約 883,561 件
https://w.atwiki.jp/warandpeace/pages/57.html
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 L uomo che ha salvato il mondo ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 [Blu-ray]
https://w.atwiki.jp/tuduru/pages/39.html
金魚を飼っていました いつのまにかいました 戸棚の裏に隠れていました 細長いコーヒーシュガー そんな形のフクロに小さな金魚がたくさん入ってます どういう仕組みか、水につけると フクロの中に水が入って、フクロがパンパンになります 僕がフクロを握りしめると 水がどこかになくなります たくさんの金魚は消え 一匹の金魚は苦しそうに僕の方を向きます 目から涙を流します そんな目で僕を見ないで 僕は水道の蛇口をひねって フクロをパンパンにします 金魚たちはまた戻ってきます このフクロを切ったらどうなるだろう? 僕は恐くなって ふうを切る事ができなかった 金魚はパンパンのフクロで 仲間と一緒に泳いでいた
https://w.atwiki.jp/nicosangokushi/pages/823.html
[部分編集] ディケイドが革新の世界を巡る http //www.nicovideo.jp/watch/sm9294323 使用ゲーム 信長の野望 革新PK シナリオ・担当勢力 群雄集結 足利家 シナリオの設定 中級 動画形態 動画+紙芝居 登録武将 平成ライダー・東方Project他 史実武将の扱い 一部ブレイクあり 縛り 下記参照 投稿時期 2010年01月05日 投稿者名 誤用 マイリスト 革新動画 関連タグ - ニコニコ大百科 - 関連サイト - ニコ証 - 備考 - [部分編集] 簡単な解説 今回門矢士が訪れたのは、「革新の世界」 八雲紫によってこの世界に呼ばれた士は、彼女から「この世界を破壊して欲しい」と依頼される。 「そしてそのために室町幕府の再興をして欲しい。」と。 足利兄弟と、登録武将である「真・恋姫†無双」の北郷一刀、そして士の4人以外は追放した状態から始まる。 厳しい登用制限によって常に人手が足りない状態にあり、序盤にもかかわらず既にMチートを発動している ため、うp主失踪シリーズ入りするのではなかろうかという作品。 本人曰く、「ディケイド、東方他色々な作品を追加したごった煮型の革新動画」であり、 約20作品から武将を登録しているとのこと。 ただ中には紙芝居パートのみの出演キャラも居る模様で、その第一号が鳴滝さんらしい。 ■現在判明している登場作品 シリーズ物を1作品として数えた場合全部で21作品があるらしい。(二十九章現在で15作品が登場済み) 仮面ライダーディケイド 東方Projject 真・恋姫†無双 魔法少女リリカルなのはシリーズ 終わりのクロニクル うたわれるもの とある魔術の禁書目録 機械仕掛けのイヴ Fate/staynight 忘却の旋律 境界線上のホライゾン DUEL SAVIOR ワールドエンブリオ 月姫シリーズ アスラクライン ―世界の破壊者ディケイド。この世界をめぐり、その瞳は何を見る? [部分編集] 縛りについて ■全国共通の変更点 既存武将の全能力に+15 登録武将はほぼ全員固有戦法持ち 適正、取得戦法に関係なく全経験を0に統一 固有戦法の弱体化 大筒の攻撃・破壊・防御に+10 弓騎馬、騎馬鉄砲に馬上槍以外の騎馬技術効果を適用 ■禁止、制限事項 「外交」カテゴリのコマンド禁止 引き抜き・扇動・調達・縁組の禁止 没収に制限 上位アイテムと付け替えるときのみ 下位アイテムを没収可能(巻物は没収不可) 登用に制限 歴史武将:どこかの「家」を滅ぼした時のみ二人まで登用可能 登録武将:拠点を落としたときもしくは浪人が自分から仕官してきた時のみ登用可能 弓騎馬、騎馬鉄砲の編成に制限 部隊に含まれる全武将が以下の条件を二つとも満たしていなければ編成できない。 ①騎馬適性と、使用する射撃武器の適性が共にB以上である。 ②そのうち一方がA以上である。 (うp主曰く「馬に乗るのも撃つのも苦手なのに同時に出来る訳ない。」とのことらしい) 技術開発順に制限 牧場を除く騎馬技術&弓騎馬、馬上筒:牧場開発後 鉄砲鍛冶を除く鉄砲技術:鉄砲鍛冶 南蛮技術は対応する学舎がなければ取得不可 坊主外交以外の返還要求はすべて拒否 &捕虜の全開放(第十二章より) 編成に制限あり ①歴史武将が部隊長または ②部隊の半分以上が歴史武将の場合、 同部隊に架空武将を入れてはならない。(第二十七章より) ■Mチート 上記の4人以外を追放 足利家が初期状態で取得している官位は全て放出 兵糧チート(第六章) 現在募兵禁止中(第十二章) 対斎藤戦において負傷兵0 &入るはずだった負傷兵と同数の兵力を斎藤家の残りの拠点に分配(第十二章) コメント欄 誰も作らなさそうなので自分が作らせてもらいました。なにか間違いがあったら指摘をお願いします。 -- west (2010-01-23 07 57 49) 縛りに関してだが、別に武将自身は実際には指揮するだけだから、苦手とか関係なくね -- 名無しさん (2010-05-13 09 19 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gemoso/
世界を創造するwikiようこそ このwiki自体が一つの世界だよ! 自由に設定を追加して世界を創造してね! 世界に矛盾はつきものだよ! ルール 初めての人でもそうでない人でも自由に世界を創造していってね! 必要な項目があったらどんどん追加してね! 既存の設定となるべく矛盾がないようにね! 矛盾を発見したらスレに報告してね! たまには項目の整理、レイアウトの変更もしてね! 誰でもいいので定期的にVIPにスレ立ててね! 誰かが作った設定を追加・修正してもいいよ! 設定を追加したらスレに書いてね! パクリでもなんでもいいよ! 世界観がバラバラでもいいよ! 設定は一行でも一言でも、名前だけでもいいよ! 自由に世界を描いてね! http //loda.jp/gemoso/ ←ここにアップローダーしてね! 現行スレ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1309165830/ http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309164311/ 過去スレ http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309091553/
