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ピンポーン 『清澄高校麻雀部の者ですが、京太郎君はいらっしゃいますか?』 『あら、京太郎の彼女かしら。京太郎は部屋で寝てるわよ』 『そうですか、ではまた日を改めさせて貰いますね』 『……実はね、私達これから出掛けなきゃいけないの』 『はい……?』 『京太郎は一度寝たらしばらく起きないし、貴女、京太郎が起きるまで留守番を頼めないかしら?』 『!』 『あ、京太郎のことが嫌いとか、別に用事があるとかなら』 『引き受けます!(迫真)』 『く、食い気味ね……電話も来客の対応もしなくていいわよ。なんなら寝てる京太郎で遊んでも良いからね』 『ありがとうございます、お義母様!』 『じゃあ、後はよろしく頼むわね。……あ』 『はい?』 『私達が帰るのは、一週間後…大晦日になるからって、京太郎には伝えているからね?』 『い、一週間……!』 (京太郎……強く生きろよ……!) 和「さて、ご両親から嫁入りの許可も得たところで……」(得ていません) 京太郎「zzz………おもち……うぇへへ…」 和「部室での寝顔と違って、少し可愛いですね」 京太郎「zzz………」 和「……寒いですね。暖房は付けないと言っていましたけど……」 京太郎「zzz………」 和「私と須賀君が風邪を引くよりはいいでしょう。失礼しますね」ノソノソ 京太郎「zzz…寒い……」グイッ 和「きゃあっ!?」 京太郎「zzz………ぅん…?」 和「」プシュー 京太郎「………和?なんでうちに和が……?……あぁ、夢か…」 和「夢じゃありません!」 京太郎「………あれ、マジで和?なんで?」 和「夜、買い物に行くと約束したでしょう」 京太郎「……でもまだ昼だぜ?」 和「待ち遠しくて来ちゃったんですが…そうしたらご両親に、留守を任されまして」 京太郎「……うん、じゃあもう大丈夫だぜ。またな、和。夜にまた会おう」 和「買い物は明日の朝から行きましょうか」 京太郎「うん?なんか用事が出来たのか?」 和「今日は一日中、明日の朝まで須賀君と家でゆっくりしていたいです」 京太郎「…………あの、和?」 和「はい?」 京太郎「つかぬことを聞くけど、この感触………」 和「はい、その通り。脱いでいますよ」 京太郎「風邪引くぞ!?」 和「引かないように暖めてくださいね、須賀君……いえ、京太郎君♪」 翌々日には原村家のご両親に挨拶に向かう事になる京太郎と、面倒な性格の娘を貰ってくれることに歓喜するご両親が仲良くなります カンッ
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refer to ■ ロベリア -田村芽実- ■ ■ リイビングビハインド -小数賀芙由香- ■ あなたの能力は処置をしたところで あなた自身の寿命を短くするだけよ それでもかまいません 一緒に戦いたいんです なぜわたしだけだめなんですか? なぜ?なぜ? 和田さんの語ってくれた私たちの理想郷 そこに私も連れて行ってください ごめんなさい むりよ あなたは私たちの役には立たないの 役立たずは、いらないのよ ちがう!わたしは役立たずじゃないです! おねがい!福田さんおねがい! さようなら やめて福田さんやめて いやいやぁ おいていかないで わたしひとりだけ おいてかないでぇ ―――― …ふゆか…ふゆか…芙由香! ……目覚めると、私は病院のベッドに横たわっていました。 長い夢を、見ていたような気がします。 涙をながし、喜ぶ両親がいました。 両親、私の事を一番に愛してくれる、私の大切な人たち。 よくわからない。 なんだか、いろんなことを、とっても大切な、いろんなことを忘れてしまったような。 不思議な気持ちでした。 私は、原因不明の免疫不全で意識不明となり、その後、ずうっと昏睡状態だったんだそうです。 おそらくはこのまま、仮に目覚めてもいろんな臓器や脳にも重い障害が残るだろうって。 奇跡だそうです。 だから、ちょっとぐらい記憶が無くなっても、運が良かった方だって。 そうなんだ、不思議です。 そんな病気あるんですね。 わたし、倒れる前って、どんな子だったんでしょう。 どんなことして、どんなお友達がいて……、でも、いいっか。 生きている間、私は通院と入退院を繰り返す一生です。 ううん。両親はきっと元気になるって励ましてくれました。 でもわかります。 私だって、それぐらい、わかります。 でも、こんなに愛してくれる両親に出会えた。 まるで初めて会ったような気がするけど、 とってもやさしくて、とってもあったかい。 お二人の事、ちゃんと覚えてなくて、なんだか申し訳ないんです、私。 生きてるうちに、ちゃんと、思い出せたらいいな。 きれい。 ええ、病院のベッドから見える景色、なんだか私には、とっても綺麗に見えるんです。 ずっと、こういう景色が見たかった。 なぜでしょう、そんな気がするんです。 ほら、雲が晴れてきました。 雲間からこぼれる日差し。 とっても眩しい、とっても、とっても。 こんにちは 私の短い一生 こんにちは わたしのしあわせ こんにちは! わたし、とっても、しあわせっ! 【index】 投稿日:2013/11/19(火) 18 58 37.67 0 beck ■ セットドキュメントミズキ -譜久村聖- ■ next ■ コートヤード ‐竹内朱莉- ■
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松戸 柚希 まつど ゆずき ■パスタ担当シナリオ 主人公の妹 両親に捨てられたとき、主人公とは離され祖父に預けられた。亜輝羅一人では世話できなかったから。(まだ幼い) 小さい頃から離れて暮らしてた。亜輝羅があまり祖父の家に近寄らなかった。 亜輝羅は血が繋がっていなく、自分が原因で捨てられたから負い目を感じ、妹や祖父にどう接していいかわからなかった。 だから松戸からしたら少し柚希にぎこちなく、あまり相手にしない。がだんだん柚希にやさしくするようになる(柚希ルート)。 柚希は、幼い頃両親が自分たちを捨てたとき必死に自分を守ってくれた亜輝羅に激しい好意を寄せていた。 ルート案 血の繋がりはあると妹は思っているが実は松戸と繋がっていない。 血の繋がりがないことには、両親が捨てた理由、危機的状況、などの展開と ヒロインとして結ばれるという理由有り。 両親は消失とも言われるが、実際はもっと黒い理由から消えた。 ある日、妹が松戸の住む自宅にやってくる。そして、 「お兄ちゃん、ただいま。あとね、今日から私も住むから」 松戸が高校二年に上がると同時、一学年下の妹も同じ高校に入学。 性格 ブラコン 亜輝羅以外にはクールに冷たい。