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団長(第一部) 帝国聖少女騎士団団長にして主人公。 年齢は二十代後半~三十代前半。 性格は、基本的に良い人。誰にでも優しいので、勘違いされることもしばしば。 その上超鈍感なのだから始末に困るとか。 少年の頃、自分が住んでいた村を焼かれ、唯一の肉親である妹を失う、という凄惨な過去を持っている。 この事件は、ネクロマンサーが起こしたものらしい。 上記の事件以来、団長は力を求めるようになり、愚直なまでに己を鍛え上げる。 そうして非凡な力を手にしたが、これもひとえにたゆまぬ努力の成果である。 基本を突き詰めていった結果、常人以上の力を手に入れたというタイプ。 しかしながら、その性格ゆえか一度崩れると弱いらしい。 かつて『オリオンのベルト』と呼ばれる特殊部隊に身を置き、戦神・軍神・白き雷などの異名で呼ばれるほどの凄腕の騎士だった。 しかし、一人歩きする名声と、それに応えるための重圧・部下の死などを経験し、心身を磨耗させていく。 その結果、当時恋人同士の関係であった女将軍との軋轢を生み、無気力状態に。 軍を辞め、無職で呑んだくれの生活を送ることになる。 それから数年後(?)、辺境の村で呑んだくれていたがクロトワによって軍に呼び戻されることに。 最初は騎士団の団長を務めることを拒否していたが、女将軍が共和国に居るという話を聞き、戦線に復帰することを決意する? しかしながら、宣戦復帰直後は長年の不養生がたたり、平均よりちょっと上くらいの実力にまで腕が落ちていたとか。 第一部では帝国に所属。 帝国聖少女騎士団を率い、共和国八騎将の半数を倒すなどの大戦果を上げる。 しかしながら、第一部最終決戦・総大将戦で行方不明となってしまう。 その後、第二部ではレジスタンスとして活躍する。 レジスタンスに参加するようになった経緯には諸説がある。 曰く、村が帝国の部隊に襲われているところを助けたから。 曰く、帝国の横暴(圧政・騎士崩れの横行など)を見てしまったか。 曰く、ボロボロになって倒れているところをレジスタンスに保護された。 など。 とにかくレジスタンスに所属し、その剣をかつての仲間に向けることになる。 一説によれば、第二部開始直後に記憶を失っていた、とのものもある。 (この辺りは詳しく決まっていないし、詳しく決める必要も無いかな?) 二部でもフラグメイカーぶりは健在で、多くの人に好意を持たれる。 もはや、これは一つの才能かもしれない。 そして、終章である第三部では、帝国・共和国・レジスタンスの連合軍に参加。 前半は亜人たちと戦うことになる。 後半では物語に終止符を打つべく、全ての黒幕である宰相との最終決戦へ。 武具結晶の使用は不可。 だが、最終決戦時(むしろ第三部?)では、武具結晶によって造られた(もしくは鍛えられた)剣を使うようになるとか。 ちなみに、その剣の製作者は鍛冶娘らしい。 実は古代種の生き残りや、その子孫ではないかとの説もあるが、実際のところは不明である。 古代種子孫説の場合は、宰相とは浅からぬ因縁を持つことに。
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若造(第一部) 共和国八騎将が一人。 ……なのだが、親の七光りで八騎将入りしたような存在のため、実力は無いに等しい。 だというのに傲慢な態度は崩さないという人。 そんな典型的なキャラであったが、オッサン死亡後からその頭角を現し始める。 武具結晶能力は、四大元素を集めるもの? 空気中に存在する水分を溜め込むことが出来るとかの設定もあった気がするが…… 単体ではあまり立たない能力であるが、オッサンの武具結晶と組み合わせて使うことによりその真価を発揮。 スチームブーストにより剣速を早めたり、自身に使用し突進力を高めるなどのことも可能だとか。 第一部では共和国に所属。 幾つもの敗北やオッサンの死などを経験し、人間的に成長していく。 第二部でも共和国に所属。 オッサンから受け継いだ知識や人脈を使い、総大将がいない共和国を纏め上げる。 第二部の途中からはいち早く亜人の動きに気が付き、隠し砦へと戦力を集中させる。 第三部では連合軍に参加。 突撃隊長ゴブリンとの死闘を繰り広げたり、女オークを説得したりする。 後半ではネクロマンサーの手によって蘇ったオッサンとのバトルがあるとかないとか。 第三部初期でツンデレを巡ってショタと決闘を繰り広げたりもするらしいが……? 名前案は ハワード=ジュールジョーネ=ディ=モンテ=ショスタコヴィッチ=フレンドリア三世 ハワード=ヴォルフガルグ=シュナイデアー ハワード=フィリッペン=ヴォルフガルグ=ファン=ガルガントス=シュナイデアー など。やたら長い名のが特徴。だが、ハワードであることは確定らしい。