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/260.html
聖杯戦争とイレギュラーな事態は、切っても切り離せない関係にある。 英霊召喚の範囲を世界線を越えるまで伸ばさなかった場合でも、予定通りに聖杯戦争が進む可能性はごくごく低い。 呼び出す者にも呼び出される者にも知的生命体としての個我があるのだから、それは当然の道理だ。聖杯戦争というシステムそのものに疑問や反感を抱く者も、決して少なくはない。 通常の人類史には存在し得ない英霊さえも呼び出すことが出来る、友より受け継いだこの外法の聖杯戦争では、そのリスクは実に数倍以上にまで跳ね上がっている。 英霊の座に記録されないような者まで呼べるということは、即ち何でもありということだ。 目的を達成するには通常の聖杯戦争では不足な為、召喚範囲の拡大は必要不可欠な措置である。こればかりは、如何ともし難い。 第二次聖杯戦争が開戦してから、早くも半日ほどの時間が経過した。 いや、半日『しか』経っていないというべきだろうか。 まだ一日も経過していないのにも関わらず、K市の盤面は既に相当な混沌とした様相を見せつつある。正直な話、雲行きは既に怪しいと言っていいだろう。 裁定者(キーク)とも、管理者(オルフィレウス)とも異なる役割を持つ彼女こそは、一部の聡い参加者が見出しつつある聖杯戦争の黒幕その人だった。 彼女が居なければ、聖杯戦争は起こらなかった。 放棄された電脳世界は永久に時の凍ったまま、二度と日の目を見ることはなかったに違いない。 昏い緋色の双瞳に冷たい光を宿した、黒い軍服の少女であった。 軍服には渇いた血の痕跡が所々に残されており、腰からは砲ではなく軍刀が提げられている。 深海と地上の狭間を生きる彼女の名を語ることは、敢えてしない。 彼女の真名を明かしたところで、今や、その本質はそう呼ばれていた頃とは様変わりしてしまっているからだ。即ち、名前で呼ぶことに意味がない。名前という記号に当て嵌められない特異点存在こそが、今の彼女だ。 彼女の立っている場所は、灯台の真上だ。 普段ならば漁船やマリンボートが最も活発に行き来している筈の時間帯なのにも関わらず、港はおろか、海岸周辺に近付く者も今は殆ど居ない。居たとしても、命知らずの野次馬程度のもの。 そして彼女が立つ灯台の周囲には、見事に人影がなかった。 監視や索敵の使い魔が飛んでいないことも確認済。自分の姿が露見する可能性は存在しない。 冷たい視線が射抜いたのは、遠い洋上に浮かぶ無数の名状し難き汚濁達であった。 マスター名を空母ヲ級。サーヴァント名を公害生命体、ヘドラ。しかしヘドラとヲ級は融合を果たしており、俗にデミ・サーヴァントと呼ばれる存在となっている。 禁魔法律家の勢力拡大には、キャスターが直接魂喰いを始めない限りは目を瞑っていると決めた彼女だが、この汚濁の主は看過するわけにはいかなかった。 仮に捨て置けば、聖杯戦争そのものをご破算にしかねない。 彼女が最大限に警戒している、とある最弱の英霊とは違うベクトルでの厄介な相手。 端的に言って、目障りだった。 そこに私怨が存在しないかと問われれば頷くことは出来なかったろうが、聖杯戦争を監督する者としても、ヘドラによる汚染拡大は断じて見過ごせない。 そしてキークによる介入も、汚染区域とヘドラが殆ど同一の存在である以上は期待できない。 サーヴァントを消せと命ずることは簡単だろうが、それにはあのじゃじゃ馬の令呪を解く必要が出てくる。そんな危険を冒す阿呆は居ない。 それ以上に、サーヴァントを自分ら主催側の手で破壊するのは可能な限り避けたい事態だった。 あくまでも、サーヴァント同士が潰し合うことに意味があるのだ。 「艦隊展開」 それなのに、彼女がわざわざ出てきた理由は他でもない。 ヲ級とヘドラにとどめを刺すのは他の主従へ委ねるとして、そのお膳立てをするためだ。 これ以上彼女達の肥大化が進めば、それを討伐できるカードは限られてくる。そうならないように、お痛の報いを一足先に味わってもらう。そういう算段だ。 艦隊展開。 それをコマンドワードとして、吹雪の背後より無数の砲口が覗く。 数は恐らく、三桁に届くだろう。それほどの数の戦艦が、その砲口だけを覗かせている。照準は汚染された海全域だ。 「砲撃開始」 次の瞬間に起こった出来事に目撃者が居たならば、例外なく目を見開いて驚いたに違いない。 無数の砲口が同時に火を噴くまではいい。しかしそれらは、間髪入れずに魔的と称するに相応しいだろう火力を連射していたのだ。 当然、それに残弾が尽きるということはない。 "発射可能"という状態を永遠に維持しているのだ。発射する瞬間、されている瞬間、し終えて以降もずっと。そういう理解不能な不条理が、彼女の駆使する無尽艦隊には存在した。 海より飛び出し、自分へ食い付かんとした駆逐艦の一隻を軍刀の一閃で両断する。 お返しとばかりに放たれた砲弾の殆どは無尽艦隊によって撃ち落とされ、幸運にもその隙を掻い潜って彼女の眼前まで辿り着いたものも、片手で払われる結末に終わった。 「……大分減ったかな」 時間にして三十秒ほどの掃討劇であったが、見える範囲での汚染範囲はそれなりに減少したように見える。後はこれから更に数カ所、汚染の目立った場所で同じことをすれば、手助けとしては十分だろうと彼女は踏んだ。 その姿が、ノイズに包まれて掻き消える。 それから彼女が転移したのは、あろうことか汚染の中心、空母ヲ級の眼前だった。 硫酸のミストと、鼻が曲がるを通り越して壊死するのではないかというような濃密な悪臭に晒されるが、彼女は傷一つ負ってはいない。 ただ、別な世界の宿敵を見つめていた。何か、想いでも馳せるように。 「――■■■■■■」 小さく呟いた言葉は、怨念に呻く深海の軍勢の蠢動音によってかき消された。 その言葉を聞き届けた者が居たとしても、意味を理解できたかは不明であるが、とにかくこの時、彼女は一線を超えかけていた。 それほどまでに、因縁の深い相手なのだ。 彼女の住んでいた世界の空母ヲ級とは別な生命体であることは分かっている。