亜輝羅に関わる女には殺気じみた目をする。 亜輝羅にはデレデレでニコニコ。 会話例 (この雌豚共が…お兄ちゃんに気安く触らないで!) 主人公「どうした柚希、そんな怖い目をして」 柚希「ううん、なんでもないよお兄ちゃん。私そんなに怖い目をしてたかな?」 若干ヤンデレにするのも良い 「ねぇお兄ちゃん。…どうして他の女なんかと喋ってたの?」 「ちょ、ちょっと用事があったんだよ…」 「なんで私以外の女と喋ってるときに笑ってるの?お兄ちゃんは私だけの物だよね?」 「お、俺は物なんかじゃないし、大体おま…」 「あぁ、もううるさいなぁ!!!お兄ちゃんは特別なの!!!私以外の人間に触れたり触れられたりするだけで私のお兄ちゃんが汚される!侵される!!ぁあ゛あ!もう!」 見た目 身長小さめ。 胸普通。ビキニ着れるくらい? 髪はオレンジ色。 全体的に女の子っぽさをかもし出してる。 目つきは頭よさげ。 可愛いヘアピン。 制服時:ニーソ 私服時:ガーター 私服はワインレッドとかダークな感じ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ぶわくしょーん! どすこいー!」 思わずスーパーで大きなクシャミをする俺。 どこかで俺の噂でもしてんのかな? 「英雄、くしゃみがおかしいぞ」 「うるせぇぞクソガキ。ってか、そのカボチャを取れ」 健太に命令して、カボチャを取らせる。 現在、俺達はスーパーに来ている。麗子は大智に任されている。 「おい英雄! 何を作るつもりだ?」 「パエリアとカボチャスープを作るつもりだ」 確か沙希の好物はパエリアだったはず、あとカボチャスープは、ガキどもからの提案だ。 「へぇ~。ってか英雄作れんの?」 「うるせぇ、男は何事もチャレンジ精神だっつうの!」 正直自信は無いが、インターネットで調べた作り方で頑張るしかない。 「おい英雄! 俺お菓子食いたい!」 「しょうがねぇなぁ~。各自1袋だけ買ってやるよ」 「よっしゃあぁぁぁぁ! んじゃ大智、行こうぜ!」 そう言って健太と大智、麗子がお菓子コーナーへと向かう。 仕方ないので俺も付いていく。 今日は俺の自腹だ。母親から2ヶ月分のお小遣いを前借りしている。 正直、お菓子なんつうもんは買ってほしくないのだが、今日は、1日早い沙希の誕生日パーティーだ。しょうがないと割り切ろう。 買い物も終わり、帰り道にケーキ屋による。 ケーキは前日に予約しており、すでに出来ていたらしい。 今日は沙希の誕生日と言うことで、一番高いケーキを購入する。 これで沙希が晩飯食ってきたら、ただの馬鹿だよな…。 まぁその時はその時だ! 家に帰り料理を始める。健太と大智は、装飾をしたいとか言い始めたので、勝手にやらせておく。 しかしガキの癖に手際が良い。多分沙希が帰るのは6時ぐらい。時刻は4時過ぎ…間に合うかな? 俺は料理の天才だと自負したい。 そう考えて、パエリアを作る。隣のコンロではカボチャスープ作成中だ。 そして、まもなく6時迎える頃、料理も装飾も完成し、ご両親も帰ってくる。 ご両親には、俺から報告済みなため、今日は珍しく早く帰ってきたらしい。一応俺は両親と面識がある。 装飾のほうは中々上出来じゃないか。思わず健太と大智を褒め、頭を撫でる。 照れくさそうにするガキどもを見て、クソガキだが良い子だなっと思う俺が居た。 そして、まもなく玄関が開く音、廊下を歩く音が聞こえ、俺達全員がクラッカーを手に持つ。 沙希の両親はノリが良い。特に親父さんとは、かなり気が合う。 居間に沙希が入ってきた瞬間、クラッカーを同時に引いた。 ≪前 HOME 次≫
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発言者:青砥 美汐 誠実さを信じ、両親から愛を注がれて生きてきた令嬢、青砥美汐が、 世の不条理に直面し、何もかもを喪失した末に、温かな思い出を封じ込め、新たに打ち立てた決意(エゴ)。 幼き頃から、両親の愛情を受け取って真っ直ぐに育ってきた美汐。 穏やかな光に包まれながら、彼女の胸には常に、親から学んできたある一つの言葉が存在していた。 それは、“誠実に生きろ”という言葉。 誰かを助ければ、自らもまたいつか助けてくれる。 誰かを傷つければ、自らもまたいつか傷つけられる。 因果は応報するのだ、という両親の教えは、美汐という少女の生きる上での標となっていった。 そして実際に、彼女の周囲の世界はそれで上手く回っており、皆が笑顔で微笑みかけてくれていたのである。 無条件な父母の愛情で他者の善性を信じ、その上で自らの行動が幸せを与えられるということを自覚する。 助け合いの精神はそうやって育まれ、相互を幸福の連鎖へと誘ってくれる。 無償の愛を証明し、次に有償の愛を獲得する術を教える、そこを両親は教育の上で重んじていた。 無論彼らとて、現実にそういった理屈が通じる相手ばかりではないことは重々承知の上であったが、 それでも、そんな言葉を信じて育つ時間を我が子に与えようとした。 邪悪さや精神の闇ばかりを見て、それを屈させることに快感を覚えたり、 他者の悪意を利用して狡猾に立ち振る舞うような、そんな人間には成って欲しくはなかった。 愚かで結構、だからこそ子を健やかに育て守るのだと。 両親のそんな願いに応えるように、少女もまた、心に優しさという花を持つ立派な令嬢へと成長していった……。 ――しかし、幸せの光に包まれていたこの家庭の運命は、ある時を境に一変する。 政治家である美汐の父親、青砥大海が、裏側に存在する時計機構の末端に気づきかけたこと…… たったそれだけの事実が、美汐の周りにあった世界を急速に破壊していった。 あれほど眩しかった風景は、悪意に満ち満ちた世界へと反転する。 手の平を返す親類に、嬉々として架空の罪を書き連ねる新聞社などなど……… あまりに重い、精神への暴力が彼女ら親子を苛み続ける。 父親は巨大疑獄の汚名を背負わされ、失意のままに自殺を遂げた。 母親は度重なる精神への負担に、心を病んだ。 壊れて行く大事な人達の姿に、心を軋ませ、涙を流し、何度も現実の不条理を思い知らされた美汐はそれでも、 両親の教えを守り、気高く在ろうと、屈してはならぬ輝きを守ろうとした。 だが、限界を迎えてしまった母親の無理心中によって、ついに…… 少女・青砥美汐は憎悪の叫びを世に向けて放った。 どうして? なぜ? 私達は悪い事なんてしていないのに、誠実に生きてきたはずなのに。 こんなにも理不尽な目に遭わねばならない理由があるの? 罪が在るなら償うから、教えてちょうだい。 共に死を選んだ母への失望よりも、先に逝った父への懇願よりも、何よりも勝ったのは不条理への嚇怒であった。 甘い汁を吸う卑俗な存在、それを見逃している社会。 