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前:一部/1 次:一部/3 006 ーーっぅ、速いっ!!少し油断していたとはいえ、こんなに距離を詰められるとはっ!! すぐさま目前まで迫って来ている男に照準をあわせ、引き金を引く。 「くらえっ!!」 だが、銃弾は"彼"には当たらず、"彼がいた場所"を精確に通過していった。 男は大きく身を屈めこちらにあと二メートルほどの距離まで迫っていた。 考える余裕すら無く、反射的に照準を向ける。だが、すでに銃口の先の所まで男は迫ってきていた。 ━━間に合えっ!! 引き金を引こうとする。と同時に手から腕に衝撃が走り、金属が軋み唸り声を上げるのが聞こえた。 「ひぇっ?」 目の前の光景に目を疑った。彼が振り上げた拳によって、対戦車用の銃弾の発射に耐える高密度合金の銃身が、針金のように歪んだ曲線を描いている。 「すまないな、だが俺は強い。ただお前が銃を持っているので話がしづらかったのでな」 その二人組のクールぶった男が言った。 「俺の名前はカズマ。こっちのチビはアトル。聴きたい事が山ほどある」 なんなの、この男は。 旧人類なのに強すぎない? “ネオの力”を持っている私でさえ反応出来ないなんて。 「…私の名はカナエ。どうやらお互い敵対するつもりはないみたいだな」 007 「じゃあ色々と聞かせて貰うぞ」 「ちょっと待ってカズマ!なんか二輪車が凄い速さでこっちに来るよ!」 「奴らか?」 「解らない…でも乗ってるのは人型だよ?」 旧人類の増援か?いや…俺以外のやつが一人で武装もしないで出て来るはずがない 「カナエの仲間か?」 「いや…あなた達の仲間じゃないなら……跳んだっ!?」 突然、二輪車に乗っているその人型が跳躍したっ!そのまま慣性を利用し俺たちの前に着地し言った 「裏切るのか?ハーフ?」 「…誰だお前は?」 「俺か?俺は極東人間掃討部局長…ヴィラル!」 「…ヴィラル?なるほど、お前がそうか」 「そう言うお前は旧人類か。…今更地上にのこのこと出てきて、何を企んでいるんだ?」ヴィラルは薄い笑みを浮かべている。 旧人類には何も出来まい、といったところか。どうやら、今のカナエとのやり取りを見られていないようだ。それとも、今のを見てなお、余裕があるのか…? どちらにしろ、ここで闘り合うのはまずい。ヴィラルの力も、カナエがどちらに付くかも分からない。ヴィラルの口振りからすると、カナエは元々あちら側だ。 「裏切る?何を言うかと思えば、なかなか面白いことを言うじゃないか。だがヴィラル、アンタひとつ勘違いをしてるんじゃないか?」 「私はネオの連中を仲間だなんて思ったことは一度もない」 カナエはヴィラルの問いに対しはっきりと答えた。 それを聞いたヴィラルは心底面白いことを聞いたといった風に顔を歪ませた。 「仲間ぁ?俺達だってオマエを仲間だなんぞ思ったこたぁネェよ。モルモットが一匹逃げたから駆除しようとしただけだ」 「まあ、ネズミ狩りにヒト狩りが追加されちまったが…、つまんねぇ任務にゃかわりねぇ」 「オマエらはここで俺に為すすべなく狩られるんだよ!!」 ━どうする?━ ━ここでこれを使うしか…無いのか?━ 俺は自分の腕を一瞥した。そこに見える脈のような物、それは血管では無い。俺が『反逆者』として選ばれた理由、その最たる物がこれだった。 俺たちが『霊脈』と呼ぶそれは、不思議なーというよりも奇妙なー力『霊力』を宿している。 霊力は使用者の感情によって形を変える。俺が放つ力は燃費が悪いのだ。さっきここにくるのを迷ったのもそのためだ。策も無く力を使えば、時間として1時間もつかどうか…。 それにカナエに接近する時に僅かだがこれを使ってしまった。今のやり取りを見られていたとしたら、より強力なものを使わなければいけない。 「さぁて、ショータイムの始まりだ!」 その男は持ち合わせていた人の身長程の大剣を振りかざし、こちらに突進してきた。カナエの武器はさっき壊してしまったし、アトルに相手させるわけにもいかない。 「……使うしかないのか…!」 大剣が振り下ろされる。バックステップでかわしながら小声でつぶやく。 「(閃光弾をつかえ!)」 この声は聞こえないだろう……ただひとりを除いて… ヴィラルと俺との間にそれは転がりすぐさま炸裂した。 「がぁぁああぁぁ!!!!!?」 ヴィラルは両目を手でおおい悲痛の叫びをあげる。 「助かった」 と短く礼を言うとアトルは少し照れながらVサインで答えた。その隣ではカナエも「目が!