それでも割り切れないものがあったから、無表情のままで右手を虚空へ翳す。 「軍神の(フォトン)――」 ◆ 「そろそろ来る頃だと思ってたよ」 電脳空間、某所。 第一次聖杯戦争を監督し、失敗した少女が眠っている場所ともまた異なった、真にこの聖杯戦争の中枢とでも言うべき場所。 そこへ戻った少女を出迎えたのは、気だるげにした様子の裁定者・キークであった。 「それで? 要件はあれのことかな」 「そういうこと」 あれ、というのが何を指しているのかは改めて確認するまでもない。 電脳空間を超え、一時は現実にまでその魔手を伸ばした公害英霊・ヘドラ。 結論から言うと、彼女は空母ヲ級を消滅させはしなかった。 愚かな小娘を自称する彼女ではあるが、一時の感情に任せて計画の行く末を妥協せねばならなくなるような行動に出るほど、阿呆でも子供でもない。 これはあくまで聖杯戦争――あれが正当に優勝してしまうというのなら、それも一つの結末なのだ。避けたい未来ではあるが、そうなったなら自分の人選を呪うだけのこと。 「優先度はジャック・ザ・リッパーよりも上。報酬は令呪一画で、掃討戦において功績を挙げたと判断した主従全てに進呈する。 直接あのデミ・サーヴァントを殺害した主従には、更に追加で一画」 「ふうん」 キークは、それを過剰とは思わなかった。 もしもキークが聖杯戦争を主催して、彼女の立場に立ったとしても、きっと同じことをする。 あのヘドラというサーヴァントは、それほどの化け物だ。 何より恐ろしいのが、これだけの措置を取って尚、あれを完全に鎮圧できる保証が存在しないことだろう。こればかりは、参加者各位の奮戦に期待するしかない。 「必死だね、あんたもさ」 自分の宝具である、白黒の電子妖精を派遣し、キークは厭味ったらしく笑った。 聖杯戦争を取り仕切るために呼ばれた、謂わばセキュリティプログラムのような存在であるキークに与えられている情報は意外にも多くない。 例えば、オルフィレウスという男のこと。 この、吹雪という少女のこと。 彼女の世界であったこと。 大日本帝国が世界の実権を取った世界の顛末。 第一次聖杯戦争で、何があったのか。 そのすべてを彼女は知らないが、一つ分かることはあった。 「そんなに泥塗れになって、一体何を成したいの?」 「――消すよ、ルーラー」 「やってみなよ、見ててあげるからさ」 きっと、彼女は最初から―― ◆ そうして、冬(スノーホワイト)に届く筈の白黒(ファル)が動く。 やりきれないものを溢れさせながら。 いつかの時と同じように、抗えない主命の下、悪に殉ずる。 ◆ 【???/電脳空間のどこか/一日目・午後】 【吹雪@艦隊これくしょん(ブラウザゲーム版)】 [状態] 健康 [装備] 軍刀 [道具] 『無尽なり、日帝海軍(海色の軍勢)』 [所持金] 必要なし [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争をつつがなく進行させる 【キーク@魔法少女育成計画 restart】 [状態] 健康 [装備] 『やがて冬に届く白黒(ファル)』 [道具] ルービック・キューブ [所持金] ∞ [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争の運営 1:退屈だわ ※ファルが各参加者への討伐令通知に向かいました。 空間転移を使用可能なので物理的距離は関係ありません。 内容は纏めると以下の通りです。 討伐対象:空母ヲ級(ヘドラ) 報酬:働きに応じ令呪一画(止めを刺した主従には二画) 備考:既に発令されている双子とアサシンへの討伐令よりも、優先度は上とする 【C-7/大側/一日目・午後】 【空母ヲ級@艦隊これくしょん(アニメ版)】 [状態] 無我 [装備] 艦載機 [道具] なし [所持金] なし [思考・状況] 基本行動方針:艦娘、轟沈 1:艦娘を見つけて沈める 2:宝具で陸地を海に変える。 3:艦隊の建造、補給、遠征の実施。 ※主催介入(物理)により、侵食領域が減退しました。しかし、一時的な気休め程度です。 ◆ Tips:第一次聖杯戦争(その1) 吹雪の聖杯戦争が勃発したことにより、必然的に第一次の枕詞を付けねばならなくなった、最初の聖杯戦争。睦月という少女が権限を得て主催し、そして失敗した戦い。 その戦争時には、エクストラクラスのサーヴァントは起用されなかった。 通常の七クラスのサーヴァントを均等に四騎ずつ集め、ルーラーを除いた二十八騎のサーヴァントで戦争は開始され、事実上の終了までに五日間を要した。 異なる世界の存在同士を掛け合わせて行う聖杯戦争が長続きすることは稀だが、彼女の聖杯戦争では二十八騎中の二十一騎が二日目終了時点で脱落。 後の三日間の戦いは、残る七騎による熾烈な戦いとなった。 当初順調に進む予定だった聖杯戦争の盤面が狂い始めたのは、初日の夜。 最後の七騎にまで残り、圧倒的な武力で他を圧したアーチャーのサーヴァントが彼女へと挑戦状を叩き付け、聖杯戦争を取り仕切るルーラーを抹殺したのだ。 ――それが、混沌の幕開けだった。
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/420.html
第505話:我ら、炎によりて世界を更新せん 作:◆ozOtJW9BFA 「………退屈」 人形使いは今の現状に退屈していた。こんなにも面白いゲームなのに想像を超えるアクシデントがなに1つ起きないのだ。 最初の退屈がきた時は暇を潰す物が落ちていたのでよかった。ホールで魔術師に殺された二人を拾い、死体兵士を造りながら時間を潰した。しかし、いつもは吸血鬼を兵士にしているせいか、只の人間二人は時間もかからず作れてしまい、少しの時間しか潰せず直ぐに退屈になってしまった。こんな事ならモニタールームで参加者達の会話を聞いたほうがよかったかもしれない。 後悔しつつモニタールームに行くとワイン『青ざめた花嫁(ペイル・ブライド)』を片手にモニターを見ている先客がいた。 「それでどんな感じ、イザーク?」 「“人間は一人一人見るとみんな利口で分別ありげだが、集団をなせばたちまちバカがでてくる”――シラー………今のところは予定通りさ、人形使い。参加者は群れを作りだした。ついでに私達自慢の刻印もすこしづつだが、解除されようとしている」 “私達”か。 あの協力者を思い浮かべながら天使の顔を美しく歪める。 「嘘を言わないでよ。あんなチャチな物が自慢の品なんて君も皮肉がきいてるね。僕にも手伝わせてくれたら、もうちょいマシなモノが出来たね。