約 1,036 件
https://w.atwiki.jp/sazae_yaruo/pages/225.html
本願寺関連 ■本願寺一門・有力者 本願寺証如(1516~1554) 本願寺第10世。 願証寺蓮淳(1464~1550) 蓮如の六男。署名は顕証寺蓮淳。証如後見人。実質的本願寺のトップ 顕証寺は摂津八尾、願証寺は伊勢長島の寺院。利益のためなら一門も弟も殺す自分本位な人。奥さん多数 山科本願寺が焼き討ちにあった時、主である証如を置いて逃げる。1531年の大小一揆の原因を作る。 (あれ?できる夫とすごく似てない?) 願行寺勝恵(1475~1557) 一門の重鎮。大和国願行寺を開く。大和の門徒を掌握。 願証寺証恵(1516~1564) 蓮淳の孫。願証寺3世。伊勢・尾張・美濃の3国の寺院・門徒支配の権限をもつ。 願証寺証意(1537~1571) 証恵の子。願証寺4世。1566年願証寺の院家相続を認められる。1570年からの長島一向一揆の指導者。 織田信長の弟信興を自害に追い込み、氏家卜全を討ち取り柴田勝家を負傷させたが、1571年に急逝。 融誓(慶寿院鎮永尼、1493~1571) 蓮淳の四女で本願寺証如の母。1557年の正親町親王践祚の際、資金の献上を決定させるなど、女性ながらに強大な権限を保有した。 勝興寺実玄(1486~1545) 蓮如の孫。蓮誓次男。加賀勝興寺初代。1531年の大小一揆で弟顕誓に勝利し、勝興寺を加賀の二大勢力に育てる。 勝興寺実照(生没年不詳) 実照実玄子。勝興寺2代。 光教寺顕誓(1499~1570) 蓮如の孫。蓮誓三男。加賀光教寺3世。1531年の大小一揆で蓮淳らに敗れ破門される。1543年に復帰し石山本願寺に入る。 超勝寺実顕(1488~1542) 加賀超勝寺第5代。妻に蓮淳の娘。1531年大小一揆で蓮淳派に属し越前一向一揆の指導者に上り詰める。 (越前の超勝寺は朝倉宗滴に焼かれたので加賀から越前へ活動) 超勝寺実照(生没年不詳) 加賀超勝寺第6代。実顕の長男。1550年頃には顕祐が継いでいるのでその頃には死んでいる模様 超勝寺顕祐(1522~1593) 加賀超勝寺第7代。実顕の次男。主戦派として朝倉との講和に抵抗した。 本福寺明宗(1469~1540) 近江堅田の本福寺第5世。長年にわたって本願寺を支えたが、蓮淳が台頭すると蓮淳の権力欲によって 3度破門され、財産と門徒をことごとく失った上残った門徒と共に餓死した。子孫に「本願寺一門を信じるな」と遺している。 本福寺明誓(生没年不詳) 近江堅田本福寺第6世。本福寺を称徳寺(蓮淳の勢力下の寺)の末寺にすることで破門を許される。 『本福寺由来記』『本福寺門徒記』を遺す。ここでも本願寺一門への恨み節は健在。 本福寺明順(1534?~1581) 近江堅田の本福寺第7世。石山合戦に参加。 瑞泉寺証心(生没年不詳) 越中南砺の瑞泉寺4世。越中一向一揆のまとめ役。瑞泉寺城(井波城)主。1550~60年代に上杉謙信と激戦を繰り広げ その勢力圏を維持した。1575年に上杉謙信と和睦 ※まだ生まれてない 本願寺顕如(1543~1592) 第11世。証如の長男(?)。 ■坊官など 下間頼廉(1537~1626) 顕如の軍政両面における要。下間家の中では傍流だったが、顕如に見出され坊官でも最高格の権勢を得る。 下間頼照(1516~1575) 越前一向一揆総大将。顕如に見出される1573年以前の行跡は不明。 下間光頼(?~1549) 証如の代の上座(坊官の最高位)。1549年急死。 下間真頼(1513~1552) 証如の代に奏者となり、1549年、兄の死後上座に就く。 七里頼周(1517~1576) 本願寺の青侍(下級武士)出身だが、顕如の代になって坊官となり、加賀一向一揆の指導者となる。 加州大将と呼ばれ織田軍と戦ったが、次第に権勢を振るうようになり弾劾を受け、織田軍に大敗した後死去。 下間頼言(?~1556) 本願寺の外交官。1556年に足利義輝仲介での朝倉との和睦成立に動いたが毒殺される。 下間頼旦(?~1574) 石山から願証寺に派遣され織田信長の弟信興を自害に追い込み、氏家卜全を討ち取り柴田勝家を負傷させた。 1574年に織田の兵糧攻めにより降伏、開城したところを織田軍によって皆殺しにされる。 杉浦玄任(?~1575)※子供や父親の年齢から1530~40年の生まれと推定される 本願寺坊官。1567年の加賀一向一揆で朝倉義景と戦い、戦後の和睦では朝倉義景に嫡子又五郎を出している。 信長に対し徹底抗戦を訴えた主戦派。1572年上杉軍に尻垂坂の戦いで大敗。1573年朝日山城攻防で上杉軍に勝利。 1574年4月に朝倉景鏡を滅ぼすも、鉢伏山城の攻防で織田軍の大軍に破れ死亡。 ■本願寺関連年表 1540年7月 本福寺明宗、蓮淳による弾圧・破門により72歳で餓死する。本福寺は衰退。 蓮淳の権勢が絶頂期に。 1541年 朝倉との間で和談。 1546年 金沢御坊(尾山御坊)が完成。
https://w.atwiki.jp/rule_matome/pages/10.html
まとめたいまとめ このページに「まとめたいけどまだまとめてない」ルールをまとめる。 このwikiで取り扱う「ルール」には、 共通ルール 大会ルール ステージルール の3つが存在します。 +詳細はこちら 共通ルール 複数の大会に共通するルール設定です。 クイズ系における誤答ルール、 スポーツ系における「スポーツそのもののルール」等が該当します。 大会ルール 各大会・企画・番組における構成に関するルールです。 大会全体のルールが該当します。 ステージルール 各大会・企画・番組における、各ステージの詳細なルールです。 各ステージのゲームルールや勝者決定方法等が該当します。 例えば「abc」を例にとると、以下のようになります。 「タイムレース」「10○10×」等の用語 →共通ルールに該当します。 各Roundの実施内容、そこでの勝ち抜け人数 →大会ルールに該当します。 「Number 10」「トリプルセブン」等の具体的ルール →ステージルールに該当します。 