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恐れている場面で最適な行動を用意して、それを十分に練習する。
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ふたりの護りたいという気持ち、ふたりの不安。 ◆UcWYhusQhw なんで、わたしだけこういう事になっているんだろう。 人生というのは大分不公平だと愚痴りたくなる具合たまらない 最もそう言ったって何も変わらないこの現状がある。 心は酷く怯えて引き裂けそうになってくる。 哀しい事や苦しい事が余りにも重なって。 箍が外れて決壊しても可笑しくないくらいに。 だけど、もしそうなっても何も変わらない。 今まで起きてしまったことは何も変わらない。 頭の中がグチャグチャになっている。 知りたくもなかった事実。 重く圧し掛かる現実。 失ってしまったもの。 色んな事が余りにも多すぎて。 もう、訳が解らない。 そんな全てを投げ出したい状況なのに………… 「……えっと火傷はまず冷やさなきゃ」 わたし――リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツは自分のやたら長い名前をすらすら言えるほど何故か冷静だった。 本当に不思議なほど冷静で。 まず、目の前にある今すぐやらないといけない事を何事も無かったように行えている。 「氷……氷……つめたっ」 プディックの事務室にあった冷蔵庫から取り出してきたバケツ一杯の氷。 それを抱えながら持ってきたら手が冷たくて堪らない。 だけど、それも今やるべき事の為に文句は言ってられない。 「はぁー…………よし……ソースケ……今から……やるわよ」 わたしは手に暖かい息を吹きかけて暖をとる。それで充電完了っ。 そして目の前にいるわたしを護ってくれた人。 その為に深く傷を負ってしまった人、相良宗介。 彼を見るとやっぱり凄い傷と火傷だ。 そう、わたしがやらないといけない事、やるべき事。 それは護ってくれた彼の治療だ。 息はまだあるんだ、こんな所で失いたくない。失ってはいけない。 わたしはまだ彼に何も出来ていない。 だからっ……わたしがやらなくちゃ。 そればかりを考えていたら他の事なんか脇においておく事が出来た。 今、わたしが怖いのは彼が死んでしまうこと。 そんな、傍に居てくれた人の消失に恐怖してしまっていた。 「大丈夫……死なせない……死なせたくない」 弱気になりかけていた自分を励ましながらもう一度火傷箇所を確認する。 その場所に一気に氷をかけ、冷やす。 ソースケはまだ目を覚まさない。 表情を苦悶に歪めていたままだった。 わたしはちょっと泣きそうになるけどそのまま冷やし続ける。 このまま、失い続けるなんて絶対に嫌だ。 「よし、次は…………」 火傷を負ってる箇所を事務室から拝借したタオルに包んだ氷を全て当て終えると次にやらないといけないもの。 それは切り傷やすり傷などの無数の傷とそこから出る出血だった。 いくつか血が乾いてる所があるけど、それでも急がないとならない。 「まずは洗わなきゃ……」 傷を折っている所に汚れを落とす為に盛大にミネラルウォーターをかける。 服も一緒に濡れてしまうけどこの際仕方ない。勘弁してもらおう。 その次にやらないといけないのは消毒。 確か…………ディバックにあったはず。 わたしのは持っていかれたから宗介のデイバックから応急手当キットを取り出す。 そのまま、消毒液を傷口にかけた。 盛大にしみそうだなと思いつつも気にはしない。 まずは治療が大事だ。 「ふう……最後は包帯とかでおさえて……」 ここまできたら後はおさえるだけ。 やっと一息を着く。 苦痛に歪んでたソースケの顔も今はそうでもない。 まだ気を失っているけれどもこのまま、回復してくれる事を願うのみだ。 なんだけども所詮応急処置な訳で。 直ぐに治る訳でもないし、内臓や骨の方までいっているならお手上げだ。 そうなっていない事を心の底から願いながら傷口をおさえていく。 ふうと溜息をついた。 なんともままならない気分だ。 本当に役に立っているのかが不安だ。 わたしの応急処置ぐらいで上手く言っているのかさえもわからない。 「……大丈夫……よね?」 そう、問いかけるも誰も答える人なんて居る訳が無い。 わたしの漠然な不安は広がったままでなんかもやもやする。 不安なんだ。 不安で堪らない。 でも、それをどうにかする事が出来なくて更に不安が増していく。 そんなどうしようもない不安定で堪らなくなっていく。 「……ソースケ」 そっと名前を呼んで抱きかかえる。 頭の傷に包帯を巻く為だ。 呼びかけた彼は勿論返事をする事も無く。 一抹の不安をまた感じながらも悪戦苦闘してやっと包帯を巻きあげる。 「これで一先ず……終わり」 そう、感慨深く呟いて、一先ずの治療を終えた。 ソースケの身体は傷だけで胸が少し痛くなっていく。 大丈夫だろうか。 彼はまた元気になれるのかな。 どうなんだろう。 