あんなモノよりもね」 「“われわれの最も誠実な努力はすべて無意識な瞬間に成就される”――ゲーテ………酷い言われようだな。あんなモノでも私達が作った刻印だ。頑張って解いてくれることを、おや?」 そのままワインを飲もうとしている黒髪の紳士の手からワインを没収すると、鳶色の髪の若者は悪戯っぽく唇を尖らせた。 「ワインを飲みながら管理は出来ないでしょ」 ワインをとられて非難がましい色を湛えて上がった相手の視線は無視して、沢山の参加者を映すモニターに眼をむける。その様子を見ながら魔術師はとられたワインのかわりに細葉巻(シガリロ)を口にくわえる 「人形使い、君の賭けた参加者は死んでしまったようだね」 「それって僕に人を見る目が無いっていう皮肉かい、イザーク?」 あらゆる機械類が所狭しと設置してあるモニタールームには魔術師と人形使いしかいない。部屋に響く音は二人の会話と端に置いてあるコーヒーメーカーのコポコポというBGMだけだ。 「そういえばさ、外の方がなんだか騒がしいんだけど何か知らない?」 「騒がしい? 何がかね、人形使い?」 「とぼけないでよ、知ってるんだろ。外でいろんなのが集まってるってことをさ」 人形使いはまるで愉快と言わんばかりの笑みをする。その様子に魔術師は興味なさげにモニターを見るばかりだ。 魔術師にとって外にいる組織のことは興味や好奇心が湧く相手ではない。興味があるのは塔に眠るあの男、“01”のみ。…………そして、参加者を助けにきたであろう組織も眼中にはないようだ。妨害等取るにたらない要素。ま、いつもいつも作戦の度に妨害されている身だからから、馴れちゃってるんだろうね。実際問題、外の連中は何回か空間に穴を開けようと努力しているらしいけど効果はあがってはいないらしいし。 それにしてもと人形使いは思う。この邪悪な魔術師のことだから、ろくでもないことか、さもなくばよからぬことを企んでいるのだろうが、いずれにせよこの魔術師が次にすることはすぐに予想がついた。 「ねぇ魔術師、君がこれからすることを当ててみせようか? もっとひどいことをするんだろ」 「その通りだ人形使い。もっともっとひどいことをするんだよ」 そう言うと魔術師は細葉巻を灰皿に押し付けた。 美しきもの、醜きもの 強きもの、弱きもの 善きもの、そして悪しきもの すべて灰に帰さん 我ら、炎によりて世界を更新せん! 【一日目 18 25】 2006/09/24 修正スレ281-282 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第504話 第505話 第506話 第437話 時系列順 第493話 第187話 ケンプファー 第554話 第187話 ディートリッヒ -
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10937.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 ザ・コンビニ SP 3つの世界を独占せよ タイトル THE CONVENI SPECIA ザ・コンビニ SP 3つの世界を独占せよ 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01301 ジャンル 経営シミュレーション 発売元 アートディンク 発売日 1998-3-12 価格 5800円(税別) タイトル ザ・コンビニ SP 3つの世界を独占せよ ARTDINK BEST CHOICE 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02539 ジャンル 経営シミュレーション 発売元 アートディンク 発売日 2000-1-6 価格 2800円(税別) ザ・コンビニ 関連 SS ザ・コンビニ あの町を独占せよ ザ・コンビニ 2 全国チェーン展開だ ! PS ザ・コンビニ あの町を独占せよ ザ・コンビニ 2 全国チェーン展開だ ! ザ・コンビニ SP 3つの世界を独占せよ 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/71.html
イギリス某所。 『ATTACK RIDE BLAST!』 マゼンダに黒と白のラインが入った奇抜な鎧と仮面をつけた男が、二人のシスターへと銃弾を放つ。 その銃弾は背の低い方のシスターの前に浮かんでいた袋に命中し、中身の金貨が辺りにばらまかれた。 「ひゃあ!?」 「シスター・アンジェレネ、下がりなさい!」 もう一人のシスターが木製の車輪を構えながら叫び、その直後車輪が爆発し破片が男へと襲いかかる。 迫る破片に対し男は動じず、持っていた銃身部分がノートのような形状の銃で一つ残らず打ち落とした。 「この程度か?」 「し、シスター・ルチア……」 「くっ……あなた、何者です!?」 ルチアの言葉に男は一瞬間を置き、勿体ぶるかのように答える。 「俺は世界の破壊者ディケイド……覚えておけ」 ◇ 仮面ライダーディケイド VS とある魔術の禁書目録 第一話「世界を破壊する者」 ◇ 学園都市。 東京都の三分の一もの面積を誇る巨大都市だ。 総人口は二三◯万、その八割は学生で占められていた。 記憶力、暗記術という名目で超能力研究、つまり脳の開発を行っている。 この都市にいる学生はそれらのカリキュラムによって普通の人は持たない「異能」の力を持っていて、その力の強さによってレベル0~5と区別されている。 学園都市第7学区に存在する地下街。 人々が行き来するその一角に、見慣れぬ写真館が立っていた。 つい昨日まで存在しなかったはずのその建物を誰かが気にする様子はない。 その「光写真館」の扉が開き、三人の男女が学園都市に現れた。 「ここはどんな世界なんだろうなぁ」 「さあな、ライダーの世界ではないと思うが……」 「そういえば士君、今回は服が変わってませんね」 門矢士、光夏海、小野寺ユウスケ。 この三人は消滅しようとする世界を救うため、いくつもの世界を巡っていた。 一つ前にいた世界でその使命を見事果たし、今は気ままな旅を続けている。 「けどどうしようか、もうこの世界で士がやるべきこと! とかって探す必要がないんだよな?」 「言われてみればそうですよね……」 「なら簡単だ、適当に観光でもすればいい」 士の言葉に二人は明るい表情を浮かべ、早速辺りを探索しに駆け出していく。 「……子供かあいつらは」 常盤大中学の制服を着た二人の少女が歩いていた。 