それらに彼女は絶望し、悲嘆して、 ――刻鋼人機(イマジネイター)として甦ったその瞬間、今までの価値観を捨て去らんと決意した。 誠実さなど無意味。この世は所詮弱肉強食。 善に意味なし。利得を得るは常に悪。能力こそが唯一の牙というのならば…… 「許さない……私は強者へと生まれ変わる。もう二度と奪われたりするものか」 「そして思い知らせてやる。弱者を喰らう肥え太った豚共に、奪った者の痛みを刻もう。 お前達がどれほど多く、尊いものを笑いながら踏み躙ったか……死の間際まで後悔させてやるんだから」 かつての尊敬と愛情は反転し、弱者になるよう育てられたことを恨みながら、両親の思い出とも決別する。 力こそが、強者こそが世の真実。ならば己は―― 「――私は、機構(やつら)を滅ぼす強者(あく)に成りたい」 今度は手に入れたこの力で、連中を蹂躙してやろうと。 そうして激情の赴くまま、美汐は自らを蘇生させた機構の施設を壊滅させ、電子機器を掌握、 マレーネ達反抗勢力とのコンタクトをとり、現在に至るのであった。 + ... 今、美汐はかつての自分と、温かい家族との思い出をひたすらに侮蔑し、 毒を喰らうために鋼と成り、戦化粧で常に心を武装している。 「私はさ、うんざりなんだよ───お前達の友情芝居(ごっこ)は」 「自分で手一杯なら、自分だけを守れよ。 他人(わたし)に構って不幸になられても───こっちは不愉快なだけなんだから」 「もう、背負いたくないのよ………」 だがその過去への憎しみは、裏返せば未だそれらを捨てきれていないことの証であり……… 無くしていないからこそ、疼く。 他者が見せる、誠実さに対する想いが、その生き方を眩しいと思う感性が。 そして彼女は今また、そんな輝きを憎みながら遠ざける。 胸を掻き毟るような苛立ちに、一人で眉を顰めながら……… 彼女の身に起きた件、黒幕からすれば表向きの加害者達をさぞ侮蔑していることだろうなぁ…。 -- 名無しさん (2019-08-17 21 48 14) ???????「“悪の敵”に成りたいのだ!」 -- 名無しさん (2023-01-09 20 55 09) これは閣下ブチギレ案件ですわ… -- 名無しさん (2023-01-11 10 04 41) 名前 コメント
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ヒウンシティのセントラルエリアの港に、あるタブンネの一家が歩いていた。 父に母、長男次男、長女次女とべビタブンネの7匹の家族だ。 本来、森に住むタブンネだが、こんな港街に出てくるにはわけがある。 森の食料が不足してきたのだ。つまり、この一家は港の船に密航し、暖かくて住みやすい場所に 移住のである。「ミッミッ、ミッミィ、ミッミッ。」新たな土地に期待を膨らます家族。 そのうちに港に入るタブンネ達。港に船は3つある。どの船に乗るか迷うが、一家は密航者だ。 当然、人が並んでいない青い船に乗ることにした。ここだけの話、これが一家の痛恨のミスであった。 青い船にはなにやら重装備の人々がコンテナや積み荷を運んでいる。タブンネ達は、そのコンテナに 入りこんだ。母タブンネの木のバスケットにはオレンの実が30個ほどある。移動中での食料だ。 15分後、船は出港した。タブンネ達は、見つからないよう、静かにしながらも、「ミイミィ」と おしゃべりを楽しんでいる。そんなタブンネ達が、理想の地を踏むのは3日後だった。 荷物室の積み荷が出され、一家が入っているコンテナも取りだされた。 (はやく、理想の地が見たいミィ。)人の気配に気を付けながら、戸を開けると、強い吹雪が入ってきた。 「ミィッ!?」「ミッミィ?」目の前に広がるのは広大な氷の景色。タブンネ達は驚きを隠せない。 そう、タブンネ達が乗り込んだのは、南極行きの砕氷船であった。港で人が並ばないのは当然である。 この瞬間から、タブンネ一家の死の南極サバイバルは始まるのであった・・・。 広大な氷の景色。それが信じられないタブンネ達は思わず目をこする。 (ここはどこ?おいしい木の実の木はどこ?)もちろん木などは一本も生えていない。 焦った一家は引き返そうとしたが既に砕氷船は海の上。完全に退路を断たれてしまう。 タブンネ達にはただ、氷の世界をさまよう術しか無かった・・・。 -30℃。温暖な森に住むタブンネには絶対に味合わない気候だ。 現在、一家にはバスケットのオレン12個と自分達のでっぷりした脂肪しかない。 南極を歩いてもう、1時間が経つ。一家の顔は寒さによる鼻水と、後悔の気持ちの涙が 氷柱を作っていた。「チィチィ」ただ一つ、べビタブンネは母の懐の中で無事であった。 「ミヒィ・・・ミヒィ・・・」(ママ、さむいよ、おいしいオレンの実がたべたいよう) 次男タブンネの悲痛な声。早くも次男の体には異変が起こっていた。 触角が紅く腫れ、水泡ができていた。言うまでもない、凍傷の症状だ。 可哀想に思った母は数少ないオレンの実を次男に渡す。 「ミイイイィィィ・・・。」喜ぶ次男。オレンを噛もうとする。しかし、「ミギィッ!?」 次男の舌がオレンに張り付いてしまった。この寒さで木の実も一瞬で凍ってしまうのだ。 「ミギィイイイイィッ、ミイィィッ!」焦って外そうとするが、力不足。 次男の舌はどんどん凍りついて行く。しかし、極寒の恐怖はこれでは終わらなかった。 舌から凍りついて行く次男。このままではいけない。列を先導していた父タブンネは 覚えている火炎放射を応用して指先に炎を込めて氷を木の実ごと焼き切る作戦にでた。 「ミイィィ・・・ミッ・・。」神経を擦り減らせる作業だ。ジュウゥゥゥ・・・ なんとか、成功はしたが、次男の舌の氷はどうにもならなかった。 それから2時間後、家族は疲労困憊だった。「ミグゥゥ・・・」一番泣いていた長女は 涙が凍り、右目が完全に凍ってしまった。また、体ができている両親は平気だが、 子供達の中にも凍傷が広がっている。両親は後悔と自責の念で涙が止まらなかった。 (あたたかい土地で新しい生活ができるとおもったのに・・・。甘くて美味しいオレンの実を かわいい子供たちにたべさせたかったのに・・・。どうして・・・?どうしたらいいの?) 「ミグググゥゥウゥゥウゥウゥ・・・。」タブンネ達の泣き声が氷の世界に空しく響く。 しかし、タブンネが歩いて行くと、そこには1つのある程度大きな建物があった。 南極探検隊の基地だろう。つい最近使われたらしく、食料も備えてあった。 タブンネ達の大好物のオレンもあった。タブンネ達はここを拠点とし、助けを待つことに 決めたのだった。 基地に入ったタブンネ一家。中に入ると暖かい。つかの間の安息に一家は涙を流して 喜んだ。父のかえんほうしゃで暖炉に火を付ける。凍えていた子供達はわれ先に暖炉に 駆け寄る。