わたしのせいで傷を負ったのかな。 わたしを護ろうとしたせいで。 彼には護ろうとする人が居るのに。 それでも私を護って傷ついて。 申し訳ない気持ちになっていく。 このまま目を開けなかったらどうしよう。 漠然とまた襲い掛かって来る不安。 目の前のソースケを見つめる。 まだ眠っていた。 わたしは堪らなくなって彼の頭を胸に抱き寄せる。 心に漠然とした不安を抱えながら。 そして、何か人恋しい気持ちに襲われながら。 複雑な気持ちを沢山抱いて。 彼に胸を借りた時のように。 わたしは静かに抱き寄せていた。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……ずっとこうしてる訳もいかないしね」 そう、呟いたのはどれ位たった頃だろうか。 長かったような短かったような時間だった。 わたしはそう言い訳かもしれない言葉を呟いた後ソースケを安全な隠れている所に置いた。 とりあえずは宗介は大丈夫……なはず。 なら、わたしがやらないといけない事。 少なくともソースケが元気になるまでやらないといけない事は 「護らないと……」 そう、わたしが気を失っているソースケの分まで護らないと。 正直、私自身のみですら護れるかどうか不安でならないけど。 とりあえず、今動けるのは私しかいないのだ。 だから、頑張る。 だから、わたしがやる。 そう思い、気持ちを奮い立たせる。 今あるのは宗介に渡した銃器だけど上手く使えるのかどうか不安だ。 なので、他の武器を探してみる。 ソースケのデイパックから適当に出してみるとそれは 「うわ……大きい……危ないわよこんなもの」 槍みたいなのといえばいいのかしら。 槍の代わりに長柄の先が鋭い刃になっているような槍と剣を着けたみたいな武器だった。 それは私が扱うに本当にギリギリのラインの長柄の刃物だった。 とりあえず充分脅しにはなるだろう。 わたしははそれを持ってプディックの前を見張る。 わたしがとりあえずは護らなきゃ。 そう思って入り口を見ていると後回していた色々な事を考えてしまう。 それはさっき私に銃を突きつけた人の事で。 信じていた人の事で。 ママの恋人だった人のことだった。 訳が解らない。 どうして、なんでという考えが未だに巡っている。 彼は何で殺し合いなんか肯定しているんだろう。 ママが死んだから? そしたらどうでもよくなった? そんな感じでは無かった。 あの人はしっかりと意志を持っていた。 なのにどうしてわたしに銃を向けたのだろう。 解らない。 でも、あの人はわたしを殺しはしなかった。 傷つけた宗介でさえ。 本当に殺し合いを肯定しているのなら。 わたしを撃ち殺してもよかったのに。 宗介に止めをさしているはずなのに。 いや、もしわたしとわかっているのになんで姿を現したのだろう。 殺しもしないのに。 なんで………………? ………………わかんないわよ。 …………わかんないよ。 何も言ってくれない。 というよりわたしは彼の事を解っていない。 ママの恋人って事だけで。 ママが本当に彼の事を大好きって事だけ。 正直わたしとの縁なんて薄いのかもしれない。 ………………でも。 どうして。 どうして。 ママが死んだときのようにこんなにも哀しいんだろう。こんなにも苦しいんだろう。 心から。わたしの知らない何かが本当に哀しいと告げている。 そんな気がするのだ。 だから。 こんなにも苦しい。 あの人がこんな事しているのが哀しい。 止めてほしい。 そう思ってしまう。 だけど、わたしはきっとなにもできないだろう。 当然だ。あの人はきっとわたしの事を何も思っていないだろう。 そう、思うと何か哀しかった。 それが何故だか解らなくて余計に哀しく思えた。 わたしは何故か零れてきそうな涙をこぼさない為に前を見る。 今はソースケを護らないと。 わたしが護らないといけないんだ。 どんなに辛くても。 わたしが護らないと…… わたしが……頑張らない…………と まも…………………… ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「よう、カシム」 ぼやっとした空気の中、聞きたくも無い声が俺の耳に聞こえてきた。 その名前で呼ぶのは奴しかいない。 「何のようだ、ガウルン」 「おー折角現れてやったのにつめてぇ野郎だ」 「俺はあいたくもない。さっさと消えろ」 その言葉に奴はけたけたと笑った。 心底イラつかせる奴だ。 俺は睨むと奴は笑いながら言った。 「いやぁ愛しているカシムの為に忠告しに……」 「いらん」 「つれないねぇ。俺でさえ簡単に死んだだぜぇ」 そう言ったガウルンは楽しそうに俺を見る。 どうやら、まだ成仏する気は無いらしい。 「カシム~。他の子に現抜かしていいかい? 気が着いたらカナメちゃん達殺されるぜ」 そう言った言葉は俺の心を抉って。 俺は苛立ちながら言う。 「煩い。黙って消えろ!」 「まぁ、俺としてはカシムがカナメちゃんが死んで苦しんでるのを見てるのがよっぽどいいがな……くっくっくっくっくっくっ」 喜びに笑う奴に我慢が効かなくなる。 