約 1,082,321 件
https://w.atwiki.jp/tsuirakusekai/pages/4.html
世界観 地理 歴史 社会 墜落船回収業 世界観 資源は船の他になく、汚染と悪意と暴力が蔓延するこの世界で、君は墜落船回収業者(スカベンジャー)となって人類の生存をかけた仕事の場に赴く。血と臓物が飛び交う、狂気の戦場へ。 這い回り泥水を啜り、屈辱と苦痛に耐えながら戦いぬき、そして得るものは僅かな利益のみ。それを浪費することで君の人生は流れていく。背後に屍体の山を築きながら歩いて行く。 きっと君は死ぬだろう。死ぬことにすっかり慣れるほど何度も。 地理 【墜落世界】 この世界はRPGのために作られた。そのために焦点と、敵と、報酬が用意されている。 焦点は墜落してくる宇宙船。 敵はこの世界そのもの。 報酬は外世界の資材だ。 決して飛ぶことのない宇宙船の世界、決して理解できることもない事象と物と人に囲まれながら、ひたすら消費を続ける世界にようこそ。 あなたが楽しんでくれることと嫌悪してくれることを共に願っている。 【墜落焦点】 世界の中心。ここを目標にして毎日のようにあらゆる世界から宇宙船が落下してくる。 正確な位置は地表あるいは地下数キロまでの何処かだと推測されているが、墜落船が山を作り、新たな墜落船によってその形が刻々と変わっていく場所で調査など出来る筈もない。そこに何があるのか様々な推測が語られてはいるが、確かなものは1つとしてありはしない。 もちろん、生物が住める環境でもない。燃える物は全て炎を上げ、爆発が頻繁に起きる。不安定な場所は歩くことすら不可能だ。 【墜落地帯】 この地域には宇宙船が1日に平均10隻の割合で墜落してくる。地盤が陥没し大部分が水域となっているのはそのためだ。墜落地帯で実際に人が上を歩く地面として機能しているのは墜落船の残骸であり、その面積は降雨量によって左右される。 実際の地盤は沈下を続けているが、間断なく墜落してくる宇宙船によって沈下は埋め合わせられ、見かけ上の高度は長らく変化していない。 適正科学協会の権威ある統計によれば、宇宙船は墜落地帯の中心を目標にして落下してくる。乗員の英雄的努力や気象条件によって若干のばらつきはあるものの、現在に至るまで墜落地帯の外に宇宙船が落下した例はない。 この現象の原因は引力あるいは磁力、霊的現象であると歴代の適正科学者によって推察されてきたが、実際に確かめられた例はない。 現在、墜落焦点と呼ばれる中心の上には夥しい数の墜落船が山を成しており、その航行機関と部材の燃焼や移動の困難さによって調査は事実上不可能とされている。 焦点の標高は日によって大きく変化するが、およそ1740m。大きな目で見れば、墜落地帯そのものが焦点山の広大な麓とも言える。 墜落地帯の生態は多様だ。殺戮衝動を励起された宇宙船乗務員については後述するが、その他にも宇宙船に人類以外の生物種が積載されていた場合、墜落焦点からある程度離れた場所でなら短期間ながら生存することが多い。 異なる世界から持ち込まれた種々雑多な動植物は墜落船の周りに混沌とした生態系を作り上げるが、大抵は別の墜落による環境の変化で一掃されてしまう。ここは生きにくい場所なのだ。 そんな中でだが、ごく稀に墜落地帯に適応し、数多くの墜落を生き延び、それなりに長期間生き続ける種もある。こうした種は大変に危険であり、汚染された環境で生き抜く強靭な肉体と研ぎ澄まされた野生の勘、場合によっては高度な知性すら備えている。 他に暮らしているのは獣を崇める精霊信仰の遊牧民と、何らかの犯罪を犯し街区に立ち入ることを禁じられた追放者だ。 遊牧民は強靭な体躯と強固な信念を持ち。あえて墜落船の直撃を受ける確率の高い地域に住むことを選択したことによる利点を持ち合わせている。すなわち墜落船への距離の近さだ。豊富かつ新鮮な人的資源を大量に抱えている彼らの群れは非常に強力かつ流動的な社会を形成している。 追放者たちは野盗となって墜落船回収業者を襲ったり、反社会的なカルトに入信して何とか生き延びようとしている。彼らは要するにモンスターで、墜落船の乗員動揺にあまり会話を期待できるような人々ではない。 【墜落船】 船は落ちて落ち続けている。その出身世界が一様でないことは回収されたガジェットからも明らかになっている。積まれている物資の傾向も、宇宙船そのものの推進機構も、お互いに矛盾する仮定に基づいた技術によるものだ。 しかし、ある程度の共通項は存在する。 墜落船の出身世界は人間がいる場所であり、その世界は地球と呼ばれている故郷の星の暦で20世紀後半までは大体同じような歴史をたどっている。使われている言語も、その頃の言語の発展形が大部分を占める。大抵は英語で、これを覚えておけば精読はともかく船内表示の類推程度は何とかなってしまう。 それと、主な乗務員は必ず人類だ。だが会話を期待することはできない。彼らは墜落の際に、その精神を元の世界に置いてきてしまっている。世界線のズレは認識の相違を生み、彼らが知覚している現実は、全く話の通じない怪物の群れに襲撃を受けているというものだ。あながち間違っていないが。 会話が成立しないので友好的な関係を築くことができない彼らが機能するのはただ一点においてのみ。お互いに協力して船への侵入者を撃退することだ。 もちろん、彼らを人間とみなして同情し、情けをかけたり意思の疎通を試みることはできる。やるのは自由だ。しかし、報われることは決してない。 【壁街】 宇宙船は水域に落下することが多い。つまり洪水が頻繁に発生する。 墜落地帯の外縁を成す崖はそれなりに水を防ぐ役には立つが、墜落焦点を大きく外れた墜落船の波には無力だ。それが巨大な船であれば尚更。 墜落地帯の外には普通の人間が住んでいて、洪水となって流れるのは汚染されきった水だ。これは大変に都合が悪いので、過去に莫大な労力と時間をかけて建設されたのが大堤防である。 地下部分と合わせると約13階層分の高さと300mの幅を持ち、200kmの長さを誇るこの巨大な構造物は、水および霧からの防護と墜落地帯への前哨として最初から人が住むようになっていた。通路の拡張と補修を繰り返し、ほどなく20万を超える人口を抱え込むようになった。 そしていつか、より実体に即した名前として壁街と呼ばれるようになり、今に至っている。 実際に人間が住んでいるのは、街区から見て地下部分にあたる下3層を覗いた部分になる。これら下部の階層は頻繁に浸水または水没するため、墜落地帯へ侵入するための通路としてしか使われていない。 そこから上の地上=中層部分になると通路の幅も広くなり、壁面のあちこちを掘り抜いた部屋が散見されるようになる。これらは住居として使われている他、墜落船から奪い取ってきたガジェットを貯蔵している倉庫や墜落船回収業者の事務所としても標準的だ。さらに場所によっては、広大な通路と軒を並べた商店で構成されるアーケードのような様相を呈している。外側に向かって広く門戸が開け放たれていて、街区の人間も頻繁に訪れることができる。 だが、そこから通路を一本外れるだけで、人類文明の華やかな前哨と精華としての壁街の印象は一変することになる。壁街中層においては、特に重要な区域を除いて照明も換気も配備されていない。今にも消えそうな瞬く遠い炎の中で動きまわり倒れ死んでゆくのは、栄光を夢見て訪れた人間の成れの果てだ。壁街は街区とは違って適正科学協会の締め付けが緩く、自由経済と貨幣が存在する余地がある。墜落船の競売を除いて、ほぼ放置状態だ。それだけに過酷な生活でもあるのだが、辞めたくなればいつでも適正化学協会の鉄の抱擁の中に、それが嫌なら墜落地帯の錆と炎の渦に戻ることもできる。それもまた自由だ。 だから未だ壁街中層に留まりながら生きている人間は須く夢と欲望を抱いている。痩せ衰えた身体で幽鬼の如く彷徨いながら、目だけは星のように輝いているのだ。 そして中層で死なず生き残ったものだけが辿り着けるかもしれない栄華の象徴が壁街の上層の数区画だ。高い場所であるために汚染もなかなか届かず、住んでいる人間の財力が高いために各種設備も娯楽も充実している。 ここを支配しているのは長く続く有名ないくつかの家門の緩やかな繋がりであり、彼らは互い同士を仲間かつライバルとして認め合った上で、友愛と相互扶助を旨として協力し暮らしている。つまりお互いの権力を維持するために、下から成り上がってきた新参者をカネとコネ、約束と脅迫で統率しているのだ。 【七街区】 墜落地帯を囲むようにある、いわゆる普通の人間が住む場所。分断された壁街の間から流れる七つの大水路によって七つに分かれていて、ここの街区は切ったケーキのような形になっている。 権力者の巨大な住居が周りを睥睨する下に、地面にへばりつくようにして労働者の薄汚い住居が立ち並んでいる。街路を衛兵が闊歩し、秘密警察じみた機構が暗闇から市民を監視している。 