クイズ系 共通ルール +折りたたみ 青天井 サバイバルアタック風サバイバル ネオサバイバル アップダウン m○n× m○n休 上座クイズ 空席待ちクイズ ローリングクイズ 5ジャンル制覇クイズ ザー タイムレース 通過クイズマンオブ風通過クイズ 10by10 10hits Combo NYスタイル 早押しボード プラス1マイナス1 ポイント換算クイズ 大会ルール +折りたたみ 誤 EQIDEN Man of the Year STU 勝抜杯 Quiz Road Cup 賢押杯 「新人王」決定戦・「早押王」決定戦 LOCK OUT! QUIZ DEAD OR ALIVE アメリカ横断ウルトラクイズ FNS1億2000万人のクイズ王決定戦! クイズ実力日本一決定戦 史上最強のクイズ王決定戦 全国高等学校クイズ選手権 ワールド・クイズ・クラシック クイズ$ミリオネア パネルクイズ アタック25 連続クイズ ホールドオン! Quiz 5Players スポーツ系 スポーツ系には「マインドスポーツ」「e-スポーツ」等を含みます。 共通ルール 大会ルール プロ野球 Jリーグ 謎解き系 共通ルール 個人戦 団体戦 全体戦 制限時間型 大会ルール ライアーゲーム系 共通ルール 大会ルール ゲーム系 共通ルール 大会ルール その他 共通ルール 大会ルール OKOWA(恐い話王決定戦) LIMITS(アートの世界一決定戦)
https://w.atwiki.jp/nofx/pages/90.html
仏教(ぶっきょう、佛敎)は、約2500年前(紀元前5世紀頃)にゴータマ・シッダッタ((パーリ語|パ)Gotama Siddhattha)(ガウタマ・シッダールタ((サンスクリット|梵)Gautama siddhaartha))(釈迦)が現在のインド北部ガンジス川中流域で提唱し、各地に広まり現在も続く世界宗教。キリスト教・イスラム教と並んで世界三大宗教のひとつ。 概略 語義 仏教「佛教」(ぶっきょう)とは、仏陀(ブッダ)の説いた教え、仏(仏陀、覚者、真理に目覚めた人、如来)の宗教、また、仏に成るための教え。近世では広く釈尊(しゃくそん)(釈迦如来)を開祖とする宗教のことをさす。 仏陀、仏(佛陀、佛)とはサンスクリット語の目覚めた人、覚者(かくしゃ)、真理を悟った人を意味する buddha を中国語の漢字に音写した言葉であり、「神」、「預言者」、「神の僕」の意味ではない (漢文学者の諸橋轍次は、中国語の「沸」の字が「水にして水に非ず」を意味する如く、否定のニュアンスを持つ旁の部に人偏で、「佛」という語には「人にして人に非ず」の意味があると解釈している)。仏教の歴史においては仏教の開祖シャーキヤムニ(釈迦牟尼、釈尊)をさす。仏陀とは仏教の教理上では、悟りには普遍性があるが故に、広く修行者によって達成可能な目標とされている。 仏教(佛教)と同じ意味を表すのに、「法 (仏教)|仏法」または「仏道」の語が多く用いられる。法 (仏教)|法とは真理、教えのことである。道とは菩提、究極の真理のことである。仏教徒にとり、法 (仏教)|法は、仏陀|仏や僧とともに三宝のひとつであり、大事にしなければならぬ宝物の如き存在である。仏教で教とは仏陀となった釈迦の教えをいい。仏法の法とは、仏教教義で定められているとされていること又はものを言う。三宝という場合の法は経典およびその経典に記された仏教教義そのものを言う。そして仏道とは修行者が悟りを得てゆく過程としての道、または仏教に帰依した者としてのあるべき生き方を意味する。 無我・煩悩 初期型仏教である小乗仏教の目的は、個人が自ら真理(法=ダルマ、ダンマ)に目覚めて「悟り」を得ることである。最終的には「自分として執着している自我(アートマン)は実体ではない(無我)」と覚り、苦の束縛から解放されること(=解脱)を求めることである。 一般にこの境地を涅槃と呼ぶが、これはエゴイズム・煩悩の炎に自分がコントロールされるのではなく、自分がエゴイズム・煩悩の炎をコントロールできる状態である。 これに対し、インドでの後期の仏教論理の影響を豊富に受けた仏教、大乗仏教では悟りを得ることはこの世の全てのもの(無常なもの)は空(仏教)|空であること(色即是空)を知る(無明を捨て去る)手段に過ぎないとし、空を五感で体得することを最終的な目標とする。空は十二支縁起に説明される煩悩と潜在力(業)を捨て去ることで得られるという。この難解な概念は中観帰謬論証派(中観は中庸、帰謬論証は帰納法のこと)と呼ばれる大乗仏教の宗派の解釈が最も難解である。 大乗仏教においては、自身の涅槃を追求するにとどまらず、苦の中にある全ての生き物たち(一切衆生)への救済に対する誓いを立てること(⇒誓願)が主張されるが、特にこの「利他行」の強調が大乗仏教を上座部仏教(=部派仏教)と区別する指標として重要視される。そのために小乗仏教を超えるもととして捉えているものもいる。 日本の仏教は大乗仏教であり、有名な般若経は大乗仏教の根幹をなす教典である。ただ、日本や朝鮮といった大陸、中国を経由した仏教は色濃く道教などの影響を受けており、純粋な大乗仏教に最も近いのはインドに近かったチベットのものである。また、日本の仏教は神道との習合も見られる。 密教(真言)は、この悟りを得、煩悩や潜在力を取り去るための修行方法として位置づけられている。 輪廻・涅槃 釈迦(釈尊)を仏陀 (Buddha) と尊崇し、その教え(法)を理解し、禅定(ぜんじょう)などの実践修行によって悟りを得、煩悩をのぞき、輪廻の苦から解脱(げだつ)して涅槃の境地に入ることを小乗仏教では目標とするが、この涅槃の境地に入った存在を仏とよぶ。 なお、(特に初期仏教においては)菩薩とは仏になることを目指す修行者のことを言う。その教えから、根底にニヒリズムがあるように思われるが、煩悩を滅することにより、この世の現実の姿(実相)を感得しようとするもので、自己否定をするものではなく、一切を肯定しようとする面が強い。 さらに大乗仏教においては、道元のいう「自未得度先度佗(じみとくどせんどた)」(『正法眼蔵』)など、自身はすでに「涅槃の境地へ入る」段階に達していながら仏にならず、苦の中にある全ての生き物たち(一切衆生)への慈悲から輪廻の中に留まり、衆生への救済に取り組む面も強調・奨励される。これにより、例えば弥勒菩薩や観世音菩薩などが仏典に描かれている。 また、仏教では一般に人として転生することを推奨する。天界ではその快楽のために怠った修行の業により次の生ではよりレベルの低い世界(天界の神ですら輪廻に組み込まれている点に注意されたい)に転生し、飢餓・地獄・畜生道ではブッダの教えに触れることができず、阿修羅道は人界よりレベルが低いため、人界を推奨するのである。この点は道教で道を得るため長寿を尊ぶことと似ている。 