俺は睨んで 「まぁそうやって護るものも解らないまま、絶望していくがいいさ、地獄で待ってるぜ……ぎゃはっはははは!!!!!!」 「だまれっ! 死人はさっさと死ね!」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「……っ!?」 そうやって奴の汚らしい笑い声を聞きながら身を起こす。 辺りを見回すが奴はいない。 …………夢か。 そうだ奴は死んだはずだ。 この島に名前があるとはいっても一緒。 それは変わりも無い、奴は死人だ。 そう思って心を落ち着かせふと身体を見回すと傷に処置がされている。 どうやら、誰かが治療してくれたらしい。 一体誰かと起き上がり、前を見ると俺が扱いづらいと思ってしまった薙刀を持ったリリアがカウンターに突っ伏しながら寝ていた。 ……どうやらリリアが治療してくれたみたいだ。 疲れて眠っているらしい。 処置は適切で身体は快適だ。 内臓や骨はどうやら無事らしい。 それに安心し、怪我の治療をしてくれた事に感謝しながらリリアに近づく。 「ソー……スケは……わたしが……まもらな……いと」 そう寝言を言うリリア。 どうやら……俺が気絶している間、彼女は護っていてくれてらしい。 慣れない薙刀などもって必死に。 結局の所力が尽きて寝てしまったようだが無理もない。 元々彼女に身には色々起こりすぎたのだ。 俺はその事に感謝し、リリアを見守りながら考える。 これから、リリアが起きた後、放送を聞いてやるべき事を。 まず、いくら応急処置だからといって、まだ内部に怪我が残っているかもしれない。 そこを確認する為にも一度病院にいくのは考えの一つとしては有効だ。 元々人が集まる可能性がある場所でもある。 もしくは一度こう損害を受けたのだ。 調べきった場所の空港で体勢を整えるも有りだ。 どちらにしようかと思いながらとりあえずリリアが起きるのを待とう。 リリアは相変わらず寝ていた。 その寝顔は疲れきっていたものだった。 俺はそんな様子を見て少し戸惑ってしまう。 俺はリリアを守る。 そんな事に迷いなど無い。傍に居るといった。 それなのにあの忌々しい奴の言葉を思い出してしまう。 『他の子に現抜かしていいかい? 気が着いたらカナメちゃん達殺されるぜ』 マオでさえ死んでいる。 気が着いたら、かなめ達が死んでいるかもしれない。 それは絶対に避けないといけない。 ……だが、俺はリリアを護らないといけない。 俺の為に治療やこんな事までしている。 リリアはリリアなりに頑張っているというのに。 だから、俺はリリアを護る事には後悔は無い。 そう思っている。 ……いや、そうだといえる。 だから今更迷う事など……無い。 『まぁそうやって護るものも解らないまま、絶望していくがいいさ、地獄で待ってるぜ……ぎゃはっはははは!!!!!!』 そんな声が聞こえたのを無視して。 リリアの寝顔を見る。 やすらかで俺は安心して。 「……ママ……どうして死んじゃったの?…………ひとりは…………いやぁ……」 その言葉に止まってしまう。 そんなリリアの不安や哀しみが俺に伝わっていくようで。 俺の心にも楔を打っていくような。 そんな気がした。 【C-5/市街・ブティック/一日目・昼(放送目前)】 【リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ】 [状態]:健康、深い深い哀しみ [装備]:IMI ジェリコ941(16/16+1)、早蕨薙真の大薙刀@戯言シリーズ [道具]:なし [思考・状況] 基本:がんばって生きる。憎しみや復讐に囚われるような生き方してる人を止める。 0:睡眠中 1:宗介を護る。 2:トラヴァスの行動について考える。トラヴァスの行動が哀しい。 3:トレイズが心配。トレイズと合流する。 【相良宗介@フルメタル・パニック!】 [状態]:全身各所に火傷及び擦り傷・打撲(応急処置済み) [装備]:サバイバルナイフ [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品0~1個所持)、予備マガジン×4 [思考・状況] 0:……リリア。 1:放送を聞いた後病院か空港へ行く。 2:リリアの傍に居る。 3:かなめとテッサとの合流。 4:マオの仇をとる? 【早蕨薙真の大薙刀@戯言シリーズ】 《殺し名》の序列第一位である匂宮雑技団の分家である《早蕨》に所属する早蕨三兄妹。 その次男であり蕨刃渡の双子の弟である早蕨薙真の大薙刀。 投下順に読む 前:CROSS†POINT――(交換点) 次:お・ん・なビースト~一匹チワワの川嶋さん~ 時系列順に読む 前:CROSS†POINT――(交換点) 次:お・ん・なビースト~一匹チワワの川嶋さん~ 前:しばるセンス・オブ・ロス リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ 次:手繰るスパイダー・ウェブ 前:しばるセンス・オブ・ロス 相良宗介 次:手繰るスパイダー・ウェブ