公共の福祉という概念が存在しないので、街路も住居も使えなくなったスクラップにじわじわと埋もれ、廃棄される区画が増えている。そのわりに人間は減らないので、街区は少しずつ外側への拡張を続けている。 全体的にオーウェル的なディストピア。夢も希望もなく、持てる者と持たない者の差は永劫にも等しく、過去は改変されてるし果てしないフレームと密告と拷問と強制自白と奴隷労働が社会を形作っている。 権力者ほど街区の中央より外側に居を構える。水路に流れている水は汚染され、得体のしれないゴミだらけに化物が出るし、壁街などまともな人間が近寄る場所ではないからだ。 【外側】 街区の外には何もない。岩と土しかない荒野が果てしなく茫漠と広がっているだけだ。生物もいなければ目立つ地形もない。表情を剥ぎ取られたような光景が、地平線まで続いている。 これまで出て行って戻ってきた者は少なく、そして何も無いことを確認できただけだった。戻らなかった者がどうなったのか知る方法はない。 なので今も続く大水路延長の現場までがこの世界の人間におけるこの世の全てだ。その先に何かがあるなんてことは考え付きもしないし、考え付いたとしても、その先には何も待っていない。 【空】 常に曇っているか雨が降っている。有史以来、雲の上に何があるのか確かめられた例はない。 切れることのない雲は墜落地帯から吹き上がる煙が主な原因と考えられているが、それだけとも思われていない。何せ絶対に晴れることがないのだ。 この蜘蛛は天蓋と呼ばれ、その上にあるものを墜落世界から隠している。あらゆる測定を狂わせる天蓋を見通す方法は今のところ発見されていない。 歴史 【現生人類の起源】 墜落地帯に暮らす人類がどのようにして世界線のずれを克服したのかは明らかになっていない。短いスパンで世代交代が行われるので、情報の蓄積と保持が難しいのだ。何らかの原因で墜落船乗務員から生まれた子供がこの世界で成長できたと見るのが一般的だが、あるいは墜落ではなく別の方法で世界にやってきたのかもしれない。 現在この問題はあまり重要視されることなく放り出されている。 【貴族の時代】 残っている記録の中で最も古いものは貴族という階級がこの世界を統治していた頃のものだ。 彼らは世界最初の墜落船乗務員の子供を僭称し、この血統は最初から世界に適応していたと主張していた。貴族の世界史によれば、人畜を教育し他の社会階級、つまり街族を作ったのは彼らなのだ。この後、街族は常に代わらず 、生かされて次の時代へと受け継がれる人類の精髄として社会の底辺を担うことになる。 この主張は現在の社会制度の中では封殺され根拠のない戯言として片付けられているが、大堤防と壁街の基礎を作ったのが貴族だったことは誰もが認めている。彼らは墜落世界の生活の基礎を作ったのだ。 しかしその後、貴族は墜落世界からの脱出にのみ血道をあげることになっていく。回収してきた墜落船を奇矯なやり方で合成し、宇宙船団を結成して飛び立とうとしたのだ。これは壁街の建設で疲弊しきっていた労働者階級に深刻な不満を巻き起こし、ついには反乱が起きた。それまでに配下の科学集団に実質的な権力の行使を任せきっていた貴族は敗北し、非適正技術と判断された宇宙船作製技術とともに墜落地帯へ追放された。 【科族の時代】 昔、貴族が世界を支配していた頃。その頃もやっぱり資源は墜落船しか存在しなくて、より良い生活を送るには墜落船に積まれている物資を理解するための理論や知識が必要だった。 そこで貴族は研究者を集めて言った。お前ら実用的な研究をしろ。と。科族という特権階級が生まれた瞬間だった。 しかし程なく科族たちは大きな問題に直面することになる。墜落船が数多くの異なる文化圏から落下してきているのはわかるが、違う文化圏の回収品同士では、その作動原理も手順も全く違うのだ。たとえ同じような動きを持つ装置であっても。 後の研究により空の上にあるものは一様な世界ではないという結果が出て定説として採用されたが、各科族は単一の文化圏の研究者の雑多なグループに別れ、それぞれ勝手に研究を進めていった。もちろん全体の統制などまるで取れていなかった。 これは現在に至るまでも同じだ。特に異端的な研究を続けた一派は名称すら変え、欠族として現代の科族社会にも波紋を投げかけ続けている。 とはいえ現在の水準から考えると、その頃が科族の仕事の最盛期であったといえる。多くの発見と体系化が成され、統治機構、食料の供給などが確立された。とにもかくにも一部の人間だけはそれなりに文化的な生活が可能になったのだ。 そうして世界の近代化を進める中で、科族は社会の仕組みの中に的確に自分たちの権力を増すための仕掛けを施していった。 この頃の科族は理想に燃え、怠惰で害悪しか齎さない貴族を排除して新しい世界を作ろうとする若い力だった。すべての仕事を貴族から奪い、彼らを外界からの情報から遮断された環境建築に押しこめ、その一方で街族にはプロパガンダを流し続けたのだ。君たちの生活が何をしようとも楽にならないのは奴らのせいだ。皆で科学的に正しく幸福が保障された社会を新しく作りなおそう。とか。 そして、世界最初の革命はあっさり成功した。それからは科族が帰属の果たしていた役割を忠実にこなしている。かつての理性は頑迷さと権力欲に取って代わられている。支配者の地位に就いた彼らには、仕事をこなす必要がなくなったのだ。 こうして科族の力は開発よりもむしろ抑制に充てられ、正しい科学の方向性を示す適正科学協会が発足した。世界からすべての知識と啓発を抹殺し、永遠に支配し続けるために。 【人畜について】 墜落世界の技術レベルは非常に高い。実質的には中世レベルといってもいいだろう。いつでも使える外世界製の物が手に入るのに自分たちで苦労して何かを作る必要はない。主な学問は外世界製品の解釈や解析に腐心するものだ。ついでにいえば物を修理することもあまり重要視されていない。先と同じ理由で、新しいものを拾ってくるほうが簡単だからだ。 ただ、一つだけ異様に発達をみせている技術がある。 人体の改変だ。墜落世界で唯一自主生産できるものが人間であり、環境汚染によって突然変異体がごく一般的に生まれてくることから、変異を方向付けてある種の目的に特化した人間を作る技術が発達していった。素体には墜落船の乗務員かその子孫が使われ、彼らは人間と言うよりも道具として扱われ、つけられた名前は『人畜』という。世界線のずれによる認識の相違は受け継がれないものの、最初から道具として生まれてくることになっている彼らが自我を獲得するだけのポテンシャルを持ち、それらを活かすだけの教育を受けられる機会は非常に限られている。 【獣族の誕生】 科族が権力を奪取し、思想的技術的統制が厳しくなってきた頃から墜落地帯へ追放される人間の数は増える一方だった。彼らは身を守る手段を持たず、炎熱に炙られながら破片の中を歩き回り、生きるためにはなにをするにも躊躇うことを許されなかった。 そんな彼らが人間性を維持するためには宗教が必要だったのだ。そして威白梟が登場する。 彼は追放者たちに、多用性について説いた。また際限ない多用性の無為について説いた。彼が再発見し利用したのは祖霊信仰であり、それぞれの部族が祖霊の形態と信仰をもって行動することで墜落地帯における人類の全滅を可能な限り遅らせようとしたのだ。 そしてお互いに交わりながら移動を続ける部族は常に死に続けているが全滅することもなく、拠点を持たずに移動が交差する時に情報と物資を交換する方法は、効率にはかけるが柔軟で強靭だった。結果、失われずに残る手法や知識は科族のものより獣族のほうが多くなっているほどだ。 当然ながら適正化学協会とは不倶戴天の敵ではあるが、原始的手法に立ち返った獣族はよく戦い、今に至るまで駆除部隊との戦闘を潜り抜けてよく生き残っている。 【擬人の登場】 最初はただの墜落だと思われていた。巨大な船ではあったが、通常の墜落船と外観は変わらなかったし、手をつけるにはあまりにも墜落焦点に近かったので放置されていた。その船から蟻のような擬人の群れが湧き出してくるまでは。 彼らは機械のような外見を持っていたが、食事によって代謝をまかない有性生殖を行い、さらには遺伝子情報の大部分は人類のものだった。というよりは人類だった。ただ違うところは、生殖の最終工程を担う大機母がいたところだ。 大機母とは擬人の遺伝子情報を入力されると周辺の素材をかき集めて擬人の体を構成する装置で、それには既に大量の遺伝子コードが入力済みだった。異様な勢いで周辺の墜落船を食い荒らし擬人を量産する船の存在に科族が気づいた時には、擬人たちは状況を理解し対処するための行動を開始していた。 街区の侵略だ。生産を大機母に頼る擬人たちはいつまでも墜落地帯で生産を続ける訳にはいかない。墜落船の直撃を受けてしまえば、種族自体が滅びることになってしまう。 彼らは生き残りをかけて第二街区に奇襲攻撃を観光し、占領した。そこで適正化学協会と講和を結び、生活圏を確保することに成功した。 今では大機母の移動も終わり、侵略の記憶も薄れつつある。