仏像・念仏 また、初期仏教では、具体的に礼拝する対象はシンボル(菩提樹や仏足石、金剛座)で間接的に表現していたが、ギリシャ・ローマの彫刻の文明の影響もあり、紀元前後にガンダーラ(現在のパキスタン北部)で直接的に人間の形の仏像が製作されるようになった。これは、一説では釈尊亡き後の追慕の念から念仏が起こり、さまざまな三昧へと発展する過程で、その拠りどころとして発達したと考えられている。現在は如来・菩薩・明神・護法神など、さまざまな礼拝対象がある。一般的な仏教(顕教)では、仏像自体は宗教的シンボルとしてのみ意義がある。しかし後期大乗仏教の大毘盧遮那成仏神変加持経(大日経)では本尊という概念を導入し、自身と一体になる対象として扱われる。 真言門の菩薩行を修する諸菩薩を令て、本尊の形を観縁せしむるが故に、即ち本尊の身を以て自身と為す。 説本尊三昧品第二十八 特徴 仏教の教えの基本は、三法印(3つの根本思想)である。(三法印に一切皆苦を付加し、四法印とする経典もある) 諸行無常(一切の形成されたものは無常であり、縁起による存在としてのみある) 諸法無我(一切の存在には形成されたものでないもの、アートマンのような実体はない) 涅槃寂静(苦を生んでいた煩悩の炎が消え去り、一切の苦から解放された境地が目標である) 一切皆苦(一切の形成されたものは、苦しみである) 釈迦の悟りの内容は、四諦と縁起及び無我である。 BR / 以下にその関係を整理された十二支縁起を示す。 無明(無知) 行(潜在的形成力) 識(識別作用) 名色(心身) 六入(六感覚器官) 触(接触) 受(感受作用) 愛(渇愛) 取(執着) 有(存在) 生(出生) 老死(老いと死) これは、なぜ最大の苦である「老死」の不安の下で生きているのかの由来を示すと同時に、「無明」の状態を覚醒する事により、「老死」が克服されるという根拠も示している。 このように仏教では、救いは超越的存在(例えば神)の力によるものではなく、個々人の実践によるものと説く。すなわち、釈尊の実体験を最大の根拠に、現実世界で達成・確認できる形で教えが示され、それにしたがうことを呼び掛ける。 しかし、釈迦はこの目標を達成したとされているが、相互に一致しない記録がおびただしく存在し、いずれが釈迦の業績であるかを見定めることができない。そのうえ、涅槃の境地にいたることは現実的には達成不可能なことであると見なされている。このため、釈迦にならい涅槃の境地に到達する、という目標をまじめに考えている仏教徒はほとんどおらず、死者を弔う儀式行為、並びに、涅槃までの到達者であるとされている釈迦を神格化し崇拝することとがこんにちの仏教の実際である。 しかし、仏教での神は、六道を輪廻する一切衆生の一部をなし、輪廻という苦の中にある点では、他の衆生と同様、特別な存在ではない。悟りを得たとされている釈迦も仏教の開祖ではあるが一人の人間であり、既述の通り、セム語族|セム・ハム語族|ハム系の「唯一神」のような全能な人格・超越者ではなかったし、ガウタマ・シッダールタ自身も、神を自称することはなかったし、神について教えてもいないのである。 歴史(仏教の伝播) 釈迦が入滅(仏滅)して後、出家者集団(僧伽、サンガ)は個人個人が聞いた釈迦の言葉(仏典)を集める作業(結集)を行った。仏典は、この時には口誦によって伝承され、後に文字化される。 僧伽は、仏滅後100年ごろ、教義の解釈によって上座部と大衆部の二つに大きく分裂(根本分裂)する。時代とともに、この二派はさらに多くの部派に分裂する。この時代の仏教を部派仏教と呼ばれる。 部派仏教の上座部の一部は、スリランカに伝わり、さらに、タイ王国|タイなど東南アジアに伝わり、現在も広く残っている上座部仏教(南伝仏教)。このグループの仏教は、「自己の救いのみを目的とする」として、以前は後述の大乗仏教側から蔑まれ、小乗仏教と呼ばれていた。 紀元前後、在家者と釈迦の墓(仏塔、ストゥーパ)の守護者たちの間から、出家することなく在家のままでも仏となる教え(大乗仏教)が起こる。この考え方は急速に広まり、アフガニスタンから中央アジアを経由して、中国・韓国・日本に伝わっている(北伝仏教)。またチベットは8世紀より僧伽の設立や仏典の翻訳を国家事業として大々的に推進、同時期にインドに存在していた仏教の諸潮流を、数十年の短期間で一挙に導入、その後チベット人僧侶の布教によって、大乗仏教信仰はモンゴルや南シベリアにまで拡大されていった(チベット仏教)。 「大乗」は小乗に対比される言葉である。「小乗」とは、大乗仏教を標榜する人たちが、僧院中心に活動していた仏教徒たちに対して蔑称として使った言葉である(原語のHiina-yana(ヒーナヤーナ)は「劣った・小さい乗り物」という意味であり、もともと大乗・小乗の区別がインドでは明確ではなかったことが、いろいろな史料から知られている)。 7世紀ごろベンガル地方で、ヒンドゥー教の神秘主義の一潮流であるタントラ教(w Tantra|Tantra または Tantrism)と深い関係を持った密教が盛んになった。この密教は、様々な土地の習俗や宗教を包含しながら、それらを仏を中心とした世界観の中に統一し、すべてを高度に象徴化して独自の修行体系を完成し、秘密の儀式によって究竟の境地に達することができ仏となること(即身成仏)ができるとする。密教は、インドからチベット・ブータンへ、さらに中国・韓国・日本にも伝わって、土地の習俗を包含しながら、それぞれの変容を繰り返している。 仏教の教えは、インドにおいては上記のごとく段階を踏んで発展したが、近隣諸国においては、それらの全体をまとめて「仏説」として受け取ることとなった。中国および中国経由で仏教を導入した諸国においては、「教相判択(きょうそうはんじゃく)」により仏の極意の所在を特定の教典に求めて「所依(しょえ・しょい)」としたり、特定の行(禅、密教など)のみを実践するという方向が指向されたのに対し、チベット仏教では初期仏教から密教にいたる様々な教えを一つの体系のもとに統合するという方向が指向された。 紀元前5世紀頃…インドで仏教が開かれる(インドの仏教) 紀元後1世紀…中国に伝わる(中国の仏教) 3世紀…セイロン島(スリランカ)に伝わる(スリランカの仏教) 4世紀…朝鮮半島に伝わる(韓国の仏教) 538年(552年)…日本に伝わる(日本の仏教) 7世紀前半…チベットに伝わる(チベット仏教) 11世紀…ビルマに伝わる(東南アジアの仏教) 13世紀…タイに伝わる(東南アジアの仏教) 13〜16世紀…モンゴルに伝わる(チベット仏教) 17世紀…カスピ海北岸に伝わる(チベット仏教) 18世紀…南シベリアに伝わる(チベット仏教) 仏教における人間 「にんげん」とは、人の間と書く。