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残暑見舞いは結構好きな話だったなぁ…懐かしい -- (名無しさん) 2014-02-02 01 25 56
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NYA/080 R 抑えきれない不安 ニャル子/這いよる混沌 女性 パートナー “ハンドパペット”ニャル子/這いよる混沌 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 6000 【真尋さんにとって私はなんなんですか!?】《混沌》《土》 【永】〔リング〕あなたの手札が2枚以下なら、このカードを+1000/+0。 作品 『這いよれ!ニャル子さんW』 備考 2013年6月24日 今日のカードで公開 このカードをパートナーにしているカード 取得中です。 関連項目 取得中です。
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注意 虐待ありません パロディです。 都合上、ゆっくりが現れてからの年数を「Y歴○○年」と表記しています。 『YUKKURI of THE @%#$?』 #1 あそぼうれみりゃ 「ねぇ、まりさ知ってる? 子ゆっくり達の間で流行っている噂」 「ゆっくり知ってるぜ! あれだろ? "あそぼうれみりゃ"」 「ええ、おかげで遊び場に遅くまで居座る子ゆっくりがいなくなって助かるわ」 今、子ゆっくり達の間で『あそぼうれみりゃ』という噂がまことしやかに流れている。 どのようなものかと言うと… 「ゆぅ、すっかり遅い時間だよ! 早くゆっくり帰るよ!」 ほぼ太陽が沈んだ頃、子れいむは忘れ物を取りにドーム型の人工洞窟に戻ってきた。 この人工洞窟はいつからあったのかは定かではないのだが、天井に発光成分のあるコケが張り付いており、 いつでも明るかったため子ゆっくり達の遊び場となっていた。 成ゆっくり達はこの場所を利用できない。 なぜなら、入り口が横に狭く、成体ゆっくりでは進入できないから。 「でも、みんなばかだよ! "あそぼうれみりゃ"なんてただの噂話なのに怖がって!!!」 (むきゅ、夕方過ぎまでこの洞窟にいると、入り口にれみりゃがくるそうよ!) 「ゆ…あ………ぁ……」 洞窟の入り口にはゆっくり通常種の天敵の捕食種、れみりゃがいた。 普通のれみりゃは太っていて鈍重だが、このれみりゃは骨と皮だけと言わんがばかりに痩せている。 腕も足も木の棒のように細く、服もスカスカ。 顔も下膨れが引き締まり、まるで餓死直前であるかのような様相だ。 (それでね! れみりゃは洞窟の中には入ってこないのよ! だから、こういって誘い出そうとするのよ!!!) 「あそぼお」 「ゆっくりこの中に入れないのはわかってるよ!!! れいむはゆっくり帰るからさっさと出て行ってね!!!」 子れいむは振り絞れる勇気すべてを使ってれみりゃに威嚇する。 「はやぐででいっでよおおおおぉぉぉ!!! れいむががえれないでじょおおおおぉぉ!!!」 れみりゃは出入り口に両手足をかけ、入り口を揺さぶる。 「あそぼおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 「あそぼおおおおおぉぉぉおおおおぉぉぉおおおお!!!」 「あそぼおおおおぉぉおおおおおぉぉぉおおおおぉぉおおおおおお!!!」 「あそぼおおおおぉぉおおおおおおぉおおおぉおぉおお!!!」 入り口がガタガタと音を立てて揺れる。 子れいむは恐怖のあまり声を出すこともできずにこの光景を見ている。 もし、『あそぼうれみりゃ』が「入ってこない」のではなく「入ってこれない」のだとしたら? もし、「入ってこれない」理由が「入り口が狭いから」だとしたら? もし、洞窟に進入するためにガリガリに痩せたのだとしたら? ----Y暦31年.人工洞窟 #2 訪問 がさがさ… 「はぁ」 またか、とみょんはため息をつく。 夜中、たまに自分の家と間違えてバリケードを破って入ってくるゆっくりがいる。 しかもたちの悪いことにそのままおうち宣言するということもある。 みょんは少々手荒だが、木の棒でしたたか叩いてから追い出すようにしている。 光コケの蓋を取り、明かりを確保。武器である木の枝を咥え、侵入者を待つ。 がさささ!!! ひときわ大きい音がしてバリケードが完全に崩れた。 そこにいたのは 「み"ょん!!?」 ゆっくりれいむであったが、額から右頬にかけて皮が破れだらりと垂れ下がり、 左頬は損壊し歯が見える。 そして頭には見たこともない金属片が突き刺さり、眉間には木の枝が突き刺さっていた。 「ゆュ……まチガえタ」 みょんが固まっているとれいむは一言 そう残してどこかへと跳ねていった。 ----Y暦27年.泉のほとりにほど近い洞窟 #3 帰り道 ザーザー… 「ゆぅ、全くついてなんだぜ…」 友達のれいむと遊んでいたら、突然雨が降り出した。 