一人は風紀委員【ジャッジメント】である白井黒子、もう一人は学園都市に七人しかいないレベル5の電撃使い【エレクトロマスター】"超電磁砲"の御坂美琴。 二人は買ったばかりの服が入った袋を持ち、寮への帰路についていた。 「お姉さま、またそんな子供っぽい服を……」 「う、うっさいわね、そこまであんたに言われる筋合いはないわよ」 談笑しながら歩くその背後、直前まで何の変哲もなかった空間が歪み、オーロラのような壁が現れその中から一つの影が飛び出し美琴達へと迫る。 影は辛うじて人の形をとっているものの不自然に歪み、左腕に至ってはカニのハサミのようになっている。 そのハサミのような左腕を振り上げ、美琴へと狙いをつけ―― 「黒子!」 次の瞬間、二人の姿が消えた。 獲物を見失った影……カニの怪人、シオマネキングは慌てた様子で消えた二人の姿を探す。 「どなたかは存じませんけど」 辺りを見渡すシオマネキングの背後、数瞬前までオーロラの壁が存在していたその場所から黒子の声が発せられる。 「私と、よりにもよってお姉様に襲いかかるなんて、命知らずもいいところですわね」 呆れたような声で喋る黒子に、シオマネキングの姿を見ての動揺は感じられない。 学園都市の能力者には自分の姿を隠したり、変えたりできる者もいる、目の前の異形の姿もその手の能力だと判断したのだ。 その横で美琴もパリパリと前髪から火花を散らして臨戦体勢に入っている、この都市の人間だったならば迷わず逃げる状況だろう。 だがシオマネキングはすぐさま美琴へ向けてカニに酷似した口から泡状の溶解液を発射した。それを軽く横へ飛んで回避し、 「危ない!」 「うわっ!?」 更に横から飛び出してきた青年に押し倒される。 側で黒子が恐ろしい形相になっているのに気づかないままその青年、ユウスケはシオマネキングを睨みつけながら美琴へと声をかける。 「大丈夫!?」 「えっと、あー……一応」 「よかった、士、こっちは大丈夫だ!」 完全に余計なお世話だったのだが、完全に善意の行為のようだし責めるのはあんまりだろう。 そのままユウスケが声をかけた方向に目を向けると、玩具のようにも見えるベルトを持った男が疲れたような顔で歩いてきていた。 「どうしてこの世界に怪人がいるんでしょう?」 「シオマネキング……スーパーショッカーの残党ってところか」 そのベルト、ディケイドライバーを見て黒子と美琴が表情を変えるがユウスケは気づかない。 士はディケイドライバーを装着し、一枚のカードを取り出した。 「どうやらこの世界でも、俺のやるべきこととやらは存在するらしい……変身!」 『KAMEN RIDE DECADE!』 カードをバックルに入れながら叫び、それと同時に士の全身を鎧が覆う。 マゼンダに黒と白のラインが入った奇抜なデザイン、緑色の目は昆虫の複眼を模したものか。 更に七枚の黒い板が現れ、仮面へと突き刺さり七本の黒いラインと変化する。 ディケイド、門矢士の変身する仮面ライダーである。 「ユウスケ、その二人を任せた、夏みかん、他に人が来ないよう見張っておけ!」 鍔の部分がノートのような形状の剣、ライドブッカーを取り出しシオマネキングへと斬りかかる。 シオマネキングも左手のハサミと溶解液で対抗するが、どちらが優勢かはすぐにその場の全員が理解できた。 「よし、ここは士に任せて君たちは早く離れて!」 ユウスケが二人の手を掴んでその場を離れようとするが動こうとしない。 「何してるんだ、二人とも早く!」 「黒子、あれって……」 「ええ、間違いないようですわ」 二人の視線はディケイドとなった士に固定されている。 ユウスケは一瞬顔を顰め、もう一度避難を促そうと口を開く。 ――直後、ユウスケの体は地面に倒されていた。痛みも衝撃もなく、いつの間に、誰に倒されたのか理解ができない。 「動かないでいたただけます?」 「なに、を――」 状況が分からないままとにかく立ち上がろうとするが、ドカドカドカッ!と電動ミシンのような音と共にその動きが封じられる。 慌てて体の様子を見るが、金属矢が服と地面を縫いつけていて動けそうにない。 「ですから、動くなと申しておりますの」 その言葉で、自分が助けようとした少女が何かをしたのだと理解する。 だがいったい何をしたのかが掴めない、ユウスケも士と同じ仮面ライダーとして戦い続けてきた戦士だ、直接倒されて気づかないわけがない。 黒子達はユウスケの方を振り向こうともしない、黒子の能力、レベル4の空間転移【テレポート】を利用した攻撃についてわざわざ説明する気などなかった。 『FAINAL ATTACK RIDE DEDEDECADE!』 ディケイドが再びバックルにカードを差し込むと同時に電子音が鳴り響く。 直後、ディケイドとシオマネキングの間に10枚のカードのようなエネルギーの壁が現れ空中へと浮かび上がる。 そのカードめがけてディケイドが飛び蹴りを放ち、次々とカードのエネルギーを吸収していきそのままシオマネキングの体へと直撃させた。 シオマネキングの体が吹き飛び、地面に倒れ伏したまましぶとくもがくが、爆発し跡形もなくなってしまう。 戦いが終わり、ディケイドライバーへと手をかけるが地面に縫いつけられているユウスケの姿を見てその手を止める。 「……どういうつもりだ?」 「それはご自身の胸に聞いた方が宜しいのでは?」 士の問いかけに挑発するように黒子は返す。 背後の美琴による「手伝おうかー?」という言葉は「これはジャッジメントの仕事ですの」と一蹴している。 「ジャッジメント? その年で裁判官か?」 「あらあら、ジャッジメントがわからないとは、外からの侵入者にしてももう少し勉強してきたらどうですの? 世界の破壊者さん」 「……またそれか」 ◇ 「指名手配犯……?」 ツンツン頭の青年、上条当麻は配られたプリントを見て眉を顰めた。 ペラペラなA4サイズの用紙には思わずコメントを避けたくなるセンスの仮面が印刷され、その上には「この顔にピンと来たら警備員【アンチスキル】へ!」などとデカイフォントで書かれている。 更に玩具のようなデザインのベルトやら、大雑把な身体的特徴が小さく書かれているがむしろこちらを大きくすべきなのでは、と上条は思う。 (何やった奴か知らねーけど、こんな目立つ仮面すぐ外してるだろうに) こんなインパクトのある仮面の写真を出されては、対して興味のない人間はそれ以外の情報などすぐに忘れてしまう、上条自身もその例に漏れずさっさとプリントをしまおうと動く。 