目がぁぁ!!」と言いながらのたうち回っていた。 「どうするの?」とアトルが視線で訴えてくる。 「縛り上げる」 とだけ言うと俺は目を閉じた。感情を作り上げる。より冷徹で、より重々しく、より強固に……。目を開け、ヴィラルにその感情を向ける。次の瞬間、俺の手首のブレスレットから黒々とした鎖が飛び出し、ヴィラルを締めつけた。そして、そろそろ目が回復しようというヴィラルに言い放った。 「全て吐け」 「おいおい、何なんだ今のは!一瞬目が見えなくなっちまったじゃねえかクソッタレ!下等生物が!」 「状況がわかっていないようだな。死にたくなければ情報をよこせと言ってるんだ。」 「状況?わかってないのはお前の方だろう?」 そう言うとヴィラルは溶け始め、液体となって手枷をすり抜けた。 徐々にその液体は固体へと姿を変えていく。 「カズマ、ヤバイよ!」 「カナエ!あれは何なんだ?」 「ネオは分裂して個体を増やせる。」たしかに液体はふたつの固まりになろうとしていた。 「何?じゃああいつが増えるってのか?」 「ゆっくりおしゃべりしている時間はない。お前は左のを殺れ。分裂直後はいくぶんか弱体化する」 ヴィラルはすでに分裂を終えていた。そこには大きさが元の三分の二ほどの小さなヴェラルが二人になっていた。 「お前らぁ、ぶっ殺す!」 右ヴェラルが叫び、向かって行ったカナエを無視してカズマに突っ込んでくる。 大剣を振り下ろすヴェラルに対し、カズマは白羽取りの要領で剣を受け止める。 「やるじゃねぇか。・・・だが!分裂後だからといって下等生物に負ける俺じゃねえ!」 ヴィラルは剣をもう一度振り上げ、すぐに振り下ろす。だが再び受け止めた大剣には力が入ってはいなかった。 カナエが後ろから短剣でヴィラルの胸を一突きしていたからだ。 心臓を貫かれたヴィラルはその場に崩れ落ちた。 「・・・クソが。だが、もうひとりの俺は・・・グアアァ」 まだしゃべっていた死に損ないの頭を踏みつけ、もう片方のヴィラルを探すが、見当たらない。まんまと逃げられたようだ。 「あの二輪車で逃げていったよ。」 ぶっ殺すとか意気込んでいたが、一目散に逃げ出すあたりは冷静だったということか。 大きな風が、小さな砂埃をあげて俺達の前を吹き抜ける。辺りは何もなかったかのように以前の閑散とした空間に戻っていた。 「もう敵はいないようだな。」 「そうだな。でも此処にずっと居るのは危険だ、移動しよう。」 短剣を腰に掛けながらカナエが言った。 「でも、どこに行くの?」 アトルが二人の方を見て訊ねる。「私の…家だ」 008 暗かった。 鼻につく生ゴミのような臭いが嫌だった。 私は孤独だった。 助けが来る望みもないと思っていた。 死にたくても“力”に遮られて死ねなかった。 まさに地獄だった。 しかし永遠に続くと思えた地獄にも終わりが来た。 『ボクは君の味方だ』 何処からか声が聞こえた。 その声が聞こえた途端に…… 前:一部/1 次:一部/3
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言葉の「意味」 この「一部を除き」の意味ですがこれは主に反日ソングのことを差します。 正直、このサイト上でこのようなジャンルを「鬱曲」として紹介するかは迷いましたが 自国を侮辱されると言うことは決して嬉しいことでは無いでしょう。 聴いていて良い気分にはなりませんし、民度の低い奴らが作った曲とはいえ、とても不快な気持ちになります。 そして、このような曲の存在、事実を多くの人に知らしめる為、紹介させて頂くことに致しました。 せめて、この世に「反日ソング」と言うジャンルが「ある」と言うことだけでも分かって貰えれば幸いです。
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前:一部/2 次:一部/4 009 「…カナエ、おい、大丈夫か!」 声が聞こえる。 「…っ!?」 「良かったー、気づいたんだね。カナエさんうなされてたよ」 アトルが明るい声で言った。 カナエは起き上がった。 「ここは?」 ここは…、私の…家? 思い出した。 カズマと名乗る男と話していたらヴィラルに見つかったんだ。 それで…… 「カナエ、俺は早速ヴィラルのいるアジトに行きたいんだが…場所は解るか?」 「解るか」 「解らないのか……じゃあ俺はすぐにアジトを探しに行くがお前はどうする?」 私は… 何も迷う必要はない。私の目的は昔から1つだけなのだから。だからこそ、こいつの問い掛けにも即答する。 「勿論、付いていく」 「いいのか?お前は奴らの…」 「あいつらの仲間ではない。さっきもそういっただろう。