れいむの巣はすぐ近くだがまりさの巣は結構遠い。 最初はぽつぽつとしか降らなかったので、大きな葉っぱを傘代わりにすれば濡れずに帰れるだろう。 そう思ってれいむの巣で雨宿りせずに帰路についたが、 もうそろそろ巣につくであろう頃になって雨脚が強まった。 傘代わりの葉を見ながらまりさは思う。もっと早くに帰ってれば良かった。と。 ずん! 「ゆっ?」 突然葉が重くなった。 バランスを崩しながらも葉をのぞくと、そこには沢山のゆっくりの顔が映り込んでいた。 「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」 「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」 「ゆ、ゆうぅぅうううう!!!」 恐ろしくなって葉を離し、逃げ出す。 後ろを振り返り、葉を見るとそこにはゆっくりの顔も笑い声も無くなっていた。 「……………」 ----Y暦3年.まりさの巣の近辺 #4 訪問2 「ゆぅ……ゆぅ……」 ちぇんとらんは二匹寄り添って眠っていた。 「おい」 「おいィ」 「おい」 「おいィ!!!」 「ゆぅ?」 「むにゅ…、どうしたのらんしゃまぁ…」 何者かの声にらんが気付き、起きる。ちぇんはらんが起きるとつられて起きた。 何だろうと光コケの蓋を外す。 すると、気の棒などで覆ったバリケードの外に何者かがいることがわかった。 「おいィ!」 ガタガタガタ!!! 木の棒の隙間から声が聞こえる。 二匹はそちらを見て絶句した。 木の棒の隙間から目玉が何個も二匹を凝視しているのだ。 「おいィ…………」 「こコを……アけロ」 正体不明の訪問者にがたがた震える二匹。 「オいぃ!!!」 ----Y暦30年.場所は伏す #5 他に、誰がいたのか 「ゆー、ありす、まりさ! こっちだよ! 早く来てね!!!」 「れいむ、都会派は焦らないのよ!!!」 「そうだよ、もうちょっとゆっくりしようよ…」 れいむ、まりさ、ありす。 仲の良い三匹はこのたび親元を離れ、新しい巣に引っ越そうとしていた。 「でも、そこ本当に誰もいなかったの?」 「ゆ! 誰もいなかったよ! れいむちゃんとこの目で見たもん!!!」 れいむが見つけたのは中くらいの大きさの洞窟。 前日に中をのぞいて見たところ、住人もおらず、誰かが住んでいる様子もない。 三匹で生活するには広すぎるくらいの広さ。 れいむは一目で気に入り、三匹での生活に心踊らせ、二匹に知らせ 早速翌日三匹で下見をしに来たのだ。 「ゆ! ついたよ! ここだよ!!!」 岩肌に見える小さめの穴。成ゆっくり一匹分の入り口。 「ゆー! なかなか都会派な場所じゃない!!!」 「まりさここ気に入ったよ!!! さすがれいむだね! ゆっくりできるよ!!!」 早速三匹は順番に洞窟の中に入った。 「ゆわ~ひろ~い!」 「ありす、ここが気に入ったわ! さっそく、お引っ越しの準備しましょ!」 「ゆ? 誰かいるよ!!!」 入ってきたときは誰もいなかったはずなのに、気がつけば自分たちの目の前にゆかりんがいた。 そのゆかりんは一瞬だけ笑ったように見え、 ザクッ! 袈裟に切られた。 しかし三匹には何がゆかりんを切り裂いたのか、見えなかった。 ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ! ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ! ゆかりんは中身をまき散らかし、残骸があちこちに散らばった。 その中で、目玉だけはしっかりと三匹を見据えていた。 ----Y暦27年.山奥の洞窟 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、 これらは「不安の種」のエピソードを元に作成されています。 これかなり怖いので、怖いの苦手な方は見ない方がいいです。 次は「不安の種+」のエピソードも書こうかなぁ、と思っています。 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1~4 盲点 進化 ぶっかけ!ぱちゅりー! 短い話しを一つだけ ありふれた話 対決!ドスまりさ! 被虐のみょん_その一 とあるきめぇ丸の一日 おさんぽバターみょん さなえに首ったけ ゆっくり兵団 このSSに感想をつける