「今渡したプリント、よく見てくださーい」 「へ?」 その動きを抑制する声に教壇の方へと目を向ければ、見た目12歳な酒好きヘビースモーカー女教師、月詠子萌がプリントをひらひらと振り回して声をあげている。 仮面以外に何か注目すべきところがあったのか、と上条は渋々しまいかけのプリントを机の上に戻して視線を落とした。 「えっとですねー、実は先生も詳しいことは聞いてないのですけど、アンチスキルの人が言うにはレベル5にも相当する強い力を持っているので、間違っても自分で取り押さえてやろう、等と考えないようにとのことですー」 子萌の言葉に教室がざわつく。 レベル5とと言えば一人で軍隊とも戦える、とまで評される学園都市に七人しかいない能力者だ。 上条もその内二人と出会ったことがあるがどちらも反則のような力を自在に操っていた、レベル0の上条からしてみれば別の世界の住人だ。 と、そこで先程の言い回しに違和感を覚える。 (レベル5『相当』……?) 能力者が相手だとしたらこのような言い回しはしないだろう。 だとすると考えられるのは学園都市の武器で武装した無能力集団【スキルアウト】か大人か……それも不自然に思える、銃器などを指して能力者のレベルで例えることなどないからだ。 (だとすると……魔術師か!?) 上条の背筋を冷たいものが走る。 星覇祭の最中に学園都市を支配下に置こうとした魔術師と激戦を繰り広げたことはまだ記憶に新しい。 無意識に拳を握るが、直後自分の机に丸めたメモ用紙が投げ込まれることで我に返る。 誰だ? と思いながら紙を開くと「後で話がある」という短い文だけが書かれていた。 周囲を見渡すと、金髪サングラスと目立つ格好で話を聞くふりをしている土御門元春がサングラスの下からじっとこちらに視線を送っているの気づき、頷いて答える。 (土御門が関係してるってことはやっぱ魔術師か! くそ、狙いはなんだ……インデックスは大丈夫だろうな!?) 「結論から言うと、相手は魔術師じゃないぜよ」 「…………は?」 放課後、上条は土御門に先導される形でいつもの寮への帰宅ルートからは外れた道を歩いていた。 裏路地のようなすぐに思いつく「人のいない場所」ではない、それなりに店などもあるのだが人通りのない、人気の無いスポットというやつだ。 そこでの土御門の第一声に、上条は思わず間抜けな声をあげてしまう。 「じゃ、じゃあ能力者なのか……」 「いーや、それも違う。どうやらこいつは魔術サイドでも科学サイドでもない、完全な第三勢力らしい」 「第三勢力……?」 その言葉で上条が思い出したのは、以前学園都市の人間になりすまし美琴に近づこうとしていた魔術師から聞いた話だ。 彼は上条を中心とした科学サイドと魔術サイド両方の人間による強固な人間関係を新たな「上条勢力」と呼び、二つの勢力のバランスを崩すのではないかと危惧していた。 この手配犯はそういった今保たれているバランスを崩そうと動いているのだろうか。 「詳しい目的や正体は掴めてない、ただこいつが魔術師に攻撃を加え、今学園都市にも刃を向けていることは事実だ」 「……? でも待ってくれよ、魔術師でも能力者でもない奴がそんなことできるのか?」 「現に行われてるんだからそこはできるもんだと思ってもらうしかないにゃー、問題なのは、こいつが魔術師と敵対しながら学園都市にいるってところだ。こいつは自分たちの敵なんだからこっちも黙っていられない、 なんて理由をつけて好き勝手学園都市をうろつかれちゃたまったもんじゃないぜい」 確かに敵を探す、という名目で学園都市の機密を探り出そうとする者は出てくるだろう、監視の目はあちこちにあるものの、今まで幾度となく学園都市内部に侵入してきた魔術師達を知っている上条としてはほとんど気休め程度なものである。 「一応今は実際に襲撃を受けた必要悪の教会【ネセサリウス】が人材を派遣するってことで抑えがついてるが……時間の問題だ」 「早いとここっちで捕まえないとまずいってことか」 「ま、それは実際アンチスキルやジャッジメントの仕事なんだけどな、カミやんは禁書目録を守ってほしい」 突然出てきた名前に上条の表情が険しくなる。 「インデックスが狙われてるのか!?」 「わからない、だが相手は『世界の破壊者』を名乗っている……禁書目録の十万三千冊の魔道書を利用する可能性もあるってところだ」 「世界の破壊……!?」 「ああ、こいつの名前は世界の破壊者ディケイド、最も自分で名乗ってるだけで本名かどうかはわからないがな」 ◇ 黒子は士から一定の距離を保ちながら、そっとふとももに巻かれているベルトにセットしている金属矢に触れる。 彼女のテレポートは強力な力だが、その制約も多い。 3次元から11次元への特殊な移動は複雑な式で計算しなくてはならず他の能力より脳への負荷が大きい、そのため痛みや動揺などで集中が切れてしまえば使用不能となる。 更に現状で最も厄介なのは対象物に触れなくてはならないということだ、極端な話テレポートで士を飛ばせれば床や壁に埋め込んでしまうことも可能だが、それにはまず直接触らなくてはならない。 だが先程の戦いを見る限りそれは容易なことではないだろう、一撃でもくらえば致命傷になりかねない。 「おい、誰に吹き込まれたかは知らないが、俺はもう破壊者なんかじゃ」 「犯罪者の言う事を聞く趣味はありませんの、大人しく捕まってくれるのでしたら弁護士がいくらでも聞いてくれますわよ」 「このガキ……ちょっと躾が必要なようだな?」 流石に少女に斬りかかるのは気が引けたか、ライドブッカーをしまい黒子へと駆け出す。 士の間合いに入る直前にテレポートを発動、士の真後ろに現れる。 「なっ……!?」 「相手を見た目で判断する、そういうのは死亡フラグですわよ?」 言いながら士へ手を伸ばそうとし、再びテレポートで間合いを離す。 直後黒子がいた空間を士の拳が通りぬけ、やはり直接触れるのは難しいと判断する。 「なんだ、クロックアップ、じゃないな……」 「降参する気になりました?」 「この、人が手加減してれば調子に乗りやがって……ぐあっ!」 ライドブッカーに手を伸ばした右手に金属矢が突き刺さる。 転移先の物体を押しのけて移動させるテレポートには、ライダーの装甲さえも意味をなさない。 士は右手を抑えながらその場に蹲ってしまう。 「まったく、気は済みましたの?」 「……いいや、これからだ」 「っ!?」 蹲り黒子の視界から隠していた左手に二枚のカードが握られていた。 黒子が再び金属矢に触れるよりも早く、一枚のカードをバックルに入れる。 『KAMEN RIDE KABUTO!』 