通常の人類とは未だにうまくいかずギスギスとした関係ではあるが、擬人は墜落世界の一角にしっかりと根を張った。 【現在】 世界は今まさに終末を迎えようとしている、という話は常に語られ続けてきた。何度か変化が起こる時には特にそうだ。 墜落世界の情勢は安定したことがない。 現在もまた、 壁街の有力企業は独立を目論み 適正科学協会は第二街区を奪還しようとし 大機母の機能は低下を続け 獣族は次々に野生化し 人畜は地下組織を作り 欠族は内破による世界改革を目指し 街族はまた鬱屈して爆発寸前だ とまあ、いろいろ問題がある。PCは一介の墜落船回収業者なので世界情勢に関わることは少ないかもしれないが、気にしておけばいざという時に慌てずに済むだろう。 そして、いざという時は確実に来るのだ。 社会 【四大勢力】 墜落世界には大きく分けて四つの勢力が存在する。 科族による適正科学協会と、それに統治される街区の街族 大機母を中心にして暮らす擬人 墜落地帯へで遊牧生活をしている獣族 壁街を運営している墜落船回収業者組合 獣族と街族が墜落世界の最大派閥で、欠族は家族の家系の1つだ。擬人はそれとゆるやかな提携関係にある。擬人はまた、敵対関係にある獣族と科族・街族サイドとの緩衝役も果たしている。 人畜はどこにでも居る。 壁街は名目的には適正科学協会の統治下にある街区の一部だが、そこを運営している墜落船回収業者は様々な出身からなる雑然とした集まりだ。世界唯一の資源に直接当たる立場にいることから発言力も強く、半ば街区からは独立している。 【適正科学協会】 人類の生存のために外世界の技術を蒐集研究し、役立つものがあればこれを利用し人口に膾炙させ、危険なものは排除し再発見を防止する組織。 というのは建前のことで、革命前の金言にすぎない。現在の適正科学協会は技術の独占と派閥争いに腐心する凡庸な権力機構にすぎない。元々は研究者の集まりに過ぎなかった適正化学協会が権力を奪取し、人工の大多数を占める街族の支持もないままに維持できている理由は、ひとえに直接的な暴力で彼らが最強だからである。これにつきる。 選択育種と突然変異に頼っていた人畜の品種改良を胚珠操作にまで進化させ、その技術を独占した科族は、墜落世界最強の戦闘用人畜を作り出し、その量産化に成功したのだ。 墜落船回収業者にとっての経済制裁部隊、また獣族にとっての駆除部隊にあたる彼らは街族と擬人にとっても秘密警察でもある。機械よりも機械らしく恐れも躊躇いも見せずに監視し、告発し、破壊する彼らは墜落世界が生み出した恐怖の象徴であり、しかも際限なく生産され続けている。 【普通の人々】 そうした社会で暮らす一般市民であるところの街族はどんな暮らしをしているのか、ということになると、これが実は働かなくても生きていける。 突然変異を繰り返す毒々しい色の黴に塗れた掘っ立て小屋で血が混じった咳をしながら起き上がり、回収品の食料プラントに16時間並び、明らかに危険信号っぽい刺激臭のする灰色のペーストを飲み込んで家に帰って寝る。これを繰り返せば少なくとも働く必要はない。ただしこれには条件があり、家のスペースを何らかの手段で確保していることと、一切の私有物を諦めることと、一生を疫病と飢えの中立で立ち続けることと、一生が1500週も続かないことだ。 これらを脱出する方法は3つある。超高倍率の就職試験を潜り抜けて何らかの職業に就くこと、犯罪に手を染めること、全部諦めて死ぬことだ。 街族の就職先も大きく3つある。1つは街区に据え付けられた各種プラントの保守点検、2つ目は科族の補佐をする下級事務員だ。これら2つは非常に就職が難しい。というのもそれらに特化された人畜がすでに存在するからで、汎用性の求められるポストはあまりに少ないからだ。そこで3つめの選択肢がでてくる。墜落船回収業者だ。 これは死亡率が高い仕事なので人員も高回転で就職率も悪くない。賃金が貰えて、これは街区でも流通している。 こうして街族は壁街を目指し、実際には街族全体の3~4割が常に回収業に携わっている。 【大機母】 擬人を生み出す機械は常に素材を必要としている。故郷の世界では精製された純粋な金属と肉を入手することができたが、墜落世界ではそうもいかない。大機母は擬人以外のものを生み出すことができないために精製施設がないのだ。自らの構築手段さえ失ってしまった擬人たちから適当に供給される素材に痛めつけられて、彼女は機能を低下させている。突然変異をもった擬人の急速な増加はそれを裏付けるものだ。 しかし、擬人の生産は止めることができない。そうなれば大機母の劣化を押し止め、過去の膨大なテキストの中から失われた技術を探している擬人たちさえ、すぐ死滅してしまう。湿度と毒性に満ちた環境のせいで、半ば機械と化している擬人であっても寿命は非常に短く、街族と殆ど変わらない。そのせいで技術の消失が続いているのだが、彼女としてはどこかある時点で盛り返しを図れるだけの資材と技術を確保できることに儚い希望を託しつつ、擬人を作り続けるしかないのだ。 【擬人の社会】 彼らは地球起源の人類だが、過去のある時点で機械との融合を果たし、遺伝子情報にそれを盛り込んでしまうことに成功した種族だ。 厳格な階級と生まれながらにして決められた役割に縛られた彼らは複雑に分化していた。人体設計思想としては人畜同様だが、各人が十分な教育を受け、自らが社会に果たす役割を自覚して、擬人は高度な技術と思想を持つ社会を築き上げた。 それもまあ、墜落世界に落ちてきてからはだいぶ変化してしまった。現在のところ生産されているのは『キーパー』『リサーチャー』『スカベンジャー』の3タイプのみ。それぞれ大機母の保守、過去の技術の再発見、大機母への資材の供給を担っている。必要なもの以外を切り捨てているうちに、図らずとも科族・街族サイドと似たような構成になったわけだ。 違うタイプ同士の交配は可能だが、その結果どちらのタイプとしても機能しない個体であることが多いので、殺されるようなことまではないものの、歓迎はされない。 彼らは大機母の復調と、それによって訪れる全面的救済を信じている。そのためには仇敵のかぞくが利益を独占しがちな墜落船回収業に進出することも辞さない。周囲を原始的な人類に囲まれて窮極のマイノリティになってしまった擬人にとって、それが唯一の希望なのだ。 とはいえ、擬人の生活水準はそんなに低くはない。墜落船回収のモチベーションが原始人類より一段階高い彼らは優秀な回収業者であり、また無為に暮らしている者がいないという恐るべき種族特性によって高い成果を上げている。普通のスカベンジャータイプであっても、それなりに清潔な家に住み、回収品を貯めこんで暮らすことができる。 【獣族の社会】 獣族はアニミズムに傾倒した犯罪者の子孫だ。現在において、墜落地帯へ追放された犯罪者が生き残る方法は獣族の部族の何れかに加わる以外にないので、その気がなくても結局トーテム動物を持つことになる。 部族の長は最も高齢の者が勤める。そのまま権力は年齢が高い者から低い者へと流れるが、そこに例外がある。 その例外である巫覡は部族内でトーテムの寵愛を最も受けた者とされ、それによって降ってくる墜落船を避けて移動することすら可能になるという。外したらどのみち全員死ぬわけだが。 通常、巫覡はトーテム動物の特徴を最もはっきりと体に示しているものが選ばれる。それだけトーテムに近いというわけだ。また、新参者は年齢にかかわらず権力の最下層に位置することになる。しかし、彼ら新参者は墜落地帯の外で生まれ育ったわけで長生きすることが多い。つまり長老もまた部族の生まれでないものが多くなるのだ。 モラル面もまた、トーテムの性質に大きく関わってくる。動物の行動を真似るのだ。 彼らは蛮人とはいえ知能に問題があるわけではない。むしろ科族よりも実際的に物を見る傾向にあり、末端レベルの知識は街区の平均を上回ることすらある。 それ故に、彼らはトーテムの知識を墜落船に搭載されている書物やライブラリから得て、それを蓄積している。そのデータ量は侮れず、またそれを理解することにかけては部族の伝承者に敵うものはいない。 大量のデータの中には大量の関係ないものも含まれていて、それがまた役に立ったり必要になることもあるだろう。 彼らは人畜を飼い、食べ、乗り、汚染された錆の島に生息する異星の動植物を狩猟採取したりもする遊牧民だ。というより悲しいことに農耕する土地がない。 採ってきた生物はそれなりの処理をして食べるが、それでも汚染は体内に蓄積され、街族と比べても寿命は短い。一生を墜落地帯で過ごしたとしてだいたい1050週。それ以上を生きようと思えば壁街へと行くしかない。自らの部族に背を向けて。 さらにアレな話だが、そうして長生きや名誉、財産のために部族を抜けて出て行く者の余命は、部族に残るものより遥かに少ない。壁街で就職しても、比較的安全な墜落船解体などの作業に携わることが、適正化学協会の締め付けが厳しいために不可能だからだ。