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注意 虐待ありません パロディです。 都合上、ゆっくりが現れてからの年数を「Y歴○○年」と表記しています。 『YUKKURI of THE @%#$?』 #1 あそぼうれみりゃ 「ねぇ、まりさ知ってる? 子ゆっくり達の間で流行っている噂」 「ゆっくり知ってるぜ! あれだろ? "あそぼうれみりゃ"」 「ええ、おかげで遊び場に遅くまで居座る子ゆっくりがいなくなって助かるわ」 今、子ゆっくり達の間で『あそぼうれみりゃ』という噂がまことしやかに流れている。 どのようなものかと言うと… 「ゆぅ、すっかり遅い時間だよ! 早くゆっくり帰るよ!」 ほぼ太陽が沈んだ頃、子れいむは忘れ物を取りにドーム型の人工洞窟に戻ってきた。 この人工洞窟はいつからあったのかは定かではないのだが、天井に発光成分のあるコケが張り付いており、 いつでも明るかったため子ゆっくり達の遊び場となっていた。 成ゆっくり達はこの場所を利用できない。 なぜなら、入り口が横に狭く、成体ゆっくりでは進入できないから。 「でも、みんなばかだよ! "あそぼうれみりゃ"なんてただの噂話なのに怖がって!!!」 (むきゅ、夕方過ぎまでこの洞窟にいると、入り口にれみりゃがくるそうよ!) 「ゆ…あ………ぁ……」 洞窟の入り口にはゆっくり通常種の天敵の捕食種、れみりゃがいた。 普通のれみりゃは太っていて鈍重だが、このれみりゃは骨と皮だけと言わんがばかりに痩せている。 腕も足も木の棒のように細く、服もスカスカ。 顔も下膨れが引き締まり、まるで餓死直前であるかのような様相だ。 (それでね! れみりゃは洞窟の中には入ってこないのよ! だから、こういって誘い出そうとするのよ!!!) 「あそぼお」 「ゆっくりこの中に入れないのはわかってるよ!!! れいむはゆっくり帰るからさっさと出て行ってね!!!」 子れいむは振り絞れる勇気すべてを使ってれみりゃに威嚇する。 「はやぐででいっでよおおおおぉぉぉ!!! れいむががえれないでじょおおおおぉぉ!!!」 れみりゃは出入り口に両手足をかけ、入り口を揺さぶる。 「あそぼおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 「あそぼおおおおおぉぉぉおおおおぉぉぉおおおお!!!」 「あそぼおおおおぉぉおおおおおぉぉぉおおおおぉぉおおおおおお!!!」 「あそぼおおおおぉぉおおおおおおぉおおおぉおぉおお!!!」 入り口がガタガタと音を立てて揺れる。 子れいむは恐怖のあまり声を出すこともできずにこの光景を見ている。 もし、『あそぼうれみりゃ』が「入ってこない」のではなく「入ってこれない」のだとしたら? もし、「入ってこれない」理由が「入り口が狭いから」だとしたら? もし、洞窟に進入するためにガリガリに痩せたのだとしたら? ----Y暦31年.人工洞窟 #2 訪問 がさがさ… 「はぁ」 またか、とみょんはため息をつく。 夜中、たまに自分の家と間違えてバリケードを破って入ってくるゆっくりがいる。 しかもたちの悪いことにそのままおうち宣言するということもある。 みょんは少々手荒だが、木の棒でしたたか叩いてから追い出すようにしている。 光コケの蓋を取り、明かりを確保。武器である木の枝を咥え、侵入者を待つ。 がさささ!!! ひときわ大きい音がしてバリケードが完全に崩れた。 そこにいたのは 「み"ょん!!?」 ゆっくりれいむであったが、額から右頬にかけて皮が破れだらりと垂れ下がり、 左頬は損壊し歯が見える。 そして頭には見たこともない金属片が突き刺さり、眉間には木の枝が突き刺さっていた。 「ゆュ……まチガえタ」 みょんが固まっているとれいむは一言 そう残してどこかへと跳ねていった。 ----Y暦27年.泉のほとりにほど近い洞窟 #3 帰り道 ザーザー… 「ゆぅ、全くついてなんだぜ…」 友達のれいむと遊んでいたら、突然雨が降り出した。 れいむの巣はすぐ近くだがまりさの巣は結構遠い。 最初はぽつぽつとしか降らなかったので、大きな葉っぱを傘代わりにすれば濡れずに帰れるだろう。 そう思ってれいむの巣で雨宿りせずに帰路についたが、 もうそろそろ巣につくであろう頃になって雨脚が強まった。 傘代わりの葉を見ながらまりさは思う。もっと早くに帰ってれば良かった。と。 ずん! 「ゆっ?」 突然葉が重くなった。 バランスを崩しながらも葉をのぞくと、そこには沢山のゆっくりの顔が映り込んでいた。 「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」 「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」「げらげらげらげら!!」 「ゆ、ゆうぅぅうううう!!!」 恐ろしくなって葉を離し、逃げ出す。 後ろを振り返り、葉を見るとそこにはゆっくりの顔も笑い声も無くなっていた。 「……………」 ----Y暦3年.まりさの巣の近辺 #4 訪問2 「ゆぅ……ゆぅ……」 ちぇんとらんは二匹寄り添って眠っていた。 「おい」 「おいィ」 「おい」 「おいィ!!!」 「ゆぅ?」 「むにゅ…、どうしたのらんしゃまぁ…」 何者かの声にらんが気付き、起きる。ちぇんはらんが起きるとつられて起きた。 何だろうと光コケの蓋を外す。 すると、気の棒などで覆ったバリケードの外に何者かがいることがわかった。 「おいィ!」 ガタガタガタ!!! 木の棒の隙間から声が聞こえる。 