「間」とは世間とか仲間という意味である。仏教の生まれた時代のインドでは、衆生は五趣(天、人、餓鬼、畜生、地獄)を輪廻すると信じられており、人はこの中の1つの世界に偶々生まれているに過ぎないのである。そして、この五趣輪廻の苦から解脱して永遠の安寧を得る事は出来ないとされていた。仏教は衆生がこの苦から解脱するための処世的な側面を持って開かれたのである。五趣はやがて大乗仏教の時代になると、天の中の闘争的な性格を具する阿修羅を人の下に置いて、六道というようになった。 天台宗などでは、さらに天の上に声聞、縁覚、菩薩、仏の四を加え、十界の教義を立てた。これによって善業を積んで転生しながら、次々と上の世界に生まれていけば、終に仏になり輪廻から解脱するという階梯が出来たのである。言い換えれば、人間は悟りへの途中の状態にあるという事が出来る。 さらに、人間誰もが仏心という心(仏性)を持っており、それを煩悩が取り巻いているために仏心が顔を出す事が出来ないという、本覚(ほんがく)という考え方も言われる。 『大正大蔵経』を創った高楠順次郎は「人間は未完成の仏である。仏は完成された人間である。」と表現している。 仏教の広がり 言語圏 伝統的に仏教を信仰してきた諸国、諸民族は、経典の使用言語によって、サンスクリット語圏、パーリ語圏、漢訳圏、チベット語圏の四つに大別される。パーリ語圏のみが上座部仏教で、のこる各地域は大乗仏教である。 サンスクリット語圏 ネパール、インド(ベンガル仏教、新仏教等) パーリ語圏 タイ王国、ビルマ、スリランカ、カンボジア、ラオス等。 漢訳圏 中国、台湾、韓国、日本、ベトナム等。 チベット語圏 チベット民族(チベット、ブータン、ネパール、インド等の諸国の沿ヒマラヤ地方に分布)、モンゴル民族(モンゴル国、中国内蒙古ほか、ロシア連邦のブリヤート共和国、カルムイク共和国)、満州民族、トルコ系のトゥヴァ民族(ロシア連邦加盟国)等。 分布 (英語版:w Buddhism by country|Buddhism by countryより -- 現時点は違う数値を示している) 各大陸の仏教徒数 アジア 4億人 南北アメリカ 360万人 ヨーロッパ 180万人 オセアニア 40万人 アフリカ 8万人 このように、世界宗教とはいえ、アジア(特に東アジア・東南アジア)に片寄って分布している。 仏教徒が1千万人以上いる国 中国, 1億人 日本, 9千万人 タイ王国|タイ, 6千万人 ベトナム, 4千万人 ミャンマー, 3800万人 スリランカ, 1400万人 カンボジア, 1200万人 韓国, 1100万人 仏教用語一覧 悟り 禅 仏教遺跡 仏教旗 (仏旗)- 左から青黄赤白橙の縦五色と、右端のみ同じ色順(ほぼ正方形)で並んでいる旗(橙が L 字型になる)。
https://w.atwiki.jp/shousetsu/pages/709.html
『ま、待て!理雨!』 「…ジューン。俺は忙しいんだ。お前に構ってる暇はねぇ」 理雨は一度振り返り、ジューンを一瞥してから踵を返し、揚羽を連れ本会議場に向かった 『だから待てと言ってるだろっ!』 「はぁ…なんだ」 『あからさまにため息をつくなっ!…じゃなくて』 一息置いてからジューンは急に真面目な顔つきになった 『…隊長が数日前から消息を絶った』 「第3のバジルが…?」 『あぁ、自宅にもいない。浮かぶ所は全部探したが…』 「見つかんねぇ…か。たくっ…揚羽」 「はい、マスター」 「お前にこの件を任せる」 「お気を付けて」 『理雨っ…!』 「勘違いすんな。貸しだ。」 そう言い残すと理雨は片手を上げ会議場に向けて歩き出した --------- 軍部の中でも、最も重要な会議を行う【本会議場】 出席出来る階級も決まっており 主に元帥、副元帥を議長とし 各中将までの階級のみ出席を許される会議場である 巨大な扉の前に二人の衛兵。 理雨に敬礼をすると、左胸の数多の称号バッジをちらりと一見して重く、分厚い扉を開けた 『副元帥、姫牙 理雨様!ご到着!!』 レッドカーペットの広がる上座への道を両脇からの視線を浴びつつ歩いていった 『理雨…来てくれたのか』 「呼び出したのテメェだ。デトラ」 『そうだったな…さて、会議を始めようか』 元帥、ロード・デトラの真横に腰を下ろしため息をついた 『みなも知っているとは思うが…第三次大戦。戦況は思いの他よくない』 その言葉をかわきりに各階級、部隊からの報告が入った 『こちら空軍指令部、国境より西に敵国侵略との報告』 『陸軍指令部より、更に南より現在、交戦中との事』 数々の報告を聞きながら理雨はため息を付き椅子に深くもたれた 『…報告の通り。もはや、国内侵略を許すことなどできぬ。教皇様より徹底抗戦もやむなし、との事だ』 「(何、考えてんだあのジジィは…)」 再び、ため息を付き理雨は静かに口を開いた 【核兵器投下、10秒前】
https://w.atwiki.jp/dngssl/pages/217.html
プロローグ(金宮 刀) 俺がいつものように大学をサボって、アパートのベランダでもう何日も取り込まれていない洗濯物と一緒にタバコを吸っていると、通りの向こうに目立たない男が立っていることに気づいた。目立たないはずの遠くの人影に気付くというのも何だか難しい話のようにも思うが、その男は目立たなすぎて逆に目立っていたのだ。 金宮刀だ。俺のアパートに何の用だろう。 金宮は信号が青になったことに約3秒遅れで気づくと、ゆっくりと道をこちら側へ渡ってくる。 俺の家は大学にほど近いが、かといって金宮の家から大学に行くまでにこの道を通るわけでもない。そもそもあの金宮が昼間っから大学なんかに行くはずがない。というか、もとよりあの男は道場以外にいることが異常なのだ。 そういえば、と思い出す。昨日酔っている時に金宮から連絡があって、今日の訪問を伝えられた。気がする…… 慌てて携帯の着信履歴を調べるとやはり彼からの連絡は夢の類ではないらしい。 俺はタバコを灰皿に押し付けて、虫の多い部屋に戻り来客を迎える準備を始めた。 まもなくしてチャイムが鳴った。それまでに俺が出来たことと言えばアダルトグッズを押し入れに隠すことくらいだ。これは非常にマズい。 