彼らはちさな、半ば非合法な会社に所属することになる。 墜落船回収業 【墜落船回収業の一般】 この世界で資源と呼べるものは墜落船だけだ。故に墜落船から物資を回収して生活に充てる作業が人類にとっての最重要事項となる。これを墜落船回収業と呼ぶ。墜落世界の主要事業だ。 回収業は主に壁街を起点とした墜落船回収業者のカンパニーによって行われている。他には獣族の略奪などの例もないではないが、獣族には流通経路と組織性がないために、その規模は無視できるようなものでしかない。 【墜落船回収業者】 壁街に根を張る種々雑多なカンパニー、その中でも特に巨大で数千人規模の雇用を抱えるカンパニーの代表者が集まって作る会議のようなもの。回収してきたガジェットの値段や封殺される技術の交渉などを科族相手にこなすことが役割。 壁街は適正科学協会の支配下にある、ということになっているが、実際に回収業を運営し物資を持ち帰るのは回収業者だ。科族にその能力がない以上、交渉で力を持つのは回収業者組合の方だ。 壁街では追放者であるはずの獣族や他街区には立入禁止になっている擬人が普通に暮らせることも譲歩の例だ。さらに街区から独立し対等に取引することと、壁街では押さえ込まれる街世界技術を無くす方向で交渉がじわじわと進んでいる。今のところ、それを押し留めているのは科族が持つ最後の手段としての経済制裁部隊だけだ。 【燃料兌換紙幣EU(エネルギーユニット)】 墜落世界の資本は貴金属でも労働力でもなくて燃料だ。貨幣単位であるEUは科族の1人用冷凍棺を1時間作動させるための電力を発生させるだけの燃料と等価になる。 ここから連想できる通り、発電の基本は火力だ。 【回収業までの流れ】 まず船が落ちてくる。適正科学協会その他の観測員によって、その落下地点、所属すると思われる文明、規模と種類を記録される。 その船の最低価格が算出され、入札管理局へデータが回される。この時点で回収不可能な船や危険度が高すぎて割に合わない船はお蔵入りになる。例えば水没してしまったもの、爆散してしまったものなどがある。これらお蔵入りの船が墜落船全体の8割を占める。 回収作業が可能と判断された墜落船には買い手を募集する。ここで売り渡されるのは墜落船の所有権のみであり、これも適正科学協会が保証する限りのものだ。 【大手回収業者の場合】 大人数の作業員と設備を抱えた墜落船回収業者の場合、狙うのは巨大な移民船であるとか、軍艦であるとかのとにかく大きな船で、なるべく壁街から近いものだ。 これらの船は人気が高く、回収権の購入は競りで行われる。一旦落札すると、まず拘束チームが突入して中にいるモンスターを排除。その後に調査チームが送られて内部を詳しく調べ、壊れやすいものや軽くて小さな貨物は先に運び出される。 その後が長い。少人数のチームでは運び出せない巨大な機械やプラント、挙げ句の果てには外壁や骨組みなどを運び出すために、墜落船を文字通り骨までしゃぶる解体作業が始まるのだ。 数百人の人員と重機を使用するこの作業は百周以上に及ぶこともあり、現場までのルートはしっかりと確立され、周囲と現場には武装した警備員が詰める。それでも新たな船が落ちてくることは防げないので、場合によっては獣族の巫覡の力を借りたり、大掛かりな時には船そのものを移動させることもある。 そうしてエられた莫大な資材と貨物は、一旦適正科学協会に買い上げられたうえで街区の市民に配給される。カンパニーはその代金で給料を払い、新たな機材と人材を買い入れ、次の墜落船を買うのだ。 【独立系墜落船回収業者】 大手回収業者のような人員も機材も持たず、持っているのは時間と命だけ、というような小規模なカンパニーもまた多い。 そういう回収業者は大型の船を落札しても割に合わない。能力不足で回収しきれないのだ。なのでなるべく小型でユニークな船を選び、そこで何か高価なものを見つけて一攫千金、というパターンを狙うことになる。宝くじみたいな確率だが。 これらの船は大型船に比べ数が多いので競争率もそう高くはない。入札は行われず、入札管理局の壁に張り出されている情報をチェックし、提示されている値段を支払えば後は好きにしていいという仕組みだ。 大手のような段階を踏んだ回収作業は行えない。予備調査もルート確保も警備も無しだ。墜落船がどこにあろうとも、一直線に進んで内部に突撃し、金目の物を、そしてなるべく軽いものを根こそぎにして、また一直線に帰る。 多くの場合、回収作業は一往復で終わる。何度も墜落地帯の整備されてない道を行ったり来たりするのは危険過ぎるのだ。 そして持ち帰ったものを適当に売りさばいて次に備えることになる。 常に墜落船の落着状況に目を光らせ、これだと思った船に向けて一直線。生活は荒れるし厳しいが、ここにはアウトローの希望がある。 【世紀の入札以外の方法】 非常に危険で、発覚すれば良くて処刑、悪くすれば追放されてしまうが、正規の手続き以外で墜落船の回収作業を行う方法がある。 つまりこっそり潜るのだ。大手回収業者の作業場に潜り込んだり、惜しくも購入しそこねた船に、正規の購入者よりも早く行くなど。 他にも、なぜか競売の対象にならなかった墜落船を自分で突き止めて潜ったりしてもいい。ただ、全ての墜落船が観測されている以上、入札対象にならなかった船にはそれなりの訳があるものだということは忘れないように。 【墜落船回収業に付随する職種】 直接の回収、回収の他にも、例えば墜落船の観測、回収してきた資材の物流、書類の処理やカンパニー間の折衝などに多数の人間が従事している。だが、これらの仕事は専門職として成立するのはある程度の規模を持ったカンパニーにおいてのみだ。 それらカンパニー内の職種とは別に、壁街の中での小売業や津波の被害を食い止めるために下層で働く防水士は、墜落船回収業者組合の傘下ではあるものの、独立している。 特に防水士は、壁街下層を頻繁に行き来する回収業者にとっては馴染みになりやすい職業だ。どんな津波がきても回収作業に出かけられるのは、彼らの不断の努力によるところが大きい。常に感謝の心を忘れないようにしよう。 【経済制裁部隊】 墜落船回収業者は世界の前線に立つ兵士だ。だから例外なく武装し、精神と肉体は鍛えられている。彼らは借金をして墜落船を買い、そして儲けをあげられない。借金を踏み倒し、自分のものではない船に平然と略奪行為を働き、もはや野盗と変わらないところまで自らを落ちぶれさせ省みることがない。そして危険な技術を発見し、それを利用して利権を確保しようとするのだ。 ということは日常的に起きている。それの抑止力として適正科学協会は戦闘人畜の精鋭からなる経済制裁部隊を送り込む。 経済制裁部隊のコストは一般の人畜と比べてそう高いものではない。既に育成のための方法論と設備は整っており、消耗を補填するための待機員も常に用意ができている。 脳を持たず科族の環境建築から発信されている電波によってコントロールされている彼らは世界最強の生物だ。いかに裕福なカンパニーであろうと彼らを敵に回して長く生き延びることはできない。 【墜落船回収業者の目的】 はっきりしている。豊かな生活を送ることだ。壁街は堤防の中に作られた居住区で、その上の階層に登れば登るほど環境は良好になり、生活費は上がってゆく。 生まれ落ちた時に何も持たなかった者や、失脚して地に塗れた者が唯一不潔な地面から這い上がり栄華を掴むことができる場所、それが壁街の上層なのだ。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21856.html
登録日:2012/03/31 Sat 21 50 26 更新日:2024/07/02 Tue 22 38 08 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DQ もっと不思議のダンジョン ダンジョン トルネコ トルネコの大冒険3 ドラクエ ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン 理不尽 異世界の迷宮 高難易度 魔宮 \ようこそ、魔宮へ/ 概要 異世界の迷宮とはトルネコの大冒険3に登場するダンジョンである。 このダンジョンはいわゆる「もっと不思議のダンジョン」にあたり階層は99階あり、レベル1スタート、アイテムは大きなパン1個(プレイヤーがポポロの場合はさらにうみどりの爪)のみといった条件で入ることができる。 だがこの異世界の迷宮はトルネコシリーズはおろか不思議のダンジョンシリーズ全体で見ても屈指の難易度を誇るもっと不思議のダンジョンになっている。 高難易度の原因として、 ●出てくるアイテムがほぼ未識別。しかもその中に、使うまでわからない呪いや人食い箱が潜んでいる。 ●ハラヘラズの指輪やその他の非常に強力なアイテムがない。代わりにあるのはしあわせの指輪、踊り草など大量のしょっぱい空気アイテム。 