お互いに仲間だと思った事などない」 全く、妙な所で気を遣う男だ。私は、あいつらの仲間と思われるだけでも不快だというのに。この男を納得させるためにも言葉を続ける。 「それに、ヴィラルと事を構えておいて、今更仲間です、とは言えないだろ?」 「それもそうだ。じゃあ、よろしくな、カナエ」 そう言って手を差し出してくる。このカズマという男も、アトルという付き人も、中々使えそうだ。今は友好的でも損はない。差し出された手を、無愛想にならない程度の笑みと共に握り返す。 「あぁ、よろしく」 010 カズマ達はカナエの隠れ家を出発し、とある場所へと向かっていた。カナエが脱走する前までにいた研究所である。 「二度と行くものかと思っていたが、ヴィラルのアジトへの手掛かりになりそうなのはそこしか知らん」 カナエはそう語った。 「どうやってそこまでいくの?もしかしてまた歩き?」 アトルが嫌そうなこえで言った。アトルは感覚こそ機敏ではあるが、身体能力は高くない。カズマやカナエのペースに合わせるのは辛いものがある。カズマ達がアトルに合わせればいいのだが、カズマにもカナエにもそんな優しさはカケラもなかった。 「いや、この隠れ家までに乗ってきたジープがある。それに乗っていこう」 アトルは小さくガッツポーズをした。それが過ちだったと気付くのはわずか5分後のことである。 011 歩くこと3分程で、ジープを隠しておいた場所に着いた。 「…ん?なんだ?」 ジープをじっとみて何かつぶやいている人影が見える。アトルはどうでもいい話(うまい棒は何味が至高か)を一人でのたまうことに夢中で気づかなかったのだろうか。格好は赤いマスクに同色のタイツ、何か本能的に正義を感じるのは俺だけだろうか。 「ん?貴様ら何者だ?ここにいるということは…なるほど、悪はこの俺様が滅ぼしてくれるわ!」 「ま、待て!俺はネオじゃない!」 「なるほどなるほど、話はわかった。ならば…………死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 そいつは手に持っている武器━釘の打ち付けられた、細長く棍棒に近い物━を振り上げ一気に距離を詰めて来た。 ━標的は…俺じゃない!? 「アトル、危ない!!」 オレは本能的にアトルを突飛ばし、赤タイツ野郎の攻撃をもろに受けた。 「ほぅ…、俺様の攻撃を受けて立っていられるとは…。面白い。」 視界が揺らぐ。それと同時に俺の『霊脈』が脈動する。確か、こいつは俺の危機を察知してさらに強くなるんだっけか… 自分の感情が高ぶっていくのを感じる。霊力が高くなるにつれ理性が消えていく。 より荒々しく、かつ鋭利に奴に怒りを向ける。ブレスレットが赤黒く輝き、次の瞬間には燃えるような刀身が姿を現した。 思い切り刀を振るう。致命傷とまでは行かない。しかし、それでいい。 「正義の味方は勝つんだよぉ!………ん?」 そこでやつは気づいた。自分のタイツが燃えていることに。 「これは……」 「これは焔霊(ほむらだま)だ!!!!」 カナエが俺の言葉を遮り叫ぶ。 「鋸のような刃が異常な摩擦を起こし焔(ほのお)がでるのだろう」 したり顔で解説していた。違うのに…… 「うおおおお!!燃える!燃えたぎるぞ!俺の燃え上がるような正義の心がッ!獄炎となって実体化したッ!!」 相手は俺の出した炎を勘違いしてテンションが上がっているようだ。 「お前馬鹿だろ。」と言いたいところだったが、そもそも全身赤タイツのやつに言っても意味ないだろうと思ったのでやめた。 「イクゾッ!!俺の正義の裁きを受けるがいい!!━正義の拳(ジャスティス・ナックル)━!!」 拳を振り上げ、いかにもというような技名を叫びながら、こちらに全速力で駆けてくる。 スピードはあるが、前のめったその体勢とその振りかぶった拳では隙だらけだ。 若干滑稽にも見えてくるその攻撃をよけるのは、容易だった。 俺は、小さく地面を蹴って、ヒラリと身を交わした……はずだった。 「うぐぅぉお…ッ!?」 視界が突然90度回転し、巨大な岩が飛んできたかのような衝撃を感じると、俺は、男が腕を降り抜けた方向へ飛ばされ、わずかに滑空し、地面を擦りながら静止した。 「うぅ……何だ今のは、躱したハズだぞ……」 顔面にモロに喰らってしまったので、まだ少し視界が揺れるが、ゆっくりと上体を起こし起ち上がると、タイツの男が少し驚いた顔でこちらを見た。 「フム、俺の拳を受けてすぐ立ち上がってくるとは、ナカナカやるではないか‼貴様、悪の幹部ダナッ‼」 なにを言っているんだこいつは。 「さっきから言ってるが、俺はネオじゃないと言ってるだろ……」 すると、タイツ男は呆れたように首を振り、小さくため息を吐いて答えた。 