母タブンネもべビタブンネを暖めるために暖炉に座る。 「チィチィ」母の懐にいたべビタブンネは何事も無いように元気だ。全員ここにいる。 安心した母は思わずまどろむが、その瞬間、「ミギャァアアァァア!!?」「ミアァアアァアア!?」 次男と長女の悲鳴が部屋に響く。何があったか両親は2匹に駆け寄ると、思わず息を呑んだ。 暖炉の熱で次男の触角と長女の右目が溶けてしまったのだ。凍傷で芯まで凍っていた証拠だ。 「ミグゥゥウゥウ・・・」「ミヒィイイィイイィ・・・」2匹の子供の泣き声が響く。 (どうして・・・神様、助けて・・・ヤグルマの森に帰りたいミィ・・・)我が子の悲痛な叫び・・・。 両親は改めて後悔に顔を歪めた。やがて、空が暗くなり、さらに冷え込んだ。 家族は夕食を始めた。倉庫のオレンを一人2個。感謝を込めて頬張るタブンネ達。 甘くておいしいオレンの実。本当は暖かいところで食べるハズの・・・。家族が美味しくオレンの実を 口の中で溶かす中、次男だけ、違和感があった。「ミィ?」味覚が感じない、口で何か別の物が溶けている。 次男が父に口内を見てもらう。父は言葉を失った。次男の口内ではオレンではなく、凍傷にかかっていた 舌が溶けていた・・・。南極の恐怖はまだ、序盤である。 暖炉と食料の生活から4日が経った。倉庫の中のオレンは5箱、150個ぐらいだ。 しかし、いつまで待っても助けは来ない。両親は少しずつ不安が募って行った。 次男は舌と触角を失い、落ち込んでいた。他の3匹の子供達は暖炉の周りで走り回っている。 そんな時、暖炉の火が消えた。基地の燃料切れである。「ミッ?ミイイィィィィ!?」 驚きと寒さの余り、騒ぎ出すタブンネ達、父が火を吐いても効果は無かった。 3日後、オレンの実も半分以下になった。室内でも-4度はあるだろう。家族達はどんどん衰弱していった。 焦った父タブンネ。どこかにオレンの実の木はないか?そう思うと、自分はまだ元気な長男を 連れ、母に子供を任せると2匹で吹雪の中へ食料を探しに行った。 足の裏が冷たい。ハート型の肉球は霜焼けで紅く腫れていく。慨に2匹共、耳や触角が白く変色し始めている。 外に出て2時間、オレンの木など見付かるハズは無かった。落ち込む2匹に更なる不幸が襲う。 「ミイイイイイイイィィイイィィィイイィッ!!?」長男タブンネが足を滑らし、谷底に落ちてしまったのだ。 涙を流しながら、互いの距離が広がって行く。谷が深すぎたせいで長男の姿は見えなくなった。 父タブンネは泣きながら、基地に戻って母に応援を求めにいった。 その頃、落ちた長男タブンネは更なる地獄を見ていた。 父が応援を頼みに行っていた頃、長男タブンネは300m下の谷底にいた。 長男が落ちた時、ボヨーンと青くて柔らかい物がクッションとなって助かったのだ。 しかし、その青い物体はトドゼルガの腹だった。「ブオオオオオオオオォォォ!!」 怒りのトドゼルガの雄叫びが谷底に響く。「ミイイイイイィィィ!?」長男の絶望的な 悲鳴が響く。(ゴメンなさいミィ。殺さないで、死にたくないミィ!) (ココはワシの縄張りだ!入った物は許さんッ!)長男の必死の命乞いも誇り高きトドゼルガ には無意味だった。(死ねェ!絶対零度じゃ!)トドゼルガの口から最強の冷気が発射される。 冷気が長男の体を足から凍らせていく。「ミヒィイイイイィイイィィ!?」自分に迫る死の恐怖 にかられ、長男は父に助けを求める悲鳴をあげる。しかし、父はまだ基地にいた。 (助けて!誰かァ!)冷気が長男の体を固めた。「ミィッ!ミィッ!」(パパッ!早く来て!!) 長男は耳を澄ますが、既に耳は凍って使い物にならなかった。トドゼルガは海に潜って行った。 「ミイミィミィッ!ミイイィイイィィ!!」動かなくなっていく体で助けを求める。 もう時間が来たようだ。「ミ・・・ィ・・・。」(パパ・・・助け・・・) 最期の弱々しい声と共に長男は死んだ。家族が救援に来た時、絶望に満ちた死に顔に皆泣いた。 「ミヒィ・・・ミグゥ・・ゥエ・・・。」非業の死を遂げた長男。その死を悼む家族の声が 空しく響く・・・。(ゴメンよ・・・。パパのせいで。お前の命を奪ってしまったミィ。) せめて基地の近くに立派な墓を建ててやろう。氷付けの長男タブンネの死体を持ち帰る。 しかし、その道中にまたも惨事が起こる。「オニ―ィッ!」オニゴーリと遭遇したのだ。 (俺達オニゴーリは、ルイべが大好物なんだ。その死体、戴くぜ!) (何を言うミィ。これは家の大事な息子だミィ!)しかし、父タブンネの抵抗も空しく、 長男のルイべは奪われてしまった。「ミイィィィッ!」子供を返せと父が叫ぶ。 (返すワケねえだろバーカ。」オニゴーリに冷たくあしらわれ、父が殴りかかってきた。 父タブンネの鈍いパンチをかわすオニゴーリ。そのまま父の左腕に噛付いた。 そのまま、かみくだく。「ウビヤアァァァァァァァアアァァビイィイイィ!!」 左腕が見る間に粉砕され、父タブンネの悲鳴が南極に響く。構わずオニゴーリは噛みつぶす。 腕は肉や血、骨がグチャグチャに混在され、ただの肉片と化した。「ウビイイイィ・・・。」 のたうち回る父に母がいやしのはどうをかけるが、最早、効果無し。腐り落ちるのを待つのみだ。 父タブンネが重傷を負い、慌てふためく一家を見ているオニゴーリ。いい考えが浮かんだようだ。 良からぬ考えが浮かんだオニゴーリ。混乱している一家の中から一番小さい子タブンネを 捕まえる。「ミィィッ!ミィーッ!」捕まった次女タブンネが助けを求める。 両親は「ミィミィ」と子供を返すように懇願するが、オニゴーリに無視される。 ミィミィ泣く次女を自分の頭に置き、そのまま空気中の水分で凍りを作る。 すると、氷がカプセルを型取り、次女を閉じ込めた。また、カプセルの下からは、刃が 出てきた。皆も知る、ミキサーの完成である。「ミッミッミッ・・・ミヤァァァアアァァ!?」 今度は自分が殺される。自分に迫る死の恐怖にかられ、次女は泣き叫び、糞尿を垂れ流しながら、 氷のカプセルをガリガリ引っ掻いている。もちろん、無駄な抵抗だ。 両親も顔を涙と鼻水、涎でグシャグシャにしながら必死に「ミヒィミヒィ」と懇願している。 それを見てオニゴーリは上機嫌になった。次女は「ミギャァアア!」とまだ必死に氷のカプセルを 引っ掻いていた。しかし、両親は頭を下げることしか術がなかった。 (よく見てな。)オニゴーリは残酷な笑みを浮かべ、ジャイロボールを始めた。 その瞬間、次女の足元が血を噴きあげた。「ミギャアァアアァァァァァァァァァアア!?」 次女が絶望に満ちた奇声を上げ、自分の糞尿と共に溶け始める。 (パパッ!ママッ!助けてエェェ・・・。)次女の悲鳴は空しく幻へ消えていく。 「ビヤアアァァァアアッミビイィィィィイイィ・・・!!?」その内、次女は赤茶色のムースに なっていった。