これらは他のもっと不思議のダンジョンにも言えることだが、この他に異世界の迷宮独自の難しさとして、 ● 従来のシリーズよりもレベル上げに必要な経験値がかなり高め。 (これは本編がダンジョンを出ても、レベルが下がらない仕様であり、それに合わせて敵の経験値が設定されているため) ●レベル上げを前提としているため、序盤のモンスターの攻撃力がむちゃくちゃ高い。ダッシュさえしなければ大抵の先制攻撃を防げるが、当然神経はすり減らされる。 ●従来のシリーズで存在したミニデーモン狩り、オニオンブレット狩りといった安易な稼ぎが排除されている。 ● 固定大部屋モンスターハウスが存在する(20F、40F、70F、81Fに存在)。ランダム大部屋MHが無いのが救い。 ●遠くから装備を奪うすいとりの石像、爆風で大ダメージを与えるメガンテの石像など、マイナス効果の石像が多数存在する。 ● 出現するモンスターも凶悪であり、対処を間違えると一気にゲームオーバーになってしまう。 ●更にポポロはトルネコと比べ難所になる階層が多く、難易度がひときわ難しくなっている。 などが挙げられる。 各階層の解説 〇1~15階 スライムやいたずらもぐらといった序盤でお馴染みのモンスターが最初に出現する。 ちなみに1階は初期配置によってはスライムに囲まれてしまい殴り殺されることが多く、異世界の迷宮でもっとも死亡が多い階だったりする。 最大HPの1/4を超えるダメージを与えるのもザラであり、ちょっとの空振りが死に直結してしまう。 8階以降からタップペンギー等の体力が少し高めの敵が出現し始め、難易度がさらに上がっていく。 特にペンギンの処理を怠って多くのプレイヤーがリンチ、または仲間の混乱による裏切り死を味わった。 〇16~20階 (通称 メルゾーン) ここから敵の体力、攻撃力が一気に上がり、うかつにダッシュを使ったりすると敵に先制を受けすぐに体力を0にされてしまう。 また20階は大部屋モンスターハウスになっており、異世界初心者の最初の山場となる。 〇21~25階 (通称 ヒョウマゾーン) 16〜20階に出現した敵よりも攻撃力の高い敵が出現する。 特にひょうがまじんは矢や杖といったものが効かずまともにやりあうと苦戦を強いられる。 〇26~30階 (通称 ゾンビゾーン) ゾンビ系のモンスターが多く出現する階層。 16〜25階の敵と比べ、攻撃力が低く対処もし易いため前の階層よりも突破は容易。 しかし、アイテムを投げつけられる恐れがあるので、アイテムを部屋に残さないようにする必要がある。 28階からは通路で先制攻撃を防げなくなるが、ダッシュし放題と割り切れる分精神的には楽かも。 〇31~35階 (通称 バーサーカーゾーン) 26~30階のゾンビ系の種類が少し変わるがそれよりもバーサーカーが出現することで危険性が上がる階層。 バーサーカーがレベルが上がりきる前に倒すか降りるかを迫られる。 〇36~40階 (通称 ゲーツゾーン) プレイヤーに状態異常をかける敵の多い階層。 特にげんじゅつしはポポロだと仲間モンスターと分断される危険があり非常に厄介なモンスターである。 40階にある大部屋モンスターハウスはげんじゅつしの存在が厄介ではあるが、敵も飛ばすこともあるためガチンコ突破も意外と可能な階になっている。 〇41~45階 (通称 浮遊ゾーン) 壁が存在しない谷のフロアになっており、空を飛べる浮遊系が多く出現する。 降りた瞬間の開幕が最も怖いゾーンであり、壁のないせいでフロアの敵がこちらに一気に迫ってくる上、ポポロに限っては大目玉が部屋内にいると仲間に混乱により殴り殺される可能性が非常に高く、泣く泣く仲間を解雇するハメになる場面も多い。 〇46~50階 (通称 水ゾーン) 水中に入れるモンスターが多く出現する階層。 前の階層と比べ開幕の危険は少ないが水中に潜る敵やデビルアンカーの存在、石像多発ゾーンであるためポポロだと仲間の事故死が多く、さっさと降りたい階層。 〇51~60階 (通称 剣ゾーン) 敵の体力、攻撃力が高く痛恨やため攻撃などをしてくる敵が多い階層。 しかし、経験値の非常に高いエリミネーターが出現するため後半に備えてできるだけ粘ってレベル上げをしたい階層でもある。 〇60~65階 (通称 悪ゾーン) 51〜60階よりも更に体力、攻撃力の高い悪魔系の敵が多い階層。 前の階層と同じく経験値の高いデビルロードやフライングデビルが出現するが、トルネコの場合だと装備が整ってない場合非常に危険なため即降りが推奨される。 逆にポポロはそれらのモンスターをできるだけ仲間にしたいところ。 〇66~70階 (通称 爆ゾーン) ポポロだと理不尽極まりない階層。 リビングハンマーやばくだん岩の自爆による仲間モンスターの爆死、ブラッドハンドによる分断、しまいに石像多発ゾーンといった恐ろしい階層。 無論即降りが推奨される階層であり、仲間モンスターを何体生き残させられるかが大事になる。 トルネコの場合も自爆ダメージが爆発よけの印がなければ非常に痛いので注意しなければならない。 70階の大部屋モンスターハウスは草の神の壺+まどわし草以外だと無傷突破は困難である。 〇71~75階 (通称 ラットゾーン) トルネコだと装備が整っていれば怖くはないが、ポポロだと浮遊ゾーンと同じく開幕が怖い階層。 サンダーラット、プラズママウスが出現するため目潰しによる仲間の裏切り攻撃が怖い。 また石像最多発ゾーンなためそちらにも注意が必要。 〇76~80階 (通称 竜ゾーン) ドラゴン系の敵が多く出現する階層。 通路でいきなり炎を浴びせられて体力をガリガリ削られていくため、焼き殺されないように体力を気にしながら進む必要がある階層。 〇81~99階 (通称 魔窟) 81Fの大部屋モンスターハウスから始まる魔宮といっても過言ではない最後にして最大の山場。 すべての階層の嫌な部分をすべて積み込んだような階層になっており、魔法耐性持ちのランガー、キラープラスターや圧倒的な高火力と搦め手を兼ね備えるデスマシーンで構成される魔窟三強の出現、ようじゅつしの余計な手厚いサポート等まともにやり合っても勝てない敵が多く、持てるアイテム全てを駆使して即降りしていく必要がある。 また90階以降は低確率だがフロア内で40ダメージの炎を飛ばしてくるダースドラゴンが出現するようになり、出現したら即座に対処する手段を考えないとすぐに焼き殺されてしまう。 GBA版はようじゅつしがこちらの見えない所で敵を次々とドーピングするように強化されてしまったため、ようじゅつしとの連携で毎ターン計160ダメージの炎を飛ばすオオイカリダースドラゴンが爆誕することも。 ちなみにPS2版では、 あめふらし ミステリードール フライングデビル いしにんぎょう ランガー ダースドラゴン の6種はここでしか出現しない。とてもハードルが高いが、ポポロでこいつら全員を仲間にすることも異世界の迷宮の最終目標の一つに挙げられるだろう。 一方GBA版は特殊モンスターハウスの導入により、あめふらしを除く5種を他のダンジョンでも仲間にすることが可能となった。唯一残されたあめふらしも、低層で出現するので仲間にするのはそこまで難しくはない。 余談 某動画では本ダンジョンをポポロでレベル99、ダースドラゴン10匹を仲間にして突破するという偉業を成し遂げた人物がいる。 また、外部サイトには異世界の迷宮単独攻略に特化したwikiがあることから、このダンジョンの根強い人気を物語っている。 追記・修正は異世界の迷宮をトルネコ、ポポロの両方でクリアしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 因みにダースドラゴンはGBA版だと魔物の壺を投げると出現することがある -- 名無しさん (2015-01-22 18 00 07) ガチでクリアした人尊敬するわ 不思議のダンジョンシリーズ全般に通して1.2か争うレベルの最高難易度を誇るダンジョンを突破するなんて -- 名無しさん (2016-09-19 07 54 42) 履歴に上がってきて、また何かなろうの異世界ものかな?って思ってしまった -- 名無しさん (2023-07-07 13 10 04) 実際検索すると似たようなタイトルのなろう系が出てくるのであながち間違いでもない。まぁ、このダンジョンは逆なろうとも言うべき難度だが。ゾンビゾーンまでたどり着ければしばらくは楽になるんだがね -- 名無しさん (2023-10-27 01 23 01) ダースドラゴンは前作ベビーサタンばりにアイテムドロップするので、仕様を知らないと苦労して倒しても仲間判定にたどり着けない罠がある -- 名無しさん (2024-02-16 16 49 34) ひたすら難易度上げとけば良いわけじゃないんだぞ! -- 名無し (2024-02-23 11 56 56) ちなみに余談の人は異世界RTAの記録持ちでもあるくらいの廃プレイヤー -- 名無しさん (2024-07-02 22 38 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/heiwanokoto/pages/15.html