「君達は勘違いしているようだが、悪は"ネオ"ではなく"人間"だぞ?俺を勝手に人間扱いしているようだが、それは間違いだ。俺はネオに生まれ、邪悪な人間を滅ぼす正義のヒーロー!!ヴィクターだ!!」 それを聞いて俺は驚愕した。 ━っな⁉ネオだと⁉もう追ってきていたのか‼ 「どうしてここが分かった?」 昨日戦ったヴィラルという奴が俺たちの事を報告しても、ここまで早く見つけられるはずがない。 俺の顔をみて察したのか、聞きたいことを赤タイツが答え始めた。 「別に君を追ってきたわけではない。その顔をみると、どうしてここが分かったのか不思議そうだが、簡単なことだ。私が追っていたのはカナエという女……そして、ここはその女の家だからだ。逃亡犯を追う時に、まずそいつの家を見張るのは当然だろう?まぁ運良く、いや、君には悪いのだろうが、こうやって君にも出会えたわけだ。」 軽率だった。カナエが追われているなら、彼女の家に行くのは間違いだった。 「っはは、おかしな格好をしている割には、少しは頭が回るんだな。」 悔し紛れに言葉を吐くと、少し怒った様子で返してきた。 「失礼だなッ‼この格好は300年前、地球に押し寄せる怪獣達から人々を守っていたと言われる英雄の正装だ!!君達は思っているより知識が乏しいようだな」 フッと軽く鼻を鳴らしこちらをみて、さらに一言付け加える。 「ちなみに赤はリーダーの色でバリエーションは他に5つある。」 聞いてねぇよ、そんなこと。 くそ、おかしなやつだ。 調子が狂う。 それにしてもこいつ熱くないのか? 「フッ…驚いているようだな」 こいついつの間に後ろにッ!? 「何が起きた…!?」 カナエが言う。昨日話を聞いた時もそうだが何も知らないなコイツ…それよりあの全身タイツ…あの常軌を逸したタフさといいあいつも霊力を使えるのか? 「次にお前は『お前も霊力を使えるのか…?』と言う…」 「お前も霊力を使えるのか…?…ハッ!?」 「フッ…ンだが!俺はお前の霊脈を操るのとは少し違うんだよ…!ネオの力も勿論持っているがな」 つまりネオの力以外の力も持っているのか?あり得るのかそんなこと… 「何言ってんだコイツ…」 「カナエさん…思った事口に出しすぎ…」 そういえばカナエには霊脈の事を話してなかったな… 「フゥーハッハ!ンならばその体に刻んで貰おうか…俺の能力ハンドレッド パワーを!」 「ハンドレッドパワー…だと…?」 名前の感じからすると、自身の身体能力を100倍にする力なのだろうか。それならば、あのスピードやタフさに納得が… 「フゥーハハハァッ!邪悪なる人間よ、俺の能力が分からずに苦しんでいるな?ならば教えてやろう。俺の能力を!」 「何言ってんだコイツ…」とうとう、口に出してしまった。 「正義は悪に真っ向から立ち向かうものだ。君達のように、こそこそと隠れたりはしない!」 「…そこまで言うなら聞かせて貰おうか。ご自慢のハンドレッドパワーというやつを」 何言ってんだコイツと思うが、どのみち解明しなければならないのだから、勝手に喋ってくれるならありがたい。 「俺のハンドレッドパワーとは、俺自身の力を100増やす能力だ!!」 「やはり100倍に…え?」 「呆けた顔をするほど驚いたか、俺の能力は恐ろしいからな」 「え、100増やす…?」 「あまりの事に理解出来てないようだな。フッ、いいだろう説明してやる。さっきの正義の拳は、衝撃範囲を『100』cm増やしたのだ!」 「……炎に耐えているのは?」 「熱への耐久時間を『100』分延ばした!」 「………。」 「驚き過ぎて、声も出せんか。フゥハッハッ!」 この時、おそらく俺達三人は同じことを思った。 「(…び、ビミョーだ)」 「さて、そろそろ邪悪な人間どもにはこの世から退場してもらおう!」 ヴィクターはそう宣言すると同時に拳を地につけた。 「正義動力(ジャスティスドライバー)!」 その瞬間、地面から霊力の塊が吹き出した。その塊はそのままヴィクターに吸い込まれ―――― 「イグニッション!!」 ヴィクターの全身から霊力が溢れだす。 「俺様は霊脈から力を吸収し、一発だけ全てを吹き飛ばす力を得る!!」 あの霊力の量から考えると、言っていることは本当だろう。ただの人間ならなにも感じず消え失せるはずだ。 「ハンドレットパワーで貴様らの逃げ道を潰し、正義動力(ジャスティスドライバー)で敵を粉砕する!」 だが――――― 「これが、絶対正義の力だ!!邪悪な人間よ!」 「光に!なぁぁれぇぇぇ!!」 ――――――生憎俺は普通ではなかった。 俺は奴の必殺の一撃をもろに受けた。 「カズマ!」 アトルが叫ぶ。流石の俺でもこの一撃をまともに受けたらやばいと思ったのだろう。だが、俺はそこに立っていた。 「…な、ナンダト!?」 