電子音と共に士の纏っていた装甲が姿を変化させる。 青い複眼、緋色の装甲、そしてカブト虫を模した赤い角が目をひきつける。 カブト、天の道を往き、総てを司る男が変身する仮面ライダーだ。 「姿が変わった……?」 「黒子!」 何か攻撃が来ると思っていた黒子は予想外の出来事に思考を巡らせるが、美琴の声に我に返る。 起死回生の一手を打とうとしている相手に受身になるなど悪手以外のなにものでもない、だが黒子が行動に移る前にすでに士は二枚目のカードをバックルに差し込んでいた。 『ATTACK RIDE CLOCKUP!』 瞬間、世界が止まる。 慌てて金属矢に触れた黒子も、そのフォローをしようと駆け出した美琴も、拘束を外そうともがき続けていたユウスケも、全員が不自然な体勢のまま動きが止まっていた。 全てが静止した世界でただ一人、士だけが平然と動き右手に刺さっていた金属矢を引き抜き放り捨てる。 金属矢は地面へ落ちるが、その穂先から流れ落ちた血は空中で不自然に留まったままだ。 クロックアップ……カブトの持つ周囲の時間の流れを何倍も遅くする力である。 「まったく、厄介な世界に来たな……」 愚痴りながら黒子の背後へと周り、その首に軽く手刀を降ろす。 『Clock over』 再び電子音が鳴り、それと同時に時間の流れが元に戻り黒子は気を失いその場に倒れ伏す。 「なっ!?」 倒れた黒子と士を交互に見ながら美琴は驚愕に満ちた声を上げる。 彼女からしてみれば一瞬で士が黒子の背後に移動したようにしか見えないのだ、士もテレポートの能力を持っているという可能性が頭をかすめるがそれなら今まで使わなかった理由がわからない。 警戒を強める美琴に対して、士は疲れた視線を向けた。 「やめとけ、子供を虐める趣味はない」 その言葉に美琴の目つきが鋭くなる。 七人しかいないレベル5の第三位、そのプライドを逆撫でするには十分すぎる言葉だった。 「世界の破壊者だなんて名乗って、人の後輩傷つけて、それでそんなセリフよく言えたわね」 「お、おい待て! 世界の破壊者を名乗った覚えはないし、先に手を出したのはそっちだろう!」 「今更トボけたこと言ってんじゃないわよ!」 前髪から火花を散らし、叫びながら士へと雷撃を放つ。 側の黒子を巻き込むことを恐れたか狙いは甘い、なんとか回避に成功するが士は仮面の下で表情を歪める。 「今度は雷……なんなんだこの世界は」 ぼやきつつも新たなカードを取り出す。 クロックアップは時間を止めるわけではない、元々の速度が光速に近い雷が相手では回避しきれる保証はない。 雷に対抗するには―― 「こっちも雷だ!」 『KAMEN RIDE STRONGER!』 士の姿が再び変化する。 カブト虫を模した角に赤い装甲、それは先程のカブトと似ているともいえる。 そんな中、風になびく白いスカーフと装甲の胸に刻まれたSの文字、更に先程はスマートな印象だったフォルムからは力強さを感じるようにはっきりと変化していた。 ストロンガー、電気の力を扱い友人の仇を討とうと戦う熱き男が変身する仮面ライダーだ。 「また変わった!?」 「少し大人しくしてもらうぞ!」 『ATTACK RIDE ELECTROFIRE!』 電子音と共に地面へと拳を叩きつける。 拳を通じて放出された電流が地面を伝い、美琴へと襲いかかった。 (電気!? こいつの能力は――!) しかしレベル5のエレクトロマスターは伊達ではない、自分の電撃をぶつけて無理矢理に軌道を曲げる。 「そうか、あんたの能力は模倣【コピー】……!」 「はぁ?」 黒子との戦いでは空間転移、自分との戦いでは電気を操る士の力を美琴の常識で当てはめて思い浮かぶのはそれだけだ。 自分だけの現実【パーソナルリアリティ】による能力は通常一人一つしか持つことはできない、仮に美琴が黒子に空間転移の理屈を説明されたところで空間転移の能力が発現したりすることはない。 だがもしもパーソナルリアリティを読み取り理解する力があったらどうか? 相手の力を理解し真似ることができるのではないだろうか。 「上等、どこまで真似できるか見てやろうじゃない!」 瞬間、美琴の前髪から雷撃の槍が生み出される。 それは自然界で生み出される雷とほぼ同等の紫電で作られた、青白い光の槍。 その迫力に士もたじろぎ、焦りをのぞかせながら更なるカードを引き抜く。 「『あいつ』に撃った時よりは手加減するわ、私の力をコピーしてるってんなら、死にはしないはずよ」 『FORM』 「いけぇ!」 『RIDE―― 光の槍が放たれる。空気中の酸素を分解しオゾンへと組み換えながら突き進み、一瞬にして士の目の前へとたどり着き轟音を撒き散らし直撃する。 「……ちょ、ちょっと?」 それは美琴にとって完全に予想外の出来事であった。 彼女の考えていたようにレベル5のエレクトロマスターをコピーしているならば、いや、そうでなくとも先程のように電気を操る力を持っているなら直撃を避けることができたはずだ。 そう、今の一撃はかわされるのを前提で打ち込んだのだ、それだけの威力を持っている……直撃すれば、命の危険があるレベルの攻撃。 美琴の手の平にじっとりと嫌な汗が浮かんでくる、殺してしまったのだろうか? そう考えると自然と体が震えだす。 御坂美琴は人の死を平然と受け入れられる人間ではない、自分のせいで誰かが死ぬのであれば、自分の命を投げ出してでもその相手を守ろうとする人格者だ。 たとえ犯罪者であろうとも殺してしまって「やりすぎちゃった」で済ませられはしない。 「う、そ……」 「そう思うなら、初めっから撃つな」 「――っ!?」 ――CHARGEUP!』 雷撃の影響で舞っていた土煙が収まり、その中から平然と士が現れる。 その姿に先程と変化はない、胸の装甲に銀色のラインが入り、額の角も同じ色に染まっているが――ダメージはない。 「なんで……?」 無事だったことに安堵し、それ以上に恐怖を抱く。 先程の攻撃が直撃した、それは間違いない。だというのにダメージがないということは例え自分の力を利用したところでありえないはずだ。 「確かに凄い雷だったが、超電子の力には適わなかったようだな」 「超、電子……」 通常の電気技が通じない敵と戦うため編み出されたストロンガーの力、超電子。 その力はそれまでのストロンガーを遥かに上回り、幾度とないピンチを救ってきた。 未知の力に美琴は数歩後ろへ下がる、エレクトロマスターの彼女でも超電子などという物は聞いたことがない。 