さて、今度は世界の国々の平和を考えてみましょう。 さて、みなさんは戦争のない国を知っていますか? それを難しくいうと永世中立国ともいいます。 その永世中立国のスイス。これはもっとも古い1815年に初めて決められました。 ほかの国も永世中立国にすればいいのにと思います。
https://w.atwiki.jp/konohiroisekai/pages/118.html
現在敵勢力 妖魔帝国 天界の地下世界の勢力、妖怪だけで構成されている 地下世界の支配を目論むようだが 雲の砦の妖怪も同じ勢力である 機械帝国 ザガーターや混沌軍の影響で中立派がではじめている・・・かも? 機械が世界を掌握すれば失敗のない完全世界ができると信じている その主張は大衆からは受け入れられず武力による制圧を始めた 未来にて追いつめられた帝国はパラレルワールドの過去、現在の世界に都市ごと来た 彼らの元いた世界は魔素が薄かったため、こちらに来てから開発されたMAと非常に大きな差がある 混沌軍やザガーターと完全敵対している 暗黒の魔道具 道具を持ってるものや道具の影響を受けたものがそれぞれ暗黒の魔獣として活動している。 混沌軍やザガーターと完全敵対している NT団 自然保護の為に動く組織、電磁波発生装置を使い電界種の魔物を呼び出せる 電界種と人間の融合技術をもっている オルストルを中心に動き何かを探しているようだが・・・ 主に動いているのは過激派である 幹部自体は世界中にいる ??? NT団同様電界種を呼び出すことができる 世界を電磁波エリアで覆おうとしている インターネットの普及とともに出現しだした 混沌軍 突如として出現した軍勢 ダイモーガ ゾギルス デルゴン カイザーグ の4つの軍団がある、さらに配下にスカルボン軍団がいる 大量の魔物を引き連れ規律のとれた行動をする また、電界種と同じように魔素のない空間でも活動できる 目的は一切不明で4大陸の中心にある無人大陸アダフを拠点にしているものとされる ザガーター ファントムフォレストを中心に世界中に発生しだした謎の存在 機械や生物に浸食して取り込むことができる 様々な種類がいるが、名前の語尾でだいたいわけられている リーダー的存在は居るが、基本的攻撃的な魔物と変わらないと思われる
https://w.atwiki.jp/lightnovelcharacters/pages/161.html
「さっきから何なのよアンタ!世界の敵がどうとかって!」 「今の不機嫌な君は世界にとっては敵なんでね 意識が及ぶ前に倒させてもらうよ」 「うるさいっ!アンタみたいな変人は呼んでないのよ!どこかに行きなさい! 「なっ!意識が… ────あれ? 末真どこいったのー?」 「もういいわ!こんなただの変なヤツが集まった学校なんて…!」 ぽんっ 「なあ このへんで銀髪のシスターみたいなの見てないか? 「はあ?協会にでも行ってなさいよ!」 「あっ とうまー!こっちだよー!」 「お、いたいた あーありがとな!んじゃ」 「全く何よアイツ…何か力抜けちゃったわ」 「おーいハルヒー!部費を値上げしてもらったぞー」 「ホント!? これで映画制作ができるわ!そうと決まればいくわよキョン!」 「待て待て少し考えてだな………ってもういねえ」 「…」 「ん、どうした長門」 「…先程涼宮ハルヒが世界改変を無意識に実行しようとするのを 涼宮ハルヒの肩に手を置いた少年が打ち消した」 「なっ!? ハルヒに対抗できるような奴がいるのか!?」 「…調べてみる必要がある」 CAST ブギーポップシリーズ ブギーポップ とある魔術の禁書目録 上条当麻 涼宮ハルヒシリーズ 涼宮ハルヒ キョン 長門有希
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/206.html
第二回戦:試合場【ジャンボジェット機】結果 このページではダンゲロスSS3第二回戦、ジャンボジェット機の試合結果を公開します。 投票結果 試合SS キャラクター名 得票数 第二回戦【ジャンボジェット機】SSその1 猪狩誠 9票 第二回戦【ジャンボジェット機】SSその2 “ケルベロス”ミツコ 20票 第二回戦【ジャンボジェット機】SSその3 冷泉院 拾翠 3票 コメント 「それではジャンボジェット機の空中戦・投票状況について、大会実況の私、佐倉光素と」 「解説の埴井きららが紹介するよ!」 「第一回戦で誰もが曲者ぶりを発揮した三選手の集う試合場でしたが」 「投票は始めから終わりまでずーっとミツコさんが独走していたね!」 「頭ひとつ抜けたミツコ選手が、終盤にさらに加速していきましたね」 「圧勝だったねー」 「猪狩選手、冷泉院選手の健闘も加速するミツコ選手の逃げ足には及びませんでした」 「そういえばミツコさんには投票期間が過ぎてだいぶしてからも票が入ってたっけ」 「結果の票数には数えていませんが、期間後にも投票がある辺り、流石でした」 「コメントもたっくさんだし、ここの試合はみんな注目してたんだね!」 「ということで第二回戦、ジャンボジェット機の試合を制したのはー」 「「世界の敵を喰らう!“ケルベロス”ミツコ選手です!!!」」 「「おめでとうございまーす!!!」」 猪狩誠 相変わらずひどい話さが、 まあ、能力で武器奪うとこうなるよなw 二回戦でも勝って欲しくないと思えるほどの悪役っぷりだったが、文句無しの面白さに一票入れます。 どのSSでも園長が切られているのはとても因果応報だと思いました 園長が武器だったところで声に出して笑った 彼の能力の『本質』その解釈が別れた試合。彼の”本当の脅威”は人類皆家族という仮想友愛による無限リソース…んなもん世界全体人質にしているようなものだ。明確に『世界の敵』といえる。SS2の解釈では緩すぎて世界の敵とは到底呼べない(じゃ能力対象なんじゃ、あ、まだなってないからOKか)。環境活用は総じてやや不足の印象、セスナ機で乗り付けて機外からRassahi!!しろとまではいわないけど孤児院の子をジェットの倉庫に放り込んでおいてゆるりと凍死させるとかお約束の墜落など演出に盛り込んでほしかった。その3はその点いい感じだったが、もうひと押し欲しかった。 一読した時は、その2だったが、良く考えたら子供たちがEXILEになってることに必然性が全くなく、また猪狩が家族の名前を間違えるというのは彼のキャラ性からして違うのでは?と思った(あれは(本人的には)心底家族を大切にしている……と思う)。その3は戦闘描写では一番すぐ得ていたが、やはり五本指を飛ばして園長が死んでしまう展開に必然性が無く首をひねってしまう(子供たちを殺しづらいのは分かるが……)。あと、終盤の描写が幕間SSを2度繰り返していたくどさもさることながら、やや戦闘SSから趣旨が外れすぎな感があった。その1は最初読んだ時は、自分の中でもっと猪狩でエグいことを想像していたせいか、イマイチに感じられるが、読み返してみると細かい戦闘描写も含めて良くまとまっており、猪狩と園長の歪んだ性質が良く書けていた。悩むところだが、総合的にマイナス要素が少なかったその1に一票を投じたい。 一番禍々しかった。 “ケルベロス”ミツコ 黒田さんはやっぱりカッコいい! とにかくネタの濃度がヤバすぎるwww それでいながら猪狩の底知れない邪悪さとミツコの熱さを描ききる素晴らしい筆力。そしてなにより、キャー黒田さーん!! 一回戦の結果改変された世界の力で攻略するという展開の美しさ! こりゃすげー! ウワアアア!黒田サンだあああ!黒田さん格好いい!主人公性を喰われた人がどうなるのか気になってたけど、脇役になるのか……なるほど……。EXILEも大爆笑しました!その3の乱戦描写も良かったです! どのルートでも園長が・・・、それはともかく三者の力を描写しきったコレに 黒田がヒーローとして出てきたのが、良かった。本当に良かった! いや、まあ、うん。どう考えても世界の敵だよね、あの子。 世界の敵が滅んだよ。やったねたえちゃん! 最後まで迷ったが、有効活用の難しい能力を上手く猪狩誠への対策につなげていた点、飛び道具ながらも破壊力の高い子供ネタなどが楽しかった点を評価してこちらにしたい。 冷泉院 拾翠 その1:>「これぞ我が能力『魔術師手術中』。極限の滑舌を持ったものは決して噛むことは無い!」 >「く、クソォー!誠、誠ォーーー!」 この能力すっごい好きなんですけど、その……噛んでるじゃねーか! 園長は多分普通に治療されるんだろうなあ感はある。 その2:相手のユニークポイントを真っ向から攻略するのにかけては、やはりというか随一といった流石の貫禄がありました。エグザイルはずるいと思う。ただもう一人の扱いが弱かった感があるかなあ。 その3:ウケの大きそうなキャッチー要素に飛びつかずに、自分自身を丁寧に描写していたのに非常に好感を覚えました。自身を対象に能力を使用出来る、を重ねる当たりなどの精緻な構成力と、先を見たい気持ちが一番大きくなったのでこちらに。 展開かぶりがあったぶん、他とかぶらない、仮面をつかった展開が熱く感じられた。世界の敵の敵 は概念的すぎる上に強すぎるので、書かない方が正解かもしれない 対戦相手そっちのけで仲間割れに一番字数を裂く度胸に乾杯。結末が美しい。それにしても猪狩仮面は怖すぎる。