しかし待たせるのはもっとマズいので俺はしょうがなく玄関ドアを開けた。 「久しぶり。お招きいただきありがとう。これ、つまらないものだけど」 そう言ってカバンと刀の入った袋を持っている金宮は菓子折りを渡してくる。 「金宮、何度も言うようだけど、友達が一人暮らししている家に来る時にわざわざ菓子折りなんか持ってこなくていいから」 「そうかなあ、僕はそうは思わないけれど」 金宮と議論するのは無駄だと分かっているので俺は一つため息をついて彼を部屋に上げた。 金宮は部屋をしげしげと見渡している。 彼が考えていることは大体分かる。つまり俺が部屋を客を迎えるのにふさわしい綺麗さにしておかなかった無礼に怒っているのだ。部屋の中を蚊が何匹か飛んでいる。減点一。 仏の顔は3度まであるが金宮は仏ほど寛容ではないことを俺は知っていた。 金宮に上座に座るように勧めて断られる。予定調和だ。結局俺が上座に座った。お茶を出すのも忘れない。 「それで、今日はどんな用で来たんだ?」 「いや、言い難いんだけどね、お金を貸してもらえないかと思って」 俺は思わず飲んでいたお茶を噴き出しそうになった。 「これはまたどうして」 「魔人闘宴劇に出ようかと思って」 今度は本当にお茶を噴き出してしまった。金宮の服にかかってしまう。必死に謝ったがこれは減点二だろうか? こぼしたものを拭いて、会話が仕切りなおされる。 「それでアレ、魔人闘演劇に出るって? それってあれだろ? 五十億の……どうしてまた?」 「いや、ちょっと借金を返したくて。それと、特殊能力を消したくて」 「能力ってあれだろ? 剣が伸びるやつ、いいじゃんかカッコよくて」 「あれさ、たまに制御しきれなくて道場の床を傷つけるんだよ。困るんだよね。それに普通に居合道やる分には必要ないし」 「ふーん、そんなもんか。でも、あれって確か負債に応じて伸びしろが決まるんだよな? じゃあ借金背負わなければ良くないか?」 「人生そう簡単じゃないよ。将来的に家とか買いたいし……」 魔人闘演劇で勝てるほど人生簡単じゃないだろ。 「まあ、いいよ。それでいくら貸してほしいんだ?」 「あるだけ」 「あるだけって……今いくら借りてるんだ?」 「出来るだけ試合までに負債を増やしておきたかったからね、出来るだけ金利の高いところで借りれるだけ借りたよ」 金宮は笑って言った。 「お前……それって闇金なんじゃ」 「そうだよ」 彼は表情一つ変えることなく言った。 「ちょ、ちょっとお前借用書見せてみろよ」 「うん? いいけど?」 彼がカバンから取り出した借用書を確認し、電卓で計算する。計算結果が判明するにつれ他人事なのに指が震える。 「……お前、試合の日までに負債がいくらになるか分かってるのか?」 「よく知らない」 「約二千万円」 俺は震える声でそう言ったが彼は全く気にした様子もない。 「お前、大丈夫なのか?」 「ああうん、秘策がいくつかあるんだ。勝てるよ」 当たり前のように言うのを聞いて俺はすっかり全身の力が抜けるのを感じた。なんだか笑ってしまいそうだ。 「いいぜ、あるだけ貸してやるよ」 「本当? ありがとうございます」 俺はタンスから通帳を取り出すと金宮に投げてやった。 その後は二人して無言のままお茶を啜っていた。部屋に蚊が飛ぶ音ばかり聞こえて気まずかったので、俺は先ほど気になったことを聞いてみることにした。 「そういえばさっき、参加は負債を返すためでもあるって言っていたけど、もともとあった負債っていくらなんだ?」 「ああ、5万円」 俺はすっかり呆れてしまって、気が抜けたのだろう「お前馬鹿だなあ」なんてことを言った。 言って、しまった、と思った。これが金宮に無礼判定を受ければ今日三つ目の無礼だ。 ゆっくりと金宮の方を向く、彼は持ってきた刀に手をかけたところだった。 「動かないでね」 殺される。 そう思った。 金宮の動きはよく見えなかった、しかし鯉口と鍔が当たるキンという音が部屋には確かに響いた。 そして、テーブルの上に蚊が何匹か落ちる。 「蚊が多くて聞こえなかったんだ。何か言った?」 俺は自分の股の間に何か温かいものが流れていくのを感じながら「何でもないよ」と言った。 その後すぐに金宮は帰っていった。俺の失禁を察したのだろうか。 洗濯物が何枚か足されたベランダでタバコをふかしながら、青になって3秒後に信号を渡りだす金宮を眺める。 あいつなら、あるいは。俺はそう思わずにはいられなかった。 金宮 刀 参加キャラクター
https://w.atwiki.jp/epos/pages/51.html
【遊牧民】 所謂「遊牧」,係指一邊在時間及空間上移動家 畜,一邊取用植物、水、鹽分等自然資源生活的生產方式。而「遊牧民」即是以此營生之人的稱呼。 <特徵> 遊牧民沒有單一的居所,一年間會多次遷徙住家一邊畜牧生活。多數的情況是數個家庭組成的家族單位驅趕牲群,彷彿像是不讓家處食盡草場的草,等待其回復生氣 般定期地移動至別的場所。 定居的人們對於遊牧民一般皆有漂泊無根、四方流浪闖蕩的印象。實際上家族單位普遍都有「夏季營地」、「冬季營地」等稱呼,定期造訪的私佔 固有牧地。隨著氣候的年變化和家畜的狀況,會在夏季營地和冬季營地(諸營地)間依某種考量定下的路線做規律性的巡迴移動。 遊牧民所生活的法登地區大抵屬於氣候的乾燥帶,由於不利農耕的嚴酷氣候,為了度過更為艱困的冬天,往往在冬季營地會聚集數十到數百不等的家族單位進行集團 生活。 遊牧民的另一個特徵是生活無法脫離交易活動。遊牧生活要獲取乳品、毛皮和肉類本來就是相當容易的,但是像穀物或是需要定居製作的高度工藝品的話想要穩定的 獲得卻是非常不易的。是故,定居在遊牧民牧地鄰近地區的農耕民族多半是不可或缺的存在。也因此遊牧民善用其移動性,將岩鹽與毛皮等資源當做遠地交易的商 品,組織隊商與定居住民交易獲取生活必需品。即使是讓人有自給自足印象的遊牧生活,也必須藉由買賣山羊、綿羊、馬匹等商品性高的家畜才得以成立。 <遊牧民的生活> 夏季向漠北移動,冬季向漠南移動,一邊移動一邊進行狩獵採集、畜牧的生活,不像定居住民會建設城鎮,而是居住在氈帳(穹廬)裏,移動時就拆折收納,同財產道具用輼車(ㄨㄣ,可居住的移動車輛,也就是房車)載運。氈帳的入口必定朝日昇方向的東側,面向東面的座位屬於上座,食物以酪、乳和肉類為主,也食用榖物。詳細的生活描述請見法登。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35791.html