ヴィクターは自分の必殺の一撃を受けなお立っている者を見たことが無いのだろう、空いた口が塞がらない、と言った様子だ。 霊王の装束(ストレンジ・ヴェール)、自らの身体能力を霊力によって格段に上げるものだ。今の俺にとって目の前の敵を潰す事は、呼吸する事と同じだ。余裕過ぎる。しかし一方でこれは最も使いたく無い力だった。霊力を使いすぎてしまうからだ。この先の事も考えると、タイムリミットは…、 ━30秒━ 霊脈と呼吸を合わせる。オレは地面を蹴りタイツ野郎へと飛んでいく。 「消えた!?」 タイツ野郎はオレのことは見えてないらしい。まず裏をとり、一太刀入れる。 「グァッッ!」鈍い声が聞こえる。もう一太刀袈裟斬りを入れる。次、幹竹割り。しかしタイツ野郎はまだ立っている。時間はもうない。 「…仕方ないか。」 オレはタイツ野郎から少し離れ体制を整える。そして飛びかかる。 「…火産霊神(ほむすび)!」 振り上げた剣からは火柱が立ち上がり、まるで龍のようだった。 「これが終の秘剣か………」 とカナエがつぶやいた。 そして俺は剣を振り下ろした。 断末魔はなかった。焔はヴィクターを跡形もなく消し去り灰にかえした。 ━━終わった。 そこで俺の記憶は途切れた。 前:一部/2 次:一部/4
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いちぶのちいき【一部の地域】[名詞] (1)福井・宮崎県を示す言葉。 全国でも数少ないクロス・トリプルネット局が存在しており、ゴールデンタイムの主要番組が放送されていないことも当たり前である。 そのためどちらの県も、県境付近に住む人の多くは隣県のテレビ局を受信している。 (2)関西地区を表す言葉。 テレビ番組(特にフジテレビ系)でこのテロップが出る場合、関西自主路線の影響でネットが切られる。
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クマー(第一部) 謎の熊。 いつの間にか物語りに絡んできて、いつの間にか重要なポジションにいるような奴。 実は亜人族のスパイとして共和国に潜入したらしいが、現在ではそんなことは忘れてしまっているようだ。 ちなみに、亜人族の長であるスカアハとは幼馴染(級友)でもある。 すっとぼけたギャグキャラかと思いきや、実は古の聖獣だったりする。 胸にある月型の痣は聖獣の証なんだとか。 一説によれば、クマーは遺跡の管理者であった古代人の末裔で、遺伝子操作で今の姿になっているとの話も。 変身して獣人形態になることも出来るんだとか。 獣人形態では、腕力やタフネスは下がるが、遺跡に関する知識が蘇るらしい。 武具結晶の使用は不可能だが、亜人ゆえの頑強な肉体を持っている。 スカアハのゲイボルグを喰らっても生き延びるなど、全キャラクター中もっともタフネスは高いと思われる。 第一部では共和国に所属。 だが、ロボ子に一目ぼれしてしまい、以降ことあるごとに彼女にアタックをする。 第二部ではレジスタンスに所属。 共和国が敗戦し、半分野良と化していたが、ロボ子がレジスタンスに所属していることをしり、いつの間にかメンバーになっているとか。 第三部では連合軍に所属。 その正体が明らかになったり、亜人の長スカアハを説得したりと八面六臂の活躍を見せる。
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前:一部/3 次:一部/5 012 意識が朦朧としている。 たしか力を使いすぎたのだったか。 あぁ、カナエが二人に見える・・・。 いや、見間違いではない・・・本当に二人だった。 「目が覚めたのか、カズマ」 「よく寝たな」 二人のカナエが交互に話している。 「お、お前、なんで二人になっているんだ?分裂したのか?」 俺の口から疑問が飛び出す。 「何をそんなに驚いているのだ。分裂なら以前にも見ただろう?」 「それに・・・分裂なら旧人類もできると聞く。」 「・・・減数分裂とやらを見せてくれないか・・・?」 カナエの火照った顔をよくよく見ると、なかなかかわいい顔をしているような気がしてきた。 「減数分裂がどんなものか知っているのか・・・?」 「ああ」 よし、なるようになれ! 013 そこで目が覚めた。 何か良い夢を見ていたような・・・。 よく思い出せない。 「あ、起きた!」 ベッドの傍らにはアトルがいた。 「・・・ここはどこだ?」 ヴィクターとか言うタイツ野郎を倒したところしか覚えていない。 「ここはカナエさん達の隠れ家だったところだって。地下とか太陽の光が入って来ないところには純粋なネオはほとんど入って来れないらしいよ。」 