https://w.atwiki.jp/eb_tw3/pages/854.html
世界の瞳 世界の瞳とはラッドシティにある遺跡のこと。 概要 2011年7月、ドンチャッカとの旅路の依頼“棘の気配”が初出。 外部からラッドシティに繋がる遺跡の内部で『世界の瞳へ伝達。エンドブレイカーの来訪を確認しました。扉の開放を行います』という音声を発し開いたのが最初である。 紫煙群塔ラッドシティはこの遺跡に融合するように立っており、遺跡から排出される魔力を秘めた「紫煙」や、遺跡の様々な機械装置を利用して独自の文化を築いているようだ。 世界の瞳はエンドブレイカーのために作られた遺跡らしく、エンドブレイカーに反応してエレベーターが作動したり、扉が開いたりというギミックが仕込まれているのだが、これを管理していた長老衆も管理する方法以上の知識は有していないため謎に包まれていた。 世界の瞳の正体 2011年12月24日、クロノス大祭にてクロノスメイズを攻略したことにより『世界の瞳』はエンドブレイカーが世界中のエンディングを察知できるようにするためにとある人物により『願われた』ためできた装置ということが判明。 世界中さまざまなエンディングを察知することができ、世界の瞳が『代理者』として選んだ者の場所まで、壁に設置された扉を通って移動することができる。 その他にもエンドブレイカーを助けるためのさまざまな機能があることがわかった。 エンドブレイカーたちはこのときに「秘蹟工房」「武器訓練場」「ゴーレム兵団庫」「ゴージャスワードローブ」の機能を開放することに成功している。 クロノスメイズで獲得した新機能 秘蹟工房ひとつのアクセサリに、アクション強化を3つ付けられるようになる。(同じアビリティのアクション強化は付けられない)。 武器訓練場称号変更程度の日常度を消費して、装備している武器の熟練度を即座に100%にできる ゴーレム兵団庫ラッドシティでブレイクゲージに関わる大規模な戦いが発生した際、このゴーレム兵団が、エンドブレイカーの強力な味方として、戦列に加わる。 ゴージャスワードローブ修練場の「オリジナルアイテムの作成」および、旅団の「旅団アイテムの申請」で新しく防具を作成する時、防具の基礎能力値を変更できるようになる。 世界の瞳に選ばれし者 一定の人望を持ち、自然と各所から情報が集まる者であれば『代理者』としての資格があるらしい。 『代理者』に選ばれたものは瞳を見ずともエンディングを見ることが出来、さらに自宅となっている場所と世界の瞳の扉を繋ぐことができる。 下記はその『代理者』に選ばれたもの 紫煙群塔ラッドシティ世界の瞳の管理者・ハンクス 戦神海峡アクスヘイム若き貴族・ピエール ピエールの妻・フローレンス 永遠の森エルフヘイム森の守り手・クライブ 水神祭都アクエリオ水神アクエリオ ゴンドラ乗り・メイベル 三塔戒律マギラント黒の塔主ダークアイ 緑の塔主クックベリー 『世界の瞳』に関することが登場した依頼。 ドンチャッカとの旅路 : 棘の気配 敵の野望を打ち砕け : プリズンブレイク! ヘレノス監獄へ : 犯罪課、ヘレノス監獄へ 労働者と巨人守護者 : 巨兵たちは遺跡に眠る 遺跡と労働者 遺跡と仮面の妨害 クロノス大祭 関連項目 紫煙群塔ラッドシティ Ep4:ラッドシティ編での出来事 ラッドシティ編主要登場人物
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2243.html
それは始まりにして、終わり。 入り口もない、出口もないメビウスのような物語。 どこから始まるのか、どこで終わるのかも分からない物語。 それはどこまでも続く過去と未来の間に抜け落ちたミッシングリンク。 消された物語。 誰かが塗り潰した過去であり、未来へと繋がっていたはずの現在。 そこで演じられるのは、描かれるのは果てのない、終わりの無い、物語の序章曲。 続くかもしれない。 途切れるかもしれない。 けれども、先の分からない未来を走りぬいた人物達の軌跡。 それは―― 「未来が見えない、それは素晴らしいことではないのかね?」 降り注ぐ雨の中。 音も無い、光もない、真っ暗な廃墟の下で、黄金色の瞳を浮かべた男は呟いた。 永遠の渇望を。 永遠に満たされない欲望を抱いた男。 「黙れ」 それに答えるのは生気を失った青年。 未来を失った瞳。 闇しか見えぬ、血塗られた手で鋼の銃器を携えた青年。 幾多の傷に血を流し、幾多の絶望に嘔吐し、ただ一つ見えた希望にすがりつく亡者。 彼には希望なんて見えない。 彼には明日なんて見えない。 彼は壊れながら、彼は狂いながら、彼は毒を孕む。 痛め、痛め、痛めと自分を呪う。 「なるほど、中々に重症だな」 黄金色の怪人は嗤う。 嗤いながらも、それは馬鹿にしない。 ただ青年を見つめ、憐れんだ。 「まあいい。彼から紹介されたのだ、未来を貫くための刃として」 それは宣言。 「100年の平和、残される業を貫くための弾丸として」 それは世界への敵対宣言。 「君は戦う覚悟があるかね?」 彼は問う。 汚名を被りて、己の正義を信じることが出来るかと。 そのためならば、世界すらも敵に回す覚悟があるのかと。 ただただ壊れ続ける覚悟があるのかと。 彼はたった一個で無数に問いた。 「あるさ」 そして、返ってきたのは無数の、無限にも近い問いを全て両断するたった一つの答え。 生気を失いながらも、歪まない瞳。 雨に濡れながらも、揺らがない声。 幾多の血に手を染めながらも、ただそれだけは、と誓い続ける決意。 それらをたった一言の言葉に篭めて、叩きつけた。 「なるほど、なるほど」 それに怪人は笑う。 楽しげに、嬉しげに、そして祝福するように笑う。 「ならば認めよう」 手を鳴らす。 「ならば称えよう」 手を鳴らす。 「君の覚悟を、君の意志を、私は尊重する」 手を叩いて――彼は見る。 青年の瞳を“視た”。 「けれど、私は興味がある」 怪人は手を振り上げる。 ゆっくりと、手を伸ばし、虚ろな瞳の青年に手を掲げた。 「少しだけ、見せてもらおう」 始まりを。 始まりを。 「私が信じるに足りるか、君が何故その決意をしたのか」 全ての始まりを。 「君の旅を見せてくれたまえ」 そうして、青年は見る。 青年は抉られる。 刻まれる。 己の過去を、傷を、痛みを、そして――過去を。 それは一人の男の登場から始まった。 「ティーダ。ティーダ・ランスターだ! これからよろしく!」 それはニコリと笑い、珍しい変則型デバイスを使う青年。 それは青年の友となる人物。 類稀なるデバイス使いだった青年。 ――これから死に逝く人。 「まだまだ修行が足らんな。もっと努力しろ、ヴァイス……お前は私のパートナーなのだから」 それは厳しい言葉を告げる女性。 同僚であり、先輩で有り続けた一人の騎士。 憧れていた人。 決して挫けない誇り高き女性。 ――いつか戦う人。 「面白いな。君は、私を撃つのかね?」 それは出会ったことすら忘れていた怪人の笑み。 対峙したはずの敵。 悪を自称する偽悪者。 底知れぬ渇望を抱えた男。 ――いつか交わる人。 「戦わねばならん。この地上の安堵を手に入れるために、我らは血を流しながら、刃を振り下ろさねばならんのだ!!」 そして、それは己が尊敬する人物。 平和を願い、そのための己を犠牲に、立ち上がり続ける人。 ――いつか尊敬する人。 そして。 そして。 「護ってやるさ。お前も、姐さんも、全部、俺が護ってやるよ!」 未来を知らない。 光しか知らない若者の言葉。 いつかの自分。 それはいずれ来たる世界の敵との始まり。 もう一人の世界の敵の敵の物語。 対峙するは【反逆】 地上が終わらぬ闘争に明け暮れていた時。 人の目に知らぬ場所で混沌が渦巻いていた時代。 そこで、語られぬ物語があった。 この物語に魔法少女は現われない。 ただ戦いが、願いが、希望が、闇が、敵が、入り混じるだけ。 戦乱の時代に、三人の戦士が駆け抜けた。 闇が踊り、欲望が笑い声を上げた。 悪夢が踊り、反逆の狼煙が上げられた。 これはそんな戦いの記録。 【アンリミテッド・エンドライン】 『アナザーレコード・ミッシングスタート』 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/631.html