登録日:2016/12/18 Sun 18 07 26 更新日:2022/03/16 Wed 22 45 02 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 お釈迦様 アニヲタ悪魔シリーズ アニヲタ神様シリーズ インド シャカ ネパール ヒンドゥー ブッダ 仏 仏教 仏陀 大日如来 如来 密教 立川在住 聖人 釈尊 釈迦 釈迦如来 開祖 ■釈迦如来(しゃかにょらい、しきゃじらい) 『釈迦如来(梵 シャーキ)』は上座部仏教、大乗仏教にて崇拝、信仰されている尊格。 仏教の開祖である仏陀=ゴータマ・シッダールタを思想上の“仏”とした存在である。 梵名のシャーキとは現在のインド・ネパール国境付近で農耕を生業としていた出身部族であるシャカ族の事であり、シャカ族出身の聖者(尊)である事からシャーキャ・ムニ等と呼ばれていた。 これを音写して釈迦牟尼、釈迦と云い、日本では単にお釈迦様、釈尊、世尊と呼び顕す場合が多い。 お釈迦様御自身の人柄や生涯については当該項目及び手塚治虫の『ブッダ』や『聖☆おにいさん』を参考。(*1) 代わりに本項では「仏教の教えの中で、お釈迦様はどういうポジションの人として扱われてるの?」という部分を解説していく。 概要 開祖であるゴータマ・シッダールタ(瞿曇悉達多)を仏教思想上の神をも超越した“仏”であると見なした、仏法凡ての師。 仏教教団が釈尊の示した思想と実践的修行の枠を越えた、宗教的な側面を強めていく中で、釈尊の超人的な部分を教義の拡大に伴い外教(*2)の宇宙論や世界観も参考に拡大解釈転じて、理念の徹底追及をしていく中で成立していったと考えられる。 上座部仏教では神格化されていった概念で留まり、 生まれ、生まれ、生まれ、生まれて……。死に、死に、死に、死んで……。今生に顕れた久遠実成の師。 大乗仏教では弥勒仏が来るまでの現世の仏(世尊)。 密教や大乗仏教では宗派により大日如来や阿弥陀如来と云った他の仏を本尊とする場合もあるが、この場合に於いても釈尊への尊崇が前(さき)にあるのは云うまでもない。 大乗仏教では現世=姿婆(サバー)に生きた釈尊を三身仏の内の応身仏(*3)に当て嵌めるが、釈迦如来は阿弥陀如来や薬師如来と共に報身仏(*4)として扱う。 これは、一見すると取り柄のない凡夫であっても釈尊と同じく仏性を秘めており、悟りを拓く事により世尊と等しく仏になれると云う仏教思想の発展と大衆化(普遍的価値観への移行)により導かれた思想である。 また、釈尊を生み出したのは釈尊自身が説いた宇宙の真理である法身仏(*5)であり、法身仏が生み出した宇宙に生きとし生ける物凡ても同じく仏になれるのだ、と云う真理を語っているのである。 如来 元は釈尊の十号(十の呼び名)の一つで“仏”の尊称。 如来(タターガター)とは古代インドに於ける聖人の意であり、仏教では仏陀(ブッダ)と同じ意味で扱われる。(*6) 大乗仏教に於ける最上位の仏であり、仏その物を指す。 密教思想に於ける三輪身では仏の本来の属性を顕すことから自性輪身と呼ばれる。 如来の前段階となるのが菩提薩埵(菩薩)。 菩提樹の下で瞑想を通して解脱した釈尊の姿より生まれた尊格であり、仏が現世に留まってでも衆生を導く決意を顕すことから正法輪身と呼ばれる。 如来の化身や従者となるのが明王(金剛)。 古代インドの神や魔の姿を借りた尊格で、仏が自らの身を泥に染めてでも必ず衆生を救おうという決意を顕すことから教令輪身と呼ばれる。 大乗仏教では、基本的にこの如来から明王までが仏として扱われる。 因みに、仏の十号とは①如来 ②応供(阿羅漢) ③正遍知 ④明行足 ⑤善逝 ⑥世間解 ⑦無上士 ⑧調御丈夫 ⑨天人使 ⑩仏世尊で、古代インドの聖人の尊称が仏教にも取り入れられたものである。 仏の三十二相と八十の随形好 元は古代インドに根付いていた相術が仏教に取り入れられたもので、世尊(釈尊)の姿の特徴として当て嵌められた。 仏教では、これこそが縁覚者(ブッダ)の姿であるとして広められ、教団外にまで広く根付いていった。 元は古代インドの理想上の王である転輪聖王(てんりんじょうおう)の姿の説明であったらしい。 御仏が一目で解る位に特異な姿で描かれているのはこの為で、これを合わせて「相好」と云う。 ■三十二相の一覧 1.足の裏が肉付きがよく凹みが無い。 2.足の裏に千輻輪紋(千の輻を持つ車輪)がある。 3.手の指が長く細い。 4.かかとが円で凹みが無い。 5.足の甲が高く隆起している。 6.手足が柔軟。 7.手足の指の間に羅網(水かきのような膜)がある。 8.脹ら脛が鹿王の様に発達している。 9.直立して腕を垂らすと手先が膝を越える。 10.男根が体内に隠蔵(馬蔵)されている。 11.体毛が旋回状に生えている。 12.体毛が凡て上に靡いている。 13.皮膚が決め細やかで兜羅綿(ススキの尾花)の様。 14.体毛が金色。 15.身体が豊かで整い清浄。 16.口の中が広く方正(正方形)。 17.頬が方正で獅子王の如し。 18.脛が幅広く滑らか。 19.身体の節が無く五体の調和が完璧。 20.七所(頭頂、肩、掌、足裏)が円で豊か。 21.歯が四十本生えている。 22.歯が緊密に生えている。 23.歯に[[八重歯]]や欠けや隙間が無い。 24.四牙(犬歯)が白く大きく清浄。 25.身体が清浄で金色に輝いている。 26.声が梵王(ブラフマン)の様である。 27.舌が幅広で長く柔軟。 28.口にした物が凡て美味になる。 29.眼球が紺青色である。 30.眉、眼、睫が牛王の様。 31.眉間に白毫があり、右旋して輝く。 32.頭頂に肉髻が盛り上がっている。 幾つかの異説もあるが、基本的にはこんな所である。 上記の他、仏法説画に見られる様に垂れ下がった耳朶や並外れた巨体が特徴として挙げられる場合もある。 八十の随形好は人に「いいね!」と思わせる、周囲を幸福な気持ちにさせてくれる吉兆の事。 御仏は居るだけで人々を和ませるのだ。 因みに、後の仏教では釈尊が説法を次々と成功させていったのは世尊が、これらの余りにも特徴的な姿をしていたからだとする説明までされる様になった。……褒めてるようで褒めていないぞ。 釈尊がこうした姿をして生まれて来たのは過去生(前世)にて仏となる修行を積んで来たからだ、とされており、摩耶夫人の右脇から生まれた後に七歩を歩き天地を指して言った「アッゴー、アハム、アスミ、ローカッサ……(天上天下唯我独尊)」と宣言した後に天から甘露が降り注いだ説話等とともに釈尊の超人譚として今日にも伝えられている。 