士の能力はコピーなどではないのだ、レベル5の自分をも上回る電撃使い……そう考えた瞬間、美琴はポケットから一枚のメダルを取り出し士へと向ける。 「おい、いい加減にしろよ」 「っ……!」 超電磁砲。 彼女の二つ名ともなっているこの技は美琴の切り札と言ってもいい。 直接の雷撃が効かなくとも、超高速の弾丸を受ければ無事では済まないだろう。 ……だが、その絶対的な威力こそが美琴を縛る。 直撃させては今度こそ殺してしまうかもしれない、美琴はこの超電磁砲をある一人を除いて人に向けて放ったことがないのだ。 このままでは負ける、だからといって切り札を切ってしまえば殺してしまうかもしれない、美琴の思考が限界に近づき、士も美琴が暴走しかねない状況であることに気づき迂闊な動きを取れない。 と、硬直状態に入りかけた二人の間を青い影が走り、次の瞬間には美琴の手にあったメダルが消えていた。 「え?」 「この場面で出すからには何かお宝かと思ったけど……どうやら大したものじゃなさそうだね」 「海東! お前今までどこに行ってたんだ!」 メダルをしげしげと眺める青い仮面の男、海東へ士が問い詰める。 ディエンド、士と同じように世界を渡る仮面ライダーだ、その姿は基点の色が青であることを除くとディケイドによく似ている。 「なにをする気かはわからないけど、何か切り札を使うつもりだったんだろう? 感謝したまえよ士」 「お前は……いつになっても相変わらずだな」 「仲間? そんな……」 親しいのか険悪なのかわからない会話をする二人を見て、美琴は表情を曇らせる。 士一人に苦労しているというのにもう一人など相手にできない、それに黒子が最初に拘束した青年まで加わってしまえば勝ちの目はほとんど消えるだろう。 思わず後ずさろうとするが、背中に人気配が現れ動きが止まる。 (うそっ、いつの間に後ろに――) 「黒子!?」 「お姉さま、一端退却しますわ!」 いつの間にか意識を取り戻していた黒子が美琴を連れてテレポートでその場から消え去る。 士と海東は辺りを見渡すがどこにも二人の姿は見つからない。 「残念、逃げられてしまったようだね」 「たくっ、いったい何だったんだ」 ディケイドライバーを外し、元の姿へと戻る。隣で海東も変身を解いて青年の姿になっていた。 「そうそう士、こんなものを見つけてきたんだ」 「何だ? ……指名手配、か、どっかの世界で似たようなことがあった気がするな」 「まったくだね、でもここはライダーとは関係ない世界だ……どういうことかわかるかい」 「ああ、嫌ってほどにな」 疲れ果てた表情で天を仰ぐ。 地下街を覆う天井を見ながら、士はその名を呟いた。 「鳴滝……」 第一話 END NEXT STORY「お宝、禁書目録」
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/40300.html
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? Blu-ray BOX 完全生産限定版 発売日:12月4日 ●初回特典 ◆キャラクター原案・neco描きおろし豪華収納BOX(予定) ◆スペシャルブックレット40p (原作・細音啓書き下ろし短編小説12p収録)(予定) ここを編集 2024年7月放送開始。 https //nazeboku.com 監督 南川達馬 原作 細音啓 キャラクター原案 neco、ありかん シリーズ構成 杉澤悟 キャラクターデザイン 加藤裕美 プロップデザイン 田中比呂人 サブキャラクターデザイン 宮澤努 モンスターデザイン 飯島弘也 2Dエフェクト・アクションディレクター 新井淳 美術監督 宮本実生 色彩設計 鈴木ようこ 撮影監督 杉山大樹 撮影監督補佐 大出高士、山口真樹 3DCG監督 濱村敏郎 編集 仙土真希 音響監督 明田川仁 音響効果 猪俣泰史 録音調整 藤原淳平 録音助手 関俣莉桜子 音楽 Akiyoshi Yasuda アニメーションプロデューサー 糀谷智司 アニメーション制作 project No.9 シナリオ 杉澤悟 絵コンテ 南川達馬 宮澤努 頂真司 藤澤俊幸 齋藤徳明 演出 project No.9 吉村朝陽 霜鳥孝介 清水翔吾 作画監督 加藤裕美 宮澤努 都竹隆治 拾月動画 新井淳 暁・火鳥動画制作集団 one ghost studio スタジオグラム Studio EverGreen 24FPS Pictures ZhengZhou 秦詩雨 孫恆睿 韓卉 彭麗穎 藤澤俊幸 ワン・オーダー グレーン セブンシーズ ラプラス・アニメーション 周 魏丽娟 左东秀 徐晨寅 梁家園 范冬冬 王晓明 松本謙一 時雨 星山企画 晴れやか 内堀雅人 李世種 所沢映画 知萌メディア 育松アニメーション製作会社 合肥板絵動画 葉子林 廖菲 胡雲涛 赵煜恵 楊振宇 安孝貞 ■関連タイトル なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? Blu-ray BOX 完全生産限定版 OPテーマ 世界輪廻 EDテーマ 途切れないで コミック版 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 1 原作小説 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 1 Kindleまとめ買い コミック版 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 1 Kindleまとめ買い 原作小説 なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? ホビー:なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/thmtg_mws/pages/518.html
魔符「全世界ナイトメア」/Universe Nightmare マナコスト (6)(R)(R) タイプ ソーサリー レアリティ レア 魔符「全世界ナイトメア」は打ち消されない。 すべてのクリーチャーとすべてのアーティファクトとすべての土地を破壊する。それらは再生できない。 人類の輝かしき文明が月を普遍に捉え、号外が世を賑わせた、その日の夜。人類の悪しき文明を携えた地獄の鴉が、地球のすべてを灰燼とせんとする様が、一人の少女の脳裏に映し出されていた。 《抹消/Obliterate》 参考 カードセット一覧/東方外来記