宮下藤花 【登場作品】 ブギーポップシリーズ (上遠野(かどの) 浩平(こうへい) / 電撃文庫) 【出典時期】 無印~ 【本名】 宮下(みやした) 藤花(とうか) 【異名】 ブギーポップ、死神 【年齢/性別】 17~18歳? / ♀ 【立場】 高校生、世界の敵の敵 【人称】 一人称: 私(藤花)/僕(ブギーポップ) 二人称: あなた(藤花)/君(ブギーポップ) 三人称: 彼、彼女 【身体的な特徴】 無印表紙 普段は可愛らしいタイプの女の子。 ブギーポップが浮上すると、男のような雰囲気を持つようになる。 【精神的な特徴】 普段はおっちょこちょいであわてんぼう。 ブギーポップが浮上すると、年寄りじみた悟ったようなことを言うようになる。 ブギーポップは、ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を 口笛で吹きながら現れることが多い。 【技術/特殊能力】 身体能力: 普段は普通の少女並み。 ブギーポップが浮上している間は高い運動能力と察知能力を持つ。 ワイヤーを自由に操り、それを使って攻撃(切断)したり足場にしたり、 相手を捕縛したりと広い用途で活用する。 記憶改竄: ブギーポップが浮上している間の記憶は藤花の主観に残らないが、 藤花は適当に辻褄を合わせて解釈し、それが事実だと思い込む。 宮下藤花はどこにでもいるような明るい普通の女の子。 世界の敵が現れた時、彼女の中のブギーポップ(不気味な泡)が浮かび上がる。 ブギーポップの浮上は自動的であり、彼は世界の敵を排除すべく動く。 ブギーポップは宮下藤花を認識しているが、彼女の方は自分の中の ブギーポップに気付いていない。藤花の意識がある間もブギーポップの影響はあり、 無意識にブギーポップの衣装を持ち歩いたり、それを疑問に思わなかったりする。 ブギーポップは藤花の記憶を持っているが、藤花はブギーポップの記憶・経験を共有していない。 つまり、ブギーポップだけが藤花の記憶を一方的に得ている状態。 【関連用語】 【ブギーポップの衣装】 【ワイヤー】 【世界の敵】 ブギーポップが認める世界の敵とは、単純な脅威を持った相手というわけではない。 存在することで人類の未来を袋小路の方向へ導いてしまうような、危険な指向性を 持ったもののことである。 【登場キャラとの関係】 【霧間凪】 同じ高校に通う有名人。藤花の友人・末真和子のクラスメイト。同学年だが凪の方が一歳年上。 世界の敵を追う過程でブギーポップは何度か凪に関わっている。 ブギーポップと宮下藤花が同一人物であることを知っている相手。 【フォルテッシモ】 【九連内朱巳】 他人。まったく知らない。 【天色優】 【エンブリオ】 ←046 ヴォッド? ↑【参加者名簿】 048 霧間凪→ 以降ラノベ・ロワイアル本編のネタバレ注意 【追跡】 計21話 No. 題名 No. 題名 047 悪役と宇宙人 454 悪。鬼。泡。神。そして炎。 058 悪役と泡 460 犬は静かに悪と語る 005 割り箸の恐怖 488 契約。それは互いが確信しているもの。 123 風と泡 524 道は交わる 152 暖かな金色の導き 525 道は別れる 192 銀と銀の邂逅……なんつって 561 シェイキング・ディスタンス(和解の隔たり) 211 白竜王の暴走 270 まもるべきもの 242 世界は脆く、そして…… 302 浮沈は定まらず 267 Are You Enemy? 388 魔女の消失 394 砂の上の黒い踪跡 414 ブロークン・テスタメント(悲愴の向かう先) 428 マスマーダー・コインシデンス(気紛れ殺人鬼) 【現在状況】 + 開示する。 最新スタンス 対主催条件付マーダー(世界の敵) 生存状況 1日目・23 00時点で生存。藤花状態 支給品 Eマグ 最新データ 第561話 シェイキング・ディスタンス(和解の隔たり) 遭遇中の人物 (兵長) 殺害数 0人 【遭遇人物】 計13人+2竜+1黒幕+1頭+1精霊+1霊+1魔神 ※第一回放送の時点で、淑芳以外の麗芳の知人について知った描写あり。 名前 呼称 関係 解説 話 佐山・御言 佐山君 仲間 仲間。ブギーポップのことも知っている。詠子を標的にしていることは告げていない。 047 058 388 394 414 428 454 460 488 524 525 561 × ヒース 中立 調べてみたが世界の敵ではなかった。名前は知らない。ブギーポップの状態で遭遇。 123 × 李麗芳 麗芳さん 仲間 しばし同行するが、世界の敵を探すために別れる。 152 192 211 270 × 哀川潤? 中立 イメージの世界で会話を交わす。名前は知らない。ブギーポップの状態で遭遇。 242 キノ その他 襲撃をかけられ、会話して別れる。調べてみたが世界の敵ではなかった。ブギーポップの状態で遭遇。 267 十叶詠子 目標 世界の敵。逃げられる。名前は知らない。ブギーポップの状態で遭遇。 388 × ハーヴェイ ハーヴェイさん 友好 情報交換をして別れる。 388 394 G-Sp2 仲間 意思を持つ槍。佐山の元の世界での知り合い。 388 394 414 428 454 460 488 524 525 561 アマワ? 未来精霊アマワ 黒幕 世界の敵。ブギーポップの状態で遭遇。 414 零崎人識 仲間 同行しているが、恐い。現在は別行動。 428 454 524 525 561 ベルガー 中立 大集団の一員。 454 460 524 525 × シャナ その他 悠二の知り合い。 454 エルメス 友好 零崎が盗んだ話すバイク。 454 524 525 561 ムキチ 仲間 話す割り箸。佐山の元の世界での知り合い。 488 524 525 561 草の獣 仲間 ムキチが生成。可愛い。佐山の元の世界での知り合い。 488 524 525 561 オーフェン 友好 少し同行して別れる。 524 525 スィリー その他 オーフェンに付いていた人精霊。 524 525 兵長 その他 オーフェンの知り合い。佐山に非協力的。 524 525 561 × 光明寺茉衣子 その他 兵長の知り合い。しずくを殺したらしい。 524 525 × ダナティア 中立 大集団の長。佐山が交渉して別れる。 524 525 アラストール 中立 ダナティアが身に着けていた。詳細は知らない。 524 525 名前 呼称 関係 解説 話 × 霧間凪 知己 --- × ff 知己 --- 九連内朱巳 他人 まったく知らない。 --- × 天色優 知己 --- 李淑芳 情報 直接の面識はない。麗芳から情報を入手。麗芳の妹。 192 × 竜堂終 感知 直接の面識はない。叫びを聞いた。世界の敵となる可能性があった。名前は知らない。 211 × 鳥羽茉理? 死体 死体に遭遇。名前は知らない。 414 × 新庄・運切 特殊 本物の新庄との面識はない。アマワが姿を真似た。ブギーポップの状態で遭遇。 414 × 坂井悠二 死体 死体に遭遇。零崎が殺した。 428 × マジク? 死体 死体に遭遇。 488 × しずく 死体 死体に遭遇。茉衣子が殺した。 524 × 宮野秀策 情報 直接の面識はない。兵長から情報を入手。 524 エンブリオ 情報 元の世界での知り合い?(ブギー)兵長から情報を入手。茉衣子が使ってしずくを殺した。 524 クリーオウ 情報 直接の面識はない。オーフェンから情報を入手。オーフェンが探している。 525 名前 呼称 関係 解説 話 【最新状態】 【E-4/倉庫/1日目・23 00】 【宮下藤花(ブギーポップ)】 [状態]:休息中 [装備]:兵長 [道具]:デイパック(支給品一式・パン6食分・水1500ml) 、ブギーポップの衣装 [思考]:佐山に同行。殺人者を許せない。 【踏破地域】 【G-6】森の中→【D-7】湖のほとり→D-7とE-7の間→【E-7】森の中→【C-7】湖面のそば→ イメージの世界→【B-4】民家→地底湖→【C-6】小市街→【C-8】港町の診療所→【C-7】道→ 【C-8】診療所→【D-6】湖南の岬→【C-6】マンション前→【E-4】倉庫 1 2 3 4 5 6 7 8 A B C D E F G H 【本編での動向】 ←046 ヴォッド? ↑【参加者名簿】 048 霧間凪→
https://w.atwiki.jp/xp5wlgl/pages/16.html
ローマ教皇が地球の支配者を辞任するのか意味がわからなかっただろうし、ポルトガル、スペインの両国とも日本に娘は神押しつけて自己の植民地とする恥辱を有していませんでした。 イングランド人の民族的記念碑となるのは、ヘンリー8世の娘であるエリザベス1世によるあるまだの聞きたいです。 日本ではエリザベス女王によるスペインの敵艦隊の撃破と記憶され、イギリスは世界の大国になったかのような画彩起こさせています。 この戦い自体は、イングランド艦隊の強さよりも神風が勝利をもたらしました。まだそのものはすぐに再建されています。