二匹はそちらを見て絶句した。 木の棒の隙間から目玉が何個も二匹を凝視しているのだ。 「おいィ…………」 「こコを……アけロ」 正体不明の訪問者にがたがた震える二匹。 「オいぃ!!!」 ----Y暦30年.場所は伏す #5 他に、誰がいたのか 「ゆー、ありす、まりさ! こっちだよ! 早く来てね!!!」 「れいむ、都会派は焦らないのよ!!!」 「そうだよ、もうちょっとゆっくりしようよ…」 れいむ、まりさ、ありす。 仲の良い三匹はこのたび親元を離れ、新しい巣に引っ越そうとしていた。 「でも、そこ本当に誰もいなかったの?」 「ゆ! 誰もいなかったよ! れいむちゃんとこの目で見たもん!!!」 れいむが見つけたのは中くらいの大きさの洞窟。 前日に中をのぞいて見たところ、住人もおらず、誰かが住んでいる様子もない。 三匹で生活するには広すぎるくらいの広さ。 れいむは一目で気に入り、三匹での生活に心踊らせ、二匹に知らせ 早速翌日三匹で下見をしに来たのだ。 「ゆ! ついたよ! ここだよ!!!」 岩肌に見える小さめの穴。成ゆっくり一匹分の入り口。 「ゆー! なかなか都会派な場所じゃない!!!」 「まりさここ気に入ったよ!!! さすがれいむだね! ゆっくりできるよ!!!」 早速三匹は順番に洞窟の中に入った。 「ゆわ~ひろ~い!」 「ありす、ここが気に入ったわ! さっそく、お引っ越しの準備しましょ!」 「ゆ? 誰かいるよ!!!」 入ってきたときは誰もいなかったはずなのに、気がつけば自分たちの目の前にゆかりんがいた。 そのゆかりんは一瞬だけ笑ったように見え、 ザクッ! 袈裟に切られた。 しかし三匹には何がゆかりんを切り裂いたのか、見えなかった。 ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ! ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ!ザクッ! ゆかりんは中身をまき散らかし、残骸があちこちに散らばった。 その中で、目玉だけはしっかりと三匹を見据えていた。 ----Y暦27年.山奥の洞窟 お気づきの方もいらっしゃると思いますが、 これらは「不安の種」のエピソードを元に作成されています。 これかなり怖いので、怖いの苦手な方は見ない方がいいです。 次は「不安の種+」のエピソードも書こうかなぁ、と思っています。 今まで書いたSS? ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1~4 盲点 進化 ぶっかけ!ぱちゅりー! 短い話しを一つだけ ありふれた話 対決!ドスまりさ! 被虐のみょん_その一 とあるきめぇ丸の一日 おさんぽバターみょん さなえに首ったけ ゆっくり兵団 このSSに感想をつける
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トップページ 新聞論評 新聞論評 2010 新聞論評 20100927 this Page 2010年9月27日 締 切 新聞論評 学籍番号 1914033 氏名 川崎智佳史 1.新聞情報 見出し 景気足踏み、回復力に不安 長引く円高、企業圧迫 新聞名 日本経済新聞 朝刊 発行日 2010年9月27日 面数 1面 2.要約: 2009年4月から続く景気回復の勢いが鈍ってきた。世界経済の減速と国内の政策効果の息切れが重なり、輸出や生産の拡大にブレーキがかかる。リーマンショックから2年経ち、日本経済の回復をけん引してきた企業に不透明感が広がっている。(109) 3.論評: 円高や株安が企業や家計の心理を冷やし、設備投資と個人消費を下押しする恐れが出てきている。7~9月期の日本経済は猛暑やエコカー現在などの特需で高めの成長率を維持していたが、年末にかけて足踏みの状態に陥る可能性が高い。円高の長引きが輸出競争力を低下させ、企業業績も悪化させている。また、日本企業の海外移転が加速し、国内産業の空洞化も懸念されている。ホンダは国内で四輪車を生産する際、海外製の部品を増やすことを決定した。 戦後最長を記録した前回の景気回復局面にも、2度の停滞期があった。世界経済の変調で輸出が鈍り、生産や個人消費も伸び悩んだことに共通点がある。今の日本経済が当時に似ているという見方もある。この急速な円高に歯止めをかけ、景気を回復させる術を早急に見つけ対応していかないといけない。(344) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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キュルケは、タバサがどこか遠い所へ行ってしまったように思った。 虚空に伸びる手のひらをギリリッと握る。爪が肉に食い込み、血が滲んだ。 いつかはタバサの本当の笑顔を見たいと思っていた…… だから、こんな形で、あんな偽物の笑顔を見せられては、自分に対する侮辱ではないか……。 