その光景に母はもちろん父タブンネは呆然としていた。自分の愚行のせいで、 木の実はおろか、長男に次女、自分の左腕を失った事実に気付くのはもう少しかかることになる。 自分の愚行によって、長男と次女に自分の左腕を粉砕された父タブンネ。結局、長男の死体はオニゴーリに ルイべとして食われ、基地の前の小さな墓にオニゴーリミキサーにかけられた次女のムースが一すくい入っていた。 あれから3日。父の左腕は辛うじて付いており、母タブンネがいやしのはどうをかけるが、腐り落ちるのは時間の問題だった。 それから2日後、父タブンネの腕は腐り落ちたが、父は無言だった。そんな中、べビタブンネだけが「チィチィ」元気に鳴いていた。 こうしてはいられない。早くオレンの木を見つけねば。父タブンネは全く懲りていなかった。 嫌がる次男を無理やり連れてまたも南極をさまよった。「ミヒィミヒィ」(もう帰りたいミィ。いやだミィ。)次男は弱音を吐くが、 「ミィッ!ミィミィッ!!」(お兄ちゃんの死を無駄にするなミィ。オレンの木をなんとしても探すミィ。」父の一括。 しかし、見付かるハズもなく、スゴスゴと基地に帰るしかなかった。そんな生活が5日たったある日、次男の体に異変が起こった。 次男の両足が真っ赤に腫れ、化膿していたのだ。「ヒィヒィ」呻く次男。元から寒さに弱かった次男。ここに来て触角と舌を凍傷で 失っていた。今回も厳しい寒さの中、尖った氷を踏みつけたため、足の傷口が炎症と凍傷を併発していた。 本来なら、ポケセンに行くべきだが、手元にあるのは、包帯しかなかった。「ミヒィミヒィ」と苦しむ次男。 両親は究極の選択を迫られることになる・・・。 次男の足は日に日に悪くなっていくばかりであった。倉庫にあった包帯を巻くが、もちろん効果は無かった。 最初、紅く腫れていたところは紫や茶色く変色し、異臭を放ち始めた。つまり、壊疽である。 神経は生きているらしく、次男は「ミグゥ・・・ウビイ・・・」と呻いていた。(パパのせいだ。ボクの足を かえせミィ!)やがて、父タブンネに憎悪の視線を送るようになっていった。父タブンネは泣いて後悔し、 次男の足が治ることを神に祈るしかなかった。しかし、既に治療法は両足の切断しかなかった。 それから2日後、壊疽は太ももに広がった。だが、父が倉庫をあさると、一本の鋸(冷凍マグロ用)を発見した。 もう時間が無い。切断を行う。父に憎悪の視線を送りながら「ヒィヒィ」苦しむ次男。父の手元の鋸を見ると、 「ミヒィイイィイイィイイ!?」絶望の奇声を上げた。暴れる次男を諭す両親。「お前の足はもうダメだミィ。 生きるために足を切るミィ。」次男は余りの恐怖に気絶してしまう。今しか切るチャンスは無い。 切断は両腕がある母タブンネが行うことになった。べビタブンネは長女に預け、気絶中の次男の体を父が押さえる。 意を決し、母タブンネが重さ十数キロの鋸次男の右足の太ももをゆっくり引いた。その瞬間、目を覚ました次男が 「グビヤアアァァァァァアアァァァァ!!ウビイィィイイィイイィ!!?」この世で一番の悲鳴を上げた。 両親は謝罪と自責の念にかられ、泣きながら手術を続行した。 「グビイィイイ!」右足を切られる次男タブンネは子供とは思えぬ力でのたうち回る。 母タブンネは手術を早く終わらそうと焦るが、寒さで引き攣った体に加え、重さ十数キロ の冷凍マグロ用の鋸では到底終わるものでは無かった。「ウビイイイイイィイイィィ!!」 2時間後、次男の悲鳴は止まらない。しかし、今だに右足の半分も切れていなかった。 床は血で染まり、母タブンネも父タブンネも返り血を浴び、紅くなっている。 「グビイィイイィィイイィィィィウビャァアアァアアァアアアァアァ・・・!!」 (痛いよォ!ママァッ!もう止めてェ、死にたいミィ!)鋸を引くたびに疲れ果てる母。 次男タブンネの痛みは長引くばかりだった。次男は白目を向き、血の泡を吹いて叫ぶ。 8時間後、ようやく右足を切り終えた母。次男、父3匹疲れで満身創痍だが、左足がまだある。 憎悪の視線を一万倍強め、両親をただ睨む次男。親子関係もズタボロだ。次の左足。 「グビイィィィイイィィイイィミガアアァァァァァァァアアァアアァアアァ・・・!!?」 (もうイヤだ。痛いよォッ!苦しいよォッ!)5分かけて引かれる鋸。その都度、血が吹き出し、 両親の体を涙と鼻水、返り血が染める。12時間後、合計20時間かけて次男の両足の切断は終了した。 足の切り口は包帯で無造作に巻かれ、次男は気絶した。「ミヒィ・・・ヒィ・・・」 改めて、疲れと後悔、謝罪の涙を流す両親であった・・・。 またも父タブンネの愚行のせいで次男タブンネは触角、舌ならず、足までも失ったしまった。 地獄の大手術から5日後、目を覚ました次男。起き上がろうとするが、転んでしまう。 しばらくして自分の足が太ももから無いことに気付き、落ち込んでしまった。 「ミブァァァァァァアアァアア・・・。」時々泣きだすこともあった。 しかし、一家はそれどころでは無かった。基地の倉庫にあった莫大な量のオレンが尽きてしまったのだ。 つまり、一家の食料は全く無し。飢え死にを空しく待つだけだ。最初の2日間は堪え切れたが、 だんだん空腹はひどくなっていくばかり。母タブンネに至っては母乳の出が悪くなり、「チィ・・チィ」 べビタブンネも衰弱が見えてきた。 一週間後、家族全員が痩せこけ、父は外に出る元気も無く、母は母乳が全く出ず、べビタブンネは母乳を 求め「みーっみーっ」と泣くばかり。一家全滅という絶望の最中、たった一つだけの生きる術に皆が 気付いた。そう、ここにいるだれかを食すことだ。残酷だが、家族の視線はただ一つに向けられた。 「みーっみーっ」べビタブンネである。今まで、辛い時も笑顔を振りまいてくれた赤ちゃん…。 運命の残酷さに家族は涙を浮かべる。ただ1匹、何も知らないべビタブンネが「チィチィ」鳴いていた。 せめて、苦しませないように・・・。父タブンネは10万ボルトでべビタブンネの心臓を止めた。 「チ・・・ィ」べビタブンネはゆっくり目を閉じる。これが赤ちゃんとの永遠の別れ・・・だと思った。 夜になり、家族の悲しい夕食が始まるが、事件はその時起こるのだった・・・。 家族が囲む夕飯の輪にべビタブンネが皿にちょこんと乗っかっている。 (今までみんなに元気をくれてありがとう。ゴメンね…。)家族全員がべビタブンネに感謝の 黙とうを奉げる。皆が涙ぐむ中、父タブンネの包丁によってべビタブンネの胸が断ち切られる。 すごく血生臭いが、皆、目を背けなかった。しかし、その瞬間、「ビギイイイイィィィ!?」 一瞬、誰の悲鳴か分からなかったが、たしかにそれはべビタブンネのものだった。 「ミグゥウゥウァアアァァ!」胸と腹から血や腸を撒き散らし、とても赤ちゃんとは思えぬ悲鳴で べビタブンネが苦しみもがく。