これらの特徴は仏像制作に於ける「如来」の基本形ともなっており、法身大日如来を除いては、何れの如来も釈迦如来の姿を基本として顕されている。(*7) 釈尊の過去生 釈尊が偉大な神通力により語ったとされる自身の前世の物語を「本生譚(ジャータカ)」と云う。 釈尊の前世は善慧(スメーダ)と云うバラモン僧であり、然燈仏(ディーパンカラ)との出逢いにより未来にゴータマ・シッダールタとなる予言を与えられ、布施、持戒、忍辱、精進、決定、知慧、真実、出離、慈、捨の十の波羅密を極めるべく、様々な獣や魔物、人間として転生を繰り返しつつ菩薩として修行を繰り返し、遂に仏となるべく降誕したのだと云う。 上座部仏教ではこの「仏伝」を四つに分けて考察している。 ①三阿僧祇修行時代 上記の然燈仏との出逢いから、転生を繰り返して十の波羅密を極める。 ②百劫修行時代 仏となるべく、兜卒天で三十二相の業を積む。 この時に弥勒と出逢い共に修行しているが、釈尊の方が優れていた為に最初に降誕したのだとも言われる。 ③王城降誕・出家 シッダールタ王子が出家し、菩提樹の下の瞑想で前世の修行を完成させる。 ④降魔成道 悟りを得た釈尊は輪廻から解き放たれ、業を断ち切る。 以降、涅槃までの時を十大弟子を初めとした信徒や衆生に仏法を解いて過ごす。 阿僧祇と劫は共に途方も無く永い時間(数)を顕す言葉で、元は古代インド神話~ヒンドゥーに見られる言葉だが、「空」の概念がある仏教では物理的な時間を超越した概念でもあるのか、明確な長さは定められていない。 一説には1阿僧祇=10の56乗とされるのが一般的だが、10の64乗とする意見もある。……永い(確信)。 これを四相と呼ぶが、更に細かく分類して八相と呼ぶ分け方もある。 ①降兜卒→②入胎(托胎)→③出胎→④出家→⑤降魔→⑥成道→⑦転法輪→⑧入滅(涅槃)となり、 この内の③は誕生会として4月8日。 この内の⑥は成道会として12月8日。 この内の⑧を涅槃会として2月15日。 ……と、八相の場合は、この様に振り分けられている。 日本では伝来したのが大乗仏教であった為か、釈尊の高名に反して大々的に祝われる事はなくクリスマスと比べるとマイナーな印象だが、上座部仏教が伝来したタイやスリランカでは盛大に祝ってもらってくれているそうである。 日本人は潜在的仏教徒であることは間違い無いので、いつかは甘茶でかっぽれしてさしあげる機会を持ちたいものである。 姿 伝承の中の釈尊そのままの姿をしており、再現出来うる限りの相好を備えた仏陀の姿をしている。 結跏趺座して右手施無畏印、左手与願印を見せた姿(*8)は、他の如来にも当て嵌まる為に通仏相とも呼ばれる。 この他、右手の第二指で地を触る触地印を示す像もあり、これは菩提樹の下で魔羅(マーラ)の欲望を絶ち切った時の姿を顕す。 この他、入滅の様子を顕した涅槃像も多く作られている。 三尊形式では文殊菩薩と普賢菩薩の他、梵天と帝釈天、薬王菩薩と薬上菩薩、日本には作例が無いが金剛手菩薩と蓮華手菩薩も脇持として配置される例がある。 種字 ■バク 真言 ■ナウマク・サマンダボダナン・バク 追記修正は悟りを開いてからお願い致します。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 相好、改めて見ると色々凄いなw -- 名無しさん (2016-12-19 01 12 00) シャバの語源って「現世」なんだな。昔からのヤクザ言葉とかが由来なのかねえ。ム所から出てくるヤツが言うのは分かるが、シャバゾーとかってどうなるんだろ?「伊達にあの世(獄中)は見てねえぜ!」の逆で「ヌルい日常(現世)しか知らんガキが!」くらいかね -- 名無しさん (2016-12-19 12 25 19) カラリパヤットEX -- 名無しさん (2016-12-20 20 59 48) 特徴が宇宙人□にしか思えないぉ。 ('・ω・') (あくまで個人の感想です) -- 名無しさん (2017-06-14 19 21 47) ↑天部がやり過ぎたプロデュースしただけだから……(『聖☆おにいさん』並感) -- 名無しさん (2017-06-14 19 40 50) ちなみにオウムでの呼び名はサキャ神賢 -- 名無しさん (2018-11-12 23 46 46) 言ったら悪いけど奇抜な設定を付け足して独自性を出そうとして失敗した創作初心者あるあるみたい -- 名無しさん (2019-06-11 09 59 07) ↑成功しとるからええんや。後、仏教の場合はクトゥルー神話と一緒で後から他の人間が設定付け足したパターン。 -- 名無しさん (2019-06-11 10 46 38) 声が梵王(ブラフマン)の様である。 -- 名無しさん (2019-06-11 13 17 37) ↑なんてわかる奴いんのかよw -- 名無しさん (2019-06-11 13 18 00) ↑当時はキメてるようなバラモンばっかりで、神の声を聞いたと思ってたら同じくらいのインパクトで話を聞かせたのがゴータマだったのかもしれない。 -- 名無しさん (2019-06-11 17 16 37) ↑8 ブッダ「私とこれがおそろいに見えるなら、今すぐ私を退治して!!」 イエス「やっぱり君から見ても討伐対処なのかい!?」 -- 名無しさん (2019-06-12 14 09 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dmjinja/pages/50.html