「そんな大事なことなんで先に言わなかったんだよ!」 流石に頭にきた。 「探し物があった」 「探し物?」 確かにあの時カナエは家で何かを探していたな。 「ある人から貰った形見を探していた。昔、私はある研究施設に捕まっていた。その施設から助けてくれた恩人の物だった」 カナエは悲しい顔をして言った。 「それでも、危険を冒してまで行く理由はあったのか?」 「これには特別な力があったから放置する事は出来なかった」 そう言いながらカナエは首にかかっているペンダントを見せてきた。 「このペンダントはネオの力を増幅したり抑えたり出来る」 俺には必要のない物だな 「増幅するっていうのは解るけど抑えるっていうのは必要なの?」 「実験中に力が暴走した時に使う」 まぁ分裂する位だから何が起きてもおかしくはないな。 「暴走って一体何が起きるの?」 「まぁ主に体に影響が出るな。」 ということはカナエの体があんな事やこんな事に… 「男二人…期待させて悪いがお前らが想像しているような事にはたぶんならない。まぁなったらその時は頼むよ…カズマ」 えっ…どう言うことなんだ…何て答えればいいんだ。 俺は少し逡巡してから、無理に答える必要はないと結論付けた。カナエの口調にも、はっきりしない所があるし、あまり愉快な話ではなさそうだ。 「そういえば、アトルは『カナエさん達の隠れ家だった』って言ったよな?」 強引な転換だったかもしれないが、この言葉が気になっていたのだ。 「少し、気になる所が、」と、そこまで言った所で、カナエが割り込んできた。 「気になる所が二つある、か?」 「…!」 「お前らの聞きたい事は分かっている。『~達の』ということは私に仲間がいるのか。『隠れ家だった』と何故過去形なのか。この二つだろう」 「あぁ、その通りだ。その情報は、これからの戦いに関係がありそうだからな」それを聞くと、カナエは目を閉じ、ゆっくりと息を吐いてから語りだした。 「まず私『達』のことについて話そうか」 カナエはゆっくりと語り始めた。 「私がネオとのハーフだという話はしたな?」 「ああ」 「私がいた研究所には私の他にも何人かのハーフがいたんだ」 「ネオと人間のハーフがまだ他に…?」 「そうだ。ネオの研究所で『飼育』されていたハーフの1人だったんだ、私は」 カナエは懐かしむような、それでいて悲しそうな声で続けた。 「私達は研究所にいても未来はないことはわかっていた。仲間の数が半分にもなればな」 「だから私達は研究所から逃げ出した。幾つかのグループに別れ、いつか再び会えると信じて…」 そこまで言って、カナエは言葉を区切った。 「そんな簡単に逃げ出せるものなの?」 アトルがカナエに問う。 「無論私達だけでは無理だっただろう。だが、私達に協力してくれた人がいたんだ。その人のことは後で話そう」 「兎に角、私のいたグループはなんとか逃げ出すことが出来た。私達は放棄されたシェルターを使って隠れ家を作り、ネオの連中に見つからないようにひっそりと生活するようになった」 「ここまでが私『達』の話だ。次はここが隠れ家『だった』ことについてだな」 一度間をおき、カナエは再び話しだした。 「まあ、端的に言ってしまえばネオに場所を特定されてしまったんだ。2ヶ月程前だったか。だから拠点をコテージに移した。それだけだ。」 まあ、この位なら話してもいいだろう。明かしたところで私に何も支障は無い。しかしあの研究所で行われた『あの実験』についてはこいつらに言う必要は無いだろう。 014 2年前、ネオは独自の科学力を持ってして、人口受精、年齢の調整、固定を可能にした。本来無性生殖の出来るネオがわざわざ有性生殖の研究を勧めたのは、より優れた個体を生み出すために他ならない。 そして、サンプルNO.25304「新 旧=15 1,雌,生後180~200ヶ月」として生を受けたのが、私だった。 他にも同じようなサンプルが大量に生産されていた。使えないと見なされた駄作のサンプルは、とても正気の沙汰とはおもえない実験を受け、絶命していった。研究所には人道なんて存在しなかった。優秀なサンプルでも、目当てはそのゲノムだけ。細胞を抽出したらもはや用済み。あとは何もない荒野に捨てられるだけだ。私も荒野に捨てられた。どのくらいの時間生死の間をさ迷っただろう。 ━死にたい…………… そう思ったことは何回もある。思っただけではない。何度も自殺を試みた。丘に登りそこから…落下した。 ━これで死ねる…… 緩やかに加速していた体は勢いよく地面に叩きつけられる。体には一瞬激痛がはしり、あまりの衝撃に私は気を失った。 だが、現実は消して甘くなかった。自分の体は想像以上に頑丈だった。世の中に希望はない。私は生きることを拒絶し、死に拒絶されていた。