実はさっき父タブンネが放った10万ボルトがあまかったのだ。 急いで母がいやしのはどうをかけるが、べビタブンネはチアノーゼをおこし、意味を成さない。 「ビィーッウビイーッ」見る間にべビタブンネは吐血でアゴを血に染め、臓物、糞尿を撒き散らす。 その様はこの世で最も悲惨な赤ちゃんといっていいだろう。「ビブォッ!ガフッ!ミガガガァ!」 やがて、手足をジタバタさせ、狂ったような奇声をあげ、最期の「ミゲオォッ!!」すごい勢いで 吐血し、白目をむいて、泡を吹いて死んだ。全て父のミスである。 その後、家族の夕食がさらに涙と暗黒のムードになったことは言うまでもない。 悲しい夕食から2日後、べビタブンネの犠牲も空しく一家は空腹だった。べビタブンネの骨は 基地の前の粗末な墓に元次女のムースと共に安置された。7匹だった一家はもう4匹に減った。 悲しみに一家が包まれる中、またも不幸がタブンネ一家を襲う。次男であった。 父の愚行で両足と触角、舌を失い、歩くことも出来ず、包帯を腰に巻き付け、オムツ生活を送っている。 切断した傷も化膿し、炎症が起こっている。終いには傷口から入った黴菌が脳に入り、脳症を引き起こした。 毎晩「ミグオオォォオオォォォォ!!!」(足を奪ったクソジジイ!許さんッ!)と叫び続け、父を見るたび、 憎悪の視線は強まった。そんなある夜。惨事は起きた。「ビグゥウゥウォオオ!」「ウビイイイイイィ!?」 次男の叫びとは別にもう一つの悲鳴があった。長女である。驚いた両親はすぐに次男を見に行く。 その光景は狂った目付きの次男が水を持ってきた長女に噛付いていた。「ミヒィイイィいい!」長女の悲鳴。 「グへへへヒィィイイ!」(オレに惨めな思いをさせたクソジジイ!死ね!)脳症を引き起こしていた次男は 偶然、水を持ってきた長女を父と間違えたのだろう。すでに個人の判別も出来ていなかった。 既に長女は次男に触角を噛み切られ、足はズタズタに引き裂かれ、右足が足首から千切れていた。 「ミヒィミヒィミヒィ」痛みと恐怖に泣き叫ぶ長女。それを「ミガァァアアァァ!!」タブンネとは思えぬ、 恨みと獣の形相で父を殺しているつもりで長女をボロ雑巾にしていく次男。目の前の地獄絵図に両親は呆然 とするばかり、絶望の声で「ミギィミギィ」助けを求める長女タブンネの声さえ聞こえなかった。 「ブガガハア―ッ!!」最早、獣と化した次男。足の無い体で素早く這いまわり、長女を引き裂いて行く。 「ミブィ・・・ミブイイィ!?」血を撒き散らしながら必死に両親に助けを求める長女タブンネ。 (パパ、ママッ!おねがい。早く助けてミィ!)しかし、次男タブンネの変貌に唖然とし、両親の耳にそれは 届かない。事実上、父タブンネの罪を被って無実の制裁を受ける長女の運命は絶望的だった。 「ブガァァァァ!」狂気の次男が長女の腹に噛付き、破った。「ウビイイイィィイイィィイイィ!!!?」 大量の血と臓物を吹き上げ、苦痛と絶望の悲鳴を上げ、「ミブォッ!」と血を吹く長女タブンネ。 (死ぬのイヤだよ!早くゥ!いたいよォォ!)脳がイカれ、父を殺しているつもりの次男。 長女の悲鳴を気分良く、嘲笑い、腸をズルズル食い漁っている。「ブゲゲゲゲエエェェ!!」 飛散した臓器を全て食い、「ミグゥゥウゥゥウ・・・」と苦痛に呻く長女の腹に顔を突っ込み、食い荒らす。 目の前の凄惨な光景に両親は自分がすべきことすら見失い、口を開けて見ているだけ。 「ミビャァアアァァァァァアアァァ!!ミビィイイイイィィィイイィィイイィイイィイイィィ!!?」 内部から臓器を荒らされ、長女は白目を剥き、口と腹から血を吹き上げ、のたうち回る。 5分後、顔を紅く染めて顔を上げた次男。最高の笑みを浮かべている。長女はチアノーゼを起こし、「ヒィヒィ」 呻ってビクンビクンと動いている。虫の息の長女に次男は渾身の力で鼻の骨を叩き割った。「ミグ・・ゥァ・・」 乾いた悲鳴と共に鼻から脳をニュルニュル吹きあげる。しばらく経って長女は脳を吹いたまま息絶えた。 疲れ果てた次男は意識を失い、倒れた。両親は、やっと正気を取り戻し、言葉を失った。目の前には、顔が変形し、 右足が千切れ、臓物、血をぶちまけた長女の変わり果てた死体が転がっていた。その死に顔はいつまでも両親を 見つめ、(はやく、たすけて!死にたくないミィ)と訴えていた。その責任は元を正せば全て父タブンネである。 狂った次男タブンネに惨殺された長女タブンネ。その死体は基地の前の墓に葬られた。 しかし、それから次男は一日中喚き、暴れていた。自分が殺したつもりの父。父の愚行で足を奪われ、 正に殺しても飽き足らないのだろう。「グオオオオオォオオォ!!」と父を恨む声を上げる次男。 そんな、変貌してしまった次男。その狂暴さを両親は恐れ、足の包帯を換えることも、オムツ代わりの 腰に巻いた包帯も換えず、別の部屋に引きこもっていた。つまり、看護を放棄しているのだ。 不潔なため、足の切断面は膿が吹き出し、またも、壊疽を引き起こした。その上、長女タブンネの臓物 を生で食いあさったため、腹を下し、オムツ包帯には下痢便が溢れ、様々な異臭が立ち込める。 食事もなく、次男の死も時間の問題であった。「ミヒィ、ミヒィ、ググ・・グオオオオオォォオオ!!」 自分の責任で苦しみもがき、呪いの声を上げる次男。しかし、既に両親は次男の事など頭に無し。 自分達2匹で、助けを求め、故郷に帰ることを考えついた。次男を置き去りにし、基地を後にする両親。 子供3匹(長女・べビタブンネ・元次女のムース)の墓に手を合わせる。「ミグゥ・・・ミヒィィィ・・・」 (ゴメンね・・・。パパとママが森の木の実を一人占めしたばかりに・・・。)泣いて子供に詫びる両親。 ハート型の肉球を腫らしながらも必死に海岸を目指し、氷をさまよう2匹。助けが来てるかも・・・。 甘い願望を浮かべる両親。もちろん狂った次男の事など、どうでも良かった。「ミッ、ミッ、ヒィ、ミィ」 白く息を吐きながら故郷を目指す両親タブンネ。自分達の判断ミスで、子供達4匹を死なせ、次男タブンネ の両足を奪い、看護まで放棄した両親。自覚が無いながら、ここまでの悪行を行った外道の両親。 父タブンネの左腕だけで済むほど、神の裁きは甘く無いことをこの2匹の外道の豚は知る由も無い。 外道の両親タブンネはただひたすら海岸に向かって歩く。もう一度ヤグルマの森に帰って家族を やり直そう。そんなことを考えながら歩くこと3時間。疲れた両親はバスケットからオレンの実を 2個出す。実はこれ、子供達にナイショで隠し持っていたモノだ。夫婦が実を頬張るそのとき、 「レ―ジ―ア―イッ」両親の目の前の氷がひび割れ、レジアイスが飛び出したのだ。 「ミヒィッ!!」驚いた両親は隠しオレンを思わず落とす。それをレジアイスは構わず踏みつぶす。 