今日ご紹介するのは、海外に飛びましてスリランカのダンブッラにあるダンブッラロックの黄金寺院ですっ ロックの日ということで、岩に関係ある寺院を紹介してみようと思いますっ!画像は寺院入り口ですが、インパクトがありますね……。 この寺院は石を掘って出来た石窟寺院で、第一窟、ヒンズー窟、第二窟、第三窟、第四窟、第五窟の5つの寺院があります。それらの寺院には釈迦に関連したものがところ狭しと飾られています。ここスリランカは厳しい修業によって悟りを開こうとする上座部仏教が盛んな地域だったからだと思いますっ! 第一窟はひとつの岩から削られた釈迦の像があります。何と大きさは14m、そして横になっています!また釈迦の一番弟子であるアナンダの像や、ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ像もあります! 第二窟は長さ52m、奥行き23m、高さ7mと一番広く、16体の釈迦立像と40の釈迦坐像がありますっ!この寺院には合計153の釈迦像があるのですが、3分の1ほどがここにありますっ!また、第二靴には泉が湧いており、この泉にには病気を治す力があると信じられています。 第三屈には、スリランカのキャンディ王朝後期の王、ラジャシンゲ王の像とともに50体の仏像が安置されています。ここも多いですね……。ラジャシンゲ王はスリランカの仏教信仰に尽力した王で、この第三屈はラジャシンゲ王が18世紀に掘った比較的新しい寺院ですっ 第四窟以降はこれまでの寺院より狭くなっています。第四窟の釈迦像は誤って腰掛けられてしまったため新たに清められ真っ黄色になっていたり、盗難にあってしまったりしているんだそうです……。第五窟はもともと倉庫だったところを寺院に変えたそうで、11体の釈迦像があります。 一部ヒンドゥー教の神様の像や王様の像がありましたが、ダンブッラにあるのはほとんどが釈迦の像です。スリランカの仏教は厳格で仏教一筋だからなんですね。また、仏像だけでなく壁画も全体に掘られています。古いものですから、何度も補修され今に伝えられています。
https://w.atwiki.jp/agohige_ryowiki/pages/34.html
学名:Elegantice Yorrocious Formicidae 別名:ハンナリヨロシオスアリ 種目:イトウエン目イエモン科 生息地:京都周辺及びアフリカ 特性:コロニー内に上下関係が存在 発見者:バチェ氏 べっこう飴に群がるハンナリヨロシオスアリ [解説] 体長1~1.5cmほどのアリで、主に京都周辺及びアフリカに生息。 一つの巣に数千~数万匹単位が住み、独自のコミュニティを形成する。 この種の最大の特徴は、上下関係、またそれに関わる行動にある。 コロニーの中の役割は、一番下が『おしゃくアリ』、その上に『舞妓アリ』、そして他のアリで言う女王アリに当たる『女将アリ』がおり、その全てがメス。 オスのアリは全て働きアリで基本的に舞妓アリと同じ序列にあるが、その働き度合によっては舞妓アリよりも偉いランクに格上げされることもあり、そのアリは『若旦那アリ』と呼ばれている。 [特筆すべき行動] 働きアリがエサを探しに行っている間、舞妓アリはおしゃくアリにマナーというマナーを叩き込む。 雅な6本脚の運び方、巣に入る前の一礼、音を立てずにチンパンジーを上品に頂く作法などを、舞妓アリの陰湿な嫌がらせを交えつつ学ぶ姿が目撃されている。 誤って女将アリの上座に立ってしまうと「アキマヘンエ、アキマヘンエ」と聞こえる鳴き声で一喝しながら、結った髪のような形をした頭部の針でガツガツとヘッドバットしている姿も見られる。 舞妓アリへと成長したおしゃくアリは、力のある若旦那アリへと取り入り、古い舞妓アリを次々と巣から追い出します。 これを学術用語で『お局様には早よう辞めてもらいましょか行動』と呼びます。 外来種の「フジヤマゲイシャ パパラッチアリ」や「ニホンエイガミテ カンチガイアリ」等による性的な嫌がらせ、及び捕食が原因で、絶滅危惧種に指定されるまで数が減ってしまった。 学名:saynotosakoku Formicidae 別名:フジヤマゲイシャパパラッチアリ 種目:ペリー目ペリー科 生息地:浦賀周辺 発見者:バチェ氏 フジヤマゲイシャパパラッチアリのオス 学名:Cobrakai Formicidae 別名:ニホンエイガミテカンチガイアリ 種目:パットモリタ目ミヤギ科 生息地:ロスアンゼルス 発見者:バチェ氏 ニホンエイガミテカンチガイアリ 次の昆虫へ>> ジオグラフィック一覧へ ネタメール絶賛募集中!! 投稿フォームは hosplug HP内番組ページから アナタのステキなネタをお待ちしております!!
https://w.atwiki.jp/ippanjin/pages/16.html
平時 ____ / \ / ─ ─ \ / (●) (●) \ | (__人__) | \ `⌒´ ,/ / ー‐ \ バーサーク時 ヘ //////lヽ/////////////////////////////////////////// `ヾ ∨////l `\////// /////////////////////ノ⌒)//// Ⅵ `ヾ/l \ ヽ ヽノ,ノ'′ //////////////////{{ j//// } }、 ノ j 、_ `ヽ、ゝ{ r=≠''"⌒厶、⌒ //////////ハ/ノハ// __.../// 〈、、__`ヾゞ、、 ∨/,/'′ ,イ。 )ン'⌒ー<`ヽ////// . }/. / イ ヘ `ヾ≧、、 `ヾイぐ、 _∠ゝ-<`ヽ / ,.イ ∨//ノ . ノ/ / /7ハ/ / \=≠O≧7/ `iヘ<二_`ヽ `ン ノ ノ . .///{.... . //// / /⌒)//i ///!ヘ、__,,/| l//ヽ、、  ̄ ̄ 〈// . ////777////./ / / { i! ////l `ーイ | l////ヽ 二ニ = ー 、∨ヘ//////////// / }i! ////∧\ ノ| l/////ハ ー ,ィく、\ ヽV//////////// / li! {//////\ヾ | l//////ノ ィ升≠テヾ}} . Y///// .l///// ji! }////////ヽ、 |___ j ∠彡' ̄ ハハハ人// ////// . l///// ) / //∨//////ハ`ヾW´ ____ --==彡イ/イ//// . . . l/////.__,.イ( ___....ィ / ///////>ヽ、ヾ- ´___..,,,,,,,,,、、、ミ、、 //////l . . . . j/////////// //////////////´ ハ 厂イト下 `ヾ ///////l . . . //////i!/// ///////////// ///∧ ノ ノ `ヾ . ////////l . . /////// 人物 スレの主人公。逸般人。 AAでは基本的に省略されているが眼鏡装備。 立ち位置 入速出家庭内 実質三男。 主夫として家事全般を切り盛りしている。 入速出一族内 入速出家長男であり、入速出本家当主。 槍使いの家系なのになぜか刀使い。 道場 現館長。 基本的に上座で茶を飲んで下からツッコミを食らうお仕事。 でも積極的に動くと門下生たちが悲鳴を上げる。