キュルケの瞳は怒りで震えていた。 キッと図書室の方を見る。 全ての元凶はあそこにいる。 キュルケは怒りに震える手で図書室の扉に手をかけ、一気に開けた。 普通は光が闇を浸食するはずなのだが、このときばかりは図書室の闇がこちらの光を喰ってくるかのように、キュルケは錯覚した。 昼間のはずなのに、中は真っ暗だ……。 キュルケは杖を構え、ライトの呪文を唱えた。 意を決して闇に踏み込む。 そのあまりにも儚い光を頼りに、DIOがいるだろう最奥を目指した。 一歩、また一歩とDIOに近づいていくにつれて、キュルケは息苦しさを感じた…… 全身に鳥肌が立つ。 気を抜けば震えはじめる膝に喝を入れつつ、キュルケはようやく最奥の一角に到達した。 しかし、そこに人影はなかった。 不安が一気に頂点に達し、キュルケはあたりを見回した。 「何か……用かな?」 闇が見下ろしていた。 上から聞こえてきた呼び声に、キュルケはバッと振り返り、視線を上に向けた。 見れば、一つの影が、ハシゴの上で本棚を物色していた。 DIOだ。 実際に相手を目にして、怒りを新たにするキュルケを置き去りに、DIOはするすると優雅にハシゴを下りてきた。 手には一冊の本があった。 チラリとタイトルが見えた。 『よい子のたのしいゲルマニア語』という題名だった。 キュルケにとってはどうでもよかった。 DIOは、キュルケに対して体を横に向け、本を開きながら再び聞いた。 「それで………この私に一体何の用だね……?」 深い意味も何もない、純粋に疑問だから聞いた、という風の静かなDIOの問いに、キュルケは対照的な轟声で言い放った。 「アンタ……DIO!あの子に……タバサに何したのよ!!!」 我が身に絡みつくような恐怖を振り払わんと、キュルケは叫ぶ。 DIOは、ふむ……と考え込むそぶりをした。 しばらくの沈黙の後、返答があった。 「別段何も……?ただ、タバサ君と『友だち』になっただけだよ。タバサ君は喜んで私の申し出を受け入れてくれた。」 (---ッ、いけしゃあしゃあと……!) キュルケはギリッと唇を噛み締めた。 4へ
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ASH/014 C 不安がいっぱい アミル/ル・クールの看板娘 女性 パートナー お見送りアミル/ル・クールの看板娘 女性 レベル 2 攻撃力 3000 防御力 5000 【ううん、大丈夫】《ココロ》《パン》 【自】 このカードが相手の技によってベンチから控え室に置かれた時、あなたのリングに《パン》がいるなら、あなたは2枚引き、自分の手札を1枚選び、自分の控え室に置く。 作品 『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~』 関連項目 《ココロ》 《パン》 『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~』 お見送りアミル/ル・クールの看板娘 作品名に“シャイニング”を含むカード
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トップページ 新聞論評 新聞論評 2010 新聞論評 20101004 this Page {2010年10月4日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大} 1.新聞情報 見出し 「有期労働」規制は雇用不安を広げる 新聞名 日本経済新聞 朝刊 発行日 2010年10月04日 面2面 2.要約 有期労働者をめぐり、雇用の新しいルール作りが今秋から労働政策審議会で始まる。しかし規制の強化は雇用不安や処遇向上の難化などを呼び込みかねない。労働者保護をうたって雇用不安を広げては本末転倒だ。(96字) 3.論評 少し前に規制を緩和する話も出ていた様に思っていたが、規制は強化の方向で進めていくようだ。しかし、これでは根本的な解決には至らないように思う。今いきなり有期労働者に対して契約に制限を設けたりすれば、間違いなく企業は首切りに走るであろうし、その一方で正社員がその分増えるのかといえば、そんなこともないだろう。このままではただ有期労働者を切り捨て、正社員も増加しないといった事態に陥り、雇用拡大をうたいながら雇用を縮小してしまうのではないだろうか。確かに、有期労働者を減らすことにより、正社員が増加する企業もあるかもしれないが、有期労働がライフスタイルに適している人達にはどう対処するのか、使いやすい労働力をもとめて、雇用が海外に流れ出てしまうのではないかなど、課題が山積みの状態だ。今は有期か正社員かよりも、国内雇用不安の払拭を最優先すべきではないだろうか。ただでさえ日本人は中国人などとくらべると人件費が高くつく。その上雇いやすい有期労働者が規制されてしまっては、いい流れは何も生まないだろう。(446字) 名前 コメント すべてのコメントを見る