「ミイッ、ミィミィ」なんとか命は助けて。と許しを乞うがただのバカである。 「レ―ジ!レジ!レジ!」(美しい南極の景観や住民を乱すとは何事ダ。ここで始末スル。) 「ミヒィ、ミイミィ」必死で命乞いするが、この外道の豚に助かる理由など無い。 「ビィーーーーーーー」レジアイスの古代の吹雪が大罪人、父タブンネの体を直撃した。 「ミガガガガガァアア!!?」震えた悲鳴を上げ、父タブンネは氷のクリスタルに包まれた。 「ミイィイイイイィ!!」逆上した母タブンネがひみつのちからを放つが氷の世界でレジアイスに 効果は無かった。「ミッミミ?」うろたえる母タブンネの足元にレジアイスは冷凍ビームを放つ。 「ミヒィィイイィ!?」足が凍り、動けない母タブンネにレジアイスは(お前も罪人ダ)と言い放ち、 母タブンネにラリアットを撃つ。「ウビイィイイィィイイィ!!?」両足が氷ごと砕け、母タブンネ は吹っ飛ぶ。「ミヒィミヒィ」と苦痛に歪む母。去り際にレジアイスは(いい地獄を体験シロヨ。) と言い、飛んで行った。 自分と氷付けの夫。母タブンネは耳を澄ます。父の心臓は動いていた。はやく直さないと。 母タブンネは足の無い体で血の線路を作りながら、必死に氷付けの夫を押し、這いながら基地に戻る。 「ミヒィ・・・ヒィ、ミィ、ヒィ・・・。」膝下から血がどくどくと出る。しかし、自分の足の苦痛 に耐えながら基地に帰る母タブンネ。(もう一度、ヤグルマで家族をやり直すんだミィ・・・。がんばる んだミィ・・・。)夫婦が基地に戻ったのは12時間後。次男のことなど、頭にあるハズもない。 足の無い体で懸命に父タブンネを看病する母タブンネ。両足の出血は止まらず、這うたび、 血の線路を作る。母タブンネの看病も空しく、父の心臓の鼓動は弱まり、3日後、心臓は止まった。 「ブミヤァァァァァァァァアアッ!?」人生のパートナーを失い、泣きわめく母タブンネ。 数分後、突然、「ミへへへへへへ」と笑い、氷付けの父タブンネにいやしのはどうを当て続ける。 それから、2日後、48時間ぶっ通しでいやしのはどう使い続けた母タブンネ。足の出血は止まること なく、血の水溜りを作っている。疲れ果てた母タブンネは「ミグゥフゥッ!」と血を吐き、死んだ。 氷の中の父タブンネは1㎜も動かない。誰もが死んだと思うだろう。しかし、生きているのだ。 レジアイスの特殊な冷気によって、体の細胞が凍結し、仮死状態に陥ったのだ。脳細胞すらも。 しばらくして、目を覚ます父タブンネ。脳細胞がわずかに意識を取り戻したのだろう。 (妻はどこだミィ?)探そうとするが体が動かない。父タブンネの意識を司る脳細胞以外は、凍結したまま である。つまり、この先、父タブンネが動かせるのは己の意識のみ。一生溶けることのない氷の牢獄に 閉じ込められる。また、特殊な氷なので、心臓が凍ったままでも生きていける。死ぬことも無く、 永遠に終わることの無い、氷の監禁生活。これこそが神の裁きである。 しかし、父タブンネの本当の地獄はそれから5年後である。 それから5年後、父タブンネは心で泣くか寝るだけの生活を送っていた。今日も変わらない味気ない生活。 では無かった。この基地の南極探検隊が帰ってきたのだ。 「隊長!倉庫のオレンがありません。」「隊長!氷付けのタブンネとミイラが転がっています!」 部下の報告に驚く隊長だが、すぐにタブンネを回収した。「隊長!地中から子供らしきタブンネがあります。」 また、別の部下は「隊長!子タブンネの頭部を発見しました。」それは長男の頭だった。さすがにオニゴーリも 頭は不味く、捨てたのだろう。「隊長!実は・・・。」「何だって・・・。」 そんな感じで、タブンネ一家は全て回収された。(やった!助かったミィ♪)甘い妄想に浸る父。眠ってしまう。 父タブンネが目を覚ます。しかし、体は動かない。そして目の前に並んでいたモノ。それは、右から長男の首、 ズタズタの長女、ムースの次女、骨だけの赤ちゃん、ミイラの母タブンネ。全員、凍結して保存されている。 そして、一番左には、立派な義足を付け、同族を食い殺す、見捨てたハズの次男の姿。父は言葉を失った。 そう、ここはシッポウ博物館の別館である。次男と一家の死体が、父タブンネを見つめるように配置されている。 次男はあれから5年、氷付けで、生存し、ここで解凍された。もう、タブンネとしての記憶は無い獣である。 この一家はイッシュ政府の国家虐待遺産とされ、厳重な管理の下、保管される。次男には毎日タブンネを10匹 プレゼントされ、狩りを楽しむ。もちろん父の生存も確認された。父タブンネは永遠に家族の死体の憎悪の 視線を浴び、変わり果てた次男と同族の惨劇をずっと一生、死ぬことなく見せられる。本当の生き地獄。 父タブンネの精神崩壊との終わることのない闘いはこうして始まるのであった。 南極サバイバル 完 発狂は逃げでござる!パパンネ殿! -- (名無しさん) 2011-12-04 01 18 38 次男は生きてるということか? -- (ヒビキ) 2011-12-11 01 37 17 発狂して同族を食うようになったがね -- (名無しさん) 2011-12-11 10 09 10 パパンネが生きてるのはレジの神秘的な力のお陰で納得できるが、キチガイの次男が生きてるのはなんでだよwww -- (名無しさん) 2012-08-23 15 42 33 パパンネと同じく凍結保存じゃない? -- (名無しさん) 2012-08-24 12 08 00 次男ナイス -- (名無しさん) 2012-09-21 23 36 40 べビンネ食うのに抵抗無い、パパ同様次男を見捨てるとかママンネもクズ -- (名無しさん) 2012-11-25 17 59 44 元をたどれば、パパンネェ!それとママンネェ!貴様等がこの世にうまれたからこのような惨劇が生まれたのだwまぁブタンネは存在という大罪を犯しているがw -- (名無しさん) 2012-12-07 19 01 35 (ある意味)理想の生活を満喫してる次男。まぁタブンネとしての記憶も家族の絆もすっかり無くなったけどw元凶のパパンネは家族の憎悪の視線と同族の惨劇を見てしっかり反省してね^^ -- (名無しさん) 2013-01-29 00 31 01 パパンネがこうして最後まで生き残るssも珍しいよな -- (名無しさん) 2013-02-01 23 36 21 名前 コメント すべてのコメントを見る