そして、また死を求めて丘に登るのだった… 何回目だっただろうか。目を覚ました私はいつもとちがう場所にいた。ベットの上に寝かされていた。 ━ここはどこだ…? 窓がない。いや、そもそも部屋というよりも洞窟に近い。本当に寝ることのみを目的とした部屋なのだろう。 「起きたのか」 突然響いた声に私は反応した。 「ここはどこだ?」 「俺の隠れ家。」 「お前は誰だ?」 「俺はハヤト。」 ハヤトは淡々と答えた。 「なぜ私をここへ運んだ?」 非難するように私は彼に言った。 「なぜって・・・君が倒れていたからだよ。か弱い女の子が倒れていたら、助けずにはいられないのが紳士ってもんさ。それとも余計な真似だったとでも言うのかい?」 「その通りだ。余計な真似だった。私は死にたいんだ。」 男は少し悲しそうな顔をして 「そうか、悪かったな。だが、見たところ、君はあの研究所からの脱走者の一人だろう?俺たちに協力してくれないか?」 「そんな事はどうでも良い。お前にも興味はない。なんならお前が私を殺してくれ。」 「研究所の君たちの同胞を脱走させたいんだ。俺たちだけでは難しい。君の協力が必要だ。」 研究所と聞いてこの男に興味が湧いた。 「研究所?」 「そう。君たちは脱走に成功したが、未だににあそこに動物同然の扱いを受けている君の仲間も多い。」 「無理だ。研究所の警備の厚さは異常だ。最重要機関の一つだぞ。」 「俺たちも結構な戦力を持ってる。」 私の力で仲間が助かるならば、協力をしよう。死ぬのはそれからでも遅くはない。 「わかった。お前たちに協力しよう。」 前:一部/3 次:一部/5
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バルザック(第一部) 共和国八騎将が一人。 スカルアーマーを常に身に付けている不気味な男。 無口でほとんど喋ることは無い。 以前はとある小国の王をしていたが、共和国によって壊滅させられる。 その際に、外道によって今の姿へと改造されたと言われている。 感情も薄く、実質外道の手駒と言えるだろう。 彼の持つバルザック騎士団は無敵の騎士団として恐れられている。 何故ならば、騎士団員たちが死や痛みを恐れずに向かってくるからだ。例え斬られようとも叩き潰されようとも起き上がり、ただただ前進を繰り返す。 その実態は、バルザックの武具結晶によって作り上げられた幻像である。 ちなみに、武具結晶の名前案には『ファントム・キングダム』『望郷』『13ステアウェイ』がある。 非戦闘時には花壇の手入れを欠かさなかったり、小動物と戯れるなど意外な一面を持っている。 他の八騎将からも不気味がられているようだが、メカ子はバルザックに対して心を許している? 第一部のみの登場で、共和国に所属。 帝国聖少女騎士団と総力戦を繰り広げるが、最後は騎士団のメンバー(団長説と蘭丸説がある)と一騎打ちをし、死亡する しかしながら、バルザックから得られたデータは、後の機械化兵を生み出す要因となるとか。
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パパ 巨漢パパ・巨漢などの別称もあり。 共和国八騎将が一人。 元々は奴隷であったが、実力と戦果が認められて(もしくは武具結晶の適応があったから?)八騎将の一人に数えられるまでになる。 奴隷時代に喉に傷を負ったため、喋ることが出来ない。 奴隷仲間の解放のために戦っているらしい。 体同様どっしりとした性格をしており、同じ八騎将の月影や騎士団員からは厚い信頼を得ている。 性格はどちらかといえばシャイなほう。 ママさんに迫られても手を出さない奥手(ママさん曰く意気地なし)な人。 しかしながら、戦闘となれば闘争本能剥き出しで敵を討つ。 武器はカタパルトのように巨大なボウガン。 単体での命中精度は低いが、メカ子のサポートを得ることにより命中率を飛躍的に高めることが可能。 武具結晶能力は、重力を付加するものと言われている。 ボウガンから放たれる矢にこの能力を付加することにより、周囲100mくらいを圧殺可能な驚異的な兵器となる。 第一部では共和国に所属。 帝国聖少女騎士団と戦い善戦するも、外道の策略によって死亡する。 第三部ではネクロマンサーによって召喚される。 だが、メカ子を守るためにネクロマンサーの呪縛を振りほどき、在るべき場所へと還っていく。 名前の案は エイツ=マニ=エイス パパス=ジェロニア レオス=パパン=ジェロニア シチウ=ジルニア パパン=ジェロニモス パーパ=ジェロニアス=シ=チヨ イオス=クランプ=リズナー の七つ。 奴隷時代につけられた名前を、自分への戒めとして今も使っているとか。