人は日本が如何に恵まれた国かを分かっていない -- 名無しさん (2021-04-07 22 28 56) 串良は攻略法と砲撃分かってると割と何とかなる。 -- 名無しさん (2021-05-31 21 03 05) ↑2 残念ながら戦争に努力賞はないんだな -- 名無しさん (2021-11-05 22 13 29) ↑抗弁出来ているようで論点がずれてると思うが -- 名無しさん (2022-09-18 20 33 02) つーても兵器の性能ってのは「状況が必要としているレベルに達しているか」という一点でのみ評価されるもので、「もっと性能が低いヤツもあった」とか「世界全体をみればマシだった」とか「それまでのモノに比べればすごく進歩した」とかいってもそれは評価点にもならないんだよね。残酷なようだが「努力賞はない」ってのは言い得て妙だと思う。 -- 名無しさん (2023-04-13 22 20 43) ↑スペックや技術試験の結果を見るとイギリスが欧州に突っ込みながらアメリカと闘ったり、フランスが大艦隊を作ってみたならばきっと同じ問題になるだろうことを当時の日本はやっている。賛否はあるだろうけれど両国と同じ次元で語れることはしていたのに何が不満なの? -- 名無しさん (2023-11-28 09 31 38) 不満とかじゃなくて、単にそういう経緯や背景や事情云々は兵器の評価とは関係ないんだよ。例えば竹槍やイギリスのホームパイクだって相応の事情があった上で精いっぱい頑張った結果なわけだが、だからといって良い兵器として評価されるかというと全然そんなわけない。兵器の評価は「必要な性能を持ち、必要な時、必要な数があるか?」というただそれだけ。不満っていうならそれこそシャーマンやM26とこれで戦えって言われた兵士たちこそ不満だっただろう。司馬さんみたいに。 -- 名無しさん (2024-01-11 18 56 19) そもそも必要な数と必要な性能ってどのくらいだよ? -- 名無しさん (2024-01-14 10 28 07) ↑2 途中送信になったけど艦船と航空機を優先しつつ同時平行で75mm長砲身級戦車も量産なんてできるのアメリカくらいしかねーしそんな贅沢な国力あったらそもそも戦争なんてしてないんだわ。申し訳ないが勝ち組国家に生まれなかったその身を呪ってくれとしか -- 名無しさん (2024-01-14 10 32 07) ↑結局何も理解できてないね。兵器の評価とはどこまでも冷徹で、それが同時期・同世代の仮想敵に対し優位性があるかどうかと、それを実際に前線に配備普及させることができたかどうか、その2つの評価軸しかない。そしてその両方でチヌには厳しい評価を下さざるを得ない、ただそれだけ。設計生産できる国力がどうとかは、実際に命かけさせられる兵隊さんたちには関係ないところだし、その兵器がどれだけ通用するかにも関係ないところでもあるわけで、兵器の評価とは切り離された感情論扱いになるの。 -- 名無しさん (2024-01-14 19 39 40) ↑2 繰り返しになるけども、「事情的に仕方なかった」のは完全に事実だが、だからと言って「だから性能も高評価してあげていいよね」とはならんのよ。兵器の性能とその開発経緯は、それぞれ全くの個別の問題なんだ。なので記事にもある通り「当時の日本の国力や予算や技術の極限を振り絞った高性能戦車」であり、また同時に「しかしそれでも列強の戦車と戦うには性能も数も不足していた時代遅れの戦車」という評価が、三式においては普通に並立し得るんだ。 -- 名無しさん (2024-01-14 19 55 41) ↑その理屈なら「ティーガーなんて殆ど遭遇しないしⅣ号ならM4中戦車で十分」って主張してパーシングの配備を拒否してたAGFとM4中戦車も批判しなきゃならんな。実際にティーガーは少数で稼働率も低かったからAGFの主張は正論だったけど、前線で戦う戦車兵にはそんな事情は関係ないんでしょ? -- 名無しさん (2024-01-14 20 56 21) 名前 コメント