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息子の玩具奥 875 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 06 27 09.91 ID co4/Ka8a [1/4回発言] ちょっと長いですが、泥ママとその一家とのやりとりが終わったので 箇条書きで投下します 876 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 06 45 48.13 ID co4/Ka8a [2/4回発言] 昨日解決したので記念カキコ ・一月前泥ママと泥子、Aママ、A子、Bママ、B子が家に来る ・暫く、泥子、A子、B子、息子を庭で遊ばせて、その間育児に ついての意見交換 ・意見交換終了→各々帰宅 ・しまっていた息子のオモチャ (朝のスーパーヒーロータイムのベルト的なもの) が無くなっている事が発覚 ・取り敢えず探してみると、その付近にあった小さなおもちゃ数点が 無くなっている事がさらに発覚 ・一応過去にこのスレ見たことがあったので、泥、A、Bに 「家の物が無くなった 空き巣の可能性があるから警察を呼ぶ 迷惑をかけるかもしれない」 とメール 泥ママ→もっとよく探したら? 何なら今から私が行って手伝ってあげる (何というテンプレ) A,B→大変だったね! 協力出来ることなら何でもするよ ・泥ママ凸 ・一応空き巣ということで警察に連絡したら「現状維持 すぐ行く」 と言われてたので上がらせない ・泥ママ、突如ファビョって玄関周辺の物を壊す (もともと玄関前に防犯カメラあった&携帯で録音) ・警察到着→器物破損で現行犯逮捕 ・その場で私の家からおもちゃを盗んだことも自爆 ・さらに余罪がぽろぽろと ・その一週間後、泥ママの両親が家に凸 これまた庭を ぶっ壊してくれたので24して御用 ・その間泥子(普通の子)は泥父(とんでもなくまとも)の両親で預かる事に 877 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 06 48 50.32 ID cX0zuSI8 [1/1回発言] 876 最後、泥父じゃなくて泥夫だよね? 878 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 06 53 02.34 ID co4/Ka8a [3/4回発言] 結果:泥ママ、泥ママ両親は鑑定の末檻付きの病院へ ・さらにその後、泥父の方に、泥ママ親族が凸 ・色々暴露してた内に泥ママの不倫発覚→泥ママ有責で泥家離婚ケテーイ ・息子のおもちゃ数点は泥父がお詫びのおまけ数点もつけて 買ってきてくれた(元のは壊されていた模様) ※泥ママ親族の凸については説明して親族がどちらが悪いか 理解したので、示談と念書で完了 フェイクもありなので矛盾してるかもですが、 昨日泥子、泥父が安全な泥父両親の方へ無事に引っ越し完了し その他念書の類もばっちり確保して完結しました このスレとまとめ、何があったら何をしたらいいか、何に備えるべきか 等を参考にさせていただきました。 ありがとうございました。 879 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 06 53 33.39 ID co4/Ka8a [4/4回発言] うお、泥父じゃないです、泥夫です 884 名無しの心子知らず 2012/06/26(火) 10 19 31.60 ID whBIrwGY [1/2回発言] 泥ママ、泥ママ両親3人とも病院送り? 説得して一応理解できる程度の頭をもっているようだけど 泥ママ親族もいっちゃってるし限りなく血統なんだろうなぁ。 次のお話→886
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アーシー・シモンズ キャラクター詳細 名前: アーシー・シモンズ 性別: 女 年齢(享年): 13歳 自我の有無: 有り ゾンビになった経緯: 恨みを抱いて死んだものが死後動き出すことはあるのだろうか? アーシー・シモンズはまさにこの例である。外交官の両親の元に生まれた彼女は裕福ではあったが余りに不幸な生涯を終えた。多忙な両親は、育児のほとんどをベビーシッターに任せ、娘が人知れず虐待を受け続けていることにも気付かなかった。そして事件は起こる。出張先の事故で両親が他界。雇い主と連絡がつかなくなった虐待者は怒りの矛先をアーシーに向ける。1ヶ月後、周辺住民の通報で訪れた警官が目にしたものは痣だらけで汚物にまみれた少女の死体だった。検視の結果、胃袋からは人毛が検出された。食事を与えられなかった彼女は飢えを紛らわすため自分の髪の毛を食べていたのだ。程無くして、逃亡中だったベビーシッターが変死体で見つかる。警察は死体に残された指紋から犯人を特定しようとしたが無駄だろう。死者は容疑者には挙がらないのだから。霊安室から消えた少女の死体に彼らが気付いた時、アーシーは既にピクシブタウンのモールの前に立っていた。その胸中にコールタールのように鬱積した悪意を抱いて・・・ 特徴: 自分を愛さなかったこの世界に対する「恨み」こそが彼女の原動力だ。血に染まった手足は形を自在に変えられる。具現化された怨念なのか? 戦闘法: 敵意を持つものには容赦しない。いくら攻撃を受けても諦めず襲い掛かってくるだろう。彼女を退かせるには全く逆のアプローチが必要なのだ。 関連群像劇 未
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【出身世界】アースR(リアル) 【名前】雨宮ひな(あめみや-) 【性別】女 【年齢】9 【職業】小学4年 【特徴】三つ編みを輪っかにした髪型 【好き】空想にふけること、ドーナツ 【嫌い】怒られること、雷 【特技】特になし 【趣味】読書 【詳細】 三度の飯やおやつよりも空想が大好きな女の子。 その空想のネタは幅広くファンタジーからSF、怪談まで。 授業中でも空想の世界に旅立ってしまうため、よく担任や両親から怒られている。 将来の夢は童話作家。 【備考】 両親と担任から空想禁止令を言い渡された直後からの参戦
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氏名 ミラ 性別 女 年齢 19 外見 161cm 体型は普通。健康的な体つき。髪色は栗色。髪型は二つゆるく三つ編みをしている。服装は若草色の花柄ワンピース。 性格 おっとりしていてマイペース。少し天然。カンパーニュにある牧場を経営している実家で暮らしている。そのため動物が好き。カピタールにアークという恋人がいる。しかし両親が決めたフィアンセがいるため両親にはそれを隠している 職業 なし(実家の牧場の手伝い) 役割 メインキャラクターたちに協力してもらいアークに会う 備考 一人称 私 二人称 あなた 知り合いは、さん付けで呼ぶ